JP2017512076A - 食器類を処理する方法 - Google Patents

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Abstract

食器類を処理する方法及び装置。

Description

食器類を処理する方法及び装置。
過去20年間にわたる食器及び洗濯物を洗浄するための食器及び洗濯物用洗剤製剤における全ての改善をもってしても、特定の種類の染みを有する汚れた食器及び洗濯物の清浄化には依然として問題がある。再利用可能なプラスチック食器類の清浄化が、特に困難であり得る。食べ残しの食品を保管するために、蓋を有するプラスチック製のボウルが一般的に用いられている。このようなプラスチック容器に食品を保管したことのある人であれば誰でも、プラスチックに染みが付いていくのを経験したことがある。これは、多くの食品が、天然及び人工の色素を含有しているためである。サクランボ及びブルーベリー等の食品は、赤〜青色のアントシアニン色素を有する。リコペン及びベータ−カロテン等の橙−赤色のカロテノイド類は、トマト又はニンジンに見られる。黄色のウコン色素は、カレー及びマスタードに見られる。無論、上記食品は、時に、結局衣類にこぼれることになり、その結果、除去が困難な染みが付く。
従来の食器洗濯物用洗剤組成物は、過炭酸ナトリウム等の漂白剤を含み、漂白触媒としてアミンコバルト塩を使用している。一部の食器及び洗濯物用洗剤製剤は、漂白剤として次亜塩素酸ナトリウムを使用している。このような漂白剤を使用する自動食器洗浄機用洗剤組成物製剤及び洗濯物用洗剤製剤は、様々な程度の効果を有するが、このような効果が常に消費者の要求を満たす訳ではない。用いられる具体的な自動食器洗浄機用洗剤組成物によっては、プラスチックの食品保管用ボウルに洗浄後も染みが付いたままであることが珍しくない。同様に、時に、衣類の染みは、自動食器洗浄機で洗浄したとき、満足のゆく程度まで除去されない。
自動食器洗浄機用洗剤及び洗濯物用洗剤組成物では、他の有益な活性成分が望ましい場合がある。例えば、染み抜き剤、殺菌剤、並びに食器、調理器具、及び衣類上の内生胞子を排除するための活性成分等の有益な活性成分を含むことが望ましい場合がある。
恐らく食器及び洗濯物用洗剤組成物に含めることができる多くの有益な活性成分が存在する。無論、このような有益な活性成分を商業的に実現可能な食器洗浄機用洗剤組成物に組み込むためには多くの技術的課題が存在する。多くの有益な活性成分は、粉末、液体、又はゲル製剤中で化学的に安定ではない場合もある。特定の有益な活性成分を有する食器及び洗濯物用洗剤組成物は、物理的に安定ではない場合もある。一部の有益な活性成分は、環境的に安定ではない場合もある。例えば、温度及び湿度の変化が、組成物に対して有害な影響を有することがある。更に、一部の有益な活性成分は、食器洗浄機用洗剤組成物の他の成分と不適合である場合がある。
食器洗浄機用洗剤組成物が特定の有益な活性成分を含むことを可能にするための別のアプローチは、光活性化される化学物質の使用である。例えば、水中の微粉化二酸化チタンは、光によって活性化されて漂白系になる。スルホン化亜鉛フタロシアニンを含むフタロシアニン類及びナフタロシアニン類等の光活性剤は、光漂白剤及び抗菌剤として有効であり得る。同様に、このような有益な活性成分は、完全に製剤化された(fully formulated)食器又は洗濯物用洗剤とは別の組成物中に提供してもよい。
食器及び洗濯物用洗剤において光活性化学物質を使用することに対する1つの障壁は、サイクル中に食器洗浄機又は洗濯機内の清浄化組成物に放射線照射する必要があることである。食器洗浄機及び洗濯機に、製造時に内部照明を備え付けることはできる。しかし、光活性化学物質を含む有効な洗剤が開発された場合、消費者の家庭に現在存在する装置の大部分は、このような内部照明を備えていない。消費者が、光活性化学物質を使用する洗剤を利用するために新たな装置を購入する可能性は低い。これを考慮すると、洗剤の開発者らが光化学を使用する素晴らしい画期的な組成物を開発したとしても、ごく少数の限られた消費者しか効果を確かめることはできないであろう。内部照明を有する装置を進んで購入する可能性のある限られた消費者に供給するのに必要な食器洗浄機用洗剤組成物の量では、正当な事業計画にはならない可能性がある。また、内部照明を有する食器洗浄機の新モデルが消費者の家庭に普及するまで、長期間、恐らく長年にわたって事業を待機させることも魅力的ではない可能性がある。
これら制約を念頭において、一体式内部照明を有する新しい高価な装置を購入する必要なく、食器洗浄及び洗濯物の洗浄において光活性化学物質を利用する能力を消費者に提供する方法及び装置が、継続して取り組まれないまま必要とされている。
本発明の1つの実施形態は、食器を処理する方法であって、光活性成分を含む処理組成物を提供する工程と、前記処理組成物と前記食器類とを装置内で接触させる工程と、前記処理組成物に可視光を照射する工程と、を含み、前記処理組成物に可視光を照射する工程は、前記装置に工具不要で挿入可能かつ取り外し可能な光源を用いて実施される、食器を処理する方法である。
本発明の別の実施形態は、洗濯物を処理する方法であって、光活性成分を含む処理組成物を提供する工程と、前記処理組成物と前記洗濯物とを装置内で接触させる工程と、前記処理組成物に可視光を照射する工程と、を含み、前記処理組成物に可視光を照射する工程は、前記装置の内部に工具不要で着脱可能な光源を用いて実施される、洗濯物を処理する方法である。
本発明の別の実施形態は、照明付きディスペンサであって、電源及び前記電源に導電接続される光源を含む照明筐体と、前記照明筐体に動作可能に接続される処理組成物リザーバであって、分配出口を備えるリザーバと、を含み、洗浄装置の内部に収まるような大きさ及び寸法である、照明付きディスペンサである。
本発明の別の実施形態は、基材を処理するためのキットであって、光源を含む照明筐体と、光活性剤を含む光触媒性処理組成物を収容する容器と、を含み、前記照明筐体及び前記容器が、互いに同梱(co-packaged)される、キットである。
消費者が装置に入れることができる光源及びリザーバを有するディスペンサである。 ディスペンサ用のキャリアである。 分配装置に動作可能に取り付けられる磁石を備える分配装置である。 装置内のラック又は他の可動部品に工具不要で着脱可能であるロック部材を有する分配装置である。 自動食器洗浄機である。 自動洗濯機である。 電源及び前記電源に導電接続される光源を含む照明筐体である。 電源及び前記電源に導電接続される光源を含む照明筐体と、光活性剤を含む処理組成物とを含むキットである。 容器に連結され、前記容器から突出するアプリケータを備え、かつ前記容器と液体連通する照明筐体を含むキットである。
光活性成分は、様々な形態の食器及び洗濯物用洗剤製剤中に又は前記製剤と共に提供され得る。例えば、光活性化学物質は、完全に製剤化された粉末、液体、ゲル、又は単位量溶解性パウチ中に提供され得る。また、光活性化学物質は、完全に製剤化された食器又は洗濯物用製剤とは別の組成物中に提供され得る。別の組成物として提供される場合、光活性化学物質を有する組成物は、完全に製剤化された洗剤を洗浄物に送達する前、間、又は後に、洗浄物に送達され得る。
光活性成分を含む洗濯及び洗剤組成物を利用するために、光源を提供することが望ましい。光源は、食器洗浄機又は洗濯機と一体的に提供され得る。更に、光源は、食器洗浄機又は洗濯機によって一体的に電力供給され得る。光源は、電磁波を発生させる。
装置は、清浄化される基材を収容するキャビネットに光を放つ1つ以上の耐水性照明器具を備え得る。このような照明器具は、キャビネットの壁、天井、又は床に嵌め込まれて、光をキャビネット内に導くことができる。食器洗浄機の場合、清浄化される食器に様々な分配アレイを通して循環するとき、洗浄液及びその中に提供される任意の光活性成分に光を照射してよい。
同様に、洗濯機については、耐水性照明器具が、洗浄ドラムを収容するキャビネット内又はドラム自体内で光を放つことができる。例えば、直立型洗濯機では、埋め込み型照明をドラムの壁に設けて、ドラムの中心に向かって光を導くようにしてもよい。光活性成分を含有する洗浄液がドラムに充填又は部分的に充填されたときに、洗浄液に光を照射して光活性成分を活性化するように、照明は、ドラムの下部に向かっていてよい。無論、照明は、直立型洗濯機の上部ドアに又は上部ドア内に固定されて、下向きに、洗浄液に又はそこからドラムに水が分配される出口に光を導くようにしてもよい。穴あきドラムを有する洗濯機では、このようなドラムは、シェル内に収容され、シェルは、洗浄液を収容する構成部品である。このシェル内に光を放って、洗浄液中に提供される任意の光活性成分を活性化させることが有利であり得る。このような構成は、照明が、洗浄される物品と接触しなくてもよいので、より簡単に光を提供する技術的態様を作製することができる。
また、洗浄液は、装置のリザーバに保管されるか、又はポンプ、導管、若しくは他の液体搬送要素を通って若しくはその内部を移動するので、光源に洗浄液に光を当てさせることも可能である。このようなアプローチは、洗浄液中の光活性成分に光が照射されるのを清浄化される物品が妨害しないので、望ましい場合がある。
様々な光活性成分の光活性は異なり得る。例えば、一部の光活性成分は、紫外光及び/又は可視光によって活性化され得る。紫外光が光活性成分を活性化する場合、消費者が光源を視認できないように装置内に配置された光源を有することがより実用的であり得る。このような構成は、循環中に洗浄液が導管を通過するときに洗浄液に光を照射することによって、最適に得ることができる。装置をこのように構成されるように構築することは、比較的容易に実施することができる。しかし、光源が消耗したとき又は光源が装置に深く埋め込まれている場合に故障したとき、消費者が光源を交換するのは困難であり得る。
光源が装置のドラム又は装置の天井若しくは床に存在する場合、照明が消耗したとき又は故障したときに消費者が光源を交換するのが比較的容易であり得る。このように光源を配置するには幾つかの課題がある。第1に、紫外光を用いる場合、装置のドアを開けたときに確実に紫外光が作動できないように、適切な制御を装置で用いることが必要になる場合がある。第2に、消費者が光源を交換した後に漏出が生じず、かつ典型的な消費者が光源を交換することが技術的に十分簡単であるように、耐水性封止機序が十分にロバストでなければならない。
光源は、1つ以上の発光ダイオード、白熱タングステンフィラメント型電球、Hg(Ar)UVランプ、蛍光ランプ、コンパクト型蛍光ランプ、冷陰極蛍光ランプ、高輝度放電ランプ、又は他のこのような光源であってよい。光源は、光活性成分が調整される波長又は波長域と調和する幾つかのスペクトルを有する必要がある。
更に別の代替アプローチは、洗浄が行われる場所から離れたところに光源を有し、光ファイバーケーブル又は他の搬送手段を介して、清浄化される物品が洗浄液と接触する場所に光源から光を輸送することである。
上記複雑性を考慮すると、内部照明システムなしで製造された装置を、装置自体によって電力供給される照明システムを含むように改造することは、膨大なコスト及び手間がかかるであろう。この課題を克服する1つの選択肢は、消費者が装置に入れることができる携帯型光源を提供することである。
照明付きディスペンサ
消費者が装置に入れることができる、光源20及びリザーバ70を有するディスペンサ10を図1に示す。ディスペンサ10は、ディスペンサ10が挿入される機械の可動部のいずれか又はその内容物のいずれかに干渉することなく、洗浄装置の内部に収まるような大きさ及び寸法の携帯型装置であってよい。内部は、例えば、洗濯機のドラムであると考えることができる。食器洗浄機については、内部は、食器洗浄機を稼働させたときにラック及び食器が存在する空間であると考えることができる。
典型的な家庭用食器洗浄装置及び洗濯機は、約1m3未満、又は更には約0.7m3未満、又は更には約0.5m3未満の洗浄空間を有する。ディスペンサ10は、約6000cm3未満の容積を有してよい。ディスペンサ10は、約3000cm3未満の容積を有してよい。ディスペンサ10は、約1500cm3未満の容積を有してよい。ディスペンサ10は、約750cm3未満の容積を有してよい。ディスペンサ10は、約325cm3未満の容積を有してよい。ディスペンサ10は、約150cm3未満の容積を有してよい。
ディスペンサ10は、薄型であってよい。薄型とは、ディスペンサ10が一般的に薄いという意味で用いられる。例えば、ディスペンサ10は、光源20から光が発せられる方向において測定したとき、約5cm未満、又は更には約2cm未満、又は更には約0.5cm未満の厚さを有し得る。
ディスペンサ10は、装置の一部が光を提供するための構成部品を収容し、他の部分が液体送達システムであり得るように設計してよい。光を提供するための構成部品は、電源40を含んでよい。電源は、電池であってよい。電池は、従来のAA、C、D、又は他の標準的なサイズの電池であってよい。電池は、ニッケル−カドミウム、リチウムイオン、又は他の種類の電池であってよい。電源40は、ディスペンサに内蔵される発電機であってもよく、ディスペンサの移動が発電機を駆動して、光源20に電力供給する電流を発生させる。
電源40は、光源20に導電接続され得る。導電接続とは、例えば、回路における直接接続、誘導、又は電源40から光源20にエネルギーを伝達するための公知の任意の他の技術的アプローチによって、電源40から光源20に電力を伝達し得ることを意味する。電源40は、光源20を含む電気回路において電線50を介して接続され得る。無論、オン/オフスイッチ、タイマー、又は光源20から発せられる光のオン及びオフ、輝度、スペクトル、若しくは他の属性を制御することができるプログラム可能な論理制御器等のより複雑な回路も企図される。
ディスペンサ10は、照明筐体60を有し得る。照明筐体60は、電源40と、電源40に導電接続される光源20とを含み得る。ディスペンサ10は、更に、照明筐体60に動作可能に接続される処理組成物リザーバ70を含み得る。すなわち、例えば、リザーバ70及び照明筐体60を、互いに一体になっているか又は互いに連結している材料で構成することによって、リザーバ70及び照明筐体60を互いに連結させてもよい。例えば、ディスペンサ10が、スナップ止めされる(snapped)か又は他の方法で互いに連結されてディスペンサ10を形成する、1つ以上の射出成形部品で構成される実施形態が企図される。
リザーバ70は、分配出口80を含み得る。分配出口80は、水抜き穴90であってよい。リザーバ70は、複数の水抜き穴90を含み得る。水抜き穴90は、処理組成物100をゆっくり分配するような大きさ及び寸法であってよい。水抜き穴90は、円形であってよく、2mm以下の直径を有してよい。水抜き穴90の数及び寸法は、処理組成物100の流体力学的特性に依存し得る。分配出口80からの流量を制御できることが企図される。例えば、水抜き穴90は、水抜き穴90からの流れを制限する調整可能な障害物、例えば、水抜き穴90の開断面を部分的にブロックするカバー又は障害物を有してよい。
照明筐体60及びリザーバ70は、並列関係で配置してよい。あるいは、照明筐体60は、処理組成物100がリザーバ70から分配されるときに処理組成物100が光源20のそばを通るように、使用時にリザーバ70が照明筐体60の上方に存在するように配置されてよい。光活性化学物質を含有し得る処理組成物100が、リザーバ70から分配されたときに活性化されるように、このような設計は実用的であり得る。
光源20は、発光ダイオード、白熱ランプ、白熱タングステンフィラメント型電球、Hg(Ar)UVランプ、蛍光ランプ、コンパクト型蛍光ランプ、冷陰極蛍光ランプ、高輝度放電ランプ、又は他のこのような光源であってよい。電源40は、必要な程度まで光源20に電力供給するのに十分な電力を提供する必要がある。電源40は、使い捨て電源であってもよく、又は複数回の使用にわたって光源20に電力供給することができてもよい。
リザーバ70は、入口孔110を有してよい。入口孔110は、それを通して処理組成物100をリザーバ70に送達することができる、リザーバ70の開口部を提供し得る。入口孔110は、処理組成物100を簡便にリザーバ70に入れることができるように、栓、ラグ及びキー栓(lug and key stopper)、ねじ込み式プラグ等であってよい。
図1に示す図では、リザーバ70の一部は、リザーバ70内に存在する処理組成物100を示すために除去して図示されている。処理組成物100は、重力流によって分配出口80を通り抜け得る。電気化学的に駆動されるか又はばね荷重トリガー起動ポンプ(spring loaded trigger activated pump)を設定する消費者によって機械的に駆動されるポンプによるアプローチを含む、リザーバ70から処理組成物100を分配するための他のアプローチが企図される。
ディスペンサ10は、更に、照明筐体60及び処理組成物リザーバ70のうちの一方又は両方に動作可能に接続されるロック部材120を含み得る。図1に示すロック部材120は、ディスペンサ10と共に使用され得る可能なロック部材120の単なる一例である。ロック部材120は、本体130から延在する1つ以上のヒレ部140を有する本体130を含み得る。本体130は、ディスペンサ10に沿って長さ方向に延在し得る。本体130は、ディスペンサ10に対して垂直配列であってよい。
ロック部材120は、キャリア140に工具不要で着脱可能であってよく、キャリア140は図2に示す。工具不要で着脱可能であるとは、機械的利益を提供する工具を全く使用することなく、消費者が関連構造を着脱可能であることを意味する。むしろ、消費者は、操作される物を自身の指だけで簡単に操作することができる。消費者は、スクリュードライバー、ペンチ、ハンマー、又は消費者の手によって提供され得る力に対して機械的利益を提供する他の道具を使用する必要がない。
例えば、消費者は、工具を全く使用することなく、ロック部材120、ひいてはディスペンサ10をキャリア140に着脱可能である。すなわち、ロック部材120は、機械的利益を提供する工具の支援なく、手でキャリア140に着脱可能である。
ロック部材120は、キャリア140と摺動可能に係合可能であってよい。例えば、ロック部材120は、T字形を有してよく、キャリア140は、T字形ロック部材120のヒレ部140を受容するような大きさ及び寸法である一対のスロット145を有してよい。使用時、消費者は、ロック部材120を補完キャリア140の中に摺動させることができる。図1及び2に示す実施形態では、T字形ロック部材120の腕部をキャリア140の補完溝の中に摺動させることができる。
キャリア140は、キャリア140のロック部材120とは反対側に取り付けられる接着剤150を含み得る。使用時、接着剤150は、食器洗浄機の内部(例えば、壁、床、天井、ドア、ラック、スピンドル)又は洗濯機の内部(例えば、ドラム、ふた、サイドエントリー型洗濯機の後壁又は前壁)にキャリア140を接続することができる。接着剤150は、ディスペンサ10を洗浄装置に固定するのに十分な強度を有する必要がある。接着剤150は、接着剤150が洗浄中にキャリア140を解放しないように、洗浄液と化学的に適合する必要がある。
分配装置10は、図3に示す通り、分配装置10に動作可能に取り付けられる磁石160を含み得る。図3に示す通り、磁石160は、ディスペンサ10に貼付してもよく、ディスペンサ10と一体であってもよく、また、ディスペンサ10の光源20及び分配出口80とは反対側に存在してよい。使用時、磁石160は、洗浄装置の内部の金属表面又は構成部品に分配装置10を取り付ける機能を有し得る。
ディスペンサ10は、プラスチック又は金属から製作してよい。
分配装置10は、図4に示す通り、装置内のラック170又は他の可動部品に工具不要で着脱可能である1つ以上のロック部材120を含み得る。ロック部材120は、フック180であってよい。ロック部材120(1つ又は複数)は、ラック170の一部に固定され得る任意の構造であってよい。ラック170は、家庭内で使用するために設計された食器洗浄機に見られる通常のタイプのものであってよい。典型的に、ラック170は、それを通じて洗浄液を噴霧可能なオープンウェブ様構造を有する。ラック170は、互いに相互接続されている1本以上の柱172又は梁174を有し得る。1つ以上のフック180は、ラック170に吊持されるような大きさ及び寸法であってよい。あるいは、ロック部材120は、クリップ、拡張嵌合するくさび(expand-to-fit wedge)、又はラック170に固定され得る任意の他の構造であってよい。
光源20は、約1mW〜約500Wの放射束を発生させ得る。自動食器洗浄機における用途については、光源20は、約1mW〜約500W、あるいは約1W〜約250W、あるいは約2W〜約100Wの放射束を発生させ得る。自動洗濯機における用途については、光源20は、約250mW〜約500W、あるいは約500mW〜250W、あるいは約1W〜約100Wの放射束を発生させ得る。光源20の放射束は、光活性成分によるその放射の最大吸収の波長において測定する。光源20は、約380nm〜約800nmの波長を有する光を発することができる。
処理組成物
光漂白剤
処理組成物100は、光活性漂白剤である光活性成分を含み得る。例えば、好適な光活性漂白剤は、二酸化チタンであり得る。約380nm〜約800nmの可視スペクトルにおける放射線は、光漂白のために二酸化チタンを活性化させることができる。また、二酸化チタンは、約10nm〜約1200nmの波長を有する放射線が照射されたとき、光漂白剤としても機能し得る。紫外スペクトルにおける放射線は、人体曝露の問題の可能性があるので、それほど魅力的ではない可能性がある。
処理組成物100は、処理組成物100の約0.0000001重量%〜約25重量%の量の二酸化チタンを含み得る。処理組成物100は、約0.005重量%〜約5重量%の量の二酸化チタンを含み得る。処理組成物100は、界面活性剤、香料、安定剤、ビルダー、漂白剤、殺菌剤、酵素、灰色化阻害剤、増白剤等が挙げられるが、これらに限定されない、他の成分を含み得る。
二酸化チタンは、約2nm〜約600nm、又は更には約100nm〜約400nm、又は更には約2nm〜約80nmの粒径を有し得る。二酸化チタンは、約50m2/g〜約400m2/gの比表面積を有し得る。二酸化チタンの嵩密度は、約100g/L〜約800g/Lであってよい。二酸化チタンは、約0.01重量%〜約5重量%の炭素含量を有する炭素変性二酸化チタンであってもよい。
処理組成物100は、液体、ゲル、粉末、錠剤、エマルション懸濁液、エアゾール、又は他の形態で提供され得る。
光活性剤
処理組成物110は、光活性剤である光活性成分を含み得る。光活性剤は、光活性部分及び親水性部分を含み得る。光活性剤は、約35重量%未満の光活性部分を含み得る。光活性剤は、約350nm〜約750nm、好ましくは約350nm〜約420nmの吸収帯を有し得る。
光活性剤は、以下の式を有し得る:
Figure 2017512076
(式中、
Xは、C、O、NH、C=O、CH2、CHR’’、CR’’R’’’、S、SO、及びSO2からなる群から選択され、
Yは、C、O、NH、C=O、CH2、CHR’’、CR’’R’’’、S、SO、及びSO2からなる群から選択され、
R’、R’’、及びR’’’は、−Hであってもよく、又は酸素、窒素、硫黄、ハロゲン、及び炭化水素からなる群から選択される部分を含む置換基の群から選択されてもよく、
R’、R’’、及びR’’’のうちの少なくとも1つは、親水性部分Rを更に含み、
Rは、水溶性オリゴマー、水溶性ポリマー、及び水溶性コポリマーからなる群から選択され、
mは、0〜8の整数であり、そして
置換基R’、R’’、及びR’’’の総合分子量は、400原子質量単位(AMU)よりも大きい)。
本発明の光活性剤は、光活性部分及び親水性部分を含み得る。本発明の目的のために、用語「親水性部分」とは、水に誘引され、水に溶解して均質な溶液を形成する部分を指す。1つの実施形態では、親水性部分は、水溶性オリゴマー、水溶性ポリマー、及び水溶性コポリマーからなる群から選択される。別の実施形態では、親水性部分は、アルキレンオキシドオリゴマー、アルキレンオキシドポリマー、アルキレンオキシドコポリマー、エチレングリコール、ビニルアルコール、ビニルピロリドン、アクリル酸、メタクリル酸、アクリルアミド、セルロース、カルボキシメチルセルロース、キトサン、デキストラン、多糖類、2−エチル−2−オキサゾリン、ヒドロキシエチルメタクリレート、ビニルピロリドン−N−オキシド、ジアリルジメチルアンモニウムクロリド、マレイン酸、リジン、イソプロピルアクリルアミド、スチレンスルホン酸、ビニルメチルエーテル、ビニルホスホン酸(phosphoinic acid)、エチレンイミン、及びこれらの混合物からなる群から選択され得る。1つの実施形態では、親水性部分は、アルキレンオキシドオリゴマーポリマー、アルキレンオキシドオリゴマーコポリマー、ビニルアルコール、ビニルピロリドン、アクリル酸、アクリルアミド、セルロース、及びこれらの混合物からなる群から選択され得る。
本発明の目的のために、用語「光活性部分」とは、光の光子を吸収して、励起状態(一重項又は三重項)を形成することができる有機共役部分を指す。しかし、用語「光活性部分は、電荷移動励起状態を指すものではないことが理解される。更に、本明細書に開示する光活性部分は、当該技術分野において公知の通り、単一の部分を含んでもよく、2つ、3つ、4つ、又は任意の他の数の部分の組み合わせを含んでもよいことが理解される。光活性部分は、キサントン、キサンテン、チオキサントン、チオキサンテン、フェノチアジン、フルオレセイン、ベンゾフェノン、アロキサジン、イソアロキサジン、フラビン、及びこれらの混合物からなる群から選択することができる。
好適な光活性剤は、「PHOTOACTIVATORS」と題された2014年1月24日出願の米国特許出願第61/930,999号(代理人整理番号13058P)に詳細に記載されている。
光触媒性組成物
処理組成物は、既に上述した光活性剤と、有益な活性前駆体とを含む光触媒性組成物を含み得る。有益な活性前駆体は、上記光活性漂白剤(例えば、二酸化チタン)に取って代ることができ、又は上記光活性漂白剤と併用されてもよい。処理組成物は、水性溶液であってよい。
有益な活性前駆体は、オキシハライト、例えば、亜塩素酸塩、塩素酸塩、亜臭素酸塩、臭素塩酸、亜ヨウ素酸塩、ヨウ素酸塩、又はこれらの混合物から選択することができる。1つの実施形態では、有益な活性前駆体は、亜塩素酸塩であってよい。有益な活性前駆体は、亜塩素酸ナトリウム(NaClO2)であってよい。この実施形態では、電子の移動を通じた亜塩素酸塩の光活性化光触媒への活性化により、有益な活性二酸化塩素(ClO2)が形成される。二酸化塩素は、強力な殺生物剤及び漂白剤である。二酸化塩素は、細胞壁を横断する栄養の輸送を途絶することによって微生物を殺傷する。塩に加えて、様々な他の前駆体形態が本明細書で企図される。
光触媒性組成物は、電子受容体を含み得る。本発明の目的のために、用語「電子供与体」は、「光活性剤が光励起状態及び/又は一電子還元状態にあるとき、光活性剤から電子を受け取る化合物又は部分」として定義される。この電子移動プロセスは、通常、非常に迅速かつ可逆的なプロセスである。
電子受容体の励起光活性剤から電子を受け取る能力は、Turro,N.J.,V.Ramamurthy,and J.C.Scaiano,Principles of Molecular Photochemistry:An Introduction,Chapter 7,p.41(University Science Books 2009,Paperback edition)に一般的に記載されている。ギブズ自由エネルギー(デルタG)が0未満であるとき、反応物質間の反応が好まれることが理解される。
本発明の電子受容体は、光活性剤が光励起状態及び/又は還元状態にあるとき、光活性剤から電子を受け取る任意の種であってよい。電子受容体は、光活性剤の濃度及び光活性剤の光化学的励起状態の寿命を鑑みて、光活性剤とブラウン衝突させるのに十分な濃度で、光触媒性消費者製品組成物中に存在しなければならない。
好適な電子受容体は、ビオロゲン、2,2’ビピリジニウム、パラ−ベンゾキノン、2,3−ジクロロ−5,6−ジシアノ−p−ベンゾキノン、テトラヒドロキシ−1,4−キノン水和物、2,5−ジ−tert−ブチルヒドロキノン、tert−ブチルヒドロキノン、アントラキノン、ジアミノアントラキノン、アントラキノン−2−スルホン酸、アントラセン、ジシアノベンゼン、クロロペンタアミンコバルトジクロリド、硝酸銀、硫酸鉄、二酸化チタン、酸化亜鉛、セレン化カドミウム、塩酸チアミン、ピロリン酸チアミン、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−イル)オキシ、ジメチルチオ尿素、テトラニトロメタン、アセト酢酸リチウム、オキサロ酢酸、アスコルビン酸ナトリウム、2,6−ジクロロフェノールインドフェノール、4−メトキシフェノール、4−メチルモルホリンN−オキシド、4−tert−ブチルカテコール、アロプリノール、ピリドキサール5’−リン酸、塩酸ピリドキサール、安息香酸ナトリウム、硝酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、二原子酸素、及びこれらの混合物からなる群から選択することができる。
好適な有益な活性前駆体及び好適な電子受容体を含む好適な光触媒性組成物は、「CONSUMER PRODUCT COMPOSITIONS」と題された2014年1月24日出願の米国特許出願第61/930,993号(代理人整理番号13057P)に詳細に記載されている。
洗濯物処理組成物については、約1重量%〜約25重量%、あるいは約1重量%〜約20重量%、あるいは約3重量%〜約10重量%の光活性剤と、約1重量%〜約50重量%、あるいは約3重量%〜約40重量%、あるいは約5重量%〜約30重量%の有益な活性前駆体とを含む処方を提供することが実用的であり得る。このような製剤は、約65Lの洗浄液を用いる上入れ方式機において使用するように設計された洗濯物処理組成物に好適であり得る。
より少量の洗浄液を用いる洗浄機、例えば、高性能前入れ方式機については、約0.1重量%〜約20重量%、あるいは約0.5重量%〜約15重量%〜約20重量%、あるいは約1重量%〜約10重量%の光活性剤と、約0.5重量%〜約50重量%、あるいは約1重量%〜約40重量%、あるいは約3重量%〜約30重量%の有益な活性前駆体とを含む処方を提供することが実用的であり得る。
食器類処理組成物については、約0.1重量%〜約25重量%、あるいは約0.1重量%〜約20重量%、あるいは約0.5重量%〜約10重量%の光活性剤と、約0.01重量%〜約50重量%、あるいは約0.01重量%〜約25重量%、あるいは約0.1重量%〜約10重量%の有益な活性前駆体とを含む処方を提供することが実用的であり得る。
パッケージ
処理組成物100は、不透明なパッケージに梱包され得る。パッケージは、ポリエチレン、ポリプロピレン、金属、又は他の材料が挙げられるが、これらに限定されない材料から形成され得る。パッケージは、約2nm〜約1200nm、又は更には約380nm〜約800nmの波長域の電磁放射線に対して不透明であり得る。不透明とは、完全放射線透過に比べて、透過率が約80%超、又は約90%超、又は約95%超、又は約99%超低下することを意味する。
清浄化方法
光活性成分は、基材の清浄化及び/又は処理において使用することができる。基材は、食器類若しくは洗濯物、又は他の材料であってよい。基材を処理する方法は、光活性成分を含む処理組成物100を提供する工程と;処理組成物と基材とを装置内で接触させる工程と、処理組成物に可視光を照射する工程とを含む。光活性成分は、光活性剤であってよい。
処理組成物100に可視光を照射する工程は、器具の内部に工具不要で挿入可能かつ取り外し可能な光源を用いて実施され得る。装置の内部に工具不要で挿入可能かつ取り外し可能とは、消費者が、機械的利益を提供する工具を全く使用することなく、関連構造を装置に挿入し、装置から関連構造を取り外すことができることを意味する。むしろ、消費者は、操作される物を自身の指だけで簡単に操作することができる。消費者は、スクリュードライバー、ペンチ、ハンマー、又は消費者の手によって提供され得る力に対して機械的利益を提供する他の道具を使用する必要がない。
光源は、非限定的な例として、オン及びオフスイッチを有する内蔵型耐水性電池式ランプであってよい。装置は、家庭用食器洗浄機であってよく、方法は、食器洗浄機のキャビネットに食器類を収容している家庭用食器洗浄機において実施してよい。食器洗浄機は、商業的/工業的に使用するための大きさの食器洗浄機であってもよい。
食器洗浄機を含む装置では、ユーザは、食器洗浄機の洗浄スペースの床に光源を設置してもよく、ラックの一部に光源を載せてもよく、ラックの一部であるか又はラックに接続されている区画に灯を設置してもよく、食器洗浄機内の他の場所に光源を設置してもよい。
処理組成物に可視光を照射する工程は、装置の内部に工具不要で着脱可能な光源を用いて実施され得る。食器洗浄機を含む装置では、光源は、非限定的な例として、ラックの一部に吊持されてもよく、食器洗浄機の内部の内壁、床、又は天井に取り付けてもよい。
洗濯機を含む装置では、光源は、非限定的な例として、洗濯機の内部に工具不要で着脱可能であり得る。例えば、光源は、洗濯機のドア、洗濯機の回転ドラム、又は存在する場合、洗濯機の撹拌機に工具不要で着脱可能であり得る。洗濯機の回転ドラムは、洗濯機の内部に収容され得る。方法は、既に記載したディスペンサ10を用いて実施してよい。処理組成物と洗濯物とを装置内で接触させる工程は、装置の回転ドラム内で実施してよい。
理論に束縛されるものではないが、洗濯機を含む装置については、何らかの構成部品に取り付けられた光源を有することが有益であり得ると考えられ、その理由は、大部分の洗濯機が、その中に収容されている布地を誘導して、サイクルの少なくとも一部の間、ドラムに対して移動させるためである。光源が何かに取り付けられていない場合、光源は、洗浄全体を通じて移動し、洗濯機の一部に衝突することさえあり得るので、洗濯機の一部との衝突に耐えることができるだけ十分に頑丈である必要がある。このような頑丈な設計は、頑丈でない設計よりも生産コストが高くなる場合がある。
食器の処理において光活性剤又は光活性成分を使用することができる装置300の概略を図5に示す。図5に示す通り、装置300は、自動食器洗浄機310であってよい。自動食器洗浄機310は、内部330にアクセスするために開くことができるドア320を有し得る。内部330は、例えば、清浄化及び/若しくは消毒、又は他の処理によって処理される食器類350を保持し得る。食器洗浄機310の内部330は、キャビネット340を境界付け得る。キャビネット340は、その間を延在するキャビネット340の壁380によって互いに接続される、床360、対向する天井370を有し得る。1つ以上のラック170が、キャビネット340に収容されていてよい。1つ以上の可動部品390が、キャビネット340内に収容されていてよい。可動部品390は、そこからスプレーアームが延在するスピンドルであってよく、スプレーアームは、洗浄液をキャビネット340に分配することができる。図5に示す通り、光源20を有する照明付きディスペンサ10は、自動食器洗浄機310の内部330、例えば、ドア320の内面によって形成される壁380に工具不要で着脱可能であり得る。
図6に示す通り、装置300は、自動洗濯機400であってよい。自動洗濯機400は、内部330にアクセスするために開くことができるドア320を有し得る。内部330は、例えば、清浄化及び/若しくは消毒、又は他の処理によって処理される洗濯物410を保持し得る。自動洗濯機400の内部は、キャビネット340によって境界付けられ得る。回転ドラム420が、キャビネット340に収容されていてよい。可動部品390、例えば、撹拌機は、ドラム420内に上方に突出し得る。図6に示す通り、光源20を有する照明付きディスペンサ10は、自動洗濯機400の内部330、例えば、ドア320の内面に工具不要で着脱可能であり得る。あるいは、照明付きディスペンサ10は、ドラム420の内面に自由に着脱可能であり得る。
光源20は、装置300内の可動部品w390に工具不要で着脱可能であり得る。例えば、洗濯機400では、光源は、撹拌機又はドラム420の壁に工具不要で着脱可能であり得る。食器洗浄機310では、光源20は、回転スプレースピンドルに工具不要で着脱可能であり得る。
光源20は、装置内の静止部品に工具不要で着脱可能であり得る。例えば、洗濯機400では、光源は、洗濯機400のドア320に工具不要で着脱可能であり得る。食器洗浄機310では、光源20は、食器洗浄機310の床360、天井370、壁380、又はドア320に工具不要で着脱可能であり得る。
消費者は、以下の通り、基材を清浄化する方法において光活性成分を使用し得ると想定される。消費者は、装置300に清浄化すべき基材を投入する。基材は、食器類350又は洗濯物410であってよい。装置300は、食器洗浄機310又は洗濯機400であってよい。次いで、消費者は、現在市販されている食器洗浄機310又は洗濯機400に一般的な方法で、処理組成物を機械に入れる。例えば、現在市販されている装置では、消費者は、洗剤を機械のキャビネットに直接投入するか、又はコンパートメント、トレー、若しくはポップオーブンカートリッジ等の洗剤ディスペンサを装置300に入れる。
光活性成分は、完全に製剤化された洗濯物又は食器用洗剤に成分として提供され得る。あるいは、光活性成分は、光活性成分に限定されるか又は他の成分と組み合わせた光活性成分である別個の製剤で提供され得る。光活性成分が完全に製剤化された洗剤の一部として提供される場合、消費者は、装置300の使用説明書に従って、又は通常、習慣的に行われている通りに、完全に製剤化された洗剤を簡単に投入することができる。光活性成分が完全に製剤化された洗剤とは別に提供される場合、光活性成分は、機械のキャビネット340に又はディスペンサ10に直接投入してよい。光活性成分は、完全に製剤化された洗剤が入れられるのと同じコンパートメント、トレー、又はカートリッジに入れてもよいことが考えられ得る。場合により、光活性成分は、リザーバ70を有するディスペンサ10に入れてもよい。
次いで、消費者は、清浄化サイクルの前に、又は清浄化サイクル中のある適切な時点で光源20をオンにするように手段を講じ得る。消費者は、装置300のドアを閉める前に、光源20をオンにしてもよい。場合により、光源20は、望ましいときに照明をオンにするタイマー又はプログラム可能な論理制御器を有する回路に接続されてもよい。光源20は、装置300の内部330に既に取り付けられていてもよく、又は消費者が、装置の内部330に光源20を取り付けてもよい。
光源20を装置の内部330に工具不要で着脱可能である態様は、消費者が、現在所有している装置300を用いて、光活性成分を有する処理組成物によって提供され得る清浄化の利点を得ることを可能にする。これは、利益を得るためには消費者が新たな装置300を購入しなければならないという問題を克服する。また、これは、光活性成分を有する処理組成物を販売する事業に資本及び他の資源を投資することを正当化するのに十分大きな適切な市場規模を生み出すことが現実的であるという点で、光活性成分を有する処理組成物の見込みのある販売業者を助ける。汚れた基材の清浄化において光活性成分を利用するというこのようなアプローチがなければ、このような化学物質によって実現可能な利点を消費者に提供することが現実的にはなり得ない。光源20又はディスペンサ10の着脱に工具を必要としないことにより、消費者が、洗浄において光活性成分を使用することによってもたらされる利益を得るために必要な手段を講じることが便利になり、かつ負担にならない。
食器洗浄機350又は洗濯機400等の洗浄装置が使用中であるとき、洗浄液が清浄化される基材に接触する。光源20は、処理組成物100及び/又は洗浄液に放射線を照射して、光活性成分を活性化させる。このような化学物質が活性化されると、化学物質は、所望の清浄化を実施することができる。光活性成分は、自動的に又は消費者が装置を開けて、処理組成物100を適用することによって、洗浄サイクルの開始時に又は洗浄サイクル中のある時点で送達され得ることが企図される。
例えば、図1に示す通り、光源20は、ディスペンサ10によって提供され得る。電源40及び電源40に導電接続される光源20を含む照明筐体を図7に示す。すなわち、光源20は、図1に示す通り、リザーバ70と組み合わせて提供される必要はない。
処理組成物は、完全に製剤化された洗濯物用洗剤又は食器用洗剤であってよい。処理組成物は、The Procter & Gamble Co.によって販売されている、液体、粉末、又は単位量形態のCASCADE食器用洗剤の製剤のいずれかの成分を含んでよい。
本明細書に開示する方法を実施するために既存の装置を改造することは困難であるので、光源20が、自動食器洗浄機310の電源とは独立に電源40を有することが実用的であり得る。例えば、自動食器洗浄機310は、電源コンセントにプラグが差し込まれてもよく、又は電気回路に直接接続されてもよい。光源20用の電源40は、電池であってよい。
処理組成物100に可視光を照射する工程は、光源20及び処理組成物100を解放可能に収容するリザーバ70を含むディスペンサ10を用いて実施され得る。
光源20は、ラック170に工具不要で着脱可能であり得る。
装置は、直立型又はサイドエントリー型の洗濯機であってよく、方法は、洗濯機400で実施され得る。洗濯機400は、家庭で一般的に用いられているタイプのものであってもよく、洗濯機400は、商業的/工業的に使用する大きさ又はコインランドリーで一般的に利用可能な大きさであってもよい。
処理組成物は、The Procter & Gamble Co.によって販売されている、液体、粉末、又は単位量形態のTIDE洗濯物用洗剤の製剤のいずれかの成分を含んでよい。
キット
また、基材を処理するためのキットも望ましい場合がある。図8に示す通り、電源40及び電源40に導電接続される光源20を含む照明筐体60と、光活性成分、例えば、光活性剤を含む光触媒性処理組成物100を収容する容器200とを含むキット190を提供することが実用的であり得る。照明筐体60及び容器200は、図8に示す通り、互いに同梱されてもよい。磁石160は、照明筐体60に動作可能に接続され得る。食器洗浄機310又は洗濯機400用の用途では、磁石を用いて照明筐体60を装置300の内部330に取り付けることができる。あるいは、照明筐体60は、自動食器洗浄機310の内部330に照明筐体60を取り付けるために磁石160又は他の構造を備える必要はない。照明筐体60は、自動食器洗浄機310の床360、若しくはラック170、又はラック170における食器を保持するためのポケットに、消費者によって設置され得る。
理論に束縛されるものではないが、光源20及び処理組成物100を単一のキット190として消費者に提供することにより、消費者は、光活性成分を有する処理組成物100によって提供され得る利益をより容易に得ることができると考えられる。このようなキット190は、使用説明書、及び得ることができる見込みのある利益に関する情報を含み得る。消費者が、後で購入する処理組成物100と共に、消費者が得た光源20を再利用することができるように、同じ処理組成物100を同様に独立して提供してもよい。
キット190の一部として、処理組成物100は、不透明な容器200に入れて提供され得る。容器200及び光源20を有する照明筐体60は、シュリンクラップ210によって一緒に同梱されてもよい。場合により、容器200及び光源20を有する照明筐体60は、一緒にカートンに同梱されてもよい。
処理組成物100は、非限定的な例として、食器洗浄組成物又は洗濯物洗浄組成物であってよい。処理組成物100は、他の利点を提供するために、光活性成分を使用する組成物であってよい。処理組成物100は、非限定的な例として、布地染色組成物であってよい。
キット190の1つの実施形態では、照明筐体60及び容器200は互いに連結される。図9に示す通り、アプリケータ500は、容器200から突出していてよく、容器200と液体連通していてよい。このようなキットは、衣類の染みを処理するために実用的であり得る。例えば、ユーザは、アプリケータ500を衣類にこすりつけることによって、光活性成分を含む容器200のある量の内容物を衣類の染みの付いた部分に分配することができる。衣類が濡れたら、光源20をオンにして、衣類の濡れている部分に光510を導いてよい。光は、光活性成分を活性化して、衣料品の染みを処理することができる。光活性成分は、光活性化漂白剤であってもよく、活性化漂白剤は、処理される染みを漂白することができる。あるいは、光活性成分は、処理組成物中の二酸化チタンであってよい。
アプリケータ500は、容器200内から容器200の外に容器200の内容物を移すロールオンボールであってよい。アプリケータ500は、その末端が容器200内に延在する固体又は繊維状の先端であってもよい。
本明細書で開示する寸法及び値は、列挙された正確な数値に厳密に限られるとして理解されるべきではない。むしろ、特に断らないかぎり、そのような各寸法は、記載された値及びその値の周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味するものとする。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。
本明細書で引用されているあらゆる文献は、あらゆる相互参照特許又は関連特許を含め、明示的に除外されたり、別段に限定されたりしている場合を除き、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。いかなる文献の引用も、本明細書中で開示又は特許請求される任意の発明に対する先行技術であるとはみなされず、あるいはそれを単独で又は他の任意の参考文献(単数又は複数)と組み合わせたときに、そのような発明全てを教示、示唆、又は開示するとはみなされない。更に、本文書における用語の任意の意味又は定義が、参照することによって組み込まれた文書内の同じ用語の意味又は定義と競合する程度に、本文書におけるその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
以上、本発明の特定の諸実施形態を図示、説明したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び改変を行いうる点は当業者には自明であろう。したがって、本発明の範囲内に含まれるそのような全ての変更及び修正は、添付の特許請求の範囲にて網羅することを意図したものである。

Claims (13)

  1. 食器類を処理する方法であって、
    光活性成分を含む処理組成物を提供する工程と、
    前記処理組成物と前記食器類とを装置内で接触させる工程と、
    前記処理組成物に可視光を照射する工程と、
    を含み、
    前記処理組成物に可視光を照射する工程が、前記装置に工具不要で挿入可能かつ取り外し可能な光源を用いて実施される、方法。
  2. 前記光活性成分が、光活性剤である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記光源が、前記装置の内部に工具不要で着脱可能である、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記処理組成物に可視光を照射する工程が、前記装置とは独立の電源を有する光源を用いて実施される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記処理組成物に可視光を照射する工程が、前記光源と、前記処理組成物を解放可能に収容するリザーバとを備えるディスペンサを用いて実施される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記処理組成物に可視光を照射する工程が、350nm〜750nmの波長において500mW〜500Wの放射束を提供する、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記光源が、前記装置内のラックに工具不要で着脱可能である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記装置が、その内部で前記食器類が清浄化されるキャビネットを有し、前記光源が、前記キャビネットに工具不要で着脱可能である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記処理組成物が、完全に製剤化された食器洗剤である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記処理組成物が、0.1重量%〜25重量%の光活性剤を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記処理組成物が、0.5重量%〜10重量%の光活性剤を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記光源が、前記装置内の可動部品に工具不要で着脱可能である、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 食器類を把持するための内部と、
    光源と、
    を備え、
    前記光源が、前記内部に工具不要で挿入可能かつ取り外し可能である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法を実施するための自動食器洗浄機。
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