以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置のブロック図である。
図1に示すように、放送受信装置100は、放送サーバ(図示せず)で提供するコンテンツの受信が可能な端末装置として、例えば、スマートテレビ、スマートフォン、タブレットパソコンのような端末装置か、或いは、スマートテレビのような端末装置に放送サーバ(図示せず)から提供されたコンテンツを出力するセットトップボックスであってよい。このような放送受信装置100は、受信部110と、出力部120及び制御部130を含む。
受信部110は、放送サーバ(図示せず)から提供される複数のコンテンツのうち、ユーザによって選択されたチャネルを介してコンテンツを受信する。そして、出力部120は、受信部110を介して受信されたコンテンツを出力する。具体的に、受信部110は、チューナ部113を介してユーザの要請したチャネルを選局し、選局されたチャネルを介して放送サーバ(図示せず)から提供される地上波放送或いはケーブル放送のようなコンテンツを受信することができる。このようなコンテンツは映像及びオーディオデータを含んでよく、放送受信装置100で出力可能な形態で信号処理されてよい。よって、出力部120は、出力可能な形態で信号処理された映像及びオーディオデータを含むコンテンツを出力することができる。特に、出力部120は、制御部130の制御命令に応じて、コンテンツに関連する要約コンテンツを出力するか、或いは、コンテンツ及び要約コンテンツを同時に出力することができる。
制御部130は、放送受信装置100を構成する各構成に対する動作全般を制御する。特に、制御部130は、受信部110を介して受信されたコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析して予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出する。しかし、本発明はこれに限定されず、制御部130は、後述の保存部160に予め保存されたコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析して予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出することができる。
このように、コンテンツに対する少なくとも1つのイベント区間が検出されると、制御部130は、検出された少なくとも1つのイベント区間に基づいて要約コンテンツを生成する。ここで、要約コンテンツは、放送サーバ(図示せず)を介してリアルタイムでストリーミングされるコンテンツまたは保存部160に録画保存されたコンテンツに対するハイライト映像であってよい。
このようなコンテンツに対する要約コンテンツが生成されると、制御部130は、ユーザ命令に応じて、予め生成された要約コンテンツを出力するように出力部120を制御することができる。それにより、出力部120は、リアルタイムでストリーミングされるコンテンツまたは録画コンテンツに関連して予め生成された要約コンテンツを出力するか、或いは、コンテンツ及び同一コンテンツに関連する要約コンテンツを同時に出力することができる。更に、出力部120は、制御部130の制御命令に応じて、リアルタイムでストリーミングされるコンテンツを出力すると同時に、また別のコンテンツに関連して予め保存された要約コンテンツを出力することができる。
以下では、図2を参照して、上述の放送受信装置100の構成についてより詳細に説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置の細部ブロック部である。
図2に示すように、放送受信装置100は、上述のように、受信部110と、出力部120及び制御部130を含み、更に、通信部140と、データ処理部150と、保存部160及び入力部170を更に含んでよい。
通信部140は、コンテンツを提供するコンテンツサーバ(図示せず)と有線または無線で通信を行ってユーザの要請したコンテンツを受信したり、または、放送受信装置100の動作を制御する遠隔制御装置(図示せず)と通信を行ってユーザ命令を受信することができる。具体的に、通信部170は、遠隔制御装置(図示せず)を介してチャネル選局命令、要約コンテンツ生成命令、要約コンテンツ再生命令等のユーザ命令を受信することができる。
このような通信部140は、近距離無線通信モジュール(図示せず)、無線通信モジュール(図示せず)等のような多様な通信モジュールを含んでよい。ここで、近距離無線通信モジュールとは、ブルートゥースやZigbee(登録商標)等のような近距離無線通信方式によって、近距離に位置した放送受信装置(図示せず)、ユーザ端末装置(図示せず)等の外部機器と無線通信を行うためのモジュールである。なお、無線通信モジュールとは、Wi−Fi、IEEE等のような無線通信プロトコールによって外部ネットワークに接続されて通信を行うモジュールである。その他に、無線通信モジュールは、3G(3rd Generation)、3GPP(3rd Generation Partnership Project)、LTE(Long Term Evolution)等のような多様な移動通信規格によって移動通信網に接続して通信を行う移動通信モジュールを更に含んでよい。
データ処理部150は、受信部110または通信部140を介して受信されたコンテンツを逆多重化(Demultiplexing)して映像及びオーディオデータに分離する。一方、上述のコンテンツは、映像及びオーディオデータだけでなく、テキスト情報、EPG情報のような付加データを更に含んでよい。この場合、データ処理部150は、受信されたコンテンツを逆多重化してコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータと付加データとを分離することができる。
その後、コンテンツから映像及びオーディオデータに分離されると、データ処理部150は映像及びオーディオデータを出力可能な形態で信号処理する。具体的に、データ処理部150は、コンテンツから分離された映像データをデコードした後、デコードされた映像データを出力可能な形態の映像データに変換する。なお、データ処理部150は、コンテンツから分離されたオーディオデータをデコードした後、デコードされたオーディオデータをアナログ形態の音響データに変換する。それにより、出力部120は、データ処理部150を介して信号処理された映像データ及びオーディオデータを映像出力部121及びオーディオ出力部123を介して出力することができる。
一方、データ処理部150を介してコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対する信号処理が行われると、制御部130は、信号処理された映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析して予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出し、検出された少なくとも1つのイベント区間に基づいて要約コンテンツを生成する。実施形態によって、制御部130は、後述するイベント検出部131を介してコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析して予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出することができる。その後、制御部130は、検出されたイベント区間に対する映像区間を獲得し、獲得した映像区間に基づいて前後映像区間を獲得する。その後、制御部130は、獲得されたイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間を含むコンテンツ要約区間を決定し、決定されたコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。
実施形態によって、保存部160は、イベント検出モジュール、コンテンツ要約モジュール、要約コンテンツ生成モジュールを保存することができる。よって、制御部130は、保存部160に予め保存されたイベント検出モジュール、コンテンツ要約モジュール及び要約コンテンツ生成モジュールを用いてコンテンツに対するイベント検出、コンテンツ要約区間決定及び要約コンテンツを生成することができる。
ここで、イベント検出モジュールは、コンテンツに対する要約コンテンツに関連して少なくとも1つのイベント区間を検出するためのモジュールである。そして、コンテンツ要約モジュールは、イベント検出モジュールを通じて検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間及び当該映像区間に関連して予め獲得した前後映像区間をコンテンツ要約区間として決定するか否かを判断するためのモジュールである。そして、要約コンテンツ生成モジュールは、コンテンツ要約区間として決定されたイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間に基づいて要約コンテンツを生成するためのモジュールである。
よって、制御部130は、このようなイベント検出モジュール、コンテンツ要約モジュール及び要約コンテンツ生成モジュールを用いてイベント区間を検出し、検出されたイベント区間に対する映像区間及び当該映像区間に関連する前後映像区間がコンテンツ要約区間として有効か否かを判断し、当該コンテンツに対する要約コンテンツを生成することができる。
一方、制御部160は、上述のイベント検出モジュール、コンテンツ要約モジュール及び要約コンテンツ生成モジュールだけでなく、放送受信装置100の動作を制御するための運営体制プログラム及び運営体制によって管理されて運営体制のリソースを用いて放送受信装置100の動作を行い、ユーザインターフェースを提供するアプリケーションプログラムを保存することができる。ここで、運営体制は、放送受信装置100がターンオン(Turn On)される場合、保存部160で読み込まれ、コンパイルされて放送受信装置100の各構成を動作させるプログラムであってよい。そして、アプリケーションプログラムは、ユーザの実行命令によって保存部160で読み取られて、実行可能な形態で転移されて多様な動作を行う。更に、保存部160は、制御部130によって処理された各種マルチメディアデータ、コンテンツデータ、外部ソースから受信されたデータを保存することができる。
このような保存部160は、ROM、RAMまたは放送受信装置100に着脱可能なメモリカード(例えば、SDカード、メモリスティック)、非揮発性メモリ、揮発性メモリ、ハードディスクドライブ(HDD)またはソリッドステートドライブ(SSD)のうち、少なくとも1つで実現されてよい。
入力部170は、放送受信装置に具備された操作部(図示せず)或いはタッチパネル(図示せず)のような入力手段から入力されるユーザ命令を受信して制御部130に伝達する。ここで、ユーザ命令は、チャネル選局命令、要約コンテンツ生成命令、要約コンテンツ再生命令等であってよい。このような入力部170は、ユーザの音声を認識できる音声認識モジュール(図示せず)を含むことができる。このような入力部170は、音声認識モジュール(図示せず)を介してチャネル選局命令、要約コンテンツ生成命令、要約コンテンツ再生命令のような多様なユーザ命令に対応するユーザ音声を認識し、認識された音声認識結果を制御部130に伝達することができる。
よって、制御部130は、入力部170または通信部140を介してコンテンツに対する要約コンテンツ生成命令が入力されたり受信されると、保存部160に予め保存されたイベント検出モジュールを用いてコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析して少なくとも1つのイベント区間を検出することができる。このようなイベント検出モジュールを用いてイベント区間を検出する制御部130は、次のような実施形態を通じてコンテンツから少なくとも1つのイベント区間を検出することができる。
一実施形態によって、制御部130は、コンテンツに含まれた映像データを分析して保存部160に予め保存された試合状況条件に対応する映像区間を少なくとも1つのイベント区間として検出することができる。ここで、保存部160に予め保存された試合状況条件は、多様なジャンルのコンテンツのうち、スポーツ関連コンテンツからイベント区間を検出するための条件であってよい。例えば、コンテンツがサッカー関連スポーツコンテンツの場合、試合状況条件は得点場面、選手の入場場面、シュート場面等であってよい。よって、制御部130は、スポーツ関連コンテンツに含まれた映像データを分析し、得点場面、選手の入場場面、シュート場面等の試合状況条件に対応する映像区間を少なくとも1つのイベント区間として検出することができる。
別の実施形態によって、制御部130は、コンテンツに含まれた映像データを分析して保存部160に予め保存された臨界レベル以上のオーディオ信号レベルを有する映像区間をイベント区間として検出することができる。例えば、ゴールが決まった得点場面に関連する映像区間に対応するオーディオデータのオーディオ信号レベルは、一般的なオーディオ信号レベルより高いレベルを有してよい。よって、制御部130は、コンテンツに含まれたオーディオデータを分析して予め設定された臨界レベル以上のオーディオ信号レベルを有するオーディオ区間に基づいて当該オーディオ区間に関連する映像区間をイベント区間として検出することができる。
更に別の実施形態によって、制御部130は、コンテンツに含まれたオーディオデータに対するSTT(Speech to Text)分析を行ってテキストデータを生成し、生成されたテキストデータを用いて予め設定された単語の含まれた映像区間をイベント区間として検出することができる。例えば、コンテンツがサッカー関連スポーツコンテンツの場合、予め設定された単語は、“ゴール”、“ゴールイン”等であってよく、コンテンツが野球関連スポーツコンテンツの場合、予め設定された単語は“ホームイン”、“ホームラン”等であってよい。
よって、制御部130は、スポーツ関連コンテンツが受信されると、保存部160に予め保存されたスポーツジャンル別に予め設定された単語のうち、当該スポーツコンテンツに関連して予め設定された単語を獲得する。その後、制御部130は、STT分析アルゴリズムを用いてスポーツコンテンツに含まれたオーディオデータからテキストデータを生成し、生成されたテキストデータのうち、当該コンテンツのスポーツ種目に関連して予め設定された単語の含まれたテキストデータを獲得する。このような予め設定された単語の含まれたテキストデータが獲得されると、制御部130は予め設定された単語の含まれたテキストデータに関連する映像区間をイベント区間として検出することができる。
しかし、本発明はそれに限定されずに、受信部110または通信部140は放送サーバ(図示せず)またはコンテンツサーバ(図示せず)からスポーツ関連コンテンツ及び当該スポーツに対するイベント情報を受信することができる。この場合、制御部130は、受信したイベント情報に基づいて予め受信したスポーツ関連コンテンツに含まれた映像データ或いはオーディオデータを分析して特定映像区間をイベント区間として検出することができる。
更に、放送サーバ(図示せず)またはコンテンツサーバ(図示せず)から受信されたスポーツ関連コンテンツは映像及びオーディオデータだけでなく、テキスト形態の字幕情報を含む付加データを更に含んでよい。この場合、制御部130は、スポーツ関連コンテンツに含まれた付加データを分析して予め設定された単語を含むテキストイメージを含む付加データに関連する映像区間をイベント区間として検出することができる。
このような多様な実施形態によって、コンテンツから少なくとも1つのイベント区間が検出されると、制御部130は、保存部160に予め保存されたコンテンツ要約モジュールを用いて予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間を分析して当該映像区間に対するコンテンツがスポーツ関連コンテンツか否かを判断する。
実施形態によって、制御部130は、予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間のイメージ情報に含まれた色相及び色相別の割合値に基づいて受信したコンテンツがスポーツ関連コンテンツか否かを判断する。
具体的に、保存部160は、各スポーツ種目別に予め定義されたフィールドカラー及び当該フィールドカラーに対する色相の占める割合値に関連して予め設定された第1臨界値を保存することができる。例えば、サッカーまたは野球スポーツのフィールドカラーは、グリーン(Green)に予め定義されていてよく、アイスホッケースポーツのフィールドカラーは、ホワイト(White)に予め定義されていてよい。なお、競泳スポーツのフィールドカラーは、ブルー(Blue)に予め定義されてよい。このように、スポーツ種目別に各フィールドカラーが定義されてよく、各フィールドカラーが画面上にディスプレイされる割合程度に対する第1臨界値が予め設定されてよい。
よって、制御部130は、保存部160に予め保存されたスポーツ種目別のフィールドカラー及び第1臨界値に基づいて予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間のイメージ情報に含まれた色相情報のうち、予め定義されたフィールドカラーを含むか否かを判断する。例えば、受信したコンテンツがサッカー関連スポーツコンテンツの場合、制御部130は保存部160に予め保存されたスポーツ種目別のフィールドカラーのうち、サッカースポーツに対するフィールドカラー(グリーン(Green))及び第1臨界値を獲得することができる。その後、制御部130は、予め検出されたそれぞれのイベント区間に対する映像区間のイメージ情報に含まれた色相情報のうち、予め獲得したフィールドカラーに対応する色相があるか否かを判断する。判断の結果、予め獲得したフィールドカラーに対応する色相がある場合、制御部130は、予め定義されたフィールドカラーに対応する色相の割合値を算出する。すなわち、制御部130は、予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間に適用される色相のうち、予め定義されたフィールドカラーに対応する色相の占める程度を算出する。このような予め定義されたフィールドカラーに対応する色相の割合値は公知となった算出アルゴリズムを通じて算出されてよい。
予め定義されたフィールドカラーに対応する色相の割合値が算出されると、制御部130は、算出された割合値が予め設定された第1臨界値以上か否かを判断し、予め設定された第1臨界値以上である場合、当該コンテンツがスポーツ関連コンテンツと判断することができる。
このような判別条件によって予め受信されたコンテンツがスポーツ関連コンテンツと判断されると、制御部130は当該スポーツに対するプレイ状況を更に判断することができる。
一実施形態によって、制御部130は予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間と隣接した周辺映像区間のイメージ情報に含まれた色相のうち予め定義されたフィールドカラーに対応する色相の割合値が予め設定された第2臨界値以上か否かに応じて、スポーツに対するプレイ状況を判断することができる。ここで、第2臨界値は、上述の第1臨界値と同一か新たな値に設定された値であってよい。
例えば、イベント区間として検出された第1映像区間のイメージ情報に基づいて第1映像区間に関連するコンテンツがスポーツ関連コンテンツとして決定されると、制御部130は、第1映像区間を中心に予め設定された区間に属する以前映像区間及び以後映像区間のイメージ情報を獲得する。
このように、イベント区間として検出された映像区間と隣接した周辺映像区間のそれぞれのイメージ情報に基づいて予め定義されたフィールドカラーに対応する色相が含まれているか否かを判断する。判断の結果、イベント区間として検出された映像区間と隣接した周辺映像区間のうち少なくとも1つの周辺映像区間に予め定義されたフィールドカラーに対応する色相が含まれていない場合、制御部130はスポーツに対するプレイが進行されていない状況であると判断することができる。
一方、イベント区間として検出された映像区間と隣接した周辺映像区間のそれぞれのイメージ情報に基づいて予め定義されたフィールドカラーに対応する色相が含まれている場合、制御部130は、周辺映像区間に関連する色相のうち予め定義されたフィールドカラーに対応する色相の割合値を算出し、算出されたそれぞれの割合値と予め定義された第2臨界値を比較する。比較の結果、イベント区間として検出された映像区間と隣接する周辺映像区間のうち少なくとも1つの周辺映像区間の割合値が第2臨界値未満である場合、制御部130はスポーツに対するプレイが進行されていない状況と判断することができる。一方、イベント区間として検出された映像区間と隣接する周辺映像区間の予め定義されたフィールドカラーに対応する色相の割合値が予め設定された第2臨界値以上である場合、制御部130はスポーツに対するプレイが進行されていると判断することができる。
ここで、スポーツに対するプレイが進行されていない状況は、例えば、サッカースポーツの場合はハーフタイムであってよく、野球スポーツの場合は攻守交代が行われる状況であってよい。このようなハーフタイム或いは攻守交代が行われる場合、スポーツ試合の合間に広告コンテンツが挿入されてよい。よって、このような判別条件を通じて、制御部130は当該スポーツに対するプレイ進行状況を判断することができる。
更に別の実施形態によって、制御部130は、予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間のイメージから試合進行状況をガイドするガイド領域を抽出し、抽出されたガイド領域に基づいてスポーツに対するプレイ状況を判断することができる。ここで、ガイド領域は、試合スコア及び試合進行時間のうち少なくとも1つを含んでよい。
よって、制御部130は、予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間のイメージのうち、試合進行状況をガイドするガイド領域に含まれた試合スコア或いは試合進行時間を分析して当該スポーツに対するプレイ進行状況を判断することができる。
一方、上述のように、予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間から受信されたコンテンツがスポーツ関連コンテンツであり、当該スポーツがプレイ進行状況と判断されると、制御部130は少なくとも1つのイベント区間の検出された時間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得する。その後、制御部130は、獲得した前後映像区間のうち、シーン(Scene)場面の変化された区間があるか否かを判断する。判断の結果、シーン場面の変化された区間がない場合、制御部130は少なくとも1つのイベント区間が検出された時間の映像区間と予め設定された固定時間内に存在する前後映像区間とをコンテンツ要約区間として決定することができる。
一方、判断の結果、シーン場面の変化された区間がある場合、制御部130は予め設定された固定時間を可変して予め検出されたイベント区間に対する映像区間に関連する前後映像区間を獲得する。その後、制御部130は、予め検出されたイベント区間に対する映像区間及び可変された固定時間内に属する前後映像区間をコンテンツ要約区間として決定することができる。
すなわち、制御部130は、少なくとも1つのイベント区間の検出された時間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間が獲得されると、獲得した前後映像区間のうち、シーン場面の変化された区間があるか否かを判断する。判断の結果、シーン場面の変化された区間がない場合、制御部130は少なくとも1つのイベント区間の検出された時間の映像区間と予め設定された固定時間内に属する前後映像区間とをコンテンツ要約区間として決定することができる。
一方、判断の結果、シーン場面の変化された区間がある場合、制御部130は予め設定された固定時間内に属する前後映像区間のうち少なくとも1つのイベント区間の検出された時間の区間映像に関連する前後映像区間の属する時間として予め設定された固定時間を可変する。その後、制御部130は、少なくとも1つのイベント区間の検出された時間の映像区間と可変された固定時間内に属する前後映像区間とをコンテンツ要約区間として決定することができる。
一方、本発明に係る固定時間は、絶対固定時間を含んでよく、このような絶対固定時間は可変されない。よって、制御部130は、固定時間内に存在する前後映像区間のうち、絶対固定時間内に存在する前後映像区間を除く残りの前後映像区間のうち、シーン場面の変化された区間があるか否かを判断する。判断の結果、シーン場面の変化された区間がある場合、制御部130は絶対固定時間を除く残りの固定時間内に固定時間を可変して予め検出されたイベント区間に対する映像区間に関連する前後映像区間を獲得することができる。
その後、制御部130は、予め獲得したイベント区間に対する映像区間及び当該映像区間を基準に予め設定された固定時間或いは可変された固定時間内に存在する前後映像区間を含むコンテンツ要約区間を決定することができる。その後、制御部130は、保存部160に予め保存された要約コンテンツ生成モジュール165に基づいて予め決定されたコンテンツ要約区間に対する要約コンテンツを生成することができる。
一方、制御部130は、要約コンテンツ生成のためのコンテンツ要約区間の決定された予め決定されたコンテンツ要約区間に含まれた映像区間のうち、イベント区間に対する映像区間の映像イメージからサムネールイメージを獲得し、獲得したサムネールイメージと当該コンテンツ要約区間に基づいて生成された要約コンテンツを相互マッチングさせて保存部160に保存する。
一方、予め決定されたコンテンツ要約区間に関連するイベント区間に対する映像区間から複数のサムネールイメージが獲得されると、制御部130は、複数のサムネールイメージのうち、予め定義された有効フィールドカラーに対応する色相の数が最も少ないサムネールイメージまたは複数のサムネールイメージのそれぞれに含まれた同一のオブジェクトのうち、サイズが最も大きいオブジェクトを含むサムネールイメージを代表サムネールイメージとして決定することができる。しかし、本発明はそれに限定されずに、制御部130は複数のサムネールイメージのそれぞれに含まれたオブジェクトが相互同一ではない場合、各サムネールイメージに含まれたオブジェクトの数が最も少ないか、或いは、サイズの最も大きいオブジェクトを含むサムネールイメージを代表サムネールイメージとして決定することができる。その後、制御部130は、複数のサムネールイメージのうち、代表サムネールイメージと予め生成された要約コンテンツを相互マッチングさせて保存部160に保存する。よって、保存部160は、コンテンツ別に生成された少なくとも1つの要約コンテンツ及び当該要約コンテンツに対するサムネールイメージを相互マッチングさせて保存することができる。
その後、ユーザから要約コンテンツに対する再生命令が入力されると、制御部130は保存部160に予め保存された要約コンテンツのうち入力された再生命令に対応する要約コンテンツが再生されるように出力部120を制御する。それにより、出力部120は、映像出力部121を介してユーザの再生命令に対応する要約コンテンツ及び当該要約コンテンツに対するサムネールイメージを出力することができる。
一方、ユーザから画面上にディスプレイされたサムネールイメージのうち1つのサムネールイメージが選択されると、制御部130は選択されたサムネールイメージに関連する要約コンテンツから再生されるように出力部120を制御することができる。それにより、出力部120は、映像出力部121を介してユーザから選択されたサムネールイメージに関連する要約コンテンツから順次に出力することができる。
これまで、本発明に係る放送受信装置100の各構成について詳細に説明してきた。以下では、本発明に係る放送受信装置100で受信されたスポーツ関連コンテンツから要約コンテンツを生成する動作についてより具体的に説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で予め検出されたイベント区間に基づいてコンテンツ要約区間を決定する例示図である。
図3に示すように、放送受信装置100はサッカー関連スポーツコンテンツをディスプレイすることができ、現在ディスプレイされる映像イメージはイベント区間として検出された映像区間であってよい。このようなイベント区間が検出されると、制御部130は予め検出されたイベント区間に対する映像区間のイメージ情報に含まれた色相のうち予め定義されたフィールドカラーに対応する色相が含まれているか否かを判断する。ここで、予め定義されたフィールドカラーがグリーンである場合、制御部130は予め検出されたイベント区間に対する映像区間のイメージ情報に予め定義されたフィールドカラーであるグリーンカラーを含むか否かを判断する。図示のように、映像区間を示す色相のうち、グリーンカラー310が全映像のほとんどを表すことが分かる。このように、当該映像区間を示す色相のうち、予め定義されたフィールドカラーがグリーンカラーである場合、制御部130は当該映像区間のグリーンカラー割合値を算出し、算出されたグリーンカラーの割合値が予め設定された第1臨界値以上か否かを判断する。判断の結果、予め設定された第1臨界値以上である場合、制御部130は受信されたコンテンツがサッカー関連スポーツコンテンツと判断することができる。
サッカー関連スポーツコンテンツと判断されると、制御部130はサッカー試合が進行中か否かを判断する。具体的に、制御部130は、イベント区間として検出された映像区間と隣接した周辺映像区間のイメージ情報に基づいて周辺映像区間を現す色相のうち、予め定義されたフィールドカラーのグリーンカラーを含むか否かを判断する。判断の結果、周辺映像区間のうち少なくとも1つの映像区間が予め定義されたフィールドカラーであるグリーンカラーを含まないか、或いは、周辺映像区間のうち少なくとも1つの映像区間のグリーンカラーの割合値が予め設定された臨界値未満である場合、制御部130はサッカー試合に対するプレイが進行されていないと判断することができる。
一方、判断の結果、周辺映像区間の色相が予め定義されたフィールドカラーであるグリーンカラーを全て含んでおり、グリーンカラーの割合値が予め設定された臨界値以上である場合、制御部130はサッカー試合が進行されていると判断することができる。
なお、制御部130は、イベント区間として検出された映像区間のイメージのうち、試合進行状況をガイドするガイド領域320を抽出し、抽出されたガイド領域320に表示された試合スコア或いは試合進行時間を分析してサッカー試合が進行されているか否かを判断することができる。
このように、イベント区間として検出された映像区間がスポーツ関連コンテンツであり、当該スポーツ試合が進行されていると判断されると、制御部130はイベント区間として検出された映像区間が要約コンテンツ生成のための有効区間として判断することができる。その後、制御部130は、有効区間として判断されたイベント区間の検出された時間を基準に予め設定された固定時間に基づいて、イベント区間として検出された映像区間に関連する前後映像区間を獲得し、予め検出された映像区間と前後映像区間に基づいてコンテンツ要約区間を決定し、決定されたコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。
図4は、本発明の一実施形態に係る固定時間に基づいて要約コンテンツを生成するための例示図であり、図5は、本発明の一実施形態に係る可変された固定時間に基づいて要約コンテンツを生成する例示図である。
図4に示すように、制御部130は、要約コンテンツ生成のための有効区間として検出されたイベント区間に対する時間情報に基づいてイベント区間に対する映像区間が獲得されると、獲得したイベント区間に対する映像区間を基準に予め設定された固定時間内に存在する前後映像区間を獲得することができる。
図示のように、イベント区間B410に対応する映像区間410−1は、要約コンテンツ生成のための有効区間として決定されてよい。このように、イベント区間B410に対応する映像区間410−1が有効区間として決定されると、制御部130はイベント区間B410に対応する映像区間410−1を基準に予め設定された固定時間A420及びA’430に属する映像区間を獲得する。
図示のように、制御部130は、イベント区間B410に対応する映像区間410−1の検出された時間を基準に映像区間410−1以前の映像区間のうち、予め設定された固定時間A420に属する第1ないし第3映像区間420−1〜420−3を獲得することができる。なお、制御部130は、イベント区間B410に対応する映像区間410−1の検出された時間を基準に映像区間410−1以後の映像区間のうち、予め設定された固定時間A’430に属する第4ないし第6映像区間430−1〜430−3を獲得することができる。
このように、固定時間A420に属する第1ないし第3映像区間420−1〜420−3及び固定時間A’430に属する第4ないし第6映像区間430−1〜430−3が獲得されると、制御部130は固定時間A420及び固定時間A’430に属する映像区間のうち、シーン変化の発生した区間があるか否かを判断する。判断の結果、固定時間A420に属する第1ないし第3映像区間420−1〜420−3のうち第3固定区間420−3と、固定時間B430に属する第4ないし第6映像区間430−1〜430−3のうち第6映像区間430−3がシーン変化の発生した区間区間と判断することができる。ここで、第3映像区間420−3は、第1及び第2映像区間420−1、420−2へのシーン場面の開始する区間であってよく、第6映像区間430−3は、第4及び第5映像区間430−1、430−2のシーン場面の終了する区間であってよい。
このように、固定時間A420及び固定時間A’430に属する映像区間のうちシーン変化の発生した区間が検出されると、制御部130は、図5に示すように、予め設定された固定時間A420を固定時間a420’に可変し、固定時間A’430を固定時間a’430’に可変する。すなわち、制御部130は、予め設定された固定時間A430に関連してシーン変化の発生した第3映像区間420−3を除く残りの第1及び第2映像区間420−1、420−2を含むことができるように固定時間A’420を固定時間a420’に可変する。なお、制御部130は、予め設定された固定時間A’430に関連してシーン変化の発生した第6映像区間430−3を除く残りの第4及び第5映像区間430−1、430−2を含むことができるように固定時間A’430を固定時間a’430’に可変する。
このように、固定時間A420及び固定時間A’430が固定時間a420’及び固定時間a’430’に可変されると、制御部130は、図5に示すように、イベント区間B410に対応する映像区間410−1、可変された固定時間a420’に存在する第1及び第2映像区間420−1、420−2及び可変された固定時間a’430’に存在する第4及び第5映像区間430−1’、430−2’を含むコンテンツ要約区間を決定し、決定されたコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。
しかし、本発明はそれに限定されずに、固定時間A420及び固定時間A’430は斜線領域のように絶対固定時間420”、430”を含むことができ、それぞれの絶対固定時間420”、430”内に存在する映像区間はイベント区間B410’に対応する映像区間410−1とともにコンテンツ要約区間に含まれることが望ましい。すなわち、制御部130は、固定時間A420及び固定時間A’430内に存在する映像区間420−1〜420−3、431−1〜430−3に関連して絶対固定時間420”、430”を除く残りの固定時間内に存在する映像区間に対してシーン変化が発生するか否かを応じて、絶対固定時間420”、430”以後の固定時間内で固定時間A420及び固定時間A’430を可変的に調節することができる。
このように、制御部130は、イベント区間に対する映像区間及び予め設定された固定時間或いは可変された固定時間内の映像区間を含むコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することで、ゴール場面等のイベント区間に対してより自然な要約コンテンツを生成することができる。
これまで、本発明に係る放送受信装置100で受信されたコンテンツから要約コンテンツを生成する動作について多様な実施形態を通じて詳細に説明してきた。以下では、本発明に係る放送受信装置100で受信されたコンテンツから要約コンテンツを生成する方法について詳細に説明する。
図6は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で要約コンテンツサービスを提供する方法のフローチャートである。
図6に示すように、放送受信装置100は、放送サーバ(図示せず)或いはコンテンツサーバ(図示せず)からコンテンツが受信されると、受信されたコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出する(S610、S620)。しかし、本発明はそれに限定されず、放送受信装置100は予め保存された録画コンテンツに含まれた映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析して予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出することができる。
具体的に、放送受信装置100は受信されたコンテンツ或いは録画コンテンツを逆多重化して映像及びオーディオデータに分離する。その後、放送受信装置100は、コンテンツから映像及びオーディオデータに分離されると、分離された映像及びオーディオデータをデコードして出力可能な形態で信号処理する。
コンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対する信号処理が行われると、放送受信装置100は信号処理された映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析して予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出することができる。少なくとも1つのイベント区間が検出されると、放送受信装置100は検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間及び当該映像区間に関連する前後映像区間に基づいてコンテンツ要約区間を決定し、決定されたコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成する(S630、S640)。実施形態によって、放送受信装置100は予め保存されたイベント検出モジュール、コンテンツ要約モジュール及び要約コンテンツ生成モジュールを用いてコンテンツに対するイベント検出、コンテンツ要約区間決定及び要約コンテンツを生成することができる。このようなモジュールを通じて要約コンテンツが生成されると、放送受信装置100は生成された要約コンテンツを保存する。その後、放送受信装置100はユーザ命令に応じて、ユーザ命令に対応するコンテンツに関連する要約コンテンツを出力するか、或いは、コンテンツ及び要約コンテンツを同時に出力する(S650)。
一方、上述のステップS620において放送受信装置100は、次のような実施形態を通じてユーザの要請したコンテンツから予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出することができる。
一実施形態によって、放送受信装置100はコンテンツに含まれた映像データを分析し、予め保存された試合状況条件に対応する映像区間を少なくとも1つのイベント区間として検出することができる。ここで、予め保存された試合状況条件は、多様なジャンルのコンテンツのうちスポーツ関連コンテンツから少なくとも1つのイベント区間を検出するための条件であってよい。
更に別の実施形態によって、放送受信装置100はコンテンツに含まれたオーディオデータを分析し、予め保存された臨界レベル以上のオーディオ信号レベルを有する映像区間をイベント区間として検出することができる。
更に別の実施形態によって、放送受信装置100はコンテンツに含まれたオーディオデータに対するSTT分析を行ってテキストデータを生成し、生成されたテキストデータを用いて予め設定された単語の含まれた映像区間をイベント区間として検出することができる。
しかし、本発明はそれに限定されず、放送受信装置100は放送サーバ(図示せず)またはコンテンツサーバ(図示せず)からスポーツ関連コンテンツ及び当該スポーツに対するイベント情報を受信することができる。この場合、放送受信装置100は受信したイベント情報に基づいてユーザの要請したコンテンツに含まれた映像データ或いはオーディオデータを分析し、特定映像区間をイベント区間として検出することができる。更に、放送サーバ(図示せず)或いはコンテンツサーバ(図示せず)から受信されたスポーツ関連コンテンツは、映像及びオーディオデータだけでなく、テキスト形態の字幕情報を含む付加データを更に含むことができる。この場合、放送受信装置100は、スポーツ関連コンテンツに含まれた付加データを分析して予め設定された単語を含むテキストイメージを含む付加データに関連する映像区間をイベント区間として検出することができる。
このような多様な実施形態を通じて少なくとも1つのイベント区間が検出されると、放送受信装置100は、予め検出された少なくとも1つのイベント区間が要約コンテンツ生成のための有効区間か否かを判断し、検出されたイベント区間が有効区間である場合、当該イベント区間に対する映像区間及び当該映像区間の前後区間に基づいてコンテンツ要約区間を決定することができる。以下では、図7を参照して、放送受信装置100で予め検出された少なくとも1つのイベント区間をコンテンツ要約区間として決定する方法について詳細に説明する。
図7は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対応する映像区間に基づいて要約コンテンツ生成のためのコンテンツ要約区間を決定する方法のフローチャートである。
図7に示すように、放送受信装置100は、要約コンテンツ生成のためのイベント検出モジュールを用いて予め受信されたコンテンツから少なくとも1つのイベント区間が検出されると、検出されあた少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間のイメージ情報に含まれた色相及び色相別の割合値に基づいて予め受信されたコンテンツがスポーツ関連コンテンツか否かを判断する(S710)。
実施形態によって、放送受信装置100は各スポーツ種目別に予め定義されたフィールドカラー及びフィールドカラーに対応する色相の占める割合値に関連して予め設定された第1臨界値を保存することができる。よって、放送受信装置100は、予め保存されたスポーツ種目別のフィールドカラー及び第1臨界値に基づいて予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間のイメージ情報に含まれた色相情報のうち、予め定義されたフィールドカラーに対応する色相があるか否かを判断する。判断の結果、予め獲得したフィールドカラーに対応する色相があれば、放送受信装置100は予め定義されたフィールドカラーに対応する色相の割合値を算出し、算出された割合値が予め設定された第1臨界値以上か否かを判断する。判断の結果、予め設定された第1臨界値以上である場合、放送受信装置100は予め受信されたコンテンツがスポーツ関連コンテンツと判断することができる。
このように、受信されたコンテンツがスポーツ関連コンテンツである場合、放送受信装置100は当該スポーツに対するプレイ状況を判断する(S720)。
一実施形態によって、放送受信装置100は予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間と隣接する周辺映像区間のイメージ情報に含まれた色相のうち、予め定義されたフィールドカラーに対応する色相の割合値が予め設定された第2臨界値以上か否かに応じて、当該スポーツに対するプレイ状況を判断することができる。ここで、第2臨界値は、上述の第1臨界値と同一か新たな値に設定された値であってよい。
具体的に、放送受信装置100は、イベント区間として検出された映像区間と隣接する周辺映像区間のうち少なくとも1つの周辺映像区間に予め定義されたフィールドカラーに対応する色相が含まれていないか、或いは、予め定義されたフィールドカラーに対応する色相の割合値が予め設定された第2臨界値未満であれば、スポーツに対するプレイが進行されていない状況と判断することができる。ここで、スポーツに対するプレイが進行されていない状況は、例えば、サッカースポーツの場合はハーフタイムであってよく、野球スポーツの場合は攻守交代が行われる状況であってよい。一方、イベント区間として検出された映像区間と隣接する周辺映像区間が予め定義されたフィールドカラーに対応する色相を全て含んでおり、フィールドカラーに対応するそれぞれの色相別の割合値が予め設定された第2臨界値以上なら、放送受信装置10はスポーツに対するプレイが進行されていると判断することができる。
更に別の実施形態によって、放送受信装置100は予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間のイメージから試合進行状況をガイドするガイド領域を抽出し、抽出されたガイド領域に基づいてスポーツに対するプレイ状況を判断することができる。ここで、ガイド領域は、試合スコア及び試合進行時間のうち少なくとも1つを含んでよい。
よって、放送受信装置100は、予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間のイメージのうち、試合進行状況をガイドするガイド領域に含まれた試合スコア或いは試合進行時間を分析して当該スポーツに対するプレイ進行状況を判断することができる。
一方、上述のように、予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間から受信されたコンテンツがスポーツ関連コンテンツであり、当該スポーツがプレイ進行状況と判断されると、放送受信装置100は少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間の検出された時間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得する(S730)。その後、放送受信装置100は、予め設定された固定時間に存在する前後映像区間のうち少なくとも1つの映像区間でシーン変化が発生するか否かを判断する(S740)。
判断の結果、予め設定された固定時間に存在する前後映像区間にシーン変化が発生すると判断されると、放送受信装置100は予め設定された固定時間内に属する前後映像区間のうち、可変された固定時間内に存在する前後映像区間を獲得する(S750)。すなわち、放送受信装置100は、予め設定された固定時間内に属する前後映像区間のうち少なくとも1つのイベント区間が検出された時間の区間映像に関連する前後映像区間の属する時間に予め設定された固定時間を可変する。その後、放送受信装置100は、可変された固定時間内に属する前後映像区間及び当該前後映像区間の間に存在する少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間をコンテンツ要約区間として決定する(S760)。一方、ステップ740において、予め設定された固定時間に存在する前後映像区間にシーン変化が発生していないと判断されると、放送受信装置100は予め設定された固定時間に存在する前後映像区間及び前後映像区間の間に存在する少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間をコンテンツ要約区間として決定することができる。
一方、本発明に係る固定時間は、絶対固定時間を含んでよく、このような絶対固定時間は可変されない。よって、放送受信装置100は、固定時間内に存在する前後映像区間のうち、絶対固定時間内に存在する前後映像区間を除く残りの前後映像区間のうち、シーン場面の変化された区間があるか否かを判断する。判断の結果、シーン場面の変化された区間があれば、放送受信装置100は絶対固定時間を除く残りの固定時間内で固定時間を可変して予め検出されたイベント区間に対する映像区間に関連する前後映像区間を獲得することができる。
その後、放送受信装置100は、イベント区間に対する映像区間及び当該映像区間を基準に予め設定された固定時間或いは可変された固定時間内に存在する前後映像区間を含むコンテンツ要約区間を決定し、決定されたコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成及び保存する(S770)。
図8は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で要約コンテンツを生成する方法に対するフローチャートである。
図8に示すように、放送受信装置100は少なくとも1つのイベント区間が検出されると、検出されたイベント区間に対するサムネール情報を保存する。このとき、放送受信装置100は、イベント区間の検出された時間情報も同時に保存することができる。その後、放送受信装置100は、少なくとも1つのイベント区間が検出された映像区間と、予め設定された固定時間或いは可変された固定時間内に存在する前後映像区間を含むコンテンツ要約区間が決定されると、予め保存されたサムネールイメージを獲得する(S810)。ここで、獲得したサムネールイメージは、予め決定されたコンテンツ要約区間に基づいて生成される要約コンテンツを識別するためのものである。このようなサムネールイメージが獲得されると、放送受信装置100は獲得したサムネールイメージが複数個であるか否かを判断する(S820)。
判断の結果、複数のサムネールイメージが獲得されると、放送受信装置100は複数のサムネールイメージのうち、予め設定された条件を満たすサムネールイメージを代表サムネールイメージとして獲得する(S830)。実施形態によって、放送受信装置100は、要約コンテンツ生成のためのコンテンツ要約区間に関連して複数のサムネールイメージが獲得されると、獲得した複数のサムネールイメージのうち予め定義された有効フィールドカラーに対応する色相の数が最も少ないサムネールイメージオまたは複数のサムネールイメージのそれぞれに含まれた同一のオブジェクトのうち、サイズの最も大きいオブジェクトを含むサムネールイメージを代表イメージとして決定することができる。一方、放送受信装置100は、複数のサムネールイメージのそれぞれに含まれたオブジェクトが相互同一ではない場合、各サムネールイメージに含まれたオブジェクトの数が最も少ないか或いはサイズが最も大きいオブジェクトを含むサムネールイメージを代表サムネールイメージとして決定することができる。このような代表サムネールイメージとして決定されると、放送受信装置100は予め決定されたコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成し、生成された要約コンテンツと予め決定された代表サムネールイメージとを相互マッチングさせて保存する(S840)。
一方、上述のステップS820において、コンテンツ要約区間に関連して獲得されたサムネールイメージが単一個であれば、放送受信装置100はステップS840で予め決定されたコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成し、生成された要約コンテンツと予め獲得した単一のサムネールイメージとを相互マッチングさせて保存することができる。その後、ユーザから要約コンテンツに対する再生命令が入力されると、放送受信装置100は予め保存された複数の要約コンテンツのうち再生命令に対応する少なくとも1つの要約コンテンツを順次に再生する。このとき、放送受信装置100は、再生命令に対応する少なくとも1つの要約コンテンツに対するサムネールイメージを画面上にディスプレイすることができる。それにより、画面上にディスプレイされたサムネールイメージのうち1つが選択されると、放送受信装置100は選択されたサムネールイメージに関連する要約コンテンツから順次に再生することができる。
これまで、本発明の係る放送受信装置100で受信されたコンテンツに対する要約コンテンツを生成する方法について詳細に説明してきた。以下では、放送受信装置100でコンテンツを構成する複数の映像フレームの各画素値に基づいて要約コンテンツを生成する動作及び方法について詳細に説明する。
上述の制御部130は、ユーザから視聴中のコンテンツ或いは保存部160に保存された録画コンテンツに対する要約コンテンツサービス命令が入力されると、入力された要約コンテンツサービス命令に関連するコンテンツの複数の映像フレームの画素値を比較し、要約コンテンツサービスのためのイメージ領域を検出する。このとき、制御部130は、要約コンテンツサービス命令が入力された時点のコンテンツに対する複数の映像フレームの画素値を比較して要約コンテンツサービスのためのイベント領域を検出することが望ましい。ここで、要約コンテンツサービス関連コンテンツはスポーツ試合に対するコンテンツであってよく、イベント領域はスポーツ試合時間をガイドする時間情報、チーム情報、スコア情報を含むスポーツ試合状況をガイドするスコアボード領域であってよい。
このようなイベント領域が検出されると、制御部130はイベント領域が検出された後、当該コンテンツに対する映像フレームが入力されると、入力された映像フレームから予め検出されたイベント領域に対応する領域を検出し、イベント領域と当該イベント領域に対応する領域の文字変化を検知してイベント発生有無を検知する。ここで、文字変化を検知することは、例えば、サッカースポーツの場合、ゴールが入った後にスコア関連数字が変化されるか否かを検知することであってよい。よって、制御部130は、スコア関連数字が変化されるか否かに応じてイベントが発生したと検知することができる。このようなイベントが発生したと検知されると、制御部130はイベントの発生した時点の映像フレーム区間に基づいてハイライト映像のような要約コンテンツを生成し、生成された要約コンテンツを保存部160に保存する。実施形態によって、制御部130はイベントの発生した時点の映像フレームが獲得されると、イベントの発生した時点の映像フレームと当該映像フレームの前後映像フレームのうち、予め設定された固定時間に存在する前後映像フレームに基づいて要約コンテンツを生成することができる。
一方、制御部130は、イベントの発生した時点の映像フレーム区間に基づいて要約コンテンツが生成されると、生成された要約コンテンツを含む複数の映像フレームのうち1つの映像フレームに対する映像イメージを当該要約コンテンツを識別するための代表サムネールイメージとして決定することができる。実施形態によって、制御部130は要約コンテンツを含む複数の映像フレーム別の映像イメージを分析して、ズームインショットイメージに該当する映像フレームの映像イメージを代表サムネールイメージとして決定することができる。このように、要約コンテンツを識別するための代表サムネールイメージが決定されると、制御部130は予め生成された要約コンテンツ及び当該要約コンテンツを識別するために代表サムネールイメージに決定された映像イメージを相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
具体的に、制御部130は、コンテンツを構成する複数の映像フレームの画素差に基づいてイベント領域を検出し、検出されたイベント領域に基づいてその後の映像フレームに当該イベント領域に対応する領域があるか否かを判断する。その後、制御部130は、イベント領域及び当該イベント領域に対応する領域を分析し、文字変化が発生するか否かに応じてイベントが発生したか否かを検知する。
具体的に、制御部130は、後述のイベント検出部131を介してイベント領域を 検出することができる。具体的に、イベント検出部131は、コンテンツを構成する複数の映像フレームのうち、第1及び第2映像フレームの間の相互対応する各画素領域別の画素差と予め設定された臨界値とを比較し、予め設定された臨界値未満の画素差を有する画素領域の数を算出する。その後、イベント検出部131は、予め設定された臨界値未満の画素差を有する画素領域の数が予め設定された臨界画素数未満である場合、予め設定された臨界回数以上連続的に検出されるか否かを判断する。判断の結果、予め設定された臨界値未満の画素差を有する画素領域の数が予め設定された臨界回数以上連続的に検出されると、イベント領域検出部131は臨界値未満の画素差未満の画素差を有する画素領域に基づいてイベント領域を検出し、検出されたイベント領域を保存部160に保存する。
より具体的に、ユーザから要約コンテンツ再生命令が入力された後、当該命令に対応するコンテンツの映像フレームが入力されてよい。このような映像フレームが少なくとも2つ以上入力されると、イベント検出部121は最初入力された映像フレーム(以下、第1映像フレームという)(In−1)の各画素領域と次の映像フレーム(以下、第2映像フレームという)(In)の各画素領域から画素差(Dn−1)を算出する。その後、イベント検出部131は、各画素領域別の画素差(Dn−1)が算出されると、算出されたそれぞれの画素差(Dn−1)と予め設定された臨界値とを比較し、予め設定された臨界値未満の画素差(Dn−1)を有する画素領域の数を算出する。
実施形態によって、イベント検出部131は、臨界値未満の画素差を有する画素領域と残りの画素領域の変数を異なるように適用し、臨界値未満の画素差を有する画素領域に適用された変数の数から画素領域の数を算出することができる。具体的に、イベント検出部131は、第1映像フレーム(In−1)の各画素領域の変数を1に初期化する。その後、イベント検出部131は、第1及び第2映像フレーム(In−1)(In)に基づいて予め設定された臨界値未満の画素差(Dn−1)を有する画素領域の変数を1に維持し、予め設定された臨界値以上の画素差(Dn−1)を有する画素領域の変数を0に変換する。それにより、イベント検出部131は、第1映像フレーム(In−1)の各画素領域が変数のうち変数1に維持された画素領域の数を算出することができる。
このように、画素領域の数が算出されると、イベント検出部131は変数1に維持されは画素領域の数と予め設定された臨界画素数とを比較し、変数1に維持された画素領域の数が予め設定された臨界画素数未満か否かを判断する。判断の結果、予め設定された臨界画素数未満の場合、イベント検出部131はStatic_Countを1増加させる。その後、イベント検出部131は、変数の変化された第1映像フレーム(In−1)と第2映像フレーム(In)以後の第3映像フレーム(In+1)の各画素領域別の画素差と予め設定された臨界値とを比較し、予め設定された臨界値未満の画素差(Dn−1)を比較し、予め設定された臨界値未満の画素差(Dn−1)を有する画素領域の変数を1に維持し、予め設定された臨界値以上の画素差(Dn−1)を有する画素領域の数と予め設定された臨界画素数とを比較し、変数1に維持された画素領域の数が予め設定された臨界画素数未満の場合、1が増加されたStatic_Countに1を追加で増加させる。このような一連の動作を通じ、Static_Countの値が予め設定された値(予め設定された臨界回数)以上になると、イベント検出部131は第1映像フレーム(In−1)の変数のうち、変数1に維持された画素領域を要約コンテンツサービスのためのイベント領域として検出することができる。
実施形態によって、イベント検出部131はFlood Fillアルゴリズムのような連結領域(Connected Component)アルゴリズムを用いて第1映像フレーム(In−1)の変数のうち、変数1に維持された画素領域からイベント領域を検出することができる。このようなアルゴリズムは、公知となった技術であるため、本発明では詳細な説明を省略する。
一方、本発明の更なる態様によって、イベント検出部131は予め検出されたイベント領域を分析してイベント発生有無を判断することができるソース情報を生成し、生成されたソース情報を保存部160に保存する。ここで、イベント領域はスポーツ試合関連スコアボード領域であり、ソース情報は試合時間領域、スコア領域及びチーム領域のうち少なくとも1つを含んでよい。
一実施形態によって、イベント検出部131は予め検出されたイベント領域内の各画素領域別に設定された変数のうち、画素差発生を示す変数に設定された画素領域に基づいて試合時間領域を含むソース情報を生成し、生成されたソース情報を保存部160に保存することができる。
例えば、サッカー関連スポーツの場合、スコアボード領域として検出されたイベント領域には試合時間を示す試合時間領域を含むことができ、当該試合時間領域は分単位の時間及び秒単位の時間を含むことができる。よって、試合時間領域のうち、秒単位の時間を示す領域の画素領域の変数と残りのイベント領域の画素領域の変数とは異なってよい。すなわち、イベント領域の画素領域うち、秒単位の時間を示す画素領域の変数は0になってよく、秒単位の時間を示す画素領域を除く残りのイベント領域の画素領域の変数は1になってよい。よって、イベント検出部131は、イベント領域の画素領域別の変数から1ではない0の変数を有する画素領域が検出されると、0の変数を有する画素領域を基準に予め設定された画素領域を試合時間領域として決定することができる。このとき、イベント検出部131は、0の変数を有する画素領域を基準に予め設定された左側領域を画素領域を試合時間領域として決定することが望ましい。
このような試合時間領域が決定されると、イベント検出部131は予め決定されたイベント領域と予め決定された試合時間領域とを含むソース情報を相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
更に別の実施形態によって、イベント検出部131は数字認識アルゴリズムを用いて予め検出されたイベント領域から数字を検出し、検出された数字が少なくとも2つ以上連続的に存在すると、数字の検出された画素涼気に基づいて試合時間領域を含むソース情報を生成して保存部160に保存することができる。ここで、数字認識アルゴリズムは、Optical Digit Recognition(ODR)アルゴリズムとして、このような数字認識アルゴリズムは公知となった技術であるため、詳細な説明は省略する。
例えば、サッカー関連スポーツの場合、スコアボード領域として検出されたイベント領域にはスコア及び試合時間を示す領域を含むことができ、各領域を通じて数字イメージが表示されてよい。特に、スコアを示す領域の場合、単一数字イメージが表示されてよく、試合時間を示す領域の場合、複数の数字イメージが表示されてよい。
よって、イベント検出部131は、このような数字認識アルゴリズムを用いて予め検出されたイベント領域から数字が検出されると、検出された数字のうち少なくとも2つ以上連続的に存在する数字を検出し、当該数字の検出された画素領域を基準に予め設定された画素領域を試合時間領域として決定することができる。このとき、イベント検出部131は、2つ以上連続的に存在する数字を除く残りの数字に関連して当該数字の検出された画素領域を基準に予め設定された画素領域をスコア領域として決定することができる。このように、試合時間領域または試合時間領域とスコア領域とが決定されると、イベント検出部131は、試合時間領域または指示時間領域とスコア領域とを含むソース情報を生成し、生成されたソース情報と予め検出されたイベント領域とを相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
更に別の実施形態によって、イベント検出部131は、文字認識アルゴリズムを用いて試合時間領域、スコア領域、チーム領域のうち少なくとも1つを含むソース情報を生成して保存部160に保存することができる。ここで、文字認識アルゴリズムは、Optical Character Recognition(OCR)アルゴリズムとして、このような文字認識アルゴリズムは公知となった技術であるため、詳細な説明は省略する。
例えば、サッカー関連スポーツの場合、スコアボード領域に検出されたイベント領域にはスコア、リーム名及び試合時間を示す領域を含んでおり、各領域を通じて数字及び文字イメージが表示されてよい。よって、イベント検出部131は、このような文字認識アルゴリズムを用いて予め検出されたイベント領域から数字及び文字イベントが表示されると、文字イメージを示す領域をチーム領域として決定し、数字イメージを示す領域をスコア及び試合時間を示す領域として決定することができる。上述のように、スコアを示す領域の場合、単一数字イメージが表示されてよく、試合時間を示す領域の場合、複数の数字イメージが表示されてよい。
よって、イベント検出部131は、予め検出されたイベント領域から数字が検出されると、検出された数字のうち少なくとも2つ以上連続的に存在する数字の検出された画素領域を基準に予め設定された画素領域を試合時間領域として決定することができる。なお、イベント検出部131は、2つ以上連続的に存在する数字を除く残りの数字に関連して当該数字の検出された画素領域を基準に予め設定された画素領域をスコア領域として決定することができる。このように、チーム領域、スコア領域及び試合時間領域が決定されると、イベント検出部131はチーム領域、スコア領域及び試合時間領域を含むソース情報を生成し、生成されたソース情報と予め検出されたイベント領域とを相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
このように、イベント検出部131を介してイベント領域が検出されると、制御部130はイベント領域が検出された後に入力された映像フレームの各画素領域のうちイベント領域に対応する画素領域を分析してイベント領域に対応する領域が存在するか否かを判断する。
具体的に、制御部130は、予め検出されたイベント領域のち、試合時間領域を除く残りの画素領域と、残りの画素領域に対応する映像フレームの画素領域から算出された画素差のうち、予め設定された臨界値未満の画素差を有する映像フレームの画素領域の数を獲得する。その後、制御部130は、予め検出されたイベント領域のうち、試合時間領域を除く残りの画素領域数対比予め設定された臨界値未満の画素差を有する映像フレームの画素領域数の割合値が予め設定された画素割合値未満である場合、イベント領域に対応する領域をイベント領域と判断する。
より具体的に、制御部130は、イベント検出部131を介してイベント領域が検出された後、映像フレームが入力されると、入力された映像フレームの画素領域のうち、予め検出されたイベント領域の画素領域に対応する画素領域(以下、イベント候補領域という)を獲得する。
このような映像フレームのイベント候補領域が獲得されると、制御部130はイベント候補領域の画素領域のうち、予め検出されたイベント領域に関連して予め生成されたソース情報に含まれた試合時間領域を除く残りの領域の画素領域に対応する画素領域(第2残りの画素領域という)を獲得する。その後、制御部130は、イベント領域の画素領域のうち、試合時間領域を除く残りの領域の画素領域とイベント候補領域から獲得した第2残りの画素領域から各画素領域別の画素差を算出する。その後、制御部130は、各画素領域別に算出された画素差と予め設定された臨界値とを比較し、予め設定された臨界値未満の画素差を有する第2残りの画素領域の数を獲得する。その後、制御部130は、イベント領域の残りの画素領域数対比予め設定された臨界値未満の画素差を有する映像フレームの画素領域数の割合値を算出する。
実施形態によって、イベント領域の画素領域のうち、試合時間領域を除く残りの領域の変数は1であってよい。なお、イベント候補領域のうち、第2残りの画素領域の変数は1であってよい。よって、制御部130は、変数が1のイベント領域の残りの領域に対する画素領域の数を獲得する。その後、制御部130は、予め設定された臨界値未満の画素差を有する第2残りの画素領域の変数を1から0に変更し、予め設定された臨界値以上の画素差を有する第2残りの画素領域の変数を1に維持する。その後、制御部130は、予め獲得したイベント領域の残りの領域に対する画素領域数対比第2残りの画素領域のうち、変数が1に維持された画素領域数の割合値を算出する。その後、制御部130は算出された割合値と予め設定された臨界値とを比較し、予め算出された割合値が予め設定された臨界値未満である場合、イベント領域に対応するイベント候補領域をイベント領域と判断することができる。
判断の結果、イベント領域に対応する領域が存在すると、制御部130は予め検出されたイベント領域に対するソース情報に基づいてイベント領域及びイベント領域に対応する領域を分析してイベント発生有無を検知する。
具体的に、制御部130は予め検出されたイベント領域に関連して予め保存されたソース情報にスコア領域が含まれているか否かを判断する。判断の結果、スコア領域が含まれていない場合、制御部130はイベント領域に対応する領域の画素領域のうち、ソース情報に含まれた試合時間領域を除く残りの画素領域に対応する画素領域の変数に基づいてスコア領域を決定する。その後、制御部130は、予め検出されたスコア領域に基づいて予め検出されたイベント領域からスコア領域からスコア領域を決定する。その後、制御部130は、数字認識アルゴリズムを用いてそれぞれのスコア領域から数字を認識して数字変化有無に応じてイベント発生有無を検知する。
上述のように、イベント領域(以下、第1イベント領域という)に対応する領域(以下、第2イベント領域という)の変数は、第1及び第2イベント領域の画素領域間の画素差に応じて1から0に、または、1に維持されてよい。上述のように、第2イベント領域の第2残りの画素領域のうち、第1及び第2イベント領域の画素領域間の画素差が予め設定された臨界値以上の画素領域の変数は1であってよく、残りの画素領域の変数は0であってよい。
よって、制御部130は第2イベント領域のうち、試合時間領域を除く残りの領域に対する画素領域のうち変数が1の画素領域を獲得する。その後、制御部130は、変数が1の画素領域が予め設定された数以上連続的に隣接しているか否かを判断し、連続的に隣接していると、連結領域アルゴリズムを用いて変数が1の画素領域からスコア領域を決定する。その後、制御部130は、第2イベント領域から決定されたスコア領域に基づいて第1イベント領域のスコア領域を決定することができる。このように、第1及び第2イベント領域のスコア領域がそれぞれ決定されると、制御部130は数字認識アルゴリズムを用いてそれぞれのスコア領域から数字を認識する。その後、制御部130はそれぞれのスコア領域から認識された数字を比較して両数字が相互異なると、イベントが発生したと判断することができる。
例えば、第1イベント領域のスコア領域から認識された数字は0であってよく、第2イベント領域のスコア領域から認識された数字は1であってよい。このように、両数字が相互異なると判断されると、制御部130はイベントが発生したと検知することができる。
一方、ソース情報にスコア領域が含まれていると、制御部130はスコア領域に基づいて第2イベント領域からスコア領域を検出する。その後、制御部130は、数字認識アルゴリズムを用いて第1及び第2イベント領域のスコア領域から数字を認識し、認識された数字を比較して両数字が相互異なると、イベントが発生したと検知することができる。このように、両スコア領域から認識された数字を通じてイベントが発生したと検知されると、制御部130は保存部160に予め保存された第1イベント領域及びソース情報を第2イベント領域及び第2イベント領域に関連するソース情報にアップデートする。
よって、上述のイベント検出部131は、イベント領域及びソース情報がアップデータされた後に映像フレームが入力されると、アップデータされたイベント領域及びソース情報に基づいて新たなイベント領域を検出することができ、制御部130はイベント検出部131を介して検出されたイベント領域に基づいてイベント発生有無を検知することができる。
一方、制御部130はイベントが発生したと検知されると、上述のように、イベントが発生したと検知された時点の映像フレームと、当該映像フレームを基準に予め設定された固定時間内に存在する前後映像フレームに基づいて要約コンテンツを生成する。なお、制御部130は、生成された要約コンテンツを含む複数の映像フレームのうち、ズームインショットイメージに該当する映像フレームの映像イメージを当該要約コンテンツを識別するための代表サムネールイメージとして決定した後、予め生成された要約コンテンツとともに相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
これまで、本発明に係る要約コンテンツサービス提供のためにイベント発生有無を判断する放送受信装置100の各構成について詳細に説明する。以下では、本発明に係る放送受信装置100でイベント発生有無を判断する動作について多様な実施形態を通してより具体的に説明する。
図9は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置からイベント領域を検出する例示図である。
図9の(a)及び(b)に示すように、第1及び第2映像フレームが入力されると、制御部130はイベント検出部131を介してイベント領域を検出する。上述のように、イベント検出部131は、第1及び第2映像フレームの各画素領域別の画素差を算出した後、算出された画素差と予め設定された臨界値とを比較して予め設定された臨界値未満の画素差を有する画素領域を抽出する。
図示のように、第1及び第2映像フレームに対応する第1及び第2映像イメージ900、900’のうち左側上段にはスコアボード910、910’が表示されてよい。この場合、スコアボード910、910’に対応する画素領域は予め設定された臨界値未満の画素差を有してよい。よって、イベント検出部131は、第1及び第2映像イメージ900、900’の左測上段にそれぞれ表示されたスコアボード910、910’に対応する画素領域をイベント領域として検出することができる。
図10は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で初期映像フレームに設定された変数を示す例示図であり、図11は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で複数の映像フレームに基づいて予め設定された臨界値未満の画素差を有する映像フレームに設定された変数を示す例示図である。
上述の図9の(a)における第1映像イメージ900に対応する第1映像フレームが入力されると、イベント検出部131は第1映像フレームの画素領域の変数を1に初期設定する。すなわち、イベント検出部131は、図10に示すように、第1映像フレームに関連して各画素領域別の変数が1に初期設定された映像フレーム1010を生成する。このように、各画素領域別の変数が1に初期設定された映像フレーム1010が生成された状態で、上述の図9の(b)における第2映像フレーム900’に対応する第2映像フレームが入力されると、イベント検出部131は第1及び第2映像フレームの各画素領域別の画素差を算出する。その後、イベント検出部131は、領域別に算出された画素差と予め設定された臨界値とを比較し、予め設定された臨界値未満の画素差を有する画素領域を除く残りの画素領域の変数を1から0に変更する。
上述のように、第1及び第2映像フレームのそれぞれに対応する第1及び第2映像イメージ900、900’の左側上段にはスコアボード910、910’が表示されてよい。よって、スコアボード910、910’に対応する画素領域を除く残りの画素領域は予め設定された臨界値以上の画素差を有してよい。この場合、イベント検出部131は、図11に示すように、第1映像フレームに関連して生成された映像フレーム1010の各画素領域別に設定された変数のうち、予め設定された臨界値以上の画素差を有する画素領域の変数を1から0に変更し、予め設定された臨界値未満の画素差を有する画素領域の変数を予め設定された1に維持する。すなわち、イベント検出部131は、スコアボード910、910’に対応する画素領域の変数を予め設定された1に維持し、残りの画素領域の変数を予め設定された1から0に変換してよい。
その後、イベント検出部131は、連結領域アルゴリズムを用いて画素領域の変数が予め設定された1に維持された画素領域からイベント領域1110を検出することができる。一方、図9の(a)において、第1映像フレームに対応するスコアボード910には試合時間を示す時間情報を含むことができ、当該時間情報は分単位の時間と秒単位の時間とを含むことができる。よって、秒単位の時間が表示される領域は第1及び第2映像フレーム間の画素差が予め設定された臨界値以上であってよい。よって、予め検出されたイベント領域1110内の画素領域のうち、秒単位の時間の表示される領域に対応する画素領域の変数は0であってよい。このように、予め検出されたイベント領域1110内に変数が0の画素領域が検出されると、イベント検出部131は当該画素領域を試合時間関連領域であると判断する。よって、イベント検出部131は、予め検出されたイベント領域1110内に変数が0の画素領域1120を基準に予め設定された画素領域を試合時間領域1130として決定することができる。
図12は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置でイベント発生有無を検知する第1例示図であり、図13は、本発明の別の実施形態に係る放送受信装置でイベント発生有無を検知する第2例示図である。
図12に示すように、イベント領域が検出された状態で、入力された映像フレームがイベント領域に対応する領域として検出されると、制御部130は予め検出されたイベント領域と当該イベント領域に対応する領域との各画素領域別の画素差に基づいて設定された変数からイベント発生有無を検知することができる。
具体的に、図12の(a)に示すように、入力された映像フレームに対する映像イメージ1200に関連して左側上段にはスコアボード1210が表示されてよく、スコアボード1210の表示される領域は、イベント領域に対応する領域として判別された領域であってよい。この場合、制御部130は、イベント領域の各画素領域別に設定された変数とスコアボード1210の表示される領域の各画素別に設定された変数とに基づいてイベント発生有無を判断する。もし、両領域の各画素領域別に設定された変数に基づいてイベント領域の画素領域1210’のうち、試合時間領域の画素領域1210’−1を除く残りの領域の画素領域に対する変数が同様に維持されてよい。
すなわち、入力された映像フレームに対する映像イメージ1200上に表示されたスコアボード1210にはスコアイメージ1220が表示されてよく、スコアイメージ1220上に表示された数字は以前の映像イメージのスコアイメージ上に表示された数字と同一であってよい。この場合、図12の(b)に示すように、イベント領域の画素領域1210’のうち、試合時間領域の画素領域1210’−1を除く残りの領域の画素領域に対する変数が同一に維持されてよい。このように、試合時間領域の画素領域1210’−1を除く残りの領域の画素領域に対する変数が同一に維持されると、制御部130はイベントが発生していないと判断する。
一方、図13の(a)に示すように、入力された映像フレームに対する映像イメージ1300に関連して左側上段に表示されたスコアボード1310上にはスコアイメージ1320が表示されてよい。そして、スコアイメージ1320上に表示された数字は以前の映像イメージのスコアボード上に表示された数字と異なってよい。
例えば、図12で説明した映像イメージ1200のスコアボード1210に含まれたスコアイメージ1220上には0:0というスコア関連数字が表示されてよい。すなわち、映像イメージ1200が入力される前までの映像イメージのスコアボードに含まれたスコアイメージ1220上には0:0というスコア関連数字が表示されてよい。一方、映像イメージ1200が入力された後、図13で説明した映像イメージ1300が入力されてよく、入力された映像イメージ1300のスコアボード1310に含まれたスコアイメージ1320上には0:1というスコア関連数字が表示されてよい。
この場合、図13の(b)に示すように、イベント領域の画素領域1310’のうち、試合時間領域の画素領域1320’を除く残りの領域の画素領域で一部の画素領域1310’−2の変数が1から0に変更されてよい。このように、試合時間領域の画素領域1310’−1を除く残りの画素領域のうち、一部の画素領域1320’−2の変数が変更されると、制御部130は数字認識アルゴリズムを用いて変数の変更された画素領域1320’−2に対するスコア領域とスコアボード1310上に含まれたスコアイメージ1320に対応する画素領域に対するスコア領域から数字を認識する。その後、それぞれのスコア領域から認識された数字が相互異なると、制御部130はイベントが発生したと検知することができる。
これまで、多様な実施形態を通じて本発明に係る放送受信装置100の動作について詳細に説明してきた。以下では、本発明に係る放送受信装置100で要約コンテンツサービスを提供する方法について詳細に説明する。
図14は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で要約コンテンツサービスを提供する方法のフローチャートである。
図14に示すように、放送受信装置100はユーザの要約コンテンツサービス命令に応じて、ユーザの要請したコンテンツに対する映像フレームが入力される。このような複数の映像フレームが入力されると、放送受信装置100は入力された複数の映像フレームのうち、最初に入力された映像フレームとその後に入力された映像フレームの画素値を比較し、要約コンテンツサービスのためのイベント領域を検出する(S1410)。ここで、要約コンテンツサービス関連コンテンツは、スポーツ試合に対するコンテンツであってよく、イベント領域はスポーツ試合時間をガイドする時間情報、チーム情報、スコア情報を含むスポーツ試合状況をガイドするスコアボード領域であってよい。
このようなイベント領域が検出されると、放送受信装置100はイベント領域が検出された後、当該コンテンツに対する映像フレームが入力されると、入力された映像フレームから予め検出されたイベント領域に対応する領域を検出し、イベント領域と当該イベント領域に対応する領域との文字変化を検知し、イベント発生有無を検知する(S1420)。ここで、文字変化を検知することは、例えば、サッカースポーツの場合、ゴールが入った後にスコア関連数字が変化されるか否かを検知するものであってよい。よって、放送受信装置100はスコア関連数字が変化されるか否かに応じて、イベントが発生したと検知することができる。このようなイベントが発生したと検知されると、放送受信装置100はイベントの発生した時点の映像フレーム区間に基づいてハイライト映像のような要約コンテンツを生成し、生成された要約コンテンツを保存する(S1430)。このとき、放送受信装置100は、イベントの発生した時点の映像フレーム区間に基づいて要約コンテンツが生成されると、生成された要約コンテンツを含む複数の映像フレームのうち1つの映像フレームに対する映像イメージを当該要約コンテンツを識別するための代表サムネールイメージとして決定することができる。その後、放送受信装置100は予め生成された要約コンテンツ及び当該要約コンテンツを識別するために代表サムネールイメージとして決定された映像イメージを相互マッチングさせて保存することができる。
以下では、放送受信装置100でイベント領域を検出する方法について詳細に説明する。
図15は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置でイベント領域を検出する方法のフローチャートである。
図15に示すように、放送受信装置100は複数の映像フレームのうち、最初に入力された第1映像フレーム及び第1映像フレームが入力された後に入力された第2映像フレームの間の相互対応する各画素領域別の画素差を算出する(S1510)。
各画素領域別の画素差が算出されると、放送受信装置100は各画素領域別に算出された画素差と予め設定された臨界値とを比較し、予め設定された臨界値未満の画素差を有する画素領域数を算出する(S1520)。予め設定された臨界値未満の画素差を有する画素領域数が算出されると、放送受信装置100は予め設定された臨界値未満の画素差を有する画素領域数が予め設定された臨界画素数未満か否かを判断する(S1530)。判断の結果、予め設定された臨界画素数以上の場合、放送受信装置100はステップS1510ないしS1530を通じて、第2映像フレーム及び第2映像フレームの後に入力された映像フレームの間の画素値に基づいて予め設定された臨界値未満の画素差を有する画素領域数が予め設定された臨界画素数未満か否かを判断する。
一方、ステップS1530において予め設定された臨界値未満の画素差を有する画素領域数が予め設定された臨界画素数未満である場合、放送受信装置100は予め設定された臨界回数以上連続的に検出されるか否かを判断する(S1540)。判断の結果、予め設定された臨界回数未満で検出されたと判断されると、放送受信装置100は予め設定された臨界回数以上検出されるまで、上述のステップS1510ないしS1540の動作を繰り返し行う。
このような一連の動作を通じて、予め設定された臨界回数以上連続的に検出されると、放送受信装置100は予め設定された臨界値未満の画素差を有する画素領域に基づいてイベント領域を検出し、検出されたイベント領域を保存する(S1550)。その後、放送受信装置100は予め検出されたイベント領域を分析してイベント発生有無を判断するためのソース情報を生成し、生成されたソース情報を保存する(S1560)。ここで、イベント領域は、スポーツ試合関連スコアボード領域であり、ソース情報は試合時間領域、スコア領域及びチーム領域のうち少なくとも1つを含んでよい。
一実施形態によって、放送受信装置100は予め検出されたイベント領域内の各画素領域別に設定された変数のうち、画素差発生を示す変数に設定された画素領域に基づいて試合時間領域を含むソース情報を生成し、生成されたソース情報を保存することができる。別の実施形態によって、放送受信装置100は数字認識アルゴリズムを用いて予め検出されたイベント領域から数字を検出し、検出された数字が少なくとも2つ以上連続的に存在すると、数字の検出された画素領域に基づいて試合時間領域を含むソース情報を生成して保存することができる。更に別の実施形態によって、放送受信装置100は文字認識アルゴリズムを用いて試合時間領域、スコア領域、チーム領域のうち少なくとも1つを含むソース情報を生成して保存することができる。
このように、チーム領域、スコア領域及び試合時間領域が決定されると、放送受信装置100はチーム領域、スコア領域及び試合時間領域を含むソース情報を生成し、生成されたソース情報と予め検出されたイベント領域とを相互マッチングさせて保存することができる。
これまで、本発明に係る放送受信装置100で要約コンテンツサービスのためのイベント領域を検出する方法について詳細に説明してきた。以下では、放送受信装置100で予め検出されたイベント領域に基づいてイベント発生有無を検知する方法について詳細に説明する。
図16は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置でイベント発生有無を検知する方法を示すフローチャートであり、図17は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置でイベント領域に対応する領域を検出する方法を示すフローチャートである。
図16に示すように、放送受信装置100はイベント領域が検出された後、映像 フレームが入力されると、入力された映像フレームの各画素領域のうちイベント領域に対応する画素領域を分析してイベント領域に対応する領域が存在するか否かを判断する(S1610、S1620)。
より具体的に、図17に示すように、放送受信装置100は予め検出されたイベント領域のうち試合時間領域を除く残りの画素領域と、残りの画素領域に対応する映像フレームの画素領域から画素差を算出する(S1710)。その後、放送受信装置100は、各画素領域から算出された画素差のうち、予め設定された臨界値未満の画素差を有する映像フレームの画素領域数を獲得する(S1720)。
その後、放送受信装置100は、予め検出されたイベント領域のうち試合時間領域を除く残りの画素領域数対比予め設定された臨界値未満の画素差を有する映像フレームの画素領域数の割合値を算出する(S1730)。このように、割合値が算出されると、放送受信装置100は算出された割合値と予め設定された画素割合値とを比較して予め設定された画素割合値未満か否かを判断する(S1740)。判断の結果、算出された割合値が予め設定された画素割合値未満である場合、放送受信装置100はイベント領域に対応する領域をイベント領域と同一の領域で検出する(S1750)。
このように、図17を介してイベント領域に対応する領域が検出されると、放送受信装置100は予め検出されたイベント領域に関連して予め保存されたソース情報にスコア領域が含まれているか否かを判断する(S1630)。判断の結果、スコア領域が含まれていない場合、放送受信装置100はイベント領域に対応する領域の画素領域のうち、ソース情報に含まれた試合時間領域を除く残りの画素領域に対応する画素領域の変数に基づいてスコア領域を決定する(S1640)。
実施形態によって、イベント領域(以下、第1イベント領域という)に対応する領域(以下、第2イベント領域という)の変数は、第1及び第2イベント領域の画素領域間の画素差に応じて1から0に、または1に維持されてよい。よって、放送受信装置100は、第2イベント領域のうち試合時間領域を除く残りの領域に対する画素領域のうち変数が1の画素領域を獲得する。その後、放送受信装置100は、変数が1の画素領域が予め設定された数以上連続的に隣接しているか否かを判断して連続的に隣接している場合、連結領域アルゴリズムを用いて変数が1の画素領域からスコア領域を決定する。その後、放送受信装置100は予め検出されたスコア領域に基づいて予め検出されたイベント領域からスコア領域を決定する。
このように、イベント領域及びイベント領域に対応する領域からスコア領域がそれぞれ決定されると、放送受信装置100は数字認識アルゴリズムを用いてそれぞれのスコア領域から数字を認識して数字変化有無に応じてイベント発生有無を検知する(S1650)。
一方、ステップS1630において、ソース情報にスコア領域が含まれていると、放送受信装置100はスコア領域に基づいてイベント領域に対応する領域でスコア領域を検出する。その後、放送受信装置100は、上述のステップS1650のように、数字認識アルゴリズムを用いてそれぞれのスコア領域から数字を認識し、認識された数字を比較して両数字が相互異なると、イベントが発生したと検知することができる。このように、両スコア領域から認識された数字を通じてイベントが発生したと検知されると、放送受信装置100は予め保存されたイベント領域及びソース情報を当該イベント領域に対応する領域及び当該領域に対するソース情報にアップデートする。
よって、放送受信装置100はイベント領域及びソース情報がアップデートされた後に映像フレームが入力されると、アップデートされたイベント領域及びソース情報に基づいて新たなイベント領域を検出し、検出されたイベント領域に基づいてイベント発生有無を検知することができる。
以下では、上述の放送受信装置100で受信されたコンテンツに対する要約コンテンツ生成及び当該要約コンテンツに対するサムネールイメージを決定する更に別の実施形態について具体的に説明する。
上述のデータ処理部150は、コンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対するデコードを行うデコード部151を含んでよい。よって、デコード部151はユーザの要請したチャネルのコンテンツが受信されると、受信されたコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対するデコードを行う。しかし、本発明はそれに限定されずに、デコード部151は保存部160に予め保存されたコンテンツのうち、ユーザ命令に対応するコンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行うことができる。
一方、上述の保存部160は、ユーザの要請に応じて、視聴中のコンテンツ或いは予約設定されたコンテンツに関連してレコーディングされた録画コンテンツを保存することができる。更に、保存部160は視聴中のコンテンツ或いは録画コンテンツに対する要約コンテンツ及び要約コンテンツを識別するための代表サムネールイメージを保存することができる。ここで、要約コンテンツは、リアルタイムでストリーミングされるコンテンツまたはレコーディングされた録画コンテンツに対するハイライト映像であってよく、代表サムネールイメージはJPEG(Joint Photographic Experts Group)映像イメージであってよい。しかし、本発明はそれに限定されず、代表サムネールイメージはBMP(Bitmap)、GIF(Graphic Interchange Format)等の映像イメージであってよい。
よって、上述の出力部120は、制御部130の制御命令に応じて、映像出力部121及びオーディオ出力部123を介してユーザの要請したチャネルのコンテンツ或いは保存部160に予め保存された録画コンテンツの映像及びオーディオデータを出力するだけでなく、要約コンテンツに対する映像及びオーディオデータを出力することができる。
具体的に、要約コンテンツに対する映像及びオーディオデータを出力する場合、映像出力部121は、要約コンテンツ及び要約コンテンツを識別する代表サムネールイメージを同時に画面上にディスプレイすることができる。よって、ユーザが代表サムネールイメージを選択すると、映像出力部121は制御部130の制御命令に応じて、選択された代表サムネールイメージに対応する要約コンテンツから順次にディスプレイすることができる。このような要約コンテンツと代表サムネールイメージをディスプレイする動作は以下で詳細に説明する。
一方、上述の制御部130は、デコードされた映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析してイベント発生による要約コンテンツを生成する。なお、制御部130は、現在再生されるコンテンツに関連してデコードされた映像データの映像イメージを分析して予め設定された条件に対応する映像イメージを候補サムネールイメージとして決定し、保存部160に保存する。すなわち、制御部130は、コンテンツが再生される時点と同期化した時点から当該コンテンツの映像データに対する映像イメージを分析して予め設定された条件に対応する映像イメージを候補サムネールイメージとして決定し、決定された候補サムネールイメージを保存部160に保存することができる。
一方、制御部130は要約コンテンツが生成されると、要約コンテンツに含まれた時間情報に基づいて保存部160に予め保存された少なくとも1つの候補サムネールイメージのうち、当該要約コンテンツに対応する候補サムネールイメージを獲得し、獲得した候補サムネールイメージを当該要約コンテンツの代表サムネールイメージとして決定し、保存部160に保存する。ここで、要約コンテンツに含まれた時間情報は要約コンテンツに関連するコンテンツの再生時間と同期化した時間を基準に当該要約コンテンツが再生される時間であってよい。一方、制御部130は要約コンテンツの代表サムネールイメージに決定された候補サムネールイメージをJPEG映像イメージに変換して保存部160に保存することが望ましい。
一方、制御部130は、デコードされた映像データの映像イメージを分析して候補サムネールイメージを決定する前に、デコードされた映像データの映像イメージ及び映像イメージの前後映像イメージを分析して上下左右のうち少なくとも1つの領域にブラックイメージが連続的に検出されるか否かを判断する。
一般的に、SD映像フォーマット或いはHD映像フォーマットからなるコンテンツの場合、ディスプレイされる映像データの出力画面の割合が通常映像フォーマットからなる映像データの出力画面の割合と異なってよい。よって、SD映像フォーマット或いはHD映像フォーマットからなる映像データの場合、上下左右のうち少なくとも1つの領域にブラックイメージを含んでよい。それにより、制御部130はコンテンツに対する再生が開始されると、最初に映像出力部121を介して出力される映像データから連続する映像データのうち、予め設定された数の映像データを分析して上下左右のうち少なくとも1つの領域にブラックイメージが連続的に検出されるか否かを判断する。判断の結果、少なくとも1つの領域にブラックイメージが連続的に検出されると、制御部130はブラックイメージを含む少なくとも1つの映像を除去した後、ブラックイメージを含む領域の除去された分だけ映像イメージをリサイジングする。
その後、制御部130はリサイジングされた映像イメージ或いはオリジナル映像イメージを分析してズームインショット(Zoom−In Shot)イメージに該当する映像イメージを候補サムネールイメージに決定して保存部160に保存することができる。それにより、保存部160は、現在再生されているコンテンツに対する少なくとも1つの候補サムネールイメージを保存することができる。
上述のように、デコードされた映像データの映像イメージを分析してズームインショットイメージを候補サムネールイメージに決定する制御部130は、次のような実施形態を通じて映像イメージがズームインショットか否かを判断して候補サムネールイメージを決定することができる。
一実施形態によって、制御部130はデコードされた映像データ別の映像イメージを分析して有効フィールドカラーに対応する色相の画素割合値に基づいてズームインショットイメージと判断される映像データの映像イメージを候補サムネールイメージとして決定することができる。
具体的に、保存部160は、スポーツ種目別に映像イメージを示す色相のうち、代表色相を示す有効フィールドカラーに対する割合及び映像イメージの全色相の画素対比有効フィールドカラーの画素割合を示す基準画素割合値を保存することができる。
よって、制御部130は、デコードされた映像データ別の映像イメージを分析して有効フィールドカラーに対応する色相の画素割合値を算出する。その後、制御部130は、予め算出された画素割合値と予め設定されて保存部160に保存された当該有効フィールドカラーに対する基準画素割合値を比較し、基準画素割合値未満の画素割合値を有する映像イメージをズームインショットと判断することができる。よって、制御部130は、ズームインショットイメージと判断された映像イメージを候補サムネールイメージとして決定して保存部160に保存することができる。
例えば、サッカー、野球、アメリカンフットボール、ゴルフスポーツの有効フィールドカラーはグリーン(Green)カラーに設定されてよく、競泳スポーツの有効フィールドカラーはブルー(Blue)カラーに設定されてよく、アイスホッケー、スピードスケーティングスポーツの有効フィールドカラーはホワイト(White)カラーに設定されてよい。このように、保存部160は、各スポーツ種目別に各スポーツ種目に対する代表色相を示す有効フィールドカラーが設定されてよい。なお、保存部160は、スポーツ関連コンテンツの映像データに対する映像イメージを示す全色相の画素対比当該スポーツに対する有効フィールドカラーの画素割合を示す基準画素割合値を保存することができる。
例えば、再生中のコンテンツがサッカー関連コンテンツである場合、制御部130は再生中のコンテンツの映像データ別の映像イメージを分析してサッカースポーツの有効フィールドカラーのグリーンカラーの画素値と全映像イメージを示す色相の画素値からグリーンカラーに対する画素割合値を算出する。その後、制御部130は、算出されたグリーンカラーに対する画素割合値と予め設定されて保存されたサッカースポーツ関連基準画素割合値を比較し、基準画素割合値未満の画素割合値を有する映像イメージを読み取り、読み取られた映像イメージを候補サムネールイメージに決定して保存部160に臨時保存する。このとき、制御部130は、候補サムネールイメージに決定された映像イメージが再生される時点の時間情報を保存部160に同時に保存する。よって、保存部160は再生中のコンテンツに関連する少なくとも1つの候補サムネールイメージ及び当該候補サムネールイメージに対する時間情報を保存することができる。
更に別の実施形態によって、制御部130はデコードされた映像データ別の映像イメージを分析して映像イメージを示す画素数と予め設定された臨界画素数とを比較する。その後、制御部130は、デコードされた映像データ別の映像イメージのうち、予め設定された臨界画素数未満の画素数を含む映像イメージをズームインショットイメージと判断し、ズームインショットと判断された映像イメージを候補サムネールイメージに決定して保存部160に保存する。このとき、制御部130は、候補サムネールイメージに決定された映像イメージが再生される時点の時間情報を獲得し、当該候補サムネールイメージに決定された映像イメージとともに保存部160に保存する。よって、保存部160は、再生中のコンテンツに関連する少なくとも1つの候補サムネールイメージ及び当該候補サムネールイメージに対する時間情報を保存することができる。
例えば、デコードされた映像データ別の映像イメージのうち、第1映像イメージは5の色相に対する画素数を含むことができ、第2映像イメージは10の色相に対する画素数を含むことができる。そして、予め設定された臨界画素数は7に設定されてよい。この場合、制御部130は、第1及び第2映像イメージの画素数のそれぞれと臨界画素数とを比較して、臨界画素数より少ない画素数を含む第1映像イメージを候補サムネールイメージとして決定することができる。候補サムネールイメージが決定されると、制御部130は候補サムネールイメージとして決定された第1映像イメージと候補サムネールイメージに決定された第1映像イメージの再生される時点の時間情報を保存部160に保存することができる。
更に別の実施形態によって、制御部130はデコードされた映像データ別の映像イメージに含まれたオブジェクトのうち、予め設定された臨界サイズ以上のオブジェクトを含む映像イメージをズームインショットイメージと判断し、ズームインショットと判断された映像イメージを候補サムネールイメージに決定して保存部160に保存する。このとき、制御部130は、候補サムネールイメージに決定された映像イメージの再生される時点の時間情報を獲得し、当該候補サムネールイメージとして決定された映像イメージとともに保存部160に保存する。それにより、保存部160は再生中のコンテンツに関連する少なくとも1つの候補サムネールイメージ及び当該候補サムネールイメージに対する時間情報を保存することができる。
更に別の実施形態によって、制御部130はデコードされた映像データ別の映像イメージを相互比較分析する。このとき、制御部130は、上述の多様な実施形態のうち1つを通じて、映像データ別の映像イメージを相互比較分析することができる。その後、制御部130は、相互比較された映像イメージのうち1つの映像イメージを候補サムネールイメージに決定し、候補サムネールイメージに決定された映像イメージを保存することができる。
このような多様な実施形態を通じて、再生中のコンテンツに関連する少なくとも1つの候補サムネールイメージが決定されると、制御部130は予め決定された少なくとも1つの候補サムネールイメージと以前の映像イメージのヒストグラムに基づいてシーン変化率を決定する。その後、制御部130は、予め決定されたシーン変化率と予め設定された基準変化率とを比較し、予め設定された基準変化率未満のシーン変化率を有する候補サムネールイメージを除く残りの候補サムネールイメージを保存部160から削除する。それにより、保存部160は、予め設定された基準変化率未満のシーン変化率を有する候補サムネールイメージのみを保存することができる。
具体的に、制御部130は予め決定された少なくとも1つの候補サムネールイメージに対する映像イメージと当該映像イメージの以前の映像イメージのそれぞれに対するヒストグラムを生成する。その後、制御部130はユークリッド距離(Euclidean Distance)を用いてそれぞれのヒストグラムの相違値を算出し、算出された相違値の度合いに応じて、候補サムネールイメージに対するシーン変化率を決定することができる。このように、候補サムネールイメージに対するシーン変化率が決定されると、制御部130は予め決定された候補サムネールイメージのシーン変化率が予め設定された基準変化率未満のシーン変化率か否かに応じて、当該候補サムネールイメージを保存部160から削除するか否かを決定することができる。
このように、再生中のコンテンツに関連して少なくとも1つの候補サムネールイメージが保存部160に保存されると、制御部130は予め保存された少なくとも1つの候補サムネールイメージの時間情報と要約コンテンツの再生関連時間情報とに基づいて当該要約コンテンツの再生区間に属する候補サムネールイメージが保存部160に保存されているか否かを判断する。判断の結果、予め生成された要約コンテンツの再生区間に属する候補サムネールイメージが保存部160に保存されていると、制御部130は当該候補サムネールイメージを予め生成された要約コンテンツに対する代表サムネールイメージとして決定することができる。
一方、予め生成された要約コンテンツの再生区間に属する候補サムネールイメージが保存部160に保存されていない場合、制御部130は予め生成された要約コンテンツの再生が終了する区間の映像イメージを代表サムネールイメージとして決定することができる。しかし、本発明はそれに限定されずに、制御部130は予め設定された要約コンテンツの再生が開始する区間の映像イメージ或いは要約コンテンツを構成する複数の映像イメージのうちズームインショットイメージに関連する映像イメージを代表サムネールイメージとして決定することができる。このように、予め生成された要約コンテンツに対する代表サムネールイメージが決定されると、制御部130は予め決定された代表サムネールイメージと当該要約コンテンツとを相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
一方、制御部130は、上述の実施形態を通じてデコードされた映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析してイベント発生によるイベント区間を検出し、検出されたイベント区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。具体的に、制御部130は、検出されたイベント区間に該当する映像区間及び当該映像区間が前後映像区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。ここで、前後映像区間は予め設定された条件に対応する映像区間であってよい。実施形態によって、制御部130はイベント区間が検出されると、検出されたイベント区間に該当する映像区間を基準に予め設定された固定時間内に存在する前後映像区間を獲得することができる。このような予め設定された固定時間内に存在する前後映像区間が獲得されると、制御部130はイベント区間に該当する映像区間及び予め設定された固定時間内に存在する前後映像区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。
このとき、制御部130は、固定時間内に存在する前後映像区間の映像イメージを分析してシーン場面の変化された映像区間があるか否かに応じて、予め獲得した前後映像区間のうち一部の映像区間と、イベント区間に該当する映像区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。
図18は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置でブラックイメージを含む映像イメージを加工処理する例示図である。
図18の(a)は、SD映像フォーマット或いはHD映像フォーマットからなるコンテンツに含まれた映像イメージ1810は、上下左右領域1820にブラックイメージを含んでよい。このように、映像イメージ1810は、上下左右領域1820にブラックイメージが含まれている場合、制御部130は、上下左右領域1820に含まれたブラックイメージを除去した後、映像イメージ1810をリサイジングする。すなわち、制御部130は、映像イメージ1810の上下左右領域1820に含まれたブラックイメージを除去した後、ブラックイメージの除去された領域1920分だけ映像イメージ1810をリサイジングする。よって、制御部130は、図18の(b)に示すように、ブラックイメージを含む領域1820分だけサイズの拡大された映像イメージ1810’を生成することができる。
図19は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で候補サムネールイメージを決定する例示図である。
図19に示すように、制御部130は、コンテンツが再生される時点と同期した時点から当該コンテンツに含まれた映像データの映像イメージを分析する。コンテンツが再生される場合、第1映像イメージ1910から順次に画面上にディスプレイされてよい。よって、制御部130は、第1映像イメージ1910から順次に分析することができる。図示のように、第1出力映像イメージ1910’は第1映像イメージ1910に対応する映像イメージとして、制御部130は、第1出力映像イメージ1910’の有効フィールドカラーに対応する色相の画素割合値を算出する。例えば、有効フィールドカラーに対応する色相がグリーンであれば、制御部130は第1出力映像イメージ1910’を示す色相の画素対比有効フィールドカラーに対応するグリーンカラーの画素から画素割合値を算出することができる。このような画素割合値が算出されると、制御部130は第1出力映像イメージ1910’の有効フィールドカラーに対応するグリーンカラーに対する画素割合値が予め設定された基準画素割合値未満か否かを判断する。判断の結果、第1出力映像イメージ1910’の有効フィールドカラーに対応するグリーンカラーに対する画素割合値が予め設定された基準画素割合値以上であれば、制御部130は第1映像イメージ1910に対応する第1出力映像イメージ1910’がズームインショットイメージではないと判断する。
このような方式を通じて、制御部130は第1映像イメージ1910から順次に画面上にディスプレイされる映像イメージのうち、第2映像イメージ1920及び第3映像イメージ1930がズームインショットイメージと判断することができる。ここで、ズームインショットイメージと判断された第2及び第3映像イメージ1920、1930のそれぞれに対応する第2及び第3出力映像イメージ1920’、1930’は有効フィールドカラーに対応するグリーンカラーに対する画素割合値が予め設定された基準画素割合値より少ない映像イメージであってよい。よって、制御部130は、有効フィールドカラーに関連して予め設定された基準画素割合値より少ない画素割合値を有する第2及び第3映像イメージ1920、1930をズームインショットイメージと判断し、ズームインショットイメージに該当する第2及び第3映像イメージ1920、1930を候補サムネールイメージとして決定することができる。
図20は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で予め決定された候補サムネールイメージのうち、シーン変化率に基づいて最終候補サムネールイメージを決定する例示図である。
図20の(a)及び(b)に示す第1及び第2映像イメージ2010、2020は、予め設定された条件に基づいて候補サムネールイメージに決定された映像イメージであってよい。このような第1及び第2映像イメージ2010、2020が候補サムネールイメージに決定されると、制御部130は候補サムネールイメージに決定された第1映像イメージ2010と以前の映像イメージのヒストグラムに基づいてシーン変化率を決定する。なお、制御部130は、候補サムネールイメージに決定された第2映像イメージ2020と以前の映像イメージのヒストグラムに基づいてシーン変化率を決定する。その後、制御部130は、候補サムネールイメージに決定された第1及び第2映像イメージ2010、2020のシーン変化率と予め設定された基準変化率とを比較し、予め設定された基準変化率未満のシーン変化率を有する候補サムネールイメージを最終の候補サムネールイメージとして決定する。
図示のように、第1及び第2映像イメージ2010、22020のうち第1映像イメージ2010はカメラアングルの急激な移動によって、ブラー(Blur)現象の発生した映像イメージであってよい。よって、このようなブラー現象の発生した第1映像イメージ2010は以前の映像イメージとのシーン変化率が大きいため、予め設定された基準変化率より大きい変化率を有してよい。よって、制御部130は、第1及び第2映像イメージ2010、2020のうち第1映像イメージを候補サムネールイメージから除き、第2映像イメージ2020のみを最終の候補サムネールイメージとして決定することができる。
図21は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置に要約コンテンツを生成する例示図である。
図21に示すように、制御部130はデコードされた映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することができる。上述のように、制御部130は、イベント検出部131を介してデコードされた映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することができる。
図示のように、第1映像区間2111がイベント区間として検出されると、制御部130はイベント区間として検出された第1映像区間2111を基準に予め設定された固定時間内に存在する前後映像区間を獲得する。よって、第1映像区間2111を基準に以前の映像区間2113、2120のうち第2映像区間2113が予め設定された固定時間内に存在してよく、第1映像区間2111を基準の以後の映像区間2115、2130のうち第3映像区間2115が予め設定された固定時間内に存在してよい。
このように、第1映像区間2111を基準に予め設定された固定時間内に存在する第2及び第3映像区間2113、2115が獲得されると、制御部130は第1ないし第3映像区間2111、2113、2115に基づいて要約コンテンツ2110を生成することができる。
このとき、制御部130は、予め獲得した第2及び第3映像区間2113、2115内に含まれた映像イメージを分析してシーン変化の発生した映像区間があるか否かを判断し、シーン変化の発生した映像区間があれば、当該映像区間を除く残りの映像区間と予め検出されたイベント区間に該当する第1映像区間2111に基づいて、要約コンテンツを生成することができる。
図22は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で要約コンテンツを再生する例示図である。
図22に示すように、放送受信装置100は、ユーザの要約コンテンツサービス命令が入力されると、入力された要約コンテンツサービス命令に対応する要約コンテンツ2210を画面の上段領域にディスプレイし、当該要約コンテンツに関連して予め生成された第1ないし第3代表サムネールイメージ2220〜2240を画面の下段領域にディスプレイすることができる。ここで、第1代表サムネールイメージ2220は要約コンテンツ2110に関連するコンテンツから最初のイベント発生による要約コンテンツを識別するためのイメージであってよく、第3代表サムネールイメージ2230は当該コンテンツから最後のイベント発生による要約コンテンツを識別するためのイメージであってよい。
よって、放送受信装置100は、ユーザの要約コンテンツサービス命令が入力された後、追加命令が入力されないと、映像出力部121を介して第1代表サムネールイメージ2210とマッチングされた要約コンテンツ2210から順次に出力することができる。
一方、放送受信装置100は、ユーザの要約コンテンツサービス命令が入力された後、第2代表サムネールイメージ2220に対する選択命令が入力されると、現在再生中の要約コンテンツ2210を中断し、映像出力部121を介して第2代表サムネールイメージ720とマッチングされた要約コンテンツ2210から順次に出力することができる。
これまで、多様な実施形態を通じて、本発明に係る放送受信装置100の動作について詳細に説明してきた。以下では、本発明に係る放送受信装置100で要約コンテンツサービスを提供する方法について詳細に説明する。
図23は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で要約コンテンツサービスを提供する方法のフローチャートである。
図23に示すように、放送受信装置100はユーザの要請した少なくとも1つのコンテンツの映像及びオーディオデータをデコードする(S2310)。ここで、ユーザの要請したコンテンツは、放送サーバ(図示せず)を介してリアルタイムでストリーミングされたり予め保存された録画コンテンツであってよい。
このようなコンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードが行われると、放送受信装置100はデコードされた映像データの映像イメージと当該映像イメージの前後映像イメージとを分析し、上下左右のうち少なくとも1つの領域にブラックイメージが連続的に検出されるか否かを判断する(S2320)。
一般的に、SD映像フォーマット或いはHD映像フォーマットからなるコンテンツの場合、ディスプレイされる映像データの出力画面の割合が通常映像フォーマットからなる映像データの出力画面の割合と異なってよい。よって、SD映像フォーマット或いはHD映像フォーマットからなる映像データの場合、上下左右のうち少なくとも1つの領域にブラックイメージを含んでよい。それにより、放送受信装置100はコンテンツに対する再生が開始されると、最初にデコードされた映像データから連続する映像データのうち、予め設定された数の映像データを分析して上下左右のうち少なくとも1つの領域にブラックイメージが連続的に検出されるか否かを判断する。
判断の結果、ブラックイメージを含む領域が検出されると、放送受信装置100はブラックイメージを含む少なくとも1つの領域を除去した後、ブラックイメージを含む領域が除去された分だけ映像イメージをリサイジングする(S2330)。
その後、放送受信装置100はデコードされた映像データの映像イメージを分析して少なくとも1つの候補サムネールイメージを決定して保存する(S2340)。ここで、デコードされた映像データの映像イメージは、ブラックイメージを含まないオリジナル映像イメージか、或いは、リサイジングされた映像イメージであってよい。候補サムネールイメージを決定して保存する実施形態は、以下において図面を参照してより詳細に説明する。
その後、放送受信装置100はデコードされた映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析してイベント発生による要約コンテンツを生成する(S2350)。その後、放送受信装置100は、要約コンテンツに含まれた時間情報に基づいて要約コンテンツに対応する候補サムネールイメージを当該要約コンテンツに対する代表サムネールイメージとして決定し、決定された代表サムネールイメージと当該要約コンテンツとを相互マッチングさせて保存する(S2360)。ここで、候補サムネールイメージを決定するステップS2340と、要約コンテンツを生成するステップS2350は同時に進められてよい。すなわち、放送受信装置100は、ユーザの命令に応じて、コンテンツが再生される時点から当該コンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析して候補サムネールイメージ及び要約コンテンツを生成することができる。
一方、放送受信装置100は、上述のステップS2340において少なくとも1つの映像イメージを候補サムネールイメージとして決定するために、次のような実施形態を通じて映像イメージがズームインショットイメージか否かを判断し、候補サムネールイメージを決定することができる。以下では、図24ないし図28を通じて、放送受信装置100でデコードされた少なくとも一つの映像データの映像イメージを候補サムネールイメージとして決定する方法について詳細に説明する。
図24は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で候補サムネールイメージを決定及び保存する方法の第1フローチャートである。
図24に示すように、放送受信装置100は、コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードが行われると、デコードされた映像データ別の映像イメージを分析してズームインショットイメージと判断される映像イメージを検出する(S2410)。その後、放送受信装置100は、ズームインショットイメージと判断される映像イメージを候補サムネールイメージとして決定し、候補サムネールイメージとして決定された映像イメージを保存する(S2420)。このとき、放送受信装置100は、候補サムネールイメージとして決定された映像イメージが再生される時点の時間情報を獲得して当該候補サムネールイメージとして決定された映像イメージとともに保存する。
このように、ズームインショットイメージと判断された映像イメージが候補サムネールイメージとして決定されて保存されると、放送受信装置100は上述のステップS2360を通じて要約コンテンツに含まれた時間情報に基づいて予め保存された候補サムネールイメージのうち要約コンテンツに対応する候補サムネールイメージを当該要約コンテンツに対する代表サムネールイメージとして決定することができる。
図25は、本発明の別の実施形態に係る放送受信装置で候補サムネールイメージを決定及び保存する方法の第2フローチャートである。
図25に示すように、放送受信装置100はデコードされた映像データ別の映像イメージを分析して有効フィールドカラーに対応する色相の画素割合値を算出する(S2510)。その後、放送受信装置100は、各映像データ別に算出された画素割合値と基準画素割合値とを比較し、基準画素割合値未満の画素割合値を有する映像データを候補サムネールイメージとして決定して保存する(S2520)。このとき、放送受信装置100は、候補サムネールイメージに決定された映像イメージが再生される時点の時間情報を獲得して当該候補サムネールイメージとして決定された映像イメージとともに保存する。
具体的に、放送受信装置100は、スポーツ種目別に映像イメージを示す色相のうり、代表色相を示す有効フィールドカラーに対する割合及び映像イメージの全色相の画素対比有効フィールドカラーの画素割合を示す基準画素割合値を保存することができる。よって、放送受信装置100は、デコードされた映像データ別の映像イメージを分析して有効フィールドカラーに対応する色相の画素割合値を算出する。その後、放送受信装置100は、予め算出された画素割合値と予め設定されて保存された当該有効フィールドカラーに対する基準画素割合値とを比較し、基準画素割合値未満の画素割合値を有する映像イメージを候補サムネールイメージとして決定して保存することができる。このとき、放送受信装置100は、候補サムネールイメージに決定された映像イメージが再生される時点の時間情報を獲得して当該候補サムネールイメージに決定された映像イメージとともに保存する。
その後、放送受信装置100は、上述のステップS2360を通じて要約コンテンツに含まれた時間情報に基づいて予め保存された候補サムネールイメージのうち、要約コンテンツに対応する候補サムネールイメージを当該要約コンテンツに対する代表サムネールイメージとして決定することができる。
図26は、本発明の更に別の実施形態に係る放送受信装置で候補サムネールイメージを決定及び保存する方法の第3フローチャートである。
図26に示すように、放送受信装置100はデコードされた映像データ別の映像イメージを分析して映像イメージを示す画素数と予め設定された臨界画素数とを比較する(S2610)。その後、放送受信装置100は、デコードされた映像データ別の映像イメージのうち、予め設定された臨界画素数未満の画素数を含む映像イメージを候補サムネールイメージとして決定して保存する(S2620)。このとき、放送受信装置100は、候補サムネールイメージとして決定された映像イメージが再生される時点の時間情報を獲得して当該候補サムネールイメージとして決定された映像イメージとともに保存する。
その後、放送受信装置100は、上述のステップS2360を通じて要約コンテンツに含まれた時間情報に基づいて予め保存された候補サムネールイメージのうち、要約コンテンツに対応する候補サムネールイメージを当該要約コンテンツに対する代表サムネールイメージとして決定することができる。
図27は、本発明の更に別の実施形態に係る放送受信装置で候補サムネールイメージを決定及び保存する方法の第4フローチャートである。
図27に示すように、放送受信装置100はデコードされた映像データ別の映像イメージに含まれたオブジェクトと予め設定された臨界サイズとを比較する(S2710)。その後、放送受信装置100は、臨界サイズ以上の大きさのオブジェクトを含む映像イメージを候補サムネールイメージとして決定して保存する(S2720)。このとき、放送受信装置100は、候補サムネールイメージとして決定された映像イメージが再生される時点の時間情報を獲得して当該候補サムネールイメージとして決定された映像イメージとともに保存する。
その後、放送受信装置100は、上述のステップS2360を通じて要約コンテンツに含まれた時間情報に基づいて予め保存された候補サムネールイメージのうち、要約コンテンツに対応する候補サムネールイメージを当該要約コンテンツに対する代表サムネールイメージとして決定することができる。
図28は、本発明の更に別の実施形態に係る放送受信装置で候補サムネールイメージを決定及び保存する方法の第5フローチャートである。
図28に示すように、放送受信装置100はデコードされた映像データ別の映像イメージを相互比較分析する(S2810)。このとき、放送受信装置100は、図24ないし図27のうち少なくとも1つの実施形態を通じて映像データ別の映像イメージを相互比較分析することができる。その後、放送受信装置100は、相互比較された映像イメージのうちの1つの映像イメージを候補サムネールイメージとして決定し、候補サムネールイメージとして決定された映像イメージを保存する(S2820)。
その後、放送受信装置100は、上述のステップS2360を通じて要約コンテンツに含まれた時間情報に基づいて予め保存された候補サムネールイメージのうち、要約コンテンツに対応する候補サムネールイメージを当該要約コンテンツに対する代表サムネールイメージとして決定することができる。
このような多様な実施形態を通じて再生中のコンテンツに関連する少なくとも1つの候補サムネールイメージが決定されると、放送受信装置100は予め決定された少なくとも1つの候補サムネールイメージと以前の映像イメージのヒストグラムに基づいてシーン変化率を決定する。その後、放送受信装置100は、予め決定されたシーン変化率と予め設定された基準変化率とを比較し、予め設定された基準変化率未満のシーン変化率を有する候補サムネールイメージを除く残りの予め保存された候補サムネールイメージを削除する。それにより、放送受信装置100は、予め設定された基準変化率未満のシーン変化率を有する候補サムネールイメージのみを保存することができる。
以下では、上述のステップS2360を通じて保存受信装置100で予め保存された候補サムネールイメージのうち、1つの候補サムネールイメージを予め生成された要約コンテンツの代表サムネールイメージとして決定する方法について詳細に説明する。
図29は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で代表サムネールイメージを決定する方法のフローチャートである。
図29に示すように、放送受信装置100はコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析してイベント発生による要約コンテンツが生成されると、予め保存された少なくとも1つの候補サムネールイメージの時間情報と当該要約コンテンツの再生関連時間情報に基づいて当該要約コンテンツの再生区間に属する候補サムネールイメージが保存されているか否かを判断する(S2910)。判断の結果、予め生成された要約コンテンツの再生区間に属する候補サムネールイメージが保存されていると、放送受信装置100は当該候補サムネールイメージを予め生成された要約コンテンツに対する代表サムネールイメージとして決定する(S2920)。
一方、判断の結果、予め生成された要約コンテンツの再生区間に属する候補サムネールイメージが保存されていない場合、放送受信装置100は要約コンテンツを構成する映像イメージのうち1つの映像イメージを代表サムネールイメージとして決定する(S2930)。実施形態によって、放送受信装置100は予め生成された要約コンテンツの再生区間に属する候補サムネールイメージが保存されていないと、要約コンテンツの再生が終了する区間の映像イメージを代表サムネールイメージとして決定することができる。このように、予め決定された要約コンテンツに対する代表サムネールイメージが決定されると、放送受信装置100は代表サムネールイメージとして決定された映像イメージをJPEG映像イメージに変換し、JPEG映像イメージに変換された代表サムネールイメージと当該要約コンテンツとを相互マッチングさせて保存する(S2940、S2950)。
以下では、放送受信装置100でデコードされたコンテンツと要約コンテンツとを同時に出力する動作及び方法について詳細に説明する。
上述のように、放送サーバ(図示せず)から選局されたチャネルを通じてコンテンツを受信する受信部110は、チューナ部113とデマルチプレキシング部111を含んでよい。チューナ部113は、放送サーバ(図示せず)から提供される複数のチャネル別のコンテンツを受信し、デマルチプレキシング部111はチューナ部113を介して受信された複数のチャネル別のコンテンツのうち、ユーザの要請したチャネルのコンテンツを抽出する。このように、ユーザの要請したチャネルのコンテンツが抽出されると、データ処理部150はデコード部151を介して当該コンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、デコードされた映像及びオーディオデータを出力可能な形態で信号処理する。それにより、出力部120は、信号処理された映像及びオーディオデータを映像出力部121及びオーディオ出力部123を介して出力することができる。
一方、制御部130は、上述のように、イベント検出部131を介して検出されたイベント区間に基づいてコンテンツに対する要約コンテンツを生成して保存部160に保存する。なお、制御部130はユーザ命令に応じて、ユーザの要請したチャネルのコンテンツと保存部160に予め保存された要約コンテンツとを同時に出力するように出力部120を制御することができる。ここで、要約コンテンツはリアルタイムでストリーミングされるコンテンツまたはレコーディングされた録画コンテンツに対するハイライト映像であってよい。
実施形態によって、制御部130はユーザ命令が第1ユーザ命令である場合、視聴中のコンテンツ及び当該コンテンツに対する要約コンテンツを同時に出力するように出力部120を制御することができる。一方、ユーザ命令が第2ユーザ命令である場合、制御部130は視聴中のコンテンツ及び当該コンテンツと異なる他チャネルのコンテンツに対する要約コンテンツを同時に出力するように出力部120を制御することができる。
ここで、第1ユーザ命令は視聴中のコンテンツに対する要約コンテンツサービス要請命令であってよく、第2ユーザ命令は視聴中のコンテンツと異なる他チャネルの要約コンテンツサービス要請命令であってよい。よって、制御部130は、第1ユーザ命令が入力されると、視聴中のコンテンツに対する要約コンテンツを生成して保存部160に保存する。その後、制御部130は、視聴中のコンテンツ及び予め保存された当該コンテンツに対する要約コンテンツを同時に出力することができる。一方、第2ユーザ命令が入力されると、制御部130は、入力された第2ユーザ命令に対応するチャネルのコンテンツに対する要約コンテンツを生成して保存部160に保存する。その後、制御部130は、視聴中のコンテンツ及び予め保存された第2ユーザ命令に対応するコンテンツに対する要約コンテンツを同時に出力することができる。
一方、保存部160は、ユーザの要請に応じて、視聴中のコンテンツに関連して録画されたコンテンツ及び視聴中のコンテンツに対する要約コンテンツを保存する。なお、保存部160は、コンテンツから少なくとも1つのイベント区間を検出し、検出されたイベント区間に基づいて要約コンテンツを生成するための多様な設定情報を保存することができる。
このような保存部160は、上述のように、スポーツ関連コンテンツの映像及びオーディオデータからイベント区間を検出するために予め設定された試合状況条件及び臨界レベル値を保存するか、或いは、スポーツ関連コンテンツの付加データからイベント区間を検出するために予め設定された単語情報を保存することができる。なお、保存部160は、予め検出されたイベント区間の映像区間が有効か否かを判断するためのフィールドカラー及びフィールドカラーの割合を決定するための臨界値を保存することができる。
一方、制御部130は、ユーザの要請したコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析して予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出するようにイベント検出部131を制御する。このような制御命令に応じて、イベント検出部131は、保存部160に予め保存された条件に基づいて、ユーザの要請したコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析して予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出する。
コンテンツに含まれた映像及びオーディオデータを分析してイベント区間を検出する方法は、上記において詳細に説明しているため、以下では詳細な説明を省略する。
イベント区間が検出されると、イベント検出部131は検出された少なくとも1つのイベント区間に対する時間情報を制御部130に伝達する。それにより、制御部130は、保存部160に予め保存された録画コンテンツまたは予め設定された時間単位で予め保存されたリアルタイムコンテンツに対する映像区間のうち、当該イベント区間の検出された時間情報に基づいて、イベント区間に対する映像区間を獲得することができる。ここで、イベント区間の検出された時間情報は、当該イベント区間に対する映像区間が出力部120を介して出力される時間或いはイベント区間に対する映像区間が再生される総再生時間であってよい。
一実施形態によって、保存部160は要約コンテンツに関連するコンテンツに対する録画コンテンツを保存することができる。この場合、イベント検出部131は、出力部120を介して出力されるコンテンツのうち、予め設定された条件に対応するイベントの発生したイベント区間の時間情報を制御部130に伝達することができる。それにより、制御部130は、保存部160に予め保存された録画コンテンツの映像区間のうち、イベント検出部131によってイベント区間の検出された時間情報に対応する時間の映像区間を獲得することができる。
例えば、イベント検出部131は、出力部120を介して出力されるコンテンツに対する映像区間のうち、当該コンテンツの出力された時点を基準に30分15秒から20秒の間の映像区間を、予め設定された条件に対応するイベントの発生したイベント区間として検出することができる。そして、保存部160は、出力部120を介して出力される時点と同期化した時点にコンテンツを録画保存したり録画されたコンテンツを保存することができる。この場合、制御部130は、イベント区間として検出された時間情報に基づいて保存部160に予め保存されたコンテンツの映像区間のうち、30分15秒から20秒の間の映像区間を獲得することができる。
別の実施形態によって、保存部160は、要約コンテンツに関連するリアルタイムコンテンツの映像区間を予め設定された時間単位で臨時保存することができる。この場合、イベント検出部131は、出力部120を介して出力されるコンテンツのうち、予め設定された条件に対応するイベントの発生したイベント区間が維持される時間情報を制御部130に伝達することができる。ここで、イベント区間の維持される時間情報は、上述のように、イベント区間に対する映像区間が再生される総再生時間であってよい。それにより、制御部130は、イベント検出部131によって検出されたイベント区間が維持される時間情報に基づいて、保存部160に臨時保存された映像区間のうち、イベント区間の維持される時間に対応する時間に臨時保存された映像区間を獲得することができる。
例えば、保存部160は、1分単位でコンテンツに対する映像区間を臨時保存することができる。一方、イベント検出部131を介して検出されたイベント区間の維持される時間は5秒であってよい。この場合、制御部130は、イベント区間の維持される時間に保存部160に臨時保存された映像区間のうち、最も先に臨時保存された映像区間から5秒以内に臨時保存された映像区間までを獲得し、獲得した映像区間をイベント区間に対する映像区間として決定することができる。
このように、イベント区間の検出された時点に基づいて、当該イベント区間に対する映像区間が獲得されると、制御部130は上述の実施形態に通じて獲得した映像区間を分析して当該映像区間に対するコンテンツがスポーツ関連コンテンツか否かを判断する。
判断の結果、予め検出された少なくとも1つのイベント区間に対する映像区間がスポーツ関連コンテンツと判断されると、制御部130は、上述のように、予め検出されたイベント区間に対する映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得する。その後、制御部130は、獲得した前後映像区間のうち、シーン場面の変化された区間があるか否かを判断する。判断の結果、シーン場面の変化された区間がない場合、制御部130は少なくとも1つのイベント区間の検出された時間の映像区間と予め設定された固定時間内に属する前後映像区間をコンテンツ要約区間として決定することができる。
一方、判断の結果、シーン場面の変化された区間があれば、制御部130は予め設定された固定時間を可変して予め検出されたイベント区間に対する映像区間に関連する前後映像区間を獲得する。その後、制御部130は、予め検出されたイベント区間に対する映像区間及び可変された固定時間内に属する前後映像区間をコンテンツ要約区間として決定することができる。
一方、固定時間は、上述のように、絶対固定時間を含むことができ、このような絶対固定時間は可変されてよい。よって、制御部130は、固定時間内に存在する前後映像区間のうち、絶対固定時間内に存在する前後映像区間を除く残りの前後映像区間のうち、シーン場面の変化された区間があるか否かを判断する。判断の結果、シーン場面の変化された区間があれば、制御部130は、絶対固定時間を除く残りの固定時間内で固定時間を可変して予め検出されたイベント区間に対する映像区間に関連する前後映像区間を獲得することができる。
その後、制御部130は、予め獲得したイベント区間に対する映像区間及び当該映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を含むコンテンツ要約区間を決定し、決定されたコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成して保存部160に保存する。このとき、制御部130は、予め生成された要約コンテンツを構成する映像区間のうち、予め設定された条件に対応する1つの映像区間の映像イメージをサムネールイメージとして決定し、決定されたサムネールイメージと予め生成された要約コンテンツとをマッチングさせて保存部160に保存する。
要約コンテンツを構成する映像区間からサムネールイメージを決定し、決定されたサムネールイメージと当該要約コンテンツとをマッチングさせて保存する方法は、上記において詳細に説明しているため、以下では詳細な説明を省略する。
以下では、上述の制御部130で予め検出されたイベント区間からコンテンツ要約区間を決定する動作について詳細に説明する。
図30は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で検出されたイベント区間に基づいて要約コンテンツ生成のための有効性有無を判断するための例示図であり、図31は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置でイベント区間に対する映像区間に基づいて要約コンテンツを生成するための例示図である。
図30に示すように、放送受信装置100はサッカー関連スポーツコンテンツをディスプレイすることができ、現在ディスプレイされる映像イメージはイベント検出部131を介して予め設定された条件に対応するイベント区間として検出された時間に基づいて獲得した映像区間であってよい。このようなイベント区間に対する映像区間が獲得されると、制御部130はイベント区間に対する映像区間に適用された色相のうち、予め定義されたフィールドカラーに対応するグリーンカラーが含まれているか否かを判断する。図示のように、映像区間を示す色相のうち、グリーンカラー3010が全映像のほとんどを示すことが分かる。このように、当該映像区間を示す色相のうち、予め定義されたフィールドカラーであるグリーンカラーである場合、制御部130は当該映像区間のグリーンカラー割合値を算出し、算出された割合値が予め設定された臨界値以上か否かを判断する。判断の結果、予め設定された臨界値以上であると、イベント検出部131は現在ディスプレイ中のコンテンツがサッカー関連スポーツコンテンツであると判断することができる。
なお、制御部130は、イベント区間として検出された映像区間に対する映像イメージから試合進行状況をガイドするガイド領域3030を抽出することができる。このようなガイド領域3030が抽出されると、制御部130は抽出されたガイド領域3030に表示された試合スコア或いは試合進行時間を分析して現在ディスプレイ中のコンテンツがサッカー関連スポーツコンテンツであると判断することができる。
このように、ディスプレイ中の映像区間に関連して検出されたイベント区間から視聴中のコンテンツがスポーツ関連コンテンツと判断されると、制御部130は、当該イベント区間に対する映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得することができる。
具体的に、図31に示すように、イベント区間B3110に対する映像区間3110−1がスポーツ関連コンテンツと判断されると、制御部130は映像区間3110−1を中心に予め設定された第1固定時間3120に属する第1ないし第3映像区間3120−1〜3120−3と、予め設定された第2固定時間3130に属する第4ないし第6映像区間3130−1〜3130−3を獲得する。
その後、制御部130は、第1及び第2固定時間3120、3130に属する映像区間のうち、シーン変化の発生した区間を除く残りの映像区間に基づいて第1及び第2固定時間3120、3130を可変する。すなわち、制御部130は、シーン変化の発生した第3及び第6映像区間3120−3、3130−3を除く残りの映像区間に対応する固定時間に第1及び第2固定時間3120、3130を可変する。よって、第1固定時間3120は固定時間a3120’に可変され、第2固定時間3130は固定時間b3130’に可変されてよい。
このように、予め設定された第1及び第2固定時間3120、3130が可変されると、制御部130はイベント区間B3110に対する映像区間3110−1、可変された固定時間a3120’に対する第1及び第2映像区間3120−1、3120−2と、可変された固定時間b3130’に対する第4及び第5映像区間3130−1、3130−2を含むコンテンツ要約区間を決定し、決定されたコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。
しかし、本発明はそれに限定されず、第1及び第2固定時間3120、3130は斜線領域のように絶対固定時間3120”、3130”を含むことができ、それぞれの絶対固定時間3120”、3130”内に存在する映像区間はシーン変化によらず、イベント区間B3110に対する映像区間とともにコンテンツ要約区間に含まれてよい。
一方、制御部130は、上述のように、第1または第2ユーザ命令に応じて、ユーザの要請したコンテンツ及び当該コンテンツに関連して予め生成された要約コンテンツを同時に出力するか、或いは、ユーザの要請したコンテンツ及び他コンテンツに関連して予め生成された要約コンテンツを同時に出力するように出力部120を制御する。ここで、第1ユーザ命令は、視聴中のコンテンツに関連する要約コンテンツサービスに対する要請命令であってよく、第2ユーザ命令は、視聴中のコンテンツと異なる他コンテンツに関連する要約コンテンツサービスに対する要請命令であってよい。
それにより、出力部120は、映像出力部121を介してユーザの要請したコンテンツの映像データを第1画面サイズに適するように調整し、要約コンテンツの映像データを第2画面サイズに適するように調整し、当該要約コンテンツに対するサムネールイメージを第3画面サイズに適するように調整する。なお、出力部120は、オーディオ出力部123を介してユーザの要請したコンテンツのオーディオデータまたは要約コンテンツに対するオーディオデータをスピーカで出力する。実施形態によって、第1または第2ユーザ命令が入力されると、制御部130はユーザの要請したコンテンツのオーディオデータに対する出力を中断し、要約コンテンツに対するオーディオデータが出力されるように出力部120を制御することができる。それにより、出力部120は、オーディオ出力部123を介して出力される要約コンテンツに対するオーディオデータを出力することができる。よって、スピーカは、コンテンツに対するオーディオ信号の出力を中断し、オーディオ出力部123を介して出力される要約コンテンツに対するオーディオ信号を出力することができる。
一方、制御部130は、ユーザ命令に応じて、コンテンツに関連して順次に生成された複数の要約コンテンツのうち少なくとも1つを選択的に出力するように出力部120を制御することができる。具体的に、上述のように、第1または第2ユーザ命令に応じて、放送受信装置100の第1ないし第3画面領域には映像出力部121を介して出力されたコンテンツ、要約コンテンツ及びサムネールイメージが出力されてよい。一方、ユーザは第3画面領域にディスプレイされた複数のサムネールイメージのうち1つのサムネールイメージを選択することができる。このような選択命令が入力されたり受信されると、制御部130は当該選択命令に対応するサムネールイメージを決定し、決定されたサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツから順次に出力するように出力部120を制御することができる。それにより、出力部120は、映像及びオーディオ出力部121、123を介して複数のサムネールイメージ別にマッチングされた要約コンテンツのうち、ユーザの選択命令に対応するサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツから順次に出力することができる。
図32は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置でコンテンツに対する要約コンテンツサービスを提供する例示図である。
図32に示すように、放送受信装置100は、ユーザの要請したコンテンツを全画面上にディスプレイすることができる。このようなコンテンツがディスプレイされている状態で同一のコンテンツに対する要約コンテンツサービス要請命令(第1ユーザ命令)が入力されると、放送受信装置100は画面の第1領域3210上にユーザの要請したコンテンツをディスプレイし、第1領域3210にディスプレイされるコンテンツに関連して予め生成された要約コンテンツを画面の第2領域3220に順次にディスプレイすることができる。更に、放送受信装置100は、画面の第3領域3230に順次に生成された要約コンテンツに対するサムネールイメージをディスプレイすることができる。よって、第3領域3230にディスプレイされたサムネールイメージのうち、第1サムネールイメージ3231に対する選択命令が入力されると、放送受信装置100は第1サムネールイメージ3231とマッチングされた要約コンテンツから順次に第2領域3220にディスプレイすることができる。
図33は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置でコンテンツと異なる他コンテンツに対する要約コンテンツサービスを提供する例示図である。
図33に示すように、放送受信装置100は、ユーザの要請したコンテンツを全画面上にディスプレイすることができる。このようなコンテンツがディスプレイされている状態で現在ディスプレイされるコンテンツと異なる他コンテンツに対する要約コンテンツサービス要請命令(第2ユーザ命令)が入力されると、放送受信装置100は画面の第1領域3310上にユーザの要請したコンテンツをディスプレイし、第1領域3310にディスプレイされるコンテンツと異なる他コンテンツに関連して予め生成された要約コンテンツを画面の第2領域3320に順次にディスプレイすることができる。更に、放送受信装置100は、画面の第3領域3330に順次に生成された要約コンテンツに対するサムネールイメージをディスプレイすることができる。よって、第3領域3330にディスプレイされたサムネールイメージのうち、第1サムネールイメージ3331に対する選択命令が入力されると、放送受信装置100は第1サムネールイメージ3331とマッチングされた要約コンテンツから順次に第2領域3320にディスプレイすることができる。
これまで、本発明に係る放送受信装置100の各構成について詳細に説明してきた。以下では、多様な実施形態に通じて要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置100に対する構成についてより具体的に説明する。ただ、要約コンテンツサービスに関連して各構成に対する動作説明は上記において詳細に説明しているため、以下では、このような要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置100の構成方式について詳細に説明する。
図34は、本発明の一実施形態に係るコンテンツに対する要約コンテンツを生成する放送受信装置の第1ブロック図である。
具体的に、図34に示すように、放送受信装置100は最低限の構成のみで視聴中のコンテンツに対する要約コンテンツを生成し、生成された要約コンテンツを再生することができる。そのために、放送受信装置100は、上述のように、デマルチプレキシング部111、デコード部151、出力部120、イベント検出部131、制御部130及び保存部160を含むことができ、このようなそれぞれの構成は単一構成からなってよい。
この場合、デマルチプレキシング部111は、複数のチャネル別のコンテンツのうちユーザ命令に対応するチャネルのコンテンツを抽出し、デコード部151及び制御部130に出力する。デコード部151は、デマルチプレキシング部111から出力されたコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、それにより、制御部130はデコードされたコンテンツを出力部120を介して出力する。それと同時に、制御部130は、デマルチプレキシング部111から出力されたコンテンツを保存部160に保存する。しかし、本発明はそれに限定されるわけではなく、制御部130はデコード部151からデコードされたコンテンツを保存部160に保存することができる。
一方、イベント検出部131は、デコード部151から出力されたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出する。このように、デコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間が検出されると、イベント検出部131は検出された少なくとも1つのイベント区間に対する時間情報を制御部130に伝達する。
それにより、制御部130は、保存部160に予め保存された録画コンテンツまたは予め設定された時間単位で臨時保存されたコンテンツに対する映像区間のうち、予め検出されたイベント区間に対する時間情報に基づいてイベント区間に対する映像区間を獲得する。その後、制御部130は、獲得した映像区間がスポーツ関連コンテンツなら、当該映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得し、獲得したイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間を含むコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。このような要約コンテンツが生成されると、制御部130は生成された要約コンテンツを構成する映像区間のうち、予め設定された条件に対応する1つの映像区間をサムネールイメージに決定し、予め生成された要約コンテンツとサムネールイメージとを相互マッチングさせて保存部160に保存する。
その後、要約コンテンツ再生に対するユーザ命令が入力されると、制御部130は、予め保存された要約コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行うようにデコード部151を制御し、出力部120はデコード部151からデコードされた映像及びオーディオデータを出力する。このとき、出力部120は、制御部130の制御命令に応じて、デコード部151からデコードされた映像及びオーディオデータとともに、要約コンテンツ別にマッチングされたサムネールイメージを画面上にディスプレイすることができる。一方、画面上にディスプレイされたサムネールイメージのうち1つが選択されると、制御部130は選択されたサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツからデコード部151を介してデコードして順次に再生することができる。
このように、本発明に係る放送受信装置100は、上述のそれぞれの構成に対して最低限の構成のみでコンテンツに対する要約コンテンツを生成し、生成された要約コンテンツを再生することができる。
図35は、本発明の一実施形態に係るコンテンツ及び同一のコンテンツに対する要約コンテンツを同時に再生する放送受信装置の第1ブロック図でる。
図35に示すように、放送受信装置100は、最低限の構成のみで視聴中のコンテンツ及び同一のコンテンツに関連する要約コンテンツを同時に再生することができる。そのために、放送受信装置100は、デマルチプレキシング部111、第1及び第2デコード部151−1、151−2、出力部120、イベント検出部131、制御部130及び保存部160を含むことができる。
この場合、デマルチプレキシング部111は、複数のチャネル別のコンテンツのうちユーザ命令に対応するチャネルのコンテンツを抽出し、第1デコード部151−1及び制御部130に出力する。第1デコード部151−1は、デマルチプレキシング部111から出力されたコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、制御部130はデコードされたコンテンツを出力部120を介して再生することができる。
一方、制御部130は、デマルチプレキシング部111を介して出力されたコンテンツを保存部160に保存する。しかし、本発明はそれに限定されずに、制御部130は第1デコード部151−1からデコードされたコンテンツを保存部160に保存することができる。一方、第1デコード部151−1は、デコードされたコンテンツをイベント検出部131に出力し、イベント検出部131は第1デコード部151−1を介してデコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出する。このように、デコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間が検出されると、イベント検出部131は検出された少なくとも1つのイベント区間に関する時間情報を制御部130に伝達する。
それにより、制御部130は、保存部160に予め保存されたコンテンツに対する映像区間のうち、予め検出されたイベント区間に対する時間情報に基づいてイベント区間に対する映像区間を獲得する。その後、制御部130は、獲得した映像区間がスポーツ関連コンテンツなら、当該映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得し、獲得したイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間を含むコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。このような要約コンテンツが生成されると、制御部130は生成された要約コンテンツを構成する映像区間のうち、予め設定された条件に対応する1つの映像区間をサムネールイメージに決定し、予め生成された要約コンテンツとサムネールイメージとを相互マッチングさせて保存部160に保存する。
一方、要約コンテンツサービス命令が入力されると、制御部130は、現在再生中のコンテンツに対する映像データが画面の第1領域に出力されるように出力部120を制御する。それと同時に、制御部130は、保存部160に予め保存された要約コンテンツに対する映像及びオーディオデータを第2デコード部151−3を介してデコードし、デコードされた要約コンテンツの映像データが順次に画面の第2領域に出力されるように出力部120を制御する。なお、制御部130は、画面の第3領域に予め保存された要約コンテンツ別にマッチングされたサムネールイメージが表示されるように出力部120を制御する。それにより、放送受信装置100の第1領域にはユーザの要請したチャネルのコンテンツが再生され、第2領域には当該チャネルのコンテンツに関連する要約コンテンツが再生され、第3領域には要約コンテンツに対するサムネールイメージがディスプレイされてよい。
一方、第3領域にディスプレイされたサムネールイメージのうち1つが選択されると、制御部130は、選択されたサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツに対する映像データから順次に画面の第2領域に出力されるように出力部120を制御する。それにより、放送受信装置100の第2領域にはユーザの選択したサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツから順次に再生されてよい。
このように、本発明に係る放送受信装置100は、上述のそれぞれの構成に対して最低限の構成のみでコンテンツ及び同一のコンテンツに関連する要約コンテンツを同時に再生することができる。
図36は、本発明の別の実施形態に係るコンテンツに対する要約コンテンツを生成する放送受信装置の第2ブロック図である。
具体的に、図36に示すように、放送受信装置100は第1及び第2デマルチプレキシング部111−1、111−3、デコード部151、出力部120、イベント検出部131、制御部130及び保存部160を含むことができる。
この場合、第1デマルチプレキシング部111−1は、複数のチャネル別のコンテンツのうちユーザ命令に対応するチャネルのコンテンツを抽出し、デコード部151に出力し、第2デマルチプレキシング部111−3は、第1デマルチプレキシング部111−1と同一のチャネルのコンテンツを抽出して制御部130に出力する。第1デマルチプレキシング部111−1から出力されたコンテンツを受信したデコード部151は受信されたコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、制御部130は、デコードされたコンテンツを出力部120を介して出力することができる。それと同時に、制御部130は、第2デマルチプレキシング部111−3から出力されたコンテンツを保存部160に保存する。しかし、本発明はそれに限定されるわけではなく、制御部130は第2デマルチプレキシング部111−3から出力されたコンテンツをデコード部151を介してデコードして保存部160に保存することができる。
一方、デコード部151は、デコードされたコンテンツをイベント検出部131に出力し、イベント検出部131はデコード部151を介してデコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出する。このように、デコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間が検出されると、イベント検出部131は検出された少なくとも1つのイベント区間に対する時間情報を制御部130に伝達する。
それにより、制御部130は、保存部160に予め保存された録画コンテンツまたは予め設定された時間単位で臨時保存されたコンテンツに対する映像区間のうち、予め検出されたイベント区間に対する時間情報に基づいてイベント区間に対する映像区間を獲得する。その後、制御部130は、獲得した映像区間がスポーツ関連コンテンツなら、当該映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得し、獲得したイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間を含むコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。このような要約コンテンツが生成されると、制御部130は生成された要約コンテンツを構成する映像区間のうち、予め設定された条件に対応する1つの映像区間をサムネールイメージに決定し、予め生成された要約コンテンツとサムネールイメージとを相互マッチングさせて保存部160に保存する。
その後、要約コンテンツ再生に対するユーザ命令が入力されると、制御部130は、デコード部151を介して予め保存された要約コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行って再生し、要約コンテンツ別にマッチングされたサムネールイメージを画面上にディスプレイすることができる。一方、画面上にディスプレイされたサムネールイメージのうち1つが選択されると、制御部130は選択されたサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツからデコード部151を介してデコードして順次に再生することができる。
このように、本発明に係る放送受信装置100は、第1及び第2デマルチプレキシング部111−1、111−3を介してユーザの要請したコンテンツに対する抽出を行うことで、最低限の構成からなる放送受信装置100に比べてより効率的にユーザの要請したコンテンツに対する再生及び当該コンテンツに関連する要約コンテンツを生成することができる。
図37は、本発明の別の実施形態に係るコンテンツ及び同一のコンテンツに対する要約コンテンツを同時に再生する放送受信装置の第2ブロック図である。
図37に示すように、放送受信装置100は第1及び第2デマルチプレキシング部111−1、111−3、第1及び第2デコード部151−1、151−3、出力部120、イベント検出部131、制御部130及び保存部160を含むことができる。
この場合、第1デマルチプレキシング部111−1は、複数のチャネル別のコンテンツのうちユーザ命令に対応するチャネルのコンテンツを抽出し、第1デコード部151−1に出力し、第2デマルチプレキシング部111−3は、第1デマルチプレキシング部111−1と同一のチャネルのコンテンツを抽出して制御部130に出力する。
第1デコード部151−1は、第1デマルチプレキシング部111−1から出力されたコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、制御部130はデコードされたコンテンツを出力部120を介して再生することができる。一方、制御部130は、第2デマルチプレキシング部111−3を介して出力されたコンテンツを保存部160に保存する。しかし、本発明はそれに限定されるわけではなく、制御部130は第1デコード部151−1からデコードされたコンテンツを保存部160に保存することができる。
一方、第1デコード部151−1は、デコードされたコンテンツをイベント検出部131に出力し、イベント検出部131は第1デコード部151−1を介してデコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出する。このように、デコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間が検出されると、イベント検出部131は検出された少なくとも1つのイベント区間に対する時間情報を制御部130に伝達する。
それにより、制御部130は、保存部160に予め保存されたコンテンツに対する映像区間のうち、予め検出されたイベント区間に関する時間情報に基づいてイベント区間に対する映像区間を獲得する。制御部130は、獲得した映像区間がスポーツ関連コンテンツなら、当該映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得し、獲得したイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間を含むイベント要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。このような要約コンテンツが生成されると、制御部130は生成された要約コンテンツを構成する映像区間のうち、予め設定された条件に対応する1つの映像区間をサムネールイメージに決定し、予め生成された要約コンテンツとサムネールイメージとを相互マッチングさせて保存部160に保存する。
一方、要約コンテンツサービス命令が入力されると、制御部130は、現在再生中のコンテンツに対する映像データが画面の第1領域に出力されるように出力部120を制御する。それと同時に、制御部130は、保存部160に予め保存された要約コンテンツに対する映像及びオーディオデータを第2デコード部151−3を介してデコードし、第2デコード部151−3からデコードされた要約コンテンツの映像データが順次に画面の第2領域に出力されるように出力部120を制御する。なお、制御部130は、画面の第3領域に予め保存された要約コンテンツ別にマッチングされたサムネールイメージが表示されるように出力部120を制御する。それにより、放送受信装置100の第1領域にはユーザの要請したチャネルのコンテンツが再生され、第2領域には当該チャネルのコンテンツに関連する要約コンテンツが再生され、第3領域には要約コンテンツに対するサムネールイメージがディスプレイされてよい。
一方、第3領域にディスプレイされたサムネールイメージのうち1つが選択されると、制御部130は、選択されたサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツに対する映像データから順次に画面の第2領域に出力されるように出力部120を制御する。それにより、放送受信装置100の第2領域にはユーザの選択したサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツから順次に再生されてよい。
このように、本発明に係る放送受信装置100は、第1及び第2デマルチプレキシング部111−1、111−3と、第1及び第2デコード部151−1、151−3の構成を含むことで、最低限の構成からなる放送受信装置100に比べてより効率的にユーザの要請したコンテンツ及び同一のコンテンツに関連する要約コンテンツを同時に再生することができる。
図38は、本発明の別の実施形態に係るコンテンツに対する要約コンテンツを生成する放送受信装置の第3ブロック図である。
具体的に、図38に示すように、放送受信装置100は第1ないし第3デマルチプレキシング部111−1〜111−5、第1及び第2デコード部151−1、151−3、出力部120、イベント検出部131、制御部130及び保存部160を含むことができる。
この場合、第1デマルチプレキシング部111−1は、複数のチャネル別のコンテンツのうち、ユーザ命令に対応するチャネルのコンテンツを抽出して第1デコード部151−1に出力し、第2デマルチプレキシング部111−3は、第1デマルチプレキシング部111−1と同一のチャネルのコンテンツを抽出して第2デコード部151−3に出力する。そして、第3デマルチプレキシング部111−5は、第1及び第2デマルチプレキシング部111−1、111−3と同一のチャネルのコンテンツを抽出して制御部130に出力する。
第1デマルチプレキシング部111−1から出力されたコンテンツを受信した第1デコード部151−1は受信されたコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、制御部130は、デコードされたコンテンツを出力部120を介して出力することができる。それと同時に、制御部130は、第3デマルチプレキシング部111−5から出力されたコンテンツを保存部160に保存する。しかし、本発明はそれに限定されるわけではなく、制御部130は第3デマルチプレキシング部111−5から出力されたコンテンツを第1デコード部151−1を介してデコードして保存部160に保存することができる。
一方、第2デコード部151−3は、第2デマルチプレキシング部111−3から出力されたコンテンツをデコードし、デコードされたコンテンツをイベント検出部131に出力する。それにより、イベント検出部131は第2デコード部151−3を介してデコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出する。このように、デコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間が検出されると、イベント検出部131は検出された少なくとも1つのイベント区間に対する時間情報を制御部130に伝達する。
それにより、制御部130は、保存部160に予め保存された録画コンテンツまたは予め設定された時間単位で臨時保存されたコンテンツに対する映像区間のうち、予め検出されたイベント区間に対する時間情報に基づいてイベント区間に対する映像区間を獲得する。その後、制御部130は、獲得した映像区間がスポーツ関連コンテンツなら、当該映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得し、獲得したイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間を含むイベント要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。このような要約コンテンツが生成されると、制御部130は生成された要約コンテンツを構成する映像区間のうち、予め設定された条件に対応する1つの映像区間をサムネールイメージに決定し、予め生成された要約コンテンツとサムネールイメージとを相互マッチングさせて保存部160に保存する。
その後、要約コンテンツ再生に対するユーザ命令が入力されると、制御部130は、第1または第2デコード部151−1、151−3を介して予め保存された要約コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行って再生し、要約コンテンツ別にマッチングされたサムネールイメージを画面上にディスプレイすることができる。一方、画面上にディスプレイされたサムネールイメージのうち1つが選択されると、制御部130は選択されたサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツから第1デコード部151−1を介してデコードして順次に再生することができる。
このように、本発明に係る放送受信装置100は、第1ないし第3デマルチプレキシング部111−1〜111−5と第及び第2デコード部151−1、151−3の構成を含むことで、図34または図36を参照して説明した放送受信装置100に比べて最も安定的且つ効率的にユーザの要請したコンテンツに対する再生及び当該コンテンツに関連する要約コンテンツを生成することができる。
図39は、本発明の別の実施形態に係るコンテンツ及び同一のコンテンツに対する要約コンテンツを同時に再生する放送受信装置の第3ブロック図である。
図39に示すように、放送受信装置100は第1ないし第3デマルチプレキシング部111−1〜111−5、第1ないし第3デコード部151−1〜151−5、出力部120、イベント検出部131、制御部130及び保存部160を含むことができる。
この場合、第1デマルチプレキシング部111−1は、複数のチャネル別のコンテンツのうちユーザ命令に対応するチャネルのコンテンツを抽出し、第1デコード部151−1に出力し、第2デマルチプレキシング部111−3は、第1デマルチプレキシング部111−1と同一のチャネルのコンテンツを抽出して第2デコード部151−3に出力する。そして、第3デマルチプレキシング部111−5は、第1及び第2デマルチプレキシング部111−1、111−3と同一のチャネルのコンテンツを抽出して制御部130に出力する。
第1デコード部151−1は、第1デマルチプレキシング部111−1から出力されたコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、制御部130は第1デコード部151−1でデコードされたコンテンツを出力部120を介して再生することができる。一方、制御部130は、第3デマルチプレキシング部111−5を介して出力されたコンテンツを保存部160に保存する。しかし、本発明はそれに限定されるわけではなく、制御部130は第1ないし第3デコード部151−1〜151−5のうちの1つからデコードされたコンテンツを保存部160に保存することができる。
一方、第2デコード部151−3は、デコードされたコンテンツをイベント検出部131に出力し、イベント検出部131は第2デコード部151−3を介してデコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出する。このように、デコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間が検出されると、イベント検出部131は検出された少なくとも1つのイベント区間に対する時間情報を制御部130に伝達する。
それにより、制御部130は、保存部160に予め保存されたコンテンツに対する映像区間のうち、予め検出されたイベント区間に関する時間情報に基づいてイベント区間に対する映像区間を獲得する。その後、制御部130は、獲得した映像区間がスポーツ関連コンテンツなら、当該映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得し、獲得したイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間を含むイベント要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。このような要約コンテンツが生成されると、制御部130は生成された要約コンテンツを構成する映像区間のうち、予め設定された条件に対応する1つの映像区間をサムネールイメージに決定し、予め生成された要約コンテンツとサムネールイメージとを相互マッチングさせて保存部160に保存する。
一方、要約コンテンツサービス命令が入力されると、制御部130は、現在再生中のコンテンツに対する映像データが画面の第1領域に出力されるように出力部120を制御する。それと同時に、制御部130は、保存部160に予め保存された要約コンテンツに対する映像及びオーディオデータを第3デコード部151−5を介してデコードし、第3デコード部151−5からデコードされた要約コンテンツの映像データが順次に画面の第2領域に出力されるように出力部120を制御する。なお、制御部130は、画面の第3領域に予め保存された要約コンテンツ別にマッチングされたサムネールイメージが表示されるように出力部120を制御する。それにより、放送受信装置100の第1領域にはユーザの要請したチャネルのコンテンツが再生され、第2領域には当該チャネルのコンテンツに関連する要約コンテンツが再生され、第3領域には要約コンテンツに対するサムネールイメージがディスプレイされてよい。
一方、第3領域にディスプレイされたサムネールイメージのうち1つが選択されると、制御部130は、選択されたサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツに対する映像データから順次に画面の第2領域に出力されるように出力部120を制御する。それにより、放送受信装置100の第2領域にはユーザの選択したサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツから順次に再生されてよい。
このように、本発明に係る放送受信装置100は、第1ないし第3デマルチプレキシング部111−1〜111−5と、第1ないし第3デコード部151−1〜151−5の構成を含むことで、図35または図37を参照して説明した放送受信装置100にに比べてより安定的且つ効率的にユーザの要請したコンテンツ及び同一のコンテンツに関連する要約コンテンツを同時に再生することができる。
図40は、本発明の別の実施形態に係るコンテンツに対する要約コンテンツを生成する放送受信装置の第4ブロック図である。
具体的に、図40に示すように、放送受信装置100はデマルチプレキシング部111、第1及び第2デコード部151−1、151−3、出力部120、イベント検出部131、制御部130及び保存部160を含むことができる。
この場合、デマルチプレキシング部111は、複数のチャネル別のコンテンツのうちユーザ命令に対応するチャネルのコンテンツを抽出し、第1及び第2デコード部151−1、151−3と制御部130とに出力する。
デマルチプレキシング部111から出力されたコンテンツを受信した第1デコード部151−1は受信されたコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、制御部130は、デコードされたコンテンツを出力部120を介して出力することができる。
それと同時に、制御部130は、デマルチプレキシング部111から出力されたコンテンツを保存部160に保存する。しかし、本発明はそれに限定されるわけではなく、制御部130はデマルチプレキシング部111から出力されたコンテンツを第1デコード部151−1を介してデコードして保存部160に保存することができる。
一方、第2デコード部151−3は、デマルチプレキシング部111から出力されたコンテンツをデコードし、デコードされたコンテンツをイベント検出部131に出力する。それにより、イベント検出部131は、第2デコード部151−3を介してデコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出し、検出されたイベント区間に対する時間情報を制御部130に伝達する。
それにより、制御部130は、保存部160に予め保存された録画コンテンツまたは予め設定された時間単位で臨時保存されたコンテンツに対する映像区間のうち、予め検出されたイベント区間に対する時間情報に基づいてイベント区間に対する映像区間を獲得する。その後、制御部130は、獲得した映像区間がスポーツ関連コンテンツなら、当該映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得し、獲得したイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間を含むコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。このような要約コンテンツが生成されると、制御部130は生成された要約コンテンツを構成する映像区間のうち、予め設定された条件に対応する1つの映像区間をサムネールイメージに決定し、予め生成された要約コンテンツとサムネールイメージとを相互マッチングさせて保存部160に保存する。
その後、要約コンテンツ再生に対するユーザ命令が入力されると、制御部130は、第1デコード部151−1を介して予め保存された要約コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行って再生し、要約コンテンツ別にマッチングされたサムネールイメージを画面上にディスプレイすることができる。一方、画面上にディスプレイされたサムネールイメージのうち1つが選択されると、制御部130は選択されたサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツから第1デコード部151−1を介してデコードして順次に再生することができる。
このように、本発明に係る放送受信装置100は、第1及び第2デコード部151−1、151−3の構成を含み、第1及び第2デコード部151−1、151−3を介してユーザの要請したコンテンツに対するデコードを行うことで、最低限の構成からなる放送受信装置100に比べてより安定的且つ効率的にユーザの要請したコンテンツに対する再生及び当該コンテンツに関連する要約コンテンツを生成することができる。
図41は、本発明の一実施形態に係る視聴中のコンテンツと異なる他コンテンツに対する要約コンテンツを生成する放送受信装置の第1ブロック図である。
図41に示すように、放送受信装置100は、第1及び第2デマルチプレキシング部111−1、111−3、第1及び第2デコード部151−1、151−3、出力部120、イベント検出部131、制御部130及び保存部160を含むことができる。
この場合、第1デマルチプレキシング部111−1は、複数のチャネル別のコンテンツのうちユーザ命令に対応する第1チャネルの第1コンテンツを抽出し、第1デコード部151−1に出力する。そして、第2デマルチプレキシング部111−3は、複数のチャネル別のコンテンツのうち第2チャネルの第2コンテンツを抽出して第2デコード部151−3及び制御部130に出力する。
第1デコード部151−1は、第1デマルチプレキシング部111−1から出力された第1コンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、制御部130は第1デコード部151−1でデコードされた第1コンテンツを出力部120を介して出力することができる。それと同時に、制御部130は、第2デマルチプレキシング部111−3から出力された第2コンテンツを保存部160に保存する。
一方、第2デコード部151−3は、第2デマルチプレキシング部111−3から出力された第2コンテンツをデコードし、デコードされた第2コンテンツをイベント検出部131に出力する。それにより、イベント検出部131は、第2デコード部151−3を介してデコードされた第2コンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出し、検出されたイベント区間に対する時間情報を制御部130に伝達する。
それにより、制御部130は、保存部160に予め保存された第2コンテンツに対する録画コンテンツまたは予め設定された時間単位で臨時保存された第2コンテンツに対する映像区間のうち、予め検出されたイベント区間に関する時間情報に基づいてイベント区間に対する映像区間を獲得する。その後、制御部130は、獲得した映像区間がスポーツ関連コンテンツなら、当該映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得し、獲得したイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間を含むイベント要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。このような要約コンテンツが生成されると、制御部130は生成された要約コンテンツを構成する映像区間のうち、予め設定された条件に対応する1つの映像区間をサムネールイメージに決定し、予め生成された要約コンテンツとサムネールイメージとを相互マッチングさせて保存部160に保存する。
その後、要約コンテンツ再生に対するユーザ命令が入力されると、制御部130は、第1デコード部151−1を介して予め保存された要約コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行って再生し、要約コンテンツ別にマッチングされたサムネールイメージを画面上にディスプレイすることができる。一方、画面上にディスプレイされたサムネールイメージのうち1つが選択されると、制御部130は選択されたサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツから第1デコード部151−1を介してデコードして順次に再生することができる。
このように、本発明に係る放送受信装置100は最低限の構成のみでユーザの要請した第1コンテンツに対する再生及び第2コンテンツに関連する要約コンテンツを生成することができる。
図42は、本発明の一実施形態に係る視聴中のコンテンツと異なる他コンテンツに対する要約コンテンツを同時に再生する放送受信装置の第1ブロック図である。
図42に示すように、放送受信装置100は、第1及び第2デマルチプレキシング部111−1、111−3、第1ないし第3デコード部151−1〜151−5、出力部120、イベント検出部131、制御部130及び保存部160を含むことができる。
この場合、第1デマルチプレキシング部111−1は、複数のチャネル別のコンテンツのうちユーザ命令に対応する第1チャネルの第1コンテンツを抽出し、第1デコード部151−1に出力し、第2デマルチプレキシング部111−3は、ユーザ命令に対応する第2チャネルの第2コンテンツを抽出して第2デコード部151−3及び制御部130に出力する。
第1デコード部151−1は、第1デマルチプレキシング部111−1から出力された第1コンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、制御部130は第1デコード部151−1でデコードされた第1コンテンツを出力部120を介して再生することができる。一方、制御部130は、第2デマルチプレキシング部111−3を介して出力された第2コンテンツを保存部160に保存する。しかし、本発明はそれに限定されるわけではなく、制御部130は、第2または第3デコード部151−3、151−5からデコードされた第2コンテンツを保存部160に保存することができる。
一方、第2デコード部151−3は、デコードされた第2コンテンツをイベント検出部131に出力し、イベント検出部131は第2デコード部151−3を介してデコードされた第2コンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出する。このように、デコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間が検出されると、イベント検出部131は検出された少なくとも1つのイベント区間に対する時間情報を制御部130に伝達する。
それにより、制御部130は、保存部160に予め保存された第2コンテンツに対する映像区間のうち、予め検出されたイベント区間に関する時間情報に基づいてイベント区間に対する映像区間を獲得する。その後、制御部130は、獲得した映像区間がスポーツ関連コンテンツなら、当該映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得し、獲得したイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間を含むコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。このような要約コンテンツが生成されると、制御部130は生成された要約コンテンツを構成する映像区間のうち、予め設定された条件に対応する1つの映像区間をサムネールイメージに決定し、予め生成された要約コンテンツとサムネールイメージとを相互マッチングさせて保存部160に保存する。
一方、要約コンテンツサービス命令が入力されると、制御部130は、現在再生中の第1コンテンツに対する映像データが画面の第1領域に出力されるように出力部120を制御する。それと同時に、制御部130は、保存部160に予め保存された第2コンテンツに関連する要約コンテンツに対する映像及びオーディオデータを第3デコード部151−5を介してデコードし、第3デコード部151−5からデコードされた要約コンテンツの映像データが順次に画面の第2領域に出力するように出力部120を制御する。なお、制御部130は、画面の第3領域に予め保存された要約コンテンツ別にマッチングされたサムネールイメージが表示されるように出力部120を制御する。それにより、放送受信装置100の第1領域にはユーザの要請した第1チャネルの第1コンテンツが再生され、第2領域には第2チャネルの第2コンテンツに関連する要約コンテンツが再生され、第3領域には要約コンテンツに対するサムネールイメージがディスプレイされてよい。
一方、第3領域にディスプレイされたサムネールイメージのうち1つが選択されると、制御部130は選択されたサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツに対する映像データから順次に画面の第2領域に出力されるように出力部120を制御する。それにより、放送受信装置100の第2領域にはユーザの選択したサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツから順次に再生されてよい。
このように、本発明に係る放送受信装置100は、最低限の構成のみでユーザの要請した第1コンテンツ及び第2コンテンツに関連する要約コンテンツ同時に再生することができる。
図43は、本発明の別の実施形態に係る視聴中のコンテンツと異なる他コンテンツに対する要約コンテンツを生成する放送受信装置の第2ブロック部である。
図43に示すように、放送受信装置100は、第1ないし第3デマルチプレキシング部111−1〜111−5、第1及び第2デコード部151−1、151−3、出力部120、イベント検出部131、制御部130及び保存部160を含むことができる。
この場合、第1デマルチプレキシング部111−1は、複数のチャネル別のコンテンツのうちユーザ命令に対応する第1チャネルの第1コンテンツを抽出し、第1デコード部151−1に出力する。そして、第2デマルチプレキシング部111−3は、複数のチャネル別のコンテンツのうち第2チャネルの第2コンテンツを抽出して第2デコード部151−3に出力し、第3デマルチプレキシング部111−5は、第2デマルチプレキシング部111−3と同一の第2チャネルの第2コンテンツを抽出して制御部130に出力する。
第1デコード部151−1は、第1デマルチプレキシング部111−1から出力された第1コンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、制御部130は第1デコード部151−1でデコードされた第1コンテンツを出力部120を介して出力することができる。それと同時に、制御部130は、第3デマルチプレキシング部111−5から出力された第2コンテンツを保存部160に保存する。
一方、第2デコード部151−3は、第2デマルチプレキシング部111−3から出力された第2コンテンツをデコードし、デコードされた第2コンテンツをイベント検出部131に出力する。それにより、イベント検出部131は、第2デコード部151−3を介してデコードされた第2コンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出し、検出されたイベント区間に対する時間情報を制御部130に伝達する。
それにより、制御部130は、保存部160に予め保存された第2コンテンツに対する録画コンテンツまたは予め設定された時間単位で臨時保存された第2コンテンツに対する映像区間のうち、予め検出されたイベント区間に関する時間情報に基づいてイベント区間に対する映像区間を獲得する。その後、制御部130は、獲得した映像区間がスポーツ関連コンテンツなら、当該映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得し、獲得したイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間を含むコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。このような要約コンテンツが生成されると、制御部130は生成された要約コンテンツを構成する映像区間のうち、予め設定された条件に対応する1つの映像区間をサムネールイメージに決定し、予め生成された要約コンテンツとサムネールイメージとを相互マッチングさせて保存部160に保存する。
その後、要約コンテンツ再生に対するユーザ命令が入力されると、制御部130は、第1デコード部151−1を介して予め保存された要約コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行って再生し、要約コンテンツ別にマッチングされたサムネールイメージを画面上にディスプレイすることができる。一方、画面上にディスプレイされたサムネールイメージのうち1つが選択されると、制御部130は選択されたサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツから第1デコード部151−1を介してデコードして順次に再生することができる。
このように、本発明に係る放送受信装置100は、第1ないし第3デマルチプレキシング部111−1〜111−5と、第1及び第2デコード部151−1、151−3との構成を含むことで、より安定的かつ効率的にユーザの要請した第1コンテンツに対する再生及び第2コンテンツに対する要約コンテンツを生成することができる。
図44は、本発明の別の実施形態に係る視聴中のコンテンツと異なる他コンテンツに対する要約コンテンツを再生する放送受信装置の第2ブロック図である。
図44に示すように、放送受信装置100は、第1ないし第3デマルチプレキシング部111−1〜111−5、第1ないし第3デコード部151−1〜151−5、出力部120、イベント検出部131、制御部130及び保存部160を含むことができる。
この場合、第1デマルチプレキシング部111−1は、複数のチャネル別のコンテンツのうちユーザ命令に対応する第1チャネルの第1コンテンツを抽出し、第1デコード部151−1に出力する。そして、第2デマルチプレキシング部111−3は、ユーザ命令に対応する第2チャネルの第2コンテンツを抽出して第2デコード部151−3に出力し、第3デマルチプレキシング111−5は、第2デマルチプレキシング部111−3と同様に第2チャネルの第2コンテンツを抽出して制御部130に出力する。
第1デコード部151−1は、第1デマルチプレキシング部111−1から出力された第1コンテンツに含まれた映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、制御部130は第1デコード部151−1でデコードされた第1コンテンツを出力部120を介して再生することができる。一方、制御部130は、第3デマルチプレキシング部111−5を介して出力された第2コンテンツを保存部160に保存する。しかし、本発明はそれに限定されるわけではなく、制御部130は、第3デコード部151−5からデコードされた第2コンテンツを保存部160に保存することができる。
一方、第2デコード部151−3は、デコードされた第2コンテンツをイベント検出部131に出力し、イベント検出部131は第2デコード部151−3を介してデコードされた第2コンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出する。このように、デコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間が検出されると、イベント検出部131は検出された少なくとも1つのイベント区間に対する時間情報を制御部130に伝達する。
それにより、制御部130は、保存部160に予め保存された第2コンテンツに対する映像区間のうち、予め検出されたイベント区間に関する時間情報に基づいてイベント区間に対する映像区間を獲得する。その後、制御部130は、獲得した映像区間がスポーツ関連コンテンツなら、当該映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得し、獲得したイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間を含むコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成することができる。このような要約コンテンツが生成されると、制御部130は生成された要約コンテンツを構成する映像区間のうち、予め設定された条件に対応する1つの映像区間をサムネールイメージに決定し、予め生成された要約コンテンツとサムネールイメージとを相互マッチングさせて保存部160に保存する。
一方、要約コンテンツサービス命令が入力されると、制御部130は、現在再生中の第1コンテンツに対する映像データが画面の第1領域に出力されるように出力部120を制御する。それと同時に、制御部130は、保存部160に予め保存された第2コンテンツに関連する要約コンテンツに対する映像及びオーディオデータを第3デコード部151−5を介してデコードし、第3デコード部151−5からデコードされた要約コンテンツの映像データが順次に画面の第2領域に出力されるように出力部120を制御する。なお、制御部130は、画面の第3領域に予め保存された要約コンテンツ別にマッチングされたサムネールイメージが表示されるように出力部120を制御する。それにより、放送受信装置100の第1領域にはユーザの要請した第1チャネルの第1コンテンツが再生され、第2領域には第2チャネルの第2コンテンツに関連する要約コンテンツが再生され、第3領域には要約コンテンツに対するサムネールイメージがディスプレイされてよい。
一方、第3領域にディスプレイされたサムネールイメージのうち1つが選択されると、制御部130は選択されたサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツに対する映像データから順次に画面の第2領域に出力されるように出力部120を制御する。それにより、放送受信装置100の第2領域にはユーザの選択したサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツから順次に再生されてよい。
このように、本発明に係る放送受信装置100は、第1ないし第3デマルチプレキシング部111−1〜111−5及び第1ないし第3デコード部151−1〜151−5を含むことで、より安定的かつ効率的にユーザの要請した第1コンテンツ及び第2ココンテンツに関連する要約コンテンツを同時に再生することができる。
これまで、本発明に係る放送受信装置でコンテンツに対する要約コンテンツサービスを提供する動作について詳細に説明してきた。以下では、本発明に係る放送受信装置で要約コンテンツサービスを提供する方法について詳細に説明する。
図45は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で要約コンテンツサービスを提供する方法のフローチャートである。
図45に示すように、放送受信装置100はデマルチプレキシング部を介して 複数のチャネルのうち、ユーザ命令に対応するチャネルのコンテンツを抽出する(S4510)。このようなコンテンツが抽出されると、放送受信装置100は抽出されたコンテンツに含まれた映像及びオーディオデータをデコードする(S4520)。その後、放送受信装置100は、デコードされたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応する少なくとも1つのイベント区間を検出する(S4530)。
イベント区間を検出する方法は、上記において説明しているため、以下では詳細な説明は省略する。
予め設定された条件に基づいて少なくとも1つのイベント区間が検出されると、放送受信装置100は検出されたイベント区間に基づいてコンテンツ要約区間を決定し、決定されたコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成する(S4540、S4550)。具体的に、放送受信装置100はイベント区間が検出されると、イベント区間の検出された時間情報に基づいて予め保存された録画コンテンツまたは予め設定された時間単位で予め保存されたリアルタイムコンテンツに対する映像区間のうち、イベント区間に対する映像区間を獲得する。その後、放送受信装置100は、獲得した映像区間を分析して当該映像区間に対するコンテンツがスポーツ関連コンテンツか否かを判断する。判断の結果、スポーツ関連コンテンツであれば、放送受信装置100は予め検出されたイベント区間に対する映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得する。
その後、放送受信装置100は、獲得した前後映像区間のうちシーン場面の変化された区間があるか否かを判断し、シーン場面の変化された区間がない場合、予め検出されたイベント区間に対する映像区間及び当該映像区間を基準に固定時間に存在する前後映像区間をコンテンツ要約区間として決定する。
一方、獲得した前後映像区間のうち少なくとも1つの映像区間でシーン場面が変化されたと判断されると、放送受信装置100は予め設定された固定時間を可変し、予め検出されたイベント区間に対する映像区間に関連する前後映像区間を獲得する。その後、放送受信装置100は、検出されたイベント区間に対する映像区間及び可変された固定時間内に存在する前後映像区間をコンテンツ要約区間として決定することができる。
一方、本発明に係る固定時間は絶対固定時間を含むことができ、このような絶対固定時間は可変されない。よって、放送受信装置100は、固定時間内に存在する前後映像区間のうち、絶対固定時間内に存在する前後映像区間を除く残りの前後映像区間のうち、シーン場面の変化された区間があるか否かを判断する。判断の結果、シーン場面の変化された区間がある場合、放送受信装置100は絶対固定時間を除く残りの固定時間内に固定時間を可変して予め検出されたイベント区間に対する映像区間に関連する前後映像区間を獲得することができる。
その後、放送受信装置100は、イベント区間に対する映像区間及び当該映像区間を基準に予め設定された固定時間或いは可変された固定時間に存在する前後映像区間を含むコンテンツ要約区間を決定し、決定されたコンテンツ要約区間に基づいて要約コンテンツを生成する。このような要約コンテンツが生成されると、放送受信装置100は当該要約コンテンツを構成する放送区間のうち予め設定された条件に対応する1つの映像区間の映像イメージをサムネールイメージに決定し、決定されたサムネールイメージと要約コンテンツとをマッチングさせて保存する。
その後、放送受信装置100は、ユーザ命令に応じて、ユーザの要請したコンテンツ及び予め保存された要約コンテンツを同時に再生する(S4560)。ここで、要約コンテンツは、現在視聴中のコンテンツに関連するコンテンツか、或いは、現在視聴中のコンテンツと異なる他コンテンツに関連するコンテンツであってよい。すなわち、放送受信装置100は、ユーザ命令が視聴中のコンテンツと同一のコンテンツに対する要約コンテンツサービス命令であれば、視聴中のコンテンツと当該コンテンツに関連する要約コンテンツとを同時に再生する。一方、放送受信装置100は、ユーザ命令が視聴中のコンテンツと異なるコンテンツにたいする要約コンテンツサービス命令なら、視聴中のコンテンツと他コンテンツに関連する要約コンテンツとを同時に再生する。
図46は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で要約コンテンツに対する生成及び再生する方法に対するフローチャートである。
図46に示すように、放送受信装置100は、ユーザ命令が入力されると、入力されたユーザ命令が同一のチャネルに対する要約コンテンツサービス要請か否かを判断する。判断の結果、同一のチャネルに対する要約コンテンツサービス要請の場合、放送受信装置100は現在再生中のコンテンツから要約コンテンツを生成する(S4610)。上述のように、放送受信装置100は現在再生中のコンテンツから予め設定された条件に対応するイベント区間を検出し、イベント区間の検出された時間情報に基づいてイベント区間に対する映像区間を獲得する。その後、放送受信装置100は、獲得した映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得し、獲得したイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間に基づいて現在再生中のコンテンツに対する要約コンテンツを生成する(S4620)。その後、放送受信装置100は、ユーザの要請したコンテンツ及び当該コンテンツに関連する要約コンテンツを同時に出力する(S4630)。すなわち、放送受信装置100は現在再生中のコンテンツを第1領域にディスプレイし、当該コンテンツに関連する要約コンテンツを第2領域にディスプレイする。
一方、放送受信装置100は、当該コンテンツに関連して生成された要約コンテンツに対するサムネールイメージを第3領域にディスプレイすることができる。このようなサムネールイメージのうち1つが選択されると、放送受信装置100は選択されたサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツから順次に第2領域にディスプレイすることができる。
一方、ステップS4610で現在再生中のコンテンツ(以下、第1コンテンツという)と異なる他コンテンツ(以下、第2コンテンツという)に対する要約コンテンツサービス要請であれば、放送受信装置100は第2コンテンツに関連する要約コンテンツを生成する(S4640)。その後、放送受信装置100は第1コンテンツと第2コンテンツに関連する要約コンテンツとを同時に出力する(S4650)。
具体的に、放送受信装置100は、第1デマルチプレキシング部を介して第1コンテンツを抽出し、第1デコード部を介して第1コンテンツにデコードを行って第1領域にディスプレイする。そして、放送受信装置100は、第2デマルチプレキシング部を介して第2コンテンツを抽出し、抽出された第2コンテンツから予め設定された条件に対応するイベント区間を検出する。その後、放送受信装置100は、第2コンテンツから検出されたイベント区間の時間情報に基づいてイベント区間に対する映像区間を獲得する。その後、放送受信装置100は、獲得した映像区間を基準に予め設定された固定時間に存在する前後映像区間を獲得し、獲得したイベント区間に対する映像区間及び前後映像区間に基づいて第2コンテンツに対する要約コンテンツを生成する。
それにより、放送受信装置100は第1領域に第1コンテンツを再生し、同時に第2領域に第2コンテンツに関連する要約コンテンツを再生することができる。一方、放送受信装置100は、第2コンテンツに関連して生成された要約コンテンツに対するサムネールイメージを第3領域にディスプレイすることができる。このようなサムネールイメージのうち1つが選択されると、放送受信装置100は選択されたサムネールイメージとマッチングされた要約コンテンツから順次に第2領域にディスプレイすることができる。
以下では、上述の放送受信装置100でイベント区間に関連する映像区間を選択的に出力するためのブックマーキング情報を生成する動作及び方法について詳細に説明する。
上述のように、データ処理部150は受信されたコンテンツ或いは予め保存された録画コンテンツの映像及びオーディオデータを出力可能な形態で信号処理する。そのために、データ処理部150は、デコード部151と、スケーラ153及びデインターレーシング部155のうち少なくとも1つを含むことができる。上述のように、デコード部151は、受信されたコンテンツ或いは予め保存された録画コンテンツの映像及びオーディオデータをデコードする。スケーラ153は、デコードされた映像データに対するスケーリングを行い、デインターレーシング部155は、デコードされた映像データを順次走査映像に変換するデインターレーシングを行う。このようなデータ処理部150を構成するデコード部151、スケーラ153及びデインターレーシング部155は映像処理を行うための公知となった構成として、本発明では詳細な説明を省略する。
一方、上述の制御部130は、入力部170を介して入力された録画命令に応じて、受信部110または通信部140を介して受信されたコンテンツに対するレコーディングを行って当該コンテンツに対する録画コンテンツを保存部160に保存する。
更に、制御部130は、入力部170を介して入力された要約コンテンツ再生命令に応じて、ユーザの要請したコンテンツに対する要約コンテンツサービス提供のための動作を行う。具体的に、制御部130は、データ処理部150を介して信号処理されたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応するイベント区間を検出する。その後、制御部130は、当該コンテンツに関連する録画コンテンツで予め検出されたイベント区間に関連する映像区間のみを選択的に出力するためのブックマーキング情報を生成して保存部160に保存する。
ここで、イベント区間に関連する映像区間は、録画コンテンツでハイライト映像上で選別された映像区間であってよい。そして、イベント区間に関連する映像区間を選択的に出力するためのブックマーキング情報はイベント区間を含む要約コンテンツ区間の開始及び終了時点の時間情報を含むことができる。更に、ブックマーキング情報は、当該イベント区間を含む要約コンテンツ区間に含まれた映像イメージのうち、代表サムネールイメージに決定された映像イメージを含むことができる。よって、制御部130は、イベント区間を含む要約コンテンツ区間の開始及び終了時点の時間情報と、当該イベント区間を含む要約コンテンツ区間に含まれた映像イメージのうち、代表サムネールイメージに決定された映像イメージを含むブックマーキング情報を生成して保存部160に保存することができる。
一方、上述のように、録画コンテンツ、要約コンテンツ及び当該要約コンテンツに対するサムネールイメージを保存する保存部160は、ユーザの要請に応じて、視聴中のコンテンツ或いは予約設定されたコンテンツに関連して録画された録画コンテンツ及び当該録画コンテンツで要約コンテンツ区間を選択的に出力するためのブックマーキング情報を保存することができる。
一方、制御部130は、上述の実施形態を通じてイベント区間が検出されると、検出されたイベント区間を含む要約コンテンツ区間を決定し、当該要約コンテンツ区間い対する代表サムネールイメージを決定することができる。このような要約コンテンツ区間に対する代表サムネールイメージが決定されると、制御部130はイベント区間を含む要約コンテンツ区間の開始及び終了時点の時間情報と、代表サムネールイメージに決定された映像イメージを含むブックマーキング情報を生成して保存部160に保存することができる。
一方、制御部130は、入力部170を介して録画コンテンツ再生命令が入力されると、保存部160に予め保存された複数の録画コンテンツのうち、録画コンテンツ再生命令に対応する録画コンテンツを出力するように出力部120を制御することができる。このとき、制御部130は、入力部170を介して入力された録画コンテンツ再生命令が要約コンテンツサービス命令であれば、当該録画コンテンツで要約コンテンツ区間に該当する映像区間のみを選択的に出力するように出力部120を制御することができる。
具体的に、制御部130は、要約コンテンツサービス命令に応じて、出力部120を介して出力される録画コンテンツに対するブックマーキング情報を獲得する。その後、制御部130は、録画コンテンツの再生時間情報に基づいて当該録画コンテンツに対するブックマーキング情報に含まれた時間情報に対応する映像区間を抽出し、抽出された映像区間のみを選択的に出力するように出力部120を制御することができる。それにより、出力部120は、映像出力部121及びオーディオ出力部123のうち少なくとも1つを介して録画コンテンツで要約コンテンツ区間に該当する映像区間のみを選択的に出力することができる。
図47は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で要約コンテンツ区間を出力する例示図である。
図47に示すように、制御部130は、ユーザの要請した録画コンテンツに関連して予め保存されたブックマーキング情報を獲得することができる。このようなブックマーキング情報が獲得されると、制御部130は、獲得したブックマーキング情報に含まれた要約コンテンツ区間の再生開始時点の時間情報と、再生終了時点の時間情報とを獲得する。図示のように、A要約コンテンツ区間4710の再生開始時点はa時点であってよく、再生終了視点はa’時間であってよい。そして、B要約コンテンツ区間4720の再生開始時点はb時間であってよく、再生終了時点はb’時間であってよい。最後に、C要約コンテンツ区間4730の再生開始時点はc時間であってよく、再生終了時点はc’時間であってよい。
このように、予め獲得したブックマーキング情報に基づいて、AないしC要約コンテンツ区間4710〜4730に関する時間情報が獲得されると、制御部130は録画コンテンツが再生される時点を基準に、a時間からa’時間に該当する映像区間を出力するように出力部120を制御する。それにより、出力部120は、録画コンテンツの映像区間のうち、a時間からa’時間に該当する映像区間を出力する。その後、制御部130は、a時間でa’時間に該当する映像区間の再生が終了すると、すなわち、a’時間に該当する映像区間の再生が終了すると、録画コンテンツの再生される時点を基準にb時間からb’時間に該当する映像区間を出力するように出力部120を制御する。それにより、出力部120は、録画コンテンツの映像区間のうち、b時間からb’時間 に該当する映像区間を出力する。その後、制御部130は、b時間でb’時間に該当する映像区間の再生が終了すると、すなわち、b’時間に該当する映像区間の再生が終了すると、録画コンテンツの再生される時点を基準にc時間からc’時間に該当する映像区間を出力するように出力部120を制御する。それにより、出力部120は、録画コンテンツの映像区間のうち、c時間からc’時間に該当する映像区間を出力する。
このように、本発明に係る放送受信装置100は、ブックマーキング情報に基づいて録画コンテンツの映像区間のうち、ハイライト映像に該当する要約コンテンツ区間のみを選択的に再生することができる。
一方、制御部130は、録画コンテンツ再生命令が入力されると、予め保存された複数の録画コンテンツのうち、入力されたコンテンツ再生命令に対応する録画コンテンツを獲得し、獲得した録画コンテンツに関連するブックマーキング情報が保存されているか否かを判断する。判断の結果、録画コンテンツに関連するブックマーキング情報が保存されていると、制御部130は、コンテンツ再生命令に対応する録画コンテンツ及びブックマーキング情報に含まれた代表サムネールイメージを出力するように出力部120を制御する。それにより、出力部120は、映像出力部121を介して第1領域に録画コンテンツに対する映像データを出力し、第2映像に複数の代表サムネールイメージを出力することができる。
図48は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で録画コンテンツを出力する例示図である。
図48に示すように、制御部130は、ユーザの録画コンテンツ再生命令が入力されると、予め保存された複数の録画コンテンツのうち、入力された録画コンテンツ再生命令に対応する録画コンテンツを獲得する。このとき、制御部130は、録画コンテンツに関連するブックマーキング情報が保存部160に保存されているか否かを判断する。判断の結果、録画コンテンツに関連するブックマーキング情報が保存されていると、制御部130は録画コンテンツ再生命令に対応する録画コンテンツ4810及び当該録画コンテンツに関連するブックマーキング情報に含まれた代表サムネールイメージを出力するように出力部120を制御する。それにより、出力部120は、映像出力部121を介して第1領域に録画コンテンツの映像データ4810を出力し、第2領域に録画コンテンツに関連するブックマーキング情報に含まれた第1ないし第3代表サムネールイメージ4820〜4840を出力する。
このような第1ないし第3代表サムネールイメージ4820〜4840が第2領域に出力された状態で、第1代表サムネールイメージ4820が選択されると、制御部130は、選択された第1代表サムネールイメージ4820に関連する要約コンテンツ区間の時間情報を獲得し、獲得した時間情報に基づいて選択された代表サムネールイメージに関連する要約コンテンツ区間から順次に出力されるように出力部120を制御する。ここで、選択された第1代表サムネールイメージ4820に関連する要約コンテンツ区間から順次に出力されることは、第1代表サムネールイメージ4820に関連する要約コンテンツ区間から録画コンテンツが再生されたり、または、録画コンテンツのうち第1ないし第3代表サムネールイメージ4820〜4840に関連する要約コンテンツ区間のみが選択的に出力されることを全て含んでよい。
一方、上述の多様な実施形態を通じて、コンテンツに対するイベント区間を検出する制御部130は、信号処理された映像及びオーディオデータのうち映像データからイベント区間を検出することにおいて、当該映像データの信号処理状態に応じて異なるアルゴリズムを適用してイベント区間を検出することが望ましい。すなわち、データ処理部150を介して信号処理された映像データはデコードされた映像データ、デインターレーシングされた映像データ及びスケーリングされた映像データであってよい。更に、映像データは、信号処理された映像データに対応する駆動制御信号を生成するタイミング駆動部180の駆動制御信号によって出力されるデータであってよい。
よって、制御部130は、データ処理部150を構成するデコード部151を介してデコードされた映像データ、デインターレーシング部155を介してデインターレーシングされた映像データ、スケーラ153を介してスケーリングされた映像データ及びタイミング駆動部180の駆動制御信号に応じて出力される映像データに応じて異なるアルゴリズムを適用してそれぞれの映像データを分析してイベント区間を検出することができる。
具体的に、制御部130は、デマルチプレキシング部111を介してデマルチプレキシングされたコンテンツからイベント区間を検出する場合、当該コンテンツに含まれた映像データをデコードした後、デコードされた映像データを分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することができる。そして、制御部130は、デコード部151を介してデコードされたコンテンツの映像データが入力されると、インターレーシング(Interlacing)された映像イメージを分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することができる。なお、制御部130は、スケーラ153を介してスケーリングされた映像データが入力されると、スケーリングされた映像データの映像イメージに対する解像度を考慮し、予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することができる。なお、制御部130は、デインターレーシング部155を介してデインターレーシングされたコンテンツの映像データが入力されると、入力された映像データの映像イメージに対する入力解像度を考慮し、予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することができる。最後に、制御部130は、タイミング駆動部180の駆動制御信号に応じて出力される映像データが入力されると、当該映像データの映像イメージに対するLVDS(Low Voltage Differential Signal)または差動信号(Differential Signal)を分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することができる。
一方、上述のように、ユーザの要約コンテンツサービス命令に応じて、コンテンツに対する録画及びイベント区間を検出する制御部130は、上述のイベント検出部131及びレコーディング部133を介して行うことができる。イベント検出部131は、受信部110を介して受信されたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出し、レコーディング部153は、受信部110を介して受信されたコンテンツに対するレコーディングを行って当該コンテンツに対する録画コンテンツを生成する。
よって、制御部130は、視聴中のコンテンツに対する要約コンテンツサービス命令が入力されると、受信部110を介して受信されたコンテンツが出力されるようにデータ処理部150及び出力部120を制御する。それと同時に、制御部130は、当該コンテンツに対する録画及びイベント検出を行うようにレコーディング部133とイベント検出部131とを制御する。それにより、レコーディング部133は、受信部110を介して受信されたコンテンツに対するレコーディングを行って録画コンテンツを生成し、それと同時にイベント検出部131は受信部110を介して受信されたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することができる。よって、制御部130は、イベント検出部131を介して検出されたイベント区間に基づいて要約コンテンツ区間を決定し、決定された要約コンテンツ区間に対するブックマーキング情報を生成してレコーディング部133を介して生成された録画コンテンツとともにマッチングさせて保存部160に保存することができる。
一方、制御部130は、視聴中のコンテンツと異なるコンテンツに対する要約コンテンツサービス命令が入力されると、第1チューナ部113−1を介して選局されたチャネルのコンテンツを出力するように出力部120を制御する。それと同時に、制御部130は、第2チューナ部133−3を介して選局されたチャネルのコンテンツに対する録画及びイベント検出を行うようにレコーディング部133とイベント検出部131とを制御する。それにより、レコーディング部133は、第2チューナ部113−3を介して選局されて受信されたコンテンツに対するレコーディングを行って録画コンテンツを生成し、それと同時にイベント検出部131は、第2チューナ部113−3を介して選局されて受信されたコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することができる。よって、制御部130は、イベント検出部131を介して検出されたイベント区間に基づいて当該コンテンツに対する要約コンテンツ区間を決定し、決定された要約コンテンツ区間に対するブックマーキング情報を生成してレコーディング部133を介して生成された録画コンテンツとともにマッチングさせて保存部160に保存することができる。
これまで、本発明に係る放送受信装置100の各構成について詳細に説明してきた。以下では、多様な実施形態を通じて要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置100に対する構成についてより具体的に説明する。ただ、要約コンテンツサービスに関連して各構成に対する動作の説明は、上記において詳細に説明しているため、以下では、図49ないし図58を参照して要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置100の構成方式について詳細に説明する。
図49は、本発明の一実施形態に係る要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置の第1ブロック図である。
図49に示すように、デマルチプレキシング部111は、チューナ部113を介して選局された複数のチャネルのうちユーザの要請したチャネルのコンテンツを抽出し、抽出されたコンテンツをデータ処理部150及び制御部130をそれぞれ出力する。デマルチプレキシング部111を介してコンテンツを受信したデータ処理部150は、デコード部151を介してコンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行ってスケーラ153に出力し、スケーラ153は、デコードされた映像データに対するスケーリングを行ってタイミング駆動部180に出力する。タイミング駆動部180は、スケーラ153を介してスケーリングされた映像データに対応する駆動制御信号を生成し、映像出力部121はタイミング駆動部180で生成された駆動制御信号に基づいて映像データを出力する。
一方、制御部130は、デマルチプレキシング部111を介して出力されたコンテンツが入力されると、レコーディング部133及びイベント検出部131を介して当該コンテンツに対する録画及びイベント区間を検出する。具体的に、レコーディング部133は、デマルチプレキシング部111から出力されたコンテンツに対するレコーディングを行って当該コンテンツに対する録画コンテンツを生成する。そして、イベント検出部131は、デマルチプレキシング部111から出力されたコンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、デコードされた映像データを分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出する。このとき、イベント検出部131は、デコードされたオーディオデータも併せて分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することが望ましい。以下では、イベント検出部131において、コンテンツの映像データを分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することについてのみ説明する。
制御部130は、イベント検出部131を介してイベント区間が検出されると、上述のように、イベント区間を含む要約コンテンツ区間を決定し、決定された要約コンテンツ区間の再生関連時間情報及び代表サムネールイメージを含むブックマーキング情報を生成する。その後、制御部130は、レコーディング部133を介して生成された録画コンテンツとブックマーキング情報とをマッチングさせて保存部160に保存することができる。
図50は、本発明の別の実施形態に係る要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置の第2ブロック図である。
図49を参照して説明したように、デマルチプレキシング部111はユーザの要請したチャネルのコンテンツが抽出されると、当該コンテンツをデータ処理部150及び制御部130に出力する。それにより、データ処理部150は、映像データに対する信号処理を行い、映像出力部121はタイミング駆動部180の駆動制御信号に基づいて当該映像データを出力する。
一方、データ処理部150のデコード部151は、図50に示すように、デマルチプレキシング部111を介して出力されたコンテンツから映像データに対するデコードが行われると、デコードされた映像データを制御部130に出力する。それにより、レコーディング部133は、デマルチプレキシング部111から出力されたコンテンツに対するレコーディングを行って当該コンテンツに対する録画コンテンツを生成する。そして、イベント検出部131は、デコード部151から出力された映像データを分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出する。このようなレコーディング部133及びイベント検出部131を介して録画コンテンツ生成及びイベント区間が検出されると、制御部130は、上述のように、録画コンテンツに対するブックマーキング情報を生成し、生成されたブックマーキング情報と録画コンテンツとを相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
図51は、本発明の更に別の実施形態に係る要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置の第3ブロック図である。
図49を参照して説明したように、デマルチプレキシング部111はユーザの要請したチャネルのコンテンツが抽出されると、当該コンテンツをデータ処理部150及び制御部130に出力する。デマルチプレキシング部111を介してユーザの要請したチャネルのコンテンツが抽出されると、データ処理部150は映像データに対する信号処理を行い、映像出力部121はタイミング駆動部180の駆動制御信号に基づいて当該映像データを出力する。
一方、データ処理部150のスケーラ153は、デコード部151を介してデコードされた映像データに対するスケーリングが行われると、図51に示すように、スケーリングされた映像データを制御部130に出力する。それにより、レコーディング133は、デマルチプレキシング部111から出力されたコンテンツに対するレコーディングを行って当該コンテンツに対する録画コンテンツを生成する。そして、イベント検出部131は、スケーラ153からスケーリングされた映像データを分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出する。このとき、イベント検出部131は、スケーリングされた映像データの解像度を考慮してイベント区間を検出することが望ましい。
このようなレコーディング部133及びイベント検出部131を介してコンテンツ生成及びイベント区間が検出されると、制御部130は、上述のように、録画コンテンツに対するブックマーキング情報を生成し、生成されたブックマーキング情報と録画コンテンツとを相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
図52は、本発明の更に別の実施形態に係る要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置の第4ブロック図である。
図49を参照して説明したように、デマルチプレキシング部111はユーザの要請したチャネルのコンテンツが抽出されると、当該コンテンツをデータ処理部150及び制御部130に出力する。それにより、データ処理部150は、映像データに対する信号処理を行い、映像出力部121はタイミング駆動部180の駆動制御信号に基づいて当該映像データを出力する。
一方、タイミング駆動部180は、図52に示すように、スケーラ153を介してスケーリングされた映像データに対する出力関連駆動制御信号を生成し、生成された駆動制御信号に基づいて映像出力部121に出力するタイミングに当該映像データを制御部130に出力する。それにより、レコーディング部133は、デマルチプレキシング部111から出力されたコンテンツに対するレコーディングを行って当該コンテンツに対する録画コンテンツを生成する。そして、イベント検出部131は、タイミング駆動部180から出力された映像データを分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出する。このとき、イベント検出部131は、タイミング駆動部180の駆動制御信号に基づいて出力される映像データのLVDS(Low Voltage Differential Signal)または差動信号(Differential Signal)を分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することができる。
このようなレコーディング部133及びイベント検出部131を介してコンテンツ生成及びイベント区間が検出されると、制御部130は、上述のように、録画コンテンツに対するブックマーキング情報を生成し、生成されたブックマーキング情報と録画コンテンツとを相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
図53は、本発明の更に別の実施形態に係る要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置の第4ブロック図である。
図49を参照して説明したように、デマルチプレキシング部111はユーザの要請したチャネルのコンテンツが抽出されると、当該コンテンツをデータ処理部150及び制御部130に出力する。それにより、データ処理部150は、当該コンテンツの映像データに対する信号処理を行う。このとき、データ処理部150は、上述のデコード部151を介してデコードされた映像データをスケーラ153を介してスケーリングする前に、デインターレーシング部155を介してデコードされた映像データを順次走査映像に変換した後、スケーラ153を介して順次走査映像に変換された映像データに対するスケーリングを行うことができる。
一方、デインターレーシング部155は、図53に示すように、順次走査映像に変換された映像データをスケーラ153に出力すると同時に、当該映像データを制御部130に出力する。それにより、レコーディング部133は、デマルチプレキシング部111から出力されたコンテンツに対するレコーディングを行って当該コンテンツに対する録画コンテンツを生成する。そして、イベント検出部131は、デインターレーシング部155を介して順次走査映像に変換された映像データの入力解像度を考慮して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することができる。
このようなレコーディング部133及びイベント検出部131を介してコンテンツ生成及びイベント区間が検出されると、制御部130は、上述のように、録画コンテンツに対するブックマーキング情報を生成し、生成されたブックマーキング情報と録画コンテンツとを相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
図54は、本発明の一実施形態に係る視聴中のコンテンツと異なるコンテンツに対する要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置の第1ブロック図である。
図54に示すように、第1デマルチプレキシング部111−1は、第1チューナ部113−1を介して選局された複数のチャネルのうち、ユーザが視聴を要請したチャネルの第1コンテンツを抽出し、抽出された第1コンテンツをデータ処理部150に出力する。第1デマルチプレキシング部111−1を介してコンテンツを受信したデータ処理部150は、デコード部151を介してコンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行ってスケーラ153に出力し、スケーラ153は、デコードされた映像データに対するスケーリングを行ってタイミング駆動部180に出力する。タイミング駆動部180は、スケーラ153を介してスケーリングされた映像データに対応する駆動制御信号を生成し、映像出力部121はタイミング駆動部180で生成された駆動制御信号に基づいて映像データを出力する。
一方、第2デマルチプレキシング部111−3は、第2チューナ部113−3を介して選局された複数のチャネルのうち、ユーザが要約コンテンツサービスを要請したチャネルの第2コンテンツを抽出し、抽出された第2コンテンツを制御部130に出力する。制御部130は、第2デマルチプレキシング部111−3を介して出力された第2コンテンツが入力されると、レコーディング部133及びイベント検出部131を介して第2コンテンツに対する録画及びイベント区間を検出する。上述のように、レコーディング部133は、第2デマルチプレキシング部111−3から出力された第2コンテンツに対するレコーディングを行って第2コンテンツに対する録画コンテンツを生成する。そして、イベント検出部131は、第2デマルチプレキシング部111−3から出力された第2コンテンツの映像データに対するデコードを行い、デコードされた映像データを分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出する。
このようなレコーディング部133及びイベント検出部131を介してコンテンツ生成及びイベント区間が検出されると、制御部130は、録画コンテンツに対するブックマーキング情報を生成し、生成されたブックマーキング情報と録画コンテンツとを相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
図55は、本発明の別の実施形態に係る視聴中のコンテンツと異なるコンテンツに対する要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置の第2ブロック図である。
図55に示すように、第1デマルチプレキシング部111−1は、ユーザが視聴を要請したチャネルの第1コンテンツが抽出されると、第1コンテンツをデータ処理部150に出力する。それにより、データ処理部150の第1デコード部151−1は、第1コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、スケーラ153は第1デコード部151−1からデコードされた映像データをスケーリングしてタイミング駆動部180に伝達する。それにより、映像出力部121は、タイミング駆動部180の駆動制御信号に基づいて第1コンテンツの映像データを出力する。
一方、第2デマルチプレキシング部111−3は、第2チューナ部113−3を介して選局された複数のチャネルのうち、ユーザが要約コンテンツサービスを要請したチャネルの第2コンテンツを抽出し、抽出された第2コンテンツをデータ処理部150及び制御部130に出力する。
それにより、データ処理部150の第2デコード部151−3は、第2コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、デコードされた映像データを制御部130に出力する。制御部130は、第2デマルチプレキシング部111−3を介して出力された第2コンテンツと、第2デコード部151−3を介してデコードされた映像データが入力されると、レコーディング部133及びイベント検出部131を介して第2コンテンツに対する録画及びイベント区間を検出する。具体的に、レコーディング部133は、第2デマルチプレキシング部111−3から出力された第2コンテンツに対するレコーディングを行って第2コンテンツに対する録画コンテンツを生成する。そして、イベント検出部131は、第2デコード部151−3からデコードされた映像データを分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出する。
このようなレコーディング部133及びイベント検出部131を介してコンテンツ生成及びイベント区間が検出されると、制御部130は、録画コンテンツに対するブックマーキング情報を生成し、生成されたブックマーキング情報と録画コンテンツとを相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
図56は、本発明の更に別の実施形態に係る視聴中のコンテンツと異なるコンテンツに対する要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置の第3ブロック図である。
図56に示すように、第1デマルチプレキシング部111−1は、ユーザが視聴を要請したチャネルの第1コンテンツが抽出されると、第1コンテンツをデータ処理部150に出力する。それにより、データ処理部150の第1デコード部151−1は、第1コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、第1スケーラ153−1は第1デコード部151−1からデコードされた映像データをスケーリングしてタイミング駆動部180に伝達する。それにより、映像出力部121は、タイミング駆動部180の駆動制御信号に基づいて第1コンテンツの映像データを出力する。
一方、第2デマルチプレキシング部111−3は、第2チューナ部113−3を介して選局された複数のチャネルのうち、ユーザが要約コンテンツサービスを要請したチャネルの第2コンテンツを抽出し、抽出された第2コンテンツをデータ処理部150及び制御部130に出力する。それにより、データ処理部150の第2デコード部151−3は、第2コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、第2スケーラ153−3は、第2デコード部151−3からデコードされた映像データをスケーリングされて制御部130に出力する。制御部130は、第2デマルチプレキシング部111−3を介して出力された第2コンテンツと、第2スケーラ153−3を介してスケーリングされた映像データが入力されると、レコーディング部133及びイベント検出部131を介して第2コンテンツに対する録画及びイベント区間を検出する。具体的に、レコーディング部133は、第2デマルチプレキシング部111−3から出力された第2コンテンツに対するレコーディングを行って第2コンテンツに対する録画コンテンツを生成する。そして、イベント検出部131は、第2スケーラ153−3からスケーリングされた映像データを分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出する。このとき、イベント検出部131は、スケーリングされた映像データの解像度を考慮してイベント区間を検出することが望ましい。
このようなレコーディング部133及びイベント検出部131を介してコンテンツ生成及びイベント区間が検出されると、制御部130は、録画コンテンツに対するブックマーキング情報を生成し、生成されたブックマーキング情報と録画コンテンツとを相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
図57は、本発明の更に別の実施形態に係る視聴中のコンテンツと異なるコンテンツに対する要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置の第4ブロック図である。
図57に示すように、第1デマルチプレキシング部111−1は、ユーザが視聴を要請したチャネルの第1コンテンツが抽出されると、第1コンテンツをデータ処理部150に出力する。それにより、データ処理部150の第1デコード部151−1は、第1コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、第1スケーラ153−1は第1デコード部151−1からデコードされた映像データをスケーリングしてタイミング駆動部180に伝達する。それにより、映像出力部121は、タイミング駆動部180の駆動制御信号に基づいて第1コンテンツの映像データを出力する。
一方、第2デマルチプレキシング部111−3は、第2チューナ部113−3を介して選局された複数のチャネルのうち、ユーザが要約コンテンツサービスを要請したチャネルの第2コンテンツを抽出し、抽出された第2コンテンツをデータ処理部150及び制御部130に出力する。
それにより、データ処理部150の第2デコード部151−3は、第2コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、デインターレーシング部155は、第2デコード部151−3からデコードされた映像データを順次走査映像に変換した後、制御部130に出力する。制御部130は、第2デマルチプレキシング部111−3を介して出力された第2コンテンツと、デインターレーシング部155を介して順次走査映像に変換された映像データが入力されると、レコーディング部133及びイベント検出部131を介して第2コンテンツに対する録画及びイベント区間を検出する。具体的に、レコーディング部133は、第2デマルチプレキシング部111−3から出力された第2コンテンツに対するレコーディングを行って第2コンテンツに対する録画コンテンツを生成する。そして、イベント検出部131は、デインターレーシング部155を介して順次走査映像に変換された映像データの入力解像度を考慮して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することができる。
このようなレコーディング部133及びイベント検出部131を介してコンテンツ生成及びイベント区間が検出されると、制御部130は、録画コンテンツに対するブックマーキング情報を生成し、生成されたブックマーキング情報と録画コンテンツとを相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
図58は、本発明の更に別の実施形態に係る視聴中のコンテンツと異なるコンテンツに対する要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置の第5ブロック図である。
図58に示すように、第1デマルチプレキシング部111−1は、ユーザが視聴を要請したチャネルの第1コンテンツが抽出されると、第1コンテンツをデータ処理部150に伝達する。それにより、データ処理部150の第1デコード部151−1は、第1コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、第1スケーラ153−1は第1デコード部151−1からデコードされた映像データをスケーリングして第1タイミング駆動部180−1に出力する。それにより、映像出力部121は、第1タイミング駆動部180−1の駆動制御信号に基づいて第1コンテンツの映像データを出力する。
一方、第2デマルチプレキシング部111−3は、第2チューナ部113−3を介して選局された複数のチャネルのうち、ユーザが要約コンテンツサービスを要請したチャネルの第2コンテンツを抽出し、抽出された第2コンテンツをデータ処理部150及び制御部130に伝達する。それにより、データ処理部150の第2デコード部151−3は、第2コンテンツの映像及びオーディオデータに対するデコードを行い、第2スケーラ143−2は、デコードされた映像データをスケーリングして第2タイミング駆動部180−2に出力する。映像データの出力のための駆動制御信号を生成する第2タイミング駆動部180−2はスケーリングされた映像データが入力されると、当該映像データを制御部130に出力する。
制御部130は、第2デマルチプレキシング部111−3を介して出力された第2コンテンツと第2タイミング駆動部180−2を介して伝達された映像データが入力されると、レコーディング部133及びイベント検出部131を介して第2コンテンツに対する録画及びイベント区間を検出する。具体的に、レコーディング部133は、第2デマルチプレキシング部111−3から伝達された第2コンテンツに対するレコーディングを行って第2コンテンツに対する録画コンテンツを生成する。そして、イベント検出部131は、第2タイミング駆動部180−2を介して出力された映像データの映像イメージに対するLVDS(Low Voltage Differential Signal)または差動信号(Differential Signal)を分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出することができる。
このようなレコーディング部133及びイベント検出部131を介してコンテンツ生成及びイベント区間が検出されると、制御部130は、録画コンテンツに対するブックマーキング情報を生成し、生成されたブックマーキング情報と録画コンテンツとを相互マッチングさせて保存部160に保存することができる。
これまで、多様な実施形態を通じて要約コンテンツサービスを提供する放送受信装置100の各構成について詳細に説明してきた。以下では、本発明に係る放送受信装置100で要約コンテンツサービスを提供する方法について詳細に説明する。
図59は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で要約コンテンツサービス関連ブックマーキング情報を生成する方法のフローチャートである。
図59に示すように、放送受信装置100は要約コンテンツサービスに対するユーザ命令に応じて、当該ユーザ命令に対応するチャネルからコンテンツを受信し、受信されたコンテンツの映像及びオーディオデータを出力可能な形態に信号処理して出力する(S5910)。このようなコンテンツを出力している状態で、放送受信装置100は他コンテンツに対する録画命令が入力されるか否かを判断する(S5920)。
判断の結果、他コンテンツに対する録画命令が入力されていない場合、放送受信装置100は出力されるコンテンツに対する録画コンテンツ生成及び当該コンテンツに対する要約コンテンツ区間を決定する(S5930)。具体的に、放送受信装置100は、他コンテンツに対する録画命令が入力されないと、出力されるコンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析し、予め設定された条件に対応するイベント区間を検出する。一方、放送受信装置100は、他コンテンツに対する録画命令が入力されると、入力された録画命令に対応するチャネルから出力されるコンテンツ(以下、第1コンテンツという)と異なる他コンテンツ(以下、第2コンテンツという)を受信する。その後、放送受信装置100は、第2コンテンツに対する録画コンテンツ生成及び第2コンテンツに対する要約コンテンツ区間を決定する(S5940)。第1または第2コンテンツに対する要約コンテンツ区間が決定されると、放送受信装置100は当該要約コンテンツ区間に対するブックマーキング情報を生成し、生成されたブックマーキング情報と録画コンテンツとを相互マッチングさせて保存する(S5950)。
具体的に、放送受信装置100は、視聴中の第1コンテンツまたは視聴中の第1コンテンツと異なる第2コンテンツの映像及びオーディオデータのうち少なくとも1つを分析して予め設定された条件に対応するイベント区間を検出する。
一実施形態によって、放送受信装置100は、第1または第2コンテンツに対する映像データを分析して予め設定された試合状況条件に対応する映像区間をイベント区間として検出することができる。別の実施形態によって、放送受信装置100は第1または第2コンテンツに対するオーディオデータを分析して予め設定された臨界レベル以上のオーディオ信号レベルを有する映像区間をイベント区間として検出することができる。このようなイベント区間が検出されると、放送受信装置100は予め検出されたイベント区間を含む要約コンテンツ区間を決定し、当該要約コンテンツ区間のみを選択的に出力するためのブックマーキング情報を生成する。ここで、ブックマーキング情報は、イベント区間を含む要約コンテンツ区間の再生開始及び終了時点の時間情報を含むことができる。
このとき、放送受信装置100は、予め検出されたイベント区間を含む要約コンテンツ区間が決定されると、決定された要約コンテンツ区間に含まれた映像イメージのうち1つの映像イメージを代表サムネールイメージに決定する。実施形態によって、放送受信装置100は、イベント区間を含む要約コンテンツ区間に含まれた映像イメージのうち、ズームイン映像イメージを代表サムネールイメージに決定することができる。このように、要約コンテンツ区間に対する代表サムネールイメージが決定されると、放送受信装置は、予め決定された代表サムネールイメージと当該代表サムネールイメージに関連する要約コンテンツ区間の再生開始及び終了時点の時間情報を含むブックマーキング情報を生成する。その後、放送受信装置100は、第1または第2コンテンツに関連する録画コンテンツ及び当該録画コンテンツに対するブックマーキング情報を相互マッチングさせて保存する。
図60は、本発明の一実施形態に係る放送受信装置で要約コンテンツサービス関連録画コンテンツを出力するフローチャートである。
図60に示すように、放送受信装置100はコンテンツ再生関連ユーザ命令が入力されると、予め保存された複数の録画コンテンツのうち、入力されたユーザ命令に対応する録画コンテンツに対する映像及びオーディオデータを出力する(S6010)。このような録画コンテンツが出力されている状態で、放送受信装置100は要約コンテンツサービス関連ユーザ命令が入力されるか否かを判断する(S6020)。判断の結果、要約コンテンツサービス関連ユーザ命令が入力されると、放送受信装置100は録画コンテンツの特定映像区間のみを選択的に出力する(S6030)。ここで、特定映像区間は予め検出されたイベント区間を含む要約コンテンツ区間であってよい。
具体的に、放送受信装置100は要約コンテンツサービス関連ユーザ命令が入力されると、録画コンテンツの再生時間情報に基づいて当該録画コンテンツに対するブックマーキング情報に含まれた時間情報に対応する映像区間である要約コンテンツ区間のみを選択的に出力する。一方、ステップS6010において、放送受信装置100はコンテンツ再生命令に応じて、予め保存された複数の録画コンテンツのうち、入力されたコンテンツ再生命令に対応する録画コンテンツを獲得し、獲得した録画コンテンツに関連するブックマーキング情報が保存されているか否かを判断する。判断の結果、録画コンテンツに関連するブックマーキング情報が保存されていると、放送受信装置100はコンテンツ再生命令に対応する録画コンテンツ及びブックマーキング情報に含まれた代表サムネールイメージを出力する。すなわち、放送受信装置100は、第1領域上に録画コンテンツに対する映像データを出力し、第2領域上に複数の代表サムネールイメージを出力する。
よって、このような複数の代表サムネールイメージのうち1つの代表サムネールイメージが選択されると、放送受信装置100は選択された代表サムネールイメージに関連する要約コンテンツ区間が再生される時点から録画コンテンツを出力することができる。
一方、上述の放送受信装置100における要約コンテンツサービス方法は、コンピュータで実行可能なアルゴリズムを含むプログラムで実現でき、前記プログラムは非一時的な読み取り可能な媒体(non−transitory computer readable medium)に保存されて提供されてよい。
非一時的な読み取り可能な媒体とは、レジスタやキャッシュ、メモリ等のように短い間だけデータを保存する媒体ではなく、半永久的にデータを保存し、機器によって読み取り(reading)が可能な媒体を意味する。具体的には、上述の多様なアプリケーションまたはプログラムは、CDやDVD、ハードディスク、ブルーレイディスク、USB、メモリカード、ROM等のような非一時的な読み取り可能な媒体に保存されて提供されてよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は以上の実施形態に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的趣旨の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。