JP2018001944A - ルーフレール - Google Patents

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【課題】ルーフレールに積載された荷物の状態及び荷物の周囲の少なくともいずれかを把握可能とすることにより、走行中の運転者の不安等を減少させる。
【解決手段】車両の屋根に設けられるルーフレールであって、車両の屋根に固定されると共に荷物を下方から支持可能なルーフレール本体と、ルーフレール本体に固定され、ルーフレール本体に載置された荷物の状態及び荷物の周囲の少なくともいずれかを検知するレーダセンサ3aとを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ルーフレールに関するものである。
車両の屋根には、荷物を積載するためのルーフレールが取り付けられる場合がある。例えば、特許文献1には、車両の後方を撮像するためのカメラを搭載し、車両後方の映像を出力するルーフレールが開示されている。このようなルーフレールによれば、車両後方の映像信号がルーフレールから出力される。このため、ルーフレールから出力される信号を車両内部に設置された表示部等で視覚化することにより、運転者の死角を減少させることができる。
実開平6−79644号公報
ところで、運転者は、車両の走行中にルーフレール上の荷物を視認することはできない。さらに、運転者は、荷物の積載についての専門知識を有しているとは限らない。このため、運転者が車両の走行中にルーフレール上の荷物がどのような状態であるかについて不安を覚えている場合が多くある。しかしながら、特許文献1に開示されたルーフレールに搭載されたカメラは、車両後方を撮像するものであることから、ルーフレールに載置された荷物の状態を撮像することはできない。このように、ルーフレールに載置された荷物の状態を知る技術は現在提案されていない。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、ルーフレールに積載された荷物の状態を把握可能とすることにより、走行中の運転者の不安等を減少させることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、車両の屋根に設けられるルーフレールであって、上記車両の屋根に固定されると共に荷物を下方から支持可能なルーフレール本体と、上記ルーフレール本体に固定され、上記ルーフレール本体に載置された上記荷物の状態及び前記荷物の周囲の少なくともいずれかを検知するセンサとを備えるという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記センサが、ルーフレール本体の上方に電波を射出すると共に上記電波の反射波を検出するレーダセンサであるという構成を採用する。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記レーダセンサが、上記ルーフレール本体の荷物載置可能範囲よりも前側あるいは後側に配置されているという構成を採用する。
第4の発明は、上記第1〜第3いずれかの発明において、上記センサが、上記ルーフレール本体の内部に収容されているという構成を採用する。
第5の発明は、上記第1〜第4いずれかの発明において、前記荷物の状態を検知するセンサに加え、前記センサとして上記荷物の周囲の状態を検知する周囲検知センサをさらに備えるという構成を採用する。
第6の発明は、上記第1〜第5いずれかの発明において、上記ルーフレール本体に設けられ、上記周囲検知センサの設置位置を示すと共に上記ルーフレール本体から突出されたセンサ位置表示突部を備えるという構成を採用する。
第7の発明は、上記第6の発明において、上記センサ位置表示突部が、上記ルーフレール本体から側方あるいは下方に向けて突出されているという構成を採用する。
本発明によれば、ルーフレール本体に対して荷物の状態及び荷物の周囲のいずれかを検知するセンサが設置されている。このため、当該センサから出力される信号によって荷物の状態や荷物の周囲状況を知ることができ、走行中の運転者等に向けて荷物や荷物の周囲状況の状態を知らせることができる。このため、本発明によれば、ルーフレールに積載された荷物の状態や荷物の周囲状況を把握可能とすることにより、走行中の運転者の不安等を減少させることができる。
本発明の一実施形態におけるルーフレールを有する車両の屋根を含む斜視図である。 本発明の一実施形態におけるルーフレールの拡大斜視図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 本発明の一実施形態におけるルーフレールの変形例の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るルーフレールの一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態のルーフレール1を有する車両100の屋根101を含む斜視図である。図1に示すように、本実施形態のルーフレール1は、車両100の前後方向に長い長尺状の部品であり、荷物を下方から支持可能とされている。本実施形態のルーフレール1は、前端部2a(図2参照)と後端部2b(図2参照)がボルト等で屋根101に締結されることにより、車両100に対して固定されている。
図1に示すように、車両100の屋根101には、車両100の前後方向に同じ長さとされた2つのルーフレール1が、車幅方向に離間して配置されている。車両100の左に配置されたルーフレール1を左側ルーフレール1Aと称し、車両100の右に配置されたルーフレール1を右側ルーフレール1Bと称する。
また、図2は、本実施形態の左側ルーフレール1Aの拡大斜視図である。また、図3は、本実施形態の左側ルーフレール1Aの前端部2aの車両前後方向に沿った縦断面を示す模式図である。また、図4は、本実施形態の左側ルーフレール1Aの車幅方向に沿った縦断面を示す模式図である。なお、左側ルーフレール1Aと右側ルーフレール1Bとは、車両100の左右方向に対称な形状とされている。このため、ここでは、図2〜図4を参照して左側ルーフレール1Aの説明のみを行い、右側ルーフレール1Bの説明は省略する。
図2に示すように、左側ルーフレール1Aは、ルーフレール本体2と、荷物監視センサユニット3と、側方監視センサユニット4とを備えている。ルーフレール本体2は、前端部2aと後端部2bとが屋根に固定されると共に、前端部2aと後端部2bとの間の領域が車両100の屋根101から上方に離間して配置されている。図3は、図2のA−A断面図である。また、図4は図2のB−B断面図である。これらの図に示すように、ルーフレール本体2は、内部が中空とされている。
このようなルーフレール本体2は、図2に示すように、前端部2a、後端部2b、前端部2a近傍及び後端部2b近傍を除いた領域が荷物の載置可能な荷物載置可能範囲R1とされている。また、図3に示すように、ルーフレール本体2は、ルーフレール本体2の荷物載置可能範囲R1よりも前側に荷物監視センサユニット3の後述するレーダセンサ3aを露出させる開口2cを有している。
荷物監視センサユニット3は、図3に示すように、レーダセンサ3a(センサ)と、ワイヤハーネス3bと、ホルダ3cとを有している。レーダセンサ3aは、ルーフレール本体2の内部に収容されており、ホルダ3cによって支持されている。このレーダセンサ3aは、電波(例えば、ミリ波レーダ)を射出すると共にこの電波の反射波を検出するセンサであり、荷物までの距離を示す信号を出力する。また、レーダセンサ3aは、電波の射出面がルーフレール本体2の開口2cにて露出するように配置されている。このようなレーダセンサ3aは、開口2cを通じて、車両の上方であって斜め後方に向けて電波を射出する。
ワイヤハーネス3bは、レーダセンサ3aに接続されており、ルーフレール本体2の内部に配設されている。このワイヤハーネス3bは、不図示の先端部が、車両100に設置されたコネクタ等に接続され、例えば車両100のエンジンコントロールユニットに電気的に接続されている。ホルダ3cは、ルーフレール本体2の内部に配設されており、例えばボルト5によってルーフレール本体2に締結されている。このホルダ3cは、ルーフレール本体2の内壁面に当接されており、レーダセンサ3aを下方から支持している。
側方監視センサユニット4は、ルーフレール本体2の前後方向における略中央部に設けられており、側方監視レーダセンサ4a(周囲検知センサ)と、側方監視センサ用ワイヤハーネス4bと、側方監視センサ用ホルダ4cとを備えている。側方監視レーダセンサ4aは、側方監視センサ用ホルダ4cによってルーフレール本体2の下方に配置されている。この側方監視レーダセンサ4aは、電波(例えば、ミリ波レーダ)を射出すると共にこの電波の反射波を検出するセンサであり、電波の射出面が車両100の側方に向くように配置されている。このような側方監視レーダセンサ4aは、車両100の側方に存在する障害物までの距離を示す信号を出力する。なお、左側ルーフレール1Aに設置される側方監視センサユニット4は、右側ルーフレール1Bと反対側に向けて電波を射出するように、車両100の幅方向の左側に向けて配置されている。
側方監視センサ用ワイヤハーネス4bは、側方監視レーダセンサ4aに接続されており、ルーフレール本体2の下面に設けられた貫通孔を通じてルーフレール本体2の内部に引き込まれ、ルーフレール本体2の内部に配設されている。この側方監視センサ用ワイヤハーネス4bは、不図示の先端部が、車両100に設置されたコネクタ等に接続され、例えば車両100のエンジンコントロールユニットに電気的に接続されている。
側方監視センサ用ホルダ4cは、図4に示すように、ルーフレール本体2の側面に固定されるアーム部4c1と、アーム部4c1の下端部から側方に張り出した収容部4c2(センサ位置表示突部)とを有している。アーム部4c1は、リベット6によってルーフレール本体2の側面に固定されている。なお、左側ルーフレール1Aに設置される側方監視センサ用ホルダ4cでは、側方監視センサ用ホルダ4cのアーム部4c1は、ルーフレール本体2の右側ルーフレール1B側の側面に固定されている。これによって、車両100の外部から見て、側方監視センサ用ホルダ4cのアーム部4c1がルーフレール本体2の裏側に位置することになる。このため、側方監視センサ用ホルダ4cを目立たなくすることが可能となる。
収容部4c2は、上面がルーフレール本体2の下面に当接するようにルーフレール本体2の下方に配置されている。この収容部4c2は、内部が中空とされており、側方監視レーダセンサ4aを内部に収容している。収容部4c2の側部には開口4c3が形成されており、この開口4c3を通じて側方監視レーダセンサ4aが電波を射出する。このような収容部4c2は、ルーフレール本体2から下方に向けて突出されており、車両100の側方から容易に視認することができる。このため、車両100の側方から側方監視レーダセンサ4aの設置位置を容易に把握することができる。つまり、本実施形態において、収容部4c2は、側方監視レーダセンサ4aの設置位置を示すセンサ位置表示突部として機能する。
また、このような収容部4c2がルーフレール本体2から下方に向けて突出するように配置されることによって、側方監視レーダセンサ4aの設置位置において、ルーフレール本体2に他の部材が取り付けられることを防止することができる。例えば、左側ルーフレール1Aと右側ルーフレール1Bとに架け渡すようにクロスバーを設置する場合に、収容部4c2が配置された箇所にクロスバーの取付部を配置することができない。このため、クロスバーによって側方監視レーダセンサ4aから射出された電波の進行が阻害されることを防止することができる。
このような構成を有する本実施形態のルーフレール1においては、荷物監視センサユニット3のレーダセンサ3aから車両100の斜め上方に向けて電波が射出され、この電波の一部がルーフレール1上に載置された荷物に反射する。レーダセンサ3aから射出された電波の反射波が再びレーダセンサ3aに戻ると、レーダセンサ3aがこの受信結果を荷物までの距離を示す信号として出力する。つまり、レーダセンサ3aによって荷物の状態が検知される。なお、電波は荷物の様々な箇所で反射される。このため、レーダセンサ3aからの信号に基づいて、荷物の形状(荷物の状態)を取得することも可能である。このようなレーダセンサ3aから出力された信号は、ワイヤハーネス3bを介してルーフレール1の外部に出力される。
また、本実施形態のルーフレール1においては、側方監視センサユニット4の側方監視レーダセンサ4aから車両100の側方に向けて電波が射出される。車両100の側方に障害物が存在する場合には、側方監視レーダセンサ4aから射出された電波の一部が側方に障害物に反射する。側方監視レーダセンサ4aから射出された電波の反射波が再び側方監視レーダセンサ4aに戻ると、側方監視レーダセンサ4aがこの受信結果を障害物までの距離を示す信号として出力する。つまり、側方監視レーダセンサ4aによって荷物の周囲の状態が検知される。なお、電波は障害物の様々な箇所で反射される。このため、側方監視レーダセンサ4aからの信号に基づいて、障害物の形状を取得することも可能である。このような側方監視レーダセンサ4aから出力された信号は、側方監視センサ用ワイヤハーネス4bを介してルーフレール1の外部に出力される。
以上のような本実施形態のルーフレール1によれば、荷物監視センサユニット3から荷物の状態(荷物までの距離や荷物の姿勢)を示す信号が出力される。このため、荷物監視センサユニット3から出力される信号をエンジンコントロールユニット等で信号処理することによって、荷物の状態を知ることができる。このため、車両100に搭載された表示部に荷物の状態を表示することにより、走行中の運転者等に向けて荷物の状態を知らせることができる。例えば、走行前の荷物の姿勢と、走行中の荷物の姿勢とを比較し、これらの姿勢が一致しない場合に警告を表示することもできる。このため、本実施形態のルーフレール1によれば、本実施形態のルーフレール1に積載された荷物の状態を把握可能とすることにより、走行中の運転者の不安等を減少させることができる。
また、本実施形態のルーフレール1においては、荷物監視センサユニット3のレーダセンサ3aが、ルーフレール本体2の荷物載置可能範囲よりも前側に配置されている。このため、荷物の上端を捉えやすく、荷物の状態をより確実に得ることを可能とする。
また、本実施形態のルーフレール1においては、荷物監視センサユニット3のレーダセンサ3aが、ルーフレール本体2の内部に収容されている。このため、レーダセンサ3aをルーフレール本体2の上方に配置する場合等と比較して、走行抵抗を低減することが可能となる。
また、本実施形態のルーフレール1においては、側方監視センサユニット4から車両100の側方の障害物の状態を示す信号が出力される。このため、側方監視センサユニット4から出力される信号をエンジンコントロールユニット等で信号処理することによって、側方の障害物の状態を知ることができる。このため、車両100に搭載された表示部に障害物の状態を表示することにより、車庫入れ時等の運転者等に向けて荷物に影響のある障害物の状態を知らせることができる。例えば、障害物が荷物の移動経路に存在する場合に警告を表示することもできる。このため、本実施形態のルーフレール1によれば、本実施形態のルーフレール1に積載された荷物へ影響のある障害物の状態を把握可能とすることにより、車庫入れ時の運転者の不安等を減少させることができる。
また、本実施形態のルーフレール1においては、側方監視センサ用ホルダ4cの収容部4c2が側方監視レーダセンサ4aの設置位置を示し、側方監視レーダセンサ4aの位置の把握を補助している。このため、側方監視レーダセンサ4aの位置を容易に把握することが可能となっている。また、側方監視センサ用ホルダ4cの収容部4c2が車両100の前後方向において、ルーフレール本体2の中央部に設置されている。このため、ルーフレール本体2に荷物を載置する場合に、収容部4c2を目印としてルーフレール本体2に対する荷物の位置を容易に把握することが可能となる。したがって、荷物をルーフレール1の適切な箇所に設置することができ、例えば車両100の前後の重量バランスを適切に保つことが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、本発明のセンサとして、レーダセンサ3aを設置する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、レーダセンサ3aに換えて光学式カメラ等を設置しても良い。ただし、光学式カメラは、単体で荷物までの距離を把握することは難しい。このため、本発明のセンサとしては、レーダセンサ3aを設置することが好ましい。
また、上記実施形態においては、レーダセンサ3aによって、荷物の状態を出力する構成を採用した。しかしながら、荷物がルーフレール1に載置されていない場合には、レーダセンサ3aによって車両100の上方の状態を検知するようにしても良い。
また、上記実施形態においては、レーダセンサ3aを荷物載置可能範囲R1よりも前側に配置する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、レーダセンサ3aを荷物載置可能範囲R1よりも後側に配置しても良い。
また、上記実施形態においては、レーダセンサ3aをルーフレール本体2の前側寄りに設置する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、レーダセンサ3aを車両100の前後方向におけるルーフレール1の中央部に配置し、他のルーフレール側に向けて電波を射出するようにしても良い。つまり、左側ルーフレール1Aの前後方向中央部にレーダセンサ3aを設置し、右側ルーフレール1B側の上方に向けて電波を射出する構成や、右側ルーフレール1Bの前後方向中央部にレーダセンサ3aを設置し、左側ルーフレール1A側の上方に向けて電波を射出する構成を採用することもできる。このような場合であっても、ルーフレール1上に荷物が載置されている場合には、電波を荷物に当てることができ、荷物の有無や荷物の一部の形状を把握することは可能である。また、このような構成を採用する場合に、レーダセンサ3aをルーフレール1の中央部のみに設置し、ルーフレール1の前後には設置しない構成を採用することも可能である。さらに、側方監視レーダセンサ4aを設置しない構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、レーダセンサ3aを設置せずに側方監視レーダセンサ4aのみを本発明のセンサとして設置する構成を採用することも可能である。このような場合であっても、荷物の側方(すなわち荷物の周囲)の状況を示す信号を出力することができる。また、このような側方監視レーダセンサ4aの上方から側方に飛び出すように荷物が載置される場合には、側方監視レーダセンサ4aから射出した電波を、荷物の一部に反射させることにより、荷物の状態を取得することも可能である。
また、上記実施形態においては、各々のルーフレール1に対してレーダセンサ3a及び側方監視レーダセンサ4aを1つのみ設置する構成を採用した。しかしながら、1つのルーフレール1に対して複数のレーダセンサ3aや側方監視レーダセンサ4aを設置する構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、本発明の周囲検知センサとして側方監視レーダセンサ4aを設置する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、側方監視レーダセンサ4aに換えて光学式カメラ等を設置しても良い。ただし、光学式カメラは、単体で障害物までの距離を把握することは難しい。このため、本発明の周囲検知センサとしては、側方監視レーダセンサ4aを設置することが好ましい。
また、上記実施形態においては、側方監視レーダセンサ4aをルーフレール本体2の下方に配置する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、ルーフレール本体2の一部を着脱可能なカバー体2eとし、ルーフレール本体2の内部に側方監視レーダセンサ4aを設置しても良い。この場合、ルーフレール本体2の側壁に開口2dを形成し、開口2dに合わせて側方監視レーダセンサ4aを設置すれば良い。また、図5に示すように、側方監視レーダセンサ4aの高さ方向の位置を調整するために、ネジ8でルーフレール本体2に固定される台部7を設置しても良い。なお、側方監視レーダセンサ4aは必ずしも設置する必要はない。
また、例えばミリ波は、樹脂を透過することが可能である。このため、図3に示す開口2c、図4に示す開口4c3、図5に示す開口2dを樹脂によって閉塞するようにしても良い。このような場合には、電波は減衰するものの、レーダセンサ3aや側方監視レーダセンサ4aを雨や風から保護することが可能となる。
1……ルーフレール、2……ルーフレール本体、3……荷物監視センサユニット、3a……レーダセンサ(センサ)、4……側方監視センサユニット、4a……側方監視レーダセンサ(周囲検知センサ)、4c……側方監視センサ用ホルダ、4c1……アーム部、4c2……収容部(センサ位置表示突部)、100……車両、101……屋根、R1……荷物載置可能範囲

Claims (7)

  1. 車両の屋根に設けられるルーフレールであって、
    前記車両の屋根に固定されると共に荷物を下方から支持可能なルーフレール本体と、
    前記ルーフレール本体に固定され、前記ルーフレール本体に載置された前記荷物の状態及び前記荷物の周囲の少なくともいずれかを検知するセンサと
    を備えることを特徴とするルーフレール。
  2. 前記センサは、ルーフレール本体の上方に電波を射出すると共に前記電波の反射波を検出するレーダセンサであることを特徴とする請求項1記載のルーフレール。
  3. 前記レーダセンサは、前記ルーフレール本体の荷物載置可能範囲よりも前側あるいは後側に配置されていることを特徴とする請求項2記載のルーフレール。
  4. 前記センサは、前記ルーフレール本体の内部に収容されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載のルーフレール。
  5. 前記荷物の状態を検知する前記センサに加え、前記センサとして前記荷物の周囲の状態を検知する周囲検知センサをさらに備えることを特徴とする請求項1〜4いずれか一項に記載のルーフレール。
  6. 前記ルーフレール本体に設けられ、前記センサの設置位置を示すと共に前記ルーフレール本体から突出されたセンサ位置表示突部を備えることを特徴とする請求項1〜5いずれか一項に記載のルーフレール。
  7. 前記センサ位置表示突部は、前記ルーフレール本体から側方あるいは下方に向けて突出されていることを特徴とする請求項6記載のルーフレール。
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