JP2017500082A - スマート調理器具及び方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、調理器具CA及び調理プロセスにおいて食物構成材料10から食品1を準備する方法を提供し、この方法は、食物構成材料に関する食物構成材料入力情報を取得することと、(i)食物構成材料入力情報及び(ii)調理プロセスモデルに応じて調理プロセスの調理プロセスパラメータを制御することとを含み、食物構成材料入力情報は、食物構成材料に関する履歴情報を含み、調理プロセスモデルは、食物構成材料入力情報と、食物構成材料から食品を準備する調理プロセスの調理プロセスパラメータとの関係を含む。

Description

本発明は、食品の準備方法及び食品の準備方法で用いる調理器具に関する。
制御手段を備えた電子調理器具が当該分野で知られている。米国特許出願公開第2013125763号は、例えば、調理機器用の制御デバイスを記載し、この調理機器は、少なくとも1つの所定の食物又は所定のレシピの複数の材料を受けるように設計された調理チャンバと、調理チャンバを加熱する為の加熱構成要素とを含み、制御デバイスは、少なくとも調理機器の調理チャンバに入れられた少なくとも1つの所定の食物又は所定のレシピの複数の材料の少なくとも1つの材料の少なくとも1つの単位要素の比表面積の関数として、所定の調理パラメータの少なくとも1つの組み合わせを決定するように構成された制御ユニットを含み、比表面積は、所定の食物又は所定のレシピの複数の材料中の少なくとも1つの材料の少なくとも1つの単位要素の記述的パラメータから推定される。
調理をより簡単にすること(介入/注意に対する必要性を少なくして)は、消費者ニーズである。更に、調理済み食物をユーザの要求に合わせることを可能にする要望が存在する。しかしながら、同じ製品が様々な要因によって大きく異なり得るので、調理済み食品の特性が異なり得る。
従って、本発明の一態様は、調理プロセスにおいて食物構成材料から食品を準備する代替方法を提供することであり、これは、好ましくは更に、上記欠点の1つ若しくは複数を少なくとも部分的に未然に防ぐ、並びに/又は調理プロセスのより優れた制御及び/若しくは調理プロセスのより優れた最適化を可能にすることができる。本発明の更なる態様は、代替調理器具を提供することであり、これと共に、特に本明細書に記載される方法を行うことができ、これは、好ましくは更に、上記欠点の1つ若しくは複数を少なくとも部分的に未然に防ぐ、並びに/又は調理プロセスのより優れた制御及び/若しくは調理プロセスのより優れた最適化を可能にすることができる。
食物品質モデルに大きな向上が見られる。これらの食物品質モデルは、初期(収穫時)品質パラメータ及び外的影響(時間、温度、湿度、O、CO、エチレン(熟成の為)等の存在等)に基づいて、経時的な食物(例えば野菜)の品質の進展を予測することを可能にする。肉に関しても、パラメータに影響を与える特性が十分に理解されている(例えば、食肉処理後数時間の肉のpHの影響が、肉の柔らかさを決定する)。同時に、正確さ、ハイテクさ(デジタル出力を有する)及び費用効率の高さをもたらすセンサの開発が進行中である。これらの要素(入力パラメータ、外的影響要因(及びそれらを感知すること)並びに数学モデル等)を組み合わせることは、限られた感知情報が利用可能(数学モデルの結果)である場合であっても、食物品質(保存可能期間を含む)の進展を予測することを可能にすることができる。
本明細書では、(数ある中でも)食物準備(=調理)プロセスで用いる上記方法論を用いることが提案される。そうすることによって、及び例えば材料の入力パラメータとは少なくとも部分的に無関係に調理パラメータ(温度、時間、温度−時間プロファイル、酸性度、機械的作動(例えば攪拌)等)を調整することによって、人は、「単純な」プログラミングステップによって、予測された(及び好ましい)調理結果を達成することができるように、調理プロセスをあつらえることができる。入力パラメータは、明らかに、進行する調理プロセスの大きな影響力となり得るので、これらの調理前パラメータ(本明細書では「履歴情報」とも記載される)がシステムに書き込まれる。例えば、これは、それらを食物パッケージ上のスマートセンサラベルからロードすることによって、サプライヤーデータベース(例えばアプリを使用して)からロードすることによって、又はそのような入力パラメータの何れかによって行われ得る。代替的に又は追加的に、一部の入力パラメータは、スマート調理器自体によって測定されてもよい。従って、必要に応じて、1つ又は複数の食物構成材料の経歴とは関係なく又は実質的に関係なく、食品を調理プロセスで得ることができ、この(最終)食品は、従って食物構成材料の経歴に実質的に従属しないことが可能な(必要に応じて)食品特性を持つ。
従って、第1の態様において、本発明は、調理プロセスにおいて食物構成材料から食品を準備する方法を提供し、この方法は、食物構成材料に関する食物構成材料入力情報を取得することと、(i)食物構成材料入力情報及び(ii)調理プロセスモデルに応じて調理プロセスの調理プロセスパラメータを制御することとを含み、食物構成材料入力情報は特に、食物構成材料に関する履歴情報を含み、調理プロセスモデルは、食物構成材料入力情報と、食物構成材料から食品を準備する調理プロセスの調理プロセスパラメータとの関係を含む。更に、ユーザ嗜好入力情報も、調理プロセスパラメータを制御する為に使用されてもよく、これは、以下に更に説明される。また更なる態様では、本発明は、調理プロセスにおいて食物構成材料から食品を準備する調理器具も提供し、この調理器具は、調理チャンバ及び制御ユニットを含み、制御ユニットは、(i)食物構成材料入力情報及び(ii)調理プロセスモデルに応じて調理チャンバにおいて調理プロセスの調理プロセスパラメータを制御するように構成され、食物構成材料入力情報は特に、食物構成材料に関する履歴情報を含み、調理プロセスモデルは、食物構成材料入力情報と、食物構成材料から食品を準備する調理プロセスの調理プロセスパラメータとの関係を含む。調理器具は、一般的に、調理器具閉鎖具を用いて閉鎖することができる調理チャンバを有する。
この様な方法及びこの様な器具を用いて、人は、最適化された調理プロセスによって、調理済み食品を比較的簡単に準備することができる。更に、人は、最適化された調理済み食品を得ることができるように、調理プロセスを調整することができる。調理済み食品に影響を与え得る(履歴)パラメータに依存して、人は、今や調理プロセスを制御することができ、これは、現在知られているプロセス及び器具では不可能である。更に、この方法及び器具は、本明細書に記載される食物構成材料入力情報に基づいて、調理プロセスの自動又は半自動調整を可能にすることができ、これは、プロセスを制御する人にとって利点である。従って、より大きな自由を得ることができ、より優れた最適化された調理プロセス及び調理済み食品を得ることができる。従って、食物構成材料入力情報を取得した及び調理プロセスモデルに基づいた方法及び/又は調理器具を用いて、方法及び/又は調理器具は、食物構成材料から食品を自律的に準備することができる。
前述の通り、この方法は、食物構成材料から食品を準備する方法である、及び調理プロセスに関し、前記食品は、食物構成材料から準備される。「食物構成材料」という用語は、複数の食物構成材料も指し得る。従って、本明細書に記載される方法は、調理プロセスにおいて複数の食物構成材料から食品を準備する方法にも関する場合がある。一般的に、例えばボイル用液体としての水若しくは別の水性液体、焼き用液体としての油若しくは油脂、又はフライ用液体としての油さえ、(一部の実施形態では)食物構成材料と見なされ得るので、2つ以上の食物構成材料が存在する可能性がある。しかしながら、本明細書における食物構成材料という用語は、特に、肉、野菜、フルーツ及び穀物から成る群から選択された少なくとも第1の食物構成材料に関する。従って、1つ又は複数の食物構成材料の入力情報を取得した及び調理プロセスモデルに基づいた方法及び/又は調理器具を用いて、方法及び/又は調理器具は、1つ又は複数の食物構成材料から食品を自律的に準備することができる。
ここで、「肉」という用語は、生物学的用語、即ち、肉、魚、軟体動物等の1つ又は複数を指し得る。「野菜」という用語は、特に、生物学的用語、即ち、ブロッコリー、カリフラワー、アーティチョーク、ケール、コラードグリーン、ほうれん草、ルッコラ、ビートの葉、チンゲン菜、チャード、サイシン、カブラ菜、エンダイブ、レタス、からし菜、クレソン、ニラ、カイラン、リーキ、芽キャベツ、コールラビ、ガランガル、及びショウガ、セロリ、ルバーブ、カルドン、中国セロリ、アスパラガス、筍、ジャガイモ、キクイモ、さつま芋、タロイモ、及びヤムイモ、大豆、緑豆、ウラッド豆、及びアルファルファ、人参、パースニップ、ビート、ラディッシュ、ルタバガ、カブ、及びゴボウ、タマネギ、エシャロット、ニンニク、加えて、トマト、キュウリ、スクワッシュ、ズッキーニ、カボチャ、ピーマン、ナス、トマティロ、ハヤトウリ、オクラ、パンノキ、アボカド、豆鞘、並びに任意選択的にトウモロコシ、サヤインゲン及びサヤエンドウ等の種子等の内の1つ又は複数を指す。「フルーツ」という用語は、同様に、特に生物学的用語、即ち、リンゴ、アプリコット、バナナ、パンノキ、ブラックベリー、ブラックカラント、ブルーベリー、カラント、サクランボ、デーツ、ドラゴンフルーツ、イチジク、西洋スグリ、ブドウ、グレープフルーツ、グアバ、キウイフルーツ、キンカン、豆果、レモン、ライム、ライチ、マンゴー、メロン(例えば、スイカを含む)、ハネデュー、ネクタリン、オレンジ、マンダリン、タンジェリン、パパイヤ、パッションフルーツ、モモ、プラム、パイナップル、ザクロ、ザボン、ラズベリー、ランブータン、スターフルーツ、イチゴ等の1つ又は複数を指し得る。本明細書では、「穀物」という用語は、特に、メイズ(トウモロコシ)、米、小麦、そば粉、大麦、ソルガム、キビ、エンバク、ライ麦等の1つ又は複数を指す。
本明細書では、「調理プロセス」という用語は、特に、肉、野菜、フルーツ及び穀物の1つ又は複数が、特に水性液体、油、油脂等の1つ又は複数と組み合わせて調理される(1つ又は複数の第1の食物構成材料として)プロセスを指す。「水性液体」という用語は、水、ワイン、ビール、ミルク(牛乳、羊乳、山羊乳、馬乳、豆乳等の1つ又は複数を含む)等の1つ又は複数を指し得る。調理プロセスは、ボイル用液体、フライ用液体、(焼き用)油脂等を含み得る。しかしながら、調理プロセスは、この様な液体を実質的に使用しないプロセスも含み得る。従って、調理プロセスは、複数の実施形態において、電子レンジプロセス又はコンロでのプロセスも指し得る。「食物構成材料から食品を準備する」という表現は、前述の通り、その様な食品が複数の食物構成材料から作られるプロセスを含み得る。「食品」という用語は、(調理済み)カリフラワー、調理済み肉、調理済みジャガイモ、フライドポテト、焼き魚等の「単一の」食品を指し得る。しかしながら、「食品」という用語は、複数の実施形態において、例えばラザニア、野菜料理、層状ケーキ等の様な層状食品の料理等のマルチ食品も指し得る。特に、食品は、スープ、ソース、ケーキ、並びに少なくとも75重量パーセントの様な、少なくとも50乾燥重量パーセントの肉、野菜、フルーツ及び穀類の1つ又は複数から成る製品から成る群から選択される。特に、調理プロセスは、水性液体、油脂又は油等の調理液を含む。更に、調理プロセスは、特に調理器具の調理チャンバ内で実行される:具体的な実施形態に関して以下も参照。「調理」という用語は、特に、熱を使って食物構成材料から消費用の食品を準備する行為を指し得る。「調理」という用語は、例えば、ローストする、焼く、ボイルする、揚げる、燻製にする等を指し得る。具体的な例は、例えば、グリルする、直火で焼く、フラッシュベークする、湯通しする、茹でる、圧力調理する、蒸す、油で揚げる等である。
本発明の方法の特徴は、食物構成材料入力情報の取得である。これは、特に、調理プロセスを制御する為に使用される情報を指す。この食物構成材料入力情報は、食物構成材料の種類、食物構成材料の重さ等の様なあらゆる種類の情報を含み得るが、特に、少なくとも履歴情報を含む。履歴情報が、食物構成材料ひいては最終食品の特徴にも影響を与えることが分かっている(上記も参照)。1kgのトマトを他の食物構成材料と共にスープに加工する為に調理チャンバに導入することは、全ての条件が同じであれば、原産国、収穫の年月日並びに/又は貯蔵及び輸送の期間及び条件によって様々なスープをもたらし得る。ここで、本発明は、調理プロセスが(i)食物構成材料入力情報及び(ii)調理プロセスモデルに応じ、食物構成材料入力情報は、食物構成材料に関する履歴情報を含み、調理プロセスモデルは、食物構成材料入力情報と調理プロセスパラメータとの関係を含むので、その様な多様性を考慮する。
「調理プロセスパラメータ」という用語は、複数の調理プロセスパラメータも指し得る。従って、「調理プロセスパラメータ」という用語は、例えば、調理温度、調理時間、調理圧力、及び少なくとも時間−温度関係(「調理スキーム」)を含む事前に定義された調理スキームの1つ又は複数を指し得る。特に、温度は関連性がある。従って、特に調理プロセスパラメータは、調理温度、並びに任意選択的に、(i)調理時間、(ii)調理圧力、及び(iii)少なくとも時間−温度関係を含む事前に定義された調理スキームを含む群から選択された1つ又は複数を含む。この為、調理器具は、この様な調理パラメータを制御する為の、温度制御ユニット(加熱ユニット等)、時計、タイマー、圧力制御ユニット等(本明細書では、「1つ又は複数の影響ユニット」とも記載される)の1つ又は複数の様な、1つ又は複数のデバイスを含み得る。
履歴情報は、例えば、栽培又は飼育地、栽培又は飼育の方法、加工方法、貯蔵の条件及び時間、輸送の条件及び時間等に関し得る。従って、ある具体的な実施形態では、履歴情報は、(i)食物構成材料の栽培情報(例えば、時間、季節、年度、気候、天気等)、(ii)食物構成材料の収穫情報(例えば、収穫方法、収穫の時期等)、(iii)食物構成材料の加工情報(例えば、原料がどの様に食物構成材料に加工されたか及び/又はどの様に食物構成材料が改良若しくは強化されたか)、(iv)食物構成材料の輸送情報(例えば、輸送期間、輸送条件等)、並びに(v)食物構成材料の貯蔵情報(貯蔵期間、貯蔵条件等)から成る群から選択された1つ又は複数を含む。これは、例えば、フルーツ、野菜、穀物等を指し得る。また更なる実施形態では、食物構成材料が、獣肉製品を含み、履歴情報が、(i)動物飼育情報(例えば、動物の飼育方法、動物の去勢等)、(ii)動物から食物構成材料への加工情報(例えば、漁獲方法、食肉処理方法、食物構成材料への加工方法等)、(iii)動物の輸送情報(例えば、輸送期間、輸送条件等)、(iv)食物構成材料の輸送情報(例えば、輸送期間、輸送条件等)、及び(v)食物構成材料の貯蔵情報(例えば、貯蔵期間、貯蔵条件等)から成る群から選択された1つ又は複数を含む。ここでも、前述の通り、肉は、食肉、魚等を指し得る。ある実施形態では、食物構成材料情報は、食物構成材料の原産地域に関する情報(地理的情報)を含み得る。更に別の実施形態では、食物構成材料情報は、食物構成材料の原産地域に関する情報、並びに栽培情報、収穫情報、動物飼育情報、(動物から食物構成材料への)加工情報、(動物及び/又は食物構成材料の)輸送情報、貯蔵情報等の様な前述の種類の情報の1つ又は複数等の少なくとも(別の)履歴食物構成材料情報を含む。履歴情報は、生産から実質的に調理プロセスまでの全期間に関するものであってもよいが、食物構成材料が貯蔵(低温で)されたか否か等の情報の様に、ずっと短い期間に言及してもよい。
食物構成材料入力情報の取得は、幾つかの方法で行うことができる。ある実施形態では、食物構成材料は、食物構成材料上の情報付きステッカーの様なラベル、パッケージ上に情報を備えた包装された食物構成材料、食物構成材料が入っている容器に関連付けられた情報(例えば、木箱に関連付けられたラベル)、又は食物構成材料に関連付けられたラベルを含む。例えば、ラベルは、文書情報を含んでもよい。しかしながら、ラベルは、バーコードを含んでもよい。ラベルは、サイン(情報を表す)を含んでもよい。ラベルは、RFIDチップを含んでもよい。ラベルは、例えば、包装された食物構成材料用のインテリジェントパッケージセンサ等の、食物構成材料の鮮度を示す食物センサの様な、情報を表示するセンサも含み得る。情報は、例えば、情報を文字通り読む及び(グラフィカル)ユーザインタフェースを用いて器具に知らせる人間によって取得されてもよい。しかしながら、情報は、ラベルをスキャンすることによって取得されてもよく、これは、バーコード、QRコード(登録商標)又はシンボル等を読み取るといった光学スキャニングを含んでもよい。食物構成材料入力情報は、ラベル中又は上に含まれてもよいが、食物構成材料入力情報は、このリモートライブラリ(中の食物構成材料入力情報)に言及する情報を備えたラベルを有してリモートライブラリ内(「クラウド内に」)保存されてもよい。「関連付けられた」という用語は、例えば、「取り付けられた」を指し得る。
同様に、全ての種類の任意選択肢が、調理プロセスに関するモデルから入力を読み出す為に利用可能である。モデル情報は、調理器具のメモリに保存されてもよい。しかしながら、モデル情報は、調理器具が(無線)通信することができるローカルコンピュータ又は(「クラウド内の」)(調理器具が(無線)通信することができる)リモートコンピュータ上の様なリモートに保存されてもよい。代替的又は追加的に、モデル情報の更新は、ダウンロード及びメモリに保存されてもよい。
上述の関係に基づいた、調理プロセスパラメータへのモデル情報の処理は、調理器具が(無線)通信することができるローカルコンピュータ又は(「クラウド内の」)(調理器具が(無線)通信することができる)リモートコンピュータ上の様な、器具内に含まれるローカルプロセッサを用いて又はリモートプロセッサ内で行われてもよい。例えば、ラベル情報をスキャンし、調理モデルに関するリモート情報に基づいて、プロセスに関する調理プロセスパラメータを提供する及び調理器具に指示するアプリが適用されてもよい。原則として、調理器具に対する指示でさえ手動で行うことができるが、一般的に、これは、自動的に行われる、即ち、調理プロセスは、食物構成材料入力情報及び調理プロセスモデルに基づいて自動的に制御される。ある具体的な実施形態では、(a)食物構成材料入力情報の取得は、(i)食物構成材料に関連付けられた情報ラベルから情報を読み取ること及び(ii)リモートデータベースの情報に基づいて前記情報を食物構成材料入力情報に処理することを含み、並びに、(b)調理プロセスパラメータの制御は、食物構成材料入力情報とリモートデータベースの調理プロセスパラメータとの関係に関するモデル情報に基づいて、食物構成材料入力情報を調理プロセスパラメータへと処理することを含む。従って、1つ又は複数の食物構成材料の入力情報を取得した及び調理プロセスモデルに基づいた方法及び/又は調理器具を用いて、プロセッサは、1つ又は複数の食物構成材料から食品を自律的に準備することができる。
ある具体的な実施形態では、食物構成材料入力情報は、食物構成材料の貯蔵情報を含み、方法は更に、(i)食物構成材料に関連付けられた情報ラベル及び(ii)貯蔵ユニット内の貯蔵に関する貯蔵情報を提供するように構成された通信ユニットを含む前記貯蔵ユニットの1つ又は複数から前記貯蔵情報を取得することを含む。従って、ラベルを例えばスキャンすることができるだけでなく、この方法及び調理器具は、(ローカル)貯蔵ユニット等の他のデバイスとの通信も用いることができる。この様な貯蔵ユニットは、例えば、(同様に)食物構成材料の導入を検出するように構成された、食物構成材料の除去を検出するように構成された、並びに食物構成材料の時間及び温度の様な貯蔵条件に関する(無線)情報を調理器具に提供するように構成されたスマートユニットでもよい。また更なる具体的な実施形態では、調理器具は、(従って)更に、情報取得ユニットを含んでもよく、制御ユニットは更に、取得ユニットを介して食物構成材料入力情報を取得するように構成され、情報取得ユニットは、(i)ユーザインタフェース、(ii)食物構成材料に関連付けられた情報ラベルから情報を読み取る読み取りユニット、及び(iii)食物構成材料入力情報を無線受信する情報センサユニットの1つ又は複数を含む。この様な取得ユニットは、例えば、バーコード、QRコード(登録商標)又はサイン等のラベルを読み取ることができる。
当業者には明白となるように、調理モデルは、食品の種類に関するデータを含んでもよい。従って、一般的に、方法は、食物構成材料に基づいて準備される食品の種類に関する情報の取得も含む。この為、ユーザインタフェースも使用されてもよい。従って、調理器具は、一般的に、例えばリモートユーザインタフェースを含むグラフィカルユーザインタフェース等の、ローカルコンピュータを介する等の、スマートフォン(iPhone(登録商標)を含む)等のユーザインタフェースを含む。例えば、ある実施形態では、食物構成材料情報(従って任意選択的に複数の食物構成材料に関する情報を含む)の取得後に、ある食品又は複数の可能な食品が、例えばグラフィカルユーザインタフェース等のスクリーン上に提案されてもよく、それ(その中の1つ)をユーザによって選択することができる。食品の種類(の選択)は、複数の実施形態では、必須の情報と見なされ得るが、任意選択的に、調理プロセスの所望の開始時間、所望の調理時間(一般的に、調理プロセスモデルによって設定され得る範囲内)、食品の味(スパイシー、十分に焼いた、柔らかい、甘い、塩辛い等)、食品の質感等の他の情報が同様に取得されてもよい。従って、ある更なる実施形態では、方法は、食物構成材料に関する食物構成材料入力情報を取得することと、ユーザ嗜好入力情報を取得することと、(i)食物構成材料入力情報、(ii)ユーザ嗜好入力情報、及び(iii)調理プロセスモデルに応じて調理プロセスの調理プロセスパラメータを制御することとを含み、食物構成材料入力情報は、食物構成材料に関する履歴情報を含み、調理プロセスモデルは、食物構成材料入力情報と、ユーザ嗜好入力情報と、食物構成材料から食品を準備する調理プロセスの調理プロセスパラメータとの関係を含む。例えば、ユーザ嗜好入力情報は、食品の特徴、調理プロセスの開始時刻、調理プロセスの時間、食物構成材料の特徴、及び(任意選択的に)更なる調理プロセスの特徴の1つ又は複数を含んでもよい。更なる調理プロセスパラメータは、例えば、水の種類(硬質、軟質等)、調理液の種類、油脂又は油等の焼き又はフライの補助の種類等の1つ又は複数を含んでもよい。従って、1つ又は複数の食物構成材料の入力情報及びユーザ嗜好入力情報等の他の情報を取得した、並びに、調理プロセスモデルに基づいた方法及び/又は調理器具を用いて、方法及び/又は調理器具は、1つ又は複数の食物構成材料から食品を自律的に準備することができる。
前述の通り、調理器具が適用されてもよい。この調理器具は、特に、本明細書に記載される方法を実行するように構成することができる。調理器具は、調理プロセスを実行することができる調理チャンバを含んでもよい。調理器具は、前述の通り、食物構成材料に関連付けられた情報ラベルから情報を読み取るように構成されたセンサを含んでもよい。調理器具は、例えば食物構成材料又は(進展する)食品をモニタリングすることによって調理プロセスを制御する1つ又は複数のセンサも含んでもよい。従って、ある具体的な実施形態では、調理チャンバを含む調理器具が適用され、調理器具は、調理チャンバ内で、調理プロセスの特徴、食物構成材料の特徴、食品の特徴、及び任意選択的に更なる調理プロセスの特徴の1つ又は複数を測定するように、並びに、対応するセンサ信号を生成するように構成されたセンサ(本明細書では、センサユニットとも記載される)を更に含み、方法は、センサ信号に応じて調理プロセスの調理プロセスパラメータを制御することを更に含む。調理プロセスの特徴は、時間、温度、圧力等の1つ又は複数を含んでもよい。食品の特徴は、食品の存在、中身、温度、質感、色等の1つ又は複数を指し得る。食物構成材料の特徴は、食物構成材料の存在、中身、温度、質感、色等の1つ又は複数を指し得る。任意選択的な更なる調理プロセスの特徴は、pH、伝導率、C、CO、炭化水素等の副産物の存在及び/又は濃度の1つ又は複数に関し得る。
更に、前述の通り最終食品に影響を与え得る及び前述の通り過去の経歴を有し得る食物構成材料の個々の特徴は、酸、ワイン、ビール、スパイス等の他の食物構成材料の導入により更に調整することができるように思われる。この様にして、例えば、固い肉をより柔らかくすることができる。従って、必要に応じて、望ましくないと見なされる履歴影響を補償することができる、及び望ましい履歴影響を維持又は更に強化することさえできる。
本発明により、例えば、豆が新鮮な豆であるか若しくは例えば半年間、冷却貯蔵庫に貯蔵されていた豆であるか、又は例えば南米産の豆であるか若しくはアフリカ産の豆であるかとは無関係に、実質的に同じ豆ベースの食品を得ることが可能である。調理プロセスパラメータは、食物構成材料入力情報(場所、収穫時期又は貯蔵条件等)に基づいて、実質的に同じ豆ベースの食品を得る為に調整することができる。更に、例えば調理中に、調理プロセスをスピードアップする及び/又は鶏肉をより柔らかくする為に、それぞれ砂糖及び/又はクエン酸が鶏肉等の肉製品に加えられてもよい。追加的又は代替的に、家禽肉の焼きプロセス中に、最後に多少のビールを、家禽肉の外見(きつね色のパリッとした皮)を向上させる為の追加の食物構成材料として加えられてもよい。追加の食物構成材料として、マリネード状の特性を持つ「軟化剤」が加えられてもよい。この様な軟化剤は、ワイン又は酢酸等の酸性液体を含み得る。この様にして、動物(それから肉が得られる)の食肉処理後の最初の数時間/日によって決まるように思われる、入ってくる肉の品質に基づいて、柔らかさを調整することができる。別の例では、新しいジャガイモは、水が熱い又は沸騰している時に、調理チャンバに対する高い加熱傾斜又は用量で調理され得る一方で、古いジャガイモが調理されている場合には、調理プロセスは、低い加熱傾斜又は比較的低温の初期調理期間を含んでもよい。フルーツに関して、同様に、貯蔵がフルーツに影響を与え得ることが当てはまり得る。例えば、リンゴの場合、リンゴの糖、デンプン、及び酸の含有量は、貯蔵によって変化する。専用の温度−時間プロファイルは、貯蔵条件に応じてフルーツ間の差を補償することができる。更に、貯蔵中、又は収穫若しくは加工条件に応じて、食物構成材料の質感が変化し得るので、調理プロセス条件及び任意選択的に更なる食物構成材料を使用して、実質的に同じ特性を持つ食品を提供することができる。勿論、他の実施形態では、これらの使用は、(最終)食品の特定の特性を目的として慎重に選ぶことができる。
この為、方法及び同様に調理プロセスモデルは、更なる食物構成材料の導入(及び食品に対するその影響)を更に考慮に入れてもよい。従って、ある具体的な実施形態では、調理器具は、更なる食物構成材料を入れるように構成された容器ユニットを更に含んでもよく、調理チャンバに対する更なる食物構成材料の用量は、制御可能であり、制御ユニットは、調理チャンバに対する更なる食物構成材料の用量を制御するように更に構成され、調理プロセスモデルは、食物構成材料入力情報と、更なる食物構成材料と、食物構成材料及び任意選択的に更なる食物構成材料から食品を準備する調理プロセスの調理プロセスパラメータとの関係を含む。同様に、この方法は、(調理チャンバを含む調理器具が適用され、この器具が、更なる食物構成材料を入れるように構成された容器ユニットを更に含む実施形態において)調理チャンバに対する更なる食物構成材料の用量を制御することも含んでもよく、調理プロセスモデルは、食物構成材料入力情報と、更なる食物構成材料と、食物構成材料及び任意選択的に更なる食物構成材料から食品を準備する調理プロセスの調理プロセスパラメータとの関係を含む。従って、調理器具は、調理チャンバに対する更なる食物構成材料の用量が制御可能であるように構成することができる。また更なる具体的な実施形態では、ユーザは、食品の特性に影響を与えることができてもよい(嗜好入力情報下の上記も参照)。このユーザ嗜好はまた、更なる食物構成材料の使用に対する影響を有してもよい。従って、ある具体的な実施形態では、方法は、ユーザ嗜好入力情報に応じて、調理チャンバに対する更なる食物構成材料の用量を制御することを更に含む。従って、1つ又は複数の食物構成材料の入力情報を取得した及び調理プロセスモデルに基づいた方法及び/又は調理器具を用いて、方法及び/又は調理器具は、1つ又は複数の食物構成材料から食品を自律的に準備する、及び同様に更なる食物構成材料の用量を制御することによって、例えば所望の量又は種類の食物を提供することができる。更なる食物構成材料は、例えば、古い肉の柔らかさを向上させる為に、例えば酸性液体を含んでもよい。
従って、本発明は、特に本明細書に記載されたような調理プロセスにおいて食物構成材料から食品を準備する方法を実行する為に、特に本明細書に記載されたような調理器具の使用を特に可能にすることができ、調理プロセスにおいて使用される前の食物構成材料の履歴情報、ユーザ嗜好入力情報、及び更なる食物構成材料の用量に基づいて、調理プロセスが実行される。
「実質的に構成される」等のように、本明細書における「実質的に」という用語は、当業者によって理解されるだろう。「実質的に」という用語は、「全面的に」、「完全に」、「全て」等を有する実施形態も含み得る。従って、実施形態において、副詞「実質的に」は、除去されてもよい。場合によっては、「実質的に」という用語は、95%以上等の90%以上、特に99%以上、更にとりわけ99.5%以上(100%を含む)にも関し得る。「含む」という用語は、「含む」という用語が「から成る」を意味する実施形態も含む。「及び/又は」という用語は、特に、「及び/又は」の前及び後に述べられた事柄の1つ又は複数に関する。例えば、「事柄1及び/又は事柄2」という表現並びに類似の表現は、事柄1及び事柄2の1つ又は複数に関し得る。「含む」という用語は、ある実施形態では、「から成る」を指し得るが、別の実施形態では、「少なくとも定義された種及び任意選択的に1つ又は複数の他の種を含む」も指し得る。
更に、明細書における及び特許請求の範囲における第1、第2、第3等の用語は、類似の要素間を区別する為に使用される、及び必ずしも起こる順番又は時系列を表す為に使用されない。その様に使用された用語は、適切な状況下では互換性があること、及び本明細書に記載された発明の実施形態は、本明細書に記載又は説明されたもの以外の順序で動作可能であることを理解されたい。
とりわけ、本明細書では動作中のデバイスが、記載される。当業者には明らかとなるように、本発明は、動作方法又は動作中のデバイスに限定されない。
上述の実施形態は、本発明を限定するのではなく説明するものであること、及び当業者は、添付のクレームの範囲から逸脱することなく、多くの代替実施形態を設計することができることに留意されたい。クレームでは、丸括弧間に置かれた参照符号は、クレームを限定すると解釈されるものではない。「含む」という動詞及びその活用形の使用は、クレームに記載されたもの以外の要素又はステップの存在を排除しない。要素に先行する冠詞「a」又は「an」は、複数のそのような要素の存在を排除しない。本発明は、幾つかの異なる要素を含むハードウェアを用いて、及び適切にプログラムされたコンピュータを用いて実施されてもよい。幾つかの手段を列挙する装置クレームにおいて、これらの手段の幾つかは、全く同一のハードウェアアイテムによって具現化されてもよい。特定の手段が互いに異なる従属クレームに記載されているという事実だけでは、これらの手段の組み合わせを有利に使用できない事を意味しない。
本発明は更に、本明細書に記載された及び/又は添付の図面に示された特徴的な特性の1つ又は複数を含むデバイスに適用する。本発明は更に、本明細書に記載された及び/又は添付の図面に示された特徴的な特性の1つ又は複数を含む方法又はプロセスに関連する。
本特許に説明される様々な態様は、更なる利点を提供する為に組み合わせることができる。更に、特徴の幾つかは、1つ又は複数の分割出願の基礎を成し得る。
本発明の実施形態を、ほんの一例として、対応する参照記号が対応する部分を示す添付の概略図を参照して、これより説明される。
非常に概略的に本発明の幾つかの態様を示す。 非常に概略的に本発明の幾つかの態様を示す。
図面は、必ずしも縮尺通りではない。
図1aは、本発明の幾つかの態様を概略的に示す。前述の通り、食物構成材料に関する食物構成材料入力情報を取得することができる。食物構成材料入力情報は、参照記号FCIIを用いて示される。食物構成材料入力情報は、様々な方法で(上記及び下記も参照)収集することができる。任意選択的に、ユーザ嗜好入力情報が取得されてもよい。このユーザ嗜好入力情報は、参照記号UPIIを用いて示される。任意選択的に、他の情報も取得されてもよいが、モデルを複雑にしない為に、これは描かれない。食物構成材料入力情報(FCII)及び任意選択のユーザ嗜好入力情報UPIIは、制御ユニットCUで処理される。なお、制御ユニットは、複数の制御ユニットを含んでもよい及び/又は異なる場所に異なる機能性を有してもよい。例えば、処理の一部は、ローカルで行われる及び一部はリモートで行われる。制御ユニットCUは、一時及び/又は永久メモリを含んでもよく、メモリは、参照記号Mを用いて示される。更に、制御ユニットは、プロセッサP(マイクロプロセッサ等)を含んでもよい。調理プロセスモデル(MP;モデルパラメータ)に基づいて、制御ユニットCUは、調理器具CAを制御することができる。調理器具において調理プロセスに影響を与える為に、影響ユニットIUは、調理プロセスに影響を与える又は調理プロセスを制御することができる。この様な影響ユニットIUは、例えば、加熱器でもよい。更に、任意選択的に、調理プロセスは、1つ又は複数のセンサを用いてモニタリングされてもよい。この為、センサユニットSUも利用可能であってもよい。センサユニットは、例えば、温度センサ及び伝導率センサの1つ又は複数を含んでもよい。一例として、幾つかの情報ルートが矢印で示される。しかしながら、他の又は追加の情報ルートも可能となり得る。
様々な態様を用いて調理プロセスを制御することができ、様々な態様で調理器具がデザインされてもよい。図1bは、調理器具CAが調理チャンバCCを含む、ある実施形態を非常に概略的に示す。更に、調理チャンバCCは、調理器具閉鎖具CACを用いて閉鎖することができる。調理チャンバCC内には、1つ又は複数の食物構成材料が存在してもよく、より多い又はより少ない構成材料が利用可能となり得るが、ここでは、参照記号10、20、30、40及び50を用いて示される。センサユニットSUは、調理器具CAに組み込まれてもよい。更に、1つ又は複数の影響ユニットが、調理器具に組み込まれてもよい。ある具体的な実施形態では、調理器具は、開口部56(制御可能開口部等)を介して食物構成材料(ここでは、例として、食物構成材料50)の用量を制御することができるように制御されることが可能なタンク55を含む影響ユニットIUを含む。ユーザの嗜好に関する情報及び/又は食物構成材料入力情報は、ユーザインタフェースUI及び/又は読み取りユニットRUをそれぞれ用いて取得されてもよい。読み取りユニットRUは、光学スキャナ又はRFIDスキャナ等を含んでもよい。ユーザインタフェースUIは、グラフィカルユーザインタフェースでもよい。読み取りユニットは、例えば、食品100からラベル110を読み取ることができてもよい。ここでは、例として、包装されたカリフラワー100A及びチキンピース100Bが描かれている。一般的に、調理チャンバCCを加熱するように構成された少なくとも1つの影響ユニットIUが存在する。
更に、任意選択的に、情報センサユニットISUが利用可能であってもよく、これは、ストレージデバイス等の別のデバイス200から情報を受信するように構成されてもよい。ここでは、明瞭にする為に、制御ユニットCU、ユーザインタフェースUI、読み取りユニットRU及び情報センサユニットISUが別個の構成要素として描かれているが、これらの1つ又は複数は、調理器具に組み込まれてもよい。
ある具体的な実施形態では、最低限、以下の要件が必要とされる。器具は、食物の準備の進捗をモニタリングすることができる最小限のセンサセットを必要とする。原則として、タイマー(多くの場合、既に利用可能である)及び温度センサは、時間+温度が明らかに調理の進捗を既に大部分決定しているので、第1の機能追加となり得る。(マイクロ)プロセッサでは、データ保存及び計算能力(例えば、調理モデルを起動する為に)が必要とされる。また、このマイクロコンピュータは、要求された調理結果をロードする為にユーザによってプログラム可能(入力UIを用いて)でなければならない。調理前パラメータをロードする為に、データ入力インタフェースが必要とされる。これは、「手動式」キーボードインタフェース又は(更に好ましくは)自律式データ読み取りシステム(例えば、無線、アプリベース等)でもよい。入力特性の次に、材料の量も重要であるので、(手動式又は自動)測定システムもまた、加えられてもよい。機能性の中心は、場合によってはインライン感知特性及び調理プロセス中のプロセスパラメータを含む材料の入力パラメータ、並びにプログラムされた(求められる)調理結果に基づいて、調理プロセスを予測及び誘導する調理モデルである。明らかに、ハードウェアは、十分に正確な調理プロセス制御及び誘導(例えば、温度、時間等)を可能にする必要がある。

Claims (15)

  1. 調理プロセスにおいて食物構成材料から食品を準備する方法であって、前記方法は、
    前記食物構成材料に関する食物構成材料入力情報を取得することと、
    (i)前記食物構成材料入力情報及び(ii)調理プロセスモデルに応じて前記調理プロセスの調理プロセスパラメータを制御することと、
    を含み、前記食物構成材料入力情報は、前記食物構成材料に関する履歴情報を含み、前記調理プロセスモデルは、前記食物構成材料入力情報と、前記食物構成材料から前記食品を準備する前記調理プロセスの前記調理プロセスパラメータとの関係を含む、方法。
  2. 前記履歴情報は、(i)前記食物構成材料の栽培情報、(ii)前記食物構成材料の収穫情報、(iii)前記食物構成材料の加工情報、(iv)前記食物構成材料の輸送情報、及び(v)前記食物構成材料の貯蔵情報から成る群から選択された1つ又は複数を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記食物構成材料が、獣肉製品を含み、前記履歴情報が、(i)動物飼育情報、(ii)動物から食物構成材料への加工情報、(iii)前記動物の輸送情報、(iv)前記食物構成材料の輸送情報、及び(v)前記食物構成材料の貯蔵情報から成る群から選択された1つ又は複数を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. (a)前記食物構成材料入力情報の前記取得は、(i)前記食物構成材料に関連付けられた情報ラベルから情報を読み取ること及び(ii)リモートデータベースの情報に基づいて前記情報を食物構成材料入力情報に処理することを含み、並びに、(b)前記調理プロセスパラメータの前記制御は、前記食物構成材料入力情報とリモートデータベースの前記調理プロセスパラメータとの前記関係に関するモデル情報に基づいて、前記食物構成材料入力情報を前記調理プロセスパラメータへと処理することを含む、請求項1乃至3の何れか一項に記載の方法。
  5. 前記食物構成材料に関する食物構成材料入力情報を取得することと、
    ユーザ嗜好入力情報を取得することと、
    (i)前記食物構成材料入力情報、(ii)前記ユーザ嗜好入力情報、及び(iii)前記調理プロセスモデルに応じて前記調理プロセスの前記調理プロセスパラメータを制御することと、
    を含み、前記食物構成材料入力情報は、前記食物構成材料に関する履歴情報を含み、前記調理プロセスモデルは、前記食物構成材料入力情報と、前記ユーザ嗜好入力情報と、前記食物構成材料から前記食品を準備する前記調理プロセスの前記調理プロセスパラメータとの関係を含み、前記調理プロセスパラメータは、調理温度、並びに任意選択的に、(i)調理時間、(ii)調理圧力、及び(iii)少なくとも時間−温度関係を含む事前に定義された調理スキームを含む群から選択された1つ又は複数を含む、請求項1乃至4の何れか一項に記載の方法。
  6. 前記ユーザ嗜好入力情報は、食品の特徴、調理プロセスの開始時刻、調理プロセスの時間、食物構成材料の特徴、及び更なる調理プロセスの特徴の1つ又は複数を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記方法は、(i)肉、野菜、フルーツ及び穀物から成る群から選択された食物構成材料、並びに(ii)調理液を含む、調理プロセスにおいて複数の食物構成材料から食品を準備する方法を含む、請求項1乃至6の何れか一項に記載の方法。
  8. 調理チャンバを含む調理器具が適用され、前記調理器具は、前記調理チャンバ内で、調理プロセスの特徴、食物構成材料の特徴、食品の特徴、及び任意選択的に更なる調理プロセスの特徴の1つ又は複数を測定し、対応するセンサ信号を生成するセンサを更に含み、前記方法は、前記センサ信号に応じて前記調理プロセスの前記調理プロセスパラメータを制御することを更に含む、請求項1乃至7の何れか一項に記載の方法。
  9. 調理チャンバを含む調理器具が適用され、前記器具は、更なる食物構成材料を入れる容器ユニットを更に含み、前記方法は、前記調理チャンバに対する前記更なる食物構成材料の用量を制御することを更に含み、前記調理プロセスモデルは、前記食物構成材料入力情報と、前記更なる食物構成材料と、前記食物構成材料及び任意選択的に前記更なる食物構成材料から前記食品を準備する前記調理プロセスの前記調理プロセスパラメータとの関係を含む、請求項1乃至8の何れか一項に記載の方法。
  10. 前記方法は、ユーザ嗜好入力情報に応じて、前記調理チャンバに対する前記更なる食物構成材料の用量を制御することを更に含む、請求項5及び9に記載の方法。
  11. 前記食物構成材料入力情報は、前記食物構成材料の貯蔵情報を含み、前記方法は、(i)前記食物構成材料に関連付けられた情報ラベル及び(ii)貯蔵ユニット内の貯蔵に関する貯蔵情報を提供する通信ユニットを含む前記貯蔵ユニットの1つ又は複数から前記貯蔵情報を取得することを更に含む、請求項1乃至10の何れか一項に記載の方法。
  12. 調理プロセスにおいて食物構成材料から食品を準備する調理器具であって、前記調理器具は、調理チャンバ及び制御ユニットを含み、前記制御ユニットは、(i)食物構成材料入力情報及び(ii)調理プロセスモデルに応じて前記調理チャンバにおいて前記調理プロセスの調理プロセスパラメータを制御し、前記食物構成材料入力情報は、前記食物構成材料に関する履歴情報を含み、前記調理プロセスモデルは、前記食物構成材料入力情報と、前記食物構成材料から前記食品を準備する前記調理プロセスの前記調理プロセスパラメータとの関係を含む、調理器具。
  13. 情報取得ユニットを更に含み、前記制御ユニットは更に、前記取得ユニットを介して前記食物構成材料入力情報を取得し、前記情報取得ユニットは、(i)ユーザインタフェース、(ii)前記食物構成材料に関連付けられた情報ラベルから情報を読み取る読み取りユニット、及び(iii)食物構成材料入力情報を無線受信する情報センサユニットの1つ又は複数を含む、請求項12に記載の調理器具。
  14. 更なる食物構成材料を入れる容器ユニットを更に含み、前記調理チャンバに対する前記更なる食物構成材料の用量は、制御可能であり、前記制御ユニットは更に、前記調理チャンバに対する前記更なる食物構成材料の用量を制御し、前記調理プロセスモデルは、前記食物構成材料入力情報と、前記更なる食物構成材料と、前記食物構成材料及び任意選択的に前記更なる食物構成材料から前記食品を準備する前記調理プロセスの前記調理プロセスパラメータとの関係を含む、請求項12又は13に記載の調理器具。
  15. 調理プロセスにおいて食物構成材料から食品を準備する前記方法を実行する為の、請求項12乃至14の何れか一項に記載の調理器具の使用であって、前記調理プロセスにおいて使用される前の前記食物構成材料の履歴情報、ユーザ嗜好入力情報、及び更なる食物構成材料の用量に基づいて、前記調理プロセスが実行される、調理器具の使用。
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