JP2017510995A - マルチステップ磁気トンネル接合(mtj)エッチングのための置換導電性ハードマスク - Google Patents

マルチステップ磁気トンネル接合(mtj)エッチングのための置換導電性ハードマスク Download PDF

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Abstract

磁気トンネル接合(MTJ)装置を製作するためのマルチステップエッチング技法は、第1のエッチングステップの間に第1の電極をエッチングするためにMTJ装置の第1の電極に第1の導電性ハードマスクを形成するステップを含む。この方法は、第2のエッチングステップの間にMTJ装置の磁性層をエッチングするために第1の導電性ハードマスクに第2の導電性ハードマスクを形成するステップをさらに含む。スペーサ層が、第1の導電性ハードマスクの側壁に共形に堆積される。第2の導電性ハードマスクは、第1の導電性ハードマスク上に堆積され、第1の導電性ハードマスクの側壁のスペーサ層に位置合わせされる。

Description

本開示は、一般に、磁気トンネル接合(MTJ)デバイスに関する。より詳細には、本開示は、磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)デバイスの高密度アレイを製作することに関する。
従来のランダムアクセスメモリ(RAM)チップ技術と異なり、磁気RAM(MRAM)では、データは記憶要素の磁化によって記憶される。記憶要素の基本構造は、薄いトンネリング障壁によって分離された金属強磁性層からなる。一般に、障壁の真下の強磁性層(たとえば、ピンド層)は、特定の方向に固定されている磁化を有する。トンネリング障壁の上の強磁性の磁性層(たとえば、自由層)は、「1」または「0」のいずれかを示すように変更され得る磁化方向を有する。たとえば、自由層磁化が固定層磁化と逆平行であるとき、「1」を表すことができる。加えて、自由層磁化が固定層磁化と平行であるとき、「0」を表すことができ、またはその逆も同様である。固定層、トンネリング層、および自由層を有する1つのそのようなデバイスは、磁気トンネル接合(MTJ)である。MTJの電気抵抗は、自由層磁化と固定層磁化とが、互いに平行であるかまたは逆平行であるかに依存する。MRAMなどのメモリデバイスは、個別にアドレス指定可能なMTJのアレイから構築される。
データを従来のMRAMに書き込むために、臨界スイッチング電流を超える書込み電流が、MTJを通して印加される。臨界スイッチング電流を超える書込み電流の印加は、自由層の磁化方向を変える。書込み電流が第1の方向に流れると、MTJは、第1の状態になるかまたは第1の状態にとどまることができ、第1の状態では、自由層磁化方向と固定層磁化方向とは平行方位に位置合わせされる。書込み電流が、第1の方向と反対の第2の方向に流れると、MTJは、第2の状態になるかまたは第2の状態にとどまることができ、第2の状態では、自由層磁化と固定層磁化とは逆平行方位にある。
従来のMRAMでデータを読み出すために、読出し電流は、MTJにデータを書き込むために使用される同じ電流経路を介してMTJを通って流れることができる。MTJの自由層および固定層の磁化が互いに平行に向けられる場合、MTJは平行抵抗を示す。平行抵抗は、自由層および固定層の磁化が逆平行方位にある場合にMTJが示すことになる抵抗(逆平行)と異なる。従来のMRAMでは、2つの別個の状態は、MRAMのビットセルにおけるMTJのこれらの2つの異なる抵抗によって規定される。2つの異なる抵抗は、論理「0」と論理「1」値のどちらがMTJによって記憶されているかを示す。
MRAMは、磁気要素を使用する不揮発性メモリ技術である。たとえば、スピントランスファトルク磁気抵抗ランダムアクセスメモリ(STT−MRAM)は、電子が薄膜(スピンフィルタ)を通り抜けるときスピン偏極の状態になる電子を使用する。STT−MRAMは、スピントランスファトルクRAM(STT−RAM)、スピントルクトランスファ磁化スイッチングRAM(スピンRAM)、およびスピン運動量トランスファ(SMT−RAM)としても知られている。
磁気ランダムアクセスメモリのビットセルは、メモリエレメント(たとえば、MRAMの場合のMTJ)のパターンを含む1つまたは複数のアレイに配列させることができる。スピントランスファトルク磁気ランダムアクセスメモリ(STT−MRAM)は、不揮発性という利点を有する新たに出現した不揮発性メモリである。特に、STT−MRAMは、オフチップダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)よりも高速で動作する。加えて、STT−MRAMは、埋込みスタティックランダムアクセスメモリ(eSRAM)よりも小さいチップサイズ、無制限の読出し/書込み耐久性、および低いアレイ漏洩電流を有する。
本開示の一態様による磁気トンネル接合(MTJ)装置を製作する方法は、第1の導電性ハードマスク、第1の電極層、およびMTJの磁性層に第1のスペーサ層を共形に堆積させるステップを含む。第1のスペーサ層の第1の部分が第1の導電性ハードマスクの側壁に堆積され、スペーサ層の第2の部分が第1の導電性ハードマスクの表面に堆積される。この方法は、第1のスペーサ層の第2の部分を選択的に除去して、誘電体層内に凹部を作り出すステップであり、凹部が第1のスペーサ層の第1の部分に位置合わせされる、ステップをさらに含む。本開示のこの態様によれば、この方法は、凹部を導電性材料で充填して、第1のスペーサ層の第1の部分および第1の導電性ハードマスクに第2の導電性ハードマスクを形成するステップをさらに含む。
本開示の一態様によるMTJ装置は、第2の電極層上の第1の導電性ハードマスクを含む。第2の電極層は、MTJ層のスタック上にあり、MTJ層のスタックに電気的に結合される。MTJ装置は、第1の導電性ハードマスクの側壁、第2の電極層の側壁、およびMTJ層のスタックの表面上の第1のスペーサを含む。本開示のこの態様によれば、MTJ装置は、第1のスペーサの側壁に位置合わせされた第2の導電性ハードマスクをさらに含む。第2の導電性ハードマスクは、第1の導電性ハードマスクおよび第1のスペーサ上にある。
本開示の別の態様によるMTJ装置は、MTJ層のスタックに結合される第1の電極層をマスクし、第1の電極層への導電性経路を設けるための第1の手段を含む。第1のマスクする手段は第1の電極層に当接する。MTJ装置は、第1の手段の側壁を保護するための手段をさらに含む。保護する手段は、第1の手段の側壁、第1の電極層の側壁、およびMTJ層のスタックの表面に当接する。本開示のこの態様によれば、MTJ装置は、MTJ磁性層のスタックをマスクし、第1の導電性経路に電気的に結合させるための第2の手段をさらに含む。第2の手段は、第1の手段の側壁に位置合わせされ、第1の手段の表面に当接する。
これは、以下の詳細な説明が一層よく理解され得るように本開示の特徴および技術的利点をかなり大まかに概説した。本開示の追加の特徴および利点について以下で説明する。本開示が、本開示と同じ目的を果たすための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得ることを、当業者は諒解されたい。そのような均等な構成が、添付の特許請求の範囲に記載される本開示の教示から逸脱しないことも、当業者には理解されたい。本開示の構成と動作の方法の両方に関して、本開示の特徴であると考えられる新規の特徴が、さらなる目的および利点とともに、添付の図に関連して考慮されるとき以下の説明から一層よく理解されるであろう。しかしながら、図の各々は、例証および説明のみの目的で提供され、本開示の限界を定めるものではないことを明確に理解されるべきである。
本開示のより完全な理解のために、添付図面に関連して行われる以下の説明が次に参照される。
アクセストランジスタに接続された磁気トンネル接合(MTJ)デバイスの図である。 MTJを含む従来の磁気ランダムアクセスメモリ(MRAM)セルの概念図である。 プロセスに関連する損傷を受けやすいMTJスタックの一部分を示す、従来のMTJスタックの概略断面図である。 プロセスに関連する損傷からMTJスタックを保護するための現在知られている2ステップエッチング技法を示す、部分的に製作されたMTJ構造の概略断面図である。 プロセスに関連する損傷からMTJスタックを保護するための現在知られている2ステップエッチング技法を示す、部分的に製作されたMTJ構造の概略断面図である。 本開示の態様による製作中のMTJ構造の概略断面図である。 本開示の態様による製作中のMTJ構造の概略断面図である。 本開示の態様による製作中のMTJ構造の概略断面図である。 本開示の態様による製作中のMTJ構造の概略断面図である。 本開示の態様による製作中のMTJ構造の概略断面図である。 本開示の態様による製作中のMTJ構造の概略断面図である。 本開示の態様による製作中のMTJ構造の概略断面図である。 本開示の態様による製作中のMTJ構造の概略断面図である。 本開示の態様による製作中のMTJ構造の概略断面図である。 本開示の態様による製作中のMTJ構造の概略断面図である。 本開示の態様によるMTJ構造を構築する例示的な方法を示すプロセス流れ図である。 本開示の構成を有利に利用することができる例示的なワイヤレス通信システムを示すブロック図である。 1つの構成による半導体構成要素の回路、レイアウト、および論理設計で使用される設計ワークステーションを示すブロック図である。
添付図面に関連して以下に記載する詳細な説明は、様々な構成の説明として意図され、本明細書で説明する概念を実践することができる唯一の構成を表すようには意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の徹底的な理解を提供する目的で特定の詳細を含む。しかしながら、これらの概念は、これらの特定の詳細なしに実践することができることが当業者には明らかであろう。いくつかの場合には、そのような概念を不明瞭にしないようにするために、よく知られている構造および構成要素はブロック図の形態で示される。本明細書で説明するとき、「および/または」という用語の使用は、「包含的論理和」を表すように意図され、「または」という用語の使用は、「排他的論理和」を表すように意図される。
MRAMなどのメモリデバイスは、個別にアドレス指定可能な磁気トンネル接合(MTJ)のアレイから構築される。MTJスタックは、自由層、固定層、およびそれらの間のトンネル障壁層、ならびに1つまたは複数の強磁性層を含むことができる。MTJスタックは、エッチング副産物の再堆積に起因してエッチングプロセス中に損傷を受けやすい。たとえば、フォトレジストの除去は、酸素灰化などのプロセスを含むことがある。酸素灰化は、フォトレジスト除去プロセスの間にハードマスク層(たとえば、電極層)に損傷を引き起こすことがある。酸素灰化は、MTJスタックの自由層の側壁の上部部分に損傷を引き起こすこともある。エッチングプロセスは、MTJスタック300のハードマスク層のエッチングからスタックの固定層(たとえば、ピンド)のエッチングまで進む。エッチングプロセスがMTJスタックを通って進行するとき、損傷が自由層314の側壁322に引き起こされることがある。エッチングプロセスがさらに進むとき、トンネリング障壁層の側壁の上部部分および下部部分が損傷されることもある。
エッチングプロセスの不揮発性副産物が、さらに、メモリデバイスのMTJの側壁のまわりに再堆積膜として定着することがある。再堆積膜は、側壁に沿った漏洩経路として働き、それによって、MTJの磁気抵抗(MR)比を減少させることがある。そのようなプロセスに関連する損傷は、著しく低い歩留りをもたらすことがある。既存の技法は、少なくともすべてのこれらプロセスに関連する損傷からMTJを保護する効果的な解決策を与えていない。
本開示の一態様による2ステップMTJエッチングプロセスを実施する方法を説明する。本開示のこの態様では、スペーサが、第2のエッチングステップの間保護される。
図1は、アクセストランジスタ104に結合された磁気トンネル接合(MTJ)102を含むメモリセル100を示す。MTJ102の自由層110は、ビット線112に結合される。アクセストランジスタ104は、MTJ102の固定層106と固定電位ノード122との間に結合される。トンネル障壁層114は、固定層106と自由層110との間に結合される。アクセストランジスタ104は、ワード線118に結合されたゲート116を含む。
合成反強磁性材料を使用して、固定層106および自由層110を形成することができる。たとえば、固定層106は、コバルト−鉄−ホウ素(CoFeB)層、ルテニウム(Ru)層、およびコバルト−鉄(CoFe)層を含む多数の材料層を含むことができる。加えて、自由層110は、CoFeBなどの反強磁性材料とすることができ、トンネル障壁層114は、酸化マグネシウム(MgO)とすることができる。
図2は、従来のSTT−MRAMビットセル200を示す。STT−MRAMビットセル200は、磁気トンネル接合(MTJ)記憶要素205、トランジスタ201、ビット線202、およびワード線203を含む。MTJ記憶要素は、たとえば、薄い非磁性絶縁層(トンネリング障壁)によって分離された、各々が磁場または磁気分極を保持できる少なくとも2つの強磁性層(ピンド層および自由層)から形成される。2つの強磁性層からの電子は、強磁性層に印加されたバイアス電圧下でのトンネル効果のためにトンネリング障壁に入り込むことができる。自由層の磁気分極は、ピンド層および自由層の極性が実質的に向きを平行に調整されるかまたは逆となるように逆転させることができる。MTJを通る電気経路の抵抗は、ピンド層および自由層の磁気分極の配向に応じて変化する。抵抗の変化を使用して、ビットセル200をプログラムし読み出すことができる。STT−MRAMビットセル200は、ソース線204、センス増幅器208、読出し/書込み回路206、およびビット線基準207をさらに含む。
図3に示すように、従来のMTJ記憶要素は、一般に、半導体基板(たとえば、Siの)などの電極302(たとえば、下部電極)上に形成される。1つまたは複数のシード層(図示せず)を電極302上に形成することができる。一般に、反強磁性(AFM)層304が、最初に、電極302上に形成され、次いで、第1の強磁性層がAFM層304上に形成される。第1の強磁性層は、固定磁化を伴って「ピン留め」されて、ピンド層を形成する。ピンド層は、第1のピンド層306(たとえば、下部ピンド層)、一般にルテニウム(Ru)などの非磁性金属から形成される結合層308、および第2のピンド層310(たとえば、上部ピンド層)などの1つまたは複数の層を含むことができる。絶縁体(たとえば、金属酸化物)を含むトンネリング障壁層312が、第2のピンド層310上に形成される。第2の強磁性層の自由層314が、トンネリング障壁層312の直上に直接形成される。ハードマスク層316(たとえば、タンタルの上部電極)が、自由層314上に形成される。
このプロセスにおいて、MTJスタック300は、真空中で磁気アニーリングプロセスにさらされる。次いで、パターンが、リソグラフィ技法を使用してMTJスタックに付けられる。フォトレジスト(図3には図示せず)が、ハードマスク層316上に形成される。パターン化されたセルサイズは、最終サイズよりも大きくすることができる。前述の層の各々は、1つまたは複数の層または薄膜を含むことができる。
次に、MTJスタック300は、反応性イオンエッチングなどのエッチングプロセスを使用してエッチングされる。エッチングプロセスは、フォトレジストのサイズをトリミングすること、ハードマスク層316をパターン化すること、フォトレジストを除去すること、自由層314をエッチングすること、トンネリング障壁層312をエッチングすること、第1のピンド層306、結合層308、および第2のピンド層310をエッチングすること、およびAFM層304をエッチングすることを含む。次に、パッシベーション層が、MTJ記憶要素および層間誘電体(ILD)絶縁体層318を保護するために堆積される。組合せスタックが、MTJを保護し、MTJとILDとの間の接着を促進するために低い堆積温度とともに指定され得る。最後に、平坦化およびメタライゼーションが実行される。
MTJ積層300は、エッチングの副産物の再堆積に起因してエッチングプロセス中に損傷を受けやすい。たとえば、フォトレジストの除去は、酸素灰化などのプロセスを含むことがある。酸素灰化は、フォトレジスト除去プロセス中にハードマスク層316に損傷を引き起こすことがある。酸素灰化は、さらに、自由層314の側壁の上部部分320に損傷を引き起こすことがある。上述のように、エッチングプロセスは、MTJスタック300の上部のハードマスク層316のエッチングからスタックの下部のピンド層のエッチングの方に進む。エッチングプロセスがMTJスタックの下の方により深く進行するにつれて、損傷が、自由層314の側壁322に引き起こされることがある。エッチングプロセスがスタックの下の方にさらに進むにつれて、トンネリング障壁層312の側壁の上部部分324および下部部分326が損傷されることもある。
エッチングプロセスの不揮発性副産物が、MTJデバイスの側壁のまわりに再堆積膜として定着することがある。再堆積膜は、側壁に沿った漏洩経路として働き、それによって、MTJの磁気抵抗(MR)比を減少させることがある。そのようなプロセスに関連する損傷は、著しく低い歩留りをもたらすことがある。既存の技法は、上述の少なくともすべてのこれらプロセスに関連する損傷からMTJを保護する効果的な解決策を与えていない。
再堆積膜の有害な影響を低減するための1つの技法は、異なるイオン入射角での多数のステップによる浅い角度でのイオンビームエッチングである。浅い角度のステップは側壁再堆積を清浄にする。残念ながら、そのような方向性エッチング技法の使用は、現在の高密度のMTJアレイではMTJの高さ対空間比がMTJ密度とともに増加するのでますます困難になる。
再堆積膜の有害な影響を低減するための第2の技法は、側壁再堆積を低減するためのエッチング最適化に依拠する単一ステップエッチングである。エッチング最適化は、MTJ材料、サイズ、および間隔に敏感である。最終のエッチングプロファイルは、一般に、側壁再堆積を低減するためにテーパ化される。テーパ化エッチングプロファイルは、高密度MTJアレイにおけるMTJ密度の低減をもたらすことがある。
再堆積膜の有害な影響およびプラズマ損傷の有害な影響を低減するための第3の技法は、2ステップエッチングであり、第1のステップは、単に、トンネル障壁に至るまでエッチングする。次いで、MTJの側壁は、誘電体材料でカプセル化される。第2のリソグラフィレベルまたはスペーサマスキングプロセスのいずれかにより、MTJに重なるエッチングマスクが、第1のエッチングステップの後、形成される。次いで、このエッチングマスクを使用して、残りのMTJスタック材料をエッチングする。この技法は、再堆積材料とエッチングの第2の部分のためのプラズマとを、活性磁性層およびトンネル障壁領域から物理的に分離する。
再堆積膜およびプラズマ損傷の有害な影響を低減しようとする、MTJのエッチングのための現在知られている2ステップ技法の一例について、図4Aおよび図4Bを参照しながら説明する。図4Aは、第1のエッチングステップの後のMTJ構造400の層を示す。MTJ構造400は、基板402、下部電極層404、磁性層406、上部電極408、スペーサ410、および導電性ハードマスク412を含む。この例では、第1のエッチングステップは、MTJの磁性層406で停止し、MTJの上部電極408および導電性ハードマスク412の側面のまわりにスペーサ410を形成する。
第2のエッチングステップは、基板402で停止し、MTJの磁性層406および下部電極層404の横方向寸法を規定する。残念ながら、高密度MTJアレイに第2のエッチングステップを実行するためのリソグラフィエッチング技法は、実施することが困難である。その上、第2のエッチングステップのためにリソグラフィエッチング技法を使用すると、製造プロセスに追加のマスクレベルおよび関連するコストが加わることがある。
スペーサ材料としてSiNx(窒化ケイ素)またはSiOx(酸化ケイ素)を使用するスペーサ画定エッチングプロセスが、半導体産業において実行されている。残念ながら、SiNxおよびSiOxは、MTJの磁性層406および下部電極層404をエッチングするために使用されるエッチング剤およびプロセスに対する耐性が強力でない。したがって、図4Bに示すように、SiNxまたはSiOxから製作されたスペーサ410は、スペーサ画定の第2のエッチングステップの間に著しく腐食される。スペーサ410の腐食により、テーパ化されたエッチングプロファイルがもたらされ、再堆積膜414がMTJの下部電極層404、磁性層406、および/または導電性ハードマスク412に近づくようになる。したがって、再堆積膜414は、これらの層の間をさらに短絡させやすくし、MTJの電気抵抗特性に悪影響を及ぼすことがある。
本開示の一態様に従って第2のエッチングステップの間スペーサを保護するマルチステップMTJエッチングプロセスを実施する方法が、図5Aから図5Jで説明される。図5Aは、本開示の一態様による第1のエッチングステップおよびスペーサ膜の堆積の後のMTJ構造500の層を示す。MTJ構造500は、基板502と、MTJの基板502に堆積された第1の電極層504とを含む。MTJ構造500は、第1の電極層504に堆積された磁性層506と、磁性層506に堆積された第2の電極層508と、第2の電極層508に堆積された第1の導電性ハードマスク512層と、第1の導電性ハードマスク512の上に堆積された第1のスペーサ層510とをさらに含む。
第1のエッチングステップは、第2の電極層508および第1の導電性ハードマスクの横方向寸法を画定する。第1のスペーサ層510は、第1のエッチングステップの後、堆積される。第1のスペーサ層510は、第1の導電性ハードマスク512、第2の電極層508、およびMTJの磁性層506に堆積される。1つの構成では、第1の導電性ハードマスク512の側壁に当接する第1のスペーサ層510の第1の部分520は、第1の導電性ハードマスク512の上面に当接する第1のスペーサ層510の第2の部分522よりも薄い。これは、たとえばチャンバ圧力またはバイアス電力を変えることにより第1のスペーサ層510の堆積の間共形性のレベルを減少させることによって達成することができる。第1のスペーサ層510は、SiNxとすることができる。第1のスペーサ層510の第1の部分520の厚さは、約10〜50ナノメートルとすることができ、第1のスペーサ層510の第2の部分522の厚さは、50ナノメートルよりも大きくすることができる。第1のスペーサ層510の第2の部分522のより大きな厚さのため、たとえば、後続の平坦化プロセスのためのプロセスマージンを増加させることができる。
図5Bは、本開示の一態様による製作中のMTJ構造500をさらに示す概略断面図を示す。この構成では、第1の誘電体層514が、第1のスペーサ層510に堆積される。この例では、第1のスペーサ層510が第1の導電性ハードマスク512、第2の電極層508、およびMTJの磁性層506に共形に堆積された後、第1の誘電体層514が第1のスペーサ層510に堆積される。
図5Cは、本開示の一態様による製作中のMTJ構造500をさらに示す概略断面図を示す。この構成では、第1の誘電体層514は、化学機械平坦化プロセスなどのよく知られた方法を使用して平坦化される。第1の誘電体層514の平坦化は、第1のスペーサ層510で停止し、第1のスペーサ層510の第2の部分522の表面と実質的に共平面である第1の誘電体層514の表面を形成する。
酸化物ディッシングを減少させるかまたはさらに最小にしながら第1のスペーサ層510などの窒化物層で停止する平坦化プロセスは、平坦化性能を改善するために選択的なスラリ、低減した力、および/またはより高い速度の使用を含むことができる。本開示の態様に従って第1の誘電体層514を平坦化するステップに適用して第1のスペーサ層510で停止することができる、平坦化性能を改善するための技法の例は、Withers等、「Wide margin CMP for STI」、Solid State Technology、0038111X、1998年7月、41巻、7号に記載されており、その本開示は、全体が参照により本明細書に明確に組み込まれる。
図5Dにおいて、第1のスペーサ層510の第2の部分522が選択的に除去される。このステップは、たとえば、よく知られているゲートスペーサプロセスにおけるSiNxの高度選択エッチングなどの現在知られているプロセスを使用して実行することができる。SiNxの高度選択エッチングの例は、Sunghoon Lee等、J Vac Sci TEch B 20(1)、131〜7頁、2010年に記載されている。第1の誘電体層514の凹部516は、第1のスペーサ層510の第2の部分522を除去することによって形成される。凹部516は、第1のスペーサ層510の第1の部分520の外側垂直面に位置合わせされ、第1の導電性ハードマスク512および第2の電極層508と重なる。
本開示のこの態様では、第1の誘電体層514の材料は、第1の誘電体層514内に凹部516を形成するために第1のスペーサ層510材料を選択的に除去することができる性質を有するように選択される。1つの例では、第1の誘電体層514の材料はSiOxである。
図5Eは、本開示の一態様による製作中のMTJ構造500をさらに示す。この構成において、凹部516は、第2の導電性ハードマスク518で充填される。第2の導電性ハードマスク518による凹部516の充填は、第1のスペーサ層510の第2の部分522を除去した後、実行することができる。第2の導電性ハードマスクは、たとえば、タンタル、ハフニウム、または白金とすることができる。材料選択は、使用されることになるエッチング化学作用に基づく。材料は、エッチング化学物質に対してさらなる耐性があるように処置することができる。化学機械研磨(CMP)などの一般的な平坦化プロセスにより、凹部516の外側の過剰材料が除去され、その結果、結果として生じる第2の導電性ハードマスク518は、さらに、第1のスペーサ層510の第1の部分520の外側範囲に位置合わせされる。
図5Fにおいて、凹部516が第2の導電性ハードマスク518で充填された後、第1の誘電体層514が除去される。第1の誘電体層514は、たとえば、プラズマエッチングで除去することができる。この構成において、第1の誘電体層514を除去すると、第1のスペーサ層510の第1の部分520に位置合わせされ、第1の導電性ハードマスク512および第2の電極層508と重なる第2の導電性ハードマスク518が残る。この段階で、第1のスペーサ層510の残りの部分は、第1の導電性ハードマスクおよび第2の電極層508の側壁に当接する第1の部分520を含む。第1のスペーサ層510の他の部分は、MTJの磁性層506に当接する第3の部分524を含み、ここで、磁性層506は、第2の導電性ハードマスク518が重なっていない。
図5Gにおいて、第1の誘電体層514が異方性エッチングにより除去された後、第1の誘電体層514の第3の部分524が除去される。1つの例では、第1の誘電体層は、SiNx材料である。第1のスペーサ層510の第3の部分524は、SiNx材料のプラズマエッチングで除去することができる。第2の導電性ハードマスク518は、第1のスペーサ層510の第1の部分520がこのステップの間に除去されないようにすることができる。
図5Hにおいて、第1のスペーサ層510の第3の部分524が除去された後、MTJの磁性層506が第2のエッチングステップの間にエッチングされる。このステップは、たとえば、反応性イオンエッチングまたはイオンビームエッチングによって実行することができる。MTJの磁性層506はこのエッチングステップの間第2の導電性ハードマスク518によってマスクされ、その結果、磁性層506の横方向の寸法は第2の導電性ハードマスク518の横方向の寸法と実質的に整合する。したがって、MTJの磁性層506は、第2の導電性ハードマスク518によって画定されたパターンでエッチングされる。本開示の一態様によれば、第2の導電性ハードマスク518の上面は、この第2のエッチングステップへのエッチング耐性を強化するように変更することができる。
図5Iにおいて、第2のスペーサ層526が、第2の導電性ハードマスク518、第1のスペーサ層510の第2の部分522、磁性層506、および第1の電極層504の上に共形に堆積される。MTJの磁性層506がエッチングされた後、第2のスペーサ層526を共形に堆積することができる。第2のスペーサ層526は、たとえば、SiNx材料とすることができる。第2のスペーサ層526と、第1のスペーサ層510の第2の部分とは、第2の電極層508、磁性層506、および第1の電極層504を再堆積膜、酸化、器具汚染などから保護する。
図5Jは、本開示の一態様による製作の後のMTJ構造500を示す概略断面図を示す。この構成において、第2のスペーサ層が共形に堆積された後、第2の誘電体層528が第2のスペーサ層の上に堆積される。第2の誘電体層528は、たとえば、SiOx材料とすることができる。次いで、第2の誘電体層528は、従来の化学機械平坦化プロセスを使用して平坦化することができる。第1の導電性ハードマスク512および第2の電極層508への導電性経路を設けるために、導電性相互接続部530が、第2の誘電体層528に形成され、第2の導電性ハードマスク518に結合され得る。導電性相互接続部は、たとえば、従来形成されているCu相互接続部とすることができる。
図6は、本開示の一態様による磁気トンネル接合(MTJ)装置を製作する方法を示すプロセス流れ図である。以下の説明は、薄膜成長の実際の順番を必ずしも反映していないことに留意すべきである。方法600は、ブロック602において、第1の導電性ハードマスク、上部電極、およびMTJの磁性層に第1のスペーサ層を共形に堆積させるステップを含む。第1のスペーサ層の第1の部分が第1の導電性ハードマスクの側壁に堆積され、スペーサ層の第2の部分が第1の導電性ハードマスクの上面に堆積される。ブロック604において、この方法は、第1のスペーサ層の上に第1の誘電体層を堆積させるステップを含む。ブロック606において、この方法は、第1のスペーサ層の第2の部分に至るまで第1の誘電体層を平坦化するステップを含む。ブロック608において、スペーサ層の第2の部分を選択的に除去して、第1の誘電体層内に凹部を形成する。本開示の一態様によれば、凹部は、第1のスペーサ層の第1の部分に位置合わせされる。ブロック610において、凹部を導電性材料で充填して、第1のスペーサ層の第1の部分および第1の導電性ハードマスク上に第2の導電性ハードマスクを形成する。
本開示の別の態様によるMTJ装置は、MTJ層のスタックに結合される上部電極をマスクし、上部電極への導電性経路を設けるための第1の手段を含む。上部電極をマスクし、導電性ハードマスクを設けるための第1の手段は、たとえば、図5A〜図5Jに関して上述した第1の導電性ハードマスク512を含むことができる。本開示のこの態様によれば、装置は、第1の手段の側壁を保護するための手段をさらに含む。保護する手段は、たとえば、図5A〜図5Jで説明した第1のスペーサ層510を含むことができる。本開示のこの態様によれば、装置は、MTJ磁性層のスタックをマスクし、第1の導電性経路に電気的に結合させるための第2の手段をさらに含む。MTJ磁性層のスタックをマスクし、第1の導電性経路に電気的に結合させるための第2の手段は、たとえば、図5E〜図5Jに存在する第2の導電性ハードマスク518を含むことができる。
別の構成では、前述の手段は、前述の手段によって詳述された機能を実行するように構成された任意の材料または任意の層とすることができる。特定の手段が記載されているが、開示した手段のすべてが、開示した構成を実践するために必要とされるとは限らないことを当業者は諒解するであろう。その上、いくつかのよく知られている手段は、本開示への焦点を維持するために説明されていない。
図7は、本開示の一態様を有利に利用することができる例示的なワイヤレス通信システム700を示すブロック図である。例証のために、図7は、3つのリモートユニット720、730、および750と、2つの基地局740とを示す。ワイヤレス通信システムはさらに多くのリモートユニットおよび基地局を有することができることが認識されよう。リモートユニット720、730、および750は、開示したMTJ装置を含むICデバイス725A、725C、および725Bを含む。基地局、スイッチングデバイス、およびネットワーク機器などの他のデバイスは、開示したMTJ装置をさらに含むことができることを認識されよう。図7は、基地局740からリモートユニット720、730、および750への下りリンク信号780と、リモートユニット720、730、および750から基地局740への上りリンク信号790とを示す。
図7では、リモートユニット720は携帯電話として示され、リモートユニット730はポータブルコンピュータとして示され、リモートユニット750はワイヤレスローカルループシステムの固定ロケーションリモートユニットとして示されている。たとえば、リモートユニットは、モバイルフォン、携帯型パーソナル通信システム(PCS)ユニット、パーソナルデータアシスタントなどのポータブルデータユニット、GPS対応デバイス、ナビゲーションデバイス、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、メータ読取機器などの固定ロケーションデータユニット、またはデータもしくはコンピュータ命令を記憶するかまたは引き出す他のデバイス、あるいはそれらの組合せとすることができる。図7は本開示の教示によるリモートユニットを示しているが、本開示はこれらの例示的な図示のユニットに限定されない。本開示の態様は、MTJ装置を含む多くのデバイスで好適に利用され得る。
図8は、上記で開示したMTJ装置などの半導体構成要素の回路、レイアウト、および論理設計で使用される設計ワークステーションを示すブロック図である。設計ワークステーション800は、オペレーティングシステムソフトウェアと、サポートファイルと、CadenceまたはOrCADなどの設計ソフトウェアが入っているハードディスク801を含む。設計ワークステーション800は、MTJ装置などの回路810または半導体構成要素812の設計を容易にするためにディスプレイ802をさらに含む。記憶媒体804は、回路設計810または半導体構成要素812を有形に記憶するために設けられる。回路設計810または半導体構成要素812は、GDSIIまたはGERBERなどのファイル形式で記憶媒体804に記憶することができる。記憶媒体804は、CD−ROM、DVD、ハードディスク、フラッシュメモリ、または他の適切なデバイスとすることができる。それに加えて、設計ワークステーション800は、記憶媒体804から入力を受け入れ、記憶媒体804に出力を書き込むための駆動装置803を含む。
記憶媒体804に記録されるデータは、論理回路構成、フォトリソグラフィマスクのパターンデータ、または電子線リソグラフィなどのシリアル書込みツールのためのマスクパターンデータの指定を含むことができる。データは、論理シミュレーションに関連するタイミングダイヤグラムまたはネット回路などの論理検証データをさらに含むことができる。記憶媒体804にデータを用意すると、回路設計810または半導体構成要素812の設計が、半導体ウェハを設計するためのプロセスの数を減少させることによって容易になる。
ファームウェアおよび/またはソフトウェア実装に関して、本手法は、本明細書で説明する機能を実行するモジュール(たとえば、手順、機能など)を用いて実装することができる。命令を有形に具現する機械可読媒体は、本明細書で説明する手法を実装する際に使用することができる。たとえば、ソフトウェアコードは、メモリに記憶され、プロセッサユニットによって実行され得る。メモリは、プロセッサユニット内に、またはプロセッサユニットの外部に実装することができる。本明細書で使用する「メモリ」という用語は、長期メモリ、短期メモリ、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、または他のメモリのタイプを指し、メモリの特定のタイプもしくはメモリの数、またはメモリが格納される媒体のタイプに限定されるべきでない。
ファームウェアおよび/またはソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体に記憶され得る。例には、データ構造で符号化されたコンピュータ可読媒体と、コンピュータプログラムで符号化されたコンピュータ可読媒体とが含まれる。コンピュータ可読媒体は、物理的なコンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る利用可能な媒体とすることができる。限定ではなく、例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、または命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを記憶するために使用することができ、コンピュータによってアクセスすることができる他の媒体を含むことができ、本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)、およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、一方、ディスク(disc)は、データをレーザで光学的に再生する。上記のものの組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
コンピュータ可読媒体での記憶に加えて、命令および/またはデータは、通信装置に含まれる伝送媒体上の信号として用意することができる。たとえば、通信装置は、命令およびデータを表す信号を有するトランシーバを含むことができる。命令およびデータは、1つまたは複数のプロセッサが特許請求の範囲に概説される機能を実装するように構成される。
本明細書で論じる例示的な態様は、有益には、MTJスタックを少なくとも上述のプロセスに関連する損傷から保護できるようにし、それによって、MTJの製造の高い歩留りを生み出す。MTJスタックの様々な層は、限定ではなく例証のためにのみ提供されていることを諒解されたい。追加の層が加えられてもよく、および/または層は、除去または組み合わされてもよく、例証のものと異なる材料を含んでもよい。
本明細書で説明したMTJ記憶要素を含むメモリデバイスは、モバイルフォン、ポータブルコンピュータ、携帯型パーソナル通信システム(PCS)ユニット、パーソナルデータアシスタント(PDA)などのポータブルデータユニット、GPS対応デバイス、ナビゲーションデバイス、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、メータ読取機器などの固定ロケーションデータユニット、またはデータもしくはコンピュータ命令を記憶するかまたは引き出す他のデバイス、あるいはそれらの組合せの内に含まれ得ることを諒解されたい。それゆえに、本開示の態様は、本明細書で開示したようなMTJ記憶要素を有するメモリを含む能動集積回路を含む任意のデバイスで好適に利用され得る。
さらに、様々なメモリデバイスが、明細書で開示したようなMTJ記憶要素のアレイを含むことができることを諒解されたい。追加として、本明細書で開示したMTJ記憶要素は、論理回路においてなどの様々な他の用途において使用することができる。それゆえに、前述の開示の一部は、独立したMTJ記憶要素を論じているが、様々な態様は、MTJ記憶要素が一体化されているデバイスを含むことができることを諒解されよう。
それゆえに、態様は、プロセッサによって実行されるとき、命令の定めるところにより本明細書で説明した機能を実行するための機械にプロセッサおよび任意の他の協働要素を変換する命令を具現する機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体を含むことができる。
前述の開示は例示的な態様を示しているが、添付の特許請求の範囲によって規定されるような本開示の範囲から逸脱することなく本明細書に様々な改変および変形を行うことができることに留意すべきである。本明細書で説明した態様による方法クレームの機能、ステップ、および/または動作は、特定の順序で実行される必要がない。さらに、態様の要素は単数形で説明されるかまたは特許請求される場合があるが、単数形への限定が明確に述べられない限り、複数形が意図される。
本開示およびその利点を詳細に説明したが、添付の特許請求の範囲によって規定されるような本開示の技術から逸脱することなく、本明細書に様々な改変、置換、および変更を行うことができることを理解すべきである。たとえば、「の上に」、「の下に」、「上部」、および「下部」などの関係語が、基板または電子デバイスに関して使用される。もちろん、基板または電子デバイスが反転された場合、「の上に」は「の下に」になり、「上部」は「下部」になり、逆の場合も同様である。追加として、横に向けられている場合、たとえば、「の上に」、「の下に」、「上部」、および「下部」は、基板または電子デバイスの側面を指すことができる。
「例示的な」という語は、「例、事例、または例証として役立つ」ことを意味するために本明細書で使用されている。「例示的な」として本明細書で説明されるいかなる態様も、他の態様に対して好ましいかまたは有利であるとして必ずしも解釈されるべきでない。同様に、「本開示の態様」という用語は、本開示のすべての態様が、論じられた特徴、利点、または動作モードを含むことを必要としない。本明細書で使用される術語は、特定の態様のみを説明するためのものであり、本開示の態様を限定するように意図されていない。
本明細書で使用する単数形の「1つの(a)」、「1つの(an)」、および「その(the)」は、特に文脈が明確に示さない限り、複数形も含むものとする。本明細書で使用する「備える、含む(comprises)」、「備えている、含んでいる(comprising)」、「含む(includes)」、および/または「含んでいる(including)」という用語は、本明細書で使用されるとき、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を明示するが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらのグループの存在または追加を排除しないことをさらに理解されよう。
その上、本出願の範囲は、本明細書に記載したプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、およびステップの特定の構成に限定されるものではない。当業者が本開示から容易に諒解するように、本明細書で説明した対応する構成と実質的に同じ機能を実行するか、または実質的に同じ結果を実現する現在存在するかまたは後に開発されるプロセス、機械、物質の組成、手段、方法、またはステップが、本開示に従って利用され得る。それゆえに、添付の特許請求の範囲は、その範囲内にそのようなプロセス、機械、製造、物質の組成、手段、方法、またはステップを含むものである。
100 メモリセル
102 磁気トンネル接合(MTJ)
104 アクセストランジスタ
106 固定層
110 自由層
112 ビット線
114 トンネル障壁層
116 ゲート
118 ワード線
122 固定電位ノード
200 STT−MRAMビットセル
201 トランジスタ
202 ビット線
203 ワード線
204 ソース線
205 磁気トンネル接合(MTJ)記憶要素
206 読出し/書込み回路
207 ビット線基準
208 センス増幅器
300 MTJスタック
302 電極
304 反強磁性(AFM)層
306 第1のピンド層
308 結合層
310 第2のピンド層
312 トンネリング障壁層
314 自由層
316 ハードマスク層
318 層間誘電体(ILD)絶縁体層
320 自由層の側壁の上部部分
322 自由層の側壁
324 トンネリング障壁層の側壁の上部部分
326 トンネリング障壁層の側壁の下部部分
400 MTJ構造
402 基板
404 下部電極層
406 磁性層
408 上部電極
410 スペーサ
412 導電性ハードマスク
414 再堆積膜
500 MTJ構造
502 基板
504 第1の電極層
506 磁性層
508 第2の電極層
510 第1のスペーサ層
512 第1の導電性ハードマスク
514 第1の誘電体層
516 第1の誘電体層の凹部
518 第2の導電性ハードマスク
520 第1のスペーサ層の第1の部分
522 第1のスペーサ層の第2の部分
524 第1のスペーサ層の第3の部分
526 第2のスペーサ層
528 第2の誘電体層
530 導電性相互接続
720、730、750 リモートユニット
725A、725B、725C MTJ装置を含むICデバイス
740 基地局
780 下りリンク信号
790 上りリンク信号
800 設計ワークステーション
801 ハードディスク
802 ディスプレイ
803 駆動装置
804 記憶媒体
810 回路設計
812 半導体構成要素

Claims (28)

  1. 磁気トンネル接合(MTJ)装置を製作する方法であって、
    第1の導電性ハードマスク、第1の電極層、および前記MTJの磁性層に第1のスペーサ層を共形に堆積させるステップであり、前記第1のスペーサ層の第1の部分が前記第1の導電性ハードマスクの側壁に堆積され、前記スペーサ層の第2の部分が前記第1の導電性ハードマスクの表面に堆積される、ステップと、
    前記第1のスペーサ層の前記第2の部分を選択的に除去して、誘電体層内に凹部を作り出すステップであり、前記凹部が、前記第1のスペーサ層の前記第1の部分に位置合わせされる、ステップと、
    前記凹部を導電性材料で充填して、前記第1のスペーサ層の前記第1の部分および前記第1の導電性ハードマスクに第2の導電性ハードマスクを形成するステップと
    を含む方法。
  2. 前記第1のスペーサ層の前記第1の部分を、前記第1のスペーサ層の前記第2の部分よりも小さい厚さで堆積させるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記MTJの前記磁性層を、前記第2の導電性ハードマスクによって画定されたパターンでエッチングするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 第1の誘電体層を前記第1のスペーサ層に堆積させるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の誘電体層を平坦化して、前記第1のスペーサ層の前記第2の部分を露出させるステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記凹部を前記導電性材料で充填した後、前記第1の誘電体層の残りの部分を除去するステップをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第1のスペーサ層の第3の部分を除去するステップであり、前記第1のスペーサ層の前記第3の部分が前記MTJの前記磁性層に当接し、ここで、前記磁性層は、前記第2の導電性ハードマスクが重なっていない、ステップをさらに含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1のスペーサ層の前記第3の部分を除去した後、前記MTJの前記磁性層を、前記第2の導電性ハードマスクによって画定されたパターンでエッチングするステップをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2の導電性ハードマスク、前記第1のスペーサ層の前記第2の部分、前記磁性層、および前記第2の電極層の上に第2のスペーサ層を共形に堆積させるステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記第2のスペーサ層の上に第2の誘電体層を堆積させるステップと、
    前記第2の誘電体層を平坦化するステップと、
    前記第2の誘電体層に導電性相互接続部を形成するステップであり、前記導電性相互接続部が前記第2の導電性ハードマスクへの導電性経路を形成する、ステップと
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. モバイルフォン、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、コンピュータ、携帯型パーソナル通信システム(PCS)ユニット、ポータブルデータユニット、および/または固定ロケーションデータユニットに前記MTJ装置を一体化するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  12. 第2の電極層上の第1の導電性ハードマスクであり、前記第2の電極層が、MTJ層のスタック上にあり、前記MTJ層のスタックに電気的に結合される、第1の導電性ハードマスクと、
    前記第1の導電性ハードマスクの側壁、前記第2の電極層の側壁、および前記MTJ層のスタックの表面上の第1のスペーサと、
    前記第1のスペーサの側壁に位置合わせされた第2の導電性ハードマスクであり、前記第1の導電性ハードマスクおよび前記第1のスペーサ上にある、第2の導電性ハードマスクと
    を含むMTJ装置。
  13. 前記第2の導電性ハードマスクが、前記第1の導電性ハードマスクに電気的に結合される、請求項12に記載のMTJ装置。
  14. 前記第2の導電性ハードマスクが、前記第1の導電性ハードマスクおよび前記第2の電極層に重なるように配列される、請求項12に記載のMTJ装置。
  15. 前記MTJ層のスタックの横方向寸法が、前記第2の導電性ハードマスクの横方向寸法と整合される、請求項12に記載のMTJ装置。
  16. 前記第2の導電性ハードマスクが、タンタル、ハフニウム、および白金からなる群における材料である、請求項12に記載のMTJ装置。
  17. 前記第1のスペーサは、厚さが10ナノメートルと50ナノメートルとの間にある、請求項12に記載のMTJ装置。
  18. 前記第1のスペーサ上の第1の誘電体層がSiNx材料である、請求項12に記載のMTJ装置。
  19. 前記MTJ層のスタックに電気的に結合された第1の電極層をさらに含む、請求項12に記載のMTJ装置。
  20. 前記第1の電極層および前記第2の導電性ハードマスク上の第2のスペーサをさらに含む、請求項19に記載のMTJ装置。
  21. 前記MTJ層のスタックの側壁、前記第1のスペーサの側壁、および前記第2の導電性ハードマスクの側壁に前記第2のスペーサをさらに含む、請求項20に記載のMTJ装置。
  22. 前記第2のスペーサ上の第2の誘電体層をさらに含む、請求項20に記載のMTJ装置。
  23. 前記第2のスペーサおよび前記第2の誘電体層を通って延び、前記第2の導電性ハードマスクに電気的に結合された導電性相互接続部をさらに含む、請求項22に記載のMTJ装置。
  24. モバイルフォン、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、コンピュータ、携帯型パーソナル通信システム(PCS)ユニット、ポータブルデータユニット、および/または固定ロケーションデータユニットに一体化された、請求項12に記載のMTJ装置。
  25. MTJ層のスタックに結合される第1の電極層をマスクし、前記第1の電極層への導電性経路を設けるための第1の手段であり、前記第1のマスクする手段が前記第1の電極層に当接する、第1の手段と、
    前記第1の手段の側壁を保護するための手段であり、前記第1の手段の側壁、前記第1の電極層の側壁、および前記MTJ層のスタックの表面に当接する、手段と、
    MTJ磁性層のスタックをマスクし、第1の導電性経路に電気的に結合させるための第2の手段であり、前記第1の手段の側壁に位置合わせされ、前記第1の手段の表面に当接する、第2の手段と
    を含むMTJ装置。
  26. モバイルフォン、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、コンピュータ、携帯型パーソナル通信システム(PCS)ユニット、ポータブルデータユニット、および/または固定ロケーションデータユニットに一体化された、請求項25に記載のMTJ装置。
  27. 磁気トンネル接合(MTJ)装置を製作する方法であって、
    第1の導電性ハードマスク、第1の電極層、および前記MTJの磁性層に第1のスペーサ層を共形に堆積させるステップであり、前記第1のスペーサ層の第1の部分が前記第1の導電性ハードマスクの側壁に堆積され、前記スペーサ層の第2の部分が前記第1の導電性ハードマスクの表面に堆積される、ステップと、
    前記第1のスペーサ層の前記第2の部分を選択的に除去して、誘電体層内に凹部を作り出すステップであり、前記凹部が、前記第1のスペーサ層の前記第1の部分に位置合わせされる、ステップと、
    前記凹部を導電性材料で充填して、前記第1のスペーサ層の前記第1の部分および前記第1の導電性ハードマスクに第2の導電性ハードマスクを形成するステップと
    を含む方法。
  28. モバイルフォン、セットトップボックス、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ、エンターテインメントユニット、ナビゲーションデバイス、コンピュータ、携帯型パーソナル通信システム(PCS)ユニット、ポータブルデータユニット、および/または固定ロケーションデータユニットに前記MTJ装置を一体化するステップをさらに含む、請求項27に記載の方法。
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