JP2017518629A - ハイブリッド量子回路部品 - Google Patents

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Abstract

ハイブリッド・キュービット回路部品に関して提供されるシステム及び方法が提供される。第1の複数の組のジョセフソン結合が、回路の2つのノード間の経路上に直列に配置されている。第2の複数の組のジョセフソン結合が互いに並列に配置されて直流超伝導量子干渉デバイス(DC SQUID)を形成する。DC SQUIDは、第1の複数の組のジョセフソン結合と並列である。コンデンサは、第1の複数の組のジョセフソン結合の各々及びDC SQUIDと並列である。

Description

本発明は、概して量子コンピュータに関し、より詳しくは、ハイブリッド量子回路部品に関する。
古典的なコンピュータは、古典的な物理法則に従って変化する2進数を表すビットの情報を処理することにより動作する。これらの情報ビットは、ANDゲートおよびORゲート等の簡単な論理ゲートを用いることにより変更することができる。2進数のビットは、論理ゲートの出力で生じる高エネルギー・レベルまたは低エネルギー・レベルによって物理的に生成されて、論理1(例えば、高電圧)または論理0(例えば、低電圧)のいずれかを表す。二つの整数を乗算すること等のような古典的なアルゴリズムは、これらの簡単な論理ゲートの長い繋がりに分解することができる。古典的なコンピュータと同様に、量子コンピュータもビット及びゲートを有する。論理1及び論理0を用いる代わりに、量子ビット(「キュービット」)が量子力学を用いて両方の可能性を同時に満たす。この能力は、量子コンピュータが古典的なコンピュータよりも劇的に優れた効率で問題を解決することができるということを意味する。
一つの事例に従って、ハイブリッド・キュービット回路部品が提供される。第1の複数の組のジョセフソン結合が、回路の2つのノード間の経路上に直列に配置されている。第2の複数の組のジョセフソン結合が、互いに並列に配置されて直流超伝導量子干渉デバイス(DC SQUID)を形成する。第1の複数の組のジョセフソン結合は、DC SQUIDと並列である。コンデンサは、第1の複数の組のジョセフソン結合の各々及びDC SQUIDと並列である。
別の事例に従って、ハイブリッド・キュービット回路部品を任意の状態に準備するための方法が提供される。方法は、ハイブリッド・キュービットを第1の制御磁束によりトランスモン領域から磁束領域に断熱的に遷移すること、及び第2の制御磁束を磁束領域に関連するハイブリッド化ギャップを通過する移行速度で急速に遷移することを含む。ハイブリッド・キュービットは、続いて第1の制御磁束により磁束領域からトランスモン領域に断熱的に遷移される。
更なる事例に従って、ハイブリッド・キュービット回路部品を用いて単一のキュービット回転を行うための方法が提供される。ハイブリッド・キュービットは、古典的な制御によりトランスモン領域から磁束領域に急速に遷移され、回転の所望の大きさに応じた持続時間を有する期間の間、磁束領域に維持される。ハイブリッド・キュービットは、古典的な制御により磁束領域からトランスモン領域に急速に遷移して戻る。
ハイブリッド・キュービット部品の特徴、目的及び利点は、図面とともに以下の詳細な記載から明らかとなり得る。
ハイブリッド量子回路を示す図。 ハイブリッド量子回路部品に関するエネルギー図表を示す図。 トランスモン・キュービット領域で動作しているときのハイブリッド量子回路部品に関するエネルギー図表。 量子回路の一実施形態を示す図。 図4のハイブリッド量子回路部品に関するエネルギー図表を示す図。 ハイブリッド量子回路部品の一実施形態を示す図。 ハイブリッド・キュービット回路部品のトランスモン領域における任意の状態を準備するための方法を示す図。 図7の方法の一例の実施形態を表す例示的なパルス波形図を示す図。 図7の方法の一例の実施形態を表すエネルギー図表。 図7の方法の間に第1の制御磁束の値に応じたトランスモン・キュービットの複数のエネルギー状態の各々の占有率を示すグラフ。 ハイブリッド・キュービット回路部品を用いた単一のキュービット回転を行うための方法を示す図。 図11の方法の一例の実施形態を示す例示的なパルス波形を示す。 図11の方法の一例の実施形態を示すエネルギー図表。
ハイブリッド量子回路部品は、磁束キュービットまたはトランスモン・キュービットのいずれかとして動作可能である。回路は、回路に対する磁束を制御するためにキュービット回路部品に誘導的に接続された電流ドライバ等の古典的な回路を調整することにより2つの作用(即ち動作)の間で遷移することができる。用語「古典的」は、制御の方法が物理的法則に従って一般的に行われることを意味する。更に、磁束及びトランスモン・キュービットの両方の利点を選択的に提供することにより、提案された部品は、磁束キュービット領域とトランスモン・キュービット領域との間で任意の量子回転を含むいくつかの量子動作を行うことができる。
トランスモン・キュービットは、コヒーレンス時間が長いことから拡張性のある量子コンピューティング構成に関して将来的に最も有望なものの一つとして考えられている。トランスモン・キュービットは、所謂回路QED構成内で動作し、回路QED構成では、キュービットが結合バス、フィルタ、及び読み出しデバイスとして同時に機能する高いQ値の共振器と強力に接続されている。あいにく、現存するトランスモン・キュービットは、キュービット・ゲートを実現するためにマイクロ波パルスを一般的に必要とする。磁束キュービットは、読み出しおよび状態準備のために容易に使用することができるが、トランスモンの長いコヒーレンス時間を欠いている。本明細書に記載されるハイブリッド量子回路部品は、トランスモン・キュービットが、マイクロ波パルスを必要とすることなく単一のキュービット・ゲート、状態準備、及び読み出しをすることを可能にし、この性能は、局所的なオンチップデジタル回路を用いたハイブリッド・キュービットの大規模集積への道を切り開くこととなる。
図1は、ハイブリッド量子回路部品を示す。図示されたハイブリッド量子回路部品10は、回路の2つのノード間の経路に直列に配置された第1の複数の組のジョセフソン結合12及び14を含む。第2の複数の組のジョセフソン結合16及び18が互いに並列に配置されて直流超伝導量子干渉デバイス(DC SQUID:direct current superconducting quantum interference device)20を形成している。DC SQUID20は、第1の複数の組のジョセフソン結合と並列に配列されている。コンデンサ22が第1の複数の組のジョセフソン結合およびDC SQUIDの各々と並列に配置されている。
ハイブリッド量子回路部品10は、第1の古典的制御部24からDC SQUID20に供給された第1の制御磁束Φαに基づいて磁束キュービット領域からトランスモン・キュービット領域に遷移するように構成されている。一つの事例において、第1の古典的制御部24は、DC SQUID20に誘導的に接続されたループに制御電流を供給するレシプロカル量子論理(RQL:reciprocal quantum logic)ドライバとして実施することができる。第1の制御磁束Φαは、DC SQUIDの有効な臨界電流を制御し、有効な臨界電流Iは、
として表すことができ、ここで、Iは、DC SQUID20を備えるジョセフソン結合16及び18の各々の臨界電流であり、Φαは、2.068x10−15ウェーバにほぼ等しい磁束量子である。
Φαが、DC SQUID20の臨界電流が第1の複数の組のジョセフソン結合12及び14の臨界電流の半分よりも大きくなるように(即ち、I>0.5*Ic2,3)調整された場合、キュービットは、磁束キュービットとして動作し、キュービットのバイアス状態は、左及び右循環永久電流状態(left- and right-circulating persistent current states)|L>及び|R>である。臨界電流がこのレベルであるとき、キュービットのポテンシャル・エネルギーは、2重ウェル形態をとり、上昇したエネルギーのバリアが、左及び右循環永久電流状態を含む2つのポテンシャル・ウェルを分離する。Iが減少すると、左及び右ウェルの間のバリアが低減し、左及び右ウェルの間のバリアの高さも減少し、|L>及び|R>状態は、磁束キュービット内で表されるようにハイブリッド化される。DC SQUIDの臨界電流が制御磁束Φαによって更に減少すると、ウェル間のバリアが消失して、キュービット・ポテンシャルが単一のウェル、非線形発振器となる。このポイントでは、ハイブリッド量子回路部品10は、トランスモン・キュービットとして機能する。
ハイブリッド量子回路部品10は、ポテンシャル・エネルギーのバリアの調整性を用いてキュービットを多くの利点を提供する基本的に異なる作動領域の間を移動させる。例えば、キュービットのトランスモン作動領域は、任意の量子動作の開始点として用いることができ、磁束Φαを介して磁束−キュービットのような領域にアクセスして単一のキュービット回転、状態準備、及び読み出しを行うことができる。これらの作用を行うための方法は、図7−図13において以下に詳細に説明する。従って、これらの作用の各々は、マイクロ波パルスを用いることなく行うことができ、回路部品10の大規模集積の可能性が大幅に向上する。
図2は、磁束キュービット領域で動作する際の図1のハイブリッド量子回路部品に関するエネルギー図表30を示す。この場合、DC SQUID20の臨界電流Iは、第1の複数の組のジョセフソン結合の臨界電流の半分よりも大きな値(即ち、I>0.5*Ic2,3)を有する。図示されたエネルギー図表において、第2の制御磁束は、エネルギー状態|L>及び|R>を分離するエネルギー・バリア32がエネルギー状態間の対称点に配置されるように選択された値であるものと想定される。しかしながら、左及び右ウェル間の対称性及びエネルギー・レベル間の関連するエネルギーの差異は、第2の制御磁束に応答的であるものと理解される。
図3は、トランスモン・キュービット領域で動作する際の図1のハイブリッド量子回路部品に関するエネルギー図表50を示す。この場合、DC SQUID20の臨界電流Iは、第1の複数の組のジョセフソン結合の臨界電流半分よりも小さい(即ち、I<0.5*Ic2,3)。トランスモン・キュービット領域において、ポテンシャルは非調和であり、エネルギー・レベル間のギャップにおいて数パーセントの差異しかなく(即ち、(E21−E10)/E01〜数パーセント)、E21は、|1>及び|2>のエネルギー状態間のギャップであり、E10は、|0>及び|1>のエネルギー状態間のギャップである。
図4は、量子回路100の一実施形態を示す。回路100は、カップリング・コンデンサ104を介してハイブリッド量子回路部品110に接続された遷移ライン共振器102を含む。ハイブリッド量子回路部品110は、3つの経路を含み、第一の経路には直列に接続された2つのジョセフソン結合112及び114が設けられ、第二の経路には分岐コンデンサ116が設けられ、第三の経路にはDC SQUID120が設けられている。DC SQUID120は、並列に接続された2つのジョセフソン結合122及び124から形成されている。
システム制御部126は、第1の古典的制御部130及び第2の古典的制御部140に動作的に接続されて、システム制御部が第1及び第2の制御磁束の個々の大きさを制御することができる。システム制御部126は、例えば、専用のハードウェア、一般的用途のコンピュータ上で実行されるソフトウェア又はファームウェア、又はソフトウェア及び専用のハードウェアのいくつかの組み合わせとして実施することができる。第1の古典的制御部130は、第1の制御磁束ΦαをDC SQUID120に供給することにより、ポテンシャル・エネルギー・ウェルの深さ、又は|L>及び|R>の状態に関連してポテンシャル・エネルギー・ウェルを分離するバリアの高さを制御するように構成されている。状態間のバリアは、システムがトランスモン・キュービットとして動作できるように無視できるほどの高さに調整される。第1の古典的制御部130は、DC SQUID120に誘導的に接続された第1のRQLドライバ132および第1の電流ループ134を含む。第2の古典的制御部140は、第2の制御磁束ΦΔを回路に供給することにより、キュービット・ポテンシャルの対称性を制御するように構成されている。第2の古典的制御部140は、ハイブリッド量子回路部品110に誘導的に接続された第1のRQLドライバ142及び電流ループ144を含む。
図5は、図4のハイブリッド量子回路部品に関するエネルギー図表150を示す。事例として、エネルギー図表では、Ic1=Ic2=Ic3=100nAのようにジョセフソン結合の全ての臨界電流が同じであり、分岐コンデンサが100fFであることを想定している。図表において、垂直軸152は、ハイブリッド量子回路部品の周波数であり、第1の水平軸154は、磁束量子Φの単位における第1の古典的制御部Φαの値を表し、第2の水平軸156は、磁束量子Φのマイクロ単位における対称点(表では、0として表される)からの第2の古典的制御部ΦΔの偏差の値を表す。
Φα>0.5Φに関して、|L>及び|R>のエネルギー依存性は、ΦΔ=0で生じ、Φα<0.5Φに関して、|L>及び|R>のエネルギー依存性は、ΦΔ=0.5で生じる。Φα<0.58Φに関して、エネルギー・レベルは、ΦΔとは無関係に近くなる。この領域は、図3の形態を有するキュービット・ポテンシャルに対応し、キュービットは、非線形量子発振器の状態と同様の状態を有するトランスモン・キュービットとして動作することとなる。Φα>0.58Φに関して、キュービット・ポテンシャルは、2つの局所ポテンシャル・ウェル間の非消失バリアを有する図2の形状をとる。この領域において、キュービットの状態は、ウェルで定義された左及び右循環電流状態からなり、キュービットは、磁束キュービットとして動作する。通常の磁束キュービットにおけるように、δΦΔ=0において、ウェル間バリアを介したトンネリングにより状態|L>及び|R>がハイブリッド化して、この点において、状態|0>及び|1>を、バリアの高さに依存するハイブリッド化ギャップを有する|L>及び|R>からなる結合軌道及び非結合軌道と見なすことができる。トランスモン領域において、キュービットは、非調和に維持され、エネルギー状態間のギャップは、数パーセントだけ差異が生じている。非調和性は、接合点を分岐するコンデンサの値を減少させることにより増加させることができる。
図6は、ハイブリッド量子回路部品180の一実施形態を示す。図示された実施形態180は、Xmonキュービット配置に基づく平面実施形態を表す。Xmon配置は、個々の中間点で交差する2つの垂直ストライプとしてパターン化された超伝導フィルム182を含む。例えば、超伝導フィルム182は、絶縁基板183の頂面上にパターン化されたアルミニウム膜として実施することができ、超伝導フィルムは、絶縁領域により関連するグランド面184から分離されている。一実施形態において、超伝導フィルム182の各ストライプは、約300マイクロメートルの長さで、かつ約10マイクロメートルの幅とすることができる。
超伝導フィルム182の一端において、第1及び第2のジョセフソン結合186及び188が第1の超伝導フィルム182の両側に並列に提供されて、DC SQUIDを形成する。第3及び第4のジョセフソン結合190及び192は、第1の超伝導フィルム182の中央線と共直線状に配置されている。超伝導フィルム182は、超伝導フィルム182とグランド面184との間に櫛形(interdigitated)コンデンサ194を形成する。第1の制御磁束Φαは、グランド面184と接合部186及び188との境界によって定義されるループの共通ノードに印加される。第2の制御磁束ΦΔは、ジョセフソン結合190及び192を含むトレースによって形成される複数のループのうちの一つに印加される。この実施形態において、磁束をループに印加することにより対称点に関して磁束に対する正の調整が提供され、磁束を他のループに供給することにより負の磁束が提供される。この配置により、2つの制御磁束を最小のクロストークで互いに独立して印加することができることが確実となる。
上記の開示を通して、量子論理ゲートを生成するいくつかの方法が含まれる。以下の実施形態は、ハイブリッド・キュービット部品を用いた量子論理動作を実行するための方法を明確に示すために提供される。これらの方法は、古典的なコンピュータ・メモリに格納され、かつハイブリッド量子回路を操作するための古典的なコンピュータ・プロセッサによって実行可能な処理ステップとして全体的にまたは部分的に実施され得る。
図7は、ハイブリッド・キュービット回路部品のトランスモン領域における任意の状態を準備するための方法200を示す。方法は、ハイブリッド・キュービット回路部品に関連する第1の制御磁束Φαを用いて磁束領域とトランスモン領域との間で遷移し、磁束領域に関連する第2の制御磁束δΦΔを用いて、左ウェルと右ウェルとの間の対称性及び|L>エネルギー・レベルと|R>エネルギー・レベルとの間の関連するエネルギーの差異が調整される。図8は、方法の一例の実施形態を表す例示的なパルス波形図である。図9は、方法の一例の実施形態を表すエネルギー図表230である。方法は、ゼロに設定された第2の制御磁束を用いてトランスモン領域に調整されたハイブリッド・キュービットで開始される。202において、キュービットは、グランド状態にリセットされる。204において、第2の制御磁束は、有限離調(finite detuning)を表す所望の値に調整される。所望の値は、トランスモン・キュービットにおけるエネルギー状態の所望の占有率に従って選択される。この動作は、図8及び図9において(1)で示されている。206において、第1の制御磁束は、磁束キュービット領域に断熱的に速やかに移る(adiabatically swept)。この動作は、図8及び図9において(2)で示されている。第2の制御値の離調と同様に、第1の制御磁束の固有の末端値は、エネルギー状態の所望の占有率に従って選択することができる。
208において、第2の制御磁束は、非断熱的に調整されて、キュービットは、δΦΔ=0においてハイブリッド化ギャップを通過して速やかに移る。ここで、両方の|L>及び|R>状態は、ギャップ・エネルギーに対する移行速度(sweep rate)の割合に依存する重みを用いたランダウ・ツェナー・トンネリング(Landau-Zener tunneling)により占有率が多くなる。この動作は、図8及び図9における(3)で示されている。208中の第1の制御磁束の値によって、ハイブリッド化ギャップのエネルギーが決定され、次に、ランダウ・ツェナー・トンネリングの可能性及びトランスモン・キュービットの重畳状態における最終の重みが決定される。210において、図8及び図9において(4)で示されるように、第1の制御磁束が最初の値に戻されて、ハイブリッド・キュービットがトランスモン領域に戻る。このステップの後、|L>及び|R>状態における占有率は、トランスモンの|0>及び|1>状態にマッピングされる。第2の制御磁束は、図8及び9において(5)で示すように最初の値に調整される。
図10は、206の遷移の後の磁束量子の単位で表される第1の制御磁束の値に応じた図7の方法の後のトランスモン・キュービットの複数のエネルギー状態の各々の垂直軸252で表される占有率を示すグラフ250である。第一のライン262は、トランスモン領域のグランド状態を表し、第二のライン264は、第1の励起状態を表し、第三のライン266は、第2の励起状態を表し、第四のライン268は、第3の励起状態を表す。グラフから分かるように、計算基底(computational basis)における状態の占有率(即ち、グランド状態及び第1の励起状態)は、第1の制御磁束の値によって制御されて、トランスモン・キュービットを任意の状態に準備することができる。計算基底から第2の励起状態及び第3の励起状態への漏れは、最大で12パーセントであり、かつ208における第2の制御磁束の移行速度を低減するか、またはΦΔ−Φα面における軌道を最適化することにより最小化することができる。
図11は、ハイブリッド・キュービット回路部品を用いて単一のキュービット回転を行うための方法300を示す。方法は、ハイブリッド・キュービット回路部品に関連する第1の制御磁束Φαを用いて磁束領域とトランスモン領域との間で遷移し、磁束領域に関連する第2の制御磁束δΦΔを用いて|L>及び|R>のエネルギー状態の間のバリアが調整される。図12は、方法の一例の実施形態を示す例示的なパルス波形図である。図13は、方法の一例の実施形態を示すエネルギー図表330である。トランスモンの{|0>及び|1>}ベースで書き込まれたトランスモン領域におけるキュービットのハミルトニアン(Hamiltonian)は、H=ε(Φαで与えられ、ε(Φα)は、準位間隔(level spacing)であり、σはパウリ演算子(Pauli operator)である。キュービットが磁束領域に調整されるとき、キュービットのハミルトニアンは、H=ε(Φα+Δ(ΦΔに変化し、かつトランスモンの量子化軸から傾斜した量子化軸に沿った固有状態を有する。量子化軸の方向は、回転中に第1及び第2の制御値に関して選択された両方の値に依存する。キュービットがトランスモン領域における初期状態から磁束領域におけるポイント(Φα,δΦΔ)に急速に移行されると、キュービットの元の状態、a|0>+b|1>、は、新たな量子化軸を中心に歳差運動を開始する。単一のキュービット回転は、所望の回転軸を定義するポイントへの高速移行、キュービットが歳差運動をしている発散が無い所定の期間に対するポイントで待機すること、および続いてキュービットをトランスモン領域に戻す急速な移行によって実現することができる。
方法300を開始する前に、キュービットは、トランスモン領域にある。第2の制御磁束に関する値は、単一のキュービット回転の所望の軸に従って選択することができ、第2の制御磁束は、図12及び図13において(1)で表される値に調整される。302において、ハイブリッド・キュービットは急速に(即ち、非断熱的に)第1の制御磁束によりトランスモン領域から磁束領域に遷移する。例えば、古典的な制御機構は、システムの周波数と比較して遅い断熱遷移とは対照的に、システムの周波数と比較して速い速度で遷移することができる。このことは、図12及び図13において(2)で示されている。304において、ハイブリッド・キュービットは、回転の所望の大きさに応じた持続時間を有する期間の間、磁束領域に維持される。この時間中、キュービット状態は、回転の所望の大きさが達成されるまで回転軸を中心に歳差運動する。一実施形態において、回転軸は、磁束領域におけるエネルギー・バリアの対称性を制御する第1の制御磁束及び第2の制御磁束の値から決定される。306において、キュービットは、ハイブリッド・キュービットを磁束領域からトランスモン領域に急速に遷移して戻す。この遷移は、図12及び図13における(3)で示されている。第2の制御値は、図12及び図13における(4)で表される初期値に戻される。
本発明は図面に従って開示されている。従って、開示を通して用いられる専門用語は、制限手段ではなく例示的なものとして読み取られるべきである。本発明の小規模の変更が当業者に生じたとしても、特許で保証される範囲内に制限されるべきであると意図されるものは、ここで貢献する技術に対する進歩の範囲内に合理的に収まるとともに、範囲が制限されるべきものではない全ての実施形態である。
本発明は図面に従って開示されている。従って、開示を通して用いられる専門用語は、制限手段ではなく例示的なものとして読み取られるべきである。本発明の小規模の変更が当業者に生じたとしても、特許で保証される範囲内に制限されるべきであると意図されるものは、ここで貢献する技術に対する進歩の範囲内に合理的に収まるとともに、範囲が制限されるべきものではない全ての実施形態である。
以下に、上記実施形態から把握できる技術思想を付記として記載する。
[付記1] ハイブリッド・キュービット回路部品であって、
回路の2つのノード間の経路上に直列に配置された第1の複数の組のジョセフソン結合と、
互いに並列に配置され、直流超伝導量子干渉デバイス(DC SQUID)を形成する第2の複数の組のジョセフソン結合であって、前記DC SQUIDは、前記第1の複数の組のジョセフソン結合と並列である、前記第2の複数の組のジョセフソン結合と
を備え、
前記ハイブリッド・キュービット回路部品は、前記ハイブリッド・キュービット回路部品が磁束キュービットとして動作する第1の作動領域と、前記ハイブリッド・キュービット回路部品がトランスモン・キュービットとして動作する第2の作動領域との間で遷移するように前記DC SQUIDに供給される磁束に応答的である、ハイブリッド・キュービット回路部品。
[付記2] 前記第1の複数の組のジョセフソン結合の各々及び前記DC SQUIDと並列に実装されるコンデンサを更に備える付記1に記載のハイブリッド・キュービット回路部品。
[付記3] システムであって、
付記2に記載の前記ハイブリッド・キュービット回路部品と、
前記DC SQUIDに磁束を供給するように構成された古典的制御部と
を備えるシステム。
[付記4] ハイブリッド量子回路部品に接続された伝送ライン共振器を更に備える付記3に記載のシステム。
[付記5] 前記古典的制御部は、前記DC SQUIDに誘導的に接続された電流ループに電流を供給するRQLドライバを含む、付記3に記載のシステム。
[付記6] ハイブリッド・キュービット回路部品を任意の状態に準備するための方法であって、
ハイブリッド・キュービットを第1の制御磁束によりトランスモン領域から磁束領域に断熱的に遷移すること、
前記磁束領域に関連するハイブリッド化ギャップを通過する移行速度で第2の制御磁束を急速に遷移すること、
ハイブリッド・キュービットを前記第1の制御磁束により前記磁束領域から前記トランスモン領域に断熱的に遷移することを含む方法。
[付記7] 前記トランスモン領域における複数のエネルギー状態所望の占有率に従ってハイブリッド化ギャップを選択することを含む付記6に記載の方法。
[付記8] ハイブリッド・キュービットを第1の制御磁束によりトランスモン領域から磁束領域に遷移することは、第1の古典的制御部を所望の値に遷移することを含み、方法は更にハイブリッド化ギャップの所望のエネルギーに従って所望の値を選択することを含む付記6に記載の方法。

Claims (22)

  1. ハイブリッド・キュービット回路部品であって、
    回路の2つのノード間の経路上に直列に配置された第1の複数の組のジョセフソン結合と、
    互いに並列に配置され、直流超伝導量子干渉デバイス(DC SQUID)を形成する第2の複数の組のジョセフソン結合であって、前記DC SQUIDは、前記第1の複数の組のジョセフソン結合と並列である、前記第2の複数の組のジョセフソン結合と
    を備え、
    前記ハイブリッド・キュービット回路部品は、前記ハイブリッド・キュービット回路部品が磁束キュービットとして動作する第1の作動領域と、前記ハイブリッド・キュービット回路部品がトランスモン・キュービットとして動作する第2の作動領域との間で遷移するように前記DC SQUIDに供給される磁束に応答的である、ハイブリッド・キュービット回路部品。
  2. 前記DC SQUIDは、関連する制御回路から供給される磁束に応答して前記DC SQUID内のバイアス電流が誘導的に供給されるようにする少なくとも一つのインダクタを含み、前記DC SQUIDの臨界電流は、供給される磁束に応じたものである、請求項1に記載のハイブリッド・キュービット回路部品。
  3. キュービット回路部品は、前記DC SQUIDの臨界電流が閾値を上回る場合、磁束キュービットとして動作し、前記DC SQUIDの臨界電流が閾値を下回る場合、トランスモン・キュービットとして動作するように構成されており、キュービット回路部品の動作は、前記DC SQUIDと関連する制御回路により選択可能である、請求項2に記載のハイブリッド・キュービット回路部品。
  4. 臨界電流に関する閾値は、前記第1の複数の組のジョセフソン結合の臨界電流に応じたものである、請求項3に記載のハイブリッド・キュービット回路部品。
  5. 前記第1の複数の組のジョセフソン結合の各々及び前記DC SQUIDと並列に実装されるコンデンサを更に備える請求項1に記載のハイブリッド・キュービット回路部品。
  6. システムであって、
    請求項5に記載の前記ハイブリッド・キュービット回路部品と、
    前記DC SQUIDに磁束を供給するように構成された古典的制御部と
    を備えるシステム。
  7. ハイブリッド量子回路部品に接続された伝送ライン共振器を更に備える請求項6に記載のシステム。
  8. 前記古典的制御部は、前記DC SQUIDに誘導的に接続された電流ループに電流を供給するRQLドライバを含む、請求項6に記載のシステム。
  9. 前記古典的制御部は、第1の古典的制御部であり、磁束は第1の磁束であり、システムは、更に前記ハイブリッド・キュービット回路部品に第2の磁束を供給するように構成された第2の古典的制御部を備える請求項6に記載のシステム。
  10. 前記第1の古典的制御部及び前記第2の古典的制御部の各々に動作的に接続されたシステム制御部を更に備え、前記システム制御部は、前記第1の磁束及び前記第2の磁束の個々の大きさを制御するように動作する、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記システム制御部は、ハイブリッド・キュービットを第1の制御磁束によりトランスモン領域から磁束領域に断熱的に遷移し、磁束領域に関連するハイブリッド化ギャップを通過する移行速度で第2の制御磁束を急速に遷移し、ハイブリッド・キュービットを前記第1の制御磁束により前記トランスモン領域から前記磁束領域に断熱的に遷移するように構成されている、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記システム制御部は、前記第2の磁束の大きさを対称点に関連する開始値から前記対称点の第1の側における第1の値に遷移し、前記第1の磁束の大きさをトランスモン領域に関連する第2の値から磁束領域に関連する第3の値に断熱的に遷移し、前記第2の磁束の大きさを前記第1の値から前記対称点の第2の側における第4の値に急速に遷移し、第1の磁束の大きさを前記第2の値に断熱的に遷移して戻し、前記第2の磁束の大きさを前記開始値に遷移して戻すように構成されている、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記システム制御部は、前記トランスモン領域における複数のエネルギー状態の所望の占有率に従ってハイブリッド化ギャップを選択するように構成され、各々のエネルギー状態の占有率は、ハイブリッド化ギャップのエネルギーに対する移行速度の比率に応じたものである、請求項11に記載のシステム。
  14. 前記システム制御部は、ハイブリッド・キュービットをトランスモン領域から磁束領域に急速に遷移し、回転の所望の大きさに応じた持続時間を有する期間の間、磁束領域においてハイブリッドを維持し、ハイブリッド・キュービットを前記磁束領域からトランスモン領域に急速に遷移して戻すように構成されている、請求項10に記載のシステム。
  15. 前記システム制御部は、前記第2の磁束の大きさを対称点に関連する開始値からキュービット位置に関する回転軸に関連する第1の値に遷移し、前記第1の磁束の大きさを前記トランスモン領域に関連する第2の値から前記磁束領域に関連する第3の値に急速に遷移し、前記第1の磁束の大きさを回転の所望の大きさに応じた持続時間を有する期間の間、第3の値に維持し、前記第1の磁束の大きさを前記第2の値に急速に遷移して戻し、前記第2の磁束の大きさを前記開始値に遷移して戻すように構成されている、請求項13に記載のシステム。
  16. 前記システム制御部は、単一のキュービット回転に関する少なくとも1つの所望の回転軸に従って前記第1の古典的制御部の少なくとも1つの所望の値と、前記第2の古典的制御部の少なくとも1つの所望の値とを選択するように構成されている、請求項14に記載のシステム。
  17. ハイブリッド・キュービット回路部品を任意の状態に準備するための方法であって、
    ハイブリッド・キュービットを第1の制御磁束によりトランスモン領域から磁束領域に断熱的に遷移すること、
    前記磁束領域に関連するハイブリッド化ギャップを通過する移行速度で第2の制御磁束を急速に遷移すること、
    ハイブリッド・キュービットを前記第1の制御磁束により前記磁束領域から前記トランスモン領域に断熱的に遷移することを含む方法。
  18. 前記トランスモン領域における複数のエネルギー状態所望の占有率に従ってハイブリッド化ギャップを選択することを含む請求項17に記載の方法。
  19. ハイブリッド・キュービットを第1の制御磁束によりトランスモン領域から磁束領域に遷移することは、第1の古典的制御部を所望の値に遷移することを含み、方法は更にハイブリッド化ギャップの所望のエネルギーに従って所望の値を選択することを含む請求項17に記載の方法。
  20. ハイブリッド・キュービット回路部品を用いて単一のキュービット回転を行うための方法であって、
    ハイブリッド・キュービットを古典的制御部によりトランスモン領域から磁束領域に急速に遷移すること、
    回転の所望の大きさに応じた持続時間を有する期間の間、ハイブリッド・キュービットを磁束領域に維持すること、
    ハイブリッド・キュービットを前記古典的制御部により前記磁束領域から前記トランスモン領域に急速に遷移して戻すことを含む方法。
  21. 前記古典的制御部は、第1の古典的制御部であり、方法は更にハイブリッド・キュービットを前記第1の古典的制御部によりトランスモン領域から磁束領域に急速に遷移する前に第2の古典的制御部を所望の値に設定することを含む請求項20に記載の方法。
  22. ハイブリッド・キュービットを第1の古典的制御部によりトランスモン領域から磁束領域に急速に遷移することは、第1の古典的制御部を所望の値に遷移することを含み、方法は更に単一のキュービット回転に関する所望の回転軸に従って前記第1の古典的制御部の前記所望の値及び第2の古典的制御部の所望の値を選択することを含む請求項20に記載の方法。
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