JP2017514040A - 階段 - Google Patents

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Abstract

階段1は、少なくとも1つの踏み段部30と、人に踏まれるように引き出される展開位置へ踏み段部を上昇させることのできる上昇機構50と、を含む。階段はペダル61をさらに含む。上昇機構はストップ51eと突当部54bとを含む。突当部は、踏み段部がそのように展開位置へ上昇させられるときに、移動してストップと接触するように構成される。突当部は、人の体重の少なくとも一部によってストップに押し当てられるように構成される。ペダルは、突当部をストップから遠ざけるように押圧可能である。上昇機構は、突当部がそのように遠ざけられるとき、踏み段部を押して、突当部をストップからさらに遠ざけるように構成される。

Description

本発明は階段に関する。
本発明は、台所で使用される階段を参照して説明するが、本発明の変形は他の場所でも有効に適用できる。
高い棚上または高い食器棚内に配置される品物に手を伸ばすことが、特に身長が低い人にとっては難しいことがある。このように品物に手を伸ばすのを助けるため、様々な階段設備が採用されてきた。
従来の職人向けのはしごは、横木と称される複数の踏み段部を含む。職人向けはしごの一般的な高さは6フィートである。このサイズのはしごは、台所という背景では不便である。
ステップスツールは、台所で採用されることが多い別の形状の階段である。典型的なステップスツールは、パッド付きシート部と、その下に担持される階段モジュールとを含む。典型的には、階段モジュールは2つの踏み段を含み、シートの下に搭載されて、シートの直下の収納位置から、踏まれるように踏み段が引き出される展開位置まで外方に旋回される。
ステップスツールは、台所に置くにはかさばりすぎる。また、はしごとステップスツールは、人がはしごまたはスツールの占有面積を超えて身体を傾けすぎてしまった場合、ひっくり返る可能性がある。当然ながら、このような転倒は危険である。
既存の階段のもう1つの形状はキックステップと呼ばれ、典型的には単独踏み段を呈するプラスチックの一体的形状をとり、ユーザがその上に立ち、台所辺りで任意の所望の位置へ便利に蹴ることができる。キックステップは一般的にさほどかさばらず、はしごやステップスツールほど高くなく、転倒を招きにくい。一方で、サイズが小さいため、キックステップは見逃されて、つまずく危険性がある。
はしご、ステップスツール、またはキックステップは、例えば、目障りなので仕舞い込まれていて、すぐに使うことができない。大抵の場合、階段がないと、人は椅子などの上に立って間に合わせる。この間に合わせは特に危険である。
米国特許第5,005,667号は、伸縮可能なステップアセンブリの形状の階段を開示している。このステップアセンブリは、ステップとベースを連結し、ベースがキャビネットの前方に拡張されたときにステップをベースから上昇させる摺動可能な旋回連結機構を含む。上記特許の図2は本明細書では図1として示す。上記特許は、以下のように記載している。
「ステップSが上昇させられ前方に引かれたとき、連結アーム49、49aの下端のクロスピン51、51aは、対応するスロット44、44aの前端で、下方オフセット切欠き48、48aにそれぞれ配置される。この位置は連結機構の安定位置であり、ステップSの重量、例えば、ステップSを踏む人の重量は、連結アームをこの位置に保持する傾向がある。
ステップSをベースBへ降下させるため、ユーザは、連結アーム49、49aの下端のクロスピン51、51aを、スロット44、44aの前端の下方オフセット切欠き48、48aから外れさせるほどにステップを上昇させる。その後、これらのクロスピンは、これらのスロットに沿って、完全後退位置まで摺動して戻ることができる。」
上記文献の著者は、上昇位置が安定位置と考えているが、本発明者は、前壁40近傍で旋回連結部50の前方に印加される重量が、切欠き48aからクロスピン51aを上昇させる可能性があり、その結果、人がステップ上で体重を移動させるときにステップが倒壊する場合があることを認識している。手を伸ばしてステップを上昇および下降させることも望ましくないと考えられる。
上記の点を念頭に置いて、本発明は、階段を改良する、あるいは少なくとも市場に代替物を提供することを目的とする。
本特許明細書内の情報のいずれも、周知の知識である、あるいは、当業者がその情報を、優先日の時点で、妥当に確認または理解する、何らかの形で関連させる、あるいは組み合わせることがあり得るとは認められない。
本発明の一側面は、少なくとも1つの踏み段部と、踏み段部が人に踏まれるように引き出される展開位置まで踏み段部を上昇させることのできる上昇機構と、ペダルと、を備える階段であって、上昇機構が、ストップと、踏み段部が展開位置まで上昇したときにストップと接触するまで移動し、人の体重の少なくとも一部によりストップに押し当てられる突当部と、を含み、ペダルが突当部をストップから遠ざけるように押下げ可能であり、上昇機構が、突当部がそのように遠ざけられたときに、踏み段部を押し下げることで、突当部をストップからさらに遠ざけるように構成される階段を提供する。
階段は、ガイドと、ガイドに沿って相対的に移動可能な部分と、を含み、ストップが、ガイドの一部またはガイドに固定される部分と、相対可動部と、の少なくとも一方であり、突当部が、ガイドの一部またはガイドに固定される部分と、相対可動部と、の他方であることが好ましい。
突当部が相対可動部であることが好ましい。
突当部が、ストップに近づくにつれ、ある距離分降下する変形では、ペダルが、突当部を上記距離上昇させるように押圧可能であることが好ましい。
階段は、踏み段部の展開位置への途上で、踏み段部が相対的に上昇する支持部と、踏み段部が展開位置にあるとき、人の体重の少なくとも一部を踏み段部から支持部に伝達する荷重路を画定するように構成される少なくとも1つの部材と、少なくとも1つの部材が支持部に連結される第1の相互連結部と、少なくとも1つの部材が踏み段部に連結される第2の相互連結部と、を含み、相互連結部の少なくとも1つがストップと突当部とを含むことが好ましい。
第1の相互連結部が、相互連結部のうち少なくとも1つであることが好ましい。
突当部は、部材の一部または部材に担持される部分であってもよい。
階段は、踏み段部が下降するにつれて移動する踏み段部に連結される部分と、1つ以上の阻止部とを含み、ペダルが、阻止部に連結され、ペダルを押すことで、阻止部が踏み段部に連結される上記部分を阻止して、踏み段部の下降を少なくとも制限する位置から、踏み段部が下降可能である位置まで阻止部を移動させるようにしてもよい。
本発明の別の側面は、踏み段部が人に踏まれるように引き出される展開位置から下降可能な少なくとも1つの踏み段部と、踏み段部が下降するにつれて移動する踏み段部に連結される部分と、1つ以上の阻止部と、阻止部に連結されるペダルであって、ペダルを押すことで、阻止部が踏み段部に連結される上記部分を阻止して、踏み段部の下降を少なくとも制限する位置から、踏み段部が下降可能である位置まで阻止部を移動させるペダルと、を含む階段を提供する。
阻止部およびペダルが部材の一部であってもよい。阻止部が、ペダルと共に、旋回軸を中心に少なくとも実質上旋回するように構成されていてもよい。
踏み段部に連結される上記部分が旋回軸にわたって延在し、旋回軸の両側で、阻止部の対応する少なくとも1つに配置されることが好ましい。
旋回軸が少なくとも略水平に延びることが好ましい。
踏み段部に連結される上記部分が水平延在部材であってもよい。
上記側面のいずれかの階段は、人が床の一部に立つことができる収納位置から、人に踏まれるように床の上記部分にわたって引き出される展開位置まで移動するように踏み段部を搭載させる機構を含み、展開位置が収納位置より高い位置にあり、踏み段部を搭載させる機構が上昇機構を含んでいることが好ましい。
1つ以上の支持体が、踏み段部がそのように移動する際、床と係合して、人の体重の少なくとも一部を床に伝達する位置まで移動するように搭載されていてもよい。支持体が、そのように移動する際、密着して床をたどるように搭載されることが好ましい。支持体が、階段が人の体重の一部を支えている間、床上の摺動に抵抗するように構成されていてもよい。支持体は、高摩擦面を含むことによってそのように構成されることが好ましい。
階段は、踏み段部を収納位置から遠ざけるように脚が調節可能であるプッシュオープン型機構を含むことが好ましい。プッシュオープン型機構が、踏み段部の展開位置の縦方向下方で一直線に並ぶ部分展開位置まで、踏み段部を駆動するように構成されることが好ましい。
床の上記部分が家具アイテムに隣接し、階段が、家具アイテムのベースで位置決め可能な部分と、横板部とを含み、位置決め可能部が、踏み段部と、踏み段部を移動するように搭載させる機構と、を含み、横板部が、家具アイテムに対して整合可能になるように、前記部分が位置決め可能部に対して複数の配向で配置されるとき、横板部が位置決め可能部に装着可能であることが好ましい。
本発明の別の側面は、踏み段部と、人が家具システムに隣接する床の一部に立つことができる収納位置から、人に踏まれるように床の上記部分にわたって引き出される展開位置まで移動するように踏み段部を搭載させる機構と、家具アイテムのベースで位置決め可能な部分と、横板部と、を含む階段であって、位置決め可能部が、踏み段部と、踏み段部を移動するように搭載させる機構と、を含み、横板部が、家具アイテムに対して整合可能になるように、上記部分が位置決め可能部に対して複数の配向で配置されるとき、横板部が位置決め可能部に装着可能である階段を提供する。
位置決め可能部が家具アイテムに装着可能であり、静止部を含み、静止部が高さ調節可能脚を含んでいることが好ましい。
本発明の別の側面は、踏み段部と、人が家具アイテムに隣接する床の一部に立つことができる収納位置から、人に踏まれるように床の上記部分にわたって引き出される展開位置まで移動するように踏み段部を搭載させる機構と、家具アイテムのベースで位置決め可能な部分とを含む階段であって、位置決め可能部が、踏み段部と、機構が踏み段部を移動させるように搭載される機構と、静止部と、を含み、静止部が高さ調節可能脚を含む階段を提供する。
本発明の別の側面は、台所で使用される上記側面のいずれかによる階段を提供する。
本発明の別の側面は、階段の設置方法であって、位置決め可能部を家具アイテムのベースに位置決めすることと、次に家具アイテムに対して横板部を整合させることと、横板部をそのように整合させながら、横板部を位置決め可能部に装着させることとを含み、位置決め可能部が、踏み段部と、人が家具システムに隣接する床の一部に立つことができる収納位置から、人に踏まれるように床の部分にわたって引き出される展開位置まで移動するように踏み段部を搭載させる機構と、を含む方法を提供する。
本発明の別の側面は、少なくとも1つの踏み段部と、人が床の一部に立つことができる収納位置から、人に踏まれるように床の上記部分にわたって引き出される展開位置まで移動するように踏み段部を搭載させる機構と、踏み段部がそのように移動する際、床と係合して、人の体重の少なくとも一部を床に伝達する位置まで移動するように搭載される1つ以上の支持体と、を含む階段を提供する。
本発明の別の側面は、少なくとも1つの踏み段部と、人が床の一部に立つことができる収納位置から、人に踏まれるように床の上記部分にわたって引き出される展開位置まで移動するように踏み段部を搭載させる機構と、踏み段部を収納位置から遠ざけるように脚が調節可能であるプッシュオープン型機構と、を含む階段を提供する。
プッシュオープン型機構が、踏み段部の展開位置の縦方向下方で一直線に並ぶ部分展開位置まで、踏み段部を駆動するように構成されることが好ましい。
好適な形態の階段では、プッシュオープン型機構が、踏み段部が収納位置から展開位置に移動する際、踏み段部が収納位置から部分展開位置へ移動する方向を横切る方向から、踏み段部が収納位置から部分展開位置へ移動する方向へ旋回するように搭載される細長の弾性圧縮部材を含む。
展開位置が収納位置よりも高いことが好ましい。
本発明の別の側面は、少なくとも1つの踏み段部と、人が床の一部に立つことができる収納位置から、人に踏まれるように床の部分にわたって引き出される展開位置まで移動するように踏み段部を搭載させる機構と、を含み、展開位置が収納位置より高い位置にある階段を提供する。
上記機構は、ストップと、踏み段部が収納位置から展開位置に移動するとき、移動してストップに接触し、人の体重の少なくとも一部によってストップに押し当てられるように構成される突当部と、を含むことが好ましい。
本発明の別の側面は、少なくとも1つの踏み段部と、収納位置から踏み段部が人に踏まれるように引き出される展開位置まで踏み段部を上昇させることのできる機構と、を含む階段であって、機構が、ストップと、踏み段部が展開位置まで上昇したときにストップと接触するまで移動し、人の体重の少なくとも一部によりストップに押し当てられる突当部と、を含む階段を提供する。
階段は、ガイドと、ガイドに沿って相対的に移動可能な部分と、を含み、ストップが、ガイドの一部またはガイドに固定される部分と、相対可動部と、の少なくとも一方であり、突当部が、ガイドの一部またはガイドに固定される部分と、相対可動部と、の他方であることが好ましい。
突当部が相対可動部であることが好ましい。
階段は、踏み段部の展開位置への途上で、踏み段部が相対的に上昇する支持部と、踏み段部が展開位置にあるとき、人の体重の少なくとも一部を踏み段部から支持部に伝達する荷重路を画定するように構成される少なくとも1つの部材と、少なくとも1つの部材が支持部に連結される第1の相互連結部と、少なくとも1つの部材が踏み段部に連結される第2の相互連結部と、を含み、相互連結部の少なくとも1つがストップと突当部とを含んでいてもよい。
第1の相互連結部が、相互連結部の少なくとも1つであることが好ましい。相互連結部の他方が、旋回接続部であることが好ましい。突当部は、部材の一部または部材に担持される部分であってもよい。
ストップから突当部を遠ざける機構を設けてもよく、踏み段部を移動させるように搭載させる機構は、突当部がそのように遠ざけられるとき、踏み段部を押して下げることで、突当部をストップから遠ざけるように構成される。
ストップから突当部を遠ざける機構は、機構を作動させることのできるペダルを含むことが好ましい。
階段は、ほぼ全体が機械的であることが好ましい。
本発明の別の側面は、台所で使用される階段を提供する。
図1は、「床キャビネットの前方で拡張位置におけるステップアセンブリを示す縦断面図」として記載される米国特許第5,005,667号の図2の転載である。 図2は、収納構造における階段の斜視側面図である。 図3は、部分展開構造における階段の斜視側面図である。 図4は、展開構造における階段の斜視正面図である。 図5は、展開構造における階段の斜視背面図である。 図6aは、支持フレームを形成する材料片の平面図である。 図6bは、図6aの細部6bの拡大図である。 図7aは、作動装置の平面図である。 図7bは、作動装置の側面図である。 図7cは、作動装置の正面図である。 図8は、はさみ型アームの正面図である。 図9は、別の相互連結部の概略図である。 図10は、階段の阻止機構の斜視図である。
階段1の主要構成要素は、
本例では固定フレーム10の形態を取る固定部と、
本例では支持フレーム20の形態を取る可動部と、
踏み段30と、
本例ではプッシュオープン型機構40の形態を取る移動機構と、
上昇機構50と、
作動機構60と、である。
プッシュオープン型機構40は、支持フレーム20を支持フレーム10に接続し、支持フレーム20を固定フレーム10に対して水平に移動させる。上昇機構50は、踏み段30を支持フレーム20に接続し、踏み段30を支持フレーム20に対して上昇させる。
階段1は、食器棚の下に配置され、収納構造(図2)では、支持フレーム20の前面21によって担持される横板部(図示せず)のみが可視となるように、台所食器棚(または他の家具アイテム)のベースに据え付けることを意図する。この構造では、踏み段部30が隠されている。好ましくは、横板部は周囲の食器棚の従来の静的蹴込み板と合致する蹴込み板という形状を取るため、階段1が目立たず台所の美的センスに溶け込むようにする。
固定フレーム10は、(食器棚下の)台所の床に載る4つの高さ調節可能脚11を含む。脚11は、踏み段30の高さに合わせる、および周囲の蹴込み板およびその他の家具に対して横板部の位置を決定するように調節可能である。また、横板部の支持フレーム20への装着は、家具と床などの間の不整合にもかかわらず、隣接家具に対して位置合わせできるように調節可能であると考えられる。さらに、(脚11に加えて、あるいは脚11の代わりに)固定フレーム10を、階段を下に搭載する家具と一体化させることができる。
使用中に移動する可動部と対照的に、使用中は静止状態を保つため、固定部は「固定」と称する。
好適な設置方法は脚11の調節を含むが、固定部10は家具アイテムのベースに配置される。これは、家具アイテムを逆転させるときに実行することができる。好ましくは、支持脚は、(キャビネットが直立した据え付け位置にあるとき)、荷重が脚を介して家具アイテムから床へと伝達されるように調節されるようにする。脚がそのように調節されると、階段はキャビネットCから垂下する米国特許第5,005,667号の装置とは対照的に、家具アイテムを補強する役割を果たす。好ましくは、固定部は家具アイテムに装着されるようにする。この装着は、スケールメリットを利用することのできるキャビネットメーカー工場において実行可能である。一方、当該分野では、備品により、他のメーカーが製造する家具に合わせてユニットを改良することができる。例えば、階段は、増設モジュールとして販売される場合もある。
プッシュオープン型機構は、相互に間隔をおいて配置される一対のプッシュオープン型引出しスライダ41を含み、スライダは独自アイテムである。独自引出しスライダは、引出しを利用する状況で使用され、外方に突出するハンドルを必要としない。ハンドルを排除することで、より滑らかで、すっきりした美観となる。引出しを開放するため、ユーザは引出しの前面を瞬時に押して、引出しを数ミリメートル内側に押し込む。このように押すことで、引出しを約50mm(数インチ)開放するようにスライダが作動されるため、ユーザは引出しの前側縦壁の上縁をつかんで、引出しを拡張開放位置まで引き出すことができる。
プッシュオープン型機構40は、本例では弾性圧縮可能な支柱42(図2および3)の形態を取り、スライダ41を補強するブースター機構をさらに含む。支柱は偏っている。偏りの他の形態も可能である。
支柱42は、圧縮バネを内側に担持する外筒42と内筒とを含む。内筒は外筒内に摺動するように搭載される。よって、支柱42は入れ子式に拡張可能である。バネは、支柱42を拡張位置に向けて付勢すべく内筒に作用するように配置される。
支柱42の一端は可動支持フレーム20の左側に旋回可能に搭載され、支柱42の他端は固定フレーム10の右側に旋回可能に搭載される。踏み段部が、収納位置(図2)から、支柱42が旋回する部分展開構造(図3)まで移動するように搭載される。支柱42は、踏み板の移動方向に交差する配向(すなわち、図2に示す位置)から、移動方向に向けて旋回する。図3に示すように、支柱42は踏み板の移動方向に交差したままであるが、支柱軸と移動方向との間の夾角が大幅に低減される。
この幾何学的形状は、バネの力を有効に印加して、安定的な加速を提供する。支持フレーム20(フレームに担持される踏み段30、機構50、作動装置60)を加速するために印加されるバネの力の割合は、夾角のコサインに比例して変動するため、支柱42は図2から図3への配向に移動し、より大きな割合の力がステップに印加される。同時に、減圧されるにつれ、総バネ力が低減される。これらの拮抗要素がやや相殺される結果、加速力がより一定的になる。
どんな形態の移動機構(プッシュオープン型機構またはそれ以外)であれ、単に可動部20をストップと大きな音をたてて衝突させるのと対照的に、いくらかの距離、例えば10mmにわたって可動部20を減速させるように構成される形態のソフトストップ機構を含むことが好ましい。好適な形態のソフトストップ機構は、可動部を減速させる弾性手段を含む。一形態のソフトストップ機構(図示せず)は、水平面に配置され、水平面上で旋回するように、末端同士が旋回して接続される一対の細長要素を含む。可動部20が収納位置から外方に摺動するとき、上記要素の一方が他方の上に載る位置から、末端同士の並ぶ位置まで旋回するように、上記アセンブリの一端が固定部に旋回可能に接続され、他端が可動部に旋回可能に接続される。上記の理由から、末端同士が並んだ位置まで部材が完全に一直線になるのを防ぐため、この場合、可動部によって担持されるストップが設けられる。
上記要素のうちの1つは弾性的に拡張可能である。この場合、拡張式要素は短い引張りバネを含む。可動部が外方に摺動し、両要素がストップに接触して一直線になるのが防止されると、可動部の連続的な外方移動が引張りバネを伸長させる。引張りバネは、約15mmにわたって可動部を減速させ、実際にはわずかに引き戻すように選択される。これにより不快な大音や衝突を発生させずに、食器棚から階段の外側への配置を確実に設定することが分かっている。
上記要素はストップによって完全に一直線になるのが防止されるため、両者が一列に並ぶことがなく、可動部が半展開位置から収納位置へと戻るのが阻止される。このように、ソフトストップ機構は、収納動作に影響を及ぼさない。
階段が収納構造であるとき、ユーザは階段1の直前の床に立っていることがあり、高位の棚に手を伸ばす必要がある場合、階段1の横板部を蹴ることができる。わずかに内方に蹴り込むと、支持フレーム20がわずかな距離移動して、その結果、スライダ41を始動させて、支持フレーム20をわずかな距離、水平方向外方に移動させる。その後、支柱42が後を引き継いで、踏み段30は床の上に被さり、今しがたまで人が立っていた可能性のある床の一部の上に被さる。
この位置から、上昇機構50は、作動装置60のペダル61を踏むことによって作動される。作動装置に応答して、上昇機構50は、半展開構造(図3)から展開構造(図4および5)へ踏み段30を上昇させる。展開構造では、踏み段30は床から簡便に上昇した高さを呈し、高位の家具とその中に収容されたアイテムに手を伸ばすことができる。
移動機構は、好ましくは、キャビネットの最外部分から水平方向外側に約60mmまたは約160mmの位置に踏み段部を設定するように構成される。本発明者は、踏み段部がキャビネットに非常に近く隣接するため、快適に使用できることに気づいた。約160mmは、外形が縦型である背の高い棚セットに手を伸ばすのに便利であることに気づいた。一方の約60mmは、標準的な台所の頭上の食器棚にアクセスするのに便利であることに気づいた。食器棚は、下に階段ユニットを設置する基盤の台所キャビネットから水平方向に引っ込んでいる。
支持フレーム20は、矩形領域を仕切る4つの壁を含み、それらの壁はブランク材22(図6a)と類似のブランク材とから形成される。ブランク材22は片部22aと片部22bを含む。ブランク材22は、片部22aが4つの壁のうち最も奥の壁となり、片部22bが4つの壁のうち右側の壁となるように、折畳み線Fに沿って折り畳まれる。ブランク材は折畳み線Fに沿っても折り畳まれて、4つの壁が支持フレーム20の残りに接続される短い縁部を形成する。本例では、ブランク材22は、4mm厚のみがき軟鋼製である。
輪郭を持ったガイドスロット51aは片部22aの左側を貫通する。ガイドスロット51bは片部22aの右側を貫通する。スロット51bはスロット51aの鏡像であるため、スロット51a、51bは共に一対の対称ガイドを構成する。
矩形孔23は片部22bを貫通する。
上昇機構50は、一対の前側はさみ型アーム52と一対の後側はさみ型アーム52とを含む。アーム52は前後方向に略垂直である。各アームは、上端で旋回可能に踏み段部30に接続される。各対の一方のアームは踏み段部30の一方の側に沿って延びる共通旋回軸を中心に旋回するように搭載され、他方のアームは踏み段部30の他方の側に沿って延びる別の共通旋回軸を中心に旋回するように搭載される。2つの共通旋回軸は相互に平行であり、前後方向に水平に延びる。本例では、この方向は、踏み段部30が収納位置から部分展開位置まで移動する方向と平行な方向である。
各アーム52は、各端に10mm径の孔52aと、長手方向の中心点近傍で長手方向中心線に沿って延びる長手方向スロット52bと、を有する細長ブレードである。
ナットボルトアセンブリ53aは、前側対のアーム52のスロット52bを串刺しにし、それらのアームを相互連結する。ナットボルトアセンブリ53aは、好ましくは、スロット52bの内部に円柱面を与えて、アーム52を留めることなくナットを締め付けることのできる段部を提供する段付きボルトを含む。類似のナットボルトアセンブリ53bも同様に、後ろ側対のアーム52のアーム52を串刺しにして、相互連結する。当然ながら、他の串刺し構造も可能である。
スロット52bは好ましくは先細スロットである、あるいは、少なくとも先細部分を含み、先細部の側は、階段が展開位置まで上昇すると、ナットボルトアセンブリ53aのボルト上に収束する。階段が展開位置にあるときのスロット52bとボルトとの間の締まり嵌めは、かっちりと締まった感覚をユーザに提供することが分かっている。一方、スロット52bに沿ったボルトの相対移動の他の箇所における緩い嵌合は、滑らかで静かな動きを提供することが分かっている。
アーム52の下端の孔52aは一対のピン54a、54bを担持する。ピン54a、54bは相互に平行であり、前後方向に水平に延びる。よって、ピンはアーム52によって踏み段部30に接続される。引張りバネ55(図5)はピン54a、54b間で作用する。
はさみ型アーム52は、片部22aによって画定される後壁と類似の前壁の内側に配置される。ピン54a、54bは、前後方向にアーム52を超えて水平に延在して、後壁と前壁の両方でスロット51a、51bと係合し、スロット51a、51bに配置される。
図6bを参照し、溝51bが溝51aの鏡像であることを考えると、溝51aは、スロットの比較的低い下端部51d、51eに分かれた隆起水平中央部51cを含む。斜めに傾斜する部分は、端部51dを水平隆起部51cと連結する。縦部51fは水平隆起部51cを端部51eと連結する。
ガイド51a、51bとピン54a、54bとは、アーム52を可動支持フレーム20と連結する相互連結部を形成する。
スロット51a、51bは、ピン54aの移動、ひいてはこれらのスロットの形状を制限する役割を果たし、特にこれらのスロットの下端が重要である。スロット端部51d、51eはそれぞれ、踏み段部30が収納位置と展開位置にあるとき、 ピン54a、54bが位置する安定的な静止点を画定する。
踏み段部30を下降させると(例えば、収納位置または部分展開位置にあるとき)、はさみ型アーム52は、左側アームと右側アームとが平行になるように、ほぼ完全に折り畳まれる。曖昧さを回避するため、各アーム52に関して、孔52aの中心点同士を接続する仮想線を画定し、重要なのはこれらの仮想線の相対的配向である。例えば、アームは、機能に影響を及ぼさずに、これらの2つの点間で複雑な形状を有していてもよい。
この平坦位置では、ピンは最も外側に位置し、ガイドスロット51a、51bの外端51dに配置される。
平面図(図7a)において、作動装置60は、長アーム62と、ペダル61の形状の短アームと、を含むL状である。
作動装置60は大半が5mm厚のみがき軟鋼製であるが、短い弾性部62cをさらに含む。本例では、弾性部62cは、鋼部品における20mm幅の間隙によって形成され、一対のバネ鋼板が間隙にまたがり、間隙の両側で軟鋼を挟む。弾性部62cはペダルの感触に影響を及ぼす。もしくは、作動装置60全体がバネ鋼などの適切な弾性材料で形成されていてもよい。
アーム62は、支持フレーム20を横切って横方向に延在し、各孔23を通過する400mm長、40mm幅程度のブレードである。ブレード62は、端折曲げ部63と、ペダル61に隣接する装着タブ64と、をさらに含む。折曲げ部63およびタブ64はフレーム20と係合して、作動装置60が脱離するのを防ぐ。
ブレード62はピン54a、54bの下に位置する。ペダル61を押し下げると、ブレード62は後縁部62aを中心に回転させられ、縁部は孔23の下縁部を支持する。よって、ブレード60の前縁部62bが持ち上げられる。縁部62bはピン54a、54bに作用して、ピン54a、54bを上方に押し上げる。ピン54a、54bは、ガイド51a、51bの水平部51cに近づくまで上方および内方に移動し、その地点でバネ55が後を引き継いで、ピン54a、54bをガイド51aの内端へと内方に押しやる。この時点で、ユーザはペダル61を解放し、ピン54a、54bはガイド51aの内端51eへと落ちる。よって、ピン54a、54bは、移動して内端51eと接触する突当部を構成する。
よって、ペダル61は機構50を起動させるだけであり、踏み段部30を上昇させる作業の大半を実行するのはバネ55である。
ペダル61は、ユーザの右足によって作動される階段の右側に搭載されるが、階段の他の変形では、ペダルは他の側に搭載することもできる。
踏み段30が展開構造をとるとき(図4および5)、ピン54a、54bはガイド端51eに位置し、これらのガイド端はストップとして機能し、ピンのさらなる移動を防止する。さらに、上記の外形とした場合、ユーザが踏み段部30に立つと、アーム52を介して伝達されるユーザの体重により、ピンがこれらのストップへと降下する。バネ55相当物が人の体重の一部を吸収する構造とは対照的に、ピンとストップ(スロット端51eの形状)との間の接触はステップ上に立つ人に安定感および安心感を与える。
このピン54a、54bのガイド端51eへの下方駆動は、意図しない転倒を招きにくい。別の安全手段が縦スロット部51fである。このスロット部は、バネがピンを駆動しスロットに沿ってピンを上方に移動させることがないように、バネ55に対して垂直に延在する。当然ながら、他の変形も可能であり、例えば、スロット部51fは、バネがある程度ピンを下方に駆動するように傾斜させてもよい。
所望により階段1は、意図しない転倒を防止するために、踏み段部および/または踏み段部が下降する際に移動する部分の移動を阻止することによって、踏み段部の下方移動を少なくとも制限する阻止機構の形状を取る別の安全手段を含んでもよい。図10の変形では、作動装置60は、長アーム62に沿って搭載される2つの阻止部65a、65bを含む。図10は、階段の片側の阻止機構を示す。好ましくは、類似の阻止機構が、階段の別の側にも設けられる。
図10は、ピン54bがストップ51eと接触する展開位置における階段1を示す。
階段の上述の変形によると、階段を降下させるには、ペダル(61、図示せず)を押して、縁部62aを中心にアーム62を旋回させる(それにより縁部が旋回軸を構成する)ことで、縁部62bはストップ51eから離れ、スロット51fに沿うようにピン54bを上方に駆動する。
阻止部65aは、縁部62aを超えて配置され、(階段が展開位置にあるとき)ピン54bの下から、ピン54bの上の阻止部の自由端まで上方に延在する。
阻止部65bは縁部62bの下方に位置し、ピン54bの上方で水平方向外方に延在する部材60の片持ち部66の自由端に搭載される。阻止部65bは、片持ち部66から、ピン54bの下の阻止部の自由端へ下方に延在する。階段が展開位置にあり、ペダルがまだ押されていないとき、両阻止部は、水平方向外方に、ピン54bに沿って配置される。
阻止部65a、65bは、ピン54がスロット51fから水平部51cまで移動するのを防止する役割を果たす。よって、階段の末端にうっかり飛び乗ったユーザが、瞬間的にスロット51f内のピンを上昇させる間、階段は不注意に転倒せず、末端での荷重が除かれれば、ピン54bはスロット端部51eへ戻る。
一方、阻止部65aが旋回軸(この場合、縁部62a)から離れているため、軸中心に回転すると、阻止部65aがピン54bに対して下方に移動して、上自由端がピン54bの下に配置される。当然ながら、ピン54bは同時に上方に移動しているため、阻止部65aはピン54bの径まで移動しない。同時に、阻止部65bはスロット51fの長とピン54bの径の合計分上昇することによって、ストップ65bがピン54bの上方に位置する。
阻止部65a、65bが移動すると、スロット部51cと並んだ水平ウィンドウが開放されることによって、ガイド51aに沿ってピン54bを摺動させる。このように、阻止部がこれらの位置にあるとき、階段1を下降させることができる。
本例では、阻止部65a、65bは、アーム62に固定される別々の材料部分であり、単独の部材を形成する。曖昧さを回避するため、「部材」およびその類似の文言は、従来の意味で多構成部材(例えば、この文言は一体形成部材に限定されない)を含むように本文書では使用されるが、それらの用語は、例えば旋回接続によって連結される部材を含むには至らない。弾性部材も可能である。事実、弾性部62cなどの弾性部を組み込む部材も可能である。
図10に示す変形と類似する階段の変形では、部分52cは前側対のはさみ型アームと後ろ側対のはさみ型アームとの間の距離を跨り、ブレード62はこのスパン部に作用する部分を包含または担持するため、上昇されて上昇機構を始動するのは、ピン54a、54bではなくスパン部である。スパン部を上方に駆動して上記機構を始動することによって、ピンがスロット端部51dから上昇するだけでなく、バネ55が後を引き継ぐように、はさみ型アーム52が完全平坦位置から遠ざけられる。
踏み段部30を降下させるため、ユーザは一方の足でペダル61を踏んで、ブレード62を再び回転させることで、ピン54a、54bを上昇させ、阻止部65a、65bを可動位置まで移動させる。したがって、ピン54a、54bがスロット端部51eから水平スロット部51cに向かって上昇する。次に、ユーザは、他方の足で踏み段部に立つ。踏み段部30がはさみ型アーム52の動作を通じて下方に駆動されるにつれ、ピン54a、54b は水平スロット部51cに沿って外方に駆動され、両阻止部間の水平間隙を水平方向に追加する。一旦水平移動が開始されると、ユーザは、ピンが外側スロット端部51dに配置されるまで、ステップを本来位置に駆動できるようにペダル61を解放する。よって、上昇機構50、特にそのバネ55に負荷がかかり、下降位置へリセットされる。次に、横板部を押すことによって、支持フレーム20と支持フレームに担持される踏み段部30とは、食器棚の下の収納位置まで戻すことができる。
支持フレーム20によって担持される高さ調節可能脚24a、24bの形状の支持体は、階段1の確実な安定感に寄与する。本例では、支持体は、ネオプレン底部の脚24a、24bの形状を取る。ネオプレン底部は、階段が人の体重の一部を支えている間、床を滑るのを防止する高摩擦面の一例である。他の係合手段も可能である。例えば、支持体は、床に形成される補完的なキー溝と協働するキー溝の形状を取っていてもよい。本発明者は、このような係合手段がないと、ユーザが大きな水平力を印加するように、いくらか離れた場所からストップに踏み込む場合に、階段がその上に据え付けられる食器棚に向かって意図せず床上を滑る危険性があることに気づいた。係合手段はこの水平力に抵抗して、階段の意図しない水平移動を防止し、階段の確実な安定感に寄与する。
脚24a、24bの高さは、ステップの荷重が低減されたときに、床との隙間を設けるように調節される。好ましくは、隙間はわずか数ミリメートルである。隙間は、脚が床の凹凸との間に隙間を置き、床を円滑に移動するという点で重要である。具体的には、本発明者らは、タイル貼りの台所床のタイルは、台所キャビネットの外形をわずかにしか超えて敷かれないことが多いため、台所キャビネット下のタイル縁部が、床に接触する支持脚の外方への進行を邪魔する可能性のある不都合な段差となることを発見した。床との隙間を設けるように脚を設定することで、不都合な段差が回避される。
人がステップ上に立つと、フレーム10、20およびプッシュオープン機構40の弾性により、片持ち部はごくわずか下方に撓むことができるため、脚24a、24bが床に押しつけられて、人の体重の全部ではないにせよ大半がこれらの脚を介して床に伝達される。これらの脚は支持フレーム20と共に移動するため、使用中は踏み段部30に近接して搭載され、片持ち構造で上昇する水平または傾斜荷重路とは全く異なり、床までの直立荷重路を画定する。この踏み段30の下の床部分(または少なくともその近接の床)との連結の結果、システムの弾性は低下する。
上昇機構50の多数の変形も考えられる。例えば、アーム52の下端には、支持フレーム20に担持されるピンと協働するガイドスロットを設けることができ、もしくは、支持フレーム20とアーム52との単純な旋回連結を提供し、ピンおよびガイドスロット(など)の複雑な相互連結部をアームの最上部まで移動させることによって、機構全体を実質上逆転させることができる。当然ながら、これらの可能性の変形も可能である。事実、どのような種類のガイドも備えていない他の変形も可能である。
図9は、支持フレーム部22b’およびアーム52のそれぞれに旋回可能に搭載される連結機構54aなど、ガイドを設けない変形の概略図である。アーム54aは、移動して、動作の最終地点でストップ51d’、51e’と接触する突当部を構成する。ピン54aとストップ51eとの接触と同様、連結機構54a’は、ステップ上に立つ人の体重によってストップ51eへと駆動される。図9では、連結機構54a’およびアーム52は収納位置では実線で示し、展開位置では点線で示す。
本例では、踏み段部30は、単純な平坦水平板と、その板の下側に、前と後にそれぞれ垂直な横板とを含む。踏み段部30は、これらの縁部を介して旋回可能にアーム52に接続される。踏み段部30の上面は、踏み段面であり、望ましくは滑り防止面である。滑り防止面は、板と一体成形される構造形状をとってもよいし、接着剤を用いて保持される滑り防止層で形成してもよい。他の形状の踏み段部も可能である。例えば、踏み段は単純な横木とすることができる。
上記の階段1は単独の踏み段30を含むが、より複雑な構造では、複数の踏み段を組み込む場合がある。
上記の様々な細部はいずれも、他の細部を設けずに有効に適用することができる。例えば、上昇機構50は、高さ調節可能キックステップなど、プッシュオープン型機構40に近い機構を設けずに有効に適用することができる。同様に、プッシュオープン型機構40は、上昇機構50なしで有効に適用することができる。
要約すると、階段1の動作時、ユーザは収納された階段1に近づき、横板部を蹴って、踏み段30を、据え付けられる家具の下から、利用可能な床部分に被さる部分展開位置まで外方に移動させる。次に、ペダル61を瞬間的に踏むだけで、踏み段部30はバネ55の勢いで簡便な高さまで上昇する。一旦ユーザがステップの使用を終えると、以下の手順をたどる。
1.ペダル61を押し下げる。
2.踏み段部30を押し下げる。
3.ペダル61を解放する。
4.踏み段部を解放して、階段1を半展開構造に戻す。
半展開構造から、階段を片足で内方へ軽く押すと、階段は収納構造に戻る。
上記の一連のステップは単純かつ直観的であり、理論上考えられるよりもずっと簡単であることが分かっている。明らかに、簡便で手を使わない操作が可能である。
上記の階段は全体が機械式であるため、単純かつ頑丈でメンテナンスが楽である。より複雑な変形も可能である。たとえば、電子機械的な変形は、プッシュオープン型機構の代わりに線形モータを組み込み、バネ55および作動装置60の代わりに別の線形モータを組み込むことができる。電子機械的変形は、ボタン、または、階段から遠隔に搭載することのできる、あるいは音声で作動させることのできる他のユーザインタフェースによって操作可能としてもよい。
上述したように、本発明は台所という背景に限定されない。実際に、いくつかの階段は戸外で採用することができる。曖昧さを回避するため、床および類似の用語を本文書で使用する際、地面を「床」と定義してもよい。

Claims (27)

  1. 少なくとも1つの踏み段部と、
    前記踏み段部が人に踏まれるように引き出される展開位置まで、前記踏み段部を上昇させることのできる上昇機構と、
    ペダルと、
    を備える階段であって、
    前記上昇機構が、
    ストップと、
    前記踏み段部が前記展開位置まで上昇したときに前記ストップと接触するまで移動し、前記人の体重の少なくとも一部により前記ストップに押し当てられる突当部と、
    を含み、
    前記ペダルが前記突当部を前記ストップから遠ざけるように押下げ可能であり、
    前記上昇機構が、前記突当部がそのように遠ざけられたときに、前記踏み段部を押し下げることで、前記突当部を前記ストップからさらに遠ざけるように構成される、階段。
  2. ガイドと、
    前記ガイドに沿って相対的に移動可能な部分と、
    を含み、
    前記ストップが、
    前記ガイドの一部または前記ガイドに固定される部分と、
    前記相対可動部と、
    の少なくとも一方であり、
    前記突当部が、
    前記ガイドの一部または前記ガイドに固定される部分と、
    前記相対可動部と、
    の他方である、請求項1に記載の階段。
  3. 前記突当部が前記相対可動部である、請求項2に記載の階段。
  4. 前記突当部が、前記ストップに近づくにつれ、ある距離降下し、前記ペダルが前記突当部を前記距離上昇させるように押圧可能である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の階段。
  5. 前記踏み段部の前記展開位置への途上で、前記踏み段部が相対的に上昇する支持部と、
    前記踏み段部が前記展開位置にあるとき、前記人の体重の少なくとも一部を前記踏み段部から前記支持部に伝達する荷重路を画定するように構成される少なくとも1つの部材と、
    前記少なくとも1つの部材が前記支持部に連結される第1の相互連結部と、
    前記少なくとも1つの部材が前記踏み段部に連結される第2の相互連結部と、
    を含み、
    前記相互連結部の少なくとも1つが前記ストップと前記突当部とを含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の階段。
  6. 前記第1の相互連結部が、前記相互連結部のうち少なくとも1つである、請求項5に記載の階段。
  7. 前記突当部が前記部材の一部または前記部材に担持される部分である、請求項5または6に記載の階段。
  8. 前記踏み段部が下降するにつれて移動する前記踏み段部に連結される部分と、
    1つ以上の阻止部と、
    を含み、
    前記ペダルが、前記阻止部に連結され、前記ペダルを押すことで、前記阻止部が前記踏み段部に連結される前記部分を阻止して、前記踏み段部の下降を少なくとも制限する位置から、前記踏み段部が下降可能である位置まで前記阻止部を移動させる、請求項1〜7のいずれか1項に記載の階段。
  9. 踏み段部が人に踏まれるように引き出される展開位置から下降可能な少なくとも1つの踏み段部と、
    前記踏み段部が下降するにつれて移動する前記踏み段部に連結される部分と、
    1つ以上の阻止部と、
    前記阻止部に連結されるペダルであって、前記ペダルを押すことで、前記阻止部が前記踏み段部に連結される前記部分を阻止して、前記踏み段部の下降を少なくとも制限する位置から、前記踏み段部が下降可能である位置まで前記阻止部を移動させるペダルと、
    を含む、階段。
  10. 前記阻止部および前記ペダルが部材の一部である、請求項8または9に記載の階段。
  11. 前記阻止部が、前記ペダルと共に、旋回軸を中心に少なくとも実質上旋回するように構成される、請求項8〜10のいずれか1項に記載の階段。
  12. 前記踏み段部に連結される前記部分が前記旋回軸にわたって延在し、前記旋回軸の両側で、前記阻止部の対応する少なくとも1つに配置される、請求項11に記載の階段。
  13. 前記旋回軸が少なくとも略水平に延びる、請求項11または12に記載の階段。
  14. 前記踏み段部に連結される部分が水平延在部材である、請求項9〜13のいずれか1項に記載の階段。
  15. 人が床の一部に立つことができる収納位置から、前記人に踏まれるように前記床の前記部分にわたって引き出される展開位置まで移動するように前記踏み段部を搭載させる機構を含み、
    前記展開位置が前記収納位置より高い位置にあり、
    前記踏み段部を搭載させる前記機構が前記上昇機構を含む、請求項1〜14のいずれか1項に記載の階段。
  16. 1つ以上の支持体を含み、前記踏み段部がそのように移動する際、前記支持体が、前記床と係合して、前記人の体重の少なくとも一部を前記床に伝達する位置まで移動するように搭載される、請求項15に記載の階段。
  17. 前記支持体が、そのように移動する際、密着して前記床をたどるように搭載される、請求項16に記載の階段。
  18. 前記支持体が、前記階段が人の体重の一部を支えている間、前記床上の摺動に抵抗する高摩擦面を含む、請求項17に記載の階段。
  19. 前記踏み段部を前記収納位置から遠ざけるように脚が調節可能であるプッシュオープン型機構を含む、請求項15〜18のいずれか1項に記載の階段。
  20. 前記プッシュオープン型機構が、前記踏み段部の前記展開位置の縦方向下方で一直線に並ぶ部分展開位置まで、前記踏み段部を駆動するように構成される、請求項19に記載の階段。
  21. 前記床の前記部分が家具アイテムに隣接し、
    前記階段が、
    前記家具アイテムのベースで位置決め可能な部分と、
    横板部と、
    を含み、
    前記位置決め可能部が、前記踏み段部と、前記踏み段部を移動するように搭載させる前記機構と、を含み、
    前記横板部が、前記家具アイテムに対して整合可能になるように、前記部分が前記位置決め可能部に対して複数の配向で配置されるとき、前記横板部が前記位置決め可能部に装着可能である、請求項15〜20のいずれか1項に記載の階段。
  22. 踏み段部と、
    人が家具アイテムに隣接する床の一部に立つことができる収納位置から、前記人に踏まれるように前記床の前記部分にわたって引き出される展開位置まで移動するように前記踏み段部を搭載させる機構と、
    前記家具アイテムのベースで位置決め可能な部分と、
    横板部と、
    を含み、
    前記位置決め可能部が、前記踏み段部と、前記踏み段部を移動するように搭載させる前記機構と、を含み、
    前記横板部が、前記家具アイテムに対して整合可能になるように、前記部分が前記位置決め可能部に対して複数の配向で配置されるとき、前記横板部が前記位置決め可能部に装着可能である、階段。
  23. 前記位置決め可能部が前記家具アイテムに装着可能であり、静止部を含み、前記静止部が高さ調節可能脚を含む、請求項21または22に記載の階段。
  24. 前記家具アイテムのベースで位置決め可能な部分を含み、
    前記位置決め可能部が、
    前記踏み段部と、
    前記踏み段部を移動するように搭載させる前記機構と、
    静止部と、
    を含み、
    前記静止部が高さ調節可能脚を含む、請求項15〜20のいずれか1項に記載の階段。
  25. 踏み段部と、
    人が家具アイテムに隣接する床の一部に立つことができる収納位置から、前記人に踏まれるように前記床の前記部分にわたって引き出される展開位置まで移動するように前記踏み段部を搭載させる機構と、
    前記家具アイテムのベースで位置決め可能な部分と、
    を含む階段であって、
    前記位置決め可能部が、
    前記踏み段部と、
    前記機構が前記踏み段部を移動させるように搭載される前記機構と、
    静止部と、
    を含み、
    前記静止部が高さ調節可能脚を含む、階段。
  26. 台所で使用される、請求項1〜25のいずれか1項に記載の階段。
  27. 階段の設置方法であって、
    位置決め可能部を家具アイテムのベースに位置決めすることと、
    次に前記家具アイテムに対して横板部を整合させることと、
    前記横板部をそのように整合させながら、前記横板部を前記位置決め可能部に装着させることと、
    を含み、
    前記位置決め可能部が、
    踏み段部と、
    人が前記家具アイテムに隣接する床の一部に立つことができる収納位置から、前記人に踏まれるように前記床の前記部分にわたって引き出される展開位置まで移動するように前記踏み段部を搭載させる機構と、を含む、方法。

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