JP2015152042A - 密封装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】密封装置の交換作業を容易化することができ、しかも密封装置を単独で交換することができる密封装置を提供する。
【解決手段】シールハウジングに設けた開口の周縁部に装着されてシールハウジングと開口に挿通する挿通部材との間をシールする密封装置であって、ゴム状弾性体よりなり、開口の周縁部に取り付けられる取付部と、挿通部材に密接するシールリップと、取付部およびシールリップを連結するベロー状の連結部とを一体に有する。当該密封装置は開口の周縁部に対しシールハウジングの外側から着脱可能に装着されるものであって、シールリップは連結部に連結されたリップ基端部に対し挿通部材に密接するリップ先端部が装着方向の前方側に配置され、シールリップの内径は装着方向前方側のリップ先端部よりも装着方向後方側のリップ基端部のほうが大きく設定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シール技術に係る密封装置に関する。本発明の密封装置は、自動車関連分野(内燃機関および補機を含む)または一般産業機械もしくは建設機械の分野等で用いられ、例えば自動車関連分野において、内燃機関におけるシリンダヘッドカバーとプラグチューブとの間をシールするプラグチューブガスケット、シリンダヘッドカバーとインジェクションパイプとの間をシールするインジェクションパイプシール、インバーターケース・PCUケースと配管との間をシールするグロメット、またはFCスタックケースと配管との間をシールするグロメット等として用いられる。
例えば内燃機関におけるシリンダヘッドカバーとインジェクションパイプとの間をシールするため従来から、図2に示すインジェクションパイプシール(密封装置)51が知られており、このシール51は、ヘッドカバー(シールハウジング)61に設けた開口62の周縁部に装着されてヘッドカバー61とカバー開口62に挿通するインジェクションパイプ(挿通部材)71との間をシールするものであって、ゴム状弾性体よりなり、カバー開口62の周縁部に取り付けられる取付部52と、インジェクションパイプ71に密接するシールリップ53とを一体に有している。
しかしながらこの従来技術において、シール51はカバー開口62の周縁部に対しヘッドカバー61の内側(図では下側)から着脱可能に装着されるものである(装着方向を矢印Cにて示す)。したがってシール51を新品と交換する際には先ずヘッドカバー61をシリンダブロック(図示せず)から取り外し、その後シール51をヘッドカバー61から取り外す必要があり、よってシール51の交換に多くの手間がかかる不都合がある。
また近年、ヘッドカバー61が樹脂化されるのに伴ってシール51の一部を樹脂材料にて製作し、このヘッドカバー61とシール51とを溶着するタイプの構造が開発されているが、このタイプにおいてシール51を新品と交換する際にはヘッドカバー61を共に交換する必要があり、よって交換する必要のないヘッドカバー61までも交換しなければならない不都合がある。
実公平5−33723号公報
本発明は以上の点に鑑みて、密封装置の交換作業を容易化することができ、しかも密封装置を単独で交換することができる密封装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1による密封装置は、シールハウジングに設けた開口の周縁部に装着されて前記シールハウジングと前記開口に挿通する挿通部材との間をシールする密封装置であって、ゴム状弾性体よりなり、前記開口の周縁部に取り付けられる取付部と、前記挿通部材に密接するシールリップと、前記取付部およびシールリップを連結するベロー状の連結部とを一体に有し、当該密封装置は前記開口の周縁部に対し前記シールハウジングの外側から着脱可能に装着されるものであって前記シールリップは前記連結部に連結されたリップ基端部に対し前記挿通部材に密接するリップ先端部が装着方向の前方側に配置され、前記シールリップの内径は装着方向前方側の前記リップ先端部よりも装着方向後方側の前記リップ基端部のほうが大きく設定されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項2による密封装置は、上記した請求項1記載の密封装置において、前記取付部は、前記連結部に連結された取付部本体と、前記開口の周縁部の内側縁辺に係合することにより前記取付部本体を前記開口の周縁部から抜け止めする爪状の抜け止め部と、前記開口の内周面に密接することにより前記シールハウジングおよび前記取付部本体間をシールする外周側シール部とを一体に有し、前記取付部本体に金具が埋設され、前記金具は当該密封装置を前記開口の周縁部に装着するときに前記開口の周縁部に設けた段差部に突き当てられることにより装着時の差し込み深さを規定するとともに前記取付部本体が径方向に弾性変形するのを抑制し、さらに前記段差部を嵌め込む凹部が前記取付部本体の外周面であって前記金具および前記爪状の抜け止め部間に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項3による密封装置は、上記した請求項1または2記載の密封装置において、前記シールハウジングはヘッドカバー、インバーターケース、PCUケースまたはFCスタックケースであり、前記挿通部材は、前記ヘッドカバーに挿通されるプラグチューブもしくはインジェクションパイプ、または前記インバーターケース、PCUケースまたはFCスタックケースに挿通される配管であることを特徴とする。
上記構成を備える本発明において、密封装置は開口の周縁部に対しシールハウジングの内側ではなく外側から着脱可能に装着されるものとされており、よってシールハウジングをシリンダブロック等の躯体から取り外さなくても密封装置をシールハウジングから取り外したりシールハウジングに装着したりすることが可能とされる。したがってシールハウジングをシリンダブロック等の躯体から取り外す必要がないため、密封装置の交換作業が容易化される。
また、インジェクションパイプ等の挿通部材は、密封装置をシールハウジングに装着してから密封装置の内周側に挿通されるところ、この挿通はシールハウジングの外側から行なわれ、上記従来技術に係る図2で云えば、インジェクションパイプ71は図上上方から下方へ向けて挿通される(挿通方向を矢印Dにて示す)。しかしながらこの図2の密封装置51においてシールリップ53は、連結部54に連結されたリップ基端部53aに対しリップ先端部53bが装着方向の後方側(図では上方側)に配置され、リップ先端部53bにはインジェクションパイプ71に対する締め代が設定され、このためリップ先端部53bはその内径をインジェクションパイプ71の外径よりも少々小さく設定されている。したがってこのような状況下でインジェクションパイプ71を密封装置51の内周側に上方から挿通しようとすると、インジェクションパイプ71の下端部がリップ先端部53bに突き当たってしまい、よってインジェクションパイプ71を旨く挿通できないことが懸念される。
これに対し、本発明においては上記したように、連結部に連結されたリップ基端部に対しリップ先端部が装着方向の後方側ではなく前方側に配置され、シールリップの内径が装着方向前方側のリップ先端部よりも装着方向後方側のリップ基端部にて大きく設定されているため、インジェクションパイプ等の挿通部材はシールリップの内周面に案内されるかたちにてリップ先端部に突き当たることなく挿通される。したがって本発明によれば、密封装置の交換作業のみでなくインジェクションパイプ等の挿通部材の挿通作業を容易化することも可能とされる。
また、本発明の密封装置は上記したように、シールハウジングの開口の周縁部に取り付けられる取付部と、挿通部材に密接するシールリップと、取付部およびシールリップを連結するベロー状の連結部とを一体に有するものとされるが、このうちの取付部についてはこれを以下のように構成するのが好適である。
すなわち取付部は、連結部に連結された取付部本体と、開口の周縁部の内側縁辺に係合することにより当該密封装置を開口の周縁部から抜け止めする爪状の抜け止め部と、開口の内周面に密接することによりシールハウジングおよび当該密封装置間をシールする外周側シール部とを一体に有する。取付部本体に金具が埋設される。金具は当該密封装置を開口の周縁部に装着するときに開口の周縁部に設けた段差部に突き当てられることにより装着時の差し込み深さを規定し、またこのように取付部本体に金具が埋設されると金具が芯金として作用するので取付部本体が径方向に弾性変形するのが抑制される。また、取付部本体の外周面であって金具と爪状の抜け止め部との間に凹部が設けられる。凹部はこれに段差部が嵌め込まれる。したがってこの構造によれば、金具が段差部に突き当てられることにより装着時の差し込み深さが規定され、金具が芯金として作用することにより取付部本体が径方向内方へ弾性変形するのが抑制され、凹部に段差部が嵌め込まれることにより取付部本体が軸方向に移動するのが抑制されるため、取付部本体に開口の周縁部に対する締め代が設定されなくても或いは設定される締め代が小さくても取付部本体が開口の周縁部にしっかりと固定される。そして、締め代が設定されず或いは設定される締め代が小さければこの分、取付部本体を開口の周縁部に差し込みやすくなり開口の周縁部から取り外しやすくなる。したがって本発明の当該構造によれば、このような理由からしても密封装置の交換作業を容易化することが可能とされる。
本発明において、シールハウジングは例えばヘッドカバー、インバーターケース、PCUケースまたはFCスタックケースとされ、挿通部材は例えば、ヘッドカバーに挿通されるプラグチューブ、ヘッドカバーに挿通されるインジェクションパイプ、インバーターケースに挿通される配管(冷却水配管など)、PCUケースに挿通される配管(冷却水配管など)、またはFCスタックケースに挿通される配管(空気配管もしくは冷却水配管など)とされる。
本発明は、以下の効果を奏する。
すなわち本発明においては以上説明したように、密封装置が開口の周縁部に対しシールハウジングの内側ではなく外側から着脱可能に装着されるものとされているため、シールハウジングをシリンダブロック等の躯体から取り外さなくても密封装置をシールハウジングから取り外したりシールハウジングに装着したりすることが可能とされる。したがってシールハウジングをシリンダブロック等の躯体から取り外す必要がなく、よって密封装置の交換作業を容易化することができる。また、シールハウジングに密封装置を溶着するものでないため、密封装置を新品と交換する際にシールハウジングを共に交換する必要がなく、密封装置のみを単独で交換することができる。インバーターケース等においては冷却水配管が鉛直方向だけでなく水平方向や傾斜して設置されることもあるため、本発明の効果により鉛直方向以外であっても容易に密封装置のみの交換が可能となる。
また、連結部に連結されたリップ基端部に対しリップ先端部が装着方向の後方側ではなく前方側に配置され、シールリップの内径が装着方向前方側のリップ先端部よりも装着方向後方側のリップ基端部にて大きく設定されているため、インジェクションパイプ等の挿通部材はシールリップの内周面に案内されるかたちにてリップ先端部に突き当たることなく挿通される。したがって密封装置の交換作業のみでなく、インジェクションパイプ等の挿通部材の挿通作業を容易化することができる。
また、取付部本体に金具を埋設するとともに金具および爪状の抜け止め部間に凹部を設ける場合には、取付部本体に開口の周縁部に対する締め代が設定されなくても或いは設定される締め代が小さくても取付部本体が開口の周縁部にしっかりと固定される。そして、締め代が設定されず或いは設定される締め代が小さければこの分、取付部本体を開口の周縁部に差し込みやすくなり開口の周縁部から取り外しやすくなる。したがって当該構造によればこのような理由からしても密封装置の交換作業を容易化することができ、例えば密封装置の交換作業を手作業で行なうことも可能とされる。
また、本発明において、シールハウジングは例えばヘッドカバー、インバーターケース、PCUケースまたはFCスタックケースとされ、挿通部材は、ヘッドカバーに挿通されるプラグチューブもしくはインジェクションパイプ、またはインバーターケース、PCUケースまたはFCスタックケースに挿通される配管とされる。したがってこれらに用いるプラグチューブガスケット、インジェクションパイプシールまたはグロメットとして上記の作用効果を得ることができる。
本発明の実施例に係る密封装置の断面図 従来例に係る密封装置の断面図
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
図1は、本発明の実施例に係る密封装置1の半裁断面を示している。当該実施例に係る密封装置1は具体的にはインジェクションパイプシールであってすなわち、内燃機関におけるシリンダヘッドカバー(シールハウジング)61とインジェクションパイプ(挿通部材)71との間をシールすべく、ヘッドカバー61の開口62の周縁部に装着されて、開口62に挿通されるインジェクションパイプ71に密接するものであって、以下のように構成されている。図の上方がヘッドカバー61の外側(内燃機関の外側)、図の下方がヘッドカバー61の内側(内燃機関の内側)である。
すなわち当該密封装置1は、ゴム状弾性体よりなり、カバー開口62の周縁部に取り付けられる環状の取付部11と、インジェクションパイプ71の外周面71aに密接する環状のシールリップ21と、取付部11およびシールリップ21を連結するベロー状を呈する環状の連結部31とを一体に有している。
また当該密封装置1は、カバー開口62の周縁部に対しヘッドカバー61の外側(図では上側)から着脱可能に装着されるものとされ、これに伴ってシールリップ21は、連結部31に連結されたリップ基端部21aに対しインジェクションパイプ71の外周面71aに密接するリップ先端部21bが装着方向の前方側(図では下方側)に配置され、シールリップ21の内径寸法は装着方向前方側(図では下方側)のリップ先端部21bよりも装着方向後方側(図では上方側)のリップ基端部21aのほうが大きく設定され、シールリップ21の内周面21cは装着方向前方側のリップ先端部21bから装着方向後方側のリップ基端部21aへかけて内径寸法が徐々に拡大する傾斜面状に形成されている。
また、リップ先端部21bに小リップ状のヒゲリップ22が一体に成形され、同じくリップ先端部21bにガータスプリング23が埋設されている。
取付部11は、ベロー状の連結部31に連結された環状の取付部本体12を有し、この取付部本体12に対し、カバー開口62の周縁部の内側縁辺63に係合することにより当該密封装置1をカバー開口62の周縁部から抜け止めする爪状を呈する環状の抜け止め部13と、カバー開口62の内周面に密接することによりヘッドカバー61および当該密封装置1間をシールするリップ状を呈する環状の外周側シール部14とが一体に成形されている。
また、取付部本体12に環状の金具41が埋設されている。この金具41は当該密封装置1をカバー開口62の周縁部にヘッドカバー61の外側から装着するときに、この金具41がカバー開口62の周縁部に設けた環状の段差部64に突き当てられることにより装着時の差し込み深さを規定するものであって、またこのように取付部本体12に金具41が埋設されることにより金具41が芯金として作用するため、取付部本体12が径方向に弾性変形するのが抑制される。
また、取付部本体12の外周面であって金具41と爪状の抜け止め部13との間に環状の凹部15が設けられており、この凹部15に段差部(凸部)64が嵌め込まれる。
上記構成を備える密封装置1においては、当該密封装置1がカバー開口62の周縁部に対しヘッドカバー61の内側(図では下側)ではなく外側から矢印A方向に着脱可能に装着されるものとされているため、ヘッドカバー61をシリンダブロックから取り外さなくても密封装置1をヘッドカバー61から取り外したりヘッドカバー61に装着したりすることが可能とされている。したがってヘッドカバー61をシリンダブロックから取り外す必要がないため、よってこの分、密封装置1の交換作業を容易化することができる。
また、上記構成を備える密封装置1はヘッドカバー61に対し密封装置1を溶着するものではないため、密封装置1を新品と交換する際にヘッドカバー61を共に交換する必要がなく、密封装置1のみを単独で交換することができる。
また、連結部31に連結されたリップ基端部21aに対しリップ先端部21bが装着方向の後方側ではなく前方側に配置され、シールリップ21の内径寸法が装着方向前方側のリップ先端部21bよりも装着方向後方側のリップ基端部21aにて大きく設定されているため、インジェクションパイプ71はシールリップ21の内周面21cに案内されるかたちにてリップ先端部21bに突き当たることなくヘッドカバー61の外側から矢印B方向に挿通される。したがって密封装置1の交換作業のみでなく、インジェクションパイプ71の挿通作業を容易化することができる。
また、取付部本体12に金具41が埋設されるとともに金具41および爪状の抜け止め部13間に凹部15が設けられて、金具41が段差部64に突き当てられることにより装着時の差し込み深さが規定され、金具41が芯金として作用することにより取付部本体12が径方向内方へ弾性変形するのが抑制され、凹部15に段差部64が嵌め込まれることにより取付部本体12が軸方向に移動するのが抑制されるため、取付部本体12にカバー開口62の周縁部に対する締め代が設定されなくても或いは設定される締め代が小さくても取付部本体12がカバー開口62の周縁部にしっかりと固定される。そして、締め代が設定されず或いは設定される締め代が小さければこの分、取付部本体12をカバー開口62の周縁部に差し込みやすくなりカバー開口62の周縁部から取り外しやすくなる。したがって当該構造によればこのような理由からしても密封装置1の交換作業を容易化することができ、密封装置1の交換作業を手作業で行なうことも可能とされることになる。
尚、当該密封装置1は、取付部11とシールリップ21との間にベロー状の連結部31を一体に有し、この連結部31が弾性変形することによってインジェクションパイプ71の偏心に対し追随可能であるので、偏心シールと称されることがある。また、シール対象が主に外部ダストであるので、ダストシールと称されることもある。
1 密封装置
11 取付部
12 取付部本体
13 抜け止め部
14 外周側シール部
15 凹部
21 シールリップ
21a リップ基端部
21b リップ先端部
21c リップ内周面
22 ヒゲリップ
23 ガータスプリング
31 連結部
41 金具
61 ヘッドカバー(シールハウジング)
62 カバー開口
63 カバー内側縁辺
64 段差部
71 インジェクションパイプ(挿通部材)
71a 外周面

Claims (3)

  1. シールハウジングに設けた開口の周縁部に装着されて前記シールハウジングと前記開口に挿通する挿通部材との間をシールする密封装置であって、
    ゴム状弾性体よりなり、前記開口の周縁部に取り付けられる取付部と、前記挿通部材に密接するシールリップと、前記取付部およびシールリップを連結するベロー状の連結部とを一体に有し、
    当該密封装置は前記開口の周縁部に対し前記シールハウジングの外側から着脱可能に装着されるものであって前記シールリップは前記連結部に連結されたリップ基端部に対し前記挿通部材に密接するリップ先端部が装着方向の前方側に配置され、前記シールリップの内径は装着方向前方側の前記リップ先端部よりも装着方向後方側の前記リップ基端部のほうが大きく設定されていることを特徴とする密封装置。
  2. 請求項1記載の密封装置において、
    前記取付部は、前記連結部に連結された取付部本体と、前記開口の周縁部の内側縁辺に係合することにより前記取付部本体を前記開口の周縁部から抜け止めする爪状の抜け止め部と、前記開口の内周面に密接することにより前記シールハウジングおよび前記取付部本体間をシールする外周側シール部とを一体に有し、
    前記取付部本体に金具が埋設され、前記金具は当該密封装置を前記開口の周縁部に装着するときに前記開口の周縁部に設けた段差部に突き当てられることにより装着時の差し込み深さを規定するとともに前記取付部本体が径方向に弾性変形するのを抑制し、
    さらに前記段差部を嵌め込む凹部が前記取付部本体の外周面であって前記金具および前記爪状の抜け止め部間に設けられていることを特徴とする密封装置。
  3. 請求項1または2記載の密封装置において、
    前記シールハウジングはヘッドカバー、インバーターケース、PCUケースまたはFCスタックケースであり、前記挿通部材は、前記ヘッドカバーに挿通されるプラグチューブもしくはインジェクションパイプ、または前記インバーターケース、PCUケースまたはFCスタックケースに挿通される配管であることを特徴とする密封装置。
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