JP2017228923A - 電子機器及び保守システム - Google Patents

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Abstract

【課題】保守権限を必要とする画像形成装置の機能を顧客環境に合わせて保守権限のない顧客側担当者に適切に使用させる。
【解決手段】画像形成装置2は、保守権限が必要な保守機能を備えており、保守機能がランク毎に登録されたランクテーブル232と、ランクを含んで特定アルゴリズムにより生成された入力用ライセンスキー3の入力を受け付ける操作部21と、ランクテーブル232に登録されたランクを含んで特定アルゴリズムと同一のアルゴリズムによって照合用ライセンスキーを生成し、照合用ライセンスキーを入力用ライセンスキー3と照合して、ランクを特定する認証部283と、特定されたランクに対応した保守機能を使用可能にする保守機能提供部284とを備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、メンテナンスを目的としたメンテナンスモードを備えた電子機器及び保守システムに関する。
複写機や複合機等の画像形成装置には、保守を目的としたメンテナンスモードが設けられている。メンテナンスモードで設定できる項目は、特殊な設定であり、誤って設定されると装置の動作に異常をきたす場合がある。そのため、一般的にメンテナンスモードは保守権限を有する保守員のみが使用可能である。また、保守員が入力する保守コードに対応してアクセス範囲やアクセス権限を設定してからメンテナンスモードに移行することで、メンテナンスモードのセキュリティーを確保した技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2008-177901号公報
ところで、保守サービスにおいては、顧客環境に合わせてカスタマイズした保守を提供することがある。しかしながら、特許文献1の技術では、メンテナンスモードの使用に保守権限が必要であったため、顧客側で保守作業を実施するケース等に対応することができなかったという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、保守権限を必要とする画像形成装置の機能を顧客環境に合わせて保守権限のない顧客側担当者に適切に使用させることができる技術を提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、保守権限が必要な保守機能を備えた電子機器であって、前記保守機能がランク毎に登録されたランクテーブルと、前記ランクを含んで特定アルゴリズムにより生成された入力用ライセンスキーの入力を受け付ける操作部と、前記ランクテーブルに登録された前記ランクを含んで前記特定アルゴリズムと同一のアルゴリズムによって照合用ライセンスキーを生成し、前記照合用ライセンスキーを前記入力用ライセンスキーと照合して、前記ランクを特定する認証部と、特定された前記ランクに対応した前記保守機能を使用可能にする保守機能提供部とを備えたことを特徴とする。
また、固有の機器IDを記憶した機器ID記憶部を備え、前記機器IDは、前記入力用ライセンスキーの生成に含まれており、前記認証部は、前記機器ID記憶部に記憶された前記機器IDを含めて前記照合用ライセンスキーを生成してもよい。
また、使用者情報を記憶した使用者情報記憶部を備え、前記使用者情報は、前記入力用ライセンスキーの生成に含まれており、前記認証部は、前記使用者情報記憶部に記憶された前記使用者情報を含めて前記照合用ライセンスキーを生成してもよい。
また、現在の日付を取得する時計部を備え、年、月、又は日のいずれかが、前記入力用ライセンスキーの生成に含まれており、前記認証部は、前記時計部から取得した前記現在の日付の年、月、又は日のいずれかを含めて前記照合用ライセンスキーを生成してもよい。
また、前記保守機能提供部は、前記入力用ライセンスキーが前記照合用ライセンスキーと一致しなかった場合に、特定された前記ランクの前記保守機能の使用を禁止してもよい。
また、新規保守機能を実現させるための追加プログラムが記録された記録媒体が接続される外部I/Fを備え、前記保守機能提供部は、特定された前記ランクに応じて、前記記録媒体に記録された前記追加プログラムを実行して、前記新規保守機能を使用可能にしてもよい。
また、本発明の保守システムは、入力用ライセンスキーを発行するライセンスキー発行装置と、保守権限が必要な保守機能を備えた電子機器とを備えた保守システムであって、前記ライセンスキー発行装置は、使用を許可する前記保守機能を特定するランクの入力を受け付ける入力部と、入力された前記ランクを含んで特定アルゴリズムにより入力用ライセンスキーを生成するライセンスキー生成部とを有し、前記電子機器は、前記保守機能がランク毎に登録されたランクテーブルと、前記入力用ライセンスキーの入力を受け付ける操作部と、前記ランクテーブルに登録された前記ランクを含んで前記特定アルゴリズムと同一のアルゴリズムによって照合用ライセンスキーを生成し、前記照合用ライセンスキーを前記入力用ライセンスキーと照合して、前記ランクを特定する認証部と、特定された前記ランクに対応した前記保守機能を使用可能にする保守機能提供部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、保守権限を必要とする画像形成装置の機能を顧客環境に合わせて保守権限のない顧客側担当者に適切に使用させることができる。
本発明に係る保守システムのシステム構成図である。 図1に示すライセンスキー発行装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す画像形成装置の概略構成を示す機能ブロック図である。 図3に示すランクテーブルの登録例である。 図2に示すライセンスキー発行装置のライセンスキー発行処理の流れを示すフローチャートである。 図3に示す画像形成装置の保守機能提供処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態において、同様の機能を示す構成には、同一の符号を付してある。
図1に示すように、本実施形態の保守システム100は、ライセンスキー発行装置1と、ライセンスキー発行装置から発行された入力用ライセンスキー3の認証を行う画像形成装置2とを備えている。
図2を参照すると、ライセンスキー発行装置1は、キーボードやマウス等の入力部11と、液晶ディスプレイ等の表示部12と、通信部13と、制御部14とを備えている。
通信部13は、LAN(Local Area Network)やインターネット等のネットワークに接続する機能を有し、ネットワークを介して各種データを送受信する機能を有する。通信部13は、Webブラウザを介して各種データを送受信する機能を有する。
制御部14は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMにはライセンスキー発行装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部14は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、装置全体の制御を行う。また、制御部14は、入力用ライセンスキー3を生成して発行するライセンスキー生成部141として機能する。
ライセンスキー生成部141は、入力部11を介して機器IDと、顧客IDと、ライセンス期間と、ランクとの入力を受け付け、入力された機器IDと、顧客IDと、ライセンス期間と、ランクとを用いて入力用ライセンスキー3を生成する機能を有する。
機器IDは、ライセンス対象の画像形成装置2の識別情報であり、シリアル番号等である。顧客IDは、ライセンス対象の画像形成装置2を使用している顧客の識別情報である。ライセンス期間は、入力用ライセンスキー3を有効化する期間であり、年、月、又は日のいずれかの単位で入力される。ランクは、後述するランクテーブルに登録されたいずれかのランクであり、ライセンス対象の保守機能、すなわち使用を許可する保守機能に対応して入力される。入力用ライセンスキー3の生成には、不可逆な一方向関数等による公知の特定アルゴリズムを用いればよい。ライセンスキー生成部141は、生成した入力用ライセンスキー3を通信部13経由で不図示の外部端末(例えば保守員端末等)に出力したり、表示部12に表示して出力したりする。また、入力されたランクが新規保守機能の追加を許可する“D”である場合には、ライセンスキー生成部141は、新規保守機能を実現するための追加スクリプト(追加プログラム)を取得して、通信部13経由で外部端末に出力する。なお、ライセンスキー生成部141は、入力部11に限らず、機器IDと、顧客IDと、ライセンス期間と、ランクとの入力をWebブラウザを介して通信部13経由で受け付けてもよい。
図3を参照すると、画像形成装置2は、複写機や複合機等の電子機器であり、操作部21と原稿読み取り部22と記憶部23と画像処理部24と印刷部25と通信部26と外部I/F27と制御部28とを備えている。
操作部21は、タッチパネルと操作ボタンとを備えている。タッチパネルは、各種操作キーや画像形成状況を表示する表示部の表面に透明の感圧センサーが設けられており、表示手段及び入力手段として機能する。タッチパネルは、表示面へのタッチ操作を検知して、タッチ操作が検知された位置に対応する信号を出力することで、表示部に表示した操作キーへの操作を受け付ける。また、操作ボタンは、印刷枚数等の数値を入力するためのテンキー、設定情報を初期化させる指示を入力するためのリセットキー、複写動作を停止させるためのストップキー、印刷動作を開始させる出力指示を入力するためのスタートキー等の各種操作キーを備えている。
原稿読み取り部22は、図示しない原稿給紙装置により給紙されてきた原稿や、ユーザーによってプラテンガラスに載置された原稿に対して光を照射し、その反射光等を受光して原稿画像を読み取るスキャナーである。
記憶部23は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読み取り部22によって読み取られた画像データを記憶する記憶手段である。また、記憶部23は、画像形成装置2の使用者である顧客の顧客ID231(使用者情報)と、保守機能がランク毎に登録されているランクテーブル232とを記憶しており、それぞれの場合において、使用者情報記憶部、ランクテーブル記憶部として機能する。顧客ID231は、画像形成装置2が顧客環境に設置された際に記憶部23に設定される。
例えば、図4に示すように、ランクテーブル232では、ランクAは保守機能aに対応し、ランクBは保守機能bに対応し、ランクCは保守機能の全てに対応し、ランクDは新規保守機能の追加に対応している。このように、ランクテーブル232では、保守機能の内容に対応してランク付けされている。例えば、顧客側に専任の保守員がいて、この顧客側保守員に保守作業を全て委ねる場合は、ランクCである。また、ランクAやランクBでは、ローカル国の環境に合わせるための特殊な機器調整値の変更や、各種カウンター値の変更やクリアの設定等を可能にする保守機能を割り当てることができる。さらに、ランクDでは、顧客環境に合わせて新たな保守機能を追加することができる。つまり、ランクDでは、画像形成装置2が本来備えていない保守機能を新規に追加することができる。
画像処理部24は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段である。画像処理部24では、例えば、拡大縮小処理や、濃度調整、階調調整等の画像改善処理が行われる。
印刷部25は、記録紙に印刷を施す印刷手段である。印刷部25は、例えば、記憶部23から読み出した画像データに基づき感光体ドラムの表面に潜像を形成し、トナーによってその潜像をトナー像とする画像形成を行い、その感光体ドラムから記録紙にトナー像を転写させ、そのトナー像を記録紙に定着させて排紙する。
通信部26は、LANやインターネット等のネットワークに接続する機能を有し、ネットワークを介して各種データを送受信する機能を有する。
外部I/F27は、USBメモリー等の記録媒体等と接続して、記録媒体と通信して各種データを送受信する機能を有する。
制御部28は、操作部21、原稿読み取り部22、記憶部23、画像処理部24、印刷部25、通信部26及び外部I/F27にそれぞれ接続されている。制御部28は、ROM、RAM等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMには画像形成装置2の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部28は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、装置全体の制御を行う。また、ROMは、画像形成装置2の固有の識別情報である機器ID281が書き換え不可能に記憶しており、機器ID記憶部として機能する。また、制御部28は、現在の日付を取得する時計部282と、入力用ライセンスキー3の認証を行う認証部283と、正当であると認証された入力用ライセンスキー3のランクに対応した保守機能を使用可能にする保守機能提供部284として機能する。
時計部282は、現在の日付を計時する機能を有し、定期的に通信部26を介して時刻合わせを行う機能を有する。
認証部283は、ROMに記憶された機器ID281と、記憶部23に記憶された顧客ID231と、時計部282から取得した現在の日付と、ランクテーブル232に登録されたランクとを用いて照合用ライセンスキーを生成する。そして、認証部283は、生成した照合用ライセンスキーを操作部21経由で入力された入力用ライセンスキー3と照合して、入力用ライセンスキー3の生成に用いられたランクを特定する機能を有する。
保守機能提供部284は、認証部283により特定されたランクに対応する保守機能を使用可能にする機能を有する。
次に、図5を参照してライセンスキー発行装置1のライセンス発行処理の流れを説明する。ライセンス発行装置1は、例えば画像形成装置2を設置した保守会社の保守員等によって操作される。
ライセンスキー生成部141は、機器IDと顧客IDとライセンス期間とランクとの入力を入力部11により受け付けて(ステップs11)、入力された機器IDと顧客IDとライセンス期間とランクとの全てを用いて特定アルゴリズムにより入力用ライセンスキー3を生成する(ステップs12)。
つづいて、ライセンスキー生成部141は、入力されたランクが“D”であるか否か、すなわち、新規保守機能の追加を許可するランクが入力されたか否かを判断する(ステップs13)。
入力されたランクが“D”である場合(ステップs13でYes)、ライセンスキー生成部141は、操作者により入力部11を介して指定された追加スクリプトを取得する(ステップs14)。追加スクリプトは、画像形成装置2の制御部14で実行されることにより、画像形成装置2に新規保守機能の追加を実現させるためのプログラムである。追加スクリプトは、ライセンスキー発行装置1の不図示の記憶部に予め記憶されていてもよいし、USBメモリー等の記録媒体に記録されていてもよい。追加スクリプトを取得すると、ライセンスキー生成部141は、入力用ライセンスキー3と追加スプリクトとを通信部13経由でWebブラウザや外部端末に出力し(ステップs15)、本処理を終了する。
一方、入力されたランクが“D”でない場合(ステップs13でNo)、ライセンスキー生成部141は、入力用ライセンスキー3を表示部12や通信部13経由でWebブラウザや外部端末に出力して(ステップs16)、本処理を終了する。
これにより、ライセンスキー発行装置1から入力用ライセンスキー3が発行され、入力用ライセンスキー3が顧客側担当者に伝達される。入力用ライセンスキー3と共に追加スクリプトがある場合には、追加スクリプトも顧客側担当者に渡される。
次に、図6を参照して、画像形成装置2の保守機能提供処理の流れを説明する。
まず、入力用ライセンスキー3を入手した顧客側担当者(システム管理者や顧客側保守員等)は、操作部21を介して入力用ライセンスキー3を入力する。入力用ライセンスキー3と共に追加スクリプトを入手している場合には、顧客側担当者は、USBメモリー等の記録媒体に追加スクリプトを格納し、外部I/F27を介して画像形成装置2に装着する。入力用ライセンスキー3の入力は、ユーザー管理者が操作可能な操作画面と、ユーザー側保守員が操作可能な操作画面のいずれからも可能である。
入力用ライセンスキー3の入力が操作部21により受け付けられると(ステップs21)、制御部28は認証部283として機能し、ROMに記憶された自身の機器ID281を取得し(ステップs22)、記憶部23に記憶された顧客ID231を取得し(ステップs23)、時計部282から現在の日付(年月日)を取得する(ステップs24)。
つづいて、認証部283は、ランクテーブル232から最初のランクを取得すると(ステップs25)、機器ID281と顧客ID231と現在の日付の年、月又は日のいずれかとランクとを用いて特定アルゴリズムによって照合用ライセンスキーを生成する(ステップs26)。
認証部283が照合用ライセンスキーを生成するために用いる特定アルゴリズムは、ライセンスキー生成部141が入力用ライセンスキー3を生成するために用いる特定アルゴリズムと同一のものである。そのため、ライセンスキー生成部141が入力用ライセンスキー3の生成に用いた機器IDと顧客IDとライセンス期間とランクとのそれぞれと、認証部283が照合用ライセンスキーの生成に用いた機器ID281と顧客ID231と現在の日付の年、月又は日のいずれかとランクとのそれぞれとが同一である場合、入力用ライセンスキー3と照合用ライセンスキーとは同一となる。また、認証部283が照合用ライセンスキーを生成するために必要な情報は、全て画像形成装置2が予め有しているので、顧客側担当者による入力を必要としないように構成されている。なお、入力用ライセンスキー3の生成に用いられるライセンス期間の年、月又は日は予めいずれを使用するのか決められていてもよい。また、認証部283が、時計部282から取得した年、月、又は日のそれぞれを用いて照合用ライセンスキーをそれぞれ生成し、それぞれの照合用ライセンスキーのいずれが入力用ライセンスキー3と一致するか照合するようにしてもよい。
照合用ライセンスキーを生成すると、認証部283は、照合用ライセンスキーを入力用ライセンスキー3と比較し(ステップs27)、一致したか否かを判断する(ステップs28)。
一致しなかった場合(ステップs28でNo)、認証部283は、ランクテーブル232を参照して、次のランクがあるか否かを判断する(ステップs29)。次のランクがある場合には(ステップs29でYes)、認証部283は、次のランクを取得して(ステップs30)、機器ID281と顧客ID231と日付と新たに取得したランクとから照合用ライセンスキーを生成する(ステップs26)。つまり、認証部283は、入力用ライセンスキー3がランクテーブル232におけるいずれのランクに対応する照合用ライセンスキーと一致するのか、照合用ライセンスキーの生成に用いるランクを変えながら順番に照合していく。なお、ランクテーブル232のランクのそれぞれから生成される照合用ライセンスキーのそれぞれは、入力用ライセンスキー3が入力される前に予め生成されてもよいし、入力用ライセンスキー3との照合の際に逐次生成されてもよい。
照合用ライセンスキーと入力用ライセンスキー3とが一致した場合(ステップs28でYes)、認証部283は一致した照合用ライセンスキーの生成に用いたランクを、入力用ライセンスキー3の生成に用いられたランクとして特定する(ステップs31)。つづいて、保守機能提供部284は、認証部283により特定されたランクに対応した保守機能を使用可能にして(ステップs32)、本処理が終了する。つまり、特定されたランクに対応する保守機能がアクティベートされて使用可能になる。なお、特定されたランクが“D”である場合には、保守機能提供部284は、外部I/F27を介して記録媒体から追加スクリプトを読み出して実行し、追加スクリプトにより実現される新規保守機能を使用可能にする。これにより、特殊な顧客環境に合わせて保守機能を柔軟に提供することができる。
一方、次のランクがない場合(ステップs29でNo)、すなわち、ランクテーブル232に登録されたランクのそれぞれを用いて生成された照合用ライセンスキーのいずれもが入力用ライセンスキー3と一致しなかった場合、認証部283は、操作部21を介して不正なライセンスキーである旨を通知し(ステップs33)、本処理を終了する。この場合、保守機能提供部284によって保守権限を有さない顧客による保守機能の使用は禁止された状態のままである。これにより、保守機能の不正使用を防止することができる。
なお、入力用ライセンスキー3の生成には、少なくとも使用を許可する保守機能のランクが含まれていればよい。この場合、認証部283は、入力用ライセンスキー3の生成に対応して、少なくともランクを含めて照合用ライセンスキーを生成すればよい。このように、入力用ライセンスキー3の生成にランクを含めることで、入力用ライセンスキー3自身によって顧客に提供する保守機能の範囲を制限することができる。なお、入力用ライセンスキー3の生成にさらに機器IDを含めることで、入力用ライセンスキー3自身によって保守機能を使用可能な顧客の画像形成装置2を制限することができる。また、入力用ライセンスキー3の生成にさらに顧客IDを含めることで、入力用ライセンスキー3自身によって顧客を特定して保守機能を提供することができ、画像形成装置2のリユース等により顧客IDが変わった場合には自動的にライセンスキーを無効とすることができる。また、入力用ライセンスキー3の生成にさらにライセンス期間を含めることで、入力用ライセンスキー3自身によって保守機能の使用に実行期限を設定することができる。
このように、本実施形態の画像形成装置2は、保守権限が必要な保守機能を備えた電子機器であって、保守機能がランク毎に登録されたランクテーブル232と、ランクを含んで特定アルゴリズムにより生成された入力用ライセンスキー3の入力を受け付ける操作部21と、ランクテーブル232に登録されたランクを含んで特定アルゴリズムと同一のアルゴリズムによって照合用ライセンスキーを生成し、照合用ライセンスキーを入力用ライセンスキー3と照合して、ランクを特定する認証部283と、特定されたランクに対応した保守機能を使用可能にする保守機能提供部284とを備えている。そのため、画像形成装置2は、入力用ライセンスキー3により暗に指定されたランクを特定して、ランクに対応した保守機能のみを保守権限のない顧客側担当者に使用させることができる。したがって、顧客環境に応じて必要な保守機能のみを顧客側担当者に安全に使用させることができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々様々に変更が可能であることは言うまでもない。
1 ライセンスキー発行装置
2 画像形成装置
3 入力用ライセンスキー
11 入力部
12 表示部
13 通信部
14 制御部
21 操作部
22 原稿読み取り部
23 記憶部
24 画像処理部
25 印刷部
26 通信部
27 外部I/F
28 制御部
100 保守システム
141 ライセンスキー生成部
231 顧客ID(使用者情報)
232 ランクテーブル
281 機器ID
282 時計部
283 認証部
284 保守機能提供部

Claims (7)

  1. 保守権限が必要な保守機能を備えた電子機器であって、
    前記保守機能がランク毎に登録されたランクテーブルと、
    前記ランクを含んで特定アルゴリズムにより生成された入力用ライセンスキーの入力を受け付ける操作部と、
    前記ランクテーブルに登録された前記ランクを含んで前記特定アルゴリズムと同一のアルゴリズムによって照合用ライセンスキーを生成し、前記照合用ライセンスキーを前記入力用ライセンスキーと照合して、前記ランクを特定する認証部と、
    特定された前記ランクに対応した前記保守機能を使用可能にする保守機能提供部と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 固有の機器IDを記憶した機器ID記憶部を備え、
    前記機器IDは、前記入力用ライセンスキーの生成に含まれており、
    前記認証部は、
    前記機器ID記憶部に記憶された前記機器IDを含めて前記照合用ライセンスキーを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 使用者情報を記憶した使用者情報記憶部を備え、
    前記使用者情報は、前記入力用ライセンスキーの生成に含まれており、
    前記認証部は、
    前記使用者情報記憶部に記憶された前記使用者情報を含めて前記照合用ライセンスキーを生成する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 現在の日付を取得する時計部を備え、
    年、月、又は日のいずれかが、前記入力用ライセンスキーの生成に含まれており、
    前記認証部は、
    前記時計部から取得した前記現在の日付の年、月、又は日のいずれかを含めて前記照合用ライセンスキーを生成する
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記保守機能提供部は、
    前記入力用ライセンスキーが前記照合用ライセンスキーと一致しなかった場合に、特定された前記ランクの前記保守機能の使用を禁止する
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 新規保守機能を実現させるための追加プログラムが記録された記録媒体が接続される外部I/Fを備え、
    前記保守機能提供部は、
    特定された前記ランクに応じて、前記記録媒体に記録された前記追加プログラムを実行して、前記新規保守機能を使用可能にする
    ことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 入力用ライセンスキーを発行するライセンスキー発行装置と、保守権限が必要な保守機能を備えた電子機器とを備えた保守システムであって、
    前記ライセンスキー発行装置は、
    使用を許可する前記保守機能を特定するランクの入力を受け付ける入力部と、
    入力された前記ランクを含んで特定アルゴリズムにより入力用ライセンスキーを生成するライセンスキー生成部とを有し、
    前記電子機器は、
    前記保守機能がランク毎に登録されたランクテーブルと、
    前記入力用ライセンスキーの入力を受け付ける操作部と、
    前記ランクテーブルに登録された前記ランクを含んで前記特定アルゴリズムと同一のアルゴリズムによって照合用ライセンスキーを生成し、前記照合用ライセンスキーを前記入力用ライセンスキーと照合して、前記ランクを特定する認証部と、
    特定された前記ランクに対応した前記保守機能を使用可能にする保守機能提供部とを有する
    ことを特徴とする保守システム。
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