JP2017534045A - ウィンドブロッカーを備える空調機 - Google Patents
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Abstract
本発明は空調機(10、40)に関する。空調機(10、40)は空調ユニットを収容するためのケーシング(11、41)と、該ケーシング(11、14)にあり、調整すべき空気を前記空調ユニットに導入するための吸気口(13)と、前記ケーシング(11、14)にあり、前記空調ユニットから当該空調機(10、40)の近傍に調整空気を放出するための吹き出し口(14〜17、45)と、前記出口の前且つ調整空気流の下流に離れて配置されて該空気流をその放出方向に対して横方向に偏向するウィンドブロッカー(A〜E)とを含み、前記ウィンドブロッカー(A〜E)は別個の固定手段を必要とせずに当該空調機(A〜E)のケーシング(11、41)に道具が不要なポジティブ接続できるように適合されている。
Description
本発明は、空調ユニットを収容するためのケーシングと、ケーシングにあり、調整すべき空気を空調ユニットに導入するための吸気口と、ケーシングにあり、空調ユニットから空調領域に調整空気(conditioned air)を放出するための吹き出し口とを有するとともに、吹き出し口の下流に離れて配置されて、調整空気をその放出方向に対して横方向に偏向するウィンドブロッカー(windblocker)を有する空調機に関する。また、本発明はそのような空調機のウィンドブロッカーに関する。
比較的涼しい乃至冷たい調整空気流が人の身体に直接当たるとそれは不快であると認識されるため、従来の空調システムからの調整空気の放出には問題があった。例えば飛行機の機内や自動車の車内といった少なくとも窮屈な条件下にあっては、そのような状況は健康障害をもたらすこともある。例えば、オフィスやリビングルームの空調に関連するようなさほど窮屈でない条件下にあっては、天井又は壁設置型の空調機からの調整空気流の身体に対する直接的な影響は、空調吹き出し口から身体までの距離が通常大きいことからさほど劇的な結果をもたらさないものの、心地よさの低下(loss of comfort)として認識され得る。
特許文献1から知られている上述したような種類の空調機は、上述した空調の心地よさの低下の問題を解消するためにウィンドブロッカーを提供する。ウィンドブロッカーは空調ユニットの吹き出し口の下流に離れて配置されるため、冷たい/涼しい空気流が横方向に偏向される。そのようなウィンドブロッカーによって、空調空間にいる人に調整空気流が直接当たるのが避けられる。特許文献1から知られている壁設置型の空調機では、空調機の吹き出し口からウィンドブロッカーまでの距離の調整を可能にする比較的複雑なはさみ機構(scissor mechanism)を用いてウィンドブロッカーが空調機のケーシングに関節接続されている。このデザインの欠点は、既に取り付けられている空調機や使用中の空調機への据え付けが容易でない点であり、いずれにしてもウィンドブロッカーを据え付けるために追加の固定具や道具が必要になる。別の欠点は、このウィンドブロッカーはボード状の構成であるため、空調機の吸気口/吹き出し口の構成への最適な流体適応(optimum fluidic adaptation)が得ることができない点である。
本発明は、上述した種類の空調機を提供することを目的とし、当該空調機のウィンドブロッカーは空調機の吸気口/吹き出し口の構成への最適な流体適応を可能にするとともに道具や固定具を用いることなく据え付けることもできる。
上記の目的は請求項1の特徴により実現される。本発明の有利な進展(developments)は従属項に明記されている。
本発明によれば、空調機のウィンドブロッカーは空調機のケーシングに道具が不要な嵌合摩擦ロック接続(form-fit and friction locked tool-free connection)されるように適合されている。空調システムの概ね箱状のデザインと、ウィンドブロッカーの支持部材のために後ろから係合する関連周辺部とを考慮に入れて、本発明に係るウィンドブロッカーはU字状の構成を有する。そのUベース(U-base)が空調された気流を横方向に偏向する役割を果たすU字状のウィンドブロッカーのU脚部はUベースと平行に延びた屈曲した自由端を有し、これらのU脚部(U-legs)の屈曲した端部は、ウィンドブロッカーを空調機のケーシング又はケーシングの部位に取り付けるために空調機のケーシングの好適な部分の後ろに係合する。
即ち、本発明のウィンドブロッカーは、空調の吹き出し口でウィンドブロッカーを位置決め及び支持するために空調機のケーシング又はケーシング部位と嵌合及び摩擦ロックさせることが可能な概してクリップの形状を有する。
このウィンドブロッカーの構成により、道具を適用する必要又は別個の固定具を用いる必要なしに既に取り付けられている空調機又は使用中の空調機にウィンドブロッカーを据え付けることができる。
本発明のウィンドブロッカーの概してU字形状によって得られる別の不可欠な利点は、ウィンドブロッカーの形状によってのみ容易に実現可能であるとともに放出された調整空気流が空調機の吸気口に導入されないよう保証する調整空気流のためのフローバリアを提供することによる空調機の吸気口/吹き出し口の構成に対するウィンドブロッカーの流体最適適応性(fluidic optimal adaptability)に関する。
本発明のU字状のウィンドブロッカーは、床、壁及び天井に取り付けられるか又は位置する空調機にも同様に好適に用いることができる。
部屋の壁に取り付けられる空調システムであって、調整すべき空気のための吸気口は、部屋の床に近いケーシングの底面に設けられ、調整空気のための吹き出し口はケーシングの底面と前面との間の傾斜面に設けられ、U字状のウィンドブロッカーの2つの脚部は本発明の特定の実施形態に従って、ケーシングの2つの側面及び部屋の天井の方を向いたケーシングの上面の後ろに係合し、ウィンドブロッカーのUベースは調整空気の吹き出し口の前に位置している。
部屋の天井に取り付けられる空調システムは一般に、天井の開口と係合するとともに調整空気流の吹き出し口を含むフランジ様の端構造(edge structure)を含む天井カセットとして形成されたケーシングを有し、吸気口は端構造の内部に位置する。この空調システムの場合、U字状のウィンドブロッカーの2つの脚部は調整空気を放出するための吹き出し口の領域で端構造の後ろに係合する。
天井カセットの端構造は一般に矩形であり、調整空気を放出する吹き出し口は端構造の少なくとも1つの辺又は4つの辺の全てに形成される。これらの複数の吹き出し口のそれぞれは、本発明に係る同一に形成されたウィンドブロッカーに関連する。4つの吹き出し口を有する場合、2つのウィンドブロッカー毎に対向配置され天井カセットの端構造に直接固定されることが好ましい。U字状のウィンドブロッカーの脚部によって角で支障が生じることなく4つのU字状のウィンドブロッカーを矩形の天井カセットの4つの辺に配置できるように、対向するウィンドブロッカーの第1の対が端構造に直接取り付けられるよう適合されるのに対して、対向するウィンドブロッカーの他方の対はウィンドブロッカーの第1の対に取り付けられ、ゆえに天井カセットの端構造に間接的に取り付けられるように適合される。
以下、図面を参照しながら本発明をより詳細に説明する。
図1は天井の凹部に取り付ける空調機10の一実施形態を示す。空調機10は概して正方形の天井カセットとして形成されるとともに正方形の端構造12を含むケーシング11を含む。空調機10を天井に取り付ける場合、空調機10は、小さな周囲間隙を維持しながら端構造12の上側が天井で静止するまでケーシング11と共に天井の凹部又は天井の切り欠きに挿入される。周囲間隙は端構造12の上側に形成されたスペーサー要素によって提供され得る。この位置では、ケーシング11は固定手段により天井の凹部に固定される。
ケーシング11の底面側には図示しない空調ユニットに空気を導入するための吸気口13が設けられ、吸気口13は2つの部分に分かれた(two-part)正方形のグリッド構造で覆われている。空調ユニットは、図3a及び図3bに示す正方形の端構造12の4つの辺に対向配置された4つの細長い吹き出しスロット14、15、16及び17を通じて調整空気を放出する。吹き出しスロット14〜17のそれぞれには、スロットから放出すべき空気流の量及び方向を制御するとともに、必要に応じて吹き出しスロットを完全に閉じるために手動又はモーターにより枢動可能に配置されたフラップ18〜21が設けられている。この種の空気流制御は、調整空気を排出するため4つの吹き出し口のうちのどれを用いるべきか及び部屋の床に対して各空気流を急角度で移動させるか又は僅かに外側に移動させるかを決めるために主に用いられる。しかしながら、そのような空気流制御は、放出される涼しい又は冷たい空気流が部屋にいる人に略直接的に当たるのを防止するのに適していないため、不便又は場合によっては風邪の原因となる。これらの空気の悪影響は、例えば上述の特許文献1に記載されているように部屋の人がいる所に行かないよう空気流を偏向させるために吹き出しスロットにウィンドブロッカーを設けることによって回避できる。
本願の場合、図1に示すように吹き出しスロット14〜17はそれぞれ自身のウィンドブロッカーA、B、C及びDに関連する。ウィンドブロッカーの構成は、追加の固定手段又は道具を必要とせずにウィンドブロッカーを空調機10に嵌めるか又は据え付けることができるように適合されている。4つのウィンドブロッカーA〜Dは、例えばウィンドブロッカーAのための図2a〜図2fに示すようにデザイン及び構成が同一である。図4a〜図4dから、4つのウィンドブロッカーA〜Dのうちの2つ(A及びB)が端構造12に直接取り付けられるのに対して、他の2つのウィンドブロッカーC及びDは端構造12に間接的に、即ちウィンドブロッカーC及びDを直接支持するように適合されたウィンドブロッカーA及びBを通じて取り付けられている。固定手段及び道具を必要としないこの種のウィンドブロッカーの取り付けは、各ウィンドブロッカーがクリップの様に概してU字状の輪郭を有することに起因する。
4つの同一に形成されたウィンドブロッカーのうちのウィンドブロッカーAを例にとって図2a〜図2dに示すように、各ウィンドブロッカーは概してU字状の構成を有し、細長いUベース22を備える。Uベース22の長さは正方形の端構造12の端部の長さに対応するか又はUベース22の長さは該端部の長さよりも僅かに大きい。Uベースの端に隣接する2つのU脚部は互いに平行に且つUベースに垂直に延在するとともに、Uベース22と平行に延在するようにそれらの端部は内方に屈曲されているため、ウィンドブロッカーAが端構造12に取り付けられた場合に該端構造の後ろに係合することができる。UベースとU脚部の曲がった自由端との間の距離は、ウィンドブロッカーが端構造に取り付けられ次第、Uベースがウィンドブロッカーの底面から離れて位置する垂直方向の間隙(vertical clearance)を決定する。該間隙は、各吹き出しスロットを出る調整空気がウィンドブロッカーのUベースの内面に当たって空調機10からの放出気流が約90°偏向される前の空気流の拘束されていない(unfettered)自由な流路に対応するか又は定義する。この偏向された空気流が、空調機10の吸気口13の中心の方向へと内方に引き込まれることなくウィンドブロッカーの偏向作用により端構造から横方向に出て行くことを確かなものにするために、端構造12に取り付けられるウィンドブロッカーの内方を向く端部の隣りにフローバリアが設けられている。図示の実施形態では、そのようなフローバリアはUベース22の湾曲部分によって定義されており、ウィンドブロッカーAの内端が端構造12に位置するようにできるため、吹き出しスロット14から出る空気の気流が吸気口の空気の気流と混ざり合うのが防止される。
図2a〜図2fに示すように形成されたウィンドブロッカーA及びBは、天井と端構造12の上面との間でのクランプ係合で支持される。ウィンドブロッカーが端構造12の外縁を通じて摺動されて、図4a及び図4bに示すように端構造に最終的に直接支持されて2つの吹き出しスロット14及び16を覆い次第、ウィンドブロッカーA及びBは、U脚部の屈曲端によって部屋の天井と端構造12の上面との間でのクランプ係合による支持される。
(図4a及び図4bに示すように)他の2つのウィンドブロッカーC及びDは既に取り付けられたウィンドブロッカーA及びBに直接取り付け可能であるため、空調機のケーシング11の端構造12に間接的に取り付けられる。
図2aに示すように、ウィンドブロッカーAの外方を向いた外端28は中央端部31の両側に凹部29及び30を含む。取り付けられた状態にある場合、それらの凹部は端構造12の対応する端部と一致する。そのため、2つの取り付けられたウィンドブロッカーA及びBはそれらの対向する凹部29(ウィンドブロッカーA)及び凹部29’(ウィンドブロッカーB)の内端と共にさらなるウィンドブロッカーDのための取り付け端を定義する。即ち、ウィンドブロッカーDを図4aの左側から既に取り付けられたウィンドブロッカーAに摺動させて、それらのU脚部の自由端でウィンドブロッカーA及びBの凹部の内端の後ろに係合させる。
端構造12に直接取り付けられるウィンドブロッカーA及びBと比較して、端構造に間接的に取り付けられるウィンドブロッカーC及びDの端構造12への距離が大きいことにより、ウィンドブロッカーA及びBのためにウィンドブロッカーC及びDによりフローバリアを得ることができない。しかしながら、2つのウィンドブロッカーC及びDの場合に、放出された空気が取り込まれる空気と混ざり合うのを防止するために、吹き出し空気が外に移動させられるようにそれらの位置を調整することにより吹き出しスロット17及び19でフラップを定義する気流をその目的のために用いなければならない。
空調機のケーシングへの道具が不要なポジティブ接続のためのU字状構造を有するウィンドブロッカーは、天井に取り付けるように適合されているのではなく、例えば部屋の床又は壁に取り付けられるように適合された他のモデルの空調機との関連で用いることもできる。そのような空調機は水平方向の調整空気の吹き出し流(horizontal outlet flow)によって特徴付けられる。図6a〜図6gを参照しながら、以下で壁取り付け型の空調システムの実施形態を説明する。
調整空気を水平に吹き出すための空調機40は細長い箱型のケーシング41を含む。該ケーシング41は例えばフックによりその後ろ側が部屋の壁に固定され、空調ユニットを含む。調整すべき空気の吸気口はケーシング41の底面に位置しており、図示しないグリッドによって覆われている。調整空気のための吹き出し口45は、ケーシング41の水平底面42を垂直に広がる前面44に接続するケーシング41の傾斜面43に位置している。調整空気のための吹き出し口はスロット状であり、各スロットは傾斜面43の大半に亘って水平方に延在する。スロット状の吹き出し口45にはフラップ46が設けられ、調整空気流の放出方向を大まかに(coarsely)調整するためにその長手中心軸を中心に枢動可能である。
通常、空調機40は所定の高さで部屋の壁に取り付けられ、調整空気は上述した天井に設置する場合の空調と同様に主に水平方向に放出されるため、部屋にいる人が冷たいか又は少なくとも涼しい空気流に晒される危険性がある。このような状況は概してかなり不快と認識される。そのような不快な状況を避けるために、図6a〜図6gに示すように、調整空気流が人の身体に直接当たるのを防止するためにウィンドブロッカーEが本発明に従って調整空気流のために吹き出し口に設けられる。
図6a及び図6fに示すように、ウィンドブロッカーEは、道具又は固定具を用いることなくウィンドブロッカーEを空調機40のケーシング41に取り付けることができるように適合された概してU字の形状を有する。ウィンドブロッカーA〜Dのように、ウィンドブロッカーEは、ウィンドブロッカーEを取り外し可能にケーシング11に取り付けるためにケーシング41の後ろに係合するように適合されている。
ウィンドブロッカーEはケーシング41の幅全体に亘って広がるUベース47と、Uベース47の側端から延びて斜めに立ち上がって上方に延び、ケーシング41にウィンドブロッカーEを取り付けるためにケーシング41の上面の後ろに係合するために内側に屈曲した自由端50、51を有する2つのU脚部48、49とを含む。ウィンドブロッカーEの間隙高さは内側に屈曲した自由端50、51の内側とUベース47の内側との間の距離によって決まり、この高さは吹き出し口45を出る調整空気が短い距離の後で、空気流が90°偏向されて部屋にいる人の領域から外れる方向に送られるUベースの上側に当たるように決定される。この流路は、フラップ46が図6aに示す上側に枢動した位置にスイングすることによって支持され、吹き出し口45を出る調整空気が偏向目的のためにUベースの面全体に当たるように前方方向に傾斜して流れる。
ウィンドブロッカーEのUベース47の前面は塊状に(massively)形成されている、即ち放出空気流を水平空気流へと完全にその方向を変えるために孔が開いていないが、ウィンドブロッカーEの後ろ側の壁に近い領域53は矩形の開口により孔が開いており、吹き出し口を出る空気を邪魔することなく調整すべき空気を空調機の吸気口に入れることができる。
Claims (15)
- 空調機であって、空調ユニットを収容するためのケーシングと、該ケーシングにあり、調整すべき空気を前記空調ユニットに導入するための吸気口と、前記ケーシングにあり、前記空調ユニットから当該空調機の近傍に調整空気を放出するための吹き出し口と、前記吹き出し口の前且つ調整空気流の下流に離れて配置されて、該空気流をその放出方向に対して横方向に偏向するウィンドブロッカーとを含み、
前記ウィンドブロッカーは別個の固定手段を必要とせずに当該空調機のケーシングに道具が不要なポジティブ接続できるように適合されている、空調機。 - 前記ウィンドブロッカーは2つの離間した位置で後ろから前記空調機のケーシングと係合する、請求項1に記載の空調機。
- 前記ウィンドブロッカーは前記ケーシングの2つの離間した位置で後ろから前記ケーシングと係合する、請求項1又は2に記載の空調機。
- 前記ウィンドブロッカーはU字状部材として形成され、そのUベースは前記吹き出し口に対向して配置され、その側部の2つのU脚部は離間した位置で後ろから前記ケーシングと係合するために内側に屈曲した端部を有する、請求項2に記載の空調機。
- U字状の前記ウィンドブロッカーは、調整空気が前記空調機の吸気口に入るのを防止するバリアを有する、請求項3に記載の空調機。
- 前記空調機は部屋の壁に取り付けられるように適合され、調整すべき空気のための前記吸気口は、部屋の底の方を向いた前記ケーシングの底面に設けられ、調整空気のための前記吹き出し口は前記ケーシングの底面と前面との間の傾斜面に設けられ、U字状の前記ウィンドブロッカーの2つのU脚部は前記ケーシングの2つの側面を取り囲むとともに、天井の方を向く前記ケーシングの上面と後ろから係合し、前記ウィンドブロッカーのUベースは前記吹き出し口の前に位置している、請求項5に記載の空調機。
- 前記空調機は天井の切り欠き内に取り付けられるように適合され、前記ケーシングは外周フランジを備える天井端構造を有する天井カセットとして形成され、調整空気を放出するための前記吹き出し口は該構造に設けられ、調整すべき空気を導入するための前記吸気口は、前記端構造の内側で前記天井カセットの中心又は近傍に設けられ、U字状の前記ウィンドブロッカーの2つのU脚部は前記吹き出し口の領域内で後ろから前記端構造と係合する、請求項6に記載の空調機。
- 前記天井カセットの端構造の形状は矩形、好ましくは正方形であり、調整空気のための前記吹き出し口は前記端構造の一方側に設けられる、請求項7に記載の空調機。
- 前記天井カセットの端構造の形状は矩形、好ましくは正方形であり、調整空気を放出するための前記吹き出し口は前記端構造の2つの対向する側にそれぞれ設けられ、これらの2つの前記吹き出し口のそれぞれは後ろから前記端構造と係合するU字状のウィンドブロッカーに関連する、請求項7に記載の空調機。
- 調整空気を放出するための第3の吹き出し口が前記天井パネルの端構造の他方の2つの対向する側のうちの一方に形成され、U字状のウィンドブロッカーがこの吹き出し口に関連し、そのU脚部が後ろから前記端構造と係合する、請求項9に記載の空調機。
- 調整空気を放出するための第4の吹き出し口が前記天井パネルの端構造の他方の2つの対向する側のうちの他方に形成され、第4のU字状のウィンドブロッカーがこの吹き出し口に関連し、そのU脚部が後ろから前記端構造と係合する、請求項10に記載の空調機。
- 前記吸気口に対向する前記ウィンドブロッカーの端部は、前記吸気口の近傍に延びて放出された調整空気が前記吸気口に入るのを防止するフローバリアとして形成されている、請求項7乃至11のいずれか一項に記載の空調機。
- 前記ウィンドブロッカーはプラスチック製である、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の空調機。
- 前記ウィンドブロッカーは一体形成されている、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の空調機。
- 請求項1乃至14のいずれか一項に記載の空調機のためのウィンドブロッカー。
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