JP2017522004A5 - - Google Patents

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被験体における、多剤耐性(MDR)Acinetobacter baumanniiまたはEscherichia coliの細菌感染を処置する方法であって、被験体に、トブラマイシン、メロペネムおよびコリスチンの1つまたは複数から選択される抗生物質を本明細書に記載されているアンチセンスオリゴマーと組み合わせて投与することを含む、方法も含まれる。ある特定のアンチセンスオリゴマーは、アシルキャリアータンパク質(AcpP)をコードする細菌のacpP遺伝子のmRNA標的配列と特異的にハイブリダイズするのに十分な長さおよび相補性の標的化配列を含み、アンチセンスオリゴマーと抗生物質との組み合わせは、抗生物質単独に比べて、抗生物質に対してMDR AcinetobacterまたはMDR Escherichia coliの感受性を相乗的に高める。
本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
モルホリノサブユニット、および1つのサブユニットのモルホリノ窒素を隣接するサブユニットの5’環外炭素に接合するリン含有サブユニット間連結から構成され、かつ(a)約10〜40個のヌクレオチド塩基、ならびに(b)生化学的経路および/もしくは細胞プロセスに関連するタンパク質、または抗生物質耐性に関連するタンパク質をコードする細菌mRNA標的配列と特異的にハイブリダイズするのに十分な長さおよび相補性の標的化配列を有し、細胞透過性ペプチド(CPP)にコンジュゲートされている、アンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目2)
式(I):

のアンチセンスモルホリノオリゴマーまたは薬学的に許容されるその塩であって、
式中、各Nuは、一緒になって標的化配列を形成する核酸塩基であり、
Xは、9〜38の整数であり、
Tは、OHおよび式:

の部分から選択され、
式中、各R は、独立してC 〜C アルキルであり、R は、電子対およびHから選択され、R は、OH、−N(R )CH C(O)NH 、および式:

の部分から選択され、
式中、
は、HおよびC 〜C アルキルから選択され、
は、G、−C(O)−R OH、アシル、トリチルおよび4−メトキシトリチルから選択され、
は式−(O−アルキル) −のものであり、式中、yは、3〜10の整数であり、y個のアルキル基のそれぞれは、C 〜C アルキルから独立して選択され、
の各実例は、−N(R 10 11 であり、式中、各R 10 は、独立してC 〜C アルキルであり、R 11 は、電子対およびHから選択され、
は、H、G、アシル、トリチル、4−メトキシトリチル、ベンゾイル、ステアロイルおよび式:

の部分から選択され、
式中、Lは、−C(O)(CH C(O)−および−C(O)(CH (CH C(O)−から選択され、各R 12 は、式−(CH OC(O)N(R 14 のものであり、式中、各R 14 は、式−(CH NHC(=NH)NH のものであり、
は、電子対、HおよびC 〜C アルキルから選択され、
Gは、細胞透過性ペプチド(「CPP」)、ならびに−C(O)(CH NH−CPP、−C(O)(CH NH−CPP、−C(O)(CH NHC(O)(CH NH−CPPおよび−C(O)CH NH−CPPから選択されるリンカー部分であるか、またはGは、式:

のものであり、式中、前記CPPは、前記CPPのカルボキシ末端でアミド結合によって前記リンカー部分に付着しており、ただし、Gの1つのみの実例が存在し、
前記標的化配列が、生化学的経路および/または細胞プロセスならびに抗生物質耐性に関連するタンパク質の少なくとも1つから選択されるタンパク質をコードする細菌mRNA標的配列と特異的にハイブリダイズする、
アンチセンスモルホリノオリゴマーまたは薬学的に許容されるその塩。
(項目3)
前記標的配列が、前記細菌mRNAの翻訳開始コドン、および/または前記細菌mRNAの前記翻訳開始コドンの上流または下流の約30塩基内の配列を含む、項目1または2に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目4)
生化学的経路および/または細胞プロセスに関連する前記タンパク質が、脂肪酸生合成タンパク質である、項目1から3のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目5)
前記脂肪酸生合成タンパク質が、AcpPによってコードされたアシルキャリアータンパク質である、項目4に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目6)
前記標的配列が配列番号69または70であり、ここでチミン塩基(T)が任意選択でウラシル塩基(U)である、項目5に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目7)
前記脂肪酸生合成タンパク質が、AccAによってコードされるアセチル補酵素Aカルボキシラーゼのカルボキシルトランスフェラーゼアルファサブユニットである、項目4に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目8)
前記標的化配列が、配列番号1〜11で示されるか、配列番号1〜11の少なくとも10の連続するヌクレオチドのフラグメントを含むか、または配列番号1〜11に対して少なくとも80%の配列同一性を有する変異体を含み、ここでチミン塩基(T)が任意選択でウラシル塩基(U)である、項目1から7のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目9)
生化学的経路および/または細胞プロセスに関連する前記タンパク質が、MurAによってコードされるUDP−N−アセチルグルコサミン1−カルボキシビニルトランスフェラーゼであるペプチドグリカン生合成タンパク質である、項目1から3のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目10)
生化学的経路および/または細胞プロセスに関連する前記タンパク質が、リボソームタンパク質である、項目1から3のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目11)
前記リボソームタンパク質が、RpmBによってコードされる50Sリボソームタンパク質L28である、項目10に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目12)
生化学的経路および/または細胞プロセスに関連する前記タンパク質が、Adkによってコードされるアデニル酸キナーゼである細胞エネルギーホメオスタシスタンパク質である、項目1から3のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目13)
生化学的経路および/または細胞プロセスに関連する前記タンパク質が、InfAによりコードされる翻訳開始因子であるタンパク質生合成タンパク質である、項目1から3のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目14)
生化学的経路および/または細胞プロセスに関連する前記タンパク質が、FtsZによりコードされる、細菌の細胞分裂の隔壁の見込み部位において環に集合する細胞分裂タンパク質である、項目1から3のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目15)
生化学的経路および/または細胞プロセスに関連する前記タンパク質が、RpoDによってコードされるRNAポリメラーゼであるRNA合成タンパク質のシグマD因子である、項目1から3のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目16)
生化学的経路および/または細胞プロセスに関連する前記タンパク質が、AroCによってコードされるコリスミ酸シンターゼ(5−エノールピルビルシキミ酸−3−リン酸ホスホリアーゼ)である芳香族化合物の生合成タンパク質である、項目1から3のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目17)
前記標的化配列が、配列番号12〜53で示されるか、配列番号12〜53の少なくとも10の連続するヌクレオチドのフラグメントを含むか、または配列番号12〜53に対して少なくとも80%の配列同一性を有する変異体を含み、ここでチミン塩基(T)が任意選択でウラシル塩基(U)である、項目1から3または9から16のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目18)
抗生物質耐性に関連する前記タンパク質が、TEMベータ−ラクタマーゼ(BlaT)、クロラムフェニコール耐性遺伝子Cmlおよび耐性−小結節形成−細胞分裂(RND)型多剤排出ポンプサブユニットAdeA(adeA)の少なくとも1つから選択される、項目1から3のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目19)
前記標的化配列が、配列番号54〜56で示されるか、配列番号54〜56の少なくとも10の連続するヌクレオチドのフラグメントを含むか、または配列番号54〜56に対して少なくとも80%の配列同一性を有する変異体を含み、ここでチミン塩基(T)が任意選択でウラシル塩基(U)である、項目1から3または18のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目20)
Tが、

から選択される、項目2に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目21)
が、H、G、アシル、トリチル、4−メトキシトリチル、ベンゾイルおよびステアロイルから選択される、項目2または20に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目22)
Tが、

から選択され、
が、Gである、項目2、20または21のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目23)
Tが、式:

のものであり、
が、式:

のものであり、
が、Gである、項目2に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目24)
Tが、式:

のものであり、
が、Gである、前出の項目2または20から23のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目25)
Tが、式:

のものである、項目2に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目26)
が、H、アシル、トリチル、4−メトキシトリチル、ベンゾイルおよびステアロイルから選択される、項目25に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目27)
の少なくとも1つの実例が、−N(CH である、項目2または20から26のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目28)
各R が、−N(CH である、項目27に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目29)
前記CPPが、


から選択され、
が、H、アセチル、ベンゾイルおよびステアロイルから選択される、
前出の項目のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目30)
Gが、



から選択され、
が、H、アセチル、ベンゾイルおよびステアロイルから選択される、
項目2または20から28のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目31)
前記アンチセンスオリゴマーが、




から選択される式(VII)のもの、または上記のいずれかの薬学的に許容される塩であり、
式中、R は、H、アセチル、ベンゾイルおよびステアロイルから選択され、R は、H、アセチル、ベンゾイル、ステアロイル、トリチルおよび4−メトキシトリチルから選択され、XおよびNuは、項目1において定義した通りである、
前出の項目のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目32)
がアセチルであり、R がHである、項目31に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目33)
前記標的化配列が、
a) 配列番号1(CTTCGATAGTG)(Xは9である)
b) 配列番号2(ATATCGCTCAC)(Xは9である)
c) 配列番号3(ATTCTCCTCAT)(Xは9である)
d) 配列番号4(CACAGGAATTC)(Xは9である)
e) 配列番号5(TTGCCATTAGC)(Xは9である)
f) 配列番号6(CTGTAGTGATTTCACCA)(Xは15である)
g) 配列番号7(TTATCTACCAT)(Xは9である)
h) 配列番号8(GCACGTTTCAT)(Xは9である)
i) 配列番号9(AGAAAACCCAT)(Xは9である)
j) 配列番号10(TTGATAGTCAT)(Xは9である)、および
k) 配列番号11(GCTTTTTTCAT)(Xは9である)
から選択され、ここでチミン塩基(T)はウラシル塩基(U)であってもよい、
項目2から3または20から32のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目34)
前記標的化配列が、
a) 配列番号12(ATCCATTTAGT)(Xは9である)
b) 配列番号13(CATTTAGTTTG)(Xは9である)
c) 配列番号14(AATTTATCCAT)(Xは9である)
d) 配列番号15(AAATTTATCCA)(Xは9である)
e) 配列番号16(ACTCGGGACAT)(Xは9である)
f) 配列番号17(CTATTCTCCAA)(Xは9である)
g) 配列番号18(GGCAGACTCGG)(Xは9である)
h) 配列番号19(CTTAGACATGG)(Xは9である)
i) 配列番号20(ATGATACGCAT)(Xは9である)
j) 配列番号21(TCTTTGGCCAT)(Xは9である)
k) 配列番号22(TCAAATGAGGC)(Xは9である)
l) 配列番号23(AATGAGGCCAT)(Xは9である)
m) 配列番号24(ATAGTTTCTCTCC)(Xは11である)
n) 配列番号25(TCATCTTTGCT)(Xは9である)
o) 配列番号26(TTTTGCTCCAT)(Xは9である)
p) 配列番号27(TTCCCTGCCAT)(Xは9である)
q) 配列番号28(TTTCCAGCCAT)(Xは9である)
r) 配列番号29(ACGCTAATCAT)(Xは9である)
s) 配列番号30(TGTTTGATCAT)(Xは9である)
t) 配列番号31(AATTCGAGCAT)(Xは9である)
u) 配列番号32(TGTTAAAGAGC)(Xは9である)
v) 配列番号33(CTTGTAACCACACCA)(Xは13である)
w) 配列番号34(GGTGCAGTCAT)(Xは9である)
x) 配列番号35(GACTTAATCAA)(Xは9である)
y) 配列番号36(CTACTGGTCAT)(Xは9である)
z) 配列番号37(CATTGAGATTT)(Xは9である)
aa) 配列番号38(ACATCTGTCAT)(Xは9である)
bb) 配列番号39(TTCTGATTCAT)(Xは9である)
cc) 配列番号40(GTATATGCCAT)(Xは9である)
dd) 配列番号41(TCCTGCATCAT)(Xは9である)
ee) 配列番号42(ATATACCTCAT)(Xは9である)
ff) 配列番号43(GTTACCCTGACCGACCA)(Xは15である)
gg) 配列番号44(GTTACCCTGACCACCA)(Xは14である)
hh) 配列番号45(TGTTTCATACG)(Xは9である)
ii) 配列番号46(GGTTTGCCAAG)(Xは9である)
jj) 配列番号47(TGTTTCACCAT)(Xは9である)
kk) 配列番号48(IIIITCGCCAA)(Xは9である)
ll) 配列番号49(CTCTTAATGAT)(Xは9である)
mm) 配列番号50(ATCCACACAAG)(Xは9である)
nn) 配列番号51(TCCACCAAGTCACCA)(Xは13である)
oo) 配列番号52(AGAGTTCAAGG)(Xは9である)
pp) 配列番号53(GGTGCTCAAAC)(Xは9である)
から選択され、ここでチミン塩基(T)はウラシル塩基(U)であってもよい、
項目2から3または20から32のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目35)
前記標的化配列が、
a) 配列番号54(ATACTGTCCAA)
b) 配列番号55(CTCTTCCTTTT)、および
c) 配列番号56(TCCTTCTGATT)
から選択され、ここでチミン塩基(T)はウラシル塩基(U)であってもよい、
項目2から3または20から32のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
(項目36)
薬学的に許容される担体およびアンチセンスモルホリノオリゴマーを含む医薬組成物であって、前記アンチセンスモルホリノオリゴマーは、モルホリノサブユニット、および1つのサブユニットのモルホリノ窒素を隣接するサブユニットの5’環外炭素に接合するリン含有サブユニット間連結から構成され、かつ(a)約10〜40個のヌクレオチド塩基、ならびに(b)生化学的経路および/もしくは細胞プロセスに関連するタンパク質、または抗生物質耐性に関連するタンパク質をコードする細菌mRNA標的配列と特異的にハイブリダイズするのに十分な長さおよび相補性の標的化配列を有し、細胞透過性ペプチド(CPP)にコンジュゲートされている、医薬組成物。
(項目37)
前記アンチセンスモルホリノオリゴマーが、式(I):

のものまたは薬学的に許容されるその塩であり、
式中、各Nuは、一緒になって標的化配列を形成する核酸塩基であり、
Xは、9〜38の整数であり、
Tは、OHおよび式:

の部分から選択され、
式中、各R は、独立してC 〜C アルキルであり、R は、電子対およびHから選択され、R は、OH、−N(R )CH C(O)NH 、および式:

の部分から選択され、
式中、
は、HおよびC 〜C アルキルから選択され、
は、G、−C(O)−R OH、アシル、トリチルおよび4−メトキシトリチルから選択され、
は式−(O−アルキル) −のものであり、式中、yは、3〜10の整数であり、y個のアルキル基のそれぞれは、C 〜C アルキルから独立して選択され、
の各実例は、−N(R 10 11 であり、式中、各R 10 は、独立してC 〜C アルキルであり、R 11 は、電子対およびHから選択され、
は、H、G、アシル、トリチル、4−メトキシトリチル、ベンゾイル、ステアロイルおよび式:

の部分から選択され、
式中、Lは、−C(O)(CH C(O)−および−C(O)(CH (CH C(O)−から選択され、各R 12 は、式−(CH OC(O)N(R 14 のものであり、式中、各R 14 は、式−(CH NHC(=NH)NH のものであり、
は、電子対、HおよびC 〜C アルキルから選択され、
Gは、細胞透過性ペプチド(「CPP」)、ならびに−C(O)(CH NH−CPP、−C(O)(CH NH−CPP、−C(O)(CH NHC(O)(CH NH−CPPおよび−C(O)CH NH−CPPから選択されるリンカー部分であるか、またはGは、式:

のものであり、式中、前記CPPは、前記CPPのカルボキシ末端でアミド結合によって前記リンカー部分に付着しており、ただし、Gの1つのみの実例が存在し、
前記標的化配列が、生化学的経路および/または細胞プロセスならびに抗生物質耐性に関連するタンパク質の少なくとも1つから選択されるタンパク質をコードする細菌mRNA標的配列と特異的にハイブリダイズする、
項目36に記載の医薬組成物。
(項目38)
細菌における、生化学的経路および/または細胞プロセスならびに抗生物質耐性に関連するタンパク質の少なくとも1つから選択されるタンパク質の発現および活性を低下させる方法であって、前記細菌をアンチセンスモルホリノオリゴマーに接触させることを含み、前記アンチセンスモルホリノオリゴマーは、モルホリノサブユニット、および1つのサブユニットのモルホリノ窒素を隣接するサブユニットの5’環外炭素に接合するリン含有サブユニット間連結から構成され、かつ(a)約10〜40個のヌクレオチド塩基、ならびに(b)生化学的経路および/もしくは細胞プロセスに関連するタンパク質、または抗生物質耐性に関連するタンパク質をコードする細菌mRNA標的配列と特異的にハイブリダイズするのに十分な長さおよび相補性の標的化配列を有し、前記オリゴマーは、細胞透過性ペプチド(CPP)にコンジュゲートされている、方法。
(項目39)
前記アンチセンスモルホリノオリゴマーが、式(I):

のものまたは薬学的に許容されるその塩であり、
式中、各Nuは、一緒になって標的化配列を形成する核酸塩基であり、
Xは、9〜38の整数であり、
Tは、OHおよび式:

の部分から選択され、
式中、各R は、独立してC 〜C アルキルであり、R は、電子対およびHから選択され、R は、OH、−N(R )CH C(O)NH 、および式:

の部分から選択され、
式中、
は、HおよびC 〜C アルキルから選択され、
は、G、−C(O)−R OH、アシル、トリチルおよび4−メトキシトリチルから選択され、
は式−(O−アルキル) −のものであり、式中、yは、3〜10の整数であり、y個のアルキル基のそれぞれは、C 〜C アルキルから独立して選択され、
の各実例は、−N(R 10 11 であり、式中、各R 10 は、独立してC 〜C アルキルであり、R 11 は、電子対およびHから選択され、
は、H、G、アシル、トリチル、4−メトキシトリチル、ベンゾイル、ステアロイルおよび式:

の部分から選択され、
式中、Lは、−C(O)(CH C(O)−および−C(O)(CH (CH C(O)−から選択され、各R 12 は、式−(CH OC(O)N(R 14 のものであり、式中、各R 14 は、式−(CH NHC(=NH)NH のものであり、
は、電子対、HおよびC 〜C アルキルから選択され、
Gは、細胞透過性ペプチド(「CPP」)、ならびに−C(O)(CH NH−CPP、−C(O)(CH NH−CPP、−C(O)(CH NHC(O)(CH NH−CPPおよび−C(O)CH NH−CPPから選択されるリンカー部分であるか、またはGは、式:

のものであり、
式中、前記CPPは、前記CPPのカルボキシ末端でアミド結合によって前記リンカー部分に付着しており、ただし、Gの1つのみの実例が存在し、
前記標的化配列が、生化学的経路および/または細胞プロセスならびに抗生物質耐性に関連するタンパク質の少なくとも1つから選択されるタンパク質をコードする細菌mRNA標的配列と特異的にハイブリダイズする、
項目38に記載の方法。
(項目40)
前記細菌が、被験体内にあり、前記方法は、前記被験体に前記アンチセンスオリゴマーを投与することを含む、項目38または39に記載の方法。
(項目41)
前記細菌が、EscherichiaおよびAcinetobacterの属から選択される、前出の項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目42)
前記細菌が、EscherichiaまたはAcinetobacterの抗生物質耐性株、およびEscherichiaまたはAcinetobacterの多剤耐性(MDR)株から選択される、前出の項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目43)
前記細菌が、Escherichia coliまたはAcinetobacter baumanniiである、前出の項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目44)
前記オリゴマーと抗微生物剤とを個別にまたは同時に投与することを含み、場合により、前記オリゴマーの投与により前記抗微生物剤への前記細菌の感受性が向上する、前出の項目のいずれか一項に記載の方法。
(項目45)
前記抗微生物剤が、β−ラクタム系抗生物質、アミノグリコシド系抗生物質およびポリミキシンの1つまたは複数から選択される、項目44に記載の方法。
(項目46)
前記オリゴマーと前記抗微生物剤との組み合わせが、前記オリゴマーおよび/または前記微生物剤単独と比べて、前記細菌の前記抗生物質への感受性を相乗的に向上させる、項目44または45に記載の方法。

Claims (15)

  1. モルホリノサブユニット、および1つのサブユニットのモルホリノ窒素を隣接するサブユニットの5’環外炭素に接合するリン含有サブユニット間連結から構成され、かつ(a)約10〜40個のヌクレオチド塩基、ならびに(b)生化学的経路および/もしくは細胞プロセスに関連するタンパク質、または抗生物質耐性に関連するタンパク質をコードする細菌mRNA標的配列と特異的にハイブリダイズするのに十分な長さおよび相補性の標的化配列を有し、細胞透過性ペプチド(CPP)にコンジュゲートされている、アンチセンスモルホリノオリゴマー。
  2. 式(I):

    のアンチセンスモルホリノオリゴマーまたは薬学的に許容されるその塩であって、
    式中、各Nuは、一緒になって標的化配列を形成する核酸塩基であり、
    Xは、9〜38の整数であり、
    Tは、OHおよび式:

    の部分から選択され、
    式中、各Rは、独立してC〜Cアルキルであり、Rは、電子対およびHから選択され、Rは、OH、−N(R)CHC(O)NH、および式:

    の部分から選択され、
    式中、
    は、HおよびC〜Cアルキルから選択され、
    は、G、−C(O)−ROH、アシル、トリチルおよび4−メトキシトリチルから選択され、
    は式−(O−アルキル)−のものであり、式中、yは、3〜10の整数であり、y個のアルキル基のそれぞれは、C〜Cアルキルから独立して選択され、
    の各実例は、−N(R1011であり、式中、各R10は、独立してC〜Cアルキルであり、R11は、電子対およびHから選択され、
    は、H、G、アシル、トリチル、4−メトキシトリチル、ベンゾイル、ステアロイルおよび式:

    の部分から選択され、
    式中、Lは、−C(O)(CHC(O)−および−C(O)(CH(CHC(O)−から選択され、各R12は、式−(CHOC(O)N(R14のものであり、式中、各R14は、式−(CHNHC(=NH)NHのものであり、
    は、電子対、HおよびC〜Cアルキルから選択され、
    Gは、細胞透過性ペプチド(「CPP」)、ならびに−C(O)(CHNH−CPP、−C(O)(CHNH−CPP、−C(O)(CHNHC(O)(CHNH−CPPおよび−C(O)CHNH−CPPから選択されるリンカー部分であるか、またはGは、式:

    のものであり、式中、前記CPPは、前記CPPのカルボキシ末端でアミド結合によって前記リンカー部分に付着しており、ただし、Gの1つのみの実例が存在し、
    前記標的化配列が、生化学的経路および/または細胞プロセスならびに抗生物質耐性に関連するタンパク質の少なくとも1つから選択されるタンパク質をコードする細菌mRNA標的配列と特異的にハイブリダイズする、
    アンチセンスモルホリノオリゴマーまたは薬学的に許容されるその塩。
  3. Tが、

    から選択される、請求項2に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
  4. Tが、式:

    のものであり、
    が、Gである、請求項2に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
  5. Tが、式:

    のものである、請求項2に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
  6. の少なくとも1つの実例が、−N(CHである、請求項2から5のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
  7. 各Rが、−N(CHである、請求項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
  8. 前記CPPが、


    から選択され、
    が、H、アセチル、ベンゾイルおよびステアロイルから選択される、
    請求項2〜7のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
  9. Gが、



    から選択され、
    が、H、アセチル、ベンゾイルおよびステアロイルから選択される、
    請求項2から7のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
  10. 前記アンチセンスオリゴマーが、




    から選択される式(VII)のもの、または上記のいずれかの薬学的に許容される塩であり、
    式中、Rは、H、アセチル、ベンゾイルおよびステアロイルから選択され、Rは、H、アセチル、ベンゾイル、ステアロイル、トリチルおよび4−メトキシトリチルから選択され、XおよびNuは、請求項1において定義した通りである、
    請求項1から9のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
  11. 前記標的化配列が、
    a) 配列番号1(CTTCGATAGTG)(Xは9である)
    b) 配列番号2(ATATCGCTCAC)(Xは9である)
    c) 配列番号3(ATTCTCCTCAT)(Xは9である)
    d) 配列番号4(CACAGGAATTC)(Xは9である)
    e) 配列番号5(TTGCCATTAGC)(Xは9である)
    f) 配列番号6(CTGTAGTGATTTCACCA)(Xは15である)
    g) 配列番号7(TTATCTACCAT)(Xは9である)
    h) 配列番号8(GCACGTTTCAT)(Xは9である)
    i) 配列番号9(AGAAAACCCAT)(Xは9である)
    j) 配列番号10(TTGATAGTCAT)(Xは9である)、および
    k) 配列番号11(GCTTTTTTCAT)(Xは9である)
    から選択され、ここでチミン塩基(T)はウラシル塩基(U)であってもよい、
    請求項2から10のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
  12. 前記標的化配列が、
    a) 配列番号12(ATCCATTTAGT)(Xは9である)
    b) 配列番号13(CATTTAGTTTG)(Xは9である)
    c) 配列番号14(AATTTATCCAT)(Xは9である)
    d) 配列番号15(AAATTTATCCA)(Xは9である)
    e) 配列番号16(ACTCGGGACAT)(Xは9である)
    f) 配列番号17(CTATTCTCCAA)(Xは9である)
    g) 配列番号18(GGCAGACTCGG)(Xは9である)
    h) 配列番号19(CTTAGACATGG)(Xは9である)
    i) 配列番号20(ATGATACGCAT)(Xは9である)
    j) 配列番号21(TCTTTGGCCAT)(Xは9である)
    k) 配列番号22(TCAAATGAGGC)(Xは9である)
    l) 配列番号23(AATGAGGCCAT)(Xは9である)
    m) 配列番号24(ATAGTTTCTCTCC)(Xは11である)
    n) 配列番号25(TCATCTTTGCT)(Xは9である)
    o) 配列番号26(TTTTGCTCCAT)(Xは9である)
    p) 配列番号27(TTCCCTGCCAT)(Xは9である)
    q) 配列番号28(TTTCCAGCCAT)(Xは9である)
    r) 配列番号29(ACGCTAATCAT)(Xは9である)
    s) 配列番号30(TGTTTGATCAT)(Xは9である)
    t) 配列番号31(AATTCGAGCAT)(Xは9である)
    u) 配列番号32(TGTTAAAGAGC)(Xは9である)
    v) 配列番号33(CTTGTAACCACACCA)(Xは13である)
    w) 配列番号34(GGTGCAGTCAT)(Xは9である)
    x) 配列番号35(GACTTAATCAA)(Xは9である)
    y) 配列番号36(CTACTGGTCAT)(Xは9である)
    z) 配列番号37(CATTGAGATTT)(Xは9である)
    aa) 配列番号38(ACATCTGTCAT)(Xは9である)
    bb) 配列番号39(TTCTGATTCAT)(Xは9である)
    cc) 配列番号40(GTATATGCCAT)(Xは9である)
    dd) 配列番号41(TCCTGCATCAT)(Xは9である)
    ee) 配列番号42(ATATACCTCAT)(Xは9である)
    ff) 配列番号43(GTTACCCTGACCGACCA)(Xは15である)
    gg) 配列番号44(GTTACCCTGACCACCA)(Xは14である)
    hh) 配列番号45(TGTTTCATACG)(Xは9である)
    ii) 配列番号46(GGTTTGCCAAG)(Xは9である)
    jj) 配列番号47(TGTTTCACCAT)(Xは9である)
    kk) 配列番号48(IIIITCGCCAA)(Xは9である)
    ll) 配列番号49(CTCTTAATGAT)(Xは9である)
    mm) 配列番号50(ATCCACACAAG)(Xは9である)
    nn) 配列番号51(TCCACCAAGTCACCA)(Xは13である)
    oo) 配列番号52(AGAGTTCAAGG)(Xは9である)
    pp) 配列番号53(GGTGCTCAAAC)(Xは9である)
    から選択され、ここでチミン塩基(T)はウラシル塩基(U)であってもよい、
    請求項2から10のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
  13. 前記標的化配列が、
    a) 配列番号54(ATACTGTCCAA)
    b) 配列番号55(CTCTTCCTTTT)、および
    c) 配列番号56(TCCTTCTGATT)
    から選択され、ここで、Xは9であり、チミン塩基(T)はウラシル塩基(U)であってもよい、
    請求項2から10のいずれか一項に記載のアンチセンスモルホリノオリゴマー。
  14. 薬学的に許容される担体およびアンチセンスモルホリノオリゴマーを含む医薬組成物であって、前記アンチセンスモルホリノオリゴマーは、請求項2において定義した通りである、医薬組成物。
  15. 細菌における、生化学的経路および/または細胞プロセスならびに抗生物質耐性に関連するタンパク質の少なくとも1つから選択されるタンパク質の発現および活性を低下させるのに使用するための、請求項2において定義した通りのアンチセンスモルホリノオリゴマーを含む組成物
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