JP2017228581A - 配線基板およびその製造方法、ならびに半導体装置の製造方法 - Google Patents

配線基板およびその製造方法、ならびに半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体素子からの熱を効率良く排出することが可能な、配線基板およびその製造方法、ならびに半導体装置の製造方法を提供する。【解決手段】配線基板10は、厚み方向に延びる放熱用ビア26を有するコア基板20と、コア基板20上に配置された再配線層30とを備えている。再配線層30は、半導体素子71が搭載される素子搭載領域37と、素子搭載領域37の周囲に形成された放熱用金属層38とを有している。再配線層30の放熱用金属層38が、コア基板20の放熱用ビア26に接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、配線基板およびその製造方法、ならびに半導体装置の製造方法に関する。
従来より、半導体素子が搭載された半導体パッケージとして、例えばコア基板と、コア基板上に形成された再配線層と、この再配線層が形成された部位に実装された半導体素子とを有するものが知られている。このような半導体パッケージとしては、コア基板として有機パッケージ基板を用いる有機パッケージや、コア基板としてセラミック基板を用いるセラミックパッケージが知られている。
特開2013−258238号公報
しかしながら、従来、とりわけ有機パッケージ基板を用いる有機パッケージは、セラミック基板を用いるセラミックパッケージ等と比較すると熱伝導率が低く、半導体チップからの熱を効率良く排熱することが難しいという課題がある。半導体チップからの熱を排熱できない場合、半導体チップの動作安定性が低下したり、エレクトロマイグレーションの進行を加速させたりすることにより、半導体チップの信頼性を低下させる要因となり得る。特に、このような信頼性の低下は動作電圧と周波数の高いデバイスで顕著となるため、配線の微細化および高密度化したパッケージでは大きな課題となり得る。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、半導体素子からの熱を効率良く移動させて排出することが可能な、配線基板およびその製造方法、ならびに半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、厚み方向に延びる放熱用ビアを有するコア基板と、前記コア基板上に配置された再配線層とを備え、前記再配線層は、半導体素子が搭載される素子搭載領域と、前記素子搭載領域の周囲に形成された放熱用金属層とを有し、前記再配線層の前記放熱用金属層が、前記コア基板の前記放熱用ビアに接続されていることを特徴とする配線基板である。
本発明は、前記素子搭載領域は複数設けられ、前記放熱用金属層は、格子状に形成されていることを特徴とする配線基板である。
本発明は、前記コア基板は、有機パッケージ基板を含むことを特徴とする配線基板である。
本発明は、厚み方向に延びる放熱用ビアを有するコア基板と、前記コア基板上に配置された再配線層と、前記再配線層上に搭載された半導体素子とを備え、前記再配線層は、前記半導体素子が搭載される素子搭載領域と、前記素子搭載領域の周囲に形成された放熱用金属層とを有し、前記再配線層の前記放熱用金属層が、前記コア基板の前記放熱用ビアに接続されていることを特徴とする半導体装置である。
本発明は、前記素子搭載領域は複数設けられ、前記放熱用金属層は、格子状に形成されていることを特徴とする半導体装置である。
本発明は、前記コア基板は、有機パッケージ基板を含むことを特徴とする半導体装置である。
本発明は、厚み方向に延びる放熱用ビアを有するコア基板を準備する工程と、前記コア基板上に再配線層を形成する工程とを備え、前記再配線層は、半導体素子が搭載される素子搭載領域と、前記素子搭載領域の周囲に形成された放熱用金属層とを有し、前記再配線層の前記放熱用金属層が、前記コア基板の前記放熱用ビアに接続されていることを特徴とする配線基板の製造方法である。
本発明は、前記再配線層を形成する工程は、前記コア基板上に絶縁レジストを供給する工程と、モールドを準備し、前記モールドと前記コア基板とを近接させて、前記モールドと前記コア基板との間に前記絶縁レジストを展開して絶縁レジスト層を形成する工程と、前記絶縁レジスト層を硬化させて絶縁材層とする工程と、前記絶縁材層から前記モールドを引き離す工程と、前記絶縁材層を現像することにより、放熱用凹部を有する絶縁性のパターン構造体を形成する工程と、前記パターン構造体の前記放熱用凹部内に導体層を埋設する工程とを含み、前記導体層は、前記放熱用金属層の少なくとも一部を構成することを特徴とする配線基板の製造方法である。
本発明は、前記配線基板を準備する工程と、前記配線基板の前記再配線層上に半導体素子を設ける工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法である。
本発明によれば、放熱用金属層及び放熱用ビアを介して半導体素子からの熱を効率良く排出することができる。
図1は、本発明の一実施の形態による配線基板を示す断面図である。 図2は、本発明の一実施の形態による配線基板を示す拡大断面図である。 図3は、本発明の一実施の形態による配線基板を示す平面図である。 図4(a)−(c)は、本発明の一実施の形態による配線基板の製造方法を示す断面図である。 図5(a)−(c)は、本発明の一実施の形態による配線基板及び半導体装置の製造方法を示す断面図である。 図6(a)−(d)は、再配線層を形成する工程の一部を示す断面図である。 図7(a)−(c)は、再配線層を形成する工程の一部を示す断面図である。 図8(a)−(c)は、再配線層を形成する工程の一部を示す断面図である。 図9(a)−(c)は、再配線層を形成する工程の一部を示す断面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図1乃至図9を参照して説明する。なお、以下の各図において、同一部分には同一の符号を付しており、一部詳細な説明を省略する場合がある。
(配線基板の構成)
まず、図1乃至図3により、本実施の形態による配線基板の概略について説明する。図1は、本実施の形態による配線基板を示す断面図であり、図2は、図1の部分拡大図である。図3は、本実施の形態による配線基板を示す平面図である。
図1に示すように、配線基板10は、後述する半導体素子71(図5(c)参照)を搭載するためのものである。この配線基板10は、コア基板20と、コア基板20上に配置された再配線層30とを備えている。
図2は、配線基板10の部分拡大断面図である。図2に示すように、コア基板20は、コア基材21と、このコア基材21の両面にそれぞれ積層された絶縁層23A、23B、54A、54Bと、コア基材21の両面に絶縁層23A、23B、54A、54Bを介して積層された複数の導体層24A、24B、55A、55Bとを含む多層構造を有している。
このうちコア基材21には、このコア基材21を貫通する複数の表裏導通ビア部22が埋設されている。また、コア基材21の表面(図示例では、再配線層30が配設されている面側)には、所定の表裏導通ビア部22と接続される導体層22aが設けられている。さらに、コア基材21の裏面には、所定の表裏導通ビア部22と接続される導体層53aが設けられている。
このようなコア基材21は、例えば、ガラスクロス含有のエポキシフェノール樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、アラミド樹脂、ベンゾシクロブテン樹脂等の電気絶縁性材料であってよい。とりわけ、コア基材21として有機材料からなる有機パッケージ基板を用いた場合、後述するように、本実施の形態による効果、すなわち半導体素子71からの熱を効率良く排出するという効果が得られやすい。
コア基材21の表面側には、絶縁層23A、23Bを介して、導体層24A、24Bが積層されている。そして、絶縁層23Aを介して上下に位置する導体層22aと導体層24Aとが層間接続体25Aで接続され、絶縁層23Bを介して上下に位置する導体層24Aと導体層24Bが層間接続体25Bで接続されている。
また、コア基材21の裏面側には、絶縁層54A、54Bを介して、導体層55A、55Bが積層されている。そして、絶縁層54Aを介して上下に位置する導体層53aと導体層55Aとが層間接続体56Aで接続され、絶縁層54Bを介して上下に位置する導体層55Aと導体層55Bとが層間接続体56Bで接続されている。また、導体層55Bの所望部位を露出するようにソルダーレジスト27が配設され、ソルダーレジスト27から露出する導体層55Bには、はんだボール51が設けられている。
このコア基板20の表面側に位置する導体層24Bはパッド部であり、このパッド部と接続するように多層配線構造体36からなる再配線層30が配設されている。この再配線層30は、3層からなる配線層32(32A、32B、32C)を有している。
また、コア基板20は、コア基板20の厚み方向に延びる複数の放熱用ビア26を有している。放熱用ビア26は、それぞれ中実円柱形の棒状部材からなり、例えば銅等の放熱性の高い金属材料からなっている。複数の放熱用ビア26は、それぞれ素子搭載領域37の外側に配列されている。
半導体素子71との接続信頼性をより向上させるために、再配線層30の配線層32Cを形成する前に、ドライフィルムレジストで被覆し、配線層32C部分を開口させた後に電解めっきでポスト状に銅めっき層を形成し、ドライフィルムをアルカリで膨潤剥離する。その後、ソルダーレジスト59を配置する。これによってソルダーレジスト59よりも上部に突き出した銅ポスト配線層32Cを形成しても良い。配線層32C上にはニッケル層57、金層58が順次設けられる。金層58は、後述するように接続パッド72を介して半導体素子71の端子71aと接続される。
再配線層30は、コア基板20上に形成されたパターン構造体31(31A、31B、31C)と、パターン構造体31に埋設された配線層32(32A、32B、32C)と、図示しないダミーパターンとを有している。
パターン構造体31は、例えば光硬化性樹脂からなる。この光硬化性樹脂は、一般に主剤、開始剤、架橋剤により構成される。また、光硬化性樹脂には、必要に応じて離型剤や密着剤が含有されていても良い。本実施の形態で使用する光硬化性樹脂には特に制限はなく、公知の光硬化性樹脂からパターン構造体31の用途、要求される特性、物性等に応じて適宜選択することができる。パターン構造体31の厚みは、例えば、1μm以上50μm以下程度が好ましい。
配線層32は、配線33と、パッド部34と、このパッド部34に接続された層間接続ビア35とを有している。パッド部34と層間接続ビア35とは、いずれも同一材料から構成されており、互いに一体化されている。配線層32は、例えば、銅、ニッケル、ニッケルクロム合金等、導電性の良好な金属材料からなることが好ましい。上述したダミーパターンは配線層32と同一の金属材料からなり、パターン構造体31を構成する絶縁樹脂中に埋没しており電気信号回路に接続されていない。
本実施の形態では、配線層32が多層に形成されている。すなわち、パターン構造体31Aに配設された配線層32Aと、パターン構造体31Bに配設された配線層32Bと、パターン構造体31Cに配設された配線層32Cとからなる3層の配線層32が形成されている。すなわち、コア基板20上には、3層構造からなる多層配線構造体36を含む再配線層30が配置されている。
図3に示すように、配線基板10は、複数のパッケージ領域14を有している。各パッケージ領域14は、それぞれ1つの半導体装置70(図5(c)参照)に対応する領域であり、平面視略矩形状を有している。すなわち、1つの配線基板10からは、それぞれパッケージ領域14に対応する複数の半導体装置70が作製される。なお、図3において、便宜上3つのパッケージ領域14を示している。
図3に示すように、再配線層30は、素子搭載領域37と、素子搭載領域37の周囲に形成された放熱用金属層38とを有している。このうち素子搭載領域37は、半導体素子71(図5(c)参照)が搭載される領域に相当し、それぞれ略矩形形状を有している。この場合、1つのパッケージ領域14には、それぞれ5つの素子搭載領域37が設けられているが、必ずしもこれに限られるものではなく、1つのパッケージ領域14に1つ又は複数の素子搭載領域37が設けられていても良い。
各素子搭載領域37には、半導体素子71の端子71aに接続される金層58が露出している。この場合、金層58は、それぞれ平面視略円形状を有している。複数の金層58は、各素子搭載領域37内で例えば正方格子点状に配置されている。金層58の外周には、ソルダーレジスト59が配置されている。なお、図3においては、便宜上一部の金層58のみを示している。
放熱用金属層38は、複数の素子搭載領域37を取り囲むように形成されている。具体的には、放熱用金属層38は、パッケージ領域14の外周に沿って設けられている。この場合、放熱用金属層38は、平面視で格子状に形成されており、当該格子の開口部がそれぞれのパッケージ領域14に対応している。
図3において、放熱用金属層38は、パッケージ領域14の外周全体にわたって形成されている。すなわち放熱用金属層38の格子を形成するそれぞれの辺は、互いに隣接する2つのパッケージ領域14に跨がって配置されている。放熱用金属層38の格子を形成する一辺の幅wは、熱伝導性を良好にするという観点から、例えば0.1mm以上10mm以下とすることが好ましい。
なお、放熱用金属層38の形状は、必ずしもこれに限られるものではなく、パッケージ領域14の外周の一部のみに沿って設けられていても良く、あるいは、パッケージ領域14の形状とは無関係に形成されていても良い。例えば、放熱用金属層38を各素子搭載領域37に更に近接させて配置しても良い。後述するように、放熱用金属層38は、感光性絶縁レジスト層42をモールド60の遮光層61によって覆って、非感光領域とすることによって形成される。このため、遮光層61の形状を自由に設計することにより、放熱用金属層38を任意の形状とすることができる。
再度図2を参照すると、放熱用金属層38は、再配線層30の厚み方向全体にわたって形成されている。すなわち放熱用金属層38の厚みは、再配線層30の厚みと同一であり、例えば0.1mm以上10mm以下としても良い。放熱用金属層38の上面(コア基板20の反対側の面)は、パターン構造体31Cの上面と同一平面上に位置している。放熱用金属層38の下面(コア基板20側の面)は、パターン構造体31Aの下面と同一平面上に位置している。なお、放熱用金属層38は、例えば銅等の放熱性の高い金属材料からなっている。
また放熱用金属層38は、その下面(コア基板20側の面)においてコア基板20の放熱用ビア26に接続されている。この場合、複数の放熱用ビア26は、パッケージ領域14の外周の内側において、放熱用金属層38の辺の長さ方向に沿って1列かつ等間隔に配置されている(図2参照)。なお、これに限らず、放熱用ビア26は、複数列に配置されていても良い。各放熱用ビア26は、コア基板20の厚み方向に延びており、絶縁層23B、23A、コア基材21、絶縁層54A、54Bをそれぞれ貫通して延びている。また各放熱用ビア26の上端(再配線層30側の端部)は、放熱用金属層38に連結され、各放熱用ビア26の下端(再配線層30の反対側の端部)は、ソルダーレジスト27の内部に位置している。このような構成により、半導体素子71からの熱を、放熱用金属層38から各放熱用ビア26を介してコア基板20の下面側に逃がすことができる。
また、上述したように、パターン構造体31Aに埋没する形で配線材料と同じ金属のダミーパターンを設ける。このダミーパターンは電気的に回路とは接続されておらず、これらを放熱用金属層38に接続してパッケージ内に蓄積した熱を拡散および移動させることができる。
なお、本実施の形態において、放熱用金属層38は、再配線層30の配線層32からは独立しているが、これに限らず、放熱用金属層38を配線層32の一部と接続しても良い。この場合、放熱用金属層38を例えばグランド端子として用い、半導体素子71の一部の端子71aと電気的に接続することができる。
(配線基板および半導体装置の製造方法)
次に、図4乃至図5により、本実施の形態による配線基板の製造方法について説明する。図4(a)−(c)は、本実施の形態による配線基板の製造方法を示す断面図であり、図5(a)−(c)は、本実施の形態による配線基板および半導体装置の製造方法を示す断面図である。図6乃至図9は、再配線層を形成する工程を示す断面図である。
まず、例えばビルトアップ基板からなるコア基板20を準備する(図4(a))。コア基板20は、コア基材21と、このコア基材21の両面にそれぞれ積層された絶縁層23A、23B、54A、54B及び導体層22a、53aと、コア基材21の両面に絶縁層23A、23B、54A、54Bを介して積層された複数の導体層24A、24B、55A、55Bとを有している。絶縁層54Bの下面には、ソルダーレジスト27が設けられている。また、コア基板20には、コア基板20の厚み方向に延びる複数の放熱用ビア26が埋設されている。
次に、コア基板20上に1層からなる配線構造体36Aを形成する(図4(b))。配線構造体36Aは、パターン構造体31Aと配線層32Aとを含んでいる。このとき、コア基板20の放熱用ビア26上に、放熱用金属層38の一部を構成する部分放熱用金属層38Aも形成される。
次いで、図4(c)に示すように、コア基板20上にパターン構造体31A、31B、31Cと配線層32A、32B、32Cとを順次形成することにより、再配線層30を形成する。この場合、再配線層30は、コア基板20上に形成された3層構造からなる多層配線構造体36を含んでいる。再配線層30は、例えば後述するようにインプリント法によって形成される。また、このとき、互いに積層された部分放熱用金属層38A、38B、38Cにより、放熱用金属層38が形成される。次に、コア基板20の再配線層30上にソルダーレジスト59を設ける。ソルダーレジスト59からは、再配線層30の配線層32Cおよび放熱用金属層38が露出している。その後、再配線層30の配線層32C上に、ニッケル層57、金層58を順次積層する。
続いて、図5(a)に示すように、コア基板20の裏面側のソルダーレジスト27から露出する導体層55Bにそれぞれはんだボール51を設ける。このようにして、コア基板20と、コア基板20上に形成された多層配線構造体36を含む再配線層30とを備えた配線基板10(図1)が得られる。
次に、図5(b)に示すように、再配線層30の表面側のソルダーレジスト59から露出する配線層32C上に、接続パッド72を介して半導体素子71を実装する。このとき、接続パッド72は熱圧着されることにより、金層58と半導体素子71の端子71aとが接続される。また、半導体素子71と再配線層30との間隙には、熱硬化性樹脂を充填して加熱硬化することにより、アンダーフィル樹脂73が形成される。このように実装される複数の半導体素子71は、異種の半導体素子であってもよい。
その後、図5(c)に示すように、各パッケージ領域14(図参照)の外周に沿ってコア基板20および再配線層30を切断することにより、半導体装置70が得られる。なお、このとき、放熱用金属層38はその幅方向略中央部で切断され、各半導体装置70内に配設される。この場合、放熱用金属層38は、半導体装置70の外周に沿って矩形状に設けられる。
(再配線層の形成方法)
次に、図6乃至図9により、上述した再配線層30をインプリント法によって形成する工程(図4(c))について詳細に説明する。
まず、転写基材となるコア基板20上に感光性絶縁レジスト41を供給する(図6(a))。なお、図6乃至図9においては、コア基板20の詳細な構成については図示を省略している。
次に、インプリント用のモールド60を準備し(図6(b))、このモールド60とコア基板20とを近接させて、モールド60とコア基板20との間に感光性絶縁レジスト41を展開して感光性絶縁レジスト層42を形成する(図6(c))。
次いで、モールド60側から光照射を行い、感光性絶縁レジスト層42を硬化させて絶縁材層43とするとともに、モールド60の遮光層61とコア基板20との間に位置する感光性絶縁レジスト層42を未硬化のまま残存させる(図6(d))。
その後、絶縁材層43および残存する感光性絶縁レジスト層42からモールド60を引き離す(図7(a))。
次いで、絶縁材層43を現像することにより、残存する感光性絶縁レジスト層42を除去する(図7(b))。これにより、凹部45と、この凹部45内に位置する層間接続ビア形成用の貫通孔46と、後述する部分放熱用金属層38Aを形成するための放熱用凹部52とを有する絶縁性のパターン構造前駆体44が、コア基板20上に形成される。
その後、パターン構造前駆体44にポストベーク処理を施して、パターン構造体31を得る(図7(c))。
次に、パターン構造体31に導体バリア層47を形成する(図8(a))。なお、図示例では、導体バリア層47を太線で示している。この導体バリア層47は、後工程にて形成する導体層の成分が絶縁性のパターン構造体31に拡散することを防止するものである。導体バリア層47は、例えば、TiN等のチタン化合物、タングステン合金、モリブデン合金、SiN等の珪素化合物、NiP等のニッケル化合物、CoWP等のコバルト化合物、TaN等のタンタル化合物等、表面抵抗が数十Ω/□以上となる材料であってよく、スパッタリング法等の公知の真空成膜法により厚み10nm以上200nm以下の範囲で形成することができる。
次いで、導体バリア層47上にシード電極層48を形成する(図8(b))。このシード電極層48は、例えば、銅、ニッケル、ニッケルクロム合金等、表面抵抗が1Ω/□以下となる材料が好ましく、スパッタリング法等の公知の真空成膜法により厚み10nm以上500nm以下の範囲で形成することができる。
次に、シード電極層48上に電気めっきにより導体を被着して、凹部45と、このパッド部形成用の凹部45内に位置する層間接続ビア形成用の貫通孔46とを埋めるように導体層49を形成する(図8(c))。同様に、導体層49は、部分放熱用金属層38Aを形成するための放熱用凹部52の内部にも埋設される。この導体層49は、配線層32A、層間接続ビア35及び部分放熱用金属層38Aを形成するものであり、例えば、銅、ニッケル、ニッケルクロム合金等、表面抵抗が1Ω/□以下となるとともに高い熱伝導性を有する材料が好ましい。このような導体層49は、パターン構造体31よりも数μm程度厚くなるように形成することができる。
次いで、導体層49及びシード電極層48を研磨して、パターン構造体31の凹部45と、凹部45内に位置する層間接続ビア形成用の貫通孔46と、放熱用凹部52とにそれぞれ導体層49及びシード電極層48を残す(図9(a))。導体層49及びシード電極層48の研磨は、例えば、導体バリア層47を研磨のストッパーとして、チタン、タングステン、モリブデン等の導体層49よりも高硬度な金属またはそれらのいずれか1種を含む合金化合物を用いて行うことができる。
その後、さらに、露出する導体バリア層47を除去する(図9(b))。導体バリア層47は、フラッシュエッチング法により除去することができる。
以上の一連の工程により、コア基板20上に1層の配線層32と、部分放熱用金属層38Aとを形成することができる。このようにコア基板20上に形成されたパターン構造体31と、パターン構造体31に埋設された配線層32及び部分放熱用金属層38Aとにより、配線構造体36Aが得られる。このうち配線層32は、配線33と、パッド部34と、このパッド部34に接続した層間接続ビア35とを有している。
続いて、上記の一連の工程を所望の回数繰り返すことにより、所望の配線層を多層に形成する。図9(c)は、上記の一連の工程を3回繰り返すことにより、パターン構造体31Aに配設された配線層32Aと、パターン構造体31Bに配設された配線層32Bと、パターン構造体31Cに配設された配線層32Cとからなる3層の配線層を形成した例を示している。また、パターン構造体31Aに配設された部分放熱用金属層38Aと、パターン構造体31Bに配設された部分放熱用金属層38Bと、パターン構造体31Cに配設された部分放熱用金属層38Cとにより、放熱用金属層38が形成される。これにより、コア基板20上に3層構造の多層配線構造体36を含む再配線層30が得られる。
以上説明したように本実施の形態によれば、再配線層30は、半導体素子71が搭載される素子搭載領域37と、素子搭載領域37の周囲に形成された放熱用金属層38とを有し、放熱用金属層38が、コア基板20の放熱用ビア26に接続されている。これにより、半導体素子71からの熱を、放熱用金属層38及び放熱用ビア26を介して効率良く排出することができ、半導体装置70の動作安定性や信頼性を向上させることができる。
また、本実施の形態によれば、素子搭載領域37は複数設けられ、放熱用金属層38は、格子状に形成されているので、熱を効率良く排出可能な半導体装置70を複数個まとめて作製することができる。
また、本実施の形態によれば、コア基板20は、熱伝導率が低い有機パッケージ基板からなるコア基材21を含んでいる。この場合であっても、半導体素子71からの熱を効率良く排熱することができる。
また、本実施の形態によれば、再配線層30を形成する際、まずコア基板20上に絶縁レジスト41を供給し、次にモールド60とコア基板20とを近接させて、モールド60とコア基板20との間に絶縁レジスト41を展開して絶縁レジスト層42を形成する。次いで、絶縁レジスト層42を硬化させて絶縁材層43とした後、絶縁材層43からモールド60を引き離す。次に、絶縁材層43を現像することにより、放熱用凹部52を有する絶縁性のパターン構造体31を形成する。その後、放熱用凹部52内に放熱用金属層38の一部を構成する導体層49を埋設する。このことにより、モールド60の遮光層61の形状を適宜設定することにより、任意の平面形状を有する放熱用金属層38を設けることができ、半導体素子71からの排熱経路を自在に設定することができる。
上記実施の形態に開示されている複数の構成要素を必要に応じて適宜組合せることも可能である。あるいは、上記実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
10 配線基板
14 パッケージ領域
20 コア基板
26 放熱用ビア
30 再配線層
31 パターン構造体
32 配線層
37 素子搭載領域
38 放熱用金属層
70 半導体装置
71 半導体素子

Claims (9)

  1. 厚み方向に延びる放熱用ビアを有するコア基板と、
    前記コア基板上に配置された再配線層とを備え、
    前記再配線層は、半導体素子が搭載される素子搭載領域と、前記素子搭載領域の周囲に形成された放熱用金属層とを有し、
    前記再配線層の前記放熱用金属層が、前記コア基板の前記放熱用ビアに接続されていることを特徴とする配線基板。
  2. 前記素子搭載領域は複数設けられ、前記放熱用金属層は、格子状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配線基板。
  3. 前記コア基板は、有機パッケージ基板を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の配線基板。
  4. 厚み方向に延びる放熱用ビアを有するコア基板と、
    前記コア基板上に配置された再配線層と、
    前記再配線層上に搭載された半導体素子とを備え、
    前記再配線層は、前記半導体素子が搭載される素子搭載領域と、前記素子搭載領域の周囲に形成された放熱用金属層とを有し、
    前記再配線層の前記放熱用金属層が、前記コア基板の前記放熱用ビアに接続されていることを特徴とする半導体装置。
  5. 前記素子搭載領域は複数設けられ、前記放熱用金属層は、格子状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記コア基板は、有機パッケージ基板を含むことを特徴とする請求項4又は5に記載の半導体装置。
  7. 厚み方向に延びる放熱用ビアを有するコア基板を準備する工程と、
    前記コア基板上に再配線層を形成する工程とを備え、
    前記再配線層は、半導体素子が搭載される素子搭載領域と、前記素子搭載領域の周囲に形成された放熱用金属層とを有し、
    前記再配線層の前記放熱用金属層が、前記コア基板の前記放熱用ビアに接続されていることを特徴とする配線基板の製造方法。
  8. 前記再配線層を形成する工程は、
    前記コア基板上に絶縁レジストを供給する工程と、
    モールドを準備し、前記モールドと前記コア基板とを近接させて、前記モールドと前記コア基板との間に前記絶縁レジストを展開して絶縁レジスト層を形成する工程と、
    前記絶縁レジスト層を硬化させて絶縁材層とする工程と、
    前記絶縁材層から前記モールドを引き離す工程と、
    前記絶縁材層を現像することにより、放熱用凹部を有する絶縁性のパターン構造体を形成する工程と、
    前記パターン構造体の前記放熱用凹部内に導体層を埋設する工程とを含み、
    前記導体層は、前記放熱用金属層の少なくとも一部を構成することを特徴とする請求項7に記載の配線基板の製造方法。
  9. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の配線基板を準備する工程と、
    前記配線基板の前記再配線層上に半導体素子を設ける工程とを備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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