JP2017523658A - 広帯域デューティサイクル補正回路 - Google Patents

広帯域デューティサイクル補正回路 Download PDF

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Abstract

デューティサイクル補正回路(100)は、立ち上がりエッジ可変遅延回路(150)と立ち下がりエッジ可変遅延回路(105)とを含む。各遅延回路のための可変遅延は、未補正クロック信号(150及び105の共通入力における)のための未補正デューティサイクルが、デューティサイクル補正回路(100)によって、所望のデューティサイクルを有する補正クロック信号(145の出力)へと補正されることに依存する。【選択図】 図1A

Description

関連出願
[0001]本願は、参照により全体が本明細書に組み込まれる、2014年6月9日に出願された米国特許出願第14/299,779号の利益を主張する。
[0002]本願は、デューティサイクル補正に関し、より具体的には、未補正クロック信号の立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジを独立して遅延させるように構成されたデューティサイクル補正回路に関する。
[0003]ダブルデータレート(DDR)送信は、データ送信及び受信のために、データクロックの立ち下がりエッジ及び立ち上がりエッジの両方を使用する。DDRソースは、クロックエッジごとにデータビット又はワードを送信する。同様に、DDR受信機は、クロックエッジごとにデータビット又はワードを受信する。その一方、同一のクロックレートでのシングルデータレート送信は、クロックエッジのうちの1つだけが使用されることとなるため、2分の1の遅さになるだろう。故に、DDRの使用はかなり普及しているが、これは、単一エッジのデータ送信と比較してより厳しいタイミング要件により、多数の課題に直面する。
[0004]例えば、DDRクロックは、50%のデューティサイクルを有さなければならない。当業者は、何故クロックの立ち上がり/立ち下がりエッジに対するデューティサイクルの50−50分割が受信機及び送信機に各クロックエッジで可能な最大時間を与えるのかを容易に認識することができる。デューティサイクルがこの理想的な50−50分割から外れると、クロック状態のうちの1つは、残りの状態よりも各クロックサイクルが小さい。次に、短縮されたクロック状態について、受信機のためのデータアイが崩れ始め、これは、望ましくないデータ送信エラーを引き起こす。
[0005]50%デューティサイクルを得ようと努力することの重要性を前提として、様々なデューティサイクル補正回路が実装されてきた。その点において、DDRソースは、クロック及び対応するデータの両方をDDR受信機に送信する。そのため、データ経路及びクロック経路は、均衡のとれた遅延を有するべきである。デューティサイクル補正回路がクロック経路に挿入されるため、デューティサイクル補正回路は、ジッタを増加させないために可能な限り小さい挿入遅延を有するべきである。しかしながら、従来のデューティサイクル補正回路は、多くの場合、望ましくないレベルの挿入遅延を有する。例えば、1つのデューティサイクル補正技法は、立ち上がり及び立ち下がりクロックエッジのためにPMOSデバイス及びNMOSデバイスにおいてスイッチング電流を選択的に増加させることを伴う。この技法は、限られた補正範囲を有し、そのため、広い補正範囲を達成するためには、互いにカスコードされた幾つかの段を必要とするが、これは、大きな挿入遅延を引き起こし、より多くの電力も要求する。
[0006]代替的な従来のデューティサイクル補正回路は、半サイクルクロックパルスを発生させるために、電流クロックエッジのうちの1つ(立ち上がり又は立ち下がりの何れか)の使用を伴う。1クロックサイクルを完結させるための残りの相補クロックエッジを生成するために、デューティサイクル補正回路は、電流クロックエッジを半クロックサイクルぶん遅延させ、それを反転して、相補エッジを作成する。この技法は、スイッチング電流を変えることと比較してより広い補正範囲を提供するが、DDRシステムについてのクロック周波数が、数百MHzのような比較的低い周波数から数GHzまでの範囲であり得ることに留意されたい。より低い周波数では、相補クロックエッジを発生させるのに必要な半クロックサイクル遅延はかなりのものとなり得る。そのような大幅な遅延(lengthy delay)を実装することは、相当量の電力を要求する。
[0007]従って、当技術分野では、最小のジッタ及び歪みを有する電力効率が良い改善されたデューティサイクル補正回路が求められる。
[0008]未補正クロック信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジを独立して遅延させるための立ち上がりエッジ可変遅延回路及び立ち下がりエッジ可変遅延回路を有するデューティサイクル補正回路が提供される。どちらの可変遅延回路がアクティブであるかは、補正クロック信号のための所望のデューティサイクルと比較した未補正クロック信号のための未補正デューティサイクルに、並びに、補正クロック信号が未補正クロック信号に対して反転されているかどうかに依存する。補正クロック信号が、未補正クロック信号に対して反転されており、未補正デューティサイクルが所望のデューティサイクルよりも大きい実施形態では、立ち下がりエッジ可変遅延回路は、第1の遅延信号を生成するために未補正クロックを遅延させる。立ち上がりエッジ可変遅延回路は、そのような実施形態において、第2の遅延信号を生成するために、未補正デューティサイクルが所望のデューティサイクルを超える間、未補正クロック信号に何れの遅延も適用しないだろう。逆に、反転補正クロック信号のためのそのような実施形態における未補正デューティサイクルが所望のデューティサイクルよりも小さい場合、立ち上がりエッジ可変遅延回路は、補正クロック信号が所望のデューティサイクルを有するように第2の遅延信号を遅延させる。立ち下がりエッジ可変遅延回路は、未補正デューティサイクルが所望のデューティサイクルを超える間、第1の遅延信号に何れの遅延も適用しない。
[0009]補正クロック信号が未補正クロック信号に対して反転されていない代替的な実施形態では、立ち上がり及び立ち下がりエッジ可変遅延回路は、補正クロック信号及び未補正クロック信号の両方におけるそれらのそれぞれのクロックエッジを遅延させる。
[0010]図1Aは、本開示の第1の実施形態に係る、デューティサイクル補正回路の回路図である。 [0011]図1Bは、本開示の第2の実施形態に係る、デューティサイクル補正回路の回路図である。 [0012]図2は、本開示の第3の実施形態に係る、デューティサイクル補正回路の回路図である。 [0013]図3Aは、本開示の第4の実施形態に係る、パルス発生器の回路図である。 [0014]図3Bは、本開示の第5の実施形態に係る、パルス発生器の回路図である。 [0015]図4は、本明細書で開示される様々なデューティサイクル補正回路のための動作方法についてのフローチャートである。
発明の詳細な説明
[0016]開示される入力受信機の実施形態とそれらの利点とは、次に続く詳細な説明を参照することで最も理解される。同様の参照番号が、図のうちの1つ又は複数に例示される同様の要素を識別するために使用されることは認識されるべきである。
[0017]広範囲のクロック周波数にわたって、低減されたジッタ及び歪みを有する低電力デューティサイクル補正を提供するために、立ち上がりエッジ可変遅延回路及び立ち下がりエッジ可変遅延回路を含むデューティサイクル補正回路が提供される。デューティサイクル補正回路内のどちらの可変遅延回路がアクティブであるかは、補正クロック信号のための所望のデューティサイクルと比較した未補正クロック信号のための未補正デューティサイクルに依存する。その点において、デューティサイクル補正回路が立ち上がりエッジ可変遅延回路及び立ち下がりエッジ可変遅延回路の両方を含むため、補正デューティサイクルは、任意の所望の値に等しいだろう。換言すると、補正デューティサイクルは、50%に等しい必要はなく、この量よりも小さい又は大きいであろう。以下の説明は、補正デューティサイクルが50%である実施形態を対象とするが、50%が、開示されるデューティサイクル補正回路を介して達成され得る広範囲の補正デューティサイクルの単なる一例であることは理解されるだろう。
[0018]未補正デューティサイクルと補正デューティサイクルとの間の差分は、どちらの可変遅延回路(立ち上がり又は立ち下がりエッジ)がアクティブになるかを決定する。例えば、未補正クロックデューティサイクルが所望のデューティサイクルよりも大きい場合、立ち上がりエッジ可変遅延回路は、未補正クロック信号のための立ち上がりエッジを必要な量だけ遅延させて、補正クロック信号のデューティサイクルを所望のデューティサイクル値に等しくなるようにする。立ち下がりエッジ可変遅延回路は、そのようなケースでは、何れの遅延も導入しないだろう。その点において、に、未補正デューティサイクルが所望のデューティサイクルよりも小さい場合、立ち下がりエッジ可変遅延回路は、未補正クロック信号のための立ち下がりエッジを必要な量だけ遅延させて、補正クロック信号のデューティサイクルを所望のデューティサイクル値に等しくなるようにする。立ち上がりエッジ可変遅延回路は、未補正デューティサイクルが所望のデューティサイクルよりも小さい間、何れの遅延を導入しないだろう。
[0019]所望のデューティサイクルを有する補正クロック信号を発生させるために、立ち上がりエッジ可変遅延回路及び立ち下がりエッジ可変遅延回路は、各々、パルス発生器内の対応する対のスイッチを駆動し得る。例えば、パルス発生器のための第1の対のスイッチは、電源電圧VDDを供給する電源ノードと出力ノードとの間で直列であり得る。同様に、パルス発生器のための第2の対のスイッチは、出力ノードと接地との間で直列であり得る。交差結合された一対のインバータを使用して形成されるようなラッチは、出力ノードについてのバイナリ電圧状態をラッチする。別のインバータは、出力ノードのバイナリ電圧状態を反転させることに応答して、補正クロック信号を駆動し得る。出力ノード電圧のそのような反転はバッファリング及び出力駆動強度に関して有益であるが、代替的な実施形態では省略され得ることが認識されるだろう。
[0020]出力ノード電圧のこの反転を前提として、補正クロック信号は、未補正クロック信号と180度位相がずれ得る。そのようなケースでは、未補正クロック信号の立ち上がりエッジを遅延させる、立ち上がりエッジ可変遅延回路は、補正クロック信号の立ち下がりエッジを調整している。同様に、未補正クロック信号の立ち下がりエッジを遅延させる、立ち下がりエッジ可変遅延回路は、補正クロック信号の立ち上がりエッジを調整している。補正クロック信号を駆動することに関して出力ノード電圧が反転されない代替的な実施形態では、立ち上がり及び立ち下がりエッジ可変遅延回路は、補正クロック信号及び未補正クロック信号の両方におけるそれらのそれぞれのクロックエッジを遅延させる。
[0021]例となる遅延回路100が図1Aに示される。立ち下がりエッジ可変遅延回路105は、未補正クロック信号を、本明細書では信号bとも表される第1の遅延信号へと(必要であれば)遅延させる。同様に、立ち上がりエッジ可変遅延回路150は、未補正クロック信号を、本明細書では信号b’とも表される第2の遅延信号へと(必要であれば)遅延させる。これらの可変遅延回路の各々は、適用される遅延の独立した量を制御するそれぞれの制御信号(図示されない)に応答する。その点において、遅延回路105及び150のような可変遅延回路の構築は、遅延回路の分野では周知であるため、本明細書ではこれ以上説明されない。各遅延回路105及び150のための制御信号は、アナログ又はデジタルであり得る。制御信号を発生させるために、デューティサイクル分析器(図示されない)は、デューティサイクル補正回路100によって生成された補正クロック信号内の補正デューティサイクルを分析する。そのようなデューティサイクル分析器は、任意のデューティサイクル補正回路の典型的な部分であるため、本明細書ではこれ以上説明されないだろう。しかしながら、従来のデューティサイクル補正回路の一部分でなかったものが、以下のように、立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジを独立して遅延させる能力であった。
[0022]インバータ110は、第1の遅延信号bを、パルス発生器175のための第1の対のスイッチのうちの第1のスイッチを制御する(信号aとも表される)第1の反転遅延信号へと反転させる。例えば、第1のスイッチは、電源電圧VDDを供給する電源ノードに結合されたソースを有する第1のスイッチPMOSトランジスタ115を備え得る。第1の対のスイッチのうちの第2のスイッチは、同様に、第1のスイッチPMOSトランジスタ115のドレインに結合されたソースを有する第2のスイッチPMOSトランジスタ120を備え得る。立ち下がりエッジ可変遅延回路105は、信号aを用いて第2のスイッチPMOSトランジスタ120のゲートを駆動する。第2のスイッチPMOSトランジスタ120のドレインは、パルス発生器175のための出力ノード125に結合される。
[0023]そのような構成を前提として、出力ノード125のための出力ノード電圧は、以下のように、電源電圧VDDにパルス状にハイとなるであろう。未補正クロック信号が、その立ち上がりエッジの後に適切な期間の間ハイであるとき、第1のスイッチPMOSトランジスタ115は、オンに切り替えられるが、それは、第2のスイッチPMOSトランジスタ120がオフであるため、出力ノード125を充電することができない。未補正クロック信号が、その立ち下がりエッジに続いてローに遷移すると、第2のスイッチトランジスタ120はオンになり、(必要であれば、立ち下がりエッジ可変遅延回路105を介した幾らかの遅延を伴うが)信号bもまたローに遷移するだろう。次に、第1のスイッチPMOSトランジスタ115は、信号aがハイに遷移することとなるため、オフになるが、これは、インバータ110を介した処理遅延により、第2のスイッチPMOSトランジスタ120をオンにすることに関して幾らかの遅延をもたらす。故に、出力ノード125は、未補正クロック信号における立ち下がりエッジの後に、第2のスイッチPMOSトランジスタ120がオンに切り替わると、VDDにパルス化されるだろう。
[0024]第1のスイッチPMOSトランジスタ115は、信号aが次にハイに遷移するため、信号bの立ち下がりエッジに応答してオフに切り替わるだろう。第1のスイッチPMOSトランジスタ115がオフに切り替わるのでそのとき出力ノード125を浮動させないために、交差結合されたインバータ135及び140を使用して形成されるようなラッチ130は、出力ノード125のハイ状態をラッチし、故に、VDDでハイに出力ノード電圧を維持する。出力ノード電圧が、補正クロック信号を形成するためにインバータ145を介して反転され得るため、立ち下がりエッジ可変遅延回路105による未補正クロック信号の立ち下がりエッジの遅延は、補正クロック信号の立ち上がりエッジの遅延へと変わる。代替的に、出力ノード電圧が、補正クロック信号を形成するために反転されない場合、立ち下がりエッジ可変遅延回路105は、補正クロック信号の立ち下がりエッジを遅延させる。
[0025]出力ノード電圧がハイに遷移した後、次に、それは、立ち上がりエッジ可変遅延回路150を介して、以下にあるようにローになるまで、ラッチ130のラッチ動作を介してハイに留まるだろう。立ち上がりエッジ可変遅延回路150は、パルス発生器175のための第2の対のスイッチのうちの第1のスイッチを制御する(信号b’とも表される)第2の遅延信号へと(必要があれば)未補正クロック信号を遅延させる。例えば、この第1のスイッチは、出力ノード125に結合されたドレインと、信号b’によって駆動されるゲートとを有する第1のスイッチNMOSトランジスタ155を備え得る。インバータ160は、第2の対のスイッチのうちの第2のスイッチを制御する(信号a’とも表される)第2の反転遅延信号へと、立ち上がりエッジ可変遅延回路150からの信号b’を反転させる。例えば、この第2のスイッチは、接地に結合されたソースと、第1のスイッチNMOSトランジスタ155のためのソースに結合されたドレインとを第2のスイッチNMOSトランジスタ165を備え得る。インバータ160は、信号a’を用いて第2のスイッチNMOSトランジスタ165のためのゲートを駆動する。
[0026]デューティサイクル補正回路100について、出力ノード電圧は、以下のようにローパルス化される(pulsed low)だろう。未補正クロック信号がローに遷移した後、信号a’がハイに駆動されることになるため、第2のスイッチNMOSトランジスタ165はオンに切り替わるが、第2のスイッチNMOSトランジスタ165は、第1のスイッチNMOSトランジスタ155がオフであるため、出力ノード125を放電することができない。未補正クロックが、立ち上がりエッジに続いてハイに遷移すると、立ち上がりエッジ可変遅延回路150を介して実装される際に(必要であれば)任意の遅延を伴うが、信号b’もまたハイに遷移するだろう。次に、第1のスイッチNMOSトランジスタ155がオンになる。次に、第2のスイッチNMOSトランジスタ165がオフになる前にインバータ160を介して処理遅延によって決定されたような遅延が存在するだろう。故に、出力ノード電圧は、信号b’の立ち上がりエッジに応答して接地にパルス状にローにされ、これは、次に、立ち上がりエッジ可変遅延回路150を介して遅延されたような未補正クロックの立ち上がりエッジに応答してパルス状にハイにされる。
[0027]第2のスイッチトランジスタ165をオフにすることで、出力ノード電圧を浮動させないために、ラッチ130は、出力ノード125のロー状態をラッチし、故に、未補正クロックサイクルの残りの間、出力ノード電圧をローに維持する。出力ノード電圧が、補正クロック信号を形成するために反転されるため、立ち上がりエッジ可変遅延回路150による未補正クロック信号のための立ち上がりエッジの遅延は、補正クロック信号における立ち下がりエッジの遅延へと変わる。代替的に、出力ノード電圧が、補正クロック信号を形成するために反転されない場合、立ち上がりエッジ可変遅延回路150は、補正クロック信号の立ち上がりエッジを遅延させる。
[0028]デューティサイクル補正回路100は、従来のデューティサイクル補正回路と比較して多数の利点を享受する。例えば、デューティサイクル補正回路100のための未補正クロック周波数範囲は、未補正クロック信号の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジの何れかを独立して遅延させる能力により、かなり広い。具体的には、半周期遅延を使用して相補クロックエッジを作成する必要がないため、低い周波数性能が強化される。加えて、半周期遅延を使用して相補クロックエッジを作成する従来のデューティサイクル補正回路が、50%のデューティサイクル以外のものに順応することができないのに対して、所望のデューティサイクルは、50%から変えられ得る。加えて、立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジの両方のための可変遅延経路は均衡がとられるため、開示されるデューティサイクル補正回路は、より良好なジッタ性能を有し、最小の歪みをもたらす。
[0029]パルス発生器175内の第1の対のスイッチのうちのどちらのスイッチが信号aによって駆動されどちらが信号bによって駆動されるかは任意であることに留意されたい。同様に、パルス発生器175内の第2の対のスイッチは、図1Aに示される信号a’及びb’の特定の順序で駆動される必要がない。例えば、図1Bに示されるデューティサイクル補正回路170は、インバータ110及び160を含むが、それらは、対応する対のスイッチに対して反対の位置にある。故に、インバータ110は、信号aを用いて第2のスイッチPMOSトランジスタ120のゲートを駆動する。同様に、立ち下がりエッジ可変遅延回路105は、信号bを用いて第1のスイッチPMOSトランジスタ115のゲートを駆動する。対象的に、図1Aのデューティサイクル補正回路100では、第1のスイッチPMOSトランジスタ115は、信号aによって駆動され、第2のスイッチPMOSトランジスタ120は、信号bによって駆動された。同様に、デューティサイクル補正回路170では、立ち上がりエッジ可変遅延回路150が、信号b’を用いて第2のNMOSトランジスタ165を駆動する一方で、インバータ160が、信号a’を用いて第1のスイッチNMOSトランジスタ155を駆動する。これらのスイッチ/信号の組み合わせは、デューティサイクル補正回路100では、逆にされる。
[0030]一実施形態では、立ち下がりエッジ可変遅延回路105及び立ち上がりエッジ可変遅延回路150は、信号b及びb’のような第1の遅延信号及び第2の遅延信号へと未補正クロック信号を独立して遅延させるための手段を備えるとみなされ得る。
[0031]デューティサイクル補正回路100及び170に関連して説明したように立ち上がり及び立ち下がりエッジ機能の独立した遅延を組み込む多数の代替的な実施形態が作成され得ることは認識されるだろう。その点において、未補正クロックは、バースト、即ち、切断され得る。そのようなケースでは、第1のスイッチトランジスタ115及び155並びに第2のスイッチトランジスタ165及び120が、クロックバーストの開始時にクロックエッジの前に既知のオン又はオフ状態ではないことから、不連続性が、デューティサイクル補正回路100においてグリッチを引き起こし得る。図2に示されるデューティサイクル補正回路200は、これらのトランジスタについてのあらゆるグリッチを回避する。デューティサイクル補正回路200では、立ち下がりエッジ可変遅延回路105、立ち上がりエッジ可変遅延回路150、第1のスイッチトランジスタ115及び155、第2のスイッチトランジスタ120及び165、ラッチ130並びにインバータ145は全て、デューティサイクル補正回路100及び170に関連して説明したように動作する。しかしながら、デューティサイクル補正回路200内のインバータ110は、NORゲート215のような論理ゲートと置き換えられる。同様に、インバータ160は、第1のスイッチトランジスタ155のゲートを駆動するNANDゲート205のような論理ゲートと置き換えられる。
[0032]制御信号は、立ち上がりエッジ可変遅延回路150から信号b’も受ける、NANDゲート205の入力を駆動する。制御信号がローに駆動されると、NANDゲート205は、信号a’をハイに駆動して、第1のスイッチトランジスタ155をオンにし、これは、次に、未補正クロック信号の状態に関わらず既知の状態を有する。制御信号がハイに駆動されると、NANDゲート205は、インバータ160に関して説明されたように機能する。
[0033]インバータ210は、制御信号を、NORゲート215が受ける反転制御信号へと反転させ、これは、信号aを用いて第2のスイッチPMOSトランジスタ120のゲートを駆動する。NORゲート215はまた、立ち下がりエッジ可変遅延回路105から信号bを受ける。制御信号がローのとき、NORゲート215は、信号bに応答しないが、代わりに、信号aを接地させて、第2のスイッチPMOSトランジスタ120をオンである既知の状態にするだろう。制御信号がハイに駆動されると、NORゲート215は、インバータ110に関して説明されたように機能する。このように、デューティサイクル補正回路200は、制御信号がハイにアサートされている間、デューティサイクル補正回路100に関して説明されたものと類似して機能し得、制御信号がローにアサートされている間、既知のデフォルト状態を有する。
[0034]当業者であっても、未補正クロックバーストの開始時にどの状態を未補正クロックが有することになるかを確信することができないことに留意されたい。未補正クロックは、そのようなケースでは、ハイであることもローであることもあり得る。グリッチから保護するために、制御信号は、バーストの開始時にデアサート(接地)され得る。このように、第2のスイッチトランジスタ120及び第1のスイッチトランジスタ155は両方とも、クロックバーストの開始時にオンであろう。故に、バーストの開始時に未補正クロックがハイであるかローであるかは問題ではない。未補正クロックがハイである場合、立ち上がりエッジ遅延回路150は、第2のスイッチトランジスタ165をオンにするために信号b’をハイに駆動するだろう。次に、出力ノード125は、未補正クロックの立ち上がりエッジに続いて予想通りに接地されるだろう。その点において、に、バーストの開始時に未補正クロックがローである場合、立ち下がりエッジ遅延回路105は、第1のスイッチトランジスタ115がオンに切り替えられるように、信号bをローに駆動するだろう。次に、出力ノード125は、未補正クロックの立ち下がりエッジに続いて予想通りVDDに充電されるだろう。故に、制御信号をデアサートすることが、グリッチから保護することは認識されるだろう。一度制御信号がハイにアサートされると、デューティサイクル補正回路200の通常の動作が、デューティサイクル補正回路100に関して説明されたように類似して再開し得る。故に、制御信号は、イネーブルにされたとき、デューティサイクル補正回路がパワーオンされるときの出力ノード電圧の初期状態/条件を定義するのに寄与する。
[0035]デューティサイクル制御回路100について示されたように、パルス発生器175は、上述したように出力ノード電圧はパルス状にハイ又はパルス状にロウにされるように、第1及び第2のスイッチトランジスタ115、120、155及び165によって形成されるスタックを備え得る。しかしながら、このパルス発生は、幾らかの電流消費を伴い得る。例えば、出力ノード125がローにラッチされているとき、インバータ140内のNMOSトランジスタ(図示せず)は、出力ノード125を接地に放電している。第1及び第2のスイッチトランジスタ115及び120が出力ノード125をハイに充電する際、この充電することは初め、ラッチ130にラッチされた状態がそのバイナリ状態を「反転する」まで、この導通しているNMOSトランジスタと取り組まなければならない。同様の取り組みは、第1及び第2のスイッチトランジスタ155及び165が出力ノード125をローに引き下げるよう試みるときに、インバータ140内のPMOSトランジスタ(図示されない)で発生するだろう。故に、パルス発生器175とラッチ130との間のこれらの取り組みは、幾らかの電流を消費し得る。
[0036]代替的なパルス発生器実施形態は、低減された電流消費を有する。例えば、図3Aに示されるパルス発生器300は、第1及び第2のスイッチトランジスタ115、120、155及び165からなるスタックを含む。しかしながら、これらのトランジスタは、以下のようにラッチを形成することにも関与する。パルス発生器300は、第1及び第2のスイッチトランジスタ115、120、155及び165によって形成されるスタックと並列に第1及び第2のスイッチトランジスタからなる第2のスタックを含む。具体的には、第1のスイッチPMOSトランジスタ310は、電源ノードに結合されたそのソースと、第2のスイッチPMOSトランジスタ315のソースに結合されたドレインとを有する。第2のスイッチPMOSトランジスタ315のドレインは、出力ノード125に結合される。故に、第1及び第2のスイッチトランジスタ310及び315は、第1及び第2のスイッチトランジスタ115及び120に類似する。しかしながら、それらの制御は、第1のスイッチトランジスタ115が信号aによって制御されるのに対して、第1のスイッチトランジスタ310が信号bによって制御されるように逆にされる。同様に、第2のスイッチトランジスタ315が信号aによって制御されるのに対して、第2のスイッチトランジスタ120は信号bによって制御される。
[0037]第1及び第2のスイッチNMOSトランジスタ320及び325はまた、第1及び第2のスイッチトランジスタ155及び165に類似する。第1のスイッチトランジスタ320のドレインは、出力ノード125に結合され、そのソースは、第2のスイッチトランジスタ325のドレインに結合される。第2のスイッチトランジスタ325のソースは、接地に結合される。PMOSトランジスタ330は、第1のスイッチトランジスタ115及び310のドレイン間に結合される。同様に、NMOSトランジスタ335は、第1のスイッチトランジスタ155及び320のソース間に結合される。インバータ135は、電源ノードに結合されたソースを有するPMOSトランジスタ340のドレインにおいて内部信号cを生成する。PMOSトランジスタ340のドレインに結合されたドレインを有するNMOSトランジスタ345は、インバータ135を完結させる。出力ノード125は、インバータ135内のトランジスタのゲートを駆動する。内部信号cは、トランジスタ330及び335のゲートを駆動する。
[0038]パルス発生器300の動作は、信号a及びb並びに信号a’及びb’の相補的性質(complementary nature)を利用する。その点において、信号a及びbは、出力ノード125がパルス状にハイにされている短い期間の間を除き、相補状態(complementary state)を有する。同様に、信号a’及びb’は、出力ノード125がパルス状にローにされている短い期間の間を除き、相補状態を有する。トランジスタ330及び335に関して、内部信号cについての電圧状態に依存して、1つは導通することとなり、1つは遮断されることとなるだろう。出力ノード125が放電される場合、インバータ135は、トランジスタ335が導通するように、内部信号cをハイに駆動する。同時に、信号a’及びb’の相補的性質により、第2のスイッチトランジスタ165及び325のうちの1つが導通することとなるだろう。故に、トランジスタ325は、第2のスイッチトランジスタ165又は325の導通しているどちらかを介して、接地に結合されたソースを有するだろう。加えて、第1のスイッチトランジスタ155及び320のうちの1つもまた、トランジスタ325のためのドレインが、導通している第1のスイッチトランジスタ(155又は320の何れか)を介して出力ノード125に結合されるように、導通することとなるだろう。
[0039]トランジスタ330は、それが、第1のスイッチトランジスタ115及び310のうちの導通している方を介して電源ノードに結合されたソース端子を有することとなり、第2のスイッチトランジスタ120及び315のうちの導通している方を介して出力ノード125に結合されたドレインを有することとなる点で、トランジスタ335に類似する。故に、トランジスタ335及び330は、出力ノード125についての電圧状態が相応にラッチされるように、インバータ135と交差結合されたデューティサイクル補正回路100のインバータ140に類似したインバータを形成する。インバータ140とは異なり、トランジスタ335は、第1及び第2のスイッチトランジスタ115及び120(並びに、310及び315)が出力ノード125を充電している間、出力ノード125を一度も放電しないであろう。その点において、信号a及びbが両方とも瞬間的にローとなるように、未補正クロックはローに遷移していると仮定する。信号a’は、第1のスイッチトランジスタ320及び第2のスイッチトランジスタ165が、インバータ160(図1A及び1B)を介した処理遅延により、未補正クロックのロー遷移に続いて依然として瞬間的にオフとなるように、未補正クロックのロー遷移の前ローであった。しかしながら、信号b’は、第1及び第2のスイッチトランジスタ115、310、120及び315が出力ノード125をパルス状にハイにしている間、出力ノード125を接地する経路が存在しないように、信号bがローに遷移したのとほぼ同時にローに遷移するだろう。故に、出力ノード125が充電される間、放電しているNMOSトランジスタと取り組むことはない。
[0040]出力ノード125の放電は、未補正クロックの各立ち上がりエッジと類似して機能する。立ち上がりエッジの前、信号aはハイであり、そのため、第1のスイッチトランジスタ115及び第2のスイッチトランジスタ315が両方ともオフである。立ち上がりエッジの後、信号bはハイになるが、信号aは、インバータ110(図1A及び1B)内の処理遅延により、依然として瞬間的にハイになるであろう。故に、第1及び第2のスイッチトランジスタ155、320、165及び325は、さもなければ出力ノード125を放電することとなるであろう任意のPMOSトランジスタと取り組むことがなく出力ノード125を放電し得る。
[0041]代替的なパルス発生器350が、図3Bに示される。第1及び第2のスイッチトランジスタ115、120、155及び165は、前述したように機能する。同様に、インバータ135は、パルス発生器300に関して説明されたように機能する。ラッチは、インバータ135と交差結合されたインバータ370から形成される。インバータ370内のPMOSトランジスタ375は、出力ノード125に及びNMOSトランジスタ380のドレインに結合されたそのドレインを有する。これらのトランジスタ380及び375のうちの1つは、内部信号cがハイであるかローであるかに依存して、オンになるだろう。しかしながら、トランジスタ380及び375は何れも、第1及び第2のスイッチトランジスタ115、120、155及び165によって形成されたスタックによる出力ノード125の充電又は放電と取り組むであろう。例えば、PMOSトランジスタ375のソースは、PMOSトランジスタ375のソースと電源ノードとの間で並列に配列された一対のPMOSトランジスタ355及び360を介して電源ノードに結合される。PMOSトランジスタ355及び360は、PMOSトランジスタ375に、第1及び第2のスイッチトランジスタ155及び165による出力ノード125の放電を妨害させない。その点において、信号aは、PMOSトランジスタ355のゲートを駆動し、信号bは、PMOSトランジスタ360のゲートを駆動する。未補正クロックの立ち上がりエッジの後、第1及び第2のスイッチトランジスタ155及び165は、出力ノード125をパルス状にローにするために、両方ともオンになる(信号a’によって駆動されるスイッチトランジスタはどちらであっても瞬間的にだけオンになるであろうこと、これは、パルス発生器350では、第2のスイッチトランジスタ165である、に留意されたい)。この立ち上がりエッジに続いて、PMOSトランジスタ355はオフにされた。立ち上がりエッジの後、PMOSトランジスタ360はまた、インバータ110(図1A)内の処理遅延によりPMOSトランジスタ355が瞬間的にオフに留まる間、オフである。故に、出力ノード125が放電されている間、PMOSトランジスタ375のソースにおいて電源ノードへの接続は存在せず、これは、PMOSトランジスタ375とのあらゆる取り組みを防ぐ。
[0042]出力ノード125の充電は、NMOSトランジスタ380のソースが、並列配列されたNMOSトランジスタ385及び390を介して接地に結合される点で類似する。信号a’は、NMOSトランジスタ390のゲートを駆動し、信号b’は、NMOSトランジスタ385のゲートを駆動する。故に、未補正クロックの立ち下がりエッジの前に、NMOSトランジスタ390はオフにされる。立ち上がりエッジの後に、NMOSトランジスタ385は、インバータ160(図1A)を介した処理遅延によりNMOSトランジスタ390が瞬間的にオフに留まる間、オフに切り替えるだろう。故に、第1及び第2のスイッチトランジスタ115及び120は、NMOSトランジスタ380によるあらゆる放電と取り組むことなく出力ノード125をハイに充電し得る。デューティサイクル補正方法がここから説明されるだろう。
[0043]ここで図4を参照すると、デューティサイクル方法のためのフローチャートが提供される。方法は、未補正クロック信号のためのデューティサイクルが所望のデューティサイクルよりも大きいと決定することに応答するステップ400を含む。ステップ400は、第2の遅延信号を生成するために立ち上がりエッジ可変遅延回路を介して遅延なしに未補正クロック信号をパスしつつ、第1の遅延信号を生成するために立ち下がりエッジ可変遅延回路を介して未補正クロック信号を遅延させることを備える。そのような動作の例が、例えば、未補正デューティサイクルが、所望のデューティサイクルと比較して過度にハイであるときの、デューティサイクル補正回路100による信号b及びb’の発生に関して説明される。
[0044]方法は、未補正クロック信号のためのデューティサイクルが所望のデューティサイクルよりも小さいと決定することに応答する相補ステップ405を含む。ステップ405は、第1の遅延信号を生成するために立ち下がりエッジ可変遅延回路を介して遅延なしに未補正クロック信号をパスしつつ、第2の遅延信号を生成するために立ち上がりエッジ可変遅延回路を介して未補正クロック信号を遅延させることを備える。そのような動作の例が、例えば、未補正デューティサイクルが、所望のデューティサイクルと比較して過度にローであるときのデューティサイクル補正回路100による信号b及びb’の発生に関して説明される。
[0045]未補正デューティサイクルが過度にハイであったか過度にローであったかに関わらず、図4の方法は、第1の遅延信号に応答して出力ノード電圧を電源電圧にパルス化し、第2の遅延信号に応答して出力ノード電圧を接地にパルス化するステップ410を更に含む。例えば、デューティサイクル補正回路100内の出力ノード125についての電圧のパルス化は、ステップ410の例である。
[0046]現時点で当業者が認識するように、及び目前の特定のアプリケーションに依存して、多くの改良、置換及び変形が、本願の精神及び範囲から逸脱することなく、本開示のデバイスの材料、装置、構成及び使用方法において及びそれらに対してなされ得る。この点を踏まえて、本開示の範囲は、それらが単に幾つかの例であるため、本明細書で例示及び説明された特定の実施形態のそれに限定されるべきではなく、むしろ、以降に添付されている特許請求の範囲及びそれらの機能的な等価物の内容に相応すべきである。
[0046]現時点で当業者が認識するように、及び目前の特定のアプリケーションに依存して、多くの改良、置換及び変形が、本願の精神及び範囲から逸脱することなく、本開示のデバイスの材料、装置、構成及び使用方法において及びそれらに対してなされ得る。この点を踏まえて、本開示の範囲は、それらが単に幾つかの例であるため、本明細書で例示及び説明された特定の実施形態のそれに限定されるべきではなく、むしろ、以降に添付されている特許請求の範囲及びそれらの機能的な等価物の内容に相応すべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
デューティサイクル補正回路であって、
未補正クロック信号を第1の遅延信号に遅延するための立ち上がりエッジ可変遅延回路と、
前記第1の遅延信号を第1の反転遅延信号に反転するための第1のインバータと、
前記未補正クロック信号を第2の遅延信号に遅延するための立ち下がりエッジ可変遅延回路と、
前記第2の遅延信号を第2の反転遅延信号に反転するための第2のインバータと、
前記第1の遅延信号及び前記第1の反転遅延信号に応答して出力ノード電圧を電源電圧にパルス化するように構成されたパルス発生器と、ここで、前記パルス発生器は、前記第2の遅延信号及び前記第2の反転遅延信号に応答して前記出力ノード電圧を接地にパルス化するように更に構成される、
を備えるデューティサイクル補正回路。
[C2]
パルス化された前記出力ノード電圧をラッチするように構成されたラッチを更に備える、C1に記載のデューティサイクル補正回路。
[C3]
補正クロック信号を形成するために、ラッチされた前記パルス化された出力ノード電圧を反転するための第3のインバータを更に備える、C2に記載のデューティサイクル補正回路。
[C4]
前記パルス発生器は、第1の対のスイッチと第2の対のスイッチとを備える、C1に記載のデューティサイクル補正回路。
[C5]
前記第1の対のスイッチは、前記出力ノード電圧を搬送する出力ノードと電源ノードとの間に直列的に接続され、前記第2の対のスイッチは、前記出力ノードと接地との間に直列的に接続される、C4に記載のデューティサイクル補正回路。
[C6]
前記第1の対のスイッチは、前記第1の遅延信号を搬送するノードに結合されたゲートを有する第1のPMOSトランジスタと、前記第1の反転遅延信号を搬送するノードに結合されたゲートを有する第2のPMOSトランジスタとを備える、C5に記載のデューティサイクル補正回路。
[C7]
前記第2の対のスイッチは、前記第2の遅延信号を搬送するノードに結合されたゲートを有する第1のNMOSトランジスタと、前記第2の反転遅延信号を搬送するノードに結合されたゲートを有する第2のNMOSトランジスタとを備える、C5に記載のデューティサイクル補正回路。
[C8]
前記パルス発生器は、前記出力ノードと前記電源との間に結合された第3の対のスイッチと、前記出力ノードと接地との間に結合された第4の対のスイッチとを更に備える、C5に記載のデューティサイクル補正回路。
[C9]
交差結合された一対のインバータを更に備え、前記交差結合されたインバータは、前記第1の対、前記第2の対、前記第3の対及び前記第4の対のスイッチ内のスイッチを介して交差結合される、C8記載のデューティサイクル補正回路。
[C10]
交差結合された一対のインバータを更に備え、前記交差結合されたインバータのうちの1つは、前記出力ノード電圧を反転するように構成される、C5に記載のデューティサイクル補正回路。
[C11]
前記交差結合されたインバータのうちの残りの1つのための、前記電源ノードとPMOSトランジスタとの間に結合された第3のセットのスイッチを更に備える、C10記載のデューティサイクル補正回路。
[C12]
前記交差結合されたインバータのうちの残りの1つのための、接地とNMOSトランジスタとの間に結合された第3のセットのスイッチを更に備える、C10記載のデューティサイクル補正回路。
[C13]
制御信号を反転制御信号へと反転するように構成された第3のインバータを更に備え、前記第1のインバータは、前記第1の反転遅延信号を形成するために前記第1の遅延信号及び前記反転制御信号を処理するように構成された第1の論理ゲートを備え、前記第2のインバータは、前記第2の反転遅延信号を形成するために前記第2の遅延信号及び前記制御信号を処理するように構成された第2の論理ゲートを備える、C1に記載のデューティサイクル補正回路。
[C14]
前記第1の論理ゲートは、NORゲートを備え、前記第2の論理ゲートは、NANDゲートを備える、C13に記載のデューティサイクル補正回路。
[C15]
方法であって、
未補正クロック信号のためのデューティサイクルが所望のデューティサイクルよりも大きいと決定することに応答して、第2の遅延信号を生成するために遅延なしに立ち上がりエッジ可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号をパスしつつ、第1の遅延信号を生成するために立ち下がりエッジ可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号を遅延することと、
前記未補正クロック信号のための前記デューティサイクルが前記所望のデューティサイクルよりも小さいと決定することに応答して、前記第1の遅延信号を生成するために遅延なしに前記立ち下がりエッジ可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号をパスしつつ、前記第2の遅延信号を生成するために前記立ち上がりエッジ可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号を遅延することと、
前記第1の遅延信号に応答して出力ノード電圧を電源電圧にパルスし、前記第2の遅延信号に応答して前記出力ノード電圧を接地にパルス化することと、
パルス化された前記出力ノード電圧から、前記所望のデューティサイクルを有する補正クロック信号を生成することと
を備える方法。
[C16]
第1の反転遅延信号を形成するために前記第1の遅延信号を反転することを更に備え、前記出力ノード電圧を前記電源電圧にパルス化することは、前記第1の遅延信号及び前記第1の反転遅延信号が両方とも接地されるとき、前記出力ノード電圧を前記電源電圧にパルス化することを備える、C15に記載の方法。
[C17]
第2の反転遅延信号を形成するために前記第2の遅延信号を反転することを更に備え、前記出力ノード電圧を接地にパルス化することは、前記第2の遅延信号及び前記第2の反転遅延信号が両方とも前記電源電圧に充電されるとき、前記出力ノード電圧を接地することを備える、C15に記載の方法。
[C18]
パルス化された前記出力ノード電圧をラッチすることを更に備える、C15に記載の方法。
[C19]
前記補正クロック信号を生成することは、前記補正クロック信号を生成するために、ラッチされた前記パルス化された出力ノード電圧を反転することを備える、C18に記載の方法。
[C20]
前記第1の遅延信号を反転することは、論理ゲートにおいて制御信号を用いて前記第1の遅延信号を処理することを備える、C16に記載の方法。
[C21]
前記第2の遅延信号を反転することは、論理ゲートにおいて制御信号を用いて前記第2の遅延信号を処理することを備える、C17に記載の方法。
[C22]
方法であって、
未補正クロック信号のための未補正デューティサイクルが所望のデューティサイクルよりも大きいとの決定に応答して、
前記未補正デューティサイクルを前記所望のデューティサイクルへと補正するのに必要な立ち上がりエッジ遅延を決定することと、
第1の遅延信号を生成するために、前記立ち上がりエッジ遅延に従って、第1の可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号を遅延することと、
第2の遅延信号を生成するために、適用される遅延なしに第2の可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号を遅延することと、
前記第1の遅延信号における立ち上がりクロックエッジに応答して、前記補正クロック信号における立ち上がりクロックエッジを生成することと、
前記第2の遅延信号における立ち下がりエッジに応答して、前記補正クロック信号が前記所望のデューティサイクルを有するように、前記補正クロック信号における立ち下がりエッジを生成することと
を備える方法。
[C23]
前記未補正デューティサイクルが前記所望のデューティサイクルよりも小さいとの決定に応答して、
前記未補正デューティサイクルを前記所望のデューティサイクルへと補正するのに必要な立ち下がりエッジ遅延を決定することと、
第3の遅延信号を生成するために、適用される遅延なしに前記第1の可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号を遅延することと、
第4の遅延信号を生成するために、前記立ち下がりエッジ遅延に従って、前記第2の可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号を遅延することと、
前記第3の遅延信号における立ち上がりエッジに応答して、前記補正クロック信号における立ち上がりエッジを生成することと、
前記第2の遅延信号における立ち下がりエッジに応答して、前記補正クロック信号が前記所望のデューティサイクルを有するように、前記補正クロック信号における立ち下がりエッジを生成することと
を更に備える、C22に記載の方法。
[C24]
デューティサイクル補正回路であって、
未補正クロック信号を、第1の遅延信号及び第2の遅延信号へと独立して遅延するための手段と、
前記第1の遅延信号に応答して出力ノード電圧を電源電圧にパルス化するように構成されたパルス発生器と、前記パルス発生器は、前記第2の遅延信号に応答して前記出力ノード電圧を接地にパルス化するように更に構成される、
前記出力ノード電圧を補正クロック信号に反転するように構成された第1のインバータと
を備えるデューティサイクル補正回路。
[C25]
前記第1の遅延信号を第1の反転遅延信号に反転するように構成された第2のインバータ
を更に備え、前記パルス発生器は、前記第1の遅延信号及び前記第1の反転遅延信号の両方が接地されるとき、前記出力ノード電圧を前記電源電圧にパルス化するように更に構成される、C24に記載のデューティサイクル補正回路。
[C26]
前記第2の遅延信号を第2の反転遅延信号へと反転するように構成された第3のインバータ
を更に備え、前記パルス発生器は、前記第2の遅延信号及び前記第2の反転遅延信号の両方が前記電源電圧に充電されたとき、前記出力ノード電圧を接地にパルス化するように更に構成される、C25に記載のデューティサイクル補正回路。
[C27]
前記第2のインバータは、NORゲートを備える、C25に記載のデューティサイクル補正回路。
[C28]
前記第3のインバータは、NANDゲートを備える、C26に記載のデューティサイクル補正回路。
[C29]
前記パルス発生器は、第1の対のスイッチと第2の対のスイッチとを備える、C26に記載のデューティサイクル補正回路。
[C30]
前記第1の対のスイッチは、前記出力ノード電圧を搬送する出力ノードと電源ノードとの間に直列的に接続され、前記第2の対のスイッチは、前記出力ノードと接地との間に直列的に接続される、C29に記載のデューティサイクル補正回路。

Claims (30)

  1. デューティサイクル補正回路であって、
    未補正クロック信号を第1の遅延信号に遅延するための立ち上がりエッジ可変遅延回路と、
    前記第1の遅延信号を第1の反転遅延信号に反転するための第1のインバータと、
    前記未補正クロック信号を第2の遅延信号に遅延するための立ち下がりエッジ可変遅延回路と、
    前記第2の遅延信号を第2の反転遅延信号に反転するための第2のインバータと、
    前記第1の遅延信号及び前記第1の反転遅延信号に応答して出力ノード電圧を電源電圧にパルス化するように構成されたパルス発生器と、ここで、前記パルス発生器は、前記第2の遅延信号及び前記第2の反転遅延信号に応答して前記出力ノード電圧を接地にパルス化するように更に構成される、
    を備えるデューティサイクル補正回路。
  2. パルス化された前記出力ノード電圧をラッチするように構成されたラッチを更に備える、請求項1に記載のデューティサイクル補正回路。
  3. 補正クロック信号を形成するために、ラッチされた前記パルス化された出力ノード電圧を反転するための第3のインバータを更に備える、請求項2に記載のデューティサイクル補正回路。
  4. 前記パルス発生器は、第1の対のスイッチと第2の対のスイッチとを備える、請求項1に記載のデューティサイクル補正回路。
  5. 前記第1の対のスイッチは、前記出力ノード電圧を搬送する出力ノードと電源ノードとの間に直列的に接続され、前記第2の対のスイッチは、前記出力ノードと接地との間に直列的に接続される、請求項4に記載のデューティサイクル補正回路。
  6. 前記第1の対のスイッチは、前記第1の遅延信号を搬送するノードに結合されたゲートを有する第1のPMOSトランジスタと、前記第1の反転遅延信号を搬送するノードに結合されたゲートを有する第2のPMOSトランジスタとを備える、請求項5に記載のデューティサイクル補正回路。
  7. 前記第2の対のスイッチは、前記第2の遅延信号を搬送するノードに結合されたゲートを有する第1のNMOSトランジスタと、前記第2の反転遅延信号を搬送するノードに結合されたゲートを有する第2のNMOSトランジスタとを備える、請求項5に記載のデューティサイクル補正回路。
  8. 前記パルス発生器は、前記出力ノードと前記電源との間に結合された第3の対のスイッチと、前記出力ノードと接地との間に結合された第4の対のスイッチとを更に備える、請求項5に記載のデューティサイクル補正回路。
  9. 交差結合された一対のインバータを更に備え、前記交差結合されたインバータは、前記第1の対、前記第2の対、前記第3の対及び前記第4の対のスイッチ内のスイッチを介して交差結合される、請求項8記載のデューティサイクル補正回路。
  10. 交差結合された一対のインバータを更に備え、前記交差結合されたインバータのうちの1つは、前記出力ノード電圧を反転するように構成される、請求項5に記載のデューティサイクル補正回路。
  11. 前記交差結合されたインバータのうちの残りの1つのための、前記電源ノードとPMOSトランジスタとの間に結合された第3のセットのスイッチを更に備える、請求項10記載のデューティサイクル補正回路。
  12. 前記交差結合されたインバータのうちの残りの1つのための、接地とNMOSトランジスタとの間に結合された第3のセットのスイッチを更に備える、請求項10記載のデューティサイクル補正回路。
  13. 制御信号を反転制御信号へと反転するように構成された第3のインバータを更に備え、前記第1のインバータは、前記第1の反転遅延信号を形成するために前記第1の遅延信号及び前記反転制御信号を処理するように構成された第1の論理ゲートを備え、前記第2のインバータは、前記第2の反転遅延信号を形成するために前記第2の遅延信号及び前記制御信号を処理するように構成された第2の論理ゲートを備える、請求項1に記載のデューティサイクル補正回路。
  14. 前記第1の論理ゲートは、NORゲートを備え、前記第2の論理ゲートは、NANDゲートを備える、請求項13に記載のデューティサイクル補正回路。
  15. 方法であって、
    未補正クロック信号のためのデューティサイクルが所望のデューティサイクルよりも大きいと決定することに応答して、第2の遅延信号を生成するために遅延なしに立ち上がりエッジ可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号をパスしつつ、第1の遅延信号を生成するために立ち下がりエッジ可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号を遅延することと、
    前記未補正クロック信号のための前記デューティサイクルが前記所望のデューティサイクルよりも小さいと決定することに応答して、前記第1の遅延信号を生成するために遅延なしに前記立ち下がりエッジ可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号をパスしつつ、前記第2の遅延信号を生成するために前記立ち上がりエッジ可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号を遅延することと、
    前記第1の遅延信号に応答して出力ノード電圧を電源電圧にパルスし、前記第2の遅延信号に応答して前記出力ノード電圧を接地にパルス化することと、
    パルス化された前記出力ノード電圧から、前記所望のデューティサイクルを有する補正クロック信号を生成することと
    を備える方法。
  16. 第1の反転遅延信号を形成するために前記第1の遅延信号を反転することを更に備え、前記出力ノード電圧を前記電源電圧にパルス化することは、前記第1の遅延信号及び前記第1の反転遅延信号が両方とも接地されるとき、前記出力ノード電圧を前記電源電圧にパルス化することを備える、請求項15に記載の方法。
  17. 第2の反転遅延信号を形成するために前記第2の遅延信号を反転することを更に備え、前記出力ノード電圧を接地にパルス化することは、前記第2の遅延信号及び前記第2の反転遅延信号が両方とも前記電源電圧に充電されるとき、前記出力ノード電圧を接地することを備える、請求項15に記載の方法。
  18. パルス化された前記出力ノード電圧をラッチすることを更に備える、請求項15に記載の方法。
  19. 前記補正クロック信号を生成することは、前記補正クロック信号を生成するために、ラッチされた前記パルス化された出力ノード電圧を反転することを備える、請求項18に記載の方法。
  20. 前記第1の遅延信号を反転することは、論理ゲートにおいて制御信号を用いて前記第1の遅延信号を処理することを備える、請求項16に記載の方法。
  21. 前記第2の遅延信号を反転することは、論理ゲートにおいて制御信号を用いて前記第2の遅延信号を処理することを備える、請求項17に記載の方法。
  22. 方法であって、
    未補正クロック信号のための未補正デューティサイクルが所望のデューティサイクルよりも大きいとの決定に応答して、
    前記未補正デューティサイクルを前記所望のデューティサイクルへと補正するのに必要な立ち上がりエッジ遅延を決定することと、
    第1の遅延信号を生成するために、前記立ち上がりエッジ遅延に従って、第1の可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号を遅延することと、
    第2の遅延信号を生成するために、適用される遅延なしに第2の可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号を遅延することと、
    前記第1の遅延信号における立ち上がりクロックエッジに応答して、前記補正クロック信号における立ち上がりクロックエッジを生成することと、
    前記第2の遅延信号における立ち下がりエッジに応答して、前記補正クロック信号が前記所望のデューティサイクルを有するように、前記補正クロック信号における立ち下がりエッジを生成することと
    を備える方法。
  23. 前記未補正デューティサイクルが前記所望のデューティサイクルよりも小さいとの決定に応答して、
    前記未補正デューティサイクルを前記所望のデューティサイクルへと補正するのに必要な立ち下がりエッジ遅延を決定することと、
    第3の遅延信号を生成するために、適用される遅延なしに前記第1の可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号を遅延することと、
    第4の遅延信号を生成するために、前記立ち下がりエッジ遅延に従って、前記第2の可変遅延回路を介して前記未補正クロック信号を遅延することと、
    前記第3の遅延信号における立ち上がりエッジに応答して、前記補正クロック信号における立ち上がりエッジを生成することと、
    前記第2の遅延信号における立ち下がりエッジに応答して、前記補正クロック信号が前記所望のデューティサイクルを有するように、前記補正クロック信号における立ち下がりエッジを生成することと
    を更に備える、請求項22に記載の方法。
  24. デューティサイクル補正回路であって、
    未補正クロック信号を、第1の遅延信号及び第2の遅延信号へと独立して遅延するための手段と、
    前記第1の遅延信号に応答して出力ノード電圧を電源電圧にパルス化するように構成されたパルス発生器と、前記パルス発生器は、前記第2の遅延信号に応答して前記出力ノード電圧を接地にパルス化するように更に構成される、
    前記出力ノード電圧を補正クロック信号に反転するように構成された第1のインバータと
    を備えるデューティサイクル補正回路。
  25. 前記第1の遅延信号を第1の反転遅延信号に反転するように構成された第2のインバータ
    を更に備え、前記パルス発生器は、前記第1の遅延信号及び前記第1の反転遅延信号の両方が接地されるとき、前記出力ノード電圧を前記電源電圧にパルス化するように更に構成される、請求項24に記載のデューティサイクル補正回路。
  26. 前記第2の遅延信号を第2の反転遅延信号へと反転するように構成された第3のインバータ
    を更に備え、前記パルス発生器は、前記第2の遅延信号及び前記第2の反転遅延信号の両方が前記電源電圧に充電されたとき、前記出力ノード電圧を接地にパルス化するように更に構成される、請求項25に記載のデューティサイクル補正回路。
  27. 前記第2のインバータは、NORゲートを備える、請求項25に記載のデューティサイクル補正回路。
  28. 前記第3のインバータは、NANDゲートを備える、請求項26に記載のデューティサイクル補正回路。
  29. 前記パルス発生器は、第1の対のスイッチと第2の対のスイッチとを備える、請求項26に記載のデューティサイクル補正回路。
  30. 前記第1の対のスイッチは、前記出力ノード電圧を搬送する出力ノードと電源ノードとの間に直列的に接続され、前記第2の対のスイッチは、前記出力ノードと接地との間に直列的に接続される、請求項29に記載のデューティサイクル補正回路。
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