JP2019057134A - 情報処理装置、画像形成装置及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、画像形成装置及びプログラム Download PDF

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【課題】保守に関する情報については例外なく特定の作業者以外の利用を制限する場合に比して、可動機構を有する機器の保守を容易にできる。【解決手段】情報処理装置は、可動機構を有する機器の保守に使用される情報毎に各情報を利用するための第1の権限の有無と、情報のうち予め特定された一部の情報について他の作業者に対して第1の権限を付与するための第2の権限の有無とを作業者に対応付けて記憶する記憶手段と、作業者を認証する認証手段と、認証された作業者が第2の権限を有する場合、作業者による、予め特定された一部の情報に対する他の作業者への第1の権限の付与を受け付ける受付手段とを有する。【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、画像形成装置及びプログラムに関する。
可動機構を有する多くの機器では、機器が備える機能や性能など(以下「保守に関する情報」という)の利用に権限が設定されており、特定の作業者だけが、対象とする保守に関する情報を利用することができる。
特開2011−70289号公報
これらの制限は、専門知識の必要性や秘匿性の観点から定められているが、保守に関する情報であっても、特定の作業者の了解さえ得られれば利用を認めることで保守の向上が期待される場合がある。
本発明は、保守に関する情報については例外なく特定の作業者以外の利用を制限する場合に比して、可動機構を有する機器の保守を容易にすることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、可動機構を有する機器の保守に使用される情報毎に各情報を利用するための第1の権限の有無と、情報のうち予め特定された一部の情報について他の作業者に対して当該第1の権限を付加するための第2の権限の有無とを当該作業者に対応付けて記憶する記憶手段と、作業者を認証する認証手段と、認証された前記作業者が前記第2の権限を有する場合、当該作業者による、前記予め特定された一部の情報に対する他の作業者への前記第1の権限の付加を受け付ける受付手段とを有する情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記第2の権限は、誤った変更の受け付けが前記機器の動作の不具合につながる情報については設定されない、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記機器の動作の不具合につながる情報は、前記可動機構の設定に関する知識を必要とする情報である、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、情報のうち、誤った変更の受け付けが前記機器の動作の不具合につながる情報についての前記第1の権限は、特定の作業者に限り与えられ、当該特定の作業者についても前記第2の権限は与えられない、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記予め特定された一部の情報は、初期状態が前記機器の性能上許される範囲の一部に制限されている情報である、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記初期状態が前記機器の性能上許される範囲の一部に制限されている情報は、当該機器の処理品質に関する情報である、請求項5に記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記初期状態が前記機器の性能上許される範囲の一部に制限されている情報は、当該機器の処理機能に関する情報である、請求項5に記載の情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記初期状態が前記機器の性能上許される範囲の一部に制限されている情報は、当該機器の処理性能の程度に関する情報である、請求項5に記載の情報処理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記予め特定された一部の情報は、消耗部品に関する情報である、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項10に記載の発明は、前記消耗部品に関する情報は、消耗部品の交換に必要な物理的な制約を解除する情報である、請求項9に記載の情報処理装置である。
請求項11に記載の発明は、前記予め特定された一部の情報は、情報の安全性に関する情報である、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項12に記載の発明は、前記安全性に関する情報は、オートクリアタイマーの時間である、請求項11に記載の情報処理装置である。
請求項13に記載の発明は、前記安全性に関する情報は、前記機器について蓄積されている個人情報である、請求項11に記載の情報処理装置である。
請求項14に記載の発明は、前記予め特定された一部の情報は、前記機器に用意されている機能のうち初期状態では使用できない機能に関する情報である、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項15に記載の発明は、前記記憶手段は、情報のうち予め特定された他の一部の情報について前記他の作業者に対して前記第2の権限を付加するための第3の権限の有無を前記作業者に対応付けて記憶しており、前記受付手段は、認証された前記作業者が前記第3の権限を有する場合、当該作業者による、前記予め特定された他の一部の情報に対する前記他の作業者への前記第2の権限の付加を受け付ける、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項16に記載の発明は、記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段の保守に使用される情報毎に各情報を利用するための第1の権限の有無と、情報のうち予め特定された一部の情報について他の作業者に対して当該第1の権限を付加するための第2の権限の有無とを作業者に対応付けて記憶する記憶手段と、前記作業者を認証する認証手段と、認証された前記作業者が前記第2の権限を有する場合、当該作業者による、前記予め特定された一部の情報に対する前記他の作業者への前記第1の権限の付加を受け付ける受付手段とを有する画像形成装置である。
請求項17に記載の発明は、コンピュータに、可動機構を有する機器の保守に使用される情報毎に各情報を利用するための第1の権限の有無と、情報のうち予め特定された一部の情報について他の作業者に対して当該第1の権限を付加するための第2の権限の有無とを前記作業者に対応付けて記憶させる処理と、前記作業者を認証する処理と、認証された前記作業者が前記第2の権限を有する場合、当該作業者による、前記予め特定された一部の情報に対する前記他の作業者への前記第1の権限の付加を受け付ける処理とを実行させるためのプログラムである。
請求項1の発明によれば、保守に関する情報については例外なく特定の作業者以外の利用を制限する場合に比して、可動機構を有する機器の保守を容易にできる。
請求項2の発明によれば、保守に関する情報の調整を一部の利用者に開放する場合でも機器としての正常な動作を保証できる。
請求項3の発明によれば、保守に関する情報の調整を一部の利用者に開放する場合でも機器としての正常な動作を保証できる。
請求項4の発明によれば、保守に関する情報のうち特定の情報の調整については特定の作業者に限定されるので機器としての正常な動作を保証できる。
請求項5の発明によれば、初期状態を超える性能の上限値までの調整を一部の利用者に開放することができる。
請求項6の発明によれば、初期状態を超える処理品質まで一部の利用者が調整できるようになる。
請求項7の発明によれば、初期状態を超える処理機能まで一部の利用者が調整できるようになる。
請求項8の発明によれば、初期状態を超える処理性能の程度まで一部の利用者が調整できるようになる。
請求項9の発明によれば、一部の利用者には消耗部品について調整できるようになる。
請求項10の発明によれば、一部の利用者による消耗部品の交換が可能になる。
請求項11の発明によれば、安全性に関する情報を扱う作業者の追加を管理できる。
請求項12の発明によれば、作業中の安全性の度合いを調整することができる。
請求項13の発明によれば、個人情報を扱う作業者を管理できる。
請求項14の発明によれば、初期状態では使えなかった機能を一部の利用者に開放できるようになる。
請求項15の発明によれば、現場に応じて保守サービスを柔軟に運用できる。
請求項16の発明によれば、保守に関する情報については例外なく特定の作業者以外の利用を制限する場合に比して、画像形成装置の保守を容易にできる。
請求項17の発明によれば、保守に関する情報については例外なく特定の作業者以外の利用を制限する場合に比して、可動機構を有する機器の保守を容易にできる。
実施の形態1に係る保守システムの全体構成の一例を示す図である。 実施の形態1に係る画像形成装置の外観構造の例を説明する図である。 実施の形態1に係る画像形成装置の内部構造の例を説明する図である。 制御装置における機能構成の一例を説明するブロック図である。 サーバの装置構成の一例を説明する図である。 サーバの機能構成を説明する図である。 実施の形態1で使用する保守権限データベースのデータ構造例を説明する図である。 動作例1における保守権限データベースの内容の変化の例を説明する図である。(a)は初期状態を示し、(b)は変更後の状態を示し、(c)は変更から予め定めた時間が経過した後の状態を示す。 画像形成装置の表示部に表示される利用権限の設定画面の例を示す図である。(a)は保守技術者としての認証後に表示される設定画面の例を示し、(b)は利用権限を付加する情報の選択画面の例を示し、(c)は利用権限を付加する作業者を指定する指定画面の例を示す。 管理者としての認証後に表示される操作画面の例を示す図である。(a)は利用権限の変更前の操作画面の例を示し、(b)は利用権限の変更後の操作画面の例を示し、(c)は診断機能のボタンが選択された場合の操作画面の例を示す。 動作例2における保守権限データベースの内容の変化の例を説明する図である。(a)は初期状態を示し、(b)は変更後の状態を示し、(c)は変更から予め定めた時間が経過した後の状態を示す。 画像形成装置の表示部に表示される利用権限の変更用画面の例を示す図である。(a)は保守技術者としての認証後に表示される設定画面の例を示し、(b)は利用権限を付加する情報の選択画面の例を示し、(c)は利用権限を付加する作業者を指定する指定画面の例を示す。 管理者としての認証後に表示される操作画面の例を示す図である。(a)は管理者の操作画面の例を示し、(b)はデバイス設定ボタンが操作された場合の操作画面の例を示し、(c)は速度設定用の操作画面の例を示す。 メーカが、保守技術者に対して他の作業者に対して利用権限を付加する権限を付加する場合の保守権限データベースの内容の変化を説明する図である。(a)は初期状態を示し、(b)は保守技術者に利用権限を付加する権限が付加された状態を示す。 メーカが、保守技術者に対して他の作業者に対して利用権限を付加する権限を付加する場合の保守権限データベースの内容の変化の続きを説明する図である。(a)は保守技術者を通じて管理者に利用権限が付加された状態を示し、(b)は初期状態に戻った状態を示す。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<実施の形態1>
<システム構成>
図1は、実施の形態1に係る保守システム1の全体構成の一例を示す図である。
図1に示す保守システム1は、クライアント側で使用される2台の画像形成装置10とこれらを集中管理する端末装置20と、保守サービスを提供するメーカ側のサーバ30とで構成される。ここでの端末装置20及びサーバ30は、いずれも情報処理装置の一例である。また、後述するように、画像形成装置10の制御部も情報処理装置の一例である。
図1では、端末装置20によって2台の画像形成装置10のライセンスや利用状況を集中管理しているが、3台以上の画像形成装置10を集中管理してもよい。
もっとも、端末装置20を用いないシステム構成も可能である。その場合、サーバ30は個々の画像形成装置10との直接通信を通じて画像形成装置10のライセンスなどを集中管理する。
<装置構成>
まず、保守システム1を構成する画像形成装置10の装置構成について説明する。
画像形成装置10は、可動機構を有する機器の一例である。
図2は、実施の形態1に係る画像形成装置10の外観構造の例を説明する図である。図3は、実施の形態1に係る画像形成装置10の内部構造の例を説明する図である。
画像形成装置10は、原稿に形成されている画像を読み取る画像読取装置110と、画像データに基づいて用紙P(記録材)に画像を形成する画像記録装置120とを有している。
画像読取装置110は、画像記録装置120の筐体の上に配置されている。ここで、画像記録装置120は画像形成手段の一例である。
画像読取装置110の手前側には、ユーザによる操作の受付やユーザに対する各種情報の表示に使用されるユーザインターフェース(UI)130が配置されている。
画像形成装置10の筐体内部には、装置全体の動作を制御する制御装置140が設けられている。
以下では、画像読取装置110、画像記録装置120、ユーザインターフェース130及び制御装置140の詳細構成を説明する。
画像読取装置110は、原稿から画像を読み取る画像読取部111と、画像読取部111に対して原稿を搬送する原稿搬送部112とを備えている。原稿搬送部112は、画像読取部111の上面に配置されている。
原稿搬送部112は、原稿を収容する原稿収容部113と、原稿が排出される原稿排出部114とを有し、不図示の搬送機構を使用して原稿収容部113から原稿排出部114へ原稿を搬送する。原稿搬送部112は、原稿自動送り装置(ADF:Auto Document Feeder)とも呼ばれる。
画像記録装置120は、用紙Pに画像を形成する画像形成部121と、画像形成部121に対して用紙Pを供給する用紙供給部122と、画像形成部121にて画像が形成された用紙Pを排出する用紙排出部123と、搬送経路上に位置する用紙Pの表面と裏面を反転させ、反転後の用紙Pを画像形成部121に供給する反転搬送部124とを有している。
画像形成部121は、用紙Pの搬送経路に沿ってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット121Y、121M、121C、121Kを有している。
個々の画像形成ユニットは、感光体ドラムと、感光体ドラムの表面を帯電する帯電器と、帯電後の感光体ドラムにレーザ光を照射して画像を描画する露光部と、描画された画像をトナー像として現像する現像器と、トナー像を用紙Pに転写する転写部と、転写後のトナー像を用紙Pに定着する定着器とを備えている。
なお、トナーは、トナーカートリッジY、M、C、Kから対応する画像形成ユニット121Y、121M、121C、121Kに供給される。
画像形成ユニット121Y、121M、121C、121Kによる画像の形成が終了した用紙Pは、用紙排出部123によって、積載トレイ125A、125Bのいずれかに排出される。なお、用紙Pは、画像記録装置120の下段に配置されている複数段の給紙トレイ126のいずれかから供給される。
ユーザインターフェース130は、画像形成装置10に対するユーザの操作の受け付け、ユーザに対する情報の提示等に使用される。ユーザインターフェース130は、例えばタッチパネルで構成される。
制御装置140は、印刷ジョブを処理するデバイスで構成されている。本実施の形態における制御装置140は、コンピュータとして実現され、ファームウェアに従って動作する。ファームウェアは、プログラムの一例である。ここでの制御装置140は情報処理装置の一例である。
図4は、制御装置140における機能構成の一例を説明するブロック図である。
制御装置140は、CPU(Central Processing Unit)141と、ファームウェアやBIOS(Basic Input/Output System)等が記憶されたROM(Read Only Memory)142と、CPU141のワークエリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)143とを有しており、これらは一般的なコンピュータを構成する。
CPU141は、プログラムの実行を通じてデータ処理部としても機能する。データ処理部としてのCPU141は、保守に関する情報を表示する機能、権限を有する一部の作業者からの保守に関する情報の変更を受け付ける機能などを提供する。この機能の詳細については後述する。
制御装置140は、通信インターフェース(通信I/F)144も有している。通信インターフェース144は外部との通信に使用される。例えば通信インターフェース144は、前述した端末装置20及びサーバ30(図1参照)との通信に使用される。
制御装置140は、表示部インターフェース(表示部I/F)145も有している。表示部インターフェース145は、ユーザインターフェース画面などの表示に使用される表示部146との通信に使用される。表示部146には、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ(Electro Luminescence display)等を使用する。
制御装置140は、操作部インターフェース(操作部I/F)147も有している。操作部インターフェース147は、入力装置としての操作部148との通信に使用される。操作部148には、操作ボタン、操作キー、タッチパネル等が使用される。
制御装置140は、不揮発性の記憶装置の一例であるHDD(ハードディスク装置)149も有している。CPU141は、HDD149との間で各種のデータを読み書きする。HDD149は記憶手段の一例である。HDD149には、例えば保守権限データベースが記憶されている。保守権限データベースのデータ構造については後述する。保守権限データベースは、作業者に応じた操作画面の生成と提示に使用される。
制御装置140は、印刷機構インターフェース(印刷機構I/F)150も有している。印刷機構インターフェース150は印刷機構151の駆動に使用される。印刷機構151は、例えば電子写真方式やインクジェット方式で画像を印刷する。印刷機構インターフェース150は、データ処理部としてのCPU141から与えられた画像データに基づいて、印刷機構151による画像の形成動作を制御する。
制御装置140は、搬送機構インターフェース(搬送機構I/F)152も有している。搬送機構インターフェース152は用紙を搬送する搬送機構153の駆動に使用される。搬送機構インターフェース152は、データ処理部としてのCPU141から与えられる制御信号やタイミング信号等に基づいて、搬送機構153による用紙の搬送動作を制御する。
なお、CPU141と各部は、バス154を通じて接続されている。
次に、保守システム1を構成する端末装置20及びサーバ30の装置構成について説明する。
端末装置20とサーバ30は、いずれも共通の構成を有しているので、以下では、サーバ30の装置構成について説明する。
図5は、サーバ30の装置構成の一例を説明する図である。
サーバ30は、CPU301と、OS(Operating System)やBIOS(Basic Input/Output System)等が記憶されたROM302と、CPU301のワークエリアとして用いられるRAM303とを有している。
CPU301は、プログラムの実行を通じてデータ処理部としても機能する。データ処理部としてのCPU301は、保守に関する情報を表示する機能、権限を有する一部の作業者からの保守に関する情報の変更を受け付ける機能などを提供する。この機能の詳細については後述する。
サーバ30には、外部との通信に使用される通信インターフェース(通信I/F)304と、表示部306にユーザインターフェース画面を表示する表示部インターフェース(表示部I/F)305と、操作部308に対する作業者の操作を受け付ける操作部インターフェース(操作部I/F)307と、保守権限データベース400(図7参照)やアプリケーションプログラム等の保存に用いられるHDD309とが設けられている。ここでのHDD309は記憶手段の一例である。
なお、CPU301と各部は、バス310を通じて接続されている。
図6は、サーバ30の機能構成を説明する図である。
この機能構成は、CPU301によるアプリケーションプログラムの実行を通じて実現される保守に関する権限の管理機能に対応する。この管理機能に対応するアプリケーションプログラムは、HDD309に格納されている。
保守に関する権限の管理機能は、作業者を認証する認証部311と、保守に関する権限を管理する権限管理部312とを有している。認証部311は認証手段の一例である。
本実施の形態において、保守に関する情報には、個々の機能やサービスを特定する情報、個々の機能やサービスの利用を制限する情報、性能の程度(レベル)に関する情報、個々のハードウェアやソフトウェアに関する設定情報(調整のための情報を含む)などが含まれる。
なお、保守に関する情報は、画像形成装置10の動作を正常に保つために必要な情報だけでなく、画像形成装置10が提供する機能やサービスの範囲を拡大又は制限するための情報、操作の履歴、個人に関する情報等としても表現できる。
認証部311は、画像形成装置10を操作する作業者を認証し、作業者が属する区分を出力する機能を提供する。
本実施の形態における区分は、メーカ側の保守技術者(CE)、クライアント側の管理者(Admin)、ゲストユーザ(Guest)、一時作業者(Casual Operator)の4種類である。従って、認証部311は、認証の結果として、4種類の区分のうちのいずれかを出力する。認証に必要な情報は、例えば識別情報を記憶したメモリを内蔵する社員証から読み出される。
なお、区分は一例であり、区分は5種類以上でも、3種類以下でも構わない。また、区分の名称は一例である。
ここでの認証部311は、認証に特化した不図示のサーバの機能を流用してもよい。
権限管理部312は、作業者が属する区分に応じた権限を管理する機能を提供する。
本実施の形態における権限管理部312は、保守権限データベースを検索して保守に関する情報別に作業者に割り当てられている権限を確認する権限確認部313と、作業者による保守権限データベースの変更を受け付ける変更受付部314とを有している。変更受付部314は受付手段の一例である。
ここで、保守権限データベースは、不揮発性の記憶装置であるHDD309に保存されている。
図7は、実施の形態1で使用する保守権限データベース400のデータ構造例を説明する図である。
保守権限データベース400は、行を規定する保守に関する情報と、列を規定する作業者別の権限とで構成される。
図7の場合、作業者別の権限として、利用権限411と、他の作業者に対して利用権限411を付加する権限412との2種類が用意されている。
一方、保守に関する情報として、コピー機能(Copy Application)401、FAX機能(Fax Application)402、速度設定機能(Speed Select)403、診断機能(Diagnostics Application)404、全項目の診断機能(All DIAG)405、DC126の診断機能(特定のデバイスの診断)406が用意されている。
本実施の形態では、「機能」を性質や役割のように数値化できない情報の意味で使用し、「性能」を具体的な指標として数値化できる情報の意味として使用する。
各行と各列の交点には、個々の保守に関する情報に対する権限を対応する作業者が有するか否かが記録されている。
図7では、複数の診断機能が保守に関する情報として例示されているが、それぞれ診断対象とする項目の範囲に違いがある。例えば診断機能404は標準的な診断用であり、全項目の診断機能405はより高度な診断用である。このため、診断機能404の診断対象とする項目は、全項目の診断機能405の診断対象に含まれる。なお、DC126の診断機能は、前述した診断機能とは異なり、特定のデバイスを特定した診断機能である。
なお、図7に示す保守に関する情報は、画像形成装置10に用意されている機能や項目の一部である。
例えばスキャン機能、プリント機能、宛先表管理機能(宛先情報を管理する機能)、デバイス管理機能、認証機能、親展ボックス機能、プレビュー機能、ダウンロード機能、保守機能なども保守に関する情報の一例である。
また、保守に関する情報には、画像形成装置10を構成するハードウェアやソフトウェアの調整に関する情報、各種機能の利用の有無に関する情報、各種機能のうち使用できる範囲に関する情報、特定の部品や消耗品の交換や使用の可否に関する情報、画像形成装置10に蓄積されている個人情報の利用の可否に関する情報などが含まれる。
本実施の形態において、利用権限411を有するとは、対応する機能や情報などを利用できることをいい、利用権限がないとは、対応する機能や情報などを利用できないことをいう。
一方、利用権限を付加する権限412があるとは、他の作業者に対して対応する機能や情報などの利用を許可する権限を備えることをいい、利用権限を付加する権限412がないとは、他の作業者に対して対応する機能や情報などの利用を許可する権限を備えないことをいう。
図7では、権限があることを丸印で示し、利用権限がないことをバツ印で示す。
ここでの利用権限411は第1の権限の一例であり、利用権限を付加する権限412は第2の権限の一例である。
例えば保守技術者(CE)は、図7に示した6つの保守に関する情報の全てについて利用権限411を有している。
また、保守技術者(CE)は、速度設定機能403と、診断機能404と、DC126の診断機能406について、他の作業者に対して利用権限411を付加する権限412を有している。これら3つの機能は、予め特定された一部の情報の一例である。
なお、クライアント側の作業者である、管理者(Admin)、ゲストユーザ(Guest)、一時作業者(Casual Operator)の三者は、コピー機能401とFAX機能402の利用権限を有している。
このため、保守技術者(CE)には、コピー機能401とFAX機能402について、利用権限411を付加する権限412が与えられていない。図7の場合、事後的に権限を付加するまでもなく、全ての作業者が利用権限411を有しているからである。
一方、クライアント側の管理者(Admin)には、コピー機能401とFAX機能402について、利用権限411を付加する権限412が与えられている。クライアント側の判断で利用権限411を与えても特別の不都合は生じないためである。
なお、全項目の診断機能405について、他の作業者に対して利用権限411を付加する権限が保守技術者(CE)に与えられていないのは、この情報の操作は高度に専門的な知識を必要とするためである。
前述したように、利用権限411が設定される情報には、初期状態で利用権限411が設定されている情報、事後的に利用権限411の付加が許される情報、初期状態でも事後的でも利用権限411の付加が許されない情報がある。
このうち、事後的に利用権限411の付加が許される情報は、新たに権限が付加された作業者が自由に操作しても、画像形成装置10に致命的な不具合が発生する可能性のない情報である。
従って、事後的に利用権限411の付加が許されない情報とは、専門知識を有するメーカ側の作業者以外が操作すると画像形成装置10に致命的な不具合が発生する可能性がある情報である。
ここで、致命的な不具合が発生した状態とは、全ての機能が使えなくなる状態はもちろん、一部の機能が使えなくなる状態をいう。換言すると、画像形成装置10のいずれかの機能が正常に動作しなくなった状態をいう。この状態はメーカ側の専門的な修理を必要とする。なお、致命的な不具合は、ハードウェア的な破壊、ソフトウェア的な破壊(データの破壊を含む)、電気的な破壊によって生じる。
例えば画像イメージを保持しない(現像器の切り替えなどの処理が行われる)インターイメージの値は、設定可能な範囲の中でも実際に設定してよいのは飛び飛びの値(倍数)に限られており、間違った設定が行われるといわゆる紙詰まりを発生してしまう。従って、インターイメージの設定機能は、利用権限を付加する権限412の付加対象から除外される保守に関する情報の一例である。
なお、レジストローラが摩耗してくると、紙送りの精度が低下し、レジストローラを交換するまで画像を用紙の正しい位置に形成できなくなる。この紙送りのずれを調整するための機能として用意されている紙の位置調整機能(レジストレーション機構の調整機能)については、一時的にその調整機能をクライアントに開放しても画像形成装置10の動作に致命的な不具合は生じない。このため、紙の位置調整機能は、利用権限411を付加する権限412が与えることが可能な保守に関する情報の一例である。
なお、レジストローラが摩耗を検知された場合や摩耗が想定される場合には、メッセージを表示して、利用権限411を付加する権限412を有する作業者に通知するように促す仕組みを用意してもよい。
交換部品である消耗品に対応するカウント値に対する利用権限411を付加する権限412の設定は、消耗品に応じて異なる。例えばフィードローラのカウント値については利用権限411を付加する権限412の対象としても良いが、定着ユニットのカウント値については利用権限411を付加する権限412の対象から除外される。
図7の場合、保守技術者(CE)は、クライアント側の作業者(管理者、ゲストユーザ、一時作業者)に対して、速度設定機能403、診断機能404、DC126の診断機能406について利用権限411を付加することができる。
同様に、管理者(Admin)はコピー機能401とFAX機能402に対する利用権限411を他の作業者(保守技術者、ゲストユーザ、一時作業者)に対して利用権限411を付加することができる。
本実施の形態の場合、保守権限データベース400(図7)は、サーバ30(図5参照)のHDD309(図5参照)だけでなく、画像形成装置10(図1参照)のHDD149(図4参照)と端末装置20の不図示のHDDにも保存されており、これらのデータベースは互いに同期されている。
なお、利用権限411が与えられることと、利用権限を付加する権限412が与えられることは独立である。従って、利用権限を付加する権限412が与えられることは、利用権限411を有することを前提としない。従って、ある作業者が利用権限411を有していない保守に関する情報に対しても利用権限を付加する権限412が与えられることも可能である。
<動作例>
<動作例1>
ここでは、図8〜図10を使用して、他の作業者に利用権限411を付加する権限412を用いて、保守技術者(CE)が、クライアント側の管理者(Admin)に対して診断機能(Diagnostics Application)404とDC126の診断機能406の利用権限411を付加する動作について説明する。
図8は、動作例1における保守権限データベース400(図7参照)の内容の変化の例を説明する図である。(a)は初期状態を示し、(b)は変更後の状態を示し、(c)は変更から予め定めた時間が経過した後の状態を示す。
図9は、画像形成装置10の表示部146(図4参照)に表示される利用権限411の設定画面500〜520の例を示す図である。(a)は保守技術者としての認証後に表示される設定画面500の例を示し、(b)は利用権限411を付加する情報の選択画面510の例を示し、(c)は利用権限を付加する作業者を指定する指定画面520の例を示す。
図10は、管理者としての認証後に表示される操作画面600〜620の例を示す図である。(a)は利用権限の変更前の操作画面600の例を示し、(b)は利用権限の変更後の操作画面610の例を示し、(c)は診断機能のボタンが選択された場合の操作画面620の例を示す。
まず、初期状態について説明する。
クライアント側の管理者(Admin)は、図8(a)に示すように、コピー機能401とFAX機能402について利用権限411を有しているが、診断機能404やDC126の診断機能406については利用権限411を有していない。
このため、管理者(Admin)が画像形成装置10を使用する場合、表示部146(図4参照)に表示される操作画面600(図10参照)には、コピー機能用のボタン611、E−mail用のボタン612、スキャン機能用のボタン613、連絡帳機能用のボタン614、ジョブ確認用のボタン615、デバイス設定用のボタン616、USB(Universal Serial Bus)メモリ用のボタン617の7つが配置されているが、診断機能用のボタンは配置されていない。
一方で、保守技術者(CE)には、図8(a)に示すように、診断機能404やDC126の診断機能406についての利用権限411を他の作業者に付加する権限(利用権限を付加する権限)412が与えられている。
ここでは、保守技術者(CE)が、画像形成装置10(図1参照)を操作して利用権限の設定画面500(図9参照)を表示部146(図4参照)に表示させた場合について説明する。
この場合、設定画面500には、診断機能(Diagnostics Application)404の診断機能のボタン501が表示されている。
この画面で診断機能のボタン501がクリックされると選択画面510(図9参照)が表示される。本実施の形態の場合、保守技術者(CE)は、診断機能(Diagnostics Application)404とDC126の診断機能406の利用権限を付加する権限412を有しているので、保守技術者の権限付加用の選択画面510(図9参照)には、これら2つの項目511及び512が表示されている。
各項目には、利用権限の付加(Allow)と制限(Restrict)を指定するボタンが表示されている。この画面には、確定用のボタン514とキャンセル用のボタン513が用意されている。
ここで、確定用のボタン514が操作された場合、診断機能404に対する利用権限411を付加する作業者を指定するため指定画面520(図9参照)が表示される。この例ではクライアント側の管理者(Admin)が選択された状態を表している。この選択は確定用のボタン522が操作されることで確定する。一方、キャンセル用のボタン521が操作されると、1つ前の画面に戻る。なお、キャンセル用のボタン513や閉じるボタン502が操作された場合にも1つ前の画面に戻る。
この設定後の保守権限データベース400の状態が図8(b)である。図8(b)に示す保守権限データベース400では、管理者(Admin)の利用権限411として、診断機能(Diagnostics Application)404とDC126の診断機能406が新たに追加されている。図では、変化のあった部位を破線で囲んで示している。
このように、保守権限データベース400が変更された後に、管理者(Admin)が画像形成装置10を使用する場合、表示部146(図4参照)には操作画面610(図10参照)が表示される。操作画面610には、利用権限411が付加される前の操作画面600には存在しなかった診断機能用のボタン618が追加されている。
ここで、診断機能用のボタン618が操作されると、表示部には操作画面620(図10参照)が表示される。この例では、DC126のシステム登録情報を調整するためのボタン621が表示されている。
このボタン621をクリックすると、クライアント側の管理者(Admin)は、初期状態では調整できなかったDC126のシステムの登録情報を調整することができる。
本実施の形態の場合、利用権限が変更されてから予め定めた時間が経過すると、保守権限データベース400の設定内容は、図8(c)に示すように初期状態に戻る。
<動作例2>
ここでは、図11〜図13を使用して、他の作業者に利用権限411を付加する権限412を用いて、保守技術者(CE)が、クライアント側の管理者(Admin)に対して速度設定機能(Speed Select)403の利用権限411を付加する動作について説明する。
速度設定機能403は、単位時間当たりの印刷枚数を指定する機能であり、この機能は画像形成装置10の処理性能に関する情報の一例である。
図11は、動作例2における保守権限データベース400の内容の変化の例を説明する図である。(a)は初期状態を示し、(b)は変更後の状態を示し、(c)は変更から予め定めた時間が経過した後の状態を示す。
図12は、画像形成装置10の表示部146(図4参照)に表示される利用権限411の変更用画面530〜550の例を示す図である。(a)は保守技術者としての認証後に表示される設定画面530の例を示し、(b)は利用権限を付加する情報の選択画面540の例を示し、(c)は利用権限を付加する作業者を指定する指定画面550の例を示す。
図13は、管理者としての認証後に表示される操作画面630〜650の例を示す図である。(a)は管理者の操作画面630の例を示し、(b)はデバイス設定ボタンが操作された場合の操作画面640の例を示し、(c)は速度設定用の操作画面650の例を示す。
まず、初期状態について説明する。
クライアント側の管理者(Admin)は、図11(a)に示すように、コピー機能401とFax機能402について利用権限411を有しているが、速度設定機能403については利用権限411を有していない。
このため、管理者(Admin)が画像形成装置10を使用する場合、表示部146(図4参照)に表示される操作用の画面(図13参照)には、コピー機能用のボタン631、E−mail用のボタン632、スキャン機能用のボタン633、連絡帳機能用のボタン634、ジョブ確認用のボタン635、デバイス設定用のボタン636、USBボタン637の7つが配置されている。なお、速度設定機能403に対応する調整ボタンは、デバイス設定用の下位項目に割り当てられている。
ここでは、保守技術者(CE)が、画像形成装置10(図1参照)を操作して利用権限の設定画面530(図12参照)を表示部146(図4参照)に表示させた場合について説明する。
この場合、設定画面530には、速度設定機能(Speed Select)403のボタン531が表示されている。
この画面で速度設定機能のボタン531がクリックされると操作画面540(図12参照)が表示される。本実施の形態の場合、保守技術者(CE)の権限付加用の操作画面540(図12参照)には、権限の付加(Allow)と制限(Restrict)を指定するボタンが表示されている。この画面には、確定用のボタン543とキャンセル用のボタン542が用意されている。
ここで、確定用のボタン543が操作された場合、速度設定機能403に対する利用権限411を付加する作業者を指定するため指定画面550(図12参照)が表示される。この例ではクライアント側の管理者(Admin)が選択された状態を表している。
この選択は確定用のボタン552が操作されることで確定する。一方、キャンセル用のボタン551が操作されると、1つ前の画面に戻る。なお、キャンセル用のボタン542や閉じるボタン532が操作された場合にも1つ前の画面に戻る。
この設定後の保守権限データベース400の状態が図11(b)である。図11(b)に示す保守権限データベース400では、管理者(Admin)の利用権限411として、速度設定機能(Speed Select)403が新たに追加されている。図では、変化のあった部位を破線で囲んで示している。
このように、保守権限データベース400が変更された後に、管理者(Admin)が操作画面630(図13参照)でデバイス設定機能用のボタン636をクリックした場合、表示部146(図4参照)には操作画面640(図13参照)が表示される。
この例の場合、操作画面640には、用紙トレイ(Paper Trays)の設定用のボタン641、消耗品(Supplies)の設定用のボタン642、課金(Billing/Usage)の設定用のボタン643、速度設定(Speed Select)用のボタン644等が配置されている。
なお、速度設定(Speed Select)用のボタン644は初期状態では表示されないボタンである。
ここで、速度設定(Speed Select)用のボタン644がクリックされると、操作画面650(図13参照)が表示される。操作画面650には、高速(High Speed)用のボタン651と通常速度(Normal)用のボタン652が用意されている。
ここで、通常速度とは、初期状態で設定されている単位時間当たりの印刷枚数であり、高速が選択された場合の印刷枚数は通常速度よりも大きい値が設定されている。
この動作は、例えば初期状態では利用できない速度による印刷を希望する特定のクライアントが運用する画像形成装置10で実行される。
なお、契約条件が満了すると(例えば契約期間の満了、契約で定めた枚数の超過など)、保守権限データベース400の内容は、図11(c)に示すように初期状態に戻る。
なお、高速設定が選択された場合に実現される単位時間当たりの印刷枚数は、画像形成装置10の性能上許容される範囲内の値であり、メーカ側で指定されている。従って、速度選択機能の利用権限をクライアント側の管理者(Admin)に付加しても、画像形成装置10に致命的な不具合が発生することはない。
ここでの速度設定機能403に対する利用権限411の付加は、例えば以下に示す状況下で用いられる。
例えば1分間に50枚の印刷が可能な印刷エンジンを内蔵する画像形成装置10でも、様々な理由により、1分間当たりに印刷可能な枚数が30枚に制限されている場合がある。例えば印刷の品質と速度のバランスの観点から30枚に制限されているような場合である。ここでの50枚は、印刷エンジンが備える印刷能力の全部(換言すると、性能上許される範囲)を全て利用した場合に出力可能な枚数であり、30枚は、印刷能力の範囲に制限を加えた場合の枚数の一例である。
また、1分間に50枚の印刷が可能な印刷エンジンを内蔵している場合でも、商品構成に応じて、1分間に印刷可能な枚数が30枚に制限される商品もあれば、40枚に制限される商品もあれば、50枚の印刷が可能な商品もある。ここでの30枚、40枚、50枚の違いは、商品に応じた制限の度合いの違いである。
この意味で、1分間当たりに印刷可能な枚数は、性能上許される範囲の一部に制限されている情報の一例であり、処理性能の程度に関する情報や処理品質に関する情報の一例でもある。
一般に、クライアントは、初期設定の状態のまま画像形成装置10を使用しているが、印刷の品質が低下しても初期状態よりも印刷速度を速めたいクライアントも存在する。例えば繁忙期には、このような要望が増える。
この動作例は、ビジネス上の要望への解決手段を提供するものであり、画像形成装置10の正常動作が可能な範囲内で印刷速度を一時的に変更する利用権限411をクライアント側の管理者(Admin)に対して与えている。
なお、この動作例では、予め定めた時間の経過後に保守権限データベース400の設定内容が初期状態に戻るように制御しているが、初期状態に戻る条件として印刷枚数を用いてもよい。
また、利用権限411の付加は無期限としてもよい。この場合、クライアント側の管理者(Admin)は、必要に応じて印刷速度を変更することができる。
この動作例の場合、選択可能な印刷速度は高速と通常速度の2種類であるが、3種類以上の中から選択できるようにしてもよいし、印刷エンジンの性能を超えない範囲で任意の数値を設定できるようにしてもよい。
この動作例では、速度選択機能403による選択対象を印刷速度としているが、スキャナによる画像イメージの読み取り枚数の設定にも適用できる。
また、この動作例の場合には、管理者(Admin)に対して速度選択機能403の利用権限411を付加しているが、特定の作業者を指定して利用権限411を付加してもよい。前者の場合には、速度選択の効果は、画像形成装置10を操作する全ての作業者に及ぶが、後者の場合には、特定の作業者に対してのみ速度選択の効果が及ぶことになる。
なお、この実施の形態では、操作画面530〜550(図12参照)を通じて速度の設定を変更しているが、USBメモリなどの外部メモリが画像形成装置10のUSBポートに差し込まれることを条件として速度の設定の操作が可能になるようにしてもよい。
この場合、例えばUSBメモリに記憶されている保守権限データベース400(図7参照)が、画像形成装置10に保持されている保守権限データベース400に優先する設定とする。
<動作例3>
ここでは、図14−1及び図14−2を使用して、他の作業者に利用権限411を付加する権限412を、他の作業者に付加する権限(顕現を付加する権限)413を有する場合について説明する。
図14−1は、メーカが、保守技術者(CE)に対して他の作業者に対して利用権限411を付加する権限412(図7参照)を付加する場合の保守権限データベース400(図7参照)の内容の変化を説明する図である。(a)は初期状態を示し、(b)は保守技術者(CE)に利用権限を付加する権限412が付加された状態を示す。
図14−2は、メーカが、保守技術者に対して他の作業者に対して利用権限411を付加する権限412を付加する場合の保守権限データベース400の内容の変化の続きを説明する図である。(a)は保守技術者を通じて管理者に利用権限が付加された状態を示し、(b)は初期状態に戻った状態を示す。
この動作例の場合、メーカについてのみ、利用権限を付加する権限よりも広い権限である、権限を付加する権限413が与えられている保守権限データベース400が使用される点で前述した動作例と相違する。
なお、他の作業者については、前述した動作例と同じく、利用権限411と他の作業者に利用権限を付加する権限412の設定が可能である。
ここでの権限413は第3の権限の一例である。
この動作例の場合、メーカは、この権限413を使用して、利用権限を付加する権限412を有していない保守技術者(CE)に対して、速度設定機能403についての利用権限を付加する権限412を付加する(図14−1参照)。ここでは、設定に変化が生じた項目を破線で囲んで示している。
次に、保守技術者(CE)は、与えられた利用権限を付加する権限412を使用してクライアント側の管理者(Admin)に対して速度設定機能403の利用権限411を与える(図14−2参照)。
この設定が完了することで、クライアント側の管理者(Admin)は、例えば画像形成装置10が単位時間に印刷できる枚数を変更する設定が可能になる。
この場合も、契約条件の満了などを条件として、保守権限データベース400の設定内容が初期状態に戻る(図14−2参照)。
図14−1及び図14−2の例では、メーカだけに他の作業者に対して権限を付加する権限413が与えられている。このため、権限を付加する権限413の連鎖によって無制限に利用権限の付加が広がる心配がない。
なお、図14−1及び図14−2の例の例では、メーカに対して利用権限411と権限を付加する権限413の2つの権限を与えているが、他の作業者と同様に、利用権限412を付加する権限を加えて3つの権限を有していてもよい。
<動作例4>
利用権限411を付加する権限412の設定が可能な保守に関する情報の他の例には、画質パラメータ(例えば濃度)がある。
画質パラメータの値も、性能上は初期状態で定められた調整範囲を超えて調整可能な場合があるためである。
この場合には、画質パラメータの調整機能について他の作業者に利用権限411を付加する権限412を一部の作業者(例えば保守技術者)に与えておけば、初期状態では扱うことができない範囲のパラメータ値を利用した調整をクライアント側の作業者に開放することができる。
ここでの利用権限を付加する権限412は、画質パラメータを構成する全ての項目に対して与えてもよいし、一部の項目について個別に与えてもよい。
この意味で、画質パラメータは、性能上許される範囲の一部に制限されている情報の一例であり、処理機能に関する情報、処理性能の程度に関する情報、処理品質に関する情報の一例でもある。
<動作例5>
利用権限411を付加する権限412の設定が可能な保守に関する情報の他の例には、オートクリアタイマーの設定機能も含めることができる。
ここで、オートクリアタイマーは、ログイン画面や操作画面を画面上に表示する時間を管理するタイマーであり、表示する時間が短いほどセキュリティの強度を高めることができる。例えば初期状態では、60秒〜90秒の範囲で値を調整できる一方で、保守技術者(CE)は10秒から90秒の範囲内の任意の値を調整できる場合に、画面がクリアされる秒数の調整を初期状態よりも広い範囲で調整可能な権限をクライアント側の作業者に開放することができる。
ここでの利用権限を付加する権限412は、タイマー値が設定される他の全ての項目に対して与えてもよいし、一部の項目について個別に与えてもよい。
この意味で、タイマーの設定機能は、情報の安全性に関する情報の一例である。
<動作例6>
クライアントでも交換作業が可能な消耗品や部品(総称して「消耗部品」という)の中には、画像形成装置10の正常な動作を保証できないものがある。このため、初期状態では、基本的にメーカ側が提供する又は指定する消耗部品との交換が推奨され、消耗部品の交換機能(例えば消耗部品に対応するロック機構の解除機能)の利用権限411は、例えば保守技術者(CE)だけに与えられている。
一方で、これらの高い品質や性能が要求される消耗部品であっても、検証作業を通じて性能や品質が確かめられている代替品については、クライアントによる交換を認めてもよい場合がある。また、保守契約を利用しないクライアントについては、クライアントによる消耗部品の交換を可能とする仕組みが必要とされる。さらに、消耗部品の使用について国や地域の制限がある場合には、クライアントが現地で購入した消耗部品に交換できるようにする仕組みが必要になる。
これらの場合には、初期状態では保守技術者(CE)に限定されている消耗部品の交換の権限(利用権限411)をクライアントに付加できることが望ましい。ここでの初期状態では保守技術者(CE)に限定されている消耗部品の交換機能は、他の作業者に対して利用権限411を付加する権限412の対象である情報の一例である。
ここでの消耗品等の交換機能は、消耗部品に関する情報の一例であるとともに、消耗品の交換に必要な物理的な制約を解除する情報の一例でもある。
<実施の形態の効果>
前述したように、本実施の形態に係る仕組みの採用により、保守に関する情報については例外なく特定の作業者以外の利用を制限する場合に比して、可動機構を有する機器の保守を容易にできる。
また、本実施の形態に係る仕組みの採用により、作業者に依存していた保守に関する作業を、権限に依存させることが可能になり、安全に関する作業の一部をユーザーに委ねることができる。
<他の実施の形態>
以上、本実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、種々の変更または改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
前述の実施の形態では、利用権限411を付加する権限412を有する作業者が他の作業者に対して利用権限411を付加しているが、予め定めた保守に関する情報(例えばレジストレーションの調整機能)については、調整が必要になる事象が検知された場合又は想定される場合に、当該調整機能の利用権限411を付加する機能をサーバ30に設けてもよい。
前述の実施の形態では、メーカや保守技術者(CE)がクライアント側の作業者に利用権限411を付加する場合について説明しているが、画像形成装置10に蓄積されている情報へのアクセス機能の利用権限411については、クライアント側の作業者(例えば管理者)がメーカや保守技術者(CE)に対して付加してもよい。
この場合、クライアントの意図しない個人情報の利用を制限することができ、画像形成装置10に蓄積されている情報の秘匿性を高めることができる。
前述の動作例1においては、利用権限411の付与から予め定めた時間が経過すると、権限管理部312によって、利用権限を付加する権限412に基づいて付加された利用権限411が消去される(初期状態に戻される)場合について説明したが、一旦付与された利用権限411が消去されるのは、利用権限を付加する権限412を有する者の操作があった場合に限ってもよいし、権限管理部312による消去と利用権限を付加する権限412を有する者の操作のいずれかがあった場合に限ってもよい。
前述した他の動作例2〜6についても同様である。
前述の実施の形態では、可動機構を有する機器の一例として画像形成装置10を例示して説明したが、可動機構を有する機器は画像形成装置10に限らない。
また、可動機構を有する機器の保守に使用される情報を扱う情報処理装置は、端末装置20やサーバ30の形態に限らない。ここで、保守に使用される情報には、機器の動作を正常な状態に保つ範囲内で機器の価値を高める情報も含まれる。
1…保守システム、10…画像形成装置、20…端末装置、30…サーバ、301…CPU、311…認証部、312…権限管理部、313…権限確認部、314…変更受付部、411…利用権限、412…利用権限を付加する権限、413…権限を付加する権限

Claims (17)

  1. 可動機構を有する機器の保守に使用される情報毎に各情報を利用するための第1の権限の有無と、情報のうち予め特定された一部の情報について他の作業者に対して当該第1の権限を付加するための第2の権限の有無とを当該作業者に対応付けて記憶する記憶手段と、
    作業者を認証する認証手段と、
    認証された前記作業者が前記第2の権限を有する場合、当該作業者による、前記予め特定された一部の情報に対する他の作業者への前記第1の権限の付加を受け付ける受付手段と
    を有する情報処理装置。
  2. 前記第2の権限は、誤った変更の受け付けが前記機器の動作の不具合につながる情報については設定されない、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記機器の動作の不具合につながる情報は、前記可動機構の設定に関する知識を必要とする情報である、請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 情報のうち、誤った変更の受け付けが前記機器の動作の不具合につながる情報についての前記第1の権限は、特定の作業者に限り与えられ、当該特定の作業者についても前記第2の権限は与えられない、請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記予め特定された一部の情報は、初期状態が前記機器の性能上許される範囲の一部に制限されている情報である、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記初期状態が前記機器の性能上許される範囲の一部に制限されている情報は、当該機器の処理品質に関する情報である、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記初期状態が前記機器の性能上許される範囲の一部に制限されている情報は、当該機器の処理機能に関する情報である、請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記初期状態が前記機器の性能上許される範囲の一部に制限されている情報は、当該機器の処理性能の程度に関する情報である、請求項5に記載の情報処理装置。
  9. 前記予め特定された一部の情報は、消耗部品に関する情報である、請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記消耗部品に関する情報は、消耗部品の交換に必要な物理的な制約を解除する情報である、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記予め特定された一部の情報は、情報の安全性に関する情報である、請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 前記安全性に関する情報は、オートクリアタイマーの時間である、請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記安全性に関する情報は、前記機器について蓄積されている個人情報である、請求項11に記載の情報処理装置。
  14. 前記予め特定された一部の情報は、前記機器に用意されている機能のうち初期状態では使用できない機能に関する情報である、請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 前記記憶手段は、情報のうち予め特定された他の一部の情報について前記他の作業者に対して前記第2の権限を付加するための第3の権限の有無を前記作業者に対応付けて記憶しており、
    前記受付手段は、認証された前記作業者が前記第3の権限を有する場合、当該作業者による、前記予め特定された他の一部の情報に対する前記他の作業者への前記第2の権限の付加を受け付ける、請求項1に記載の情報処理装置。
  16. 記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段の保守に使用される情報毎に各情報を利用するための第1の権限の有無と、情報のうち予め特定された一部の情報について他の作業者に対して当該第1の権限を付加するための第2の権限の有無とを作業者に対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記作業者を認証する認証手段と、
    認証された前記作業者が前記第2の権限を有する場合、当該作業者による、前記予め特定された一部の情報に対する前記他の作業者への前記第1の権限の付加を受け付ける受付手段と
    を有する画像形成装置。
  17. コンピュータに、
    可動機構を有する機器の保守に使用される情報毎に各情報を利用するための第1の権限の有無と、情報のうち予め特定された一部の情報について他の作業者に対して当該第1の権限を付加するための第2の権限の有無とを前記作業者に対応付けて記憶させる処理と、
    前記作業者を認証する処理と、
    認証された前記作業者が前記第2の権限を有する場合、当該作業者による、前記予め特定された一部の情報に対する前記他の作業者への前記第1の権限の付加を受け付ける処理と
    を実行させるためのプログラム。
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