JP2012067854A - オイルシール - Google Patents
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Abstract
【課題】機外側に配置される第2ダストリップの軸に対する接触面圧を大きく設定することができ、もってそのシール性を高めることができるオイルシールを提供する。
【解決手段】ハウジングの軸孔内周に装着されて前記軸孔に挿通する軸の周面に摺動自在に密接するオイルシールであって、機内側の密封流体をシールする主リップと、機外側の泥水等の異物をシールするダストリップとを有する。ダストリップは、第1ダストリップと、第1ダストリップの更に機外側に設けられた第2ダストリップとを有する。第2ダストリップは、その外周側に配置されるハウジングに対し径方向のしめしろを設定することにより軸に対する第2ダストリップの接触面圧を増大させる構造を有する。
【選択図】図1
【解決手段】ハウジングの軸孔内周に装着されて前記軸孔に挿通する軸の周面に摺動自在に密接するオイルシールであって、機内側の密封流体をシールする主リップと、機外側の泥水等の異物をシールするダストリップとを有する。ダストリップは、第1ダストリップと、第1ダストリップの更に機外側に設けられた第2ダストリップとを有する。第2ダストリップは、その外周側に配置されるハウジングに対し径方向のしめしろを設定することにより軸に対する第2ダストリップの接触面圧を増大させる構造を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、密封装置の一種であるオイルシールに関する。本発明のオイルシールは例えば、自動車等車両のパワーステアリング部に軸シールとして用いられ、またはその他の一般産業機械などに用いられる。
従来から、自動車等車両のパワーステアリング部に軸シールとして用いられるオイルシールとして、図4に示すオイルシール51が知られており、このオイルシール51は、装着状態において機内側Aに向け配置されてオイル等の密封流体をシールする主リップ52と、機外側Bに向け配置されて泥水等の異物をシールするダストリップ53とを有している(特許文献1参照)。
しかしながら、この種の用途に用いられるオイルシール51は、相手軸の偏芯大、振動大などの過酷な条件下で使用されることから、ダストリップ53が泥水等の異物を十分にシールすることができず、よって泥水が浸入したり、主リップ52と軸との間に泥が噛み込み、主リップ52が早期に摩耗してオイルが漏れたりする虞がある。
上記不都合を解消するには、図5に示すように、ダストリップ53の枚数を増やし、複数のダストリップ53C,53Dを並べて配置することが考えられる(特許文献2参照)。
しかしながら、この図5のオイルシール51を仮に自動車等車両のパワーステアリング部に軸シールとして使用する場合には、装着スペースの都合などから、複数のダストリップ53C,53Dのうち機外側の第2ダストリップ53Dの断面形状を細長い形状としなければならないことがあり、このような場合には第2ダストリップ53Dが薄く変形しやすいことから、軸に対する第2ダストリップ53Dの接触面圧を大きく設定することができず、シール性を高めることができない。
本発明は以上の点に鑑みて、機外側に配置される第2ダストリップの軸に対する接触面圧を大きく設定することができ、もってそのシール性を高めることができるオイルシールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1によるオイルシールは、ハウジングの軸孔内周に装着されて前記軸孔に挿通する軸の周面に摺動自在に密接するオイルシールであって、機内側の密封流体をシールする主リップと、機外側の泥水等の異物をシールするダストリップとを有するオイルシールにおいて、前記ダストリップは、第1ダストリップと、前記第1ダストリップの更に機外側に設けられた第2ダストリップとを有し、前記第2ダストリップは、その外周側に配置される前記ハウジングに対し径方向のしめしろを設定することにより前記軸に対する前記第2ダストリップの接触面圧を増大させる構造を有することを特徴とする。
また、本発明の請求項2によるオイルシールは、上記した請求項1記載のオイルシールにおいて、前記構造として前記第2ダストリップはその外周面に、前記ハウジングの内周面と干渉する背面突起または背面リップを一体に有することを特徴とする。
また、本発明の請求項3によるオイルシールは、上記した請求項2記載のオイルシールにおいて、前記第2ダストリップの外周面における前記背面突起または背面リップの機外側には、前記ハウジングの軸方向端面に密接することにより前記第2ダストリップおよびハウジング間をシールするツバ部が一体に設けられていることを特徴とする。
更にまた、本発明の請求項4によるオイルシールは、上記した請求項1ないし3の何れかに記載のオイルシールにおいて、前記軸はステアリングシャフトであり、当該オイルシールはステアリング用オイルシールとして用いられることを特徴とする。
上記構成を備える本発明のオイルシールにおいては、第1ダストリップの更に機外側に第2ダストリップが設けられており、この第2ダストリップは、軸に対するしめしろを設定されて軸に対し所定の接触面圧をもって接触することが可能とされているが、このほか本発明では、この第2ダストリップは、その外周側に配置されるハウジングに対するしめしろを設定されて、その反力により軸に対する接触面圧を増大させる構造とされている。すなわち第2ダストリップは、その外周側でハウジングにバックアップされて軸へ向けて押し付けられることにより、軸に対する接触面圧を増大させることが可能とされている。
第2ダストリップにハウジングに対するしめしろを設定する手段としては、第2ダストリップの外周面に背面突起または背面リップを一体に設けてこれら突起またはリップをハウジングの内周面と干渉させるのが好適であり、これら突起またはリップがハウジング内周面と干渉することにより、第2ダストリップが軸へ向けて押し付けられる。
また、これら背面突起または背面リップの機外側にツバ部を一体に設けてこのツバ部をハウジングの軸方向端面に密接させるようにしても良く、この場合には第2ダストリップ上に泥水等のダストが堆積しにくくなる。
本発明において、軸は例えばステアリングシャフトであり、この場合、オイルシールはステアリング用オイルシールとして用いられる。したがってこのステアリング部の軸シールに係る技術分野において、本発明の諸効果を実現することができる。
本発明は、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明においては上記したように、機外側に配置される第2ダストリップについて、その外周側に配置されるハウジングに対し径方向のしめしろを設定することにより軸に対する接触面圧を増大させるように構成されているために、第2ダストリップが軸の周面に対し強く接触する。したがってこの第2ダストリップのシール性を向上させることができ、耐ダスト性ないし耐泥水性を向上させることができる。
また、背面突起または背面リップの機外側にツバ部を一体に設けてこのツバ部をハウジングの軸方向端面に密接させる場合には、第2ダストリップ上に泥水等のダストが堆積しにくくなる。
また、本発明のオイルシールがステアリング用オイルシールとして用いられる場合には、このステアリング部軸シールに係る技術分野において、本発明の効果を実現することができる。
本発明には、以下の実施形態が含まれる。
(1)
本発明は、パワーステアリング用オイルシールに関する。
(2)
(2−1)従来技術において、オイルシールは、ハウジングに嵌合されており、内部オイルの密封と外部ダストの侵入を防止する役割を持つ。軸はハンドルの動きに伴い揺動作動し、オイルシール大気側にはダストカバーが軸に固定されている。
(2−2)オイルシールは、金属環、ゴム、スプリングから構成され、オイルを密封する主リップと外部ダストの侵入を防止するダストリップ、ハウジングにオイルシールを固定する嵌合部で構成される。
(2−3)海外など道路整備が十分でない地域では、ダスト環境が苛酷であり、一時的にパワーステアリング部が水没状態で走行するケースもあり、従来技術では、ダストカバーとハウジング間の隙間から浸入した泥水が主リップ部へ噛み込み、オイル漏れを発生させる問題がある。
(2−4)耐ダスト(泥水)性の向上として、ダストリップを2枚仕様とすることが考えられる。以下、主リップの隣のダストリップを第1リップとし、更にその外側のダストリップを第2リップとする。しかしこの場合、スペースの問題で第2リップが細長くなるため、軸との接触力が小さく、ダストリップ1枚仕様のオイルシールに対して延命効果はあるが、十分ではない課題が残る。
(1)
本発明は、パワーステアリング用オイルシールに関する。
(2)
(2−1)従来技術において、オイルシールは、ハウジングに嵌合されており、内部オイルの密封と外部ダストの侵入を防止する役割を持つ。軸はハンドルの動きに伴い揺動作動し、オイルシール大気側にはダストカバーが軸に固定されている。
(2−2)オイルシールは、金属環、ゴム、スプリングから構成され、オイルを密封する主リップと外部ダストの侵入を防止するダストリップ、ハウジングにオイルシールを固定する嵌合部で構成される。
(2−3)海外など道路整備が十分でない地域では、ダスト環境が苛酷であり、一時的にパワーステアリング部が水没状態で走行するケースもあり、従来技術では、ダストカバーとハウジング間の隙間から浸入した泥水が主リップ部へ噛み込み、オイル漏れを発生させる問題がある。
(2−4)耐ダスト(泥水)性の向上として、ダストリップを2枚仕様とすることが考えられる。以下、主リップの隣のダストリップを第1リップとし、更にその外側のダストリップを第2リップとする。しかしこの場合、スペースの問題で第2リップが細長くなるため、軸との接触力が小さく、ダストリップ1枚仕様のオイルシールに対して延命効果はあるが、十分ではない課題が残る。
(3)
(3−1)そこで、本発明では、以下の構成とする。
(3−2)すなわち従来技術では、ダストリップはハウジングと干渉がないように設定されていたが、ダストリップの第2リップ背面をハウジング内面と積極的に干渉させ、ハウジングと第2リップ背面がしめしろを有することにより、第2リップが細長であるにもかかわらず、背面からの張りにより、軸との接触力を大きく確保できることになり、耐ダスト(泥水)性の向上が可能となる。
(3−3)ダストリップの第2リップ背面をハウジング内面と積極的に干渉させるため、ダストリップ第2リップの背面に背面突起または背面リップを設け、この背面突起または背面リップをハウジング内面と干渉させる。
(3−4)ダストリップ第2リップの背面をリップタイプとする場合には、軸偏心が発生した場合でも第2リップがハウジングに柔軟に追随でき、ハウジングからの安定した張り力、および安定した軸との接触力を確保することができる。
(3−5)オイルシール大気側へ泥水が来た場合でも、ダストリップ上部へ泥水が堆積することがないように、ツバ付きの第2リップとし、ハウジングへ嵌め込み形状とする。
(4)
本発明技術により、耐ダスト(泥水)性が向上し、ダスト(泥水)環境が苛酷な場合でも主リップ部への泥水浸入が抑制され、ダスト噛み込みによるオイル漏れが解決できる。これにより、車両の長寿命化が図れる効果が得られる。
(3−1)そこで、本発明では、以下の構成とする。
(3−2)すなわち従来技術では、ダストリップはハウジングと干渉がないように設定されていたが、ダストリップの第2リップ背面をハウジング内面と積極的に干渉させ、ハウジングと第2リップ背面がしめしろを有することにより、第2リップが細長であるにもかかわらず、背面からの張りにより、軸との接触力を大きく確保できることになり、耐ダスト(泥水)性の向上が可能となる。
(3−3)ダストリップの第2リップ背面をハウジング内面と積極的に干渉させるため、ダストリップ第2リップの背面に背面突起または背面リップを設け、この背面突起または背面リップをハウジング内面と干渉させる。
(3−4)ダストリップ第2リップの背面をリップタイプとする場合には、軸偏心が発生した場合でも第2リップがハウジングに柔軟に追随でき、ハウジングからの安定した張り力、および安定した軸との接触力を確保することができる。
(3−5)オイルシール大気側へ泥水が来た場合でも、ダストリップ上部へ泥水が堆積することがないように、ツバ付きの第2リップとし、ハウジングへ嵌め込み形状とする。
(4)
本発明技術により、耐ダスト(泥水)性が向上し、ダスト(泥水)環境が苛酷な場合でも主リップ部への泥水浸入が抑制され、ダスト噛み込みによるオイル漏れが解決できる。これにより、車両の長寿命化が図れる効果が得られる。
つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説明する。
第1実施例・・・
図1は、本発明の第1実施例に係るオイルシール1の要部断面を示している。当該実施例に係るオイルシール1は、ハウジング31の軸孔32内周に装着されて前記軸孔32に挿通する軸33の周面に摺動自在に密接するものであって、以下のように構成されている。尚、軸33は、縦軸であり、具体的には自動車等車両のパワーステアリング部におけるステアリングシャフトである。図の下方が機内側A、上方が機外側Bである。ハウジング31の機外側端部であって軸孔開口周縁部には内向き(径方向内方向き)のフランジ部34が一体に設けられ、当該オイルシール1はこのフランジ部34に対し機内側Aから端面突き当ての状態で装着される。フランジ部34の更に機外側Bに位置して軸33の外周面にはダストカバー35が取り付けられている。
図1は、本発明の第1実施例に係るオイルシール1の要部断面を示している。当該実施例に係るオイルシール1は、ハウジング31の軸孔32内周に装着されて前記軸孔32に挿通する軸33の周面に摺動自在に密接するものであって、以下のように構成されている。尚、軸33は、縦軸であり、具体的には自動車等車両のパワーステアリング部におけるステアリングシャフトである。図の下方が機内側A、上方が機外側Bである。ハウジング31の機外側端部であって軸孔開口周縁部には内向き(径方向内方向き)のフランジ部34が一体に設けられ、当該オイルシール1はこのフランジ部34に対し機内側Aから端面突き当ての状態で装着される。フランジ部34の更に機外側Bに位置して軸33の外周面にはダストカバー35が取り付けられている。
当該実施例に係るオイルシール1は、前記フランジ部34の機内側Aにおいてハウジング31の軸孔32内周面に固定(嵌着)される筒状の固定部2を有しており、この固定部2の機外側端部から径方向内方へ向けてフランジ状のリップ保持部3が一体に設けられ、このリップ保持部3の内周端部に複数のシールリップ4,5,6が一体に設けられている。シールリップ4,5,6としては、機内側Aのオイルをシールする主リップ4と、機外側Bの泥水等外部ダストをシールするダストリップ5,6とよりなり、ダストリップ5,6としては、主リップ4の機外側Bに第1ダストリップ5が設けられ、その更に機外側Bに第2ダストリップ6が設けられている。これらシールリップ4,5,6は何れも軸33の周面に摺動自在に密接することによりオイルまたはダストなどをシールする。
また、当該オイルシール1は、その部品構成として、筒状部7aの機外側端部に内向きフランジ部7bを一体成形した金属環7にゴム状弾性体8を被着(加硫接着)したものであって、このゴム状弾性体8によって、金属環7およびハウジング31間をシールする外周シール部9とともに前記複数のシールリップ4,5,6が一体に成形されている。主リップ4には第3の部品として、しめしろ調整用のガータースプリング10が嵌着されている。
機外側Bの第2ダストリップ6は、機内側Aの第1ダストリップ5と同様、図示するように金属環7におけるフランジ部7bの機外側端面部から機外側Bへ向けて突設されていて機内側Aの第1ダストリップ5の外周側に配置されている関係上、その断面形状が細長い形状(リップ厚みが薄いとともにリップ長さが長い形状)とされ、またこの第2ダストリップ6とその外周側に位置するハウジング31の内周面(フランジ部34の内周面)との間に所定の径方向間隙cが設定されているため、この第2ダストリップ6には、薄く変形しやすく、軸33に対する接触面圧を大きく設定することができず、よってシール性を高めることができない懸念がある。そこで当該オイルシール1には更に、以下の構成が設けられている。
すなわち、第2ダストリップ6の外周面に、ハウジング31の内周面(フランジ部34の内周面)と干渉する背面突起11が径方向外方へ向けて一体に設けられており、この背面突起11がハウジング31内周面と干渉することにより、第2ダストリップ6はその外周側に配置されるハウジング31に対し径方向のしめしろsを設定され、このようにハウジング31に対するしめしろsを設定されることにより、軸33に対する第2ダストリップ6の接触面圧が増大せしめられている。
背面突起11は、環状に成形されるとともに断面山形(三角形)に成形され、また第2ダストリップ6が、金属環7におけるフランジ部7bの機外側端面部から延びる円筒部6aとこの円筒部6aからリップ端に達する先窄まり状のテーパー部6bとを一体に有しているうち、このうちの前者の円筒部6aの外周面または両者6a,6bの境部の外周面当たりに設けられている。
また、第2ダストリップ6(背面突起11含まず)の最大外径寸法をd1、背面突起11の最大外径寸法をd2、背面突起11と干渉するハウジング31(フランジ部34)の内径寸法をd3として、d1<d3<d2の関係を充足するように設定されており、d3<d2であるので、背面突起11がハウジング31内周面と干渉するとともに、d1<d3であるので、第2ダストリップ6およびハウジング31間において金属環7および背面突起11間には環状の空間部12が残されている(形成されている)。
上記構成のオイルシール1において、機外側Bの第2ダストリップ6は、その断面形状が細長い形状とされるとともにハウジング31内周面との間に径方向間隙cが設定されているため、薄く変形しやすく、軸33に対する接触面圧を大きく設定することができず、よってシール性を高めることができない懸念があるところ、当該実施例では、第2ダストリップ6の外周面に背面突起11が設けられ、この背面突起11がハウジング31内周面と干渉して、しめしろsを設定されることにより、軸33に対する第2ダストリップ6の接触面圧が増大せしめられている。したがって背面突起11なしの場合と比較して、第2ダストリップ6が軸33の周面に強く接触するため、第2ダストリップ6のシール性を向上させることができ、耐ダスト性ないし耐泥水性を向上させることができる。
尚、背面突起11は必ずしも環状である必要はないが(例えば複数の突起を円周上並べる構成であっても良い)、環状の場合には、この背面突起11がハウジング31内周面に対し全周に亙って密接するため、第2ダストリップ6およびハウジング31間をシールすることもできる。
第2実施例・・・
図2は、本発明の第2実施例に係るオイルシール1の要部断面を示している。当該実施例に係るオイルシール1は、ハウジング31の軸孔32内周に装着されて前記軸孔32に挿通する軸33の周面に摺動自在に密接するものであって、以下のように構成されている。軸33は、縦軸であり、具体的には自動車等車両のパワーステアリング部におけるステアリングシャフトである。図の下方が機内側A、上方が機外側Bである。ハウジング31の機外側端部であって軸孔開口周縁部には内向き(径方向内方向き)のフランジ部34が一体に設けられ、当該オイルシール1はこのフランジ部34に対し機内側Aから端面突き当ての状態で装着される。フランジ部34の更に機外側Bに位置して軸33の外周面にはダストカバー35が取り付けられている。
図2は、本発明の第2実施例に係るオイルシール1の要部断面を示している。当該実施例に係るオイルシール1は、ハウジング31の軸孔32内周に装着されて前記軸孔32に挿通する軸33の周面に摺動自在に密接するものであって、以下のように構成されている。軸33は、縦軸であり、具体的には自動車等車両のパワーステアリング部におけるステアリングシャフトである。図の下方が機内側A、上方が機外側Bである。ハウジング31の機外側端部であって軸孔開口周縁部には内向き(径方向内方向き)のフランジ部34が一体に設けられ、当該オイルシール1はこのフランジ部34に対し機内側Aから端面突き当ての状態で装着される。フランジ部34の更に機外側Bに位置して軸33の外周面にはダストカバー35が取り付けられている。
当該実施例に係るオイルシール1は、前記フランジ部34の機内側Aにおいてハウジング31の軸孔32内周面に固定(嵌着)される筒状の固定部2を有しており、この固定部2の機外側端部から径方向内方へ向けてフランジ状のリップ保持部3が一体に設けられ、このリップ保持部3の内周端部に複数のシールリップ4,5,6が一体に設けられている。シールリップ4,5,6は、機内側Aのオイルをシールする主リップ4と、機外側Bの泥水等外部ダストをシールするダストリップ5,6とよりなり、ダストリップ5,6は、主リップ4の機外側Bに第1ダストリップ5が設けられ、その更に機外側Bに第2ダストリップ6が設けられている。これらシールリップ4,5,6は何れも軸33の周面に摺動自在に密接することによりオイルまたはダストなどをシールする。
また、当該オイルシール1は、その部品構成として、筒状部7aの機外側端部に内向きフランジ部7bを一体成形した金属環7にゴム状弾性体8を被着(加硫接着)したものであって、このゴム状弾性体8によって、金属環7およびハウジング31間をシールする外周シール部9とともに前記複数のシールリップ4,5,6が一体に成形されている。主リップ4には第3の部品として、しめしろ調整用のガータースプリング10が嵌着されている。
機外側Bの第2ダストリップ6は、機内側Aの第1ダストリップ5と同様、図示するように金属環7におけるフランジ部7bの機外側端面部から機外側Bへ向けて突設されていて機内側Aの第1ダストリップ5の外周側に配置されている関係上、その断面形状が細長い形状(リップ厚みが薄いとともにリップ長さが長い形状)とされ、またこの第2ダストリップ6とその外周側に位置するハウジング31の内周面(フランジ部34の内周面)との間に所定の径方向間隙cが設定されているため、この第2ダストリップ6には、薄く変形しやすく、軸33に対する接触面圧を大きく設定することができず、よってシール性を高めることができない懸念がある。そこで当該オイルシール1には更に、以下の構成が設けられている。
すなわち、第2ダストリップ6の外周面に、ハウジング31の内周面(フランジ部34の内周面)と干渉する背面リップ13が径方向外方へ向けて一体に設けられており、この背面リップ13がハウジング31内周面と干渉することにより、第2ダストリップ6はその外周側に配置されるハウジング31に対し径方向のしめしろsを設定され、このようにハウジング31に対するしめしろsを設定されることにより、軸33に対する第2ダストリップ6の接触面圧が増大せしめられている。
背面リップ13は、環状に成形されるとともにそのリップ端を機外側Bへ向けて斜め外方へ向けて成形され、また第2ダストリップ6が、金属環7におけるフランジ部7bの機外側端面部から延びる円筒部6aとこの円筒部6aからリップ端に達する先窄まり状のテーパー部6bとを一体に有しているうち、このうちの前者の円筒部6aの外周面または両者6a,6bの境部の外周面当たりに設けられている。
また、第2ダストリップ6(背面リップ13含まず)の最大外径寸法をd1、背面リップ13の最大外径寸法をd2、背面リップ13と干渉するハウジング31(フランジ部34)の内径寸法をd3として、d1<d3<d2の関係を充足するように設定されており、d3<d2であるので、背面リップ13がハウジング31内周面と干渉するとともに、d1<d3であるので、第2ダストリップ6およびハウジング31間において金属環7および背面リップ13間には環状の空間部12が残されている(形成されている)。
上記構成のオイルシール1において、機外側Bの第2ダストリップ6は、その断面形状が細長い形状とされるとともにハウジング31内周面との間に径方向間隙cが設定されているため、薄く変形しやすく、軸33に対する接触面圧を大きく設定することができず、よってシール性を高めることができない懸念があるところ、当該実施例では、第2ダストリップ6の外周面に背面リップ13が設けられ、この背面リップ13がハウジング31内周面と干渉して、しめしろsを設定されることにより、軸33に対する第2ダストリップ6の接触面圧が増大せしめられている。したがって背面リップ13なしの場合と比較して、第2ダストリップ6が軸33の周面に強く接触するため、第2ダストリップ6のシール性を向上させることができ、耐ダスト性ないし耐泥水性を向上させることができる。
また、環状の背面リップ13がハウジング31内周面に対し全周に亙って密接するため、第2ダストリップ6およびハウジング31間をシールすることもできる。
第3実施例・・・
図3は、本発明の第3実施例に係るオイルシール1の要部断面を示している。当該実施例に係るオイルシール1は、ハウジング31の軸孔32内周に装着されて前記軸孔32に挿通する軸33の周面に摺動自在に密接するものであって、以下のように構成されている。軸33は、縦軸であり、具体的には自動車等車両のパワーステアリング部におけるステアリングシャフトである。図の下方が機内側A、上方が機外側Bである。ハウジング31の機外側端部であって軸孔開口周縁部には内向き(径方向内方向き)のフランジ部34が一体に設けられ、当該オイルシール1はこのフランジ部34に対し機内側Aから端面突き当ての状態で装着される。フランジ部34の更に機外側Bに位置して軸33の外周面にはダストカバー35が取り付けられている。
図3は、本発明の第3実施例に係るオイルシール1の要部断面を示している。当該実施例に係るオイルシール1は、ハウジング31の軸孔32内周に装着されて前記軸孔32に挿通する軸33の周面に摺動自在に密接するものであって、以下のように構成されている。軸33は、縦軸であり、具体的には自動車等車両のパワーステアリング部におけるステアリングシャフトである。図の下方が機内側A、上方が機外側Bである。ハウジング31の機外側端部であって軸孔開口周縁部には内向き(径方向内方向き)のフランジ部34が一体に設けられ、当該オイルシール1はこのフランジ部34に対し機内側Aから端面突き当ての状態で装着される。フランジ部34の更に機外側Bに位置して軸33の外周面にはダストカバー35が取り付けられている。
当該実施例に係るオイルシール1は、前記フランジ部34の機内側Aにおいてハウジング31の軸孔32内周面に固定(嵌着)される筒状の固定部2を有しており、この固定部2の機外側端部から径方向内方へ向けてフランジ状のリップ保持部3が一体に設けられ、このリップ保持部3の内周端部に複数のシールリップ4,5,6が一体に設けられている。シールリップ4,5,6は、機内側Aのオイルをシールする主リップ4と、機外側Bの泥水等外部ダストをシールするダストリップ5,6とよりなり、ダストリップ5,6は、主リップ4の機外側Bに第1ダストリップ5が設けられ、その更に機外側Bに第2ダストリップ6が設けられている。これらシールリップ4,5,6は何れも軸33の周面に摺動自在に密接することによりオイルまたはダストなどをシールする。
また、当該オイルシール1は、その部品構成として、筒状部7aの機外側端部に内向きフランジ部7bを一体成形した金属環7にゴム状弾性体8を被着(加硫接着)したものであって、このゴム状弾性体8によって、金属環7およびハウジング31間をシールする外周シール部9とともに前記複数のシールリップ4,5,6が一体に成形されている。主リップ4には第3の部品として、しめしろ調整用のガータースプリング10が嵌着されている。
機外側Bの第2ダストリップ6は、機内側Aの第1ダストリップ5と同様、図示するように金属環7におけるフランジ部7bの機外側端面部から機外側Bへ向けて突設されていて機内側Aの第1ダストリップ5の外周側に配置されている関係上、その断面形状が細長い形状(リップ厚みが薄いとともにリップ長さが長い形状)とされ、またこの第2ダストリップ6とその外周側に位置するハウジング31の内周面(フランジ部34の内周面)との間に所定の径方向間隙cが設定されているため、この第2ダストリップ6には、薄く変形しやすく、軸33に対する接触面圧を大きく設定することができず、よってシール性を高めることができない懸念がある。そこで当該オイルシール1には更に、以下の構成が設けられている。
すなわち、第2ダストリップ6の外周面に、ハウジング31の内周面(フランジ部34の内周面)と干渉する背面突起11または背面リップ13(図では前者の背面突起11が設けられている、以下、背面突起11が設けられるものとして説明する)が径方向外方へ向けて一体に設けられており、この背面突起11がハウジング31内周面と干渉することにより、第2ダストリップ6はその外周側に配置されるハウジング31に対し径方向のしめしろsを設定され、このようにハウジング31に対するしめしろsを設定されることにより、軸33に対する第2ダストリップ6の接触面圧が増大せしめられている。
背面突起11は、環状に成形されるとともに断面山形(三角形)に成形され、また第2ダストリップ6が、金属環7におけるフランジ部7bの機外側端面部から延びる円筒部6aとこの円筒部6aからリップ端に達する先窄まり状のテーパー部6bとを一体に有しているうち、このうちの前者の円筒部6aの外周面または両者6a,6bの境部の外周面当たりに設けられている。
また、第2ダストリップ6(背面突起11含まず)の最大外径寸法をd1、背面突起11の最大外径寸法をd2、背面突起11と干渉するハウジング31(フランジ部34)の内径寸法をd3として、d1<d3<d2の関係を充足するように設定されており、d3<d2であるので、背面突起11がハウジング31内周面と干渉するとともに、d1<d3であるので、第2ダストリップ6およびハウジング31間において金属環7および背面突起11間には環状の空間部12が残されている(形成されている)。
また、第2ダストリップ6の外周面における背面突起11の機外側Bに、ハウジング31の軸方向端面(フランジ部34の軸方向端面)に密接する環状のツバ部が径方向外方へ向けて一体に設けられており、第2ダストリップ6およびハウジング31間において背面突起11およびツバ部14間にも環状の空間部15が形成されている。
上記構成のオイルシール1において、機外側Bの第2ダストリップ6は、その断面形状が細長い形状とされるとともにハウジング31内周面との間に径方向間隙cが設定されているため、薄く変形しやすく、軸33に対する接触面圧を大きく設定することができず、よってシール性を高めることができない懸念があるところ、当該実施例では、第2ダストリップ6の外周面に背面突起11が設けられ、この背面突起11がハウジング31内周面と干渉して、しめしろsを設定されることにより、軸33に対する第2ダストリップ6の接触面圧が増大せしめられている。したがって背面突起11なしの場合と比較して、第2ダストリップ6が軸33の周面に強く接触するため、第2ダストリップ6のシール性を向上させることができ、耐ダスト性ないし耐泥水性を向上させることができる。
背面突起11は必ずしも環状である必要はないが(例えば複数の突起を円周上並べる構成であっても良い)、環状の場合には、この背面突起11がハウジング31内周面に対し全周に亙って密接するため、第2ダストリップ6およびハウジング31間をシールすることもできる。
更にまた、第2ダストリップ6の外周面における背面突起11の機外側Bに環状のツバ部14が一体に設けられて、このツバ部14がハウジング31の軸方向端面に密接するように構成されているため、該部シール性を一層高めることができるとともに第2ダストリップ6上に泥水等のダストが堆積するのを抑制することができる。ツバ部14は、金属環7との間でハウジング31のフランジ部34を挟み込むことになる。
1 オイルシール
2 固定部
3 リップ保持部
4 主リップ
5 第1ダストリップ
6 第2ダストリップ
6a 円筒部
6b テーパー部
7 金属環
7a 筒状部
7b,34 フランジ部
8 ゴム状弾性体
9 外周シール部
10 ガータースプリング
11 背面突起
12,15 空間部
13 背面リップ
14 ツバ部
31 ハウジング
32 軸孔
33 軸
35 ダストカバー
c 径方向間隙
s しめしろ
A 機内側
B 機外側
2 固定部
3 リップ保持部
4 主リップ
5 第1ダストリップ
6 第2ダストリップ
6a 円筒部
6b テーパー部
7 金属環
7a 筒状部
7b,34 フランジ部
8 ゴム状弾性体
9 外周シール部
10 ガータースプリング
11 背面突起
12,15 空間部
13 背面リップ
14 ツバ部
31 ハウジング
32 軸孔
33 軸
35 ダストカバー
c 径方向間隙
s しめしろ
A 機内側
B 機外側
Claims (4)
- ハウジングの軸孔内周に装着されて前記軸孔に挿通する軸の周面に摺動自在に密接するオイルシールであって、機内側の密封流体をシールする主リップと、機外側の泥水等の異物をシールするダストリップとを有するオイルシールにおいて、
前記ダストリップは、第1ダストリップと、前記第1ダストリップの更に機外側に設けられた第2ダストリップとを有し、
前記第2ダストリップは、その外周側に配置される前記ハウジングに対し径方向のしめしろを設定することにより前記軸に対する前記第2ダストリップの接触面圧を増大させる構造を有することを特徴とするオイルシール。 - 請求項1記載のオイルシールにおいて、
前記構造として前記第2ダストリップはその外周面に、前記ハウジングの内周面と干渉する背面突起または背面リップを一体に有することを特徴とするオイルシール。 - 請求項2記載のオイルシールにおいて、
前記第2ダストリップの外周面における前記背面突起または背面リップの機外側には、前記ハウジングの軸方向端面に密接することにより前記第2ダストリップおよびハウジング間をシールするツバ部が一体に設けられていることを特徴とするオイルシール。 - 請求項1ないし3の何れかに記載のオイルシールにおいて、
前記軸はステアリングシャフトであり、当該オイルシールはステアリング用オイルシールとして用いられることを特徴とするオイルシール。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20131203 |