JP2018006539A - 光送信モジュールおよび光送信モジュールの制御方法 - Google Patents

光送信モジュールおよび光送信モジュールの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 光出力パワーおよび消光比の所望値からの誤差を抑制することができる、光送信モジュール、および、光送信モジュールの制御方法を提供する。【解決手段】 光送信モジュールは、入力されたバイアス電流設定値に基づいて、発光素子のバイアス電流を駆動するバイアス電流駆動回路と、入力された変調電流設定値に基づいて、前記発光素子の変調電流を駆動する変調電流駆動回路と、前記発光素子の光出力パワーを測定する受光素子と、前記バイアス電流設定値および前記変調電流設定値において、前記光出力パワーの目標値に対する前記受光素子で測定された前記光出力パワーとの差分が閾値以上であるか否かを判定する判定部と、前記差分が前記閾値以上と判定された場合に、前記差分に応じた分、前記バイアス電流を下げる補正制御を前記バイアス電流駆動回路に対して行う制御回路と、を備える。【選択図】 図3

Description

本発明は、光送信モジュールおよび光送信モジュールの制御方法に関する。
経年劣化等によって、光送信機における光変調制御が非線形領域で行われることがある。このような場合においても、消光比の悪化を回避することが望まれる。そこで、測定された温度に応じて光出力制御を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−103398号公報
しかしながら、上記技術では、非線形領域で使用されているか否かを判断する点について開示されていない。したがって、所望の消光比が得られないおそれがある。
1つの側面では、本発明は、所望の消光比を得ることができる、光送信モジュール、および、光送信モジュールの制御方法を提供することを目的とする。
1つの態様では、光送信モジュールは、入力されたバイアス電流設定値に基づいて、発光素子のバイアス電流を駆動するバイアス電流駆動回路と、入力された変調電流設定値に基づいて、前記発光素子の変調電流を駆動する変調電流駆動回路と、前記発光素子の光出力パワーを測定する受光素子と、前記バイアス電流設定値および前記変調電流設定値において、前記光出力パワーの目標値に対する前記受光素子で測定された前記光出力パワーとの差分が閾値以上であるか否かを判定する判定部と、前記差分が前記閾値以上と判定された場合に、前記差分に応じた分、前記バイアス電流を下げる補正制御を前記バイアス電流駆動回路に対して行う制御回路と、を備える。
1つの態様では、光送信モジュールは、入力されたバイアス電圧設定値に基づいて、発光素子の出力光を変調する変調器のバイアス電圧を駆動するバイアス電圧駆動回路と、入力された変調電圧設定値に基づいて、前記変調器の変調電圧を駆動する変調電圧駆動回路と、前記変調器の光出力パワーを測定する受光素子と、前記バイアス電圧設定値および前記変調電圧設定値において、前記光出力パワーの目標値に対する前記受光素子で測定された前記光出力パワーとの差分の絶対値が閾値以上であるか否かを判定する判定部と、前記差分の絶対値が前記閾値以上と判定された場合に、前記差分に応じた分、前記バイアス電圧を補正する補正制御を前記バイアス電圧駆動回路に対して行う制御回路と、を備えることを特徴とする。
明細書開示の光送信モジュールおよび光送信モジュールの制御方法によれば、所望の消光比を得ることができる。
レーザダイオードの温度特性を説明するための図である。 レーザダイオードの温度特性を説明するための図である。 第1の実施形態に係る光送信モジュールの全体構成を説明するためのブロック図である。 (a)はデータメモリに格納されるデータテーブルの一例であり、(b)は係数OMIを用いて算出される設定変調電流Ip(s)の一例である。 補正バイアス電流Ib(c)および補正変調電流Ip(c)の算出過程を表すフローチャートの一例である。 外部変調方式で用いる外部変調器の消光特性を例示する図である。 第2の実施形態に係る光送信モジュールの全体構成を説明するためのブロック図である。 データメモリに格納されるデータテーブルの一例である。 補正バイアス電圧Vb(c)および補正変調電圧Vp(c)の算出過程を表すフローチャートの一例である。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。
まず、レーザダイオードの温度特性について説明する。図1は、レーザダイオードの温度特性を説明するための図である。図1において、横軸はレーザダイオードに入力される駆動電流を表し、縦軸はレーザダイオードの出力光パワー(mW)を表す。図1で例示するように、駆動電流が所定値以下の場合には、レーザダイオードは光を出力しない。駆動電流が所定値(発振しきい値Ith)を上回ると、レーザダイオードは光の出力を開始する。
レーザダイオードを発光素子および変調器の両方として機能させる直接変調方式においては、レーザダイオードにバイアス電流を印加しつつ、変調電流を印加する。図1で例示するように、光出力パワーを−3.0dBmに設定する場合、バイアス電流をIb(室温)に設定する。消光比を6dBに設定する場合、変調電流をIp(室温)に設定する。Ip(室温)は、Ib(室温)を基準として、プラスとマイナスとに変化するパルス電流である。本明細書において、変調電流はパルスの変動幅で表されている。フォトダイオードではレーザダイオードの光出力パワーの平均パワーが検出されるため、レーザダイオードに変調電流が入力されていても、光出力パワーは−3.0dBmとなる。
室温のように比較的温度が低い場合においては、レーザダイオードの光出力パワーは、発振しきい値を上回る範囲において駆動電流に比例する。この場合、バイアス点を対称点として変調電流を設定することができる。したがって、フォトダイオードで検出される光出力パワーを対称点として、変調電流を設定することができる。
温度上昇に伴って、駆動電流に対する光出力パワーの傾きが低下する。それにより、高温環境下においては、室温と同等の光出力パワー(−3.0dBm)を実現するために、バイアス電流を、Ib(室温)よりも大きいIb(高温)に設定する必要がある。さらに、室温と同等の消光比(6dB)を実現するために、変調電流を、Ip(室温)よりも大きいIp(高温)に設定する必要がある。高温環境下において光出力パワーが発振しきい値を上回る範囲において駆動電流に比例する場合、バイアス点を対称点として変調電流を設定することができる。すなわち、フォトダイオードで検出される光出力パワーを対称点として、変調電流を設定することができる。
しかしながら、レーザダイオードに経年劣化が生じると、高温環境下において、駆動電流の増加に対する光出力パワーの増加率が低下することがある。すなわち、光出力パワーと駆動電流との間に、非線形特性が生じることがある。この場合、所定の消光比を実現するに際して、バイアス点を対称点とすることができない。
具体的に、図2で例示するように、バイアス電流をIb(高温)に設定しかつ変調電流をIp(高温)に設定した場合、非線形特性に起因して変調電流の高電流側の光出力パワーが低下する。この場合、消光比が低下する。図2では、消光比が5.7dB程度(<6.0dB)となる。フォトダイオードで検出される光パワーは平均パワーであることから、フォトダイオードで検出される光出力パワーも低下する。
図2では、検出される光出力パワーは−3.23dBmとなる。APC制御がなされる場合、バイアス電流は、−3.0dBmの光出力パワーを実現するための電流に制御されるため、増加する。図2では、このバイアス電流は、Ib´(高温)で表されている。この場合、線形特性が得られている場合と比較して、Ip(高温)の高電流側においてさらに光出力パワーが低下するため、消光比がさらに低下する。図2では、消光比が5.3dB程度まで低下する。
以上のことから、光出力パワーと駆動電流との間に非線形特性が現れた場合、一般的なAPC制御がなされると所望の消光比が得られなくなる。以下の実施形態では、上記非線形特性が現れる場合であっても所望の消光比を得ることができる光送信モジュールおよびその制御方法について説明する。
(第1の実施形態)
図3は、第1の実施形態に係る光送信モジュール100の全体構成を説明するためのブロック図である。図3で例示するように、光送信モジュール100は、光送信デバイス10、LDドライバ回路20、およびLD制御部30を備える。
光送信デバイス10は、レーザダイオード11およびフォトダイオード(受光素子)12を含む。本実施形態においては、レーザダイオード11に変調電流を供給することによって変調信号を取り出すことから、レーザダイオード11を直接変調器として用いる。
LDドライバ回路20は、バイアス電流駆動回路21および変調電流駆動回路22を含む。LD制御部30は、温度センサ31、コントローラ32、データメモリ、電流生成回路、比較回路41および演算回路42を含む。データメモリには、バイアス電流データメモリ33、閾値電流データメモリ34、係数OMIデータメモリ35、およびモニタ電流データメモリ36が含まれる。電流生成回路には、設定バイアス電流生成回路37、閾値電流生成回路38、設定モニタ電流生成回路39、および補正バイアス電流生成回路40が含まれる。たとえば、コントローラ32は、プロセッサとプロセッサを制御するプログラムを格納したメモリ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、IC(Integrated Circuit)のうち少なくとも1つを用いて構成してもよい。
図4(a)は、上記データメモリに格納されるデータテーブルの一例である。図4(a)で例示するように、データテーブルには、各温度に対応して、設定バイアス電流Ib(s)(mA)、閾値電流Ith(mA)、係数OMI、および設定モニタ電流Im(s)(mA)が格納されている。なお、図4(a)では、設定モニタ電流Im(s)に対応する電力(mW)が格納されている。係数OMIは、設定バイアス電流と閾値電流Ithとから設定変調電流Ip(s)を算出するための係数である。例えば、係数OMIは、(Ip(s)/2)/(Ib(s)−Ith)とすることができる。また、閾値電流Ithは、レーザダイオード11による発振が開始される電流値である。例えば、閾値電流Ithは、駆動電流と光出力パワーとの比例関係を低光出力パワーに延長して得られる電流値である。
これらの設定電流は、出荷試験時等において、事前に測定することができる。設定バイアス電流Ib(s)は、バイアス電流データメモリ33に格納される。閾値電流Ithは、閾値電流データメモリ34に格納される。係数OMIは、係数OMIデータメモリ35に格納される。設定モニタ電流Im(s)は、モニタ電流データメモリ36に格納される。なお、各データは、テーブルではなく温度関数として格納されていてもよい。図4(b)は、係数OMIを用いて算出される設定変調電流Ip(s)を例示する図である。
以下、図3、図4(a)および図4(b)を参照しつつ、光送信モジュール100の動作について説明する。温度センサ31は、レーザダイオード11の温度を電気信号に変換し、コントローラ32に入力する。コントローラ32は、温度センサ31から入力される電気信号に基づいて、レーザダイオード11の温度を検出する。コントローラ32は、バイアス電流データメモリ33に、検出された温度に対応する設定バイアス電流Ib(s)の値を設定バイアス電流生成回路37に出力させる。設定バイアス電流生成回路37は、バイアス電流データメモリ33から入力された値の電流(設定バイアス電流Ib(s))を生成し、演算回路42に入力する。演算回路42は、設定バイアス電流Ib(s)をバイアス電流駆動回路21に入力する。バイアス電流駆動回路21は、コントローラ32から入力された設定バイアス電流Ib(s)をレーザダイオード11に入力する。それにより、レーザダイオード11は、設定バイアス電流Ib(s)で定まるバイアス点での光出力パワーで光を出力する。
また、コントローラ32は、閾値電流データメモリ34に、検出された温度に対応する閾値電流Ithの値を閾値電流生成回路38に対して出力させる。閾値電流生成回路38は、閾値電流データメモリ34から入力された値の電流(閾値電流Ith)を生成して、演算回路42に入力する。また、コントローラ32は、係数OMIデータメモリ35に、検出された温度に対応する係数OMIの値を演算回路42に対して出力させる。
演算回路42は、閾値電流Ithと係数OMIと設定バイアス電流Ib(s)とから、設定変調電流Ip(s)を算出する。具体的には、演算回路42は、下記式(1)に従って、設定変調電流Ip(s)を算出する。変調電流駆動回路22は、設定変調電流Ip(s)の変調幅で、入力される主信号に応じたパルス電流をレーザダイオード11に入力する。レーザダイオード11は、設定変調電流Ip(s)によって定まる変調振幅での消光比で出力光を変調する。
Ip(s)=OMI×2×(Ib(s)−Ith) (1)
フォトダイオード12は、レーザダイオード11の出力光を受光する。フォトダイオード12は、光電変換によって、受光パワーを電流信号に変換し、比較回路41に入力する。なお、バイアス電流駆動回路21とレーザダイオード11との間に、インダクタ50が配置されている。それにより、バイアス電流駆動回路21からレーザダイオード11への交流信号の入力が防止される。また、変調電流駆動回路22とレーザダイオード11との間に、キャパシタ60が配置されている。それにより、変調電流駆動回路22からレーザダイオード11への直流信号の入力が防止される。
また、コントローラ32は、モニタ電流データメモリ36に、検出した温度に対応する設定モニタ電流Im(s)の値を設定モニタ電流生成回路39に対して出力させる。設定モニタ電流生成回路39は、モニタ電流データメモリ36から与えられる値の電流(設定モニタ電流Im(s))を生成し、比較回路41に入力する。比較回路41は、フォトダイオード12から入力されるモニタ電流Im(m)と設定モニタ電流生成回路39から入力される設定モニタ電流Im(s)との比較結果をコントローラ32に入力する。
コントローラ32は、設定モニタ電流Im(s)とモニタ電流Im(m)との差分Δimを検出する。設定モニタ電流Im(s)は、設定バイアス電流Ib(s)および設定変調電流Ip(s)でのレーザダイオード11の光出力パワーの目標値に対応する電流である。当該差分Δimが小さければ、設定バイアス電流Ib(s)を基準に変調光の高光出力パワーと低光出力パワーとが対称となっていることになるため、線形特性が維持されていることになる。一方、当該差分Δimが大きくなると、変調光の高光出力パワーが低下して、高光出力パワーと低光出力パワーとが対称を維持できなくなっていることになる。したがって、当該差分Δimが大きければ、図2で説明した非線形特性が現れていると判断することができる。例えば、当該差分Δimとして、設定モニタ電流Im(s)とモニタ電流Im(m)との差分、両者の比、等を用いることができる。
上記差分が閾値以上となる場合、バイアス電流を低下させることで、非線形特性の影響を抑制することができる。そこで、補正バイアス電流生成回路40は、当該差分Δimに応じて設定バイアス電流Ib(s)を低下させることで、補正バイアス電流Ib(c)を生成する。補正バイアス電流生成回路40は、生成した補正バイアス電流Ib(c)を演算回路42に入力する。演算回路42は、補正バイアス電流Ib(c)をバイアス電流駆動回路21に入力する。バイアス電流駆動回路21は、補正バイアス電流Ib(c)をレーザダイオード11に入力する。それにより、レーザダイオード11のバイアス電流が補正バイアス電流Ib(c)に補正される。なお、この場合、バイアス電流が変化することになるため、変調度(バイアス電流と変調電流との比)が変わるおそれがある。そこで、演算回路42は、変調度の変化が抑制されるように、変調電流を変化させる。
例えば、設定モニタ電流Im(s)に対して、モニタ電流Im(m)(<Im(s))が検出されたとする。補正バイアス電流生成回路40は、下記式(2)に従って、モニタ電流Im(m)と設定モニタ電流Im(s)との比Rを算出する。次に、補正バイアス電流生成回路40は、下記式(3)に従って、設定バイアス電流Ib(s)と閾値電流Ithとの差Sを算出する。
比R=Im(m)/Im(s) (2)
差S=Ib(s)−Ith (3)
次に、補正バイアス電流生成回路40は、上記式(2)および上記式(3)の結果を用いて、下記式(4)に従って変調電流の非線形値を算出する。次に、補正バイアス電流生成回路40は、下記式(4)に従って設定バイアス電流Ib(s)から非線形値を差し引くことで、補正バイアス電流Ib(c)を生成し、バイアス電流駆動回路21に入力する。
非線形値=差S×(1−比R) (4)
補正バイアス電流Ib(c)=設定バイアス電流Ib(s)−非線形値 (5)
次に、演算回路42は、閾値電流Ithと係数OMIと補正バイアス電流Ib(c)とから、補正変調電流Ip(c)を算出する。具体的には、演算回路42は、上記式(1)に従って、補正変調電流Ip(c)を算出する。変調電流駆動回路22は、補正変調電流Ip(c)の変調幅で、入力される主信号に応じたパルス電流をレーザダイオード11に入力する。レーザダイオード11は、補正変調電流Ip(c)によって定まる変調振幅での消光比で出力光を変調する。
例えば、80℃において、設定モニタ電流Im(s)に対応する電力=0.5mWに対して、モニタ電流Im(m)に対応する電力=0.45mWが検出されたとする。この場合、比Rは、0.45/0.5=0.9となる。差Sは、116.6667−50=66.6667となる。非線形値は、66.6667×(1−0.9)=6.6667となる。補正バイアス電流Ib(c)は、116.6667−6.6667=110となる。補正変調電流Ip(c)は、0.3×(110−50)×2=36となる。
図5は、上記補正バイアス電流Ib(c)および上記補正変調電流Ip(c)の算出過程を表すフローチャートの一例である。図5で例示するように、コントローラ32は、温度センサ31の検出結果に基づいて、レーザダイオード11の温度を取得する(ステップS1)。次に、コントローラ32は、バイアス電流データメモリ33に、検出された温度に対応する設定バイアス電流Ib(s)の値を出力させる。また、コントローラ32は、検出された温度に対応する閾値電流Ithの値を出力させる。また、コントローラ32は、検出された温度に対応する係数OMIの値を出力させる。それにより、バイアス電流駆動回路21からレーザダイオード11に設定バイアス電流Ib(s)が設定される。変調電流駆動回路22からレーザダイオード11に設定変調電流Ip(s)が設定される(ステップS2)。
次に、コントローラ32は、ステップS1で取得した温度に対応する設定モニタ電流Im(s)の値をモニタ電流データメモリ36に出力させる(ステップS3)。それにより、比較回路41に、設定モニタ電流Im(s)が入力される。フォトダイオード12は、モニタ電流Im(m)を取得する(ステップS4)。それにより、比較回路41に、モニタ電流Im(s)が入力される。次に、コントローラ32は、比較回路41の比較結果を受け取って、下記式(5)に従って差分比率Δimを算出する(ステップS5)。差分比率Δimを求めることによって、モニタ電流Im(m)の設定モニタ電流Im(s)からの誤差を求めることができる。
Δim=Im(s)−Im(m) (5)
次に、コントローラ32は、差分Δimが閾値以下であるか否かを判定する(ステップS6)。ステップS6において「Yes」と判定された場合、バイアス電流および変調電流は補正されない。それにより、不要な補正制御を抑制することができる。
ステップS6において「No」と判定された場合、補正バイアス電流生成回路40は、上記式(2)〜(5)に従って、補正バイアス電流Ib(c)を算出する(ステップS7)。それにより、バイアス電流駆動回路21によって、レーザダイオード11のバイアス電流が補正される。次に、演算回路42は、閾値電流Ithと係数OMIと補正バイアス電流Ib(c)とから、補正変調電流Ip(c)を算出する(ステップS8)。それにより、変調電流駆動回路22によって、変調電流が補正される。その後、フローチャートの実行が終了する。
本実施形態によれば、所定の温度において設定モニタ電流Im(s)とモニタ電流Im(m)との差分が閾値より大きいか否かを求めることによって、非線形特性が現れているか否かを判定することができる。すなわち、設定バイアス電流Ib(s)および設定変調電流Ip(s)において、光出力パワーの目標値と測定値との差分が閾値以上であるか否かを判定することによって、非線形特性が現れているか否かを判定することができる。当該差分に応じてバイアス電流を低下させることで、非線形特性の影響を抑制することができる。すなわち、所望の消光比を得ることができる。さらに、低下後のバイアス電流に応じて変調電流を低下させる補正をすることで、変調度の変化を抑制することができる。所望の消光比が得られることは、PAM4(Pulse Amplitude Modulation)、DMT(Discrete Multi−Tone)等の多値変調方式において特に有効である。
本実施形態において、バイアス電流駆動回路21が、入力されたバイアス電流設定値に基づいて発光素子のバイアス電流を駆動するバイアス電流駆動回路の一例として機能する。変調電流駆動回路22が、入力された変調電流設定値に基づいて発光素子の変調電流を駆動する変調電流駆動回路の一例として機能する。コントローラ32が、バイアス電流設定値および変調電流設定値において、光出力パワーの目標値に対する受光素子で測定された光出力パワーとの差分が閾値以上であるか否かを判定する判定部の一例として機能する。演算回路42が、差分が閾値以上と判定された場合に、差分に応じた分、バイアス電流を下げる補正制御をバイアス電流駆動回路に対して行う制御回路の一例として機能する。
(第2の実施形態)
第2の実施形態においては、外部変調方式においてバイアス電圧を補正する例について説明する。図6は、外部変調方式で用いる外部変調器の消光特性を例示する図である。外部変調器とは、電界吸収型光変調器、電気光学効果型光変調器などである。図6において、横軸は外部変調器に印加される電圧値(V)であり、縦軸は外部変調器から得られる光出力(mW)である。
図6で例示するように、印加電圧が大きくなるにつれて、傾きが徐々に大きくなり、所定の電圧値範囲では傾きがほぼ一定となり、それ以上の電圧値範囲では傾きが徐々に小さくなる。傾きがほぼ一定となる電圧値範囲(線形特性範囲)を用いれば、良好な消光比が得られることになる。具体的には、線形特性範囲の中央あたりの電圧をバイアス電圧とし、当該バイアス電圧を基準として高低に変動する電圧を変調電圧として印加すれば、良好な消光比が得られることになる。
外部変調器の消光特性は、温度に応じて変化する。例えば、図6で例示するように、室温のように比較的温度が低い場合においては、比較的低い印加電圧に対して高光出力が得られる。温度上昇に伴って、印加電圧に対する光出力が低下する。外部変調器に経年劣化などが生じていなければ、消光特性は温度によって定まる。したがって、消光特性は、出荷試験時等において、事前に測定することができる。しかしながら、外部変調器が経年劣化すると、消光特性に変化が生じる。例えば、線形特性範囲よりも低い電圧範囲において光出力が低下する。または、線形特性範囲よりも高い電圧範囲において光出力が低下する。それにより、外部変調器に経年劣化が生じると、バイアス電圧が線形特性範囲の中央付近から外れることになる。この場合、変調電圧範囲が線形特性範囲から外れ、所定の消光比を実現するに際してバイアス点を対称点とすることができなくなる。
以上のことから、光出力パワーと駆動電圧との間に非線形特性が現れた場合、一般的なAPC制御がなされると所望の消光比が得られなくなる。第2の実施形態では、上記非線形特性が現れる場合であっても所望の消光比を得ることができる光送信モジュールおよびその制御方法について説明する。
図7は、第2の実施形態に係る光送信モジュール100aの全体構成を説明するためのブロック図である。図7で例示するように、光送信モジュール100aは、光送信デバイス10a、LDドライバ回路20a、およびLD制御部30aを備える。
光送信デバイス10aは、レーザダイオード11、変調器13およびフォトダイオード(受光素子)12を含む。本実施形態においては、変調器13に変調電流を供給することによって変調信号を取り出すことから、レーザダイオード11には変調電流を供給しない。例えば、変調器13として、電界吸収型光変調器、電気光学効果型光変調器などを用いることができる。
LDドライバ回路20aは、バイアス電圧駆動回路21aおよび変調電圧駆動回路22aを含む。LD制御部30aは、温度センサ31a、コントローラ32a、データメモリ、生成回路、比較回路41aおよび演算回路42aを含む。データメモリには、バイアス電圧データメモリ33a、係数OMIデータメモリ35a、およびモニタ電流データメモリ36aが含まれる。生成回路には、設定バイアス電圧生成回路37a、設定モニタ電流生成回路39a、および補正バイアス電圧生成回路40aが含まれる。たとえば、コントローラ32aは、プロセッサとプロセッサを制御するプログラムを格納したメモリ、FPGA(Field Programmable Gate Array)、IC(Integrated Circuit)のうち少なくとも1つを用いて構成してもよい。
図8は、上記データメモリに格納されるデータテーブルの一例である。図8で例示するように、データテーブルには、各温度に対応して、設定バイアス電圧Vb(s)(V)、係数OMI、および設定モニタ電流Im(s)(mA)が格納されている。なお、図8では、設定モニタ電流Im(s)に対応する電力(mW)が格納されている。係数OMIは、設定バイアス電圧から設定変調電圧Vp(s)を算出するための係数である。例えば、係数OMIは、(Vp(s)/2)/Vb(s)とすることができる。
これらの設定電圧および設定電流は、出荷試験時等において、事前に測定することができる。設定バイアス電圧Vb(s)は、バイアス電圧データメモリ33aに格納される。係数OMIは、係数OMIデータメモリ35aに格納される。設定モニタ電流Im(s)は、モニタ電流データメモリ36aに格納される。なお、各データは、テーブルではなく温度関数として格納されていてもよい。
以下、図7および図8を参照しつつ、光送信モジュール100aの動作について説明する。温度センサ31aは、変調器13の温度を電気信号に変換し、コントローラ32aに入力する。コントローラ32aは、温度センサ31aから入力される電気信号に基づいて、変調器13の温度を検出する。コントローラ32は、バイアス電圧データメモリ33aに、検出された温度に対応する設定バイアス電圧Vb(s)の値を設定バイアス電圧生成回路37aに出力させる。設定バイアス電圧生成回路37aは、バイアス電圧データメモリ33aから入力された値の電圧(設定バイアス電圧Vb(s))を生成し、演算回路42aに入力する。演算回路42aは、設定バイアス電圧Vb(s)をバイアス電圧駆動回路21aに入力する。バイアス電圧駆動回路21aは、コントローラ32から入力された設定バイアス電圧Vb(s)を変調器13に入力する。それにより、変調器13は、設定バイアス電圧Vb(s)で定まるバイアス点での光出力パワーで光を出力する。
また、コントローラ32aは、係数OMIデータメモリ35aに、検出された温度に対応する係数OMIの値を演算回路42aに対して出力させる。演算回路42aは、係数OMIと設定バイアス電圧Vb(s)とから、設定変調電圧Vp(s)を算出する。具体的には、演算回路42aは、下記式(6)に従って、設定変調電圧Vp(s)を算出する。変調電圧駆動回路22aは、設定変調電圧Vp(s)の変調幅で、入力される主信号に応じたパルス電圧を変調器13に入力する。変調器13は、設定変調電圧Vp(s)によって定まる変調振幅での消光比で出力光を変調する。
Vp(s)=OMI×2×Vb(s) (6)
フォトダイオード12は、変調器13の出力光を受光する。フォトダイオード12は、光電変換によって、受光パワーを電流信号に変換し、比較回路41aに入力する。なお、バイアス電圧駆動回路21aとレーザダイオード11aとの間に、インダクタ50が配置されている。それにより、バイアス電圧駆動回路21aから変調器13への交流信号の入力が防止される。また、変調電圧駆動回路22aと変調器13との間に、キャパシタ60が配置されている。それにより、変調電圧駆動回路22aから変調器13への直流信号の入力が防止される。
また、コントローラ32aは、モニタ電流データメモリ36aに、検出した温度に対応する設定モニタ電流Im(s)の値を設定モニタ電流生成回路39aに対して出力させる。設定モニタ電流生成回路39aは、モニタ電流データメモリ36aから与えられる値の電流(設定モニタ電流Im(s))を生成し、比較回路41aに入力する。比較回路41aは、フォトダイオード12から入力されるモニタ電流Im(m)と設定モニタ電流生成回路39aから入力される設定モニタ電流Im(s)との比較結果をコントローラ32aに入力する。
コントローラ32aは、設定モニタ電流Im(s)とモニタ電流Im(m)との差分Δimの絶対値を検出する。設定モニタ電流Im(s)は、設定バイアス電流Ib(s)および設定変調電流Ip(s)での変調器13の光出力パワーの目標値に対応する電流である。当該差分Δimの絶対値が小さければ、設定バイアス電流Ib(s)を基準に変調光の高光出力パワーと低光出力パワーとが対称となっていることになるため、線形特性が維持されていることになる。一方、当該差分Δimの絶対値が大きくなると、高光出力パワーと低光出力パワーとが対称を維持できなくなっていることになる。したがって、当該差分Δimの絶対値が大きければ、図6で説明した非線形特性が現れていると判断することができる。例えば、当該差分Δimとして、設定モニタ電流Im(s)とモニタ電流Im(m)との差分、両者の比、等を用いることができる。
上記差分の絶対値が閾値以上となる場合、バイアス電圧を補正することで、非線形特性の影響を抑制することができる。そこで、補正バイアス電圧生成回路40aは、当該差分Δimに応じて設定バイアス電圧Vb(s)を補正することで、補正バイアス電圧Vb(c)を生成する。補正バイアス電圧生成回路40aは、生成した補正バイアス電圧Vb(c)を演算回路42aに入力する。演算回路42aは、補正バイアス電圧Vb(c)をバイアス電圧駆動回路21aに入力する。バイアス電圧駆動回路21aは、補正バイアス電圧Vb(c)をレーザダイオード11に入力する。それにより、レーザダイオード11のバイアス電圧が補正バイアス電圧Vb(c)に補正される。なお、この場合、バイアス電圧が変化することになるため、変調度(バイアス電圧と変調電圧との比)が変わるおそれがある。そこで、演算回路42aは、変調度の変化が抑制されるように、変調電圧を変化させる。
例えば、補正バイアス電圧生成回路40aは、フィードバック制御により、モニタ電流Im(m)が設定モニタ電流Im(s)に近づくように、補正バイアス電圧Vb(c)を生成する。本実施形態においては、補正バイアス電圧生成回路40aは、設定モニタ電流Im(s)とモニタ電流Im(m)とが一致するように、補正バイアス電圧Vb(c)を生成する。次に、演算回路42aは、係数OMIと補正バイアス電圧Vb(c)とから、補正変調電圧Vp(c)を算出する。具体的には、演算回路42aは、上記式(6)に従って、補正変調電圧Vp(c)を算出する。変調電圧駆動回路22aは、補正変調電圧Vp(c)の変調幅で、入力される主信号に応じたパルス電圧を変調器13に入力する。変調器13は、補正変調電圧Vp(c)によって定まる変調振幅での消光比で出力光を変調する。非線形特性が現れた場合でもモニタ電流Im(m)が設定モニタ電流Im(s)になるようにバイアス電圧を補正すれば、当該バイアス電圧が線形特性の中心あたりに位置するようになる。
図9は、上記補正バイアス電圧Vb(c)および上記補正変調電圧Vp(c)の算出過程を表すフローチャートの一例である。図9で例示するように、コントローラ32aは、温度センサ31aの検出結果に基づいて、変調器13の温度を取得する(ステップS11)。次に、コントローラ32aは、バイアス電圧データメモリ33aに、検出された温度に対応する設定バイアス電圧Vb(s)の値を出力させる。また、コントローラ32aは、検出された温度に対応する係数OMIの値を出力させる。それにより、バイアス電圧駆動回路21aからレーザダイオード11に設定バイアス電圧Vb(s)が設定される。変調電圧駆動回路22aからレーザダイオード11に設定変調電圧Vp(s)が設定される(ステップS12)。
次に、コントローラ32aは、ステップS11で取得した温度に対応する設定モニタ電流Im(s)の値をモニタ電流データメモリ36aに出力させる(ステップS13)。それにより、比較回路41aに、設定モニタ電流Im(s)が入力される。フォトダイオード12は、モニタ電流Im(m)を取得する(ステップS14)。それにより、比較回路41aに、モニタ電流Im(s)が入力される。次に、コントローラ32aは、比較回路41aの比較結果を受け取って、下記式(7)に従って差分比率Δimを算出する(ステップS15)。差分比率Δimを求めることによって、モニタ電流Im(m)の設定モニタ電流Im(s)からの誤差を求めることができる。
Δim=Im(s)−Im(m) (7)
次に、コントローラ32aは、差分Δimの絶対値が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS16)。ステップS16において「Yes」と判定された場合、バイアス電圧および変調電圧は補正されない。それにより、不要な補正制御を抑制することができる。
ステップS16において「No」と判定された場合、補正バイアス電圧生成回路40aは、フィードバック制御により、設定モニタ電流Im(s)とモニタ電流Im(m)とが一致するように、補正バイアス電圧Vb(c)を生成する(ステップS17)。それにより、バイアス電圧駆動回路21aによって、変調器13のバイアス電圧が補正される。次に、演算回路42aは、係数OMIと補正バイアス電圧Vb(c)とから、補正変調電圧Vp(c)を算出する(ステップS18)。それにより、変調電圧駆動回路22aによって、変調電圧が補正される。その後、フローチャートの実行が終了する。
本実施形態によれば、所定の温度において設定モニタ電流Im(s)とモニタ電流Im(m)との差分の絶対値が閾値より大きいか否かを求めることによって、非線形特性が現れているか否かを判定することができる。すなわち、設定バイアス電流Ib(s)および設定変調電流Ip(s)において、光出力パワーの目標値と測定値との差分の絶対値が閾値以上であるか否かを判定することによって、非線形特性が現れているか否かを判定することができる。当該差分に応じてバイアス電圧を補正することで、非線形特性の影響を抑制することができる。すなわち、所望の消光比を得ることができる。さらに、補正後のバイアス電圧に応じて変調電圧を補正することで、変調度の変化を抑制することができる。所望の消光比が得られることは、PAM4(Pulse Amplitude Modulation)、DMT(Discrete Multi−Tone)等の多値変調方式において特に有効である。
本実施形態において、バイアス電圧駆動回路21aが、入力されたバイアス電圧設定値に基づいて発光素子の出力光を変調する変調器のバイアス電圧を駆動するバイアス電圧駆動回路の一例として機能する。変調電圧駆動回路22aが、入力された変調電圧設定値に基づいて変調器の変調電圧を駆動する変調電圧駆動回路の一例としいて機能する。コントローラ32aが、バイアス電圧設定値および変調電圧設定値において、光出力パワーの目標値に対する受光素子で測定された光出力パワーとの差分の絶対値が閾値以上であるか否かを判定する判定部の一例として機能する。演算回路42aが、差分の絶対値が閾値以上と判定された場合に、差分に応じた分、バイアス電圧を補正する補正制御をバイアス電圧駆動回路に対して行う制御回路の一例として機能する。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 光送信デバイス
11 レーザダイオード
12 フォトダイオード
20 LDドライバ回路
21 バイアス電流駆動回路
22 変調電流駆動回路
30 LD制御部30
31 温度センサ
32 コントローラ
33 バイアス電流データメモリ
34 閾値電流データメモリ
35 係数OMIデータメモリ
36 モニタ電流データメモリ
37 設定バイアス電流生成回路
38 閾値電流生成回路
39 設定モニタ電流生成回路
40 補正バイアス電流生成回路
41 比較回路
42 演算回路
100 光送信モジュール

Claims (9)

  1. 入力されたバイアス電流設定値に基づいて、発光素子のバイアス電流を駆動するバイアス電流駆動回路と、
    入力された変調電流設定値に基づいて、前記発光素子の変調電流を駆動する変調電流駆動回路と、
    前記発光素子の光出力パワーを測定する受光素子と、
    前記バイアス電流設定値および前記変調電流設定値において、前記光出力パワーの目標値に対する前記受光素子で測定された前記光出力パワーとの差分が閾値以上であるか否かを判定する判定部と、
    前記差分が前記閾値以上と判定された場合に、前記差分に応じた分、前記バイアス電流を下げる補正制御を前記バイアス電流駆動回路に対して行う制御回路と、を備えることを特徴とする光送信モジュール。
  2. 前記バイアス電流設定値および前記変調電流設定値は、前記発光素子の温度に応じて設定された値であることを特徴とする請求項1記載の光送信モジュール。
  3. 前記制御回路は、前記補正制御を行う際に、前記バイアス電流と前記変調電流との比の変動が抑制されるように、前記変調電流を補正する制御を前記変調電流駆動回路に対して行うことを特徴とする請求項1または2記載の光送信モジュール。
  4. 入力されたバイアス電流設定値に基づいて、発光素子のバイアス電流を駆動し、
    入力された変調電流設定値に基づいて、前記発光素子の変調電流を駆動し、
    受光素子を用いて前記発光素子の光出力パワーを測定し、
    前記バイアス電流設定値および前記変調電流設定値において、前記光出力パワーの目標値に対する前記受光素子で測定された前記光出力パワーとの差分が閾値以上であるか否かを判定し、
    前記差分が前記閾値以上と判定された場合に、前記差分に応じた分、前記バイアス電流を下げる補正制御を行う、ことを特徴とする光送信モジュールの制御方法。
  5. 前記発光素子の温度に応じて、前記バイアス電流設定値および前記変調電流設定値を設定することを特徴とする請求項4記載の光送信モジュールの制御方法。
  6. 前記補正制御を行う際に、前記バイアス電流と前記変調電流との比の変動が抑制されるように、前記変調電流を補正する制御を行うことを特徴とする請求項4または5記載の光送信モジュールの制御方法。
  7. 入力されたバイアス電圧設定値に基づいて、発光素子の出力光を変調する変調器のバイアス電圧を駆動するバイアス電圧駆動回路と、
    入力された変調電圧設定値に基づいて、前記変調器の変調電圧を駆動する変調電圧駆動回路と、
    前記変調器の光出力パワーを測定する受光素子と、
    前記バイアス電圧設定値および前記変調電圧設定値において、前記光出力パワーの目標値に対する前記受光素子で測定された前記光出力パワーとの差分の絶対値が閾値以上であるか否かを判定する判定部と、
    前記差分の絶対値が前記閾値以上と判定された場合に、前記差分に応じた分、前記バイアス電圧を補正する補正制御を前記バイアス電圧駆動回路に対して行う制御回路と、を備えることを特徴とする光送信モジュール。
  8. 前記バイアス電圧設定値および前記変調電圧設定値は、前記発光素子の温度に応じて設定された値であることを特徴とする請求項7記載の光送信モジュール。
  9. 前記制御回路は、前記補正制御を行う際に、前記受光素子によって測定される光出力パワーが前記目標値に近づくように、前記バイアス電圧を補正することを特徴とする請求項7または8記載の光送信モジュール。
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