JP2017528904A - 一体型センサを有する化学機械研磨保持リング - Google Patents

一体型センサを有する化学機械研磨保持リング Download PDF

Info

Publication number
JP2017528904A
JP2017528904A JP2016573818A JP2016573818A JP2017528904A JP 2017528904 A JP2017528904 A JP 2017528904A JP 2016573818 A JP2016573818 A JP 2016573818A JP 2016573818 A JP2016573818 A JP 2016573818A JP 2017528904 A JP2017528904 A JP 2017528904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retaining ring
sensor
substrate
chemical mechanical
channel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016573818A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6586108B2 (ja
Inventor
サイモン ヤヴェルバーグ
サイモン ヤヴェルバーグ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Applied Materials Inc
Original Assignee
Applied Materials Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Applied Materials Inc filed Critical Applied Materials Inc
Publication of JP2017528904A publication Critical patent/JP2017528904A/ja
Priority to JP2019162902A priority Critical patent/JP6938585B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6586108B2 publication Critical patent/JP6586108B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/27Work carriers
    • B24B37/30Work carriers for single side lapping of plane surfaces
    • B24B37/32Retaining rings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/005Control means for lapping machines or devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • B24B49/003Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation involving acoustic means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B49/00Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation
    • B24B49/16Measuring or gauging equipment for controlling the feed movement of the grinding tool or work; Arrangements of indicating or measuring equipment, e.g. for indicating the start of the grinding operation taking regard of the load
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B57/00Devices for feeding, applying, grading or recovering grinding, polishing or lapping agents
    • B24B57/02Devices for feeding, applying, grading or recovering grinding, polishing or lapping agents for feeding of fluid, sprayed, pulverised, or liquefied grinding, polishing or lapping agents
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/306Chemical or electrical treatment, e.g. electrolytic etching
    • H01L21/30625With simultaneous mechanical treatment, e.g. mechanico-chemical polishing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

基板に対する取付け表面を有する化学機械研磨キャリアヘッドに対する保持リングが、本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、保持リングは、中心開口を有する環状本体と、本体内に形成されたチャネルであり、チャネルの第1の端部が中心開口に近接する、チャネルと、チャネル内で第1の端部に近接して配置されたセンサであり、基板上で実行されるプロセスからの音響および/または振動放出を検出するように構成されたセンサとを含むことができる。【選択図】図3

Description

本開示の実施形態は、概して、基板の化学機械研磨(CMP)に関する。
集積回路は、典型的には、導電性、半導電性、または絶縁性の層を順次堆積させることによって、基板、特にシリコンウエハ上に形成される。各層を堆積させた後、層をエッチングして回路の特徴を作製する。一連の層が順次堆積およびエッチングされるため、基板の外面または最上面、すなわち基板の露出表面は次第に非平面になる。この非平面の表面は、集積回路製造プロセスのフォトリソグラフィステップで問題となる。したがって、基板表面を周期的に平坦化することが必要とされている。
化学機械研磨(CMP)は、一般に認められている平坦化方法の1つである。平坦化中、基板は、典型的には、キャリアまたは研磨ヘッド上に取り付けられる。基板の露出表面は、回転式研磨パッドに対して配置される。研磨パッドは、「標準」または固定砥粒パッドとすることができる。標準研磨パッドは、耐久性のある粗面化された表面を有するのに対し、固定砥粒パッドは、閉じ込め媒体内に保持された研磨粒子を有する。キャリアヘッドは、制御可能な負荷、すなわち圧力を基板上に提供して、基板を研磨パッドに押し付ける。標準パッドが使用される場合、少なくとも1つの化学反応剤および研磨粒子を含む研磨スラリが、研磨パッドの表面に供給される。
CMPプロセスの有効性は、CMPプロセスの研磨速度、ならびにその結果得られる基板表面の仕上がり(小規模の粗さがないこと)および平坦度(大規模のトポグラフィがないこと)によって測定することができる。研磨速度、仕上がり、および平坦度は、パッドとスラリの組合せ、基板とパッドとの間の相対速度、および基板をパッドに押し付ける力によって判定される。
CMP保持リングは、研磨中に基板を保持するように機能する。CMP保持リングはまた、基板の下でスラリの輸送を可能にし、均一性に関するエッジ性能に影響を与える。しかし、典型的なCMP保持リングには、プロセス中、診断中、または化学機械研磨プロセスの終点およびたとえば基板の破損もしくは滑落などの破局的事象に関するフィードバックの提供中に閉ループ制御に使用することができる一体型センサがない。
したがって、本発明者は、化学機械研磨プロセスの終点および破局的事象の正確かつ確実な検出を実現する構造および方法が望ましいと考える。
基板に対する取付け表面を有する化学機械研磨キャリアヘッドに対する保持リングが、本明細書に提供される。いくつかの実施形態では、保持リングは、中心開口を有する環状本体と、本体内に形成されたチャネルであり、チャネルの第1の端部が中心開口に近接する、チャネルと、チャネル内で第1の端部に近接して配置されたセンサであり、基板上で実行されるプロセスからの音響および/または振動放出を検出するように構成されたセンサとを含むことができる。
いくつかの実施形態では、化学機械研磨装置に対するキャリアヘッドは、台座と、台座に接続された保持リングであって、中心開口を有する環状本体、本体内に形成されたチャネルであり、チャネルの第1の端部が中心開口に近接する、チャネル、およびチャネル内で第1の端部に近接して配置されたセンサであり、化学機械研磨プロセスからの音響および/または振動放出を検出するように構成されたセンサを含む保持リングと、台座および保持リングとは独立して可動になるように屈曲部によって台座に接続された支持構造と、加圧可能なチャンバの境界を画定する可撓膜であって、支持構造に接続され、基板に対する取付け表面を有する膜とを含むことができる。
いくつかの実施形態では、化学機械研磨状態を判定する方法は、化学機械研磨装置内に一体型センサを有する保持リングを設けるステップと、化学機械研磨装置内に配置された基板上で化学機械研磨プロセスを実行するステップと、実行される化学機械研磨プロセスからの音響および/または振動放出を、センサを介して捕捉するステップと、捕捉された音響および/または振動放出に関連する情報を伝送するステップと、伝送された情報の分析に基づいて化学機械研磨状態を判定するステップとを含むことができる。
本開示の他のさらなる実施形態は、以下に記載する。
上記で簡単に要約し、以下でより詳細に論じる本開示の実施形態は、添付の図面に示す本開示の例示的な実施形態を参照することによって理解することができる。しかし、本開示は他の等しく有効な実施形態を許容することができるため、添付の図面は、本開示の典型的な実施形態のみを示し、したがって本開示の範囲を限定すると見なされるべきでないことに留意されたい。
本開示のいくつかの実施形態による化学機械研磨装置の分解斜視図である。 本開示のいくつかの実施形態によるキャリアヘッドの概略横断面図である。 本開示のいくつかの実施形態による保持リングを示す図2のキャリアヘッドの拡大図である。 本開示のいくつかの実施形態による保持リングの概略図である。 本開示のいくつかの実施形態による化学機械研磨状態を判定する方法に対する流れ図である。 本開示のいくつかの実施形態による化学機械研磨プロセス中に検出された機械的な動作不良を示す電圧と時間の関係のグラフである。
理解を容易にするために、可能な場合、同一の参照番号を使用して、図に共通の同一の要素を指す。これらの図は、原寸に比例して描かれたものではなく、見やすいように簡略化されていることがある。一実施形態の要素および特徴は、さらなる記載がなくても、他の実施形態に有益に組み込むことができることが企図される。
本開示の実施形態は、CMPプロセスにおける終点、異常な状態、および他の診断情報の検出を可能にする装置および方法を含む。具体的には、基板上のCMPプロセスによって生じる音響および/または振動放出情報は、一体型の音響/振動センサ302を有するCMP保持リングを使用して監視される。いくつかの実施形態では、一体型の音響/振動センサ302を有する本発明の保持リングは、CMPプロセスによって生じた音響/振動信号の実時間分析を可能にする。それらのCMP音響/振動信号は、たとえば、終点検出、基板のずれ、基板のローディングおよびアンローディングの問題などの異常な状態の検出、CMP研磨の一体部分であるCMPヘッドおよび他の関連する機械アセンブリの機械的性能の予測などのプロセス制御に使用することができる。記録された音響/振動情報は、音響/振動シグネチャに分解することができ、この音響/振動シグネチャの変化が監視され、音響/振動シグネチャのライブラリに対して比較される。音響周波数スペクトルの特徴の変化は、プロセスの終点、異常な状態、および他の診断情報を明らかにすることができる。したがって、本開示と一貫した実施形態は、有利には、統計的分析技法を使用して、事前設定された限界に対して機器パラメータを連続して監視し、機器の健康に関する予防的かつ迅速なフィードバックを提供することができる欠陥の検出および分類(FDC)システムおよび方法を提供する。そのようなFDCシステムおよび方法は、有利には、予定されないダウンタイムをなくし、ツールの利用可能性を改善し、廃物を低減させる。
いくつかの実施形態では、CMP音響/振動信号/記録は、BLUETOOTHなどの短距離無線方法または他の無線通信方法を使用して、CMPヘッドから伝送される。いくつかの実施形態では、研磨サイクルにおけるヘッドの回転中に絶えず充電することができる充電式電池によって、センサ電子機器に給電することができる。
図1を参照すると、1つまたは複数の基板10が化学機械研磨(CMP)装置20によって研磨される。CMP装置20は、テーブルトップ23が取り付けられた下部の機台22と、取り外し可能な上部の外側カバー(図示せず)とを含む。テーブルトップ23は、一連の研磨ステーション25a、25b、および25cと、基板のローディングおよびアンローディングのための移送ステーション27とを支持する。移送ステーション27は、3つの研磨ステーション25a、25b、および25cとともに略正方形の配置を形成することができる。
各研磨ステーション25a〜25cは回転可能なプラテン30を含み、プラテン30上に研磨パッド32が配置される。基板10が直径8インチ(200ミリメートル)または12インチ(300ミリメートル)のディスクである場合、プラテン30および研磨パッド32は、それぞれ直径約20または30インチである。プラテン30は、機台22内に位置するプラテン駆動モータ(図示せず)に接続することができる。大部分の研磨プロセスで、プラテン駆動モータはプラテン30を1分当たり30〜200回回転させるが、より低いまたはより高い回転速度を使用することもできる。各研磨ステーション25a〜25cは、研磨パッドの研削状態を維持するために、関連するパッドコンディショナ装置40をさらに含むことができる。
反応剤(たとえば、酸化物研磨のための脱イオン水)および化学反応触媒(たとえば、酸化物研磨のための水酸化カリウム)を含有するスラリ50を、スラリ/洗浄複合アーム52によって研磨パッド32の表面に供給することができる。研磨パッド32が標準パッドである場合、スラリ50はまた、研磨粒子(たとえば、酸化物研磨のための二酸化ケイ素)を含むことができる。典型的には、研磨パッド32全体を覆って湿らせるのに十分なスラリが提供される。スラリ/洗浄アーム52は、各研磨および調整サイクルの終了時に研磨パッド32の高圧洗浄を提供するいくつかの噴霧ノズル(図示せず)を含む。
下部の機台22の上に回転可能なマルチヘッドカルーセル60が位置決めされ、カルーセル60は、カルーセル支持プレート66およびカバー68を含む。カルーセル支持プレート66は、中心ポスト62によって支持されており、機台22内に位置するカルーセルモータアセンブリによって中心ポスト62上でカルーセル軸64の周りを回転させられる。マルチヘッドカルーセル60は、カルーセル軸64の周りに等しい角度間隔でカルーセル支持プレート66上に取り付けられた4つのキャリアヘッドシステム70a、70b、70c、および70dを含む。キャリアヘッドシステムのうちの3つは、基板を受け取って保持し、これらの基板を研磨ステーション25a〜25cの研磨パッドに押し付けることによって研磨する。キャリアヘッドシステムのうちの1つは、移送ステーション27から基板を受け取り、また移送ステーション27へ基板を送出する。カルーセルモータは、キャリアヘッドシステム70a〜70dおよびそれらに取り付けられた基板を、研磨ステーションと移送ステーションとの間でカルーセル軸64の周りで旋回させることができる。
各キャリアヘッドシステム70a〜70dは、研磨またはキャリアヘッド100を含む。各キャリアヘッド100は、各キャリアヘッド100自体の軸の周りを独立して回転し、カルーセル支持プレート66内に形成された半径方向のスロット72内で独立して横方向に振動する。キャリア駆動シャフト74が、スロット72を通って延び、キャリアヘッド回転モータ76(カバー68の4分の1を除去することによって示す)をキャリアヘッド100に接続する。各ヘッドに対して、1つのキャリア駆動シャフトおよびモータが存在する。各モータおよび駆動シャフトは、摺動部(図示せず)によって支持することができ、摺動部は、半径方向駆動モータによってスロットに沿って線形に駆動されて、キャリアヘッドを横方向に振動させることができる。
実際の研磨中には、キャリアヘッドのうちの3つ、たとえばキャリアヘッドシステム70a〜70cが、それぞれの研磨ステーション25a〜25cの上に位置決めされる。各キャリアヘッド100は、基板を下げて研磨パッド32に接触させる。概して、キャリアヘッド100は、研磨パッドに対して定位置で基板を保持し、基板の裏面に力を分散させる。キャリアヘッドはまた、駆動シャフトからのトルクを基板へ伝達する。
図2を参照すると、キャリアヘッド100は、ハウジング102、台座104、ジンバル機構106、ローディングチャンバ108、保持リング110、および基板バッキングアセンブリ112を含む。ハウジング102は、駆動シャフト74に接続されて、研磨中に駆動シャフト74とともに回転軸107の周りで回転することができる。回転軸107は、研磨中に研磨パッドの表面に実質上直交する。ローディングチャンバ108は、ハウジング102と台座104との間に位置し、負荷、すなわち下向きの圧力を台座104に印加する。研磨パッド32に対する台座104の垂直位置はまた、ローディングチャンバ108によって制御される。
基板バッキングアセンブリ112は、支持構造114と、支持構造114を台座104に接続する屈曲隔膜116と、支持構造114に接続された可撓部材または膜118とを含む。可撓膜118は、支持構造114の下に延びて、基板に対する取付け表面120を提供する。台座104と基板バッキングアセンブリ112との間に位置決めされたチャンバ190を加圧することで、可撓膜118を下方へ押して基板を研磨パッドに押し付ける。
ハウジング102は、研磨すべき基板の円形の構成に対応するように、略円形の形状である。円筒形のブッシング122が、ハウジングを通って延びる垂直孔124内に嵌合することができ、2つの通路126および128が、キャリアヘッドの空気圧制御のためにハウジングを通って延びることができる。
台座104は、ハウジング102の下に位置する略リング状の本体である。台座104は、アルミニウム、ステンレス鋼、または繊維強化プラスチックなどの剛性材料から形成することができる。通路130が、台座を通って延びることができ、2つの取付け具132および134が、通路130に通路128を流体的に結合するようにハウジング102と台座104との間に可撓管を接続するための取付け点を提供することができる。
クランプリング142によって弾性および可撓膜140が台座104の下面に取り付けられて、内袋144を画定することができる。クランプリング142は、ねじまたはボルト(図示せず)によって台座104に固定することができる。内袋144に第1のポンプ(図示せず)を接続して、流体、たとえば空気などのガスを内袋内または内袋外へ誘導し、したがって支持構造114および可撓膜118にかかる下向きの圧力を制御することができる。
ジンバル機構106は、台座を研磨パッドの表面に対して実質上平行のままに保ちながら、台座104をハウジング102に対して旋回させることを可能にする。ジンバル機構106は、円筒形のブッシング122を通って通路154内へ嵌合するジンバルロッド150と、台座104に固定される屈曲リング152とを含む。ジンバルロッド150は、台座104の垂直運動を提供するように通路154に沿って垂直に摺動することができるが、ジンバルロッド150は、ハウジング102に対する台座104のあらゆる横方向運動を防止する。
内側クランプリング162によって、折れ曲がった隔膜160の内側エッジをハウジング102に締め付けることができ、外側クランプリング164は、折れ曲がった隔膜160の外側エッジを台座104に締め付けることができる。したがって、折れ曲がった隔膜160は、ハウジング102と台座104との間の空間を密閉して、ローディングチャンバ108を画定する。折れ曲がった隔膜160は、略リング状で厚さ60ミルのシリコーンシートとすることができる。ローディングチャンバ108に第2のポンプ(図示せず)を流体的に接続して、ローディングチャンバ内の圧力および台座104に印加される負荷を制御することができる。
基板バッキングアセンブリ112の支持構造114は、台座104の下に位置する。支持構造114は、支持プレート170、環状の下部クランプ172、および環状の上部クランプ174を含む。支持プレート170は、略ディスク状の剛性部材とすることができ、複数の開孔176が支持プレート170を貫通する。加えて、支持プレート170は、下向きに突出するリップ178をその外側エッジに有することができる。
基板バッキングアセンブリ112の屈曲隔膜116は、略平面の環状リングである。屈曲隔膜116の内側エッジは、台座104と保持リング110との間に締め付けられ、屈曲隔膜116の外側エッジは、下部クランプ172と上部クランプ174との間に締め付けられる。屈曲隔膜116は可撓性および弾性を有するが、屈曲隔膜116はまた、半径方向および接線方向に剛性を有することもできる。屈曲隔膜116は、ネオプレンなどのゴム、NYLONもしくはNOMEXなどの弾性体で被覆された布、プラスチック、またはガラス繊維などの複合材料から形成することができる。
可撓膜118は、クロロプレンまたはエチレンプロピレンゴムなどの可撓性および弾性材料から形成された略円形のシートである。可撓膜118の一部分は、支持プレート170のエッジの周りに延びて、支持プレートと下部クランプ172との間に締め付けられる。
可撓膜118、支持構造114、屈曲隔膜116、台座104、およびジンバル機構106の間に密閉される体積は、加圧可能なチャンバ190を画定する。チャンバ190に第3のポンプ(図示せず)を流体的に接続し、チャンバ内の圧力を制御し、したがって基板にかかる可撓膜の下向きの力を制御することができる。
保持リング110は、たとえばボルト194(図2の横断面図には1つのみを示す)によって台座104の外側エッジに固定された略環状のリングとすることができる。ローディングチャンバ108に流体が入れられ、台座104が下向きに押されたとき、保持リング110もまた下向きに押されて、研磨パッド32に負荷を印加する。保持リング110の内面188は、可撓膜118の取付け表面120とともに基板受取り凹部192を画定する。保持リング110は、基板が基板受取り凹部から外れるのを防止する。
図3を参照すると、保持リング110は、研磨パッドに接触することができる底面182を有する環状の下部部分180と、台座104に接続された環状の上部部分184とを含む複数の区分を含む。下部部分180は、接着剤層186によって上部部分184に接合することができる。
いくつかの実施形態では、保持リング110はチャネル304を有し、チャネル304内に音響/振動センサ302が配置される。いくつかの実施形態では、音響/振動センサ302は、マイクロフォンとすることができる。他のタイプの音響センサを、本開示と一貫した実施形態とともに使用することもできる。いくつかの実施形態では、音響/振動センサ302は、振動を検出/測定する微小電子機械システム(MEMS)加速度計などの加速度計とすることができる。いくつかの実施形態では、音響/振動センサ302は、表面音響波(SAW)のインシトゥ検出/測定を実行することができる受動センサであり、SAWとは、弾性を呈する材料の表面に沿って進む音響波であり、典型的には基板内への深さとともに指数的に減衰する振幅を有する。いくつかの実施形態では、音響/振動センサ302は、基板上で実行されるプロセスから生じた音響放出および振動を検出、捕捉、および/または測定することができる。基板上のCMPプロセスによって生じる音響/振動放出情報は、音響/振動センサ302によって捕捉される。一体型の音響/振動センサ302を有する本発明の保持リングは、音響/振動センサ302によって捕捉されるCMPプロセスによって生じた音響信号の実時間分析を可能にする。音響/振動センサ302によって捕捉されるCMP音響/振動信号は、たとえば、終点検出、ウエハのずれ、基板のローディングおよびアンローディングの問題などの異常な状態の検出、CMP研磨の一体部分であるCMPヘッドおよび他の関連する機械アセンブリの機械的性能の予測などのプロセス制御に使用することができる。いくつかの実施形態では、捕捉された音響/振動情報は、音響/振動シグネチャに分解することができ、この音響/振動シグネチャの変化が監視され、音響/振動シグネチャのライブラリと比較される。音響/振動周波数スペクトルの特徴の変化は、プロセスの終点、異常な状態、および他の診断情報を明らかにすることができる。捕捉された音響/振動情報を分析し、たとえば、研磨プロセスによって引き起こされる基板の引っ掻きの検出、スラリアームとヘッドの衝突、ヘッドの摩耗(たとえば、シール、ジンバルなど)、欠陥のある軸受、コンディショナヘッドの作動、過度の振動などの機械的な動作不良を明らかにすることができる。図6は、たとえば音響/振動センサ302によって検出されたスラリアームの衝突を示す電圧と時間の関係のグラフを示す。電圧は、監視されているプロセスから放出される音響/振動エネルギーを音響/振動センサ302によって検出した測定値である。
いくつかの実施形態では、音響/振動センサ302は、研磨パッド32が基板10に物理的に接触して基板10に擦り付けられるときに放出される振動機械エネルギーを検出するように構成されたトランスデューサを含むことができる。音響/振動センサ302によって受け取られる音響/振動放出信号は、電気信号に変換され、次いで電気リード308を介して伝送器310に電子的に通信される。
伝送器310は、受け取った音響/振動信号を分析のためにコントローラ/コンピュータ340へ送り、CMP装置20を制御することができる。いくつかの実施形態では、伝送器310は、伝送アンテナ312を有する無線伝送器とすることができる。したがって、いくつかの実施形態では、音響/振動センサ302によって検出されるCMP音響/振動信号は、BLUETOOTH、無線周波数識別(RFID)信号方式および規格、近距離通信(NFC)信号方式および規格、米国電気電子学会(IEEE)802.11xまたは802.16xの信号方式および規格、または他の無線通信方法などの短距離無線方法を使用して、伝送器310を介してCMPヘッドから伝送される。受信器は、これらの信号を受け取り、これらの信号は上記で論じたように分析される。いくつかの実施形態では、研磨サイクルにおけるヘッドの回転中に絶えず充電することができる充電式電池によって、センサ電子機器に給電することができる。
コントローラ/コンピュータ340は、音響/振動センサ302によって捕捉された音響/振動放出に関連する伝送器310によって伝送される情報を分析するようにともに通信可能に結合された1つまたは複数のコンピュータシステムとすることができる。コントローラ/コンピュータ340は、概して、中央処理装置(CPU)342と、メモリ344と、CPU342のための支持回路346とを備え、CMP処理状態(すなわち、プロセスの終点、異常な状態など)の判定、および判定されたCMPプロセス状態に基づくCMP装置20の構成要素の制御を容易にする。
上記のCMP装置20の制御を容易にするために、コントローラ/コンピュータ340は、様々なCMP装置およびサブプロセッサを制御するために工業的な環境で使用することができる任意の形の汎用コンピュータプロセッサの1つとすることができる。CPU342のメモリ344またはコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、フロッピーディスク、ハードディスク、またはローカルもしくは遠隔の任意の他の形のデジタルストレージなど、容易に入手可能なメモリの1つまたは複数とすることができる。支持回路346は、従来の方法でプロセッサを支持するようにCPU342に結合される。これらの回路は、キャッシュ、電力供給、クロック回路、入出力回路、およびサブシステムなどを含む。本明細書に記載する本発明の方法は、概して、ソフトウェアルーチンとしてメモリ344内に記憶される。ソフトウェアルーチンはまた、CPU342によって制御されているハードウェアから遠隔に位置する第2のCPU(図示せず)によって記憶および/または実行することもできる。
いくつかの実施形態では、伝送器310は、保持リング110の外面に結合することができる。伝送器310と保持リング110の半径方向外側の表面との間にシール314を配置して、チャネル304の最も外側の直径開口を密閉することができる。
チャネル304の最も内側の直径に沿ってシール306を配置して、音響/振動センサ302をCMPプロセス環境から分離することができる。シール306は、CMP処理材料および環境状態がチャネル304に入るのを防止しながら、高いレベルの音響/振動伝導性を提供する。いくつかの実施形態では、シール306は、チャネル304内へプレス嵌めすることができ、プランジャのようにチャネル304の最も内側の直径の方へ押し込むことができる。いくつかの実施形態では、シール306は、シリコン膜とすることができる。他の実施形態では、シール306は、保持リング110壁のうち穿孔または機械加工されていない部分とすることができる。シール306は、厚さ約1mm〜約10mmとすることができる。いくつかの実施形態では、音響/振動センサ302は、シール306が故障/破断したかどうかを検出するために、湿度または圧力センサを含むことができる。他の実施形態では、音響/振動センサ302によって検出される音響/振動信号の分析を使用して、シール306が故障したかどうかを判定することができる。
いくつかの実施形態では、チャネル304は、音響/振動センサ302を収容するために、ガンドリルまたは他の方法で機械加工することができる。図3に示すように、いくつかの実施形態では、チャネル304は、保持リング110内に完全に配置することができる。チャネル304は、保持リング110の外面から中心開口に近接する保持リング110の内面(たとえば、内面188)まで延びることができる。いくつかの実施形態では、チャネル304は、環状の下部部分180、環状の上部部分184、または両方の組合せの中に完全に配置することができる。図4は、チャネル402が保持リング110および台座104内に配置され、台座104の上面上に配置された伝送器310に電気リード308が取り付けられる少なくとも1つの他の実施形態を示す。図4では、台座104および保持リング110の交差部でチャネル402および電気リード308の周りにシール404が配置される。
動作の際、本開示の実施形態は、図5に方法500に関して記載するように、化学機械研磨状態を判定するために使用することができる。方法500は、502から始まって504へ進み、504で、一体型の音響/振動センサ302を有する保持リング110が、化学機械研磨装置20内に設けられる。506で、化学機械研磨装置20内に配置された基板10上で化学機械研磨プロセスを実行することができる。いくつかの実施形態では、化学機械研磨プロセスは、研磨プロセス、基板ローディングまたはアンローディングプロセス、洗浄プロセスなどを含むことができる。
方法500は508へ進み、508で、保持リング110内に埋め込まれた音響/振動センサ302が、実行される化学機械研磨プロセスからの音響/振動放出を捕捉する。
510で、音響/振動センサ302によって捕捉された音響/振動放出に関連する情報が、伝送器310によって伝送される。いくつかの実施形態では、音響/振動放出に関連する情報は、伝送器310によってコントローラ/コンピュータ340へ無線で伝送される。
512で、伝送される情報の分析に基づいて、1つまたは複数の化学機械研磨状態が判定される。たとえば、いくつかの実施形態では、判定される状態は、CMPプロセスの終点検出、基板のずれ、基板のローディングおよびアンローディングの問題などの異常な状態の検出、CMP研磨の一体部分であるCMPヘッドおよび他の関連する機械アセンブリの機械的性能の状態などを含むことができる。いくつかの実施形態では、コントローラ/コンピュータ340は、伝送器310によって伝送される情報を分析して、1つまたは複数のCMPプロセス状態を判定することができる。
514で、判定された化学機械研磨状態に基づいて、化学機械研磨装置をコントローラ/コンピュータ340によって制御することができる。方法500は、516で終了する。
図3を参照すると、下部部分180は、CMPプロセスにおいて化学的に不活性の材料から形成される。加えて、下部部分180は、基板エッジが保持リングに接触することで基板が欠けたりひび割れたりしないような十分な弾性を有するべきである。他方では、下部部分180は、保持リングにかかる下向きの圧力が下部部分180を基板受取り凹部192内へ押し出すほどの弾性を有するべきではない。具体的には、下部部分180の材料は、ショアDの尺度で約80〜95のジュロメータ測定値を有することができる。概して、下部部分180の材料の弾性係数は、約0.3〜1.0 106psiの範囲内とすることができる。下部部分はまた、耐久性および低い摩耗率を有するべきである。しかし、下部部分180が徐々に擦り減ることは許容することができる。これは、基板エッジが内面188内に深い溝を切り込むことを防止すると考えられるためである。たとえば、下部部分180は、インディアナ州エバンズビルのDSM Engineering PlasticsからTechtron(商標)の商品名で入手可能なポリフェニレンスルフィド(PPS)などのプラスチックから作ることができる。デラウェア州ウィルミントンのDupontから入手可能なDELRIN(商標)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、もしくはポリブチレンテレフタレート(PBT)、または同じくDupontから入手可能なZYMAXX(商標)などの複合材料などの他のプラスチックも適している。
下部部分180の厚さT1は、基板10の厚さTSより大きくするべきである。具体的には、下部部分は、基板がキャリアヘッドにチャック締めされたときに基板が接着剤層に触れないように十分に厚くするべきである。他方では、下部部分が厚すぎる場合、保持リングの底面は、下部部分の可撓性による変形を受ける。下部部分180の最初の厚さは、約200〜400ミルとすることができる(溝の深さは100〜300ミルである)。溝が擦り減ると、下部部分を交換することができる。したがって、下部部分180の厚さT1は、約400ミル(最初の厚さを400ミルとする)〜約100ミル(深さ300ミルの溝が擦り減ったものとする)で変動することができる。保持リングが溝を含まない場合、下部部分は、保持リングの下部部分の厚さが基板の厚さに等しくなったときに交換することができる。
下部部分180の底面は実質上平坦とすることができ、または底面は、保持リングの外側から基板へのスラリの輸送を容易にするために、複数のチャネルもしくは溝196(図3に想像線で示す)を有することができる。
保持リング110の上部部分184は、金属、たとえばステンレス鋼、モリブデン、もしくはアルミニウム、またはセラミック、たとえばアルミナなどの剛性材料、あるいは他の例示的な材料から形成される。上部部分の材料は、約10〜50 106psi、すなわち下部部分の材料の弾性係数の約10〜100倍の弾性係数を有することができる。たとえば、下部部分の弾性係数は、約0.6 106psiとすることができ、上部部分の弾性係数は、約30 106psiとすることができ、したがって比は約50:1である。上部部分184の厚さT2は、下部部分180の厚さT1より大きくするべきである。具体的には、上部部分は、約300〜500ミルの厚さT2を有することができる。
接着剤層186は、2つの部分からなる低速硬化エポキシとすることができる。低速硬化とは、概して、エポキシが固まるのに数時間から数日程度かかることを示す。エポキシは、ジョージア州チャンブリーのMagnolia Plasticsから入手可能なMagnobond−6375(商標)とすることができる。あるいは、接着剤で取り付けるのではなく、ねじまたはプレス嵌めで下層を上部部分に接続することもできる。
保持リングの底面の平坦度は、エッジ作用に影響を与える。具体的には、底面が非常に平坦である場合、エッジ作用は低減される。保持リングが比較的可撓性である場合、保持リングがたとえばボルト194によって台座に連結されると、保持リングは変形する可能性がある。この変形は、非平面の底面をもたらし、したがってエッジ作用が増大する。保持リングは、キャリアヘッド上に設置後にラッピングまたは機械加工することができるが、ラッピングは、基板を損傷しまたはCMPプロセスを汚染する可能性のある破片を底面内に埋め込む傾向があり、機械加工は、時間がかかり不便である。他方では、ステンレス鋼リングなどの完全に剛性の保持リングは、基板にひび割れを引き起こし、またはCMPプロセスを汚染する可能性がある。
本開示の保持リングでは、保持リング110の上部部分184の剛性により、完全にPPSなどの可撓性材料から形成された保持リングと比較すると、保持リングの全体的な曲げ剛性がたとえば30〜40倍増大する。剛性の上部部分によって提供される剛性を増大させることで、保持リングを台座に取り付けることによって引き起こされるこの変形が低減され、またはなくなり、したがってエッジ作用が低減する。さらに、この保持リングは、保持リングがキャリアヘッドに固定された後にラッピングする必要はない。加えて、PPSの下部部分は、CMPプロセスにおいて不活性であり、基板エッジが欠けたりひび割れたりするのを防止するのに十分な弾性を有する。
本開示の保持リングの剛性を増大させる別の利益は、保持リングの剛性を増大させることで、研磨プロセスがパッドの圧縮性の影響を受けにくくなることである。いかなる特定の理論にも限定されるものではないが、特に可撓性の保持リングの場合、エッジ作用に対する1つの可能な寄与は、保持リングの「撓み」と呼ぶことができるものである。具体的には、キャリアヘッドの後方エッジで保持リングの内面にかかる基板エッジの力は、研磨パッドの表面に対して平行な軸の周りでわずかに保持リングを撓ませ、すなわち局部的に捩じる可能性がある。これにより、保持リングの内径は研磨パッド内へより深く押されて、研磨パッドにかかる圧力を増大させ、基板のエッジの方へ研磨パッド材料の「流れ」を引き起こして変位させる。研磨パッド材料の変位は、研磨パッドの弾性特性に依存する。したがって、パッド内へ撓む可能性のある比較的可撓性の保持リングの場合、研磨プロセスはパッド材料の弾性特性の影響を極めて受けやすい。しかし、剛性の上部部分によって提供される剛性を増大させることで、保持リングの撓みが減少し、したがってパッドの変形が低減され、パッドの圧縮性の影響を受けにくくなり、エッジ作用が低減される。
上記の実施形態は、CMPプロセスに対する音響/振動センサ302が埋め込まれた保持リングに焦点を当てているが、同じ設計を基板処理チャンバ内などのエッジリングにも使用することができる。加えて、いくつかの実施形態は、異なる観点から様々な処理状態を検出して「スマートチャンバ」を作製するために、基板処理チャンバの様々な部分に配置された1つまたは複数の音響/振動センサ302を含むことができる。
上記は本開示の実施形態を対象とするが、本開示の基本的な範囲から逸脱することなく、本開示の他のさらなる実施形態を考案することができる。
下部部分180の底面は実質上平坦とすることができ、または底面は、保持リングの外側から基板へのスラリの輸送を容易にするために、複数のチャネルもしくは溝を有することができる。
保持リング110の上部部分184は、金属、たとえばステンレス鋼、モリブデン、もしくはアルミニウム、またはセラミック、たとえばアルミナなどの剛性材料、あるいは他の例示的な材料から形成される。上部部分の材料は、約10〜50 106psi、すなわち下部部分の材料の弾性係数の約10〜100倍の弾性係数を有することができる。たとえば、下部部分の弾性係数は、約0.6 106psiとすることができ、上部部分の弾性係数は、約30 106psiとすることができ、したがって比は約50:1である。上部部分184の厚さT2は、下部部分180の厚さT1より大きくするべきである。具体的には、上部部分は、約300〜500ミルの厚さT2を有することができる。

Claims (15)

  1. 基板に対する取付け表面を有するキャリアヘッドに対する保持リングであって、
    中心開口を有する環状本体と、
    前記本体内に形成されたチャネルであり、前記チャネルの第1の端部が前記中心開口に近接する、チャネルと、
    前記チャネル内で前記第1の端部に近接して配置されたセンサであり、前記基板上で実行されるプロセスからの音響および/または振動放出を検出するように構成されたセンサとを備える保持リング。
  2. 前記チャネル内で前記センサと前記中心開口との間に配置されたシール
    をさらに備える、請求項1に記載の保持リング。
  3. 前記シールが、前記中心開口を前記センサから分離するシリコン膜である、請求項2に記載の保持リング。
  4. 前記チャネルが、前記保持リングの外面から前記中心開口に近接する前記保持リングの内面まで延びる、請求項2または3に記載の保持リング。
  5. 前記シールが、厚さ約1mm〜約10mmである、請求項2または3に記載の保持リング。
  6. 前記シールが故障したかどうかを検出する第2のセンサをさらに備え、前記第2のセンサが、湿度センサまたは圧力センサの1つである、
    請求項2または3に記載の保持リング。
  7. 前記センサが、前記基板上で実行されるプロセスからの音響放出を検出するためのマイクロフォン、または前記基板上で実行されるプロセスから生じた振動を検出するための微小電子機械システム(MEMS)加速度計の1つである、請求項1から6までのいずれか1項に記載の保持リング。
  8. 前記センサが、1つまたは複数の電気リードを介して伝送器に結合される、請求項1から3までのいずれか1項に記載の保持リング。
  9. 前記伝送器が、前記センサから得られる音響および/または振動放出に関連する情報を無線で伝送するように構成された無線伝送器である、請求項8に記載の保持リング。
  10. 前記伝送器が、前記保持リングの外面上に配置される、請求項8に記載の保持リング。
  11. 台座と、
    前記台座に接続された保持リングであって、
    中心開口を有する環状本体、
    前記本体内に形成されたチャネルであり、前記チャネルの第1の端部が前記中心開口に近接する、チャネル、および
    前記チャネル内で前記第1の端部に近接して配置されたセンサであり、化学機械研磨プロセスからの音響および/または振動放出を検出するように構成されたセンサを備える保持リングと、
    前記台座および前記保持リングとは独立して可動になるように屈曲部によって前記台座に接続された支持構造と、
    加圧可能なチャンバの境界を画定する可撓膜であって、前記支持構造に接続され、基板に対する取付け表面を有する膜と
    を備える、化学機械研磨装置に対するキャリアヘッド。
  12. 前記保持リングが、前記チャネル内で前記センサと前記中心開口との間に配置されたシールをさらに含む、請求項11に記載のキャリアヘッド。
  13. 前記シールが、前記中心開口を前記センサから分離するシリコン膜である、請求項12に記載のキャリアヘッド。
  14. 前記チャネルが、前記保持リングの外面から前記中心開口に近接する前記保持リングの内面まで延びる、請求項11から13までのいずれか1項に記載のキャリアヘッド。
  15. 化学機械研磨状態を判定する方法であって、
    化学機械研磨装置内に一体型センサを有する保持リングを設けるステップと、
    前記化学機械研磨装置内に配置された基板上で化学機械研磨プロセスを実行するステップと、
    実行される前記化学機械研磨プロセスからの音響および/または振動放出を、前記センサを介して捕捉するステップと、
    前記センサによって捕捉された前記音響および/または振動放出に関連する情報を伝送するステップと、
    前記伝送された情報の分析に基づいて化学機械研磨状態を判定するステップとを含む方法。
JP2016573818A 2014-06-16 2015-05-28 一体型センサを有する化学機械研磨保持リング Active JP6586108B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019162902A JP6938585B2 (ja) 2014-06-16 2019-09-06 一体型センサを有する化学機械研磨保持リング

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201462012812P 2014-06-16 2014-06-16
US62/012,812 2014-06-16
US14/720,047 2015-05-22
US14/720,047 US9878421B2 (en) 2014-06-16 2015-05-22 Chemical mechanical polishing retaining ring with integrated sensor
PCT/US2015/032818 WO2015195284A1 (en) 2014-06-16 2015-05-28 Chemical mechanical polishing retaining ring with integrated sensor

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019162902A Division JP6938585B2 (ja) 2014-06-16 2019-09-06 一体型センサを有する化学機械研磨保持リング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017528904A true JP2017528904A (ja) 2017-09-28
JP6586108B2 JP6586108B2 (ja) 2019-10-02

Family

ID=54835382

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016573818A Active JP6586108B2 (ja) 2014-06-16 2015-05-28 一体型センサを有する化学機械研磨保持リング
JP2019162902A Active JP6938585B2 (ja) 2014-06-16 2019-09-06 一体型センサを有する化学機械研磨保持リング

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019162902A Active JP6938585B2 (ja) 2014-06-16 2019-09-06 一体型センサを有する化学機械研磨保持リング

Country Status (7)

Country Link
US (2) US9878421B2 (ja)
JP (2) JP6586108B2 (ja)
KR (1) KR102409848B1 (ja)
CN (2) CN106463381B (ja)
SG (1) SG11201610269WA (ja)
TW (2) TWI720443B (ja)
WO (1) WO2015195284A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020189366A (ja) * 2019-05-22 2020-11-26 株式会社荏原製作所 研磨装置および研磨方法
WO2022014475A1 (ja) * 2020-07-13 2022-01-20 株式会社荏原製作所 基板処理装置及び音響センサ用防水装置
WO2022107553A1 (ja) * 2020-11-18 2022-05-27 株式会社荏原製作所 基板保持装置

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9878421B2 (en) * 2014-06-16 2018-01-30 Applied Materials, Inc. Chemical mechanical polishing retaining ring with integrated sensor
US10207389B2 (en) * 2014-07-17 2019-02-19 Applied Materials, Inc. Polishing pad configuration and chemical mechanical polishing system
JP6400620B2 (ja) 2016-03-11 2018-10-03 東芝メモリ株式会社 半導体製造装置の制御装置および制御方法
US10513008B2 (en) 2016-09-15 2019-12-24 Applied Materials, Inc. Chemical mechanical polishing smart ring
US10930535B2 (en) * 2016-12-02 2021-02-23 Applied Materials, Inc. RFID part authentication and tracking of processing components
JP6990980B2 (ja) * 2017-03-31 2022-01-12 株式会社荏原製作所 基板処理装置
JP6437608B1 (ja) * 2017-09-08 2018-12-12 東芝メモリ株式会社 研磨装置、研磨方法、および研磨制御装置
AU2019206449B2 (en) 2018-01-11 2021-05-06 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Wireless reactor monitoring system using passive sensor enabled RFID tag
JP7268033B2 (ja) 2018-01-11 2023-05-02 シエル・インターナシヨナル・リサーチ・マートスハツペイ・ベー・ヴエー 複数のセンサー対応rfidタグおよび複数のトランシーバーを使用する反応器条件の無線による監視およびプロファイリング
EP3738320A1 (en) 2018-01-11 2020-11-18 Shell Internationale Research Maatschappij B.V. Wireless monitoring and profiling of reactor conditions using plurality of sensor-enabled rfid tags having known locations
US11701749B2 (en) 2018-03-13 2023-07-18 Applied Materials, Inc. Monitoring of vibrations during chemical mechanical polishing
US11731232B2 (en) 2018-10-30 2023-08-22 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Irregular mechanical motion detection systems and method
KR20210122888A (ko) * 2019-02-28 2021-10-12 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 화학적 기계적 연마 캐리어 헤드를 위한 리테이너
TWI834195B (zh) * 2019-04-18 2024-03-01 美商應用材料股份有限公司 Cmp期間基於溫度的原位邊緣不對稱校正的電腦可讀取儲存媒體
CN110103133A (zh) * 2019-06-25 2019-08-09 吉姆西半导体科技(无锡)有限公司 研磨头微漏检测系统
JP7339811B2 (ja) * 2019-08-27 2023-09-06 株式会社荏原製作所 リテーナリングに局所荷重を伝達するローラーの異常検出方法および研磨装置
CN118163032A (zh) * 2019-09-30 2024-06-11 清华大学 一种化学机械抛光保持环和化学机械抛光承载头
JP7365282B2 (ja) * 2020-03-26 2023-10-19 株式会社荏原製作所 研磨ヘッドシステムおよび研磨装置
CN113970370B (zh) * 2020-07-24 2024-02-02 泉芯集成电路制造(济南)有限公司 一种研磨平台的振动监测系统及振动监测方法
CN115026698A (zh) * 2022-07-01 2022-09-09 深圳市易天自动化设备股份有限公司 研磨清洁组件及其控制方法和研磨清洁装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10180627A (ja) * 1996-11-08 1998-07-07 Applied Materials Inc 化学的機械研磨システムのための可撓膜を有する支持ヘッド
US20020037681A1 (en) * 2000-09-25 2002-03-28 Norm Gitis Method and apparatus for controlled polishing
JP2002160154A (ja) * 2000-09-18 2002-06-04 Stmicroelectronics Inc Cmp処理のモニタ/制御に対する音響分光分析の使用
US6488569B1 (en) * 1999-07-23 2002-12-03 Florida State University Method and apparatus for detecting micro-scratches in semiconductor wafers during polishing process
JP2003086551A (ja) * 2001-09-07 2003-03-20 Mitsubishi Electric Corp 半導体研磨装置、半導体研磨の終点検出方法および研磨ヘッドのドレスの終点検出方法
US6585562B2 (en) * 2001-05-17 2003-07-01 Nevmet Corporation Method and apparatus for polishing control with signal peak analysis
US20050215178A1 (en) * 1997-06-05 2005-09-29 The Regents Of The University Of California Semiconductor wafer chemical-mechanical planarization process monitoring and end-point detection method and apparatus

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5222329A (en) 1992-03-26 1993-06-29 Micron Technology, Inc. Acoustical method and system for detecting and controlling chemical-mechanical polishing (CMP) depths into layers of conductors, semiconductors, and dielectric materials
JP3466374B2 (ja) 1995-04-26 2003-11-10 富士通株式会社 研磨装置及び研磨方法
US5876265A (en) * 1995-04-26 1999-03-02 Fujitsu Limited End point polishing apparatus and polishing method
US6010538A (en) * 1996-01-11 2000-01-04 Luxtron Corporation In situ technique for monitoring and controlling a process of chemical-mechanical-polishing via a radiative communication link
US5964653A (en) * 1997-07-11 1999-10-12 Applied Materials, Inc. Carrier head with a flexible membrane for a chemical mechanical polishing system
US6113479A (en) * 1997-07-25 2000-09-05 Obsidian, Inc. Wafer carrier for chemical mechanical planarization polishing
US6251215B1 (en) * 1998-06-03 2001-06-26 Applied Materials, Inc. Carrier head with a multilayer retaining ring for chemical mechanical polishing
JP2001287161A (ja) 2000-04-07 2001-10-16 Seiko Epson Corp 被研磨基板保持装置及びそれを備えたcmp装置
US6623329B1 (en) * 2000-08-31 2003-09-23 Micron Technology, Inc. Method and apparatus for supporting a microelectronic substrate relative to a planarization pad
JP2003037090A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置の製造方法
US7011566B2 (en) 2002-08-26 2006-03-14 Micron Technology, Inc. Methods and systems for conditioning planarizing pads used in planarizing substrates
US6939202B2 (en) * 2003-08-13 2005-09-06 Intel Corporation Substrate retainer wear detection method and apparatus
DE10361636B4 (de) 2003-12-30 2009-12-10 Advanced Micro Devices, Inc., Sunnyvale Verfahren und System zum Steuern des chemisch-mechanischen Polierens mittels eines seismischen Signals eines seismischen Sensors
US7163435B2 (en) 2005-01-31 2007-01-16 Tech Semiconductor Singapore Pte. Ltd. Real time monitoring of CMP pad conditioning process
JP4814677B2 (ja) * 2006-03-31 2011-11-16 株式会社荏原製作所 基板保持装置および研磨装置
JP2009095910A (ja) 2007-10-15 2009-05-07 Tokyo Seimitsu Co Ltd 研磨装置のウェーハ飛び出し検出機構および検出方法
TWI450792B (zh) * 2008-08-05 2014-09-01 Ebara Corp 研磨方法及裝置
US20120021671A1 (en) * 2010-07-26 2012-01-26 Applied Materials, Inc. Real-time monitoring of retaining ring thickness and lifetime
KR101104824B1 (ko) * 2011-01-19 2012-01-16 김오수 캐리어 헤드 및 캐리어 헤드 유닛
US9403254B2 (en) * 2011-08-17 2016-08-02 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Methods for real-time error detection in CMP processing
WO2013112764A1 (en) 2012-01-25 2013-08-01 Applied Materials, Inc. Retaining ring monitoring and control of pressure
US20130210173A1 (en) * 2012-02-14 2013-08-15 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Multiple Zone Temperature Control for CMP
WO2013130366A1 (en) * 2012-02-27 2013-09-06 Applied Materials, Inc. Feedback control using detection of clearance and adjustment for uniform topography
US10702972B2 (en) * 2012-05-31 2020-07-07 Ebara Corporation Polishing apparatus
US9429247B2 (en) 2013-03-13 2016-08-30 Applied Materials, Inc. Acoustically-monitored semiconductor substrate processing systems and methods
US9242341B2 (en) * 2013-10-22 2016-01-26 Globalfoundries Singapore Pte. Ltd. CMP head structure
US9878421B2 (en) * 2014-06-16 2018-01-30 Applied Materials, Inc. Chemical mechanical polishing retaining ring with integrated sensor

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10180627A (ja) * 1996-11-08 1998-07-07 Applied Materials Inc 化学的機械研磨システムのための可撓膜を有する支持ヘッド
US20050215178A1 (en) * 1997-06-05 2005-09-29 The Regents Of The University Of California Semiconductor wafer chemical-mechanical planarization process monitoring and end-point detection method and apparatus
US6488569B1 (en) * 1999-07-23 2002-12-03 Florida State University Method and apparatus for detecting micro-scratches in semiconductor wafers during polishing process
JP2002160154A (ja) * 2000-09-18 2002-06-04 Stmicroelectronics Inc Cmp処理のモニタ/制御に対する音響分光分析の使用
US20020037681A1 (en) * 2000-09-25 2002-03-28 Norm Gitis Method and apparatus for controlled polishing
US6585562B2 (en) * 2001-05-17 2003-07-01 Nevmet Corporation Method and apparatus for polishing control with signal peak analysis
JP2003086551A (ja) * 2001-09-07 2003-03-20 Mitsubishi Electric Corp 半導体研磨装置、半導体研磨の終点検出方法および研磨ヘッドのドレスの終点検出方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020189366A (ja) * 2019-05-22 2020-11-26 株式会社荏原製作所 研磨装置および研磨方法
WO2022014475A1 (ja) * 2020-07-13 2022-01-20 株式会社荏原製作所 基板処理装置及び音響センサ用防水装置
WO2022107553A1 (ja) * 2020-11-18 2022-05-27 株式会社荏原製作所 基板保持装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN106463381A (zh) 2017-02-22
TWI720443B (zh) 2021-03-01
SG11201610269WA (en) 2017-01-27
JP6938585B2 (ja) 2021-09-22
TW201600235A (zh) 2016-01-01
CN111421468B (zh) 2022-04-12
KR102409848B1 (ko) 2022-06-15
US9878421B2 (en) 2018-01-30
CN106463381B (zh) 2020-02-11
CN111421468A (zh) 2020-07-17
WO2015195284A1 (en) 2015-12-23
TW201936320A (zh) 2019-09-16
US20180133863A1 (en) 2018-05-17
TWI663023B (zh) 2019-06-21
JP6586108B2 (ja) 2019-10-02
US20150360343A1 (en) 2015-12-17
JP2020078862A (ja) 2020-05-28
US10946496B2 (en) 2021-03-16
KR20170020462A (ko) 2017-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6938585B2 (ja) 一体型センサを有する化学機械研磨保持リング
TWI758323B (zh) 化學機械拋光智慧環及使用該化學機械拋光智慧環的化學機械拋光系統與方法
JP4718750B2 (ja) 化学的機械的研磨用の多層の止め輪を有するキャリア・ヘッド
JP2018508123A (ja) アコースティックエミッションモニタリング及び化学機械研磨の終点
US6602114B1 (en) Multilayer retaining ring for chemical mechanical polishing
US6676497B1 (en) Vibration damping in a chemical mechanical polishing system
CN108695205A (zh) 基板处理装置以及包括基板处理装置的基板处理系统
US20190283204A1 (en) Monitoring of Vibrations During Chemical Mechanical Polishing
US20190126427A1 (en) Substrate processing apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161221

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190425

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190725

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6586108

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250