JP2017524083A

JP2017524083A - 溶接ユニット

Info

Publication number: JP2017524083A
Application number: JP2017504728A
Authority: JP
Inventors: シュタイナーロナルド
Original assignee: Plasser und Theurer Export Von Bahnbaumaschinen GmbH
Current assignee: Plasser und Theurer Export Von Bahnbaumaschinen GmbH
Priority date: 2014-07-28
Filing date: 2015-07-03
Publication date: 2017-08-24
Also published as: WO2016015816A8; AU2015295849A1; AT515525B1; EA030416B1; CN106661848A; EP3175039B1; AU2015295849A8; AT515525A4; CA2952280A1; US20170209953A1; PL3175039T3; CN106661848B; EA201650051A1; EP3175039A1; WO2016015816A1; ES2702191T3

Abstract

レール腹部（１０）に当接するために設けられた接触面（８）を有するクランプジョー（６）を備える、フラッシュ溶接によって軌道の２本のレール（７）を結合する溶接ユニットは、通電のために、レール腹部（１０）に当接するために設けられた接触面（１２）を有する電流ジョー（９）を備える。電流ジョー（９）は、クランプジョー（６）に対して相対的に、レール（７）に当接するに至る押圧方向（１１）に移動可能である。レール腹部（１０）から離間された非運転位置において、電流ジョー（９）は、押圧ばね（１３）の圧力により、押圧方向（１１）に関して前方の終端位置にあり、終端位置では、電流ジョー（９）の接触面（１２）が、クランプジョー（６）の接触面（８）を越えて突出している。

Description

本発明は、レール腹部に当接するために設けられた接触面を有するクランプジョーを備える、フラッシュ溶接によって軌道の２本のレールを結合する溶接ユニットに関する。

このような溶接ユニットは、国際公開第２０１０／０６３３６２号（WO 2010/063362 A1）において公知である。互いに離間された接触面を有するそれぞれ２つのクランプジョーは、一方では、レールと溶接ユニットとの間の最大の摩擦力による結合を形成するために用いられ、他方では、通電するためにも用いられる。

そこで、本発明の課題は、改善された通電が可能である、冒頭で述べた態様の溶接ユニットを提供することにある。

この課題は、本発明によれば、冒頭で述べた態様の溶接ユニットにおいて、独立請求項の特徴部に記載の構成によって解決される。

この特徴の組み合わせにより、通電にとって最適で一定の押圧力の利点が得られる。さらに、電流ジョーの接触面に生じる摩耗痕を、研削によって問題なく除去することができ、これにより、前述の利点が損なわれることはない。

本発明のその他の利点は、従属請求項および図面に関する記述から明らかである。

以下、本発明を、図示された実施の態様に基づいて詳説する。

溶接ユニットを１方向から見た図である。クランプジョーおよび電流ジョーの平面図である。電流ジョーの横断面図である。

図１に示す、フラッシュ溶接によって軌道の２本のレール７を結合する溶接ユニット１は、移動用シリンダ２によりユニットガイド３に沿って互いに相対的に移動可能な２つのユニット部分４から構成されている。ユニット部分４は、それぞれ２つのクランプ駆動装置５と結合されており、クランプ駆動装置５により、ここでは看取されないクランプジョー６（図２および図３参照）を、互いに溶接されるべきレール７に押圧することができる。

図２および図３に示すクランプジョー６は、レール腹部１０に当接するために設けられた接触面８を有する。クランプジョー６の１つの端部は、通電のために設けられた、銅から形成された電流ジョー９と結合されている。電流ジョー９は、レール７への押圧方向１１で、クランプジョー６に対して相対的に移動可能であり、レール腹部１０に当接するために設けられた接触面１２を有する。

ばね１３の、好適には皿ばねの圧力により付勢された電流ジョー９は、押圧方向１１で前方の終端位置に位置する。終端位置では、電流ジョー９の接触面１２は、レール腹部１０から離間された非運転位置において（図３参照）、クランプジョー６の接触面８を越えて突出している。これにより、クランプジョー６がレール７に押圧されると直ちに、レール腹部１０における電流ジョー９の一定の押圧力が保証される。さらに、好適には、電流ジョー９の接触面１２を幾度も後研削することが可能であり、これにより、できるだけわずかな接触抵抗を維持するために表面のわずかな損傷が取り除かれる。

図３において看取されるように、電流ジョー９は、直接クランプジョー６に取り付けられていて、ばね１３の圧力により、押圧方向１１に付勢されている。クランプジョー６が溶接工程を開始するためにレール腹部１０に押圧されると直ちに、自動的に、両方の接触面８，１２が共通の一平面内に位置するまで、押圧方向１１とは逆向きの電流ジョー９の後退移動が行われる。

Claims

レール腹部（１０）に当接するために設けられた接触面（８）を有するクランプジョー（６）を備える、フラッシュ溶接によって軌道の２本のレール（７）を結合する溶接ユニット（１）であって、
ａ）通電のために、前記レール腹部（１０）に当接するために設けられた接触面（１２）を有する電流ジョー（９）が設けられており、
ｂ）前記電流ジョー（９）は、前記クランプジョー（６）に対して相対的に、前記レール（７）に当接するに至る押圧方向（１１）に移動可能であり、
ｃ）前記レール腹部（１０）から離間された非運転位置において、前記電流ジョー（９）は、押圧ばね（１３）の圧力により、前記押圧方向（１１）に関して前方の終端位置にあり、該終端位置では、前記電流ジョー（９）の前記接触面（１２）が、前記クランプジョー（６）の前記接触面（８）を越えて突出している
ことを特徴とする、溶接ユニット。
前記電流ジョー（９）は、前記クランプジョー（６）に直接取り付けられていて、該クランプジョー（６）に対して相対的に前記押圧方向（１１）に移動可能である、請求項１記載の溶接ユニット。