JP2017504287A - 電話着信に対する返信方法、装置、端末、サーバ、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

電話着信に対する返信方法、装置、端末、サーバ、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

本発明は電話着信に対する返信方法、装置、端末、サーバ、プログラム及び記録媒体に関わり、通信技術分野に属する。方法は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、発信者番号に対応する発信者名を確認するために使われるイエローページサーバに発信者番号を送信するステップと、イエローページサーバから返された発信者名を受信するステップと、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出するステップと、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するステップと、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定するステップと、指定返信内容を発信者番号に送信するステップとを含む。【選択図】図2

Description

本発明は通信技術分野に関わり、特に電話着信に対する返信方法、装置、端末およびサーバに関わる。
日常生活において、会議または休憩などの場面で他人からの電話着信を受信することがよくある。前もって妨害禁止モードに設定している場合は、該電話着信を無視するという選択ができるが、前もって妨害禁止モードに設定していない場合は、電話着信が会議の進展またはユーザ自身の休憩に影響を与えるという理由から、通常ユーザは手動で電話着信を拒否することを選択する。これは、ユーザと発信者の両方にとってひどい体験である。このとき、電話着信に返信する方法を提供することができれば、ユーザが重要な用事を逃してしまうことを防止するだけでなく、発信者の体験を向上させることもできる。
図1に示すように、関連技術において、ユーザが電話着信を受信した後、電話着信インタフェースにおいて一つの「メッセージ」オプションが表示され、ユーザは現在電話着信に出られない場合、該オプションをクリックして電話着信を拒否し、手動方式でSMSを編集して、発信者番号にSMSを返信することで、発信者に現在電話着信に出られないことを伝えることができる。
本発明を実現するプロセスにおいて、発明者は当該技術に少なくとも以下のような問題が存在することに気づいた。
多くの場合において、電話着信に出られないと同時に手動でSMSを編集かつ返信できない可能性もあるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が複雑で、スマートではなく、簡易性に欠けている。
関連技術に存在する問題を解決するために、本発明は電話着信に対する返信方法、装置、端末およびサーバを提供する。
本発明の実施例の第1の態様によれば、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、前記発信者番号に対応する発信者名を確認するために使われるイエローページサーバに前記発信者番号を送信するステップと、
前記イエローページサーバから返された前記発信者名を受信するステップと、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出するステップと、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するステップと、
少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれるグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定するステップと、
前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するステップとを含む電話着信に対する返信方法を提供する。
好ましくは、前記イエローページサーバに前記発信者番号を送信する前に、更に、
前記ローカルの連絡帳に前記発信者番号と一致する番号が記憶されている場合、前記ローカルの連絡帳における指定連絡先情報リストに基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定するステップを含み、
前記指定連絡先情報リストは前記発信者番号が属する情報リストである。
好ましくは、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する前に、更に、
それぞれのグループタイプに対応する複数のグループキーワードを設定するステップを含み、
前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するステップは、
前記発信者名について単語分割処理を行い、少なくとも一つの単語を取得するステップと、
前記少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれているか否かを確定するステップと、
前記少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれている場合、前記いずれかのグループタイプを前記発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定するステップとを含む。
好ましくは、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定した後、更に、
前記発信者名に基づいて前記発信者番号が迷惑番号であると確定したとき、現在の電話着信を拒否するステップを含む。
本発明の実施例の第2の態様によれば、端末から送信される発信者番号を受信するステップと、
番号情報と番号名の対応関係に基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定するステップと、
前記発信者名を前記端末に送信するステップとを含み、
前記端末は、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するために使われ、
前記グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれる電話着信に対する返信方法を提供する。
好ましくは、端末から送信される発信者番号を受信する前に、更に、
複数の端末から送信される、少なくとも番号情報および番号名を含む連絡情報を受信し、受信される連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、前記対応関係を記憶するステップ、
または、
前記複数の端末から前記連絡情報を取得し、取得された連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、前記対応関係を記憶するステップを含む。
本発明の実施例の第3の態様によれば、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、前記発信者番号に対応する発信者名を確認するためのイエローページサーバに前記発信者番号を送信するための発信者番号送信モジュールと、
前記イエローページサーバから返された前記発信者名を受信するための発信者名受信モジュールと、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出するための電話着信返信検出モジュールと、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するためのグループタイプ確定モジュールと、
少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれるグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定するための返信内容確定モジュールと、
前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するための返信内容送信モジュールとを備える電話着信に対する返信装置を提供する。
好ましくは、更に、前記ローカルの連絡帳に前記発信者番号と一致する番号が記憶されている場合、前記ローカルの連絡帳における指定連絡先情報リストに基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定するための発信者名確定モジュールを備え、
前記指定連絡先情報リストは前記発信者番号が属する情報リストである。
好ましくは、更に、それぞれのグループタイプに対応する複数のグループキーワードを設定するためのグループキーワード設定モジュールと、
前記発信者名について単語分割処理を行い、少なくとも一つの単語を取得し、前記少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれているか否かを確定し、前記少なくとも一つの単語においていずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれている場合、前記いずれかのグループタイプを前記発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定するための前記グループタイプ確定モジュールとを備える。
好ましくは、更に、前記発信者名に基づいて前記発信者番号が迷惑番号であると確定したとき、現在の電話着信を拒否するための電話着信拒否モジュールを備える。
本発明の実施例の第4の態様によれば、端末から送信される発信者番号を受信するための発信者番号受信モジュールと、
番号情報と番号名の対応関係に基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定するための発信者名確定モジュールと、
前記発信者名を前記端末に送信するための発信者名送信モジュールとを備え、
前記端末は、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するために使われ、
前記グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれる電話着信に対する返信装置を提供する。
好ましくは、更に、複数の端末から送信される、少なくとも番号情報および番号名を含む連絡情報を受信し、受信される連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、前記対応関係を記憶し、または、前記複数の端末から前記連絡情報を取得し、取得された連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、前記対応関係を記憶するための連絡情報受信モジュールを備える。
本発明の実施例の第5の態様によれば、プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、
前記プロセッサは、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、前記発信者番号に対応する発信者名を確認するために使われるイエローページサーバに前記発信者番号を送信し、
前記イエローページサーバから返された前記発信者名を受信し、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出し、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、
少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれるグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、
前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するように構成される端末を提供する。
本発明の実施例の第6の態様によれば、プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、
前記プロセッサは、端末から送信される発信者番号を受信し、
番号情報と番号名の対応関係に基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定し、
前記発信者名を前記端末に送信するように構成され、
前記端末は、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するために使われ、
前記グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれるサーバを提供する。
本発明の実施例が提供する技術的解決策は下記のような有益な効果を含むことができる。
電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、端末はイエローページサーバに発信者番号を送信し、イエローページサーバにより発信者番号に対応する発信者名が確定され、その後、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを端末が検出した場合、取得した発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、更にグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を自動的に発信者番号に送信する。端末はイエローページサーバを通じて知らない番号からの電話着信を識別し、異なる識別結果に基づいて、自動的に発信者番号に異なる返信内容を返信することができるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が簡単で、比較的スマートで、簡易性が比較的に優れている。
また、以上の一般的な説明および以下の詳細な説明は単なる例示および解釈に過ぎず、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
ここで、本願の図面は明細書に取り込まれて明細書の一部を構成し、本発明に合致する実施例を示し、また、明細書と共に本発明の原理の解釈に用いられる。
図1は本発明の背景技術にかかる一つの電話着信に対する返信の説明図である。 図2は一つの例示的な実施例にかかる一つの電話着信に対する返信方法のフローチャートである。 図3は一つの例示的な実施例にかかる一つの電話着信に対する返信方法のフローチャートである。 図4は一つの例示的な実施例にかかる一つの電話着信に対する返信方法のフローチャートである。 図5は一つの例示的な実施例にかかる一つの電話着信に対する返信の説明図である。 図6は一つの例示的な実施例にかかる一つ目の電話着信に対する返信装置のブロック図である。 図7は一つの例示的な実施例にかかる二つ目の電話着信に対する返信装置のブロック図である。 図8は一つの例示的な実施例にかかる三つ目の電話着信に対する返信装置のブロック図である。 図9は一つの例示的な実施例にかかる四つ目の電話着信に対する返信装置のブロック図である。 図10は一つの例示的な実施例にかかる五つ目の電話着信に対する返信装置のブロック図である。 図11は一つの例示的な実施例にかかる六つ目の電話着信に対する返信装置のブロック図である。 図12は一つの例示的な実施例にかかる一つの端末のブロック図である。 図13は一つの例示的な実施例にかかる一つのサーバのブロック図である。
ここで例示的な実施例について詳細に説明を行うが、その例示は図面において示されている。以下の説明が図面に関する場合、特に示さない限り、異なる図面の中の同一の数字は同一又は類似の要素を表す。また、以下の例示的な実施例で説明する実施形態は、本発明と一致する全ての実施形態を代表するものではなく、これらは特許請求の範囲において詳述した、本発明の一部の態様と一致する装置及び方法の例に過ぎない。
本発明の実施例に対し詳細な解釈と説明を行う前に、イエローページサーバに対し簡単に説明する。
イエローページは、国際的に汎用されている、企業性質と製品タイプ別に編成された企業電話番号帳である。企業名、住所、電話番号を掲載するのが主な内容で、町または地域の企業戸籍謄本に相当し、国際慣例としては黄色い紙に印刷されるため、イエローページとよばれる。ネットワーク技術の急速な発展に伴い、ユーザがどこにいても番号検索ができるようにするため、元々あった紙でできたイエローページデータを電子形式でイエローページサーバに記憶するようになった。ユーザのスマートフォン、タブレットPCなどのスマート端末はイエローページアプリケーションをインストールした後、該イエローページアプリケーションを通じてイエローページサーバに接続して、番号検索情報の早くて便利な取得を実現することができるようになっている。ここで、イエローページサーバにはそれぞれの業種のショップまたは企業の連絡情報が記憶されてあることが可能である。
例えば、サービス業に属される宅配会社でいうと、イエローページサーバにおいて該会社の全ての配達員の名前と連絡先電話などの連絡情報を記憶しておくことが可能である。該会社の一人の配達員がユーザに電話をかけたとき、該ユーザはイエローページサーバを通じて直ちに現在の知らない電話番号がだれからのものであるか知ることができる。更に、端末がユーザの電話着信に対する返信操作を検出した後、イエローページサーバから返された発信者名に基づいて、発信者番号のグループタイプを確定することで、発信者番号に対応する返信内容を自動的に送信しやすくした。
図2は一つの例示的な実施例にかかる電話着信に対する返信方法のフローチャートである。図2に示すように、該電話着信に対する返信方法は端末に使われ、以下のようなステップを含む。
ステップ201において、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、発信者番号に対応する発信者名を確認するために使われるイエローページサーバに発信者番号を送信する。
ステップ202において、イエローページサーバから返された発信者名を受信する。
ステップ203において、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出する。ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、下記のステップ204を実行し、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させていない場合、処理プロセスはこれで終了する。
ステップ204において、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する。
ステップ205において、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定する。グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれる。
ステップ206において、指定返信内容を発信者番号に送信する。
本発明の実施例が提供する方法は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、端末はイエローページサーバに発信者番号を送信し、イエローページサーバにより発信者番号に対応する発信者名が確定され、その後、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを端末が検出した場合、取得した発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、更にグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を自動的に発信者番号に送信する。端末はイエローページサーバを通じて知らない番号からの電話着信を識別し、異なる識別結果に基づいて、自動的に発信者番号に異なる返信内容を返信することができるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が簡単で、比較的スマートで、簡易性が比較的に優れている。
好ましくは、イエローページサーバに発信者番号を送信する前に、該方法は更に、
ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されている場合、ローカルの連絡帳における指定連絡先情報リストに基づいて、発信者番号に対応する発信者名を確定するステップを含む。
ここで、指定連絡先情報リストは発信者番号が属する情報リストである。
好ましくは、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する前、該方法は更に、
それぞれのグループタイプに対応する複数のグループキーワードを設定するステップを含み、
発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するステップは、
発信者名について単語分割処理を行い、少なくとも一つの単語を取得するステップと、
少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれているか否かを確定するステップと、
少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれている場合、前記いずれかのグループタイプを発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定するステップを含む。
好ましくは、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定した後、該方法は更に、
発信者名に基づいて発信者番号が迷惑番号であると確定したとき、現在の電話着信を拒否するステップを含む。
上述した全ての好ましい技術的解決策は、任意の組み合わせを採用して本発明の好ましい実施例を成すことができ、ここでは繰り返し説明しない。
図3は一つの例示的な実施例にかかる電話着信に対する返信方法のフローチャートである。図3に示すように、該電話着信に対する返信方法はサーバに使われ、以下のようなステップを含む。
ステップ301において、端末から送信される発信者番号を受信する。
ステップ302において、番号情報と番号名の対応関係に基づいて、発信者番号に対応する発信者名を確定する。
ステップ303において、発信者名を端末に送信する。端末は、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を発信者番号に送信するために使われる。ここで、グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれる。
本発明の実施例が提供する方法は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、端末はイエローページサーバに発信者番号を送信し、イエローページサーバにより発信者番号に対応する発信者名が確定され、その後、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを端末が検出した場合、取得した発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、更にグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を自動的に発信者番号に送信する。端末はイエローページサーバを通じて知らない番号からの電話着信を識別し、異なる識別結果に基づいて、自動的に発信者番号に異なる返信内容を返信することができるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が簡単で、比較的スマートで、簡易性が比較的に優れている。
好ましくは、端末から送信される発信者番号を受信する前に、該方法は更に、
複数の端末から送信される、少なくとも番号情報および番号名を含む連絡情報を受信し、受信される連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、該対応関係を記憶するステップ、
または、
複数の端末から連絡情報を取得し、取得された連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、該対応関係を記憶するステップを含む。
上述した全ての好ましい技術的解決策は、任意の組み合わせを採用して本発明の好ましい実施例を成すことができ、ここでは繰り返し説明しない。
図4は一つの例示的な実施例にかかる一つの電話着信に対する返信方法のフローチャートである。インタラクションの主体は端末とイエローページサーバである。図4に示すように、該電話着信に対する返信方法は以下のようなステップを含む。
ステップ401において、電話着信呼び出しプロセスにおいて、端末はローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されているか否かを検索し、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていない場合、下記のステップ402を実行し、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されている場合は、下記のステップ405を実行する。
本発明の実施例において、電話着信呼び出しプロセルにおいて、誰からの呼び出しであるかをユーザが分かるようにするため、端末は発信者番号に対応する発信者名を検索することで、発信者名を電話番号と共に端末インタフェースに表示できるようにする。発信者番号に対応する発信者名を検索するとき、端末は優先的にローカルの連絡帳において検索を行う。ここで、端末はローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号があるか否かを検索するとき、下記の方法を採用して実現することができる。
ローカルの連絡帳を読み取り、発信者番号と、ローカルの連絡帳において記載されている全ての番号を逐一比較する。ローカルの連絡帳において記載されている全ての番号が発信者番号とマッチしないとき、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないと確定する。ローカルの連絡帳において記載されているある一つの番号と発信者番号とがいずれの桁も全て同じであるとき、発信者番号と一致する番号がローカルの連絡帳に記憶されていると確定する。
当然ながら、上述した検索方法以外にも、その他の検索方法を採用することができ、本発明の実施例はこれに対し具体的に限定しない。
ステップ402において、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていない場合、イエローページサーバに発信者番号を送信する。
本発明の実施例において、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていない場合、ユーザが発信者の関連情報を知るようにするために、イエローページアプリケーションを通じて発信者番号をイエローページサーバに送信する必要がある。更に、端末において、ユーザのイエローページアプリケーションへのログイン状態が検出された後、発信者番号をイエローページサーバに自動的に送信することを実現することができる。従って、事前にユーザに指定アカウントを通じてイエローページアプリケーションにログインするように通知することも必要である。
ここで、端末がイエローページサーバに発信者番号を送信するとき、データ転送の安全性を確保するために、発信者番号を暗号化した後、無線送信方法を採用してイエローページサーバに送信することができる。ここで、発信者番号を暗号化するとき、AES(Advanced Encryption Standard)、DES(Data Encryption Standard)などの暗号化方法を採用することができ、本発明の実施例はこれについて具体的に限定しない。
ステップ403において、イエローページサーバは端末から送信される発信者番号を受信した後、番号情報と番号名の対応関係に基づいて、発信者番号に対応する発信者名を確定する。
本発明の実施例において、イエローページサーバは端末から送信されるデータを受信した後、データが暗号化状態である場合、上述したステップ402における暗号化アルゴリズムと逆の暗号化解除アルゴリズムを採用して暗号化を解除し、発信者番号を得ることが必要である。
ここで、イエローページサーバには大量の連絡情報が記憶されており、各業界に関わっている。通常、大量の記憶情報は下記の二つの方法で取得することができる。
第1の方法は、複数の端末から送信される連絡情報を受信し、受信した連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成し、該対応関係を記憶する。連絡情報には少なくとも番号情報および番号名が含まれる。
第1の方法において、各種企業およびショップは、商品の影響力を広げる、または知名度を上げるために、通常自身の連絡情報をイエローページサーバに自動的にアップロードすることを願う。更に、イエローページサーバは受信した連絡情報を処理して、対応リストを生成し、該対応リストを現在の対応関係表に挿入する。
第2の方法は、複数の端末から連絡情報を取得し、取得した連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成し、対応関係を記憶する。
第2の方法において、例えばユーザが迷惑電話を受けた後、イエローページアプリケーションはユーザに該迷惑番号を標記するように提示することができる。ユーザが標記した後、イエローページサーバはイエローページアプリケーションを通じてユーザが標記した迷惑番号を端末から取得する。管理者は各ルートを通じて能動的に各種企業およびショップの連絡情報を取得することができる。
該連絡情報には、番号情報および番号名が含まれる以外、更に住所情報、画像情報などが含まれてもよく、本発明の実施例は連絡情報に含まれる内容について具体的に限定しない。イエローページサーバは上述した連絡情報を記憶する際、下記の表1に示すリストの形式を採用して記憶することができ、検索がしやすい。
イエローページサーバは番号情報と番号名の対応関係に基づいて発信者番号に対応する発信者名を確定するとき、上記の表1に示すリストにおいて遍歴検索または捜索検索を行う方法で、発信者番号に対応する発信者名を素早く知ることができる。
ステップ404において、イエローページサーバは発信者番号に対応する発信者名を端末に返す。
本発明の実施例において、イエローページサーバは端末に発信者名を返すとき、安全性から考えて、発信者名を暗号化してから送信するようにすることができる。当然ながら、発信者名をそのまま端末に返すことも可能であり、本発明の実施例はこれについて具体的に限定しない。
ステップ405において、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されている場合、端末はローカルの連絡帳における指定連絡先情報リストに基づいて、発信者番号に対応する発信者名を確定する。
本発明の実施例において、指定連絡先情報リストは発信者番号が属する情報リストである。ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されているため、ローカルの連絡帳を通じて、発信者番号に対応する発信者名を確定することができる。ローカルの連絡帳におけるそれぞれの番号が属する情報リストの全てには番号名が含まれているため、連絡先情報リストに基づいて発信者名を素早く確認することができる。ここで、連絡先情報リストは、必要な番号情報および番号名以外に、更に連絡先画像、連絡先住所、連絡先メールなどのその他情報を含むことができ、本発明の実施例はこれについて具体的に限定しない。
ステップ406において、端末はユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出する。ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、下記のステップ407を実行し、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させていない場合、処理プロセスはこれで終了する。
本発明の実施例において、電話着信の呼び出しのとき、端末は端末インタフェースにおいて図5における(a)図に示す電話着信呼び出し画面を表示する。ここで、該画面において少なくとも発信者番号、発信者名、「受信拒否」模擬キー、「通話」模擬キー、「スマート返信」模擬キーおよび「後で知らせる」模擬キーを表示する必要がある。「スマート返信」模擬キーがクリックされた後、端末はユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを確定し、下記のステップ407ないしステップ409を実行することができる。
ステップ407において、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、端末は発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する。
本発明の実施例において、グループタイプは少なくともサービス類番号、連絡先番号および迷惑類番号を含むことができる。ここで、サービス類番号は宅配会社番号、ホテル番号、銀行番号、タクシー番号、電気通信業者番号、家事サービス番号など各種サービス類企業または個人の番号を指すことができる。連絡先番号はローカルの連絡帳における連絡先番号を指し、家族、友達、クラスメート、同僚、ビジネスパートナーなどの連絡先番号を含む。迷惑類番号は広告セールス、電信詐欺、各種不法仲介などに属される番号を指す。
また、端末が発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する前、本発明の実施例が提供する方法は更に、それぞれのグループタイプに対応する複数のグループキーワードを設定するステップを含む。例えば、サービス類番号にとって、それに対応するグループキーワードは、ホテル、宅配、銀行、タクシー、コンビニエンスストア、ファーストフード店、各種ショップ名などを含むことができる。連絡先番号にとって、それに対応するグループキーワードは、お母さん、お父さん、おばさん、おじさん、各名字、ローカルの連絡帳における連絡先の氏名などを含むことができる。連絡先番号にとって、それに対応するグループキーワードは、セールス、広告、仲介、詐欺などを含むことができる。
ここで、端末は発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するとき、下記の方法を採用して実現することができる。
発信者名について単語分割処理を行い、少なくとも一つの単語を取得して、少なくとも一つの単語においていずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれているか否かを確定し、少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれている場合、前記いずれかのグループタイプを発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定する。
図5における(a)図に示すように、電話着信が138****9893であり、発信者名が「順豊宅配王さん」であることを例にすると、端末は単語分割処理を行う際、「順豊宅配王さん」を「順豊宅配」と「王さん」の二つの単語に分割する。更に、「順豊宅配」という単語は上記において言及したサービス類グループタイプに属し、サービス類番号を該発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定する。
説明しなければいけないのは、該ステップにおいて発信者番号が迷惑番号であることが判断された場合、下記のステップ408およびステップ409を実行して発信者番号に自動的に返信する必要なく、該電話着信を直接拒否することを選べばよい、ということである。
ステップ408において、端末はグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定する。
本発明の実施例において、端末はグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定する前に、更にそれぞれのグループタイプに対応する返信内容を設定し記憶するステップを含む。ここで、それぞれのグループタイプは一種の返信内容に対応することができる。即ち、それぞれのグループタイプに含まれるサブ項目について、返信内容を更に細分することができる。例えば、サービス類番号は宅配会社番号、ホテル番号、銀行番号、タクシー番号、電気通信事業者番号、家事サービス番号などを含み、上記それぞれのタイプの番号は全て下の表2に示す異なる返信内容に対応することができる。
当然ながら、それぞれのグループタイプは同じ返信内容に対応することができ、本発明の実施例はこれについて具体的に限定しない。
ここで、端末はグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、グループタイプにマッチする指定返信内容を確定するとき、下記の方法を採用して実現することができる。
指定グループタイプがサービス類番号であるとき、指定グループタイプに基づいて、上記の表2に示すようなグループタイプと返信内容の対応関係において検索を行い、サービス類番号に対応する第1類指定返信内容を確定する。また指定グループタイプが連絡先番号であるとき、指定グループタイプに基づいて、上記の表2に示すようなグループタイプと返信内容の対応関係において検索し、連絡先番号に対応する第2類指定返信内容を確定する。
例えば、端末は、現在の電話着信が配達員からの電話着信であると判断したとき、ユーザが図5における(a)図に示す「スマート返信」模擬キーをクリックしたと検出した後、受信を拒否し、かつ電話着信タイプに基づいて上記の表2に示す「こんにちは!しばらく電話に出ることができません。荷物を受取指定場所に置いてください。」のような指定返信内容を自動的に返信する。
ステップ409において、端末は指定返信内容を発信者番号に送信する。
本発明の実施例において、端末は返信内容を発信者番号に送信した後、発信者番号に対応する端末インタフェースにおいて、図5における(b)図に示すような返信内容が表示される。これによって、現在ユーザが忙しい状況にあり、返信内容に基づいてしかるべき処理を行うことができるということを、発信者に通知できるようにした。例えば、配達員王さんにとって、ユーザの荷物をユーザが返信内容において言及した受取指定場所に置くことができる。このように、発信者の体験度を向上させることができるだけでなく、ユーザが重要な用事を逃してしまうことを避けることもできる。
本発明の実施例が提供する方法は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、端末はイエローページサーバに発信者番号を送信し、イエローページサーバにより発信者番号に対応する発信者名が確定され、その後、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを端末が検出した場合、取得した発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、更にグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を自動的に発信者番号に送信する。端末はイエローページサーバを通じて知らない番号からの電話着信を識別し、異なる識別結果に基づいて、自動的に発信者番号に異なる返信内容を返信することができるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が簡単で、比較的スマートで、簡易性が比較的に優れている。ユーザが電話に出られないとき、発信者ができるだけ詳細な通知を得るようにすることができると同時にユーザに更に優れたサービスを提供し、ユーザの体験度が高い。
図6は一つの例示的な実施例にかかる一つの電話着信に対する返信装置のブロック図である。図6に示すように、該装置は発信者番号送信モジュール601、発信者名受信モジュール602、電話着信返信検出モジュール603、グループタイプ確定モジュール604、返信内容確定モジュール605および返信内容送信モジュール606を備える。
ここで、発信者番号送信モジュール601は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、発信者番号に対応する発信者名を確定するためのイエローページサーバに発信者番号を送信する。発信者名受信モジュール602は発信者番号送信モジュール601と接続し、イエローページサーバから返された発信者名を受信する。電話着信返信検出モジュール603は発信者名受信モジュール602と接続し、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出する。グループタイプ確定モジュール604は電話着信返信検出モジュール603と接続し、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する。返信内容確定モジュール605はグループタイプ確定モジュール604と接続し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれる。返信内容送信モジュール606は返信内容確定モジュール605と接続し、指定返信内容を発信者番号に送信する。
好ましくは、図7に示すように、該装置は更に、
ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されている場合、ローカルの連絡帳における指定連絡先情報リストに基づいて、発信者番号に対応する発信者名を確定するための発信者名確定モジュール607を備え、
ここで、指定連絡先情報リストは発信者番号が属する情報リストである。
好ましくは、図8に示すように、該装置は更に、
それぞれのグループタイプに対応する複数のグループキーワードを設定するためのグループキーワード設定モジュール608と、
発信者名について単語分割処理を行い、少なくとも一つの単語を取得し、少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれているか否かを確定し、少なくとも一つの単語においていずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれている場合、前記いずれかのグループタイプを発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定するためのグループタイプ確定モジュール609とを備える。
好ましくは、図9に示すように、該装置は更に、
発信者名に基づいて発信者番号が迷惑番号であると確定したとき、現在の電話着信を拒否するための電話着信拒否モジュール610を備える。
本発明の実施例が提供する方法は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、端末はイエローページサーバに発信者番号を送信し、イエローページサーバにより発信者番号に対応する発信者名が確定され、その後、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを端末が検出した場合、取得した発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、更にグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を自動的に発信者番号に送信する。端末はイエローページサーバを通じて知らない番号からの電話着信を識別し、異なる識別結果に基づいて、自動的に発信者番号に異なる返信内容を返信することができるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が簡単で、比較的スマートで、簡易性が比較的に優れている。
図10は一つの例示的な実施例にかかる電話着信に対する返信装置のブロック図である。図10に示すように、該装置は発信者番号受信モジュール1001、発信者名確定モジュール1002および発信者名送信モジュール1003を備える。
ここで、発信者番号受信モジュール1001は、端末から送信される発信者番号を受信する。発信者名確定モジュール1002は発信者番号受信モジュール1001と接続し、番号情報と番号名の対応関係に基づいて、発信者番号に対応する発信者名を確定する。発信者名送信モジュール1003は発信者名確定モジュール1002と接続し、発信者名を端末に送信する。端末は、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を発信者番号に送信するために使われる。グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれる。
好ましくは、図11に示すように、該装置は更に、
複数の端末から送信される、少なくとも番号情報および番号名を含む連絡情報を受信し、受信される連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成し、該対応関係を記憶し、または、複数の端末から前記連絡情報を取得し、取得された連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、該対応関係を記憶するための連絡情報受信モジュール1004を備える。
本発明の実施例が提供する方法は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、端末はイエローページサーバに発信者番号を送信し、イエローページサーバにより発信者番号に対応する発信者名が確定され、その後、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを端末が検出した場合、取得した発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、更にグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を自動的に発信者番号に送信する。端末はイエローページサーバを通じて知らない番号からの電話着信を識別し、異なる識別結果に基づいて、自動的に発信者番号に異なる返信内容を返信することができるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が簡単で、比較的スマートで、簡易性が比較的に優れている。
上述した実施例における装置に関しては、それぞれのモジュールが操作を実行する具体的な方法は既に関連する実施例において詳細な説明を行っており、ここでは繰り返し説明しない。
図12は一つの例示的な実施例にかかる電話着信に対し返信を行う端末1200のブロック図である。例えば、端末1200は、携帯電話、コンピューター、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療デバイス、健康デバイス、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
図12を参照して、端末1200は、プロセス部材1202、メモリ1204、電源部材1206、マルチメディア部材1208、オーディオ部材1210、入出力(I/O、Input/Output)インターフェイス1212、センサ部材1214、及び通信部材1216のような一つ以上の部材を含んでよい。
プロセス部材1208は、一般的には端末1200の全体の操作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作、及び記録操作と関連する操作を制御する。プロセス部材1208は、一つ以上のプロセッサ1220を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或いは一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセス部材1208は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセス部材1208と他の部材の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセス部材1208は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディア部材1208とプロセス部材1208の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ1204は、各種類のデータを記憶することにより端末1200の操作を支援するように構成される。これらのデータの例は、端末1200において操作されるいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ1204は、いずれの種類の揮発性、不揮発性記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read−Only Memory)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源部材1206は、端末1200の多様な部材に電力を供給する。電源部材1206は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び端末1200のための電力の生成、管理及び割り当てに関連する他の部材を含んでもよい。
マルチメディア部材1208は、前記端末1200とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD、Liquid Crstal Display)とタッチパネル(TP、Touch Panel)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スライド、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或いはスライドの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或いはスライド操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディア部材1208は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。端末1200が、例えば撮影モード、或いはビデオモード等の操作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或いは可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオ部材1210は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオ部材1210は、一つのマイク(MIC、Microuphone)を含み、端末1200が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の操作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ1204に記憶されたり、通信部材1216を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオ部材1210は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェイス1212は、プロセス部材1208と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームページボタン、ボリュームボタン、起動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサ部材1214は、端末1200に各方面の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサ部材1214は、端末1200のON/OFF状態、端末1200のディスプレイと小さなキーパッドのような部材の相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサ部材1214は、端末1200、或いは端末1200の一つの部材の位置変更、ユーザと端末1200とが接触しているか否か、端末1200の方位、又は加速/減速、端末1200の温度の変化を検出できる。センサ部材1214は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサ部材1214は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)、又はCCD(Charge−conupled Device)イメージセンサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサ部材1214は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信部材1216は、端末1200と他の機器の間に有線、又は無線形態の通信を提供する。端末1200は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或いはこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信部材1216は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信部材1216は、近距離無線通信(NFC、Near Field Communication)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を推進するようにする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency Identification)技術、IrDA(Infra−red Data Association)技術、UWB(Ultra Wideband)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、端末1200は、一つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital signal Processor)、DSPD(Digital signal Processor Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ1204を提供しており、端末1200のプロセッサ1220により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM(Random Access Memory)、CD-ROM(Compact Disc Read−Only Memory)、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記憶デバイス等である。
コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体は、前記記憶媒体の指令が移動端末のプロセッサによって実行されるとき、移動端末が電話着信に対する返信方法を実行できるようにするが、前記方法は、
電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、発信者番号に対応する発信者名を確認するために使われるイエローページサーバに発信者番号を送信するステップと、
イエローページサーバから返された発信者名を受信するステップと、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出するステップと、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するステップと、
少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれるグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定するステップと、
指定返信内容を発信者番号に送信するステップとを含む。
好ましくは、イエローページサーバに発信者番号を送信する前に、更に、
ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されている場合、ローカルの連絡帳における指定連絡先情報リストに基づいて、発信者番号に対応する発信者名を確定するステップを含み、
指定連絡先情報リストは発信者番号が属する情報リストである。
好ましくは、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する前に、更に、
それぞれのグループタイプに対応する複数のグループキーワードを設定するステップを含み、
発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するステップは、
発信者名について単語分割処理を行い、少なくとも一つの単語を取得するステップと、
少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれているか否かを確定するステップと、
少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれている場合、いずれかのグループタイプを発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定するステップとを含む。
好ましくは、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定した後、更に、
発信者名に基づいて発信者番号が迷惑番号であると確定したとき、現在の電話着信を拒否するステップを含む。
本発明の実施例が提供するコンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、端末はイエローページサーバに発信者番号を送信し、イエローページサーバにより発信者番号に対応する発信者名が確定され、その後、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを端末が検出した場合、取得した発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、更にグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を自動的に発信者番号に送信する。端末はイエローページサーバを通じて知らない番号からの電話着信を識別し、異なる識別結果に基づいて、自動的に発信者番号に異なる返信内容を返信することができるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が簡単で、比較的スマートで、簡易性が比較的に優れている。
図13は一つの例示的な実施例にかかる電話着信に対する返信のためのサーバ1300のブロック図である。例えば、サーバ1300を一つのサーバとして提供することができる。図13に示すように、サーバ1300は、一つ又は複数のプロセッサを有する処理部材1322、及びメモリ1332を代表とする記憶装置を備える。該記憶装置は、例えばアプリケーションプログラムのような、処理部材1322によって実行される指令を記憶するために使われる。メモリ1332に記憶されるアプリケーションプログラムは、一つ又は複数の、それぞれ一組の指令に対応するモジュールを含むことができる。また、処理部材1322は指令を実行するように構成され、上記の電話着信に対する返信方法におけるイエローページサーバが実行する方法を実行する。
サーバ1300は更に、サーバ1300の電源の管理を実行するように配置された電源部材1326、サーバ1300をネットワークに接続するように構成される一つの有線又は無線ネットワークインターフェース1350及び一つの入力/出力(I/O)インタフェース1358を備える。サーバ1300はメモリ1332に記憶された、例えばWindous Server(登録商標)、Mac 0S X(登録商標)、Unix(登録商標)、Linux(登録商標)、FreeBSD(登録商標)または類似のオペレーティングシステムに基づいて操作することができる。
当業者は明細書を検討し、ここで開示した発明を実践した後、本発明のその他の実施形態を容易に思いつくことができる。本願は本発明の全ての変更、用途又は適応性の変化を含む。これらの変更、用途又は適応性の変化は本発明の一般的な原理に従っており、本発明に未開示の本技術分野における周知技術又は慣用技術手段を含む。明細書及び実施例は例示的なものに過ぎず、本発明の真の範囲及び主旨は以下の特許請求の範囲によって示される。
本発明は、上記で説明した、また図面において示した寸分違わぬ構成に限定されず、その範囲を逸脱しない前提のもとで種々の変更及び修正を行うことができることを理解すべきである。本発明の範囲は付された特許請求の範囲によってのみ限定される。
本願は出願番号が201410832183.3であり、出願日が2014年12月27日である中国特許出願に基づき、優先権を主張し、当該中国特許出願の全ての内容は本願に援用される。
本発明は通信技術分野に関わり、特に電話着信に対する返信方法、装置、端末サーバ、プログラム及び記録媒体に関わる。
日常生活において、会議または休憩などの場面で他人からの電話着信を受信することがよくある。前もって妨害禁止モードに設定している場合は、該電話着信を無視するという選択ができるが、前もって妨害禁止モードに設定していない場合は、電話着信が会議の進展またはユーザ自身の休憩に影響を与えるという理由から、通常ユーザは手動で電話着信を拒否することを選択する。これは、ユーザと発信者の両方にとってひどい体験である。このとき、電話着信に返信する方法を提供することができれば、ユーザが重要な用事を逃してしまうことを防止するだけでなく、発信者の体験を向上させることもできる。
図1に示すように、関連技術において、ユーザが電話着信を受信した後、電話着信インタフェースにおいて一つの「メッセージ」オプションが表示され、ユーザは現在電話着信に出られない場合、該オプションをクリックして電話着信を拒否し、手動方式でSMSを編集して、発信者番号にSMSを返信することで、発信者に現在電話着信に出られないことを伝えることができる。
本発明を実現するプロセスにおいて、発明者は当該技術に少なくとも以下のような問題が存在することに気づいた。
多くの場合において、電話着信に出られないと同時に手動でSMSを編集かつ返信できない可能性もあるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が複雑で、スマートではなく、簡易性に欠けている。
関連技術に存在する問題を解決するために、本発明は電話着信に対する返信方法、装置、端末サーバ、プログラム及び記録媒体を提供する。
本発明の実施例の第1の態様によれば、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、前記発信者番号に対応する発信者名を確認するために使われるイエローページサーバに前記発信者番号を送信するステップと、
前記イエローページサーバから返された前記発信者名を受信するステップと、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出するステップと、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するステップと、
少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれるグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定するステップと、
前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するステップとを含む電話着信に対する返信方法を提供する。
好ましくは、前記イエローページサーバに前記発信者番号を送信する前に、更に、
前記ローカルの連絡帳に前記発信者番号と一致する番号が記憶されている場合、前記ローカルの連絡帳における指定連絡先情報リストに基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定するステップを含み、
前記指定連絡先情報リストは前記発信者番号が属する情報リストである。
好ましくは、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する前に、更に、
それぞれのグループタイプに対応する複数のグループキーワードを設定するステップを含み、
前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するステップは、
前記発信者名について単語分割処理を行い、少なくとも一つの単語を取得するステップと、
前記少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれているか否かを確定するステップと、
前記少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれている場合、前記いずれかのグループタイプを前記発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定するステップとを含む。
好ましくは、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定した後、更に、
前記発信者名に基づいて前記発信者番号が迷惑番号であると確定したとき、現在の電話着信を拒否するステップを含む。
本発明の実施例の第2の態様によれば、端末から送信される発信者番号を受信するステップと、
番号情報と番号名の対応関係に基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定するステップと、
前記発信者名を前記端末に送信するステップとを含み、
前記端末は、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するために使われ、
前記グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれる電話着信に対する返信方法を提供する。
好ましくは、端末から送信される発信者番号を受信する前に、更に、
複数の端末から送信される、少なくとも番号情報および番号名を含む連絡情報を受信し、受信される連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、前記対応関係を記憶するステップ、
または、
前記複数の端末から前記連絡情報を取得し、取得された連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、前記対応関係を記憶するステップを含む。
本発明の実施例の第3の態様によれば、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、前記発信者番号に対応する発信者名を確認するためのイエローページサーバに前記発信者番号を送信するための発信者番号送信モジュールと、
前記イエローページサーバから返された前記発信者名を受信するための発信者名受信モジュールと、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出するための電話着信返信検出モジュールと、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するためのグループタイプ確定モジュールと、
少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれるグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定するための返信内容確定モジュールと、
前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するための返信内容送信モジュールとを備える電話着信に対する返信装置を提供する。
好ましくは、更に、前記ローカルの連絡帳に前記発信者番号と一致する番号が記憶されている場合、前記ローカルの連絡帳における指定連絡先情報リストに基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定するための発信者名確定モジュールを備え、
前記指定連絡先情報リストは前記発信者番号が属する情報リストである。
好ましくは、更に、それぞれのグループタイプに対応する複数のグループキーワードを設定するためのグループキーワード設定モジュールと、
前記発信者名について単語分割処理を行い、少なくとも一つの単語を取得し、前記少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれているか否かを確定し、前記少なくとも一つの単語においていずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれている場合、前記いずれかのグループタイプを前記発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定するための前記グループタイプ確定モジュールとを備える。
好ましくは、更に、前記発信者名に基づいて前記発信者番号が迷惑番号であると確定したとき、現在の電話着信を拒否するための電話着信拒否モジュールを備える。
本発明の実施例の第4の態様によれば、端末から送信される発信者番号を受信するための発信者番号受信モジュールと、
番号情報と番号名の対応関係に基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定するための発信者名確定モジュールと、
前記発信者名を前記端末に送信するための発信者名送信モジュールとを備え、
前記端末は、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するために使われ、
前記グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれる電話着信に対する返信装置を提供する。
好ましくは、更に、複数の端末から送信される、少なくとも番号情報および番号名を含む連絡情報を受信し、受信される連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、前記対応関係を記憶し、または、前記複数の端末から前記連絡情報を取得し、取得された連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、前記対応関係を記憶するための連絡情報受信モジュールを備える。
本発明の実施例の第5の態様によれば、プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、
前記プロセッサは、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、前記発信者番号に対応する発信者名を確認するために使われるイエローページサーバに前記発信者番号を送信し、
前記イエローページサーバから返された前記発信者名を受信し、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出し、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、
少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれるグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、
前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するように構成される端末を提供する。
本発明の実施例の第6の態様によれば、プロセッサと、
前記プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、
前記プロセッサは、端末から送信される発信者番号を受信し、
番号情報と番号名の対応関係に基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定し、
前記発信者名を前記端末に送信するように構成され、
前記端末は、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するために使われ、
前記グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれるサーバを提供する。
本発明の実施例の第7の態様によれば、プロセッサに実行されることにより、前記電話着信に対する返信方法を実現する記録媒体に記録されたプログラムを提供する。
本発明の実施例の第8の態様によれば、前記プログラムが記録された記録媒体を提供する。
本発明の実施例が提供する技術的解決策は下記のような有益な効果を含むことができる。
電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、端末はイエローページサーバに発信者番号を送信し、イエローページサーバにより発信者番号に対応する発信者名が確定され、その後、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを端末が検出した場合、取得した発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、更にグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を自動的に発信者番号に送信する。端末はイエローページサーバを通じて知らない番号からの電話着信を識別し、異なる識別結果に基づいて、自動的に発信者番号に異なる返信内容を返信することができるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が簡単で、比較的スマートで、簡易性が比較的に優れている。
また、以上の一般的な説明および以下の詳細な説明は単なる例示および解釈に過ぎず、本発明を限定するものではないことを理解すべきである。
ここで、本願の図面は明細書に取り込まれて明細書の一部を構成し、本発明に合致する実施例を示し、また、明細書と共に本発明の原理の解釈に用いられる。
図1は本発明の背景技術にかかる一つの電話着信に対する返信の説明図である。 図2は一つの例示的な実施例にかかる一つの電話着信に対する返信方法のフローチャートである。 図3は一つの例示的な実施例にかかる一つの電話着信に対する返信方法のフローチャートである。 図4は一つの例示的な実施例にかかる一つの電話着信に対する返信方法のフローチャートである。 図5は一つの例示的な実施例にかかる一つの電話着信に対する返信の説明図である。 図6は一つの例示的な実施例にかかる一つ目の電話着信に対する返信装置のブロック図である。 図7は一つの例示的な実施例にかかる二つ目の電話着信に対する返信装置のブロック図である。 図8は一つの例示的な実施例にかかる三つ目の電話着信に対する返信装置のブロック図である。 図9は一つの例示的な実施例にかかる四つ目の電話着信に対する返信装置のブロック図である。 図10は一つの例示的な実施例にかかる五つ目の電話着信に対する返信装置のブロック図である。 図11は一つの例示的な実施例にかかる六つ目の電話着信に対する返信装置のブロック図である。 図12は一つの例示的な実施例にかかる一つの端末のブロック図である。 図13は一つの例示的な実施例にかかる一つのサーバのブロック図である。
ここで例示的な実施例について詳細に説明を行うが、その例示は図面において示されている。以下の説明が図面に関する場合、特に示さない限り、異なる図面の中の同一の数字は同一又は類似の要素を表す。また、以下の例示的な実施例で説明する実施形態は、本発明と一致する全ての実施形態を代表するものではなく、これらは特許請求の範囲において詳述した、本発明の一部の態様と一致する装置及び方法の例に過ぎない。
本発明の実施例に対し詳細な解釈と説明を行う前に、イエローページサーバに対し簡単に説明する。
イエローページは、国際的に汎用されている、企業性質と製品タイプ別に編成された企業電話番号帳である。企業名、住所、電話番号を掲載するのが主な内容で、町または地域の企業戸籍謄本に相当し、国際慣例としては黄色い紙に印刷されるため、イエローページとよばれる。ネットワーク技術の急速な発展に伴い、ユーザがどこにいても番号検索ができるようにするため、元々あった紙でできたイエローページデータを電子形式でイエローページサーバに記憶するようになった。ユーザのスマートフォン、タブレットPCなどのスマート端末はイエローページアプリケーションをインストールした後、該イエローページアプリケーションを通じてイエローページサーバに接続して、番号検索情報の早くて便利な取得を実現することができるようになっている。ここで、イエローページサーバにはそれぞれの業種のショップまたは企業の連絡情報が記憶されてあることが可能である。
例えば、サービス業に属される宅配会社でいうと、イエローページサーバにおいて該会社の全ての配達員の名前と連絡先電話などの連絡情報を記憶しておくことが可能である。該会社の一人の配達員がユーザに電話をかけたとき、該ユーザはイエローページサーバを通じて直ちに現在の知らない電話番号がだれからのものであるか知ることができる。更に、端末がユーザの電話着信に対する返信操作を検出した後、イエローページサーバから返された発信者名に基づいて、発信者番号のグループタイプを確定することで、発信者番号に対応する返信内容を自動的に送信しやすくした。
図2は一つの例示的な実施例にかかる電話着信に対する返信方法のフローチャートである。図2に示すように、該電話着信に対する返信方法は端末に使われ、以下のようなステップを含む。
ステップ201において、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、発信者番号に対応する発信者名を確認するために使われるイエローページサーバに発信者番号を送信する。
ステップ202において、イエローページサーバから返された発信者名を受信する。
ステップ203において、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出する。ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、下記のステップ204を実行し、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させていない場合、処理プロセスはこれで終了する。
ステップ204において、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する。
ステップ205において、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定する。グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれる。
ステップ206において、指定返信内容を発信者番号に送信する。
本発明の実施例が提供する方法は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、端末はイエローページサーバに発信者番号を送信し、イエローページサーバにより発信者番号に対応する発信者名が確定され、その後、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを端末が検出した場合、取得した発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、更にグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を自動的に発信者番号に送信する。端末はイエローページサーバを通じて知らない番号からの電話着信を識別し、異なる識別結果に基づいて、自動的に発信者番号に異なる返信内容を返信することができるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が簡単で、比較的スマートで、簡易性が比較的に優れている。
好ましくは、イエローページサーバに発信者番号を送信する前に、該方法は更に、
ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されている場合、ローカルの連絡帳における指定連絡先情報リストに基づいて、発信者番号に対応する発信者名を確定するステップを含む。
ここで、指定連絡先情報リストは発信者番号が属する情報リストである。
好ましくは、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する前、該方法は更に、
それぞれのグループタイプに対応する複数のグループキーワードを設定するステップを含み、
発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するステップは、
発信者名について単語分割処理を行い、少なくとも一つの単語を取得するステップと、
少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれているか否かを確定するステップと、
少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれている場合、前記いずれかのグループタイプを発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定するステップを含む。
好ましくは、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定した後、該方法は更に、
発信者名に基づいて発信者番号が迷惑番号であると確定したとき、現在の電話着信を拒否するステップを含む。
上述した全ての好ましい技術的解決策は、任意の組み合わせを採用して本発明の好ましい実施例を成すことができ、ここでは繰り返し説明しない。
図3は一つの例示的な実施例にかかる電話着信に対する返信方法のフローチャートである。図3に示すように、該電話着信に対する返信方法はサーバに使われ、以下のようなステップを含む。
ステップ301において、端末から送信される発信者番号を受信する。
ステップ302において、番号情報と番号名の対応関係に基づいて、発信者番号に対応する発信者名を確定する。
ステップ303において、発信者名を端末に送信する。端末は、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を発信者番号に送信するために使われる。ここで、グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれる。
本発明の実施例が提供する方法は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、端末はイエローページサーバに発信者番号を送信し、イエローページサーバにより発信者番号に対応する発信者名が確定され、その後、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを端末が検出した場合、取得した発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、更にグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を自動的に発信者番号に送信する。端末はイエローページサーバを通じて知らない番号からの電話着信を識別し、異なる識別結果に基づいて、自動的に発信者番号に異なる返信内容を返信することができるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が簡単で、比較的スマートで、簡易性が比較的に優れている。
好ましくは、端末から送信される発信者番号を受信する前に、該方法は更に、
複数の端末から送信される、少なくとも番号情報および番号名を含む連絡情報を受信し、受信される連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、該対応関係を記憶するステップ、
または、
複数の端末から連絡情報を取得し、取得された連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、該対応関係を記憶するステップを含む。
上述した全ての好ましい技術的解決策は、任意の組み合わせを採用して本発明の好ましい実施例を成すことができ、ここでは繰り返し説明しない。
図4は一つの例示的な実施例にかかる一つの電話着信に対する返信方法のフローチャートである。インタラクションの主体は端末とイエローページサーバである。図4に示すように、該電話着信に対する返信方法は以下のようなステップを含む。
ステップ401において、電話着信呼び出しプロセスにおいて、端末はローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されているか否かを検索し、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていない場合、下記のステップ402を実行し、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されている場合は、下記のステップ405を実行する。
本発明の実施例において、電話着信呼び出しプロセルにおいて、誰からの呼び出しであるかをユーザが分かるようにするため、端末は発信者番号に対応する発信者名を検索することで、発信者名を電話番号と共に端末インタフェースに表示できるようにする。発信者番号に対応する発信者名を検索するとき、端末は優先的にローカルの連絡帳において検索を行う。ここで、端末はローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号があるか否かを検索するとき、下記の方法を採用して実現することができる。
ローカルの連絡帳を読み取り、発信者番号と、ローカルの連絡帳において記載されている全ての番号を逐一比較する。ローカルの連絡帳において記載されている全ての番号が発信者番号とマッチしないとき、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないと確定する。ローカルの連絡帳において記載されているある一つの番号と発信者番号とがいずれの桁も全て同じであるとき、発信者番号と一致する番号がローカルの連絡帳に記憶されていると確定する。
当然ながら、上述した検索方法以外にも、その他の検索方法を採用することができ、本発明の実施例はこれに対し具体的に限定しない。
ステップ402において、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていない場合、イエローページサーバに発信者番号を送信する。
本発明の実施例において、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていない場合、ユーザが発信者の関連情報を知るようにするために、イエローページアプリケーションを通じて発信者番号をイエローページサーバに送信する必要がある。更に、端末において、ユーザのイエローページアプリケーションへのログイン状態が検出された後、発信者番号をイエローページサーバに自動的に送信することを実現することができる。従って、事前にユーザに指定アカウントを通じてイエローページアプリケーションにログインするように通知することも必要である。
ここで、端末がイエローページサーバに発信者番号を送信するとき、データ転送の安全性を確保するために、発信者番号を暗号化した後、無線送信方法を採用してイエローページサーバに送信することができる。ここで、発信者番号を暗号化するとき、AES(Advanced Encryption Standard)、DES(Data Encryption Standard)などの暗号化方法を採用することができ、本発明の実施例はこれについて具体的に限定しない。
ステップ403において、イエローページサーバは端末から送信される発信者番号を受信した後、番号情報と番号名の対応関係に基づいて、発信者番号に対応する発信者名を確定する。
本発明の実施例において、イエローページサーバは端末から送信されるデータを受信した後、データが暗号化状態である場合、上述したステップ402における暗号化アルゴリズムと逆の暗号化解除アルゴリズムを採用して暗号化を解除し、発信者番号を得ることが必要である。
ここで、イエローページサーバには大量の連絡情報が記憶されており、各業界に関わっている。通常、大量の記憶情報は下記の二つの方法で取得することができる。
第1の方法は、複数の端末から送信される連絡情報を受信し、受信した連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成し、該対応関係を記憶する。連絡情報には少なくとも番号情報および番号名が含まれる。
第1の方法において、各種企業およびショップは、商品の影響力を広げる、または知名度を上げるために、通常自身の連絡情報をイエローページサーバに自動的にアップロードすることを願う。更に、イエローページサーバは受信した連絡情報を処理して、対応リストを生成し、該対応リストを現在の対応関係表に挿入する。
第2の方法は、複数の端末から連絡情報を取得し、取得した連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成し、対応関係を記憶する。
第2の方法において、例えばユーザが迷惑電話を受けた後、イエローページアプリケーションはユーザに該迷惑番号を標記するように提示することができる。ユーザが標記した後、イエローページサーバはイエローページアプリケーションを通じてユーザが標記した迷惑番号を端末から取得する。管理者は各ルートを通じて能動的に各種企業およびショップの連絡情報を取得することができる。
該連絡情報には、番号情報および番号名が含まれる以外、更に住所情報、画像情報などが含まれてもよく、本発明の実施例は連絡情報に含まれる内容について具体的に限定しない。イエローページサーバは上述した連絡情報を記憶する際、下記の表1に示すリストの形式を採用して記憶することができ、検索がしやすい。
イエローページサーバは番号情報と番号名の対応関係に基づいて発信者番号に対応する発信者名を確定するとき、上記の表1に示すリストにおいて遍歴検索または捜索検索を行う方法で、発信者番号に対応する発信者名を素早く知ることができる。
ステップ404において、イエローページサーバは発信者番号に対応する発信者名を端末に返す。
本発明の実施例において、イエローページサーバは端末に発信者名を返すとき、安全性から考えて、発信者名を暗号化してから送信するようにすることができる。当然ながら、発信者名をそのまま端末に返すことも可能であり、本発明の実施例はこれについて具体的に限定しない。
ステップ405において、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されている場合、端末はローカルの連絡帳における指定連絡先情報リストに基づいて、発信者番号に対応する発信者名を確定する。
本発明の実施例において、指定連絡先情報リストは発信者番号が属する情報リストである。ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されているため、ローカルの連絡帳を通じて、発信者番号に対応する発信者名を確定することができる。ローカルの連絡帳におけるそれぞれの番号が属する情報リストの全てには番号名が含まれているため、連絡先情報リストに基づいて発信者名を素早く確認することができる。ここで、連絡先情報リストは、必要な番号情報および番号名以外に、更に連絡先画像、連絡先住所、連絡先メールなどのその他情報を含むことができ、本発明の実施例はこれについて具体的に限定しない。
ステップ406において、端末はユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出する。ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、下記のステップ407を実行し、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させていない場合、処理プロセスはこれで終了する。
本発明の実施例において、電話着信の呼び出しのとき、端末は端末インタフェースにおいて図5における(a)図に示す電話着信呼び出し画面を表示する。ここで、該画面において少なくとも発信者番号、発信者名、「受信拒否」模擬キー、「通話」模擬キー、「スマート返信」模擬キーおよび「後で知らせる」模擬キーを表示する必要がある。「スマート返信」模擬キーがクリックされた後、端末はユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを確定し、下記のステップ407ないしステップ409を実行することができる。
ステップ407において、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、端末は発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する。
本発明の実施例において、グループタイプは少なくともサービス類番号、連絡先番号および迷惑類番号を含むことができる。ここで、サービス類番号は宅配会社番号、ホテル番号、銀行番号、タクシー番号、電気通信業者番号、家事サービス番号など各種サービス類企業または個人の番号を指すことができる。連絡先番号はローカルの連絡帳における連絡先番号を指し、家族、友達、クラスメート、同僚、ビジネスパートナーなどの連絡先番号を含む。迷惑類番号は広告セールス、電信詐欺、各種不法仲介などに属される番号を指す。
また、端末が発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する前、本発明の実施例が提供する方法は更に、それぞれのグループタイプに対応する複数のグループキーワードを設定するステップを含む。例えば、サービス類番号にとって、それに対応するグループキーワードは、ホテル、宅配、銀行、タクシー、コンビニエンスストア、ファーストフード店、各種ショップ名などを含むことができる。連絡先番号にとって、それに対応するグループキーワードは、お母さん、お父さん、おばさん、おじさん、各名字、ローカルの連絡帳における連絡先の氏名などを含むことができる。連絡先番号にとって、それに対応するグループキーワードは、セールス、広告、仲介、詐欺などを含むことができる。
ここで、端末は発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するとき、下記の方法を採用して実現することができる。
発信者名について単語分割処理を行い、少なくとも一つの単語を取得して、少なくとも一つの単語においていずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれているか否かを確定し、少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれている場合、前記いずれかのグループタイプを発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定する。
図5における(a)図に示すように、電話着信が138****9893であり、発信者名が「順豊宅配王さん」であることを例にすると、端末は単語分割処理を行う際、「順豊宅配王さん」を「順豊宅配」と「王さん」の二つの単語に分割する。更に、「順豊宅配」という単語は上記において言及したサービス類グループタイプに属し、サービス類番号を該発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定する。
説明しなければいけないのは、該ステップにおいて発信者番号が迷惑番号であることが判断された場合、下記のステップ408およびステップ409を実行して発信者番号に自動的に返信する必要なく、該電話着信を直接拒否することを選べばよい、ということである。
ステップ408において、端末はグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定する。
本発明の実施例において、端末はグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定する前に、更にそれぞれのグループタイプに対応する返信内容を設定し記憶するステップを含む。ここで、それぞれのグループタイプは一種の返信内容に対応することができる。即ち、それぞれのグループタイプに含まれるサブ項目について、返信内容を更に細分することができる。例えば、サービス類番号は宅配会社番号、ホテル番号、銀行番号、タクシー番号、電気通信事業者番号、家事サービス番号などを含み、上記それぞれのタイプの番号は全て下の表2に示す異なる返信内容に対応することができる。
当然ながら、それぞれのグループタイプは同じ返信内容に対応することができ、本発明の実施例はこれについて具体的に限定しない。
ここで、端末はグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、グループタイプにマッチする指定返信内容を確定するとき、下記の方法を採用して実現することができる。
指定グループタイプがサービス類番号であるとき、指定グループタイプに基づいて、上記の表2に示すようなグループタイプと返信内容の対応関係において検索を行い、サービス類番号に対応する第1類指定返信内容を確定する。また指定グループタイプが連絡先番号であるとき、指定グループタイプに基づいて、上記の表2に示すようなグループタイプと返信内容の対応関係において検索し、連絡先番号に対応する第2類指定返信内容を確定する。
例えば、端末は、現在の電話着信が配達員からの電話着信であると判断したとき、ユーザが図5における(a)図に示す「スマート返信」模擬キーをクリックしたと検出した後、受信を拒否し、かつ電話着信タイプに基づいて上記の表2に示す「こんにちは!しばらく電話に出ることができません。荷物を受取指定場所に置いてください。」のような指定返信内容を自動的に返信する。
ステップ409において、端末は指定返信内容を発信者番号に送信する。
本発明の実施例において、端末は返信内容を発信者番号に送信した後、発信者番号に対応する端末インタフェースにおいて、図5における(b)図に示すような返信内容が表示される。これによって、現在ユーザが忙しい状況にあり、返信内容に基づいてしかるべき処理を行うことができるということを、発信者に通知できるようにした。例えば、配達員王さんにとって、ユーザの荷物をユーザが返信内容において言及した受取指定場所に置くことができる。このように、発信者の体験度を向上させることができるだけでなく、ユーザが重要な用事を逃してしまうことを避けることもできる。
本発明の実施例が提供する方法は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、端末はイエローページサーバに発信者番号を送信し、イエローページサーバにより発信者番号に対応する発信者名が確定され、その後、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを端末が検出した場合、取得した発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、更にグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を自動的に発信者番号に送信する。端末はイエローページサーバを通じて知らない番号からの電話着信を識別し、異なる識別結果に基づいて、自動的に発信者番号に異なる返信内容を返信することができるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が簡単で、比較的スマートで、簡易性が比較的に優れている。ユーザが電話に出られないとき、発信者ができるだけ詳細な通知を得るようにすることができると同時にユーザに更に優れたサービスを提供し、ユーザの体験度が高い。
図6は一つの例示的な実施例にかかる一つの電話着信に対する返信装置のブロック図である。図6に示すように、該装置は発信者番号送信モジュール601、発信者名受信モジュール602、電話着信返信検出モジュール603、グループタイプ確定モジュール604、返信内容確定モジュール605および返信内容送信モジュール606を備える。
ここで、発信者番号送信モジュール601は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、発信者番号に対応する発信者名を確定するためのイエローページサーバに発信者番号を送信する。発信者名受信モジュール602は発信者番号送信モジュール601と接続し、イエローページサーバから返された発信者名を受信する。電話着信返信検出モジュール603は発信者名受信モジュール602と接続し、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出する。グループタイプ確定モジュール604は電話着信返信検出モジュール603と接続し、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する。返信内容確定モジュール605はグループタイプ確定モジュール604と接続し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれる。返信内容送信モジュール606は返信内容確定モジュール605と接続し、指定返信内容を発信者番号に送信する。
好ましくは、図7に示すように、該装置は更に、
ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されている場合、ローカルの連絡帳における指定連絡先情報リストに基づいて、発信者番号に対応する発信者名を確定するための発信者名確定モジュール607を備え、
ここで、指定連絡先情報リストは発信者番号が属する情報リストである。
好ましくは、図8に示すように、該装置は更に、
それぞれのグループタイプに対応する複数のグループキーワードを設定するためのグループキーワード設定モジュール608と、
発信者名について単語分割処理を行い、少なくとも一つの単語を取得し、少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれているか否かを確定し、少なくとも一つの単語においていずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれている場合、前記いずれかのグループタイプを発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定するためのグループタイプ確定モジュール609とを備える。
好ましくは、図9に示すように、該装置は更に、
発信者名に基づいて発信者番号が迷惑番号であると確定したとき、現在の電話着信を拒否するための電話着信拒否モジュール610を備える。
本発明の実施例が提供する方法は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、端末はイエローページサーバに発信者番号を送信し、イエローページサーバにより発信者番号に対応する発信者名が確定され、その後、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを端末が検出した場合、取得した発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、更にグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を自動的に発信者番号に送信する。端末はイエローページサーバを通じて知らない番号からの電話着信を識別し、異なる識別結果に基づいて、自動的に発信者番号に異なる返信内容を返信することができるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が簡単で、比較的スマートで、簡易性が比較的に優れている。
図10は一つの例示的な実施例にかかる電話着信に対する返信装置のブロック図である。図10に示すように、該装置は発信者番号受信モジュール1001、発信者名確定モジュール1002および発信者名送信モジュール1003を備える。
ここで、発信者番号受信モジュール1001は、端末から送信される発信者番号を受信する。発信者名確定モジュール1002は発信者番号受信モジュール1001と接続し、番号情報と番号名の対応関係に基づいて、発信者番号に対応する発信者名を確定する。発信者名送信モジュール1003は発信者名確定モジュール1002と接続し、発信者名を端末に送信する。端末は、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を発信者番号に送信するために使われる。グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれる。
好ましくは、図11に示すように、該装置は更に、
複数の端末から送信される、少なくとも番号情報および番号名を含む連絡情報を受信し、受信される連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成し、該対応関係を記憶し、または、複数の端末から前記連絡情報を取得し、取得された連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、該対応関係を記憶するための連絡情報受信モジュール1004を備える。
本発明の実施例が提供する方法は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、端末はイエローページサーバに発信者番号を送信し、イエローページサーバにより発信者番号に対応する発信者名が確定され、その後、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを端末が検出した場合、取得した発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、更にグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を自動的に発信者番号に送信する。端末はイエローページサーバを通じて知らない番号からの電話着信を識別し、異なる識別結果に基づいて、自動的に発信者番号に異なる返信内容を返信することができるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が簡単で、比較的スマートで、簡易性が比較的に優れている。
上述した実施例における装置に関しては、それぞれのモジュールが操作を実行する具体的な方法は既に関連する実施例において詳細な説明を行っており、ここでは繰り返し説明しない。
図12は一つの例示的な実施例にかかる電話着信に対し返信を行う端末1200のブロック図である。例えば、端末1200は、携帯電話、コンピューター、デジタル放送端末、メッセージ送受信デバイス、ゲームコンソール、タブレットデバイス、医療デバイス、健康デバイス、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
図12を参照して、端末1200は、プロセス部材1202、メモリ1204、電源部材1206、マルチメディア部材1208、オーディオ部材1210、入出力(I/O、Input/Output)インターフェイス1212、センサ部材1214、及び通信部材1216のような一つ以上の部材を含んでよい。
プロセス部材1208は、一般的には端末1200の全体の操作を制御するものであり、例えば、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作、及び記録操作と関連する操作を制御する。プロセス部材1208は、一つ以上のプロセッサ1220を含み、これらによって命令を実行することにより、上記の方法の全部、或いは一部のステップを実現するようにしてもよい。なお、プロセス部材1208は、一つ以上のモジュールを含み、これらによってプロセス部材1208と他の部材の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。例えば、プロセス部材1208は、マルチメディアモジュールを含み、これらによってマルチメディア部材1208とプロセス部材1208の間のインタラクションを容易にするようにしてもよい。
メモリ1204は、各種類のデータを記憶することにより端末1200の操作を支援するように構成される。これらのデータの例は、端末1200において操作されるいずれのアプリケーションプログラム又は方法の命令、連絡対象データ、電話帳データ、メッセージ、画像、ビデオ等を含む。メモリ1204は、いずれの種類の揮発性、不揮発性記憶デバイスまたはそれらの組み合わせによって実現されてもよく、例えば、SRAM(Static Random Access Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、PROM(Programmable ROM)、ROM(Read−Only Memory)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク、或いは光ディスクである。
電源部材1206は、端末1200の多様な部材に電力を供給する。電源部材1206は、電源管理システム、一つ以上の電源、及び端末1200のための電力の生成、管理及び割り当てに関連する他の部材を含んでもよい。
マルチメディア部材1208は、前記端末1200とユーザの間に一つの出力インターフェイスを提供するスクリーンを含む。上記の実施例において、スクリーンは液晶モニター(LCD、Liquid Crstal Display)とタッチパネル(TP、Touch Panel)を含んでもよい。スクリーンがタッチパネルを含むことにより、スクリーンはタッチスクリーンを実現することができ、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ以上のタッチセンサを含んでおり、タッチ、スライド、及びタッチパネル上のジェスチャを検出することができる。前記タッチセンサは、タッチ、或いはスライドの動作の境界だけでなく、前記のタッチ、或いはスライド操作に係る継続時間及び圧力も検出できる。上記の実施例において、マルチメディア部材1208は、一つのフロントカメラ、及び/又はリアカメラを含む。端末1200が、例えば撮影モード、或いはビデオモード等の操作モードにある場合、フロントカメラ、及び/又はリアカメラは外部からマルチメディアデータを受信できる。フロントカメラとリアカメラのそれぞれは、一つの固定型の光レンズ系、或いは可変焦点距離と光学ズーム機能を有するものであってもよい。
オーディオ部材1210は、オーディオ信号を入出力するように構成されてもよい。例えば、オーディオ部材1210は、一つのマイク(MIC、Microuphone)を含み、端末1200が、例えば呼出しモード、記録モード、及び音声認識モード等の操作モードにある場合、マイクは外部のオーディオ信号を受信することができる。受信されたオーディオ信号は、さらにメモリ1204に記憶されたり、通信部材1216を介して送信されたりされる。上記の実施例において、オーディオ部材1210は、オーディオ信号を出力するための一つのスピーカーをさらに含む。
I/Oインターフェイス1212は、プロセス部材1208と周辺インターフェイスモジュールの間にインターフェイスを提供するものであり、上記周辺インターフェイスモジュールは、キーボード、クリックホイール、ボタン等であってもよい。これらのボタンは、ホームページボタン、ボリュームボタン、起動ボタン、ロッキングボタンを含んでもよいが、これらに限定されない。
センサ部材1214は、端末1200に各方面の状態に対する評価を提供するための一つ以上のセンサを含む。例えば、センサ部材1214は、端末1200のON/OFF状態、端末1200のディスプレイと小さなキーパッドのような部材の相対的な位置決めを検出できる。また、例えば、センサ部材1214は、端末1200、或いは端末1200の一つの部材の位置変更、ユーザと端末1200とが接触しているか否か、端末1200の方位、又は加速/減速、端末1200の温度の変化を検出できる。センサ部材1214は、何れの物理的接触がない状態にて付近の物体の存在を検出するための近接センサを含んでもよい。センサ部材1214は、撮影アプリケーションに適用するため、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)、又はCCD(Charge−conupled Device)イメージセンサのような光センサを含んでもよい。上記の実施例において、当該センサ部材1214は、加速度センサ、ジャイロスコープセンサ、磁気センサ、圧力センサ、及び温度センサをさらに含んでもよい。
通信部材1216は、端末1200と他の機器の間に有線、又は無線形態の通信を提供する。端末1200は、例えばWiFi(登録商標)、2G、3G、或いはこれらの組み合わせのような、通信規格に基づいた無線ネットワークに接続されてもよい。一つの例示的な実施例において、通信部材1216は、放送チャンネルを介して外部の放送管理システムからの放送信号、又は放送に関連する情報を受信する。一つの例示的な実施例において、前記通信部材1216は、近距離無線通信(NFC、Near Field Communication)モジュールをさらに含むことにより、近距離通信を推進するようにする。例えば、NFCモジュールは、RFID(Radio Frequency Identification)技術、IrDA(Infra−red Data Association)技術、UWB(Ultra Wideband)技術、BT(Bluetooth(登録商標))技術、他の技術に基づいて実現できる。
例示的な実施例において、端末1200は、一つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital signal Processor)、DSPD(Digital signal Processor Device)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、または他の電子部品によって実現されるものであり、上記方法を実行する。
例示的な実施例において、さらに、命令を含むコンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体、例えば命令を含むメモリ1204を提供しており、端末1200のプロセッサ1220により上記命令を実行して上記方法を実現する。例えば、前記コンピュータ読取り可能な非一時的な記録媒体は、ROM、RAM(Random Access Memory)、CD-ROM(Compact Disc Read−Only Memory)、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ記憶デバイス等である。
コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体は、前記記憶媒体の指令が移動端末のプロセッサによって実行されるとき、移動端末が電話着信に対する返信方法を実行できるようにするが、前記方法は、
電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、発信者番号に対応する発信者名を確認するために使われるイエローページサーバに発信者番号を送信するステップと、
イエローページサーバから返された発信者名を受信するステップと、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出するステップと、
ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するステップと、
少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれるグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定するステップと、
指定返信内容を発信者番号に送信するステップとを含む。
好ましくは、イエローページサーバに発信者番号を送信する前に、更に、
ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されている場合、ローカルの連絡帳における指定連絡先情報リストに基づいて、発信者番号に対応する発信者名を確定するステップを含み、
指定連絡先情報リストは発信者番号が属する情報リストである。
好ましくは、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する前に、更に、
それぞれのグループタイプに対応する複数のグループキーワードを設定するステップを含み、
発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するステップは、
発信者名について単語分割処理を行い、少なくとも一つの単語を取得するステップと、
少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれているか否かを確定するステップと、
少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれている場合、いずれかのグループタイプを発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定するステップとを含む。
好ましくは、発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定した後、更に、
発信者名に基づいて発信者番号が迷惑番号であると確定したとき、現在の電話着信を拒否するステップを含む。
本発明の実施例が提供するコンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体は、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、端末はイエローページサーバに発信者番号を送信し、イエローページサーバにより発信者番号に対応する発信者名が確定され、その後、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたことを端末が検出した場合、取得した発信者名に基づいて発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、更にグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、指定返信内容を自動的に発信者番号に送信する。端末はイエローページサーバを通じて知らない番号からの電話着信を識別し、異なる識別結果に基づいて、自動的に発信者番号に異なる返信内容を返信することができるため、このような電話着信に対する返信方法は操作が簡単で、比較的スマートで、簡易性が比較的に優れている。
図13は一つの例示的な実施例にかかる電話着信に対する返信のためのサーバ1300のブロック図である。例えば、サーバ1300を一つのサーバとして提供することができる。図13に示すように、サーバ1300は、一つ又は複数のプロセッサを有する処理部材1322、及びメモリ1332を代表とする記憶装置を備える。該記憶装置は、例えばアプリケーションプログラムのような、処理部材1322によって実行される指令を記憶するために使われる。メモリ1332に記憶されるアプリケーションプログラムは、一つ又は複数の、それぞれ一組の指令に対応するモジュールを含むことができる。また、処理部材1322は指令を実行するように構成され、上記の電話着信に対する返信方法におけるイエローページサーバが実行する方法を実行する。
サーバ1300は更に、サーバ1300の電源の管理を実行するように配置された電源部材1326、サーバ1300をネットワークに接続するように構成される一つの有線又は無線ネットワークインターフェース1350及び一つの入力/出力(I/O)インタフェース1358を備える。サーバ1300はメモリ1332に記憶された、例えばWindous Server(登録商標)、Mac 0S X(登録商標)、Unix(登録商標)、Linux(登録商標)、FreeBSD(登録商標)または類似のオペレーティングシステムに基づいて操作することができる。
当業者は明細書を検討し、ここで開示した発明を実践した後、本発明のその他の実施形態を容易に思いつくことができる。本願は本発明の全ての変更、用途又は適応性の変化を含む。これらの変更、用途又は適応性の変化は本発明の一般的な原理に従っており、本発明に未開示の本技術分野における周知技術又は慣用技術手段を含む。明細書及び実施例は例示的なものに過ぎず、本発明の真の範囲及び主旨は以下の特許請求の範囲によって示される。
本発明は、上記で説明した、また図面において示した寸分違わぬ構成に限定されず、その範囲を逸脱しない前提のもとで種々の変更及び修正を行うことができることを理解すべきである。本発明の範囲は付された特許請求の範囲によってのみ限定される。
本願は出願番号が201410832183.3であり、出願日が2014年12月27日である中国特許出願に基づき、優先権を主張し、当該中国特許出願の全ての内容は本願に援用される。

Claims (14)

  1. 電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、前記発信者番号に対応する発信者名を確認するために使われるイエローページサーバに前記発信者番号を送信するステップと、
    前記イエローページサーバから返された前記発信者名を受信するステップと、
    ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出するステップと、
    ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するステップと、
    少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれるグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定するステップと、
    前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するステップとを含むことを特徴とする電話着信に対する返信方法。
  2. 前記イエローページサーバに前記発信者番号を送信する前に、更に、
    前記ローカルの連絡帳に前記発信者番号と一致する番号が記憶されている場合、前記ローカルの連絡帳における指定連絡先情報リストに基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定するステップを含み、
    前記指定連絡先情報リストは前記発信者番号が属する情報リストであることを特徴とする請求項1に記載の電話着信に対する返信方法。
  3. 前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定する前に、更に、
    それぞれのグループタイプに対応する複数のグループキーワードを設定するステップを含み、
    前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するステップは、
    前記発信者名について単語分割処理を行い、少なくとも一つの単語を取得するステップと、
    前記少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれているか否かを確定するステップと、
    前記少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれている場合、前記いずれかのグループタイプを前記発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定するステップとを含むことを特徴とする請求項1に記載の電話着信に対する返信方法。
  4. 前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定した後、更に、
    前記発信者名に基づいて前記発信者番号が迷惑番号であると確定したとき、現在の電話着信を拒否するステップを含むことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の電話着信に対する返信方法。
  5. 端末から送信される発信者番号を受信するステップと、
    番号情報と番号名の対応関係に基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定するステップと、
    前記発信者名を前記端末に送信するステップとを含み、
    前記端末は、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するために使われ、
    前記グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれることを特徴とする電話着信に対する返信方法。
  6. 端末から送信される発信者番号を受信する前に、更に、
    複数の端末から送信される、少なくとも番号情報および番号名を含む連絡情報を受信し、受信される連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、前記対応関係を記憶するステップ、
    または、
    前記複数の端末から前記連絡情報を取得し、取得された連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、前記対応関係を記憶するステップを含むことを特徴とする請求項5に記載の電話着信に対する返信方法。
  7. 電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、前記発信者番号に対応する発信者名を確認するためのイエローページサーバに前記発信者番号を送信するための発信者番号送信モジュールと、
    前記イエローページサーバから返された前記発信者名を受信するための発信者名受信モジュールと、
    ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出するための電話着信返信検出モジュールと、
    ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定するためのグループタイプ確定モジュールと、
    少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれるグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定するための返信内容確定モジュールと、
    前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するための返信内容送信モジュールとを備えることを特徴とする電話着信に対する返信装置。
  8. 更に、前記ローカルの連絡帳に前記発信者番号と一致する番号が記憶されている場合、前記ローカルの連絡帳における指定連絡先情報リストに基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定するための発信者名確定モジュールを備え、
    前記指定連絡先情報リストは前記発信者番号が属する情報リストであることを特徴とする請求項7に記載の電話着信に対する返信装置。
  9. 更に、それぞれのグループタイプに対応する複数のグループキーワードを設定するためのグループキーワード設定モジュールと、
    前記発信者名について単語分割処理を行い、少なくとも一つの単語を取得し、前記少なくとも一つの単語において、いずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれているか否かを確定し、前記少なくとも一つの単語においていずれかのグループタイプに対応するグループキーワードが含まれている場合、前記いずれかのグループタイプを前記発信者番号に対応する指定グループタイプとして確定するための前記グループタイプ確定モジュールとを備えることを特徴とする請求項7に記載の電話着信に対する返信装置。
  10. 更に、前記発信者名に基づいて前記発信者番号が迷惑番号であると確定したとき、現在の電話着信を拒否するための電話着信拒否モジュールを備えることを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれかに記載の電話着信に対する返信装置。
  11. 端末から送信される発信者番号を受信するための発信者番号受信モジュールと、
    番号情報と番号名の対応関係に基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定するための発信者名確定モジュールと、
    前記発信者名を前記端末に送信するための発信者名送信モジュールとを備え、
    前記端末は、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するために使われ、
    前記グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれることを特徴とする電話着信に対する返信装置。
  12. 更に、複数の端末から送信される、少なくとも番号情報および番号名を含む連絡情報を受信し、受信される連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、前記対応関係を記憶し、または、前記複数の端末から前記連絡情報を取得し、取得された連絡情報に基づいて、番号情報と番号名の対応関係を生成して、前記対応関係を記憶するための連絡情報受信モジュールを備えることを特徴とする請求項11に記載の電話着信に対する返信装置。
  13. プロセッサと、
    前記プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、
    前記プロセッサは、電話着信呼び出しプロセスにおいて、ローカルの連絡帳に発信者番号と一致する番号が記憶されていないとき、前記発信者番号に対応する発信者名を確認するために使われるイエローページサーバに前記発信者番号を送信し、
    前記イエローページサーバから返された前記発信者名を受信し、
    ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたか否かを検出し、
    ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させた場合、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、
    少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれるグループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、
    前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するように構成されることを特徴とする端末。
  14. プロセッサと、
    前記プロセッサが実行可能な指令を記憶するためのメモリとを備え、
    前記プロセッサは、端末から送信される発信者番号を受信し、
    番号情報と番号名の対応関係に基づいて、前記発信者番号に対応する発信者名を確定し、
    前記発信者名を前記端末に送信するように構成され、
    前記端末は、ユーザが電話着信に対する返信操作を作動させたとき、前記発信者名に基づいて前記発信者番号に対応する指定グループタイプを確定し、グループタイプと返信内容の対応関係に基づいて、前記指定グループタイプにマッチする指定返信内容を確定し、前記指定返信内容を前記発信者番号に送信するために使われ、
    前記グループタイプには少なくともサービス類番号および連絡先番号が含まれることを特徴とするサーバ。
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