JP2017519386A - インダクタ用ドライバ回路およびドライバ回路を備えたアクティブ送信装置 - Google Patents

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Abstract

ここに記載されているのは、ドライバ回路およびアクティブ送信装置であり、ここでは第1コンデンサ(4)および第2コンデンサ(12)からなる直列回路を充電電流を用いて基準電圧に充電し、充電したこれらのコンデンサをインダクタ(1)を介して振動的に放電させる。ここではインダクタを流れる電流が、完全な一振動周期またはその倍数周期を走破した時に上記の放電が終了する。

Description

本発明は、インダクタ、特に誘導アンテナ用のドライバ回路に関しており、また特にキーレス車両アクセスシステムおよびスタートシステム用の、ドライバ回路を備えたアクティブ送信装置に関する。
例えばパッシッブ始動エントリシステム(PASE)のようなキーレス車両アクセスシステムおよび始動システムは、車両キーを能動的に使用することなく車両を解錠しかつスタートボタンを操作するだけで車両を始動するための自動システムである。解錠および始動は、車両操縦者自身が携帯している、チップを備えた電子キーによって可能になる。車両からは、この車両に設けられた少なくとも1つのアンテナを介し、符号化された問い合わせ信号が、LF周波数(LFは、例えば20kHz〜200kHzの周波数の"Low Frequency"を表す)で周期的に送信される。その上でこのシステムは、UHF領域(UHFは、例えば3桁のMHz周波数領域の"Ultra High Frequency"を表す)における受信モードに移行して確認を待機する。トランスポンダを備えたキーが到達範囲に存在する場合、このキーはLF信号を受信し、これを復号化し、新たな符号と共にこれをUHF信号として再び送信する。このUHF信号は車両において復号化される。この車両には2つの符号テーブルが既知であるため、この車両は、それ自体がはじめに送信したものと、今まさに受信した信号とを比較し、一致した場合にはアクセスを許可する。所定の時間内に正しい応答がない場合、なにも行われず、システムは再びスタンバイ状態に切り換わる。エンジン始動過程は実質的に上記のアクセスコントロールの過程に対応するが、この際にはエンジンスタートボタンを操作するだけでよい。
上記のLF信号を送信するアンテナとしてはもっぱら誘導アンテナが使用され、この誘導アンテナは、(マグネチックループアンテナまたはフェライトバーアンテナとしても知られている)例えば巻線を備えたフェライトコアとして構成される。誘電アンテナのインダクタは、コンデンサと共に振動回路において動作されることが多い。このような振動回路のエネルギ消費は一般的に、アクセスおよびスタートシステムの全体消費電力を可能な限りに少なく維持するため、可能な限りに高いQおよび正確な周波数調整によって低く維持される。消費電力が少ないことは、例えば、そうでなければ、車両の停車時間が比較的長い場合に車両バッテリが迅速に放電してしまい得るというような理由だけからも望ましい。しかしながら高いQ(良度)は、伝送データ速度を制限し、Qが高い場合には正確な同調にはいくらかのコストがかかる。したがって流通している装置は、データ速度と、コストと、エネルギ消費との間の不十分な妥協の産物であることが多い。
したがって高いQ(したがって消費電力が少ない)と同時に十分に高いデータ速度を得ることができる擬似共振振動回路ドライバが公知である。しかしながらこのドライバ回路の欠点は、これがさまざまな無線適合規則を遵守していないことである。これらの無線適合規則によって保証しようしているのは、例えば無線放送(ラジオおよびテレビ)、移動無線サービス(警察および安全サービス)または移動電話のような別の無線サービスの運用に支障がでないようにすることである。これらの擬似共振ドライバ回路の別の欠点は、電磁両立性EMC(electromagnetic compatibility)についての自動車メーカのガイドラインが遵守されていないことである。
本発明の課題は、上記の点に関して改善されたインダクタ用ドライバ回路を提供することである。さらに本発明では、振動回路を有する改善されたアクティブ送信装置を提供する。
上記の課題は、請求項1に記載したインダクタ用ドライバ回路または請求項13に記載したアクティブ送信装置によって解決される。
本発明による、インダクタ用のドライバ回路には、直列接続された2つのコンデンサ、これらのコンデンサからなる直列回路に対して基準電圧を供給する2つの入力路、および、コンデンサからなる直列回路にインダクタを接続する2つの出力路が含まれている。さらにこのドライバ回路には、2つの入力路のうちの1つに接続されている第1の制御可能なスイッチと、2つの出力路のうちの1つに接続されている第2の制御可能なスイッチと、2つの出力路のうちの別の1つに接続されている第3の制御可能なスイッチとが含まれている。2つのコンデンサの共通のノードと、インダクタとの間には抵抗が接続されている。2つ出力路のうちの1つには電流測定装置が接続されており、この電流測定装置は、インダクタを流れる電流を測定するように形成されている。電流測定装置に後置接続されているスイッチ制御装置は、インダクタを流れる電流を評価し、かつ、このスイッチ制御装置は、最初に、第2および第3のスイッチが開いている際に、第1スイッチを閉じて、複数のコンデンサの直列回路を基準電圧で充電し、つぎに、第1スイッチを開きかつ第2および第3スイッチを同時に閉じて、複数のコンデンサをインダクタを介して振動的に放電する、ように構成されており、ここでは、インダクタを流れる電流が、完全な一振動周期またはその倍数の周期を走破した時に、第2スイッチおよび第3スイッチが再度同時に開かれる。
本発明によるドライバ回路の利点は、回路コストおよび調整コストが少なく、電流消費が少なく、また障害信号放出が比較的少ないことである。さらに本発明によるドライバ回路により、無線適合規則を遵守することができる。
第1コンデンサおよび第2コンデンサはそれぞれ同じ容量を有していてよい。これにより、スイッチ過程中のインダクタの端子における電位の総和を実質的に一定に維持することができ、これによりスイッチングの際の放射が低減される。
スイッチ制御装置は、測定した電流のゼロクロスを検出して、2つのゼロクロスまたは2つのゼロクロスの整数倍の後、第2および第3スイッチを開くように形成することが可能である。ゼロクロスの検出は、振動周期の終わりを確認する簡単かつ効率的な選択肢である。
スイッチ制御装置は、変調信号用の変調入力部を有することができ、かつ、第1スイッチ、第2スイッチおよび第3スイッチのスイッチサイクルを変調信号に依存して制御し、これによって有利にも多様な複数の応用例が開発されるように構成することができる。
スイッチ制御装置はさらに、アンテナ電流の位相シフトキーイング変調または振幅シフトキーイング変調または周波数シフトキーイング変調を行うように形成することが可能である。スイッチ制御装置により、変調時に1の効果的なQが得られ、これに対して振動回路は、高いQで、ひいてはエネルギを大きく節約して動作される。
少なくとも第1スイッチ、第2スイッチおよび第3スイッチは、制御可能な半導体素子として構成することが可能であり、これにより、比較的高いスイッチング周波数であっても簡単かつ少ないコストでスイッチング過程を実行することができる。
電流測定装置は、オーム抵抗として構成することができ、これによって簡単かつ少ないコストで電流を測定することができる。
しかしながら電流測定が望ましくないかまたは実践的でない場合、コンデンサの直列回路における電圧の微分を評価するように電流測定装置を構成することも可能である。
コンデンサおよびインダクタによって構成される振動回路は有利には、伝送のために設けられる搬送周波数よりも高い共振周波数を有する。この共振周波数を、例えば、伝送のために設けられた搬送周波数よりも5〜30パーセントだけ高くすることができる。
コンデンサの直列回路に並列に第4の制御可能なスイッチを接続することができ、ドライバ回路を非活性化するためにこの第4の制御可能なスイッチによってコンデンサが短絡されるようにこの第4の制御可能なスイッチを制御することができる。これにより、非活性状態において、コンデンサに所定の電圧、例えば0Vを印加することができ、有利である。
上記の課題はさらに、誘導アンテナ、第1コンデンサ、第1コンデンサに直列接続された第2コンデンサ、および基準電圧を有するアクティブ送信装置によっても解決される。このアクティブ送信装置にはさらに、基準電圧と、複数のコンデンサの直列回路との間に接続されている2つの入力路、および、誘導アンテナと、複数のコンデンサの直列回路との間に接続されている2つの出力路が含まれている。第1の制御可能なスイッチが、2つの入力路のうちの1つに接続されており、第2の制御可能なスイッチが、2つの出力路のうちの1つに接続されており、第2の制御可能なスイッチが、2つの出力路のうちの別の1つに接続されている。第1コンデンサおよび第2コンデンサの共通のノードと、インダクタとの間には抵抗が接続されている。さらに2つの出力路のうちの1つに電流測定装置が接続されており、この電流測定装置によって誘導アンテナを流れる電流が測定される。電流測定装置に後置接続されているスイッチ制御装置は、誘導アンテナを流れる電流を評価し、またこのスイッチ制御装置は、最初に、第2および第3スイッチが開かれている際に第1スイッチを閉じて、第1および第2コンデンサからなる直列回路を基準電圧で充電し、つぎに、第1スイッチを開き、かつ、第2および第3スイッチを同時に閉じて、誘導アンテナを介して上記の複数のコンデンサを振動的に放電する、ように形成されており、ここではアンテナを流れる電流が、完全な一振動周期またはその倍数を走破した場合、第2スイッチおよび第3スイッチが同時に開かれる。このようなアクティブ送信装置は、例えば、PASE(Passive Start Entry)システムのようなキーレス車両アクセスシステムおよびスタートシステムの枠内において有利に使用することができる。
以下では、図面の複数の図に示した実施例に基づいて本発明を詳しく説明する。
LF信号用アクティブ送信装置として応用した場合のインダクタ用ドライバの回路図である。 複数のスイッチの制御信号および変調信号に関連して、ドライバ回路のコンデンサの両端電圧の経過を示す線図である。 種々異なる共振周波数において搬送周波数に関連して、アンテナの両端電圧の経過を示す線図である。 図3に示した電圧経過に対応する、アンテナを流れる電流の経過を示す線図である。 LF信号用アクティブ送信装置として応用した場合の例示的なインダクタ用ドライバ回路の回路図である。 本発明によるドライバ回路を使用した場合の種々異なる共振周波数におけるアンテナ両端電圧の経過を、搬送周波数に関連して示す線図である。 図6に示した電圧経過に対応する、複数のアンテナ端子における複数の電圧の総和を示す線図である。 従来の矩形動作時および本発明によるドライバの使用時に形成される複数の高調波を示す比較線図である。
図1には、インダクタ用ドライバ回路が示されており、このインダクタは、本発明において、アクティブ送信装置として応用される際には、例えばフェライトバーアンテナのような誘導アンテナ1によって得られる。誘導アンテナ1は、図1に示したように、純粋なインダンクタンス分2および抵抗分3からなる電気直列回路によって等価的に表すことができる。誘導アンテナ1は、第1アンテナ端子X1および第2アンテナ端子X2を有する。ここではまずコンデンサ4が、アースMを基準にした基準電圧Urを供給するための2つの入力路と、誘導アンテナ1を接続するための2つの出力路とに接続されている。第1の制御可能なスイッチ5が、これらの2つの入力路の上側に接続されている。このスイッチは択一的には、これらの2つの入力路の下側に接続することも可能である。
スイッチ5とは直列にオーム抵抗6が接続されており、このオーム抵抗は、入力路における電流制限に使用される。オーム抵抗6の代わりに電流源または別のタイプの電流印加部または電流制限部を使用することも可能である。第2の制御可能なスイッチ7が、2つの出力路の上側に接続されており、また、誘導アンテナ1を流れる電流Iaを測定するための測定抵抗として、すなわち電流測定装置として使用されるオーム抵抗8が2つの入力路の下側に接続されている。択一的にはスイッチ7および抵抗8を、それぞれ同じ1つの入力路に配置することもできるし、又は、それぞれの入力路を互いに入れ替えることも可能である。電流測定のために択一的には、コンデンサ4における電圧の微分を評価することも可能である。
ドライバ回路にはスイッチ制御装置9がさらに含まれており、このスイッチ制御装置は、抵抗8を流れる電流Iaに比例し、ひいてはアンテナ1を流れる電流に比例する電圧を、抵抗8の両端で取り出して評価し、例えば電流Iaのゼロクロスを求める。第2スイッチ7が開いている場合、スイッチ制御装置9の制御下で、制御信号S1によって第1スイッチ5が閉じられ、これによってコンデンサ4が基準電圧Urに充電される。引き続いて第1スイッチ5が開かれ、かつ、第2スイッチ7が制御信号S2によって閉じられ、これによって誘導アンテナ1を介してコンデンサ4を振動的に、すなわち、少なくとも1つの完全な一振動を行って放電する。ここで第2スイッチ7は、誘導アンテナ1を流れる電流Iaが、完全な一振動周期(またはその複数倍)を走破し終わった場合にはじめて再度開かれる。スイッチ制御装置9はさらに、変調信号MOD用の変調入力側を有する。これについては以下でさらに詳しく説明する。
オプションではさらに第3の制御可能なスイッチ10を、場合によって直列接続されるダイオード11と共に、コンデンサ4に直接または(図示のように)抵抗6を介して並列接続することができ、ここでこのスイッチ10は、これが、コンデンサ4を短絡して、すなわち放電して、このドライバ回路を非活性化するように、制御信号S3によって制御される。
図2には、バイフェーズシフトキーイング変調(BPSK変調)の場合に対し、制御信号S1,S2およびS3に依存した、コンデンサ4における電圧Ucの時間tについての経過が示されている。まずはじめに時点T0において、例えば0Vから基準電圧Urまでのコンデンサ4の最初の充電が開始され、これに対応してコンデンサ4の両端の電圧Ucが、例えば0Vから基準電圧Urまで(この場合には指数関数的に)増大する。フルの充電は時点T1において達成される。諸動作条件に小さな差異が生じる場合であってもフルの充電を保証するため、充電のために閉じられる第1スイッチ5(スイッチ7は開)と、振動的な放電のために閉じられる第2スイッチ7(スイッチ5は開)との間の切換が、時点T1よりもやや遅れて、すなわち時点T2に行われる。
これにより、時点T2にコンデンサ4の振動的な放電のフェーズが開始される。これに相応して、ここではコンデンサ4の両端で電圧Ucが(ここでは余弦波状に)再度降下し、まずゼロに達し、つぎにコンデンサ4とアンテナ1とによって構成される振動回路の特性に対応して、時点T3に、Qに依存する振幅によって負の最大値に達し、つぎに時点T4に、ここでもQに依存する振幅によって、相対的な正の最大値に向かって再度接近して増大する。この正の最大値は確かに程度の差はあるもののほぼ基準電圧Urに等しいが、いずれにせよこの基準電圧よりも小さい。振動的な放電フェーズ中、アンテナ1は電磁信号を送出する。つぎに時点T4にリチャージフェーズがはじまり、ここではフルの充電が時点T5に得られる。しかしながら充電から振動的な放電への切り換えはここでも、上ですでに説明した理由からやや遅れた時点T6に行われる。その後、ここでも振動的な放電フェーズが、時点T7における負の最大値への到達を含めて、時点T8まで行われる。
その後、時点T8からはじめて新たなリチャージフェーズが続き、ここでは時点T9にフルの充電に到達する。しかしながらその後には時点T11までの比較的長い待機時間が続く。この待機時間は、BPSK変調による180°の位相シフトが原因である。比較のため、図2にはさらに1つの時点T10も書き込まれており、これは、時点T10とT11との間の最小の待機時間を示す。時点T11からは再び、振動的な放電が、時点T12における負の最大値を伴って時点T13まで行われる。その後、時点T14までリチャージがさらに行われるが、このリチャージは、スイッチ10を用いた時点T14におけるドライバ回路の非活性化に起因して、ほぼ0V(場合によってはダイオード11の両端のダイオード電圧)への最終的な放電によって中断される。
スイッチ5,7および10のスイッチング特性に対応して、制御信号S1は、各充電フェーズ中(時点T0〜T1,T4〜T6,T8〜T1,T13〜T14)の間、レベルHにあり、制御信号S2ははじめのうちはレベルLにある。それぞれ後続の放電フェーズ(時点T2〜T4,T6〜T8,T11〜T13)において制御信号S1はレベルLに、また制御信号S2はレベルHに移行する。制御信号S3は、時点T14における最後の放電時までレベルLにあり、その後レベルHになる。よりわかりやすくするため、図2に示した実施例では基本的に、レベルHは閉じられたスイッチ(導通)を、またレベルLは開いたスイッチ(非導通)を表すものとする。しかしながら実際に使用される個々またはすべてのスイッチのタイプおよびその固有の信号スイッチング配置に依存して、これとは異なる実際の駆動制御信号が生じ得る。
図2に示した、コンデンサ4の両端電圧Ucの経過を生じさせる変調信号MODも同様に図2に示されている。変調信号MODは時点T2までレベルHになり、つぎに時点T3までレベルLになり、時点T3にレベルHになり、つぎに時点T4までレベルLになり、時点T4から時点T6までレベルHになり、時点T6から時点T8までは、時点T7におけるレベルHを除いてレベルLになり、時点T8から時点T11まではレベルHになり、時点T11から時点T13までは時点T13におけるレベルHを除いてレベルLになる。これにより、変調信号MODは実質的に、コンデンサ4の充電フェーズ、およびコンデンサ4において電圧Ucの負の最大値が発生する場合にレベルHになり、その他の場合にはレベルLになる。
図3には、アンテナ1の両端電圧Uaの時間tについての経過が、異なる2つの共振周波数F1およびF2において示されており、ここでは共振周波数F1は、所望の搬送周波数を5%上回り、共振周波数F2は、所望の搬送周波数を20%上回っている。図4には、これらにそれぞれ対応する、時間tについての電流経過Iaが、2つの共振周波数F1およびF2に対して示されており、この電流経過は、例えば抵抗8において示されるものである。予想されたようにそれぞれの電圧および電流間の位相シフトは約90°であった。
上で説明した擬似共振動作へのアンテナ1のスイッチオンの前、アンテナ1は無電流である(Ia=0A)である。したがってアンテナ電流Iaは変化せず、アンテナ端子X1、X2は共に同電位(例えばアース電位)にある。したがってアンテナ電圧Uaははじめのうち0Vである。アンテナ1がつぎに擬似共振動作に切り換わると、第2アンテナ端子X2における電位が変化しないのに対し、第1アンテナ端子X1における電位が変化して、アンテナ電圧Uaが、コンデンサ4における電圧Ucに等しくなる(Ua=Uc)。寄生キャパシタンスの充放電はここでは重要でない。アンテナ1のさらなる動作における損失によって最大電圧Uaが低くなるため、遮断の少し前にアンテナ電圧Uaは電圧Ucを下回る。擬似共振動作の遮断後、アンテナ電圧Uaは、急激に0Vに戻る。なぜならばアンテナ電流Iaが再び0Aになってそれ以上変化しないからである。
第1アンテナ端子X1における電位が擬似共振動作のオンおよびオフの際に変化するのに対し、第2アンテナ端子X2における電位はつねに同じままである。したがって図3からわかるようにアンテナ電圧Uaは、擬似共振動作のオンおよびオフ時に1つずつの電圧跳躍を有する。これらの電圧跳躍は、アンテナ1における、またアンテナ端子X1、X2およびアンテナ線路における望ましくない大きな放射に結び付く。
図5に示したドライバ回路を用いれば、これらの放射を低減することができる。このドライバ回路は、図1に示したドライバ回路をベースにしている。しかしながら第1コンデンサ4には、第2コンデンサ12が直列接続されている。第1コンデンサ4と第2コンデンサ12とがそれぞれ同じ容量を有する場合、各コンデンサ4,12の両端には同じ電圧Uc/2が加わる。
第2アンテナ端子X2と、第1および第2コンデンサ4、12の共通ノードとの間にはオーム抵抗13が接続されている。さらに第2アンテナ端子X2と抵抗8との間には第4の制御可能なスイッチ14が接続されている。第4の制御可能なスイッチ14は、スイッチ制御装置9によって供給される制御信号S4によって開閉される。この制御信号S4は、実質的に制御信号S2に対応する。すなわち第4の制御可能なスイッチ14は、実質的に第2の制御可能なスイッチ7と同時に開閉されるのである。しかしながらこれらの2つの制御信号S2、S4を比較的小さく相違させることが可能である。
この実施例では、制御可能なスイッチ5、7、10および14として電界効果トランジスタ、特にMOS電界効果トランジスタ(MOSは、酸化金属半導体"Metall Oxide Semiconductor"という用語の略語である)を使用しており、制御可能なスイッチ5は、pチャネルタイプのMOS電界効果トランジスタであるのに対し、制御可能なスイッチ7、10および14はnチャネルタイプである。図示した(それぞれの導電形の)MOS電界効果トランジスタの他に、適切に制御可能なスイッチの、特に制御可能な半導体スイッチの他のあらゆるタイプも使用することができ、いうまでもなく対応するドライバ、ブートストラップ回路、チャージポンプなどに関連して使用することができる。
第2スイッチ7および第4スイッチ14が閉じられている場合、擬似共振は、図2に関連して説明したように経過する。したがってアンテナ1をオフにする前には、損失に起因して、コンデンサ4、12の両端電圧Ucをやや下回る電圧Uaがアンテナ1に加わっている。すでに述べたように、アンテナ1はオフになった後、再び無電流になる(Ia=0A)。アンテナ1をオフにした後、第2スイッチ7および第14は開かれているため、抵抗13により、第1アンテナ端子X1の電位はUcからUc/2に変化する。さらに第2アンテナ端子X2における電位もアース電位からUc/2に変化する。結果的に得られるアンテナ電圧Uaの時間についての経過は、図6に示されている。
したがってアンテナ端子X1、X2における電位の総和Uxは、ドライバ回路におけるスイッチ過程中に大きく変化しない。わずかな変化は、例えば、駆動制御信号S2、S4のわずかなずれによって発生し得るが、これは不可避であることが多い。この電位の総和Uxの、時間についての経過は、図7に示されている。上記のスイッチ過程中にアンテナ端子X1、X2における電位の総和は、(大きく)変化しないため、このスイッチ過程が原因で発生する放射は、十分にゼロに低減される。
図8には、アンテナ1によって放射される信号のスペクトルにおいて発生する高調波が、周波数fについて、高調波の振幅Aとして示されており、ここでは基本波の2つのケースについて(図示しない)同じ振幅を前提としている。ここからわかるように、本発明の方法は、矩形信号による公知の方法に比べて、高調波が寄与するエネルギが格段に適切になっている。すなわち形成される障害エネルギは小さくなり、ひいては電磁両立性(EMC)についてより有利になっている。
本発明によるドライバ回路および本発明によるアクティブ送信装置の利点は、EMC放射が他と比較すれば格段に極めて小さくなり、無線適合規則が遵守されることである。
1 誘導アンテナ、 2 インダクタンス分、 3 抵抗分、 4 第1コンデンサ、 5 制御可能スイッチ、 6 オーム抵抗、 7 制御可能スイッチ、 8 電流測定装置、 9 スイッチ制御装置、 10 制御可能スイッチ、 11 ダイオード、 12 第2コンデンサ、 13 オーム抵抗、 14 制御可能スイッチ、 Ur 基準電圧、 Uc コンデンサの両端電圧、 Ua アンテナ電圧、 Ux アンテナ端子における電位の総和、 Ia アンテナ電流、 X1 第1アンテナ端子、 X2 第2アンテナ端子、 S1 制御信号、 S2 制御信号、 S3 制御信号、 S4 制御信号、 MOD 変調信号、 F1 第1共振周波数、 F2 第2共振周波数

Claims (13)

  1. インダクタ(1)用のドライバ回路であって、
    第1コンデンサ(4)、かつ、当該第1コンデンサ(4)に直列接続された第2コンデンサ(12)、
    前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)を有する直列回路に対して基準電圧(Ur)を供給する2つの入力路、
    前記インダクタ(1)を、前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)からなる前記直列回路に接続する2つの出力路、
    前記2つの入力路のうちの1つに接続されている第1の制御可能なスイッチ(5)、
    前記2つの出力路のうちの1つに接続されている第2の制御可能なスイッチ(7)、
    前記2つの出力路のうちの別の1つに接続されている第3の制御可能なスイッチ(14)、
    前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)の共通のノードと、前記インダクタ(1)との間に接続されている抵抗(13)、
    前記2つの出力路のうちの1つに接続されておりかつ前記インダクタ(1)を流れる電流(Ia)を測定するように形成されている電流測定装置(8)、ならびに
    前記電流測定装置(8)に後置接続されて、前記インダクタ(1)を流れる電流(Ia)を評価するスイッチ制御装置(9)を有し、
    前記スイッチ制御装置(9)は、下記のように構成されている、すなわち、
    最初に、前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)を充電させるために、前記第2スイッチ(7)が開いておりかつ前記第3スイッチ(14)が開いている時に、前記第1スイッチ(5)を閉じさせ、その結果、前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)からなる前記直列回路に、前記基準電圧(Ur)に相応する電圧(Uc)を加えるようにし、
    つぎに、前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)を前記インダクタ(1)を介して振動的に放電させるために、前記第1スイッチ(5)を開かせ、かつ、前記第2スイッチ(7)および前記第3スイッチ(14)を同時に閉じさせ、
    前記インダクタ(1)を流れる電流(Ia)が完全な一振動周期またはその整数倍の周期を流れ終わった時に、前記第2スイッチ(7)および前記第3スイッチ(14)を再度同時に開かせるように構成されている、
    ことを特徴とする、インダクタ(1)用のドライバ回路。
  2. 前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)は同じ容量を有する、
    請求項1に記載のドライバ回路。
  3. 電流制限部(6)または電流印加部が、前記第1スイッチ(5)に直列接続されている、
    請求項1または2に記載のドライバ回路。
  4. 前記スイッチ制御装置(9)は、測定した前記電流(Ia)のゼロクロスを検出し、かつ、2つのゼロクロスの後、または2つのゼロクロスの整数倍の後、前記第2スイッチ(7)および前記第3スイッチ(14)を同時に開くように構成されている、
    請求項1から3までのいずれか1項に記載のドライバ回路。
  5. 前記スイッチ制御装置(9)は、変調信号(MOD)用の変調入力部を有しており、かつ、前記スイッチ制御装置(9)は、前記第1スイッチ(5)、前記第2スイッチ(7)および前記第3スイッチ(14)のスイッチサイクルを、前記変調信号(MOD)に依存して制御するように構成されている、
    請求項1から4までのいずれか1項に記載のドライバ回路。
  6. 前記スイッチ制御装置(9)は、位相シフトキーイング変調または振幅シフトキーイング変調または周波数シフトキーイング変調を行うように構成されている、
    請求項4に記載のドライバ回路。
  7. 少なくとも前記第1スイッチ(5)、前記第2スイッチ(7)および前記第3スイッチ(14)は、制御可能な半導体素子として構成されている、
    請求項1から6までのいずれか1項に記載のドライバ回路。
  8. 前記電流測定装置(8)は、オーム抵抗として構成されている、
    請求項1から7までのいずれか1項に記載のドライバ回路。
  9. 前記電流測定装置は、前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)の前記直列回路における前記電圧(Uc)の微分を評価するように構成されている、
    請求項1から7までのいずれか1項に記載のドライバ回路。
  10. 前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)の前記直列回路と、前記インダクタ(1)とによって構成される共振回路は、伝送のために設けられた搬送周波数よりも高い共振周波数を有する、
    請求項1から9までのいずれか1項に記載のドライバ回路。
  11. 前記共振周波数は、前記伝送のために設けられた搬送周波数よりも5〜30パーセントだけ高い、
    請求項10に記載のドライバ回路。
  12. 前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)を有する前記直列回路に、第4の制御可能なスイッチ(10)が並列接続されており、
    前記ドライバ回路を非活性化するため、前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)が前記第4の制御可能なスイッチ(10)によって短絡されるように、当該第4の制御可能なスイッチ(10)が制御される、
    請求項1から11までのいずれか1項に記載のドライバ回路。
  13. 特にキーレスの車両アクセスシステムおよびスタートシステム用のアクティブ送信装置であって、
    誘導アンテナ(1)と、
    第1コンデンサ(4)、および、当該第1コンデンサ(4)に直列接続された第2コンデンサ(12)と、
    基準電圧(Ur)と、
    前記基準電圧(Ur)と、前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)を有する直列回路との間に接続された2つの入力路と、
    前記誘導アンテナ(1)と、前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)からなる前記直列回路との間に接続された2つの出力路と、
    前記2つの入力路のうちの1つに接続されている第1の制御可能なスイッチ(5)と、
    前記2つの出力路のうちの1つに接続されている第2の制御可能なスイッチ(7)と、
    前記2つの出力路のうちの別の1つに接続されている第3の制御可能なスイッチ(14)と、
    前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)の共通のノードと、前記インダクタ(1)との間に接続されている抵抗(13)と、
    前記2つの出力路のうちの1つに接続されておりかつ前記誘導アンテナ(1)を流れる電流(Ia)を測定するように形成されている電流測定装置(8)と、
    前記電流測定装置(8)に後置接続されて、かつ、前記誘導アンテナ(1)を流れる電流(Ia)を評価するスイッチ制御装置(9)とを有し、
    前記スイッチ制御装置(9)は下記のように構成されている、すなわち、
    最初に、前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)からなる前記直列回路を、前記基準電圧(Ur)に相応する電圧(Uc)に充電するために、前記第2スイッチ(7)が開いておりかつ前記第3スイッチ(14)が開いている際に、前記第1スイッチ(5)を閉じさせ、
    つぎに、前記第1コンデンサ(4)および前記第2コンデンサ(12)を前記誘導アンテナ(1)を介して振動的に放電させるために、前記第1スイッチ(5)を開かせ、かつ、前記第2スイッチ(7)および前記第3スイッチ(14)を同時に閉じさせ、
    前記アンテナ(1)を流れる電流(Ia)が、完全な一振動周期またはその倍数の周期を走破した時に、前記第2スイッチ(7)および前記第3スイッチ(14)を再度同時に開かせるように構成されている、
    ことを特徴とするアクティブ送信装置。
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