JP2018005973A - リチウムイオン電池 - Google Patents

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繁貴 坪内
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Abstract

【課題】二次電池の寿命性能を有し、抵抗の低い被膜を形成させ、電池の出力を向上させることである。【解決手段】リチウムイオン二次電池用の電解液であって、前記電解液は、ビニレンカーボネートと、式1で表わされる添加剤とを有し、前記電解液に対する前記ビニレンカーボネートと、前記式1で表わされる添加剤の総量(VC+添加剤)は、0.2wt%<(VC+添加剤)<2.0wt%の範囲であり、前記ビニレンカーボネートと前記式1で表わされる添加剤の総量に対する、前記ビニレンカーボネートの量(VC/(VC+添加剤))が0.1<(VC/(VC+添加剤))<0.75の範囲であるリチウムイオン二次電池用の電解液。【選択図】図1

Description

本発明は、リチウムイオン電池用電解質液それを用いたリチウムイオン電池に関する。
ハイブリッド自動車へのリチウムイオン電池の適用に向けて、電池の高出力化が求められており、そのためには、電池の抵抗を低減する必要がある。負極に炭素材料を使う場合、充電時の電位はリチウム金属に近い卑な電位を示す。その電位では、有機系の非水電解液は還元分化する。この際に、負極表面に分解生成物由来のLi伝導性の誘電性の被膜が形成される。この被膜の性質によって、電池の性能が支配される。そのために、様々な添加剤が検討されている。
例えば、特許文献1では、電解液中にアルカンスルホン酸アルキルを加えることで、電池のサイクル寿命が向上することが示されている。
また、特許文献2ではビニレンカーボネートと1,3−プロパンスルトンを電解液に混合することで、電解液のサイクル寿命を向上している。
特開平9−245834 特開2013−80711
特許文献1および特許文献2の技術により形成される被膜は、電解液の還元分解を抑制し、寿命を向上させる反面、それ自身が抵抗成分となり、電池の出力を低下させる可能性がある。
本発明では、二次電池の寿命性能を有し、抵抗の低い被膜を形成させ、電池の出力を向上させることである。
上記課題を解決する手段は例えば以下である。
リチウムイオン二次電池用の電解液であって、前記電解液は、ビニレンカーボネートと、式1で表わされる添加剤とを有し、前記電解液に対する前記ビニレンカーボネートと、前記式1で表わされる添加剤の総量(VC+添加剤)は、0.2wt%<(VC+添加剤)<2.0wt%の範囲であり、前記ビニレンカーボネートと前記式1で表わされる添加剤の総量に対する、前記ビニレンカーボネートの量(VC/(VC+添加剤))が0.1<(VC/(VC+添加剤))<0.75の範囲であるリチウムイオン二次電池用の電解液。
Figure 2018005973
本発明によって、寿命性能を有し、抵抗の低い被膜を形成させ、電池の出力を向上させることのできる二次電池を提供することができる。
本発明を適用したリチウムイオン電池101の内部構造概略図
以下、図面等を用いて、本発明の実施形態について説明する。以下の説明は本発明の内容の具体例を示すものであり、本発明がこれらの説明に限定されるものではなく、本明細書に開示される技術的思想の範囲内において当業者による様々な変更および修正が可能である。また、本発明を説明するための全図において、同一の機能を有するものは、同一の符号を付け、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
<リチウムイオン電池>
図1は、リチウムイオン電池101の内部構造を模式的に示している。リチウムイオン電池101とは、非水電解質中における電極へのイオンの吸蔵・放出により、電気エネルギーを貯蔵・利用可能とする電気化学デバイスの総称である。本実施例では、リチウムイオン電池を代表例として説明する。
図1のリチウムイオン電池101において、正極107、負極108、および両電極の間に挿入されたセパレータ109からなる電極群を、電池容器102に密閉状態にて収納されている。電池容器102の上部に蓋103があり、その蓋103に正極外部端子104、負極外部端子105、注液口106を有する。電池容器102に電極群を収納した後に、蓋103を電池容器102に被せ、蓋103の外周を溶接して電池容器102と一体になっている。
正極107または負極108の少なくとも一個以上を交互に重ね合わせて、正極107と負極108の間にセパレータ109を挿入し、正極107と負極108の短絡を防止する。正極107、負極108、セパレータ109で電極群が構成される。ポリエチレン、ポリプロピレンなどからなるポリオレフィン系高分子シート、あるいはポリオレフィン系高分子と4フッ化ポリエチレンを代表とするフッ素系高分子シートを溶着させた多層構造のセパレータ109などを使用することが可能である。電池温度が高くなったときにセパレータ109が収縮しないように、セパレータ109の表面にセラミックスとバインダの混合物を薄層状に形成しても良い。これらのセパレータ109は、リチウムイオン電池101の充放電時にリチウムイオンを透過させる必要があるため、一般に細孔径が0.01〜10μm、気孔率が40%以上であれば、リチウムイオン電池101に使用可能である。
セパレータ109は、電極群の末端に配置されている電極と電池容器102の間にも挿入し、正極107と負極108が電池容器102を通じて短絡しないようにしている。セパレータ109と正極107、負極108の表面および細孔内部に、電解液113が保持されている。
電極群の上部には、リード線を介して外部端子に電気的に接続されている。正極107は正極リード線110を介して正極外部端子104に接続されている。負極108は負極リード線111を介して負極外部端子105に接続されている。なお、正極リード線110と負極リード線111は、ワイヤ状、板状などの任意の形状を採ることができる。電流を流したときにオーム損失を小さくすることのできる構造であり、かつ電解液113と反応しない材質であれば、正極リード線110、負極リード線111の形状、材質は任意のものを用いることができる。
正極外部端子104または負極外部端子105と、電池容器102の間には絶縁性シール材料112を挿入し、両端子が短絡しないようにしている。絶縁性シール材料112にはフッ素樹脂、熱硬化性樹脂、ガラスハーメチックシールなどから選択することができ、電解液113と反応せず、かつ気密性に優れた任意の材質を使用することができる。
正極リード線110または負極リード線111の途中、あるいは正極リード線110と正極外部端子104の接続部、または負極リード線111と負極外部端子105の接続部に、正温度係数(PTC;PoSitive temperature coefficient)抵抗素子を利用した電流遮断機構を設けると、電池内部の温度が高くなったときに、リチウムイオン電池101の充放電を停止させ、電池を保護することが可能となる。なお、正極リード線110、負極リード線111は箔状、板状など、任意の形状にすることができる。
電極群の構造は、図1に示した短冊状電極の積層したもの、あるいは円筒状、扁平状などの任意の形状に捲回したものなど、種々の形状にすることができる。電池容器の形状は、電極群の形状に合わせ、円筒型、偏平長円形状、角型などの形状を選択してもよい。
電池容器102の材質は、アルミニウム、ステンレス鋼、ニッケルメッキ鋼製など、非水電解質に対し耐食性のある材料から選択される。また、電池容器102を正極リード線110または負極リード線111に電気的に接続する場合は、非水電解質と接触している部分において、電池容器の腐食やリチウムイオンとの合金化による材料の変質が起こらないように、リード線の材料を選定する。
その後、蓋103を電池容器102に密着させ、電池全体を密閉する。電池を密閉する方法には、溶接、かしめなど公知の技術がある。
<正極>
正極107は、正極合剤層、正極集電体から構成される。正極合剤層は、正極活物質、必要に応じて導電剤、バインダから構成される。その正極活物質を例示すると、LiCoO2、LiNiO2、LiMn24が代表例である。他に、LiMnO3、LiMn23、LiMnO2、Li4Mn512、LiMn2-xx2(ただし、M=Co、Ni、Fe、Cr、Zn、Taであって、x=0.01〜0.2)、Li2Mn3MO8(ただし、M=Fe、Co、Ni、Cu、Zn)、Li1-xAxMn24(ただし、A=Mg、Ba、B、Al、Fe、Co、Ni、Cr、Zn、Caであって、x=0.01〜0.1)、LiNi1-xMxO2(ただし、M=Co、Fe、Ga、x=0.01〜0.2)、LiFeO2、Fe2(SO43、LiCo1-xx2(ただし、M=Ni、Fe、Mnであって、x=0.01〜0.2)、LiNi1-xx2(ただし、M=Mn、Fe、Co、Al、Ga、Ca、Mgであって、x=0.01〜0.2)、Fe(MoO43、FeF3、LiFePO4、LiMnPO4などを列挙することができる。本発明は正極材料に何ら制約を受けないので、これらの材料に限定されない。
正極活物質の粒径は、正極合剤層の厚さ以下になるように規定される。正極活物質の粒径は1μm以上5μm以下が好ましく、さらに好ましくは3μm以上5μm以下である。正極活物質のBET比表面積は1m/g以上であり。好ましくは1m/g以上2m/g以下が好ましい。
正極合剤中の正極活物質の混合比(重量百分率表示)は80〜95重量%、導電剤は3〜15重量%、バインダは1〜10重量%の範囲が好ましい。この範囲となるよう正極活物質と導電剤とバインダを配合する。導電性を十分に発揮させ、大電流の充放電を可能にするためには、導電剤の混合比は5重量%以上にすることが好ましい。正極全体の抵抗が小さくなり、大電流を流してもオーム損失が小さくなるからである。電池のエネルギー密度を高める場合は、正極活物質の混合比を85〜95重量%の高い範囲にすることが望ましい。
導電剤には、黒鉛、非晶質炭素、易黒鉛化炭素、デンカブラックなどのカーボンブラック、活性炭、炭素繊維、カーボンナノチューブなどの公知の材料を用いることができる。導電性繊維は、気相成長炭素、またはピッチ(石油、石炭、コールタールなどの副生成物)を原料に高温で炭化して製造した繊維、アクリル繊維(Polyacrylonitrile)から製造した炭素繊維などがある。また、正極の充放電電位(通常は2.5〜4.3Vである。)にて酸化溶解しない材料であり、正極活物質よりも電気抵抗の低い金属材料、例えばチタン、金等の耐食性金属、SiCやWCなどのカーバイド、Si34、BNなどの窒化物からなる繊維を用いても良い。製造方法は溶融法、化学気相成長法など既存の製法を利用することができる。
正極集電体には、厚さが10〜100μmのアルミニウム箔、厚さが10〜100μm、孔径0.1〜10mmのアルミニウム製穿孔箔、エキスパンドメタル、発泡金属板などが用いられ、材質もアルミニウムの他に、ステンレス鋼、チタンなども適用可能である。本発明では、材質、形状、製造方法などに制限されることなく、任意の集電体を使用することができる。
正極107の塗布には、ドクターブレード法、ディッピング法、スプレー法などの既知の製法を採ることができ、手段に制限はない。また、スラリを集電体へ付着させた後、有機溶媒を乾燥し、ロールプレスによって正極を加圧成形することにより、正極107を作製することができる。また、塗布から乾燥までを複数回おこなうことにより、複数の合剤層を集電体に積層化させることも可能である。
<負極>
負極108は、負極合剤層、負極集電体から構成される。負極合剤層は、主に負極活物質とバインダから構成され、必要に応じて導電剤が添加される場合がある。正極合剤層は例えば正極集電体上に塗布される形で設けられる。
負極活物質としては、例えばグラフェン構造を有する炭素材料や、場合によってはSiと酸化Si材料もしくはSi合金材料との複合材料から構成される。グラフェン構造を有する炭素材料としては、リチウムイオンを電気化学的に吸蔵・放出可能な天然黒鉛、人造黒鉛、メソフェ−ズ炭素、膨張黒鉛、炭素繊維、気相成長法炭素繊維、ピッチ系炭素質材料、ニードルコークス、石油コークス、ポリアクリロニトリル系炭素繊維、カーボンブラックのなどの炭素質材料、あるいは5員環または6員環の環式炭化水素または環式含酸素有機化合物を熱分解によって合成した非晶質炭素材料、などが利用可能である。 また、ポリアセン、ポリパラフェニレン、ポリアニリン、ポリアセチレンからなる導電性高分子材料も、負極108に用いることができる。これらの材料と黒鉛、易黒鉛化炭素、難黒鉛化炭素等のグラフェン構造を有する炭素材料と組み合わせることができる。黒鉛、易黒鉛化炭素、難黒鉛化炭素等の材料の混合材料であってもよい。本発明では負極活物質の炭素材料に特に制限がなく、上述の材料以外でも利用可能である。
負極活物質の粒径は、負極合剤層の厚さ以下になるように規定される。負極活物質の粒径は1μm以上5μm以下が好ましく、さらに好ましくは3μm以上5μm以下である。負極活物質のBET比表面積は3.5m/g以上であり、好ましくは3.5m/g以上8m/g以下である。
負極活物質とバインダからなる混合物に溶媒を添加し、十分に混練または分散させて、スラリを調製する。溶媒は、有機溶媒、水などであって、バインダを変質させないものであれば、任意に選択することができる。
負極活物質とバインダの混合比は、重量比率で80:20〜99:1の範囲が好適である。導電性を十分に発揮させ、大電流の充放電を可能にするために、上記重量組成は99:1に対し負極活物質比率の小さい値になるようにすることが望ましい。逆に、電池のエネルギー密度を高めるために、90:10よりも大きな負極活物質比率になるように、配合することが好適である。
導電剤は必要に応じて負極に添加される。例えば、大電流の充電または放電を行う場合に、少量の導電剤を添加して、負極の抵抗を下げることが望ましい。導電剤には、黒鉛、非晶質炭素、易黒鉛化炭素、カーボンブラック、活性炭、炭素繊維、カーボンナノチューブなどの公知の材料を用いることができる。導電性の繊維としては、気相成長炭素、またはピッチ(石油、石炭、コールタールなどの副生成物)を原料に高温で炭化して製造した繊維、アクリル繊維(Polyacrylonitrile)から製造した炭素繊維などがある。
スラリは、負極集電体に塗布し、溶媒を蒸発させて乾燥することによって、負極108を製造する。負極集電体には、例えば厚さが10〜100μmの銅箔、厚さが10〜100μm、孔径0.1〜10mmの銅製穿孔箔、エキスパンドメタル、発泡金属板などが用いられ、材質も銅の他に、ステンレス鋼、チタンなども適用可能である。本発明では、材質、形状、製造方法などに制限されることなく、任意の集電体を使用することができる。
負極108の塗布には、ドクターブレード法、ディッピング法、スプレー法などの既知の製法を採ることができ、手段に制限はない。また、負極スラリを集電体へ付着させた後、溶媒を乾燥し、ロールプレスによって負極を加圧成形することにより、負極108を作製することができる。また、塗布から乾燥までを複数回おこなうことにより、複数の負極合剤層を集電体に積層化させることも可能である。
<電解液>
電解液としては、例えば有機溶媒、電解質、添加剤が含まれるものを用いることができる。
<有機溶媒>
有機溶媒には、1種以上のさらなる有機溶媒との混合物(以下、「混合溶液」とも記載する)の形態で使用される。有機溶媒が混合溶液の形態で使用される場合、1種以上のさらなる有機溶媒としては、エチレンカーボネート(EC)、ジメチルカーボネート(DMC)、エチルメチルカーボネート(EMC)からなることが好ましい。1種以上のさらなる有機溶媒を用いることにより、有機溶媒に対する電解質の溶解度を向上させることができる。
<電解質>
本発明の一実施形態におけるリチウムイオン電池用電解液において、電解質は、LiPF、LiBF、LiCFSO、LiN(SOF)、LiClO、LiCFCO、LiAsF及びLiSbFからなる群より選択される1種以上のリチウム塩であることが望ましい。電解質は、LiPFであることが好ましい。LiPFは、イオン伝導度が高く、且つ上記の有機溶媒に対する溶解度が高い。それ故、電解質としてLiPFを用いることにより、結果として得られるリチウムイオン電池の電池特性(例えば、充放電特性)を向上させることができる。
電解液中には、電解質は、少なくとも0.5mol/L(mol/dm−3)の濃度で含有されることが好ましい。濃度は、電解液の総体積に対するモル濃度である。電解質の濃度は、0.5〜2mol/Lの範囲であることが好ましく、0.5〜1.5mol/Lの範囲であることがより好ましく、0.5〜1mol/Lの範囲であることが特に好ましい。濃度で電解質を含有させることにより、結果として得られるリチウムイオン電池の電池特性(例えば、充放電特性)を向上させることができる。
<添加剤>
前期電解質に加えて、添加剤を含有することができる。前記添加剤は、ビニレンカーボネートと下記構造式1で表わされるスルホン酸エステルあるいはアルキルスルホンから構成される添加剤Aと混合して含有する。
Figure 2018005973
添加剤Aとしては、メチルメタンスルホネート(MMS)(R=OCH)、ジメチルスルホン(R=CH)、エチルメチルスルホン(R=CHCH)などの低分子のスルホン酸エステルおよびアルキルスルホンが、よりイオン伝導性の被膜を形成する点で好ましい。最も好ましくはSO基を有することで、Li+との相互作用を下げ、イオン伝導を促進できる点で、メチルメタンスルホネート(MMS)である。
電解液に含有する添加剤の組成において、VCと添加剤Aの総量(VC+添加剤A)は、電解液に対して0.2wt%<(VC+添加剤A)<2.0wt%の範囲が好ましい。また、VCと添加剤Aの総量に対するVCの重量添加比率(VC/(VC+添加剤A))は0.1<(VC/(VC+添加剤A))<0.75の範囲であることが好ましい。より好ましくは、0.5wt%≦(VC+添加剤A)≦1.5wt%であり、VCと添加剤Aの総量に対するVCの重量添加比率VC/(VC+添加剤A)は0.2≦VC/(VC+添加剤A)≦0.5の範囲である。本範囲とすることで、電極界面に形成される被膜のイオン伝導度を向上させ、リチウムイオン電池の出力を向上させることができる。
VCと添加剤Aを用いることで、VC単独で用いた場合や添加剤Aを単独で用いた場合と比較して、より強度が高く、抵抗の低い被膜を形成させることができる。その理由は明確には不明だが、VCと添加剤Aとが互いに重合することによって生じる膜の構造がこれら効果に寄与していると考えられる。VCと添加剤Aとが互いに重合することによって生じる膜は、まず還元性の高いVCが最初に被膜を形成し、その隙間に還元性の低い添加剤Aが入り込み重合することで高強度の膜ができる。膜の強度は、添加剤AのVCより低い還元性と、隙間の補強が可能なR基が小さい低分子の構造が望ましい。抵抗はSOおよびSOによるイオン伝導と相関があると考えられる。
Figure 2018005973
(実施例)
以下に実施例、比較例を用いて本発明をさらに具体的に示す。
<試験電池の作製>
負極活物質として、平均粒径が4μm、比表面積が3.7m/gのグラファイトおよび、バインダとしてポリビニリデンフルオライドを有する作用極を作成した。この作用極と、リチウム金属からなる対極、ポリオレフィンからなるセパレータを用いて単極電池を作成した。電解液には1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させたEC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に添加剤を加えた溶液を用いた。
この電池構成において、初期エージングの処理を行った。まず、開回路の状態からグラファイトへの充電を開始した。電流は2.5Aとし、0.01Vに到達した時点でその電圧を維持し、8時間の定電圧充電を継続した。その後30分の休止時間を設けて、2.5Aにて放電を始めた。電池電圧が1.5Vに達したときに放電を停止させ、30分の休止を行った。同じように、充電と放電を2回繰り返して、電池の初期エージングの処理を終了させた。
その後、グラファイトを0.1Vまで充電させた後、電池を40℃、25℃、15℃、0℃の各温度設定後3時間放置し、交流インピーダンスを測定した。交流インピーダンスから求めたナイキストプロットから、最も高周波側で得られる円弧に由来する被膜の抵抗成分を抽出した。温度(K-1)と電荷移動抵抗成(Ω−1)の対数logとの関係から、その傾きを算出し、その被膜抵抗の活性化エネルギーEa(kJ mol−1)を求めた。
(比較例1)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に、電解液全量に対して1wt%のVCを加えた電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを比較例1に示す。
(比較例2)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に、電解液全量に対して0.9wt%のVCおよび添加剤Aとして0.1wt%のメチルメタンスルホネート(MMS)を加えた電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを比較例2に示す。
(比較例3)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に、電解液全量に対して0.75wt%のVCおよび添加剤Aとして0.25wt%のMMSを加えた電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを比較例3に示す。
(実施例1)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に、電解液全量に対して0.5wt%のVCおよび添加剤Aとして0.5wt%のMMSを加えた電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを実施例1に示す。
(実施例2)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に、電解液全量に対して0.25wt%のVCおよび添加剤Aとして0.75wt%のMMSを加えた電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを実施例2に示す。
(実施例3)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に、電解液全量に対して0.2wt%のVCおよび添加剤Aとして0.8wt%のMMSを加えた電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを実施例3に示す。
(比較例4)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に、電解液全量に対して0.1wt%のVCおよび添加剤Aとして0.9wt%のMMSを加えた電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを比較例4に示す。
(比較例5)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に、電解液全量に対して1wt%のMMSを加えた電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを比較例5に示す。
(比較例6)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒からなる電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを比較例6に示す。
表1の結果から、比較例1〜3、および4〜6の添加剤構成に比べて、実施例1〜3の添加剤構成において、被膜の抵抗に関わる活性化エネルギーが低い事がわかる。VC単独では抵抗が高く、(VC/VC+添加剤A)が0.1越えてから抵抗が急激に下がることが分かる。また、添加剤A単独でも抵抗が高く(VC/VC+添加剤A)が0.75を下回ってから抵抗が急激に下がることが分かる。(VC/VC+添加剤A)が0.1<VC/(VC+添加剤A)<0.75の範囲でVCと添加剤Aから成る特定の膜構造が形成されていると考えられ、この範囲にすることで、抵抗の低い被膜が得られることが分かる。
実施例1〜3の構成では被膜中のLiイオン伝導を促進している事を示している。また、比較例1のVC単独添加、あるいは比較例5のMMS単独添加よりも、実施例1〜3の混合添加において、効果が見られている事から、VCとMMSを混合することで、新しいイオン伝導性被膜を形成している事が推察される。
Figure 2018005973
(比較例7)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に、電解液全量に対して1wt%のVCおよび1wt%のMMSを加えた電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを比較例7に示す。
(実施例4)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に、電解液全量に対して0.5wt%のVCおよび1wt%のMMSを加えた電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを実施例4に示す。
(実施例5)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に、電解液全量に対して0.25wt%のVCおよび0.25wt%のMMSを加えた電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを実施例5に示す。
(比較例8)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に、電解液全量に対して0.1wt%のVCおよび0.1wt%のMMSを加えた電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを比較例8に示す。
表2の結果から、比較例7,8に比べて、実施例4,5の添加剤構成において、被膜の抵抗に関わる活性化エネルギーが低い事がわかる。つまり、比較例7のように添加剤の総量が多すぎても、比較例8のように添加剤の総量が少なすぎても、効果は低いことが分かる。
Figure 2018005973
(実施例6)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に、電解液全量に対して0.5wt%のVCおよび添加剤Aとして0.5wt%のジメチルスルホンを加えた電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを実施例6に示す。
(実施例7)
1.1mol/dm−3のLiPFを溶解させた、EC、EMC、DMCからなる体積比にて25:30:45の混合溶媒に、電解液全量に対して0.5wt%のVCおよび添加剤Aとして0.5wt%のエチルメチルスルホンを加えた電解液を用いた電池構成において、上記の交流インピーダンス測定を行い、得られた被膜抵抗に由来する活性化エネルギーを実施例7に示す。
表2の結果から、構造式1のRがメチル基(実施例6)およびエチル基(実施例7)であっても、本発明の効果が発揮される事が示された。
以上の結果から、VCと添加剤Aを所定の濃度で用いることで、VCと添加剤Aからなる特定の構造を有する被膜が形成され、低抵抵抗な被膜が得られることが分かる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。特に本発明の実施形態で示される構成であれば、正極の種類、負極の種類、セパレータ、電池構造は限定されるものではない。
リチウムイオン電池101
正極107
負極108
セパレータ109
電池容器102
蓋103
正極外部端子104
負極外部端子105
注液口106
電解液113
正極リード線110
負極リード線111
絶縁性シール材料112

Claims (6)

  1. リチウムイオン二次電池用の電解液であって、
    前記電解液は、ビニレンカーボネートと、式1で表わされる添加剤とを有し、
    前記電解液に対する前記ビニレンカーボネートと、前記式1で表わされる添加剤の総量(VC+添加剤)は、0.2wt%<(VC+添加剤)<2.0wt%の範囲であり、
    前記ビニレンカーボネートと前記式1で表わされる添加剤の総量に対する、前記ビニレンカーボネートの量(VC/(VC+添加剤))が0.1<(VC/(VC+添加剤))<0.75の範囲であるリチウムイオン二次電池用の電解液。
    Figure 2018005973
  2. 請求項1において、
    前記電解液に対する前記ビニレンカーボネートと、前記式1で表わされる添加剤の総量(VC+添加剤)前記電解液に対する前記ビニレンカーボネートと、前記式1で表わされる添加剤の総量(VC+添加剤)は、0.5wt%≦(VC+添加剤)≦1.5wt%の範囲であるリチウムイオン二次電池用の電解液。
  3. 請求項2において、
    前記ビニレンカーボネートと前記式1で表わされる添加剤の総量に対する、前記ビニレンカーボネートの量(VC/(VC+添加剤))は、0.2wt%≦VC/(VC+添加剤)≦0.5wt%の範囲であるリチウムイオン二次電池用の電解液。
  4. 請求項3において、
    前記式1で表わされる添加剤は、メチルメタンスルホネート、ジメチルスルホン、エチルメチルスルホンの少なくともいずれかであるリチウムイオン二次電池用の電解液。
  5. 請求項4において、
    前記電解液は、溶媒としてエチレンカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジメチルカーボネートを有するリチウムイオン二次電池用の電解液。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のリチウムイオン二次電池用の電解液と、
    正極と負極とを有するリチウムイオン二次電池。
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