JP2017518991A - ベータ−ラクタマーゼ阻害剤 - Google Patents

ベータ−ラクタマーゼ阻害剤 Download PDF

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Abstract

本明細書には、ベータラクタマーゼの活性を調節する化合物及び組成物が記載される。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される化合物はベータラクタマーゼを阻害する。特定の実施形態において、本明細書に記載される化合物は細菌感染症の処置に有用である。【選択図】なし

Description

<相互参照>
本出願は、2015年2月19日出願の米国仮特許出願第62/118,227号、2014年6月11日出願の米国仮特許出願第62/010,968号、2014年6月11日出願の米国仮特許出願第62/010,969号、及び2014年6月11日出願の米国仮出願第62/010,940号の利益を主張するものであり、これらの内容はその全体において参照により本明細書に組み込まれる。
<連邦政府による資金提供を受けた研究の記載>
本発明は、国立衛生研究所により授与された認可番号1R01AI111539−01及び認可番号1R43AI109879−01の下で、政府の支援により行われた。政府は本発明に一定の権利を有している。
<発明の分野>
本発明は、ホウ素含有化合物、組成物、調製物、並びに、ベータ−ラクタマーゼ酵素の阻害剤及び抗菌剤としてのそれらの使用に関する。本発明は、経口で生物利用可能なホウ素含有化合物、組成物、調製物、並びに、ベータ−ラクタマーゼ酵素の阻害剤及び抗菌剤としてのそれらの使用にも関する。
抗生物質は、臨床的に細菌感染症を治療するための最も効果的な薬物である。副作用が制限される優れた抗菌効果の利点のため、それらの市場は幅広いものである。その中で、抗生物質(例えば、ペニシリン、セファロスポリン、及びカルバペネム)のベータ−ラクタムのクラスが広く使用され、なぜなら、それらが強力な殺菌効果を持ちその毒性が低いためである。
様々なベータ−ラクタムの効果に対抗するために、細菌は発達すると、ベータ−ラクタマーゼと呼ばれるベータ−ラクタム失活酵素(beta−lactam deactivating enzymes)の変異体を生成し、且つ、種間で及び種内でこのツールを共有する能力を発達させる。これらベータ−ラクタマーゼは、酵素活性部位において重要なセリン又は亜鉛の存在に基づき、それぞれ、「セリン」又は「メタロ」として分類される。菌耐性のこの機構が急速に広がることで、病院及び共同体におけるベータ−ラクタム処置の選択を厳しく制限することが可能となる。
本明細書には、ベータ−ラクタマーゼの活性を調節する化合物が記載される。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される化合物はベータ−ラクタマーゼを阻害する。特定の実施形態において、本明細書に記載される化合物は細菌感染症の処置に有用である。他の実施形態において、本明細書に記載される化合物は、対応するカルボン酸化合物を送達するように設計されるエステルである。
1つの様相は、式(II)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドを提供し:
式中:
Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;
とRはそれぞれ独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したアリール、−OR、−SR、又は−NRであり;又は
とRは、随意に置換したC−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される炭素と一体となり;又は
nが少なくとも2である場合、隣接した炭素上の2つのRは二重結合を形成するために一体となり;又は隣接した炭素上の2つのR及び2つのRは、三重結合を形成するために一体となり;
nはそれぞれ独立して、0、1、2、3、4、5、又は6であり;
は独立して−OR又はFであり;
Zは、>C=O、>C=S、又は>SOであり;
は、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンであり;
qはそれぞれ独立して、2、3、4、5、又は6であり;
30はそれぞれ独立して、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;
31はそれぞれ独立して、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−C12アルケニル、随意に置換したC−C12アルキニル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したアルキルシクロアルキル、随意に置換したアルキルヘテロシクロアルキル、随意に置換したアルキルアリール、又は随意に置換したアルキルヘテロアリールであり;又は
2つのR31は、C−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される窒素と一体となり;
、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、−OR、−NR、又は−SRであり;
、R、及びRは独立して、水素、−OH、−CN、−CF、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したヒドロキシアルキル、随意に置換したアミノアルキル、随意に置換したシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したシクロアルキルアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキルアルキル、随意に置換したアラルキル、随意に置換したヘテロアラルキル、(ポリエチレングリコール)エチル、又は随意に置換したサッカライドであり;
又は、一体となったRとRは、結合される窒素で随意に置換した複素環を形成する。
幾つかの実施形態において、R、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、随意に置換したC−Cアルキル、−OR、−NR、又は−SRである。幾つかの実施形態において、R、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、クロロ、−OH、又は−OCHである。幾つかの実施形態において、R、R、及びRは水素である。
幾つかの実施形態において、Xは−OHである。
幾つかの実施形態において、Rは水素又はC−Cアルキルである。幾つかの実施形態において、Rは水素である。
幾つかの実施形態において、Zは>C=Oである。
幾つかの実施形態において、nは0、1、2、又は3である。幾つかの実施形態において、nは2である。幾つかの実施形態において、nは1である。
幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ独立して、水素、フルオロ、クロロ、随意に置換したC−Cアルキル、及び−CFである。幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ水素である。
幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、又は随意に置換したアルキニルである。幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rである。幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;及びRは随意に置換したC−Cアルキルである。
幾つかの実施形態において、RはR31である。幾つかの実施形態において、RはR31であり;及びR31はC−C12アルキル又はC−Cヘテロシクロアルキルである。幾つかの実施形態において、Rは−R30OC(O)R31又は−R30OC(O)OR31である。
幾つかの実施形態において、Rは−R30OC(O)R31又は−R30OC(O)OR31であり;及びR30は独立して、−CH−又は−CH−(CH)−であり;及びR31はそれぞれ独立して、随意に置換したC−C12アルキル、アリール、C−Cシクロアルキル、又はC−Cヘテロシクロアルキル。
別の様相は、式(II)の少なくとも1つ化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、N−オキシド、或いは異性体と、薬学的に許容可能な賦形剤とを含む、医薬組成物を提供する。
幾つかの実施形態において、医薬組成物はベータ−ラクタム系抗生物質を更に含む。
幾つかの実施形態において、医薬組成物はベータ−ラクタム系抗生物質を更に含み、ベータ−ラクタム系抗生物質は、ペニシリン、セファロスポリン、カルバペネム、モノバクタム、架橋したモノバクタム、又はそれらの組み合わせである。
別の様相は、被験体の細菌感染症を処置する方法を提供し、該方法は、治療上有効な量のベータ−ラクタム系抗生物質と組み合わせて、式(II)式の化合物を被験体に投与する工程を含む。
本明細書に開示される式(I)と(II)の化合物は、上記の構造において示されるように閉鎖した環状形態、又は式(I−1)及び(II−1)の開放した非環式形態、或いはその両方で提供される。
従って、本明細書に記載される化合物は、式(I)と(II)において示される「閉鎖した」環状形態と、式(I−1)及び(II−1)において示される「開放した」非環式形態との平衡状態で存在し得る。加えて、本明細書に記載される化合物は、分子内の二量体、三量体、及び関係する組み合わせに関連付けられてもよい。
別の様相において、本明細書には、本明細書に記載されるような式(I)又は式(II)の化合物、或いはその薬学的に許容可能な塩、N−オキシド、又は異性体と、薬学的に許容可能な賦形剤とを含む、医薬組成物が提供される。幾つかの実施形態において、医薬組成物はベータ−ラクタム系抗生物質を更に含む。特定の実施形態において、ベータ−ラクタム系抗生物質は、ペニシリン、セファロスポリン、カルバペネム、モノバクタム、架橋したモノバクタム、又はそれらの組み合わせである。
更なる様相において、本明細書には、被験体の細菌感染症を処置する方法が提供され、該方法は、随意にベータ−ラクタム系抗生物質と組み合わせて、本明細書に記載されるような医薬組成物を被験体に投与する工程を含む。
<参照による組み込み>
あたかも個々の刊行物、特許、又は特許出願がそれぞれ参照によって組み込まれるために具体的かつ個々に示されるかのように、本明細書中で言及される全ての刊行物、特許、及び特許出願は、同じ程度の参照によって本明細書に組み込まれる。
ベータ−ラクタマーゼは典型的に、それらのアミノ酸配列に基づいて、4つのクラス:AmblerクラスA、B、C、及びDにグループ分けされる。クラスA、C、及びDの酵素は、活性部位セリン・ベータ−ラクタマーゼであり、一方でクラスBの酵素はZn依存性である。更に新しい世代のセファロスポリンとカルバペネムは、初期のセリンをベースとするベータ−ラクタマーゼ変異体の不活性化効果を回避する能力に基づき、部分的に発達させられた。しかし、セリンをベースとするベータ−ラクタマーゼの新たなバージョン(例えば、クラスAの広域スペクトル・ベータ−ラクタマーゼ(ESBL)酵素、クラスAのカルバペネマーゼ(例えばKPC−2)、染色体及びプラスミドを媒介とするクラスCのセファロスポリナーゼ(AmpC、CMY等)、及びクラスDのオキサシリナーゼ(oxacillinases))、同様に、クラスBのメタロ−ベータ−ラクタマーゼ(例えばVIM、NDM)の近年の急増により、より最近の世代のβラクタム薬物を含む、ベータ−ラクタム系抗生物質ファミリーの有用性が減り始め、重大な医療問題に繋がった。実際、カタログに載せられるセリンをベースとするベータ−ラクタマーゼの数は、1970年代においては10未満であったが、750以上の変異体にまで急上昇した(例えば、the Lahey Clinic website上の、Jacoby & Bush, “Amino Acid Sequences for TEM, SHV and OXA Extended−Spectrum and Inhibitor Resistant β−Lactamases”を参照)。
市販で入手可能なベータ−ラクタマーゼ阻害剤(クラブラン酸、スルバクタム、タゾバクタム)は、1970年代と1980年代において臨床的に関連したベータ−ラクタマーゼ(例えばペニシリナーゼ)に対処するために開発された。このような酵素阻害剤は、ペニシリン誘導体との固定された組み合わせとしてのみ、利用可能である。セファロスポリン(又はカルバペネム)との組み合わせは、臨床的に利用可能ではない。より新世代のセファロスポリンとカルバペネムの使用の増加と合わせて、この事実は、新たなベータ−ラクタマーゼ変異体(ESBL、カルバペネマーゼ、染色体及びプラスミドを媒介とするクラスC、クラスDのオキサシリナーゼ等)の選択と普及を促進している(driving)。ESBLに対する優れた阻害活性を維持している間、レガシー(legacy)ベータ−ラクタマーゼ阻害剤は、新たなクラスAとクラスBのカルバペネマーゼに対し、染色体及びプラスミドを媒介とするクラスCのセファロスポリナーゼに対し、及びクラスDのオキサシリナーゼの多くに対して、大きな効果は無い。この増大する治療上の脆弱性に対処するために、ベータ−ラクタマーゼ阻害剤の新たな世代が、広域スペクトル機能性により発達されねばならない。
ベータ−ラクタマーゼ酵素を阻害するボロン酸化合物の使用が限定されてきた。例えば、米国特許第7,271,186号は、(クラスCから)AmpCを標的とするベータ−ラクタマーゼ阻害剤を開示する。Ness et al.(Biochemistry(2000)39:5312−21)は、TEM−1(クラスAからの非ESBL TEM変異体;約140の既知のTEM型ベータ−ラクタマーゼ変異体の1つ)を標的とするベータ−ラクタマーゼ阻害剤を開示する。セリンをベースとするベータ−ラクタマーゼの4つの主要な分子のクラスがあり、且つこれらクラスの各々がベータ−ラクタマーゼ変異体の有意な数字を包含するので、1つ又は召集のベータ−ラクタマーゼの阻害には恐らく、治療的価値は無い。それ故、広域スペクトル機能性を持つ新奇なベータ−ラクタマーゼ阻害剤を急務として開発する必要がある。特に、セリン及びメタロの両方をベースとするベータ−ラクタマーゼ酵素に対して活性である化合物を必要とする。
更に、このようなベータ−ラクタマーゼ阻害剤のボロン酸化合物は典型的に、経口投与時には大量に吸収されない。故に、治療上有効な血漿レベルのベータ−ラクタマーゼ阻害剤を得るために、より多くの薬物投与量が経口投与に必要とされ得る。このようなベータ−ラクタマーゼ阻害剤は通常、経口抗生物質と組み合わせて投与されるので、経口のバイオアベイラビリティ及び活性を持つ新奇なベータ−ラクタマーゼ阻害剤を開発する必要がある。本明細書に記載される新奇なボロン酸ベースの阻害剤は、この医療上の必要性に対処する。
本発明は、ベータ−ラクタマーゼ阻害剤及び抗菌化合物である、特定のホウ素をベースとする化合物(ボロン酸及び環式のボロン酸エステル)に関する。本発明はまた、ベータ−ラクタマーゼ阻害剤及び抗菌化合物である、特定の経口で生物利用可能なホウ素をベースとする化合物(ボロン酸及び環式のボロン酸エステル)に関する。化合物及びその薬学的に許容可能な塩は、単独で有用であり、及び、細菌感染症(特に抗生物質抵抗性の細菌感染症)の処置用のベータ−ラクタム抗生物質と組み合わせても有用である。幾つかの実施形態は、化合物、組成物、医薬組成物、それらの使用及び調製を含む。
<定義>
以下の記載において、特定の具体的な詳細が、様々な実施形態の徹底的な理解を提供するために説明される。しかし、当業者は、本発明がこれら詳細を必要とすることなく実行され得ることを理解する。他の例において、周知の構造は、実施形態の記載を不必要に不明瞭にするのを回避するために、詳しく示されておらず、又は記載されていない。文脈が他に要求しない限り、後述の明細書及び請求項の全体にわたって、用語「含む(comprise)」、及び、「含む(comprises)」及び「含んでいる(comprising)」などのその変形は、広い包括的な意味(即ち、「含むが、これらに限定されない(including,but not limited to)」)で解釈されねばならない。更に、本明細書で提供される見出しは、利便性のためだけのものであり、請求された本発明の範囲又は意味を解釈するものではない。
「1つの実施形態(one embodiment)」又は「一実施形態(an embodiment)」又は「幾つかの実施形態(some embodiments)」に対する、本明細書全体にわたる言及は、実施形態に関連して記載される特定の特徴、構造、又は特性が少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。故に、本明細書全体にわたる様々な場所における句「1つの実施形態において」又は「一実施形態において」又は「幾つかの実施形態において」の出現は、必ずしも全てが同じ実施形態を指すというわけではない。更に、特定の特徴、構造、又は特性は、1つ以上の実施形態において任意の適切な方法で組み合わせられてもよい。また、本明細書と添付の請求項で使用されるように、単数形「a」、「an」、及び「the」は、他に文脈が明確に指示しない限り、複数の指示対象を含む。用語「又は」は通常、文脈が他のものを明確に指定しない限り、「及び/又は」を含む意味で利用されることにも、留意されたい。
用語「抗生物質(antibiotic)」は、微生物の生存率を減少させるか、又は微生物の成長又は増殖を阻害する化合物又は組成物を指す。句「成長又は増殖を阻害する」は、少なくとも2倍に生成時間(即ち、細菌細胞を分割する又は集まりを倍にするのに必要な時間)を増加することを意味する。好ましい抗生物質は、少なくとも10倍以上に(例えば、全ての細胞死におけるように、少なくとも約100倍、又は無限にまで)生成時間を増加させることが可能なものである。本開示に使用されるように、抗生物質は更に、抗菌剤、静菌剤、又は殺菌剤を含むように意図される。本発明に関して使用するのに適切な抗生物質の例は、ペニシリン、セファロスポリン、及びカルバペネムを含む。
用語「β−ラクタム系抗生物質」は、β−ラクタム官能性を含む抗生物質特性を持つ化合物を指す。本発明に関して有用なベータ−ラクタム系抗生物質の制限しない例は、ペニシリン、セファロスポリン、ペネム、カルバペネム、及びモノバクタムを含む。
用語「β−ラクタマーゼ」は、β−ラクタム系抗生物質を不活性化することが可能なタンパク質を示す。β−ラクタマーゼは、β−ラクタム系抗生物質のβ−ラクタム環の加水分解を触媒する酵素であり得る。本明細書における特定の対象は、微生物のβ−ラクタマーゼである。β−ラクタマーゼは、例えば、セリンβ−ラクタマーゼ又はメタロ−β−ラクタマーゼでもよい。対象のβ−ラクタマーゼは、ベータ−ラクタマーゼ命名法を監視する継続中のウェブサイト(www.lahey.org)、及びBush,K.and G.A.Jacoby.2010.An updated functional classification of β−lactamases. Antimicrob.Agents Chemother.54:969−976に開示されるものを含む。特に対象とされるβ−ラクタマーゼは、SHV、CTX−M、及びKPCのサブクラスを含むクラスAのβ−ラクタマーゼ、VIMなどのクラスBのβ−ラクタマーゼ、クラスCのβ−ラクタマーゼ(染色体及びプラスミドの両方を媒介とする)、及びクラスDのβ−ラクタマーゼなど、細菌中に見出されるβ−ラクタマーゼを含む。用語「β−ラクタマーゼ阻害剤」は、β−ラクタマーゼ活性を阻害することが可能な化合物を指す。β−ラクタマーゼ活性の阻害は、クラスA、B、C、又はDのβ−ラクタマーゼの活性を阻害することを意味する。抗菌剤の適用のために、50%の阻害濃度での阻害は、約100マイクログラム/mL以下で、又は約50マイクログラム/mL以下で、又は約25マイクログラム/mL以下で達成されるのが好ましい。用語「クラスA」、「クラスB」、「クラスC」、及び「クラスD」のベータ−ラクタマーゼは、当業者によって理解され、且つ、「Bush,K.and G.A.Jacoby.2010.An updated functional classification of β−lactamases.Antimicrob.Agents Chemother.54:969−976」に記載される
用語「経口バイオアベイラビリティ」(F%)は、全身循環に到達する経口投与薬物の画分を示す。静脈内投与の後、薬物が血流において直接且つ完全に利用可能となり、全身循環を介して薬理効果が生じる点に分配され得る。薬物は、経口投与される場合、全身循環に到達するために更にバリアを渡る必要があり、これは、血流中の薬物の最終的な広がりを著しく減らすことができる。経口バイオアベイラビリティは、薬物の設計及び開発における最も重要な特性の1つである。高い経口バイオアベイラビリティは、所望の薬理効果を達成するのに必要な投与される薬物の量を減らし、それ故、副作用と毒性の危険性を減らすことができる。不十分な経口バイオアベイラビリティは結果として効果の低下及び個体間の変異の上昇をもたらし、それ故、薬物に対する予測不能な応答に繋がりかねない。幾つかの実施形態において、F%は、約5%より大きく、約10%より大きく、約15%より大きく、約20%より大きく、約25%より大きく、約30%より大きく、約35%より大きく、約40%より大きく、約50%より大きく、約55%より大きく、約60%より大きく、約65%より大きく、約70%より大きく、約75%より大きく、約80%より大きく、約85%より大きく、約90%より大きく、又は約95%より大きい。
本明細書で使用されるように、式(I)の化合物は、式(I−1)の化合物、式(Ia)の化合物、式(Ib)の化合物、式(Ic)の化合物、式(Id)の化合物、式(Ie)の化合物、式(If)の化合物、式(Ig)の化合物、式(Ih)の化合物、又は式(Ii)の化合物を含む。
本明細書で使用されるように、式(II)の化合物は、式(II−1)の化合物、式(IIa)の化合物、式(IIb)の化合物、式(IIc)の化合物、式(IId)の化合物、式(IIe)の化合物、式(IIf)の化合物、式(IIg)の化合物、式(IIh)の化合物、又は式(Ii)の化合物を含む。
下記の用語は、本明細書で使用されるように、他に示されない限り以下の意味を持つ:
「アミノ」は−NHラジカルを指す。
「シアノ」又は「ニトリル」は−CNラジカルを指す。
「ヒドロキシ」又は「ヒドロキシル」は−OHラジカルを指す。
「ニトロ」は−NOラジカルを指す。
「オキソ」は=O置換基を指す。
「オキシム」は=N−OH置換基を指す。
「チオキソ」は=S置換基を指す。
「アルキル」は、直鎖又は分枝鎖の炭化水素鎖ラジカルを指し、これは、完全に飽和されるか又は不飽和を含み、1から30の炭素原子を有しており、及び、単結合によって分子の残部に結合される。1から30の炭素原子の任意の数を含むアルキルが含まれる。30までの炭素原子を含むアルキルはC−C30アルキルと称され、同様に、例えば、12までの炭素原子を含むアルキルはC−C12アルキルである。他の数の炭素原子を含むアルキル(及び、本明細書に定義される他の部分)は、同様に表わされる。アルキル基は、限定されないが、C−C30アルキル、C−C20アルキル、C−C15アルキル、C−C10アルキル、C−Cアルキル、C−Cアルキル、C−Cアルキル、C−Cアルキル、C−Cアルキル、C−Cアルキル、C−Cアルキル、及びC−Cアルキルを含む。代表的なアルキル基は、限定されないが、メチル、エチル、n−プロピル、1−メチルエチル(イソプロピル)、n−ブチル、i−ブチル、s−ブチル、n−ペンチル、1,1−ジメチルエチル(t−ブチル)、2−エチルプロピル、3−メチルヘキシル、2−メチルヘキシル、ビニル、アリル、プロピニルなどを含む。不飽和を含むアルキルはアルケニル基とアルキニル基を含む。本明細書に別段の定めが無い限り、アルキル基は、以下に記載されるように随意に置換されてもよい。
「アルキレン」又は「アルキレン鎖」は、上記のアルキルについて記載されるように、直鎖又は分枝鎖の二価の炭化水素鎖を指す。本明細書に別段の定めが無い限り、アルキレン基は、以下に記載されるように随意に置換されてもよい。
「アルコキシ」は、Raが定義されるようなアルキルラジカルである、式−ORaのラジカルを指す。本明細書に別段の定めが無い限り、アルコキシ基は、以下に記載されるように随意に置換されてもよい。
「アリール」は、水素、6から30の炭素原子、及び少なくとも1つの芳香環を含む、炭化水素環系に由来するラジカルを指す。アリールラジカルは、縮合した又は架橋した環系を含み得る、単環式、二環式、三環式、又は四環式の環系でもよい。アリールラジカルは、限定されないが、アセアントリレン、アセナフチレン、アセフェナントリレン、アントラセン、アズレン、ベンゼン、クリセン、フルオランテン、フルオレン、as−インダセン、s−インダセン、インダン、インデン、ナフタレン、フェナレン、フェナントレン、プレイアデン、ピレン、及びトリフェニレンの炭化水素環系に由来するアリールラジカルを含む。本明細書に別段の定めがない限り、用語「アリール」又は接頭語「ar」(「アラルキル」などにおける)は、随意に置換したアリールラジカルを含むことを意味する。
「シクロアルキル」又は「炭素環」は、飽和又は不飽和である、縮合又は架橋した環系を含み得る、安定した、非芳香族の、単環式又は多環式の炭素環を指す。代表的なシクロアルキル又は炭素環は、限定されないが、3から15の炭素原子、3から10の炭素原子、3から8の炭素原子、3から6の炭素原子、3から5の炭素原子、又は3から4の炭素原子を持つシクロアルキルを含む。単環式シクロアルキル又は炭素環は、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、及びシクロオクチルを含む。多環式シクロアルキル又は炭素環は、例えば、アダマンチル、ノルボルニル、デカリニル(decalinyl)、ビシクロ[3.3.0]オクタン、ビシクロ[4.3.0]ノナン、シス−デカリン、トランス−デカリン、ビシクロ[2.1.1]ヘキサン、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.2]オクタン、ビシクロ[3.2.2]ノナン、及びビシクロ[3.3.2]デカン、及び7,7−ジメチル−ビシクロ[2.2.1]へプタニルを含む。本明細書に別段の定めがない限り、シクロアルキル基又は炭素環基は、随意に置換されてもよい。シクロアルキル基の実例は、以下の部分を含むがこれらに限定されない:
「縮合した」は、既存の環構造に縮合される、本明細書に記載の任意の環構造を指す。縮合環がヘテロシクロアルキル環又はヘテロアリール環である場合、縮合ヘテロシクロアルキル環又は縮合ヘテロアリール環の一部となる既存の環構造上の任意の炭素原子は、窒素原子と置き換えられてもよい。
「ハロ」又は「ハロゲン」は、ブロモ、クロロ、フルオロ、又はヨードを指す。
「ハロアルキル」は、上記に定義されるように、1以上のハロラジカルにより置換される、上記に定義されるようなアルキルラジカルを指し、例えば、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、トリクロロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、1,2−ジフルオロエチル、3−ブロモ−2−フルオロプロピル、1,2−ジブロモエチルなどである。本明細書に別段の定めが無い限り、ハロアルキル基が随意に置換されてもよい。
「ハロアルコキシ」は同様に、Raが定義されるようなハロアルキルラジカルである、式−ORaのラジカルを指す。本明細書に別段の定めが無い限り、ハロアルコキシ基が、以下に記載されるように随意に置換されてもよい。
「ヘテロシクロアルキル」又は「ヘテロシクリル」又は「複素環式環」又は「複素環」は、2から23の炭素原子と、窒素、酸素、亜リン酸、及び硫黄から成る群から選択される1から8のヘテロ原子とを含む、安定した3から24員の非芳香環ラジカルを指す。本明細書において具体的に別段の定めの無い限り、ヘテロシクロアルキルラジカルは、縮合又は架橋した環系を含み得る、単環式、二環式、三環式、又は四環式の環系でもよく;ヘテロシクロアルキルラジカル中の窒素、炭素、又は硫黄の原子は、随意に酸化されてもよく;窒素原子は随意に四級化されてもよく;及び、ヘテロシクロアルキルラジカルは、部分的又は完全に飽和されてもよい。そのようなヘテロシクロアルキルラジカルの例は、限定されないが、アジリジニル、アゼチジニル、ジオキソラニル、チエニル[1,3]ジチアニル、デカヒドロイソキノリル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、イソチアゾリジニル、イソキサゾリジニル、モルホリニル、オクタヒドロインドリル、オクタヒドロイソインドリル、2−オキソピペラジニル、2−オキソピペリジニル、2−オキソピロリジニル、オキサゾリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、4−ピペリジニル(piperidonyl)、ピロリジニル、ピラゾリジニル、キヌクリジニル、チアゾリジニル、テトラヒドロフリル、トリチアニル、テトラヒドロピラニル、チオモルホリニル、チアモルホリニル、1−オキソ−チオモルホリニル、1,1−ジオキソ−チオモルホリニル、12−クラウン−4、15−クラウン−5、18−クラウン−6、21−クラウン−7、アザ−18−クラウン−6、ジアザ−18−クラウン−6、アザ−21−クラウン−7、及びジアザ−21−クラウン−7を含む。本明細書に別段の定めが無い限り、ヘテロシクロアルキル基が随意に置換されてもよい。非芳香族複素環としても称される、ヘテロシクロアルキル基の実例は、以下のものを含む:
用語「ヘテロシクロアルキル」はまた、限定されないが、単糖類、二糖類、及びオリゴ糖を含む、炭水化物の環状形態を全て含む。他に明記されない限り、ヘテロシクロアルキルは環の中に2から10の炭素を持つ。ヘテロシクロアルキル中の炭素原子の数に言及する場合、ヘテロシクロアルキル中の炭素原子の数は、ヘテロシクロアルキルを構築する、(ヘテロ原子を含む)原子(即ち、ヘテロシクロアルキル環の骨格原子)の総数と同じでないことが理解される。本明細書に別段の定めが無い限り、ヘテロシクロアルキル基が随意に置換されてもよい。
「ヘテロアリール」は、水素原子と、1から13の炭素原子と、窒素、酸素、亜リン酸、及び硫黄から成る群から選択される1から6のヘテロ原子と、少なくとも1つの芳香環とを含む、5から14員の環系のラジカルを指す。本発明の目的のために、ヘテロアリールラジカルは、縮合又は架橋した環系を含み得る、単環式、二環式、三環式、又は四環式の環系でもよく;ヘテロアリールラジカル中の窒素、炭素、又は硫黄の原子は、随意に酸化されてもよく;窒素原子は随意に四級化されてもよい。例は、限定されないが、アゼピニル、アクリジニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンズインドリル、ベンゾジオキソリル、ベンゾフラニル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル、ベンゾチアジアゾリル、ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル(dioxepinyl)、1,4−ベンゾジオキサニル、ベンゾナフトフラニル、ベンズオキサゾリル、ベンゾジオキソリル、ベンゾジオキシニル、ベンゾピラニル、ベンゾピラノニル、ベンゾフラニル、ベンゾフラノニル、ベンゾチエニル、ベンゾチオフェニル、ベンゾトリアゾリル、ベンゾ[4,6]イミダゾ[1,2−a]ピリジニル、カルバゾリル、シンノリニル、ジベンゾフラニル、ジベンゾチオフェニル、フラニル、フラノニル、イソチアゾリル、イミダゾリル、インダゾリル、インドリル、インダゾリル、イソインドリル、インドリニル、イソインドリニル、イソキノリル、インドリジニル、イソキサゾリル、ナフチリジニル、オキサジアゾリル、2−オキソアゼピニル、オキサゾリル、オキシラニル、1−オキシドピリジニル、1−オキシドピリミジニル、1−オキシドピラジニル、1−オキシドピリダジニル、1−フェニル−1H−ピロリル、フェナジニル、フェノチアジニル、フェノキサジニル、フタラジニル、プテリジニル、プリニル、ピロリル、ピラゾリル、ピリジニル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、キナゾリニル、キノキサリニル、キノリニル、キヌクリジニル、イソキノリニル、テトラヒドロキノリニル、チアゾリル、チアジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、トリアジニル、及びチオフェニル(即ち、チエニル)を含む。本明細書に別段の定めが無い限り、ヘテロアリール基が随意に置換されてもよい。
上記の基は全て、置換又は非置換であってもよい。本明細書で使用されるように、用語「置換した(substituted)」は、上述の基の何れか(例えば、アルキル、アルキニル、アルキレン、アルコキシ、アリール、シクロアルキル、ハロアルキル、ヘテロシクロアルキル、及び/又はヘテロアリール)が、更に官能化されてもよく、ここで、少なくとも1つの水素原子が非水素原子置換基に対する単結合により置き換えられることを意味する。本明細書に別段の定めがない限り、置換基は、次のものから選択された1以上の置換基を含む場合がある:オキソ、アミノ、−COH、ニトリル、ニトロ、ヒドロキシル、チオオキシ、アルキル、アルキレン、アルコキシ、アリール、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、ジアルキルアミン、アリールアミン、アルキルアリールアミン、ジアリールアミン、トリアルキルアンモニウム(−N+R3)、N−オキシド、イミド、及びエナミン;トリアルキルシリル基、ジアルキルアリールシリル基、アルキルジアリールシリル基、トリアリールシリル基、ペルフルオロアルキル又はペルフルオロアルコキシ、例えば、トリフルオロメチル又はトリフルオロメトキシなどの基におけるシリコン原子。「置換した」はまた、オキソ、カルボニル、カルボキシ、及びエステルの基における酸素、及び、イミン、オキシム、ヒドラゾン、及びニトリルなどの群における窒素などのヘテロ原子に対する高位結合(例えば、二重結合又は三重結合)によって、1以上の水素原子が置き換えられる、上述の基の何れかを意味する。例えば、「置換した」は、1以上の水素原子が、−NH、−NRgC(=O)NRgRh、−NRgC(=O)ORh、−NRgSORh、−OC(=O)NRgRh、−ORg、−SRg、−SORg、−SORg、−OSORg、−SOORg、=NSORg、及び−SONRgRhで置き換えられる、上述の基の何れかを含む。前述において、RgとRhは同じもの又は異なるものであり、独立して、水素、アルキル、アルコキシ、アルキルアミノ、チオアルキル、アリール、アラルキル、シクロアルキル、シクロアルキルアルキル、ハロアルキル、ヘテロシクロアルキル、N−ヘテロシクロアルキル、ヘテロシクロアルキルアルキル、ヘテロアリール、N−ヘテロアリール、及び/又はヘテロアリールアルキルである。加えて、前述の置換基の各々はまた、上記の置換基の1以上で随意に置換されてもよい。更に、上記の基の何れかは、1以上の内部の酸素、硫黄、又は窒素の原子を含むように、置換されてもよい。例えば、アルキル基は、エーテル基又はポリエーテル基を形成するために、1以上の内部酸素原子で置換されてもよい。同様に、アルキル基は、チオエーテル、ジスルフィド等を形成するために、1以上の内部硫黄原子で置換されてもよい。
用語「随意の(optional)」又は「随意に(optionally)」は、後に記載される事象又は状況が生じる又は生じない場合があること、及び、この記載が、前記事象又は状況が生じる場合の例及び生じない場合の例を含むこと、を意図する。例えば、「随意に置換したアルキル」は、上記に定義されるように「アルキル」又は「置換したアルキル」を意味する。更に、随意に置換した基は、未置換(例えば−CHCH)、完全に置換(例えば−CFCF)、単置換(例えば−CHCHF)、或いは、完全な置換と単置換との間のあらゆるレベルで置換(例えば−CHCHF、−CHCF、−CFCH、−CFHCHFなど)され得る。そのような基が、立体的に非実用的であり及び/又は合成的に実現することのできない任意の置換又は置換パターン(例えば、置換したアルキルは、次に随意に置換したアルキル基を含むと定義される、随意に置換したシクロアルキル基を、潜在的に無制限に含む)を導入するようには意図されないことは、1以上の置換基を含む任意の基に関して、当業者によって認識されるであろう。故に、記載された任意の置換基は通常、約1,000ダルトン、及びより典型的には、最大約500ダルトンの最大分子量を持つと理解されねばならない。
「有効な量」又は「治療上有効な量」は、所望の治療効果をもたらすのに有効な、一回量又は一連の用量の一部の何れかとして、哺乳動物被験体に投与される化合物の量を指す。
個体(例えばヒトなどの哺乳動物)又は細胞の「処置」は、個体又は細胞の自然経過を変更しようとする試みにおいて使用される、任意のタイプの介入である。幾つかの実施形態において、処置は、病的な事象の開始又は病因薬剤との接触後の、医薬組成物の投与、及び、疾病の安定(例えば、疾病が悪化しない)又は疾病の緩和を含む。他の実施形態において、処置はまた、予防的処置(例えば、個体が細菌感染症に苦しんでいると疑われる場合の、本明細書に記載の組成物の投与)を含む。
「互変異性体」は、分子の1つの原子から同じ分子の別の原子へのプロトン移動を指す。本明細書に提示された化合物は、互変異性体として存在してもよい。互変異性体は、単結合及び隣接した二重結合の切り換え(switch)を伴う水素原子の移動によって相互転換可能な化合物である。互変異性化が可能である配列を結合する際に、互変異性体の化学平衡が存在する。本明細書に開示される化合物の全ての互変異性体が考慮される。互変異性体の正確な比率は、温度、溶媒、及びpHを含む様々な因子に依存する。互変体の相互転換の幾つかの例は次のものを含む:
<化合物>
本明細書には、ベータ−ラクタマーゼの活性を調節する化合物が記載される。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される化合物はベータ−ラクタマーゼを阻害する。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、経口で生物利用可能である。特定の実施形態において、本明細書に記載される化合物は細菌感染症の処置に有用である。幾つかの実施形態において、細菌感染症は、上気道又は下気道の感染症、尿路感染症、腹腔内感染症、又は皮膚感染症である。
1つの様相において、本明細書には、式(I)又は式(II)の化合物、或いはそれらの薬学的に許容可能な塩、互変異性体、又はN−オキシドが提供され:
式中:
Mは、H、フルオロ、クロロ、ブロモ、(CR)(Cl)、(CR)(F)、−CF、−CN、−OH、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;
とRはそれぞれ独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、−OH、−OR、−SR、随意に置換したアリール、又は−NRであり;又は
とRは、随意に置換したC−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される炭素と一体となり;又は
nが少なくとも2である場合、隣接した炭素上の2つのRは二重結合を形成するために一体となり;又は隣接した炭素上の2つのR及び2つのRは、三重結合を形成するために一体となり;
nはそれぞれ独立して、0、1、2、3、4、5、又は6であり;
は独立して、−OH、−OR、又はFであり;
Zは、>C=O、>C=S、又は>SOであり;
は、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、又は随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンであり;
qはそれぞれ独立して、2、3、4、5、又は6であり;
30はそれぞれ独立して、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;
31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−C12アルケニル、随意に置換したC−C12アルキニル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したアルキルシクロアルキル、随意に置換したアルキルヘテロシクロアルキル、随意に置換したアルキルアリール、又は随意に置換したアルキルヘテロアリールであり;又は
2つのR31は、C−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される窒素と一体となり;
、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、−OH、−OR、−NR、又は−SRであり;
、R、及びRは独立して、水素、−OH、−CN、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したヒドロキシアルキル、随意に置換したアミノアルキル、随意に置換したシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したシクロアルキルアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキルアルキル、随意に置換したアラルキル、随意に置換したヘテロアラルキル、(ポリエチレングリコール)エチル、又は随意に置換したサッカライドであり;
又は、一体となったRとRは、結合される窒素で随意に置換した複素環を形成する。
式(I)又は式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、H、フルオロ、(CR)(F)、−CF、−CN、−OH、−OR、−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、ヘテロアリールであり;
nは1、2、3であり;
は独立して−OH又は−ORであり;
Zは>C=Oであり;
は存在する場合にアルキル又はアシルオキシアルキルであり;
、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、随意に置換したC−Cアルキル、−OH、−OR、−NR、又は−SRであり;
とRは独立して、水素、フルオロ、クロロ、又は随意に置換したC−Cアルキルであり;
は水素であり;
とRは独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、H、−CN、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、ヘテロアリールであり;
nは1、2、3であり;
は独立して−OH又は−ORであり;
Zは>C=Oであり;
は存在する場合、メチル、エチル、ブチル、ピバロイルオキシメチル、アセトキシメチル、エトキシカルボニルオキシメチル、1−(アセトキシ)エチル、1−(ピバロイルオキシ)エチル、1−(イソプロポキシカルボニルオキシ)エチル、及び1−シクロヘキシルオキシカルボニルオキシメチルであり;
Ra、Rb、Rc、及びRは水素であり;
とRはそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、又はtert−ブチルであり;
とRはそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、又はtert−ブチルである。
式(I)又は式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、M−(CR−は非置換アルキルである。幾つかの実施形態において、M−(CR−はプロピル又はイソブチルである。
式(I)又は式(II)の化合物の他の実施形態において、M−(CR−は置換アルキル基である。幾つかの実施形態において、M−(CR−は少なくとも1つのシアノ基を含む。式(I)又は式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、M−(CR−Z−は、−C(O)(CRCN、例えば−CH−CH−CNである。
幾つかの実施形態において、化合物は、フッ素原子又は塩素原子から選択された少なくとも2つのハロゲン原子を含む。幾つかの実施形態において、化合物は、フッ素原子又は塩素原子から選択された少なくとも3つのハロゲン原子を含む。
幾つかの実施形態において、式(I)又は形式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、M−(CR−Zは、−C(O)(CRC(O)CH、例えば−C(O)CH−CH−C(O)CHである。
1つの様相は、式(I)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドを提供し:
式中:
Mは、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−O(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;
ここで、Mがヘテロアリールである場合、nは2、3、4、5、又は6であると仮定し;
とRはそれぞれ独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、−CF、随意に置換したアリール、−OR、−SR、又は−NRであり;又は
とRは、随意に置換したC−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される炭素と一体となり;又は
nが少なくとも2である場合、隣接した炭素上の2つのRは二重結合を形成するために一体となり;又は隣接した炭素上の2つのR及び2つのRは、三重結合を形成するために一体となり;
nはそれぞれ独立して、1、2、3、4、5、又は6であり;
は独立して−OR又はFであり;
Zは、>C=O、>C=S、又は>SOであり;
、R、及びRは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、−OR、−NR、及び−SRであり;
、R、及びRは独立して、水素、−OH、−CN、−CF、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したヒドロキシアルキル、随意に置換したアミノアルキル、随意に置換したシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したシクロアルキルアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキルアルキル、随意に置換したアラルキル、随意に置換したヘテロアラルキル、(ポリエチレングリコール)エチル、又は随意に置換したサッカライドであり;
或いは、一体となったRとRは、結合される窒素で随意に置換した複素環を形成し;及び
は、随意に置換した−CN、−CF、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したヒドロキシアルキル、随意に置換したアミノアルキル、随意に置換したシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したシクロアルキルアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキルアルキル、随意に置換したヘテロアラルキル、(ポリエチレングリコール)エチル、又は随意に置換したサッカライドであり;
ここで、式(I)の化合物は、3−(2−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)アセトアミド)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸、又は3−(2−ボロノ−2−(4−オキソ−4−(チオフェン−2−イル)ブタンアミド)エチル)−2−ヒドロキシ安息香酸ではないと仮定する。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Zは>C=Sである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Zは>SOである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Zは>C=Oである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、式(I)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドである:
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、随意に置換したC−Cアルキル、−OR、−NR、又は−SRである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、及びRは独立して、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、又はイソペンチルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、クロロ、−OH、又は−OCHである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、及びRは水素である。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、及びRの少なくとも1つは水素ではない。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Xは−ORである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Xは−OHである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、XはFである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Rは水素又はC−Cアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Rは水素である。幾つかの実施形態において、Rはメチル、エチル、又はプロピルである。幾つかの実施形態において、Rはメチルである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドである:
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、nは0、1、2、3、4、5又は6である。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、nは0である。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、nは1である。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、nは2である。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、nは3である。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、nは4である。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、nは5である。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、nは6である。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、nは0、1、2、又は3である。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、式(Ic)、(Id)、又は(Ie)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドである:
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、−CF、随意に置換したアリール、−OR、−SR、又は−NRである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ独立して、水素、随意に置換したアリール、−OR、−SR、又は−NRである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRは独立して、水素、フルオロ、クロロ、随意に置換したC−Cアルキル、又は−CFである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ独立して、水素又はメチルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ水素である。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ独立して、水素、フルオロ、及びクロロである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ独立して、水素及び−CFである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRは、随意に置換したC−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される炭素と一体となる。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルを形成するために、それらが結合される炭素と一体となる。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、nが少なくとも2である場合、隣接した炭素上の2つのRは、二重結合を形成するために一体となる。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、隣接した炭素上の2つのRと2つのRは、三重結合を形成するために一体となる。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、式(If)、(Ig)、又は(Ih)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドである:
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−O(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−CF、−CN、−OR、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−CFである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−CNである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−ORである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−ORであり、Rは、−CF、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したヒドロキシアルキル、随意に置換したアミノアルキル、随意に置換したシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したシクロアルキルアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキルアルキル、随意に置換したヘテロアラルキル、(ポリエチレングリコール)エチル、又は随意に置換したサッカライドである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−ORであり、Rは、随意に置換したC−Cアルキル又は随意に置換したアルコキシアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−ORであり、RはC−Cアルキル又はアルコキシアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−ORであり、Rは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、又はイソペンチルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−ORであり、Rはメチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、又は−C(O)−N(R)である。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−N(R)−SO−Rであり;RとRは独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−N(R)−SO−Rであり、RとRは独立して水素又はC−Cアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−N(R)−SO−Rであり、Rは水素であり、RはC−Cアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−N(R)−SO−Rであり、Rは水素であり、Rは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、又はイソペンチルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−N(R)−SO−Rであり、Rは水素であり、Rはメチルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−N(R)−SO−Rであり、RとRは独立して水素又は−CFである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−N(R)−SO−Rであり、Rは水素であり、Rは−CFである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり、Rは随意に置換したC−Cアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり、RはC−Cアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり、Rは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、又はイソペンチルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり、Rはメチルである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−N(R)であり、RとRは独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−N(R)であり、RとRは独立して、水素又はC−Cアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−N(R)であり、Rは水素であり、RはC−Cアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−N(R)であり、Rは水素であり、Rは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、又はイソペンチルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−N(R)であり、Rは水素であり、Rはメチルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−N(R)であり、RとRはそれぞれ独立してC−Cアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−N(R)であり、RとRはそれぞれ独立して、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、又はイソペンチルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−N(R)であり、RとRはそれぞれメチルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−N(R)であり、RとRはそれぞれ水素である。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは随意に置換したアルキニルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはアルキニルである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはヘテロアリール又はヘテロシクロアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはヘテロアリールである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル、イミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、又はオキサゾリルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはイミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、又はオキサゾリルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはヘテロシクロアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはヘテロピロリジノン又はピロリジン−2,5−ジオンである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはフルオロである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはクロロである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはブロモである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは随意に置換したオキシイミノである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは随意に置換したアルケニルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはアルケニルである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−SR、−S(O)−R、又は−SO−Rである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−SR、−S(O)−R、又は−SO−Rであり;Rはそれぞれ独立して、随意に置換したC−Cアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−SR、−S(O)−R、又は−SO−Rであり;Rはそれぞれ独立して、C−Cアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−SR、−S(O)−R、又は−SO−Rであり、Rはそれぞれ独立して、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、又はイソペンチルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−SR、−S(O)−R、又は−SO−Rであり、Rはそれぞれメチルである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)ヘテロアリール、又は−C(O)(C−Cアルキル)C(O)Rである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)ヘテロアリール、又は−C(O)(C−Cアルキル)C(O)Rであり、RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)ヘテロアリール、又は−C(O)(C−Cアルキル)C(O)Rである。式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)ヘテロアリール、又は−C(O)(C−Cアルキル)C(O)Rであり、RとRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは以下の式である。
式(Ii)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、又はRの少なくとも1つは水素ではなく、MはHである。式(Ii)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、又はRの少なくとも1つは水素ではく、Mは−N(R)である。式(Ii)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、又はRの少なくとも1つは水素ではなく、Mは−N(R)であり、RとRはそれぞれ独立して水素又は随意に置換したC−Cアルキルである。式(Ii)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、又はRの少なくとも1つは水素ではなく、Mは−N(R)であり、Rは水素であり、Rは水素又は随意に置換したC−Cアルキルである。式(Ii)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、又はRの少なくとも1つは水素ではなく、Mは−N(R)であり、Rは随意に置換したC−Cアルキルであり、Rは水素又は随意に置換したC−Cアルキルである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、式(Ii)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドである:
式中:
Mは、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−O(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、又はヘテロシクロアルキルであり;
とRはそれぞれ独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、−CF、随意に置換したアリール、−OR、−SR、又は−NRであり;又は
とRは、随意に置換したC−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される炭素と一体となり;又は
nが少なくとも2である場合、隣接した炭素上の2つのRは二重結合を形成するために一体となり;又は隣接した炭素上の2つのR及び2つのRは、三重結合を形成するために一体となり;
nはそれぞれ独立して、1、2、3、4、5、又は6であり;
は独立して−OR又はFであり;
Zは、>C=O、>C=S、又は>SOであり;
、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、−OR、−NR、及び−SRであり;
、R、及びRは独立して、水素、−OH、−CN、−CF、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したヒドロキシアルキル、随意に置換したアミノアルキル、随意に置換したシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、置換したアリール、随意に置換した、随意にしたシクロアルキルアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキルアルキル、随意に置換したアラルキル、随意に置換したヘテロアラルキル、(ポリエチレングリコール)エチル、又は随意に置換したサッカライドであり;
或いは、一体となったRとRは、結合される窒素で随意に置換した複素環を形成し;及び
は、随意に置換した−CN、−CF、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したヒドロキシアルキル、随意に置換したアミノアルキル、随意に置換したシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したシクロアルキルアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキルアルキル、随意に置換したヘテロアラルキル、(ポリエチレングリコール)エチル、又は随意に置換したサッカライドである。
別の様相は、式(IX)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドを提供し:
式中:
Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−N(R)、−N(R)C(O)R、−OR、−SR、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−O(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;
とRはそれぞれ独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、−CF、随意に置換したアリール、−OR、−SR、又は−NRであり;又は
とRは、随意に置換したC−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される炭素と一体となり;又は
nが少なくとも2である場合、隣接した炭素上の2つのRは二重結合を形成するために一体となり;又は隣接した炭素上の2つのR及び2つのRは、三重結合を形成するために一体となり;
nはそれぞれ独立して、1、2、3、4、5、又は6であり;
は独立して−OR又はFであり;
Zは、>C=O、>C=S、又は>SOであり;
、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、−OR、−NR、又は−SRであり、ここでR、R、及びRの少なくとも1つが水素ではないと仮定し;
、R、及びRは独立して、水素、−OH、−CN、−CF、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したヒドロキシアルキル、随意に置換したアミノアルキル、随意に置換したシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したシクロアルキルアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキルアルキル、随意に置換したアラルキル、随意に置換したヘテロアラルキル、(ポリエチレングリコール)エチル、又は随意に置換したサッカライドであり;及び
又は、一体となったRとRは、結合される窒素で随意に置換した複素環を形成する。
式(IX)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、又はRの少なくとも1つは水素ではなく;Mは水素である。式(IX)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、又はRの少なくとも1つは水素ではなく;Mは−N(R)C(O)Rである。式(IX)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、又はRの少なくとも1つは水素ではなく;Mは−N(R)C(O)Rであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルである。式(IX)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、又はRの少なくとも1つは水素ではなく;Mは−N(R)C(O)Rであり、Rは水素であり、Rは随意に置換したC−Cアルキルである。式(IX)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、又はRの少なくとも1つは水素ではなく;Mは−N(R)C(O)Rであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルである。式(IX)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、又はRの少なくとも1つは水素ではなく;Mは−ORである。式(IX)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、又はRの少なくとも1つは水素ではなく;Mは−ORであり、Rは水素、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、又は随意に置換したアラルキルである。
幾つかの実施形態において、式(I)又は式(IX)の化合物、或いはそれらの薬学的に許容可能な塩、N−オキシド、又は異性体は、以下の通りである:
幾つかの実施形態において、式(I)又は式(IX)の化合物、或いはそれらの薬学的に許容可能な塩、N−オキシド、又は異性体は、以下の通りである:
1つの様相は、式(II)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドを提供し:
式中:
Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;
とRはそれぞれ独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、−CF、随意に置換したアリール、−OR、−SR、又は−NRであり;又は
とRは、随意に置換したC−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される炭素と一体となり;又は
nが少なくとも2である場合、隣接した炭素上の2つのRは二重結合を形成するために一体となり;又は隣接した炭素上の2つのR及び2つのRは、三重結合を形成するために一体となり;
nはそれぞれ独立して、0、1、2、3、4、5、又は6であり;
は独立して−OR又はFであり;
Zは、>C=O、>C=S、又は>SOであり;
は、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンであり;
qはそれぞれ独立して、2、3、4、5、又は6であり;
30はそれぞれ独立して、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;
31はそれぞれ独立して、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−C12アルケニル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−C12アルケニル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したアルキルシクロアルキル、随意に置換したアルキルヘテロシクロアルキル、随意に置換したアルキルアリール、又は随意に置換したアルキルヘテロアリールであり;又は
2つのR31は、C−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される窒素と一体となり;
、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、−OR、−NR、又は−SRであり;
、R、及びRは独立して、水素、−OH、−CN、−CF、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したヒドロキシアルキル、随意に置換したアミノアルキル、随意に置換したシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したシクロアルキルアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキルアルキル、随意に置換したアラルキル、随意に置換したヘテロアラルキル、(ポリエチレングリコール)エチル、又は随意に置換したサッカライドであり;
又は、一体となったRとRは、結合される窒素で随意に置換した複素環を形成する。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Zは>C=Sである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Zは>SOである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Zは>C=Oである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、式(IIa)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドである:
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、随意に置換したC−Cアルキル、−OR、−NR、又は−SRである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、及びRは独立してC−Cアルキルである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、クロロ、−OH、又は−OCHである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、及びRは水素である。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、R、R、及びRの少なくとも1つは水素ではない。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Xは−ORである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Xは−OHである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、XはFである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Rは水素又はC−Cアルキルである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Rは水素である。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Rはメチル、エチル、又はプロピルである。幾つかの実施形態において、Rはメチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、式(IIb)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドである:
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、nは0、1、2、3、4、5又は6である。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、nは0である。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、nは1である。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、nは2である。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、nは3である。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、nは4である。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、nは5である。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、nは6である。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、nは0、1、2、又は3である。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、式(IIc)、(IId)、又は(IIe)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドである:
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、−CF、随意に置換したアリール、−OR、−SR、又は−NRである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ独立して、水素、随意に置換したアリール、−OR、−SR、又は−NRである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRは独立して、水素、フルオロ、クロロ、随意に置換したC−Cアルキル、又は−CFである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ独立して、水素又はメチルである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ水素である。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ独立して、水素、フルオロ、及びクロロである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRはそれぞれ独立して、水素及び−CFである。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRは、随意に置換したC−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される炭素と一体となる。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、RとRは、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、又はシクロヘキシルを形成するために、それらが結合される炭素と一体となる。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、nが少なくとも2である場合、隣接した炭素上の2つのRは、二重結合を形成するために一体となる。式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、隣接した炭素上の2つのRと2つのRは、三重結合を形成するために一体となる。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、式(IIf)、(IIg)、又は(IIh)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドである:
LHS−SN:Semi narrow M=H、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり、RとRはそれぞれ独立して、H又はアルキルである(作られる化合物は全て、予測できるもの(prophetics)を含む)
LHS−SN:Narrow M=H、−CN、アルキン、−C(O)Rであり、Rは、C−Cアルキル(PKデータについて好ましい化合物)である。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、又は随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)であり;RとRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)であり;RとRはそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、イソペンチルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)であり;RとRはそれぞれ独立して、水素又はメチルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは随意に置換したアルキニルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはヘテロアリール又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル、イミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、アジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピロリジノン、又はピロリジン−2,5−ジオンであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはピリジニル、イミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、又はオキサゾリルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素であり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−CNであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;Rは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、イソペンチルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;Rはメチルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはアルキニルであり;Rは、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RはR31であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RはR31であり;R31はC−C12アルキル、アルコキシアルキル、又はC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RはR31であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、イソペンチル、メトキシエチル、又はイソベンゾフラン−1(3H)−オンの環である。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、アリール、又はアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、イソペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、ピペリジニル、フェニル、又は4−フルオロフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、ピペリジニル、フェニル、又は4−フルオロフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、又はアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、イソペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、又はテトラヒドロピラニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、又はテトラヒドロピラニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、イソブチル、シクロヘキシル、イソベンゾフラン−1(3H)−オンの環、又はフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、イソブチル、シクロヘキシル、イソベンゾフラン−1(3H)−オンの環、又はフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−C(CH−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−C(CH−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−C(CH−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、イソブチル、シクロヘキシル、イソベンゾフラン−1(3H)−オンの環、又はフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;RはR31であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;RはR31であり;R31はC−C12アルキル、アルコキシアルキル、又はC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;RはR31であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、イソペンチル、メトキシエチル、又はイソベンゾフラン−1(3H)−オンの環である。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;RはR31であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、メトキシエチル、又はイソベンゾフラン−1(3H)−オンの環である。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、アリール、又はアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、イソペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、ピペリジニル、フェニル、又は4−フルオロフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、ピペリジニル、フェニル、又は4−フルオロフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、又はアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、イソペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、又はテトラヒドロピラニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、又はテトラヒドロピラニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)であり;RとRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)であり;RとRはそれぞれ独立して、水素、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、イソペンチルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)であり;RとRはそれぞれ独立して、水素又はメチルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは随意に置換したアルキニルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはヘテロアリール又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、ピリジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、ピラジニル、イミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、アジリジニル、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ピロリジノン、又はピロリジン−2,5−ジオンであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはピリジニル、イミダゾリル、ピラゾリル、チアゾリル、又はオキサゾリルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(I)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは以下の式であり:
は以下の式である:
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素であり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−CNであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;Rは、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、イソペンチルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;Rはメチルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはアルキニルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−4、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;RはR31であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;RはR31であり;R31はC−C12アルキル、アルコキシアルキル、又はC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;RはR31であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、イソペンチル、メトキシエチル、又はイソベンゾフラン−1(3H)−オンの環である。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;RはR31であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、ブチル、イソブチル、メトキシエチル、又はイソベンゾフラン−1(3H)−オンの環である。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、アリール、又はアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、イソペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、ピペリジニル、フェニル、又は4−フルオロフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、ピペリジニル、フェニル、又は4−フルオロフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、又はアルキルシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソブチル、イソペンチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、又はテトラヒドロピラニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、シクロヘキシル、シクロヘキシルメチル、又はテトラヒドロピラニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−C(CH−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−C(CH−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;RはC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−C(CH−であり;R31は、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、又は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−C(CH−であり;R31は、C−C12アルキル、C−Cシクロアルキル、C−Cヘテロシクロアルキル、又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素であり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素であり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、又はイソブチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−CNであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−CNであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、又はイソブチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはアルキニルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはアルキニルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、又はイソブチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;RはC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;Rはメチルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;RはC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、又はイソブチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;Rはメチルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、又はイソブチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)、ヘテロアリールであり;R又はRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)、ヘテロアリールであり;R又はRはそれぞれ独立して、水素又はメチルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)、ヘテロアリールであり;R又はRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、又はイソブチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)、ヘテロアリールであり;R又はRはそれぞれ独立して、水素又はメチルであり;Rは、R31、−R30OC(O)R31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、又はイソブチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素であり;RはR31であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素であり;RはR31であり;R31は、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、又はイソブチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−CNであり;RはR31であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−CNであり;RはR31であり;R31は、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、又はイソブチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはアルキニルであり;RはR31であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはアルキニルであり;RはR31であり;R31は、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、又はイソブチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;RはC−Cアルキルであり;RはR31であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;Rはメチルであり;RはR31であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;RはC−Cアルキルであり;RはR31であり;R31は、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、又はイソブチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;Rはメチルであり;RはR31であり;R31は、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、又はイソブチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)、ヘテロアリールであり;R又はRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;RはR31であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)、ヘテロアリールであり;R又はRはそれぞれ独立して、水素又はメチルであり;RはR31であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)、ヘテロアリールであり;R又はRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;RはR31であり;R31は、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、又はイソブチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)、ヘテロアリールであり;R又はRはそれぞれ独立して、水素又はメチルであり;RはR31であり;R31は、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、又はイソブチルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素であり;Rは、−R30OC(O)OR31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−C12アルキル又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素であり;Rは、−R30OC(O)OR31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、イソブチル、又はフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−CNであり;Rは、−R30OC(O)OR31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−C12アルキル又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−CNであり;Rは、−R30OC(O)OR31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、イソブチル、又はフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはアルキニルであり;Rは、−R30OC(O)OR31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−C12アルキル又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mはアルキニルであり;Rは、−R30OC(O)OR31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、イソブチル、又はフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;RはC−Cアルキルであり;Rは、−R30OC(O)OR31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−C12アルキル又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;Rはメチルであり;Rは、−R30OC(O)OR31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−C12アルキル又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;RはC−Cアルキルであり;Rは、−R30OC(O)OR31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、イソブチル、又はフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは−C(O)−Rであり;Rはメチルであり;Rは、−R30OC(O)OR31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、イソブチル、又はフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)、ヘテロアリールであり;R又はRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは、−R30OC(O)OR31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−C12アルキル又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)、ヘテロアリールであり;R又はRはそれぞれ独立して、水素又はメチルであり;Rは、−R30OC(O)OR31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−C12アルキル又はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)、ヘテロアリールであり;R又はRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは、−R30OC(O)OR31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、イソブチル、又はフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、−N(R)−SO−R、−C(O)−N(R)、ヘテロアリールであり;R又はRはそれぞれ独立して、水素又はメチルであり;Rは、−R30OC(O)OR31、又は−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、2−エチルプロピル、ブチル、tert−ブチル、イソブチル、又はフェニルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は随意に置換したC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH−であり;R31は随意に置換したC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は随意に置換したC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又は随意に置換したアルキニルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は随意に置換したC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は随意に置換したC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH−であり;R31は随意に置換したC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は随意に置換したC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;RはC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;RはC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH−であり;R31は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH−であり;R31はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH−であり;R31はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH−であり;R31は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は随意に置換したアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH−であり;R31はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;RはC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH−であり;R31はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;RはC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)R31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はアリールである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は随意に置換したC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は随意に置換したC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は随意に置換したC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、H又はC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、H又はC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又は随意に置換したアルキニルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は随意に置換したC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は随意に置換したC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は随意に置換したC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は随意に置換したC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;RはC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;RはC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−Cシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、H又はC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、H又はC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又は随意に置換したアルキニルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;R31は随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31は随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31は随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;RはC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH−であり;R31はC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、又はアルキニルであり;RはC−Cアルキルであり;Rは−R30OC(O)OR31であり;R30は−CH(CH)−であり;R31はC−Cヘテロシクロアルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;Rは−R31であり;R31は随意に置換したC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;RとRはそれぞれ独立して、水素又は随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R31であり;R31は随意に置換したC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;R及びRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは−R31であり;R31は随意に置換したC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは、水素、−CN、−SO−N(R)、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;R及びRはそれぞれ独立して、水素又はC−Cアルキルであり;Rは−R31であり;R31はC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;Rは随意に置換したC−Cアルキルであり;Rは−R31であり;R31は随意に置換したC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;RはC−Cアルキルであり;Rは−R31であり;R31は随意に置換したC−C12アルキルである。
式(II)の化合物の幾つかの実施形態において、Mは水素、−CN、−C(O)−R、随意に置換したアルキニルであり;RはC−Cアルキルであり;Rは−R31であり;R31はC−C12アルキルである。
幾つかの実施形態において、式(II)の化合物は、式(IIi)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドであり:
式中:
Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;
とRはそれぞれ独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、−CF、随意に置換したアリール、−OR、−SR、又は−NRであり;又は
とRは、随意に置換したC−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される炭素と一体となり;又は
nが少なくとも2である場合、隣接した炭素上の2つのRは二重結合を形成するために一体となり;又は隣接した炭素上の2つのR及び2つのRは、三重結合を形成するために一体となり;
nはそれぞれ独立して、0、1、2、3、4、5、又は6であり;
は独立して−OR又はFであり;
Zは、>C=O、>C=S、又は>SOであり;
は、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、又は随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンであり;
qはそれぞれ独立して、2、3、4、5、又は6であり;
30はそれぞれ独立して、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;
31はそれぞれ独立して、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したC−C12アルケニル、随意に置換したC−C12アルキニル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したアルキルシクロアルキル、随意に置換したアルキルヘテロシクロアルキル、随意に置換したアルキルアリール、又は随意に置換したアルキルヘテロアリールであり;又は
2つのR31は、C−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される窒素と一体となり;
、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、−OR、−NR、又は−SRであり、ここでR、R、及びRの少なくとも1つが水素ではないと仮定し;
、R、及びRは独立して、水素、−OH、−CN、−CF、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したヒドロキシアルキル、随意に置換したアミノアルキル、随意に置換したシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したシクロアルキルアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキルアルキル、随意に置換したアラルキル、随意に置換したヘテロアラルキル、(ポリエチレングリコール)エチル、又は随意に置換したサッカライドであり;
又は、一体となったRとRは、結合される窒素で随意に置換した複素環を形成する。
特定の実施形態において、以下の式である式(II)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、N−オキシド、又は異性体がある:
特定の実施形態において、以下の式である式(II)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、N−オキシド、又は異性体がある:
<化合物の調製>
本明細書には、ベータ−ラクタマーゼの活性を阻害する式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物、及びそれらの調製プロセスが記載される。また、本明細書には薬学的に許容可能な塩も記載される。少なくとも1つのそのような化合物又は薬学的に許容可能な塩と、薬学的に許容可能な賦形剤とを含む医薬組成物も提供される。
式(I)、式(II)、又は式(IX)の何れかの化合物は、当業者に既知の標準合成反応を使用して、又は、当該技術分野で既知の方法を使用して、合成されてもよい。この反応は、直線配列に用いることで化合物を提供することが可能であり、又は、それらを使用することで、当該技術分野で既知の方法により後に結合されるフラグメントを合成してもよい。
本明細書に記載される化合物の合成に用いられる出発物質は、限定されないが、Aldrich Chemical Co.(Milwaukee,Wisconsin)、Bachem(Torrance,California)、又はSigma Chemical Co.(St.Louis,Mo.)などの市販の供給源から合成してもよく、又はそれらから入手可能である。本明細書に記載される化合物、及び、異なる置換基を持つ他の関連化合物は、当業者に既知の技術及び材料を用いて合成することができ、これらは例えば、March,Advanced Organic Chemistry 4th Ed.,(Wiley 1992);Carey and Sundberg,Advanced Organic Chemistry 4th Ed.,Vols.A and B(Plenum 2000,2001);Green and Wuts,Protective Groups in Organic Synthesis 3rd Ed.,(Wiley 1999);Fieser and Fieser’s Reagents for Organic Synthesis,Volumes 1−17(John Wiley and Sons,1991);Rodd’s Chemistry of Carbon Compounds,Volumes 1−5 and Supplementals(Elsevier Science Publishers,1989);Organic Reactions,Volumes 1−40(John Wiley and Sons,1991);及びLarock’s Comprehensive Organic Transformations(VCH Publishers Inc.,1989)などに記載される。これら文献全ては、その全体において参照により組み込まれる。本明細書に開示されるような化合物の調製のための一般的な方法は、当該技術分野における既知の反応に由来し、反応は、当業者に認識されるように、本明細書で提供される式に見出される様々な部分の導入のための、適切な試薬及び条件の使用によって修飾され得る。
反応の生成物は、所望される場合、濾過、蒸留、結晶化、クロマトグラフィーなどを含むが、これらに限定されない従来の技術を使用して単離及び精製されてもよい。そのような材料は、物理定数とスペクトルのデータを含む従来の手段を使用して、特徴化されてもよい。
本明細書に記載される化合物は、単一の異性体又は異性体の混合物として調製されてもよい。
<本明細書に開示される化合物の更なる形態>
<異性体>
幾つかの実施形態において、ホウ素原子の求オキソ(oxophilic)性質のため、本明細書に記載される化合物は、特に水を含む環境(水溶液、血漿など)において、代替的な形態に変換されるか、又は代替的な形態と平衡して存在する場合がある。従って、本明細書に記載される化合物は、分子内の二量体、三量体、及び関係する組み合わせに関連する場合がある。
本明細書に開示される式(I)と(II)の化合物は、上記の構造において示されるように閉鎖した環状形態、又は式(I−1)及び(II−1)の開放した非環式形態、或いはその混合物で提供される。
従って、本明細書に記載される化合物は、式(I)と(II)において示される「閉鎖した」環状形態と、式(I−1)及び(II−1)において示される「開放した」非環式形態との平衡状態で存在し得る。加えて、本明細書に記載される化合物は、分子内の二量体、三量体、及び関係する組み合わせに関連付けられてもよい。
更に、幾つかの実施形態において、本明細書に記載の化合物は幾何異性体として存在する。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、1以上の二重結合を含む。本明細書で提供される化合物は、シス、トランス、シン、アンチ、エントゲーゲン(E)、及びツザメン(Z)異性体、同様にそれらの対応する混合物を全て含む。幾つかの状況において、化合物は互変異性体として存在する。本明細書に記載される化合物は、本明細書に記載される式内に、全ての可能な互変異性体を含む。幾つかの状況において、本明細書に記載される化合物は、1以上のキラル中心を備えており、各中心は、R配置又はS配置に存在する。本明細書に記載される化合物は、ジアステレオマー、エナンチオマー、及びエピマーの形態、同様にそれらの対応する混合物全てを含む。本明細書で提供される化合物及び方法の付加的な実施形態において、単一の調製工程、組み合わせ、又は相互変換から結果として得られるエナンチオマー及び/又はジアステレオ異性体の混合物は、本明細書に記載される用途に有用である。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、化合物のラセミ混合物を光学的に活性な分解剤と反応させて一対のジアステレオ異性体の化合物を形成し、ジアステレオマーを分離し、及び、光学的に純粋なエナンチオマーを回収することにより、化合物の個々の立体異性体として調製される。幾つかの実施形態において、解離性錯体が好ましい(例えば、結晶性ジアステレオマー塩)。幾つかの実施形態において、ジアステレオマーは、明白な物理的特性(例えば、融点、沸点、溶解度、反応性など)を備えており、これら相違点を利用することにより分離される。幾つかの実施形態において、ジアステレオマーは、キラルクロマトグラフィーによって、又は好ましくは、溶解度の相違に基づく分離/分解技術によって分離される。幾つかの実施形態において、光学的に純粋なエナンチオマーはその後、ラセミ化を生じない任意の実用的な手段により、分解剤と共に回収される。
<薬学的に許容可能な塩>
幾つかの実施形態において、本明細書に記載の化合物は、その薬学的に許容可能な塩として存在する。幾つかの実施形態において、本明細書に開示される方法は、前記薬学的に許容可能な塩の投与による疾患の処置方法を含む。幾つかの実施形態において、本明細書に開示される方法は、医薬組成物として前記薬学的に許容可能な塩を投与することによる疾患の処置方法を含む。
幾つかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、酸性又は塩基性の基を備え、それ故、薬学的に許容可能な塩を形成するために、多くの無機塩基又は有機塩基、及び無機酸並びに有機酸の何れかと反応する。幾つかの実施形態において、これらの塩は、本発明の化合物の最終的な分離及び精製中に、又は、遊離形態にある精製した化合物を適切な酸或いは塩基と反応させ、それにより形成される塩を分離することにより、インサイツで調製される。
薬学的に許容可能な塩の例は、本明細書に記載される化合物の、無機質、有機酸又は無機塩基との反応によって調製される塩を含み、そのような塩は、アセタート、アクリラート、アジパート、アルギナート、アスパルテート、ベンゾアート、ベンゼンスルホナート、重硫酸塩、重亜硫酸塩、臭化物、ブチラート、ブチン−1,4−ジオアート、樟脳酸塩、カンファースルホナート、カプロン酸塩、カプリル酸塩、クロロベンゾアート、塩化物、シトラート、シクロペンタンプロピオナート、デカノアート、ジグルコナート、二水素リン酸塩、ジニトロベンゾアート、硫酸ドデシル、エタンスルホナート、ギ酸塩、フマル酸塩、グルコヘプタノエート、グリセロリン酸塩、グリコラート、ヘミ硫酸、ヘプタノアート、ヘキサノアート、ヘキシン−1,6−ジオアート、ヒドロキシベンゾアート、γ−ヒドロキシブチレート、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヒドロヨージド、2−ヒドロキシエタンスルホナート、ヨウ化物、イソブチラート、ラクタート、マレアート、マロナート、メタンスルホナート、マンデル酸塩、メタ燐酸塩、メタンスルホナート、メトキシベンゾアート、安息香酸メチル、リン酸一水素(monohydrogenphosphate)、1−ナフタレンスルホナート、2−ナフタレンスルホナート、ニコチナート、硝酸塩、パモ酸塩(palmoate)、ペクチン酸塩、過硫酸塩、3−プロピオン酸フェニル、リン酸塩、ピクラート、ピバレート、プロピオナート、ピロ硫酸塩、ピロリン酸塩、プロピオラート(propiolate)、フタラート、フェニルアセテート、フェニルブチラート、プロパンスルホナート、サリチル酸塩、スクシナート、硫酸塩、亜硫酸塩、スクシナート、スベリン酸塩、セバシン酸塩、スルホナート、酒石酸塩、チオシアネート、トシラートウンデカノアート、及びキシレンスルホナートを含む。
更に、本明細書に記載される化合物は、化合物の遊離塩基形態を、薬学的に許容可能な無機酸又は有機酸と反応させることにより形成される、薬学的に許容可能な塩として調製され得、前記無機酸は、限定されないが、塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸、メタリン酸などを含み;及び、前記有機酸は、限定されないが、酢酸、プロピオン酸、ヘキサン酸、シクロペンタンプロピオン酸、グリコール酸、ピルビン酸、乳酸、マロン酸、コハク酸、リンゴ酸、マレイン酸、フマル酸、p−トルエンスルホン酸、酒石酸、トリフルオロ酢酸、クエン酸、安息香酸、3−(4−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸、桂皮酸、マンデル酸、アリールスルホン酸、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、1,2−エタンジスルホン酸、2−ヒドロキシエタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、2−ナフタレンスルホン酸、4−メチルビシクロ−[2.2.2]オクタ−2−エン−1−カルボン酸、グルコへプトン酸、4,4’−メチレンビス−(3−ヒドロキシ−2−エン−1−カルボン酸)、3−フェニルプルピオン酸、トリメチル酢酸、ターシャリブチル酢酸、ラウリル硫酸、グルコン酸、グルタミン酸、ヒドロキシナフトエ酸、サリチル酸、ステアリン酸、及びムコン酸などを含む。幾つかの実施形態において、シュウ酸などであるが、一方でそれ自体が薬学的に許容可能でない他の酸は、本発明の化合物及びその薬学的に許容可能な酸付加塩を得る際の中間体として有用な塩の調製において、利用される。
幾つかの実施形態において、遊離酸基を含む、本明細書に記載される化合物は、薬学的に許容可能な金属カチオンの、ヒドロキシド、カルボナート、重炭酸塩、硫酸塩などの適切な塩基と、アンモニアと、又は、薬学的に許容可能な有機の第一級、第二級、第三級、又は第四級アミンと、反応する。代表的な塩は、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、及びアルミニウムの塩などの、アルカリ又はアルカリ土類の塩を含む。塩基の典型的な例は、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化コリン、炭酸ナトリウム、N+(C1−4アルキル)などを含む。
塩基付加塩の形成に役立つ、代表的な有機アミンは、エチルアミン、ジエチルアミン、エチレンジアミン、エタノールアミン、ジエタノールアミン、ピペラジンなどを含む。本明細書に記載される化合物はまた、それらが包含する任意の塩基性窒素含有基の四級化を含むことを、理解されたい。幾つかの実施形態において、水溶性又は油溶性、或いは分散可能な生成物が、そのような四級化によって得られる。
<医薬組成物/製剤>
別の様相において、本明細書には、本明細書に記載されるような式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物、或いはその薬学的に許容可能な塩、N−オキシド、又は異性体と、薬学的に許容可能な賦形剤とを含む、医薬組成物が提供される。幾つかの実施形態において、医薬組成物はベータ−ラクタム系抗生物質を更に含む。特定の実施形態において、ベータ−ラクタム系抗生物質は、ペニシリン、セファロスポリン、カルバペネム、モノバクタム、架橋したモノバクタム、又はそれらの組み合わせである。
幾つかの実施形態において、本明細書に記載の化合物は、医薬組成物へと処方される。医薬組成物は、活性化合物の、薬学的に使用され得る製剤への処理を促進する、1以上の薬学的に許容可能な不活性成分を使用する従来の方法で、処方される。適切な製剤は、選択される投与経路に依存する。本明細書に記載される医薬組成物の概要は、例えば、Remington:The Science and Practice of Pharmacy,Nineteenth Ed(Easton,Pa.:Mack Publishing Company,1995);Hoover,John E.,Remington’s Pharmaceutical Sciences,Mack Publishing Co.,Easton,Pennsylvania 1975;Liberman,H.A.and Lachman,L.,Eds.,Pharmaceutical Dosage Forms,Marcel Decker,New York,N.Y.,1980;及び、Pharmaceutical Dosage Forms and Drug Delivery Systems,Seventh Ed.(Lippincott Williams & Wilkins1999)において見出され得、それらは開示のために、参照により本明細書に組み込まれる。
本明細書には、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物と、少なくとも1つの薬学的に許容可能な不活性成分とを含む医薬組成物が提供される。幾つかの実施形態において、本明細書に記載される化合物は、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物が併用療法におけるように他の活性成分と混合される、医薬組成物として投与される。他の実施形態において、医薬組成物は、他の医療薬剤又は医薬品、担体、アジュバント、防腐剤、安定化剤、湿潤剤又は乳化剤、溶解促進剤、浸透圧を調節するための塩、及び/又は緩衝剤を含む。また他の実施形態において、医薬組成物は、他の治療上有益な物質を含む。
医薬組成物は、本明細書で使用されるように、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物と、担体、賦形剤、結合剤、充填剤、懸濁化剤、香味料、甘味料、崩壊剤、分散剤、界面活性剤、潤滑剤、着色料、希釈剤、可溶化剤、加湿剤(moistening agents)、可塑剤、安定剤、浸透促進剤、湿潤剤、消泡剤、抗酸化剤、防腐剤、又はそれらの1以上の組み合わせなどの他の化学成分(即ち、薬学的に許容可能な不活性成分)との混合物を指す。医薬組成物は、生体への化合物の投与を促進する。本明細書に提供される処置又は使用の方法の実施において、治療上有効な量の本明細書に記載される化合物は、処置される疾患、障害、又は疾病を有する哺乳動物へと、医薬組成物において投与される。幾つかの実施形態において、哺乳動物は、ヒトである。治療上有効な量は、疾患の重症度、被験体の年齢及び相対的な健康状態、使用される化合物の効能、及び他の要因に依存して広く異なり得る。化合物は、単一で、又は混合物の成分としての1以上の治療剤と組み合わせて、使用され得る。
本明細書に記載される医薬製剤は、経口、非経口(例えば、静脈内、皮下、筋肉内)、鼻腔内、頬側、局所、直腸、又は経皮の投与経路を含むが、これらに限定されない適切な投与経路によって、被験体に投与される。本明細書に記載される医薬製剤は、水性液体分散液、液体、ゲル、シロップ、エリキシル、スラリー、懸濁液、自己乳化分散液、固溶体、リポソーム分散液、エアロゾル、固形経口剤形、粉末剤、即時放出製剤、制御放出製剤、速溶製剤、錠剤、カプセル剤、丸剤、粉末剤、糖衣錠、発泡製剤、凍結乾燥製剤、遅延放出製剤、拡張放出製剤、パルス放出製剤、多重微粒子製剤、及び、即時混合且つ制御放出製剤を含むが、これらに限定されない。
式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物を含む医薬組成物は、ほんの一例ではあるが、従来の混合、溶解、造粒、糖衣錠製造、粉砕、乳化、封入、包括、又は圧縮のプロセスの手段などの、従来の方法で製造され得る。
医薬組成物は、遊離酸形態又は遊離塩基形態で、又は、薬学的に許容可能な塩の形態で、活性成分として少なくとも1つの式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物を含むことになる。加えて、本明細書に記載される方法及び医薬組成物は、N−オキシド(適切な場合)、結晶形態、非晶相の使用を含む。
経口使用のための医薬調製物は、所望される場合、錠剤又は糖衣錠コアを得るために、適切な助剤を添加した後、1以上の固形賦形剤を、本明細書に記載の1以上の化合物と混合し、結果として生じる混合物を随意に粉砕し、及び顆粒の混合物を処理することによって得られる。適切な賦形剤は、例えば、ラクトース、スクロース、マンニトール、又はソルビトールを含む糖などの充填材;例えば、トウモロコシデンプン、小麦デンプン、米デンプン、ジャガイモデンプン、ゼラチン、トラガカントゴム、メチルセルロース、微結晶性セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウムなどのセルロース調製物;又は、ポリビニルピロリドン(PVP又はポビドン)或いはリン酸カルシウムなどの他のものを含む。所望の場合、架橋結合クロスカルメロースナトリウム、ポリビニルピロリドン、寒天、又はアルギン酸、或いはアルギン酸ナトリウムなどのその塩などの、崩壊剤が添加される。幾つかの実施形態において、染料又は色素が、活性化合物の用量の異なる組み合わせの識別又は特徴化のために、錠剤又は糖衣錠のコーティングに添加される。
経口投与される医薬調製物は、ゼラチン製の押し出し型カプセル、同様に、ゼラチン製のソフト密封カプセル、及び、グリセロール又はソルビトールなどの可塑剤を含む。押し出し型カプセルは、ラクトースなどの充填材、デンプンなどの結合剤、及び/又はタルク或いはステアリン酸マグネシウムなどの潤滑剤、及び随意に安定剤を備えた混合剤中に、活性成分を包含する。ソフトカプセルにおいて、活性化合物は、脂肪油、液体パラフィン、又は液体ポリエチレングリコールなどの適切な液体中で溶解される又は懸濁される。幾つかの実施形態において、安定剤が添加される。
特定の実施形態において、医薬化合物のための送達システムが利用されてもよく、例えばリポソーム及びエマルジョンなどである。特定の実施形態において、本明細書で提供される組成物はまた、例えばカルボキシメチルセルロース、カルボマー(アクリル酸ポリマー)、ポリ(メチルメタクリレート)、ポリアクリルアミド、ポリカルボフィル、アクリル酸/アクリル酸ブチルコポリマー、アルギン酸ナトリウム、及びデキストランの中から選択される、粘膜付着性ポリマーを含み得る。
<併用処置>
式(I)、式(II)、又は式(IX)に係る化合物は、細菌感染症の処置において1以上の抗生物質と組み合わせて使用される場合がある。そのような抗生物質は、一般的に使用される経路及び量で、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物と同時に又は連続して投与されてもよい。式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物が1以上の抗生物質と同時に使用されると、そのような他の薬物及び本発明の化合物を含む、単位投与形態の医薬組成物が好ましい。しかし、併用療法はまた、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物と1以上の抗生物質が、異なる重複するスケジュールで投与される治療を含む場合がある。また、1以上の抗生物質と組み合わせて使用されると、抗生物質は、各々が単独に使用される場合よりも少ない用量で使用されてもよいことも、考慮する。
従って、本発明の医薬組成物はまた、式(I)、式(II)、又は式(IX)に係る化合物に加えて、1以上の抗生物質を含むものを含む。幾つかの実施形態において、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物を含む医薬組成物は更に、ベータ−ラクタム系抗生物質を含む。特定の実施形態において、ベータ−ラクタム系抗生物質は、ペニシリン、セファロスポリン、カルバペネム、モノバクタム、架橋したモノバクタム、又はそれらの組み合わせである。
上述の組み合わせは、1つの抗生物質だけでなく2以上の抗生物質を含む、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物の組み合わせを含む。同様に、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物は、抗生物質と組み合わせて、又はそれ自体で、細菌感染症の危険性又は細菌感染症に関連する疾病の予防、処置、制御、回復、又は減少に使用される他の薬物と組み合わせて使用されてもよい。そのような他の薬物は、一般的に使用される経路及び量で、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物と同時に又は連続して投与されてもよい。式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物が1以上の他の薬物と同時に使用されると、本発明の化合物に加えてそのような他の薬物を含む医薬組成物が、好ましい。従って、本発明の医薬組成物はまた、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物に加えて、1以上の他の活性成分も包含するものを含む。第2の活性成分に対する、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物の重量比は変動する場合があり、各成分の有効量に依存することになる。一般的に、各々の有効量が使用されることとなる。
幾つかの実施形態において、式(I)、式(II)、又は式(IX)に係る化合物は、細菌感染症の処置において1以上の抗生物質と組み合わせて使用される。特定の実施形態において、細菌感染症は、上気道又は下気道の感染症、尿路感染症、腹腔内感染症、又は皮膚感染症である。幾つかの実施形態において、1以上の抗生物質は、ベータ−ラクタム系抗生物質から選択される。ベータ−ラクタム系抗生物質は、限定されないが、ペニシリン、ペネム、カルバペネム、セファロスポリン、セファマイシン、モノバクタム、又はそれらの組み合わせを含む。ペニシリンは、限定されないが、アモキシシリン、アンピシリン、アジドシリン、アズロシリン、バカンピシリン、ベンザチンベンジルペニシリン、ベンザチンフェノキシメチルペニシリン、ベンジルペニシリン(G)、カルベニシリン、カリンダシリン、クロメトシリン、クロキサシリン、ジクロキサシリン、エピシリン、フルクロキサシリン、ヘタシリン、メシリナム、メタンピシリン、メチシリン、メズロシリン、ナフシリン、オキサシリン、ペナメシリン、フェネチシリン、フェノキシメチルペニシリン(V)、ピペラシリン、ピバンピシリン、ピブメシリナム、プロカインベンジルペニシリン、プロピシリン、スルベニシリン、タランピシリン、テモシリン、チカルシリンを含む。ペネムは、限定されないがファロペネムを含む。カルバペネムは、限定されないが、ビアペネム、エルタペネム、ドリペネム、イミペネム、メロペネム、及びパニペネムを含む。セファロスポリン/セファマイシンは、限定されないが、セファセトリル、セファクロル、セファドロキシル、セファレキシン、セファログリシン、セファロニウム、セファロリジン、セファロチン、セファマンドール、セファピリン、セファトリジン、セファザフル、セファゼドン、セファゾリン、セフブペラゾン、セフカペン、セフダロキシム(cefdaloxime)、セフジニル、セフジトレン、セフェピム、セフェタメト、セフィキシム、セフメノキシム、セフメタゾール、セフミノックス、セフォジジム、セフォニシド、セフォペラゾン、セフォラニド、セフォタキシム、セフォテタン、セフォチアム、セフォベシン、セフォキシチン、セフォゾプラン、セフピミゾール、セフピラミド、セフピロム、セフポドキシム、セフプロジル、セフキノム、セフキノム、セフラジン、セフロキサジン、セフスロジン、セフタロリンフォサミル、セフタジジム、セフテラム、セフテゾール、セフチブテン、セフチオフル、セフチオレン(ceftiolene)、セフチゾキシム、セフトビプロール、セフトリアキソン、セフロキシム、セフゾナム、フロモキセフ、ラタモキセフ、ロラカルベフを含む。モノバクタムは、アズトレオナム、カルモナム、ノカルジシンA、及びチゲモナム(tigemonam)を含むが、これらに限定されない。
<医薬組成物の投与>
適切な投与経路は、経口投与、静脈内投与、直腸投与、エアロゾル投与、非経口投与、経眼投与、経肺投与、経粘膜投与、経皮投与、膣内投与、経耳投与、経鼻投与、及び局所投与を含むが、これらに限定されない。加えて、ほんの一例ではあるが、非経口送達は、くも膜下腔内、直接脳室内、腹腔内、リンパ内、及び鼻腔内の注入だけでなく、筋肉内、皮下、静脈内、髄内の注入も含む。
幾つかの実施形態において、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物、及びその組成物は、任意の適切な様式で投与される。投与の様式は、例えば、局所又は全身の処置が所望されるかどうか、及び処置される領域に基づいて、選択され得る。例えば、組成物は、経口で、非経口で(例えば、静脈内、皮下、腹腔内、又は筋肉内の注入)、吸入、体外、局所(経皮、経眼、膣内、直腸、鼻腔内を含む)などによって、投与され得る。
組成物の非経口投与は一般的に、使用される場合、注入により特徴化される。注射剤は、液体溶液又は懸濁液、注入前の液体における懸濁液の溶液に適切な固体形態、又はエマルジョンの何れかとして、従来の形態で調製され得る。非経口投与のために最近改訂された方法は、一定の投与量が維持されるように、遅延放出又は徐放性のシステムの使用を含む。
<抗菌活性のためのアッセイ>
ベータ−ラクタマーゼ活性の阻害のためのアッセイは、当該技術分野で周知である。例えば、標準の酵素阻害アッセイにおいてベータ−ラクタマーゼ活性を阻害する化合物の能力が、使用されてもよい(例えば、Page,Biochem J,295:295−304(1993)を参照)。そのようなアッセイにおいて使用するためのベータ−ラクタマーゼは、細菌源から生成されてもよく、又は好ましくは、多くのベータ−ラクタマーゼのための遺伝子及びcDNAクローンのコード化が知られているため、組換DNA技術によって作られる(例えば、Cartwright & Waley,Biochem J 221:505−12(1984)を参照)。
代替的に、ベータ−ラクタマーゼを作ると知られる、又はそのために設計される細菌の、阻害剤に対する感受性が、判定される場合がある。他の細菌阻害アッセイは、寒天ディスク拡散と寒天希釈を含む(例えば、Traub&Leonhard,Chemotherapy 43 159−67(1997)を参照)。故に、ベータ−ラクタマーゼは、ベータ−ラクタマーゼ酵素を有効な量の本発明の(inventive)化合物と接触させることにより、又は、ベータ−ラクタマーゼ酵素を作り出す細菌を有効な量の前記化合物と接触させることで細菌中のベータ−ラクタマーゼを阻害剤と接触させることにより、阻害されてもよい。接触は、インビトロ又はインビボで生じ得る。「接触」は、ベータ−ラクタマーゼと阻害剤をくっつけることにより、阻害剤がベータ−ラクタマーゼに結合することができることを意味する。ベータ−ラクタマーゼを阻害するのに有効な化合物の量は、経験に基づいて決定されてもよく、そのような決定は、当該技術分野内で行われる。阻害は、ベータ−ラクタマーゼ活性の減少と除去の両方を含む。
<方法>
本開示はまた、例えば、ベータ−ラクタム系抗生物質に対する菌耐性を減らすことにより細菌増殖を阻害する方法を提供し、該方法は、細菌細胞培養物、又は細菌感染した細胞培養物、組織、或いは生体を、本明細書に記載されるベータ−ラクタマーゼ阻害剤と接触させる工程を含む。好ましくは、式(I)、式(II)、又は式(IX)のベータ−ラクタマーゼ阻害剤の投与によって阻害される細菌は、ベータ−ラクタム抗生物質に耐性がある細菌である。用語「耐性」は、当業者によって十分に理解される(例えば、Payne et al.,Antimicrobial Agents and Chemotherapy 38 767−772 (1994),Hanaki et al.,Antimicrobial Agents and Chemotherapy 30 1120−1126(1995)を参照)。
このような方法は、様々な状況における細菌増殖を阻害するのに役立つ。特定の実施形態において、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物は、ベータ−ラクタム耐性菌の増殖を妨げるために、インビトロで実験用細胞培養物に投与される。特定の他の実施形態において、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物は、インビボでのベータ−ラクタム耐性菌の増殖を妨げるために、ヒトを含む哺乳動物に投与される。この実施形態に係る方法は、ヒトを含む哺乳動物に、治療上有効な時間で、治療上有効な量のベータ−ラクタマーゼ阻害剤を投与する工程を含む。好ましくは、ベータ−ラクタマーゼ阻害剤は、上述されるような医薬組成物の形態で投与される。幾つかの実施形態において、ベータ−ラクタム系抗生物質は、上述されるようなベータ−ラクタマーゼ阻害剤と共に同時投与される。
別の様相において、本明細書には、細菌感染症を処置する方法が開示され、該方法は、式(I)、式(II)、又は式(IX)の化合物又はその薬学的に許容可能な塩と、薬学的に許容可能な賦形剤とを含む医薬組成物を、被験体に投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、被験体の細菌感染症を処置する方法は、随意にベータ−ラクタム系抗生物質と組み合わせて、本明細書に記載されるような医薬組成物を被験体に投与する工程を含む。幾つかの実施形態において、細菌感染症は、上気道又は下気道の感染症、尿路感染症、腹腔内感染症、又は皮膚感染症である。
幾つかの実施形態において、処置又は予防される感染症は、Pseudomonas aeruginosa、Pseudomonas fluorescens、Pseudomonas acidovorans、Pseudomonas alcaligenes、Pseudomonas putida、Stenotrophomonas maltophilia、Burkholderia cepacia、Aeromonas hydrophilia、Escherichia coli、Citrobacter freundii、Salmonella typhimurium、Salmonella typhi、Salmonella paratyphi、Salmonella enteritidis、Shigella dysenteriae、Shigella flexneri、Shigella sonnei、Enterobacter cloacae、Enterobacter aerogenes、Klebsiella pneumoniae、Klebsiella oxytoca、Serratia marcescens、Francisella tularensis、Morganella morganii、Proteus mirabilis、Proteus vulgaris、Providencia alcalifaciens、Providencia rettgeri、Providencia stuartii、Acinetobacter baumannii、Acinetobacter calcoaceticus、Acinetobacter haemolyticus、Yersinia enterocolitica、Yersinia pestis、Yersinia pseudotuberculosis、Yersinia intermedia、Bordetella pertussis、Bordetella parapertussis、Bordetella bronchiseptica、Haemophilus influenzae、Haemophilus parainfluenzae、Haemophilus haemolyticus、Haemophilus parahaemolyticus、Haemophilus ducreyi、Pasteurella multocida、Pasteurella haemolytica、Branhamella catarrhalis、Helicobacter pylori、Campylobacter fetus、Campylobacter jejuni、Campylobacter coli、Borrelia burgdorferi、Vibrio cholerae、Vibrio parahaemolyticus、Legionella pneumophila、Listeria monocytogenes、Neisseria gonorrhoeae、Neisseria meningitidis、Kingella、Moraxella、Gardnerella vaginalis、Bacteroides fragilis、Bacteroides distasonis、Bacteroides 3452A homology group、Bacteroides vulgatus、Bacteroides ovalus、Bacteroides thetaiotaomicron、Bacteroides uniformis、Bacteroides eggerthii、Bacteroides splanchnicus、Clostridium difficile、Mycobacterium tuberculosis、Mycobacterium avium、Mycobacterium intracellulare、Mycobacterium leprae、Corynebacterium diphtheriae、Corynebacterium ulcerans、Streptococcus pneumoniae、Streptococcus agalactiae、Streptococcus pyogenes、Enterococcus faecalis、Enterococcus faecium、Staphylococcus aureus、Staphylococcus epidermidis、Staphylococcus saprophyticus、Staphylococcus intermedius、 Staphylococcus hyicus subsp.hyicus、Staphylococcus haemolyticus、Staphylococcus hominis、又はStaphylococcus saccharolyticusに関する感染症である。
幾つかの実施形態において、処置又は予防される感染症は、Pseudomonas aeruginosa、Pseudomonas fluorescens、Stenotrophomonas maltophilia、Escherichia coli、Citrobacter freundii、Salmonella typhimurium、Salmonella typhi、Salmonella paratyphi、Salmonella enteritidis、Shigella dysenteriae、Shigella flexneri、Shigella sonnei、Enterobacter cloacae、Enterobacter aerogenes、Klebsiella pneumoniae、Klebsiella oxytoca、Serratia marcescens、Acinetobacter calcoaceticus、Acinetobacter haemolyticus、Yersinia enterocolitica、Yersinia pestis、Yersinia pseudotuberculosis、Yersinia intermedia、Haemophilus influenzae、Haemophilus parainfluenzae、Haemophilus haemolyticus、Haemophilus parahaemolyticus、Helicobacter pylori、Campylobacter fetus、Campylobacter jejuni、Campylobacter coli、Vibrio cholerae、Vibrio parahaemolyticus、Legionella pneumophila、Listeria monocytogenes、Neisseria gonorrhoeae、Neisseria meningitidis、Moraxella、Bacteroides fragilis、Bacteroides vulgatus、Bacteroides ovalus、Bacteroides thetaiotaomicron、Bacteroides uniformis、Bacteroides eggerthii、又はBacteroides splanchnicusを含む細菌を含む。
略語のリスト
上で使用されるように、および、本発明の記載の全体にわたって、以下の略語は、特段の定めのない限り、以下の意味を有することが理解されよう:
ACN アセトニトリル
Bn ベンジル
BOCまたはBoc tert−ブチルカルバマート
BOP ベンゾトリアゾル−1−イル−オキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム
t−Bu tert−ブチル
Cbz ベンジルカルバマート
Cy シクロヘキシル
DBU 1,8−ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデカ−7−エン
DCC ジシクロヘキシルカルボジイミド
DCM ジクロロメタン(CH2CI2)
DIC 1,3−ジイソプロピルカルボジイミド
DEAD ジエチルアゾジカルボキシラート
DIAD ジイソプロピルアゾジカルボキシラート
DIEA ジイソプロピルエチルアミン
DMAP 4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン
DMP試薬 デス・マーチンペルヨージナン試薬
DMF ジメチルホルムアミド
DMA N,N−ジメチルアセトアミド
DME 1,2−ジメトキシ・エタン
DMSO ジメチルスルホキシド
Dppf 1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン
EDCI 1−エチル−3−(3つのジメチルアミノプロピル)カルボジイミドHCl
eq 等価物
Et エチル
EtO ジエチルエーテル
EtOH エタノール
EtOAc 酢酸エチル
HOAt 1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール
HOBT 1−ヒドロキシベンズトリアゾール
HOSu N−ヒドロキシスクシンアミド
HPLC 高性能液体クロマトグラフィー
LAH リチウムアルミニウム無水物
LC 液体クロマトグラフィー
Me メチル
MeI ヨウ化メチル
MeOH メタノール
MOMCl メトキシメチルクロリド
MOM メトキシメチル
MS 質量分光法
NMP N−メチル−ピロリジン−2−オン
NMR 核磁気共鳴
PyBOP ベンゾトリアゾル−1−イル−オキシトリス−ピロリジノ−ホスホニウムヘキサフルオロホスファート
SPHOS 2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジメトキシビフェニル
TBD 1,5,7−トリアザビシクロ[4.4.0]−デク−5−エン
RP−HPLC 逆相高圧力液体クロマトグラフィー
TBS tert−ブチルジメチルシリル
TBSCl tert−ブチルジメチルシリルクロリド
TBTU O−(ベンゾトリアゾル−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム
TEOC 2−トリメチルシリルエチルカルバマート
TFA トリフルオロ酢酸
TfO トリフレート無水物
TMG 1,1,3,3−テトラメチルグアニジン
THF テトラヒドロフラン
THP テトラヒドロピラン
TLC 薄層クロマトグラフィー
XPHOS 2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,4’,6’−トリイソプロピルビフェニル
式(I)、(II)、および(IX)の化合物の調製物のための一般的な例
本発明の化合物のための出発物質と中間物は、以下に記載される方法の適用または適応、その明らかな化学当量により、または、例えば、The Science of Synthesis, Volumes 1−8. Editors E. M. Carreira et al. Thieme publishers (2001−2008)などの文献に記載されるように、調製されてもよい。試薬や反応のオプションの詳細はScifinder(www.cas.org)またはReaxys(www.reaxys.com)のような市販のコンピューターのサーチエンジンを使用する構造と反応の検索によっても得られる。
発明(I)(模式図1)の特定の化合物は、−78°Cと室温との間の温度でジクロロメタンなどの溶媒中のBCl、AlCl、またはBBrのようなルイス酸を用いる処置と、その後の水性のクエンチによって、対応する官能基で保護されたボロン酸エステル(III)から調製される。
代替的に、(I)は、室温と100°Cの間の温度でジオキサン中の水性の塩酸(約3−5モル)を用いる(III)の処置によって(III)から得られる。
必要なボロン酸エステル(III)は、アミン(IV)をカルボン酸(V)と結合することにより得られる(模式図2)。この形質転換は、酸塩化物、無水物、または反応性エステル(VIa、VIb、またはVIc)として最初に酸機能性を活性化し、その後、通常は4−メチル−モルホリン、トリエチルアミン、またはジイソプロピルエチルアミンのような非求核性塩基の存在下で、DMF、DMA、NMP、THF、またはジクロロメタン(あるいはその混合物)などの溶媒中で(IV)を用いる活性化基質の処置により、達成される。
酸塩化物(VIa)の形成は、室温あたりでDMFのような触媒の存在下で、ジクロロメタンのような溶媒中の塩化チオニル、亜リン酸ペンタクロリド、または塩化オキサリルなどの塩素化剤による(V)の処置を含む。特定のケースでは、DMFは共溶媒としても使用される。無水物(VIb)(ZはC=Oである)の形成は、室温以下でトリエチルアミンまたはジイソプロピルアミンのような非求核性塩基の存在下で、ジクロロメタンなどの不活性溶媒中のトリメチルアセチルクロリドまたはクロロギ酸イソプロピルのような、立体的に妨害された酸塩化物またはクロロギ酸エステルによる(V)の処置を含む。活性化されたエステル(VIc)の形成は、室温以下でDMF、DMA、NMP、またはジクロロメタンのような溶媒中のEDCI、DCC/HOBt、HATU、BOP試薬、またはTBTUなどの活性化試薬系を用いる(V)の処置を含む(International Journal of Pharmaceutical Sciences Review and Research (2011), 8(1), 108−119)。
必要な酸(V)は市販で入手可能であるか、または文献に記載される以下の方法に従って市販の出発物質からの数回の工程で合成されてもよい[例えば、The Science of Synthesis, Volumes 1−8. Editors E. M. Carreira et al. Thieme publishers (2001−2008)。試薬や反応のオプションの詳細はScifinder(www.cas.org)またはReaxys(www.reaxys.com)のような市販のコンピューターのサーチエンジンを使用する構造と反応の検索によっても得られる。
本発明(II)(模式図3)の特定の化合物は、室温でジクロロメタンのような溶媒中のAlClなどのルイス酸を用いる処置とその後の水性または水/メタノールのクエンチにより、対応する官能基で保護されたボロン酸エステル(VII)から調製される。
代替的に、(II)は、室温と120°Cとの間の温度でメタノール、エタノール、またはn−ブタノールのようなアルコール溶媒中の塩酸(ジオキサン中の約3−5モル)を用いる(I)の処置によって得られ得る(模式図4)。
所望の保護されたカルボン酸エステル(VII)は、室温でジオキサン中の塩酸(4モル)などの無水物の酸を用いるt−ブチルエステル(III)の処置によって調製される。結果として生じる酸(VIII)は、室温以上でDMFのような溶媒中のヨードエタン、1−ヨードブタン、ピバル酸クロロメチル、またはブロモメチル酢酸塩などのハロゲン化アルキルと共に炭酸ナトリウムまたは炭酸カリウムのような無機塩基の付加によってアルキル化され得る。あるケースでは、ヨウ化ナトリウムも加えることができる(模式図5)。
合成の実施例
式(I、)(IX)、または式(II)の化合物と中間物の以下の調製は、当業者が本発明をより明確に理解し、かつ実行することができるように与えられる。これらは本発明の範囲を限定するものとしてみなされてはならず、例示的かつ代表的なものに過ぎないとみなされなければならない。
実施例1:(R)3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルの合成
工程1:THF(44mL)中のジクロロメタン(2.27mL、35ミリモル)の冷却した(−100°Cの外部温度)溶液に、45分にわたってBuLi(8.88mL、ヘキサン中2.5M、22ミリモル)を液滴でフラスコの側部に加えた。BuLiのおよそ80%が加えられた後、白色沈殿物が形成される。添加完了後、反応混合物を30分撹拌した。この混合物に、およそ30分にわたってTHF(20mL)中の2−メトキシ−3−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.0 2,6]デク−4−イルメチル)−安息香酸tert−ブチルエステル(8.0g、20mmol)をフラスコの側部に液滴で加えた。添加完了後、結果として生じた溶液を5分間撹拌した。この溶液に、およそ12分にわたってZnCl(22mL、エーテル中の1M)をフラスコの側部に液滴で加えた。添加完了後、冷浴槽を取り除き、−10°Cの浴槽と取り替えた。反応混合物を1.25時間撹拌した。この溶液に、氷冷のエーテル(300mL)と氷冷の飽和した水性のNHCl(125mL)を加えた。有機相をブラインで洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、減圧下で濃縮した。残留物を、シリカ・クロマトグラフィー(ヘキサン中の2−20%の酢酸エチルで溶出された120gのシリカ)によって精製することで、無色の油として表題化合物を得た。この材料はゆっくりと−10°Cで結晶する。
工程2:THF(20mL)中の2−メトキシ−3−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イルメチル)−安息香酸tert−ブチルエステル(2.0g、5ミリモル)とジクロロメタン(1.6mL、25ミリモル)を、30分間−60°Cで撹拌した。この溶液に、LDA(6.5ミリモル、Aldrichからの2M溶液)を10分間にわたって加えた。結果として生じる反応混合物を20分間−60°Cで撹拌する。ZnCl(8.75ミリモル、エーテル中の1M溶液)を−60°Cでゆっくり加えた。反応混合物を30分間−50から−60°Cで撹拌した。この結果として生じる混合物を1時間にわたって0°Cまで温め、その間に10%のH2SO4溶液(10mL)を加え、反応混合物を10分間撹拌した。二相分離の後、有機相を水とブラインで洗浄した。その後、有機相を真空中で乾燥させ濃縮した。残留物をフラッシュシリカ・クロマトグラフィー(EtOAc/ヘキサン、4/1)によって精製することで、表題化合物を得た。
工程2.3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成
THF(6.5mL)中の[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステル(0.967g、2.15ミリモル)の冷却した(−25°C)溶液に、リチウム・ビス−トリメチルシリルアミド(2.3mL、THF中の1M)を液滴で加えた。添加完了後、冷浴槽を取り除き、1時間撹拌し続けることで、[(1R)−1−[ビス(トリメチルシリル)アミノ]−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステル(THF中の約0.25M)の溶液を得た。この溶液を次の操作で直接使用した。
別のフラスコで:酪酸(0.07mL、0.79ミリモル)とHATU(0.328g、0.86ミリモル)の混合物に、DMA(2.5mL)を加え、その後、N−メチルモルホリン(0.10mL、0.91ミリモル)を加えた。結果として生じた溶液を1.1時間撹拌し、その後、THF中の[(1R)−1−[ビス(トリメチルシリル)アミノ]−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールの溶液(上記のように調製される)を加えた。この混合物を22時間撹拌し、水でクエンチし、ジエチルエーテルで2回抽出した。結合した有機質層をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、濃縮した。残留物を、シリカ・クロマトグラフィー(30gのシリカ;25−100%のEtOAcで溶出される:ヘキサン)によって精製することで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 500(MH)
工程3.(R)3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
塩化アルミニウム(0.442g、3.31ミリモル)を、ジクロロメタン(10mL)中の3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステル(0.207g、0.41ミリモル)の溶液に加え、反応液を19時間室温で撹拌した。反応混合物を水とメタノールでクエンチし、ヘキサンで2回抽出した。生成物は水層に留まり、逆相HPLCによって精製された。純粋な分画を凍結乾燥によって濃縮することで、白色固形物として表題化合物を得た。ESI−MS m/z 278(MH)
実施例2:(R)−3−(2−シアノ−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(2−シアノ−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとシアン酢酸から調製される。粗製生成物をシリカゲル(25−100%のEtOAc/ヘキサン)上でフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 497(MH)
工程2.(R)−3−(2−シアノ−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例1の工程3の手順に従って、3−[2−(2−シアノ−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 275(MH)
実施例3:(R)−3−(2,2−ジヒドロキシ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(2,2−ジフルオロ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと2,2−ジフルオロプロピオン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 522(MH)
工程2.(R)−3−(2,2−ジヒドロキシ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(2,2−ジフルオロ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 296(MH)
実施例4:(R)2−ヒドロキシ−3−(3,3,3−トリフルオロ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(3,3,3−トリフルオロ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3,3,3−トリフルオロプロピオン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 540(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3,3,3−トリフルオロ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3,3,3−トリフルオロ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 318(MH)
実施例5:(R)−3−(2−クロロ−4,4−ジフルオロ−ブチリルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(4,4,4−トリフルオロ−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと4,4,4−トリフルオロ酪酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 554(MH)
工程2.(R)−3−(2−クロロ−4,4−ジフルオロ−ブチリルアミノ)− 2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(4,4,4−トリフルオロ−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 348(MH)
実施例6:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メチル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(3−メチル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとイソ吉草酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 514(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メチル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−メチル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 292(MH)
実施例7:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4,4,4−トリフルオロ−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
(R)−2−ヒドロキシ−3−(4,4,4−トリフルオロ−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
ジクロロメタン(4.9mL)中の2−メトキシ−3−[2−(4,4,4−トリフルオロ−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステル(実施例5の工程1で調製されるように)の溶液(0.217g、0.392ミリモル)に、−78°Cで三塩化ホウ素(CHCl中の1.0M、1.6mL、1.60ミリモル)を加えた。反応を30分間−78°Cで撹拌して、その後、30分間0°Cまで温めた。反応を水でクエンチして、ジエチルエーテルを用いて2回抽出した。生成物は水層に留まり、逆相分取HPLCによって精製して、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 332(MH)
実施例8:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−シアノプロパン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 511(MH)
工程2.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例7に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 289(MH)
実施例9:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4,4,4−トリフルオロ−3−トリフルオロメチル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(4,4,4−トリフルオロ−3−トリフルオロメチル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと4,4,4−トリフルオロ−3−(トリフルオロメチル)酪酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 622(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4,4,4−トリフルオロ−3−トリフルオロメチル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(4,4,4−トリフルオロ−3−トリフルオロメチル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製された。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 400(MH)
実施例10:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとレブリン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 528(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 306(MH)
実施例11:(R)−3−(2,2−ジクロロ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(2,2−ジクロロ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと2,2−ジクロロプロピオン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 555(MH)
工程2.(R)−3−(2,2−ジクロロ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例7に記載される手順に従って、3−[2−(2,2−ジクロロ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 333(MH)
実施例12:(R)−3−(3−クロロ−アクリルオイルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(2,3−ジクロロ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと2,3−ジクロロプロピオン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 555(MH)
工程2.(R)−3−(3−クロロ−アクリルオイルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例7に記載される手順に従って、3−[2−(2,3−ジクロロ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 296(MH)
実施例13:(R)−2−ヒドロキシ−3−(5−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(5−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと4−アセチル酪酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 542(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(5−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(5−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 320(MH)
実施例14:(R)−3−(4−シアノ−ブチリルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(4−シアノ−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと4−シアノブタン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 525(MH)
工程2.(R)−3−(4−シアノ−ブチリルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(4−シアノ−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 303(MH)
実施例15:(R)−3−(3−ジメチルカルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(3−ジメチルカルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとN,N−ジメチルスクシンアミド酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(20−100%のEtOAc/ヘキサン、その後、15%のCHOH/CHCl)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製する。ESI−MS m/z 557(MH)
工程2.(R)−3−(3−ジメチルカルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−ジメチルカルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 335(MH)
実施例16:(R)−3−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとスクシンアミド酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(20−100%のEtOAc/ヘキサン、その後、15%のCHOH/CHCl)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製する。ESI−MS m/z 529(MH)
工程2.(R)−3−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 307(MH)
実施例17:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシイミノ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
エタノール(1.5mL)中の(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸(20.1mg、0.066ミリモル、実施例10に記載されるように調製される)の溶液に、酢酸ナトリウム(15.0mg、0.182ミリモル)と、その後、ヒドロキシルアミン塩酸塩(8.2mg、0.118ミリモル)を加えた。固体が5分以内に沈殿し、その溶液を23時間周囲温度で撹拌した。溶媒を真空中で取り除き、水(5mL)を加え、1NのNaOHとともにスラリーをいれてpHを12にして、固体を溶かした。1NのHClで溶液をpH1にして、粗製生成物を、C18シリカゲル(100%のHO対10%のIPA/HO)での逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製して、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 321(MH)
実施例18:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−メトキシイミノ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
実施例17に記載される手順に従って、(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸とメトキシルアミン塩酸塩から調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(100%のHO対10%のIPA/HO)での逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 335(MH)
実施例19:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メチルカルバモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(3−メチルカルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−メチルカルバモイルプロピオン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(20−100%のEtOAc/ヘキサン、その後、10%のCHOH/CHCl)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製する。ESI−MS m/z 543(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メチルカルバモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−メチルカルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 321(MH)
実施例20:(R)−3−(3−アセチルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(3−アセチルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとN−アセチル−β−アラニンから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン、その後、10%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製する。
ESI−MS m/z 543(MH)
工程2.(R)−3−(3−アセチルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−アセチルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 321(MH)
実施例21:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メタンスルホニル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(3−メタンスルホニル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−(メチルスルホニル)プロパン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 564(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メタンスルホニル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−メタンスルホニル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 342(MH)
実施例22:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとN−(メチルスルホニル)−β−アラニンから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 579(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、3−[2−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 357(MH)
実施例23:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−ウレイド−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−2−(3−ウレイド−プロピオニルアミノ)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−ウレイドプロピオン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 544(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−ウレイド−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−2−(3−ウレイド−プロピオニルアミノ)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 322(MH)
実施例24:(R)−3−(4−クロロ−4−メチルペンタンアミド)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.4−メチル−ペンテ−4−エン酸エチルエステルの合成。
室温のTHF(25mL)中のメチルトリフェニルホスホニウムヨウ化物(3.00g、7.38ミリモル)の溶液に、LiHMDS(1.0Mの溶液、8.4mL、8.4ミリモル)を加えた。15分後、溶液を−35°Cに冷却し、エチルレブリネート(1.mL、7.05ミリモル)を加えた。冷浴槽を取り除き、反応を40分間撹拌し、水でクエンチし、EtOAcで2回抽出した。有機質層を組み合わせ、水、ブラインで洗浄し、乾燥させ(NaSO)、真空中で濃縮した。粗製生成物を、シリカゲル(3%のEtOAc/ヘキサン)でフラッシュクロマトグラフィーを使用して精製した。
工程2.4−メチル−ペンテ−4−エン酸の合成。
EtOH(5mL)中の4−メチル−ペンテ−4−エン酸エチルエステル(530mg、3.73ミリモル)の溶液に、1NのNaOH(10mL)を加えた。混合物を3日間撹拌し、真空中で濃縮してエタノールを取り除き、HOとEtOで希釈した。層を分離し、有機質層を水で一度洗浄した。水層を組み合わせ、1NのHClでpH1まで酸性化し、EtOで2回抽出した。有機質層を組み合わせ、ブラインで洗浄し、乾燥させ(NaSO)、真空中で濃縮した。粗製生成物をそれ以上精製することなく使用した。
工程3.2−メトキシ−3−[2−(4−メチル−ペンテ−4−エノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと4−メチル−ペンテ−4−エン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(20%−50%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 526(MH)
工程4.(R)−3−(4−クロロ−4−メチルペンタンアミド)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(4−メチル−ペンテ−4−エノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(10%−30%のIPA/HO)での逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製され、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 340(MH)
実施例25:(R)−3−(2−エトキシアセトアミド)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(2−エトキシ−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとエトキシ酢酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(25%−50%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 516(MH)
工程2.(R)−3−(2−エトキシアセトアミド)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例7に記載される手順に従って、3−[2−(2−エトキシ−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(100%のHO対8%のIPA/HO)での逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 294(MH)
実施例26:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メトキシ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(3−メトキシ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−メトキシ−プロピオン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(25%−50%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 516(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メトキシ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−メトキシ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(100%のHO対8%のIPA/HO)での逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 294(MH)
実施例27:(R)−2−ヒドロキシ−3−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−アセチルアミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−アセチルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと(2−メトキシ−エトキシ)−酢酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(25%−50%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 546(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−アセチルアミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[2−(2−メトキシ−エトキシ)−アセチルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(100%のHO対8%のIPA/HO)での逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 324(MH)
実施例28:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−ピラゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−ピラゾル−1−イル−プロピオン酸tert−ブチルエステルの調製。
アセトニトリル(12mL)中のtert−アクリル酸ブチル(5.0mL、34.3ミリモル)の溶液に、ピラゾール(1.55g、22.8ミリモル)を加え、その後、1,8−ジアザビシクロウンデカ−7−エン(DBU、1.7mL、11.4ミリモル)を加えた。溶液を2日間撹拌し、ヘキサンで希釈し、シリカゲル(20%のEtOAc/ヘキサン)上でクロマトグラフィで分離することで、無色の油として4.19g(94%)の表題生成物を得た。
工程2.3−ピラゾル−1−イル−プロピオン酸塩酸塩の調製。
ジクロロメタン中の3−ピラゾル−1−イル−プロピオン酸tert−ブチルエステル(2.0g、10.2ミリモル)と80%のTFAの溶液を2.25時間撹拌し、その時点で反応は完了したことを示した。溶液を真空中で濃縮し、残留物物をトルエン中に入れて、真空中で濃縮した。これを2回繰り返すことで粘着性の油を得た。それをエチルエーテル/ヘキサンを用いて粉にすることで白色固形物として2.28gのトリフルオロ酢酸塩を得た。この材料(700mg)を5mLのHOに溶かして5mLの1NのHClを加えた。その溶液を真空で濃縮して膜にして、このプロセスを3回繰り返すことで完全な塩交換が確実に行われるようにした。粗製生成物を、最初にジオキサン/トルエンで、その後、最終的な共沸混合物で共沸させ、その後、真空下で夜通し乾燥させることで乾燥させた。
工程3.2−メトキシ−3−[2−(3−ピラゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−ピラゾル−1−イル−プロピオン酸塩酸塩から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(60%−100%のEtOAc:ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 552(MH)
工程4.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−ピラゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−ピラゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(100%のHO対12%のIPA/HO)での逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 330(MH)
実施例29:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1と2.3−イミダゾル−1−イル−プロピオン酸塩酸塩の調製。
実施例28の工程1と2に記載される手順に従って、イミダゾールとtert−アクリル酸ブチルから調製される。
工程3.2−メトキシ−3−[2−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステル。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−イミダゾル−1−イル−プロピオン酸塩酸塩から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(2%−10%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 552(MH)
工程4.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−ピラゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(100%のHO対10%のIPA/HO)での逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 330(MH)
実施例30:(R)−2−ヒドロキシ−3−[2−(2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)−アセチルアミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−[2−(2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)−アセチルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと(2−オキソ−1,3−オキサゾリジン−3−イル)酢酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 557(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−[2−(2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)−アセチルアミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[2−(2−オキソ−オキサゾリジン−3−イル)−アセチルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 335(MH)
実施例31:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(チアゾール−2−イル)プロパンアミド)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−チアゾル−2−イル−アクリル酸ベンジルエステルの合成。
0°CのTHF(32mL)中のトリフェニルホスホニウムブロミド(3.92g、7.95ミリモル)の(ベンジルオキシカルボニルメチル)溶液に、LHMDS(THF中の1.0M、8.4mL、8.4ミリモル)を4分間にわたって加えた。その溶液を0°Cで5分間撹拌し、冷浴槽を取り除き、撹拌を15分間継続した。0°Cに冷却した後、チオフェン−2−カルボキサルデヒド(0.7mL、7.98ミリモル)を加えた。0°Cで30分間撹拌した後、冷浴槽を取り除き、溶液を17時間撹拌した。その反応を水でクエンチし、EtOAcで2回抽出した。有機質層を組み合わせ、ブラインで洗浄し、乾燥させ(NaSO)、真空中で濃縮した。残りの残留アルデヒドを取り除くために、粗製生成物をEtOH(20mL)に溶かして、NaBH4を加えた。10分後、HOを加えて、混合物をEtOAcで2回抽出した。有機質層を組み合わせ、水、ブラインで洗浄し、乾燥させ(NaSO)、真空中で濃縮した。残留物に20%のEtOAc/ヘキサンを加え、混合物をろ過してトリフェニルホスフィンオキシドを取り除いた。濾液をフラッシュクロマトグラフィー(20%−40%のEtOAc/ヘキサン)にさらして、アルケン異性体の混合物として所望の生成物を得た。
工程2.3−チアゾル−2−イル−アクリル酸の合成。
THF(20mL)中の3−チアゾル−2−イル−アクリル酸ベンジルエステル(1.71g、6.98ミリモル)の溶液に、1NのNaOH(aq、9mL、9ミリモル)を加えた。その溶液を5.5時間撹拌し、水で希釈し、真空中で濃縮することでTHFを取り除き、EtOで2回抽出した。水層を1NのHClでpH1になるまで酸性化し、EtOAcで2回抽出した。結合した有機質層を水、ブラインで洗浄し、乾燥させ(NaSO)、濃縮することで粗製生成物を得て、これをそれ以上精製することなく使用した。
工程3.3−チアゾル−2−イル−プロピオン酸の合成。
アルゴン下の10mLのEtOHと20mLのEtOAc中の3−チアゾル−2−イル−アクリル酸(0.95g、6.13ミリモル)の溶液に、10%のPd/Cを加えた。系を排除して、H2でパージし、混合物を18時間、1気圧のH2下で撹拌した、その時点でかなりの量の出発物質が残った。混合物をセライトでろ過し、固体をEtOAcで洗浄した。濾液を約2分の1の量に濃縮し、その後、水素化条件に再度晒した。3時間後、反応はLC/MSにより完了したとみなされ、混合物をセライトでろ過し、濾液を濃縮することで黄色の固体を得て、これをそれ以上精製することなく使用した。
工程4.2−メトキシ−3−[2−(3−チアゾル−2−イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−チアゾル−2−イル−プロピオン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(60%のEtOAc//Hexane−100%のEtOAc)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 569(MH)
工程5.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(チアゾール−2−イル)プロパンアミド)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−チアゾル−2−イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(100%のHO対9%のIPA/HO)での逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 347(MH)
実施例32:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(チアゾール−5−イル)プロパンアミド)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1−3.3−チアゾル−5−イル−プロピオン酸の合成。
実施例31の工程1〜3に記載される手順に従って、チオフェン−5−カルボキサルデヒドから調製される。
工程4.2−メトキシ−3−[2−(3−チアゾル−5−イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−チアゾル−5−イル−プロピオン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(60−100%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 569(MH)
工程5.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(チアゾール−5−イル)プロパンアミド)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−チアゾル−5−イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(100%のHO対9%のIPA/HO)での逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 347(MH)
実施例33:(R)−2−ヒドロキシ−3−[2−(2−オキソ−ピロリジン−1−イル)−アセチルアミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−[2−(2−オキソ−ピロリジン−1−イル)−アセチルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと(2−オキソピロリジン−1−イル)酢酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 555(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−[2−(2−オキソ−ピロリジン−1−イル)−アセチルアミノ]−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[2−(2−オキソ−ピロリジン−1−イル)−アセチルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 333(MH)
実施例34:(R)−3−[3−(2,5−ジオキソ−ピロリジン−1−イル)−プロピオニルアミノ]−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−[3−(2,5−ジオキソ−ピロリジン−1−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−(2,5−ジオキソピロリジン−1−イル)プロパン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 583(MH)
工程2.(R)−3−[3−(2,5−ジオキソ−ピロリジン−1−イル)−プロピオニルアミノ]−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−[3−(2,5−ジオキソ−ピロリジン−1−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 361(MH)
実施例35:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−スルファモイルプロパン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(0−10%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 565(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 343(MH)
実施例36:(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−2−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとヒダントイン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(0−10%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 530(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−2−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 308(MH)
実施例37:(R)−2−ヒドロキシ−3−ペンタ−4−イノイルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−ペンタ−4−イノイルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと4−ペンチン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 510(MH)
工程2.(R)2−ヒドロキシ−3−ペンタ−4−イノイルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−ペンタ−4−イノイルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 288(MH)
実施例38:(R)−2−ヒドロキシ−3−(5,5,5−トリフルオロ−4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(5,5,5−トリフルオロ−4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと5,5,5−トリフルオロ−4−オキソペンタン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 582(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(5,5,5−トリフルオロ−4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(5,5,5−トリフルオロ−4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 360(MH)
実施例39:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタ−2−エノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(4−オキソ−ペンタ−2−エノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−アセチルアクリル酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 526(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタ−2−エノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(4−オキソ−ペンタ−2−エノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 304(MH)
実施例40:(R)−3−(5,5−ジメチル−4−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(5,5−ジメチル−4−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと5,5−ジメチル−4−オキソヘキサン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 570(MH)
工程2.(R)−3−(5,5−ジメチル−4−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例7に記載される手順に従って、3−[2−(5,5−ジメチル−4−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 348(MH)
実施例41:(R)−3−(4,6−ジオキソ−ヘプタノイルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(4,6−ジオキソ−ヘプタノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと4,6−ジオキソヘプタン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(0−10%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 570(MH)
工程2.(R)−3−(4,6−ジオキソ−ヘプタノイルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例7に記載される手順に従って、3−[2−(4,6−ジオキソ−ヘプタノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 348(MH)
実施例42:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−4−フェニル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(4−オキソ−4−フェニル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−ベンゾイルプロピオン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 590(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−4−フェニル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(4−オキソ−4−フェニル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 368(MH)
実施例43:(R)−3−(3−シアノ−3,3−ジメチル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.5−イソプロピリデン−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキサン−4,6−ジオンの合成。
アルゴン下のトルエン(37mL)中の2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン(3.71g、25.7ミリモル)と酢酸アンモニウム(3.95g、51.2ミリモル)の混合物に、アセトン(2.0mL、27.2ミリモル)と氷酢酸(3.8mL、66.4ミリモル)を加えた。反応混合物を50°Cに加熱し、17時間撹拌した。その反応を室温に冷まし、HOでクエンチし、EtOAcで3回抽出した。結合した有機質層をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物をシリカゲル(0−50%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製することで、純粋な生成物を得た。ESI−MS m/z 185(MH)
工程2.2−(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−[1,3]ジオキサン−5−イル)−2−メチル−プロピオニトリルの合成。
エタノール(12mL)中の5−イソプロピリデン−2,2−ジメチル−[1,3]ジオキサン−4,6−ジオン(0.650g、3.53ミリモル)の溶液に、シアン化カリウム(0.288g、4.42ミリモル)とテトラ−n−ブチルアンモニウムブロミド(0.125g、0.388ミリモル)を加えた。その反応を3.5時間80°Cまで加熱し、30分間かけて室温に冷ました。反応混合物を1NのHClでクエンチし、EtOAcを用いて3回抽出した。結合した有機質層をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物を精製することなく進めた。
工程3.3−シアノ−3,3−ジメチル−プロピオン酸の合成。
N,N−ジメチルホルムアミド(10mL)とHO(1.0mL)中の2−(2,2−ジメチル−4,6−ジオキソ−[1,3]ジオキサン−5−イル)−2−メチル−プロピオニトリル(0.745g、3.53ミリモル)の溶液を4時間100°Cで加熱した。その反応を室温に冷まし、10NのNaOHを用いてpH14になるまで塩基化した。結果として生じた溶液をジエチルエーテルで2回抽出した。水層を3NのHClを用いてpH1まで酸性化し、EtOAcを用いて3回抽出した。結合したEtOAc層をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮することで、白色固形物を得た。ESI−MS m/z 150(M+Na)
工程4.3−[2−(3−シアノ−3,3−ジメチル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−シアノ−3,3−ジメチルプロピオン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 539(MH)
工程5.(R)−3−(3−シアノ−3,3−ジメチル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例7に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−3,3−ジメチル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 317(MH)
実施例44:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−オキサゾール−4−イル−アクリルオイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−オキサゾール−4−イル−アクリル酸の合成。
実施例31の工程1と工程2に記載される手順に従って調製される。粗製生成物を精製することなく進めた。
工程2.2−メトキシ−3−[2−(3−オキサゾール−4−イル−アクリルオイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−オキサゾール−4−イル−アクリル酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(60−100%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 551(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−オキサゾール−4−イル−アクリルオイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−オキサゾール−4−イル−アクリルオイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 329(MH)
実施例45:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−オキサゾール−4−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−オキサゾール−4−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例31の工程3−5に記載される手順従って、3−オキサゾール−4−イル−アクリル酸(工程1、実施例44)から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 331(MH)
実施例46:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−7−フルオロ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.tert−ブチル−(4−フルオロ−2−メトキシ−フェノキシ)−ジメチル−シランの合成。
ジクロロメタン(100mL)中の4−フルオロ−2−メトキシフェノール(5.68g、40ミリモル)、トリエチルアミン(11.2mL、80ミリモル)、およびDMAP(0.49g、4ミリモル)の混合物に、tert−ブチルジメチルシリルクロリド(7.5g、50ミリモル)を加え、反応混合物を室温で夜通し撹拌した。反応混合物を飽和したNaHCOでクエンチして、層を分離した。有機質層をNaSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物を、シリカゲル(2−10%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製することで、純粋な生成物を得た。ESI−MS m/z 257(MH)
工程2.3−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−6−フルオロ−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
アルゴン下で−65°CのTHF(120mL)中のジイソプロピルアミン(6.6mL、46.8ミリモル)の溶液に、n−ブチルリチウム(ヘキサン中の2.5M、18.2mL、46.8ミリモル)を液滴で加えた。反応混合物を20分間−60°Cから−55°Cで撹拌した。THF(15mL)中のtert−ブチル−(4−フルオロ−2−メトキシ−フェノキシ)−ジメチル−シラン(10g、39ミリモル)を液滴で加え、反応混合物を1時間−60°Cで撹拌した。ジ−tert−ブチルジカーボネート(28.1g、129ミリモル)を加え、反応混合物を夜通し室温になるまでゆっくり温めた。その反応を水でクエンチし、EtOAcを用いて2回抽出した。結合した有機質層をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物は、シリカゲル(5−50%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製することで、純粋な生成物を得た。ESI−MS m/z 357(MH)
工程3.6−フルオロ−3−ヒドロキシ−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
THF(150mL)中の3−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−6−フルオロ−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステル(8g、22.5ミリモル)の溶液に、TBAF(THF中の1M、50mL、50ミリモル)を加え、反応混合物を1.5時間室温で撹拌した。反応をEtOAcで希釈し、飽和したNaHCOとブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物をジクロロメタン(100mL)に溶かし、ピペリジン(27mL)で処理し、室温で夜通し撹拌した。その反応物を濃縮して、ジクロロメタンに溶かし、飽和したNHClで洗浄し、NaSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物を、シリカゲル(5−50%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製することで、純粋な生成物を得た。ESI−MS m/z 243(MH)
工程4.6−フルオロ−2−メトキシ−3−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
ジクロロメタン(50mL)中の6−フルオロ−3−ヒドロキシ−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステル(1.4g、5.8ミリモル)の溶液に、トリエチルアミン(2.0mL、14.5ミリモル)、N,N−ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アニリン(2.9g、8.12ミリモル)、およびDMAP(0.07g、0.58ミリモル)を加え、反応混合物を室温で夜通し撹拌した。反応物を飽和したNaHCOで洗浄し、NaSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物を、シリカゲル(5−75%のCHCl/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製することで、純粋な生成物を得た。ESI−MS m/z 375(MH)
工程5.6−フルオロ−2−メトキシ−3−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
DMF(35mL)中の6−フルオロ−2−メトキシ−3−トリフルオロメタンスルホニルオキシ−安息香酸tert−ブチルエステル(3.85g、10.3ミリモル)、ビス−(+)−ピナンジオラートジボラン(pinanediolatodiborane)(5.7g)、酢酸カリウム(3.1g)、およびジクロロメタン(0.43g)を含む[1,1’−(ビスジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)複合体の混合物を夜通し90°C−100°Cで加熱した。その反応を水でクエンチし、EtOAcを用いて2回抽出した。結合した有機質層をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物を、シリカゲル(0−100%のCHCl/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製することで、純粋な生成物を得た。ESI−MS m/z 405(MH)
工程6.6−フルオロ−2−メトキシ−3−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イルメチル)−安息香酸tert−ブチルエステルの合成
THF(70mL)中のクロロヨードメタン(3.2mL)の冷却した溶液(−78°C)に、20分にわたってアルゴン下でi−プロピル塩化マグネシウム塩化リチウム(THF中の1.3M、16.8mL、21.8ミリモル)を加えた。反応混合物を45分間−78°Cで撹拌し、その後、THF(9mL)中の6−フルオロ−2−メトキシ−3−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−安息香酸tert−ブチルエステル(2.38g、5.89ミリモル)を液滴で加えた。添加完了後、反応混合物を1.5時間−78°Cで撹拌した。塩化亜鉛(ジエチルエーテル中の1.0M、6.4mL、6.4ミリモル)を加え、反応物を夜通し室温まで温める前にさらに15分間−78°Cで撹拌した。その後、反応混合物を−30°Cまで再度冷却し、ジエチルエーテルで希釈し、水性のNHCl、HO、およびブラインで洗浄した。有機質層をMgSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物は、シリカゲル(5−20%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製することで、純粋な生成物を得た。
ESI−MS m/z 419(MH)
工程7.[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−4−フルオロ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルの合成。
実施例1の工程1の手順に従って、6−フルオロ−2−メトキシ−3−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イルメチル)−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物をシリカゲル(40−100%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、次の工程に進めた。
工程8.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−6−フルオロ−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−4−フルオロ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−シアノプロパン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 529(MH)
工程9.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−7−フルオロ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例7に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−6−フルオロ−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 307(MH)
実施例47:(R)−7−フルオロ−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.6−フルオロ−2−メトキシ−3−[2−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例46の工程1−8の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−4−フルオロ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとレブリン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 546(MH)
工程2.(R)−7−フルオロ−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、6−フルオロ−2−メトキシ−3−[2−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 324(MH)
実施例48:(R)−7−フルオロ−2−ヒドロキシ−3−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.6−フルオロ−3−[2−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例46の工程1−8の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−4−フルオロ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとN−(メチルスルホニル)−β−アラニンから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 597(MH)
工程2.(R)−7−フルオロ−2−ヒドロキシ−3−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、6−フルオロ−3−[2−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 375(MH)
実施例49:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−6,7−ジフルオロ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2,3−ジフルオロ−6−ヒドロキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
N,N−ジメチルホルムアミド ジ−tert−ブチルアセタル(10mL、42ミリモル)を、THF(50mL)中の5,6−ジフルオロサリチル酸(4g、23ミリモル)に加え、反応物を3.5時間、還流で加熱した。反応混合物を濃縮して、その後、ジエチルエーテルに溶かし、水で3回洗浄した。有機質層をMgSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物を、シリカゲル(5−50%のCHCl/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 231(MH)
工程2.2,3−ジフルオロ−6−ヒドロキシ−5−ヨード−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
N−ヨードスクシンイミド(5g、22.2ミリモル)を、DMF(30mL)中の2,3−ジフルオロ−6−ヒドロキシ−安息香酸tert−ブチルエステル(4.05g、17.6ミリモル)の溶液に加え、2日間室温で撹拌した。その反応物を水でクエンチし、EtOAcで3回抽出した。結合した有機質層をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物を、シリカゲル(10−50%のCHCl/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 357(MH)
工程3.2,3−ジフルオロ−5−ヨード−6−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
DMF(50mL)中の2,3−ジフルオロ−6−ヒドロキシ−5−ヨード安息香酸tert−ブチルエステル(5.96g、16.7ミリモル)の溶液に、炭酸セシウム(12.8g、39.3ミリモル)を加え、反応物を10分間撹拌した。ヨードメタン(2.7mL、43.4ミリモル)を加え、反応混合物を室温で夜通し撹拌した。その反応物を水でクエンチし、EtOAcで3回抽出した。結合した有機質層をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物を、シリカゲル(10−50%のCHCl/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 393(M+Na)
工程4.2,3−ジフルオロ−6−メトキシ−5−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イルメチル)−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
THF(45mL)中の2,3−ジフルオロ−5−ヨード−6−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステル(6.1g、16.5ミリモル)の冷却した溶液(−45°C)に、15分間にわたってi−プロピル塩化マグネシウム塩化リチウム(THF中の1.3M、14mL、18.2ミリモル)を液滴で加え、その後、45分間撹拌した。THF(25mL)中の4−クロロメチル−2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デカン(4.8g、21ミリモル)を8分にわたって液滴で加え、その後、1時間撹拌した。塩化亜鉛(ジエチルエーテル中の1.0M、18.8mL、18.8ミリモル)を6分にわたって加え、添加完了後、冷浴槽を取り除き、反応物を2時間室温で撹拌した。反応物をジエチルエーテルで希釈し、水性のNHCl、HO、およびブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物を、シリカゲル(0−15%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 459(M+Na)
工程5.[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−4,5−ジフルオロ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルの合成。
実施例1の工程1の手順に従って、2,3−ジフルオロ−6−メトキシ−5−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イルメチル)−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物をシリカゲル(40−100%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、次の工程に進めた。
工程6.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−5,6−ジフルオロ−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成.
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−4,5−ジフルオロ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−シアノプロパン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 547(MH)
工程7.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−6,7−ジフルオロ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−5,6−ジフルオロ−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 325(MH)
実施例50:(R)−6,7−ジフルオロ−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2,3−ジフルオロ−6−メトキシ−5−[2−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例49の工程1−6の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−4,5−ジフルオロ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとレブリン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 564(MH)
工程2.(R)−6,7−ジフルオロ−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2,3−ジフルオロ−6−メトキシ−5−[2−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 342(MH)
実施例51:(R)−6,7−ジフルオロ−2−ヒドロキシ−3−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2,3−ジフルオロ−5−[2−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−6−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例49の工程1−6の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−4,5−ジフルオロ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとN−(メチルスルホニル)−β−アラニンから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 615(MH)
工程2.(R)−6,7−ジフルオロ−2−ヒドロキシ−3−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2,3−ジフルオロ−5−[2−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−6−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 393(MH)
実施例52:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−トリフルオロメタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(3−トリフルオロメタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−トリフルオロメタンスルホンアミドプロパン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 633(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−トリフルオロメタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
三塩化ホウ素の代わりに3臭化ホウ素を用いて、実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−トリフルオロメタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 411(MH)
実施例53:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−スルファモイルブタン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(0−10%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 579(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例52に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 357(MH)
実施例54:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−(メチルスルファモイル)プロパン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(5−100%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 579(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例52に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 357(MH)
実施例55:(R)−3−(3−ジメチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(3−ジメチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−(ジメチルスルファモイル)プロパン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(5−100%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 593(MH)
工程2.(R)−3−(3−ジメチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例52に記載される手順に従って、3−[2−(3−ジメチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 371(MH)
実施例56:(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとN−(メトキシカルボニル)グリシンから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(1−3%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 545(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例52に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の2−メトキシ−3−[2−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルと1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 323(MH)
実施例57:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−メタンスルホニルアミノ−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(4−メタンスルホニルアミノ−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとナトリウム4−[(メチルスルホニル)アミノ]ブタノアートから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(1−5%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 593(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−メタンスルホニルアミノ−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例52に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−(4−メタンスルホニルアミノ−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]安息香酸tert−ブチルエステルと1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 371(MH)
実施例58:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−メチルスルファモイル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−カルボキシプロパンスルホンアミドから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(1−3%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 579(MH)
工程2.2−メトキシ−3−[2−(4−メチルスルファモイル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
無水物のN,N−ジメチルホルムアミド(6mL)中の2−メトキシ−3−[2−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]安息香酸tert−ブチルエステル(0.23 g、0.39ミリモル)に、炭酸カリウム(0.16 g、1.18ミリモル)を加え、その後、ヨードメタン(0.12mL、1.96ミリモル)を加え、反応物を2時間室温で撹拌した。反応物を酢酸エチルで希釈し、水/ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、濃縮した。粗製生成物を分取TLCプレート(5%のCHOH/CHCl)を使用して精製した。ESI−MS m/z 593(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−メチルスルファモイル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
ジクロロメタン中の実施例52に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(4−メチルスルファモイル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]安息香酸tert−ブチルエステルと1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 371(MH)
実施例59:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−メタンスルホニル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(4−メタンスルホニル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと4−メタンスルホニルブタン酸から調製される。粗製生成物をシリカゲル(100%のEtOAc)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 578(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−メタンスルホニル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例52に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−(4−メタンスルホニル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]安息香酸tert−ブチルエステルと1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を用いて乾燥させることで、表題化合物ESI−MS m/z 356(MH)を得た。
実施例60:(R)−3−(2−ベンゾイルアミノ−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(2−ベンゾイルアミノ−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステル。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと馬尿酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(20−70%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 591(MH)
工程2.(R)−3−(2−ベンゾイルアミノ−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例52に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−(2−ベンゾイルアミノ−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルと1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 369(MH)
実施例61:(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと酢酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 472(MH)
工程2.(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 250(MH)
実施例62:(R)−2−ヒドロキシ−3−プロピオニルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとプロピオン酸から調製される。粗製生成物をシリカゲル(25−100%のEtOAc/ヘキサン)上でフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 486(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−プロピオニルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 264(MH)
実施例63:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(4−ヒドロキシ−ペンタノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとナトリウム4−ヒドロキシペンタノアートから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 530(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−ヒドロキシ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例52に記載される手順に従って、3−[2−(4−ヒドロキシ−ペンタノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 308(MH)
実施例64:(R)−3−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.3−[2−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと5−カルボキシメチル−1,3−ジヒドロ−イソインドール−2−カルボン酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(30−100%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 689(MH)
工程2.(R)−3−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例7に記載される手順に従って、3−[2−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 367(MH)
実施例65:(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−ピリジン−4−イル−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸
工程1.2−メトキシ−3−[2−(2−ピリジン−4−イル−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと4−ピリジル酢酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(0−10%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 549(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−ピリジン−4−イル−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(2−ピリジン−4−イル−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 327(MH)
実施例125:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸メチルエステル
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸の合成。
3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステル(実施例8の工程1で調製される)(1.2g、2.35ミリモル)と塩酸(1,4−ジオキサン、18mL中の4.0M)の溶液を、7時間室温で撹拌した。反応混合物は真空中で濃縮し、トルエンで2回共沸させた。粗製生成物を精製することなく進めた。ESI−MS m/z 455(MH)
工程2.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸メチルエステルの合成。
アルゴン下のメタノール(3.2mL)とトルエン(3.6mL)中の3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(0.280g、0.616ミリモル)の溶液に、6時間にわたって3回に分けて(0.31mL、0.23mL、0.51mL、合計して2.10ミリモル)トリメチルシリルジアゾメタン(ヘキサン中の2.0M)を追加した。その後、反応物を室温でさらに17時間撹拌した。反応物を真空中で濃縮して、粗製生成物は精製することなく進めた。ESI−MS m/z 469(MH)
工程3.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸メチルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸メチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 303(MH)
実施例126:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成.
アルゴン下のDMF(2.5mL)中の3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(0.240g、0.528ミリモル)(実施例125の工程1で調製される)の溶液に、炭酸ナトリウム(0.113g、1.07ミリモル)を加え、反応物を5分間室温で撹拌した。DMF(0.4mL)中のピバル酸クロロメチル(0.13mL、0.902ミリモル)を加え、その後、ヨウ化ナトリウム(0.042g、0.280ミリモル)を加え、反応物を19時間室温で撹拌した。反応物を水でクエンチし、酢酸エチルを用いて3回抽出した。結合した有機質層をブラインで洗浄し、NaSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
ESI−MS m/z 569(MH)
工程2.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 403(MH)
実施例127:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸アセトキシメチルエステル
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸アセトキシメチルエステルの合成。
アルゴン下の3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(0.158g、0.348ミリモル)(実施例125の工程1で調製される)と炭酸カリウム(0.073g、0.528ミリモル)の混合物に、DMF(1.8mL)を加えた。ブロモメチル酢酸塩(0.055mL、0.561ミリモル)を加え、反応物を5時間室温で撹拌した。反応物を水でクエンチし、酢酸エチルを用いて3回抽出した。結合した有機質層をブラインで洗浄し、MgSOで乾燥させ、ろ過し、濃縮した。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 527(MH)
工程2.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸アセトキシメチルエステルの合成.
実施例7に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸アセトキシメチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 361(MH)
実施例128:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸プロピルエステル
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸のプロピルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1で調製される)と1−ヨードプロパンから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 497(MH)
工程2.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e]の[1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸プロピルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸のプロピルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 331(MH)
実施例129:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸エチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1で調製される)とヨードエタンから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 483(MH)
工程2.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸エチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 317(MH)
実施例130:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステル
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ブチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1で調製される)と1−ヨードブタンから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 511(MH)
工程2.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 345(MH)
実施例131:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸イソブチルエステル
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸イソブチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1で調製される)と1−ヨード−2−メチルプロパンから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 511(MH)
工程2.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸イソブチルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸イソブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 345(MH)
実施例132:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステル
n−ブタノール(30mL)中の(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸(0.39g、1.28ミリモル)の溶液に、ジオキサン(6mL)中の4NのHClを加えた。溶液を4.5時間40°Cで撹拌し、室温まで冷まし、4NのHCl/ジオキサンの追加のアリコートを加えた(4mL)。さらに41時間撹拌した後、溶液を真空中で濃縮し、粗製生成物を、C18シリカゲル(6%−35%のIPA/HO)での逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 384(M+Na)
実施例133:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸の合成。
4NのHCl/ジオキサン(20mL)中の2−メトキシ−3−[2−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステル(実施例10に記載されるように調製される。1.57g、2.98ミリモル)の溶液に、(+)−ピナンジオール(510mg、3.0ミリモル)を加え、溶液を4時間撹拌した。追加の20mgの(+)−ピナンジオールを加え、反応物をさらに1時間撹拌した。溶液を真空中で濃縮し、残留物をDCMに溶かし、真空中で濃縮した。これをDCMで一度、EtOで一度繰り返すことで、ジアステレオマーの混合物を得て、これをさらに精製することなく次の工程で使用した。
工程2.2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成.
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)エチル]−安息香酸(1.20g、1.93ミリモル)とピバル酸クロロメチルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(35%−60%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 624(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(4%−30%のIPA/HO)で逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 420(MH)
実施例134:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸イソブチルエステル
実施例132に記載される手順に従って、(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸、および2−メチル−1−プロパノールから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(100%のHO−25%のIPA/HO)での逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 384(M+Na)
実施例135:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸5−メチル−2−オキソ−[1,3]ジオキソル−4−イルメチルエステル
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸5−メチル−2−オキソ−[1,3]ジオキソル−4−イルメチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1で調製される)と4−ブロモメチル−5−メチル−1,3−ジオキソル−2−オンから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 567(MH)
工程2.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸5−メチル−2−オキソ−[1,3]ジオキソル−4−イルメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸5−メチル−2−オキソ−[1,3]ジオキソル−4−イルメチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 401(MH)
実施例136:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−アセトキシ−エチルエステル
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸1−アセトキシ−エチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1で調製される)と1つのブロモエチル酢酸塩から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 541(MH)
工程2.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−アセトキシ−エチルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸1−アセトキシ−エチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 375(MH)
実施例137:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸メチルエステル
実施例132に記載される手順に従って、(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸とメタノールから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(1%−12%のIPA/HO)で逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 320(MH)
実施例138:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
実施例132に記載される手順に従って、(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸とエタノールから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(1%−12%のIPA/HO)で逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を用いて乾燥させた。ESI−MS m/z 334(MH)
実施例139:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸アセトキシメチルエステル
実施例126の工程1と2に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸とクロロメチル酢酸塩から調製される。表題化合物をC18シリカゲル(3%−20%のIPA/HO)上で逆相フラッシュクロマトグラフィーを使用して精製して、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 378(MH)
実施例140:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2−エチル−ブチリルオキシメチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2−エチル−ブチリルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸とクロロメチル2−エチル酪酸塩から調製される。粗製生成物をシリカゲル(40%−70%のEtOAC/ヘキサン)上でフラッシュクロマトグラフィーを使用して精製した。ESI−MS m/z 752(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2−エチル−ブチリルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2−エチル−ブチリルオキシメチルエステルから調製される。表題化合物をC18シリカゲル(2%−30%のIPA/HO)上で逆相フラッシュクロマトグラフィーを使用して精製し、凍結乾燥を使用して乾かされた。ESI−MS m/z 456(M+Na)
実施例141:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−エトキシカルボニルオキシ−エチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸1−エトキシカルボニルオキシ−エチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸と1−クロロエチルエチルカルボナート。
粗製生成物を精製することなく進めた。
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−エトキシカルボニルオキシ−エチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸1−エトキシカルボニルオキシ−エチルエステルから調製される。粗製生成物をC18シリカゲル(2%−25%のIPA/HO)上で逆相フラッシュクロマトグラフィーを使用して精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 444(M+Na)
実施例142:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸シクロヘキシルオキシカルボニルオキシメチルエステル
工程1.クロロメチルシクロヘキシルカルボナートの合成。
0°CのDCM(30mL)中のクロロメチルクロロホルメート(1.76mL、19.8mmole)とシクロヘキサノール(2.1mL、20ミリモル)の溶液に、4−ジメチルアミノピリジン(DMAP、2.54g、20.8ミリモル)を加えた。0°Cで5分間撹拌した後、冷浴槽を取り除き、混合物を23時間、周囲温度で撹拌した。反応生成量をDCMで希釈し、1MのHClを加えた。層を分離し、有機質層をブラインで洗浄し、乾燥させて(NaSO)、真空中で濃縮した。粗製生成物をシリカゲル(3−4%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸シクロヘキシルオキシカルボニルオキシメチルエステルの合成。
DMF(1mL)中の(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸(実施例10に記載されるように調製される。20mg、0.066ミリモル)の溶液に、クロロメチルシクロヘキシルカルボナート(約20mg)、炭酸カリウム、およびヨウ化ナトリウムを加えた。混合物を18時間周囲温度で撹拌し、その後、70°Cまで加熱して、1.25時間維持した。溶液を冷まし、同様の反応生成量と組み合わせて、水で希釈し、10%のEtO/ヘキサンで抽出した。水層を1NのHClでpH3−4まで酸性化し、少量のメタノールで希釈することで濁った溶液を得て、その後、C18シリカゲル(5%−35%のIPA/HO)で逆相フラッシュクロマトグラフィーを使用して精製した。ESI−MS m/z 484(M+Na)
実施例143:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル
実施例132に記載される手順に従って、(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸と、2−メトキシエタノールから調製される。粗製生成物をC18シリカゲル(0−10%のIPA/HO)上で逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 364(MH)
実施例144:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸テトラヒドロ−ピラン−4−イルオキシカルボニルオキシメチルエステル
工程1.炭酸クロロメチルエステルテトラヒドロ−ピラン−4−イルエステルの合成。
実施例142の工程1に記載される手順に従って、クロロメチルクロロホルメートとテトラヒドロピラン−4−オールから調製される。粗製生成物をシリカゲル(15%−40%のEtOAC/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
工程2.2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸テトラヒドロ−ピラン−4−イルオキシカルボニルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸と、炭酸クロロメチルエステルテトラヒドロ−ピラン−4−イルエステルから調製される。粗製生成物をシリカゲル(50%−90%のEtOAC/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 782(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸テトラヒドロ−ピラン−4−イルオキシカルボニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸テトラヒドロ−ピラン−4−イルオキシカルボニルオキシメチルエステルから調製される。粗製生成物をC18シリカゲル(5%−18%のIPA/HO)上で逆相フラッシュクロマトグラフィーを使用して精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 486(M+Na)
実施例145:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブトキシカルボニルオキシメチルエステル
工程1.炭酸ブチルエステルクロロメチルエステルの合成。
実施例142の工程1に記載される手順に従って、クロロメチルメチルホルメートとn−ブタノールから調製される。粗製生成物をシリカゲル(3−4%のEtOAc/ヘキサン)を使用して、フラッシュクロマトグラフィーによって精製した。
工程2.2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸ブトキシカルボニルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸と炭酸ブチルエステルクロロメチルエステル。粗製生成物をシリカゲル(30%−50%のEtOAC/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 754(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブトキシカルボニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸ブトキシカルボニルオキシメチルエステルから調製される。表題化合物をC18シリカゲル(8%−35%のIPA/HO)上で逆相フラッシュクロマトグラフィーを使用して精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 458(M+Na)
実施例146:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−イソブチリルオキシ−エチルエステル
工程1.イソ酪酸1−クロロ−エチルエステルの合成。
x−10°Cのイソブチリル塩化物(3.55mL、33.3ミリモル)とZnCl(40mg)のスラリーに、アセトアルデヒドを3分にわたって加えた。−10°Cで1時間撹拌した後、冷浴槽を取り除き、混合物を20時間撹拌した。その溶液を真空中で濃縮し、粗製生成物を、シリカゲル(2−3%のEtOAc/ヘキサン)上でのフラッシュクロマトグラフィーを使用して精製した。
工程2.2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸1−イソブチリルオキシ−エチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸とイソ酪酸1−クロロ−エチルエステルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(30−90%のEtOAc/ヘキサン)上でフラッシュクロマトグラフィーを使用して精製した。ESI−MS m/z 738(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−イソブチリルオキシ−エチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸1−イソブチリルオキシ−エチルエステルから調製される。表題化合物をC18シリカゲル(7%−30%のIPA/HO)上で逆相フラッシュクロマトグラフィーを使用して精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 442(M+Na)
実施例147:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ベンゾイルオキシメチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸ベンゾイルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸とクロロメチルベンゾアートから調製される。粗製生成物をシリカゲル(40−60%のEtOAc/ヘキサン)上でフラッシュクロマトグラフィーを使用して精製した。ESI−MS m/z 758(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ベンゾイルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸ベンゾイルオキシメチルエステルから調製される。粗製生成物をC18シリカゲル(10−25%のIPA/HO)上で逆相フラッシュクロマトグラフィーを使用して精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 462(M+Na)
実施例148:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸シクロヘキシルメトキシカルボニルオキシメチルエステル
工程1.炭酸クロロメチルエステルシクロヘキシルメチルエステルの合成。
実施例142の工程1に記載される手順に従って、クロロメチルクロロホルメートとシクロヘキシルメタノールから調製した。粗製生成物をフラッシュクロマトグラフィー(2−3%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。
工程2.2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸シクロヘキシルメトキシカルボニルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸と炭酸クロロメチルエステルシクロヘキシルメチルエステルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(30−85%のEtOAc/ヘキサン)上でフラッシュクロマトグラフィーを使用して精製した。ESI−MS m/z 794(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸シクロヘキシルメトキシカルボニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸シクロヘキシルメトキシカルボニルオキシメチルエステルから調製される。粗製生成物をC18シリカゲル(20−45%のIPA/HO)上で逆相フラッシュクロマトグラフィーを使用して精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 498(M+Na)
実施例149:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸シクロヘキサンカルボニルオキシメチルエステル
工程1.シクロヘキサンカルボン酸クロロメチルエステルの合成。
0°Cのパラホルムアルデヒド(470mg、15.7ミリモル)とZnCl(約5mg)のスラリーに、シクロヘキサン塩化カルボニル(2.0mL、13.6ミリモル)を加えた。混合物を55°Cに加熱し、20時間撹拌した。冷却した後、粗製生成物をフラッシュクロマトグラフィー(2−3%のEtOAc/ヘキサン)を使用して精製した。
工程2.2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸シクロヘキサンカルボニルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸とシクロヘキサンカルボン酸クロロメチルエステルから調製される。粗製生成物をシリカゲル(25−65%のEtOAc/ヘキサン)上でフラッシュクロマトグラフィーを使用して精製した。ESI−MS m/z 764(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸シクロヘキサンカルボニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸シクロヘキサンカルボニルオキシメチルエステルから調製される。粗製生成物をC18シリカゲル(10−40%のIPA/HO)上で逆相フラッシュクロマトグラフィーを使用して精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 468(M+Na)
実施例150:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸4−フルオロ−ベンゾイルオキシメチルエステル
工程1.4−フルオロ−安息香酸クロロメチルエステルの合成。
実施例149の工程1に記載される手順に従って、パラホルムアルデヒドと4−フルオロベンゾイルクロリドから調製される。
工程2.2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸4−フルオロ−ベンゾイルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸と4−フルオロ−安息香酸クロロメチルエステルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(30−80%のEtOAc/ヘキサン)上でフラッシュクロマトグラフィーを使用して精製した。ESI−MS m/z 776(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸4−フルオロ−ベンゾイルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸4−フルオロ−ベンゾイルオキシメチルエステルから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(15−35%のIPA/HO)上で逆相フラッシュクロマトグラフィーを使用して精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 480(M+Na)
実施例151:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2−シクロヘキシル−アセトキシメチルエステル
工程1.シクロヘキシル酢酸クロロメチルエステルの合成。
実施例149の工程1に記載される手順に従って、、シクロヘキシルアセチルクロリドとパラホルムアルデヒドから調製される。
工程2.2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2−シクロヘキシル−アセトキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸とシクロヘキシル酢酸クロロメチルエステルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(30−80%のEtOAc/ヘキサン)上でフラッシュクロマトグラフィーを使用して精製した。ESI−MS m/z 778(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2−シクロヘキシル−アセトキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2−シクロヘキシル−アセトキシメチルエステルから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(15−40%のIPA/HO)上で逆相フラッシュクロマトグラフィーを使用して精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 482(M+Na)
実施例152:(R)−ピペリジン−1−カルボン酸2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボニルオキシメチルエステル
工程1.ピペリジン−1−カルボン酸クロロメチルエステルの合成。
実施例149の工程1に記載される手順に従って、クロロメチルクロロホルメートとピペリジンから調製される。粗製生成物をフラッシュクロマトグラフィー(5−15%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。
工程2.ピペリジン−1−カルボン酸2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−ベンゾイルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸とピペリジン−1−カルボン酸クロロメチルエステルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(30−85%のEtOAc/ヘキサン)上でフラッシュクロマトグラフィーを使用して精製した。ESI−MS m/z 765(MH)
工程3.(R)−ピペリジン−1−カルボン酸2−ヒドロキシ−3−(4−オキソ−ペンタノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボニルオキシメチルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、ピペリジン−1−カルボン酸2−メトキシ−3−[2−[3−(2,4,9,9−テトラメチル−3,5−ジオキサ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−プロピオニルアミノ]−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−ベンゾイルオキシメチルエステルから調製される。粗製生成物をC18シリカゲル(20−45%のIPA/HO)上で逆相フラッシュクロマトグラフィーを使用して精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 469(M+Na)
実施例153:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ベンゾイルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ベンゾイルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1で調製される)とクロロメチル安息香酸塩から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(5−100%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 589(MH)
工程2.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ベンゾイルオキシメチルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ベンゾイルオキシメチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 423(MH)
実施例154:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸4−フルオロ−ベンゾイルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸4−フルオロ−ベンゾイルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1で調製される)とクロロメチル4−フルオロベンゾアートから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(5−100%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 607(MH)
工程2.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸4−フルオロ−ベンゾイルオキシメチルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸4−フルオロ−ベンゾイルオキシメチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。
ESI−MS m/z 441(MH)
実施例155:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸シクロヘキサンカルボニルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸シクロヘキサンカルボニルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1で調製される)とシクロヘキサンカルボン酸クロロメチルエステルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(5−100%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 595(MH)
工程2.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸シクロヘキサンカルボニルオキシメチルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸シクロヘキサンカルボニルオキシメチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 429(MH)
実施例156:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブトキシカルボニルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ブトキシカルボニルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1で調製される)と炭酸ブチルエステルクロロメチルエステルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(5−100%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 585(MH)
工程2.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブトキシカルボニルオキシメチルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ブトキシカルボニルオキシメチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 419(MH)
実施例157:(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−イソブチリルオキシ−エチルエステル
工程1.3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸1−イソブチリルオキシ−エチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1で調製される)とイソ酪酸1−クロロ−エチルエステルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(5−100%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 569(MH)
工程2.(R)−3−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−イソブチリルオキシ−エチルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−シアノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸1−イソブチリルオキシ−エチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 403(MH)
実施例158:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成.
実施例126の工程1に記載される手順に従って、3−[2−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1の手順に従って調製される)とピバル酸クロロメチルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 637(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 471(MH)
実施例159:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステル
工程1.3−[2−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ブチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、3−[2−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1の手順に従って調製される)と1−ヨードブタンから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 579(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 413(MH)
実施例160:(R)−3−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステル
工程1.3−[2−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ブチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、3−[2−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1の手順に従って調製される)と1−ヨードブタンから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(0−10%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 529(MH)
工程2.(R)−3−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ブチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 363(MH)
実施例161:(R)−3−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成.
実施例126の工程1に記載される手順に従って、3−[2−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(実施例125の工程1の手順に従って調製される)とピバル酸クロロメチルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(0−10%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 587(MH)
工程2.(R)−3−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成.
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 421(MH)
実施例162:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−ピラゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステル
実施例132に記載される手順に従って、(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−ピラゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸と、n−ブタノールから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(5−50%のIPA/HO)上の逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 386(MH)
実施例163:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステル
実施例132に記載される手順に従って、(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸と、n−ブタノールから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(4−25%のIPA/HO)上の逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 386(MH)
実施例164:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル
実施例132に記載される手順に従って、(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸と、2−メトキシエタノールから調製される。粗製生成物をC18シリカゲル(0−9%のIPA/HO)上で逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 388(MH)
実施例165:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−チアゾル−2−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステル
実施例132に記載される手順に従って、(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(チアゾール−2−イル)プロパンアミド)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸と、n−ブタノールから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(8−35%のIPA/HO)上の逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 403(MH)
実施例166:2−ヒドロキシ−3−(3−チアゾル−5−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステル
実施例132に記載される手順に従って、(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(チアゾール−5−イル)プロパンアミド)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸と、n−ブタノールから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(10−35%のIPA/HO)上の逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 403(MH)
実施例167:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−チアゾル−5−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2−メトキシ−エチルエステル
実施例132に記載される手順に従って、(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−(チアゾール−5−イル)プロパンアミド)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸と、2−メトキシエタノールから調製される。粗製生成物を、C18シリカゲル(2−15%のIPA/HO)上の逆相フラッシュクロマトグラフィーによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 405(MH)
実施例168:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成.
実施例126の工程1の手順に従って、3−[2−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸とピバル酸クロロメチルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(0−10%のCHOH:CHCl)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 610(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3の手順に従って、3−[2−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルから調製される。生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させた。ESI−MS m/z 444(MH)
実施例169:(R)−2−ヒドロキシ−3,5−オキソ−ヘキサノイルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−(5−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと4−アセチル酪酸から調製される。粗製生成物をシリカゲル(25−100%のEtOAc/ヘキサン)上でフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 542(MH)
工程2.2−メトキシ−3−[2−(5−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−2−(2,2,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸の合成。
トリフルオロ酢酸(1.6mL)を、ジクロロメタン(8mL)中の2−メトキシ−3−[2−(5−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステル(0.38g、0.71ミリモル)の溶液に加え、反応混合物を30分室温で撹拌して濃縮した。生成物をトルエンで共沸し、高真空下で乾燥させることで油を得た。ESI−MS m/z 486(MH)
工程3.2−メトキシ−3−[2−(5−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−2−(2,2,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成.
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(5−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−2−(2,2,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸とピバル酸クロロメチルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(10−100%のEtOAc/ヘキサン)上のフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 600(MH)
工程4.(R)−2−ヒドロキシ−3,5−オキソ−ヘキサノイルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(5−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−2−(2,2,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルと塩化アルミニウムから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 434(MH)
実施例170:(R)−2−ヒドロキシ−3−(5−オキソヘキサノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.2−ヒドロキシ−3−(5−オキソヘキサノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
アルゴン雰囲気下で−78°Cのジクロロメタン(11mL)中の2−メトキシ−3−[2−(5−オキソ−ヘキサノイルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステル(0.43g、0.8ミリモル)に、ジクロロメタン(2.8mL、2.8ミリモル)中の1Mの3臭化ホウ素を液滴で加え、反応混合物を1時間この温度で撹拌し、その後、15分間0°Cまで温めた。反応を水でクエンチし、有機物を濃縮した。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 320(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(5−オキソヘキサノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、2−ヒドロキシ−3−(5−オキソヘキサノイルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸とエタノールから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 348(MH)
実施例171:(R)−2−ヒドロキシ−3−ペント−4−イノイルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−ペンタ−4−イノイルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステル)の合成
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと4−ペンチン酸から調製される。粗製生成物をシリカゲル(25−100%のEtOAc/ヘキサン)上でフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 510(MH)
工程2.2−メトキシ−3−[2−ペンタ−4−イノイルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル−エチル]−安息香酸の合成
実施例169の工程2の手順に従って、2−メトキシ−3−[2−ペンタ−4−イノイルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルとトリフルオロ酢酸から調製される。ESI−MS m/z 454(MH)
工程3.2−メトキシ−3−[2−ペンタ−4−イノイルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−ペンタ−4−イノイルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル−エチル]−安息香酸とピバル酸クロロメチルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(5−70%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 568(MH)
工程4.(R)−2−ヒドロキシ−3−ペンタ−4−イノイルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−ペンタ−4−イノイルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルと塩化アルミニウムから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 402(MH)
実施例172:(R)−2−ヒドロキシ−3−ペント−4−イノイルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.2−ヒドロキシ−3−ペンタ−4−イノイルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の2−メトキシ−3−[2−ペンタ−4−イノイルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルと1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 288(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−ペンタ−4−イノイルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステルの合成。
2−ヒドロキシ−3−ペンタ−4−イノイルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸に、エタノール(12mL)と塩化チオニル(0.74mL)を加え、反応混合物を2時間80°Cで加熱し、水でクエンチした。有機物を濃縮し、粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 316(MH)
実施例173:(R)−3−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.3−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成.
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルと1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 307(MH)
工程2.(R)−3−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステルの合成.
実施例132に記載される手順に従って、3−(3−カルバモイル−プロピオニルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸とエタノールから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 335(MH)
実施例174:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−カルボキシプロパンスルホンアミドから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(1−5%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 579(MH)
工程2.2−メトキシ−3−[2−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]安息香酸の合成。
実施例169の工程2の手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]安息香酸tert−ブチルエステルとトリフルオロ酢酸から調製される。ESI−MS m/z 423(MH)
工程3.2−メトキシ−3−[2−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]安息香酸とピバル酸クロロメチルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(1−10%のEtOAc/ヘキサン)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 637(MH)
工程4.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルと塩化アルミニウムから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 471(MH)
実施例175:(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.2−ヒドロキシ−3−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の2−メトキシ−3−[2−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルと1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 357(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、2−ヒドロキシ−3−(4−スルファモイル−ブチリルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸とエタノールから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 385(MH)
実施例176:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.2−ヒドロキシ−3−(3−メタン−スルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルと1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 357(MH)
工程2.2−ヒドロキシ−3−(3−メタンスルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、2−ヒドロキシ−3−(3−メタン−スルホニルアミノ−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸とエタノールから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 385(MH)
実施例177:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−オキサ−2−ボラ−ナフタレン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−スルファモイルプロパン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(1−3%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 565(MH)
工程2.2−メトキシ−3−[2−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸の合成。
実施例169の工程2の手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルとトリフルオロ酢酸から調製される。ESI−MS m/z 509(MH)
工程3.2−メトキシ−3−[2−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成.
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸とピバル酸クロロメチルから調製される。粗製生成物を分取TLCプレート(5%のCHOH/CHCl)を使用して精製した。ESI−MS m/z 623(MH)
工程4.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−オキサ−2−ボラ−ナフタレン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルと塩化アルミニウムから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 457(MH)
実施例178:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−オキサ−2−ボラ−ナフタレン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.2−ヒドロキシ−3−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の2−メトキシ−3−[2−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルと1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 357(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−オキサ−2−ボラ−ナフタレン−8−カルボン酸エチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、2−ヒドロキシ−3−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸とエタノールから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 385(MH)
実施例179:(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル−2−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステル)の合成
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルとヒダントイン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(1−5%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 530(MH)
工程2.2−メトキシ−3−[2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル−2−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−エチル]−安息香酸の合成
実施例169の工程2の手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル−2−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルとトリフルオロ酢酸から調製される。ESI−MS m/z 474(MH)
工程3.2−メトキシ−3−[2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル−2−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル−2−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−エチル]−安息香酸とピバル酸クロロメチルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(1−5%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 588(MH)
工程4.(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル−2−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルと塩化アルミニウムから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 422(MH)
実施例180:(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.2−ヒドロキシ−3−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の2−メトキシ−3−[2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル−2−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルと1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 308(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、2−ヒドロキシ−3−(2−ウレイド−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸とエタノールから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 336(MH)
実施例181:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.3−[2−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−(1H−イミダゾル−1イル)プロパン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(3−8%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーと、その後の分取TLCプレート(8%のCHOH/CHCl)により精製した。ESI−MS m/z 552(MH)
工程2.2−ヒドロキシ−3−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルと1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 330(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、2−ヒドロキシ−3−(3−イミダゾル−1−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸とエタノールから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 358(MH)
実施例182:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−チアゾル−5−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−(3−チアゾル−5イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−チアゾル−5−イル−プロピオン酸(実施例31の工程3で調製される)から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(1−3%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 569(MH)
工程2.2−ヒドロキシ−3−(3−チアゾル−5−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の2−メトキシ−3−[2−(3−チアゾル−5イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルと1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 347(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−チアゾル−5−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、2−ヒドロキシ−3−(3−チアゾル−5−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸とエタノールから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 375(MH)
実施例183:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−チアゾル−5−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−(3−チアゾル−5イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−チアゾル−5−イル−プロピオン酸(実施例31の工程3で調製される)から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(1−3%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 569(MH)
工程2.2−メトキシ−3−[2−(3−チアゾル−5イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸の合成。
実施例169の工程2の手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−チアゾル−5イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルとトリフルオロ酢酸から調製される。ESI−MS m/z 513(MH)
工程3.2−メトキシ−3−[2−(3−チアゾル−5イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成.
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−チアゾル−5イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸とピバル酸クロロメチルから調製される。粗製生成物を分取TLCプレート(5%のCHOH/CHCl)を使用して精製した。
ESI−MS m/z 627(MH)
工程4.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−チアゾル−5−イル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−チアゾル−5イル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルと塩化アルミニウムから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 461(MH)
実施例184:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−オキサ−2−ボラ−ナフタレン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.2−ヒドロキシ−3−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の2−メトキシ−3−[2−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルと1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 343(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−オキサ−2−ボラ−ナフタレン−8−カルボン酸エチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、2−ヒドロキシ−3−(3−スルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸とエタノールから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 371(MH)
実施例185:(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−オキサ−2−ボラ−ナフタレン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルの合成。
実施例1の工程2の手順に従って、[(1S)−2−(3−tert−ブトキシカルボニル−2−メトキシ−フェニル)−1−クロロ−エチル]ボロン酸(+)ピナンジオールエステルと3−(メチルスルファモイル)プロパン酸から調製される。粗製生成物を、シリカゲル(1−3%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 579(MH)
工程2.2−メトキシ−3−[2−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸の合成。
実施例169の工程2の手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルとトリフルオロ酢酸から調製される。ESI−MS m/z 523(MH)
工程3.2−メトキシ−3−[2−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成.
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸とピバル酸クロロメチルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(1−3%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 637(MH)
工程4.(R)−2−ヒドロキシ−3−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−オキサ−2−ボラ−ナフタレン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(3−メチルスルファモイル−プロピオニルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルと塩化アルミニウムから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 471(MH)
実施例186:(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸の合成。
実施例169の工程2の手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステル(実施例56の工程1で調製される)とトリフルオロ酢酸から調製される。ESI−MS m/z 489(MH)
工程2.2−メトキシ−3−[2−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成
実施例126の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸とピバル酸クロロメチルから調製される。粗製生成物を、シリカゲル(1−3%のCHOH/CHCl)でのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。ESI−MS m/z 603(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルと塩化アルミニウムから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 437(MH)
実施例187:(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.2−ヒドロキシ−3−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の2−メトキシ−3−[2−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステル(実施例56の工程1で調製される)と1Mの3臭化ホウ素から調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 323(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、2−ヒドロキシ−3−(2−メトキシカルボニルアミノ−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸とエタノールから調製される。粗製生成物を逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥させることで、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 351(MH)
実施例188:(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸メチルエステル
工程1.3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の(実施例61の工程1で調製された)3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 250(MH)
工程2.(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸メチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびメタノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 264(MH)
実施例189:(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸の合成。
実施例125の工程1に記載される手順に従って、(実施例61の工程1で調製された)3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、次の工程でも使用した。ESI−MS m/z 416(MH)
工程2.3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸エチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸およびヨードエタンから調製した。粗製生成物を、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(10−100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 444(MH)
工程3.(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸エチルエステルから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 278(MH)
実施例190:(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸プロピルエステル
工程1.3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の(実施例61の工程1で調製された)3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 250(MH)
工程2.3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸プロピルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびn−プロパノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 292(MH)
実施例191:(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステル
工程1.3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の(実施例61の工程1で調製された)3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 250(MH)
工程2.(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸および1−ブタノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 306(MH)
実施例192:(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−アセトキシ−エチルイソブチルエステル
工程1.3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の(実施例61の工程1で調製された)3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 250(MH)
工程2.3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸イソブチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびイソブタノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 306(MH)
実施例193:(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸の合成。
実施例125の工程1に記載される手順に従って、(実施例61の工程1で調製された)3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、次の工程でも使用した。ESI−MS m/z 416(MH)
工程2.3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸およびピバル酸クロロメチルから調製した。粗製生成物を、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(10−100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 530(MH)
工程3.(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 386(M+Na)
実施例194:(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ベンゾイルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸の合成。
実施例125の工程1に記載される手順に従って、(実施例61の工程1で調製された)3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、次の工程でも使用した。ESI−MS m/z 416(MH)
工程2.3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ベンゾイルオキシメチルエステルの合成。
実施例126の工程1に記載される手順に従って、3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸および安息香酸クロロメチルエステルから調製した。粗製生成物を、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(10−100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 550(MH)
工程3.(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ベンゾイルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ベンゾイルオキシメチルエステルから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 406(M+Na)
実施例195:(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2−エチル−ブチリルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸の合成。
実施例169の工程2の手順に従って、(実施例61の工程1で調製された)3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよびトリフルオロ酢酸から調製した。ESI−MS m/z 416(MH)
工程2.3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸2−エチル−ブチリルオキシメチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸およびクロロメチル2−酪酸エチルから調製した。粗製生成物を、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(70%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 544(MH)
工程3.(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2−エチル−ブチリルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸2−エチル−ブチリルオキシメチルエステルおよび塩化アルミニウムから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 378(MH)
実施例196:(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸3−オキソ−1,3−ジヒドロ−イソベンゾフラン−1−イル−エステル。
工程1.3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸の合成。
実施例169の工程2の手順に従って、(実施例61の工程1で調製された)3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよびトリフルオロ酢酸から調製した。ESI−MS m/z 416(MH)
工程2.3−オキソ−1,3−ジヒドロイソベンゾフラン−1−イル−エステル3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸3−オキソ−1,3−ジヒドロイソベンゾフラン−1−イル−エステルの合成。
アルゴンの雰囲気下の乾燥したN,N−ジメチルホルムアミド(10mL)中の3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸(0.63g、1.51mmol)に、炭酸カリウム(0.62g、4.51mmol)、3−ブロモフタリド(0.64g、3.01mmol)を加え、その後、ヨウ化ナトリウム(0.23g、1.51mmol)を加え、反応物を、一晩50℃で撹拌した。反応物を、酢酸エチルで希釈し、水とブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥し、濃縮した。粗製生成物を、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(100%のEtOAc)によって精製した。ESI−MS m/z 548(MH)
工程4.3−オキソ−1,3−ジヒドロ−イソベンゾフラン−1−イル−エステル。((R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸3−オキソ−1,3−ジヒドロ−イソベンゾフラン−1−イル−エステル。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸3−オキソ−1,3−ジヒドロイソベンゾフラン−1−イル−エステルおよび塩化アルミニウムから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 382(MH)
実施例197:(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸シクロヘキシルオキシカルボニルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸の合成。
実施例169の工程2の手順に従って、(実施例61の工程1で調製された)3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよびトリフルオロ酢酸から調製した。ESI−MS m/z 416(MH)
工程2.3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸シクロヘキシルオキシカルボニルオキシメチルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸およびクロロメチルシクロヘキシル炭酸塩から調製した。粗製生成物を、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(70%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 572(MH)
工程3.(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸シクロヘキシルオキシカルボニルオキシメチルエステル。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラトリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸シクロヘキシルオキシカルボニルオキシメチルエステルおよび塩化アルミニウムから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 406(MH)
実施例198:(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸アセトキシメチルエステル
工程1.3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸の合成。
実施例169の工程2の手順に従って、(実施例61の工程1で調製された)3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよびトリフルオロ酢酸から調製した。ESI−MS m/z 416(MH)
工程2.3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸アセトキシメチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸およびブロモメチル酢酸塩から調製した。粗製生成物を、シリカゲル上の分取TLCプレート(90%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 488(MH)
工程3.(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸アセトキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸アセトキシメチルエステルおよび塩化アルミニウムから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 322(MH)
実施例199:(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−アセトキシ−エチルエステル
工程1.3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の(実施例61の工程1で調製された)3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 250(MH)
工程2.(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−アセトキシ−エチルエステルの合成。
アルゴンの雰囲気下でのアセトン(10mL)中の3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸(0.150g、0.6mmol)に、炭酸カリウム(0.25g、1.81mmol)、ブロモエチル酢酸塩(0.2g、1.2mmol)を加え、その後、ヨウ化ナトリウム(0.09g、0.6mmol)を加えて、反応物を一晩50℃で撹拌した。反応物を、室温で冷却し、セリットのパッドに通して濾過し、ジクロロメタンでよく洗浄し、濃縮した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 336(MH)
実施例200:(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−シクロヘキシルオキシカルボニルオキシエチルエステル
工程1.3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の(実施例61の工程1で調製された)3−[2−アセチルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 250(MH)
工程2.(R)−3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−シクロヘキシルオキシカルボニルオキシエチルエステルの合成。
実施例199の工程2に記載される手順に従って、3−アセチルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸および1−クロロエチルシクロヘキシル炭酸塩から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 420(MH)
実施例201:(R)−2−ヒドロキシ−3−プロピオニルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸メチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸の合成。
実施例125の工程1に記載される手順に従って、(実施例62の工程1で調製された)2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、次の工程でも使用した。ESI−MS m/z 430(MH)
工程2.2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸メチルエステルの合成。
実施例125の工程2に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸から調製した。粗製生成物を、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(10−100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 444(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−プロピオニルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸メチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸メチルエステルから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 278(MH)
実施例202:(R)−2−ヒドロキシ−3−プロピオニルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸の合成。
実施例125の工程1に記載される手順に従って、(実施例62の工程1で調製された)2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、次の工程でも使用した。ESI−MS m/z 430(MH)
工程2.2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸エチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸およびヨードエタンから調製した。粗製生成物を、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(10−100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 458(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−プロピオニルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸エチルエステルから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 292(MH)
実施例203:(R)−3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸プロピルエステル
工程1.3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 264(MH)
工程2.(R)−3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸(プロピルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびn−プロパノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 306(MH)
実施例204:(R)−2−ヒドロキシ−3−プロピオニルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸の合成。
実施例125の工程1に記載される手順に従って、(実施例62の工程1で調製された)2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、次の工程でも使用した。ESI−MS m/z 430(MH)
工程2.2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸ブチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸および1−ヨードブタンから調製した。粗製生成物を、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(10−100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 458(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−プロピオニルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 320(MH)
実施例205:(R)−3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸イソブチルエステル
工程1.3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 264(MH)
工程2.3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸イソブチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびイソブタノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 320(MH)
実施例206:(R)−2−ヒドロキシ−3−プロピオニルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸の合成。
実施例125の工程1に記載される手順に従って、(実施例62の工程1で調製された)2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、次の工程でも使用した。ESI−MS m/z 430(MH)
工程2.2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸およびピバル酸クロロメチルから調製した。粗製生成物を、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(10−100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 544(MH)
工程3.(R)−2−ヒドロキシ−3−プロピオニルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、2−メトキシ−3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 400(M+Na)
実施例207:(R)−3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ベンゾイルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸の合成。
実施例169の工程2の手順に従って、3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよびトリフルオロ酢酸から調製した。ESI−MS m/z 430(MH)
工程2.3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ベンゾイルオキシメチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸および安息香酸クロロメチルエステルから調製した。粗製生成物を、シリカゲル上の分取TLCプレート(70%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 564(MH)
工程3.(R)−3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ベンゾイルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラトリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ベンゾイルオキシメチルエステルおよび塩化アルミニウムから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 398(MH)
実施例208:(R)−3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸アセトキシメチルエステル
工程1.3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸の合成。
実施例169の工程2の手順に従って、3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよびトリフルオロ酢酸から調製した。ESI−MS m/z 430(MH)
工程2.3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸アセトキシメチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸およびブロモメチル酢酸塩から調製した。粗製生成物を、シリカゲル上の分取TLCプレート(90%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 502(MH)
工程3.(R)−3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸アセトキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸アセトキシメチルエステルおよび塩化アルミニウムから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 336(MH)
実施例209:(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸メチルエステル
工程1.3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸の合成。
実施例125の工程1に記載される手順に従って、(実施例1の工程2で調製された)3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、次の工程でも使用した。ESI−MS m/z 444(MH)
工程2.3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸メチルエステルの合成。
実施例125の工程2に記載される手順に従って、3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸から調製した。粗製生成物を、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(10−100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 458(MH)
工程3.(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸メチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸メチルエステルから調製した。
粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 292(MH)
実施例210:(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸の合成。
実施例125の工程1に記載される手順に従って、(実施例1の工程2で調製された)3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、次の工程でも使用した。ESI−MS m/z 444(MH)
工程2.3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸およびピバル酸クロロメチルから調製した。粗製生成物を、シリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー(10−100%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 558(MH)
工程3.(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸2,2−ジメチル−プロピオニルオキシメチルエステルから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 414(M+Na)
実施例211:(R)−3−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸メチルエステル
工程1.3−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、(実施例64の工程1で調製された)3−[2−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 367(MH)
工程2.(R)−3−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸メチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、3−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびメタノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 381(MH)
実施例212:(R)−3−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.3−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、(実施例64の工程1で調製された)3−[2−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 367(MH)
工程2.(R)−3−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、3−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびエタノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 395(MH)
実施例213:(R)−3−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステル
工程1.3−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、(実施例64の工程1で調製された)3−[2−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 367(MH)
工程2.(R)−3−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、3−(2−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドル−5−イル−アセチルアミノ)−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびn−ブタノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 423(MH)
実施例214:(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−ピリジン−4−イル−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸メチルエステル
工程1.2−ヒドロキシ−3−(2−ピリジン−4−イル−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、(実施例65の工程1で調製された)2−メトキシ−3−[2−(2−ピリジン−4−イル−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 327(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−ピリジン−4−イル−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸メチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、2−ヒドロキシ−3−(2−ピリジン−4−イル−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびメタノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 341(MH)
実施例215:(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−ピリジン−4−イル−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステル
工程1.2−ヒドロキシ−3−(2−ピリジン−4−イル−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例7に記載される手順に従って、(実施例65の工程1で調製された)2−メトキシ−3−[2−(2−ピリジン−4−イル−アセチルアミノ)−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−安息香酸tert−ブチルエステルから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 327(MH)
工程2.(R)−2−ヒドロキシ−3−(2−ピリジン−4−イル−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、2−ヒドロキシ−3−(2−ピリジン−4−イル−アセチルアミノ)−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびn−ブタノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 383(MH)
実施例216:(R)−3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−アセトキシエチルエステル
工程1.3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 264(MH)
工程2.(R)−3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸1−アセトキシエチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびブロモエチル酢酸塩から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 350(MH)
実施例217:(R)−3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸シクロヘキシルオキシカルボニルオキシメチルエステル。
工程1.3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−プロピオニルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 264(MH)
工程2.(R)−3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸シクロヘキシルオキシカルボニルオキシメチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、3−プロピオニルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびクロロメチルシクロヘキシル炭酸塩から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 420(MH)
実施例218:(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステル
工程1.3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 278(MH)
工程2.(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸エチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびエタノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 306(MH)
実施例219:(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸プロピルエステル
工程1.3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 278(MH)
工程2.(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸プロピルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸および1−プロパノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 320(MH)
実施例220:(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステル
工程1.3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 278(MH)
工程2.(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸および1−ブタノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 334(MH)
実施例221:(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸イソブチルエステル
工程1.3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 278(MH)
工程2.(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ブチルエステルの合成。
実施例132に記載される手順に従って、3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびイソブタノールから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 334(MH)
実施例222:(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ベンゾイルオキシメチルエステル
工程1.3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸の合成。
実施例169の工程2の手順に従って、3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよびトリフルオロ酢酸から調製した。ESI−MS m/z 444(MH)
工程2.3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ベンゾイルオキシメチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸および安息香酸クロロメチルエステルから調製した。粗製生成物を、シリカゲル上の分取TLCプレート(70%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 578(MH)
工程3.(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸ベンゾイルオキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラトリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸ベンゾイルオキシメチルエステルおよび塩化アルミニウムから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 412(MH)
実施例223:(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸アセトキシメチルエステル
工程1.3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸の合成。
実施例169の工程2の手順に従って、3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよびトリフルオロ酢酸から調製した。ESI−MS m/z 444(MH)
工程2.3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸アセトキシメチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸およびブロモメチル酢酸塩から調製した。粗製生成物を、シリカゲル上の分取TLCプレート(70%のEtOAc/ヘキサン)によって精製した。ESI−MS m/z 516(MH)
工程3.(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸アセトキシメチルエステルの合成。
実施例1の工程3に記載される手順に従って、3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸アセトキシメチルエステルおよび塩化アルミニウムから調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 350(MH)
実施例224:(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸アセトキシエチルエステル。
工程1.3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸の合成。
実施例170の工程1に記載される手順に従って、ジクロロメタン中の3−[2−ブチリルアミノ−2−(2,9,9−トリメチル−3,5−ジオキサ−4−ボラ−トリシクロ[6.1.1.02,6]デク−4−イル)−エチル]−2−メトキシ−安息香酸tert−ブチルエステルおよび1Mの三臭化ホウ素から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 278(MH)
工程2.(R)−3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸アセトキシ−エチルエステルの合成。
実施例127の工程1に記載される手順に従って、3−ブチリルアミノ−2−ヒドロキシ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[e][1,2]オキサボリニン−8−カルボン酸およびブロモエチル酢酸塩から調製した。粗製生成物を、逆相分取HPLCによって精製し、凍結乾燥を使用して乾燥して、表題化合物を得た。ESI−MS m/z 364(MH)
実施例346:非経口組成物
注射による投与に適した非経口医薬組成物を調製するために、100mgの式(I)、(II)、または(IX)の化合物、またその水溶性の薬学的に許容可能な塩を、DMSO中に溶解し、その後、0.9%の無菌の食塩水10mlと混合する。混合物を、注射による投与に適した単位剤形に組み込む。
実施例347:経口組成物
経口送達のための医薬組成物を調製するために、100mgの式(I)、(II)、または(IX)の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を、750mgのデンプンと混合する。混合物を、経口投与に適した、硬ゼラチンカプセルなどの経口剤形に組み込む。
<生物学的な実施例>
実施例I:β−ラクタマーゼ酵素アッセイのための実験的方法
β−ラクタマーゼの分離。
SHV−5、Kpc−2、p99AmpCおよびOXA−1β−ラクタマーゼのために、個々のβ−ラクタマーゼのための(天然のタグなしタンパク質として発現された)発現プラスミドを運ぶE.coli BL21(DE3)細菌細胞を、18−20時間の間35℃で、100μg/mlのカナマイシン選択および1x5052(0.5%のグリセロール、0.05%のグルコースおよび0.2%のα−ラクトース)を補足した、1LのSuperbroth(Teknova Inc. Hollister, CA)中で成長させた。細胞を、遠心分離(4,000xg、4℃、20分)によって採取し、10mMのHEPES pH7.5の50ml(最初の量の1/20)中で再懸濁した。細胞を、氷上での45Wで超音波処理(45秒の5パルス)によって溶解した。溶解物を、4℃で40分間10,000xgで遠心分離によって浄化した。サンプルを、50mMの酢酸ナトリウム pH5.0において5倍希釈し、4℃で一晩保存し、その後、30分間10,000xgで遠心分離機にかけて、浄化し、0.45μmのフィルターに通して濾過した。サンプルを、50のmMの酢酸ナトリウム pH5.0で予め平衡化した、5mlのCapto S セファロース陽イオン交換カラム(GE Healthcare)上へと充填した。カラムを、50mMの酢酸ナトリウム pH5.0の5カラム体積で洗浄して、非結合タンパク質を洗い出し、NaCl(0〜500mM)の直線勾配を使用して、カラムからタンパク質(16CVを超える)を溶出した。分画を、分離された分画における活性のためのレポーターβ−ラクタマーゼ基質として、Centa(Calbiochem,Gibbstown,NJ)またはニトロセフィン(Nitrocefin)(EMD Millipore chemicals, Darmstadt, Germany)を使用して、β−ラクタマーゼ活性のために分析した。活性分画を、プールし、濃縮し、50mMのHepes pH7.5の150mMのNaC中で予め平衡化にされた、Superdex 75 prep gradeのゲル濾過カラム上のゲル濾過クロマトグラフィーによってさらに精製した(GE Healthcare, Piscataway, NJ)。活性分画を、プールし、濃縮し、BCAタンパク質定量によって定量化し(Thermo Scientific, Rockford, IL)、PBSへと透析し、使用するまで20%のグリセロール中に−80℃で冷凍した。
VIM−2 メタロβ−ラクタマーゼのために、手順は、以下の例外を除いて同じであった、第1の例外は、タンパク質を、50mMの酢酸ナトリウムでpH5にpH調節さしなかったことである。第2の例外は、クロマトグラフィー工程を、50mMのHepes pH7.5で予め平衡化された5mlのQセファロース陰イオン交換カラムへと変更し、タンパク質の溶出を、NaCl(0−600mM)の直線勾配によって達成したことである。最後の例外は、許容可能な純度(>90%)を達成するために、VIM−2精製に、Qセファロース陰イオン交換カラム上の別のラン(run)(第3工程)を必要としたことである。
β−ラクタマーゼ阻害。
β−ラクタマーゼ酵素の阻害のレベルを判定するために、化合物を、pH7.4でPBS中に希釈して、96ウェルのマイクロタイタープレート中に100μMから0.00005μMの範囲の濃度を得た。同量の希釈した酵素貯蔵物(enzyme stock)を加え、プレートを、15分間37℃でインキュベートした。ニトロセフィンを、p99 AmpC、VIM−2およびOXA−1のための基質として使用し、100μMの終末濃度で各ウェルへと分注した。486nmの吸光度を、GEN5ソフトウェアパッケージ(Biotek Instruments, Winooski VT)を使用するBiotek Powerwave XS2マイクロプレート分光光度計を使用して、10分間、すぐにモニタリングした。類似した方法で、イミペネムを、KPC−2のための基質として使用し、セフォタキシムを、SHV−5のために使用した一方で、β−ラクタム環の加水分解後の吸光度の変化が、96ウェルのUV透明なマイクロタイターアッセイプレートにおいて、それぞれ、300nmおよび260nmでモニタリングされた。最大加水分解速度を、対照ウェル(阻害剤なし)における最大率と比較し、酵素阻害のパーセンテージを、阻害剤の各濃度のために計算した。基質の加水分解の初速度を50%(IC50)減少させるために必要とされる阻害剤の濃度を、GraFitバージョン7の反応速度論ソフトウェアパッケージ(Erithacus Software, Surrey, UK)を使用して、486nmでのβ−ラクタマーゼの残存活性として計算した。
実施例II:典型的な化合物による多様なβ−ラクタマーゼの阻害
上に記載される方法論を用いて、本発明の実施例を、すべての4つのAmbler分類(AからD)からβ−ラクタマーゼ酵素を阻害するそれらの能力に関して評価した。これらのアッセイの結果を、異なるサブタイプにわたる代表的な酵素に関して表3に要約し(SHV−5は、Ambler Class A Extended Spectrumのβ−ラクタマーゼを表わし、KPC−2は、Class Aのカルバペネマーゼを例示し、P99は、染色体のClass C AmpCを表わし、OXA−1は、Class Dのオキサシリナーゼを表わし、およびVIM−2は、カルバペネマーゼ活性も保持するClass Bの亜鉛依存性のメタロ−β−ラクタマーゼを表わす)、ここでAは、10−100μMのIC50を表わし、Bは、1〜10μMのIC50を表わし、Cは、0.1〜1μMのIC50を表わし、およびDは、<0.1μMのIC50を表わす。NT=試験されず。
実施例III:β−ラクタマーゼ阻害のインビトロでの抗菌性アッセイ
ベータ−ラクタマーゼ酵素を生成する菌株の増殖の阻害を強める試験化合物の能力を判定するために、典型的な細胞ベースの微量液体希釈のMICアッセイを使用した。β−ラクタマーゼ酵素を生成する以下の6つの菌株を使用した:Class A Extended Spectrumのβ−ラクタマーゼ(ESBL)CTXM−15を発現するE.coli、Class C P99を発現するE. cloacae、Class Aのカルバペネマーゼ KPC−3を発現するK. pneumoniae、Class Bのカルバペネマーゼ VIM−2を発現するP.aeruginosa、Class Aのカルバペネマーゼ KPC−2およびClass Bのカルバペネマーゼ VIM−4を発現するK. pneumoniae、およびClass Aのペニシリナーゼ PC−1を生成するS. aureus。アッセイを、Cation Adjusted Mueller Hinton Broth(CAMHB, BD # 212322, BD Diagnostic Systems, Sparks, MD)において実施した。菌株を、CAMBH培養液中で3−5時間増殖させた。試験化合物は、32μg/mLから0.25μg/mlの終末濃度範囲でCAMHB中の2倍連続希釈でマイクロタイタープレートに加えた。ベータ−ラクタムを含有しているCAMHBの重層(overlay)を、4μg/mlの終末静的濃度で化合物に加えた。セフタジジム(CAZ, Sigma# C3809−1G, Sigma−Aldrich, St. Louis, MO)を、Ambler Class A ESBL CTX−M−15を発現するE.coli(MIC単独で>128μg/ml)、およびClass C P99を発現するE. cloacae(MIC単独=128μg/mL)のためのパートナー抗生物質として使用した。メロペネム(Mero, USP # 1392454, U.S. Pharmacopeia, Rockville, MD)を、Amber Class Aのカルバペネマーゼ KPC−3を発現するK. pneumoniae(MIC単独で>128μg/mL)、Class Aのカルバペネマーゼ VIM−2を発現するP.aeruginosa(MIC単独で=16μg/mL)、およびAmber Class Aのカルバペネマーゼ KPC−2およびAmber Class Bのカルバペネマーゼ VIM−4を発現するK. pneumoniae(MIC単独で=64μg/mL)のためのパートナー抗生物質として使用した。ピペラシリン(Pip, Fisher # ICN15626801, MP Biomedicals, Solon, OH)を、Class Aのペニシリナーゼ PC−1を生成するS. aureus(MIC単独=64μg/ml)のためのパートナー抗生物質として使用した。MIC読出しでの試験化合物の滴定は、十分にベータ−ラクタマーゼ酵素活性を阻害する及びベータ−ラクタムの固有の抗菌活性を保護するのに必要とされる試験物の濃度がを示す。試験化合物の滴定に加えて、対照ベータ−ラクタムのパネルのMICも、菌株が試験間で一貫して作用していることを保証するために試験する。試験化合物及び抗生物質が一度加えられると、プレートは、CLSI微量液体希釈法に従って播種され得る。播種後、プレートを、37℃で16−20時間インキュベートし、その後、試験化合物の最小阻止濃度(MIC)を、視覚的に判定する。
上に記載される方法論を用いて、本発明の実施例を、β−ラクタム抗生物質の存在下でβ−ラクタマーゼを生産する細菌の増殖を阻害するそれらの能力に関して評価した。
代表的な結果を、表4に示し、ここで、Aは、典型的な化合物のβ−ラクタマーゼ阻害剤の>32μg/mLの存在下での固定した(fixed)β−ラクタム抗生物質のMICを表わし、Bは、典型的な化合物のβ−ラクタマーゼ阻害剤の8μg/mL乃至32μg/mLの存在下でのMICを表わし、およびCは、典型的な化合物のβ−ラクタマーゼ阻害剤の≦4μg/mLの存在下でのMICを表わす。NT=試験されず。
実施例IV:スプラーグドーリーラットにおける絶対的な経口バイオアベイラビリティ評価
経口投薬後にカルボン酸化合物の血漿レベルを測定するためのインビボでの薬物動態モデルを実行した。血液サンプル収集および静脈内(IV)投与のために、処置時に体重がおよそ250gであるオスのスプラーグドーリーラットの、それぞれ、頚静脈および大腿静脈に、二重にカニューレ挿入した。3匹のラットを、用量群につき利用した。試験化合物を、IV投与のために可溶化酢酸ナトリウム/酢酸バッファー(およそ5.0の最終pHを有する)であった。強制経口投与のための投薬用製剤を、酢酸ナトリウム/酢酸バッファー(およそ5.0の最終pHを有する)における0.5%のTween 80(ポリソルベート80)中で調製した。化合物を、異なる対応する酸からの2つのエステル化合物のカセットとして投薬した。すべての投薬を、3mg/kgの用量レベルで行った。IV投与のために、0.5mLの血液サンプルを、投与前、および投与の0.083、0.25、0.5、1、2、4、および8時間後に採取した。経口投与のために、、0.5mLの血液サンプルを、投与前、および投与の0.25、0.5、1、2、4、および8時間後に採取した。血液を、ヘパリンナトリウムを含有しているチューブに収集して、遠心分離にかけ、血漿を、生物分析前に凍結保存した。
表6に示される絶対的なバイオアベイラビリティ(%F)を、分子量の差のために修正された式AUC(経口)/AUC(IV)100を用いて、式(II)の試験化合物の経口投与後の式(I)の酸の血漿AUC(「AUC(経口)」)および式(I)の酸の静脈内投与後の式(I)の酸の血漿AUC(「AUC(IV)」)を使用して計算した。生物分析を、Watersの質量分析計上で内部標準を有するLC−MS/MSの方法論によって行った。LC−MS/MSの方法を、すべての試験化合物のために発達させた。二重標準曲線を、サンプル実行処理の開始および終了時に処理した(run)。較正曲線は、ダブルブランク、内部標準のみを含んでいる単一ブランク、およびおよそ1ng/mLの定量化(LLOQ)の下限を有する最少で5の標準を含む、ブランク血漿中で調製された標準から成った。直線性を、最少で5の標準(範囲の底値および天井値の両方で少なくとも1つの標準を有する)によって評価し、それらの公称濃度の+20%に逆算した。
本発明の好ましい実施形態が、本明細書に示され、記載されている一方で、そのような実施形態が単に例示目的のみで提供されることは当業者に明白である。多数の変更、変化、および置換が、本発明から逸脱することなく、当業者によって想到されるであろう。本明細書に記載される本発明の実施形態の様々な代替案が、本発明を実行する際に利用され得ることを理解されたい。以下の特許請求の範囲が本発明の範囲を定義するものであり、これらの特許請求の範囲内の構造およびそれらの同等物が、それによって包含されることが意図される。

Claims (25)

  1. 式(II)の化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、互変異性体、或いはN−オキシドであって:
    式中:
    Mは、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、−CF、−CN、−OR、−SR、−S(O)−R、−SO−R、−SO−N(R)、−N(R)、−N(R)−C(O)R、−N(R)−C(O)−N(R)、−N(R)−SO−R、−N(R)ヘテロアリール、−C(O)−R、−C(O)−N(R)、−C(O)(C−Cアルキル)C(O)R、随意に置換したオキシイミノ、随意に置換したアルケニル、随意に置換したアルキニル、ヘテロアリール、又はヘテロシクロアルキルであり;
    とRはそれぞれ独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したアリール、−OR、−SR、又は−NRであり;又は
    とRは、随意に置換したC−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される炭素と一体となり;又は
    nが少なくとも2である場合、隣接した炭素上の2つのRは二重結合を形成するために一体となり;又は隣接した炭素上の2つのR及び2つのRは、三重結合を形成するために一体となり;
    nはそれぞれ独立して、0、1、2、3、4、5、又は6であり;
    は独立して−OR又はFであり;
    Zは、>C=O、>C=S、又は>SOであり;
    は、R31、−(R30OR31、−(R30O(R30OR31、−R30OC(O)R31、−R30OC(O)OR31、−R30OC(O)NHR31、−R30OC(O)N(R31、随意に置換したアルキルオキシアルキル、随意に置換したアシルオキシアルキル、随意に置換したアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したシクロアルキルオキシカルボニルオキシアルキル、随意に置換したアリールオキシカルボニルオキシアルキル、及び随意に置換したアルキル−[1,3]ジオキソル−2−オンであり;
    qはそれぞれ独立して、2、3、4、5、又は6であり;
    30はそれぞれ独立して、−CH−、−CH(CH)−、−C(CH−、又は随意に置換した1,1’−シクロプロピレンであり;
    31はそれぞれ独立して、随意に置換したC−C12アルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したC−C12アルケニル、随意に置換したC−C12アルキニル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したC−Cヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したアルキルシクロアルキル、随意に置換したアルキルヘテロシクロアルキル、随意に置換したアルキルアリール、又は随意に置換したアルキルヘテロアリールであり;又は
    2つのR31は、C−Cシクロアルキルを形成するためにそれらが結合される窒素と一体となり;
    、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したC−Cシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、−OR、−NR、又は−SRであり;
    、R、及びRは独立して、水素、−OH、−CN、−CF、随意に置換したC−Cアルキル、随意に置換したアルコキシアルキル、随意に置換したヒドロキシアルキル、随意に置換したアミノアルキル、随意に置換したシクロアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキル、随意に置換したアリール、随意に置換したヘテロアリール、随意に置換したシクロアルキルアルキル、随意に置換したヘテロシクロアルキルアルキル、随意に置換したアラルキル、随意に置換したヘテロアラルキル、(ポリエチレングリコール)エチル、又は随意に置換したサッカライドであり;
    又は、一体となったRとRは、結合される窒素で随意に置換した複素環を形成する
    ことを特徴とする化合物。
  2. 、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、随意に置換したC−Cアルキル、−OR、−NR、又は−SRである、ことを特徴とする請求項1に記載の化合物。
  3. 、R、及びRは独立して、水素、フルオロ、クロロ、−OH、又は−OCHである、ことを特徴とする請求項1乃至2の何れか1つに記載の化合物。
  4. 、R、及びRは水素である、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載の化合物。
  5. は−OHである、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載の化合物。
  6. は水素又はC−Cアルキルである、ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1つに記載の化合物。
  7. は水素である、ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1つに記載の化合物。
  8. Zは>C=Oである、ことを特徴とする請求項1乃至7の何れか1つに記載の化合物。
  9. nは0、1、2、又は3である、ことを特徴とする請求項1乃至8の何れか1つに記載の化合物。
  10. nは2である、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1つに記載の化合物。
  11. nは1である、ことを特徴とする請求項1乃至9の何れか1つに記載の化合物。
  12. とRはそれぞれ独立して、水素、フルオロ、クロロ、随意に置換したC−Cアルキル、及び−CFである、ことを特徴とする請求項1乃至11の何れか1つに記載の化合物。
  13. とRはそれぞれ水素である、ことを特徴とする請求項1乃至12の何れか1つに記載の化合物。
  14. Mは水素、−CN、又は随意に置換したアルキニルである、ことを特徴とする請求項1乃至13の何れか1つに記載の化合物。
  15. Mは−C(O)−Rである、ことを特徴とする請求項1乃至13の何れか1つに記載の化合物。
  16. は随意に置換したC−Cアルキルである、ことを特徴とする請求項15に記載の化合物。
  17. はR31である、ことを特徴とする請求項1乃至16の何れか1つに記載の化合物。
  18. 31はC−C12アルキル又はC−Cヘテロシクロアルキルである、ことを特徴とする請求項17に記載の化合物。
  19. は−R30OC(O)R31又は−R30OC(O)OR31である、ことを特徴とする請求項1乃至16の何れか1つに記載の化合物。
  20. 30はそれぞれ独立して、−CH−又は−CH(CH)−であり;R31はそれぞれ独立して、随意に置換したC−C12アルキル、アリール、C−Cシクロアルキル、又はC−Cヘテロシクロアルキルである、ことを特徴とする請求項19に記載の化合物。
  21. 以下の構造を持つ、化合物、又は、その薬学的に許容可能な塩、N−オキシド、或いは異性体:
  22. 請求項1乃至21の何れか1つに記載の少なくとも1つの化合物、又はその薬学的に許容可能な塩、N−オキシド、或いは異性体と、薬学的に許容可能な賦形剤とを含む、医薬組成物。
  23. ベータ−ラクタム系抗生物質を更に含む、請求項22に記載の医薬組成物。
  24. ベータ−ラクタム系抗生物質は、ペニシリン、セファロスポリン、カルバペネム、モノバクタム、架橋したモノバクタム、又はそれらの組み合わせである、ことを特徴とする請求項23に記載の医薬組成物。
  25. 被験体の細菌感染症を処置する方法であって、該方法は、治療上有効な量のベータ−ラクタム系抗生物質と組み合わせて、請求項1乃至21の何れか1つに記載の化合物を被験体に投与する工程を含む、方法。
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