JP2005064132A - レーザーダイオード駆動回路及びレーザーダイオード駆動方法 - Google Patents

レーザーダイオード駆動回路及びレーザーダイオード駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 レーザーダイオードの特性がばらついていてもその特性を正しく検出し、所望の平均出力光パワーと消光比を得ることのできるレーザーダイオード駆動回路及びレーザーダイオード駆動方法を提供する。
【解決手段】 制御回路2が複数個の電流値を電流源3に設定すると、電流源は電流値に応じた電流でレーザーダイオード8を発光させる。このとき、モニタフォトダイオード9の受光電流に基づいてパワー測定機能部4がレーザーダイオードの出力光パワーを測定する。記録部5には出力光パワーと電流値とが記録される。特性判定機能部6は記録された出力光パワーのうち、レーザーダイオードの閾値電流より小さい測定値を除外し、残った測定値からレーザーダイオードの電流対出力光パワー特性を推測する。IL・IH決定機能部7が電流対出力光パワー特性に基づいてバイアス電流と変調電流を決定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は光通信用レーザーダイオードを駆動するための、レーザーダイオード駆動回路及びレーザーダイオード駆動方法に関する。
図4はレーザーダイオードの一般的な特性を示す線図である。横軸はレーザーダイオードに流す電流Iを、縦軸はレーザーダイオードの出力光パワーPをそれぞれ表している。レーザーダイオードに流す電流Iを0から徐々に増やしていくと閾値電流Ithまでは出力光パワーPはほとんど増加しないが、閾値電流Ithを超えると出力光パワーPは直線的に増加する。このときの直線の傾きをηとする。
このレーザーダイオードを用いてディジタルの電気信号を光信号に変換するには、電気信号のHレベル、Lレベルにそれぞれ対応した電流IH、IL(IL<IH)を閾値電流Ithよりも大きい範囲に決めれば、Hレベルに対して出力光パワーPHの光信号となり、Lレベルに対して出力光パワーPLの光信号となる。レーザーダイオードを用いてディジタル光信号を送出するには、その平均出力光パワーと消光比を一定に保つことが重要である。ディジタル信号のマーク率が0.5であれば、平均出力光パワーPaveは次式で表され、
ave=(PH+PL)/2 …(1)
消光比ExRは次式で表される。
ExR=PH/PL …(2)
ここで、レーザーダイオードを駆動して所望の平均出力光パワーPaveと消光比ExRを得るためには、あらかじめそのレーザーダイオードの特性、すなわち、閾値電流Ithと電流対出力光パワー特性としての直線の傾きηを知っておく必要がある。
従来のレーザーダイオード駆動方法は、図5に示すように、閾値電流Ithを超えると推測した適当なレーザーダイオード電流Ia、Ibを定め、そのときの出力光パワーPa、Pbを求めることによって下記の関数式からレーザーダイオードの特性を得ている(例えば、下記の特許文献1参照)。
Figure 2005064132
ただし、P≧0の範囲とする。
この(3)式から直線の傾きηを次式によって求める。
Figure 2005064132
閾値電流IthはP=0とおいて次式によって求める。
Figure 2005064132
このようにしてレーザーダイオードの特性を求めることができた。
特開平7−147446号公報
しかしながら、上記のような従来のレーザーダイオード駆動方法ではIa、Ibを適切に決めないと、正しいレーザーダイオード特性が得られないという問題がある。例えば、Iaを閾値電流Ithよりも小さく設定してしまうと、誤った特性が得られてしまうし、それを恐れてIaを大きすぎる値に設定してしまうとIbとの差が小さくなり測定結果としてPb−Paの誤差が大きくなってしまう。
使用するレーザーダイオードによってあらかじめIa、Ibの見当をつけておくことも考えられるが、レーザーダイオードの特性は個体間あるいは使用時の温度などによって大きく異なるものであり、Ia、Ibを適切に設定することは困難であった。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、レーザーダイオードの特性がばらついていてもその特性を正しく検出し、所望の平均出力光パワーと消光比を得ることのできるレーザーダイオード駆動回路及びレーザーダイオード駆動方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明では、3点以上のレーザーダイオード電流を定め、それぞれの電流における光パワーから閾値電流以下と判断される電流での光パワー測定結果を除外し、それ以外の測定結果からレーザーダイオード特性を求めるようにした。
そこで、請求項1に係る発明により、設定電流値に応じた電流をレーザーダイオードに流す電流源と、前記レーザーダイオードの出力光の一部を受光するモニタフォトダイオードと、Nを3以上の整数として、ゼロの近傍から順次、値が大きくなるN個の電流値を前記電流源に設定する制御手段と、前記モニタフォトダイオードの各受光電流に基づいて前記レーザーダイオードの出力光パワーを測定するパワー測定手段と、前記パワー測定手段で測定された前記出力光パワーを前記制御手段の前記電流値に対応付けて記録する記録手段と、前記記録手段に記録された前記出力光パワーのうち、前記レーザーダイオードの閾値電流より小さい電流に対応する出力光パワーの測定値を除外し、残った測定値から前記レーザーダイオードの電流対出力光パワー特性を推測する特性判定手段とを備え、前記特性判定手段で推測された前記電流対出力光パワー特性に基づいて、あらかじめ定められた平均出力光パワーと消光比を実現するバイアス電流と変調電流を決定するよう構成されたレーザーダイオード駆動回路が提供される。
この構成により、レーザーダイオードの特性がばらついていてもその特性を正しく検出し、所望の平均出力光パワーと消光比を得ることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のレーザーダイオード駆動回路において、前記特性判定手段は、最大と最小を除いた電流設定値それぞれについて、自身より大きい側の電流設定値との差とそれに対応する出力光パワーの変化分との比R1と、
自身より小さい側の電流設定値との差とそれに対応する出力光パワーの変化分との比R2の差(R1−R2)を求め、
その差が所定値以上であった場合、当該電流設定値より小さい側の電流設定値が前記レーザーダイオードの閾値電流よりも小さいと判定するように構成されている。
この構成により、レーザーダイオードの閾値電流よりも小さい電流値に対応する電流を正確に判定することができる。
請求項3に係る発明は、Nを3以上の整数として、ゼロの近傍から順次値が大きくなるN個の電流I1、I2、…、INを定め、
レーザーダイオードに順次これらの電流を流し、それぞれの電流に対応する前記レーザーダイオードの出力光パワーP1、P2、…、PNを測定し、
前記出力光パワーの測定値P1、P2、…、PNを前記電流に対応付けて記録し、
記録された前記出力光パワーのうち、前記レーザーダイオードの閾値電流より小さい出力光パワーの測定値を除外し、
残った測定値から前記レーザーダイオードの電流対出力光パワー特性を推測し、
推測された前記電流対出力光パワー特性に基づいて、あらかじめ定められた平均出力光パワーと消光比を実現するバイアス電流と変調電流を決定する、レーザーダイオード駆動方法として構成される。
この手順により、レーザーダイオードの特性がばらついていてもその特性を正しく検出し、所望の平均出力光パワーと消光比を得ることができる。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載のレーザーダイオード駆動方法において、前記レーザーダイオードの前記閾値電流より小さい前記出力光パワーの測定値を除外するにあたり、値が隣接する各電流値の変化分に対応する出力光パワーの変化分の比を求め、最小と最大の電流以外の電流Ii(i=2、3、…、N−1)を基準として、この電流Iiより大きい側の比が小さい側の比よりも所定値以上大きいとき、この電流Iiより小さい側に属する電流I1…Ii-1がレーザーダイオードの閾値電流よりも小さいと判定する。
この手順により、レーザーダイオードの閾値電流よりも小さい電流値に対応する電流を正確に判定することができる。
請求項5に係る発明は、請求項3又は4に記載のレーザーダイオード駆動方法において、前記レーザーダイオードの前記閾値電流より小さい前記出力光パワーの測定値を除外して残った測定値から、最小2乗法を使って前記レーザーダイオードの電流対出力光パワー特性を1次関数で表すものとして構成される。
この手順により、汎用の条件式を用いて電流対出力光パワー特性が求められる。
本発明は特性を十分に捉えきれていないレーザーダイオードを用いても適切な平均出力光パワーと消光比が得られるという効果を奏する。本発明は量子化された電流値を使ってレーザーダイオード特性を求めることに特徴がある。そのため、バースト通信のように、断続的かつ1回が短時間の発光しか許されない用途であっても、許可された発光可能時間ごとに電流値を1つずつ変化させていけば、複数の発光可能時間を用いることによってレーザーダイオード特性を得ることができる。
図1は本発明に係るレーザーダイオード駆動回路の実施の形態の構成を示すブロック図である。同図において、レーザーダイオード駆動回路1は、電流設定値に応じた電流をレーザーダイオード8に流す電流源3と、レーザーダイオード8の出力光の一部を受光し、レーザーダイオード8の光パワーに比例した電流を流すモニタフォトダイオード9と、複数の電流値を電流源3に設定する制御回路2と、モニタフォトダイオード9の各出力光パワーを測定するパワー測定機能部4と、パワー測定機能部4で測定された出力光パワーの測定値を制御回路2の電流設定値に対応付けて記録する記録部5と、記録部5に記録された出力光パワーのうち、レーザーダイオード8の閾値電流より小さい出力光パワーの測定値を除外し、残った測定値からレーザーダイオード8の電流対出力光パワー特性を推測する特性判定機能部6と、この特性判定機能部6で推測された電流対出力光パワー特性に従って、あらかじめ定められた平均出力光パワーと消光比を実現するバイアス電流と変調電流を決定するIL・IH決定機能部7とを備えている。なお、電流源3は送信データのHレベルに対応して電流IHを流し、Lレベルに対応して電流ILを流す。
上記のように構成されたレーザーダイオード駆動回路1の動作について以下に説明する。レーザーダイオード8の定格電流に基づいて、制御回路2はゼロの近傍の値を含み、相互間隔の等しい3個以上の電流、例えば5個の電流I1〜I5(Ii<Ii+1)に対応する電流設定値を生成し、これらの電流設定値を例えば小さいものから大きい順に電流源3に設定する。電流源3はこれらの電流設定値に対応した電流をレーザーダイオード8に供給してこれを発光させる。モニタフォトダイオード9はレーザーダイオード8の出力光パワーに比例した電流をパワー測定機能部4に供給する。パワー測定機能部4は、その入力電流から出力光パワーP1〜P5を求めて記録部5に加える。記録部5は制御回路2から出力された電流設定値に対応する電流I1〜I5と、パワー測定機能部4から出力された出力光パワーP1〜P5とを対応付けて記録する。記録された測定結果の例を図2に示す。図2は測定結果を平面上にプロットしたものである。電流Iiに対応する点をXiとしてある。なお、I1、I2は閾値電流値より小さいのでそのときの光パワーP1、P2は0となった。
特性判定機能部6は後述する方法でX1、X2が閾値以下の測定値であると判定し、それ以外の点を元に最小2乗法を用いてレーザーダイオード8の電流対出力光パワー特性を一次関数で表し、その関数を使ってあらかじめ定められた平均光出力パワーと消光比を実現するバイアス電流と変調電流を決定する。
測定点Xiが閾値よりも大きいところの点かどうかを判断する方法は次の通りである。特性判定機能部6は最大電流と最小電流に対応する点、すなわちX5とX1を除いた点について、それぞれ自身と隣接する点を通る直線の傾きを算出する。たとえば、X4に着目した場合、X4とX5を通る直線の傾きη54とX4とX3を通る直線の傾きη43を算出する。両者の差η54−η43が所定値ηrefよりも小さいのでX4は閾値よりも大きいところの点であると判断される。
3についても同様に処理がなされるが、X2は閾値の下なのでη32は小さな値となる。したがって、η43とη32の差が所定値ηrefよりも大きくなる。このことから、X3が有効測定値の下限であり、X2以下は閾値よりも小さいところの点であると判断される。
今回の例ではX3が下限であったので処理はそこで終了するが、そうでない場合にはX2についても同様な処理が行われる。
図3は上述したレーザーダイオード駆動回路1の全体の処理手順の一例を示したフローチャートであり、以下、このフローチャートに従って、本発明に係るレーザーダイオード駆動方法について説明する。
ここでは、あらかじめ5点の電流値I1〜I5(Ii<Ii+1)が定められているものとする。これらの値の決め方の例としては、使用するレーザーダイオードの定格電流に基づいて、ほぼ等間隔に決めることが考えられる。
レーザーダイオード駆動回路1がスタートすると、ステップS1にて制御回路2が内部変数iを1に設定し、電流I1を流す指令を電流源3に通知する。ステップS2で電流源3はその指令を受けてレーザーダイオード8にI1の大きさの電流を流す。次に、ステップS3にてレーザーダイオード8が発した光の一部をモニタフォトダイオード9で受け、パワー測定機能部4でレーザーダイオード8が出力している光パワーPiを測定する。その測定値を記録部5にて内部変数i、電流値I1と共に記録する。次のステップS4で内部変数iが所定値N=5になったか否かを判定し、5になっていなければステップS5で制御回路2が内部変数iを「1」インクリメントし、ステップS2〜S4の処理を実行し、これと同様な処理を、内部変数iが5になるまで繰り返す。
ここまでの処理で、記録部5には電流値とそのときの光パワーの値の測定値の組が5組記録されたことになる。その様子が図2に示されており、各測定値の組が点X1〜X5で表されている。点X1とX2は閾値電流Ith以下であるので出力光パワーPの値は0である。
特性判定機能部6では以下の処理を行う。まず、ステップS6にて点X5とX4を通る直線の傾きη54を求める。次に、ステップS7では点X4とX3を通る直線の傾きη43を求める。次に、ステップS8にて両者の差があらかじめ定められた値ηrefよりも大きいか否かを判定し、小さい場合にはステップS9にてより小さな電流値における同様な処理を実行するために内部変数iを「1」デクリメントし、ステップS10で閾値Ithに最も近い内部変数iが2になったか否かを判定し、内部変数iが2になるまでステップS6〜S10の処理を繰り返す。
次に、ステップS10にて内部変数iが2であると判定された場合、あるいは、ステップS8にて、2つの傾きの差がηrefよりも大きいと判定された場合には、ステップS11にてその時点まで有効であった点の情報だけを用いてレーザーダイオードの特性(1次関数)を算出する。
図2の例ではX5−X4間の傾きη54とX4−X3間の傾きη43の差はηrefよりも小さいがη43に比べX3−X2間の傾きη32はかなり小さいのでその差はηrefを上回る。したがってレーザーダイオード特性を求めるのに使用可能な測定点としてX5〜X3が採用される。これらの点から最小2乗法を用いてレーザーダイオード特性を示す1次関数が求められる。この関数に基づいてIL・IH決定機能部7では送信データのHレベル、Lレベルに対応した電流値IL、IHが決められる。その後電流源3では送信データのHレベルとLレベルに合わせた電流でレーザーダイオード8を駆動する。
なお、本実施の形態では電流と出力光パワーの測定値を求めるのに電流の小さい方から順次増やしていったが、電流Iiを変化させる順番はどのようであってもよい。同様に傾きの変化を求める手順(ステップS6〜S10)を電流値の大きい方から始めたが、小さい方から始めてもよい。その場合、測定点が3点以上閾値電流Ithを下回る可能性があるので傾きの大きさがある既定値以上であることを確認する手順を付け加える。
本発明によれば所望のレーザダイオード特性を得ることができるので、本発明はレーザダイオードを駆動する装置、方法、並びに、それらを利用した光通信分野などに有用である。
本発明に係るレーザーダイオード駆動回路の実施の形態の構成を示すブロック図 図1に示す実施の形態の動作を説明するために、電流と出力光パワーの関係を示す線図 図1に示す実施の形態のより詳しい動作を説明するためのフローチャート 一般的なレーザーダイオードの電流と出力光パワーとの関係を示す線図 従来のレーザーダイオード駆動方法を説明するためにその電流と出力光パワーとの関係を示す線図
符号の説明
1 レーザーダイオード駆動回路
2 制御回路
3 電流源
4 パワー測定機能部
5 記録部
6 特性判定機能部
7 IL・IH決定機能部
8 レーザーダイオード
9 モニタフォトダイオード

Claims (5)

  1. 設定電流値に応じた電流をレーザーダイオードに流す電流源と、前記レーザーダイオードの出力光の一部を受光するモニタフォトダイオードと、Nを3以上の整数として、ゼロの近傍から順次、値が大きくなるN個の電流値を前記電流源に設定する制御手段と、前記モニタフォトダイオードの各受光電流に基づいて前記レーザーダイオードの出力光パワーを測定するパワー測定手段と、前記パワー測定手段で測定された前記出力光パワーを前記制御手段の前記電流値に対応付けて記録する記録手段と、前記記録手段に記録された前記出力光パワーのうち、前記レーザーダイオードの閾値電流より小さい電流に対応する出力光パワーの測定値を除外し、残った測定値から前記レーザーダイオードの電流対出力光パワー特性を推測する特性判定手段とを備え、前記特性判定手段で推測された前記電流対出力光パワー特性に基づいて、あらかじめ定められた平均出力光パワーと消光比を実現するバイアス電流と変調電流を決定するよう構成されたレーザーダイオード駆動回路。
  2. 前記特性判定手段は、最大と最小を除いた電流設定値それぞれについて、自身より大きい側の電流設定値との差とそれに対応する出力光パワーの変化分との比R1と、
    自身より小さい側の電流設定値との差とそれに対応する出力光パワーの変化分との比R2の差(R1−R2)を求め、
    その差が所定値以上であった場合、当該電流設定値より小さい側の電流設定値が前記レーザーダイオードの閾値電流よりも小さいと判定するように構成された請求項1に記載のレーザーダイオード駆動回路。
  3. Nを3以上の整数として、ゼロの近傍から順次値が大きくなるN個の電流I1、I2、…、INを定め、
    レーザーダイオードに順次これらの電流を流し、それぞれの電流に対応する前記レーザーダイオードの出力光パワーP1、P2、…、PNを測定し、
    前記出力光パワーの測定値P1、P2、…、PNを前記電流に対応付けて記録し、
    記録された前記出力光パワーのうち、前記レーザーダイオードの閾値電流より小さい出力光パワーの測定値を除外し、
    残った測定値から前記レーザーダイオードの電流対出力光パワー特性を推測し、
    推測された前記電流対出力光パワー特性に基づいて、あらかじめ定められた平均出力光パワーと消光比を実現するバイアス電流と変調電流を決定する、レーザーダイオード駆動方法。
  4. 前記レーザーダイオードの前記閾値電流より小さい前記出力光パワーの測定値を除外するにあたり、値が隣接する各電流値の変化分に対応する出力光パワーの変化分の比を求め、最小と最大の電流以外の電流Ii(i=2、3、…、N−1)を基準として、この電流Iiより大きい側の比が小さい側の比よりも所定値以上大きいとき、この電流Iiより小さい側に属する電流I1…Ii-1がレーザーダイオードの閾値電流よりも小さいと判定する請求項3に記載のレーザーダイオード駆動方法。
  5. 前記レーザーダイオードの前記閾値電流より小さい前記出力光パワーの測定値を除外して残った測定値から、最小2乗法を使って前記レーザーダイオードの電流対出力光パワー特性を1次関数で表す請求項3又は4に記載のレーザーダイオード駆動方法。
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