JP2008177901A - 画像形成装置、保守管理システム及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】保守作業の種類に応じたアクセス範囲とアクセス権限とを設定してセキュリティを強化した画像形成装置を提供する。
【解決手段】複合機2は、保守作業の種類を示す保守作業コードと、保守作業に必要なアクセス範囲とアクセス権限とを保守作業コードに対応付けて記憶する記憶部25と、他の装置からコードを取得する送受信部10と、送受信部10にて取得されたコードが記憶部25に記憶された保守作業コードと一致するか否かを認定する保守作業コード認定部21と、保守作業コード認定部21にて認定された保守作業コードに対応するアクセス範囲とアクセス権限とを記憶部25から取り出して出力するアクセス範囲権限許容部31とを含む。
【選択図】図2
【解決手段】複合機2は、保守作業の種類を示す保守作業コードと、保守作業に必要なアクセス範囲とアクセス権限とを保守作業コードに対応付けて記憶する記憶部25と、他の装置からコードを取得する送受信部10と、送受信部10にて取得されたコードが記憶部25に記憶された保守作業コードと一致するか否かを認定する保守作業コード認定部21と、保守作業コード認定部21にて認定された保守作業コードに対応するアクセス範囲とアクセス権限とを記憶部25から取り出して出力するアクセス範囲権限許容部31とを含む。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置、保守管理システム及びプログラムの技術分野に関する。
コピー機能やファクシミリ送受信機能、スキャナ機能、プリンタ機能等を有したいわゆる複合機と呼ばれる画像形成装置は、近年、スキャンした文書や電話回線又はネットワークを通じて受信した文書を単に出力するだけでなく、これらの文書を画像形成装置内に保存することが可能となった。これに伴い、重要な情報や他人に見られたくない情報を画像形成装置内で保存するという使い方をするユーザも増えてきた。そして、このようなユーザは、セキュリティへの関心も高い。
ところで、画像形成装置は複雑な機器であって様々な機能を有しており、保守作業者による定期的な保守を必要とする。そして、この保守をリモートで行うことも提案されている。
ところで、画像形成装置は複雑な機器であって様々な機能を有しており、保守作業者による定期的な保守を必要とする。そして、この保守をリモートで行うことも提案されている。
リモートによる保守は、ユーザの知らない間に保守作業を実施する設定も可能であり、この場合保守作業の内容もユーザが認識できないことが多い。しかも、リモートによる保守が設定されるとプロトコルを知っている者が画像形成装置にアクセスできるので、セキュリティ確保のためリモートによる保守の設定時には通常保守作業者にアクセス権限を設定する。
ここで、画像形成装置に関して保守作業者にアクセス権限を設定してセキュリティを確保する従来技術として、例えば特許文献1や特許文献2が存在する。
ここで、画像形成装置に関して保守作業者にアクセス権限を設定してセキュリティを確保する従来技術として、例えば特許文献1や特許文献2が存在する。
特許文献1には、セキュリティの観点から、保守作業者が点検を行う際ICカード等による認証を行い、センターに問い合わせることにより保守作業者であることが認証された後に、保守を行う技術が開示されている。
特許文献2には、予めサービスモードへの移行を許可するかどうかをユーザが設定可能とする技術が開示されている。
特許文献2には、予めサービスモードへの移行を許可するかどうかをユーザが設定可能とする技術が開示されている。
画像形成装置の保守を行う場合に、保守作業者毎にアクセス権限を設定する方法もあるが、この方法では保守作業の自由度を著しく下げるという問題がある。例えば、ある特定の画像形成装置に注目したとき、その画像形成装置を保守できる保守作業者はアクセス権限が設定された者に限定される。アクセス権限が設定されていない保守作業者が保守作業するには、保守作業前にアクセス権限の設定登録が必要となる。
また、保守作業者の側から見ると、画像形成装置毎にアクセス権限が必要となりアクセス権限の管理作業が煩わしい。特定の画像形成装置に対して保守作業をする保守作業者が複数存在する場合に、一つのアクセス権限を複数人で使い回せばアクセス権限の管理上の問題が生じ得る。この管理上の問題を避けるために、実際に保守作業をする日と作業者とを限定して作業をする保守作業者に対して暫定的なアクセス権限の設定登録をする場合もあるが、煩わしい登録作業の問題が残る。
また、保守作業者の側から見ると、画像形成装置毎にアクセス権限が必要となりアクセス権限の管理作業が煩わしい。特定の画像形成装置に対して保守作業をする保守作業者が複数存在する場合に、一つのアクセス権限を複数人で使い回せばアクセス権限の管理上の問題が生じ得る。この管理上の問題を避けるために、実際に保守作業をする日と作業者とを限定して作業をする保守作業者に対して暫定的なアクセス権限の設定登録をする場合もあるが、煩わしい登録作業の問題が残る。
ところで、カウンタ読み取り作業やエラー発生回数の確認といった通常の保守作業と、特定の障害解析等のために実施する保守作業とでは、保守作業の内容が異なり、その保守作業に際してアクセスを必要とする情報の範囲や情報に対する権限も異なるという画像形成装置に特有な点がある。即ち、画像形成装置では保守作業の種類によって、必要となるアクセスが異なる。例えば、故障対応を行う場合、電話帳データや親展ボックス内の文書へのアクセスが必要となる。
本発明は、かかる技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、保守作業の種類に応じたアクセス範囲とアクセス権限とを設定してセキュリティを強化した画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明にかかる画像形成装置は、保守作業の種類を示す保守作業コードと、保守作業に必要なアクセス範囲とアクセス権限とを保守作業コードに対応付けて記憶する記憶手段と、他の装置からコードを取得するコード取得手段と、コード取得手段にて取得されたコードが記憶手段に記憶された保守作業コードと一致するか否かを認定する保守作業コード認定手段と、保守作業コード認定手段にて認定された保守作業コードに対応するアクセス範囲とアクセス権限とを記憶手段から取り出して出力するアクセス範囲権限出力手段とを含むことを特徴とする。
上記画像形成装置において、記憶手段に記憶されたアクセス範囲とアクセス権限の内容を修正するアクセス範囲権限修正手段を更に含むことを特徴とする。
上記画像形成装置において、画像形成装置の稼動に必要な装置情報と画像形成装置の使用に際してユーザが入力したユーザ情報とを記憶する情報記憶手段を更に含み、記憶手段は、情報記憶手段に記憶されたユーザ情報へのアクセスが除外された保守作業コードを記憶していることを特徴とする。
上記画像形成装置において、保守作業コード認定手段にて認定された保守作業コードの有効性を判断する保守作業コード判断手段を更に含み、記憶手段は、保守作業コードに対する有効期限を記憶し、保守作業コード判断手段は、保守作業コード認定手段にて認定された保守作業コードが、記憶手段に記憶された有効期限を過ぎているとき保守作業コードを無効と判断することを特徴とする。
上記画像形成装置において、保守作業コード認定手段にて認定された保守作業コードの有効性を判断する保守作業コード判断手段を更に含み、記憶手段は、保守作業コードに対する有効使用回数を記憶し、保守作業コード判断手段は、保守作業コード認定手段にて認定された保守作業コードが、記憶手段に記憶された有効使用回数を超過しているとき保守作業コードを無効と判断することを特徴とする。
上記画像形成装置において、アクセス範囲とアクセス権限は、画像形成装置の保守作業に特有の項目へのアクセスに関連することを特徴とする。
上記画像形成装置において、画像形成装置の稼動に必要な装置情報と画像形成装置の使用に際してユーザが入力したユーザ情報とを記憶する情報記憶手段を更に含み、記憶手段は、情報記憶手段に記憶されたユーザ情報へのアクセスが除外された保守作業コードを記憶していることを特徴とする。
上記画像形成装置において、保守作業コード認定手段にて認定された保守作業コードの有効性を判断する保守作業コード判断手段を更に含み、記憶手段は、保守作業コードに対する有効期限を記憶し、保守作業コード判断手段は、保守作業コード認定手段にて認定された保守作業コードが、記憶手段に記憶された有効期限を過ぎているとき保守作業コードを無効と判断することを特徴とする。
上記画像形成装置において、保守作業コード認定手段にて認定された保守作業コードの有効性を判断する保守作業コード判断手段を更に含み、記憶手段は、保守作業コードに対する有効使用回数を記憶し、保守作業コード判断手段は、保守作業コード認定手段にて認定された保守作業コードが、記憶手段に記憶された有効使用回数を超過しているとき保守作業コードを無効と判断することを特徴とする。
上記画像形成装置において、アクセス範囲とアクセス権限は、画像形成装置の保守作業に特有の項目へのアクセスに関連することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかる保守管理システムは、保守センタと、保守センタに公衆回線を介して接続した複数の画像形成装置とを備え、画像形成装置は、保守作業の種類を示す保守作業コードと、保守作業に必要なアクセス範囲とアクセス権限とを保守作業コードに対応付けて記憶する記憶手段と、保守センタから公衆回線を介したアクセスの正当性を示す認証コードを取得する認証コード取得手段と、認証コード取得手段にて取得された認証コードに基づいてアクセスを保守作業者と認証する認証手段と、認証手段にて認証された保守作業者から保守作業コードを取得する保守作業コード取得手段と、保守作業コード取得手段にて取得された保守作業コードに対応するアクセス範囲とアクセス権限とを記憶手段から取り出して出力するアクセス範囲権限出力手段とを含むことを特徴とする。
上記保守管理システムにおいて、画像形成装置は、認証コードを認証コードの正当な所有者が有する保守作業に関する資格に対応付けて記憶する認証コード記憶手段を更に含み、認証手段は、認証コード記憶手段に記憶された認証コードの正当な所有者の保守作業に関する資格に基づいて認証することを特徴とする。
上記保守管理システムにおいて、画像形成装置は、アクセス履歴を記憶するアクセス履歴記憶手段と、アクセス履歴記憶手段に記憶されたアクセス履歴を出力する出力手段とを更に含み、出力手段は、アクセス履歴記憶手段に記憶されたアクセス履歴を出力することを特徴とする。
上記保守管理システムにおいて、画像形成装置は、アクセス履歴の出力の要求を受け付ける出力要求受付手段を更に含み、出力手段は、出力要求受付手段にて出力の要求が受け付けられたときアクセス履歴記憶手段に記憶されたアクセス履歴を出力することを特徴とする。
上記保守管理システムにおいて、画像形成装置は、アクセス履歴を記憶するアクセス履歴記憶手段と、アクセス履歴記憶手段に記憶されたアクセス履歴を出力する出力手段とを更に含み、出力手段は、アクセス履歴記憶手段に記憶されたアクセス履歴を出力することを特徴とする。
上記保守管理システムにおいて、画像形成装置は、アクセス履歴の出力の要求を受け付ける出力要求受付手段を更に含み、出力手段は、出力要求受付手段にて出力の要求が受け付けられたときアクセス履歴記憶手段に記憶されたアクセス履歴を出力することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかるプログラムは、コンピュータに、画像形成装置に対する保守作業の種類を示す保守作業コードの入力を受け付けるコード受付機能と、保守作業に必要なアクセス範囲とアクセス権限とを、入力された保守作業コードに対応付けて設定する設定機能と、設定されたアクセス範囲とアクセス権限とを保守作業コードに対応付けて記憶手段に記憶する記憶機能とを実現させることを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明にかかるプログラムは、コンピュータに、画像形成装置に対する保守作業の種類を示す保守作業コードを取得するコード取得機能と、保守作業に必要なアクセス範囲とアクセス権限とを保守作業コードに対応付けて予め記憶している記憶手段から、取得した保守作業コードに対応したアクセス範囲とアクセス権限とを取り出して出力する出力機能と、出力されたアクセス範囲とアクセス権限の中で、画像形成装置に対する保守作業を許容する保守機能とを実現させることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば、保守作業の種類に応じたアクセス範囲とアクセス権限とを設定してセキュリティを強化することができる。
請求項2にかかる発明によれば、保守作業コードに対応するアクセス範囲とアクセス権限とを修正することができる。
請求項3にかかる発明によれば、情報記憶手段に記憶されているユーザ情報への保守作業者のアクセスを禁止することができる。
請求項4にかかる発明によれば、保守作業コードに有効期限を設定してセキュリティ強化を図ることができる。
請求項5にかかる発明によれば、保守作業コードに有効使用回数を設定してセキュリティ強化を図ることができる。
請求項6にかかる発明によれば、アクセス範囲とアクセス権限とを画像形成装置の保守作業に特有の項目に限定することができる。
請求項2にかかる発明によれば、保守作業コードに対応するアクセス範囲とアクセス権限とを修正することができる。
請求項3にかかる発明によれば、情報記憶手段に記憶されているユーザ情報への保守作業者のアクセスを禁止することができる。
請求項4にかかる発明によれば、保守作業コードに有効期限を設定してセキュリティ強化を図ることができる。
請求項5にかかる発明によれば、保守作業コードに有効使用回数を設定してセキュリティ強化を図ることができる。
請求項6にかかる発明によれば、アクセス範囲とアクセス権限とを画像形成装置の保守作業に特有の項目に限定することができる。
請求項7にかかる発明によれば、保守作業の種類に応じたアクセス範囲とアクセス権限とを設定してセキュリティを強化することができる。
請求項8にかかる発明によれば、認証コードの正当な所有者の資格に基づいて認証を行うことができる。
請求項9にかかる発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して不正アクセスの追跡調査を容易に行うことができる。
請求項10にかかる発明によれば、ユーザは任意のタイミングでアクセス履歴を入手することができる。
請求項8にかかる発明によれば、認証コードの正当な所有者の資格に基づいて認証を行うことができる。
請求項9にかかる発明によれば、本構成を採用しない場合に比較して不正アクセスの追跡調査を容易に行うことができる。
請求項10にかかる発明によれば、ユーザは任意のタイミングでアクセス履歴を入手することができる。
請求項11にかかる発明によれば、保守作業の種類に応じたアクセス範囲とアクセス権限とを設定してセキュリティを強化することができる。
請求項12にかかる発明によれば、認証コードと保守作業コードの2種類のコードを用いて、許容されるアクセス範囲とアクセス権限の中で保守を管理することができる。
請求項12にかかる発明によれば、認証コードと保守作業コードの2種類のコードを用いて、許容されるアクセス範囲とアクセス権限の中で保守を管理することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態(実施の形態)を図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態にかかる保守システム1の構成概略を示す図である。
保守システム1は、画像形成装置の一例である複合機2とサービスセンタ3と公衆回線の一例であるインターネット4を介して接続して構成される。尚、複合機2とサービスセンタ3とは電話回線網を介して接続しても良い。
図1は、本実施の形態にかかる保守システム1の構成概略を示す図である。
保守システム1は、画像形成装置の一例である複合機2とサービスセンタ3と公衆回線の一例であるインターネット4を介して接続して構成される。尚、複合機2とサービスセンタ3とは電話回線網を介して接続しても良い。
複合機2は、例えば、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ送受信機能、プリンタ機能を兼ね備えた画像形成装置等が該当し、インターネット4に接続するための送受信部10(図2参照)を有している。
サービスセンタ3は、例えばパソコン5等を備えて、インターネット4を介して複合機2と相互通信を行うための送受信部51(図3参照)を備えている。
サービスセンタ3は、例えばパソコン5等を備えて、インターネット4を介して複合機2と相互通信を行うための送受信部51(図3参照)を備えている。
(複合機の構成)
図2は、本発明の画像形成装置の一例としての複合機2を説明するための機能ブロック図である。
複合機2は、送受信部10と、認証部12と、認証コード記憶部13とを有する。また、複合機2は、保守作業コード認定部21と、保守作業コード判断部22と、記憶部25と、アクセス範囲権限修正部26とを有する。更に、複合機2は、アクセス範囲権限許容部31と、情報記憶部32と、出力要求受付部41と、制御部42とを有する。更にまた、アクセス履歴記憶部43と、出力部44と、操作部45と、表示部46とを有して構成される。
図2は、本発明の画像形成装置の一例としての複合機2を説明するための機能ブロック図である。
複合機2は、送受信部10と、認証部12と、認証コード記憶部13とを有する。また、複合機2は、保守作業コード認定部21と、保守作業コード判断部22と、記憶部25と、アクセス範囲権限修正部26とを有する。更に、複合機2は、アクセス範囲権限許容部31と、情報記憶部32と、出力要求受付部41と、制御部42とを有する。更にまた、アクセス履歴記憶部43と、出力部44と、操作部45と、表示部46とを有して構成される。
ここで、送受信部10は、複合機2がインターネット4に接続するための接続ポートである。送受信部10が認証コード取得手段の一例として機能するとき、後述するサービスセンタ3のパソコン5の操作部54からインターネット4を介して入力された認証コードを複合機2に取り込むポートとして機能する。送受信部10が保守作業コード取得手段の一例として機能するとき、操作部54(後述)からインターネット4を介して入力された保守作業コードを複合機2に取り込むポートとして機能する。
認証部12は、例えばCPUが認証工程(図5におけるステップ302参照)を実行することで実現される。認証部12は、インターネット4を介してサービスセンタ3から送られてきた認証のためのコードを、後述する認証コード記憶部13に記憶された認証コードと比較することで、複合機2にアクセスした者を認証する。
認証コード記憶部13は、例えばハードディスクやメモリ等で構成される。複合機2の工場出荷時に設定された認証コードを予め記憶している。
認証コード記憶部13は、例えばハードディスクやメモリ等で構成される。複合機2の工場出荷時に設定された認証コードを予め記憶している。
保守作業コード認定部21は、例えばCPUが保守作業コードの判断工程(図5におけるステップ306参照)を実行することで実現される。
保守作業コード判断部22は、インターネット4を介してサービスセンタ3から送られてきた保守作業コードの有効性を判断する。具体的には、保守作業コードが有効期限や有効使用回数を有している場合にその有効性を判断する。詳細は後述する。
保守作業コード判断部22は、インターネット4を介してサービスセンタ3から送られてきた保守作業コードの有効性を判断する。具体的には、保守作業コードが有効期限や有効使用回数を有している場合にその有効性を判断する。詳細は後述する。
記憶部25は、例えばハードディスクやメモリ等で構成される。記憶部25は、保守作業の種類を示す保守作業コードと、保守作業コードに予め対応されたアクセス範囲とアクセス権限とを記憶する。具体的には、保守作業コード・アクセス範囲権限対応表(後述)として記憶する。また、記憶部25は、後述するアクセス範囲権限修正部26にて修正されたアクセス範囲とアクセス権限とを記憶する。更に、記憶部25は、後述する操作部45から入力される保守作業コードの有効期限と有効使用回数とを記憶する。
アクセス範囲権限修正部26は、例えばテンキー等の操作ボタン(図示省略)とCPUとが該当し、CPUがアクセス範囲権限修正工程(図4におけるステップ104参照)を実行することで実現される。アクセス範囲権限修正部26は、保守作業コードに予め対応付けられているアクセス範囲とアクセス権限とを修正する。
アクセス範囲権限修正部26は、例えばテンキー等の操作ボタン(図示省略)とCPUとが該当し、CPUがアクセス範囲権限修正工程(図4におけるステップ104参照)を実行することで実現される。アクセス範囲権限修正部26は、保守作業コードに予め対応付けられているアクセス範囲とアクセス権限とを修正する。
アクセス範囲権限許容部31は、例えばCPUがアクセス範囲権限設定工程(図5におけるステップ307又は308参照)を実行することで実現される。アクセス範囲権限許容部31は、例えばアクセス範囲権限出力手段の一例として機能する。アクセス範囲権限許容部31は、保守作業コードに従い保守作業コードに対応したアクセス範囲とアクセス権限とをアクセスした保守作業者に許容する。
情報記憶部32は、例えばハードディスク等で構成される。情報記憶部32は、各種情報を記憶する。各種情報として、課金情報、エラー発生回数、各種設定値、診断情報、設定情報、出力枚数等の装置情報や、電話帳情報、短縮ダイヤル、親展ボックス内の文書等のユーザ情報が挙げられる。
情報記憶部32は、例えばハードディスク等で構成される。情報記憶部32は、各種情報を記憶する。各種情報として、課金情報、エラー発生回数、各種設定値、診断情報、設定情報、出力枚数等の装置情報や、電話帳情報、短縮ダイヤル、親展ボックス内の文書等のユーザ情報が挙げられる。
出力要求受付部41は、例えば複合機2が有するテンキー等の操作ボタン(図示省略)が該当する。出力要求受付部41は、後述するアクセス履歴記憶部43が記憶しているアクセス履歴のユーザによる出力要求を受け付ける。
制御部42は、例えばCPUが各種の制御プログラムを実行することで実現される。制御部42は、複合機2が有する様々な構成要素の制御を担う。具体的には、例えば保守工程(図5におけるステップ310参照)を実行する。
アクセス履歴記憶部43は、例えばハードディスク等で構成される。アクセス履歴記憶部43は、アクセス履歴を記憶し、例えば出力要求受付部41からの出力要求に応じて記憶しているアクセス履歴を出力する。
制御部42は、例えばCPUが各種の制御プログラムを実行することで実現される。制御部42は、複合機2が有する様々な構成要素の制御を担う。具体的には、例えば保守工程(図5におけるステップ310参照)を実行する。
アクセス履歴記憶部43は、例えばハードディスク等で構成される。アクセス履歴記憶部43は、アクセス履歴を記憶し、例えば出力要求受付部41からの出力要求に応じて記憶しているアクセス履歴を出力する。
出力部44は、例えば、複合機2が有するプリンタ出力部や表示部、ファクシミリ送受信部、メール送受信部(いずれも図示省略)が該当する。また、出力部44は、アクセス履歴記憶部43が記憶しているアクセス履歴を出力する。
操作部45は、例えば複合機2が有するテンキー等の操作ボタンが該当する。操作部45は、例えばリモート保守ではなく保守作業者が複合機2に対して直接保守作業を行うとき、認証コード取得手段の一例として機能し、また、保守作業コード取得手段の一例として機能する。
操作部45は、例えば複合機2が有するテンキー等の操作ボタンが該当する。操作部45は、例えばリモート保守ではなく保守作業者が複合機2に対して直接保守作業を行うとき、認証コード取得手段の一例として機能し、また、保守作業コード取得手段の一例として機能する。
(サービスセンタの構成)
図3は、サービスセンタ3を説明するための機能ブロック図である。
サービスセンタ3は、上述のように、送受信部51と、出力部55と、例えばパソコン5等を備えて構成される。パソコン5は、制御部52と、表示部53と、操作部54とを備えている。
図3は、サービスセンタ3を説明するための機能ブロック図である。
サービスセンタ3は、上述のように、送受信部51と、出力部55と、例えばパソコン5等を備えて構成される。パソコン5は、制御部52と、表示部53と、操作部54とを備えている。
送受信部51は、パソコン5がインターネット4と接続するための接続ポートである。
制御部52は、例えばパソコン5内のCPUが該当する。
表示部53は、例えばパソコン5内のディスプレイが該当する。
操作部54は、例えばパソコン5内のキーボードが該当する。操作部54が、出力要求受付手段の一例として機能するとき、保守作業者からアクセス履歴の出力要求を受け付けて、複合機2に送る。
出力部55は、例えばプリンタ等が該当する。出力部55は、アクセス履歴を出力する。
制御部52は、例えばパソコン5内のCPUが該当する。
表示部53は、例えばパソコン5内のディスプレイが該当する。
操作部54は、例えばパソコン5内のキーボードが該当する。操作部54が、出力要求受付手段の一例として機能するとき、保守作業者からアクセス履歴の出力要求を受け付けて、複合機2に送る。
出力部55は、例えばプリンタ等が該当する。出力部55は、アクセス履歴を出力する。
(保守システムの動作)
以上の構成を有する保守システム1の動作を、図面を用いて以下に説明する。
認証コードは、複合機2にアクセスする保守作業者の正当性を示すコードである。認証コードは複合機2の工場出荷時に設定されて、認証コード記憶部13に記憶されている。
以上の構成を有する保守システム1の動作を、図面を用いて以下に説明する。
認証コードは、複合機2にアクセスする保守作業者の正当性を示すコードである。認証コードは複合機2の工場出荷時に設定されて、認証コード記憶部13に記憶されている。
(保守作業コードの修正)
保守作業コードは、必要に応じてユーザ(通常は機械管理者)により随時設定されるものであり、メーカ側で設定はされない。即ち、保守作業コードは一部の人間しか知りえないコードである。
保守作業コードは、必要に応じてユーザ(通常は機械管理者)により随時設定されるものであり、メーカ側で設定はされない。即ち、保守作業コードは一部の人間しか知りえないコードである。
図4は、複合機2においてユーザが行う保守作業コードの修正を説明するためのフローチャートである。
ユーザが操作部45を操作して保守作業コードの修正を開始すると、表示部46に保守作業メニューが表示される(保守作業メニュー表示工程)(ステップ101)。この保守作業メニューには、保守作業に必要とされる情報のアクセス範囲と情報に対するアクセス権限とが予め設定されており、保守作業の各種別に対応付けられて表示される。尚、上述したように保守作業コードは予め設定されていないが、保守作業の各種別とアクセス権限の対応とが雛形として予め用意されていて、ユーザが雛形を選択して一部修正して登録するようにしてもよい。
ユーザが操作部45を操作して保守作業コードの修正を開始すると、表示部46に保守作業メニューが表示される(保守作業メニュー表示工程)(ステップ101)。この保守作業メニューには、保守作業に必要とされる情報のアクセス範囲と情報に対するアクセス権限とが予め設定されており、保守作業の各種別に対応付けられて表示される。尚、上述したように保守作業コードは予め設定されていないが、保守作業の各種別とアクセス権限の対応とが雛形として予め用意されていて、ユーザが雛形を選択して一部修正して登録するようにしてもよい。
ユーザが操作部45を操作して保守作業メニューから保守作業を選択し、選択した保守作業に対応する保守作業コードを操作部45から入力して指定する(保守作業コード入力工程)(ステップ102)。
表示部46は、入力された保守作業コードと保守作業コードに対応するアクセス範囲とアクセス権限とを表示する(アクセス範囲・権限表示工程)(ステップ103)。
表示部46は、入力された保守作業コードと保守作業コードに対応するアクセス範囲とアクセス権限とを表示する(アクセス範囲・権限表示工程)(ステップ103)。
入力した保守作業コードに対応するとして表示されたアクセス範囲とアクセス権限とを見たユーザが修正したいと考えたとき、ユーザは、操作部45を操作して入力した保守作業コードに対応付けられたアクセス範囲とアクセス権限とを修正する(アクセス範囲・権限修正工程)(ステップ104)。具体的には、アクセス範囲とアクセス権限とを表示部46上で確認し、必要に応じて操作部45を操作してアクセス範囲とアクセス権限とを修正する。
修正が確定したとき、アクセス範囲権限修正部26は、修正したアクセス範囲とアクセス権限とを保守作業コードに対応付けて記憶部25に記憶する(修正アクセス範囲・権限記憶工程)(ステップ105)。
このようにして、アクセス範囲とアクセス権限とに対応付けられた保守作業コードが修正される。
このようにして、アクセス範囲とアクセス権限とに対応付けられた保守作業コードが修正される。
(保守作業の開始手順)
次に、アクセス範囲及びアクセス権限に対応付けられた保守作業コードを使って、保守作業者がサービスセンタ3から実際に複合機2にリモート保守作業を開始する場合の手順について説明する。保守作業コードは、例えば電話等の方法で保守作業者に予め伝えられているものとする。
次に、アクセス範囲及びアクセス権限に対応付けられた保守作業コードを使って、保守作業者がサービスセンタ3から実際に複合機2にリモート保守作業を開始する場合の手順について説明する。保守作業コードは、例えば電話等の方法で保守作業者に予め伝えられているものとする。
図5は、保守システム1における保守作業の開始手順を説明するためのフローチャートである。
サービスセンタ3のパソコン5を使って、保守作業者が操作部54から自己の正当性を示す認証のためのコードを入力すると(コード入力工程)(ステップ201)、入力されたコードは、送受信部51からインターネット4を介して複合機2の送受信部10へ送られる(コード送信工程)(ステップ202)。
サービスセンタ3のパソコン5を使って、保守作業者が操作部54から自己の正当性を示す認証のためのコードを入力すると(コード入力工程)(ステップ201)、入力されたコードは、送受信部51からインターネット4を介して複合機2の送受信部10へ送られる(コード送信工程)(ステップ202)。
送受信部10を介してコードを受信した認証部12は(コード受信工程)(ステップ301)、受け取ったコードの有効性を判断する(認証工程)(ステップ302)。具体的には、認証部12は、受け取ったコードと認証コード記憶部13に記憶されている認証コードとを比較して認証を行う。
受け取ったコードが有効ではないと認証部12が判断したとき(ステップ302:N)、認証部12はサービスセンタ3から受け取ったコードが無効である旨を送受信部10とインターネット4とを介してサービスセンタ3に送信する(無効送信工程)(ステップ303)。
受け取ったコードが有効ではないと認証部12が判断したとき(ステップ302:N)、認証部12はサービスセンタ3から受け取ったコードが無効である旨を送受信部10とインターネット4とを介してサービスセンタ3に送信する(無効送信工程)(ステップ303)。
送受信部51を介してコードが無効である旨を受けたサービスセンタ3は(無効受信工程)(ステップ203)、このとき用いたコードを使って複合機2と通信することはできなくなり、通信を終了する(終了工程)。
これに対して、受け取ったコードが有効なものであると認証部12が判断したとき(ステップ302:Y)、認証部12は認証が完了した旨を送受信部10とインターネット4とを介してサービスセンタ3に送信する(認証完送信工程)(ステップ304)。
これに対して、受け取ったコードが有効なものであると認証部12が判断したとき(ステップ302:Y)、認証部12は認証が完了した旨を送受信部10とインターネット4とを介してサービスセンタ3に送信する(認証完送信工程)(ステップ304)。
インターネット4と送受信部51を介して認証完了の旨を受信したサービスセンタ3では(認証完受信工程)(ステップ204)、保守作業者が操作部54を操作して、電話等の方法で予め伝えられたコードを入力する。そして、入力されたコードは、サービスセンタ3の送受信部51とインターネット4とを介して複合機2へと送られる(コード入力・送信工程)(ステップ205)。
インターネット4と送受信部10を介してコードを受信した保守作業コード認定部21は(コード受信工程)(ステップ305)、受け取ったコードが記憶部25に記憶された保守作業コードと合致するか判断する(判断工程)(ステップ306)。
インターネット4と送受信部10を介してコードを受信した保守作業コード認定部21は(コード受信工程)(ステップ305)、受け取ったコードが記憶部25に記憶された保守作業コードと合致するか判断する(判断工程)(ステップ306)。
合致しない場合(ステップ306:N)、保守作業コード認定部21は合致しない旨をアクセス範囲権限許容部31に通知する。アクセス範囲権限許容部31は、通常の(保守作業コードが入力されない場合の)アクセス範囲とアクセス権限とを設定する(通常のアクセス範囲権限設定工程)(ステップ307)。
合致する場合(ステップ306:Y)、保守作業コード認定部21は合致する旨をアクセス範囲権限許容部31に通知する。アクセス範囲権限許容部31は、保守作業コードに対応するアクセス範囲とアクセス権限とを設定する(対応アクセス範囲権限設定工程)(ステップ308)。具体的には、アクセス範囲権限許容部31は、記憶部25が記憶する保守作業コード・アクセス範囲権限対応表(後述)に基づいてアクセス範囲とアクセス権限とを設定する。
合致する場合(ステップ306:Y)、保守作業コード認定部21は合致する旨をアクセス範囲権限許容部31に通知する。アクセス範囲権限許容部31は、保守作業コードに対応するアクセス範囲とアクセス権限とを設定する(対応アクセス範囲権限設定工程)(ステップ308)。具体的には、アクセス範囲権限許容部31は、記憶部25が記憶する保守作業コード・アクセス範囲権限対応表(後述)に基づいてアクセス範囲とアクセス権限とを設定する。
ここで、図6を用いて保守作業コード・アクセス範囲権限対応表について説明する。
図6は、記憶部25が記憶する保守作業コード・アクセス範囲権限対応表を説明するための図である。
図6に示す保守作業コード・アクセス範囲権限対応表は、最左欄に保守作業コードが記載され、その右に複合機2の保守作業に際してアクセスが必要とされる情報の種類等が列挙されている。そして、それぞれの情報について保守作業コードに対応して許容されるアクセス範囲とアクセス権限とが設定されている。ここで、Rはアクセス権限として読取だけが許容され、Wはアクセス権限としてデータの書換えだけが許容され、×はアクセスが許容されないことを示す。使用枚数、電話帳情報、親展ボックス、文書情報は、それぞれ、アクセス制御の対象となるデータを示す。
有効期限、IPアドレス、有効使用回数は、保守作業コードを用いたアクセスに対する制限となる。有効期限は、保守作業コードの有効期限であり、空欄は無期限を示す。IPアドレスは、外部からアクセスがあった際に、そのIPアドレスで制限をかけることを示し、ここに記載されたIPアドレスからのアクセスのみを有効にする。空欄は制限無しを示す。有効使用回数は、ログイン回数を示し、空欄は無制限を示す。
図6は、記憶部25が記憶する保守作業コード・アクセス範囲権限対応表を説明するための図である。
図6に示す保守作業コード・アクセス範囲権限対応表は、最左欄に保守作業コードが記載され、その右に複合機2の保守作業に際してアクセスが必要とされる情報の種類等が列挙されている。そして、それぞれの情報について保守作業コードに対応して許容されるアクセス範囲とアクセス権限とが設定されている。ここで、Rはアクセス権限として読取だけが許容され、Wはアクセス権限としてデータの書換えだけが許容され、×はアクセスが許容されないことを示す。使用枚数、電話帳情報、親展ボックス、文書情報は、それぞれ、アクセス制御の対象となるデータを示す。
有効期限、IPアドレス、有効使用回数は、保守作業コードを用いたアクセスに対する制限となる。有効期限は、保守作業コードの有効期限であり、空欄は無期限を示す。IPアドレスは、外部からアクセスがあった際に、そのIPアドレスで制限をかけることを示し、ここに記載されたIPアドレスからのアクセスのみを有効にする。空欄は制限無しを示す。有効使用回数は、ログイン回数を示し、空欄は無制限を示す。
例えば、複合機2の使用枚数データはいずれの保守作業コードを用いても読取が許容される。ユーザ情報のひとつである電話帳情報は、保守作業コードがXXXXYYYYZZZZのときアクセスは許容されない。保守作業コードがAAAABBBBCCCCのとき読取も書換えも許容され、保守作業コードがXXXXでは読取だけが許容される。
このように、記憶部25には、保守作業コードに対応して許容されるアクセス範囲とアクセス権限とが一覧表形式で記憶されている。
このように、記憶部25には、保守作業コードに対応して許容されるアクセス範囲とアクセス権限とが一覧表形式で記憶されている。
図5に戻って、保守作業コード認定部21からアクセス範囲の通知を受けたアクセス範囲権限許容部31は、サービスセンタ3からのリモート保守作業に対して、保守作業コード認定部21からの通知に対応したアクセス範囲とアクセス権限でアクセスを許容するよう設定し、設定したアクセス範囲とアクセス権限とを送受信部10とインターネット4とを介してサービスセンタ3に送信する(アクセス範囲権限送信工程)(ステップ309)。
複合機2のアクセス範囲権限許容部31から、インターネット4と送受信部51とを介してアクセス範囲とアクセス権限とを受信したサービスセンタ3は(アクセス範囲権限受信工程)(ステップ206)、受信したアクセス範囲とアクセス権限でリモート保守作業の具体的内容を指示・入力しリモート保守作業を実施する(リモート保守指示工程)(ステップ207)。
複合機2のアクセス範囲権限許容部31から、インターネット4と送受信部51とを介してアクセス範囲とアクセス権限とを受信したサービスセンタ3は(アクセス範囲権限受信工程)(ステップ206)、受信したアクセス範囲とアクセス権限でリモート保守作業の具体的内容を指示・入力しリモート保守作業を実施する(リモート保守指示工程)(ステップ207)。
インターネット4と送受信部10とを介してサービスセンタ3からリモート保守作業の指示を受けて、複合機2の制御部42は設定されたアクセス範囲とアクセス権限の中で保守作業を実施する(保守工程)(ステップ310)。
以上により、保守システム1での保守作業が開始される。
以上により、保守システム1での保守作業が開始される。
(アクセス履歴の記録)
以上に説明した保守作業の開始手順によりリモート保守作業が開始された後のアクセス履歴の記録を以下に説明する。
アクセス履歴記憶部43は、受付を開始した時点(図5に示すステップ301)から終了した時点(ステップ310の保守工程の終了)までのアクセス内容を記憶する。
以上に説明した保守作業の開始手順によりリモート保守作業が開始された後のアクセス履歴の記録を以下に説明する。
アクセス履歴記憶部43は、受付を開始した時点(図5に示すステップ301)から終了した時点(ステップ310の保守工程の終了)までのアクセス内容を記憶する。
そして、サービスセンタ3からの出力要求があったとき、或いは、複合機2の出力要求受付部41が操作されて出力要求を受け付けたときに、履歴情報を出力する。履歴情報の出力は、複合機2の表示部46やサービスセンタ3の表示部53への表示の他、複合機2の出力部44やサービスセンタ3の出力部55への出力でもよい。出力部44,55への出力の形式は、例えば、印刷やメール、ファイル出力がある。
また、出力要求に応じた出力だけでなく、保守作業完了時にアクセス履歴を出力するようにしても良い。
また、出力要求に応じた出力だけでなく、保守作業完了時にアクセス履歴を出力するようにしても良い。
(有効期限又は有効使用回数の設定)
保守作業コードに有効期限又は有効使用回数を設定することもできる。具体的には、アクセス範囲・権限修正工程(ステップ104)においてアクセス範囲とアクセス権限を修正するときに、ユーザは操作部45を操作してその保守作業コードの有効期限や有効使用回数を入力する。入力された有効期限や有効使用回数は記憶部25に記憶される。
保守作業の開始手順において、サービスセンタ3からコードを受信して(コード受信工程)(ステップ305)保守作業コード判断部22が受信したコードを判断するときに(判断工程)(ステップ306)、そのコードに対応する保守作業コードの有効期限や有効使用回数を併せて判断する。
保守作業コードに有効期限又は有効使用回数を設定することもできる。具体的には、アクセス範囲・権限修正工程(ステップ104)においてアクセス範囲とアクセス権限を修正するときに、ユーザは操作部45を操作してその保守作業コードの有効期限や有効使用回数を入力する。入力された有効期限や有効使用回数は記憶部25に記憶される。
保守作業の開始手順において、サービスセンタ3からコードを受信して(コード受信工程)(ステップ305)保守作業コード判断部22が受信したコードを判断するときに(判断工程)(ステップ306)、そのコードに対応する保守作業コードの有効期限や有効使用回数を併せて判断する。
保守作業コードが有効期限を過ぎているとき、保守作業コード判断部22は制御部42から送受信部10とインターネット4とを介して、サービスセンタ3に対して有効期限を過ぎている旨を知らせ、表示部53に表示させてユーザに知らせる。そして、保守作業コード判断部22はアクセス範囲権限許容部31に対してアクセス範囲を通常のアクセス範囲に設定させる。
保守作業コードの有効使用回数の判断に関しては、その保守作業コードを使ったアクセスの都度、保守作業コード判断部22は、アクセスが有効使用回数を超えているか否かを判断する。有効使用回数を超えているとき、保守作業コード判断部22は制御部42から送受信部10を介して、サービスセンタ3に対して有効使用回数を超えている旨を知らせ、表示部53に表示させユーザに知らせる。そして、保守作業コード判断部22はアクセス範囲権限許容部31に対してアクセス範囲を通常のアクセス範囲に設定させる。有効使用回数を超えていないとき、保守作業コード判断部22はその保守作業コードの使用回数を図示しないメモリに記憶する。
保守作業コードの有効使用回数の判断に関しては、その保守作業コードを使ったアクセスの都度、保守作業コード判断部22は、アクセスが有効使用回数を超えているか否かを判断する。有効使用回数を超えているとき、保守作業コード判断部22は制御部42から送受信部10を介して、サービスセンタ3に対して有効使用回数を超えている旨を知らせ、表示部53に表示させユーザに知らせる。そして、保守作業コード判断部22はアクセス範囲権限許容部31に対してアクセス範囲を通常のアクセス範囲に設定させる。有効使用回数を超えていないとき、保守作業コード判断部22はその保守作業コードの使用回数を図示しないメモリに記憶する。
これにより、保守作業コード判断部22は、保守作業コードが有効期限を過ぎている場合、或いは、有効使用回数を超過している場合、保守作業コードを無効と判断して通常のアクセス範囲を設定することができる。これにより、有効期限や有効使用回数によりセキュリティを強化することができる。
(その他の実施の形態)
尚、上記実施の形態では、認証コードは、保守システム1にアクセスする保守作業者の正当性を示すだけの機能を有していた。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、認証コードを、認証コードの正当な所有者である保守作業者が複合機2の保守作業に関する資格、例えば複合機2の診断を行う能力を有しているか否か等ユーザの属性と対応付けて、認証コード記憶部13に予め記憶するようにしても良い。これにより、上記した認証工程(ステップ302)において、認証コード記憶部13に記憶された認証コードの正当な所有者の資格に基づいて認証すること、例えば、保守作業のうち診断の作業を実施可能な資格を有する者だけを認証することができ、セキュリティを強化できる。
尚、上記実施の形態では、認証コードは、保守システム1にアクセスする保守作業者の正当性を示すだけの機能を有していた。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、認証コードを、認証コードの正当な所有者である保守作業者が複合機2の保守作業に関する資格、例えば複合機2の診断を行う能力を有しているか否か等ユーザの属性と対応付けて、認証コード記憶部13に予め記憶するようにしても良い。これにより、上記した認証工程(ステップ302)において、認証コード記憶部13に記憶された認証コードの正当な所有者の資格に基づいて認証すること、例えば、保守作業のうち診断の作業を実施可能な資格を有する者だけを認証することができ、セキュリティを強化できる。
また、アクセス範囲権限修正部26は、情報記憶部32に記憶されたユーザ情報へのアクセスを除外するように、特定の保守作業コードに対応するアクセス範囲とアクセス権限を修正してもよい。
上記実施の形態では、保守作業コードに有効期限や有効使用回数を設定することで更にセキュリティ強化を図っているが、本発明はそれに限定されるものではない。例えば、インターネット4を介して複合機2にアクセスするサービスセンタ3のIPアドレスを限定しても良い。また、インターネット4ではなく電話回線網を通じて複合機2とサービスセンタ3とが接続した構成では、相手先(サービスセンタ3)の電話番号を限定してもよい。
上記実施の形態では、保守作業コードに有効期限や有効使用回数を設定することで更にセキュリティ強化を図っているが、本発明はそれに限定されるものではない。例えば、インターネット4を介して複合機2にアクセスするサービスセンタ3のIPアドレスを限定しても良い。また、インターネット4ではなく電話回線網を通じて複合機2とサービスセンタ3とが接続した構成では、相手先(サービスセンタ3)の電話番号を限定してもよい。
本実施の形態によれば、例えばユーザ情報へのアクセスが制限されているとき、保守作業コードを知らない者はアクセスが制限されたユーザ情報へアクセスすることはできない。また、例えばアクセス権限が認められない保守作業コードを使ってアクセスした場合、ユーザ情報への書き込みができない。更に、アクセスが制限されたユーザ情報が、保守作業の検証時にアクセスされることがない。よって、ユーザ情報に対するセキュリティを強化することができる。
また、保守作業コード自体にはアクセス範囲とアクセス権限の情報が含まれていない。仮に保守作業コードが盗まれても、アクセスして初めてアクセス範囲とアクセス権限とを知る。よって、セキュリティを強化することができる。
また、保守作業コード自体にはアクセス範囲とアクセス権限の情報が含まれていない。仮に保守作業コードが盗まれても、アクセスして初めてアクセス範囲とアクセス権限とを知る。よって、セキュリティを強化することができる。
本実施の形態によれば、複合機2は、認証コードと保守作業コードの2種類のコードを用いるので、一つの認証コードに対して保守作業の種類に応じて複数の保守作業コードを設定することができる。よって、異なる保守作業を行う保守作業者ごとに認証コードを設定する必要はなくなる。保守作業者は、通常のユーザには操作が許されない特殊な操作が許されるから、認証コードを安易に設定してはならない。一人の保守作業者に対して一つの認証コードだけが設定されるので、セキュリティを強化できる。また、異なる保守作業を行う複数の保守作業者ごとに認証コードを設定しなくて済むので、ユーザは、異なる保守作業ごとに認証コードを設定するという煩わしい作業から開放される。
また、認証コードの種類に応じて保守作業コードを設定できる。例えば、認証コードが保守作業者の場合、ユーザ情報へアクセスするには保守作業コードを必要とするが、認証コードがユーザの場合、自分自身のユーザ情報へのアクセスには保守作業コードを必要としないといった設定も可能となる。
また、認証コードの種類に応じて保守作業コードを設定できる。例えば、認証コードが保守作業者の場合、ユーザ情報へアクセスするには保守作業コードを必要とするが、認証コードがユーザの場合、自分自身のユーザ情報へのアクセスには保守作業コードを必要としないといった設定も可能となる。
本実施の形態によれば、サービスセンタ3からインターネット4を介して受け取った、保守作業の種類を示すコードが記憶部25に記憶された保守作業コードと合致するか否かを保守作業コード判断部22が判断し、合致しない場合、通常の(保守作業コードがない場合の)アクセス範囲とアクセス権限とが設定される。よって、認証コードが有効であると判断されれば、保守作業コードにかかわらず、通常の範囲で保守作業の自由度が確保される。
本実施の形態によれば、記憶部25が記憶する保守作業コード・アクセス範囲権限対応表を用いて、情報記憶部32に記憶されている情報の特性に応じて、保守作業者に対してアクセス範囲とアクセス権限とを設定することができる。例えば、特定の保守作業コードに対して、ビリングメータ、電話帳、親展ボックス設定、文書等の情報記憶部32に記憶された特定の情報に対するアクセス権限を設定しておく。特定の保守作業コードの入力を受け付けたとき、故障対応を行う保守作業者のみ電話帳のアクセスを可能にしたり、親展ボックス内の文書のアクセスを可能にすることができる。
本実施の形態によれば、記憶部25が記憶する保守作業コード・アクセス範囲権限対応表を用いて、情報記憶部32に記憶されている情報の特性に応じて、保守作業者に対してアクセス範囲とアクセス権限とを設定することができる。例えば、特定の保守作業コードに対して、ビリングメータ、電話帳、親展ボックス設定、文書等の情報記憶部32に記憶された特定の情報に対するアクセス権限を設定しておく。特定の保守作業コードの入力を受け付けたとき、故障対応を行う保守作業者のみ電話帳のアクセスを可能にしたり、親展ボックス内の文書のアクセスを可能にすることができる。
本実施の形態によれば、操作部45は、保守作業コードに有効期限や有効使用回数を設定できるのでセキュリティ強化を図ることができる。
保守作業コードを認証コードとは別に設定できるので、保守作業コードに有効期限を設定することで一時的な保守作業コードを容易に設定できる。これにより、複合機2の故障等の一時的、緊急的な保守作業にも対応可能となる。また、一つの認証コードを複数の保守作業者で使う場合に、保守作業当日だけに有効な保守作業コードを設定することも可能となる。これにより、セキュリティを強化することが可能となる。
本実施の形態によれば、認証コード記憶部13が、認証コードの正当な所有者が有する保守作業に関する資格を記憶するので、認証部12はその正当な所有者が有する資格に応じて認証を行うことができる。例えば、診断を実施可能な有資格者だけを認証することができる。
保守作業コードを認証コードとは別に設定できるので、保守作業コードに有効期限を設定することで一時的な保守作業コードを容易に設定できる。これにより、複合機2の故障等の一時的、緊急的な保守作業にも対応可能となる。また、一つの認証コードを複数の保守作業者で使う場合に、保守作業当日だけに有効な保守作業コードを設定することも可能となる。これにより、セキュリティを強化することが可能となる。
本実施の形態によれば、認証コード記憶部13が、認証コードの正当な所有者が有する保守作業に関する資格を記憶するので、認証部12はその正当な所有者が有する資格に応じて認証を行うことができる。例えば、診断を実施可能な有資格者だけを認証することができる。
本実施の形態によれば、アクセス履歴記憶部43がアクセス履歴を記憶し、出力部44や表示部46がアクセス履歴を出力又は表示するので、例えばアクセスの終了時、或いは、不正なアクセスがあった場合に、追跡調査をすることができる。
本実施の形態によれば、出力要求受付部41がアクセス履歴の出力要求を受け付けて出力部44や表示部46にアクセス履歴を出力又は表示させるので、ユーザは任意のタイミングでアクセス履歴を入手できる。これにより、不正なアクセスに対する追跡調査がより容易となる。
本実施の形態によれば、出力要求受付部41がアクセス履歴の出力要求を受け付けて出力部44や表示部46にアクセス履歴を出力又は表示させるので、ユーザは任意のタイミングでアクセス履歴を入手できる。これにより、不正なアクセスに対する追跡調査がより容易となる。
本実施の形態によれば、アクセス範囲とアクセス権限とを複合機2(ユーザ側)で修正する場合、修正されたアクセス範囲とアクセス権限とは記憶部25に記憶(出力)される。よって、保守作業コードと、保守作業コードに対応したアクセス範囲とアクセス権限とを複合機2で設定又は修正することができる。また、アクセス範囲とアクセス権限とを修正する時に、ユーザ情報に対するセキュリティをユーザが認識できるという副次的効果がある。
保守作業コードをサービスセンタ3側で設定する場合、操作部54にて設定された保守作業コードを送受信部51が複合機2に送信(出力)し、操作部54にてアクセス範囲とアクセス権限とが設定され送受信部51を介して複合機2へ送信(出力)される。よって、保守作業コードと、保守作業コードに対応したアクセス範囲とアクセス権限とをサービスセンタ3で設定することができる。
保守作業コードをサービスセンタ3側で設定する場合、操作部54にて設定された保守作業コードを送受信部51が複合機2に送信(出力)し、操作部54にてアクセス範囲とアクセス権限とが設定され送受信部51を介して複合機2へ送信(出力)される。よって、保守作業コードと、保守作業コードに対応したアクセス範囲とアクセス権限とをサービスセンタ3で設定することができる。
図4,5に示したフローチャートに対応するプログラムをフレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、又はこれらのプログラムをインターネット4等のネットワークを介して配信して記録しておき、これを複合機2が有する汎用のコンピュータ等により読み出して実行させることにより、このコンピュータ等を複合機2の一部として機能させることも可能である。
1…保守システム、2…複合機、3…サービスセンタ、5…パソコン、10…送受信部、12…認証部、13…認証コード記憶部、21…保守作業コード認定部、22…保守作業コード判断部、25…記憶部、26…アクセス範囲権限修正部、31…アクセス範囲権限許容部、32…情報記憶部、41…出力要求受付部、42…制御部、43…アクセス履歴記憶部、44…出力部、45…操作部、46…表示部、51…送受信部、52…制御部、53…表示部、54…操作部、55…出力部
Claims (12)
- 保守作業の種類を示す保守作業コードと、当該保守作業に必要なアクセス範囲とアクセス権限とを当該保守作業コードに対応付けて記憶する記憶手段と、
他の装置からコードを取得するコード取得手段と、
前記コード取得手段にて取得された前記コードが前記記憶手段に記憶された前記保守作業コードと一致するか否かを認定する保守作業コード認定手段と、
前記保守作業コード認定手段にて認定された前記保守作業コードに対応する前記アクセス範囲と前記アクセス権限とを前記記憶手段から取り出して出力するアクセス範囲権限出力手段と
を含むことを特徴とする画像形成装置。 - 前記記憶手段に記憶された前記アクセス範囲と前記アクセス権限の内容を修正するアクセス範囲権限修正手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 画像形成装置の稼動に必要な装置情報と当該画像形成装置の使用に際してユーザが入力したユーザ情報とを記憶する情報記憶手段を更に含み、
前記記憶手段は、前記情報記憶手段に記憶された前記ユーザ情報へのアクセスが除外された前記保守作業コードを記憶していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記保守作業コード認定手段にて認定された前記保守作業コードの有効性を判断する保守作業コード判断手段を更に含み、
前記記憶手段は、前記保守作業コードに対する有効期限を記憶し、
前記保守作業コード判断手段は、前記保守作業コード認定手段にて認定された前記保守作業コードが、前記記憶手段に記憶された前記有効期限を過ぎているとき当該保守作業コードを無効と判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記保守作業コード認定手段にて認定された前記保守作業コードの有効性を判断する保守作業コード判断手段を更に含み、
前記記憶手段は、前記保守作業コードに対する有効使用回数を記憶し、
前記保守作業コード判断手段は、前記保守作業コード認定手段にて認定された前記保守作業コードが、前記記憶手段に記憶された前記有効使用回数を超過しているとき当該保守作業コードを無効と判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記アクセス範囲と前記アクセス権限は、画像形成装置の保守作業に特有の項目へのアクセスに関連することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 保守センタと、当該保守センタに公衆回線を介して接続した複数の画像形成装置とを備え、
前記画像形成装置は、
保守作業の種類を示す保守作業コードと、当該保守作業に必要なアクセス範囲とアクセス権限とを当該保守作業コードに対応付けて記憶する記憶手段と、
前記保守センタから前記公衆回線を介したアクセスの正当性を示す認証コードを取得する認証コード取得手段と、
前記認証コード取得手段にて取得された前記認証コードに基づいて前記アクセスを保守作業者と認証する認証手段と、
前記認証手段にて認証された前記保守作業者から保守作業コードを取得する保守作業コード取得手段と、
前記保守作業コード取得手段にて取得された前記保守作業コードに対応する前記アクセス範囲と前記アクセス権限とを前記記憶手段から取り出して出力するアクセス範囲権限出力手段と
を含むことを特徴とする保守管理システム。 - 前記画像形成装置は、前記認証コードを当該認証コードの正当な所有者が有する保守作業に関する資格に対応付けて記憶する認証コード記憶手段を更に含み、
前記認証手段は、前記認証コード記憶手段に記憶された前記認証コードの正当な所有者の保守作業に関する資格に基づいて認証することを特徴とする請求項7に記載の保守管理システム。 - 前記画像形成装置は、
アクセス履歴を記憶するアクセス履歴記憶手段と、
前記アクセス履歴記憶手段に記憶された前記アクセス履歴を出力する出力手段と
を更に含み、
前記出力手段は、前記アクセス履歴記憶手段に記憶された前記アクセス履歴を出力することを特徴とする請求項7に記載の保守管理システム。 - 前記画像形成装置は、前記アクセス履歴の出力の要求を受け付ける出力要求受付手段を更に含み、
前記出力手段は、前記出力要求受付手段にて出力の要求が受け付けられたとき前記アクセス履歴記憶手段に記憶された前記アクセス履歴を出力することを特徴とする請求項9に記載の保守管理システム。 - コンピュータに、
画像形成装置に対する保守作業の種類を示す保守作業コードの入力を受け付けるコード受付機能と、
前記保守作業に必要なアクセス範囲とアクセス権限とを、入力された前記保守作業コードに対応付けて設定する設定機能と、
設定された前記アクセス範囲と前記アクセス権限とを前記保守作業コードに対応付けて記憶手段に記憶する記憶機能と
を実現させることを特徴とするプログラム。 - コンピュータに、
画像形成装置に対する保守作業の種類を示す保守作業コードを取得するコード取得機能と、
前記保守作業に必要なアクセス範囲とアクセス権限とを保守作業コードに対応付けて予め記憶している記憶手段から、取得した当該保守作業コードに対応した当該アクセス範囲と当該アクセス権限とを取り出して出力する出力機能と、
出力された前記アクセス範囲と前記アクセス権限の中で、前記画像形成装置に対する前記保守作業を許容する保守機能と
を実現させることを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007010206A JP2008177901A (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | 画像形成装置、保守管理システム及びプログラム |
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JP2007010206A JP2008177901A (ja) | 2007-01-19 | 2007-01-19 | 画像形成装置、保守管理システム及びプログラム |
Publications (1)
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2007
- 2007-01-19 JP JP2007010206A patent/JP2008177901A/ja active Pending
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