JP2018010571A - 試験装置及び通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】高所にある検査対象物の作動試験を容易に確認する。【解決手段】試験装置100は、火災感知器200を覆うための開口部を備える筐体15と、筐体15の外部に備えられ、ユーザの持ち手となる棒状部材16を接続するための接続部と、前記ユーザが所持する通信端末300と通信可能な通信部80と、を備える。ここで筐体15は、擬似的な火災を発生させる疑似火災発生部11と、疑似火災発生部11を撮像する撮像部13と、を収容し、通信部80は、撮像部13が撮像した映像を通信端末300に送信する。【選択図】図2

Description

本発明は試験装置及び通信端末に関し、特に、天井等の高所に配置された検査対象物の検査に用いる技術に関する。
従来、建物内の天井や壁等には、火災を感知するための火災感知器や消火設備、防犯のためのカメラ等の種々の設備が設置される。これらの設備は運用効果を高めるために、高所に設置される傾向にある。
これらの設備の中には、法律によって点検が義務づけられているものも存在する。例えば、火災を発見するための火災感知器や火災を消火するための消火設備は、消防法によって定期的な点検が義務づけられている。また、仮に法的な点検義務がない設備であっても、万が一の際に防災や防犯の機能を果たすためには定期的に動作確認をすることが望ましい。
例えば火災感知器の作動試験は、操作棒の先端に感知器を収容するフードと、発煙室と、発煙室内で発生した煙を強制的に感知器に送るファン等を備える本体を設けた試験装置が用いられる。天井等に設備された感知器に試験装置の本体を持って行き、フードで感知器を覆って煙を送り込み、感知器の作動試験をする(特許文献1参照)。
実開昭63−183693号公報
火災感知器のような設備には、一般に、作動試験の結果を知らせるための作動確認灯が備えられている。作業者は作動確認等の点灯を確認することにより、設備の作動試験を実施できる。しかしながら、操作棒の長さは10メートルに達するような場合もあり、床面から10メートル以上の高さにある設備の作動試験が実施されることもある。このような高所に設置された設備を点検する場合、作業者は設備の作動確認灯が目視しづらいという問題がある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、高所にある検査対象物の作動試験を容易に確認する技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は試験装置である。この試験装置は、火災感知器を覆うための開口部を備える筐体と、前記筐体の外部に備えられ、ユーザの持ち手となる棒状部材を接続するための接続部と、前記ユーザが所持する通信端末と通信可能な通信部と、を備える。前記筐体は、擬似的な火災を発生させる疑似火災発生部と、前記火災感知器を撮像する撮像部と、を収容し、前記通信部は、前記撮像部が撮像した映像を前記通信端末に送信する。
前記試験装置は、物体の接近を検出する近接センサと、前記火災感知器を照明する感知器照明部と、をさらに備えてもよい。
前記感知器照明部は、前記近接センサが物体の接近を検出することを契機として点灯してもよい。
前記撮像部は、前記近接センサが物体の接近を検出することを契機として撮像を開始してもよい。
前記通信部は、前記ユーザが所持する通信端末から前記疑似火災発生部の動作を制御するための制御信号を受信してもよく、前記疑似火災発生部は、前記通信部が取得した前記制御信号に基づいて動作してもよい。
前記火災感知器が正常に作動したか否かを判定する作動検知部をさらに備えてもよく、前記疑似火災発生部は、前記作動検知部によって前記火災感知器が正常に作動したと判定された場合、擬似的な火災の発生を停止してもよい。
本発明の第2の態様は、上記のいずれかに記載の試験装置と通信する通信端末である。この通信端末は、前記通信部から前記撮像部が撮像した映像を受信する端末側通信部と、前記端末側通信部が受信した映像を表示する表示部と、前記端末側通信部が受信した映像を解析して、前記火災感知器が正常に動作したか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果を前記表示部に表示する通知部と、を備える。
前記通信端末は、前記判定部によって前記火災感知器が正常に動作したと判定された場合、前記疑似火災発生部による擬似的な火災の発生を停止するための制御信号を、前記端末側通信部に送信させる制御信号送信部をさらに備えてもよい。
本発明によれば、高所にある検査対象物の作動試験を容易に確認することができる。
実施の形態に係る試験装置の利用シーンを模式的に示す図である。 実施の形態に係る試験装置の構成及び通信端末の外観を示す図である。 実施の形態に係る試験装置の機能構成を模式的に示す図である。 実施の形態に係る通信端末の機能構成を模式的に示す図である。 実施の形態に係る通信端末の表示画面を例示する図である。 実施の形態に係る試験装置及び通信端末の動作を説明するためのシーケンス図である。
<実施の形態の概要>
図1を参照して、実施の形態の概要を述べる。
図1は、実施の形態に係る試験装置100の利用シーンを模式的に示す図である。実施の形態に係る試験装置100は、天井C等の高所に設けられた火災感知器200を検査することに適した装置である。ユーザUは、ユーザUの持ち手となる棒状部材16を試験装置100に接続して検査を実施する。このため試験装置100は、火災感知器200を覆うための開口部を備える筐体15と、棒状部材16を接続するための接続部17とを有する。ここで、棒状部材16を接続するための接続部17は、筐体15の外部に備えられている。なお、図1には第1火災検知器200aと第2火災検知器200bとの2つの火災感知器200が図示されているが、以下特に区別する場合を除いて、単に「火災感知器200」と記載する。
筐体15の内部には、火災感知器200の検査をするための装置と、火災感知器200の様子を撮像するカメラとが備えられている。筐体15に備えられたカメラの映像は、ユーザUの手元にある通信端末300に送信される。これにより、実施の形態に係る試験装置100を用いることにより、ユーザUは手元の通信端末300に映る映像を見ながら火災感知器200の作動試験を実施でき、検査対象物が天井C等の高所にあっても容易に作動試験をすることができる。
<試験装置100の構成及び通信端末300の外観>
図2は、実施の形態に係る試験装置100の構成及び通信端末300の外観を示す図である。試験装置100は、疑似火災発生部11、作動検知部12、撮像部13、及び感知器照明部18を筐体15の内部に備える。試験装置100はまた、通信部80とアンテナ82とを筐体15の外部に備える。
疑似火災発生部11は、擬似的な火災を発生させることができる。より具体的には、疑似火災発生部11は、例えば流動パラフィンを少量ずつ連続して超音波震動子に流し込んだり、流動パラフィンを窒素等で圧力をかけたボンベに封入し、必要時にボンベのバルブボタンを作動させ噴霧させたりすることによって擬似的な煙を発生させる。疑似火災発生部11はまた、ヒーターとファンを装備しており、それらを作動させて熱風を噴射する。
一般に、火災感知器200は、火災が発生した場合にそれを周知するために作動確認灯210を発光させる。作動検知部12は、カメラによって、疑似火災発生部11が発生させた疑似火災に反応して火災感知器200が発生させた光を検出する。これが検出できたか否かを判定することにより、作動検知部12は、火災感知器200が正常に作動したか否かを判定することができる。
撮像部13は、火災感知器200を撮像するカメラである。また通信部80はアンテナ82を備えており、ユーザUが所持する通信端末300と通信可能である。通信部80は、アンテナ82を用いることにより、撮像部13が撮像した映像131を通信端末300に送信する。
感知器照明部18は、例えばLED(Light Emitting Diode)等の発光素子である。感知器照明部18は発光することにより、火災感知器200を照明することができる。通信端末300は、火災感知器200と通信可能な端末であり、火災感知器200から受信した映像を表示する表示部310を備える。通信端末300は、例えばスマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、ファブレット、ノートPC等の汎用コンピュータ、又は計算リソースと表示部とを備える専用の計算機で実現される。ユーザUは通信端末300の表示部310に表示された映像131に映っている作動確認灯210を確認することにより、火災感知器200が正常に動作しているか否かを判断することができる。
<試験装置100の機能構成>
図3は、実施の形態に係る試験装置100の機能構成を模式的に示す図である。試験装置100は、疑似火災発生部11、作動検知部12、撮像部13、近接センサ14、感知器照明部18、制御部40、通信部80、及びアンテナ82を備える。
制御部40は試験装置100が備えるCPU(Central Processing Unit)及びメモリによって構成される。制御部40は、図示しない記憶部に格納されているプログラムを実行することにより、全体制御部41、検査制御部42、撮像制御部45、照射制御部46、及び通信制御部47として機能する。
全体制御部41は、制御部40の各部を全体的に制御する。全体制御部41は、近接センサ14が物体の接近を検出した場合にそのことを示す近接信号を近接センサ14から受信する。
図2に図示はしていないが、近接センサ14は筐体15の外部に備えられている。近接センサ14は、全体制御部41の制御の下、物体の接近を検出する。このため近接センサ14は、試験装置100が火災感知器200に接近したことも検出することができる。
照射制御部46は、全体制御部41の制御の下、感知器照明部18の点灯及び消灯を制御する。全体制御部41は、近接センサ14から近接信号を検出すること、すなわち近接センサ14が物体の接近を検出することを契機として、照射制御部46に感知器照明部18を点灯させる。全体制御部41はまた、近接センサ14から近接信号を検出することを契機として、撮像制御部45に撮像を開始させる。これにより、試験装置100が火災感知器200から離れているときに、感知器照明部18が光を照射することを抑制できる。同様に、試験装置100が火災感知器200から離れているときに、撮像部13が撮像することも抑制できる。
ユーザUは、通信端末300を操作することにより、疑似火災発生部11を遠隔で操作することができる。具体的には、通信制御部47は、通信部80及びアンテナ82を介して通信端末300から疑似火災発生部11の制御信号を受信する。全体制御部41は、通信制御部47が受信した疑似火災発生部11の制御信号に基づいて、検査制御部42に疑似火災発生部11を動作させる。
例えば、通信制御部47が疑似火災発生部11の発煙を開始することを指示する信号を受信すると、検査制御部42は、全体制御部41の制御の下、疑似火災発生部11に発煙を開始させる。同様に、通信制御部47が疑似火災発生部11の発煙を停止することを指示する信号を受信すると、検査制御部42は、疑似火災発生部11に発煙を停止させる。
通信制御部47は、撮像部13が撮像した火災感知器200の映像を、通信部80及びアンテナ82を介して通信端末300に送信する。このため、ユーザUは自身が所持する通信端末300を見ながら、疑似火災発生部11を遠隔操作することができる。火災感知器200の作動試験のときにのみ疑似火災発生部11を動作させることができるので、作動試験の際に疑似火災発生部11が発生する煙や熱を抑えることができる。このように、疑似火災発生部11が発生する煙や熱を抑えられるので、煙材料の消費や熱の発生に要する電力を抑制することができる。
<通信端末300の機能構成>
図4は、実施の形態に係る通信端末300の機能構成を模式的に示す図である。通信端末300は、表示部310、端末側通信部320、及び端末制御部330を備える。
端末制御部330は、通信端末300のCPUやメモリで実現される。端末制御部330は、通信端末300の図示しない記憶部に格納されているプログラムを実行することにより、全体制御部331、表示制御部332、判定部333、制御信号送信部334、及び端末側通信制御部335として機能する。
端末側通信制御部335は、全体制御部331の制御の下、端末側通信部320の動作を制御する。端末側通信部320は、端末側通信制御部335の動作の下、試験装置100と通信して情報のやり取りをする。例えば、端末側通信部320は、試験装置100の通信部80から撮像部13が撮像した映像131を受信する。端末側通信部320が受信した映像131は、端末側通信制御部335を介して全体制御部331に出力される。
表示制御部332は、全体制御部331の制御の下、表示部310の動作を制御する。例えば表示制御部332は、全体制御部331が取得した映像131を、表示部310に表示させる。判定部333は、全体制御部331が取得した映像131を解析することにより、火災感知器200が正常に動作したか否かを判定する。より具体的には、判定部333は、映像131中に映っている作動確認灯210が点灯しているか否かを検出する。判定部333は、作動確認灯210が点灯している場合、火災感知器200が正常に動作したと判定する。
表示制御部332は、判定部333の判定結果を表示部310に表示させる。この意味で、表示制御部332は、判定部333による判定結果をユーザUに通知する通知部としても機能する。
制御信号送信部334は、判定部333によって火災感知器200が正常に動作したと判定された場合、疑似火災発生部11による擬似的な火災の発生を停止するための制御信号を、端末側通信制御部335に送信させる。これにより、火災感知器200の作動試験の際に疑似火災発生部11が発生する煙や熱を抑えることができる。このように、疑似火災発生部11が発生する煙や熱を抑えられるので、煙材料の消費や熱の発生に要する電力を抑制することができる。
<通信端末300の画面例>
図5は、実施の形態に係る通信端末300の表示画面を例示するための図である。具体的には、図5(a)は、ユーザUが疑似火災発生部11を遠隔操作するための操作画面例を図示している。また図5(b)は、火災感知器200の作動の確認をユーザUに通知するための画面例を図示している。
実施の形態に係る通信端末300において、表示部310はタッチセンサを備えるタッチスクリーンとなっていてもよい。この場合、ユーザUは表示部310に表示された試験種選択タブ312を選択することにより、試験装置100に加熱試験をさせるのか、又は加煙試験をさせるのかを選択することができる。図5(a)に示す例では、ユーザUが試験装置100に加熱試験をさせることを選択している場合の例を示している。なお、表示部310には、通信端末300に送信された撮像部13の映像131も表示されている。
ユーザUが表示部310に表示された開始アイコン314を選択すると、制御信号送信部334は、疑似火災発生部11に加熱試験を開始することを示す制御信号を生成し、端末側通信制御部335に送信させる。ユーザUが表示部310に表示された停止アイコン316を選択すると、制御信号送信部334は、疑似火災発生部11に加熱試験を停止することを示す制御信号を生成し、端末側通信制御部335に送信させる。これにより、ユーザUは手元にある通信端末300を操作することにより、試験装置100を遠隔で操作することができる。
判定部333は、映像131を解析することによって火災感知器200が正常に動作したと判定した場合、表示部310に作動通知アイコン317を表示させる。より具体的には、判定部333は、表示制御部332に対して、作動通知アイコン317を表示することを示す制御信号を送信する。当該制御信号を受信すると、表示制御部332は、表示部310に作動通知アイコン317を表示させる。これにより、ユーザUは、表示部310に表示された映像131を観察して判断しなくとも、火災感知器200が正常に動作したことを一見して把握することができる。
<試験装置100及び通信端末300のシーケンス図>
図6は、実施の形態に係る試験装置100及び通信端末300の動作を説明するためのシーケンス図である。
試験装置100の近接センサ14は、全体制御部41の制御にしたがい、動作を開始する(S2)。近接センサ14は、物体に接近することを検出するまでの間(S4のNo)、物体が接近したか否かの検出を継続する。近接センサ14が物体の接近を検出すると(S4のYes)、感知器照明部18は照明を開始するとともに(S6)、撮像部13は撮像を開始する(S8)。通信制御部47は、撮像部13が撮像した映像131の通信端末300への送信を開始する(S10)。ここで撮像部13は映像131を連続して撮像する、いわゆる流し撮りを実行する。このため、通信制御部47も、映像131を通信端末300に対して継続的に送信する。
通信端末300の端末側通信部320は、試験装置100から送信された映像131を受信する(S12)。通信端末300のユーザUが表示部310に表示された開始アイコン314を操作すると、制御信号送信部334は疑似火災発生部11に擬似的な火災の発生を開始することを示す開始制御信号を生成し、端末側通信制御部335に送信させる(S14)。
試験装置100の検査制御部42は、通信端末300から送信された制御信号にしたがい、疑似火災発生部11に擬似的な火災を発生させる(S16)。通信部80がアンテナ82を介して通信端末300から擬似的な火災の発生を停止することを示す停止制御信号を受信するまでの間(S18のNo)、通信部80は停止制御信号の受信を待機する。
通信端末300の判定部333は、試験装置100から受信した映像131を解析する(S20)。判定部333は、火災感知器200が正常に作動していると判定するまでの間(S22のNo)、ステップS20に戻って映像の解析を継続する。判定部333によって火災感知器200が正常に作動していると判定されると(S22のYes)、制御信号送信部334は、疑似火災発生部11に疑似的な火災を停止することを示す制御信号を生成し、端末側通信制御部335に送信させる(S24)。表示制御部332は、判定部333の判定結果を表示部310に表示させる(S26)。
試験装置100の通信部80が、アンテナ82を介して通信端末300から擬似的な火災の発生を停止することを示す制御信号を受信すると(S18のYes)、検査制御部42は、疑似火災発生部11に擬似的な火災の発生を停止させる(S28)。通信制御部47は、撮像部13が撮像した映像131を通信部80に送信させることを停止する(S30)。
以上説明したように、実施の形態に係る試験装置100によれば、高所にある検査対象物の作動試験を容易にすることができる。
特に、試験装置100は撮像部13に加えて感知器照明部18も備えているため、火災感知器200の設置場所が暗い場合であっても、火災感知器200を容易に確認することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。以下そのような変形例を説明する。
<第1の変形例>
上記では、通信端末300の判定部333が試験装置100から取得した映像131を解析することにより、火災感知器200が正常に作動しているか否かを判定する場合について説明した。これに代えて、判定部333は、試験装置100の作動検知部12による判定結果を受信するようにしてもよい。通信端末300において画像解析をすることを省略できるため、判定の迅速化と省電力化とに資する。
<第2の変形例>
上記では、通信端末300から送信された制御信号によって検査制御部42が疑似火災発生部11を動作させる場合について説明した。これに代えて、あるいはこれに加えて、検査制御部42は、作動検知部12の判定結果に基づいて疑似火災発生部11の動作を制御してもよい。具体的には、例えば、検査制御部42は、作動検知部12が火災感知器200が正常に作動したと判定した場合、疑似火災発生部11による擬似的な火災の発生を停止してもよい。これにより、試験装置100が通信部300との間で通信をすることを省略できるので、作動試験の迅速化と省電力化とに資する。
11・・・疑似火災発生部
12・・・作動検知部
13・・・撮像部
14・・・近接センサ
15・・・筐体
16・・・棒状部材
17・・・接続部
18・・・感知器照明部
40・・・制御部
41・・・全体制御部
42・・・検査制御部
45・・・撮像制御部
46・・・照射制御部
47・・・通信制御部
80・・・通信部
82・・・アンテナ
100・・・試験装置
200・・・火災感知器
210・・・作動確認灯
300・・・通信端末
310・・・表示部
320・・・端末側通信部
330・・・端末制御部
331・・・全体制御部
332・・・表示制御部
333・・・判定部
334・・・制御信号送信部
335・・・端末側通信制御部

Claims (8)

  1. 火災感知器を覆うための開口部を備える筐体と、
    前記筐体の外部に備えられ、ユーザの持ち手となる棒状部材を接続するための接続部と、
    前記ユーザが所持する通信端末と通信可能な通信部と、を備え、
    前記筐体は、
    擬似的な火災を発生させる疑似火災発生部と、
    前記火災感知器を撮像する撮像部と、を収容し、
    前記通信部は、前記撮像部が撮像した映像を前記通信端末に送信する、
    試験装置。
  2. 物体の接近を検出する近接センサと、
    前記火災感知器を照明する感知器照明部と、
    をさらに備える、請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記感知器照明部は、前記近接センサが物体の接近を検出することを契機として点灯する、請求項2に記載の試験装置。
  4. 前記撮像部は、前記近接センサが物体の接近を検出することを契機として撮像を開始する、請求項2又は3に記載の試験装置。
  5. 前記通信部は、前記ユーザが所持する通信端末から前記疑似火災発生部の動作を制御するための制御信号を受信し、
    前記疑似火災発生部は、前記通信部が取得した前記制御信号に基づいて動作する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の試験装置。
  6. 前記火災感知器が正常に作動したか否かを判定する作動検知部をさらに備え、
    前記疑似火災発生部は、前記作動検知部によって前記火災感知器が正常に作動したと判定された場合、擬似的な火災の発生を停止する、請求項1から5のいずれか一項に記載の試験装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の試験装置と通信する通信端末であって、
    前記通信部から前記撮像部が撮像した映像を受信する端末側通信部と、
    前記端末側通信部が受信した映像を表示する表示部と、
    前記端末側通信部が受信した映像を解析して、前記火災感知器が正常に動作したか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果を前記表示部に表示する通知部と、
    を備える通信端末。
  8. 前記判定部によって前記火災感知器が正常に動作したと判定された場合、前記疑似火災発生部による擬似的な火災の発生を停止するための制御信号を、前記端末側通信部に送信させる制御信号送信部をさらに備える、請求項7に記載の通信端末。
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