JP2004337546A - 視覚能力を測定する方法と装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子カメラ付き携帯電話を使用して、何時でも何処でも誰もが簡単に、静止視力を測定できるようにする。
【解決手段】情報処理局の規格ファイルには携帯電話の電子カメラにより得た大きさが既知の物体をこれらの距離を所定刻みで変化させ、撮影することによりに複数の映像データを予め作成して記憶する。会員ファイルにはカメラ付き携帯電話から個人情報を送信して会員登録を行う。受付プログラムは会員登録を行う者には目盛付き物指とともに顔の写真を電子カメラで撮影した基準イメージデータを送信するように指示する。算出プログラムはこの基準イメージデータから顔の実の長さを算出して、会員ファイルに属性データとして追加する。以後発呼者は情報処理局に対して携帯電話からアクセスする際は、カメラ付き携帯電話に表示された記号等を自己の目で明確に見える位置で顔の写真を撮影して映像イメージデータを送信する。算出プログラムはこの映像イメージデータを属性データと複数の映像データと照合して、視力データを算出する。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、本発明は、視覚能力を測定する方法と装置に関し、特に、カメラ付き携帯電話を利用して簡易に視覚能力を測定する方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
静止視力は壁に書けたランドルト環を所定距離離れて左右の目でそれぞれ注視して、その切り欠き方向を被験者が答えることで行われている。
近年テレビ画面や電子表示装置を見つめる生活、仕事が増えて静止視力が衰えた人が増えている。
一方各種スポーツ界では、身体能力のみならず、優れた視覚能力を有することが必要とされ、目に関する強化訓練を行い、日常的に視力の測定を見ながら技の向上が図られている。
【0003】
その他、電子機器を利用した又視力計や視覚能力測定装置には、特許公報では特開平11−164815、特開平11−235314、特開2000−237133、特開2001−137219がある。
その他視力計や視覚能力測定装置や方法については、スポーツビジョン研究会による「スポーツのための視覚学」1887年11月13日発行、有限会社ナップに詳しく解説されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ランドルト環を見る方法では、被験者の他に大小各種のランドルト環を棒などで指示する人と、検査場所の空間が必要である。また左右の目を交替で覆うお椀状の道具が必要で被験者は片手を使用し左右の目を交替で道具により覆う必要があった。
【0005】
また特許公報の特開平11−164815等の装置では、新たに比較的高価な装置を購入し、所定の部屋の机上におかなければならなかった。
この発明は、日本人の30%以上が保有する電子カメラ付き携帯電話そ使用して、何時でも何処でも誰もが簡単に、静止視力を測定できる方法と装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記問題を解決するためになされたもので、第1の発明では、情報処理局に対して無線通信回線を介して複数のカメラ付き携帯電話がアクセス可能なシステムにおいて、前記情報処理局に規格ファイルと会員ファイルと受付プログラムと算出プログラムを設け、前記規格ファイルには前記カメラ付き携帯電話の電子カメラにより得た大きさが既知の物体をこれらの距離を所定刻みで変化させて、撮影することによりに複数の映像データを予め作成して記憶し、前記会員ファイルには発呼者がカメラ付き携帯電話を介して個人情報を送信して会員登録を行い、前記受付プログラムは会員登録を行う発呼者には目盛付き物指とともに顔の写真を前記電子カメラで撮影した基準イメージデータを送信するように指示し、算出プログラムはこの基準イメージデータから前記顔の所定方向の実の長さを算出して、前記会員ファイルに属性データとして追加し、以後発呼者が情報処理局に対してカメラ付き携帯電話からアクセスする際は、このカメラ付き携帯電話に表示された数字又は文字又は記号が自己の目で明確に見える位置で顔の写真を前記電子カメラで撮影して得られた映像イメージデータを送信し、前記算出プログラムはこの映像イメージデータを前記属性データと前記規格ファイル内の複数の映像データと照合して、発呼者の視力データを算出し、次に発呼者にこの視力データを送信するとともに前記会員ファイルに記録する。
【0007】
実施形態では、前記大きさが既知の物体はほぼ真円の円盤とする、また前記明確に見える位置は、左右両眼または左目または右目で決めるようにする。
更に、前記顔の所定方向の実の長さは両目の間隔でとする、なお更に、前記カメラ付き携帯電話に表示された数字又は文字又は記号は電子画面に書き換え可能に電子表示されたものとする。そこで前記電子表示されたものはサイズが変化可能なランドルトマークとする。
【0008】
第2発明では、情報処理局に対して無線通信回線を介して複数のカメラ付き携帯電話がアクセス可能な構成を利用し、前記前記情報処理局には前記カメラ付き携帯電話の電子カメラにより大きさが既知の物体をこれらの距離を所定刻みで変化させて、撮影することにより得た複数の映像データを予め作成して記憶した規格ファイルと、発呼者がカメラ付き携帯電話を介して送信した個人情報によりを会員登録が行われる会員ファイルと、会員登録を行う発呼者には目盛付き物指とともに顔の写真を前記電子カメラで撮影して得られた基準イメージデータを送信するように指示する命令を保持する受付プログラムと、この基準イメージデータから前記顔の所定方向の実の長さを算出して、前記会員ファイルに属性データとして追加する算出プログラムとを設ける。以後発呼者が情報処理局に対してカメラ付き携帯電話からアクセスする際は、このカメラ付き携帯電話に表示された数字又は文字又は記号が自己の目で明確に見える位置で顔の写真を前記電子カメラで撮影して得た映像イメージデータを送信し、算出プログラムは映像イメージデータを前記属性データと前記規格ファイル内の複数の映像データと照合して、発呼者の視力データを算定し、次に発呼者にこの視力データを送信するとともに前記会員ファイルに記録する装置とする。
【0009】
第3発明では、電子表示装置の画面に静止視力検査用にサイズの異なる記号又は文字又は数字又はランドルト環を表示し、各サイズ毎に被検査者が視覚認識結果を応答して、この結果の正誤を判定して静止視力を判定する視覚能力を測定する方法であって、被検査者が電子シャッター付きの両眼眼鏡を透して前記画面を見るようにし、電子シャッターは所定時間毎に左または右の眼鏡を択一的に閉じるようにし、左または右の眼の視力測定を行う。
【0010】
第4発明では、静止視力検査用のサイズの異なる記号又は文字又は数字又はランドルト環を発生する図形発生部と、静止視力検査用にこれら図形を画面に表示する電子表示装置と、各サイズ毎に被検査者が視覚認識結果を応答する入力部と、この応答データに関し正誤を判定して静止視力を判定する測定部と、被検査者が前記画面を見るようにして着用する電子シャッター付きの両眼眼鏡と、この電子シャッターを所定時間毎に左または右の眼鏡を択一的に閉じるようにした開閉制御部とからなり、左または右の眼の視力測定を行う装置とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
まず、図1は第1及び第2の発明が実施されるネットワーク全体の構成である。交換局を含む電話網1には視力センターの判定局2が交信可能に接続されている。
また電話網1に対しては複数のカメラ付き携帯電話3が交信可能なっている。カメラ付き携帯電話3は、書面又は裏面にレンズを備えた電子カメラを内蔵している。その詳細は、公報の特開2001−223924に詳しく記載があるので、説明は省略する。
【0012】
図2において、情報処理局となる判定局2に通信機能のあるコンピュータ使用した一実施例について詳しく説明する。
判定局2は、論理回路部(CPU)4と会員ファイル5と規格ファイル6と算出プログラム7と受付プログラム8と通信用モデム9とで構成される。
登録の段階では、カメラ付き携帯電話3から判定局2の電話番号1928…に、電波により電話網1を介して電話をかける(申し込み送信)。その時には自局(発呼者のこのカメラ付き携帯電話3)の固有電話番号例えば090−9876−5432も送信される。
【0013】
判定局2では、着信電話をモデム9を通じて受信すると、受付プログラム8が起動し、CPU4は、視力判定を申請する申し込みの契約内容を発呼者のカメラ付き携帯電話3に返送する。契約内容は図2の会員ファイル5のようなもので、項目毎に入力を促し、登録料金と使用料金とが提示される。
発呼者のカメラ付き携帯電話3ではこの内容を受信して画面に表示する。
発呼者はその内容を理解し、申し込みを行う。住所、氏名、クレジットカード番号等を入力し、判定局2に送信する。
【0014】
判定局2では接続(受信)中にある携帯電話3の固有番号090−9876−5432とともに、住所、氏名、クレジットカード番号等を会員ファイル5に登録する。
次に、判定局2のCPU4は発呼者に顧客基本データを計測する案内と、その計測結果値を送信するようにとの案内を送る。この計測は申し込み後一旦電話を切断して、準備が整ってから再接続し、送信してもよい。
顧客基本データを計測する案内では、図3に示す「cm」長さ目盛の入った物指10を水平に顔Fの額に当て、自分の顔Fを正面から撮影するように指示する。
【0015】
図4に示すようにカメラ付き携帯電話3を右(左)手に持ち、左(右)手で物指10を図3のように保持し、自分の顔写真を家族や友人に送る際に行う状態で撮影する。
図3の物指10付き顔F写真は、図4の矢印のように腕を屈伸することで、顔Fとカメラのレンズ(携帯電話3)との距離Dを調整する。そこで顔Fが携帯電話3の画面全面に写るように撮影し、そうすることで、左右目の間隔がより正確に測定できる。
このようにして撮影した物指10付き正面顔F写真は、基準イメージデータとして判定局2に送られる。
【0016】
判定局2では、受信した物指10付き正面顔F写真からCPU4は算出プログラム7により、図3に示す発呼者の両眼の間隔L(実間隔で、個人常数である)を既知の物指10の長さと、写真上のイメージの長さとから算出する。この手法は画像解析業界では長さのキャリブレーションと称される公知のものである。
カメラ付き携帯電話3の表示画面の縦(長さ)横(幅)サイズは規格され、一定(例えば約幅3cmx長さ5cm)であり、両眼の間隔Lが画面ではPcmの長さで表示される。相関関係を関数式Gで関数表現すると、
画面のイメージPcm=L(個人常数)・G(幅3cmx長さ5cm)となる。
【0017】
一方、図2に示すように、判定局2の規格ファイル6には、カメラ付き携帯電話3により直径10cmの円盤基準物11を撮影した場合の多くのデータが予め記憶されている。この規格ファイル6中の撮影距離とイメージサイズのデータ表は判定局2を運営する会社が詳しく計測して準備する。
図5において、目盛りの付いたテーブル12にカメラ付き携帯電話3を固定し、例えば直径H=10cmの円盤基準物11を近くのD1=10cmで撮影し、所定刻みで円盤基準物11をD2…D3=90cmまで遠ざけながら毎回撮影する。
【0018】
所定刻み値が狭いほど細かな映像サイズが数多く得られる。
円盤基準物11を使用する理由は、カメラ付き携帯電話3のカメラの撮影特性が縦横に均等であり、歪が無いかどうかを確認するためである。
図5の上方に説明的に表示画面を示すように、10cmの円盤基準物11とカメラ付き携帯電話3の距離が10cm→90cmと遠くになるほど画面(一定の広さに対して)上で、円盤基準物11の映像サイズは21、22、23と次第に短くなる。図中⇔は図3の物指10を想定して説明的に表示した。
【0019】
例えば距離D=10cmなら画面一杯となり映像サイズは3cm、視角α
距離D=15cmなら映像サイズは2.5cm、視角β
距離D=20cmなら映像サイズは2.1cm、
距離D=30cmなら映像サイズは2cm、
距離D=40cmなら映像サイズは1.8cm、視角γ
距離D=50cmなら映像サイズは1.5cm…と、視角α>β>γとなる。
【0020】
このデータを表にしたものを、図2の規格ファイル6に予め判定局2を運営する会社側で作成し、記憶しておく。
図2の規格ファイル6の表を参照すれば、図3で両眼の距離L(個人常数)に関しては、図4に示す両眼とカメラ付き携帯電話3の距離Dが10cm→90cmと遠くになるほど、画面上の両眼の映像イメージ上間隔Pも短くなることが理解できる。
【0021】
従って、両眼の間隔Lと10cmの円盤基準物11は比例により、両眼の映像イメージの間隔についてCPU4は算出プログラム7によりL(個人常数)/10cm倍し、
距離D1=10cmなら両眼の映像イメージの間隔はP1=L/10・3cm、
距離D2=15cmなら両眼の映像イメージの間隔はP2=L/10・2.5cm、
距離D3=20cmなら両眼の映像イメージの間隔はP3=L/10・2.1cm、
距離D4=30cmなら両眼の映像イメージの間隔はP4=L/10・1.8cm、
距離D5=40cmなら両眼の映像イメージの間隔はP5=L/10・1.5cm、
距離D6=50cmなら両眼の映像イメージの間隔はP6=L/10・1.2cm等と以下同様に計算できる。
【0022】
D1からDn(nは2,3,4,5…の数)までの移動刻みを細かくすれば、両眼の映像イメージの間隔もP1からPnと細かく把握できる。
次に、カメラ付き携帯電話3の所有者が、自己の視力を測定する方法を説明する。携帯電話3から判定局2に電話をする。判定局2では発呼者が5に登録された会員かどうかをCPU4は判定する。会員に対してCPU4はカメラ付き携帯電話3により自己の最新の顔写真を撮影し、送信するように指示する。
【0023】
撮影方法は、図4においてカメラ付き携帯電話3上の所定の数字や文字がはっきり見える位置まで腕を伸ばして、撮影するように指示する。
裸眼で測定する場合、近眼なら携帯電話3は顔Fに接近しD1へ、老眼なら遠くに離すD3へ移動して撮影されることになる。
かくして図5上方のいずれかに該当する顔写真が映像イメージデータとして判定局2に送られる。
【0024】
判定局2のCPU4は受信した顔イメージと規格ファイル6を参照して算出プログラム7により、両眼の映像イメージの間隔P1〜P6が分かるので、図4の距離Dを逆に算出する。
更に算出した距離DからCPU4はその視力2.0から0.01等を算出する。即ちその時の目とカメラ付き携帯電話との距離Dで視力を割り出すようにしている。距離Dから視力2.0〜0.01等を算出することは予め、判定局2側でCPU4等が行ってデータを保有しておくことができる。
判定局2のCPU4はこの判定距離Dと換算視力を接続中の発呼者に報告し、判定局2に日付けと共に記録する。
【0025】
会員は時々判定局2をアクセスして自己の視力の判定を依頼できる。判定局2では規定の会員会費と測定毎の料金を課金して会員ファイル5に記録し、所定の手順で請求し,清算する。
前述した特開平11−164815等の視力訓練装置やその他の視力回復法や機器で訓練した後の回復効果や、仕事の疲れによる視力低下を簡単に何時何処でも測定でき、自己の目の健康管理を行うことができる。
【0026】
従って、カメラ付き携帯端末の電話を利用すれば、専門測定所に行くこと無く、電話代程度の費用で健康管理を行うことができる。勿論眼科院などのように、医学的に正確な視力検査ではないが、視力の目安としての正確性は充分に保証されたものである。
なお両眼の映像イメージの間隔を使用したのは、黒い瞳は濃淡によるデジタル検出が容易正確のためであり、検出精度が高い場合は顔そのものの幅や高さを検出して、その映像イメージの長さを利用してもいい。
【0027】
次に図6において、第3、4の発明を説明する。
本装置は電子表示装置28と入力部24と判定部27と電子シャッター付きの両眼眼鏡30と開閉制御部とから構成される。また開閉制御部は切り替え部25とシャッター信号発生部29とから構成される。
図形発生部26は静止視力検査用のサイズの異なる記号又は文字又は数字又はランドルト環等の図形を発生する電子表示装置28には静止視力検査用にサイズの異なるランドルト環(図6で表示)等の図形を画面に表示する。各サイズの表示毎に被検査者が視覚認識結果を入力部24から応答する。
【0028】
この応答データに関し判定部27は正誤を判定して静止視力を判定する。被検査者は電子シャッター付きの両眼眼鏡30を画面を見るために着用する。
開閉制御部の切り替え部25は左または右の眼鏡を択一的に閉じるよう指示し、シャッター信号発生部29は択一的指示信号に従い赤外線信号Rを両眼眼鏡30に向けて放射する。シャッター信号発生部29は図6では赤外線発光装置を示しているが、有線により択一的指示信号を両眼眼鏡30に送るようにしてもよい。
【0029】
電子表示装置28と入力部24と判定部27と切り替え部25とは、汎用コンピュータの表示部と入力キーと中央演算装置を使用することができる。
両眼眼鏡30の電子シャッターを所定時間毎に開閉して、所定サイズのランドルト環を電子表示装置28に表示する。被験者が左又は右の一方の目で認識した後に、切り欠き方向を入力部24の矢印キーにより応答する。
【0030】
判定部27はこの応答データと表示されたランドルト環データとを比較して正誤を判定する。表示されるランドルト環のサイズうを大→小に変化させて同様に判定し視力を評価し、所定の記録部に記録したり、電子表示装置28に表示する。左右の目に関して同様に視覚能力を測定する。
なお、電子映像を見る際に使用するシャッター付き眼鏡と赤外線発光装置等については、USP5808588に詳細に開示があるので説明は省略する。
【0031】
【発明の効果】
第1、2発明によれば多くの市民や国民が保有する電子カメラ付き携帯電話を使用して、何時でも何処でも誰もが簡単に、一人で静止視力を測定できるようになった。また情報処理局は視力判定サービスを事業として確立できることになる。
第3、4発明によれば、他人の労力を要することなく、事務所や自宅のパソコンで一人でも自由に視力の測定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1及び第2発明の視覚能力を測定する方法と装置に利用する全体の構成を示す図である。
【図2】この発明の第1及び第2発明の視覚能力を測定する方法と装置の判定局の詳細構成図である。
【図3】この発明の第1及び第2発明の視覚能力を測定する方法の工程を説明する図である。
【図4】この発明の第1及び第2発明の視覚能力を測定する方法の他の工程を説明する図である。
【図5】この発明の第1及び第2発明の視覚能力を測定する方法の原理を説明する図である。
【図6】この発明の第3及び第4発明の視覚能力を測定する方法と装置に利用する全体の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 電話網
2 判定局
3 カメラ付き携帯電話
4 論理回路部(CPU)
5 会員ファイル
6 規格ファイル
7 算出プログラム
8 受付プログラム
9 通信用モデム
10 物指
11 円盤基準物
12 テーブル
21、22、23 映像サイズ
24 入力部
25 切り替え部
26 図形発生部
27 判定部
28 電子表示装置
29 シャッター信号発生部
30 電子シャッター付きの両眼眼鏡
D 距離
L 両眼の実間隔
P 映像イメージの両眼の間隔

Claims (9)

  1. 情報処理局に対して無線通信回線を介して複数のカメラ付き携帯電話がアクセス可能なシステムにおいて、
    前記情報処理局に規格ファイルと会員ファイルと受付プログラムと算出プログラムを設け、前記規格ファイルには前記カメラ付き携帯電話の電子カメラにより得た大きさが既知の物体をこれらの距離を所定刻みで変化させて、撮影することによりに複数の映像データを予め作成して記憶し、
    前記会員ファイルには発呼者がカメラ付き携帯電話を介して個人情報を送信して会員登録を行い、前記受付プログラムは会員登録を行う発呼者には目盛付き物指とともに顔の写真を前記電子カメラで撮影した基準イメージデータを送信するように指示し、
    算出プログラムはこの基準イメージデータから前記顔の所定方向の実の長さを算出して、前記会員ファイルに属性データとして追加し、
    以後発呼者が情報処理局に対してカメラ付き携帯電話からアクセスする際は、このカメラ付き携帯電話に表示された数字又は文字又は記号が自己の目で明確に見える位置で顔の写真を前記電子カメラで撮影して得られた映像イメージデータを送信し、
    前記算出プログラムはこの映像イメージデータを前記属性データと前記規格ファイル内の複数の映像データと照合して、発呼者の視力データを算出し、次に発呼者にこの視力データを送信するとともに前記会員ファイルに記録することを特徴とする視覚能力を測定する方法。
  2. 前記大きさが既知の物体はほぼ真円の円盤であることを特徴とする請求項1に記載の視覚能力を測定する方法。
  3. 前記明確に見える位置は、左右両眼または左目または右目で決めることを特徴とする請求項1に記載の視覚能力を測定する方法。
  4. 前記顔の所定方向の実の長さは両目の間隔であることを特徴とする請求項1に記載の視覚能力を測定する方法。
  5. 前記カメラ付き携帯電話に表示された数字又は文字又は記号は電子画面に書き換え可能に電子表示されたものであることを特徴とする請求項1に記載の視覚能力を測定する方法。
  6. 前記電子表示されたものはサイズが変化可能なランドルトマークであることを特徴とする請求項5に記載の視覚能力を測定する方法。
  7. 情報処理局に対して無線通信回線を介して複数のカメラ付き携帯電話がアクセス可能な構成を利用し、
    前記前記情報処理局には前記カメラ付き携帯電話の電子カメラにより大きさが既知の物体をこれらの距離を所定刻みで変化させて、撮影することにより得た複数の映像データを予め作成して記憶した規格ファイルと、
    発呼者がカメラ付き携帯電話を介して送信した個人情報によりを会員登録が行われる会員ファイルと、
    会員登録を行う発呼者には目盛付き物指とともに顔の写真を前記電子カメラで撮影して得られた基準イメージデータを送信するように指示する命令を保持する受付プログラムと、
    この基準イメージデータから前記顔の所定方向の実の長さを算出して、前記会員ファイルに属性データとして追加する算出プログラムとを設け、
    以後発呼者が情報処理局に対してカメラ付き携帯電話からアクセスする際は、このカメラ付き携帯電話に表示された数字又は文字又は記号が自己の目で明確に見える位置で顔の写真を前記電子カメラで撮影して得た映像イメージデータを送信し、
    算出プログラムは映像イメージデータを前記属性データと前記規格ファイル内の複数の映像データと照合して、発呼者の視力データを算定し、次に発呼者にこの視力データを送信するとともに前記会員ファイルに記録することを特徴とする視覚能力を測定する装置。
  8. 電子表示装置の画面に静止視力検査用にサイズの異なる記号又は文字又は数字又はランドルト環を表示し、各サイズ毎に被検査者が視覚認識結果を応答して、この結果の正誤を判定して静止視力を判定する視覚能力を測定する方法であって、被検査者が電子シャッター付きの両眼眼鏡を透して前記画面を見るようにし、電子シャッターは所定時間毎に左または右の眼鏡を択一的に閉じるようにし、左または右の眼の視力測定を行うことを特徴とする視覚能力を測定する方法。
  9. 静止視力検査用のサイズの異なる記号又は文字又は数字又はランドルト環を発生する図形発生部と、静止視力検査用にこれら図形を画面に表示する電子表示装置と、各サイズ毎に被検査者が視覚認識結果を応答する入力部と、この応答データに関し正誤を判定して静止視力を判定する測定部と、被検査者が前記画面を見るようにして着用する電子シャッター付きの両眼眼鏡と、この電子シャッターを所定時間毎に左または右の眼鏡を択一的に閉じるようにした開閉制御部とからなり、左または右の眼の視力測定を行うことを特徴とする視覚能力を測定する装置。
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