JP2017531805A - 面シール流体接続システム - Google Patents

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Abstract

管類または継手アセンブリが、内側管層と、外側管層と、スリーブと、先端部分とを有し、ナットを有することができる。ナット、スリーブ、内側および外側管類層、ならびに先端部分はそれぞれ、それを通して通路を有し、少なくともスリーブ、先端部分、外側管層、およびナット内の通路は、内側管層がそれを通して通過する、または内側層にわたって延在することを可能にするように適合される。先端部分は、内側管層の端部部分にわたって、また、スリーブの一部にわたって成形されることができる。先端部分および内側層の端部は、ともに略平坦面を画定し、これは、例えば、液体クロマトグラフィシステムを含む、分析器具システムにおけるいくつかの構成要素のうちの任意の1つに見出され得るような構成要素の平底ポートにおいてシールを形成することができる。

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2014年10月23日に出願された米国仮特許出願第62/067,739号、2015年3月2日に出願された米国仮特許出願第62/127,276号、および2015年5月29日に出願された米国仮特許出願第62/168,491号からの優先権の利益を主張するものであり、これらの各々は、参照により本明細書中に援用される。
本開示は、概して、液体クロマトグラフィシステムおよび他の分析器具システムの接続構成要素において使用されるもの等、継手アセンブリおよび流体接続システムに関し、より具体的には、管類をポートに接続するための継手アセンブリおよび流体接続システムに関する。
液体クロマトグラフィ(LC)は、所与の試料中の成分を分離するための周知の技法である。従来のLCシステムでは、液体溶媒(「移動相」と称される)が、リザーバから導入され、LCシステムを通して圧送される。移動相は、圧力下でポンプから退出する。移動相は、次いで、管類を介して試料注入弁まで進行する。名称が示唆するように、試料注入弁は、オペレータが、試料をLCシステムに注入することを可能し、試料は、移動層とともに運搬される。
従来のLCシステムでは、試料および移動相は、カラムに達する前に1つまたはそれを上回るフィルタと、多くの場合、ガードカラムとを通過する。典型的なカラムは、通常、「充填」材料で充填された1つの鋼管類から成る。「充填」は、カラムの内側に「充填」された粒子材料から成る。これは、通常、シリカまたはポリマーベースの粒子から成り、これらは、多くの場合、化学官能性と化学結合される。充填材料はまた、固定相としても公知である。分離の基本原理のうちの1つは、移動相が連続的に固定相を通過することである。試料がカラムを通して(移動相とともに運搬されるとき)、試料中の種々の成分(溶質)は、異なる速度でカラム内の充填を通して移動する(すなわち、溶質の差分移動が存在する)。言い換えると、試料中の種々の成分は、異なる速度でカラムを通して移動する。異なる移動速度のため、成分は、カラムを通して移動するにつれて徐々に分離する。差分移動は、移動相の組成、固定相(すなわち、カラムが「充填」される材料)の組成、および分離が起こる温度等の要因によって影響を受ける。したがって、そのような要因は、試料の種々の成分の分離に影響を及ぼすであろう。
いったん試料(ここで分離されたその成分を伴う)がカラムを出ると、これは、移動相とともに検出器を過ぎて流動する。検出器は、具体的な分子または化合物の存在を検出する。2つの一般的なタイプの検出器が、LC用途において使用される。一方のタイプは、移動相および試料のいくつかの全体的な物理的性質(その屈折率等)における変化を測定する。他方のタイプは、試料のいくつかの性質(紫外線放射の吸収等)のみを測定する。本質的に、LCシステムにおける典型的な検出器は、試料の成分の単位体積あたりの質量(ミリリットルあたりのグラム等)または単位時間あたりの質量(秒あたりのグラム等)の観点から測定し、出力を提供することができる。そのような出力信号から、「クロマトグラム」が提供されることができ、クロマトグラムは、次いで、試料中に存在する化学成分を判断するために、オペレータによって使用されることができる。
上記の構成要素に加えて、LCシステムは、試料の汚染またはLCシステムの損傷を防止するために、多くの場合、フィルタ、逆止弁、ガードカラム、または同等物を含むであろう。例えば、吸込溶媒フィルタは、溶媒がポンプに到達する前に、溶媒(または移動相)から粒子を濾過するために使用され得る。ガードカラムは、多くの場合、分析カラムまたは分取カラム、すなわち、一次カラムの前に置かれる。そのようなガードカラムの目的は、そうでなければ分析カラムまたは分取カラムに不可逆的に結合し得る望ましくない試料成分を吸収することによって、一次カラムを「ガード」することである。
実践では、LCシステムにおける種々の構成要素は、所与のタスクを実施するために、オペレータによって接続され得る。例えば、オペレータは、適切な移動相およびカラムを選択し、次いで、動作前に、選択された移動相および選択されたカラムの供給部をLCシステムに接続するであろう。高性能液体クロマトグラフィ(HPLC)用途のために適切であるために、各接続は、HPLCシステムの典型的な動作圧力に耐えることが可能でなければならない。接続が弱すぎる場合、これは、漏出し得る。時として、移動相として使用される溶媒のタイプは、多くの場合、有毒であり、使用する多くの試料を取得および/または調製することは、多くの場合、高価であるため、いずれのそのような接続不具合も、深刻な懸念となる。
オペレータがカラム(または他の構成要素)をLCシステムから切断し、次いで、1つの試験が終了した後、次の試験が始まる前に、異なるカラム(または他の構成要素)をその定位置に接続することは、非常に一般的である。特に、HPLC用途における漏出防止接続の重要性を前提とすると、オペレータは、接続が十分であることを確認する時間をとらなければならない。カラム(または他の構成要素)の交換は、1日に数回起こり得る。さらに、カラム(または他の構成要素)を切断し、次いで、接続する際に伴う時間は、LCシステムが使用されず、オペレータが試料の調製または他のより生産的な活動の代わりに、システムの配線に従事するため、非生産的である。したがって、従来のLCシステムにおけるカラムの交換は、かなりの無駄な時間および非効率性を伴う。
漏出防止接続の必要性についての懸念を前提として、従来の接続は、ステンレス鋼管類およびステンレス鋼端部継手を用いて成されていた。しかしながら、より最近では、LCシステムにおけるステンレス鋼製の構成要素の使用が、生物学的試料を伴う状況において潜在的な欠点を有することが認識されている。例えば、試料中の成分は、ステンレス鋼管類の壁に付着し得る。これは、試料の成分またはイオンの一部が管類に留まり、検出器を通過しない場合、所与の試料の検出器の測定値(したがって、クロマトグラム)が試料を正確に反映し得ないため、問題を提示する。しかしながら、おそらく、さらなる大きな懸念として、ステンレス鋼管類からのイオンが、管類から離れ、検出器を過ぎて流動し、したがって、潜在的に誤った結果をもたらし得るという事実が挙げられる。加えて、イオンは、着目生物学的化合物に容易に結合し、カラム内のそれらの保持時間に影響を及ぼす、分子の変化をもたらし得る。したがって、イオンが管類によって放出されることにより試料を汚染することのないように、そのような「生物学的」試料とそのような試料とともに使用される移動相とに対して化学的に不活性である材料の使用による、「生体適合性」接続の必要性がある。
切換弁/注入弁を使用して流体流動を指向させる多くの用途では、特に、液体およびガスクロマトグラフィでは、流体の体積は小さい。これは、分取方法とは対照的に、液体またはガスクロマトグラフィが分析方法として使用されているときに特に当てはまる。そのような方法は、多くの場合、キャピラリカラムを使用し、概して、キャピラリクロマトグラフィと称される。気相および液相の両方でのキャピラリクロマトグラフィでは、多くの場合、切換弁または注入弁の内部容積を最小限にすることが所望される。この理由の1つは、大きい容積を有する弁が、比較的に大きい体積の液体を含有し、試料が弁に注入されるときに、試料が希釈され、分析方法の分解能および感度を低下させるためである。
マイクロ流体分析過程もまた、小さい試料サイズを伴う。本明細書で使用されるように、マイクロ流体技法を伴うと考慮される試料体積は、数ピコリットルのみの体積と同程度に低いものから、最大数ミリリットルほどの体積まで及び得る一方、より従来のLC技法は、例えば、従来、多くの場合、体積が約1マイクロリットル〜約100ミリリットルの試料を伴っていた。したがって、本明細書に説明されるマイクロ流体技法は、従来のLC技法よりも、桁が1つまたはそれを上回って小さいサイズの体積を伴う。マイクロ流体技法はまた、約0.5ml/分またはそれを下回る流体流率を伴うものとしても表現されることができる。
殆どの従来のHPLCシステムは、最大約5,000psi〜6,000psiほどの比較的に高い圧力を生成し得るポンプを含む。多くの状況では、オペレータは、わずか数psiほど〜最大1,000psiほどまでの範囲の「低」圧力でLCシステムを動作させることによって、正常な結果を得ることができる。しかしながら、多くの場合、オペレータは、1,000psiを上回る比較的に「高い」圧力でLCシステムを動作させることが望ましいと見出すであろう。
別の比較的に新しい液体クロマトグラフィ形態は、システム圧力が約1400バールまたは20,000psiほど、またはさらにそれを上回って上昇する、超高性能液体クロマトグラフィ(UHPLC)である。より大きいクロマトグラフィ分解能およびより高い試料処理量を達成するために、固定相の粒子サイズは、極めて小さくなっている。1ミクロンと同程度に小さい固定相粒子が、一般的であり、結果として生じる高いカラム充填密度は、カラムのヘッドにおけるシステム圧力を実質的に増加させる。HPLCおよびUHPLCは両方とも、上昇圧力において流体移送を利用する分析器具の実施例である。例えば、2007年12月13日に公開され、「Sample Injector System for Liquid Chromatography」と題された米国特許公開第US2007/0283746 Al号では、20,000psi〜120,000psiの範囲の圧力を伴うと言われる、UHPLC用途と併用するための注入システムが、説明されている。2007年12月25日にGerhardt,et al.に発行され、「Method for Using a Hydraulic Amplifier Pump in Ultrahigh Pressure Liquid Chromatography」と題された米国特許第7,311,502号では、25,000psiを上回る圧力を伴うUHPLCシステムにおいて使用するための油圧増幅器の使用が、説明されている。2005年12月8日に公開され、「Chromatography System with Gradient Storage and Method for Operating the Same」と題された米国特許公開第US2005/0269264 Al号では、UHPLCを実施するためのシステムが、開示され、UHPLCは、5,000psi(および最大60,000psi)を上回る圧力を伴うものとして説明されている。本出願者は、米国特許第7,311,502号ならびに米国特許公開第2007/0283746 A1号および第2005/0269264 A1号を本明細書に完全に記載される場合と同様に参照することによって本明細書に組み込む。
留意されるように、HPLCまたはUHPLCシステムを含む液体クロマトグラフィ(ならびに他の分析)システムは、典型的には、いくつかの構成要素を含む。例えば、そのようなシステムは、ポンプと、分析物を注入するための注入弁または自動サンプラと、カラムを閉塞させ得る分析物溶液中の粒子状物質を除去するためのプレカラムフィルタと、不可逆的に吸収された化学物質を保持するための充填層と、HPLCカラム自体と、カラムを離れる際に分散媒を分析する検出器とを含み得る。これらの種々の構成要素は、典型的には、通常0.001インチ〜0.040インチの内径を有する金属管類またはポリマー管類等の小型の流体導管または管類によって接続され得る。
これらの種々の構成要素の全ておよび管の長さは、典型的には、ねじ山付き継手によって相互接続される。種々のLCシステム構成要素および管類の長さを接続するための継手は、従来特許、例えば、米国特許第5,525,303号、第5,730,943号、および第6,095,572号に開示され、それらの開示は、本明細書に完全に記載される場合と同様に参照することによって全てが本明細書に組み込まれる。多くの場合、第1の雌ねじ山付き継手は、フェルールまたは類似するシールデバイスを用いて第1の構成要素に対してシールする。第1の継手は、手動によって、またはレンチもしくは複数のレンチを使用することによって、複数回回転させることで、対応する外部継手を有する第2の継手にねじ式接続され、第2の継手は、順に、フェルールまたは他のシールによって、第2の構成要素に対してシールされる。構成要素の交換、保守、または再構成のためにこれらの継手を切断することは、継手を緩めるために、多くの場合、レンチもしくは複数のレンチの使用を要求する。レンチもしくは複数のレンチが使用され得るが、プライヤまたは他の把持および保持ツール等の他のツールも、時として、使用される。本明細書で使用されるように、用語「LCシステム」は、数個のみの単純な構成要素、またはコンピュータ制御式もしくは同等物である多数の高性能構成要素から作製されるかにかかわらず、その広い意味において、液体クロマトグラフィに関連して使用されるシステムにおける全ての装置および構成要素を含むように意図されることが、当業者によって理解されるであろう。当業者はまた、LCシステムが1つのタイプの分析器具(AI)システムであることも理解するであろう。例えば、ガスクロマトグラフィは、多くの点において、液体クロマトグラフィに類似するが、明白なこととして、分析されるべきガス試料を伴う。そのような分析器具システムは、高性能もしくは高圧液体クロマトグラフィシステム、超高性能もしくは超高圧液体クロマトグラフィシステム、質量分光測定システム、マイクロフロークロマトグラフィシステム、ナノフロークロマトグラフィシステム、ナノスケールクロマトグラフィシステム、キャビラリ電気泳動システム、逆相勾配クロマトグラフィシステム、またはそれらの組み合わせを含む。以下の議論は、液体クロマトグラフィに焦点を当てるが、当業者は、説明の多くが、他のタイプのAIシステムおよび方法にも適用されることを理解するであろう。
液体クロマトグラフィにおける圧力増加要件は、高圧流体構成要素の使用を必要としている。多くの用途に関して、通常のステンレス鋼管類が、高圧に耐えるために使用されることができる。しかしながら、いくつかのタイプの分析(例えば、生物学的試験および金属/イオン分析)に関して、ステンレス鋼または他の金属は、金属が試験と干渉し得るため、流路において所望されない。加えて、これらの用途によって要求される極めて低い体積に適応させるために、非常に小さい内径を要求するいくつかの使用分野(例えば、ナノスケールまたはナノ体積分析)が存在する。そのような小さい内径は、典型的には、ステンレス鋼または他の高圧管類において利用可能ではない。
高性能液体クロマトグラフィ(HPLC)、超高性能液体クロマトグラフィ(UHPLC)、および他の高圧分析化学用途では、種々のシステム構成要素およびそれらの流体接続が、15,000〜20,000psiほどの圧力に耐えることが可能でなければならない。これらの高圧用途において流体を運搬する管と、流体を受容するポートとの間の流体接続システムのタイプは、限定されている。多くの流体接続システムは、管を受容ポートに取り付けるために、円錐形状、ねじ山付き、または溶接された継手に依拠する。しかしながら、これらのタイプの接続は、時として、欠点を有し得る。例えば、円錐形状継手およびねじ山付き継手のサイズは、任意の所与のポートのタイプおよびサイズに依存し、これは、種々のポート間に特定の円錐またはねじ山付き継手を用いて嵌合された管を迅速に交換することを困難にする。この問題に対処するために、他の圧縮ベースの継手が、採用されている。そのような継手は、多くの場合、管の一方の端部を受容ポートに固着させることに役立つように、フェルールまたは係止リングを採用する。しかしながら、フェルールおよび係止リングは、複数回の使用後に(例えば、種々のポートに接続し、それから切断し、再接続することによって)変形した状態になり得る。これは、特に、液密シールが不可欠であり、フェルールまたは係止リングがそのようなシールを生成する際に変形した状態になる可能性がより高くなり得る、高圧用途において当てはまる。
例えば、「Tube and Pipe End Cartridge Seal」と題され、2013年2月21日に公開された、公開済の米国特許出願第2013/0043677号は、高圧において使用するための管およびパイプ端部カートリッジシールを説明し、これは、管の軸方向端部とのシールをもたらすために、(フェルール継手を含む)継手本体に依拠する。さらに、ディンプルが、さらにシールをもたらすために、管面の環状端部に鍛造される。同様に、「Zero Dead Volume Tube to Surface Seal」と題され、2000年5月2日にBennett et al.に発行された米国特許第6,056,331号は、本体、フェルール、およびねじ山付き継手を使用して、管を表面に接続するための装置を説明している。Bennett et al.は、あるタイプの管面シール装置を開示しているが、Bennett et al. の装置は、ねじ山付き継手およびフェルールに依拠する。同様に、「Plug Unite and Connection System for Connecting Capillary Tubes, Especially for High−Performance Liquid Chromatography」と題され、2012年3月15日に公開された、公開済の米国特許出願第2012/0061955号は、毛細管のためのプラグユニット接続システムを開示し、シールが、フェルールまたは円錐形継手の場所の代わりに、毛細管とブッシングユニットとの間の界面に提供される。しかしながら、米国特許出願第2012/0061955号は、フェルールに類似する圧力部品の使用に依拠し、十分な軸方向の力が生成され得、管面にシールを得ることを確実にする。
高圧用途のためにシールをもたらすことを試みる接続アセンブリは、液密シールをもたらすために有意な量のトルクを要求し、付加的なツールを使用しなくてはそのようなシールの生成を困難にし、締付過剰に起因する継手アセンブリまたはその構成要素の損傷のリスクを増加させ得る。さらに、多くのユーザは、管類を種々のAIシステムにおけるもの等の構成要素に接続する、またはそれから切断するために、種々のツールを使用することを好まないことが、経験から示唆される。ユーザは、多くの場合、そのようなシステムにおいて管類および構成要素を接続または切断するために、異なる量のトルクを印加し、したがって、締付過剰または締付不足によって引き起こされる潜在的な問題(例えば、流体が圧力下にあるときの漏出またはシール損失)をもたらすと考えられる。
平底または面シール接続アセンブリの一実施例が、「Flat Bottom Fitting Assembly」と題され、2014年4月15日にNienhuisに発行された、米国特許第8,696,038号によって提供される。Nienhuisは、平坦側面のフェルールを含むあるタイプの平底アセンブリを教示し、フェルールおよび管を含むアセンブリは、平底ポートに対して圧接されることができる。平底または面シール接続アセンブリの別の実施例が、「Biocompatible Tubing for Liquid Chromatography Systems」と題され、2012年2月2日に公開され、Hahn et al.を代表して出願された、公開済の米国特許出願第2012/0024411号によって提供される。Hahn et al.が公開した特許出願は、内側層と外側層とを有する管類を説明し、内側層は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の生体適合性材料であり得、外側層は、異なる材料であり得、管類の端部は、漸広する、または別様に管類の他の部分よりも大きい外径を有するように適合され得る。HPLCおよびUHPLCの両方における高圧接続に関する当分野の現状は、管類を伴うある形態のフェルールおよびナットの組み合わせとともに、錐状ポートを利用することである。ナットは、回転トルクをフェルールに変換される軸方向荷重に変換する。荷重は、フェルールに管類を変形/偏向させ、それを把持させ、シールを生成する。管は、典型的には、錐状ポートの底部に押勢されるが、現在のところ、ポート底部に間隙または空間が存在しないことを確実にする機構は存在しない。
ポートの底部における空間は、キャリオーバおよびバンド拡大によって結果に悪影響を及ぼす潜在性に起因して、液体クロマトグラフィ実験を実施する人にとって懸念事項である。キャリオーバは、その名の通り、1つの試験からの分析物が次の試験に持ち越されることである。キャリオーバは、明白な理由から非常に不安定な結果を生産し得る。バンド拡大は、異なる分子のピークが類似する保持時間を有するとき、物質を識別するピークの対称性が低くなり、識別がより困難になるときのことである。
錐状ポートと併用される従来のフェルールに伴う1つの問題は、変形/偏向するために要求されるトルクが、典型的には、UHPLC圧力を達成するために、フィンガタイトレベルを上回る(例えば、12,000psiほどを上回る)ことである。流体接続を行うおよび切断するために、ツールを不必要にすることによって、実験室からそれらを除去することが望ましく、ツールではなく指で単純に接続され得る継手を有することが有利である。
欧州特許第EP2564104は、高圧において使用するためのシールシステムを説明している。端面シールは、シール半径を最小限にし、したがって、公知のフェルール継手を含む種々の継手が、高圧システムにおいて使用されることを可能にする。しかしながら、そのような高圧における端面シールは、平滑な表面を要求し得る。コストを削減するために、端面調製ツールが、ディンプルを端面に鍛造し、機械的に表面を変形させ、平滑にするために要求され得る。
第US6,056,331号は、3つ構成要素、すなわち、本体、フェルール、およびねじ山付き継手から成る装置を説明している。フェルールは、管上に圧縮され、シールが、本体に継手を螺着することによって、管と本体内に保持されるデバイスとの間に形成され、これは、フェルールの面をデバイス上の噛合面にシールする圧力を提供する。このシールは、使用される材料に応じて、高温において使用されてもよい。この継手は、キャピラリガスクロマトグラフィにおいて使用されるマイクロ加工シリコンウェーハと併用するために開発された。
米国特許第5,525,303号、第5,730,943号、第6,056,0331号、第6,095,572号、第6,056,331号、第7,311,502号、第8,696,038号、欧州特許第EP2564104号、ならびに公開済の米国特許出願第2005/0269264号、第2007/0283746号、第2012/0024411号、第2012/0061955号、および第2013/0043677号が、本明細書に完全に記載される場合と同様に参照することによって本明細書に組み込まれる。
米国特許公開第2007/0283746 Al号 米国特許第7,311,502号 米国特許公開第US2005/0269264 Al号
したがって、本開示の目的は、高圧用途のために有用な流体接続システムを提供することである。本システムは、フェルール、係止リング、または他の継手等の付加的部品を使用せずにシール接続を提供することができる。本開示のさらなる目的は、高圧用途のために効果的なシールを生成するために必要な軸方向の力が、手動で、最小トルクを用いて、ツールを使用することなく生成され得る、流体接続システムを提供することである。本開示のさらなる目的は、可撓性であり、接続システムを損傷させることなく、種々の管およびポートと迅速かつ容易に接続および切断され得る流体接続システムを提供することである。
本開示の一実施形態では、継手アセンブリが、それを通して延在する通路を有し、第1の端部と第2の端部とを有する、ナットであって、該ナットの第2の端部の近傍に雄ねじ山付き部分を有する、ナットと、該ナット内の通路を通して延在する部分を有する、管であって、内側層と外側層とを備え、それぞれ、第1の端部と第2の端部とを有し、各層は、内径と外径とを有し、該管の外側層は、内側層の外径を上回る内径を有し、該管の第1の端部は、先端部分を備え、先端部分は、内径と外径とを有し、該管の内側層の一部は、先端部分の内径内に位置し、先端部分の第1の端部および内側層の第1の端部のうちの少なくとも1つは、ポートとのシールを形成するように適合される表面を画定する、管と、それを通して通路を有し、第1の端部と第2の端部とを有する、スリーブであって、該スリーブの第1の端部の少なくとも一部は、該ナットの表面に対して嵌合するように適合され、該スリーブの第2の端部の少なくとも一部は、該管の内側層の一部の外径と、該管の先端部分の内径との間に位置し、該管の先端部分は、該管の内側層の少なくとも一部にわたって、該管の外側層の少なくとも一部にわたって、かつスリーブの少なくとも一部にわたって延在する、スリーブとを備える。該管の外側層は、第1の材料を含んでもよく、該管の内側層は、第2の材料を含んでもよく、2つの材料は、異なり得る。請求項2による継手アセンブリであって、第1の材料は、第2の材料と異なる材料を含む。スリーブおよび外側管層はそれぞれ、金属材料を含んでもよく、該管の内側層および該管の先端は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の生体適合性材料を含んでもよい。加えて、スリーブはさらに、辺縁等の保持特徴を備えてもよい。管の先端は、内側管層の一部にわたって、その上にオーバーモールドされてもよい。
本開示の別の実施形態では、管類アセンブリが、提供され、これは、内側層と外側層とを有する、管であって、それぞれ、第1の端部と第2の端部とを有し、それぞれ、内径と外径とを有し、第1の端部を有する先端部分をさらに備え、該管の内側層の第1の端部および該管の先端部分の第1の端部のうちの少なくとも1つは、平底ポートに対して接触し、シールを形成するように適合される略平坦面を画定する、管と、それを通して通路を有し、第1の端部と第2の端部とを有する、スリーブであって、該スリーブの少なくとも第1の部分は、該管の外側層の一部の外径間に位置し、該スリーブの第2の部分は、該管の先端部分の一部の内径と、該管の内側層の外径との間に位置する、スリーブとを備える。そのような管類アセンブリでは、スリーブは、ステンレス鋼等の金属を含んでもよく、該管の内側層は、PEEK等の生体適合性材料を含んでもよく、該管の外側層は、ステンレス鋼等の材料を含んでもよく、該管の先端部分は、PEEK等の生体適合性材料を含んでもよい。
別の実施形態では、分析器具システムが、提供され、これは、その間に流体連通を有する少なくとも2つの構成要素を備え、該構成要素のうちの少なくとも1つは、面を有する平底ポートと、内側層と外側層とを備える、管であって、それぞれ、第1の端部と第2の端部とを有し、それぞれ、内径と外径とを有し、先端部分をさらに備え、該管の先端部分の第1の端部は、略平坦面を画定し、該管の先端部分は、内側層の外径を上回る外径を有する、該管と、それを通して通路を有し、第1の端部と第2の端部とを有する、スリーブであって、該スリーブの第1の端部の少なくとも一部は、該管の内側層の一部の外径と、該管の先端部分の一部の内径との間に位置し、該管の先端部分は、内側層の少なくとも一部にわたって、かつスリーブの少なくとも一部にわたって延在する、スリーブとを有し、先端部分の第1の端部および平底ポートの面は、シール係合し、該構成要素の一方または両方は、ポンプ、カラム、フィルタ、ガードカラム、注入弁および他の弁、検出器、圧力調整器、リザーバ、脱ガス装置、ユニオン、T字管、クロス、アダプタ、スプリッタ、試料ループ、ならびに/またはコネクタのうちの任意の1つを含む。該管の内側層および先端部分は両方とも、PEEK等の生体適合性材料を含んでもよい。
別の実施形態では、ナットが、ナットの縦方向長さに延在し得、通路からナットを通してナットの外部に半径方向に延在し得る、1つまたはそれを上回るスロットを有する継手アセンブリが、提供される。ナットは、1つまたはそれを上回るそのようなスロットを有することができ、所望される場合、スロットは、ナットの縦方向長さの一部に沿ってのみ延在することができる。加えて、スロットは、管類がオペレータによってナットの内側通路に容易に挿入され得る、またはオペレータによってナットから容易に除去され得るように適合されることができる。スロットは、管または管の一部がスロットを通して容易にナットに挿入される、またはそれから除去され得るように適合される。
本開示の継手アセンブリ、管類アセンブリ、および分析器具システムはそれぞれ、流体が0psi〜25,000psi、1,000psi〜20,000psi、および/または2,500psi〜10,000psiの圧力を有する流体接続のための少なくとも1つのシール接続を提供するように適合される。そのようなシール接続は、ツールまたはフェルールを使用することなくユーザによって成されることができ、平底ポートを用いて成され得るように適合される。
本開示のこれらおよび多数の他の特徴、目的、ならびに利点が、発明を実施するための形態、請求項、および図面を読み取ることによって当業者に容易に明白となるであろう。
図1は、従来の液体クロマトグラフィシステムのブロック図である。 図2は、流体接続システムの一実施形態の詳細断面図である。 図3は、流体接続システムの継手アセンブリの一実施形態の断面図である。 図4は、図2に示される継手アセンブリの等角外観図である。 図5は、一実施形態における継手アセンブリの管類の一部の詳細断面図である。 図6A、6B、および6Cは、本開示による、管類アセンブリの代替実施形態の断面図である。 図6A、6B、および6Cは、本開示による、管類アセンブリの代替実施形態の断面図である。 図6A、6B、および6Cは、本開示による、管類アセンブリの代替実施形態の断面図である。 図7Aは、内部先端を伴うポリマーライニング処理面シール接続の断面図である。 図7Bは、図7Aの実施形態の詳細図である。 図7Cは、筐体本体と接続された面シール接続の図である。 図7Dは、内部先端を伴う継手アセンブリの実施形態の詳細断面図である。 図8Aは、外部先端を伴うポリマーライニング処理面シール接続の断面図である。 図8Bは、図8Aの実施形態の詳細図である。 図8Cは、筐体本体と接続された面シール接続の図である。 図9Aは、ポリマーライニング処理面シール接続の別の実施形態の断面図である。 図9Bは、図9Bの実施形態の詳細図である。 図9Cは、筐体本体と接続された面シール接続の図である。 図10は、本開示による、アセンブリの一特定の実施形態の端部の拡大断面図である。 図11は、本開示による、アセンブリの一特定の実施形態の端部の拡大断面図である。 図12は、本開示による、アセンブリの一特定の実施形態の端部の拡大断面図である。 図13は、本開示による、アセンブリの一特定の実施形態の端部の拡大断面図である。 図14は、本開示の実施形態において使用され得る代替ナットの等角図である。 図15は、図10の、本開示の実施形態において使用され得る代替ナットの断面図である。 図16は、図10および11の、本開示の実施形態において使用され得る代替ナットの第2の断面図である。
図1では、従来の液体クロマトグラフィ(LC)システムの必須要素のブロック図が、提供される。リザーバ101は、溶媒または移動相102を含有する。管類103は、リザーバ101内の移動相102をポンプ105に接続する。ポンプ105は、試料注入弁110に接続され、これは、順に、管類を介してガードカラム(図示せず)の第1の端部に接続される。ガードカラム(図示せず)の第2の端部は、順に、一次カラム115の第1の端部に接続される。一次カラム115の第2の端部は、次いで、管類を介して検出器117に接続される。検出器117を通過した後、移動相102および注入弁110を介して注入された試料が、第2のリザーバ118中に費やされ、これは、化学廃棄物119を含有する。上記に留意されるように、試料注入弁110は、検査されるべき材料の試料をLCシステムに注入するために使用される。移動相102は、LCシステムの種々の要素をともに接続するために使用される管類103を通して流動する。
試料が試料注入弁110を介してLCシステムに注入されると、試料は、移動相によって、管類を通してカラム115に運搬される。当分野で周知であるように、カラム115は、試料の成分を分離する役割を果たす充填材料を含有する。カラム115から退出した後、試料(カラム115を介して分離されている)は、次いで、検出器117まで運ばれ、それに進入し、これは、種々の化学物質の有無を検出する。検出器117によって取得された情報は、次いで、記憶され、LCシステムに注入された試料の構成要素を判定するために、LCシステムのオペレータによって使用される。当業者は、図1および前述の議論が、本明細書に完全に記載される場合と同様に参照することによって本明細書に組み込まれる、1995年12月5日にSchickに発行された米国特許第5,472,598号に示され、説明されるように、従来的であり、当分野で周知である単純化したLCシステムの概要のみを提供することを理解するであろう。当業者はまた、本明細書の議論がLCシステムに焦点を当てているが、質量分光測定、マイクロフロークロマトグラフィ、ナノフロークロマトグラフィ、ナノスケール液体クロマトグラフィ、キャビラリ電気泳動、または逆相勾配クロマトグラフィシステム等、他の分析システムも本発明の種々の実施形態と併用され得ることを理解するであろう。
好ましくは、生体適合性であるLCシステムに関して、分析されるべき流出液または試料と接触し得る種々の構成要素(別様に留意されるものを除く)は、合成ポリマーポリエーテルエーテルケトンから作製され、これは、Victrexから「PEEK」という商標において商業的に利用可能である。ポリマーPEEKは、高度の化学的不活性、したがって、生体適合性を提供する利点を有し、これは、(いくつか例を挙げると)アセトン、アセトニトリル、およびメタノール等のLC用途に使用される一般的な溶媒の大部分に対して化学的に不活性である。PEEKはまた、平滑な表面を提供するために、標準的な機械加工技法によって機械加工されることができる。当業者は、他のポリマーも、ある用途において望ましくあり得ることを理解するであろう。
ここで図2を参照すると、流体接続システム1のための継手アセンブリの一実施形態の詳細断面図が、示される。流体接続システム1は、アクチュエータナット2を含む。アクチュエータナット2は、ナット2のヘッドの端部5に近接する第1の部分6と、第1の部分6に近接する非テーパ状部分8とを含む。アクチュエータナット2はまた、筐体本体21の第1の雌ねじ山付き部分22の形状に対応する形状のねじ山を有する、雄ねじ山付き部分9を含む。図2に示されるように、筐体本体21は、ユニオンを含むが、当業者は、ユニオンの代わりに、筐体本体21が、例えば、ポンプ、カラム、フィルタ、ガードカラム、注入弁および他の弁、検出器、圧力調整器、リザーバ、ならびにユニオン、T字管、クロス、アダプタ、スプリッタ、試料ループ、コネクタ、および同等物等の他の継手のいずれかを含む、LC、HPLC、UHPLC、または他のAIシステムにおける多種多様な構成要素の任意の1つであり得ることを理解するであろう。
図2に示されるように、該アクチュエータナット2の該雄ねじ山付き部分9は、該筐体本体21の雌ねじ山付き部分22と回転可能に係合され、それによって、該ナット2を筐体本体21に可撤式に接続する。該ナット2の該雄ねじ山付き部分9と該筐体本体21の雌ねじ山付き部分22との回転可能な係合は、該アクチュエータナット2を該筐体本体21に可撤式に固着させる。(ナット2のヘッド部分を反対方向に回すことによって、ユーザはまた、筐体本体21からナット2を切断することができる。)(図2に示されるように)接続されると、管端面15上の軸方向の力が、アクチュエータナット2が回転されると提供される。図2に示されるように、本体21に対するナット2の回転は、ポート端面35および管端面15が接触するまで、ナット2の雄ねじ山付き部分が本体21のポートにさらに延在することをもたらす。該アクチュエータナット2を回転することによって管端面15上に付与された力は、管端面15およびポート端面35の界面にシールを形成する。
管端面15は、内側管層13の端面および外側管先端14の端面によって画定される。時として、本明細書で管先端14または先端14と称される、外側先端14は、第1の端部30と第2の端部31とを有し、該管端面15は、第1の端部30に近接する。該第1の端部30と該第2の端部31との間で、管先端14は、管の内側層13を囲繞する。一実施形態では、管先端14は、スリーブ12の特徴または特徴の組み合わせであり得る、保定具特徴16によって管類アセンブリのスリーブ12に固着される。該オーバーモールドされた管先端14の第2の端部31に近接して、スリーブ12が、内側管類層13を囲繞する。一実施形態では、スリーブ12は、該管先端14の第2の端部31と該アクチュエータナット2の第1の端部3との間で該内側管類層13を囲繞する。図2に示されるように、スリーブ12および内側管類層13は、通路11を用いて、雄ねじ山付き部分9間をアクチュエータナット2の軸方向長さを通した通路を通して延在し、それを通過する。
該筐体本体21上の雌ねじ山付き部分22の使用は、選択的である。当業者は、したがって、代替実施形態では、ナット2が雌ねじ山付き部分を有し得(図示せず)、筐体本体21が雄ねじ山付き部分を有し得る(図示せず)ことを理解するであろう。
図2に示されていないが、管類内側層13は、好ましくは、その少なくとも一部を囲繞する外側層を有する。ここで図3を参照すると、管類外側層19が、見られ得る。図3に示されるように、外側層19は、内側管類層13の外側かつその周囲に位置する。加えて、外側管類層19の一部は、スリーブ12の内側に位置し、外側管類層19の端部部分は、スリーブ12の端部を越えて延在し、オーバーモールドされた管先端14の内側に位置する。また、図3に示されるように、本実施形態では、内側層13の一部は、外側層19の端部を越えて延在する。一特定の実施形態では、スリーブ12および外側管類層19は、溶接、接着剤によって、または外側層13の外径とスリーブ12の内径との間に位置し得る、樹脂エポキシもしくは他のプラスチック等によって相互に固着されることができる。外側管類層19およびスリーブ12を固着させることは、他方から独立した一方の回転を防止することに役立つ。
管類層13は、特定のタイプの試料、特定のタイプの溶媒、および/または特定の圧力範囲を伴い得るため、特定の用途に応じていくつかの異なる材料を含み得ることを理解されたい。例えば、管の外側層19は、ステンレス鋼(316ステンレス鋼等)もしくはチタン等の金属、または炭素、炭素繊維、鋼繊維、もしくは同等物を用いて補強もしくは編組されるポリマー材料等の複合材料もしくは編組材料を含む、補強されたポリマー材料を含むことができる。金属外側層19を備える実施形態では、金属テンパーは、高圧能力と管類可撓性との間で平衡を提供するように変動されることができる。内側層13は、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の生体適合性ポリマーを含むことができる。内側層13のために使用され得る他のポリマー材料は、限定ではないが、前述の要因またはおそらくその他に応じて、TEFLON(登録商標)、TEFZEL、DELRIN(登録商標)、パーフルオロアルコキシ(PFA、パーフルオロアルコキシエチレンとも呼ばれる)、フッ素化エチレンプロピレン(PEP)、ポリテトラフルオロエチレン(PETE)、ETFE(テトラフルオロエチレンおよびエチレンのポリマー)、ポリエーテルイミド(PEI)、硫化ポリフェニレン(PPS)、ポリプロピレン、スルホンポリマー、ポリオレフィン、ポリイミド、他のポリアリールエーテルケトン、他のフルオロポリマー、ポリオキシメチレン(POM)、およびその他を含む。加えて、炭素、炭素繊維、鋼繊維、または同等物を用いて補強もしくは編組されるPEEK(または他のポリマー)が、使用されてもよい。さらに、ある実施形態では、内側層13は、強度を増加させる、耐化学性を改善する、温度安定性を改善する、または透過性を低減させるための材料を用いてコーティングされてもよい。そのようなコーティングは、限定ではないが、金属化、ポリマーコーティング、シリコン系コーティング、および炭素系コーティングを含む。加えて、ある実施形態では、内側層は、結晶化度、耐化学性、または透過性等の性質を改善するために、熱処理されてもよい。当業者は、単一層として本明細書に示され、説明されているが、所望される場合、管の内側層13は、実際には2つまたはそれを上回る層を含み得ることを理解するであろう。最終管は、ポリマー成分を強化するための熱処理もしくは焼鈍、または熱の追加の有無にかかわらない加圧を含め、性能をさらに改善するために処理され、内側層が外側層に共形化することを可能にし得る。マンドレルが、通路を保持するために、内側層の内径において使用されることができる。
アクチュエータナット2、内側管類層13、スリーブ12、および保定具特徴16は、種々の構成において具現化され得る。ここで図3に目を向けると、オーバーモールドされた管先端14が、保定具特徴16によってスリーブ12に固着される。便宜的な参照のために、同一の番号が、同一の特徴を識別するために必要に応じて図全体を通して使用される。図3に示されるように、保定具特徴16は、管の内側層13から離れ、外側層14の外径に向かって延在する突起を有する。保定具特徴16は、オーバーモールドされた管先端14の一部に延在する。保定具特徴16は、オーバーモールドされた管先端14がスリーブ12および内側管類層13から係脱しないように防止する。保定具特徴16はまた、半径方向トルクがアクチュエータナット2に印加され、軸方向の力が管端面15に印加されている間、オーバーモールドされた管先端14が滑動しないように防止することにも役立つ。当業者はまた、保定具特徴16が異なる構成であり得ることを理解するであろう。例えば、1つを上回る保定具特徴16が、使用されてもよい(図示せず)。代替として、保定具特徴16は、図3によって示唆されるものと異なる形状またはサイズであってもよい。代替として、保定具特徴16は、接着剤を用いる、またはオーバーモールドされた管先端14のスリーブ12への溶接等による、オーバーモールドされた管先端14をスリーブ12に固着させる代替手段で代用されてもよい。
ここで図4を参照すると、継手アセンブリの別の図が、示される。図4に示されるように、アクチュエータナット2は、好ましくは、円形形状を有し、該アクチュエータナット2のヘッド部分の外面は、ナット2のヘッドの周囲に離間される複数のスプライン7を有する。当業者は、円形形状のアクチュエータナット2の利点を理解するであろうが、当業者はまた、アクチュエータナット2および/またはナット2のヘッドが、箱形状(図示せず)、六角形形状(図示せず)、もしくは他の形状等の非円形形状を有し得ることを理解するであろう。加えて、当業者は、アクチュエータナット2の外面が、スプライン7によって特徴付けられる代わりに、平坦(図示せず)またはクロスハッチング(図示せず)であり得ることを理解するであろう。該アクチュエータナット2がオペレータによって容易に把持され、手動で回転され得るように、種々のアクチュエータナット2の形状および外面が、使用されてもよい。
図4に示されるように、スリーブ12、内側管類層13、および外側管類層19は、少なくとも部分的に通路11に嵌合するように適合されることができる。内側および外側管類13および19は、それぞれ、アクチュエータナット2の第1の端部3に近接するナット2のヘッド5内の孔(図示せず)を通してアクチュエータナット2から退出する。内側管類層13は、好ましくは、VICTREX(登録商標)からPEEK(TM)という商標において商業的に利用可能である、合成ポリマーポリエーテルエーテルケトン等の生体適合性材料から成る。外側層19は、好ましくは、ステンレス鋼等の金属である。オーバーモールドされた管類先端14もまた、本特定の実施形態では、PEEK(TM)を含むことができる。当業者は、内側管類層13および該オーバーモールドされた管先端14が、例えば、TEFLON(登録商標)、TEFZEL(登録商標)、DELRIN(登録商標)、パーフルオロアルコキシエチレン(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PETE)、ポリエーテルイミド(PEI)、硫化ポリフェニレン(PPS)、ポリプロピレン、ポリオレフィン、ポリイミド、またはポリオキシメチレン(POM)を含む、他のポリマー材料から成り得ることを理解するであろう。内側管類層13およびオーバーモールドされた管先端14の一方または両方は、代替として、炭素繊維PEEK(TM)等のポリマー材料を用いて織り合わされる、炭素繊維または鋼繊維材料から成ってもよい。内側管類層13およびオーバーモールドされた管先端層14の一方または両方は、代替としてナノ複合材料から成ってもよい。
一実施形態では、アクチュエータナット2は、例えば、ステンレス鋼等の金属から成る。当業者は、アクチュエータナット2が、チタン、溶融シリカ、または補強された剛性ポリマー材料(例えば、炭素繊維PEEK(TM)または他の金属編組ポリマー材料)等の他の材料からも成り得ることを理解するであろう。ステンレス鋼は、生物学的環境においていくつかの欠点を有するため、いくつかの用途では、より剛性のポリマー材料が、より望ましくあり得る。例えば、生物学的流体中の成分が、ステンレス鋼に付着し得、ステンレス鋼イオンが、該流体中に漏出し得、両事象は、液体クロマトグラフィおよび他の分析化学用途における測定を不明瞭にする潜在性を有する。
図5は、管の内側層13、管類の外側層19、およびスリーブ12の組み合わせの断面の拡大図を提供する。本実施形態では、通路24が、内側管類層13(およびまた、外側管類層19)の縦方向軸に沿って延在する。流体またはガスが、該通路24を通過し得る。本実施形態では、管は、略平坦である端面または表面15を有する。しかしながら、当業者は、管端面15が、丸形またはディンプル面(図示せず)等の他の形状を有し得ることを理解するであろう。平坦または略平坦面15は、ポート端面26との効果的なシールを生成する目的のために十分であると考えられるが、管端面15およびポート端面35の表面が、相互に係合されるとシールを形成するように適合される限り、端面15の他の形状または構成が、使用されてもよい。他のそのような実施形態が、図6A、6B、および6Cに関連して以下に議論される。一実施形態では、スリーブ12は、例えば、ステンレス鋼等の金属から成る。当業者は、スリーブ12および/または外側管類層19が、チタン、溶融シリカ、または補強された剛性ポリマー材料(例えば、炭素繊維PEEK(TM)、鋼編組TEFLON(登録商標))等の鋼もしくは他の材料から成り得ることを理解するであろう。特に、上記に説明されるように、ステンレス鋼は、生物学的環境においていくつかの欠点を有するため、いくつかの用途では、剛性ポリマー材料が、より望ましくあり得る。
依然として図5を参照すると、管類アセンブリの付加的特徴が、拡大断面図に示される。例えば、保持特徴16および17が、より詳細に示される。図5に示されるように、保持特徴16は、スリーブ12の一部であり、スリーブ12の端部に位置し、これは、内側管層13および外側管層14の端部によって画定される面15に最も近接する。保持特徴16は、スリーブ12の端部に辺縁を提供する、スリーブ12の突起または延長部である。図5に示されるように、辺縁16の外縁は、内側層13の縦方向軸から、スリーブ12の隣接部分17よりも遠くに位置する。特徴16および17の組み合わせは、いったんスリーブ12に取り付けられると、外側層14を保持し、したがって、内側層13、外側層14、およびスリーブ12の組み合わせが相互に分離されないように保つことに役立つ。
保持特徴16および17の場所に対向する端部におけるスリーブ12の陥凹部分40もまた、図5に示される。陥凹部分40は、陥凹部分を伴うスリーブ12の端部が、スリーブ12を通した通路のものを上回る直径を伴う開口部を提供するように、円錐形状または放物線形状の陥凹であり得る。陥凹部分40は、したがって、内側層13と、外側層19と、スリーブ12とを備える管類アセンブリのより容易かつより迅速な製造のために、組み合わせられた内側層13および外側層19の端部をスリーブ12を通した通路に挿入することをより容易にする。加えて、ユーザは、表面15が位置するアセンブリの端部と対向する端部においてスリーブ12の通路から延在する内側層13の部分をより容易に屈曲し得るため、陥凹部分40は、いったん製造されると、管類アセンブリにさらなる可撓性を提供する。上記に留意されるように、スリーブ12および外側層19は、ともに固着されることができる。一実施形態では、スリーブ12は、金属(ステンレス鋼等)を含み、外側管類層19は、金属(ステンレス鋼等)を含み、スリーブ12および外側層19は、スリーブ12の部分40またはその近傍における溶接によって(または圧着もしくはかしめによって)ともに固着される。
管先端14は、内側管類層13、外側管類層19、およびスリーブ12の端部部分上にオーバーモールドされることができる。例えば、図5に示されるように、内側管13および外側管19は、内側管層13および外側管層19の両方の第1の端部がスリーブ12の第1の端部から事前判定された距離だけ延在するように、スリーブ12を通して延在する通路を通して挿入され得る。本構成における内側管13、外側管類19、およびスリーブ12の組み合わせは、次いで、組み合わせ上にオーバーモールドされる外側先端14を有し、それによって、管の内側層13と、管の外側層19と、スリーブ12と、オーバーモールドされた管先端14とを含む管類アセンブリの部分を形成することができる。この組み合わせを作製するための一プロセスでは、管先端14は、射出成形のプロセスによって、内側層13、外側層19、およびスリーブ12上に、それらにわたって成形される。当業者は、鋳造および溶接等の他のプロセスが使用され得、内側層13、外側層19、および管先端14のために選択された材料に応じて選択され得ることを理解するであろう。所望される場合、内側層13の端部および管先端14の端部の組み合わせによって画定されるような、管類の第1の端部の表面15は、管類の第1の端部の切断、管類の第1の端部の研磨、または機械加工等によってさらに仕上げられてもよく、そのようなプロセスは、内側層13および管先端14の第1の端部によって画定される略平坦面15を得るように実施される。
ここで図6A、6B、および6Cを参照すると、本開示による、管類アセンブリの代替実施形態が、示される。参照を容易にするために、同様の番号が、図6A、6B、および6Cにおける先端14、内側管類層13、スリーブ12、および外側管類層19に対して使用される。図6Aでは、管類アセンブリ60が、示される。管類アセンブリ60は、内側管類層13と、外側管類層19と、スリーブ12と、また、管類先端14とを含む。しかしながら、図6Aにおける管類先端14は、先端14の外径から管類アセンブリ60の縦方向軸に向かって傾斜される、部分14aおよび14bを有する。本構成は、平底ポートにおける面に接触するように適合される、内側層13および先端14の端部によって画定される表面15の表面積を低減させる。シールの表面積を低減させることによって、また、シールを得るために要求される力を低減させることも可能であると考えられる。
図6Bを参照すると、管類アセンブリ61は、内側管類層13と、スリーブ12と、外側管類層19と、また、先端14とを含む。図6Bに示されるように、内側管類層13の端部は、先端14の端部と同一平面ではなく、したがって、先端14の内径によって画定される間隙14cを残す。図6Bの管類アセンブリ61では、平底ポートにおける表面に接触するように適合される管類アセンブリ61の一方の端部における表面15は、内側管類層13の端部ではなく、先端14の端部における表面によって画定される。本構成もまた、平底ポートと接触し、シールするように適合される、管類アセンブリの表面積を低減させる。
ここで図6Cを参照すると、別の実施形態が、示される。図6Cでは、管類アセンブリ62は、内側管類層13と、スリーブ12と、外側管類層19と、先端部分14とを含む。先端部分14の端部は、「段状」形状を含む部分14dおよび14eを有し、外側部分は、管類アセンブリ62の縦方向軸に向かって延在し、次いで、傾斜部分は、段部分から先端14の端部に向かい、管類アセンブリ62の縦方向軸に向かって延在する。本実施形態もまた、内側管類層13の端部ならびに段状端部部分14dおよび14eによって画定される先端14の端部の内側部分の組み合わせによって画定される、表面15の表面積を低減させることに役立つ。
当業者は、本開示に例証および説明されるもの以外の他の構成も、本開示による管類および継手アセンブリの種々の用途において使用され得ることを理解するであろう。また、本開示の継手ならびに管類アセンブリの種々の特徴および構成要素のために使用され得る、上記に説明される材料が、図6A、6B、ならびに6Cに例証される管類アセンブリの同一または類似する特徴および構成要素のために同様に使用され得ることも理解されたい。
さらなる実施形態が、図7A−Cに示される。図7Aの実施形態70もまた、その第1の端部におけるヘッド部分71と、その第2の端部の近傍のねじ山付き部分76とを備えるアクチュエータナット70を含み、雄ねじ山付き部分76は、図7Cに最良に示される筐体21内の雌ねじ山付き接続22と相互作用するように構成される。ナットは、ライナ管類75および補強管類74を含有するように定寸および成形される通路をそれを通して画定し、ライナ管類75は、補強管類74と同心円状に含有されることができる。雄ねじ山付き部分76に近接し、少なくとも部分的にそれとともに含有される通路の一部もまた、移送管類72を含有するように定寸される。図7Cに示される実施形態では、補強管類74、ライナ管類75、および移送管類72は、通路からナット71の第2の端部を通して延在し、管端面78において終端する。移送管類72は、半径方向の機械的力を用いて管類上にかしめる、もしくは圧着することによって、または、例えば、溶接等、移送管類72および補強管類74を通して作用する流体圧力からもたらされる軸方向の力を可能にする、当業者に公知の任意の適切な手段によって補強管類74に固着されることができる。本構成(図7Dに示される)は、先端73が補強管類74とポート底部との間で圧縮されることを可能にし、これは、流体シールを生成することを補助し、死容積を防止する。ライナ管類75は、補強管類72を通して補強管類72の内径を上回る外径を伴うライナ管類75を供給し、それによって、緊密な締まり嵌めを提供することによって、もしくは補強管類75を通してライナ管類75を供給し、次いで、ライナ管類75の外径を増加させる、もしくは補強管類72の内径を減少させること等によって形成される締まり嵌めによって、または当業者に公知の他の手段によって補強管類内に固着されることができる。
さらに図7Aに示されるように、本デバイスはさらに、先端73を備える。示されるように、補強管類74、ライナ管類75、および移送管類72は、ナット71の第2の端部から外に延在し、管端面78において終端し、ナットの第2の端部からある距離において相互に近接して、上記に説明されるような雌ねじ山付き部分を通り過ぎて筐体21に延在するように構成される。先端73は、終端に配置され、図7Cに示されるような筐体21に延在されるポートの面に接触するように位置付けられる。
使用中、ナット71は、雄ねじ山を筐体に螺着し、ポートを筐体の対向する端部に可逆的に接続することによって、筐体に可逆的に接続され、面シールが、管類を把持するためにフェルールを使用することなく先端とポートの底部との間に確立される。継手アセンブリナット71は、移送管類72の座面に衝突し、先端73のシール面をポート底部に対して圧接する。ライナ管類75への先端シールは、ライナ管類75が先端73に引き込まれることを要求する、先端の内径が管類の外径よりも小さいことによって生成される締まり嵌めによって生成される。先端73は、補強管類74に対して定位置に摺動されることができる。移送管類72は、先端73の外側にわたって摺動され、例えば、テーパ係止締まり嵌めを生成するように相互作用する傾斜面の存在を含む、当業者に公知の手段によって定位置に圧着される。図7A−Cに説明され、示される実施形態では、先端73、移送管類72、補強管類74、またはライナ管類75上にいずれの角度も存在しない。本アセンブリは、代わりに、構成要素間の干渉を使用し、シールおよび接続システムの統合性を保持する。補強管類74および移送管類72は、限定ではないが、ステンレス鋼、鋼、またはチタンから選択される金属であり得る。先端73およびライナ管類75は、例えば、PEEK、炭素充填PAEK、PEEK、PEKK、FEP、PFA、ETFE、またはPTFE等のポリマーを含む、より柔軟な材料から作製されることができる。ナット71は、特定のシステムにおいて、かつ特定の流体を伴う意図される使用のために適切なように、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム、チタン、もしくはニッケル等の1つもしくはそれを上回る金属、または1つもしくはそれを上回るポリマーのいずれかを含むことができる。
管類および通路を含む継手の拡大図が、図7Bに示される。図に見られ得るように、ライナ管類および補強管類は、先端の内径に引き込まれ、締まり嵌めを提供する。移送管類は、次いで、先端の外側にわたって定位置に摺動される、または当分野で公知の他の適切な方法によって定位置に保持されることができる。継手は、ポートへの接続のために筐体本体21と相互作用するように示される。図に示されるように、管端面78は、ねじ山付き部分76を通して筐体本体に、噛合されたねじ山付き部分76および22を過ぎて延在する。終端面は、したがって、ポート端面に圧接され、シールを生成することができる。
図7A−Cの継手の代替実施形態が、図7Dに示される。図に示されるように、移送管類72の第2の端部は、傾斜された内面部分77を含み、先端73は、反対に傾斜された外面部分79を含み、ユーザによる移送管類72への先端73のより容易な挿入を促進する。
代替先端83を含む実施形態が、図8A−Cに示される。本実施形態では、全ての共通物品は、図7A−Cに示される実施形態と同一の番号が付けられる。しかしながら、図8A−Cに示される先端83は、もはや締まり嵌めを用いて移送管類72によって捕捉されていない。本実施形態は、代わりに、移送管類72を使用し、組立中に先端83に衝突し、ポートにおけるシール面および移送管類72に接触する表面上に面シールを生成する。先端83は、管類上に引き込まれ、締まり嵌めを利用し、ライナ管類75と先端83との間にシールを生成する。図8A−Cの実施形態の構成要素は全て、図7A−Cに示される実施形態と同一の材料から製造されることができる。
図8Aの実施形態の拡大図が、図8Bに示される。本図では、ライナ管74および補強管75が先端83の内径内に含有されながら、先端が移送管72の終端に当接するように、移送管類72が管端面78から短縮されていることが示される。筐体本体21に接続される、図8Aに説明されるような継手の図が、図8Cに示される。上記に説明されるように、ナットが筐体中に押し込まれると、管面78における先端83は、移送管類72によってポート面に対して押勢され、面シールを生成する。
接続アセンブリの別の実施形態が、図9A−Cに示される。本実施形態は、ライナ管類を含まない。本実施形態は、導管類94への先端93のシールとともに、ポート底部におる先端93のシールを使用する。移送管類92は、オペレータによって印加されたときのナットの回転トルクから先端93の両方のシール面積に荷重を変換する。本実施形態における移送管類92は、金属材料等のより耐久性のある、またはより弾性のない材料から作製されることができ、ステンレス鋼が、例示的材料であり、移送管類は、凹部部分96を含む。先端93の外径と移送管類92における凹部部分96との間に、干渉が存在する。干渉は、組立および分解中に導管類94上に先端93を保持するために効果的である。加えて、先端の面は、図9Cに示されるようなポートシール面とのシールを形成するために効果的である。ステンレス鋼移送管類92の使用は、より高い圧力の使用を可能にする。15,000、20,000、および25,000psiを超える圧力が、漏出を伴うことなく本実施形態の試験試料において達成された。導管類94および移送管類92は、例えば、ステンレス鋼管類から製造され、それを含むことができる、または当業者に公知であるような他の材料から作製されることができる。先端93は、例えば、PEEK、炭素繊維補強PEEK、PEKK、FEP、PFA、ETFE、またはPTFE等の1つもしくはそれを上回るポリマーを含むことができる。継手は、システム要件に応じて、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム、もしくはチタン等の金属、または1つもしくはそれを上回るポリマーのいずれかであり得る。図9Aに示されるような管類の拡大図が、図9Bに示され、先端93は、導管類94に対して保持されるために効果的な凹部部分96に延在し、図9Cに示されるようなポートシール面との面シールを形成するために効果的な管端面を形成するように見られ得る。
要求されるような種々の平底ポートまたは固定具との面シールを形成するために使用され得、ライナ管類を含まない、開示される接続アセンブリの付加的実施形態が、図10−13に示される。図10に示されるコネクタアセンブリは、図9Aに示される実施形態のように導管類94を囲繞する移送管類92を含む。再び、本実施形態では、先端93の外径と凹部部分96と移送管類92との間に、干渉が存在する。本実施形態では、移送管の端面98は、導管類94の端面99と同一平面であることが分かり得る。
付加的実施形態が、図11に示され、導管類94の端面99が、移送管類92の端面98を越えて延在する。本実施形態における凹部部分96および先端は、導管類94の内径から外径に延在し、導管類の端部とポート(図示せず)との間に配置されない。さらなる実施形態が、図12に示され、導管類94の端面99が、移送管類92からなおもさらに延在する。そのような接続アセンブリは、開示される実施形態が、必要に応じて種々のコネクタもしくはポートと効果的にシールする、または種々の圧力および体積において効果的なシールを提供するように改変もしくは構成され得ることを示すように示される。
図9に関して説明されるように、図10−12に示される実施形態は、ライナ管類を含まない。本実施形態は、導管類94への先端93のシールとともに、ポート底部における先端93のシールを使用する。移送管類92は、オペレータによって印加されたときのナットの回転トルクから先端93の両方のシール面積に荷重を変換する。これらの実施形態における移送管類92は、金属材料等のより耐久性のある、またはより弾性のない材料から作製されることができ、ステンレス鋼が、例示的材料であり、移送管類は、凹部部分96を含む。先端93の外径と移送管類92における凹部部分96との間に、干渉が存在する。干渉は、組立および分解中に導管類94上に先端93を保持するために効果的である。加えて、先端の面は、ポートシール面とのシールを形成するために効果的である。ステンレス鋼移送管類92の使用は、より高い圧力の使用を可能にする。導管類94および移送管類92は、例えば、ステンレス鋼管類から製造され、それを含むことができる、または当業者に公知であるような他の材料から作製されることができる。先端93は、例えば、PEEK、炭素繊維補強PEEK、PEKK、FEP、PFA、ETFE、PEEKsil、またはPTFE等の1つもしくはそれを上回るポリマーを含むことができる。代替として、導管類94は、シリカ、溶融シリカ、PEEKsil(ポリエーテルエーテルケトンのシースを伴う溶融シリカ)から作成される毛細管等の毛細管であり得、移送管類94は、上記に留意されるものの1つもしくはそれを上回るもの等のポリマーから作製されることができ、および/または先端93は、ステンレス鋼等の金属から作製されることができる。継手は、システム要件に応じて、例えば、ステンレス鋼、アルミニウム、もしくはチタン等の金属、または1つもしくはそれを上回るポリマーのいずれかであり得る。
ここで図13を参照すると、本開示のまた別の代替実施形態が、提供される。図13は、アセンブリの端部の拡大断面図である。図13では、導管類94と、移送管類92と、先端93とを含むアセンブリが、示される。加えて、本アセンブリは、スリーブ97を含む。図13に示されるように、スリーブ97は、先端93の一部が位置する、凹部96を含む。本特定の実施形態では、導管類94の端面99は、先端93の端面と同一平面であり、先端93および導管類94の端面は、ポート(図13に図示せず)に当接するように適合される。また、図13に示されるように、本特定の実施形態では、スリーブ97の端面95は、移送管類92の端面98と同一平面である。当業者は、移送管類92、導管類94、スリーブ97、および先端93がそれぞれ、ポリマー、金属、およびセラミック材料を含む、図10−12に示される実施形態に関して上記に留意されるものを含む、種々の材料から作製され得、伴う圧力、伴う溶媒および流体、ならびに同等物等、アセンブリの意図される用途に応じて変動され得ることを理解するであろう。
図14では、代替ナット1001が、示される。ナット1001は、前述の実施形態のいずれかにおいて使用されることができる。図10に示されるように、ナット1001は、第1の端部部分1005と、雄ねじ山付き部分1010と、下位部分1015と、ローレット部分1020と、ナット1001の第2の端部における上部部分1025とを有する。ナット1001は、その上端部および底端部(または第2の端部および第1の端部)において、それぞれ、開口部1026および1028を有する。開口部1026および1028は、ナット1001を通して縦方向に延在する、(図15および16に示される)通路1030に開放される。ナット1001はまた、スロット付き、溝付き、または分割部分1050を有する。図10に示されるように、スロットまたは溝1050は、ナット1001の縦方向長さに延在する。溝1050はまた、ナット1001の外面から、ナット1001の縦方向軸に沿って延在する通路1030(図14に図示せず)に半径方向にも延在する。
ナット1001の溝またはスロット1050は、オペレータが、管(種々の実施形態において上記に説明されるもの等)を分析器具システムおよび/またはその種々の構成要素を通して配策し、次いで、管がほぼ定位置に来た後にナット1001を追加し、継手アセンブリとの接続を構成することを可能にするため、利点を提供する。いくつかの用途では、種々の構成要素のための空間は、限定され、幾分窮屈であり得、そのような状況では、管アセンブリ上に引き付けられるナットを有することは、アセンブリを適切な場所に配策し、接続を構成することを困難にし得る。管は、AIシステムにおいて周期的に交換される必要があるため、ナット1001上にスロット1050を有することは、多くの用途において、管類のより容易な場所およびより容易かつより迅速な交換を可能にする。ナット1001は、管類に取り付けられる必要がないため、本アプローチはまた、ナット1001の再使用をより容易にし、より一般的にする。溝1050はまた、上記に説明される本開示の実施形態と併用されるとき等、流体接続を行うためにナット1001がLC、HPLC、UHPLC、もしくは他のAIシステムにおけるポート等のポート、またはそのようなシステムにおけるもの等の他の構成要素(ユニオン、ポンプ、カラム、フィルタ、ガードカラム、注入弁もしくは他の弁、検出器、圧力調整器、リザーバ、またはT字管、クロス、アダプタ、スプリッタ、試料ループ、コネクタ、もしくは同等物等の別の継手であり得る)と係合して回転されるときのナット1001のより容易な使用を可能にし得る。当業者は、代替実施形態では、ナット1001が、ポートもしくは列挙されるもの等の他の構成要素の雄ねじ山付き部分と係合するように適合される、雌ねじ山付き部分(図示せず)を有し得る、または別様に軸方向荷重を提供するように構成され得ることを理解するであろう。
ナット1001は、例えば、ステンレス鋼等の金属から作製されることができる。当業者は、ナット1001が、チタン、溶融シリカ、または補強された剛性ポリマー材料(例えば、炭素繊維PEEK(TM)または他の金属編組ポリマー材料)等の他の材料からも成り得ることを理解するであろう。ステンレス鋼は生物学的環境においていくつかの欠点を有するため、いくつかの用途では、より剛性のポリマー材料が、より望ましくあり得る。例えば、生物学的流体中の成分が、ステンレス鋼に付着し得、ステンレス鋼イオンが、該流体中に漏出し得、両事象は、液体クロマトグラフィおよび他の分析化学用途における測定を不明瞭にする潜在性を有する。ナット1001は、したがって、概して、生物学的材料に対して不活性である、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)等の生体適合性材料を含むことができる。当業者は、ナット1001のスロット1050が、ナット1001の縦方向長さ全体に延設する必要がないことを理解するであろう。加えて、複数のスロットが、単一スロット1050の代わりに提供されることができる。例えば、ナット1001は、ナット1001の上端部1025における上部スロットと、また、ナット1001の底端部1005における底部スロットとを有し得る。
ここで図15を参照すると、ナット1001の断面図が、示される。参照を容易にするために、図14−16における同様の特徴は、同一の番号を有する。図15に示されるように、ナット1001は、概して、ナット1001の縦方向軸に沿ってナット1001を通して延在する、通路1030を有する。第1の端部部分1005、雄ねじ山付き部分1010、下位部分105、ローレット部分1020、および第2の端部1025は、図14に示されるようなそれらの部分に対応する。また、図15に示されるように、ナット1001は、ナット1001の第1の端部1005に向かって近接して内側着座部分1040を有し、内側着座部分1040は、開口部1028に開放される。内側着座部分1040は、管およびライナスリーブ、移送管、または他のスリーブ(図15に図示せず)を定位置に備える管アセンブリを受容し、可撤式に保持するように適合される。例えば、限定ではないが、スリーブ12またはスリーブ92を含む、上記に説明されるスリーブのいずれかは、ナット1001の内側着座部分1040内に嵌合するように適合されることができる。さらに、一方の端部における内側着座部分1040は、端部部分1045を有する。図15に示されるように、内側着座部分1040は、ナット1001における通路1030の他の部分のものよりも広い直径を有する。端部部分1045は、内側着座部分1040の一方の端部に座部を提供する。組み立てられると、ナット1001の端部部分1045における座部は、ナット1001がポートまたは他の構成要素に対して回転され、他の実施形態に関して上記に説明されるもの等の流体接続もしくは継手アセンブリを構成するとき等、圧縮力が、端部部分1045によってナット1001の内側着座部分1040内に保持されるスリーブに対して印加され、それによって、管アセンブリの端部がポートもしくは他の構成要素における面に当接すると、それに圧縮力を移送することを可能にする。
ここで図16を参照すると、ナット1001の異なる断面図が、提供される。便宜上、図15のように、図16における番号付けは、図14および15に示されるものと同一の特徴を指すために同様の番号を使用する。スロット1050(図16に標識化せず)のナット1001の長さに沿った縦方向延在、ならびに通路1030からナット1001の外面へのその半径方向延在が、図15および16の比較によって明白となる。ナット1001の第1の端部に位置する漸広部分1060もまた、図16に示される。部分1060は、内側着座部分1040よりも広い直径を伴う開口部1028を提供し、したがって、ユーザが、管類アセンブリ(上記に説明されるような管およびスリーブを含む組み合わせ等)をナット1001により容易かつ迅速に挿入することを可能にする。
以下に留意されるように、流体接続のために多くの分析器具システムにおいて使用される、管類、また、継手アセンブリまたは接続システムの構成要素は、非常に小さくあり得ることを理解されたい。さらに、多くの分析器具システムにおいて使用される構成要素は、1つのタイプの分析のためのシステムの一特定の用途から別のものに切り替える、または本システムおよびその構成要素を実質的に再編成するとき、変動し得、多くの場合、カラム、ポンプ、注入弁等の交換等、変更もしくは交換される必要がある。ナット、フェルール、スリーブ、移送管類、先端等の管類および継手アセンブリまたは流体接続構成要素の小さいサイズを前提とし、特に、多くの分析器具システムの複雑性を伴うと、多くのオペレータは、時として、到達することが非常に面倒または困難な場所に接続のために管類を配置する、または継手アセンブリを配置するために、多くの場合、付加的時間および努力を費やす。ナット1001内にスロット1050を提供することによって、オペレータは、AIシステムにおける流体接続をより容易に設置または切断することができる。例えば、接続を行うために、オペレータは、最初に、ポート内にナット1001を配置または挿入し、次いで、ナット1001のスロット1050を通して管類または管類アセンブリの一部を容易に挿入し、次いで、ポート内のナット1001を引締し、シール接続を形成することができる。同様に、オペレータは、流体接続を切断するとき、ポートに対してナット1001を単純に回転させ、継手アセンブリを弛緩させ、ポートからナット1001を除去することなく、スロット1050を通して管類を引動することによって管類を除去することができる。
当業者は、本開示が、面シールを利用する任意のシステム(平底ポート等)において1つまたはそれを上回る接続を行うために使用され得、超高圧液体クロマトグラフィ(UHPLC)および他の分析器具用途のために要求される流体圧力に耐え得る、管類アセンブリおよび継手アセンブリを提供することを理解するであろう。PEEKライニング処理鋼(PLS)管類が他の用途において使用されているが、当業者は、本開示の管類および継手アセンブリが、例えば、PLSが屈曲できないためにユーザが遭遇する困難等、PLSの使用に伴う問題を克服することを理解するであろう。当業者は、本開示に説明され、示される継手および管類アセンブリ構成が、管類および継手アセンブリの一方の端部のみに焦点を当てているが、本開示は、例えば、分析器具システムまたは他のシステムにおける任意の2点間の流体接続を提供するために本開示に説明され、示されるもの等、2つのナットおよび2つの端部を伴う管類を含む接続等、2つの構成要素間の完全な流体接続としての実施形態において使用され得ることを理解するであろう。
当業者はさらに、本明細書に示され、開示される管類および継手アセンブリが、高圧における小体積の流体が必要とされるシステムにおける流体接続を正常に処理するであろうことを理解するであろう。例えば、本開示による管類は、約1/64インチ〜約1/4インチの範囲内の外径(OD)または約1/64、1/32、1/16、1/8、もしくは1/4インチ(これらの値を含む)の直径を有し得、約0.001〜約0.085インチまたは約0.001、0.002、0.006、0.010、0.015、0.020、0.025、0.030、0.060、もしくは0.085インチ(これらの値を含む)の内径(ID)を有し得る。さらに、本開示に説明され、示されるアセンブリは、例えば、2〜3インチ×ポンドのフィンガタイトトルク値におけるUHPLC圧力(>18,000psi)が可能である。本アセンブリはまた、可撓性であり、故障に先立って複数の接続使用が可能である。本開示の継手アセンブリは、回転トルクを直接軸方向の力に変換し、留意されるもののような非常に高い圧力に耐えるであろう平底ポートとのシールを生成することが可能であると考えられる。当業者はまた、本開示の継手アセンブリが、いずれのフェルールまたは他の類似するシール機構も要求せず、オペレータによる使用が容易であり、いずれのツールも要求せず、殆どのユーザによって容易に得られるトルクレベルを用いて高圧におけるシールを生成し得ることを理解するであろう。本開示による継手アセンブリとの試験接続を行うためにそのようなトルク荷重を使用することで、バーストまたは漏出の前に25,000psiよりも高い流体圧力においてシールを維持するシール流体接続を得ることが可能であった。
本発明が種々の実施形態において示され、説明されたが、当業者は、請求項に記載されるような本発明の精神および範囲から逸脱することなく、種々の変更、修正、および変形例が成され得ることを、図面および前述の議論から理解するであろう。例えば、本開示の継手アセンブリ、流体接続、ならびに/または分析器具システムの形状、サイズ、特徴、および材料は、変更されてもよい。したがって、図面および上記の議論において示され、説明される実施形態は、単に例証的であり、本明細書の請求項に定義されるような本発明の範囲を限定しない。実施形態および具体的形態、材料、ならびに同等物は、単に例証的であり、本発明または本明細書の請求項の範囲を限定しない。

Claims (36)

  1. 平底ポートのための継手アセンブリであって、
    それを通して通路を有し、第1の端部と第2の端部とを有するナットを通して延在する通路に嵌合するように適合される、管であって、前記管は、第1の端部と第2の端部とを有し、前記管の第1の端部および第2の端部のうちの少なくとも1つは、ポート内にシールを形成するように適合される管シール面端部を有する、管と、
    それを通して通路を有する、移送管であって、前記管の少なくとも一部は、前記移送管の通路内に位置し、前記移送管に対して固着される、移送管と、
    前記管面シール端部と隣接し、接触する、先端であって、前記先端の一方の端部の少なくとも一部は、前記ナットの一部と係合するように適合されるポート内にシールを形成するように適合され、前記先端の一部は、前記管と前記移送管との間に位置する、先端と
    を含む、継手アセンブリ。
  2. 前記管は、内側管と、外側管とを含む、請求項1に記載の継手アセンブリ。
  3. 前記先端は、圧縮可能材料を含み、前記移送管および前記先端の内面のうちの少なくとも1つは、前記管との締まり嵌めを提供するように適合される、請求項1に記載の継手アセンブリ。
  4. 前記移送管は、前記管よりも短い長さを有し、前記移送管の一方の端部は、前記先端の一方の端部の一部に衝合するように適合され、それによって、ナットが軸方向荷重を提供すると、前記先端をポート底部に対して押勢する、請求項1に記載の継手アセンブリ。
  5. 前記管は、単一金属を含み、前記移送管は、金属を含み、さらに、前記移送管は、その終端に凹部部分を含み、前記先端は、前記凹部部分内に保持されるように適合され、それによって、前記管の一部との干渉シールを提供する、請求項1に記載の継手アセンブリ。
  6. 前記管および前記先端はそれぞれ、生体適合性材料を含む、請求項1に記載の継手アセンブリ。
  7. 前記管および前記先端のうちの少なくとも1つは、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリアリールエーテルケトン(PAEK)、ポリエーテルケトンケトン(PEKK)、フッ素化エチレンプロピレン(FEP)、エチレンテトラフルオロエチレン(ETFE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、パーフルオロアルコキシ(PFA、パーフルオロアルコキシエチレンとも呼ばれる)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、ポリマーシース溶融シリカ(PEEKSil等)、溶融シリカ、またはホウ酸シリカのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の継手アセンブリ。
  8. 前記管、前記移送管、および前記先端のうちの少なくとも1つは、さらに充填材を含む材料を含む、請求項1に記載の継手アセンブリ。
  9. 前記充填材は、繊維を含む、請求項8に記載の継手アセンブリ。
  10. 前記充填材は、炭素繊維、ナノファイバ、または金属繊維のうちの少なくとも1つを含む、請求項9に記載の継手アセンブリ。
  11. 前記管の第2の端部および前記先端の端部はそれぞれ、平底ポートの底部に対して圧接されると、シールを提供するように適合される略平坦面を有する、請求項1に記載の継手アセンブリ。
  12. 前記管の第2の端部、前記先端の端部、またはその両方は、平底ポートの底部に対して圧接されると、シールを提供するように適合される略平坦面を有する、請求項1に記載の継手アセンブリ。
  13. 前記シールは、少なくとも15,000psiの流体圧力に耐えるために十分である、請求項11または12に記載の継手アセンブリ。
  14. 前記シールは、少なくとも20,000psiの流体圧力に耐えるために十分である、請求項11または12に記載の継手アセンブリ。
  15. 前記シールは、少なくとも25,000psiの流体圧力に耐えるために十分である、請求項11または12に記載の継手アセンブリ。
  16. 分析器具システムの構成要素におけるポートと係合するように適合される、ナットをさらに含み、前記構成要素は、ポンプ、カラム、フィルタ、ガードカラム、弁、検出器、圧力調整器、リザーバ、脱ガス装置、デバブラ、ユニオン、T字管、クロス、アダプタ、スプリッタ、試料ループ、またはコネクタのうちの任意の1つである、請求項1に記載の継手アセンブリ。
  17. 前記移送管は、前記管面シール端部に近接した内部傾斜面部分を含み、前記先端は、反対側に傾斜された外面部分を含む、請求項1に記載の継手アセンブリ。
  18. 前記ポートは、平底ポートを含む、請求項16に記載の継手アセンブリ。
  19. 前記ポートは、錐状部分を伴うポートを含む、請求項18に記載の継手アセンブリ。
  20. 前記ナットの第2の端部から延在する前記管の一部は、前記移送管の第2の端部を越えて延在する前記管の一部を含む、請求項1に記載の継手アセンブリ。
  21. 平底接続のための生体適合性継手アセンブリであって、
    それを通して延在する通路を有し、第1の端部と第2の端部とを有する、ナットであって、前記ナットは、軸方向荷重を提供するように適合される、ナットと、
    前記ナットの通路内に位置し、前記ナットの第1の端部から延在する第1の端部と、前記ナット内の通路を通して延在する部分と、前記ナットの第2の端部から延在する部分とを有し、前記ナットの第2の端部から延在する部分はさらに、管面シール端部を含む、管と、
    それを通した通路と、第1の端部と、第2の端部とを有する、移送管であって、前記移送管の少なくとも第1の端部は、前記ナットの内側部分内に位置し、前記管の少なくとも一部は、前記移送管の通路内に位置し、前記移送管に対して固着される、移送管と、
    前記管面シール端部と隣接し、接触する、先端であって、前記先端の一方の端部の少なくとも一部は、前記ナットと係合するように動作可能なポート内にシールを形成するように適合され、前記先端の一部は、前記管と前記移送管との間に位置する、先端と
    を含む、生体適合性継手アセンブリ。
  22. 前記先端、管、および移送管のうちの少なくとも1つは、生体適合性材料を含む、請求項21に記載の継手アセンブリ。
  23. 少なくとも1つの前記フェルール、管、および移送管は、PEEK、PAEK、PEKK、FEP、ETFE、またはPTFEのうちの少なくとも1つを含む、請求項21に記載の継手アセンブリ。
  24. 前記シールは、少なくとも15,000psiの流体圧力に耐えるために十分である、請求項21に記載の継手アセンブリ。
  25. 前記ナットの第2の端部から延在する前記管の一部は、前記移送管の第2の端部を越えて延在する前記管の一部を含む、請求項21に記載の継手アセンブリ。
  26. 前記ナットは、少なくとも1つのスロットを有する、請求項1または21に記載の継手アセンブリ。
  27. 前記スロットは、前記ナットの縦方向長さに延在する、請求項26に記載の継手アセンブリ。
  28. 前記スロットは、前記ナットの通路と前記ナットの外面との間に半径方向に延在する、請求項27に記載の継手アセンブリ。
  29. 前記ナットはさらに、ポートのねじ山付き部分と係合するように動作可能なねじ山付き部分を含む、請求項21に記載の継手アセンブリ。
  30. 平底ポートのための継手アセンブリであって、
    それを通して通路を有し、第1の端部と第2の端部とを有するナットを通して延在する通路に嵌合するように適合される、管であって、前記管は、第1の端部と第2の端部とを有する、管と、
    それを通して通路を有する、移送管であって、前記管の少なくとも一部は、前記移送管の通路内に位置し、前記移送管に対して固着される、移送管と、
    それを通して通路を有し、内側部分を提供する、先端であって、前記先端は、前記管の第1の端部および第2の端部のうちの1つと隣接し、接触し、前記先端は、前記内側部分において前記管の第1の端部および第2の端部のうちの1つの一部を受容および保持するように適合され、前記先端の一方の端部の少なくとも一部は、ポート内にシールを形成するように適合され、前記先端の少なくとも一部は、前記管の一部と前記移送管の一部との間に位置する、先端と
    を含む、継手アセンブリ。
  31. 前記管は、内側管と、外側管とを含む、請求項30に記載の継手アセンブリ。
  32. 前記移送管および前記先端の表面のうちの少なくとも1つは、前記管との締まり嵌めを提供するように適合される、請求項30に記載の継手アセンブリ。
  33. 前記移送管は、前記管よりも短い長さを有し、前記移送管の一部は、前記先端の一部に衝合するように適合される、請求項30に記載の継手アセンブリ。
  34. 前記先端は、金属を含む、請求項30に記載の継手アセンブリ。
  35. ポート内にシールを形成するように適合される前記先端の一方の端部の部分は、平底ポート内にシールを提供するように適合される略平坦面を有する、請求項30に記載の継手アセンブリ。
  36. 分析器具システムにおける継手アセンブリのためのナットであって、
    第1の端部および第2の端部と、それを通した通路と、分析器具システムにおける構成要素またはポートと係合するように適合されるねじ山付き部分と、前記ナットの縦方向長さに延在するスロットとを有するナットであって、前記スロットは、前記管の少なくとも一部の通路の一部への挿入またはその通路の一部からの除去を可能にするように適合される、ナット
    を含む、ナット。
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