JP2017518835A - 視力を決定するための方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】遠見視力の簡略化された決定を可能にし、特に可変検査距離のために及び/又は携帯できる使用のために遠見視力の決定を可能にする。【解決手段】遠見視力を決定するための視力表を与えるための方法において、被検者位置が被検者のために与えられ、表示位置において表示面が与えられる。被検者位置と表示位置との間の個々の検査距離が、例えば自動的に検出される。個々の目標変数が、所定の法則にしたがって、検出された個々の検査距離に適合される視力表用に決定される。デジタル視力表画像データが、個々の目標変数にスケーリングされた視力表を含んで与えられる。デジタル視力表画像データが、表示面上に表示される。

Description

本発明は、視力表を与えるための方法、被検者の光学的矯正値を決定するための方法、コンピュータプログラム製品、及び、モバイルコンピュータに関する。
屈折は、屈折異常症の被検者の矯正値を決定するために使用される。それにより、様々な形状の視力表が被検者に対して示される。この場合、これらの視力表は、被検者の視力及びコントラスト能力を決定するのに役立つ。また、遠近調節平衡、色覚、又は、両眼視状態が付加的な視力検査によってチェックされてもよい。
これらの検査を行なうために、被検者から所定の距離を隔てて設置されなければならない古典的な検査パネルが使用され、或いは、手動で較正されるようになっている投影機によって視力検査を与える高価な屈折ユニットが使用される。これにより、装置は取り外し不能に設置される。特に、遠見に関する所定の視力検査(したがって、少なくとも1メートルの、特に少なくとも4メートルの検査距離のような視力検査に関して)又は検査距離が短い視力検査(往診又はイベントでなされる診察のため)は、大きな労力を伴ってしか実現できない或いは複数の検査パネルを携帯することによって実現できる。一部の視力検査(例えば、赤緑テスト)はもはや検査パネルとして入手できない。他の視力検査(例えば、Vistechパネル及びPelli Robsonチャートとして知られるもの)は、もはや検査パネルとして製造されず、したがって、大きな困難を伴ってしか得ることができず、残存する在庫品としてしか入手できず、或いは、もはや全く入手できない。
自覚的屈折のプロセスが技術文献において何度も徹底的に論じられてきた。また、検査パネル及び屈折ユニットの利用に関するマニュアル及び刊行物も存在する。屈折においては、近接視力の決定(約25cm〜約60cmの距離を隔てる)と遠見における視力の決定(通常は少なくとも4メートルの距離を隔てて行なわれる)との間で差別化が行なわれる。患者又は顧客が重度の屈折異常要件又は特別な要件を有する場合には、短縮された距離で視力検査が行なわれる場合もある。
取り外し不能に設置される屈折ユニットは、大きな空間要件、10000〜20000EURの高い調達コストを有し、また、非常に大きな労力を伴ってのみ可動態様で輸送されて使用される場合がある。
検査パネルは屈折ユニットよりも扱い易いが、検査パネルは全ての視力検査に利用できるとは限らない。検査パネルの更なる不都合は、それらの限られた耐久性及び輸送時の摩耗の出現である。
視力検査を行なうための既に知られる方法はいずれも、それらが所定の検査距離に関して手作業で較正されなければならない或いはこのために特別に製造されるという不都合を有する。この検査距離が変更されれば或いはこの検査距離をもはや維持できなければ、検査者は、視力表を読んで得られた結果を変換して、視力等のための対応する仕様を得なければならず、この仕様は、その後、検査距離が変更された視力検査に適用される。
本発明は、遠見視力の簡略化された決定を可能にするという目的に基づく。本発明は、特に、可変検査距離のために及び/又は携帯できる使用のために遠見視力の決定を可能にするという目的に基づく。
この目的は、独立請求項の主題によって達成される。好ましい実施形態は従属請求項の主題である。
1つの態様は、遠見視力の決定のための視力表を与えるための方法であって、
− 被検者のための被検者位置を与えるステップと、
− 表示位置に表示面を与えるステップと、
− 被検者位置と表示位置との間の個々の検査距離を検出するステップと、
− 検出された個々の検査距離に適合される視力表のための個々の目標サイズを、所定の法則にしたがって決定するステップと、
− 個々の目標サイズにスケーリングされる視力表を含むデジタル視力表画像データを与えるステップと、
− デジタル視力表画像データを表示面上に表示するステップと、
を有する方法に関する。
この方法により、そのサイズが個々の検査距離に適合される視力表として知られるものが提供される。それにより、個々の検査距離は動的である及び/又は可変である。
被検者位置を与えるために、視力検査としての視力の決定の実施中に被検者がとどまるべき検査位置が定められる。例えば、このために、計画された視力検査が行なわれている間に被検者が居座ることができるシートが設けられてもよい。被検者位置は、例えば立ち空間にマーキングすることによって或いはリクライニング空間の選択(例えば、寝たきりの被検者のため)によって被検者のための他の場所を決定するために与えられてもよい。したがって、被検者位置を与えることは、計画された視力検査が行なわれている間に被検者がとどまってもよい居座り場所を決定することに対応する。視力検査は、視力検査中に被検者が着用する屈折眼鏡を用いて法則的に行なわれる。屈折眼鏡を用いる場合には、被検者にとって最良であると主観的に考えられる屈折異常矯正が見出されるまで、屈折眼鏡の前方に異なる検査レンズが配置されてもよい。それにより、これは自覚的屈折と呼ばれる。
被検者位置は、検査を行なう間の屈折眼鏡の位置、したがって被検者の鼻の上の位置として更に正確に規定されてもよい。或いは、被検者位置は、検査中の被検者の眼位置として規定されてもよい。
デジタル画像データが直接に表示されてもよい表示面−例えばモニタ、スクリーン、投影スクリーン、テレビ画面、モバイルコンピュータ装置のディスプレイ等−が表示面として選択されることが好ましい。
被検者位置及び表示位置を定めることにより、表示位置からの被検者位置の距離に対応する個々の検査距離が定められて規定される。個々の検査距離が例えば自動的に検出されてもよい。
個々の検査距離に対応する被検者から距離を隔てて位置される視力表のための個々の目標サイズは、検出される個々の検査距離に応じて決定される。決定されるべき視力表の目標サイズは、視力表の面積、高さ、幅、及び/又は、直径を含んでもよい。視力検査を行なうために異なるサイズを有してもよい複数の視力表が通常は使用されるため、異なる個々の目標サイズがこのステップで決定されてもよい。例えば、それにより、それぞれの視力表ごとに、前記視力表と関連付けられる視力表の特定の個々の目標サイズが決定されてもよい。これに代えて或いは加えて、例えば予め用意される検査パネルのデジタル画像の倍率のみがデジタル画像のための目標サイズとして定められてもよく、この検査パネルは、視力表を有するとともに、視力検査を行なうように設計されて設けられる。例えば、視力表のこれらのデジタル画像は、所定の検査距離に関して設計される視力表を所定のサイズで含んでもよい。予め作成される検査パネルのこれらのデジタル画像のための倍率は、例えば、関連する画像データをパーセンタイル値でスケーリングするために、したがって、検出される個々の検査距離に応じて増大する又は減少するために、パーセント単位で定められてもよい。
例えば、個々の検査距離にいる被検者に対して視力表が見えるべき所定の角度が所定の法則としての役目を果たしてもよい。そのような目標サイズの検査距離への依存は、例えば欧州標準規格EN ISO 8596:2009及びドイツ標準規格DIN 58220−5で与えられる。したがって、特に、標準化された目標サイズ、例えば列挙される標準規格にしたがって標準化されるランドルト環のための目標サイズが、とりわけ、所定の法則としての役目を果たしてもよい。標準規格では、ランドルト環(Landolt rings)の出現の角度が所定の法則を表わし、この法則から、検出される個々の検査距離に関してランドルト環のサイズが視力表の個々の目標サイズとして計算されてもよい。
目標サイズを決定した後、個々の目標サイズにスケーリングされる視力表を含むデジタル視力表画像データが作成される。デジタル視力表画像データは、表示面上に表示されるように設計されて与えられる。デジタル視力表画像データが表示面上に表示される場合、視力表は、それらと関連付けられる個々の目標サイズで表示される。したがって、被検者位置から考慮すると、表示される視力表は、使用される所定の法則(例えば標準規格)にしたがってそれらが有するべき正にその目標サイズを有する。そのため、視力検査−特に、遠見視力の決定−は、表示される視力表を使用して行なわれてもよい。この方法は、扱いにくい屈折ユニットを用いることなく、及び、古典的な事前に印刷された検査パネルを用いることなく実施されてもよい。視力表は、特にコンピュータ又はコンピュータのような装置を用いて、動的に変化し得る検査間隔としての個々の検査距離に適合されてもよい。
1つの実施形態によれば、視力表のための個々の目標サイズの決定、デジタル視力表画像データの提供、及び、デジタル視力表画像データの表示は、モバイルコンピュータを用いて自動的に実施される。それにより、プログラムを実行できるオペレーティングシステムを起動するマイクロプロセッサを有するラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォン、又は、同様の電子機器がモバイルコンピュータとして使用されてもよい。例えば、個々の検査距離の自動検出後に、モバイルコンピュータは、個々の検査距離に応じて個々の目標サイズを計算して、デジタル視力表画像データを作成してもよい。生成されたデジタル視力表画像データは、コンピュータのディスプレイに表示されてもよく、或いは、コンピュータのデータ出力へ、特に無線出力へ与えられてもよい。
したがって、モバイルコンピュータは、遠見視力の決定を行なうようになっている全ての又はほぼ全ての本質的な装置物品を含む。したがって、携帯用の検査パネル又は屈折ユニットが不要である。それにより、方法の実施は、簡略化される及び/又は例えば往診において及び公開イベントで初めて可能にされる。
或いは、デスクトップPC又はタワーPCなどの固定コンピュータ(しかしながら、輸送するのが更に面倒である)が使用されてもよい。
1つの実施形態によれば、デジタル画像データ中の個々の検査ドットピッチが表示面で決定されてもよい。デジタル視力表画像データは、個々の検査ドットピッチを考慮することにより目標サイズにスケーリングされる。個々の検査ドットピッチを決定するために、特定するのが簡単な少なくとも2つの顕著な検査ドットを含む検査画像が表示面に表示されてもよい。個々の検査ドットピッチの決定により、デジタル画像(したがって、デジタル画像データ)中の2つのポイントが実際に表示面上で互いから隔てる間隔が定められてもよい。例えば、検査ドットピッチが例えばセンチメートルなどの長さ単位で特定されてもよい。表示面上の個々の検査ドットピッチの知識は、デジタル画像データ中のピクセルピッチを表示面上に表示される対応する画像ポイントの実際の現実のピッチ長さへと変換できるようにする。個々の検査ドットピッチは、表示面に表示されるべき視力表のサイズの較正に役立つ。
この実施形態の1つの進展において、スケーリングされないデジタル画像データ中のスケーリングされない視力表のサイズは、デジタル視力表画像データを与えるために、3の法則(rule of three)を用いて、個々の検査ドットピッチを考慮することにより目標サイズにスケーリングされる。それにより、スケーリングされないデジタル画像データは、スケーリングされない視力表の画像を含む。これらのスケーリングされないデジタル画像データが表示面に表示されるとすれば、表示される視力表は個々の目標サイズを有さない(視力表が純粋に無作為に正しいサイズを有さなければ)。個々の検査ドットピッチの知識を用いると、スケーリングされないデジタル画像データは、3の法則を用いて、それらが個々の検査距離で見えるべき個々の目標サイズに至らされる。それにより、通常はスケーリングされて個々の目標距離に個別に適合されるデジタル視力表画像データが生成される。3の法則は、用意されたスケーリングされないデジタル画像データを個々の目標サイズにスケーリングするための数学的に簡単で容易に計算される可能性を与える。或いは、正確なスケーリングを可能にする同様の数学的方法が使用されてもよい。
1つの実施形態によれば、個々の検査距離を検出するために評価されるデジタル検査画像が露光装置を用いて撮られる。デジタル検査画像は、被検者位置から、表示位置の方向で個々の検査距離にわたって撮られてもよく、或いは、表示位置から被検者位置の方向で撮られてもよい。したがって、デジタル検査画像は個々の検査距離にわたって撮られる。カメラ−特に、コンピュータによって評価されてもよいデジタル画像を自動的に又は半自動的に形成するデジタルカメラ−が露光装置として使用されてもよい。デジタル検査画像の評価では、個々の検査距離が決定されるとともに更なる方法のための決定された変数として与えられる。或いは、個々の検査距離は、他の距離検出器を用いて決定されて自動で又は手動で入力されてもよい。
この実施形態の1つの進展によれば、この方法は、以下のステップ、すなわち、
− 較正物体が露光装置から個々の検査距離を隔てて離間されるように較正物体を配置するステップと、
− 検査画像が個々の検査距離を隔てて配置される較正物体の露光を含むように検査画像を撮るステップと、
を有する。
2つの顕著な物点の間隔が予め知られている任意の与えられた物体が較正物体としての役目を果たしてもよい。例えば、既知の辺長を有する黒色正方形が較正物体としての役目を果たしてもよく、或いは、少なくとも2つの物点が自動的に検出され得る(例えばデジタル画質評価において)同様の与えられた物体が較正物体としての役目を果たしてもよい。検査画像の露光では、較正物体が露光装置から個々の距離を隔てて配置される。特に、この場合、較正物体は、該較正物体の離間される顕著な物点が被検者位置から表示位置へ向かう検査距離の方向ベクトルに対して直交して位置合わせされるように配置されてもよい。例えば二次元の黒色正方形の例では、この二次元の黒色正方形を表示面上で平らに維持することができ、また、検査画像は、較正物体が配置される表示面の画像となり得る。較正物体の少なくとも2つの顕著な物点は、画像評価において、特定されて−自動で又は手作業で−マーキングされる。個々の検査距離は、計算されることにより、デジタル検査画像中の較正物体の顕著な物点の間隔のサイズから決定される。
この実施形態の1つの進展では、コンピュータ制御される投影面が表示面として使用され、また、検査画像が投影面の露光を少なくとも部分的に含むように被検者位置から検査画像が撮られる。この場合、「コンピュータ制御される」とは、デジタルデータが投影面上に表示されてもよいことを意味する。例えば、壁に配置されるディスプレイ、自立型モニタ、(例えばプロジェクタのための)スクリーン、(ビデオプロジェクタのための)部屋壁等がそのような投影面として使用されてもよい。コンピュータ生成される画像データ、特に与えられるデジタル視力表画像データが投影面に表示されてもよい。それにより、検査画像は、投影面の露光を少なくとも部分的に含む。
この実施形態の1つの進展では、投影面上へ投影される検査画像が個々の検査ドットピッチを決定するために使用される。それにより、投影される検査画像の露光、特に露光装置を用いたデジタル露光が撮られてもよい。特に、個々の検査距離を決定するために評価されるデジタル検査画像が、個々の検査ドットピッチを決定するために使用されてもよい。単一の検査画像の評価では、個々の検査距離及び個々の検査ドットピッチの両方がデジタル画像データ中で決定され及び/又は計算されてもよい。この場合、デジタル検査画像は、検査画像及び較正物体の両方を含んでもよい。例えば、投影面の単色完全照明が検査画像の特に簡単な実施形態を成してもよい。それにより、取得された画像データにおける投影面全体のサイズが測定され、決定され、及び/又は、与えられてもよく、このサイズから個々の検査ドットピッチが決定されてもよい。検査画像は、デジタル画像評価において例えば迅速に確実性をもって(手作業で又は自動で)検出される少なくとも2つの顕著な画像ポイントを含んでもよい。
別の実施形態では、コンピュータのディスプレイが表示面として使用され、また、コンピュータ内部のデジタルカメラによって検査画像が撮られてもよい。特に、タブレットコンピュータ又はラップトップは、しばしば、個々の検査距離を検出するために使用されてもよいコンピュータ内デジタルカメラを有する。特に、コンピュータディスプレイの高さでコンピュータディスプレイの側部に配置されるコンピュータ内デジタルカメラが使用されてもよい。したがって、この実施形態において、このコンピュータ内デジタルカメラは、表示位置に及び/又は表示位置に対して固定される既知の位置に配置される。そのため、被検者位置に配置される被検者の露光がコンピュータ内デジタルカメラによって行なわれてもよい。
外部投影面が表示面として使用される前述の実施形態では、例えば、コンピュータ内デジタルカメラを用いて検査画像が撮られてもよく、それにより、更なる処理のために検査画像がコンピュータに対して直接に且つ非常に迅速に与えられる。
ディスプレイを表示面として伴う実施形態の進展では、検査画像を撮るときに被検者が着用する屈折眼鏡が較正物体として使用されてもよい。視力検査を行なうときに被検者が着用する屈折眼鏡は、一般に、計画された視力検査を行なうためにとにかく必要である。検査距離を検出するために、屈折眼鏡上の2つの顕著な物点が使用されてもよく、これらの物点の互いに対する間隔は、較正プロセス中に固定され、したがって、変化し得ない。このため、例えば、そのような顕著な物点を容易に検出できる市販の屈折眼鏡が使用されてもよく、及び/又は、特別なマーキングが任意の屈折眼鏡に配置されてもよい。それにより、互いに対するその間隔が屈折眼鏡の現在の調整とは無関係である屈折眼鏡の静的なポイント(例えば瞳孔間距離等)が物点として使用されてもよい。マーキングの互いに対する間隔は、予め知られており、デジタル検査画像において手作業で又は自動でマーキングされ及び/又は決定されてもよい。個々の検査距離は、デジタル検査画像中の屈折眼鏡のマーキング又は物点の間隔から決定され得る。
実施形態の進展において、デジタル視力表画像データは、ディスプレイのピクセルサイズを個々の検査ドットピッチと見なすことにより個々の目標サイズにスケーリングされる。この実施形態では、コンピュータのディスプレイが表示面として使用されるため、個々の検査ドットピッチが必ずしも具体的に決定される必要はなく、むしろ、個々の検査ドットピッチが例えばコンピュータの製造業者によって与えられてもよい。ピクセルピッチが制御器として検証されてもよい。コンピュータのディスプレイの使用を前提とすると、個々の検査ドットピッチは1回のみ決定されなければならず、その場合、コンピュータ自体は、被検者から個々の検査距離を隔てて設置される方法を実施するための装置としての機能を果たす。
1つの実施形態によれば、周囲輝度が検出され、また、表示される視力表の輝度及び/又は表示面に表示される視力表の周辺環境の輝度が、デジタル視力表画像データを表示する際に検出される周囲輝度に適合される。例えば、表示輝度は、視力解析への妨げとなる影響−例えば視力表のディゾルビングに起因するまぶしい光及び/又は改質、並びに、屈折媒質(例えば、屈折レンズ)での散乱効果−が減少されるように適合されてもよい。それにより、描かれる視力表及び/又はそれらの環境のコントラスト及び/又は輝度は、例えば先に挙げられた標準規格で定められる標準化された基準値に適合されてもよい。
1つの実施形態では、個々の検査距離が1メートル〜10メートルである。4メートルから最大で6メートルの個々の検査距離が使用されるのが特に好ましい。それにより、それぞれの測定ごとに異なる検査距離が使用されて設定されてもよい。
1つの実施形態によれば、この方法が、異なる個々の検査距離に関して実施され、また、個々の目標サイズにスケーリングされた視力表を含むデジタル視力表画像データがそれぞれの個々の検査距離ごとに与えられる。個々の動的に変化し得る検査距離に適合される遠見視力の決定は、1つの同じ装置を用いて行なわれてもよい。
1つの態様は、被検者の光学的な矯正値を決定するための方法に関し、該方法では、遠見視力の決定のための視力表が先に説明された態様にしたがって与えられ、この場合、被検者は、与えられた視力表を被検者位置から見ることによって認識しようと試み、また、見た結果がコンピュータに入力される。これは、コンピュータを用いた視力の決定の自動評価を可能にする。例えば、このためにモバイルコンピュータが使用されてもよい。特に、個々の検査距離等の検出が実施されるコンピュータがコンピュータとしての機能を果たす。入力は、コンピュータの入力インタフェースを介して、例えばキーボードを介して及び/又はタッチスクリーンを介して行なわれる。結果は、被検者自身によってコンピュータに入力されてもよく、検査者によって書き取らされてもよく、及び/又は、遠隔制御によって入力されてもよい。コンピュータは、その後、特に被検者の視力、コントラスト能力、遠近調節能力、色覚、及び/又は、両眼視状態に関して、視力の決定のための検査の評価を表示してもよい。この方法は、付加的な視力検査、例えば近接視力の決定を更に含んでもよい。
1つの態様は、コンピュータに読み込まれるときに、先に説明された態様のいずれかにしたがってコンピュータ実施方法を実施するように設計されるプログラム部分を有するコンピュータプログラム製品に関する。例えば、コンピュータプログラム製品は、コンピュータプログラム、アプリケーション、及び/又は、コンピュータプログラム製品が記憶されるデジタル記憶装置であってもよい。この場合、コンピュータプログラム製品は、特に先に説明された態様のいずれかにしたがって方法の以下のステップ、すなわち、
− 被検者位置と表示位置との間の個々の検査距離を検出するステップと、
− 検出された個々の検査距離に適合される視力表のための個々の目標サイズを所定の法則にしたがって決定するステップと、
− 個々の目標サイズにスケーリングされる視力表を含むデジタル視力表画像データを与えるステップと、
− デジタル視力表画像データを表示面上に表示するステップと、
を実施するように設計されて与えられてもよい。
方法ステップに先立って、例えば被検者位置及び表示面を表示位置で与えることがオペレータによって実施されてもよい。したがって、コンピュータプログラム製品は、特に、オペレータによる方法の実施を助けるのに役立つ。
それにより、コンピュータプログラム製品は、特に、露光装置を用いてデジタル検査画像を取得するように設計されて与えられてもよく、この検査画像は、例えば個々の検査距離を検出するために自動的に又は半自動的に評価される。
この場合、較正物体は、該較正物体が露光装置から個々の検査距離を隔てるようにオペレータによって配置されてもよい。
コンピュータプログラム製品は、検査画像が個々の検査距離を隔てて配置される較正物体の露光を含むように、検査画像を取得するべく設計されて与えられてもよい。
1つの態様は、先に記載された方法の実施のための装置に関する。例えば、そのような装置は、コンピュータ内デジタルカメラを伴うモバイルコンピュータを有してもよく、このモバイルコンピュータは先の態様に係るコンピュータプログラム製品を有する。
以下、好ましい順序を伴うことなく、幾つかの典型的な実施形態の個々の特徴を使用して本発明を説明する。
独立請求項の主題により、視力の決定は、可変検査距離のために、及び、複数の異なる視力検査のために行なわれる。視力の決定は、医師、光学技士等がいる屈折ルーム内で実施されてもよく、また、往診で、病院で、及び、イベントで成されてもよい。
被検者が認識する視力表を被検者自身が制御要素で選択して入力できる可能性が存在し、その場合、入力が正確を期して自動的にチェックされてもよい。例えば、それにより、検査する光学技士は、自分自身、良好な視力に依存しない。これは、視力表の認識についての自動的な問い合わせが光学技士のために促されるからである。
発明がコンピュータによって実施される場合には、コンピュータがブランチソフトウェアのためのインタフェースを有してもよい。決定された屈折データは、インタフェースを介してブランチソフトウェアへ自動的に又は手動で送られてもよい。例えば、それにより、眼鏡が注文されてもよく、及び/又は、眼鏡の入手可能性及び/又は価格が問い合わせされてもよい。
コスト集約的な輸送できない視力検査装置が、提案された解決策と置き換えられてもよい。今まで知られてきた視力検査装置に代わる一体型の代替物が提供され、この代替物は、その携帯使用能力及び費用効率の高い調達に起因して、例えば発展途上国で使用されてもよい。
1つの実施形態は、モバイルコンピュータを用いて視力の決定を実施するための装置に関する。モバイルコンピュータは、入力ユニット、視覚出力ユニット、及び、デジタルカメラを有する。装置は、外部ディスプレイ及び/又は表示面としての投影面(プロジェクタによって起動される)と結合されてもよい。この場合、表示面に表示される内容は、モバイルコンピュータの入力及び/又は出力ユニットを介して制御される及び/又は調整される。これに代えて又は加えて、モバイルコンピュータが単独で使用されてもよく、この場合には、視覚出力ユニット(例えばディスプレイ)が表示面としての機能を果たす。モバイルコンピュータにインストールされるコンピュータプログラム製品は、表示面の対応する選択を含んでもよく、或いは、2つの代替物のうちの所定の一方のために設計されて与えられてもよい。
コンピュータの入力ユニットは、表示内容を制御するために及び/又は実施される検査タスクに関するフィードバックのために使用されてもよい。
1つの実施形態では、少なくとも部分的に知られる寸法を有する較正物体が検査距離を決定するために使用される。それにより、較正物体のデジタル検査画像が形成され、それにより、この較正物体が表示面内に配置される。個々の検査ドットピッチ−例えばコンピュータ制御される投影面上の2つの画像ポイントの実際の現実の間隔−がデジタル検査画像中の較正物体の少なくとも部分的に知られる寸法から決定されてもよい。
較正物体としての屈折眼鏡の使用を前提として、この屈折眼鏡が視力の決定のために使用される場合、屈折眼鏡を被検者に合わせて個々に調整できる。例えば、屈折眼鏡は、被検者の個々の瞳孔間距離に合わせて調整されてもよい。瞳孔間距離の調整のためのマーキング(例えば、レンズマウントの内縁、又は、具体的には、Oculus UB−4屈折眼鏡を考えると、例えばブルーボールなどの付属要素)は、較正物体としての屈折眼鏡の明確な際立った及び/又は顕著なポイントとして使用されてもよい。
個々の検査距離に対応する露光装置からの較正物体の距離は、一方では露光装置からの実際の物体距離と他方では露光装置の検査画像中のピクセルにおけるピッチとの間の相関関係を示す確立された較正によって決定されてもよい。
コントラストが更に高いプリントアウト−例えば、白色の境界によって取り囲まれる黒色の幾何学的な物体(例えば正方形)−が較正物体として使用されてもよい。プリントアウトは、前述の検査画像の露光のために表示面に貼り付けられてもよい。
較正のため、較正物体の少なくとも1つの較正露光がそれぞれ露光装置から複数の所定の距離を隔てて行なわれてもよい。露光装置を用いて撮られた画像中の所定の距離と較正物体のサイズとの間の相関関係は、それぞれの較正露光における顕著な物点のピクセルピッチから定められてもよい。この較正(したがって、この相関関係)を用いて、較正物体の露光を含むデジタル検査画像から個々の検査距離が決定されてもよい。
視力の決定では、視力表が被検者に対して示される。被検者は、視力表を正確に認識しようと試みる。被検者によって認識される視力表(例えば、ランドルト環の開口の方向)を用いて与えられる視力検査に対するこの解答は、被検者又は検査要員のいずれかによりコンピュータの入力インタフェースを介してフィードバックされてもよい。このフィードバックから、表示される視覚タスクとの比較(コンピュータにより実施される)を使用して、視覚タスクが正確に解決されたかどうか、したがって、例えば、視力表が被検者によって正確に認識されたかどうかが決定されてもよい。被検者の視覚能力−例えば被検者の視力、被検者のコントラスト視覚等−に関する結論が、複数のそのようなフィードバックからつくられてもよい。例えば、このために視覚タスクの自動シーケンスが使用され及び/又は与えられてもよい。
それにより、視力表及び検査内容が距離とは無関係に可変サイズで表示されてもよい。簡単な速い較正により、特別な条件に対する用途は、視力検査を例えば標準規格に準拠するディスプレイで行なうべく適合される。
それにより、モバイルコンピュータが制御要素としての機能を果たしてもよい。モバイルコンピュータが単独で、場合により被検者のフィードバックを入力するための遠隔制御装置と共に、屈折装置として使用されてもよい。この場合、モバイルコンピュータは、被検者から任意の検査距離を隔てて、しかしながら好ましくは1m〜10mの任意の検査距離を隔てて設置されてもよい。
モバイルコンピュータは、検査場所にローカルユニットとして配置されてもよいモバイル屈折ユニットとして及び/又は投影装置のためのソフトウェアプラットフォームとして使用されてもよい。それにより、静止屈折及び移動屈折のためのモバイルコンピュータのローカル使用及び付加的なモバイル使用はいずれも、同じコア要素を用いて可能にされる。
使用されるカメラ光学素子の撮像エラーの補正は、使用される露光装置のために決定されてもよく、この撮像エラーは、画像の露光で補正されてもよい(検査画像、較正露光等)。

Claims (17)

  1. 遠見視力の決定のための視力表を与えるための方法であって、
    − 被検者のための被検者位置を与えるステップと、
    − 表示位置に表示面を与えるステップと、
    − 前記被検者位置と前記表示位置との間の個々の検査距離を検出するステップと、
    − 検出された前記個々の検査距離に適合される視力表のための個々の目標サイズを、所定の法則にしたがって決定するステップと、
    − 前記個々の目標サイズにスケーリングされる視力表を含むデジタル視力表画像データを与えるステップと、
    − 前記デジタル視力表画像データを前記表示面上に表示するステップと、
    を有する方法。
  2. 前記視力表のための前記個々の目標サイズを決定する前記ステップ、デジタル視力表画像データを与える前記ステップ、及び、デジタル視力表画像データの表示する前記ステップは、モバイルコンピュータを用いて自動的に実施される請求項1に記載の方法。
  3. 前記デジタル画像データにおける個々の検査ドットピッチが前記表示面で決定され、前記デジタル視力表画像データは、前記個々の検査ドットピッチを考慮することにより目標サイズにスケーリングされる請求項1又は請求項2に記載の方法。
  4. スケーリングされない前記デジタル画像データ中のスケーリングされない前記視力表のサイズは、前記デジタル視力表画像データを目標サイズで与えるために、3の法則を用いて、前記個々の検査ドットピッチを考慮することによりスケーリングされる請求項3に記載の方法。
  5. 前記個々の検査距離を検出するために評価されるデジタル検査画像が露光装置を用いて撮られる請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 以下のステップ、すなわち、
    − 較正物体を、前記較正物体が前記露光装置から前記個々の検査距離を隔てるように配置するステップと、
    − 前記検査画像が、前記個々の検査距離を隔てて配置される前記較正物体の露光を含むように前記検査画像を撮るステップと、
    を有する請求項5に記載の方法。
  7. コンピュータ制御される投影面が表示面として使用され、前記検査画像が前記投影面の露光を含むように前記被検者位置から前記検査画像が撮られる請求項5又は請求項6に記載の方法。
  8. 前記投影面上へ投影される検査画像が、前記個々の検査ドットピッチを決定するために評価される請求項3及び請求項7に記載の方法。
  9. コンピュータのディスプレイが前記表示面として使用され、前記コンピュータのコンピュータ内デジタルカメラによって前記検査画像が撮られる請求項5又は請求項6に記載の方法。
  10. 前記検査画像を撮る際に、被検者が着用する屈折眼鏡が較正物体として使用される請求項6及び請求項9に記載の方法。
  11. 前記デジタル視力表画像データは、ディスプレイのピクセルサイズを前記個々の検査ドットピッチと見なすことにより、前記個々の目標サイズにスケーリングされる請求項9又は請求項10に記載の方法。
  12. 周囲輝度が検出されるとともに、前記デジタル視力表画像データを表示する際に、表示される前記視力表の輝度及び/又は前記表示面に表示される前記視力表の周辺環境の輝度が、検出される周囲輝度に適合される請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記個々の検査距離が1m〜10mである請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記方法が異なる個々の検査距離に関して実施され、前記個々の目標サイズにスケーリングされた前記視力表を含む前記デジタル視力表画像データが、それぞれの前記個々の検査距離ごとに与えられる請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 被検者の光学的な矯正値を決定するための方法であって、遠見視力の決定のための視力表が請求項1から14のいずれか一項にしたがって与えられ、被検者は、与えられた視力表を前記被検者位置から見ることによって認識しようと試み、見た結果がコンピュータに入力される方法。
  16. コンピュータに読み込まれるときに、請求項1から15のいずれか一項に記載のコンピュータ実施方法を実施するように設計されるプログラム部分を有するコンピュータプログラム製品。
  17. コンピュータ内デジタルカメラを有するモバイルコンピュータであって、該モバイルコンピュータが請求項16に記載のコンピュータプログラム製品を有する、モバイルコンピュータ。
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