JP2017227279A - 密封装置 - Google Patents

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正和 遠城
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Abstract

【課題】密封装置を交換するときの工数を削減することができる密封装置を提供することにある。【解決手段】密封装置10は、ショックアブソーバにおける外筒40と、その内周に設けられたロッドガイド50の内周に挿通される軸60との間に装着され、密封装置10は、オイルシール30とダストシール20が別体として設けられ、オイルシール30は、ロッドガイド50の内周側に装着されることで軸60と摺動自在に接触し、ダストシール20は、軸60と接触するダストリップ21と、このダストリップ21を保持する金属環22とからなり、金属環22は、金属環22の外周側端部に形成され、外筒40の端部42に嵌合する嵌合部24と、金属環22の内周側端部に形成され、ダストリップ21が被着されたリップ被着部23と、嵌合部24とリップ被着部23との間に形成され、ロッドガイド50の大気側端面51と接触する接触部25とからなることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、密封装置に係り、詳しくは、それぞれ別体として設けられるオイルシール及びダストシールとからなるショックアブソーバ用の密封装置に関する。
従来より、密封装置510が装着されているショックアブソーバの構造として、図3に示すものが知られている。このショックアブソーバは、図示しないピストンを図の下方に有し軸方向に往復動する軸560と、この軸560の外周側に同心的に配置される外筒540と、外筒540の内周側に固定され、軸560を案内するロッドガイド550とを備え、外筒540とロッドガイド550との間には、密封装置510が装着されている。
この密封装置510は、外筒540とロッドガイド550に挟持される金属環522と、この金属環522の内周側に位置し油側Bに延びるシールリップ531、及び金属環522を挟んでシールリップ531と反対側であって大気側Aに延びるダストリップ521が一体成形されているとともに、金属環522に加硫接着されているシール部533と、金属環522の外周側で油側Bに位置し、金属環522に加硫接着されている外周シールリップ534とを備えている。
そして、この密封装置510は、外筒540の内周側にロッドガイド550と密封装置510を装着し、その後、外筒540の端部542を内径方向に向けて折り曲げ(カシメ)、密封装置510を外筒540の端部542とロッドガイド550との間に挟持されることによりショックアブソーバに固定される。
上記構成の密封装置510によれば、シールリップ531がショックアブソーバ内部を密封し、かつ、ダストリップ521は、大気側Aからのダストの侵入を防止する。また、この密封装置510は、外筒540の端部542とロッドガイド550との間に挟持されることでショックアブソーバに強固に固定される。
特開2007−298074
しかし、上記構成の密封装置510は、装着時に外筒540の端部542を内径方向に向けて折り曲げることによって固定されるものである。そのため、密封装置510の交換時には、ショックアブソーバにおける外筒540を外径方向に折り曲げて密封装置510を取り外し、その後密封装置510を外筒540の内側に装着した後で外筒540を再び内径方向に折り曲げる必要があることから、その工数が多いという問題があった。
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであってその技術的課題は、密封装置を交換するときの工数を削減することができる密封装置を提供することにある。
上述した技術的課題を有効に解決するための手段として、本発明の密封装置は、ショックアブソーバにおける外筒と、その内周に設けられたロッドガイドの内周に挿通される軸との間に装着される密封装置において、前記密封装置は、オイルシールとダストシールがそれぞれ別体として設けられ、前記オイルシールは、前記ロッドガイドの内周側に装着されることで前記軸と摺動自在に接触し、前記ダストシールは、前記軸と接触するダストリップと、このダストリップを保持する金属環とからなり、前記金属環は、前記金属環の外周側端部に形成され、前記外筒の端部に嵌合する嵌合部と、前記金属環の内周側端部に形成され、前記ダストリップが被着されたリップ被着部と、前記嵌合部と前記リップ被着部との間に形成され、前記ロッドガイドの大気側端面と接触する接触部とからなることを特徴とする。
上記構成の密封装置によれば、ダストシールを取り外すのみでオイルシールやロッドガイドといった内周側の部品を取り外すことができる。したがって、密封装置の交換時の工数を削減することができる。
本発明の実施形態に係る密封装置の断面図である。 本発明の実施形態に係る密封装置におけるダストシールの要部拡大断面図である。 従来技術に係る密封装置の半断面図である。
以下において、本発明の実施形態に係る密封装置10について図面に基き詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る密封装置10の断面図であり、図2は、本発明の実施形態に係る密封装置10におけるダストシール20の要部拡大断面図である。
図1に示すように本実施形態に係る密封装置10は、ショックアブソーバに装着される。このショックアブソーバは、図示しないピストンを図の下方に有し軸方向に往復動する軸60と、この軸60の外周側に同心的に配置される外筒40と、外筒40の内周側に固定され、軸60を案内するロッドガイド50とを備える。
外筒40は、板金で成形された筒状体であって、内周側には、軸60が同心的に挿通される。
ロッドガイド50は、後述するダストシール20の金属環22と接触する大気側端面51と、後述するオイルシール30を装着する油側端面52と、外筒40の内周面に固定される外周面53とを備える。
外周面53は、外筒40の内周面と同心状をなすものであって、この外周面53の軸方向途中には、後述するOリング32を装着するためのOリング装着溝53aが内径方向へ向けて凹設されている。
大気側端面51には、軸60に対して直交する方向に向けて延び、後述する密封装置10の金属環22と接触する接触面51aと、この接触面51aから大気側Aへ向けて傾斜するテーパ面51bとを備える。
油側端面52には、その内径方向端部に後述するオイルシール30を装着するためのオイルシール装着溝52aが軸方向の大気側Aへ向けて凹設されている。
そして、この密封装置10は、外筒40の端部42に固定されるダストシール20と、このダストシール20に対して軸方向の油側Bに位置し、ロッドガイド50におけるオイルシール装着溝52aに装着されるオイルシール30と、このダストシール20とオイルシール30の中間に位置し、ロッドガイド50におけるOリング装着溝53aに装着されるOリング32とがそれぞれ別体としてショックアブソーバに装着されるものである。
ダストシール20は、図1及び図2に示すように、ゴム状弾性体からなり、軸60の外周面と接触することで大気側Aから油側Bへのダストの侵入を防止するダストリップ21と、このダストリップ21を保持する金属環22とからなる。
この金属環22は、外筒40の端部42に固定される嵌合部24と、ロッドガイド50の大気側端面51に接触する接触部25と、ダストリップ21が被着されるリップ被着部23とからなる。
嵌合部24は、外筒40における端部42側の外周面41に嵌合される筒状部24aと、この筒状部24aの大気側Aの端部から内径方向に向けて折り曲げられることで、外筒40の端部42に嵌合されるフランジ部24bとからなる。
接触部25は、フランジ部24bの内径方向端部から油側Bに向けて傾斜する傾斜部25aと、この傾斜部25aの内径方向端部から軸60と直交する方向に向けて延在する端面部25bとからなる。この傾斜部25aの傾斜角度は、ロッドガイド50におけるテーパ面51bの傾斜角度と同一に設定されているとともに、端面部25bとロッドガイド50における接触面51aは、ともに軸60と直交する方向に向けて延在するものである。すなわち、本実施形態における金属環22とロッドガイド50は、その一部が互いの形状と対応する形状をなしている。
オイルシール30は、ゴム状弾性体からなり、このオイルシール30の内径方向端部には、軸60と摺動自在に接触することで油側Bのオイルを密封するシールリップ31が形成されている。なお、このオイルシール30は、その外周面及び大気側Aの端面においても油側Bのオイルを密封している。
Oリング32は、断面円形状をなすゴム状弾性体からなり、このOリング32は、外筒40の内周面と、ロッドガイド50の外周面53との間の隙間を通じてオイルが漏洩しないよう密封するものである。
次に、本実施形態に係る密封装置10をショックアブソーバへ装着・取り外し手順を説明する。まず、外筒40の内周面と軸60の外周面との間に、オイルシール30とOリング32を装着したロッドガイド50を装着する。そして、ダストシール20における嵌合部24の筒状部24a及びフランジ部24bをそれぞれ外筒40の外周面41及び端部42に装着する。これにより、密封装置10は、ショックアブソーバに装着される。また、密封装置10をショックアブソーバから取り外すには、外筒40からダストシール20を取り外し、次いで、ロッドガイド50を外筒40の内周面と軸60の外周面との間から取り外す。
また、密封装置10は、ショックアブソーバに装着されることによって、ダストシール20の接触部25における傾斜部25aと端面部25bとが、ロッドガイド50の大気側端面51に形成されたテーパ面51bと接触面51aとに接触することになる。これにより、ダストシール20は、その外径方向端部に位置する嵌合部24が外筒40に嵌合されることに加え、径方向長さの途中でロッドガイド50の大気側端面51の一部に接触するため、ダストリップ21が被着されるリップ被着部23に位置ずれが生じにくくなる。
以上により、本実施形態に係る密封装置10によれば、ショックアブソーバからオイルシール30やロッドガイド50といった内周側の部品を取り外す際には、ダストシール20を取り外すのみで足りる。したがって、密封装置10の交換時に外筒40を折り曲げる必要がなくなるため、交換時の工数を削減することができる。特に、砂漠など大気側Aからダストが侵入する機会が多い場所でショックアブソーバを使用する場合には、ダストシール20を頻繁に交換することが考えられるため有用である。
また、本実施形態に係る密封装置10によれば、ダストシール20は、その外径方向端部に位置する嵌合部24が外筒40に嵌合されることに加え、径方向長さの途中でロッドガイド50の大気側端面51の一部に接触するため、ダストリップ21が被着されるリップ被着部23に位置ずれが生じにくくなる。したがって、ダストシール20におけるダストリップ21が本来の機能を発揮する位置に位置決めがされ、もって、ダストシール20の接触状態を継続的に安定させることができる。
10 密封装置
20 ダストシール
21 ダストリップ
22 金属環
23 リップ被着部
24 嵌合部
24a 筒状部
24b フランジ部
25 接触部
25a 傾斜部
25b 端面部
30 オイルシール
31 シールリップ
32 Oリング
40 外筒
41 外周面
42 端部
50 ロッドガイド
51 大気側端面
51a 接触面
51b テーパ面
52 油側端面
52a オイルシール装着溝
53 外周面
53a Oリング装着溝
60 軸
A 大気側
B 油側

Claims (1)

  1. ショックアブソーバにおける外筒と、その内周に設けられたロッドガイドの内周に挿通される軸との間に装着される密封装置において、
    前記密封装置は、オイルシールとダストシールがそれぞれ別体として設けられ、
    前記オイルシールは、前記ロッドガイドの内周側に装着されることで前記軸と摺動自在に接触し、
    前記ダストシールは、前記軸と接触するダストリップと、このダストリップを保持する金属環とからなり、
    前記金属環は、前記金属環の外周側端部に形成され、前記外筒の端部に嵌合する嵌合部と、前記金属環の内周側端部に形成され、前記ダストリップが被着されたリップ被着部と、前記嵌合部と前記リップ被着部との間に形成され、前記ロッドガイドの大気側端面と接触する接触部とからなることを特徴とする密封装置。
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