JP2017500205A - 穀物の脱皮装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は穀物の皮を脱皮する脱皮ローラーに関するものであり、二つの脱皮ローラーの中心軸を互いに非平行に配置し、脱皮ローラーの間を通過する穀物の軸方向の移動変位によって脱皮が行われる、穀物の脱皮装置に関するものである。本発明は穀物の脱皮のため、一対の脱皮ローラーを設置した後に前記脱皮ローラーの間に穀物を投入して脱皮が行われることにおいて、一対の脱皮ローラーの中心軸を互いに非平行に設置し、一方の脱皮ローラーにのみ動力を伝達し、動力が伝達されない脱皮ローラーは、移動不能に固定された脱皮ローラーとの間隔を調節する間隔調節手段と、一対の脱皮ローラーの中心軸がなす角度を調節する角度調節手段とが設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、穀物の皮を脱皮する脱皮ローラーに関するものであり、二つの脱皮ローラーの中心軸を互いに非平行に配置して脱皮ローラーの間を通過する穀物の円周方向の速度が同じであっても、軸方向の相対移動距離に対する変位によって脱皮が行われる穀物の脱皮装置に関するものである。
脱皮ローラーが利用された玄米機、搗精機などの搗精設備、脱皮設備及び粉砕設備においては、二つの脱皮ローラーを同一の軸方向に平行に設置しかつ脱皮ローラーの間に穀物を通過させることで脱皮ローラーの円周方向の速度差によって脱皮を行ったり、穀物が載せられて移動するコンベヤベルトの上面に、コンベヤベルトの移動方向に対して直交方向に振動しながら穀物に密着する振動ローラーを設置することで脱皮を行ったり、複数の脱皮ローラーを一定間隔で離隔させ脱皮ローラーには螺旋状の突起を設けて前記脱皮ローラーの間の上側で加工ローラーが自在回転することでトウモロコシなどの穀物の脱穀を行ったり、回転するインペラーに当ってインペラーの遠心力によって跳ねられ勾配壁面にぶつかる衝撃と滑りによる脱皮を行ったりしている。
大韓民国登録特許第10−1432241号 大韓民国登録特許第10−0898642号
従来、穀物の脱皮をする一対の脱皮ローラーを一定間隔を維持しながら並べて設置することにおいて、一対の脱皮ローラーの中心軸が互いに平行な状態で一対の脱皮ローラーの円周方向の回転速度に差をつけることで穀物の脱皮が行われていたが、本発明は、このような方式の脱皮装置において、脱皮ローラーまでの、ギア又はベルトを用いる動力伝達の問題を解決し、特に一対の脱皮ローラーを通過するときの脱皮率の低下問題を解決する。
本発明は、穀物の脱皮のための一対の脱皮ローラーを平面視で同一軸方向を向かせて並設し、前記脱皮ローラーの間に穀物を投入して脱皮することにおいて、一対の脱皮ローラーの中心軸を互いに非平行に設置し、一つの脱皮ローラーにのみ動力を伝達する一方、動力が伝達されない脱皮ローラーには、移動不能に固定された脱皮ローラーとの間隔を調節する間隔調節手段が設けられ、かつ一対の脱皮ローラーの中心軸がなす角度を調節する角度調節手段が設けられる。
本発明の間隔調節手段は、穀物の直径及び幅に応じて、移動不能に固定された状態で回転する脱皮ローラーと、移動可能に回転する脱皮ローラーとの間隔を調節し、角度調節手段は、一対の脱皮ローラーの中心軸がなす角度を3°〜45°で調節し、脱皮ローラーの直径に対する長さの割合は、
0.1<脱皮ローラーの長さ/脱皮ローラーの直径<2
の範囲とされ、脱皮ローラーの直径に対する長さの割合が、限定数値を超えった場合には脱皮効率が落ちるため、適正な割合を限定する。
本発明は、穀物の脱皮ローラーに関するものであり、一対の脱皮ローラーの中心軸を互いに非平行に設置し、一方の脱皮ローラーにのみ回転動力を伝達しても、他方の脱皮ローラーは、穀物との摩擦による回転力が伝達されて回転することで、一対の脱皮ローラーの間に穀物が移動しながら脱皮や粉砕が行われ、同一間隔であれば、一対の脱皮ローラーの中心軸がなす角度及び脱皮ローラーの直径が大きいほど、脱皮及び粉砕が多く行われる。
本発明は、一対の脱皮ローラーの中心軸を互いに非平行にしその程度と脱皮ローラーの間の間隔を調節して、簡単に穀物の脱皮又は粉砕が行われる効果があり、特に簡単な構造のわりに脱皮効果が優れる。
図1は、本発明の実施例を示す図である。 図2は、本発明において、一つのモータを用いた状態で中心軸の角度を変えた状態を示す正面図である。 図3は、本発明において、二つのモータを用いた状態で中心軸の角度を変えた状態を示す正面図である。 図4は、本発明の実施例の側面図である。 図5は、本発明の間隔を変更した状態の側面図である。 図6は、本発明の脱皮ローラーにおいて穀物がローラーと接触する長さを示す正面図である。 図7は、本発明の他の実施例の正面図である。 図8は、本発明の更に他の実施例の正面図である。 図9は、本発明の脱皮ローラーがベルトに適用された状態を示す平面図である。 図10は、本発明の脱皮ローラーがベルトに適用された状態の側面図である。 図11は、本発明の脱皮ローラーがベルトに適用された状態の正面図である。 図12は、本発明の角度調節手段及び間隔調節手段が設けられた実施例の平面図である。 図13は、本発明の角度調節手段及び間隔調節手段が設けられた実施例の正面図である。 図14は、本発明の他の実施例による脱皮ローラーの断面図である。
本発明は、穀物を脱皮及び粉砕するためのものであり、一対の脱皮ローラーを互いの中心軸を非平行な方向に設置し、一方の脱皮ローラーにのみ動力を伝達して駆動しても、動力が伝達されない脱皮ローラーは穀物との摩擦によって回転が行われ、一対の脱皮ローラーの中心軸が互いに非平行な方向に設置されるため、脱皮ローラーの直径と一対の脱皮ローラーの中心軸がなす角度が大きいほど脱皮能力が増大する。
本発明は、一対の脱皮ローラーの中心軸を互いに非平行に設置し、一方の脱皮ローラーは、回転動力を伝達して回転するように、移動不能に固定設置し、他方の脱皮ローラーは、自在回転するようにし、前記自在回転する脱皮ローラーには、回転動力が伝達される脱皮ローラーとの間隔を調節する間隔調節手段が設置され、かつ一対の脱皮ローラーの中心軸がなす角度を調節する角度調節手段が設置され、自在回転する脱皮ローラーは、移動不能に固定された脱皮ローラーに対して前記角度及び離隔距離が調節される。
本発明は、一対の脱皮ローラーが、中心軸が互いに非平行な方向に設置された状態で、一対の脱皮ローラーの間に穀物が投入されると、一対の脱皮ローラーが同一又は一定円周速度で回転しながら穀物の脱皮が行われ、一対の脱皮ローラーの中心軸がなす角度と脱皮ローラーの直径が大きいほど、円周速度が同一であっても軸方向の穀物の移動変位が大きくなり、脱皮が容易になる。
二つの脱皮ローラーと接触しながら発生する穀物の移動変位は、二つの脱皮ローラーの中心軸がなす角度及び穀物が脱皮ローラーと接触する長さに比例し、穀物が脱皮ローラーと接触する長さをAとし、二つの脱皮ローラーの中心軸がなす角度をαとした場合、穀物の移動変位(ΔL)は、A・sinαで決定される(図2及び図3を参照)。また、二つの脱皮ローラーの中心軸がなす角度は、3°〜45°の範囲で適宜固定又は調節できるようにし、脱皮ローラーの直径に対する長さの割合は、
0.1<脱皮ローラーの長さ/脱皮ローラーの直径<2
の範囲にし、脱皮ローラーの直径に対する長さの割合が前記範囲を超えると、穀物の脱皮がうまく行われない問題が発生する。
一方、本発明は、中心軸が互いに非平行に設置された一対の脱皮ローラーを利用して脱皮が行われ、一対の脱皮ローラーの中心軸が非平行な状態で回転する時に発生する軸方向の分力によるスラスト荷重を減少させるため、中心軸方向に垂直な面に対して対称な形態で更に他の一対の脱皮ローラーを設置し、前記一対の脱皮ローラーと対称関係にある更に他の脱皮ローラーは、中心軸が傾いた状態で、等速ジョイントなどにより結合することで、スラスト荷重減少と共に脱皮能力を倍加させる。
本発明は、一対の脱皮ローラーの作業量よりも二対の脱皮ローラーで行える作業量が多いため脱皮能力が向上され、脱皮ローラーの中心軸に垂直な面に対して、前記一対の脱皮ローラーと対称に更に他の一対の脱皮ローラーを設置し、前記回転力が伝達される脱皮ローラー同士は、中心軸同士が角度を持った状態で等速ジョイントを用いて連結されることで、互いの軸方向で発生する分力が相殺され、スラスト荷重の発生がなくなる。
また、本発明は穀物を移送する移送ベルトの上側に一対の脱皮ローラーを設置し、前記脱皮ローラーが移送ベルトに置かれた穀物と密着しながら、移送ベルトの移動速度と脱皮ローラーの円周速度が同一であっても軸方向の変位により脱皮が行われ、脱皮ローラーは移送ベルトの進行方向に対して“>”状の形態を持つ一対を設置し、前記脱皮ローラーの中心軸は等速ジョイントなどを用いて結合する。
以下、本発明を添付実施例の図面に基いて詳しく説明する。
本発明は、一対の脱皮ローラー(10)(20)を平面視で同一軸方向を向くように並設し、かつこれらの中心軸を互いに非平行な方向に設置し、一方の脱皮ローラー(10)には、モータ(11)の回転動力を伝達する一方、他方の脱皮ローラー(20)には、回転動力を外部から伝達せずに、回転動力が伝達された脱皮ローラー(10)の回転力が、脱皮ローラー(10)(20)の間に投入した穀物(30)によって伝達されながら回転が行われるように構成する。
穀物(30)は、一対の脱皮ローラー(10)(20)の間に投入され、脱皮ローラー(10)は外部動力が伝達されて回転し、脱皮ローラー(20)は、脱皮ローラー(10)の回転力が穀物(30)を通して伝達された力によって回転するため、動力が伝達されない脱皮ローラー(20)の円周方向の線速度は、動力が伝達された駆動脱皮ローラー(10)に比べて、脱皮ローラー(20)の中心軸の傾斜角度(α)に従って、1−cosαだけ遅くなる。
脱皮ローラー(10)(20)は中心軸が平面視で同一軸方向を向き、モータ(11)の動力が伝達される脱皮ローラー(10)は、移動不能に固定された状態で回転し、動力が伝達されない脱皮ローラー(20)は、脱皮ローラー(10)に対して中心軸が非平行な方向に設置し、前記脱皮ローラー(10)(20)は、これらの中心軸がなす角度(前記傾斜角度)が3°〜45°、好ましくは3°〜20°の範囲で調節することが好ましい。
脱皮ローラー(10)(20)の中心軸がなす角度を調節するために、モータ(11)の回転動力を受ける脱皮ローラー(10)は固定状態を維持し、回転動力が伝達されない脱皮ローラー(20)には、間隔調節手段(22)と角度調節手段(21)とを設置して、脱皮ローラー(10)と脱皮ローラー(20)との間の間隔を、穀物(30)の粒子の大きさに応じて微細調整できるようにするとともに、脱皮ローラー(10)(20)の中心軸がなす角度を細かく調節できるようにする。
本発明の間隔調節手段(22)は、移動不能に固定された脱皮ローラー(10)との離隔間隔を調節する手段であって、外部動力が伝達されない脱皮ローラー(20)を前後進させて、外部動力が伝達される固定脱皮ローラー(10)との間隔を調節するものであるから、単に脱皮ローラー(20)が回転できる状態で前後進させる構造を備えていれば良い。角度調節手段(21)は、脱皮ローラー(10)(20)の中心軸がなす角度を、外部動力が伝達されない脱皮ローラー(20)を上下方向に回動することで調節するものであり、前記間隔調節手段(22)及び角度調節手段(21)は、外部からの動力が伝達されずに自在回転する脱皮ローラー(20)を前後進させたり上下方向に回動させたりして脱皮ローラー(10)に対する間隔及び傾斜角度を調節することができる。
前記間隔調節手段(22)及び角度調節手段(21)は、様々な方法により機構と装置を変えることで実施が可能であるが、基本的に油圧又は空気圧シリンダーで構成される駆動手段(23)を用いて間隔調節手段(22)を前後進させて間隔調節が行われ、また間隔調節手段(22)の上側に角度調節手段(21)を設置した後に脱皮ローラー(20)を設置することで、基本的に、角度調節がなされた状態で間隔調節を自動又は手動で行うことができる。
本発明において、間隔調節手段(22)及び角度調節手段(21)は、一つの脱皮ローラー(20)を前後移動及び上下回動させる手段であり、様々な形態の構造的変更が可能である。
本発明において、脱皮ローラー(10)(20)を密着させた場合、脱皮ローラー(10)の回転力がほとんど脱皮ローラー(20)に伝達されるが、脱皮ローラー(10)(20)の間が離隔されると、脱皮ローラー(10)の回転力は脱皮ローラー(20)へ直接伝達されず、穀物(30)を通して脱皮ローラー(20)まで伝達されるから、穀物(30)の自転がなければ、前記傾斜角度に応じて一定の円周速度で回転する。
本発明において、中心軸を互いに非平行に設置しかつ穀物(30)の通過する脱皮ローラー(10)(20)の間隔を0にした場合、図4によると、穀物(30)と脱皮ローラー(10)(20)の上下(円周方向)接触長さ(A)は、
A=2×[(r+d/2)−r1/2
となる。
上式において、r=脱皮ローラーの半径、d=投入穀物の直径である。
また、実際に脱皮作業に適用される穀物の軸方向変位(ΔL)は、図2及び図3を参考にすれば、1軸だけを駆動した場合の軸方向変位(ΔL)は、
ΔL=Asinα=A′tanα
であり、2軸を同時駆動した場合の軸方向変位(ΔL)は、
ΔL=A×2πα°/360
である。
中心軸の前記傾斜角度が15°である場合、r=125mm、d=2mmであると仮定すれば、A=31.7mm、1軸駆動した時ΔL=8.2mm、2軸を同時駆動した時ΔL=8.3mmである。
前記傾斜角度が20°である場合、1軸駆動した時ΔL=10.8mm、2軸駆動した時ΔL=11.1mmになり、前記傾斜角度が30°の場合は、1軸駆動した時ΔL=15.8mm、2軸駆動した時ΔL=16.6mmになり、前記傾斜角度が45°の場合は、1軸駆動した時ΔL=22.4mm、2軸駆動した時ΔL=24.9mmになる。
したがって、中心軸の前記傾斜角度が大きい場合には、軸方向変位も大きくなり、脱皮長さの大きい穀物又は粒子を効率的に作業することができるが、投入量は減少される。
上述した通り、本発明は、一対の脱皮ローラー(10)(20)を平面視で同一方向に向かせ、脱皮ローラー(10)(20)間の間隔を維持したまま脱皮ローラー(10)(20)の中心軸を互いに非平行にし、一方の脱皮ローラー(10)にのみモータ(11)の回転動力を伝達し、脱皮ローラー(10)(20)の間に穀物(30)を投入すると、一対の脱皮ローラー(10)(20)が一定の円周速度で回転すると共に、穀物(30)が脱皮ローラー(10)(20)とそれぞれ接触して移動する軸方向の距離は互いに異なるようになり、脱皮ローラー(10)(20)の中心軸がなす角度だけの軸方向変位力によって穀物(30)の脱皮がなされる。
本発明において、脱皮ローラー(10)(20)の間に穀物(30)を投入するときの穀物(30)の投入速度を脱皮ローラー(10)(20)の回転速度に合わせて投入が行われ、これにより、脱皮ローラー(10)(20)の表面摩耗を減らす一方、穀物(30)の脱皮に必要なゴムローラーと穀物との滑りを最小化して動力消耗を大きく減らすことができる。
本発明は、脱皮ローラー(10)に伝達されたモータ(11)の回転速度を調節したり、角度調節手段(21)によって脱皮ローラー(10)(20)の中心軸がなす角度の大きさを調節したり、間隔調節手段(22)によって脱皮ローラー(10)(20)の間の間隔を調節したりして、穀物(30)の脱皮が行われる。そのため、外部動力が伝達されない脱皮ローラー(20)には、固定された脱皮ローラー(10)との距離を調節する間隔調節手段(22)が設置され、脱皮ローラー(10)(20)の中心軸がなす角度の大きさを調節する角度調節手段(21)が設置される。前記間隔調節手段(22)は、油圧又は空気圧シリンダーからなる駆動手段(23)を駆動させたり、取手の回転によるネジ軸の回転又はLMガイドによって、外部動力が伝達されない脱皮ローラー(20)が前後移動する方式を採択し、前記角度調節手段(21)は、外部動力が伝達されない脱皮ローラー(20)の回動中心点を基準として調整して、脱皮ローラー(10)(20)の中心軸がなす角度を調節する。
本発明は、脱皮ローラー(10)(20)の中心軸が互いに非平行な方向に設置された状態で、一方の脱皮ローラー(10)から回転力が伝達されて、外部動力が伝達されない脱皮ローラー(20)の回転が行われる。この脱皮ローラー(10)(20)の間に穀物(30)を投入して脱皮することにおいて、一対の脱皮ローラー(10)(20)が、中心軸が非平行な状態で回転するときに発生する軸方向の分力によるスラスト(thrust)荷重が生じ、これを減らすためには、前記脱皮ローラー(10)(20)と対称的構造の更に他の一対の脱皮ローラー(10′)(20′)を設置し、前記脱皮ローラー(10)(20)と脱皮ローラー(10′)(20′)は、等速ジョイント(50)を用いて結合させることで、スラスト荷重を減少させることができると共に、二対の脱皮ローラー(10)(20),(10′)(20′)を使用することができて、脱皮能力を倍加することができる。
即ち、本発明は、図8に示した通り、中心軸が互いに非平行な一対の脱皮ローラー(10)(20)を設置し、前記脱皮ローラー(10)に垂直な面に対して一対の脱皮ローラー(10)(20)と対称型の更に他の脱皮ローラー(10′)(20′)を設置し、前記二対の脱皮ローラー(10)(20),(10′)(20′)の中で中心軸が互いに非平行な状態で設置された脱皮ローラー(20)(20′)は、等速ジョイント(50)を用いて動力を伝達し、直線状態で連結された脱皮ローラー(10)(10′)は、モータ(11)を利用して動力が伝達される。
このように、本発明は、等速ジョイント(50)を利用して、互いに対称的に設置されかつ傾いた方向に設置された脱皮ローラー(20)(20′)同士を連結するとともに、直線上に設置された脱皮ローラー(10)(10′)同士は、モータ(11)を用いて連結することで、脱皮ローラー(10)(20)(10′)(20′)への動力伝達が行われ、脱皮ローラー(20)(20′)同士は等速ジョイント(50)によってお互い軸方向に発生する分力が相殺され、スラスト荷重の発生がなくなる。
本発明は、図7に示した通り、二対の脱皮ローラー(10)(20),(10′)(20′)を対称的に設置し、直線上に設置された脱皮ローラー(10)(10′)はモータ(11)で動力を伝達する一方、互いに非平行に設置された脱皮ローラー(20)(20′)もモータ(12)を用いて動力の伝達が可能であり、このように二つのモータ(11)(12)を利用して、二対の脱皮ローラー(10)(20),(10′)(20′)への動力伝達が可能である。
本発明は、脱皮ローラー(10)(20)が従来のように平行に設置されてその間の間隔を調節する方式ではなく、脱皮ローラー(10)(20)の中心軸が互いに非平行な方向に設置されるものであり、図6に図示した通り、従来のように脱皮ローラー(10)(20)の幅の長さ(L′)だけの範囲で穀物(30)を投入することができず、一対の脱皮ローラー(10)(20)が互いに軸方向に重なる幅(L″)だけの範囲で穀物(30)が投入されるため、従来の方式に比べ穀物の投入幅は少し小さくなる。
また、本発明は、図9ないし図11で図示した通り、穀物(30)を移送するベルト(60)の上側に一対の脱皮ローラー(10)(20)を設置し、前記脱皮ローラー(10)(20)の中心軸を互いに非平行にして、前記脱皮ローラー(10)にのみモータ(11)の回転力を伝達し、脱皮ローラー(20)には等速ジョイント(50)によって動力を伝達し、前記ベルト(60)はモータ(61)によって穀物(30)を水平移動させる。
ここで、脱皮ローラー(10)(20)は、ベルト(60)の移動方向が右の方であった場合、平面視で、図9のように“>”状の形態になるように設置し、脱皮ローラー(10)(20)は、ベルト(60)に載せられて移動する穀物(30)と接触し、ベルト(60)の移動速度と脱皮ローラー(10)(20)の円周速度とが同一であっても、穀物がローラ−中心軸方向へ移動する移動距離により穀物の脱皮が行われる。
また、本発明は、図14に図示した通り、脱皮ローラー(10)(20)は、それらの中央部位が狭くなる形態の糸巻形で製作される。脱皮ローラー(10)(20)が一直線形態である場合、脱皮ローラー(10)(20)の中心軸が互いに非平行な形態で設置されれば、脱皮ローラー(10)(20)の中央部分のみが密着された状態で表面摩耗が行われながら脱皮ローラー(10)(20)の全体に対する密着が行われるようになるため、本発明では、脱皮ローラー(10)(20)の両側端面側よりも中央部位の直径が小さくなる糸巻の形態で製作し、脱皮ローラー(10)(20)の中心軸が非平行な状態においても、脱皮ローラー(10)(20)の多くの部分が密着し広い面積による穀物(30)の軸方向変位が行われ、穀物の脱皮効率を高めることができる。
10、20 脱皮ローラー
11、12 モータ
21 角度調節手段
22 間隔調節手段
23 駆動手段
30 穀物
50 等速ジョイント
60 ベルト

Claims (7)

  1. 穀物を脱皮するための一対の脱皮ローラー(10)(20)が、平面視で同一軸方向を向いて並設され、
    前記一対の脱皮ローラー(10)(20)は、該脱皮ローラー(10)(20)の中心軸が互いに非平行に設置され、
    前記一対の脱皮ローラー(10)(20)の一方の脱皮ローラー(10)は、外部の回転動力が伝達される一方、他方の脱皮ローラー(20)は、自在回転し、
    前記自在回転する脱皮ローラー(20)は、間隔調節手段(22)と角度調節手段(21)とを備えていて、脱皮ローラー(10)との間隔と、一対の脱皮ローラー(10)(20)の中心軸がなす角度とが調節されることを特徴とする、穀物の脱皮装置。
  2. 前記一対の脱皮ローラー(10)(20)は、前記外部の回転動力が伝達される一方の脱皮ローラー(10)の回転力が、脱皮ローラー(10)(20)の間を通過する穀物(30)によって他方の脱皮ローラー(20)へ伝達され、脱皮ローラー(10)(20)の中心軸がなす角度に従って、該穀物の軸方向変位が一定の割合で維持又は調整されるように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の穀物の脱皮装置。
  3. 一対の脱皮ローラー(10)(20)の中で前記外部の回転動力が伝達される一方の脱皮ローラー(10)は、移動不能に固定された状態で回転し、他方の脱皮ローラー(20)は、該脱皮ローラー(20)の両端の上下移動を調節して脱皮ローラー(10)(20)の中心軸がなす角度を調節する前記角度調節手段(21)を備えるとともに、移送ネジ軸の回転により、前記角度調節手段(21)を含めて脱皮ローラー(20)を、固定された脱皮ローラー(10)の方に向いて前後進させて、脱皮ローラー(10)(20)の間の間隔を調節する前記間隔調節手段(22)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の穀物の脱皮装置。
  4. 前記角度調節手段(21)は、一対の脱皮ローラー(10)(20)の中心軸がなす角度を3°〜35°の範囲で固定又は調節し、
    脱皮ローラー(10)(20)の直径に対する長さの割合が、
    0.1<脱皮ローラーの長さ/脱皮ローラーの直径<2
    の範囲とされることを特徴とする、請求項1に記載の穀物の脱皮装置。
  5. 脱皮ローラー(10)の中心軸に垂直な面に対して、一対の脱皮ローラー(10)(20)と対称となるように更に他の一対の脱皮ローラー(10′)(20′)を設置し、前記脱皮ローラー(20)と前記脱皮ローラー(20′)は、中心軸が非平行な状態で等速ジョイント(50)で連結されて回転力が伝達されることを特徴とする、請求項1に記載の穀物の脱皮装置。
  6. 水平状態で穀物(30)を移送するベルト(60)を備え、前記ベルト(60)の上側に一対の脱皮ローラー(10)(20)が互いに非平行な中心軸を有して穀物(30)と密着するように設置され、前記脱皮ローラー(10)(20)はモータ(11)の回転力を受けて回転が行われ、脱皮ローラー(10)(20)の間は等速ジョイント(50)で連結され、脱皮ローラー(10)(20)が、前記ベルト(60)の進行方向に従って“>”状の形態を有するように設置されていることを特徴とする、穀物の脱皮装置。
  7. 脱皮ローラー(10)(20)は、中心軸が非平行に設置された場合に長さ方向に接触面積を広げるために、脱皮ローラーの中間部位の直径が端面側部位の直径よりも小さい形態の糸巻形であること特徴とする、請求項1に記載の穀物の脱皮装置。
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