JP2018001881A - 鉄道車両用荷棚 - Google Patents

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Abstract

【課題】客室内のこもり音を低減できる鉄道車両用荷棚を提供すること。【解決手段】荷棚60の上面を形成する上板部材62と、荷棚60の下面を形成する下板部材63とを備え、上板部材62と下板部材63との間に空間Sが形成されると共に、上板部材62及び下板部材63のそれぞれに複数の開口62a,63aが開口形成されるので、上板部材62の開口62a、空間S及び下板部材63の開口63aを利用して、荷棚上部空間と荷棚下部空間との間で音を透過させることができる。その結果、荷棚上部空間と荷棚下部空間との音場を一体化して、客室R内のこもり音を低減できる。【選択図】図5

Description

本発明は、鉄道車両用荷棚に関し、特に、客室内のこもり音を低減できる鉄道車両用荷棚に関するものである。
従来より、側構体から客室内へ向けて突設され上面が荷台面となる荷棚を客室上部の左右両側に備えた鉄道車両が知られており、特許文献1には、荷棚の上面全体および下面全体に吸音パネルを取り付けて、客室内の騒音を低減する技術が開示される。
特開2014−101078号(段落0022〜0024、第1図など)
ここで、本願出願人は、比較的速度が速い鉄道車両では、走行に伴う車両への外乱の入力により、荷棚上部空間と荷棚下部空間とで異なる音場が形成されること、及び、荷棚上部空間と荷棚下部空間との音場を一体化できれば、客室内のこもり音を低減できるとの知見を得た(本願出願時において未公知)。また、上述した従来の技術のように、荷棚の上面全体および下面全体に吸音パネルを取り付けても、荷棚上部空間と荷棚下部空間との音場を一体化できないことも判明した。
本発明は、上述した事情を背景として、客室内のこもり音を低減できる鉄道車両用荷棚を提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の鉄道車両用荷棚は、鉄道車両の側構体から客室内へ向けて突設され客室上部の左右両側に配設されると共に上面が荷台面となるものであり、基端側が前記側構体に取り付けられると共に車両長手方向に間隔を隔てて複数が配設されるブラケットと、前記複数のブラケットの間に架設され前記荷棚の上面を形成する上板部材と、前記複数のブラケットの間に架設され前記荷棚の下面を形成する下板部材とを備え、前記上板部材と前記下板部材との間に空間が形成されると共に、前記上板部材と前記下板部材とのそれぞれに複数の開口が開口形成される。
請求項2記載の鉄道車両用荷棚は、請求項1記載の鉄道車両用荷棚において、弾性材料から形成され前記ブラケットと前記下板部材との間に介設される第1介設部材を備え、その第1介設部材によって前記下板部材が前記ブラケットに対して弾性支持される。
請求項3記載の鉄道車両用荷棚は、請求項1又は2に記載の鉄道車両用荷棚において、前記下板部材は、波板状または網状に形成される。
なお、波板状としては、正弦波形状、矩形波形状、三角波形状、或いは、鋸波形状の断面形状が例示される。また、網状としては、金属線を編んで形成される金網が例示される。
請求項4記載の鉄道車両用荷棚は、請求項1から3のいずれかに記載の鉄道車両用荷棚において、弾性材料から形成され前記側構体と前記ブラケットとの間に介設される第2介設部材を備え、その第2介設部材によって前記ブラケットが前記側構体に対して弾性支持される。
請求項5記載の鉄道車両用荷棚は、請求項1から4のいずれかに記載の鉄道車両用荷棚において、少なくとも前記下板部材よりも上方に位置すると共に下方へ向けて凹となる凹部を有しその凹部に液体を保持可能に形成される保持手段を備える。
請求項1記載の鉄道車両用荷棚によれば、基端側が側構体に取り付けられると共に車両長手方向に間隔を隔てて複数が配設されるブラケットと、複数のブラケットの間に架設され荷棚の上面を形成する上板部材と、複数のブラケットの間に架設され荷棚の下面を形成する下板部材とを備え、上板部材と下板部材との間に空間が形成されると共に、上板部材と下板部材とのそれぞれに複数の開口が開口形成されるので、上板部材の開口、上板部材と下板部材との間の空間、及び、下板部材の開口を利用して、荷棚上部空間と荷棚下部空間との間で音を透過させることができる。その結果、荷棚上部空間と荷棚下部空間との音場を一体化して、客室内のこもり音を低減できる。
また、請求項1によれば、上板部材と下板部材との間の空間を利用して旅客設備を配設することができる。なお、旅客設備としては、例えば、光を照射する光照射手段や音を発生する音声発生手段などが例示される。光照射手段を配設する場合には、上板部材および下板部材の複数の開口を介して車室内へ光が照射されるので、ちらつきを抑制できる。
請求項2記載の鉄道車両用荷棚によれば、請求項1記載の鉄道車両用荷棚の奏する効果に加え、弾性材料から形成されブラケットと下板部材との間に介設される第1介設部材を備え、その第1介設部材によって下板部材がブラケットに対して弾性支持されるので、荷棚上部空間と荷棚下部空間との間で音が透過することに伴う下板部材の振動を抑制できる。その結果、下板部材が振動して放射音が発生することを抑制できる。
また、第1介設部材によって下板部材がブラケットに対して弾性支持されていることで、乗客が例えば頭部を下板部材に衝突させた場合に、第1介設部材の弾性変形(緩衝作用)を利用して、衝突の際の衝撃を緩和させることができる。よって、乗客の怪我を抑制できる。
請求項3記載の鉄道車両用荷棚によれば、請求項1又は2に記載の鉄道車両用荷棚の奏する効果に加え、下板部材が、波板状または網状に形成されるので、荷棚上部空間と荷棚下部空間との間で音が透過する際に、比較的高周波の音を乱反射させ、客室内の音場を一様としやすくできる。その結果、客室内のこもり音を低減できる。
請求項4記載の鉄道車両用荷棚によれば、請求項1から3のいずれかに記載の鉄道車両用荷棚の奏する効果に加え、弾性材料から形成され側構体と前記ブラケットとの間に介設される第2介設部材を備え、その第2介設部材によってブラケットが側構体に対して弾性支持されるので、走行に伴う車両への外乱の入力により側構体が振動しても、その振動が荷棚へ伝達されることを抑制できる。即ち、荷棚が騒音の発振源となることを抑制できる。
請求項5記載の鉄道車両用荷棚によれば、請求項1から4のいずれかに記載の鉄道車両用荷棚の奏する効果に加え、少なくとも下板部材よりも上方に位置すると共に下方へ向けて凹となる凹部を有しその凹部に液体を保持可能に形成される保持手段を備えるので、荷棚上で液体がこぼれた場合に、その液体を保持手段の凹部に保持して、荷棚下へ滴下し難くできる。
(a)は、本発明の一実施形態における鉄道車両の横断面図であり、(b)は、図1(a)の矢印Ib方向視における荷棚の部分拡大上面図であり、(c)は、図1(a)の矢印Ic方向視における荷棚の部分拡大下面図である。 図1(b)のII−II線における荷棚の断面図である。 図2の部分IIIにおける荷棚の部分拡大断面図である。 図2の部分IVにおける荷棚の部分拡大断面図である。 図1(b)のV−V線における荷棚60の断面図である。 図5の部分VIにおける荷棚の部分拡大断面図である。 図5の部分VIIにおける荷棚の部分拡大断面図である。 図7のVIII−VIII線における荷棚の部分拡大断面図である。 第2実施形態における荷棚の部分拡大断面図である。 第3実施形態における荷棚の部分拡大断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1(a)を参照して、鉄道車両100の客室Rについて説明する。図1(a)は、本発明の一実施形態における鉄道車両100の横断面図であり、車両長手方向に直交する平面で切断した断面に対応する。なお、図1(a)では、図面を簡素化して理解を容易とするため、鉄道車両100を模式的に図示している。
図1(a)に示すように、鉄道車両100は、台車(図示せず)に支持される台枠10と、その台枠10の車両幅方向(図1(a)左右方向)端部から立設される一対の側構体20と、それら一対の側構体20の車両上方(図1(a)上側)の端部どうしを連結する屋根構体30と、車両前後(図1(a)紙面手前側および奥側)を覆う妻構体40とを備え、それらに囲まれた内部空間が客室Rとされる。
客室Rには、台枠10の左右両側に座席50が配設されると共に、座席50のそれぞれの上方(客室R上部の左右両側)に鉄道車両用多機能荷棚(以下「荷棚60」と称す)が配設される。荷棚60は、上面が荷台面となる部位であり、側構体20から客室R内へ向けて突設される。
なお、側構体20には、荷棚60よりも車両下方の領域に内装パネルP1が、荷棚60よりも車両上方の領域に側天井パネルP2が、それぞれ覆設されると共に、屋根構体30には、天井パネルP3が覆設される。
図1(b)は、図1(a)の矢印Ib方向視における荷棚60の部分拡大上面図であり、図1(c)は、図1(a)の矢印Ic方向視における荷棚60の部分拡大下面図である。なお、図1(b)及び図1(c)では、図面を簡素化して理解を容易とするために、開口62a,63aの配列数を省略して図示している。
図1(b)及び図1(c)に示すように、荷棚60には、上面(荷台面)を形成する上板部材62と下面(底面)を形成する下板部材63とのそれぞれに複数の開口62a,63aが開口形成されると共に、それら上板部材62と下板部材63との間(対向間)に空間S(図5参照)が形成され、荷棚上部空間(荷棚60よりも車両上方(屋根構体30側)の空間)と荷棚下部空間(荷棚60よりも車両下方(座席50側)の空間)とが、開口62a,63aを介して連通される。これにより、荷棚上部空間と荷棚下部空間とで異なる音場が形成されることに起因する客室R内のこもり音が低減可能とされる。詳細は後述する。
なお、上板部材62の開口62aは、正面視円形の孔として形成され、格子状に配列される一方、下板部材63の開口63aは、正面視長穴形状の孔として形成され、長径方向を車両長手方向(図1(c)上下方向)に沿わせる姿勢で千鳥状に配列される。
本実施形態では、開口62aの直径が略15mmに、開口63aの長穴の幅(両方の半円の直径)が略10mmかつ長穴の全長が略40mmに、それぞれ設定される。また、上板部材62の開口率が略15%に、下板部材63の開口率が略50%に、それぞれ設定される。
ここで、開口率とは、上板部材62又は下板部材63の面積に対して開口62a又は開口63aの面積が占める割合を意味する。この場合、上板部材62及び下板部材63の面積とは、開口62a又は開口63aの形成領域(格子状または千鳥状に配置された開口62a,63aの外縁に外接する直線で区画される領域)における正面投影面積(垂直投影面積)を意味する。開口62a及び開口63aの面積も同様である。
図2は、図1(b)のII−II線における荷棚60の断面図であり、図3及び図4は、図2の部分III及び部分IVにおける荷棚60の部分拡大断面図である。図5は、図1(b)のV−V線における荷棚60の断面図であり、図6及び図7は、図5の部分VI及び部分VIIにおける荷棚60の部分拡大断面図である。また、図8は、図7のVIII−VIII線における荷棚60の部分拡大断面図である。なお、図2から図8では、図面を簡素化して理解を容易とするために、開口62a,63aの配列数を省略して図示している。
図2から図8に示すように、荷棚60は、車両長手方向(図2及び図3紙面垂直方向)に間隔を隔てて複数が配設されるブラケット61と、それら複数のブラケット61の間に架設され荷棚60の上面(荷台面)を形成する上板部材62と、複数のブラケット61の間に架設され荷棚60の下面(底面)を形成する下板部材63と、ブラケット61の先端側(図2及び図3右側)に配設されるカバー部材64と、そのカバー部材64よりも側構体20側においてブラケット61に配設される保持部材65と、その保持部材65に保持される光照射手段66とを主に備える。
図3に示すように、ブラケット61は、アルミニウム合金から断面略矩形の長尺状に形成され、長手方向の基端側(図2及び図3左側)が側構体20の被締結部材21に締結固定される。なお、ブラケット61には、車両長手方向(図3紙面垂直方向)に沿って貫通する肉抜き穴が複数箇所に形成される。
被締結部材21は、側構体20の内壁に固着される基板部21aと、その基板部21aから立設される一対の対向板部21bとを備える。対向板部21bは、板状に形成されると共に所定間隔を隔てつつ対向配置され、その対向間にブラケット61の基端側が挿通される。対向板部21b及びブラケット61には、ボルトB1の軸が挿通される挿通孔がそれぞれ穿設され、挿通孔に挿通されたボルトB1の先端にナットN1が螺合されることで、ブラケット61が被締結部材21(対向板部21b)に締結固定される。
なお、被締結部材21は、ブラケット61を、基端側よりも先端側が車両上方に位置する姿勢(側構体20から離間する方向へ向けて上昇傾斜する姿勢)で保持する。よって、荷棚60の荷台面(上板部材62の上面)も側構体20から離間する方向へ向けて上昇傾斜される。
この場合、対向板部21bの対向間隔は、ブラケット61の高さ寸法(上面および下面の間の寸法)よりも大きな寸法に設定され、対向板部21bとブラケット61の上面との間、及び、対向板部21bとブラケット61の下面との間には、弾性材料からシート状に形成される弾性シート71がそれぞれ挟持される。
また、ブラケット61に穿設される挿通孔(ボルトB1の軸が挿通される孔)には、弾性材料から筒状に形成される弾性スリーブ72が内嵌され、弾性スリーブ72の内周側にボルトB1の軸が配置される。
このように、本実施形態では、被締結部材21とブラケット61との間に弾性シート71及び弾性スリーブ72が介設され、ブラケット61が被締結部材21(側構体20)に対して弾性支持される。即ち、被締結部材21及びボルトB1に対してブラケット61が非接触とされ、側構体20からブラケット61に至る振動伝達経路の一部が弾性材料のみから形成される。
これにより、走行に伴う車両への外乱の入力により側構体20が振動しても、その振動が荷棚60へ伝達されることを抑制できる。即ち、荷棚60が客室Rにおいて騒音の発振源となることを抑制できる。
図7及び図8に示すように、上板部材62は、正面視矩形のステンレス製の平板から形成され、保持部材65(上板保持部65b)にボルトB2により締結固定される(図1(b)及び図6参照)。一方、下板部材63は、正面視矩形のステンレス製の波板から形成され、上板部材62との間に所定間隔を隔てた位置において、カバー部材64及び保持部材65により保持される(図6及び図7参照)。これにより、上板部材62及び下板部材63の対向間に空間Sが形成される。
なお、下板部材63は、波板の山頂(谷底)の延設方向(図7左右方向、図8紙面垂直方向)を車両幅方向に沿わせた姿勢で配設される。また、下板部材63は、波板の山頂(谷底)が車両長手方向視において上板部材62へ向けて凸となる円弧状に湾曲する形状に形成される(図5参照)。更に、下板部材63の開口63aは、上述したように、長径方向を車両長手方向に沿わせる姿勢で千鳥状に配列される(図1(c)参照)。これらにより、後述するように、荷棚上部空間と荷棚下部空間との間で音が透過する際に、比較的高周波の音を乱反射させ、客室R内の音場を一様としやすくできる。その結果、客室R内のこもり音を低減できる。
図4及び図7に示すように、カバー部材64は、荷棚60の先端の装飾面を形成すると共に下板部材63の一端側(図4右側)の外縁を保持するための部材であり、ブラケット61の先端における車両長手方向(図4紙面垂直方向)への張出部分(図示せず)に締結固定される。
カバー部材64の上面は、上板部材62の上面と滑らかに連なる(即ち、面一の)平坦面として形成され、荷物を出し入れする際の引っ掛かりが抑制される。カバー部材64の下面を形成する部分の縁部(図4左側)には、断面コの字形状の保持部(対向板部64a,64b及び立設壁部64c)が形成され、対向板部64a,64bの対向間に下板部材63の一端側の外縁が挿通される。これにより、下板部材63の外縁を乗客から視認できなくして、外観の向上が図られる。
この場合、保持部(対向板部64a,64b及び立設壁部64c)の内部空間は、下板部材63の外縁よりも大きな寸法に設定されると共に、両者の間には、弾性材料から形成される弾性部材73が介設される。これにより、下板部材63の一端側の外縁がカバー部材64(ブラケット61)に対して弾性支持される。
図6に示すように、保持部材65は、ブラケット61に取着(リベット止め)される基部65aと、その基部65aに連結(溶接またはリベット止めにより一体化)される上板保持部65b、パネル保持部65c及び照明保持部65dと、それら各部65a〜65dに対して着脱(分離)自在に形成される下板保持部65eとを備え、隣接するブラケット61の対向間に架設される。
上板保持部65bは、基部65aから荷棚60の先端へ向けて張り出され、その張出部分の上面がブラケット61の上面と略面一となるように形成される。上板保持部65bの上面には、上板部材62の外縁が載置され、ボルトB2により締結固定される。
パネル保持部65cは、基部65aから側構体20へ向けて下降傾斜する姿勢で張り出され、その張出部分に内装パネルP1の上端側が配設される。これにより、内装パネルP1の上端側が、保持部材65及びブラケット61を介して、被締結部材21(側構体20)に対して弾性支持される。即ち、側構体20から内装パネルP1の上端側に至る振動伝達経路の一部が弾性材料(弾性シート71及び弾性スリーブ72)のみから形成される。その結果、走行に伴う車両への外乱の入力により側構体20が振動しても、その振動が内装パネルP1の上端側へ伝達されることを抑制でき、内装パネルP1の上端側が客室Rにおいて騒音の発振源となることを抑制できる。
照明保持部65dは、基部65aから空間Sへ向けて略水平に張り出される水平部分とその水平部分から車両上方へ向けて折り返される折返し部分とを備え、折り返し部分に光照射手段66が配設される。これにより、上板部材62と下板部材63との間の空間Sに光照射手段66を配設することができる。よって、上板部材62及び下板部材63の開口62a,63aを介して車室R内へ光が照射されるので、ちらつきを抑制できる。
下板保持部65eは、照明保持部65dに当接される当接部65e1と、その当接部65e1から車両下方へ向けて立設される立設壁部65e2と、その立設壁部65e2から折り返され照明保持部65dの水平部分と所定間隔を隔てて対向配置される対向板部65e3とを備え、照明保持部65dと下板保持部65eとにより形成される内部空間(照明保持部65dの水平部分と下板保持部65eの立設壁部65e2及び対向板部65e3とにより取り囲まれる空間)に下板部材63の他端側(図6左側)の外縁が挿通される。これにより、下板部材63の外縁を乗客から視認できなくして、外観の向上が図られる。
この場合、照明保持部65dと下板保持部65eとにより形成される内部空間は、下板部材63の外縁よりも大きな寸法に設定されると共に、両者の間には、弾性材料から形成される弾性部材74が介設される。これにより、下板部材63の他端側の外縁が保持部材65(ブラケット61)に対して弾性支持される。
なお、本実施形態では、ブラケット61に固定されるクリップC1及び下板保持部65eの当接部65e1に回転可能に保持されるスタッドC2からなるクイックファスナーCを利用して、下板保持部65eが保持部材65の各部65a〜65dに対して着脱自在に配設される。よって、スタッドC2を所定回転(例えば、略1/4回転)させることで、クリップC1との結合を解除でき、下板保持部65eを簡易に取り外すことができる一方、下板保持部65eの取り付け状態では、クリップC1の弾性回復力により車両走行中の振動による緩みを抑制できる。
また、下板保持部65eを取り外すことで、下板部材63の一端側(図4及び図7右側)をカバー部材64の保持部(対向板部64a,64bの対向間)から引き抜くことが可能となり、光照射手段66の下方を覆う下板部材63を取り外すことができる。これにより、光照射手段66を露出させることができるので、光照射手段66をメンテナンスする際の作業性の向上を図ることができる。
以上のように、本実施形態における荷棚60によれば、上板部材62と下板部材63との間に空間Sが形成されると共に、上板部材62及び下板部材63のそれぞれに複数の開口62a,63aが開口形成されるので、上板部材62の開口62a、空間S及び下板部材63の開口63aを利用して、荷棚上部空間と荷棚下部空間との間で音を透過させることができる。その結果、荷棚上部空間と荷棚下部空間との音場を一体化して、客室内のこもり音を低減できる。
即ち、荷棚60により客室R内が荷棚上部空間と荷棚下部空間とに区画されることで、走行に伴う車両(側構体20)への外乱の入力により、荷棚上部空間と荷棚下部空間とで異なる音場が形成される場合に、荷棚上部空間と荷棚下部空間との間で音を透過させ、荷棚上部空間と荷棚下部空間との音場を一体化することができる。その結果、客室R内のこもり音を低減できる。
なお、上板部材62及び下板部材63に上述した大きさの開口62a,63aを上述した開口率でそれぞれ形成した本実施形態と、上板部材62及び下板部材63に開口62a,63aを形成しない(即ち、開口率を0%とした)比較例とをシミュレーションした結果、本実施形態では、比較例に対して、略160Hzにおけるこもり音を略3dB低減できることが確認された。
この場合、荷棚60は、弾性部材73,74によって下板部材63がブラケット61に対して弾性支持されているので、荷棚上部空間と荷棚下部空間との間で音が透過することに伴う下板部材63の振動を抑制できる。その結果、下板部材63が振動して放射音が発生することを抑制できる。下板部材63は、乗客の頭上に位置するため、かかる下板部材63の振動(放射音の発生)を抑制できることが乗客の快適性に対して有効となる。
また、本実施形態では、下板部材63が、波板から形成されるので、荷棚上部空間と荷棚下部空間との間で音が透過する際に、比較的高周波の音を乱反射させて、客室内の音場を一様としやすくできる。その結果、客室内のこもり音を低減できる
更に、弾性部材73,74によって下板部材63がブラケット61に対して弾性支持されていることで、例えば、乗客が立ち上がった際に頭部を、或いは、背伸びをした際に手を、下板部材63に衝突させた場合に、弾性部材73,74の弾性変形(緩衝作用)を利用して、衝突の際の衝撃を緩和させることができる。よって、乗客の頭部や手の怪我を抑制できる。
また、本実施形態は、荷棚上部空間と荷棚下部空間との間で音を透過させる構造として、平板に開口62aを開口形成した上板部材62を採用するので、音の透過を可能としつつ、荷台面を平坦面(平滑面)とできる。よって、本実施形態によれば、例えば、複数本のステンレスパイプを並設して荷棚面を形成する従来品と比較して、比較的小さな荷物を安定して載置することができる。
また、本実施形態では、荷台面を形成する上板部材62の下方に下板部材63が配設されるので、上板部材62の上面で液体がこぼれた場合に、その液体を下板部材63の上面で保持して、荷棚60下方へ滴下することを抑制できる。
次いで、図9を参照して、第2実施形態における荷棚260について説明する。図9は、第2実施形態における荷棚260の部分拡大断面図であり、図6に対応する。なお、上述した第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図9に示すように、第2実施形態における荷棚260には、上板部材262の上面に凹溝262bが凹設されると共に、上板部材262の外縁から嵩上げ壁262c及び側壁262dが立設される。
凹溝262bは、上板部材262の4辺の外縁に沿って連続して延設される。即ち、上板部材262の上面には、周囲全周にわたって連続する凹溝262bが凹設される。よって、上板部材262の上面で液体がこぼれた場合には、その液体を凹溝262bに収容(保持)して、上板部材262の外縁から荷棚260下方へ滴下することを抑制できる。
嵩上げ壁262cは、上板部材262における側構体20側(図9左側)の外縁(即ち、上板部材262の下降傾斜における下端側の外縁)から立設され、側壁262dは、上板部材262の車両幅方向(図9左右方向)に沿う2辺の外縁からそれぞれ立設されると共に、嵩上げ壁262cに接続される。これにより、嵩上げ壁262c及び側壁262dに囲まれた空間を液体の収容(保持)空間として利用できる。よって、その分、液体の収容量を増加させることができ、側構体20側の凹溝262bから溢れた液体が荷棚260下方へ滴下することを抑制できる。
なお、側壁262dの高さ寸法(上板部材262の上面からの立設高さ)は、嵩上げ壁262cから離間するに従って小さくされる。これにより、側壁262dのうちの液体の収容(保持)に寄与する領域を確保しつつ、荷台面への荷物の載置が側壁262dにより阻害されることを抑制できる。
また、第2実施形態における荷棚260には、空間Sに複数の受け部材280が配設される。受け部材280は、断面略V字形状の長尺状に形成され、V字形状の開放側(凹部側)を上板部材262の開口62aに対面させた姿勢で、隣接するブラケット61の間に架設される。
受け部材280には、長手方向両端に側壁280aが形成され、両端の開放部分が塞がれる。即ち、受け部材280は、上面(図9上側の面)が開放した凹部を有して形成される。よって、上板部材262の上面で液体がこぼれた場合には、開口62aから滴下する液体を受け部材280の凹部に収容(保持)して、荷棚260下方へ滴下することを抑制できる。
次いで、図10を参照して、第3実施形態における荷棚360について説明する。図10は、第3実施形態における荷棚360の部分拡大断面図であり、図7に対応する。なお、上述した各実施形態と同一の部分には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図10に示すように、第3実施形態における荷棚360には、上板部材362の上面から囲繞壁362eが立設される。囲繞壁362eは、開口62aの周囲から立設される壁部であり、本実施形態では円筒状(断面円環状)に形成される。
なお、上板部材362には、凹溝262b、嵩上げ壁262c及び側壁262dがそれぞれ形成される。これら各部位は、第2実施形態の場合と同一の構成であるので、その説明は省略する。
第3実施形態の荷棚360によれば、上板部材362の上面から囲繞壁362eが立設され、かかる囲繞壁362eにより開口62aが取り囲まれているので、上板部材362の上面で液体がこぼれた場合には、その液体が開口62aへ流入することを抑制できると共に、上板部材362の上面の下降傾斜に沿って嵩上げ壁262c側へ液体を誘導することができる。その結果、液体が荷棚360下方へ滴下することを抑制できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
上記各実施形態で挙げた数値は一例であり、他の数値を採用することは当然可能である。例えば、開口62a,63aの配列数は任意である。
但し、上板部材62の開口率は略1%〜略30%の範囲内に、下板部材63の開口率は略35%〜略65%の範囲内に、それぞれ設定することが好ましい。荷棚上部空間と荷棚下部空間とで異なる音場が形成されることに起因する客室R内のこもり音の低減に有効となるからである。特に、下板部材63の開口率は上板部材62の開口率よりも大きな値に設定することが好ましい。荷棚上部空間と荷棚下部空間との間で音を透過させ、荷棚上部空間と荷棚下部空間との音場を一体化しやすくできるからである。
上記各実施形態では、開口62aが正面視円形の孔として形成され、開口63aが正面視長穴形状の孔として形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、それぞれ他の形状を採用しても良い。他の形状としては、例えば、楕円形状、多角形状、屈曲または湾曲したスリット(V字形状やS字形状)などが例示される。
なお、開口62a又は開口63aを正面視円形の孔として形成する場合は、上述した開口率を維持しつつ、直径を略2mm〜略30mmの範囲内に設定することが好ましい。荷棚上部空間と荷棚下部空間との音場を一体化する効果を確保しつつ、荷台面からの小物の開口62aへの落下防止と、旅客設備(光照射手段66から照射される光または後述する音声発生手段から発音される音声)の荷棚下部空間への確実な伝達とを図ることができるからである。同様の理由により、開口62a又は開口63aを正面視長穴形状の孔として形成する場合は、上述した開口率を維持しつつ、長穴の幅を略2mm〜略30mmかつ長穴の全長を略4mm〜略50mmの範囲内に設定することが好ましい。
上記各実施形態では、開口62aが格子状に、開口63aが千鳥状に、それぞれ配列される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、それぞれ他の配列を採用しても良い。同様に、開口62a,63aの間隔が等間隔とされる場合を説明したが、不等間隔に配列されるものであっても良い。
上記各実施形態では、下板部材63が波板として形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、上板部材62と同様に平板として形成しても良く、或いは、他の材料を採用しても良い。他の材料としては、金属線を編んで形成される金網や、炭素繊維を編んで形成される布状体などが例示される。
なお、このように、下板部材63を、平板や金網、布状体から形成する場合は、下板部材63の剛性を弱くして、下板部材63自体を変形させやすくできるので、上述したように、乗客が頭部や手を下板部材63に衝突させた場合に、弾性部材73,74の弾性変形(緩衝作用)に加え、下板部材63自体の変形も利用して、衝突の際の衝撃を緩和させることができる。よって、乗客の頭部や手の怪我をより抑制しやすくできる。
上記各実施形態では、上板部材62,262,362と下板部材63とが所定間隔を隔てて対向配置され、対向間に空間Sが形成される場合を説明したが、上板部材62,262,362と下板部材63とを当接させ、対向間に空間Sを非形成としても良い。また、荷棚60,260,360が上板部材62,262,362と下板部材63とを備える場合を説明したが、いずれか一方を省略しても良い。これらの場合でも、荷棚上部空間と荷棚下部空間との間で音を透過させることができるので、荷棚上部空間と荷棚下部空間との音場を一体化して、客室R内のこもり音を低減できる。
上記各実施形態では、弾性シート71、弾性スリーブ72及び弾性部材73,74が弾性材料から形成されることを説明した。弾性材料としては、ゴム状弾性体、ウレタン、金属ばね(例えば、板ばねやコイルスプリングなど)が例示される。但し、ゴム状弾性体やウレタンに代表される粘弾性材料を採用することが好ましい。振動絶縁効果と振動減衰効果とをより発揮させられるからである。
上記各実施形態では、荷棚60,260,360の空間Sに光照射手段66を配設する場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、これに代えて、又は、これに加えて、他の旅客設備を配設しても良い。他の旅客設備としては、例えば、音声発生手段(スピーカー)が例示される。
上記第2実施形態では、受け部材280が断面略V字状に形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、他の形状を採用しても良い。他の形状としては、断面C字状や断面コ字状などが例示される。即ち、下方へ向けて凹となる凹部を有しその凹部に液体を保持可能な形状であれば任意の形状を採用できる。
上記第2実施形態では、上板部材262の下面が平坦面として形成される場合を説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば、上板部材262の下面から受け部材280へ向けて囲繞壁(開口62aの周囲から立設される筒状の壁部)を立設させても良い。例えば、第2実施形態では、上板部材262の上面でこぼれた液体が開口62aへ流入された場合、その液体が上板部材262の下面を伝わり、受け部材280が対面されていない領域から滴下する恐れがあるところ、囲繞壁を受け部材280へ向けて立設させることで、開口62aへ流入された液体を受け部材280へ滴下させやすくできる。
100 鉄道車両
20 側構体
60,260,360 荷棚(鉄道車両用荷棚)
61 ブラケット
62,262,362 上板部材
62a 開口
262b 凹溝(保持手段)
63 下板部材
63a 開口
71 弾性シート(第2介設部材)
72 弾性スリーブ(第2介設部材)
73,74 弾性部材(第1介設部材)
280 受け部材(保持手段)
R 客室
S 空間

Claims (5)

  1. 鉄道車両の側構体から客室内へ向けて突設され客室上部の左右両側に配設されると共に上面が荷台面となる鉄道車両用荷棚において、
    基端側が前記側構体に取り付けられると共に車両長手方向に間隔を隔てて複数が配設されるブラケットと、
    前記複数のブラケットの間に架設され前記上面を形成する上板部材と、
    前記複数のブラケットの間に架設され前記上面の反対面となる下面を形成する下板部材とを備え、
    前記上板部材と前記下板部材との間に空間が形成されると共に、前記上板部材と前記下板部材とのそれぞれに複数の開口が開口形成されることを特徴とする鉄道車両用荷棚。
  2. 弾性材料から形成され前記ブラケットと前記下板部材との間に介設される第1介設部材を備え、
    その第1介設部材によって前記下板部材が前記ブラケットに対して弾性支持されることを特徴とする請求項1記載の鉄道車両用荷棚。
  3. 前記下板部材は、波板状または網状に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄道車両用荷棚。
  4. 弾性材料から形成され前記側構体と前記ブラケットとの間に介設される第2介設部材を備え、
    その第2介設部材によって前記ブラケットが前記側構体に対して弾性支持されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の鉄道車両用荷棚。
  5. 少なくとも前記下板部材よりも上方に位置すると共に下方へ向けて凹となる凹部を有しその凹部に液体を保持可能に形成される保持手段を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の鉄道車両用荷棚。
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