JP2017506052A - 近接場通信nfc無線充電サービスを有効にするための方法および装置 - Google Patents

近接場通信nfc無線充電サービスを有効にするための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明の諸実施形態は無線充電の分野に関し、近接場通信NFC無線充電サービスを有効にするための方法および装置を提供する。当該方法および装置は、電力を提供する電子装置のNFC無線充電サービスを自動的に有効にすることができる。当該方法は、第1の電子装置により、充電装置が第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップと、充電装置が第1の電子装置であると判定されたとき、第1の電子装置のNFC無線充電サービスを有効にするステップ、または、充電装置が第2の電子装置であると判定されたとき、第1の電子装置により、NFC無線充電サービスを有効にするように第2の電子装置に指示するステップとを含む。本発明は、電子装置のNFC無線充電サービスを有効にして、ピア電子装置を充電することに備えるために使用される。

Description

本発明は無線充電技術の分野に関し、特に、近接場通信NFC無線充電サービスを有効にするための方法および装置に関する。
電子装置の継続的な増加と多様化とともに、人々はますます多数の無秩序な充電ケーブルを取り除きたいと思っており、当該希望の勢いのもとで、無線充電技術がますます成熟している。
先行技術では、NFC(Near Field Communication)無線充電を実施する前に、ユーザは充電サービスを提供する電子装置の無線充電機能を手動で有効にし、充電すべき電子装置をNFC通信の有効範囲内に置く必要があり、次いで当該充電サービスを提供する電子装置がNFC通信を用いた無線充電プロセスを開始する。
以上から、NFC無線充電は、ユーザが非常に明確な充電目的を有し、充電サービスを提供する電子装置のNFC無線充電機能を手動で有効にするケースでのみ実施でき、したがってNFC無線充電が途中で停止した(例えば、充電すべき電子装置が無線充電の有効範囲を出た)とき、ユーザが充電を継続する必要がある場合、ユーザは充電サービスを提供する電子装置のNFC無線充電機能を再度手動で有効にすることができ、これはユーザの操作を煩わしくさせ、ユーザ・エクスペリエンスを悪化させることが分かる。
本発明では、NFC無線充電を有効にするための方法および装置を提供する。当該方法および装置は、電力を提供する電子装置のNFC無線充電サービスを自動的に有効にすることができる。
本発明の第1の態様では、第1の電子装置により、充電装置が第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップと、充電装置が第1の電子装置であると判定された場合、第1の電子装置のNFC無線充電サービスを有効にして第2の電子装置の充電に備えるステップ、または充電装置が第2の電子装置である場合には、NFC無線充電サービスを有効にして第1の電子装置の充電に備えるように第2の電子装置に指示するステップとを含む、NFC無線充電サービスを有効にするための方法を提供する。
第1の態様の第1の可能な実装方式では、第1の電子装置により、充電装置が第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップの前に、当該方法は、第1の電子装置と第2の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するステップを含む。
第1の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、第1の電子装置の充電ステータス情報と第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、第1の電子装置により、充電装置が第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップは、第1の電子装置の充電ステータス情報に従って、第1の電子装置が電力受信状態にないと判定され、かつ、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って、第2の電子装置が電力受信状態にあると判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定するステップ、または、第1の電子装置の充電ステータス情報に従って第1の電子装置が電力受信状態にあると判定され、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、第1の電子装置が充電装置であると判定するステップを含む。
第1の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、第1の電子装置の出力電力情報、第1の電子装置の充電ステータス情報、および第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、第1の電子装置により、充電装置が第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップは、第1の電子装置の出力電力情報に従って、第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、第1の電子装置の出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であると判定され、第1の電子装置の充電ステータス情報に従って第1の電子装置が電力受信状態にあると判定され、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、第1の電子装置が充電装置であると判定するステップを含む。
第1の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第4の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、第1の電子装置の出力電力情報と第1の電子装置の残余電気量情報を含み、第1の電子装置により、充電装置が第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップは、第1の電子装置の出力電力情報に従って、第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、第1の電子装置の出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であると判定され、第1の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、第1の電子装置が充電装置であると判定するステップを含み、第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電子装置により設定された電気量閾値を含む。
第1の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、第1の電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、第1の電子装置の充電ステータス情報および第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、第1の電子装置により、充電装置が第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップは、両方の電子装置の出力電力情報に従って第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、第1の電子装置が充電装置であると判定するステップ、または、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、第1の電子装置の充電ステータス情報に従って第1の電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定するステップを含む。
第1の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、第1の電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、第1の電子装置の残余電気量情報および第2の電子装置の残余電気量情報を含み、第1の電子装置により、充電装置が第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップは、両方の電子装置の出力電力情報に従って第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、第1の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、第1の電子装置が充電装置であると判定するステップ、または、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、第2の電子装置の残余電気量情報に従って第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であると判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定するステップを含み、第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電子装置により設定された電気量閾値を含み、第2の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電子装置により設定された電気量閾値を含む。
第1の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、第1の電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の充電ステータス情報、第1の電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、ならびに第1の電子装置および/または第2の電子装置の残余電気量情報を含み、第1の電子装置により、充電装置が第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップは、両方の電子装置の充電ステータス情報に従って両方の電子装置の何れもが電力受信状態にないと判定され、両方の電子装置の出力電力情報に従って第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、第1の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、第1の電子装置が充電装置であると判定するステップと、両方の電子装置の充電ステータス情報に従って第1の電子装置のみが電力受信状態にあると判定され、両方の電子装置の出力電力情報に従って第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定された場合、第1の電子装置が充電装置であると判定するステップと、両方の電子装置の充電ステータス情報に従って両方の電子装置の何れもが電力受信状態にないと判定され、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であると判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定するステップ、または、両方の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置のみが電力受信状態にあると判定され、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定するステップを含み、第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電子装置により設定された電気量閾値を含み、第2の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電子装置により設定された電気量閾値を含む。
第5の可能な実装方式乃至第7の可能な実装方式の何れかの可能な実装方式を参照して、第8の可能な実装方式では、出力電力の大きい電子装置は、出力電力レベルが高い電子装置、および/または両方の電子装置の出力電力値の差分の絶対値が事前設定電力差分閾値以上であるとき出力電力値がより大きい電子装置を含む。
本発明の第2の態様では、近接場通信NFC無線充電サービスを提供するための別の方法を提供する。当該方法は、第2の電子装置により、第2の電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された通知を受信し、第2の電子装置のNFC無線充電サービスを当該通知に従って有効にして第1の電子装置の充電に備えるステップ、または、第1の電子装置が充電装置の役割を果たすと第1の電子装置が判定したとき、第2の電子装置により、第1の電子装置により送信された充電制御メッセージを受信して、被充電装置として応答するように第2の電子装置に指示するステップを含む。
第2の態様の第1の可能な実装方式では、第2の電子装置により、第2の電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された通知を受信するステップの前に、当該方法は、第2の電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の出力電力情報および第2の電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するステップ、または、第1の電子装置の要求メッセージを受信し、第1の電子装置の当該要求メッセージに従って、第2の電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の出力電力情報および第2の電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するステップをさらに含み、第1の電子装置が充電装置の役割を果たすと第1の電子装置が判定したとき、第2の電子装置により、第1の電子装置により送信された充電制御メッセージを受信するステップの前に、当該方法は、第2の電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の出力電力情報および第2の電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するステップ、または、第1の電子装置の要求メッセージを受信し、第1の電子装置の当該要求メッセージに従って、第2の電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の出力電力情報および第2の電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するステップをさらに含む。
第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、第2の電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の出力電力情報および第2の電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するステップの前に、当該方法は、第2の電子装置および第1の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するステップをさらに含む。
本発明の第3の態様では電子装置を提供する。当該電子装置は、当該電子装置が充電装置であるか第2の電子装置が充電装置であるかを充電基準情報に従って判定し、当該電子装置が充電装置であると判定された場合、NFC無線充電サービスを有効にして第2の電子装置の充電に備えるようにNFC無線充電コントローラを制御するか、または、第2の電子装置が充電装置であると判定された場合、通知を第2の電子装置に送信するように送受信器を制御するように構成されたプロセッサと、当該プロセッサの制御に従って当該NFC無線充電サービスを有効にして第2の電子装置の充電に備えるように構成された当該NFC無線充電コントローラと、第2の電子装置が第2の電子装置のNFC無線充電サービスを当該通知に従って有効にして当該電子装置の充電に備えるように、当該プロセッサの制御に従って当該通知を第2の電子装置に送信するように構成された当該送受信器とを備える。
第3の態様の第1の可能な実装方式では、当該プロセッサはさらに、当該電子装置が充電装置であるか第2の電子装置が充電装置であるかが当該充電基準情報に従って判定される前に、当該電子装置と第2の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するように構成される。
第3の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、当該電子装置の充電ステータス情報と第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、当該プロセッサは特に、当該電子装置の充電ステータス情報に従って当該電子装置が電力受信状態にないと判定され、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置が電力受信状態にあると判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定するか、または、当該電子装置の充電ステータス情報に従って当該電子装置が電力受信状態にあると判定され、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、当該電子装置が充電装置であると判定するように構成される。
第3の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、当該電子装置の出力電力情報、当該電子装置の充電ステータス情報、および第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、当該プロセッサは特に、当該電子装置の出力電力情報に従って、当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、当該電子装置の出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であると判定され、当該電子装置の充電ステータス情報に従って当該電子装置が電力受信状態にあると判定され、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、当該電子装置が充電装置であると判定するように構成される。
第3の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第4の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報を含み、当該プロセッサは特に、当該電子装置の出力電力情報に従って、当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、当該電子装置の出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であると判定され、当該電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、当該電子装置が充電装置であると判定するように構成され、第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置により設定された電気量閾値を含む。
第3の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、当該電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、当該電子装置の充電ステータス情報、および第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、当該プロセッサは特に、両方の電子装置の出力電力情報に従って当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、当該電子装置が充電装置であると判定するか、または、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、当該電子装置の充電ステータス情報に従って当該電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定する
ように構成される。
第3の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、当該電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、当該電子装置の残余電気量情報および第2の電子装置の残余電気量情報を含み、当該プロセッサは特に、両方の電子装置の出力電力情報に従って当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、当該電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、当該電子装置が充電装置であると判定するか、または、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、第2の電子装置の残余電気量情報に従って第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であると判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定するように構成され、第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置により設定された電気量閾値を含み、第2の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置により設定された電気量閾値を含む。
第3の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、当該電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、ならびに当該電子装置および/または第2の電子装置の残余電気量情報を含み、当該プロセッサは特に、両方の電子装置の充電ステータス情報に従って両方の電子装置の何れもが電力受信状態にないと判定され、両方の電子装置の出力電力情報に従って当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、当該電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、当該電子装置が充電装置であると判定し、両方の電子装置の充電ステータス情報に従って当該電子装置のみが電力受信状態にあると判定され、両方の電子装置の出力電力情報に従って当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定された場合、当該電子装置が充電装置であると判定し、両方の電子装置の充電ステータス情報に従って両方の電子装置の何れもが電力受信状態にないと判定され、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であると判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定するか、または、両方の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置のみが電力受信状態にあると判定され、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定するように構成され、第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置により設定された電気量閾値を含み、第2の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置により設定された電気量閾値を含む。
第5の可能な実装方式乃至第7の可能な実装方式の何れかの可能な実装方式を参照して、第8の可能な実装方式では、出力電力の大きい電子装置は、出力電力レベルが高い電子装置、および/または両方の電子装置の出力電力値の差分の絶対値が事前設定電力差分閾値以上であるとき出力電力値がより大きい電子装置を含む。
本発明の第4の態様では電子装置を提供する。当該電子装置は、当該電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された通知を受信するように構成された送受信器と、当該送受信器により受信された当該通知に従って、当該電子装置のNFC無線充電サービスを有効にするようにNFC無線充電コントローラを制御するように構成されたプロセッサと、当該プロセッサの制御に従って当該NFC無線充電サービスを有効にして第1の電子装置の充電に備えるように構成された当該NFC無線充電コントローラ、または、第1の電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された充電制御メッセージを受信するように構成された当該送受信器と、当該送受信器により受信された当該充電制御メッセージに従って、被充電装置として応答するように当該電子装置に指示するように構成された当該プロセッサとを備える。
第4の態様の第1の可能な実装方式では、当該送受信器はさらに、当該通知が受信される前に、当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するか、または、第1の電子装置の要求メッセージを受信し、第1の電子装置の当該要求メッセージに従って、当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するように構成され、当該送受信器はさらに、当該充電制御メッセージが受信される前に、当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するか、または、第1の電子装置の要求メッセージを受信し、第1の電子装置の当該要求メッセージに従って、当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するように構成される。
第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、当該プロセッサはさらに、当該送受信器が当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信する前に、当該電子装置および第1の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するように構成される。
本発明の第5の態様では電子装置を提供する。当該電子装置は、充電装置が当該電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定し、充電装置が当該電子装置であると判定されたとき、当該電子装置のNFC無線充電サービスを有効にして第2の電子装置の充電に備えるように構成された処理ユニットと、充電装置が第2の電子装置であると当該処理ユニットが判定したとき、NFC無線充電サービスを有効にして当該電子装置の充電に備えるように第2の電子装置に指示するように構成された送信ユニットとを備える。
第5の態様の第1の可能な実装方式では、当該処理ユニットはさらに、充電装置が当該電子装置であるか第2の電子装置であるかが当該充電基準情報に従って判定される前に、当該電子装置と第2の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するように構成される。
第5の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、当該電子装置の充電ステータス情報と第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、当該処理ユニットはさらに、当該電子装置の充電ステータス情報に従って当該電子装置が電力受信状態にないと判定され、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置が電力受信状態にあると判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定するか、または、当該電子装置の充電ステータス情報に従って当該電子装置が電力受信状態にあると判定され、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、当該電子装置が充電装置であると判定するように構成される。
第5の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第3の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、当該電子装置の出力電力情報、当該電子装置の充電ステータス情報、および第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、当該処理ユニットは特に、当該電子装置の出力電力情報に従って、当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、当該電子装置の出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であると判定され、当該電子装置の充電ステータス情報に従って当該電子装置が電力受信状態にあると判定され、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、当該電子装置が充電装置であると判定するように構成される。
第5の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第4の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報を含み、当該処理ユニットは特に、当該電子装置の出力電力情報に従って、当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、当該電子装置の出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であると判定され、当該電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、当該電子装置が充電装置であると判定するように構成され、第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置により設定された電気量閾値を含む。
第5の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第5の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、当該電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、当該電子装置の充電ステータス情報、および第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、当該処理ユニットは特に、両方の電子装置の出力電力情報に従って当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、当該電子装置が充電装置であると判定するか、または、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、当該電子装置の充電ステータス情報に従って当該電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定するように構成される。
第5の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第6の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、当該電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、当該電子装置の残余電気量情報および第2の電子装置の残余電気量情報を含み、当該処理ユニットは特に、両方の電子装置の出力電力情報に従って当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、当該電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、当該電子装置が充電装置であると判定するか、または、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、第2の電子装置の残余電気量情報に従って第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であると判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定するように構成され、第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置により設定された電気量閾値を含み、第2の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置により設定された電気量閾値を含む。
第5の態様または第1の可能な実装方式を参照して、第7の可能な実装方式では、当該充電基準情報は、当該電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、ならびに当該電子装置および/または第2の電子装置の残余電気量情報を含み、当該処理ユニットは特に、両方の電子装置の充電ステータス情報に従って両方の電子装置の何れもが電力受信状態にないと判定され、両方の電子装置の出力電力情報に従って当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、当該電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、当該電子装置が充電装置であると判定し、両方の電子装置の充電ステータス情報に従って当該電子装置のみが電力受信状態にあると判定され、両方の電子装置の出力電力情報に従って当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定された場合、当該電子装置が充電装置であると判定し、両方の電子装置の充電ステータス情報に従って両方の電子装置の何れもが電力受信状態にないと判定され、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であると判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定するか、または、両方の電子装置の充電ステータス情報に従って第2の電子装置のみが電力受信状態にあると判定され、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定された場合、第2の電子装置が充電装置であると判定するように構成され、第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置により設定された電気量閾値を含み、第2の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置により設定された電気量閾値を含む。
第5の可能な実装方式乃至第7の可能な実装方式の何れかの可能な実装方式を参照して、第8の可能な実装方式では、出力電力レベルが高い電子装置、および/または両方の電子装置の出力電力値の差分の絶対値が事前設定電力差分閾値以上であるとき出力電力値がより大きい電子装置である。
本発明の第6の態様では電子装置を提供する。当該電子装置は、当該電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された通知を受信するように構成された受信ユニットと、当該電子装置のNFC無線充電サービスを当該受信ユニットにより受信された当該通知に従って有効にして、第1の電子装置の充電に備えるように構成された処理ユニット、または、第1の電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された充電制御メッセージを受信するように構成された当該受信ユニットと、当該受信ユニットにより受信された当該充電制御メッセージに従って、被充電装置として応答するように当該電子装置に指示するように構成された当該処理ユニットとを備える。
第6の態様の第1の可能な実装方式では、当該電子装置は送信ユニットをさらに備え、当該送信ユニットは特に、当該受信ユニットが当該通知を受信する前に、当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するか、または、第1の電子装置の要求メッセージを受信し、第1の電子装置の当該要求メッセージに従って、当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するように構成され、当該送信ユニットはさらに、当該受信ユニットが当該充電制御メッセージを受信する前に、当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するか、または、第1の電子装置の要求メッセージを受信し、第1の電子装置の当該要求メッセージに従って、当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するように構成される。
第1の可能な実装方式を参照して、第2の可能な実装方式では、当該処理ユニットはさらに、当該送信ユニットが当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信する前に、当該電子装置および第1の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するように構成される。
以上の解決策を用いることによって、第1の電子装置は、充電装置が第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定し、充電装置が第1の電子装置であると判定されたとき、第1の電子装置が第1の電子装置のNFC無線充電サービスを有効にするか、または、充電装置が第2の電子装置であると判定されたとき、第1の電子装置はNFC無線充電サービスを有効にするように第2の電子装置に指示する。このように、第1の電子装置および第2の電子装置がNFC通信の有効範囲内に配置されるとき、両方の電子装置は充電装置を当該充電基準メッセージに従って決定し、充電装置のNFC無線充電サービスを自動的に有効にすることができ、より細分化された時間がピア電子装置を充電するために十分に利用され、ユーザのアクティブな操作に起因する時間消費および労力消費が回避され、ユーザ・エクスペリエンスが高まる。
本発明の諸実施形態の技術的解決策をより明確に説明するために、以下では当該諸実施形態を説明するのに必要な添付図面を簡単に説明する。明らかに、以下の説明における添付図面は本発明の幾つかの実施形態を示すにすぎず、当業者は依然として創造的努力なしにこれらの添付図面から他の図面を導出することができる。
本発明の1実施形態に従うNFC無線充電サービスを有効にするための方法の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うNFC無線充電サービスを有効にするための別の方法の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うNFC無線充電サービスを有効にするための別の方法の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従うNFC無線充電サービスを有効にするための別の方法の略流れ図である。 本発明の1実施形態に従う電子装置の略構造図である。 本発明の1実施形態に従う別の電子装置の略構造図である。 本発明の1実施形態に従う別の電子装置の略構造図である。 本発明の1実施形態に従う別の電子装置の略構造図である。
以下では本発明の諸実施形態の添付図面を参照して本発明の諸実施形態における技術的解決策を明確かつ十分に説明する。明らかに、説明する実施形態は本発明の諸実施形態の一部にすぎず全部ではない。創造的努力なしに本発明の諸実施形態に基づいて当業者により取得された他の全ての実施形態は本発明の保護範囲に入るものとする。
本発明の1実施形態では、NFC無線充電サービスを有効にするための方法を提供する。図1に示すように、当該方法は以下を含む。
S101:第1の電子装置が、充電装置が第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定する。
第1の電子装置が携帯電話、タブレット・コンピュータ、ノートブック・コンピュータ等であってもよく、第2の電子装置がBluetooth(登録商標)ヘッドセット、歩数計、携帯電話等であってもよく、第1の電子装置および第2の電子装置の両方はNFC通信機能を有することに留意すべきである。
特に、第1の電子装置により、充電装置が第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップの前に、第1の電子装置が、第1の電子装置と第2の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定する。
さらに、当該充電基準情報は、第1の電子装置の要求メッセージに従って第2の電子装置により第1の電子装置にアクティブに送信された情報または第2の電子装置により第1の電子装置に送信された情報を含む。第1の電子装置は、複数回または1回当該要求メッセージを送信することによって当該充電基準情報を取得してもよく、本発明では限定されない。
当該充電基準情報に含まれる情報が異なる場合、ステップS101で実装された方式も異なり、特に以下を含む。
方式1:当該充電基準情報は、第1の電子装置の充電ステータス情報と第2の電子装置の充電ステータス情報を含む。
次いで、第1の電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)第1の電子装置が電力受信状態になく、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定され、
2)第1の電子装置が電力受信状態にあり、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、第1の電子装置が充電装置であると判定され、
3)第1の電子装置が電力受信状態になく、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置であるかどうかをランダムに判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、第1の電子装置および第2の電子装置の出力電力情報、残余電気量情報等を取得することによって第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、以下の関連する実装方式を参照されたい)、または、
4)第1の電子装置が電力受信状態にあり、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
特に、当該充電ステータス情報は、対応する電子装置が電力受信状態にあるかどうかを判定するために使用される充電識別子を含み、或る電子装置が電力受信状態にあり、かつ、その他の電子装置が電力受信状態にないとき、電力受信状態にある電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定し、充電装置のNFC無線充電サービスを有効にして当該ピア電子装置の充電に備え、両方の電子装置の何れも電力受信状態にないとき、第1の電子装置は、一方の電子装置が充電装置であるとランダムに判定してもよく、または、第1の電子装置および第2の電子装置の出力電力情報、残余電気量情報等を取得することによって第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、以下の関連する実装方式を参照されたい)、または、両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
方式2:当該充電基準情報は第1の電子装置の出力電力情報を含む。
次いで、第1の電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
2)第1の電子装置の出力電力が事前設定電力閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、第2の電子装置の出力電力および/または両者の充電ステータス情報および/または両者の残余電気量情報を取得することによって第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、以下の関連する実装方式を参照されたい)。
特に、当該出力電力情報が出力電力値を含んでもよく、当該事前設定電力閾値は実際の状況に従って事前に設定された閾値であり、当該出力電力情報が出力電力レベルを含んでもよく、当該事前設定電力レベルは実際の状況に従って事前に設定された閾値レベルである。例えば、第1の電子装置の出力電力が十分に大きい(例えば、第1の電子装置が高電力装置である)とき、第1の電子装置がデフォルトで充電装置であってもよい。
方式3:当該充電基準情報は、第1の電子装置の出力電力情報および第2の電子装置の出力電力情報を含む。
次いで、第1の電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
3)第1の電子装置および第2の電子装置が、出力電力が等しい電子装置であるとき、一方の電子装置が充電装置であるとランダムに判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または第1の電子装置または両方の電子装置の残余電気量情報を取得することによって第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、以下の関連する実装方式を参照されたい)。
特に、当該出力電力情報が、高レベル、中間レベル、および低レベルのような出力電力レベルを含んでもよく、この場合、第1の電子装置が両方の電子装置の出力電力レベルを比較することによって出力電力の大きい電子装置を決定し、出力電力の大きい電子装置が充電装置であると判定し、例えば、両方の電子装置の出力電力レベルが少なくとも1レベルだけ異なるとき、レベルの大きい電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該出力電力情報がまた出力電力値を含んでもよく、この場合、両方の電子装置の出力電力値の差分が事前設定電力差分閾値より大きいと判定したとき、出力電力値が大きい電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定し、例えば、第1の電子装置の出力電力値および第2の電子装置の出力電力値はそれぞれP1およびP2であり、当該事前設定電力差分閾値はΔPであり、したがってP1>P2かつ|P1−P2|>ΔPである場合、第1の電子装置は出力電力の大きい電子装置である。
当該出力電力情報が出力電力レベルと出力電力値の両方を含んでもよく、両方の電子装置の出力電力レベルが同一であるとき、第1の電子装置は、以上の方法を用いることにより、即ち、両方の電子装置の出力電力値の差分を当該事前設定電力差分閾値と比較することにより、出力電力の大きい電子装置を決定してもよいことに留意すべきである。さらに、第1の電子装置は、出力電流および出力電圧を取得することによって当該出力電力値を間接的に取得してもよい。
方式4:当該充電基準情報は、第1の電子装置の出力電力情報、第1の電子装置の充電ステータス情報および/または第2の電子装置の充電ステータス情報を含む。
次いで、第1の電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、かつ、第1の電子装置が電力受信状態にありかつ/または第2の電子装置が電力受信状態にないとき、第1の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
3)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、かつ、第1の電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または当該プロセスが終了してもよく、または第2の電子装置の出力電力情報および/または両方の電子装置の残余電気量情報を取得することによって第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、他の実装方式を参照されたい)、または、
4)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、かつ、第1の電子装置が電力受信状態にあるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または当該プロセスが終了してもよい。
本方式で説明した充電ステータス情報、出力電力情報、事前設定電力閾値、および事前設定電力レベルの機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。さらに、第1の電子装置がまず当該出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式5:当該充電基準情報は、第1の電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、第1の電子装置の充電ステータス情報および第2の電子装置の充電ステータス情報を含む。
次いで、第1の電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、第1の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
3)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第1の電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
4)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第1の電子装置が電力受信状態にあるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよい。
本方式で説明した充電ステータス情報および出力電力情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。出力電力の大きい電子装置を決定するための方法については、上述の方式3における具体的な説明を参照されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。さらに、第1の電子装置がまず両方の電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式6:当該充電基準情報は、第1の電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の充電ステータス情報および第1の電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、第1の電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、第1の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
3)第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、第1の電子装置が電力受信状態にあるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、
4)第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、第1の電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよい。
特に、第1の電気量閾値が、事前設定電気量閾値、または第1の電子装置が第2の電子装置の残余電気量情報を取得した後に両方の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電子装置により設定された電気量閾値であってもよい。
例示的に、第1の電子装置がバッテリ情報要求を第2の電子装置に送信し、当該バッテリ情報要求に従って第2の電子装置により送信されたバッテリ情報応答を受信し、次いで、第1の電子装置が両方の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電気量閾値を決定する。当該バッテリ情報要求は第2の電子装置のバッテリの残余電気量情報を学習するために使用される。
当該残余電気量情報は、残余電気量値および/または総バッテリ量、および/または残余電気量パーセンテージおよび総バッテリ量を含み、当該残余電気量情報が充電需要指示および/または最大放電電流または閾値放電電流のような他の関連パラメータを含んでもよいことに留意すべきである。
例示的に、第1の電子装置の残余電気量値は500mAhであり、装置の通常使用に影響する最小電気量値は300mAhであり、バッテリ情報要求を第2の電子装置に送信した後、第1の電子装置が第2の電子装置により送信されたバッテリ情報応答に従って、第2の電子装置の総バッテリ量が150mAhであり、第2の電子装置の残余電気量値が10mAhであると判定した場合、第1の電子装置が400mAhのような第2の電子装置を充電できる第1の電気量閾値を設定してもよく、第1の電子装置が、第2の電子装置の総バッテリ量が2000mAhであり、第2の電子装置の残余電気量値が100mAhであり、第2の電子装置の最大放電電流が2Aであると判定した場合、第1の電子装置が第2の電子装置を200mAhの電気量だけ充電した後、第2の電子装置の推定通常使用時間は約10分であり、この場合、第1の電子装置が第2の電子装置に対して500mAhの第1の電気量閾値を設定してもよい。
本方式で説明した充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。さらに、第1の電子装置がまず第1の電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式7:当該充電基準情報は第1の電子装置の出力電力情報と第1の電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、第1の電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、かつ、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両方の電子装置の充電ステータスおよび/または第2の電子装置の残余電気量および/または第2の電子装置の出力電力情報を取得することによって第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよいか(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)、
3)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両方の電子装置の充電ステータスおよび/または第2の電子装置の残余電気量および/または第2の電子装置の出力電力情報を取得することによって第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)、または、
4)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両方の電子装置の充電ステータスおよび/または第2の電子装置の残余電気量および/または第2の電子装置の出力電力情報を取得することによって第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)。
本方式で説明した出力電力情報、事前設定電力閾値、事前設定電力レベル、残余電気量情報、第1の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。さらに、第1の電子装置がまず第1の電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよいか、または、まず第1の電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式8:当該充電基準情報は、第2の電子装置の出力電力情報、第1の電子装置の出力電力情報、および第1の電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、第1の電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第1の電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報および/または第2の電子装置の残余電気量情報を取得することによって第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)、または、
4)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第1の電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値より大きいとき、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報および/または第2の電子装置の残余電気量情報を取得することによって第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)。
本方式で説明した出力電力情報、残余電気量情報、第1の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。さらに、第1の電子装置がまず両方の電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよいか、または、まず第1の電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式9:当該充電基準情報は、第1の電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、第1の電子装置の残余電気量情報および第2の電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、第1の電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値未満であるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報を取得することによって第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよいか(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)、
4)第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報を取得することによって第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)、または、
5)他のケースでは、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報を取得することによって第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)。
本方式で説明した出力電力情報、残余電気量情報、第1の電気量閾値、第2の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。第2の電気量閾値は第1の電気量閾値と同様であり、両方の電子装置の残余電気量情報に従って事前に設定してもよく、または、設定してもよく、具体的な方法については、上述の方式6における具体的な説明を参照されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。さらに、第1の電子装置がまず両方の電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式10:当該充電基準情報は、第1の電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の充電ステータス情報、第1の電子装置の出力電力情報、第1の電子装置の残余電気量情報および/または第2の電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、第1の電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、両方の電子装置が電力受信状態になく、第1の電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値以上であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値未満であるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、両方の電子装置が電力受信状態になく、第1の電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値未満であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、
3)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、第1の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定されるか、
4)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
5)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以下であり、両方の電子装置が電力受信状態になく、第1の電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値以上であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値未満であるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
6)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以下であり、両方の電子装置が電力受信状態になく、第1の電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値未満であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
7)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、第1の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
8)第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または
9)両方の電子装置が電気量受信状態にないとき、プロセス全体が終了する。
例示的に、第1の電子装置は第1の電子装置の出力電力情報を開始判定条件として使用する。第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または出力電力レベルが事前設定電力レベル以上である場合、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って判定を実施する。即ち、
1)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了するか、
2)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるか、または、第1の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
3)第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する(この場合、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後開始される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)。
第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または出力電力レベルが事前設定電力レベル以下である場合、プロセス全体が終了してもよいか、または、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って判定を実施してもよい。即ち、
1)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了するか、
2)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
3)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値未満であるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
4)第1の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、
5)第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよい。
本方式で説明した出力電力情報、残余電気量情報、第1の電気量閾値、第2の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。第2の電気量閾値は第1の電気量閾値と同様であり、両方の電子装置の残余電気量情報に従って事前に設定してもよく、または、設定してもよく、具体的な方法については、上述の方式6における具体的な説明を参照されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。さらに、第1の電子装置がまず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、または、まず第1の電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式11:当該充電基準情報は、第1の電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の充電ステータス情報、第1の電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、第1の電子装置の残余電気量情報および/または第2の電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、第1の電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定され、そうでなく、両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上である場合、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第1の電子装置のみが電力受信状態にあり、第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定され、そうでなく、第2の電子装置のみが電力受信状態にあり、第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置である場合、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、プロセス全体が終了する(この場合、第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値以上である場合、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後実施される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)、そうでなく、両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値より小さい場合、プロセス全体が終了する(この場合、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよく、その理由は上述したものと同じであることに留意すべきである)か、または、
4)第1の電子装置のみが電力受信状態にあり、第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であるとき、プロセス全体は終了し(この場合、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後開始される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)、そうでなく、第2の電子装置のみが電力受信状態にあり、第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置である場合、プロセス全体が終了する(この場合、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、その理由は上述したものと同じであることに留意すべきである)か、または、
5)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
例示的に、第1の電子装置は両方の電子装置の充電ステータス情報を開始判定条件として使用する。両方の電子装置が電力受信状態にある場合、プロセス全体が終了する。両方の電子装置の何れもが電力受信状態にない場合、第1の電子装置は次いで、両方の電子装置の出力電力情報および残余電気量情報に従って、出力電力がより大きく残余電気量値が電気量閾値(即ち、第1の電気量閾値または第2の電気量閾値)以上である両方の電子装置のうち1つの電子装置が充電装置であると判定する。第1の電子装置のみが電力受信状態にある場合には、両方の電子装置の出力電力情報に従って第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定されるとき、第1の電子装置が充電装置の役割を果たすと判定されるか、または、第2の電子装置のみが電力受信状態にある場合には、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定されるとき、第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすと判定される。
例示的に、第1の電子装置は両方の電子装置の出力電力情報を開始判定条件として使用する。第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置である場合には、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って以下のように判定される。
1)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるか、または、第1の電子装置が電力受信状態にあり、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、第1の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第1の電子装置が電力受信状態になく第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、または、両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、プロセス全体が終了する(この場合、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後開始される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)か、または、
3)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置である場合、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って以下のように判定される。
1)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であるとき、または、第2の電子装置が電力受信状態にあり第1の電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が電力受信状態になく第1の電子装置が電力受信状態にあるとき、または、両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく第2の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、プロセス全体が終了する(この場合、第1の電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後開始される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)か、または、
3)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。第1の電子装置および第2の電子装置が、出力電力が等しい電子装置である場合(即ち、両者の出力電力レベルが同一であるか、または、両者の出力電力値の差分の絶対値が電力差分閾値未満であるとき)、プロセス全体が終了する。
両方の電子装置の出力電力が等しい、即ち、両方の電子装置の出力電力レベルが同一であり、かつ/または両方の電子装置の出力電力の差分の絶対値が事前設定電力差分閾値未満である場合、プロセス全体が終了してもよく、または両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく、具体的な判定方法は以上の2つの例示されたケースにおけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しない。
例示的に、第1の電子装置は両方の電子装置の残余電気量情報を開始判定条件として使用する。第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上である場合、両方の電子装置の出力電力情報および充電ステータス情報に従って以下のように判定される。
1)出力電力の大きい電子装置のピア電子装置が電力受信状態にないとき、出力電力が大きい両方の電子装置のうち1つの電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
2)出力電力の大きい電子装置のピア電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値未満である場合、両方の電子装置の出力電力情報および充電ステータス情報に従って以下のように判定される。
1)当該電子装置が電力受信状態にありピア電子装置が電力受信状態にないとき、出力電力が充電装置より大きい両方の電子装置のうち1つの電子装置が充電装置であるか、または、
2)出力電力の大きい電子装置が電力受信状態にないか、または、出力電力の大きい電子装置のピア装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値未満である場合、両方の電子装置の出力電力情報および充電ステータス情報に従って以下のように判定される。
1)第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、第1の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了するか、または、
4)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にないか、または、第1の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上である場合、両方の電子装置の出力電力情報および充電ステータス情報に従って以下のように判定される。
1)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第1の電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり第1の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、第1の電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第1の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了するか、または、
4)第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、かつ、第1の電子装置が電力受信状態にないか、または、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
本方式で説明した出力電力情報、残余電気量情報、第1の電気量閾値、第2の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。第2の電気量閾値は第1の電気量閾値と同様であり、両方の電子装置の残余電気量情報に従って事前に設定してもよく、または、設定してもよく、具体的な方法については、上述の方式6における具体的な説明を参照されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。さらに、第1の電子装置がまず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
S102:充電装置が第1の電子装置であると判定された場合、第1の電子装置のNFC無線充電サービスを有効にして第2の電子装置の充電に備えるか、または、充電装置が第2の電子装置である場合には、第1の電子装置が、NFC無線充電サービスを有効にして第1の電子装置の充電に備えるように第2の電子装置に指示する。
特に、充電装置であると既に判定された電子装置は、当該電子装置のNFC無線充電サービスを有効にして、充電サービスをピア電子装置に提供するのに備える。
従来のNFC無線充電プロセスはNFC無線充電制御段階およびNFC無線電気エネルギ伝送段階を含み、したがって、充電電子装置がNFC無線充電サービスを有効にした後、当該充電電子装置は、NFC通信を用いることによって当該NFC無線充電プロセスを開始し、当該NFC無線充電制御段階を用いることによって検証情報、技術情報等を充電すべき電子装置と交換してNFC無線充電方式または他の無線充電方式を選択し、次いで当該NFC無線充電電気エネルギ伝送段階を用いることによって当該充電すべき電子装置を充電することに留意すべきである。
さらに、以上の他の無線充電方式は、3つの現在主要な無線充電アライアンス、即ち、WPC(Wireless Power Consortium)、PMA(Power Matters Alliance)およびA4WP(Alliance for Wireless Power)により別々に制定された無線充電技術を含むがこれらに限定されない。
以上の方法を用いることにより、第1の電子装置は、充電装置が第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定し、充電装置が第1の電子装置であると判定されたとき、第1の電子装置が第1の電子装置のNFC無線充電サービスを有効にするか、または、充電装置が第2の電子装置であると判定されたとき、第1の電子装置はNFC無線充電サービスを有効にするように第2の電子装置に指示する。このように、第1の電子装置および第2の電子装置がNFC通信の有効範囲内に配置されるとき、両方の電子装置は充電装置を当該充電基準メッセージに従って決定し、充電装置のNFC無線充電サービスを自動的に有効にすることができ、より細分化された時間がピア電子装置を充電するために十分に利用され、ユーザのアクティブな操作に起因する時間消費および労力消費が回避され、ユーザ・エクスペリエンスが高まる。
本発明の1実施形態ではNFC無線充電サービスを有効にするための方法を提供する。図2に示すように、当該方法は以下を含む。
S201:第2の電子装置が、第2の電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された通知を受信し、第2の電子装置のNFC無線充電サービスを当該通知に従って有効にして、第1の電子装置の充電に備えるか、または、第1の電子装置が充電装置の役割を果たすと第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された充電制御メッセージを第2の電子装置が受信して、被充電装置として応答するように第2の電子装置に指示する。
場合によっては、第2の電子装置が当該通知または当該充電制御メッセージを受信する前に、第2の電子装置が第2の電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の出力電力情報および第2の電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するか、または、第2の電子装置が第1の電子装置の要求メッセージを受信し、第2の電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の出力電力情報および第2の電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置の当該要求メッセージに従って第1の電子装置に送信する。
前述の実施形態を参照して、第1の電子装置は、充電装置が第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定することに留意すべきである。当該充電基準情報は、第2の電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の出力電力情報および第2の電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを含む。
特に、第2の電子装置が充電装置であると充電基準メッセージに従って判定するとき、第1の電子装置は当該通知を第2の電子装置に送信し、その結果、第2の電子装置は当該通知に従って第2の電子装置のNFC無線充電サービスを有効にし、当該NFC無線充電サービスを有効にした後、第2の電子装置は充電制御メッセージを第1の電子装置に送信してNFC無線充電制御段階に入り、第2の電子装置は、当該NFC無線充電制御段階を用いることによって検証情報、技術情報等を第1の電子装置と交換してNFC無線充電方式または他の無線充電方式を選択し、次いでNFC無線充電電気エネルギ伝送段階を使用することによって第1の電子装置を充電し、第1の電子装置が当該充電基準メッセージに従って第1の電子装置が充電装置であると判定したとき、第1の電子装置はNFC無線充電サービスを有効にし、第2の電子装置は第1の電子装置により送信された当該充電制御メッセージを受信し、当該充電制御メッセージに従って応答し、当該NFC無線充電制御段階に入る。
両方の電子装置は、3つの現在主要な無線充電アライアンス、即ち、WPC(Wireless Power Consortium)、PMA(Power Matters Alliance)およびA4WP(Alliance for Wireless Power)により別々に制定された無線充電技術のような、他の無線充電技術をNFC無線充電制御段階において情報交換および交渉により選択して充電を行ってもよいことに留意すべきである。
以上の方法を用いることにより、第2の電子装置が、第2の電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された通知を受信し、第2の電子装置のNFC無線充電サービスを当該通知に従って有効にして、第1の電子装置の充電に備えるか、または、第1の電子装置が充電装置の役割を果たすと第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された充電制御メッセージを第2の電子装置が受信して、被充電装置として応答するように第2の電子装置に指示する。このように、第1の電子装置および第2の電子装置がNFC通信の有効範囲内に配置されるとき、両方の電子装置は充電装置を当該充電基準メッセージに従って決定し、充電装置のNFC無線充電サービスを自動的に有効にすることができ、より細分化された時間がピア電子装置を充電するために十分に利用され、ユーザのアクティブな操作に起因する時間消費および労力消費が回避され、ユーザ・エクスペリエンスが高まる。
本発明の1実施形態では、図3に示すように、NFC無線充電を有効にするための別の方法を提供する。当該実施形態では、充電基準情報は、両方の電子装置の充電ステータス情報、両方の電子装置の出力電力情報および第1の電子装置の残余電気量情報を含む。
さらに、説明の便宜上、第1の電子装置を充電装置として用いることによって以下のステップを説明する。当該方法は以下を含む。
S301:第1の電子装置が出力電力要求メッセージを第2の電子装置に送信し、当該出力電力要求メッセージに従って第2の電子装置により送信される出力電力応答メッセージを受信する。
特に、第1の電子装置および第2の電子装置がNFC通信範囲内に配置され、両方の電子装置の間のNFC通信がない期間が事前設定時間閾値に到達したとき、第1の電子装置は当該出力電力要求メッセージを第2の電子装置に送信する。第1の電子装置により送信された出力電力要求メッセージは第2の電子装置の出力電力情報を学習するために使用される。
当該実施形態を、第1の電子装置が現在のNFC通信の開始者である1例を用いることによって説明することに留意すべきである。実際には、第2の電子装置も現在のNFC通信の開始者であってもよく、この場合、出力電力要求メッセージを第2の電子装置により第1の電子装置に送信すべきであり、以下の判定も第2の電子装置により完了すべきである。
S302:第1の電子装置が、両方の電子装置の出力電力情報に従って、第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定する。
特に、ステップS302には2つの実装方式がある。
方式1:当該出力電力情報は出力電力値を含む。
特に、第1の電子装置が、第2の電子装置により送信された出力電力応答メッセージに従って第2の電子装置の出力電力値を取得し、第1の電子装置の出力電力値と第2の電子装置の出力電力値の間の差分の絶対値が事前設定電力差分閾値より大きく、かつ、第1の電子装置の出力電力値が第2の電子装置の出力電力値より大きい場合には、第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定される。
第1の電子装置の出力電力値と第2の電子装置の出力電力値の間の差分の絶対値が第2の事前設定電力差分閾値未満である場合、第1の電子装置および第2の電子装置の何れも充電装置の役割を果たすことができず、この場合、プロセス全体が終了してもよい。
第1の電子装置が第2の電子装置により送信された当該出力電力応答メッセージを受信することによって第2の電子装置の出力電力情報を取得してもよく、第2の電子装置の出力電力情報が第2の電子装置の出力電力値、または第2の電子装置の出力電流値および出力電圧値であってもよく、または当該出力電力値、および第2の電子装置の出力電流値および/または出力電圧値であってもよく、即ち、第1の電子装置が、当該出力電力情報を用いることによって第2の電子装置の出力電力値を直接的または間接的に取得できることに留意すべきである。
例示的に、第1の電子装置の出力電力値はPo1であり、第2の電子装置の出力電力値はPo2であり、出力電力差分閾値はΔPであり、出力電力要求メッセージを第2の電子装置に送信した後、第1の電子装置は当該出力電力要求メッセージに従って第2の電子装置により送信される出力電力応答メッセージを受信する。当該出力電力応答メッセージが第2の電子装置の出力電力値Po2を運搬し、次いで第1の電子装置と第2の電子装置の出力電力値の間の差分の絶対値が|Po1−Po2|であると第1の電子装置が判定し、出力電力差分閾値ΔPに対して、当該出力電力値の差分の絶対値|Po1−Po2|が出力電力差分閾値ΔPより大きくPo1>Po2であると第1の電子装置が判定した場合、第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると第1の電子装置が判定する。
方式2:当該出力電力情報は出力電力レベルである。
電子装置の出力電力を高レベル、中間レベル、および低レベルに分類してもよく、例えば、出力電力が5w以下である電子装置の装置電力レベルは低であり、出力電力が5wより大きく20w以下である電子装置の装置電力レベルは中間であり、出力電力が20wより大きい電子装置の装置電力レベルは高であることに留意すべきである。
特に、第1の電子装置は第2の電子装置の出力電力レベルを第2の電子装置の出力電力応答メッセージに従って取得し、第1の電子装置の出力電力レベルが第2の電子装置の出力電力レベルより高い場合、第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定される。
例示的に、第1の電子装置の出力電力レベルは中間であり、第2の電子装置の出力電力レベルは低であり、出力電力要求メッセージを第2の電子装置に送信した後、第1の電子装置は、当該出力電力要求メッセージに従って第2の電子装置により送信される出力電力応答メッセージを受信する。当該出力電力応答メッセージは第2の電子装置の出力電力レベルを運搬し、当該出力電力応答メッセージに従って、第1の電子装置の出力電力レベルが第2の電子装置の出力電力レベルより高いと第1の電子装置が判定した場合、第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると第1の電子装置が判定する。
第2の電子装置の出力電力レベルが第1の電子装置の出力電力レベルと同じであると判定されたとき、第1の電子装置は、両方の電子装置の出力電力値に従って、第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定してもよいことに留意すべきである。詳細については、上述の方式1の説明を参照されたい。
S303:第1の電子装置が充電ステータス要求メッセージを第2の電子装置に送信し、当該充電ステータス要求メッセージに従って第2の電子装置により送信された充電ステータス応答メッセージを受信する。
当該充電ステータス応答メッセージは充電ステータス情報を含み、第1の電子装置は、当該充電ステータス情報に従って、第2の電子装置が電力受信状態にあるかどうかを判定することができる。
S304:第1の電子装置が、両方の電子装置の充電ステータス情報に従って、第1の電子装置および第2の電子装置の何れも電力受信状態にないと判定する。
そうである場合には、ステップS305が実施され、そうでない場合には、ステップS306が実施される。
S305:第1の電子装置が、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定する。
第1の電気量閾値は、総バッテリ量のような第1の電子装置のパラメータに従って第1の電子装置により事前に設定される。
特に、第1の電子装置は、第1の電子装置の残余電気量情報を用いることによって、第1の電子装置の現在の残余電気量値を決定し、当該残余電気量値を第1の電気量閾値と比較する。第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置はさらに、第1の電子装置が具体的に第2の電子装置を充電できる電気量をユーザに通知してもよい。例えば、NFC無線充電機能を有効にする前に、第1の電子装置は、ユーザに画面表示または音声により「電子装置をXXmAhの電気量だけ充電してもよい」と通知してもよい。本明細書では例を用いてのみ説明を行い、ユーザに通知する具体的な方式は本発明では限定されない。
本発明の別の可能な実装方式では、第1の電気量閾値をさらに、両方の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電子装置によって決定してもよい。
例示的に、第1の電子装置がバッテリ情報要求を第2の電子装置に送信し、当該バッテリ情報要求に従って第2の電子装置により送信されたバッテリ情報応答を受信し、次いで、第1の電子装置が両方の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電気量閾値を決定する。当該バッテリ情報要求は第2の電子装置のバッテリの残余電気量情報を学習するために使用される。
当該残余電気量情報は、残余電気量値および/または総バッテリ量、および/または残余電気量パーセンテージおよび総バッテリ量を含み、当該残余電気量情報が充電需要指示および/または最大放電電流または閾値放電電流のような他の関連パラメータを含んでもよいことに留意すべきである。
例示的に、第1の電子装置の残余電気量値は500mAhであり、装置の通常使用に影響する最小電気量値は300mAhであり、バッテリ情報要求を第2の電子装置に送信した後、第1の電子装置が第2の電子装置により送信されたバッテリ情報応答に従って、第2の電子装置の総バッテリ量が150mAhであり、第2の電子装置の残余電気量値が10mAhであると判定した場合、第1の電子装置が400mAhのような第2の電子装置を充電できる第1の電気量閾値を設定してもよく、第1の電子装置が、第2の電子装置の総バッテリ量が2000mAhであり、第2の電子装置の残余電気量値が100mAhであり、第2の電子装置の最大放電電流が2Aであると判定した場合、第1の電子装置が第2の電子装置を200mAhの電気量だけ充電した後、第2の電子装置の推定通常使用時間は約10分であり、この場合、第1の電子装置が第2の電子装置に対して500mAhの第1の電気量閾値を設定してもよい。
さらに、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値より大きいと第1の電子装置が判定した後、ステップS307が実施される。
S306:第1の電子装置が、第1の電子装置のみが電力受信状態にあると判定する。
特に、第1の電子装置の充電ステータス情報は第1の電子装置が電力受信状態にあることを示し、第2の電子装置の充電ステータス情報は第2の電子装置が電力受信状態にないことを示す。
S307:第1の電子装置がNFC無線充電サービスを有効にして第2の電子装置の充電に備える。
NFC無線充電サービスを有効にした後、第1の電子装置がさらに無線充電が既に有効にされているとユーザに通知してもよく、確かにユーザ確認のプロンプトをさらに追加してもよく、例えば、NFC無線充電サービスを有効にした後、第1の電子装置は、スクリーンまたは音声を用いることによって「NFC無線充電サービスが既に有効にされている」または「NFC無線充電サービスを有効にするのに同意するか」をユーザに通知し、「確認」および「キャンセル」のオプションを設定し、本明細書では例を用いてのみ説明を行い、ユーザに通知する具体的な方式は本発明では限定されないことに留意すべきである。
当該実施形態では、第1の電子装置により第2の電子装置に送信された出力電力要求メッセージおよび充電ステータス要求メッセージおよび必要でありうるバッテリ要求メッセージは当該方式で何回か送信され、当該実施形態では、それが含まれるが限定されないことに留意すべきである。確かに、当該メッセージを他の方式で送信してもよい。例えば、出力電力情報、充電ステータス情報、および/または残余電気量情報は要求メッセージを用いることによって第2の電子装置から要求され、確かに2つの要求メッセージを用いることによって全ての必要な情報をさらに取得してもよく、本明細書では1つずつ説明は行わない。
このように、第1の電子装置および第2の電子装置がNFC通信の有効範囲内に配置されるとき、第1の電子装置が充電装置の役割を果たすと充電基準情報に従って判定した後、第1の電子装置はNFC無線充電サービスを自動的に有効にする。これは、第2の電子装置を充電するためのより断片的な時間を十分に利用し、ユーザのアクティブな操作に起因する時間消費および労力消費が回避され、ユーザ・エクスペリエンスが高まる。
説明の簡単さのため、以上の方法の実施形態は全て一連の動作の組合せとして表現されることに留意すべきである。しかし、本発明は説明した動作の順序に限定されないことは当業者にはさらに理解されるべきである。説明した実施形態は全て例示的な実施形態に属し、必要な動作およびモジュールは必ずしも本発明により要求されないことは当業者にはさらに理解されるべきである。
本発明の1実施形態では、図4に示すようにNFC無線充電サービスを有効にするための別の方法を提供する。当該実施形態では、充電基準情報は、両方の電子装置の充電ステータス情報、第1の電子装置の出力電力情報および両方の電子装置の残余電気量情報を含む。
さらに、説明の便宜上、第1の電子装置を充電装置として用いることによって以下のステップを説明する。当該方法は以下を含む。
S401:第1の電子装置が充電ステータス要求メッセージを第2の電子装置に送信し、当該充電ステータス要求メッセージに従って第2の電子装置により送信された充電ステータス応答メッセージを受信する。
当該充電ステータス要求メッセージは第2の電子装置の現在の充電ステータス情報を取得するために使用される。第1の電子装置は当該充電ステータス情報に従って、第2の電子装置が電力受信状態にあるかどうかを判定することができる。
特に、第1の電子装置および第2の電子装置がNFC通信範囲内に配置され、両方の電子装置の間のNFC通信がない期間が事前設定時間閾値に到達したとき、第1の電子装置が第1の電子装置の出力電力情報を取得する。当該出力電力情報が出力電力値を含んでもよく、したがって当該出力電力値が事前設定電力閾値以上であると判定したとき、第1の電子装置は充電ステータス要求メッセージを第2の電子装置に送信し、当該事前設定電力閾値は実際の状況に従って事前に設定された閾値であり、当該出力電力情報がさらに出力電力レベルを含んでもよく、したがって当該出力電力レベルが事前設定電力レベルより高いと判定されたとき、第1の電子装置は充電ステータス要求メッセージを第2の電子装置に送信する。当該事前設定電力レベルは実際の状況に従って事前に設定された閾値レベルである。
第2の電子装置の出力電力値も出力電力閾値以上である場合、第2の電子装置はまた、充電ステータス要求メッセージを第1の電子装置に送信してもよく、このように、第1の電子装置が第2の電子装置により送信された充電ステータス要求メッセージを受信した場合、第1の電子装置は出力電力要求メッセージを第2の電子装置に送信するか、または、第2の電子装置により送信された出力電力要求メッセージを受信し、最終的に、両方の電子装置の出力電力レベルまたは出力電力値を用いることによって、第1の電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定することに留意すべきである。詳細については、前述の実施形態におけるステップ301乃至ステップ303に対応する説明を参照されたい。
第1の電子装置が出力電力要求メッセージを第2の電子装置に送信するかまたは第2の電子装置が当該出力電力要求メッセージを第1の電子装置に送信するかは、夫々の充電ステータス要求メッセージにおいて夫々の乱数を設定し、これらの2つの乱数を比較することによって、両者により判定してもよい。例えば、第1の電子装置により送信された充電ステータス要求メッセージ内の乱数が第2の電子装置の乱数より大きい場合、第1の電子装置が当該出力電力要求メッセージを送信する。
例示的に、事前設定電力閾値はPであり、第1の電子装置の出力電力値はPo1であり、第2の電子装置の出力電力値はPo2であり、Po1はPより大きく、Po2はPより大きく、したがって第1の電子装置は第1の充電ステータス要求メッセージを第2の電子装置に送信し、第2の電子装置により送信された第2の充電ステータス要求メッセージを受信する。第1の充電ステータス要求メッセージは乱数Rを含み、第2の充電ステータス要求メッセージは乱数Rを含み、乱数Rが乱数Rより大きいと第1の電子装置が判定した場合には、第1の電子装置は出力電力要求メッセージを第2の電子装置に送信し、または、乱数Rが乱数R未満であると第1の電子装置が判定した場合、第1の電子装置は第2の電子装置により送信された出力電力要求メッセージを受信する。
S402:第1の電子装置が、第2の電子装置の充電ステータス情報に従って、第2の電子装置が電力受信状態にないと判定する。
電力を受信する方式が有線または無線であってもよい。
第1の電子装置が当該充電ステータス情報に従って、第2の電子装置が電力受信状態にあると判定した場合、NFC無線充電サービスを有効にするプロセス全体が終了することに留意すべきである。
S403:第1の電子装置が、第1の電子装置の充電ステータス情報に従って、第1の電子装置が電力受信状態にあるかどうかを判定する。
第1の電子装置が現在電力受信状態にない場合、ステップS404乃至ステップS406が実施され、または、第1の電子装置が現在電力受信状態にある場合、ステップS407が実施される。
S404:第1の電子装置がバッテリ情報要求を第2の電子装置に送信し、当該バッテリ情報要求に従って第2の電子装置により送信されたバッテリ情報応答を受信する。
当該ステップは任意であることに留意すべきである。
当該バッテリ情報応答は、第2の電子装置の残余電気量情報を含む。
S405:第1の電子装置が両方の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電気量閾値を決定する。
当該ステップは任意であり、ステップS404と一貫することに留意すべきである。即ち、ステップS404がない場合、ステップS405はなく、ステップS404がある場合は、ステップS405がある。
残余電気量情報は、残余電気量値および/または総バッテリ量、および/または残余電気量パーセンテージおよび総バッテリ量を含み、当該残余電気量情報が充電需要指示および/または最大放電電流または閾値放電電流のような他の関連パラメータを含んでもよいことに留意すべきである。
例示的に、第1の電子装置の残余電気量値は500mAhであり、装置の通常使用に影響する最小電気量値は300mAhであり、バッテリ情報要求を第2の電子装置に送信した後、第1の電子装置が第2の電子装置により送信されたバッテリ情報応答に従って、第2の電子装置の総バッテリ量が150mAhであり、第2の電子装置の残余電気量値が10mAhであると判定した場合、第1の電子装置が400mAhのような第2の電子装置を充電できる第1の電気量閾値を設定してもよく、第1の電子装置が、第2の電子装置の総バッテリ量が2000mAhであり、第2の電子装置の残余電気量値が100mAhであり、第2の電子装置の最大放電電流が2Aであると判定した場合、第1の電子装置が第2の電子装置を200mAhの電気量だけ充電した後、第2の電子装置の推定通常使用時間は約10分であり、この場合、第1の電子装置が第2の電子装置に対して500mAhの第1の電気量閾値を設定してもよい。
S406:第1の電子装置が、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定する。
第1の電気量閾値を総バッテリ量のような第1の電子装置のパラメータに従って事前に設定してもよく、第1の電子装置が充電ステータス応答メッセージに従って、第2の電子装置が未充電状態にあり第1の電子装置も現在未充電状態にあると判定するとき、第1の電子装置は第1の電子装置の残余電気量値が事前設定電気量閾値より大きいかどうかを直接判定してもよく、当該ステップは図4の点線により示されることに留意すべきである。
S407:第1の電子装置がNFC無線充電サービスを有効にして第2の電子装置の充電に備える。
当該NFC無線充電サービスを有効にした後、第1の電子装置は無線充電サービスが既に有効にされていることをユーザに通知してもよく、確かにユーザ確認のプロンプトをさらに追加してもよく、例えば、当該NFC無線充電サービスを有効にした後、第1の電子装置は、「NFC無線充電サービスが既に有効にされている」または「NFC無線充電サービスを有効にするのに同意するか」を画面表示または音声によりユーザに通知し、「確認」および「キャンセル」のオプションを設定し、本明細書では例を用いてのみ説明を行い、ユーザに通知する具体的な方式は本発明では限定されないことに留意すべきである。
当該実施形態では、第1の電子装置により第2の電子装置に送信された出力電力要求メッセージおよび充電ステータス要求メッセージおよび必要でありうるバッテリ要求メッセージを送信する方式は図3に対応する実施形態で説明した方式と同じであり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。
このように、第1の電子装置および第2の電子装置がNFC通信の有効範囲内に配置されるとき、第1の電子装置が充電装置の役割を果たすと充電基準情報に従って判定した後、第1の電子装置はNFC無線充電サービスを自動的に有効にし、これにより第2の電子装置を充電するためのより断片的な時間を十分に利用し、ユーザのアクティブな操作に起因する時間消費および労力消費が回避され、ユーザ・エクスペリエンスが高まる。
説明の簡単さのため、以上の方法の実施形態は全て一連の動作の組合せとして表現されることに留意すべきである。しかし、本発明は説明した動作の順序に限定されないことは当業者にはさらに理解されるべきである。説明した実施形態は全て例示的な実施形態に属し、必要な動作およびモジュールは必ずしも本発明により要求されないことは当業者にはさらに理解されるべきである。
本発明の1実施形態では電子装置50を提供する。図5に示すように、電子装置50は、プロセッサ(プロセッサ)51、NFC無線充電コントローラ52、送受信器53および通信バス54を備える。プロセッサ51、NFC無線充電コントローラ52および送受信器53は通信バス54を用いることによって相互通信を実現する。
プロセッサ51が、マルチコア中央演算装置CPU、または特殊用途向け集積回路ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、または本発明の当該実施形態を実装するように構成された1つまたは複数の集積回路であってもよい。
プロセッサ51は、当該電子装置が充電装置であるか第2の電子装置が充電装置であるかを充電基準情報に従って判定し、当該電子装置が充電装置であると判定された場合には、NFC無線充電サービスを有効にして第2の電子装置の充電に備えるようにNFC無線充電コントローラ52を制御するか、または、第2の電子装置が充電装置であると判定された場合には、通知を第2の電子装置に送信するように送受信器53を制御するように構成される。
NFC無線充電コントローラ52は、プロセッサ51の制御に従ってNFC無線充電サービスを有効にして、第2の電子装置の充電に備えるように構成される。
送受信器53は、第2の電子装置が第2の電子装置のNFC無線充電サービスを当該通知に従って有効にして当該電子装置の充電に備えるように、プロセッサ51の制御に従って当該通知を第2の電子装置に送信するように構成される。
場合によっては、プロセッサ51はさらに、当該電子装置が充電装置であるか第2の電子装置が充電装置であるかが当該充電基準情報に従って判定される前に、当該電子装置と第2の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するように構成される。
当該充電基準情報に含まれる情報が異なる場合、当該電子装置が充電装置であるか第2の電子装置が充電装置であるかをプロセッサ51が判定する方式も異なり、特に以下を含む。
方式1:当該充電基準情報は、当該電子装置の充電ステータス情報と第2の電子装置の充電ステータス情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置が電力受信状態になく、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置が電力受信状態にあり、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)当該電子装置が電力受信状態になく、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、当該電子装置または第2の電子装置が充電装置であるかどうかをランダムに判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、当該電子装置および第2の電子装置の出力電力情報、残余電気量情報等を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、以下の関連する実装方式を参照されたい)、または、
4)当該電子装置が電力受信状態にあり、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
特に、当該充電ステータス情報は、対応する電子装置が電力受信状態にあるかどうかを示すために使用される充電識別子を含み、或る電子装置が電力受信状態にあり、かつ、その他の電子装置が電力受信状態にないとき、電力受信状態にある電子装置が充電装置であると当該電子装置が判定し、充電装置のNFC無線充電サービスを有効にして当該ピア電子装置の充電に備え、両方の電子装置の何れも電力受信状態にないとき、当該電子装置は、一方の電子装置が充電装置であるとランダムに判定してもよく、または当該電子装置および第2の電子装置の出力電力情報、残余電気量情報等を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、以下の関連する実装方式を参照されたい)、または、両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
方式2:当該充電基準情報は当該電子装置の出力電力情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
2)当該電子装置の出力電力が事前設定電力閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよいか、または、第2の電子装置の出力電力および/または両者の充電ステータス情報および/または両者の残余電気量情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、以下の関連する実装方式を参照されたい)。
特に、当該出力電力情報が出力電力値を含んでもよく、当該事前設定電力閾値は実際の状況に従って事前に設定された閾値であり、当該出力電力情報が出力電力レベルを含んでもよく、当該事前設定電力レベルは実際の状況に従って事前に設定された閾値レベルである。例えば、当該電子装置の出力電力が十分に大きいとき(例えば、当該電子装置が高電力装置である)、当該電子装置がデフォルトで充電装置であってもよい。
方式3:当該充電基準情報は当該電子装置の出力電力情報および第2の電子装置の出力電力情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
3)当該電子装置および第2の電子装置が、出力電力が等しい電子装置であるとき、一方の電子装置が充電装置であるとランダムに判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または当該電子装置または両方の電子装置の残余電気量情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、以下の関連する実装方式を参照されたい)。
特に、当該出力電力情報が、高レベル、中間レベル、および低レベルのような出力電力レベルを含んでもよく、この場合、当該電子装置が両方の電子装置の出力電力レベルを比較することによって出力電力の大きい電子装置を決定し、出力電力の大きい電子装置が充電装置であると判定し、例えば、両方の電子装置の出力電力レベルが少なくとも1レベルだけ異なるとき、レベルの大きい電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該出力電力情報がまた出力電力値を含んでもよく、この場合、両方の電子装置の出力電力値の差分が事前設定電力差分閾値より大きいと判定したとき、出力電力値が大きい電子装置が充電装置であると当該電子装置が判定する。例えば、当該電子装置の出力電力値および第2の電子装置の出力電力値はそれぞれP1およびP2であり、当該事前設定電力差分閾値はΔPであり、したがってP1>P2かつ|P1−P2|>ΔPである場合、当該電子装置は出力電力の大きい電子装置である。
当該出力電力情報が出力電力レベルと出力電力値の両方を含んでもよく、両方の電子装置の出力電力レベルが同一であるとき、当該電子装置は、以上の方法を用いることにより、即ち、両方の電子装置の出力電力値の差分を当該事前設定電力差分閾値と比較することにより、出力電力の大きい電子装置を決定してもよいことに留意すべきである。さらに、当該電子装置は、出力電流および出力電圧を取得することによって当該出力電力値を間接的に取得してもよい。
方式4:当該充電基準情報は当該電子装置の出力電力情報、当該電子装置の充電ステータス情報および/または第2の電子装置の充電ステータス情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、当該電子装置が電力受信状態にあり、かつ/または、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
3)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、当該電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよいか、または、当該プロセスが終了してもよいか、または、第2の電子装置の出力電力情報および/または両方の電子装置の残余電気量情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、他の実装方式を参照されたい)、または、
4)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、当該電子装置が電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよいか、または、当該プロセスが終了してもよい。
本方式で説明した充電ステータス情報、出力電力情報、事前設定電力閾値、および事前設定電力レベルの機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。さらに、当該電子装置がまず当該出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式5:当該充電基準情報は、当該電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、当該電子装置の充電ステータス情報と第2の電子装置の充電ステータス情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
3)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
4)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置が電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよい。
本方式で説明した充電ステータス情報および出力電力情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。出力電力の大きい電子装置を決定するための方法については、上述の方式3における具体的な説明を参照されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。さらに、当該電子装置がまず両方の電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式6:当該充電基準情報は、当該電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の充電ステータス情報および当該電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
3)当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、当該電子装置が電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、
4)当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、当該電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよい。
特に、第1の電気量閾値が、事前設定電気量閾値、または第1の電子装置が第2の電子装置の残余電気量情報を取得した後に両方の電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置により設定された電気量閾値であってもよい。
例示的に、当該電子装置がバッテリ情報要求を第2の電子装置に送信し、当該バッテリ情報要求に従って第2の電子装置により送信されたバッテリ情報応答を受信し、当該電子装置が両方の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電気量閾値を決定する。バッテリ情報要求は第2の電子装置のバッテリの残余電気量情報を学習するために使用される。
当該残余電気量情報は、残余電気量値および/または総バッテリ量、および/または残余電気量パーセンテージおよび総バッテリ量を含み、当該残余電気量情報が充電需要指示および/または最大放電電流または閾値放電電流のような他の関連パラメータを含んでもよいことに留意すべきである。
例示的に、当該電子装置の残余電気量値は500mAhであり、装置の通常使用に影響する最小電気量値は300mAhであり、バッテリ情報要求を第2の電子装置に送信した後、当該電子装置が第2の電子装置により送信されたバッテリ情報応答に従って、第2の電子装置の総バッテリ量が150mAhであり、第2の電子装置の残余電気量値が10mAhであると判定した場合、当該電子装置が400mAhのような第2の電子装置を充電できる第1の電気量閾値を設定してもよく、当該電子装置が、第2の電子装置の総バッテリ量が2000mAhであり、第2の電子装置の残余電気量値が100mAhであり、第2の電子装置の最大放電電流が2Aであると判定した場合、当該電子装置が第2の電子装置を200mAhの電気量だけ充電した後、第2の電子装置の推定通常使用時間は約10分であり、この場合、当該電子装置が第2の電子装置に対して500mAhの第1の電気量閾値を設定してもよい。
本方式で説明した充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。さらに、当該電子装置がまず当該電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式7:当該充電基準情報は当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両方の電子装置の充電ステータスおよび/または第2の電子装置の残余電気量および/または第2の電子装置の出力電力情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)
3)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両方の電子装置の充電ステータスおよび/または第2の電子装置の残余電気量および/または第2の電子装置の出力電力情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)、または、
4)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両方の電子装置の充電ステータスおよび/または第2の電子装置の残余電気量および/または第2の電子装置の出力電力情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)。
本方式で説明した出力電力情報、事前設定電力閾値、事前設定電力レベル、残余電気量情報、第1の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。さらに、当該電子装置がまず当該電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず当該電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式8:当該充電基準情報は、第2の電子装置の出力電力情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報および/または第2の電子装置の残余電気量情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)、または、
4)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値より大きいとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報および/または第2の電子装置の残余電気量情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)。
本方式で説明した出力電力情報、残余電気量情報、第1の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。さらに、当該電子装置がまず両方の電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず当該電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式9:当該充電基準情報は当該電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、当該電子装置の残余電気量情報および第2の電子装置の残余電気量情報を含む、。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値未満であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)、
4)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)、または、
5)他のケースでは、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)。
本方式で説明した出力電力情報、残余電気量情報、第1の電気量閾値、第2の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。第2の電気量閾値は第1の電気量閾値と同様であり、両方の電子装置の残余電気量情報に従って事前に設定してもよく、または、設定してもよく、具体的な方法については、上述の方式6における具体的な説明を参照されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。さらに、当該電子装置がまず両方の電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式10:当該充電基準情報は、当該電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報、当該電子装置の残余電気量情報および/または第2の電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、両方の電子装置が電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値以上であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値未満であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、両方の電子装置が電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値未満であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
3)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、当該電子装置のみが電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
4)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
5)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以下であり、両方の電子装置が電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値以上であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値未満であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
6)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以下であり、両方の電子装置が電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値未満であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
7)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、当該電子装置のみが電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
8)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、または
9)両方の電子装置が電気量受信状態にないとき、プロセス全体が終了する。
例示的に、当該電子装置は当該電子装置の出力電力情報を開始判定条件として使用する。当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または出力電力レベルが事前設定電力レベル以上である場合、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って判定を実施する。
1)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了するか、
2)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるか、または、当該電子装置のみが電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
3)第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する(この場合、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後開始される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)。
当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以下である場合、プロセス全体が終了してもよいか、または、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って判定を実施してもよい。即ち、
1)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了するか、
2)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
3)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値未満であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
4)当該電子装置のみが電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、または、
5)第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよい。
本方式で説明した出力電力情報、残余電気量情報、第1の電気量閾値、第2の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。第2の電気量閾値は第1の電気量閾値と同様であり、両方の電子装置の残余電気量情報に従って事前に設定してもよく、または、設定してもよく、具体的な方法については、上述の方式6における具体的な説明を参照されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。さらに、当該電子装置がまず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、または、まず当該電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式11:当該充電基準情報は、当該電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、当該電子装置の残余電気量情報および/または第2の電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定され、そうでなく、両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上である場合、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置のみが電力受信状態にあり、当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定され、そうでなく、第2の電子装置のみが電力受信状態にあり、第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置である場合には、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、プロセス全体が終了する(この場合、第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値以上である場合、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後実施される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)そうでなければ、両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値より小さい場合、プロセス全体が終了するか(この場合、当該電子装置が充電装置であると判定してもよいことに留意すべきである。その理由は上述したものと同じである)、
4)当該電子装置のみが電力受信状態にあり、第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であるとき、プロセス全体が終了する(この場合、当該電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後開始される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)、そうでなく、第2の電子装置のみが電力受信状態にあり、当該電子装置が出力電力の大きい電子装置である場合には、プロセス全体が終了するか(この場合、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、その理由は上述したものと同じであることに留意すべきである)、または
5)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
例示的に、当該電子装置は両方の電子装置の充電ステータス情報を開始判定条件として使用する。両方の電子装置が電力受信状態にある場合、プロセス全体が終了し、両方の電子装置の何れもが電力受信状態にない場合、当該電子装置は次いで、両方の電子装置の出力電力情報および残余電気量情報に従って、出力電力がより大きく残余電気量値が電気量閾値(即ち、第1の電気量閾値または第2の電気量閾値)以上である両方の電子装置のうち1つの電子装置が充電装置であると判定し、当該電子装置のみが電力受信状態にある場合、両方の電子装置の出力電力情報に従って当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定されるとき、当該電子装置は充電装置の役割を果たすと判定され、または、第2の電子装置のみが電力受信状態にある場合には、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定されるとき、第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすと判定される。
例示的に、当該電子装置は両方の電子装置の出力電力情報を開始判定条件として使用する。当該電子装置が出力電力の大きい電子装置である場合、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って以下のように判定される。
1)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるか、または、当該電子装置が電力受信状態にあり第2の電子装置が電力受信状態にないとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置が電力受信状態になく、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、または、両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、プロセス全体が終了する(この場合、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後開始される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)、または、
3)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置である場合、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って以下のように判定される。
1)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であるとき、または第2の電子装置が電力受信状態にあり、当該電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が電力受信状態になく、当該電子装置が電力受信状態にあるとき、または、両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第2の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、プロセス全体が終了するか(この場合、当該電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後開始される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)、または、
3)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。当該電子装置および第2の電子装置が、出力電力が等しい電子装置である場合(即ち、両者の出力電力レベルが同一であるか、または、両者の出力電力値の差分の絶対値が電力差分閾値未満であるとき)、プロセス全体が終了する。
両方の電子装置の出力電力が等しい、即ち、両方の電子装置の出力電力レベルが同一であり、かつ/または両方の電子装置の出力電力の差分の絶対値が事前設定電力差分閾値未満である場合、プロセス全体が終了してもよく、または、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく、具体的な判定方法は以上の2つの例示されたケースにおけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しない。
例示的に、当該電子装置は両方の電子装置の残余電気量情報を開始判定条件として使用する。当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上である場合、両方の電子装置の出力電力情報および充電ステータス情報に従って以下のように判定される。
1)出力電力の大きい電子装置のピア電子装置が電力受信状態にないとき、出力電力が大きい両方の電子装置のうち1つの電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
2)出力電力の大きい電子装置のピア電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値未満である場合、両方の電子装置の出力電力情報および充電ステータス情報に従って以下のように判定される。
1)当該電子装置が電力受信状態にあり、ピア電子装置が電力受信状態にないとき、出力電力が大きい両方の電子装置のうち1つの電子装置が充電装置であるか、または、
2)出力電力の大きい電子装置が電力受信状態にないか、または、出力電力の大きい電子装置のピア装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、かつ、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値未満である場合、両方の電子装置の出力電力情報および充電ステータス情報に従って以下のように判定される。
1)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了するか、または、
4)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にないか、または、当該電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、かつ、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上である場合、両方の電子装置の出力電力情報および充電ステータス情報に従って以下のように判定される。
1)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
2)当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置のみが電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了するか、または、
4)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置が電力受信状態にないか、または、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
本方式で説明した出力電力情報、残余電気量情報、第1の電気量閾値、第2の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。第2の電気量閾値は第1の電気量閾値と同様であり、両方の電子装置の残余電気量情報に従って事前に設定してもよく、または、設定してもよく、具体的な方法については、上述の方式6における具体的な説明を参照されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。さらに、当該電子装置がまず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
さらに、充電装置であると既に判定された電子装置は、当該電子装置のNFC無線充電サービスを有効にして、充電サービスをピア電子装置に提供するのに備える。
従来のNFC無線充電プロセスはNFC無線充電制御段階およびNFC無線電気エネルギ伝送段階を含み、したがって、充電電子装置がNFC無線充電サービスを有効にした後、当該充電電子装置は、NFC通信を用いることによって当該NFC無線充電プロセスを開始し、当該NFC無線充電制御段階を用いることによって検証情報、技術情報等を充電すべき電子装置と交換してNFC無線充電方式または他の無線充電方式を選択し、次いで当該NFC無線充電電気エネルギ伝送段階を用いることによって当該充電すべき電子装置を充電することに留意すべきである。
さらに、以上の他の無線充電方式は、3つの現在主要な無線充電アライアンス、即ち、WPC(Wireless Power Consortium)、PMA(Power Matters Alliance)およびA4WP(Alliance for Wireless Power)により別々に制定された無線充電技術を含むがこれらに限定されない。
以上の電子装置を用いることにより、当該電子装置は、充電装置が当該電子装置であるかまたは第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定し、充電装置が当該電子装置であると判定されたとき、当該電子装置は当該電子装置のNFC無線充電サービスを有効にするか、または、充電装置が第2の電子装置であると判定されたとき、当該電子装置はNFC無線充電サービスを有効にするように第2の電子装置に指示する。このように、当該電子装置および第2の電子装置がNFC通信の有効範囲内に配置されるとき、両方の電子装置は充電装置を当該充電基準メッセージに従って決定し、充電装置のNFC無線充電サービスを自動的に有効にすることができ、これにより、より細分化された時間がピア電子装置を充電するために十分に利用され、ユーザのアクティブな操作に起因する時間消費および労力消費が回避され、ユーザ・エクスペリエンスが高まる。
本発明の1実施形態では別の電子装置60を提供する。図6に示すように、電子装置60は、プロセッサ(processor)61、NFC無線充電コントローラ62、送受信器63および通信バス64を備える。プロセッサ61、NFC無線充電コントローラ62および送受信器63は、通信バス64を用いることによって相互通信を実現する。
プロセッサ61が、マルチコア中央演算装置CPU、または特殊用途向け集積回路ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、または本発明の当該実施形態を実装するように構成された1つまたは複数の集積回路であってもよい。
送受信器63は当該電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された通知を受信するように構成され、プロセッサ61は、当該通知に従ってNFC無線充電コントローラ62を制御して、当該電子装置のNFC無線充電サービスを有効にするように構成され、NFC無線充電コントローラ62は、当該プロセッサの制御に従って当該NFC無線充電サービスを有効にして、第1の電子装置の充電に備えるように構成される。
あるいは、送受信器63は、第1の電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された充電制御メッセージを受信するように構成され、プロセッサ61は、当該充電制御メッセージに従って、被充電装置として応答するように当該電子装置に指示するように構成される。
具体的な実装では、NFC無線充電コントローラ62を独立なモジュールとして使用し、プロセッサ61と別個に配置してもよく、または、プロセッサ61の一部として使用し、プロセッサ61内部に統合してもよいことに留意すべきである。
場合によっては、送受信器63はさらに、当該通知または当該充電制御メッセージが受信される前に、当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するか、または、第1の電子装置の要求メッセージを受信し、第1の電子装置の当該要求メッセージに従って、当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するように構成される。
場合によっては、プロセッサ61はさらに、送受信器63が当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信する前に、当該電子装置および第1の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するように構成される。
説明の都合および簡単さのため、以上の電子装置の詳細な動作プロセスおよび説明については、以上の方法の実施形態の対応するプロセスを参照し、詳細についてはここでは再度説明しないことは当業者により明らかに理解されうる。
以上の電子装置を用いることにより、当該電子装置は、当該電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された通知を受信し、当該通知に従って当該電子装置のNFC無線充電サービスを有効にして、第1の電子装置の充電に備えるか、または、当該電子装置が、第1の電子装置が充電装置の役割を果たすと第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された充電制御メッセージを受信して、被充電装置として応答するように当該電子装置に指示する。このように、第1の電子装置および当該電子装置がNFC通信の有効範囲内に配置されるとき、両方の電子装置は充電装置を当該充電基準メッセージに従って決定し、充電装置のNFC無線充電サービスを自動的に有効にすることができ、これにより、より細分化された時間がピア電子装置を充電するために十分に利用され、ユーザのアクティブな操作に起因する時間消費および労力消費が回避され、ユーザ・エクスペリエンスが高まる。
本発明の1実施形態では別の電子装置70を提供する。図7に示すように、電子装置70は、充電装置が当該電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定し、充電装置が当該電子装置であると判定されたとき、当該電子装置のNFC無線充電サービスを有効にして第2の電子装置の充電に備えるように構成された処理ユニット71と、充電装置が第2の電子装置であると処理ユニット71が判定したとき、NFC無線充電サービスを有効にして当該電子装置の充電に備えるように第2の電子装置に指示するように構成された送信ユニット72とを備える。
当該電子装置が携帯電話、タブレット・コンピュータ、ノートブック・コンピュータ等であってもよく、第2の電子装置がBluetooth(登録商標)ヘッドセット、歩数計、携帯電話等、および当該電子装置および第2の電子装置の両方はNFC通信機能を有してもよいことに留意すべきである。
場合によっては、処理ユニット71はさらに、充電装置が当該電子装置であるか第2の電子装置であるかが当該充電基準情報に従って判定される前に、当該電子装置と第2の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するように構成される。
さらに、当該充電基準情報は、第2の電子装置により当該電子装置にアクティブに送信された情報または当該電子装置の要求メッセージに従って第2の電子装置により当該電子装置に送信された情報を含む。当該電子装置は、複数回または1回当該要求メッセージを送信することによって当該充電基準情報を取得してもよく、本発明では限定されない。
当該充電基準情報に含まれる情報が異なる場合、処理ユニット71が当該電子装置は充電装置であるかまたは第2の電子装置が充電装置であるかを判定する方式も異なり、特に以下を含む。
方式1:当該充電基準情報は当該電子装置の充電ステータス情報と第2の電子装置の充電ステータス情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置が電力受信状態になく、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置が電力受信状態にあり第2の電子装置が電力受信状態にないとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)当該電子装置が電力受信状態になく第2の電子装置が電力受信状態にないとき、当該電子装置または第2の電子装置が充電装置であるかどうかをランダムに判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、当該電子装置および第2の電子装置の出力電力情報、残余電気量情報等を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、以下の関連する実装方式を参照されたい)、または、
4)当該電子装置が電力受信状態にあり第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
特に、当該充電ステータス情報は、対応する電子装置が電力受信状態にあるかどうかを示すために使用される充電識別子を含み、或る電子装置が電力受信状態にあり、かつ、その他の電子装置が電力受信状態にないとき、電力受信状態にある電子装置が充電装置であると当該電子装置が判定し、充電装置のNFC無線充電サービスを有効にして当該ピア電子装置の充電に備え、両方の電子装置の何れも電力受信状態にないとき、当該電子装置は、一方の電子装置が充電装置であるとランダムに判定してもよく、または、当該電子装置および第2の電子装置の出力電力情報、残余電気量情報等を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、以下の関連する実装方式を参照されたい)、または、両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
方式2:当該充電基準情報は当該電子装置の出力電力情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
2)当該電子装置の出力電力が事前設定電力閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよいか、または、第2の電子装置の出力電力および/または両者の充電ステータス情報および/または両者の残余電気量情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、以下の関連する実装方式を参照されたい)。
特に、当該出力電力情報が出力電力値を含んでもよく、当該事前設定電力閾値は実際の状況に従って事前に設定された閾値であり、当該出力電力情報が出力電力レベルを含んでもよく、当該事前設定電力レベルは実際の状況に従って事前に設定された閾値レベルである。例えば、当該電子装置の出力電力が十分に大きいとき(例えば、当該電子装置が高電力装置である)、当該電子装置がデフォルトで充電装置であってもよい。
方式3:当該充電基準情報は当該電子装置の出力電力情報および第2の電子装置の出力電力情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
3)当該電子装置および第2の電子装置が、出力電力が等しい電子装置であるとき、一方の電子装置が充電装置であるとランダムに判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または当該電子装置または両方の電子装置の残余電気量情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、以下の関連する実装方式を参照されたい)。
特に、当該出力電力情報が、高レベル、中間レベル、および低レベルのような出力電力レベルを含んでもよく、この場合、当該電子装置が両方の電子装置の出力電力レベルを比較することによって出力電力の大きい電子装置を決定し、出力電力の大きい電子装置が充電装置であると判定し、例えば、両方の電子装置の出力電力レベルが少なくとも1レベルだけ異なるとき、レベルの大きい電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該出力電力情報がまた出力電力値を含んでもよく、この場合、両方の電子装置の出力電力値の差分が事前設定電力差分閾値より大きいと判定したとき、出力電力値が大きい電子装置が充電装置であると当該電子装置が判定する。例えば、当該電子装置の出力電力値および第2の電子装置の出力電力値はそれぞれP1およびP2であり、当該事前設定電力差分閾値はΔPであり、したがってP1>P2かつ|P1−P2|>ΔPである場合、当該電子装置は出力電力の大きい電子装置である。
当該出力電力情報が出力電力レベルと出力電力値の両方を含んでもよく、両方の電子装置の出力電力レベルが同一であるとき、当該電子装置は、以上の方法を用いることにより、即ち、両方の電子装置の出力電力値の差分を当該事前設定電力差分閾値と比較することにより、出力電力の大きい電子装置を決定してもよいことに留意すべきである。さらに、当該電子装置は、出力電流および出力電圧を取得することによって当該出力電力値を間接的に取得してもよい。
方式4:当該充電基準情報は当該電子装置の出力電力情報、当該電子装置の充電ステータス情報および/または第2の電子装置の充電ステータス情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、当該電子装置が電力受信状態にあり、かつ/または、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
3)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、当該電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよいか、または、当該プロセスが終了してもよいか、または、第2の電子装置の出力電力情報および/または両方の電子装置の残余電気量情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、他の実装方式を参照されたい)、または、
4)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、当該電子装置が電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよいか、または、当該プロセスが終了してもよい。
本方式で説明した充電ステータス情報、出力電力情報、事前設定電力閾値、および事前設定電力レベルの機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。さらに、当該電子装置がまず当該出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式5:当該充電基準情報は、当該電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、当該電子装置の充電ステータス情報と第2の電子装置の充電ステータス情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
3)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
4)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置が電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよい。
本方式で説明した充電ステータス情報および出力電力情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。出力電力の大きい電子装置を決定するための方法については、上述の方式3における具体的な説明を参照されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。さらに、当該電子装置がまず両方の電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式6:当該充電基準情報は、当該電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の充電ステータス情報および当該電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
3)当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、当該電子装置が電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、または、
4)当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、当該電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよい。
特に、第1の電気量閾値が、事前設定電気量閾値、または第1の電子装置が第2の電子装置の残余電気量情報を取得した後に両方の電子装置の残余電気量情報に従って当該電子装置により設定された電気量閾値であってもよい。
例示的に、当該電子装置がバッテリ情報要求を第2の電子装置に送信し、当該バッテリ情報要求に従って第2の電子装置により送信されたバッテリ情報応答を受信し、当該電子装置が両方の電子装置の残余電気量情報に従って第1の電気量閾値を決定する。バッテリ情報要求は第2の電子装置のバッテリの残余電気量情報を学習するために使用される。
当該残余電気量情報は、残余電気量値および/または総バッテリ量、および/または残余電気量パーセンテージおよび総バッテリ量を含み、当該残余電気量情報が充電需要指示および/または最大放電電流または閾値放電電流のような他の関連パラメータを含んでもよいことに留意すべきである。
例示的に、当該電子装置の残余電気量値は500mAhであり、装置の通常使用に影響する最小電気量値は300mAhであり、バッテリ情報要求を第2の電子装置に送信した後、当該電子装置が第2の電子装置により送信されたバッテリ情報応答に従って、第2の電子装置の総バッテリ量が150mAhであり、第2の電子装置の残余電気量値が10mAhであると判定した場合、当該電子装置が400mAhのような第2の電子装置を充電できる第1の電気量閾値を設定してもよく、当該電子装置が、第2の電子装置の総バッテリ量が2000mAhであり、第2の電子装置の残余電気量値が100mAhであり、第2の電子装置の最大放電電流が2Aであると判定した場合、当該電子装置が第2の電子装置を200mAhの電気量だけ充電した後、第2の電子装置の推定通常使用時間は約10分であり、この場合、当該電子装置が第2の電子装置に対して500mAhの第1の電気量閾値を設定してもよい。
本方式で説明した充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。さらに、当該電子装置がまず当該電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式7:当該充電基準情報は当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両方の電子装置の充電ステータスおよび/または第2の電子装置の残余電気量および/または第2の電子装置の出力電力情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)、
3)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両方の電子装置の充電ステータスおよび/または第2の電子装置の残余電気量および/または第2の電子装置の出力電力情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)、または、
4)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両方の電子装置の充電ステータスおよび/または第2の電子装置の残余電気量および/または第2の電子装置の出力電力情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)。
本方式で説明した出力電力情報、事前設定電力閾値、事前設定電力レベル、残余電気量情報、第1の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。さらに、当該電子装置がまず当該電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず当該電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式8:当該充電基準情報は、第2の電子装置の出力電力情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値未満であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報および/または第2の電子装置の残余電気量情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)、または、
4)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値より大きいとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報および/または第2の電子装置の残余電気量情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)。
本方式で説明した出力電力情報、残余電気量情報、第1の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。さらに、当該電子装置がまず両方の電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず当該電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式9:当該充電基準情報は当該電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、当該電子装置の残余電気量情報および第2の電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値未満であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよいか(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)、
4)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、かつ、第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)、または、
5)他のケースでは、プロセス全体が終了してもよく、または、両者の充電ステータス情報を取得することによって当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよい(詳細については、他の関連する実装方式を参照されたい)。
本方式で説明した出力電力情報、残余電気量情報、第1の電気量閾値、第2の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。第2の電気量閾値は第1の電気量閾値と同様であり、両方の電子装置の残余電気量情報に従って事前に設定してもよく、または、設定してもよく、具体的な方法については、上述の方式6における具体的な説明を参照されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。さらに、当該電子装置がまず両方の電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式10:当該充電基準情報は、当該電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報、当該電子装置の残余電気量情報および/または第2の電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、両方の電子装置が電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値以上であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値未満であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、両方の電子装置が電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値未満であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
3)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、当該電子装置のみが電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
4)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であり、第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
5)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以下であり、両方の電子装置が電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値以上であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値未満であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
6)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベル以下であり、両方の電子装置が電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量が第1の電気量閾値未満であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
7)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、当該電子装置のみが電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
8)当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または、出力電力レベルが事前設定電力レベルより低く、第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、または、
9)両方の電子装置が電気量受信状態にないとき、プロセス全体が終了する。
例示的に、当該電子装置は当該電子装置の出力電力情報を開始判定条件として使用する。当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または出力電力レベルが事前設定電力レベル以上である場合、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って判定を実施する。即ち、
1)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了するか、
2)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるか、または、当該電子装置のみが電力受信状態にある場合、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
3)第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する(この場合、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後開始される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)。
当該電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値未満であるか、または出力電力レベルが事前設定電力レベル以下である場合、プロセス全体が終了してもよいか、または、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って判定を実施してもよい。即ち、
1)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了するか、
2)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
3)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、かつ/または第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値未満であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、
4)当該電子装置のみが電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよいか、または、
5)第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定してもよく、または、プロセス全体が終了してもよい。
本方式で説明した出力電力情報、残余電気量情報、第1の電気量閾値、第2の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。第2の電気量閾値は第1の電気量閾値と同様であり、両方の電子装置の残余電気量情報に従って事前に設定してもよく、または、設定してもよく、具体的な方法については、上述の方式6における具体的な説明を参照されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。さらに、当該電子装置がまず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、または、まず当該電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
方式11:当該充電基準情報は、当該電子装置の充電ステータス情報、第2の電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報、第2の電子装置の出力電力情報、当該電子装置の残余電気量情報および/または第2の電子装置の残余電気量情報を含む。
次いで、当該電子装置は以下のように当該充電基準情報に従って判定を行う。
1)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定され、そうでなく、両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上である場合、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置のみが電力受信状態にあり、当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であるとき、当該電子装置が充電装置であると判定され、そうでなく、第2の電子装置のみが電力受信状態にあり、第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置である場合には、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、プロセス全体が終了する(この場合、第2の電子装置の残余電気量が第2の電気量閾値以上である場合、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後実施される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)、そうでなく、両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値より小さい場合、プロセス全体が終了するか(この場合、当該電子装置が充電装置であると判定してもよいことに留意すべきであり、その理由は上述したものと同じである)、
4)当該電子装置のみが電力受信状態にあり、第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であるとき、プロセス全体が終了する(この場合、当該電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後開始される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)、そうでなく、第2の電子装置のみが電力受信状態にあり、当該電子装置が出力電力の大きい電子装置である場合には、プロセス全体が終了するか(この場合、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよく、その理由は上述したものと同じであることに留意すべきである)、または、
5)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
例示的に、当該電子装置は両方の電子装置の充電ステータス情報を開始判定条件として使用する。両方の電子装置が電力受信状態にある場合、プロセス全体が終了し、両方の電子装置の何れもが電力受信状態にない場合、当該電子装置は次いで、両方の電子装置の出力電力情報および残余電気量情報に従って、出力電力がより大きく残余電気量値が電気量閾値(即ち、第1の電気量閾値または第2の電気量閾値)以上である両方の電子装置のうち1つの電子装置が充電装置であると判定し、当該電子装置のみが電力受信状態にある場合、両方の電子装置の出力電力情報に従って当該電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定されたとき、当該電子装置が充電装置の役割を果たすと判定され、または第2の電子装置のみが電力受信状態にある場合には、両方の電子装置の出力電力情報に従って第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定されるとき、第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすと判定される。
例示的に、当該電子装置は両方の電子装置の出力電力情報を開始判定条件として使用する。当該電子装置が出力電力の大きい電子装置である場合、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って以下のように判定される。即ち、
1)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であるか、または、当該電子装置が電力受信状態にあり第2の電子装置が電力受信状態にないとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)当該電子装置が電力受信状態になく、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、または、両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、プロセス全体が終了するか(この場合、第2の電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後開始される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)、または、
3)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置である場合、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って以下のように判定される。
1)両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であるとき、または、第2の電子装置が電力受信状態にあり、当該電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が電力受信状態になく、当該電子装置が電力受信状態にあるとき、または、両方の電子装置の何れもが電力受信状態になく、第2の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であるとき、プロセス全体が終了するか(この場合、当該電子装置が充電装置であると判定してもよいが、充電がその後開始される場合には、充電効果は理想的でないかもしれないことに留意すべきである)、または、
3)両方の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。当該電子装置および第2の電子装置が、出力電力が等しい電子装置である場合(即ち、両者の出力電力レベルが同一であるか、または、両者の出力電力値の差分の絶対値が電力差分閾値未満であるとき)、プロセス全体が終了する。
両方の電子装置の出力電力が等しい、即ち、両方の電子装置の出力電力レベルが同一であり、かつ/または両方の電子装置の出力電力の差分の絶対値が事前設定電力差分閾値未満である場合、プロセス全体が終了してもよく、または、両方の電子装置の充電ステータス情報および/または残余電気量情報に従って当該電子装置または第2の電子装置が充電装置としての役割を果たすかどうかを判定してもよく、具体的な判定方法は以上の2つの例示されたケースにおけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しない。
例示的に、当該電子装置は両方の電子装置の残余電気量情報を開始判定条件として使用する。当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上である場合、両方の電子装置の出力電力情報および充電ステータス情報に従って以下のように判定される。
1)出力電力の大きい電子装置のピア電子装置が電力受信状態にないとき、出力電力が大きい両方の電子装置のうち1つの電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
2)出力電力の大きい電子装置のピア電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値未満である場合、両方の電子装置の出力電力情報および充電ステータス情報に従って以下のように判定される。
1)当該電子装置が電力受信状態にありピア電子装置が電力受信状態にないとき、出力電力が大きい両方の電子装置のうち1つの電子装置が充電装置であるか、または、
2)出力電力の大きい電子装置が電力受信状態にないか、または、出力電力の大きい電子装置のピア装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であり、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値未満である場合、両方の電子装置の出力電力情報および充電ステータス情報に従って以下のように判定される。
1)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にないとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
2)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置のみが電力受信状態にあるとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了するか、または、
4)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、第2の電子装置が電力受信状態にないかまたは当該電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
当該電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値未満であり、かつ、第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上である場合、両方の電子装置の出力電力情報および充電ステータス情報に従って以下のように判定される。
1)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置が電力受信状態にないとき、第2の電子装置が充電装置であると判定されるか、または、
2)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置のみが電力受信状態にあるとき、当該電子装置が充電装置であると判定されるか、
3)第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了するか、または、
4)当該電子装置は出力電力の大きい電子装置であり、当該電子装置が電力受信状態にないか、または、第2の電子装置が電力受信状態にあるとき、プロセス全体が終了する。
本方式で説明した出力電力情報、残余電気量情報、第1の電気量閾値、第2の電気量閾値、および充電ステータス情報の機能は上述の他の関連する実装方式におけるものと同一であり、詳細についてはここでは再度説明しないことに留意すべきである。第2の電気量閾値は第1の電気量閾値と同様であり、両方の電子装置の残余電気量情報に従って事前に設定してもよく、または、設定してもよく、具体的な方法については、上述の方式6における具体的な説明を参照されたい。詳細についてはここでは再度説明しない。さらに、当該電子装置がまず両方の電子装置の充電ステータス情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の出力電力情報に従う決定を実施してもよく、または、まず両方の電子装置の残余電気量情報に従う決定を実施してもよく、当該情報の決定順序は当該方式では限定されない。
さらに、充電装置であると既に判定された電子装置は当該電子装置のNFC無線充電サービスを有効にして、充電サービスをピア電子装置に提供する。
従来のNFC無線充電プロセスはNFC無線充電制御段階およびNFC無線電気エネルギ伝送段階を含み、したがって、充電電子装置がNFC無線充電サービスを有効にした後、当該充電電子装置は、NFC通信を用いることによってNFC無線充電プロセスを開始し、当該NFC無線充電制御段階を用いることによって検証情報、技術情報等を充電すべき電子装置と交換してNFC無線充電方式または他の無線充電方式を選択し、次いで当該NFC無線充電電気エネルギ伝送段階を用いることによって当該充電すべき電子装置を充電することに留意すべきである。
さらに、以上の他の無線充電方式は、3つの現在主要な無線充電アライアンス、即ち、WPC(Wireless Power Consortium)、PMA(Power Matters Alliance)およびA4WP(Alliance for Wireless Power)により別々に制定された無線充電技術を含むがこれらに限定されない。
以上の電子装置を用いることにより、当該電子装置は、充電装置が当該電子装置であるかまたは第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定し、充電装置が当該電子装置であると判定されたとき、当該電子装置は当該電子装置のNFC無線充電サービスを有効にし、または充電装置が第2の電子装置であると判定されたとき、当該電子装置はNFC無線充電サービスを有効にするように第2の電子装置に指示する。このように、当該電子装置および第2の電子装置がNFC通信の有効範囲内に配置されるとき、両方の電子装置は充電装置を充電基準メッセージに従って決定し、充電装置のNFC無線充電サービスを自動的に有効にすることができ、これにより、より細分化された時間がピア電子装置を充電するために十分に利用され、ユーザのアクティブな操作に起因する時間消費および労力消費が回避され、ユーザ・エクスペリエンスが高まる。
本発明の1実施形態では別の電子装置80を提供する。図8に示すように、電子装置80は、当該電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された通知を受信するように構成された受信ユニット81と、当該電子装置のNFC無線充電サービスを受信ユニット81により受信された当該通知に従って有効にして、第1の電子装置の充電に備えるように構成された処理ユニット82とを備える。
あるいは、受信ユニット81は、第1の電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された充電制御メッセージを受信するように構成され、処理ユニット82は、受信ユニット81により受信された充電制御メッセージに従って、被充電装置として応答するように当該電子装置に指示するように構成される。
場合によっては、当該電子装置は送信ユニット83をさらに備える。送信ユニット83は特に、当該受信ユニットが当該通知または当該充電制御メッセージを受信する前に、当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するか、または、第1の電子装置の要求メッセージを受信し、第1の電子装置の当該要求メッセージに従って、当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信するように構成される。
場合によっては、処理ユニット82はさらに、送信ユニット83が当該電子装置の充電ステータス情報、当該電子装置の出力電力情報および当該電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを第1の電子装置に送信する前に、当該電子装置および第1の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するように構成される。
以上の電子装置を用いることにより、当該電子装置は、当該電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された通知を受信し、当該通知に従って当該電子装置のNFC無線充電サービスを有効にして、第1の電子装置の充電に備えるか、または、第1の電子装置が充電装置の役割を果たすと第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された充電制御メッセージを当該電子装置が受信して、被充電装置として応答するように当該電子装置に指示する。このように、第1の電子装置および当該電子装置がNFC通信の有効範囲内に配置されるとき、両方の電子装置は充電装置を充電基準メッセージに従って決定し、充電装置のNFC無線充電サービスを自動的に有効にすることができ、これにより、より細分化された時間がピア電子装置を充電するために十分に利用され、ユーザのアクティブな操作に起因する時間消費および労力消費が回避され、ユーザ・エクスペリエンスが高まる。
説明の都合および簡単さのため、以上の機能モジュールの分割を説明のための例としたことは当業者により明らかに理解されうる。実際の適用では、以上の機能を異なる機能モジュールに割り当て、要件に従って実装することができる。即ち、電子装置の内部構造は、上述の機能の全部または一部を実装するために異なる機能モジュールに分割される。以上の電子装置の詳細な動作プロセスについては、以上の方法の実施形態の対応するプロセスを参照し、詳細についてはここでは再度説明しない。
本願で提供した幾つかの実施形態では、開示された電子装置を他の方式で実装してもよいことは理解されるべきである。例えば、当該説明した電子装置は例示的なものにすぎない。例えば、当該モジュールまたはユニット分割は論理的な機能分割にすぎず、実際の実装では他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントを組み合わせるかまたは別のシステムに統合してもよく、または、幾つかの機能を無視するかまたは実装しなくてもよい。さらに、表示または説明した相互接続または直接接続または通信接続を、幾つかのインタフェースを通じて実装してもよい。装置またはユニット間の間接接続または通信接続を電気的、機械的、または他の形態で実装してもよい。
別個の部分として説明したユニットが物理的に別個であってもなくてもよく、ユニットとして表示した部分が物理ユニットであってもなくてもよく、1つの位置に配置してもよく、または、複数のネットワーク・ユニットに分散させてもよい。当該ユニットの一部または全部を、当該諸実施形態の解決策の目的を実現するための実際のニーズに従って選択してもよい。
さらに、本願の実施形態における機能ユニットを1つの処理ユニットに統合してもよく、または当該ユニットの各々が物理的に単体で存在してもよく、または複数のユニットが1つのユニットに統合される。
以上の説明は本発明の特定の実施形態にすぎず、本発明の保護範囲を限定しようとするものではない。本発明で開示された技術範囲内で当業者により容易想到な任意の変形または再配置は本発明の保護範囲に入るものとする。したがって、本発明の保護範囲は特許請求の範囲の保護範囲に支配される。
50 電子装置
51 プロセッサ
52 NFC無線充電コントローラ
53 送受信器
54 通信バス
60 電子装置
61 プロセッサ
62 NFC無線充電コントローラ
63 送受信器
64 通信バス
70 電子装置
71 処理ユニット
72 送信ユニット
80 電子装置
81 受信ユニット
82 処理ユニット
83 送信ユニット

Claims (36)

  1. 近接場通信NFC無線充電サービスを有効にするための方法であって、
    第1の電子装置により、充電装置が前記第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップと、
    前記充電装置が前記第1の電子装置であると判定された場合、前記第1の電子装置のNFC無線充電サービスを有効にして前記第2の電子装置の充電に備えるか、または、前記充電装置が前記第2の電子装置である場合には、NFC無線充電サービスを有効にして前記第1の電子装置の充電に備えるように前記第2の電子装置に指示するステップと、
    を含む、方法。
  2. 前記第1の電子装置により、充電装置が前記第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップの前に、前記方法は、前記第1の電子装置および前記第2の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記充電基準情報は前記第1の電子装置の充電ステータス情報と前記第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、
    前記第1の電子装置により、充電装置が前記第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップは、
    前記第1の電子装置の前記充電ステータス情報に従って、前記第1の電子装置が電力受信状態にないと判定され、かつ、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って、前記第2の電子装置が前記電力受信状態にあると判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定するステップ、または、
    前記第1の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記第1の電子装置が電力受信状態にあると判定され、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置が前記電力受信状態にないと判定された場合、前記第1の電子装置が前記充電装置であると判定するステップ
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記充電基準情報は、前記第1の電子装置の出力電力情報、前記第1の電子装置の充電ステータス情報、および前記第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、
    前記第1の電子装置により、充電装置が前記第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップは、
    前記第1の電子装置の出力電力情報に従って、前記第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、前記第1の電子装置の出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であると判定され、前記第1の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記第1の電子装置が電力受信状態にあると判定され、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置が前記電力受信状態にないと判定された場合、前記第1の電子装置が前記充電装置であると判定するステップ
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記充電基準情報は、前記第1の電子装置の出力電力情報と前記第1の電子装置の残余電気量情報を含み、
    前記第1の電子装置により、充電装置が前記第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップは、
    前記第1の電子装置の出力電力情報に従って、前記第1の電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、前記第1の電子装置の出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であると判定され、前記第1の電子装置の残余電気量情報に従って前記第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、前記第1の電子装置が前記充電装置であると判定するステップ
    を含み、
    前記第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記第1の電子装置により設定された電気量閾値を含む、
    請求項1または2に記載の方法。
  6. 前記充電基準情報は前記第1の電子装置の出力電力情報、前記第2の電子装置の出力電力情報、前記第1の電子装置の充電ステータス情報および前記第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、
    前記第1の電子装置により、充電装置が前記第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップは、
    両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、前記第1の電子装置が前記充電装置であると判定するステップ、または、
    前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記第1の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記第1の電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定するステップ
    を含む、請求項1または2に記載の方法。
  7. 前記充電基準情報は前記第1の電子装置の出力電力情報、前記第2の電子装置の出力電力情報、前記第1の電子装置の残余電気量情報および前記第2の電子装置の残余電気量情報を含み、
    前記第1の電子装置により、充電装置が前記第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップは、
    両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記第1の電子装置の残余電気量情報に従って前記第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、前記第1の電子装置が前記充電装置であると判定するステップ、または、
    前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記第2の電子装置の残余電気量情報に従って前記第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であると判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定するステップ、
    を含み、
    前記第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または前記両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記第1の電子装置により設定された電気量閾値を含み、
    前記第2の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または前記両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記第1の電子装置により設定された電気量閾値を含む、
    請求項1または2に記載の方法。
  8. 前記充電基準情報は、前記第1の電子装置の充電ステータス情報、前記第2の電子装置の充電ステータス情報、前記第1の電子装置の出力電力情報、前記第2の電子装置の出力電力情報、ならびに前記第1の電子装置および/または前記第2の電子装置の残余電気量情報を含み、
    前記第1の電子装置により、充電装置が前記第1の電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定するステップは、
    両方の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記両方の電子装置の何れもが電力受信状態にないと判定され、前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記第1の電子装置の残余電気量情報に従って前記第1の電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、前記第1の電子装置が前記充電装置であると判定するステップと、
    前記両方の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記第1の電子装置のみが電力受信状態にあると判定され、前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第1の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定された場合、前記第1の電子装置が前記充電装置であると判定するステップと、
    前記両方の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記両方の電子装置の何れもが電力受信状態にないと判定され、前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であると判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定するステップ、または、
    前記両方の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置のみが電力受信状態にあると判定され、前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定するステップ、
    を含み、
    前記第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または前記両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記第1の電子装置により設定された電気量閾値を含み、
    前記第2の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または前記両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記第1の電子装置により設定された電気量閾値を含む、
    請求項1または2に記載の方法。
  9. 出力電力が大きい前記電子装置は、出力電力レベルが高い電子装置、および/または前記両方の電子装置の出力電力値の差分の絶対値が事前設定電力差分閾値以上であるとき出力電力値がより大きい電子装置を含む、請求項6乃至8の何れか1項に記載の方法。
  10. 近接場通信NFC無線充電サービスを有効にするための方法であって、
    第2の電子装置により、前記第2の電子装置が充電装置であると第1の電子装置が判定したとき、前記第1の電子装置により送信された通知を受信し、前記第2の電子装置のNFC無線充電サービスを前記通知に従って有効にして前記第1の電子装置の充電に備えるステップ、または、
    前記第1の電子装置が前記充電装置の役割を果たすと前記第1の電子装置が判定したとき、前記第2の電子装置により、前記第1の電子装置により送信された充電制御メッセージを受信して、被充電装置として応答するように前記第2の電子装置に指示するステップ
    を含む、方法。
  11. 第2の電子装置により、前記第2の電子装置が充電装置であると前記第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された通知を受信するステップの前に、前記方法は、
    前記第2の電子装置の充電ステータス情報、前記第2の電子装置の出力電力情報および前記第2の電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信するステップ、または、
    前記第1の電子装置の要求メッセージを受信し、前記第1の電子装置の前記要求メッセージに従って、前記第2の電子装置の充電ステータス情報、前記第2の電子装置の出力電力情報および前記第2の電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信するステップ
    をさらに含み、
    前記第1の電子装置が前記充電装置の役割を果たすと前記第1の電子装置が判定したとき、前記第2の電子装置により、前記第1の電子装置により送信された充電制御メッセージを受信するステップの前に、前記方法は、
    前記第2の電子装置の充電ステータス情報、前記第2の電子装置の出力電力情報および前記第2の電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信するステップ、または、
    前記第1の電子装置の要求メッセージを受信し、前記第1の電子装置の前記要求メッセージに従って、前記第2の電子装置の充電ステータス情報、前記第2の電子装置の出力電力情報および前記第2の電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信するステップ
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2の電子装置の充電ステータス情報、前記第2の電子装置の出力電力情報および前記第2の電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信するステップの前に、
    前記第2の電子装置および前記第1の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するステップ
    をさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 電子装置であって、
    前記電子装置が充電装置であるか第2の電子装置が充電装置であるかを充電基準情報に従って判定し、前記電子装置が前記充電装置であると判定された場合、NFC無線充電サービスを有効にして前記第2の電子装置の充電に備えるようにNFC無線充電コントローラを制御するか、または、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定された場合、通知を前記第2の電子装置に送信するように送受信器を制御するように構成されたプロセッサと、
    前記プロセッサの制御に従って前記NFC無線充電サービスを有効にして前記第2の電子装置の充電に備えるように構成された前記NFC無線充電コントローラと、
    前記第2の電子装置が前記第2の電子装置のNFC無線充電サービスを前記通知に従って有効にして前記電子装置の充電に備えるように、前記プロセッサの制御に従って前記通知を前記第2の電子装置に送信するように構成された前記送受信器と、
    を備える、電子装置。
  14. 前記プロセッサはさらに、前記電子装置が前記充電装置であるか前記第2の電子装置が前記充電装置であるかが前記充電基準情報に従って判定される前に、前記電子装置と前記第2の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するように構成される、請求項13に記載の電子装置。
  15. 前記充電基準情報は、前記電子装置の充電ステータス情報と前記第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、前記プロセッサは特に、
    前記電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記電子装置が電力受信状態にないと判定され、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置が前記電力受信状態にあると判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定するか、または、
    前記電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記電子装置が電力受信状態にあると判定され、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置が前記電力受信状態にないと判定された場合、前記電子装置が前記充電装置であると判定する
    ように構成される、請求項13または14に記載の電子装置。
  16. 前記充電基準情報は、前記電子装置の出力電力情報、前記電子装置の充電ステータス情報、および前記第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、前記プロセッサは特に、
    前記電子装置の出力電力情報に従って、前記電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、前記電子装置の出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であると判定され、前記電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記電子装置が電力受信状態にあると判定され、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置が前記電力受信状態にないと判定された場合、前記電子装置が前記充電装置であると判定する、
    ように構成される、請求項13または14に記載の電子装置。
  17. 前記充電基準情報は、前記電子装置の出力電力情報および前記電子装置の残余電気量情報を含み、前記プロセッサは特に、
    前記電子装置の出力電力情報に従って、前記電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、前記電子装置の出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であると判定され、前記電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、前記電子装置が前記充電装置であると判定するように構成され、
    前記第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置により設定された電気量閾値を含む、
    請求項13または14に記載の電子装置。
  18. 前記充電基準情報は、前記電子装置の出力電力情報、前記第2の電子装置の出力電力情報、前記電子装置の充電ステータス情報および前記第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、前記プロセッサは特に、
    両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、前記電子装置が前記充電装置であると判定するか、または、
    前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定する、
    ように構成される、請求項13または14に記載の電子装置。
  19. 前記充電基準情報は、前記電子装置の出力電力情報、前記第2の電子装置の出力電力情報、前記電子装置の残余電気量情報および前記第2の電子装置の残余電気量情報を含み、前記プロセッサは特に、
    両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、前記電子装置が前記充電装置であると判定するか、または、
    前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記第2の電子装置の残余電気量情報に従って前記第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であると判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定する、
    ように構成され、
    前記第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または前記両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置により設定された電気量閾値を含み、
    前記第2の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または前記両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置により設定された電気量閾値を含む、
    請求項13または14に記載の電子装置。
  20. 前記充電基準情報は、前記電子装置の充電ステータス情報、前記第2の電子装置の充電ステータス情報、前記電子装置の出力電力情報、前記第2の電子装置の出力電力情報、ならびに前記電子装置および/または前記第2の電子装置の残余電気量情報を含み、前記プロセッサは特に、
    両方の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記両方の電子装置の何れもが電力受信状態にないと判定され、前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、前記電子装置が前記充電装置であると判定し、
    前記両方の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記電子装置のみが電力受信状態にあると判定され、前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定された場合、前記電子装置が前記充電装置であると判定し、
    前記両方の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記両方の電子装置の何れもが電力受信状態にないと判定され、前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であると判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定するか、または、
    前記両方の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置のみが電力受信状態にあると判定され、前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定する、
    ように構成され、
    前記第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または前記両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置により設定された電気量閾値を含み、
    前記第2の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または前記両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置により設定された電気量閾値を含む、
    請求項13または14に記載の電子装置。
  21. 出力電力が大きい前記電子装置は、出力電力レベルが高い電子装置、および/または前記両方の電子装置の出力電力値の差分の絶対値が事前設定電力差分閾値以上であるとき出力電力値がより大きい電子装置を含む、請求項18乃至20の何れか1項に記載の電子装置。
  22. 電子装置であって、
    前記電子装置が充電装置であると前記第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された通知を受信するように構成された送受信器と、
    前記送受信器により受信された前記通知に従って、前記電子装置のNFC無線充電サービスを有効にするようにNFC無線充電コントローラを制御するように構成されたプロセッサと、
    前記プロセッサの制御に従って前記NFC無線充電サービスを有効にして、前記第1の電子装置の充電に備えるように構成された前記NFC無線充電コントローラ、または、
    前記第1の電子装置が充電装置であると前記第1の電子装置が判定したとき、前記第1の電子装置により送信された充電制御メッセージを受信するように構成された前記送受信器と、
    前記送受信器により受信された前記充電制御メッセージに従って、被充電装置として応答するように前記電子装置に指示するように構成された前記プロセッサと、
    を備える、電子装置。
  23. 前記送受信器はさらに、前記通知が受信される前に、
    前記電子装置の充電ステータス情報、前記電子装置の出力電力情報および前記電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信するか、または、前記第1の電子装置の要求メッセージを受信し、前記第1の電子装置の前記要求メッセージに従って、前記電子装置の充電ステータス情報、前記電子装置の出力電力情報および前記電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信するように構成され、
    前記送受信器はさらに、前記充電制御メッセージが受信される前に、
    前記電子装置の充電ステータス情報、前記電子装置の出力電力情報および前記電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信するか、または、前記第1の電子装置の要求メッセージを受信し、前記第1の電子装置の前記要求メッセージに従って、前記電子装置の充電ステータス情報、前記電子装置の出力電力情報および前記電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信するように構成される、
    請求項22に記載の電子装置。
  24. 前記プロセッサはさらに、前記送受信器が前記電子装置の前記充電ステータス情報、前記電子装置の出力電力情報および前記電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信する前に、前記電子装置および前記第1の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するように構成される、請求項23に記載の電子装置。
  25. 電子装置であって、
    充電装置が前記電子装置であるか第2の電子装置であるかを充電基準情報に従って判定し、前記充電装置が前記電子装置であると判定されたとき、前記電子装置のNFC無線充電サービスを有効にして前記第2の電子装置の充電に備えるように構成された処理ユニットと、
    前記充電装置が前記第2の電子装置であると前記処理ユニットが判定したとき、NFC無線充電サービスを有効にして前記電子装置の充電に備えるように前記第2の電子装置に指示するように構成された送信ユニットと、
    を備える、電子装置。
  26. 前記処理ユニットはさらに、前記充電装置が前記電子装置であるか前記第2の電子装置であるかが前記充電基準情報に従って判定される前に、前記電子装置と前記第2の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するように構成される、請求項25に記載の電子装置。
  27. 前記充電基準情報は、前記電子装置の充電ステータス情報と前記第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、前記処理ユニットはさらに、
    前記電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記電子装置が電力受信状態にないと判定され、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置が前記電力受信状態にあると判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定するか、または、
    前記電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記電子装置が電力受信状態にあると判定され、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置が前記電力受信状態にないと判定された場合、前記電子装置が前記充電装置であると判定する
    ように構成される、請求項25または26に記載の電子装置。
  28. 前記充電基準情報は、前記電子装置の出力電力情報、前記電子装置の充電ステータス情報、および前記第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、前記処理ユニットは特に、
    前記電子装置の出力電力情報に従って、前記電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、前記電子装置の出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であると判定され、前記電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記電子装置が電力受信状態にあると判定され、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置が前記電力受信状態にないと判定された場合、前記電子装置が前記充電装置であると判定する
    ように構成される、請求項25または26に記載の電子装置。
  29. 前記充電基準情報は、前記電子装置の出力電力情報および前記電子装置の残余電気量情報を含み、前記処理ユニットは特に、
    前記電子装置の出力電力情報に従って、前記電子装置の出力電力値が事前設定電力閾値以上であるか、または、前記電子装置の出力電力レベルが事前設定電力レベル以上であると判定され、前記電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、前記電子装置が前記充電装置であると判定するように構成され、
    前記第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置により設定された電気量閾値を含む、
    請求項25または26に記載の電子装置。
  30. 前記充電基準情報は、前記電子装置の出力電力情報、前記第2の電子装置の出力電力情報、前記電子装置の充電ステータス情報、および前記第2の電子装置の充電ステータス情報を含み、前記処理ユニットは特に、
    両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、前記電子装置が前記充電装置であると判定するか、または、
    前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記電子装置が電力受信状態にないと判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定する
    ように構成される、請求項25または26に記載の電子装置。
  31. 前記充電基準情報は、前記電子装置の出力電力情報、前記第2の電子装置の出力電力情報、前記電子装置の残余電気量情報および前記第2の電子装置の残余電気量情報を含み、前記処理ユニットは特に、
    両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、前記電子装置が前記充電装置であると判定するか、または、
    前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記第2の電子装置の残余電気量情報に従って前記第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であると判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定する
    ように構成され、
    前記第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または前記両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置により設定された電気量閾値を含み、
    前記第2の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または前記両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置により設定された電気量閾値を含む、
    請求項25または26に記載の電子装置。
  32. 前記充電基準情報は、前記電子装置の充電ステータス情報、前記第2の電子装置の充電ステータス情報、前記電子装置の出力電力情報、前記第2の電子装置の出力電力情報、ならびに前記電子装置および/または前記第2の電子装置の残余電気量情報を含み、前記処理ユニットは特に、
    両方の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記両方の電子装置の何れもが電力受信状態にないと判定され、前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置の残余電気量値が第1の電気量閾値以上であると判定された場合、前記電子装置が前記充電装置であると判定し、
    前記両方の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記電子装置のみが電力受信状態にあると判定され、前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定された場合、前記電子装置が前記充電装置であると判定し、
    前記両方の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記両方の電子装置の何れもが電力受信状態にないと判定され、前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定され、前記第2の電子装置の充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置の残余電気量値が第2の電気量閾値以上であると判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定するか、または、
    前記両方の電子装置の前記充電ステータス情報に従って前記第2の電子装置のみが電力受信状態にあると判定され、前記両方の電子装置の前記出力電力情報に従って前記第2の電子装置が出力電力の大きい電子装置であると判定された場合、前記第2の電子装置が前記充電装置であると判定する、
    ように構成され、
    前記第1の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または前記両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置により設定された電気量閾値を含み、
    前記第2の電気量閾値は、事前設定電気量閾値、または前記両方の電子装置の残余電気量情報に従って前記電子装置により設定された電気量閾値を含む、
    請求項25または26に記載の電子装置。
  33. 出力電力が大きい前記電子装置は、出力電力レベルが高い電子装置、および/または前記両方の電子装置の出力電力値の差分の絶対値が事前設定電力差分閾値以上であるとき出力電力値がより大きい電子装置を含む、請求項30乃至32の何れか1項に記載の電子装置。
  34. 電子装置であって、
    前記電子装置が充電装置であると前記第1の電子装置が判定したとき、第1の電子装置により送信された通知を受信するように構成された受信ユニットと、
    前記電子装置のNFC無線充電サービスを前記受信ユニットにより受信された前記通知に従って有効にして、前記第1の電子装置の充電に備えるように構成された処理ユニット、または、
    前記第1の電子装置が充電装置であると前記第1の電子装置が判定したとき、前記第1の電子装置により送信された充電制御メッセージを受信するように構成された前記受信ユニットと、
    前記受信ユニットにより受信された前記充電制御メッセージに従って、被充電装置として応答するように前記電子装置に指示するように構成された前記処理ユニットと、
    備える、電子装置。
  35. 前記電子装置は送信ユニットをさらに備え、前記送信ユニットは特に、前記受信ユニットが前記通知を受信する前に、
    前記電子装置の充電ステータス情報、前記電子装置の出力電力情報および前記電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信するか、または、前記第1の電子装置の要求メッセージを受信し、前記第1の電子装置の前記要求メッセージに従って、前記電子装置の充電ステータス情報、前記電子装置の出力電力情報および前記電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信するように構成され、
    前記送信ユニットはさらに、前記受信ユニットが前記充電制御メッセージを受信する前に、
    前記電子装置の充電ステータス情報、前記電子装置の出力電力情報および前記電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信するか、または、前記第1の電子装置の要求メッセージを受信し、前記第1の電子装置の前記要求メッセージに従って、前記電子装置の充電ステータス情報、前記電子装置の出力電力情報および前記電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信するように構成される、
    請求項34に記載の電子装置。
  36. 前記処理ユニットはさらに、前記送信ユニットが前記電子装置の前記充電ステータス情報、前記電子装置の出力電力情報および前記電子装置の残余電気量情報のうち少なくとも1つを前記第1の電子装置に送信する前に、前記電子装置および前記第1の電子装置がNFC通信の有効距離内に保たれ、両方の電子装置の間でNFC通信が発生していない時間が事前設定時間閾値を超えると判定するように構成される、請求項35に記載の電子装置。
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