JP2017530513A - 積層/折畳み型電極組立体及びその製造方法 - Google Patents

積層/折畳み型電極組立体及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

折畳み回数を減少でき、電池の製造効率性及び設計自由度が高い積層/折畳み型電極組立体及びその製造方法を提供する。本発明による積層/折畳み型電極組立体は、多数の積層型単位セルが重畳され、それぞれの重畳部には連続的な折畳み分離膜シートが介在される構造の電極組立体であって、前記多数の単位セルは正極/分離膜/負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のクアッドセル(quad cell)2つ以上と負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のCタイプバイセル1つとの組合せであり、巻取開始点である中央部に前記クアッドセルが位置することで、前記中央部の上下に位置する単位セルが互いに非対称構造を有するか、又は、巻取開始点である中央部に前記Cタイプバイセルが位置することで、前記中央部の上下に位置する単位セルが互いに対称構造を有する。

Description

本発明は、積層/折畳み型電極組立体及びその製造方法に関し、より詳しくは、折畳み回数を減少できる積層/折畳み型電極組立体及びその製造方法に関する。
本出願は、2014年8月13日出願の韓国特許出願第10−2014−0105263号及び第10−2014−0105264号に基づく優先権を主張し、該当出願の明細書及び図面に開示された内容は、すべて本出願に援用される。
モバイル機器に関する技術開発と需要の増加に伴って二次電池の需要も急激に伸びており、なかでもリチウム二次電池は、エネルギー密度と作動電圧が高く貯蔵と寿命特性に優れることから、各種モバイル機器はもちろん多様な電子製品のエネルギー源として広く用いられている。
二次電池は、外部及び内部の構造的特徴によって、大きく分けて円筒型電池、角形電池及びパウチ型電池に分類され、なかでも高い集積度で積層でき、長さに対比して幅が狭い角形電池とパウチ型電池が特に注目されている。
二次電池を構成する正極/分離膜/負極構造の電極組立体は、その構造によってゼリーロール(jelly−roll)型(巻取型)とスタック型(積層型)とに大別される。ゼリーロール型電極組立体は、集電体として使用される金属ホイルに電極活物質などをコーティングし、乾燥及びプレスした後、所望の幅と長さのバンド状に裁断し、分離膜を用いて負極と正極とを隔膜した後、螺旋状に巻いて製造される。ゼリーロール型電極組立体は円筒型電池には適するが、角形またはパウチ型電池に適用する場合は電極活物質の剥離、低い空間活用性などの問題がある。一方、スタック型電極組立体は、多数の正極及び負極の単位セルを順次積層した構造であって、容易に角形を成し得るという長所があるが、製造過程が複雑であって、衝撃が加えられたとき電極がずれて短絡が起きる恐れがある。
このような問題点を解決するため、前記ゼリーロール型とスタック型とを混合した形態の電極組立体として、一定の単位大きさの正極/分離膜/負極構造のフルセル(full cell)または正極(負極)/分離膜/負極(正極)/分離膜/正極(負極)構造のバイセル(bicell)を長尺で連続的な折畳み分離膜シートを使用して折り畳んだ構造の積層/折畳み型電極組立体が開発された。
図1及び図2は、このような積層/折畳み型電極組立体の例示的な構造及び製造過程が示された模式図である。
図面を参照すれば、単位セルとして、負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のCタイプバイセル10、13、14と、正極/分離膜/負極/分離膜/正極構造のAタイプバイセル11、12とが順次交互に重畳され、それぞれの重畳部には折畳み分離膜シート20が介在されている。折畳み分離膜シート20は、バイセルを囲める単位長さを有し、単位長さ毎に内側に折り曲げられて中央のバイセル10から最外郭のバイセル14まで連続してそれぞれのバイセルを囲む構造でバイセルの重畳部に介在されている。折畳み分離膜シート20の末端部は熱融着するか又は接着テープ25などを貼付して仕上げる。
このような積層/折畳み型電極組立体は、例えば、長尺の折畳み分離膜シート20上にバイセル10、11、12、13、14を配列し、折畳み分離膜シート20の一端部21から始めて順次巻き取ることで製造される。
このとき、単位セルであるバイセル10、11、12、13、14の配列組合せを見れば、第1バイセル10と第2バイセル11とは少なくとも1つのバイセルに対応する幅間隔ほど離隔した距離に位置し、巻取り過程で第1バイセル10の外面が折畳み分離膜シート20に完全に巻き囲まれた後、第1バイセル10の下端電極(負極、−)が第2バイセル11の上端電極(正極、+)に接する。第2バイセル11の次のバイセル12、13、14は、巻取りによる順次的な積層過程で折畳み分離膜シート20の巻取長さが増加するため、巻取り方向でバイセル間の間隔が順次増加するように配置されている。また、このようなバイセル10、11、12、13、14は、巻取りの際、積層された界面で正極と負極とが対面するように構成されなければならない。そのため、第1バイセル10は上端電極が負極であるバイセルからなり、第2バイセル11及び第3バイセル12は上端電極が正極であるバイセルからなり、第4バイセル13及び第5バイセル14は上端電極が負極であるバイセルからなる。すなわち、2つのバイセルを単位にして交互に配列され搭載される。
このような積層/折畳み型電極組立体は、前記ゼリーロール型及びスタック型の電極組立体の短所を補っているが、高エネルギー密度のためにバイセルスタック数を増加させれば折畳み回数が増え、電極組立体セルの寸法変化/不良率増加、工程時間増加の問題が発生する。そして、図2に示されたように、折畳み分離膜シートに置かれる電極の種類が周期的に変わるため、セル類型(Aタイプバイセル、Cタイプバイセル)の入れ替えによる時間損失が生じ、電池製造の効率性が低下する。
表1に、図1に示されたような積層/折畳み型電極組立体でスタック数の増加による電極数を示した。
このように従来はスタック数の増加とともに6個ずつ電極の個数が増えるセル設計になっているため、厚さや容量、抵抗などセル性能のためのスタック数の変更に制限があり、設計自由度が低いという問題もある。したがって、折畳み回数を減少でき、電池製造の効率性及び設計自由度が高い積層/折畳み型電極組立体及びその製造方法が求められる。
本発明は、折畳み回数を減少でき、電池製造の効率性及び設計自由度が高い積層/折畳み型電極組立体及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を達成するため、本発明による積層/折畳み型電極組立体は、多数の積層型単位セルが重畳され、それぞれの重畳部には連続的な折畳み分離膜シートが介在される構造の電極組立体であって、前記多数の単位セルは正極/分離膜/負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のクアッドセル(quad cell)2つ以上と負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のCタイプバイセル1つとの組合せである。
一実施例によれば、巻取開始点である中央部に前記クアッドセルが位置することで、前記中央部の上下に位置する単位セルが互いに非対称構造を有する非対称電極組立体が提供される。
他の実施例によれば、巻取開始点である中央部に前記Cタイプバイセルが位置することで、前記中央部の上下に位置する単位セルが互いに対称構造を有する対称電極組立体が提供される。前記Cタイプバイセルを中心に上下にそれぞれ位置するクアッドセルは、その電極方向が互いに対称を成し得る。
電極組立体の最外郭には負極が位置することが望ましい。
前記折畳み分離膜シートは、前記単位セルを囲める単位長さを有し、単位長さ毎に内側に折り曲げられて中央単位セルから始まって最外郭の単位セルまで連続して囲むことができる。
前記折畳み分離膜シートは、両面の性質が異なる非対称分離膜であり得る。
望ましい実施例において、前記折畳み分離膜シートは、分離膜生地;前記分離膜生地の一面に形成された負極用無機物及びバインダーを含むコーティング層;並びに前記分離膜生地の他面に形成された正極用無機物及びバインダーを含むコーティング層を含み、前記負極用無機物及びバインダーを含むコーティング層に前記Cタイプバイセルとクアッドセルの負極が接し、前記正極用無機物及びバインダーを含むコーティング層に前記Cタイプバイセルとクアッドセルの正極が接する。
他の望ましい実施例において、前記折畳み分離膜シートは、第1分離膜と第2分離膜との積層構造であり、前記第1分離膜及び第2分離膜の一方に前記Cタイプバイセルとクアッドセルの負極が接し、前記第1分離膜及び第2分離膜の他方に前記Cタイプバイセルとクアッドセルの正極が接する。
また、本発明は、このような積層/折畳み型電極組立体を含む二次電池を提供する。
このような積層/折畳み型電極組立体を製造する方法は、次のようである。まず、折畳み分離膜シートの一段目に中央単位セルを位置させ、所定の間隔で単位セルを連続して位置させた後、前記中央単位セルを前記折畳み分離膜シートで1回巻き取った後、隣接する単位セルが位置する外側に前記折畳み分離膜シートを折り曲げてそれぞれの単位セルを重畳して折り畳む。
また、本発明は、このような積層/折畳み型電極組立体を製造する方法であって、2つのクアッドセル及び1つのCタイプバイセルを含む電極組立体を基本にし、クアッドセルを1つずつ追加しながら電極数が4個ずつ増加するセル設計を行う段階を含む方法を提案する。
前記非対称電極組立体において、前記Cタイプバイセルは前記電極組立体の最外郭、巻取開始部である中心の真上又は真下、又はスタックの中間位置に挿入することができる。
本発明によれば、バイセルより電極の多いクアッドセルを使用することで、従来に比べて同じ電極数における単位組立体を減少できるため、折畳み回数を減少させることができる。それにより、折畳み寸法公差、不良率を減少でき、ラミネーション、折畳み工程時間を減少させることができる。
そして、バイセルとクアッドセルとの組合せの非対称折畳みを通じて電極スタック数の自由度を増加させることができる。それにより、セル設計の変更が自由である。
さらに、Aタイプバイセル及びCタイプバイセルの2種類を製造した後、それぞれのバイセルを交互に巻き取る従来の製造方法に比べて、セル類型(Aタイプバイセル、Cタイプバイセル)の入れ替えによる時間損失を減少できるため、電池製造の効率性を極大化することができる。交互配列方式によって単位セルの電極を配列する必要なく、1つのCタイプバイセル及び2つ以上のクアッドセルを含む全ての単位セルの負極が折畳み分離膜シート上に置かれるように配列した後、巻き取って製造することができるため、製造工程を単純化して生産効率を大幅に向上させることができる。
特に、非対称分離膜の特定面が単位セルの正極・負極に選択的に接触することで、電池性能を改善することができる。
従来の積層/折畳み型電極組立体の例示的な構造を示した模式図である。 図1の積層/折畳み型電極組立体の製造工程において、単位セルの配列組合せを例示的に示した模式図である。 本発明による積層/折畳み型電極組立体の単位セルを構成するCタイプバイセル及びクアッドセルを示した図である。 本発明の一実施例による積層/折畳み型非対称電極組立体の構造を示した模式図である。 図4の積層/折畳み型非対称電極組立体の製造工程において、単位セルの配列組合せを示した模式図である。 本発明の他の実施例による積層/折畳み型非対称電極組立体の構造を示した模式図である。 図6の積層/折畳み型非対称電極組立体の製造工程において、単位セルの配列組合せを示した模式図である。 本発明のさらに他の実施例による積層/折畳み型非対称電極組立体の製造工程を説明するため、単位セルの配列組合せを示した模式図である。 図8の製造工程による積層/折畳み型非対称電極組立体の構造を示した模式図である。 本発明のさらに他の実施例による積層/折畳み型非対称電極組立体の製造工程を説明するため、単位セルの配列組合せを示した模式図である。 図10の製造工程による積層/折畳み型非対称電極組立体の構造を示した模式図である。 本発明による非対称電極組立体において、スタック数が3以上の場合に可能な例を示した図であり、(a)〜(e)はセル内部の積層構造を簡略に示したものである。 他の実施例として、クアッドセル及びCタイプバイセルを含み、Cタイプバイセルが巻取開始部である中心に位置することで対称構造の電極組立体になる場合の例を示した図である。 本発明のさらに他の実施例による積層/折畳み型対称電極組立体の構造を示した模式図である。 図14の積層/折畳み型対称電極組立体の製造工程において、単位セルの配列組合せを示した模式図である。 本発明による積層/折畳み型対称電極組立体の単位セルを構成するCタイプバイセル及びクアッドセルの他の例を示した図である。 本発明のさらに他の実施例による積層/折畳み型対称電極組立体の構造を示した模式図である。 図17の積層/折畳み型対称電極組立体の製造工程において、単位セルの配列組合せを示した模式図である。 本発明による対称電極組立体において、スタック数が3以上の場合に可能な例を示した図であり、(a)〜(d)はセル内部積層構造を簡略に示したものである。特に、(b)の折畳み方式も示されている。
以下、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施例を詳しく説明する。しかし、本発明は、後述される実施例によって限定されるものではなく、相異なる多様な形態で具現されると解釈されねばならない。本実施例は単に本発明の開示を完全にし、通常の知識を持つ者に発明の範疇を完全に提示するために提供されるものである。
また、本発明に含まれる電池または電極組立体は、特にその形態が限定されず、多様な形態をすべて含み得ることは勿論であり、例えば、多数の積層型単位セルを長く裁断された折畳み分離膜シートで巻き取った積層/折畳み型電極組立体、多数の積層型単位セルを折畳み分離膜シートで巻き取る場合は、ジグザグに折り畳むZ型積層−電極組立体などをすべて含むことができる。
図3は、本発明による積層/折畳み型電極組立体の単位セルを構成するCタイプバイセル及びクアッドセルを示した図である。
Cタイプバイセルは負極/分離膜/正極/分離膜/負極の構造を有し、クアッドセルは正極/分離膜/負極/分離膜/正極/分離膜/負極の構造を有する。単位セルの正極は、例えば正極集電体の両面に正極活物質、導電材及びバインダーの混合物を塗布した後、乾燥及びプレスして製造し、必要に応じて前記混合物に充填剤をさらに添加する。単位セルの負極は、負極集電体上に負極活物質を塗布、乾燥及びプレスして製造し、必要に応じて上記のような導電材、バインダー、充填剤などを選択的にさらに含むことができる。このように正極及び負極は、それぞれの集電体(電極シート)の両面に正極活物質または負極活物質が塗布され得るが、便宜上、図示していない。
図4は、本発明の一実施例による積層/折畳み型非対称電極組立体の構造を示した模式図である。
図4を参照すれば、積層/折畳み型非対称電極組立体は、積層型単位セル110、111、112が複数重畳され、それぞれの重畳部には折畳み分離膜シート120が介在されている。折畳み分離膜シート120は、単位セル110、111、112を囲める単位長さを有し、単位長さ毎に内側に折り曲げられて中央の単位セル110から始まって最外郭の単位セル112まで連続してそれぞれの単位セル110、111、112を囲む構造で単位セル110、111、112の重畳部に介在されている。また、折畳み分離膜シート
120の末端部は、熱融着するか又は接着テープ125などを貼付して仕上げる。
電極組立体は、正極/分離膜/負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のクアッドセル110、112、及び負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のCタイプバイセル111を含む。
重畳された単位セル110、111、112のうち巻取開始点である中央部にはクアッドセル110(中央単位セル)が位置する。そして、この中央単位セルを中心に上下にそれぞれ位置する単位セル111、112は互いに非対称構造を有する。電極組立体の最外郭には負極が位置し得る。特に、本実施例はCタイプバイセル111が中央単位セルの真下に置かれるように折り畳まれた構造である。
多数の単位セルが正極/負極対面構造で積層されたとき、なるべく負極が多くの面積を占めるように構成することで、例えばリチウム二次電池に使用される場合、充放電時にリチウム金属などが負極から樹枝状成長(dendrite)する現象を最大限抑制することができる。これにより、正極より負極をより広い面積で形成するか及び/または電極組立体の最外郭を負極で構成することができる。
図5は、図4の積層/折畳み型非対称電極組立体の製造工程において、単位セルの配列組合せを示した模式図である。
このような積層/折畳み型非対称電極組立体の製造方法を見れば、まず正極と負極とを分離膜を介在した状態に積層して所定大きさで切断し、複数のクアッドセル、バイセルを製造して単位セル110、111、112を用意する。折畳み分離膜シート120を長く裁断して用意した後、単位セル110、111、112を図5のように配列する。折畳み分離膜シート120は単位セル110、111、112の電極タブ(図示せず)を露出させながら、単位セル110、111、112より若干幅が広く、巻取りの後、電極組立体をさらに一回囲めるように、延長された長さを有し得る。折畳み分離膜シート120の最外郭の末端は、熱融着するか又はテープで貼付して固定することができる。例えば、熱溶接機または熱板などを折畳み分離膜シート120の終端に接触させ、折畳み分離膜シート120自体を熱によって溶融させて接着固定することもでき、接着テープ125などで仕上げることもできる。
このような積層/折畳み型非対称電極組立体は、長尺の折畳み分離膜シート120上に単位セル110、111、112を配列し、折畳み分離膜シート120の一端部121から始めて順次巻き取ることで製造される。このとき、中央単位セル110を折畳み分離膜シート120で1回巻き取った後、隣接する単位セル111、112が位置する外側に折畳み分離膜シート120を折り曲げて、それぞれの単位セル111、112を重畳して折り畳む。
単位セル110、111、112の配列組合せを見れば、折畳み分離膜シート120の一段目に中央単位セル110であるクアッドセルを位置させ、所定の間隔で単位セル111、112を連続して位置させる。第1単位セル、すなわち中央単位セル110と第2単位セル111とは少なくとも1つの単位セルに対応する幅間隔ほど離隔した距離に位置し、巻取り過程で中央単位セル110の外面が折畳み分離膜シート120で完全に囲まれた後、中央単位セル110の下端の電極(正極)が第2単位セル111の上端の電極(負極)に対面するようになる。
折畳み分離膜シート120上に位置した状態で巻き取られる単位セルの数は、各クアッドセル、バイセルなど単位セルの構造、及び最終的に製造される電池の所望の容量など多様な要素によって決定することができる。図示の便宜上、図4の単位セルは3つであるが、積層/折畳み型電極組立体に含まれる単位セルの個数はそれより少ないか又は多くなり得、特にHEVの用途に使用される電極組立体はスタック数が10以上である。
折畳み分離膜シート120は、単位セルを構成する分離膜と同じ素材からなり得る。前記折畳み分離膜シートまたは分離膜は、微細気孔を含むポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、またはこれらの組合せによって製造される多層フィルム、及びポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリロニトリル、またはポリフッ化ビニリデン‐ヘキサフルオロプロピレン共重合体の高分子電解質用高分子フィルムからなる群より選択されるいずれか1つ以上の材質からなり得、前記材質を用いて製造された単層または二重層以上の多層からなる折畳み分離膜シートまたは分離膜であり得る。
その後の電池の製造工程は以下のようである。製作された積層/折畳み型電極組立体の電極タブ部分に正極及び負極リードを溶接する。このとき、前記正極としてはアルミニウム、負極としては銅を使用することが効果的である。前記溶接したセルをアルミニウムパウチでパッキングした後、電解液を注入する。
前記電解液は当分野で使用するものであって、その成分を特に限定しない。具体的に、DMC(ジメチルカーボネート)、EC(エチレンカーボネート)、EMC(エチルメチルカーボネート)、PC(プロピレンカーボネート)、DMA(ジメチルアセトアミド)、DMF(N,N‐ジメチルホルムアミド)、NMP(N‐メチル‐2‐ピロリジノン)、DMSO(ジメチルスルホキシド)、THF(テトラヒドロフラン)、及びDEC(ジエチレンカーボネート)などから選択した1種以上を使用する。
図4に示した構造は、中央のクアッドセル110を基準に、上に他のクアッドセル112が、下にCタイプバイセル111が位置する例である。電極組立体に1つのみが含まれるCタイプバイセルは、このように中央の単位セルより下に位置するか又は中央の単位セルより上に位置することもできる。
例えば、図6にはそのような場合の電極組立体が示されている。図6は本発明の他の実施例による積層/折畳み型非対称電極組立体の構造を示した模式図であり、図7は図6の積層/折畳み型非対称電極組立体の製造工程で単位セルの配列組合せを示した模式図である。
図6による積層/折畳み型非対称電極組立体は、積層型単位セル210、211、212、213が重畳され、それぞれの重畳部には折畳み分離膜シート220が介在されている。折畳み分離膜シート220は、単位セル210、211、212、213を囲める単位長さを有し、単位長さ毎に内側に折り曲げられて、中央の単位セル210から始まって最外郭の単位セル213まで連続してそれぞれの単位セル210、211、212、213を囲む構造で単位セル210、211、212、213の重畳部に介在されている。また、折畳み分離膜シート220の末端部は、熱融着するか又は接着テープ125などを貼付して仕上げられる。電極組立体はCタイプバイセル212及びクアッドセル210、211、213を含む。
このような積層/折畳み型非対称電極組立体は、長尺の折畳み分離膜シート220上に単位セル210、211、212、213を配列し、折畳み分離膜シート220の一端部221から順次巻き取ることで製造される。折畳み分離膜シート220の一段目に中央単位セル210であるクアッドセルを位置させ、所定の間隔で単位セル211、212、213を連続して位置させる。このような単位セル210、211、212、213は、巻取りの際、積層された界面で正極と負極とが対面するように構成されねばならないため、中央単位セル210は上端電極が正極であるクアッドセルであり、第2単位セル211は上端電極が正極であるクアッドセルであり、第3単位セル212は上端電極が負極であるCタイプバイセルであり、第4単位セル213は上端電極が正極であるクアッドセルからなっている。
図7に示したように、本実施例では折畳み分離膜シート220上に全ての単位セル210、211、212、213の負極が位置する。従来のように交互配列方式によって単位セルの電極を配列する必要なく、1つのCタイプバイセル及び2つ以上のクアッドセルを含む全ての単位セルの負極が折畳み分離膜シート上に置かれるように配列した後、巻き取って製造できるため、製造工程を単純化して生産効率を大きく向上させることができる。
図7に示したように、折畳み分離膜シート220上に全ての単位セル210、211、212、213の負極が位置する場合は、折畳み分離膜シート220の代りに両面の性質が異なる非対称分離膜を使用することができる。図1及び図2を参照して説明した従来の場合は、折畳み分離膜シートに置かれる電極の極性が交互に変わるため、このような非対称分離膜構造を適用することができない。図8〜図11に本発明によって非対称分離膜を適用した例を示した。
図8は、本発明のさらに他の実施例による積層/折畳み型電極組立体の製造工程を説明するため、単位セルの配列組合せを示した模式図である。また、図9は、図8の積層/折畳み型電極組立体の構造を示した模式図である。
折畳み分離膜シート220’は両面の性質が異なる非対称分離膜である。具体的には、第1分離膜222と第2分離膜223との積層構造であって、第1分離膜222に全ての単位セル210、211、212、213の負極が位置するように配列する。例えば、第1分離膜222及び第2分離膜223は、気孔の大きさ、分布、厚さなどの設計構造が異なる膜であり得る。このような設計は、正極・負極の特性に最適化するように変更することができる。例えば、本実施例において、第1分離膜222は負極と分離膜との間の接触面を選択的に改質するための組成及び/または厚さを適用し、第2分離膜223は正極と分離膜との間の接触面を選択的に改質するための組成及び/または厚さを適用する。
図8のように配列した後、折畳み分離膜シート220の一端部221から順次巻き取れば、図9に示したような積層/折畳み型電極組立体が得られる。
図8では、第1分離膜222にCタイプバイセル212及びクアッドセル210、211、213の負極が接し、第2分離膜223にCタイプバイセル212及びクアッドセル210、211、213の正極が接する構造になる。従って、本発明によれば、非対称分離膜の特定面を単位セルの正極・負極に選択的に接触することで、電池性能を改善することができる。
図10は、本発明のさらに他の実施例による積層/折畳み型非対称電極組立体及びその製造工程を説明するため、単位セルの配列組合せを示した模式図である。また、図11は、それによる積層/折畳み型非対称電極組立体の構造を示した模式図である。
図10及び図11に示された例は、図8及び図9に示された例と比較すれば、折畳み分離膜シート220”が変更されたものである。
折畳み分離膜シート220”は、分離膜生地227、分離膜生地227の一面に形成された負極用無機物とバインダーを含むコーティング層226、及び分離膜生地227の他面に形成された正極用無機物とバインダーを含むコーティング層228を含む。図10のように、負極用無機物とバインダーを含むコーティング層226にCタイプバイセル212及びクアッドセル210、211、213の負極を置いて巻き取れば、図11のように負極用無機物とバインダーを含むコーティング層226にはCタイプバイセル212及びクアッドセル210、211、213の負極が接し、正極用無機物とバインダーを含むコーティング層228にはCタイプバイセル212及びクアッドセル210、211、213の正極が接するようになる。
分離膜生地227は、繊維、望ましくはポリアミド、ポリアクリロニトリル、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET))及び/またはポリオレフィン(例えば、ポリエチレン(PE)またはポリプロピレン(PP))、ガラス繊維またはセラミック繊維から選択された繊維を含む。望ましくは、ガラス転移温度が100℃を超え、融点が110℃を超える重合体繊維を含むこともできる。また、分離膜生地227及び/またはコーティング層226、228は、望ましくはLiCO、LiNまたはLiAlOを含むことができる。これにより、折畳み分離膜シート220”を通じたイオン伝導率を増加させることができる。コーティング層226、228を形成する無機物はSiO、Al、ZrOまたはSiCを含むことができる。
折畳み分離膜シート220”は、二次電池セルの性能を改善するためにバインダーと無機物をコーティングした分離膜であって、負極用無機物及びバインダーを含むコーティング層226には常に単位セルの負極が接し、正極用無機物及びバインダーを含むコーティング層228には常に単位セルの正極が接するため、非対称分離膜効果を極大化させることができる。
このように本発明によれば、全ての単位セルの負極が折畳み分離膜シート220”の負極用無機物とバインダーを含むコーティング層226上に置かれるように配列した後、巻き取って製造できるため、製造工程を単純化して生産効率を大幅に向上させることができる。
上述したように、本発明による積層/折畳み型電極組立体は、単位セルとして、正極/分離膜/負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のクアッドセルを2つ以上含み、負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のCタイプバイセルを1つ含む。同じ電極数における単位組立体の総個数が減少することによってラミネーション回数を減少させることができ、単位組立体の減少によって折畳み回数が減少し設計自由度は増加する。
Aタイプバイセル及びCタイプバイセルの2種を製造した後、それぞれのバイセルを交互に巻き取る従来の製造方法に比べて、セル類型(Aタイプバイセル、Cタイプバイセル)の入れ替えによる時間損失を減少できるため、電池製造の効率性を極大化することができる。交互配列方式によって単位セルの電極を配列する必要なく、1つのCタイプバイセル及び2つ以上のクアッドセルを含む全ての単位セルの負極が折畳み分離膜シート上に置かれるように配列した後、巻き取って製造できるため、製造工程を単純化して生産効率を大幅に向上させることができる。特に、非対称分離膜の特定面を単位セルの正極・負極に選択的に接触させることで、電池性能を改善することができる。
以下、非対称電極組立体である場合の本発明による設計自由度の増加効果、及びセル設計段階について詳しく説明する。
図12は、本発明による非対称電極組立体において、スタック数が3以上の場合に可能な例を示した図である。(a)から(e)に行くほどクアッドセルの個数が1個ずつ増加する。これは、(a)のように2つのクアッドセルと1つのCタイプバイセルを含む電極組立体を基本にして、クアッドセルを1つずつ追加しながら電極数を4個ずつ増加させるセル設計による結果である。図面にはCタイプバイセルが電極組立体の巻取開始部である中心の真上や真下に位置する場合が示されているが、Cタイプバイセルは電極組立体の最外郭又はスタックの中間位置に挿入することもできる。表2に、このような本発明による非対称構造の電極組立体におけるスタック数及び電極数を示した。
表2から、電極数が11、15、19、23、27の順に4個ずつ増加する設計が可能であることが分かる。図1及び図2に示された従来技術で電極数が6個ずつ増加することに比べれば、微細な電極数の調節が可能であることが確認できる。
図13は、他の実施例としてクアッドセル及びCタイプバイセルを含み、Cタイプバイセルが巻取開始部である中心に位置することで対称構造の電極組立体になる場合の例を示した図である。対称構造であるため、(a)から(d)に行くほどクアッドセルの個数が2個ずつ増加し、それにより電極数は8個ずつ増加する。表3に、このような実施例による対称構造の電極組立体におけるスタック数及び電極数を示した。
このように、本発明は非対称構造を有することで、対称構造の電極組立体に比べても微細な電極数の調節が可能であることを確認できる。
図12に示された本発明において、(a)〜(e)を従来の積層/折畳み型電極組立体のスタック数に換算してみれば、表2に示されたように3.67、5.00、6.33、7.67、9.00である。(*)で示したように、3.67、6.33、7.67はバイセルのみで構成された従来の積層/折畳み型電極組立体(図1及び図2)では具現できないスタック数であり、7.67は対称構造の比較例でも具現できないスタック数である。このように本発明によれば、セル設計の自由度が増加する。
以上のように、本発明によれば、電極数が4個ずつ増加する設計が可能であって、6個または8個ずつ電極数を増さなければならない場合に比べて、電極数の微細が調節が可能であり、従来の方法では具現できないスタック数が具現できるため、設計の自由度が高い。従来の積層/折畳み型電極組立体では具現不可能であったスタック数が具現できるだけでなく、同じ電極数を有しても実際のスタック数がより少なくなって、ラミネーション及び折畳みの回数が減るという長点がある(表2において、実際のスタック数が4または7の場合、従来構造に換算したスタック数はこれより大きい5または9である)。これにより、折畳み寸法公差、不良率を減少でき、ラミネーション、折畳み工程の時間を減少させることができる。さらに、電極組立体を構成する多数の単位セルのうちCタイプバイセルが1つであり、その他はクアッドセルであるため、従来のようにセルタイプの変更を考慮する製造方法に比べてセル製造効率が高くなる。
このように本発明は、単にクアッドセルとバイセルとの組合せで電極組立体を構成したことに止まらず、クアッドセルとバイセルとの組合せを通じてセル設計の自由度を増加させ、折畳み回数を減少させるという特徴がある。
図14は、本発明のさらに他の実施例による積層/折畳み型対称電極組立体の構造を示した模式図である。
図14を参照すれば、積層/折畳み型対称電極組立体は、単位セル310、311、312が複数重畳され、それぞれの重畳部には折畳み分離膜シート320が介在されている。折畳み分離膜シート320は、単位セル310、311、312を囲める単位長さを有し、単位長さ毎に内側に折り曲げられて中央の単位セル310から始まって最外郭の単位セル312まで連続してそれぞれの単位セル310、311、312を囲む構造で単位セル310、311、312の重畳部に介在されている。また、折畳み分離膜シート320の末端部は熱融着するか又は接着テープ325などを貼付して仕上げられる。
重畳された単位セルのうち巻取開始点である中央部にはCタイプバイセル310が位置し、他の単位セルは全てクアッドセル311、312である。中央のCタイプバイセル310を中心に上下にそれぞれ位置するクアッドセル311、312は、電極が互いに対称構造を有する。電極組立体の最外郭には負極が位置する。
特に、図14に示した電極組立体では、折畳み分離膜シート320が両面の性質が異なる非対称分離膜である。具体的には、第1分離膜322と第2分離膜323との積層構造であって、第1分離膜322にCタイプバイセル310及びクアッドセル311、312の負極が接し、第2分離膜323にCタイプバイセル310及びクアッドセル311、312の正極が接する構造である。例えば、第1分離膜322と第2分離膜323とは、気孔の大きさ、分布、厚さなどの設計構造が異なる膜であり得る。このような設計は、正極・負極の特性に最適化するように変更することができる。従って、本発明によれば、非対称分離膜の特定面を単位セルの正極・負極に選択的に接触させることで、電池性能を改善することができる。
図15は、図14の積層/折畳み型対称電極組立体の製造工程において、単位セルの配列組合せを示した模式図である。
このような積層/折畳み型電極組立体の製造方法をみれば、まず正極と負極とを分離膜が介在された状態に積層し、所定大きさで切断して複数のクアッドセル、バイセルを製造して単位セル310、311、312を用意する。折畳み分離膜シート320を長く裁断して用意した後、単位セル310、311、312を図15のように配列する。折畳み分離膜シート320は、単位セル310、311、312の電極タブ(図示せず)を露出させながら単位セル310、311、312より少し幅が広く、巻取りの後、電極組立体をさらに一回囲めるように、延長された長さを有し得、折畳み分離膜シート320の最外郭の末端は熱融着するか又はテープを貼付して固定することができる。例えば、熱溶接機または熱板などを仕上げられる折畳み分離膜シート320に接触させ、折畳み分離膜シート320自体を熱によって溶融させて接着固定することもでき、接着テープ325などで仕上げることもできる。
このような積層/折畳み型電極組立体は、長尺の折畳み分離膜シート320上に単位セル310、311、312を配列し、折畳み分離膜シート320の一端部321から始めて順次巻き取ることで製造される。このとき、中央単位セル310を折畳み分離膜シート320で1回巻き取った後、隣接する単位セル311、312が位置する外側に折畳み分離膜シート320を折り曲げて、それぞれの単位セル311、312を重畳して折り畳む。
単位セル310、311、312の配列組合せを見れば、折畳み分離膜シート320の一段目に中央単位セル310であるCタイプバイセルを位置させ、所定の間隔で単位セル311、312を連続して位置させる。第1単位セル、すなわち中央単位セル310と第2単位セル311とは少なくとも1つの単位セルに対応する幅間隔ほど離隔した距離に位置し、巻取り過程で中央単位セル310の外面が折畳み分離膜シート320で完全に囲まれた後、中央単位セル310の下端電極(負極)が第2単位セル311の上端電極(正極)に対面するようになる。
折畳み分離膜シート320上に位置した状態で巻き取られる単位セルの数は、各クアッドセル、バイセルなど単位セルの構造、及び最終的に製造される電池の所望の容量など多様な要素によって決定することができる。図示の便宜上、図14の単位セルは3つであるが、積層/折畳み型電極組立体に含まれる単位セルの個数はそれより少ないか又は多くなり得、特にHEVの用途に使用される電極組立体はスタック数が10以上である。
折畳み分離膜シート320は、第1分離膜322と第2分離膜323との積層構造であって、両面の性質が異なる非対称分離膜である。本実施例では、第1分離膜322にCタイプバイセル310及びクアッドセル311、312の負極を位置させ、ラミネーションしてから巻き取ることで、Aタイプバイセル及びCタイプバイセルの2種を製造した後、それぞれのバイセルを交互に巻き取る従来の製造方法に比べて、セル類型(Aタイプバイセル、Cタイプバイセル)の入れ替えによる時間損失を減少できるため、電池製造の効率性を極大化することができる。交互配列方式によって単位セルの電極を配列する必要なく、全ての単位セルの負極が折畳み分離膜シート上に置かれるように配列した後、巻き取って製造することができるため、製造工程を単純化して生産効率を大幅に向上させることができる。
折畳み分離膜シート320は、単位セルを構成する分離膜と同じ素材からなり得る。この場合、単位セルであるCタイプバイセル及びクアッドセルは、図16に示したような構造を有し得る。
前記折畳み分離膜シートまたは分離膜は、微細気孔を含むポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、またはこれらフィルムの組合せによって製造される多層フィルム、及びポリフッ化ビニリデン、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリロニトリル、またはポリフッ化ビニリデン‐ヘキサフルオロプロピレン共重合体の高分子電解質用高分子フィルムからなる群より選択されるいずれか1つ以上の材質からなり得、前記材質を用いて製造された二重層以上の多層からなる折畳み分離膜シートまたは分離膜であり得る。
本発明によれば、バイセルより電極が多いクアッドセルを使用することで、従来に比べて同じ電極数で単位組立体を減少できるため、折畳み回数を減少させることができる。これにより、折畳み寸法公差、不良率を減少させることができ、ラミネーション、折畳み工程の時間を減少させることができる。
また、非対称分離膜を使用することで、電池性能を改善することができる。例えば、本実施例において、第1分離膜322は負極と分離膜との間の接触面を選択的に改質するための組成及び/または厚さを適用し、第2分離膜323は正極と分離膜との間の接触面を選択的に改質するための組成及び/または厚さを適用することで、非対称分離膜面に正極・負極を選択的に接触させて電池性能を改善することができる。
図1及び図2を参照して説明した従来の場合は、折畳み分離膜シートに置かれる電極の極性が交互に変わるため、このような非対称分離膜構造を適用することができない。
図17は本発明のさらに他の実施例による積層/折畳み型対称電極組立体の構造を示した模式図であり、図18は図17の積層/折畳み型対称電極組立体の製造工程において単位セルの配列組合せを示した模式図である。
図17及び図18に示された例は、図14及び図15に示された例と比較すれば、折畳み分離膜シート320’が変更されたものである。
図示されたように、折畳み分離膜シート320’は、分離膜生地327、分離膜生地327の一面に形成された負極用無機物とバインダーを含むコーティング層326、及び分離膜生地327の他面に形成された正極用無機物とバインダーを含むコーティング層328を含む。このとき、負極用無機物とバインダーを含むコーティング層326にはCタイプバイセル310及びクアッドセル311、312の負極が接し、正極用無機物とバインダーを含むコーティング層328にはCタイプバイセル310及びクアッドセル311、312の正極が接する。
分離膜生地327は、繊維、望ましくはポリアミド、ポリアクリロニトリル、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET))及び/またはポリオレフィン(例えば、ポリエチレン(PE)またはポリプロピレン(PP))、ガラス繊維またはセラミック繊維から選択された繊維を含む。望ましくは、ガラス転移温度が100℃を超え、融点が110℃を超える重合体繊維を含むこともできる。また、分離膜生地327及び/またはコーティング層326、328は、望ましくはLiCO、LiNまたはLiAlOを含むことができる。これにより、折畳み分離膜シート320’を通じたイオン伝導率を増加させることができる。コーティング層326、328を形成する無機物はSiO、Al、ZrOまたはSiCを含むことができる。
このように本発明によれば、図18に示したように、従来に比べて、交互配列方式によって単位セルの電極を配列する必要なく、1つのCタイプバイセル及び2つ以上のクアッドセルを含む全ての単位セルの負極が折畳み分離膜シート320’の負極用無機物とバインダーを含むコーティング層326上に置かれるように配列した後、巻き取って製造できるため、製造工程を単純化して生産効率を大幅に向上させることができる。
折畳み分離膜シート320’は、二次電池セルの性能を改善するためにバインダーと無機物をコーティングした分離膜であって、負極用無機物とバインダーを含むコーティング層326には常に単位セルの負極が接し、正極用無機物とバインダーを含むコーティング層328には常に単位セルの正極が接するため、非対称分離膜の効果を極大化させることができる。
上述したように、本発明による積層/折畳み型対称電極組立体は、単位セルとして、正極/分離膜/負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のクアッドセルを2つ以上含み、巻取開始点である中心部には負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のCタイプバイセルを1つ含む。同じ電極数における単位組立体の総個数が減少することによってラミネーション回数を減少させることができ、単位組立体の減少によって折畳み回数が減少し設計自由度は増加する。
以下、積層/折畳み型対称電極組立体である場合の本発明による設計自由度の増加効果、及びセル設計段階について詳しく説明する。
図19は、本発明による対称電極組立体において、スタック数が3以上の場合に可能な例を示した図である。(a)から(d)に行くほどクアッドセルの個数が2個ずつ増加する。これは、(a)のように2つのクアッドセルと1つのCタイプバイセルを含む電極組立体を基本にして、クアッドセルを2個ずつ追加しながら電極数を8個ずつ増加させるセル設計による結果である。表4に、このような本発明による電極組立体におけるスタック数及び電極数を示した。
本発明において、(a)〜(d)を従来の積層/折畳み型電極組立体のスタック数に換算してみれば、表4に示されたように、3.67、6.33、9.00、11.67である。(*)で示したように、3.67、6.33、11.67はバイセルのみで構成された従来の積層/折畳み型電極組立体(図1及び図2)では具現できないスタック数である。このように本発明によれば、セル設計の自由度が増加する。
以上のように、本発明によれば、従来の方法では具現不可能であったスタック数が具現できるため、設計自由度が高いだけでなく、同じ電極数を有しても実際のスタック数はより少なくなって、ラミネーション及び折畳みの回数が減るという長点がある(表4において、実際のスタック数が7の場合、従来構造に換算したスタック数はこれより大きい9である)。これにより、折畳み寸法公差、不良率を減少でき、ラミネーション、折畳み工程の時間を減少させることができる。さらに、電極組立体を構成する多数の単位セルのうちCタイプバイセルが1つであり、その他はクアッドセルであるため、従来のようにセルタイプの変更を考慮する製造方法に比べてセル製造効率が高くなる。非対称分離膜を適用し、電池特性をさらに改善する効果も優れる。
以上、本発明の望ましい実施例を図面を参照して説明したが、本発明は上述した特定の望ましい実施例によって限定されるものではなく、特許請求の範囲で請求する本発明の要旨から逸脱しない範囲内で、本発明が属する技術分野で通常の知識を持つ者であれば多様な変形実施が可能であり、そのような変更が特許請求の範囲の記載範囲内であることは言うまでもない。
10 第1バイセル
11 第2バイセル
12 第3バイセル
13 第4バイセル
14 第5バイセル
20 分離膜シート
21 一端部
25 接着テープ
110 単位セル
111 単位セル
112 単位セル
120 分離膜シート
121 一端部
125 接着テープ
210 単位セル
211 第2単位セル
212 第3単位セル
213 第4単位セル
220 分離膜シート
220’ 分離膜シート
221 一端部
222 第1分離膜
223 第2分離膜
226 コーティング層
227 分離膜生地
228 コーティング層
310 単位セル
311 単位セル
312 単位セル
320 分離膜シート
320’ 分離膜シート
321 一端部
322 第1分離膜
323 第2分離膜
325 接着テープ
326 コーティング層
327 分離膜生地
328 コーティング層

Claims (16)

  1. 多数の積層型単位セルが重畳され、それぞれの重畳部には連続的な折畳み分離膜シートが介在される構造の電極組立体であって、
    前記多数の単位セルは、正極/分離膜/負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のクアッドセル2つ以上と負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のCタイプバイセル1つとの組合せであり、
    巻取開始点である中央部に前記クアッドセルが位置することで、前記中央部の上下に位置する単位セルが互いに非対称構造を有するか、または、
    巻取開始点である中央部に前記Cタイプバイセルが位置することで、前記中央部の上下に位置する単位セルが互いに対称構造を有することを特徴とする積層/折畳み型電極組立体。
  2. 前記電極組立体は、巻取開始点である中央部に前記Cタイプバイセルが位置することで、前記中央部の上下に位置する単位セルが互いに対称構造を有し、
    前記中央部のCタイプバイセルを中心に上下にそれぞれ位置するクアッドセルは、それの電極方向が互いに対称を成していることを特徴とする請求項1に記載の積層/折畳み型電極組立体。
  3. 電極組立体の最外郭に負極が位置することを特徴とする請求項1に記載の積層/折畳み型電極組立体。
  4. 前記折畳み分離膜シートは、前記単位セルを囲める単位長さを有し、単位長さ毎に内側に折り曲げられて中央単位セルから始まって最外郭の単位セルまで連続して囲むことを特徴とする請求項1に記載の積層/折畳み型電極組立体。
  5. 前記折畳み分離膜シートは、両面の性質が異なる非対称分離膜であることを特徴とする請求項1に記載の積層/折畳み型電極組立体。
  6. 前記折畳み分離膜シートは、
    分離膜生地と、
    前記分離膜生地の一面に形成された負極用無機物及びバインダーを含むコーティング層と、
    前記分離膜生地の他面に形成された正極用無機物及びバインダーを含むコーティング層と、
    を含み、
    前記負極用無機物及びバインダーを含むコーティング層に前記Cタイプバイセルとクアッドセルの負極が接し、前記正極用無機物及びバインダーを含むコーティング層に前記Cタイプバイセルとクアッドセルの正極が接することを特徴とする請求項5に記載の積層/折畳み型電極組立体。
  7. 前記折畳み分離膜シートは、
    第1分離膜と第2分離膜との積層構造であり、
    前記第1分離膜及び第2分離膜の一方に前記Cタイプバイセルとクアッドセルの負極が接し、前記第1分離膜及び第2分離膜の他方に前記Cタイプバイセルとクアッドセルの正極が接することを特徴とする請求項5に記載の積層/折畳み型電極組立体。
  8. 請求項1に記載の積層/折畳み型電極組立体を含むことを特徴とする二次電池。
  9. 請求項1に記載の積層/折畳み型電極組立体の製造方法であって、
    折畳み分離膜シートの一段目に中央単位セルを位置させ、所定の間隔で単位セルを連続して位置させる段階と、
    前記中央単位セルを前記折畳み分離膜シートで1回巻き取った後、隣接する単位セルが位置する外側に前記折畳み分離膜シートを折り曲げてそれぞれの単位セルを重畳して折り畳む段階と、
    を含むことを特徴とする積層/折畳み型電極組立体の製造方法。
  10. 電極組立体の最外郭に負極が位置することを特徴とする請求項9に記載の積層/折畳み型電極組立体の製造方法。
  11. 前記折畳み分離膜シートに前記単位セルの負極を位置させることを特徴とする請求項9に記載の積層/折畳み型電極組立体の製造方法。
  12. 前記折畳み分離膜シートは、両面の性質が異なる非対称分離膜であることを特徴とする請求項9に記載の積層/折畳み型電極組立体の製造方法。
  13. 前記折畳み分離膜シートは、
    分離膜生地と、
    前記分離膜生地の一面に形成された負極用無機物及びバインダーを含むコーティング層と、
    前記分離膜生地の他面に形成された正極用無機物及びバインダーを含むコーティング層と、
    を含み、
    前記負極用無機物及びバインダーを含むコーティング層に、前記単位セルの負極を位置させて巻き取ることを特徴とする請求項12に記載の積層/折畳み型電極組立体の製造方法。
  14. 前記折畳み分離膜シートは、第1分離膜と第2分離膜との積層構造であり、前記第1分離膜及び第2分離膜の一方に前記単位セルの負極を位置させて巻き取ることを特徴とする請求項12に記載の積層/折畳み型電極組立体の製造方法。
  15. 多数の積層型単位セルが重畳され、それぞれの重畳部には連続的な折畳み分離膜シートが介在される構造の電極組立体であって、前記多数の単位セルは正極/分離膜/負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のクアッドセル2つ以上と負極/分離膜/正極/分離膜/負極構造のCタイプバイセル1つとの組合せであり、巻取開始点である中央部に前記クアッドセルが位置することで、前記中央部の上下に位置する単位セルが互いに非対称構造を有する積層/折畳み型電極組立体を製造する方法であって、
    2つのクアッドセル及び1つのCタイプバイセルを含む電極組立体を基本にし、クアッドセルを1つずつ追加しながら電極数が4個ずつ増加するセル設計を行う段階を含むことを特徴とする積層/折畳み型電極組立体の製造方法。
  16. 前記Cタイプバイセルは、前記電極組立体の最外郭、巻取開始部である中心の真上又は真下、又はスタックの中間位置に挿入することを特徴とする請求項15に記載の積層/折畳み型電極組立体の製造方法。
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