JP2018011039A - Ledモジュール - Google Patents

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【課題】広配光且つ高効率を実現するLEDモジュールを提供する。【解決手段】基板と、基板上に互いに隣接して配置された複数のLED装置とを備えるLEDモジュールであって、複数のLED装置は、それぞれ、発光ダイオード素子と、発光ダイオード素子の側方に配置された反射部材と、発光ダイオード素子の上方に配置された透光性部材とを備える第1のLED装置及び第2のLED装置を有し、第1のLED装置は、全ての側面が他のLED装置と隣接し、透光性部材の全ての側面に反射部材を有し、且つ上面が光取り出し面であり、第2のLED装置は、他のLED装置と隣接する側面と他のLED装置と隣接しない側面とを有し、透光性部材の側面のうち、他のLED装置と隣接する全ての側面に反射部材を有し、他のLED装置と隣接しない側面が光取り出し面であり、且つ上面が光取り出し面であることを特徴とするLEDモジュール。【選択図】図1

Description

本開示はLEDモジュールに関する。
基板上に、複数の発光ダイオード(LED)装置が配置されるLEDモジュールが知られている(例えば、特許文献1)。このLEDモジュールでは、LED装置の側面が蛍光部材又は反射部材で構成され、LED装置の蛍光部材と、他のLED装置の反射部材とが対向するように複数のLED装置が配置されている。
特開2014−143246号公報
しかしながら、特許文献1に係るLEDモジュールにおいて、LED装置の反射部材がLEDモジュールの最外周に位置するように配置された場合、LED装置の内部からの光がLEDモジュールの最外周に位置する反射部材で反射され、LEDモジュールの配光が狭くなる。即ち、LED装置からの光がLEDモジュールの最外周から外側に広がりにくく、配光が狭くなる。このようなLEDモジュールは、室内照明等の広い配光が求められる用途には不向きである。また、1つのLED装置の蛍光部材からなる側面が、隣接する別のLED装置の反射部材からなる側面と面しているため、1つのLED装置の蛍光部材から出射された光が、対向するLED装置の反射部材に反射された後、他のLED装置の蛍光部材に入射して吸収されることがある。これにより、光の取り出し効率が低下する。
本開示は、以下の発明を含む。基板と、前記基板上に互いに隣接して配置された複数のLED装置とを備えるLEDモジュールであって、前記複数のLED装置は、それぞれ、発光ダイオード素子と、前記発光ダイオード素子の側方に配置された反射部材と、前記発光ダイオード素子の上方に配置された透光性部材とを備える第1のLED装置及び第2のLED装置を有し、前記第1のLED装置は、全ての側面が他のLED装置と隣接し、前記透光性部材の全ての側面に反射部材を有し、且つ上面が光取り出し面であり、前記第2のLED装置は、他のLED装置と隣接する側面と他のLED装置と隣接しない側面とを有し、前記透光性部材の側面のうち、前記他のLED装置と隣接する全ての側面に反射部材を有し、前記他のLED装置と隣接しない側面が光取り出し面であり、且つ上面が光取り出し面であることを特徴とするLEDモジュール。
上記の構成を備えることにより、広配光化及び高効率化されたLEDモジュールを実現することができる。
実施の形態に係るLEDモジュールを示す模式平面図である。 図1中の第1のLED装置のA―A’線における模式断面図である。 図1中の第2のLED装置のB−B’線における模式断面図である。 第2のLED装置の変形例を示す模式断面図である。 第1のLED装置の製造方法を示す模式断面図である。 第2のLED装置の製造方法を示す模式断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための構成を例示するものであって、本発明を特定するものではない。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。
本実施形態に係るLEDモジュール100では、図1に示すように、基板20上に複数のLED装置10が互いに隣接して配置されている。そして、複数のLED装置10は、それぞれ発光ダイオード素子11を有し、発光ダイオード素子11の側方には反射部材12が配置されている。さらに、それぞれの発光ダイオード素子11の上方には、第1透光性部材13が配置されている。ここでは、第1透光性部材13に蛍光体が含まれている。そして、これら複数のLED装置10のうち、第1のLED装置10aは、図1及び図2に示すように、全ての側面が他のLED装置と隣接し、第1透光性部材13の全ての側面には反射部材12が配置されている。さらに、第1のLED装置10aの上面が光取り出し面である。一方、第2のLED装置10bは、図1及び図3に示すように、他のLED装置と隣接する側面と、他のLED装置と隣接しない側面とを有し、第1透光性部材13の側面のうち、他のLED装置と隣接する全ての側面には反射部材12が配置され、他のLED装置と隣接しない側面が光取り出し面である。第2のLED装置10bではさらに、上面も光取り出し面である。これにより、図1に示すように、第2のLED装置10bはLEDモジュール100の最外周に配置され、第1のLED装置10aは、LEDモジュール100の最外周以外に配置されることとなる。そして第1のLED装置10aは、全ての側面を他のLED装置に囲まれる。このようなLEDモジュール100では、LEDモジュール100の側面に光取り出し面があるため、LEDモジュール100の側面に光取り出し面が無い場合と比較して、広配光とすることができる。即ち、第2のLED装置10bの光取り出し面が、LEDモジュール100の側面に位置するため、光をLEDモジュール100の側方に出射することができ、広配光とすることができる。
また、第1のLED装置10aの第1透光性部材13が、全ての側面に反射部材12を有することにより、第1のLED装置10aの内部で発光する光は反射部材12で反射され、第1のLED装置10aの上方に取り出される。これにより、第1のLED装置10aの内部で発光する光が他のLED装置に入射して吸収される可能性を低くすることができる。同様に、第2のLED装置10bの第1透光性部材13の側面のうち、他のLED装置と隣接する全ての側面は反射部材12を有するため、光が他のLED装置に入射して吸収される可能性を低くすることができる。それだけでなく、第1のLED装置10a及び第2のLED装置10bからの光が、LEDモジュール100の基板20に入射して吸収される可能性も低くすることができる。反射部材12は、反射部材12が配置される第1透光性部材13の側面において、第1透光性部材13の側面を全て覆うように設けることが好ましい。なお、第2のLED装置10bは、側面に光取り出し面があるが、光取り出し面となる側面は他のLED装置と隣接しないため、光が他のLED装置に入射して吸収される可能性は低い。これらの結果、LEDモジュール100の光の取り出し効率の低下を抑制することができる。
さらに、第1のLED装置10a及び第2のLED装置10bの第1透光性部材13が、他のLED装置と隣接する側面に反射部材12を有することにより、反射部材12がない場合と比較して、LEDモジュール100の上方から光を取り出すまでに光が進行する経路を短くすることができる。これにより、光が基板20等に吸収されるのを抑制することができるため、光の取り出し効率の低下を抑制することができる。即ち、第1のLED装置10a及び第2のLED装置10bの第1透光性部材13の側面に反射部材12がある場合、LED装置10の内部で発光する光はすぐに反射部材12にあたってLED装置10の上方から取り出される。このため、光の取り出し効率が低下する前にLEDモジュール100の上方から光を取り出すことができる。
また、図2及び図3に示すように、発光ダイオード素子11の側方に反射部材12が配置されているため、発光ダイオード素子11から発生した光が、隣接する発光ダイオード素子に吸収される可能性を低減することができる。即ち、発光ダイオード素子11の発光層で生じた光は、その光があたる材料の組成が発光層と似ているほど吸収されやすいが、反射部材12を配置することで、光は隣接する発光ダイオード素子の発光層やその周辺に吸収されにくくすることができる。反射部材12は、反射部材12が配置される発光ダイオード素子11の側方において、発光ダイオード素子11の側方を全て覆うように設けることが好ましい。
以下、LEDモジュール100における各部材について説明する。
(LED装置)
複数のLED装置10は、発光ダイオード素子11を収納するハウジングを設ける代わりに、発光ダイオード素子11の側方に反射部材12が配置されるCSP(Chip Size Package又はChip Scale Package)型とすることが好ましい。CSP型のLED装置10では、発光ダイオード素子11の下方にも反射部材12を配置してもよい。CSP型のLED装置10は更に、発光ダイオード素子11のn側電極15a及びp側電極15bに、金属バンプ、ポスト電極などの外部接続用の金属端子を設けていることが好ましい。これにより、基板20上にLED装置10を密接配置することができるため、基板20上に配置できるLED装置10の数が増え、LEDモジュール100の発光強度を向上させることができる。それだけでなく、LED装置10を密接配置することで、LEDモジュール100を上面から見た場合、発光面をより均一に光らせることができる。また、LED装置10の数が同一の場合、LED装置10を密接配置することで、基板20のサイズを小さくできるため、部材コストを下げることもできる。LED装置10として具体的には、上面視において一辺を約1mm〜2mmの略矩形状とすることができる。基板20上にLED装置10を密接配置する際の実装精度を考慮すると、発光ダイオード素子11同士の距離は、約0.4mm〜1.2mmが好ましく、LED装置10同士の距離は、約0.2mm〜1mmが好ましい。
複数のLED装置10は、図1に示すように、上面視において、マトリクス状に配列されていることが好ましい。これにより、LED装置10を実装しやすくなるとともに、LED装置10を実装するための基板20の配線の設計もしやすくなる。それだけでなく、複数のLED装置10は、上面視において矩形となるため、基板20の最外周までLED装置10を密接配置することができる。また、複数のLED装置10は、直列接続されていることが好ましい。これにより、複数のLED装置10の電流値が略同一となるため、複数のLED装置10からの発光も略同一とすることができる。さらに、複数のLED装置10は、基板20の上面及び下面に配置されていることが好ましい。これにより、LEDモジュール100の下面からも発光するため、LEDモジュール100を更に広配光とすることができる。
LEDモジュール100では、第1のLED装置10a及び第2のLED装置10bを組み合わせて配置することで、所望のLEDモジュール100としている。第1のLED装置10a及び第2のLED装置10bは、例えば以下の方法により作製することができる。以下では第2のLED装置10bを例に挙げて説明する。
まず、図5(a)に示すように、支持基板30を用意し、発光ダイオード素子11の電極15側を上にして支持基板30の上面に配置する。そして図5(c)に示すように、発光ダイオード素子11及び発光ダイオード素子11の周囲を反射部材12で埋め、発光ダイオード素子11の電極15が反射部材12の上面から露出するようにする。反射部材12は、例えば白色樹脂からなる。なお、図5(b)に示すように、反射部材12を配置する前に、後述する第2透光性部材14を発光ダイオード素子11の側方に形成してもよい。その後、図5(d)及び図5(e)に示すように、支持基板30を除去し、除去した領域に第1透光性部材13を配置する。第1透光性部材13は、例えば蛍光体シートからなる。これにより、発光ダイオード素子11の発光面側に第1透光性部材13が配置される。次に、図5(f)及び図5(g)に示すように、発光ダイオード素子11の発光面側に配置された第1透光性部材13を一部除去し、除去した領域に反射部材12を配置する。その後、図5(h)に示すように、第1透光性部材13及び反射部材12を切断して発光ダイオード素子11を個片化することで、第2のLED装置10bを得ることができる。
このとき、上面視において、隣接する二つの発光ダイオード素子11を囲むようにして、第1透光性部材13を一部除去して反射部材12を配置することで、一つの側面に光取り出し面を有する第2のLED装置10bを同時に二つ得ることができる。同様に、上面視において、隣接する四つの発光ダイオード素子11を囲むようにして、第1透光性部材13を一部除去して反射部材12を配置することで、隣接する二つの側面に光取り出し面を有する第2のLED装置10bを同時に四つ得ることができる。なお、図6(a)〜(h)に示すように、同様の方法を用いて第1のLED装置10aを得ることができる。この場合、上面視において、一つの発光ダイオード素子11を囲むようにして、第1透光性部材13を一部除去して反射部材12を配置することで、第1のLED装置10aを一つ得ることができる。
図5(f)及び図6(f)に示すように、第1透光性部材13を一部除去する際、第1透光性部材13と反射部材12が接する領域近傍の反射部材12も一部除去するのが好ましい。これにより、一部除去しようとした第1透光性部材13が除去されずに残る可能性を低減することができる。この結果、第1のLED装置10a及び第2のLED装置10bの第1透光性部材13の、他のLED装置と隣接する側面から光が出射される可能性を低減することができる。また、反射部材12を除去する深さは反射部材12の厚みの半分より小さいことが好ましい。これにより、反射部材12の大部分は除去されずに残るため、LED装置10の強度を保つことができる。
それだけでなく、第1透光性部材13を一部除去する際、第2透光性部材14は除去しないようにするのが好ましい。これにより、第2透光性部材14は、後述する傾斜を保つことができるため、発光ダイオード素子11からの光を反射部材12でより反射させやすくすることができる。
(発光ダイオード素子)
発光ダイオード素子11としては、半導体発光素子を用いることができる。半導体発光素子は、透光性基板と、その上に形成された半導体積層体とを含むことができる。透光性基板には、例えば、サファイア(Al)のような透光性の絶縁性材料や、半導体積層体からの発光を透過する半導体(例えば、窒化物系半導体)を用いることができる。半導体積層体は、例えば、第1導電型半導体層(例えばn型半導体層)と、発光層と、第2導電型半導体層(例えばp型半導体層)とを含む。半導体層には、例えば、III−V族化合物半導体等の半導体材料から形成することができる。具体的には、InAlGa1−X−YN(0≦X、0≦Y、X+Y≦1)等の窒化物系の半導体(例えばInN、AlN、GaN、InGaN、AlGaN、InGaAlN等)を用いることができる。
(反射部材)
反射部材12は、例えば金属層や白色樹脂により形成することができる。発光ダイオード素子11の側方に配置される反射部材12は、発光ダイオード素子11側の面は、基板20から遠ざかるほど発光ダイオード素子11との距離が広がる傾斜を有することが好ましい。これにより、発光ダイオード素子11からの光は反射部材12の傾斜に当たり、主に上方に進行する。この結果、反射部材12が傾斜を有しない場合と比較して、LED装置10の光の取り出し効率を向上させることができる。また、反射部材12の傾斜面は曲面とすることにより、発光ダイオード素子11からの光をLED装置10の上方に反射させやすくすることができ、LED装置10の光の取り出し効率をより向上させることができる。
(第2透光性部材)
反射部材12と発光ダイオード素子11との間には、第2透光性部材14を配置することができる。これにより、発光ダイオード素子11からの光を反射部材12でより反射させやすくすることができる。このような材料としては、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂等が挙げられる。第2透光性部材14は、反射部材12側の面が、基板20から遠ざかるほど発光ダイオード素子11との距離が広がる傾斜を有することが好ましい。これにより、第2透光性部材14の傾斜に沿って反射部材12を形成することが可能となる。
このような傾斜を有する第2透光性部材14は、例えば以下の方法により形成することができる。まず、支持基板30の上に、発光ダイオード素子11の電極15側を上にして配置する。そして第2透光性部材14が透光性樹脂材料から形成される場合には、第2透光性部材14の原材料となる液状樹脂材料を、ディスペンサ等を用いて、発光ダイオード素子11と支持基板30との境界に沿って塗布する。これにより、液状樹脂材料は、支持基板30の上に広がるとともに、表面張力によって発光ダイオード素子11の側面を這い上がる。その後に、液状樹脂材料を加熱等によって硬化させて、第2透光性部材14を得る。この結果、傾斜を有する第2透光性部材14を得ることができる。反射部材12は、このような第2透光性部材14の傾斜面を覆うように形成すればよい。
液状樹脂材料が発光ダイオード素子11を這い上がる距離は、液状樹脂材料の粘度および塗布量を調節することにより、制御することができる。液状樹脂材料の粘度は、フィラー等の添加によって調節することができる。
(第1透光性部材)
LED装置10の光取り出し面は、第1透光性部材13で構成されている。第1透光性部材13は、例えば、透光性材料のみで構成することもできるし、透光性材料と蛍光体とを含むこともできる。第1透光性部材13に蛍光体が含まれている場合、発光ダイオード素子11からの光を変換し、その変換光を取り出すことができる。第1透光性部材13は、発光ダイオード素子11からLED装置10の光取り出し面までの経路のすべてを塞ぐ位置に設けられていることが好ましい。さらには、LED装置10の光取り出し面は、全て第1透光性部材13で構成されていることが好ましい。これにより、発光ダイオード素子11からの光を外部に取り出しつつ、発光ダイオード素子11を外部から保護することができる。また、第1透光性部材13に蛍光体や光散乱剤が含まれている場合には、LED装置10からの光の色ムラを低減することができる。図4に示すように、第2のLED装置10bの側面のうち、他のLED装置10と隣接しない側面に位置する、発光ダイオード素子11の側方には、第1透光性部材13が配置されることが好ましい。これにより、発光ダイオード素子11の側方からも光が出射されるため、LEDモジュール100を更に広配光とすることができる。透光性材料としては、透光性樹脂、ガラス等が使用できる。透光性樹脂としては、シリコーン樹脂、シリコーン変性樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、メチルペンテン樹脂、ポリノルボルネン樹脂などの熱可塑性樹脂を用いることができる。特に、耐光性、耐熱性に優れるシリコーン樹脂が好ましい。
蛍光体は、発光ダイオード素子11からの発光で励起可能なものが使用される。例えば、青色光又は紫外線光で励起可能な蛍光体としては、セリウムで賦活されたイットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体、セリウムで賦活されたルテチウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体、ユウロピウムおよび/又はクロムで賦活された窒素含有アルミノ珪酸カルシウム系蛍光体、ユウロピウムで賦活されたシリケート系蛍光体、βサイアロン蛍光体、CASN系蛍光体、SCASN系蛍光体等の窒化物系蛍光体、KSF系蛍光体、硫化物系蛍光体、量子ドット蛍光体などが挙げられる。これらの蛍光体と、青色発光ダイオード素子11又は紫外線発光ダイオード素子11とを組み合わせることにより、様々な色のLED装置10(例えば白色系のLED装置10)を製造することができる。第1透光性部材13には、粘度を調整する等の目的で、各種のフィラー等を含有させてもよい。第1透光性部材13の主材料としてシリコーン樹脂を用いる場合は、シリコーン樹脂よりもタック性の低いエポキシ樹脂などを主材料とするコート膜により第1透光性部材13を被覆してもよい。
(基板)
基板20には、複数のLED装置10が実装される。基板20の表面には、複数のLED装置10に電流を供給するための配線パターンを形成することが好ましい。これにより、LED装置10を配線パターン上に配置して、LED装置10の電極15を金属バンプや導電性接着剤等により配線パターンに接続することで、LED装置10に電流を供給することができる。基板20として具体的には、アルミ基板、銅基板、AlN基板、SiC基板等を用いることができる。
100 LEDモジュール
10 LED装置
10a 第1のLED装置
10b 第2のLED装置
11 発光ダイオード素子
12 反射部材
13 第1透光性部材
14 第2透光性部材
15 電極
15a n側電極
15b p側電極
20 基板
30 支持基板

Claims (5)

  1. 基板と、前記基板上に互いに隣接して配置された複数のLED装置とを備えるLEDモジュールであって、
    前記複数のLED装置は、それぞれ、発光ダイオード素子と、前記発光ダイオード素子の側方に配置された反射部材と、前記発光ダイオード素子の上方に配置された透光性部材とを備える第1のLED装置及び第2のLED装置を有し、
    前記第1のLED装置は、全ての側面が他のLED装置と隣接し、前記透光性部材の全ての側面に反射部材を有し、且つ上面が光取り出し面であり、
    前記第2のLED装置は、他のLED装置と隣接する側面と他のLED装置と隣接しない側面とを有し、前記透光性部材の側面のうち、前記他のLED装置と隣接する全ての側面に反射部材を有し、前記他のLED装置と隣接しない側面が光取り出し面であり、且つ上面が光取り出し面であることを特徴とするLEDモジュール。
  2. 前記発光ダイオード素子の側方に配置された反射部材は、前記発光ダイオード素子の側の面が、前記基板から遠ざかるほど前記発光ダイオード素子との距離が広がる傾斜を有することを特徴とする請求項1に記載のLEDモジュール。
  3. 前記複数のLED装置は、上面視において、マトリクス状に配列されている請求項1又は請求項2に記載のLEDモジュール。
  4. 前記複数のLED装置は、直列接続されている請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のLEDモジュール。
  5. 前記複数のLED装置が、前記基板の上面及び下面に配置されている請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載のLEDモジュール。
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