JP2018010607A - コンテンツ提示装置、コンテンツ提示方法、およびプログラム - Google Patents

コンテンツ提示装置、コンテンツ提示方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】従来にない簡単なユーザーインタフェースで、過去何十年にもわたるテレビ番組のアーカイブの中から番組を探し出せるようにしたコンテンツ提示装置を提供する。【解決手段】コンテンツ提示装置は、選択された生年の情報を受け付ける生年選択部と、選択された年齢の情報を受け付ける年齢選択部と、前記生年選択部が受け付けた前記生年と前記年齢選択部が受け付けた前記年齢とから算出される年を特定するとともに、特定された前記年に関連付けて記憶されている番組の情報をマトリックス状に配置し、配置された前記番組の情報から選択された番組を受け付ける番組選択部と、前記番組選択部において受け付けた番組の映像を提示する番組提示部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、コンテンツ提示装置、コンテンツ提示方法、およびプログラムに関する。
テレビ番組は日々制作され、放送され、また現在までに膨大な量のテレビ番組がアーカイブとして保存されている。蓄積された過去のテレビ番組をユーザーが視聴するための、様々な検索方法について研究されている。従来の技術では、番組のジャンルや、出演者や、番組に関するキーワードや、放送年(放送日時)や、画像の特徴や、ユーザーの視聴履歴や好みなどを用いて番組を検索する方法がある。
例えば、特許文献1には、画像の特徴に基づいてテレビ番組を検索する技術が記載されている。
また、例えば、特許文献2には、ユーザーの嗜好に基づいてテレビ番組を検索する技術が記載されている。
特開2015−026202号公報 特開2010−183319号公報
しかしながら、より一層簡単なユーザーインタフェースで、直感的に分かりやすい方法で、過去のテレビ番組を探し当てて視聴できるようにする方法も求められている。本格的なテレビ放送が開始されてから既に70年近くが経過し、日々の生活にも密接に関係していたテレビ放送を、新たな方法で提示できるようにすることは有益である。
また、「4K」、「8K」などと呼ばれる高解像のディスプレイ装置の普及も近づきつつある現在、その高解像という特徴を生かしたユーザーインタフェースも期待される。
本発明は、上記の課題認識に基づいて行なわれたものである。本発明は、従来にない簡単なユーザーインタフェースで、過去何十年にもわたるテレビ番組のアーカイブの中から、ユーザーの興味をひく番組を導き出せるようにした、コンテンツ提示装置、コンテンツ提示方法、およびプログラムを提供しようとするものである。
[1]上記の課題を解決するため、本発明の一態様によるコンテンツ提示装置は、選択された生年の情報を受け付ける生年選択部と、選択された年齢の情報を受け付ける年齢選択部と、前記生年選択部が受け付けた前記生年と前記年齢選択部が受け付けた前記年齢とから算出される年を特定するとともに、特定された前記年に関連付けて記憶されている番組の情報をマトリックス状に配置し、配置された前記番組の情報から選択された番組を受け付ける番組選択部と、前記番組選択部において受け付けた番組の映像を提示する番組提示部と、を具備することを特徴とする。
[2]また、本発明の一態様は、上記のコンテンツ提示装置において、選択された年代の情報を受け付ける年代選択部、をさらに具備し、前記生年選択部は、選択された前記年代に含まれる生年の候補の中から前記生年の情報を受け付ける、ことを特徴とする。
[3]また、本発明の一態様は、上記のコンテンツ提示装置において、前記番組選択部がマトリックス状に配置する前記番組の情報は、当該番組の少なくとも一部を含む映像である、ことを特徴とする。
[4]また、本発明の一態様は、上記のコンテンツ提示装置において、前記番組選択部は、前記番組の少なくとも一部を含む映像を構成する複数のフレームを連結した一連の静止画を予め記憶しておき、前記静止画内の位置を移動させながら前記複数のフレームの各々を順次読み出して表示することにより、前記映像をマトリックス内に表示する、ことを特徴とする。
[5]また、本発明の一態様は、上記のコンテンツ提示装置において、前記番組選択部は、前記番組の情報を、縦8個、横8個のマトリックスとして配置し、前記マトリックスを横7680画素、縦4320画素の表示手段に表示させる、ことを特徴とする。
[6]また、本発明の一態様は、上記のコンテンツ提示装置において、前記番組提示部は、前記番組の映像を提示する際にキャラクターの画像を表示するものであり、前記番組の映像に関連付けられたメタデータを読み出し、前記メタデータに応じて前記キャラクターの状態を可変として表示する、ことを特徴とする。
なお、上記のキャラクターは、ヴァーチャル・コンパニオンとしての役割を果たす。
[7]また、本発明の一態様は、生年の候補を提示するとともにこれらの候補から生年の選択を受け付ける過程、年齢の候補を提示するとともにこれらの候補から年齢の選択を受け付ける過程、受け付けた前記生年と、受け付けた前記年齢とから、算出される年を特定するとともに、特定された前記年に関連付けて記憶されている番組の情報を読み出し、前記番組の情報をマトリックス状に配置し、配置された前記番組の情報から選択された番組を受け付ける過程、受け付けた番組の映像を提示する過程、を含むコンテンツ提示方法である。
[8]また、本発明の一態様は、コンピューターを、選択された生年の情報を受け付ける生年選択部、選択された年齢の情報を受け付ける年齢選択部、前記生年選択部が受け付けた前記生年と前記年齢選択部が受け付けた前記年齢とから算出される年を特定するとともに、特定された前記年に関連付けて記憶されている番組の情報をマトリックス状に配置し、配置された前記番組の情報から選択された番組を受け付ける番組選択部、前記番組選択部において受け付けた番組の映像を提示する番組提示部、として機能させるためのプログラムである。
本発明によれば、コンテンツ提示装置は、直感的で簡単なユーザーインタフェースを提供する。また、ユーザーは、自身の年齢と関連付ける形で、特定の時代のコンテンツを容易に探すことが可能となる。
本発明の実施形態によるコンテンツ提示装置が表示する「生まれた年代を選択する」画面を示した概略図である。 同実施形態によるコンテンツ提示装置が表示する「生まれた年を選択する」画面を示した概略図である。 同実施形態によるコンテンツ提示装置が表示する「再訪する年齢を選択する」画面を示した概略図である。 同実施形態によるコンテンツ提示装置が表示する「再訪する年齢を選択する」画面において、年齢選択の後に表示される画面を示した概略図である。 同実施形態によるコンテンツ提示装置が表示するプログラム選択画面を示した概略図である。 同実施形態によるコンテンツ提示装置が表示するキャラクター(ヴァーチャル・コンパニオン)とともに表示されている番組視聴用画面を示した概略図である。 同実施形態によるコンテンツ提示装置が表示するホーム画面を示した概略図である。 同実施形態によるコンテンツ提示装置と、コンテンツ提示装置にコンテンツを提供するサーバー装置の、それぞれの概略構成を示したブロック図である。 同実施形態によるコンテンツ提示装置の概略機能構成を示した機能ブロック図である。 同実施形態による音声コンテンツ記憶部が記憶するデータの構成を示す概略図である。 同実施形態による映像コンテンツ記憶部が記憶するデータの構成を示す概略図である。 同実施形態による番組を視聴するための画面に表示されるテレビ受像機の絵柄の画像を保持するデータの構成を示す概略図である。 同実施形態により番組を視聴するための画面に表示されるテレビ受像機の絵柄の画像の一例を示す概略図である(1950年代に対応した画像)。 同実施形態により番組を視聴するための画面に表示されるテレビ受像機の絵柄の画像の一例を示す概略図である(1960年代に対応した画像)。 同実施形態により番組を視聴するための画面に表示されるテレビ受像機の絵柄の画像の一例を示す概略図である(1970年代に対応した画像)。 同実施形態により番組を視聴するための画面に表示されるテレビ受像機の絵柄の画像の一例を示す概略図である(1980年代に対応した画像)。 同実施形態により番組を視聴するための画面に表示されるテレビ受像機の絵柄の画像の一例を示す概略図である(1990年代に対応した画像)。 同実施形態により番組を視聴するための画面に表示されるテレビ受像機の絵柄の画像の一例を示す概略図である(2000年代に対応した画像)。 同実施形態により番組を視聴するための画面に表示されるテレビ受像機の絵柄の画像の一例を示す概略図である(2010年代に対応した画像)。 同実施形態の変形例1で用いる静止画データの構成の一例を示す概略図である。
次に、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
[1.ユーザーインタフェース]
まず、表示される画面の例を参照しながら、本実施形態によるコンテンツ提示装置のユーザーインタフェースについて説明する。
本実施形態は、何十年分にもわたるテレビ番組および音楽のアーカイブにアクセスするための、「タイムマシン」スタイルのインタフェースを生成するシステムを提供する。本システムは、模範的には、タッチスクリーン(タッチパネル)付きの、大型の、高解像度(例えば横7680×縦4320といった画素数)の映像ディスプレイ装置を用いて稼働する。しかし、本システムが、他のタイプのディスプレイ装置(例えば、タブレット端末やスマートホン(スマホ)端末が備えるディスプレイ装置)や、他のタイプのポインティングデバイス(身振りによるインタフェースや、マウスや、ハンドヘルド型のタッチパッドや、リモコン装置上の方向指示キー(矢印キー)および選択キー、等)を用いて稼働するようにしてもよい。また、本システムは、模範的には、HTML5およびJavaScript(登録商標)を使用するウェブブラウザーを用いて実現される。しかし、本システムは、適宜、類似の能力を有する他のプラットフォームを用いて実現されてもよい。
本システムの目的は、幼い子供からお年寄りまでのすべての年代にわたる視聴者が、膨大な過去の番組アーカイブから、簡単で、効率的で、楽しめる方法で、番組を選択し視聴できるようにすることである。本システムのすべての画面は、目立つ「ホーム」(Home)ボタンと「戻る」(Back)ボタンとを備えているため、容易に前の選択画面に戻ったり、選択し直したりすることができる。
なお、図中の左下に表示されている家の図柄のボタンが「ホーム」ボタンである。また、左向きの矢印の図柄のボタンが「戻る」ボタンである。
模範的なインプリメンテーションにおいては、70年間にわたるテレビ番組およびポピュラー音楽が、ストリーミング形式で、ファイルサーバー装置上に(あるいは、ローカルな記憶手段に)蓄積される。特定の年のテレビ番組を視聴するために、ユーザーはまず、自身の生まれた年代(10年単位)を選択する(図1を参照)。
年代が選択されると、画面は、選択された年代の中のどの年にユーザーが生まれたかを選択する画面に変わる(図2を参照)。生年を選択する画面が表示されている間、オプションとして、その年代を代表するポピュラー音楽がバックグラウンドで再生されるようにしてもよい。また、オプションとして、曲のタイトルを選択することによって、その年代の歌(曲)にアクセスできるようにしてもよい。また、オプションとして、この画面が、その年代を代表するニュースやイベントの映像ないしは音声を含むようにしてもよい。
生年が選択されると、画面は、選択された生年に対応する画面に変わる(図3を参照)。オプションとして、画面が表示されている間、選択された生年を代表するポピュラー音楽がバックグラウンドで再生されるようにしてもよい。また、オプションとして、曲のタイトルを選択することによって、その年の歌(曲)にアクセスできるようにしてもよい。また、オプションとして、この画面が、その年を代表するニュースやイベントの映像ないしは音声を含むようにしてもよい。この画面で、ユーザーは「再訪」する年齢を選択する。
なお、年齢を「再訪」するとは、比喩的な表現である。具体的には、その年齢に対応する年のコンテンツ(映像や音楽など)をシステムが提示することにより、ユーザーは、自分自身の既に過ぎた年齢を再訪する気分を味わうことができる。
「再訪」する年齢が選択されると、画面は、選択された年齢に対応する年に対応する画面に変わる(図4を参照)。オプションとして、画面が表示されている間、選択された年齢に対応する年を代表するポピュラー音楽がバックグラウンドで再生されるようにしてもよい。また、オプションとして、曲のタイトルを選択することによって、その年(選択された年齢に対応する年)の歌(曲)にアクセスできるようにしてもよい。また、オプションとして、この画面が、その年(選択された年齢に対応する年)を代表するニュースやイベントの映像ないしは音声を含むようにしてもよい。
この画面がしばらくの間表示された後、ユーザーには、選択された年(選択された年齢に対応する年)のテレビ番組を選択するためのマトリックスが表示される(図5を参照)。そのマトリックスには、各番組映像のループ再生(あるいは、各番組の代表的な静止画)が含まれている。非常に高解像のディスプレイ装置(例えば「8K」)を用いることにより、マトリックスに含まれる映像(あるいは静止画)はフル解像度で、あるいは少なくとも読みやすさに充分な高い解像度で、視聴者に対して表示される。
なお、図示するように、この画面では、8行8列で、計64番組の映像(あるいは静止画)が表示される。
表示されているマトリックス内の番組のいずれかを選択すると、選択された番組の映像を表示する画面に切り替わる(図6を参照)。オプションとして、選択された番組の映像は、年代的に適切なテレビ受像機を描いた画面枠の中に表示されるようにしてもよい。オプションとして、この画面は、描かれたテレビ受像機の画面を見る、アニメーションのキャラクターを含んでいてもよい。このキャラクター(ヴァーチャル・コンパニオン)を制御するソフトウェアは、画面上のテレビ番組の特徴に、あるいは番組に付随するメタデータや実視聴時刻に、そのキャラクターが直接反応するようにプログラムされていてよい。これにより、例えば、そのキャラクターは、アクションシーンの間エキサイトした状態になったり、ラブシーンの間に顔を赤らめたり、ユーモラスなシーンにおいて笑ったりする。また実視聴時刻と連動して、夜半すぎには居眠りしたり、横たわって寝たりする。選択されたテレビ番組が完了すると(あるいは、「戻る」(Back)ボタンが押されると)、画面は、番組のマトリックスの画面(図5)に戻る。また、「ホーム」(Home)ボタンが押されると、生まれた年代を選択する画面(図1)に、または他の何らかのホーム画面(例えば、図7に示す画面)に戻る。ホーム画面からは、上で説明した検索過程を、同じユーザーのために再開したり、新たなユーザーのために開始したりすることが可能である。
なお、ここで、図1から図6までの各図が示す画面と、画面遷移について補足的に説明する。
図1は、生年の年代(10年単位)を選択するための画面である。画面内には、左から右に、「1910s」から「2010s」までの11個の丸印が表示されており、これらの各々は選択可能である。最新の年代(つまり、現在日付を含む10年)に対応する丸印が最も右側に表示される。吹き出し内に「どの年代にあなたは生まれましたか?」という質問文が表示されている。ここでのユーザーの選択に応じて、選ばれた年代に対応する画面(図2)に遷移する。
図2は、生年を選択するための画面である。図示する例は、年代として1970年代(1970s)が選択された場合の画面である。この画面に遷移すると、その年代を代表する音楽曲が再生される。画面内の下の方には、左から右に、「1970」から「1979」までの10個の丸印が表示されており、これらの各々は選択可能である。吹き出し内に「何年にあなたは生まれましたか?」という質問文が表示されている。ここでのユーザーの選択に応じて、選ばれた年に対応する画面(図3)に遷移する。また、これら10個の丸印よりも上の方には、多数(例えば、年間ベストヒット10×10年分の100曲)の音楽曲のタイトルとその年とが表示されている。ユーザーは、曲のタイトルを選択することができる。曲のタイトルが選択されると、選ばれた曲が再生される。
図3は、「再訪」したい年齢を選択するための画面である。画面内の下の方には、左から右に、「0」から「80+」(80歳以上の意)まで(5刻み)の、17個の丸印が表示されている。これら17個の丸印のうち、本例では、「0」から「35」までの8個の丸印は、ユーザー(図2の画面で生年を選択したユーザー)の過去の年齢に対応するものであり、選択可能となっている。また、本例では、「40」から「80+」までの9個の丸印は、そのユーザーの未来の年齢に対応するものであり、視覚的にはグレイアウトされており、選択不可となっている。ここでのユーザーの選択に応じて、選ばれた年齢をハイライトした表示(図4)に遷移する。
図4は、図3に示した画面において年齢を選択した後の画面である。この画面では、選択された年齢に対応する丸印(本例では、「30」の丸印)のみが目立つ色で表示され、他の丸印は目立たないグレーで表示されている。この図4の状態がしばらくの間(時間の長さは適宜設定可能である。例えば、3秒あるいは5秒などとする。)続いた後、番組を選択する画面(図5)に遷移する。
図5は、番組を選択する画面である。図示するように、画面全体が、横8個×縦8個の計64個の小画面に分割され、それらの各々の小画面が選択対象の番組に対応している。この小画面内には、選択対象の番組の動画、あるいは静止画が表示される。この画面では、再訪年齢を選択する画面(図3)において選択された年齢に対応する(ただし、1年未満の誤差が丸められる場合がある)年のテレビ番組を、選択対象の番組として、64個表示する。8K(つまり、横7680画素×縦4320画素の、計33177600画素)の画素数を有するディスプレイ装置を用いて表示を行う場合、各小画面のサイズは、横960画素×縦540画素である。なお、ここでは8Kのディスプレイ装置の場合を例示したが、他の解像度のディスプレイ装置を用いてもよい。また、ここでは、横8個×縦8個の計64個の小画面を表示する場合を例示したが、横および縦の小画面の配置数はこれに限られず、任意である。例えば、横2個×縦4個、横4個×縦4個、横6個×縦6個、横5個×縦6個、横8個×縦7個などであってもよい。また、各小画面のサイズも、横960画素×縦540画素に限らず、任意である。ユーザーがこの画面内で一つの番組を選択すると、その番組を視聴するための画面(図6)に遷移する。
図6は、番組を視聴するための画面である。画面内のほぼ中央部に、テレビ受像機の画像が描かれている。そのテレビ受像機の画面にあたる部分に、ユーザーによって選択されたテレビ番組の映像が表示される。本例では、右下部分にキャラクター(ヴァーチャル・コンパニオン)が表示されている。このキャラクターは、上記のテレビ受像機の画面を視ていることを想定し、デフォルト(ノーマルポジション)としてはその後頭部が表示されている。なお、キャラクターの表示位置は右下部分でなくてもよく、テレビ受像機内の番組映像の表示に干渉しない任意の位置にキャラクターを表示するようにしてもよい。設定等に基づいて、テレビ番組の映像の表示が開始されてから所定時間経過すると、あるいは当該映像が終了すると、番組を選択する画面(図5)に遷移する。
図7は、ホーム画面である。ホーム画面には、時計が描かれている。
次に、コンテンツ提示装置の実現手段等について説明する。
[2.装置構成]
図8は、コンテンツ提示装置と、コンテンツ提示装置にコンテンツを提供するサーバー装置の、それぞれの概略構成を示したブロック図である。図示するように、コンテンツ提示装置1は、通信回線(例えば、インターネット等)を介してサーバー装置2に接続されている。コンテンツ提示装置1とサーバー装置2とは、HTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル)を用いて通信を行う。コンテンツ提示装置1は、HTTPのリクエストをサーバー装置2側に送り、HTML(ハイパーテキストマークアップ言語)ファイルや、音声ファイルや、映像ファイルを受信する。なお、音声コンテンツや映像コンテンツを、ストリーミング形式でサーバー装置2側からコンテンツ提示装置1側に送信するようにしてもよい。HTMLファイルの内部には、JavaScript(登録商標)で記述されたプログラムを含めることができる。
なお、同図では、コンテンツ提示装置1とサーバー装置2とを1台ずつ示しているが、複数のコンテンツ提示装置1が、サーバー装置2に対してリクエストを送信し、必要とするファイルをサーバー装置2から受信するようにしてもよい。
コンテンツ提示装置1は、ウェブブラウザー11と、表示部12と、タッチパネル17と、操作制御部18とを含んで構成される。また、サーバー装置2は、HTTPサーバー21と、記憶部22とを含んで構成される。
なお、本実施形態では、コンテンツ提示装置1の外側にサーバー装置2を設け両者を通信回線等で接続しているが、サーバー装置2が有するHTTPサーバー21と記憶部22の機能をコンテンツ提示装置1の内部に設けて動作させるようにしてもよい。
ウェブブラウザー11は、HTMLファイルを解釈して表示部12の画面に表示させる。また、ウェブブラウザー11は、JavaScript(登録商標)プログラムを実行させる仮想マシンの機能を備えている。これにより、HTMLファイル内に含まれている、JavaScript(登録商標)で記述されたプログラムを実行することが可能となる。また、ウェブブラウザー11は、音声コンテンツ(音楽等)を再生出力したり、映像コンテンツ(アーカイブされたテレビ番組等)を再生して表示部12に表示させたりする機能を有している。なお、ウェブブラウザー11は、HTTPのクライアントとして、サーバー装置2側のHTTPサーバーとの間で通信を行い、各種のコンテンツフィアルをサーバー装置2側から取得する。ここで、各種のコンテンツファイルとは、HTMLファイルや、音声コンテンツのファイルや、映像コンテンツのファイルなどである。なお、ウェブブラウザー11はプログラムとして実現されており、CPU(中央処理装置)上でそのプログラムを実行することによりウェブブラウザー11が動作する。
表示部12は、ウェブブラウザー11から出力される画像(あるいは映像)を表示するための手段である。表示部12は、コンテンツ提示装置1に内蔵されているディスプレイ装置(液晶ディスプレイや、有機ELディスプレイなど)と、その制御を行う機能を含む。なお、ディスプレイ装置が外付けであってもよい。ディスプレイ装置は、8K(横7680画素×縦4320画素)の解像度を有する。ただし、ディスプレイ装置の解像度がそれ以外であってもよい。
タッチパネル17は、ディスプレイ装置の画面上にユーザーが指でタッチしたときに、タッチ事象およびその位置(縦および横の2次元で表される座標)を検知するものである。タッチの位置と、その時点でディスプレイ装置の画面上に表示されているものとを対応付けることによって、ユーザーのコンテンツ提示装置1に対する指示を受け付けることが可能となる。なお、本実施形態では、既に説明した各画面(図1から図7まで)における選択操作や、HomeボタンおよびBackボタンの押下の操作を、タッチパネル17で検知することができる。なお、タッチパネルは、「タッチスクリーン」とも呼ばれる。
操作制御部18は、タッチパネル17を含む各種周辺機器(例えば、キーボードや、マウスや、テレビリモコン等)によるユーザーの操作の信号を取得し、操作の内容を表す情報をウェブブラウザーに伝える。
HTTPサーバー21は、HTTPプロトコルをハンドリングして、コンテンツ提示装置1側のウェブブラウザー11(HTTPクライアント)からのリクエストに応答する。具体的には、HTTPサーバー21は、ウェブブラウザー11からのリクエストに応じて、求められるファイルを記憶部22から読み出し、要求元のウェブブラウザー11に送信する。HTTPサーバー21はプログラムで実現され、CPU上でそのプログラムを実行させることによってHTTPサーバー21が動作する。
記憶部22は、データを記憶するものである。具体的には、記憶部22は、コンテンツ提示装置1側に提供するための各種のコンテンツファイルを記憶する。なお、記憶部22は、例えば磁気ハードディスク装置や半導体メモリーなどといった記憶手段を用いて実現される。
記憶部22は、HTMLコンテンツ記憶部221と、音声コンテンツ記憶部222と、映像コンテンツ記憶部223とを含んで構成される。
HTMLコンテンツ記憶部221は、HTML(必要に応じて、JavaScript(登録商標)のコードを内部に含む)で記述されたコンテンツのファイルを記憶する。なお、HTMLコンテンツ記憶部221が、HTMLコンテンツのファイルを管理するための情報を、合わせて記憶するようにしてもよい。
音声コンテンツ記憶部222は、音声コンテンツ(例えば、音楽等)のファイルを記憶する。音声コンテンツのファイルは、適宜、標準的な方式(例えば、MP3やMP4など)で符号化されたデジタルデータを持つものである。なお、音声コンテンツ記憶部222が、音声コンテンツのファイルを管理するための情報を、合わせて記憶するようにしてもよい。
映像コンテンツ記憶部223は、映像コンテンツ(例えば、テレビ番号見等)のファイルを記憶する。映像コンテンツのファイルは、適宜、標準的な方式(例えば、MP4など)で符号化されたデジタルデータを持つものである。なお、映像コンテンツ記憶部223が、映像コンテンツのファイルを管理するための情報を、合わせて記憶するようにしてもよい。
[3.機能構成]
図9は、コンテンツ提示装置1における機能構成の概略を示す機能ブロック図である。図示するように、コンテンツ提示装置1は、年代選択部41と、生年選択部42と、再訪年齢選択部43と、番組選択部44と、番組提示部45と、音楽再生部51と、映像再生部53と、キャラクター制御部55との各部の機能を含んで構成される。
なお、年代選択部41と、生年選択部42と、再訪年齢選択部43と、番組選択部44と、番組提示部45と、キャラクター制御部55の各部の機能は、特に、本実施形態に特有の機能として、例えばHTMLとJavaScript(登録商標)で記述される。また、音楽再生部51と映像再生部53の機能は、汎用性の高い機能として、比較的容易に調達可能なものである。
これらの各部の機能は、次の通りである。
年代選択部41は、生年の年代を選択するための画面(図1)を画面に表示するとともに、ユーザーの操作により、年代の選択を受け付ける。年代は、複数の年をまとめてグループとしたものである。具体的には、1970年代、1980年代等が、年代である。年代選択部41は、選択された年代の情報を受け付け、その情報を生年選択部42に渡す。
生年選択部42は、年代選択部41で選択された年代に応じて、生年を選択するための画面(図2)を画面に表示するとともに、生年の選択を受け付ける。つまり、生年選択部42は、年代選択部41で選択された年代に含まれる生年の候補の中から、選択された生年の情報を受け付ける。例えば、年代選択部41において1970年代が選択された場合、生年選択部42は、1970,1971,1972,1973,1974,1975,1976,1977,1978,1979の各年の中から1つを選ぶための画面を表示する。生年選択部42は、選択された生年の情報を、再訪年齢選択部43に渡す。
なお、生年選択部42は、生年を選択するための画面を表示する際に、選択された年代を代表する音楽を再生するよう、音楽再生部51に指示してもよい。各年代を代表する音楽が何であるかは、予め設定情報として記憶しておく。また、生年選択部42は、音楽再生部51に再生させるための音声データを、サーバー装置2側から取得するよう、音楽再生部51に指示する。
また、生年選択部42が、年代選択部41で選択された年代に含まれる音楽のタイトルおよび年を、音声コンテンツ記憶部222から読み出し、それらのタイトルおよび年を、生年を選択するための画面に同時に表示するようにしてもよい。表示されたタイトルの中から、特定のタイトルがユーザーによって選択されると、生年選択部42は、そのタイトルの音楽を再生するよう、音楽再生部51に指示する。なお、生年選択部42は、選択されたタイトルの音楽の音声データを、サーバー装置2側から取得するよう、音楽再生部51に指示する。
再訪年齢選択部43は、生年選択部42で選択された生年の情報を受け取るとともに、ユーザーが再訪したい年齢を選択するための画面(図3)を表示する。そして、再訪年齢選択部43は、年齢の選択を受け付ける。つまり、再訪年齢選択部43は、選択された年齢の情報を受け付ける。
なお、再訪年齢選択部43は、年齢を選択するための画面を表示する際、過去の年齢のみを選択可能とするよう、制御する。つまり、再訪年齢選択部43は、年および年齢の計算に1年未満の誤差を含むことを許容して、(生年)+(年齢)=(その年齢が到来する年)という計算式を用いて、選択された生年に基づいて、表示する各年齢に対応する年(その年齢が到来する年)を算出する。そして、算出された年が、現在日付が属する年以前である場合には、再訪年齢選択部43は、その年齢を選択可能な年齢として表示する。逆に、算出された年が、現在日付が属する年よりも後である場合には、再訪年齢選択部43は、その年齢を選択不可能な年齢として表示する。
具体的には、再訪年齢選択部43は、選択可能な年齢を、タッチパネルやマウス等のポインティングデバイスでクリック可能な丸印として表示する。また、再訪年齢選択部43は、選択不可能な年齢を、クリック不可能な丸印として表示する。また、再訪年齢選択部43は、選択不可能な年齢をグレイアウトした丸印を用いて表示する。
ユーザーによって年齢が選択されると、生年選択部42は、選択された年齢に対応する年の情報を、番組選択部44に渡す。生年および年齢から、対応する年を計算するための数式は、上に記した通りである。
なお、再訪年齢選択部43は、前述の生年選択部42と同様に、音楽を再生させたり、音楽のタイトルを画面上に表示させたりする機能を有する。
番組選択部44は、再訪年齢選択部43が算出した年の情報を受け取り、番組を選択する画面(図5)を表示する。そして、番組選択部44は、番組の選択を受け付ける。なお、番組選択部44は、年の情報を受け取ると、予め年と対応付けて記憶しておいた所定の数(8×8の配列で表示する場合には、64個)のテレビ番組の映像(あるいは静止画)のファイルを、サーバー装置2から取得して、表示に用いる。このときに表示する映像は、そのテレビ番組の少なくとも一部を含む映像である。また、静止画を表示する場合、表示される静止画は、そのテレビ番組に含まれるフレームの画像である。
なお、番組選択部44は、番組を選択する画面を表示する際に、映像再生部53の機能を用いて各番組の映像を表示させるようにする。
ユーザーによって番組が選択されると、番組選択部44は、選択された番組を識別する情報と、その番組の年の情報とを番組提示部45に渡す。
つまり、番組選択部44は、生年選択部42が受け付けた生年と、再訪年齢選択部43が受け付けた年齢とから算出される年を特定する。そして、番組選択部44は、特定された年に関連付けて記憶されている番組の情報をマトリックス状に配置し、配置された番組の情報から選択された番組を受け付けるものである。これにより、番組選択部44は、ユーザーが再訪したい年齢に対応付けられる年の番組を、選択候補として提示することができる。また、番組選択部44が番組の情報をマトリックス状に配置することで、多数の番組を選択候補として提示することができる。
番組提示部45は、番組選択部44で選択された番組の映像を、提示する(図6)。番組提示部45は、番組を提示する画面内にテレビ受像機の絵を表示させ、そのテレビ受像機の画面枠にあたる部分に、番組選択部44で選択された番組の映像を表示する。このとき、番組提示部45は、映像再生部53に、番組を識別する情報を渡し、テレビ受像機の画面内に番組の映像を表示させるようにする。
なお、テレビ受像機の絵を表示する際、番組提示部45は、表示する番組の年に応じたテレビ受像機の絵の画像を選択し、表示させるようにする。具体的には、番組提示部45は、年ごとに、テレビ受像機の絵の画像を対応付けて記憶しておく。このとき、複数の年が、1個の同一のテレビ受像機の絵に対応付いていてもよい。そして、番組提示部45は、番組選択部44から受け取った年の情報に対応付くテレビ受像機の絵の画像を読み込み、画面に表示するようにする。
また、番組提示部45は、キャラクター制御部55からの制御信号に応じて映像を提示する画面内のキャラクターの状態を変えて表示する。この点については、キャラクター制御部55の説明において詳述する。
音楽再生部51は、生年選択部42または再訪年齢選択部43によって指定された音楽(音声ファイル)を再生し、音声信号を出力する。
映像再生部53は、番組選択部44または番組提示部45によって指定された番組の映像(映像ファイル)を再生し、ディスプレイ装置に表示させる。また、映像再生部53は、映像ファイルに含まれる音声信号を出力する。
キャラクター制御部55は、番組提示の画面(図6)に表示されるキャラクターの状態を制御する。具体的には、キャラクター制御部55は、表示されるキャラクターの顔の表情を変えたり(例えば、笑う、無く、怒る、悲しむ、など)、キャラクターの身体の特定の部分の色を変えたり(例えば、顔を赤らめる、顔を青くする、など)、キャラクターの手や脚や頭などによる動作を行わせたりする。キャラクター制御部55は、番組の映像データに付随するメタデータを読み取り、メタデータにしたがって、上記のように様々にキャラクターの状態を変えるよう制御する。このメタデータは、番組開始時からの相対時刻に対応付けて、キャラクターをどういった状態に変化させるかを記述したものである。あるいは、代わりに、このメタデータは、番組開始時からの相対時刻に対応付けて、感情の状態を表す情報を保持していてもよい。
つまり、番組提示部45は、番組の映像を提示する際にキャラクターの画像を表示するものである。そして、キャラクター制御部55の制御により、番組提示部45は、番組の映像に関連付けられたメタデータを読み出し、そのメタデータに応じてキャラクターの状態を可変として表示する。
なお、キャラクター制御部55は、メタデータを用いる代わりに、例えばルールを用いて、番組の映像に含まれるセリフや情景などに基づいて、キャラクターが取るべき状況を推定するようにしてもよい。
また、キャラクター制御部55の機能を省略し、キャラクターの状態を変化させない形で、番組提示部45がキャラクターを表示するようにしてもよい。また、キャラクターの表示機能自体を省略してもよい。
[4.データ構成]
図10は、音声コンテンツ記憶部が記憶するデータの構成を示す概略図である。図示するように、音声コンテンツ記憶部222は表形式のデータを記憶し、その表は、音楽ID、年、タイトル、音声データの各項目を有している。この表の各行が、1曲の音楽に対応する。音楽IDは、曲を一意に識別するために付与された識別情報である。年は、その曲がリリースされた年を西暦で表したものである。タイトルは、その曲のタイトルである。音声データは、適切な方法で符号化された音声のデータであり、復号することによりその曲を再生することができる。音声データは、例えば、MP3形式のデータである。コンテンツ提示装置1およびサーバー装置2の各部が、特定の曲を指定して記憶手段から読み出したり、再生したりする場合、音楽IDを用いて曲の識別を行う。また、生年選択部42や再訪年齢選択部43が曲のタイトルおよび年を画面内に表示する際には、この表から、それぞれ、タイトルおよび年のデータを読み出して使用する。また、生年選択部42や再訪年齢選択部43が、特定の年代の、あるいは特定の年の曲のみを抽出する場合には、年の項目をキーとした条件を指定することにより、この表のデータを検索する。
図11は、映像コンテンツ記憶部が記憶するデータの構成を示す概略図である。図示するように、映像コンテンツ記憶部223は表形式のデータを記憶し、その表は、番組ID、年、タイトル、映像データ、メタデータの各項目を有している。番組IDは、番組(複数回にわたって放送される番組である場合には、その各回の番組)を一意に識別するために付与された識別情報である。年は、その番組が最初に放送された年を西暦で表したものである。タイトルは、その番組のタイトルである。複数回にわたって連続して放送される番組である場合には、タイトルは、その各回を表す特有の文言を含む場合もある。映像データは、適切な方法で符号化された番組の映像データであり、復号することによりその番組映像を再生することができる。メタデータは、前述の、キャラクター制御部55がキャラクターの状態を制御する際に用いられる制御用情報を含むデータである。コンテンツ提示装置1およびサーバー装置2の各部が、特定の番組を指定して記憶手段から読み出したり、再生したりする場合、番組IDを用いて番組の識別を行う。また、番組選択部44や番組提示部45が番組の映像を画面内に表示する際には、この表から、映像データを読み出して使用する。また、番組選択部44が、特定の年の番組のみを抽出する場合には、年の項目をキーとした条件を指定することにより、この表のデータを検索する。
図12は、番組を視聴するための画面(図6)に表示されるテレビ受像機の絵柄の画像を保持するデータの構成を示す概略図である。番組提示部45がアクセス可能な記憶手段にこのデータが記憶されている。図示するように、このデータは表形式のデータであり、その表は、開始年、終了年、テレビ受像機画像、番組表示位置(左上および右下)のデータ項目を有している。つまり、このデータは、期間と、テレビ受像機画像とを対応付けて記憶するものである。
開始年は、期間が開始する年(西暦)を表す。
終了年は、期間が終了する年(西暦)を表す。
テレビ受像機画像は、開始年および終了年によって表される期間に対応する画像を格納する欄である。なお、この欄に、画像そのものを格納する代わりに、画像の所在情報(例えば、URL)を格納するようにしてもよい。ここに格納される画像は、テレビ受像機の絵の画像である。
番組表示位置は、その画像内において、ユーザーに提示するテレビ番組を表示する位置を、その画像内の相対座標で表す情報である。テレビ番組は、その画像内の矩形内に表示される。本項目のデータは、その矩形の、左上の位置の座標と右下の位置の座標とを保持するものである。
図示するデータ例において、例えば1979年のテレビ番組を提示する場合には、番組提示部45は、1979年が含まれる期間に対応する行(開始年が「1970」で、終了年が「1979」)から読み取った画像を使用する。
図12に示したデータに記憶されるテレビ受像機の画像の例を、次に説明する。
図13は、テレビ受像機の絵柄の画像の一例を示す概略図である。同図に示す絵柄は、1950年代(1950年から1959年まで)を代表するテレビ受像機の正面外観を示すものである。図12のデータに基づき、番組提示部45は、1950年から1959年までの番組を表示する際に本図の画像を使用する。
図14は、テレビ受像機の絵柄の画像の一例を示す概略図である。同図に示す絵柄は、1960年代(1960年から1969年まで)を代表するテレビ受像機の正面外観を示すものである。図12のデータに基づき、番組提示部45は、1960年から1969年までの番組を表示する際に本図の画像を使用する。
図15は、テレビ受像機の絵柄の画像の一例を示す概略図である。同図に示す絵柄は、1970年代(1970年から1979年まで)を代表するテレビ受像機の正面外観を示すものである。図12のデータに基づき、番組提示部45は、1970年から1979年までの番組を表示する際に本図の画像を使用する。
図16は、テレビ受像機の絵柄の画像の一例を示す概略図である。同図に示す絵柄は、1980年代(1980年から1989年まで)を代表するテレビ受像機の正面外観を示すものである。図12のデータに基づき、番組提示部45は、1980年から1989年までの番組を表示する際に本図の画像を使用する。
図17は、テレビ受像機の絵柄の画像の一例を示す概略図である。同図に示す絵柄は、1990年代(1990年から1999年まで)を代表するテレビ受像機の正面外観を示すものである。図12のデータに基づき、番組提示部45は、1990年から1999年までの番組を表示する際に本図の画像を使用する。
図18は、テレビ受像機の絵柄の画像の一例を示す概略図である。同図に示す絵柄は、2000年代(2000年から2009年まで)を代表するテレビ受像機の正面外観を示すものである。図12のデータに基づき、番組提示部45は、2000年から2009年までの番組を表示する際に本図の画像を使用する。
図19は、テレビ受像機の絵柄の画像の一例を示す概略図である。同図に示す絵柄は、2010年代(2010年から2019年まで)を代表するテレビ受像機の正面外観を示すものである。図12のデータに基づき、番組提示部45は、2010年から2019年までの番組を表示する際に本図の画像を使用する。
[5.実装方法]
なお、上述した実施形態におけるコンテンツ提示装置の機能をコンピューターで実現する場合、その機能を実現するためのプログラムをコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピューターシステムに読み込ませ、実行することによって実現する。なお、ここでいう「コンピューターシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピューターシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピューター読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピューターシステム内部の揮発性メモリーのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピューターシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
なお、コンテンツ提示装置の機能を、プログラムで実現する代わりに、専用のハードウェアで実現するようにしてもよい。
[6.変形例]
以上、実施形態を説明したが、本発明はさらに次のような変形例でも実施することが可能である。
[変形例1]
本変形例では、映像データのファイルを基に予め画像(静止画)のファイルを作成しておき、番組選択の画面(図5)の表示の際に、その静止画のファイルに基づいて疑似的に動画を表示する。具体的には、映像コンテンツ記憶部223に記憶されている映像コンテンツのファイルのうち、番組選択の画面に表示する映像(番組全体のうちの数十秒ないしは数分間分だけでもよい)を、予めデコードし、その動画を構成するフレームの静止画を予め作成しておく。そして、映像再生部53は、番組選択部44からの指示に基づき、それらの静止画を所定のフレームレートで順次表示することにより、映像を表示する。これにより、映像表示の際に動画ファイルをデコードする処理を削減することができる。また、それら、1本の動画を構成する連続した複数の静止画を、物理的には1枚の静止画ファイルとして保存しておくようにしてもよい。これにより、各静止画のファイルにアクセスしたり、各静止画のファイルをオープン/クローズしたりするためのオーバーヘッドの処理を削減することができる。
図20は、本変形例を実施する場合に用いる静止画データの構成の一例を示す概略図である。図示する画像は、N枚のフレームに相当する静止画を、すべて縦に連結して成る1枚の静止画である。すなわち、この静止画は、フレーム1からフレームNまでのN枚の静止画を含む。また、この静止画において、第i番目のフレーム(i=1,2,・・・)の最も下の行の画素の並びと、第(i+1)番目のフレームの最も上の行の画素の並びとが、ぴったりと接するように連結されている。つまり、本変形例において、映像再生部53は、図20に示す1枚の静止画を開き、映像のフレームレートに基づくタイミングで、フレーム1の静止画から、フレームNの静止画までを、順次切り替えながら表示していく。
つまり、本変形例では、番組選択部44は、番組の少なくとも一部を含む映像を構成する複数のフレームを連結した一連の静止画を予め記憶しておき、その静止画内の位置を移動させながら複数のフレームの各々を順次読み出して表示することにより、番組の映像を映像再生部53に表示させる。
図5に示したように多数の(例えば64個の)番組の動画を同時に再生させようとすると、多くの計算資源を必要とする。しかし、本変形例を用いた場合には、必用な計算資源の量を削減することができ、多数の動画をスムーズに表示することが可能となる。
[変形例2]
本変形例では、番組選択部44が番組選択のための画面(図5)を表示する際、各番組の映像(動画)の代わりに、各番組の静止画を表示する。つまり、例えば、番組選択部44は、横8個×縦8個の計64個の静止画を表示する。8K(横7680画素×縦4320画素)のディスプレイ装置を用いて表示を行う場合、各静止画のサイズは、横960画素×縦540画素である。これらの静止画は、各番組の代表的な場面等を表す静止画である。本変形例においても、番組選択後の動作は、既に述べた実施形態におけるそれと同様である。
[変形例3]
上の実施形態では、生年選択部42が生年を選択するための画面(図2)を表示するとき、また再訪年齢選択部43が年齢を選択するための画面(図3)を表示するときに、音楽を選択して再生できるようにした。本変形例では、音楽を再生する代わりに、イベントの映像や、写真等を表示するようにする。
[変形例4]
上の実施形態では、再訪年齢選択部43が、選択された年齢に基づいて、その年齢に対応する年(西暦による年)を算出するようにしていた。本変形例では、再訪年齢選択部43の代わりに、番組選択部44が年を算出するようにする。なお、番組選択部44が年を算出できるようにするため、再訪年齢選択部43は、ユーザーの生年と、選択された年齢との情報を、番組選択部44に渡すようにする。
[変形例5]
上の実施形態では、JavaScript(登録商標)を用いて、コンテンツ提示装置の機能(アプリケーション)を記述するようにした。本変形例では、JavaScript(登録商標)の代わりに、他の任意のプログラミング言語を用いて、コンテンツ提示装置の機能を記述し、実行するようにする。
以上、この発明の実施形態およびその変形例について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1 コンテンツ提示装置
2 サーバー装置
11 ウェブブラウザー
12 表示部(表示手段)
17 タッチパネル
18 操作制御部
21 HTTPサーバー
22 記憶部
41 年代選択部
42 生年選択部
43 再訪年齢選択部(年齢選択部)
44 番組選択部
45 番組提示部
51 音楽再生部
53 映像再生部
55 キャラクター制御部
221 HTMLコンテンツ記憶部
222 音声コンテンツ記憶部
223 映像コンテンツ記憶部

Claims (8)

  1. 選択された生年の情報を受け付ける生年選択部と、
    選択された年齢の情報を受け付ける年齢選択部と、
    前記生年選択部が受け付けた前記生年と前記年齢選択部が受け付けた前記年齢とから算出される年を特定するとともに、特定された前記年に関連付けて記憶されている番組の情報をマトリックス状に配置し、配置された前記番組の情報から選択された番組を受け付ける番組選択部と、
    前記番組選択部において受け付けた番組の映像を提示する番組提示部と、
    を具備することを特徴とするコンテンツ提示装置。
  2. 選択された年代の情報を受け付ける年代選択部、
    をさらに具備し、
    前記生年選択部は、選択された前記年代に含まれる生年の候補の中から前記生年の情報を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ提示装置。
  3. 前記番組選択部がマトリックス状に配置する前記番組の情報は、当該番組の少なくとも一部を含む映像である、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のコンテンツ提示装置。
  4. 前記番組選択部は、前記番組の少なくとも一部を含む映像を構成する複数のフレームを連結した一連の静止画を予め記憶しておき、前記静止画内の位置を移動させながら前記複数のフレームの各々を順次読み出して表示することにより、前記映像をマトリックス内に表示する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ提示装置。
  5. 前記番組選択部は、前記番組の情報を、縦8個、横8個のマトリックスとして配置し、前記マトリックスを横7680画素、縦4320画素の表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載のコンテンツ提示装置。
  6. 前記番組提示部は、前記番組の映像を提示する際にキャラクターの画像を表示するものであり、前記番組の映像に関連付けられたメタデータを読み出し、前記メタデータに応じて前記キャラクターの状態を可変として表示する、
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか一項に記載のコンテンツ提示装置。
  7. 生年の候補を提示するとともにこれらの候補から生年の選択を受け付ける過程、
    年齢の候補を提示するとともにこれらの候補から年齢の選択を受け付ける過程、
    受け付けた前記生年と、受け付けた前記年齢とから、算出される年を特定するとともに、特定された前記年に関連付けて記憶されている番組の情報を読み出し、前記番組の情報をマトリックス状に配置し、配置された前記番組の情報から選択された番組を受け付ける過程、
    受け付けた番組の映像を提示する過程、
    を含むコンテンツ提示方法。
  8. コンピューターを、
    選択された生年の情報を受け付ける生年選択部、
    選択された年齢の情報を受け付ける年齢選択部、
    前記生年選択部が受け付けた前記生年と前記年齢選択部が受け付けた前記年齢とから算出される年を特定するとともに、特定された前記年に関連付けて記憶されている番組の情報をマトリックス状に配置し、配置された前記番組の情報から選択された番組を受け付ける番組選択部、
    前記番組選択部において受け付けた番組の映像を提示する番組提示部、
    として機能させるためのプログラム。
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