JP2017228386A - 直管型蛍光ランプとledランプとの取替方法及びledランプ用照明器具 - Google Patents

直管型蛍光ランプとledランプとの取替方法及びledランプ用照明器具 Download PDF

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【課題】 蛍光ランプをLEDランプへの取替を行う際に、既設蛍光ランプ用照明器具の部品を流用し、取替作業時間を短くすると共に、取替完了までは蛍光ランプを点灯させて使用する直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法***を提供する。【解決手段】 既設蛍光ランプ用の取付プレート2から既設反射板3a(図2)を取り外し、残置させたソケットに蛍光ランプを支持させれば点灯するので、LEDランプへの取替完了まで使用する。既設反射板3aは工場等に搬入し、LEDランプ用ソケット5とLEDランプ用電源ユニット6とを取り付けて改造反射板3とする。取付プレート2から蛍光ランプ用ソケットを取り外し、改造反射板3を該取付プレート2に取り付け、LEDランプ用電源ユニット6を電源に接続し、LEDランプ用ソケット5にLEDランプ4を支持させる。【選択図】 図1

Description

この発明は、既設の直管型蛍光ランプをLEDランプに取り替える方法と取り替えられたLEDランプ用照明器具に関する。
地球環境の保全のための対策として省エネルギーを図ることが推進されており、その一方策として照明器具にLEDランプを用いることが図られている。照明器具を新設する場合には当初からLEDランプ駆動用の部品を用いて設置することができるので、LEDランプを容易に用いることができる。他方、環境保全の面からは既設の蛍光ランプをLEDランプに取り替えることが要望されている。特に、汎用されている直管型の既設蛍光ランプをLEDランプに取り替えることが要望されている。
直管型蛍光ランプをLEDランプ化する場合として、例えば、
(1)既設照明器具の全てを撤去して、新しくLED照明器具へ更改する。
(2)既設照明器具の蛍光ランプ、電源部、ソケット、配線等を除去し、取付用架台板や反射板はLED照明器具に適合するよう改造加工してLED用電源部とソケット、配線等の取付を行ってLEDランプを取り付ける。
(3)既設照明器具用の電源部を切り離し、既設ソケットを利用して、電源内蔵LEDランプを取り付ける。
(4)既設照明器具の改造を行わず、既設照明器具の電源部に対応させた電源内蔵LEDランプを取り付ける。
等によりLEDランプに取り替えることが考えられる。
また、例えば、特許文献1には、既設の直管形蛍光ランプを適合光源とする照明装置の光源を、LEDや有機EL等の他の光源に容易に置き換えられる照明装置及び照明装置のニューリアル方法が提案されている。この照明装置のニューリアル方法は、蛍光ランプと、前記蛍光ランプを点灯する安定器及び前記蛍光ランプが装着されるランプソケットを設けた器具本体と、前記器具本体を覆うとともに前記ランプソケットが挿通する貫通穴を形成した反射板を備えた照明装置であって、前記蛍光ランプとは種類の異なる光源からなり前記蛍光ランプに代えて前記反射板に固定される光源ユニットと、前記器具本体に取り付けられ前記光源ユニットを点灯するための電力を供給する電源ユニットと、前記貫通穴を通して配設され前記光源ユニットと前記電源ユニットを電気的に接続するハーネスと、を備えることを特徴とする照明装置において、前記蛍光ランプ及び前記ランプソケットを取り外し、前記器具本体と前記反射板との間の空間部に前記電源ユニットを、前記反射板に前記光源ユニットを、新たに設置し、前記貫通穴を通して配設された前記ハーネスによって、前記電源ユニットと前記光源ユニットを電気的に接続するようにしたものである。
また、特許文献2には、直管蛍光ランプによる照明装置を交換する場合に、既存照明装置本体の規格によらず、反射板のみの交換で照明装置の交換を完了することができる照明装置の汎用性および実用性を向上しようとする照明装置が提案されている。この照明装置は、直管蛍光ランプの光を反射する反射板と、反射板の両端側に設けられ直管蛍光ランプの両端を支持するとともに直管蛍光ランプに電力を供給する少なくも一対のソケットと、反射板の背面側に設けられ直管蛍光ランプを点灯させる安定器と、安定器と電源コードとを接続可能な端子とを備えた照明装置であって、前記反射板の四隅側のそれぞれに螺子が挿通可能な長孔を設けた構造とされたものである。
また、特許文献3には、照明装置本体を天井等の壁側部材から取外すことなく、筐体のみの交換で照明装置の交換を完了することができる照明装置が提案されている。この照明装置は、天井等の壁側部材の表面上に取り付けられている照明装置本体に対し、前記照明装置本体を覆うようにして前記照明装置本体に取り付けられる直管蛍光ランプを保持する筐体であって、前記筐体は、長手方向の上面が開口されていて、かつその垂直断面が略倒五角形状を有すると共に、外側面が直管蛍光ランプの光を反射する反射面とされており、前記筐体の前記垂直断面が略倒五角形状の下部二辺に対応する底板の外部のそれぞれの両端には、前記筐体の内部側から外側面に向けて突き出されて直管蛍光ランプの両端を支持すると共に直管蛍光ランプに電力を供給する一対のソケットが備えられており、前記筐体の内部には、直管蛍光ランプを点灯させる安定器と、安定器と電源コードとを接続可能な端子とが備えられた構造が採用されている。
特開2012−104324号公報 特開2007−157557号公報 特開2008−251482号公報
上述したLEDランプ化する方法としては、それぞれ次のような問題がある。
前記(1)の新たなLED照明器具へ更改する方法では、新設LED照明器具の埋め込み構造の器具が既設蛍光照明器具のための既存開口部と合致しない場合が殆どであり、その対策のために化粧板を組み合わせる等の加工を施すことが必要となり、しかも、その加工作業は天井面に対するものとなるから上向きでの作業となり作業性が悪いものとなる。また、既設照明器具の再利用や再資源化が難しく、廃棄処分せざるを得ないために、省資源化に反し、新たなLED照明器具のコストが大きくなってしまう。
前記(2)の主要部分の更改を行う方法では、改造に時間を要することになってしまうと共に、現場での作業を要するため、例えば事務室等の照明器具を取り替える場合には、執務時間以外での作業となるため、土日祝日の休業日や業務終了後の夜間での作業となってしまい、労働環境上の不都合が生じるおそれがある。
前記(3)と(4)とでは、電源内蔵LEDランプが重量が大きくなってしまうことから落下することが懸念され、安全上に問題があり、電源内蔵LEDランプについてはJISが改訂されて使用が禁止されるに至っている。
また、特許文献1に開示された発明は、蛍光ランプとランプソケットとを取り外した後に、器具本体と反射板との間の空間部に電源ユニットを、反射板に光源ユニットを設置するものであり、この設置作業は現場において行うことを要するので、前記(1)、(2)の場合と同様に、上向きでの作業を要すると共に、執務時間外での作業を要することになってしまい、作業時間も長くなってしまうので、執務への影響も懸念される。
また、特許文献2に開示された照明器具では、反射板の四隅側のそれぞれに設けられた螺子が挿通可能な長孔により、故障やリニューアルが必要な元々天井等に設置済みである規格の異なる種々の既存照明装置本体へ照明装置を取付けることが可能となるものであって、既設の照明器具を交換する場合に関するもので、前記(1)と場合と同様に、既設照明器具の再利用や再資源化を行えず、廃棄処分となって省資源化に反するものである。
また、引用文献3に開示された照明装置の筐体では、交換する新たな直管蛍光ランプに適したソケットを取り付けた筐体を照明装置本体に取り付けられるようにしたもので、蛍光ランプ同士を交換するものであり、蛍光ランプからLEDランプのように、種類の異なる光源での交換ではないため、電源部を交換する必要がなく、適合ソケットを取り付けられる筐体を交換するようにしたものである。
すなわち、従前の取替方法では、蛍光ランプをLEDランプに交換する場合には、執務時間以外での作業を避けられず、また、現場での交換作業のため上向きでの作業に長時間を要するものであり、作業性が悪く、交換作業を時間を要していた。
そこで、現場での作業を極力少なくし、工場での工程を組み込むことにより、現場での作業時間が短く、かつ、上向き作業時間も短く、安全な作業による直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法とLEDランプ用照明器具を提供することを目的としている。
前記目的を達成するための技術的手段として、この発明に係る直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法は、天井面や壁面に取付プレートが固定され、該取付プレートに蛍光ランプ用電源ユニットと蛍光ランプ用ソケット等が設けられ、該取付プレートに反射板が取り付けられて、前記蛍光ランプ用ソケットに支持されている直管型蛍光ランプをLEDランプに交換する直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法において、前記蛍光ランプと反射板とを前記取付プレートから取り外し、残置させた前記蛍光ランプ用ソケットに前記蛍光ランプを取り付けて仮照明とし、前記反射板にLEDランプ用電源ユニットとLEDランプ用ソケットとを取り付けてLED照明用反射板に改造し、前記取付プレートに配されている蛍光ランプと蛍光ランプ用ソケットとを取り外すと共に、蛍光ランプ用電源ユニットを電源から切断し、前記取付プレートに前記LED照明用反射板を取り付けると共に、LEDランプ用電源ユニットを電源に接続させ、前記LEDランプ用ソケットにLEDランプを支持させることを特徴としている。
既設蛍光ランプ照明器具に用いられている反射板をLEDランプ照明器具用に改造するものである。すなわち、LEDランプを駆動するための電源ユニットとソケットとをこの反射板に配設する。反射板を取り外した後には、残置させた蛍光ランプ用ソケットに蛍光ランプを支持させることで、仮の照明として利用する。
取り外した反射板は工場等に搬入し、LEDランプ用電源ユニットとLEDランプ用ソケットを取り付けてLED照明器具用に改造する。なお、この状態で、LEDランプ用ソケットにLEDランプを支持させてLEDランプ用電源ユニットを介して通電すると点灯することができることとなる。
前記LED照明用に改造されたLED照明用反射板を既設の取付プレートに取り付ける。このとき、前記仮の照明としてある蛍光ランプと該蛍光ランプ用のソケットとを取り外す。また、取付プレートと反射板とは既設の構造部品同士を連繋させるものであるため、該LED照明用反射板には取付プレートに取り付けるための加工を行う必要がない。LED照明用反射板に取り付けられた前記LEDランプ用電源ユニットを商用電源等の電源に接続させると、前記LEDランプ用ソケットに通電可能となるので、該LEDランプ用ソケットにLEDランプを連繋させて支持させると、該LEDランプを点灯させることができる。
また、請求項2の発明に係る直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法は、前記LEDランプ用電源ユニットに、電源線との接続のためのユニット側コネクタを接続させ、前記蛍光ランプを前記取付プレートから取り外した後に、前記電源線に電源側コネクタを接続させ、前記ユニット側コネクタと電源側コネクタとを接続させて、前記LEDランプ用電源ユニットを電源に接続させることを特徴としている。
既設の蛍光ランプの電源ユニットと電源線とはコネクタを介して接続されている場合があり、この電源側コネクタを流用してLEDランプ用電源ユニットに取り付けられるユニット側コネクタと接続できる場合には、該電源側コネクタを利用することができる。しかし、LEDランプ用電源ユニットのコネクタが既設の電源側コネクトと適合しない場合には、該電源側コネクタを該LEDランプ用電源ユニットのコネクタと適合するものに変更するようにしたものである。
また、請求項3の発明に係る直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法は、前記LED照明用反射板を取付プレートに取り付けるのに先立って、前記蛍光ランプ用電源ユニットを取り外すことを特徴としている。
既設蛍光ランプ用電源ユニットは取付プレートに取り付けられているが、該電源ユニットは電源から切断されているから通電されることはない。このため、この蛍光ランプ用電源ユニットは残置させたままでも構わないが、これを取り外すようにしたものである。
また、請求項4の発明に係る直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法は、前記LED照明用反射板に、必要に応じてソケット挿通孔を形成することを特徴としている。
既設の蛍光ランプによる照明では明るさが不足したり、不十分な場合には、蛍光ランプの本数とLEDランプの本数とが異なることとなる場合が生じる。その場合には、新たにLEDランプ用ソケットを配設する必要がある。この新設のソケットを配設するためのソケット挿通孔をLED照明用反射板に形成するものである。
また、この発明に係るLEDランプ用照明器具は、天井面や壁面に取付プレートが固定され、該取付プレートに蛍光ランプ用電源ユニットと蛍光ランプ用ソケット等が設けられ、該取付プレートに反射板が取り付けられて、前記蛍光ランプ用ソケットに支持されている直管型蛍光ランプをLEDランプに交換する直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替構造において、前記反射板にLEDランプ用電源ユニットとLEDランプ用ソケットとを具備させ、前記反射板を前記取付プレートに取り付けられてなることを特徴としている。
すなわち、LED照明器具の反射板にLEDランプ用電源ユニットとソケットとを取り付けて、これらLEDランプ電源ユニットとソケットとを電気的に接続してある。この反射板は既設の蛍光ランプ用照明器具の取付プレートに取り付けられている。
この発明に係る直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法によれば、既設の蛍光ランプ照明器具の反射板を外し、この反射板にLEDランプを駆動するために必要な電源ユニットとソケットとを取り付ける。この加工は工場等に既設の反射板を搬入して行うことができる。この加工作業の間は、前記取付プレートと蛍光ランプ用電源ユニット、ソケット等が残置されているから、反射板のない状態ではあるが、蛍光ランプを点灯させることにより、仮の照明として利用することができる。
また、工場等においてLEDランプ用に改造された反射板を残置している取付プレートに取り付けると共に、LEDランプ用電源ユニットを電源に接続させればよいから、交換作業が短時間でよく、かつ、上向きでの作業が最小限となって作業性が向上する。
しかも、既存の取付プレートから外した反射板を、必要な加工を施した後に改めて取付プレートに取り付けることによるから、既存開口部と確実に合致して、開口部を閉塞させる等の加工を要しない。
また、請求項2の発明に係る直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法によれば、現場での電源での接続をコネクタを接続させることでよいから、簡便な作業で行うことができる。
また、請求項3の発明に係る直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法によれば、取付プレートの係る荷重を低減させることできる。なお、反射板にLEDランプ用電源ユニットを取り付けるため、必要に応じて反射板や取付プレートの補強を行うことが必要となる場合があるが、蛍光ランプ用電源ユニットを取り外すことにより、補強を行う必要をなくすことができる。
また、請求項4の発明に係る直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法によれば、蛍光灯ランプとLEDランプとの本数が相違する場合であっても直管型蛍光ランプとLEDランプとを、簡便に取り替えることができる。
また、請求項5の発明に係る直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替構造によれば、既設の蛍光ランプ用照明器具の部品の殆どを流用できるので、廃棄処分する部品を減少させて、環境保全に貢献することができる。
LEDランプ用に改造された照明器具を取り付ける状態を説明する分解斜視図である。 既設の蛍光ランプ照明器具の取付プレートから外された反射板を示す斜視図である。 図2に示す反射板に電源ユニットとソケットとを取り付ける状態を示す斜視図である。 この発明に係る取替方法により取り替えられたLEDランプ照明器具の一の実施形態を示す図で、(a)は幅方向に沿って切断した概略の断面図であり、(b)は長手方向に沿って切断した概略の断面図である。 この発明に係る取替方法により取り替えられたLEDランプ照明器具の他の実施形態を示す図で、(a)は幅方向に沿って切断した概略の断面図であり、(b)は長手方向に沿って切断した概略の断面図である。
以下、図示した好ましい実施形態に基づいて、この発明に係る直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法と取替構造とを説明する。
図1は、LEDランプ用の照明器具1を取り付ける状態を示している分解斜視図である。この照明器具1は、主として、天井面に固定された取付プレート2とLEDランプの照明器具用に改造された反射板3、LEDランプ4とから構成されている。前記取付プレート2は既設の蛍光ランプ用照明器具で使用されているものを流用する。
図2に示すように、既設の蛍光ランプ用照明器具の既設反射板3aを取り外す。なお、既設反射板3aを取り外すのに先立って、蛍光ランプを取り外す。取り外された既設反射板3aは工場等の加工を行う場所へ搬入する。この既設反射板3aが取り外された後には、天井面9(図4、図5参照)に取付プレート2が残置され、この取付プレート2には蛍光ランプ用のソケットと蛍光ランプ用電源ユニット10(図1、図4、図5参照)が取り付けられた状態にあって、該ソケットに蛍光ランプを連繋させて支持させれば、この蛍光ランプを点灯させることができる。したがって、既設反射板3aを取り外した状態でも蛍光ランプ用照明器具として使用を継続することができる。
工場等へ搬入された前記既設反射板3aには、図3に示すように、LEDランプ用ソケット5とLEDランプ用電源ユニット6とを取り付ける。該既設反射板3aには、蛍光ランプを支持するための蛍光ランプ用ソケットが挿通されているソケット挿通孔である透孔3bが形成されており、既設の取付プレート2に取り付けられている蛍光ランプ用ソケットがこの透孔3bを貫通して既設反射板3aの表面に突出している。この透孔3bをLEDランプ用ソケット5に利用できる場合には、そのまま利用してLEDランプソケット5を貫通させて既設反射板3aに取り付ける。そのままでは利用できない場合には、必要な加工を施してLEDランプソケット5を貫通できるようにして取り付ける。また、蛍光ランプとは異なる本数のLEDランプ4を設ける場合には、必要に応じて新たに透孔3bを加工形成する。例えば、2本の蛍光ランプを3本のLEDランプ4にする場合には、中央に新たな透孔3bを形成する。あるいは、2本の蛍光ランプを1本のLEDランプ4とする場合であって、該LEDランプ4を既設反射板3aの中央部に配する場合には、このLEDランプ4を取り付ける位置に対応した透孔3bを形成する。
前記既設反射板3bにLEDランプ4を駆動するためのLEDランプ用電源ユニット6を取り付けて、前記LEDランプ用ソケット5を接続させる。また、この電源ユニット6には商用電源等から電力を供給する電源線に取り付けられた電源側コネクタと接続できるユニット側コネクタ7が接続される。すなわち、LEDランプ用ソケット5にLEDランプ4を連繋させて支持させ、前記LEDランプ用電源ユニット6に通電させると、LEDランプ4を点灯されることができる。この状態で、既設反射板3aがLEDランプ4を点灯するのに適したLED照明用反射板としての改造反射板3となる。
前記改造反射板3を前記取付プレート2に取り付けることで、LEDランプ用照明器具1を設置することができる。既設の取付プレート2には蛍光ランプ用電源ユニット10と蛍光ランプ用ソケット(図示せず)とが残置されている。このうち、蛍光ランプ用ソケットを取付プレート2から取り外し、他方、蛍光ランプ用電源ユニット10は電源から切断するのみで残置させても構わない。なお、該蛍光ランプ用電源ユニット10を取り外しても構わず、取り外した場合には取付プレート2にかかる荷重が減じるので好ましい。この取付プレート2に前記改造反射板3を取り付ける。この場合には、改造反射板3は当該取付プレート2から取り外したものであるから、取付のための構造に変更がなく、容易に取付プレート2に取り付けることができる。また、改造反射板3を取り付ける際には、前記LEDランプ電源ユニット6のユニット側コネクタ7を電源線の電源側コネクタに接続する。
改造反射板3が取付プレート2に取り付けられた状態では、図4に示すように、既設の取付プレート2に、蛍光ランプ用電源ユニット10が残置され、LEDランプ用電源ユニット6とLEDランプ用ソケット5とが取り付けられた改造反射板3が取り付けられる。なお、LEDランプ用電源ユニット6には電源に接続されている。そして、前記LEDランプ用ソケット5にLEDランプ4を連繋させて支持させれば、該LEDランプ4を点灯させることができる。
図4に示す実施形態では、前記LEDランプ用電源ユニット6は、改造反射板3の裏面に取り付けたものとしてある。このLEDランプ用電源ユニット6は、図5に示すように、改造反射板3の裏面であるV字形の部分に取り付けることもできる。
この発明に係る直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法と取替用LEDランプ用照明器具によれば、既設の蛍光ランプ用照明器具を簡便な作業でLEDランプ用照明器具に取り替えることができ、LEDランプ用照明器具に改造する際には蛍光ランプを点灯させることができ、蛍光ランプ用照明器具の廃棄処分とする部品を極力減じることができるから、省エネルギー化や省資源化の促進に寄与する。
1 LEDランプ用照明器具
2 取付プレート
3 改造反射板(LED照明用反射板)
3a 既設反射板
3b 透孔
4 LEDランプ
5 LEDランプ用ソケット
6 LEDランプ用電源ユニット
7 ユニット側コネクタ
10 蛍光ランプ用電源ユニット

Claims (5)

  1. 天井面や壁面に取付プレートが固定され、該取付プレートに蛍光ランプ用電源ユニットと蛍光ランプ用ソケット等が設けられ、該取付プレートに反射板が取り付けられて、前記蛍光ランプ用ソケットに支持されている直管型蛍光ランプをLEDランプに交換する直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法において、
    前記蛍光ランプと反射板とを前記取付プレートから取り外し、
    残置させた前記蛍光ランプ用ソケットに前記蛍光ランプを取り付けて仮照明とし、
    前記反射板にLEDランプ用電源ユニットとLEDランプ用ソケットとを取り付けてLED照明用反射板に改造し、
    前記取付プレートに配されている蛍光ランプと蛍光ランプ用ソケットとを取り外すと共に、蛍光ランプ用電源ユニットを電源から切断し、
    前記取付プレートに前記LED照明用反射板を取り付けると共に、LEDランプ用電源ユニットを電源に接続させ、
    前記LEDランプ用ソケットにLEDランプを支持させることを特徴とする直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法。
  2. 前記LEDランプ用電源ユニットに、電源線との接続のためのユニット側コネクタを接続させ、
    前記蛍光ランプを前記取付プレートから取り外した後に、前記電源線に電源側コネクタを接続させ、
    前記ユニット側コネクタと電源側コネクタとを接続させて、前記LEDランプ用電源ユニットを電源に接続させることを特徴とする請求項1に記載の直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法。
  3. 前記LED照明用反射板を取付プレートに取り付けるのに先立って、前記蛍光ランプ用電源ユニットを取り外すことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法。
  4. 前記LED照明用反射板に、必要に応じてソケット挿通孔を形成することを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替方法。
  5. 天井面や壁面に取付プレートが固定され、該取付プレートに蛍光ランプ用電源ユニットと蛍光ランプ用ソケット等が設けられ、該取付プレートに反射板が取り付けられて、前記蛍光ランプ用ソケットに支持されている直管型蛍光ランプをLEDランプに交換する直管型蛍光ランプとLEDランプとの取替構造において、
    前記反射板にLEDランプ用電源ユニットとLEDランプ用ソケットとを具備させ、
    前記反射板を前記取付プレートに取り付けられてなることを特徴とするLEDランプ用照明器具。
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