JP2017227256A - ガスケット - Google Patents
ガスケット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017227256A JP2017227256A JP2016123163A JP2016123163A JP2017227256A JP 2017227256 A JP2017227256 A JP 2017227256A JP 2016123163 A JP2016123163 A JP 2016123163A JP 2016123163 A JP2016123163 A JP 2016123163A JP 2017227256 A JP2017227256 A JP 2017227256A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- gasket
- metal plate
- outer peripheral
- head cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
【課題】金属板がビード部を有しながらも相互に合体されるシール対象の2部材の挟圧時に周縁側に隙間が生じず、挟圧部の発錆を抑えることができ、また、水の溜まりに起因した電解腐食や、2部材間の通電状態による不具合の発生を抑えることができるガスケットを提供する。【解決手段】相互に合体される第1部材2及び第2部材3間に挟圧状態で介在される環状のヘッドカバーガスケット1である。ビード部11aを有する金属板11と、金属板11の両面に積層された圧縮性を有する第1シート12及び第2シート13とを備える。第1シート12及び第2シート13は、第1部材2及び第2部材3による挟圧部20a,30aの外周縁2a,3a側部分及び内周縁2b,3b側部分の少なくとも一方の周縁2a,3a側部分に厚さが他の部分の厚さより大とされた肉厚部12a,13aを有している。【選択図】図2
Description
本発明は、例えば、自動車の内燃機関等におけるシリンダヘッドガスケット、ヘッドカバーガスケット、チェーンカバーガスケット、或いはオイルパンガスケットや、他のケース用ガスケットのような、相互に合体される2部材間に挟圧状態で介在される環状のガスケットに関する。
前記のようなガスケットとしては、金属板の両面にビーターシートのような圧縮性のシートを積層したメタルカスケットが多く用いられている(例えば、特許文献1,2参照)。特許文献1及び特許文献2に示されたガスケットとほぼ同等で実用化されているガスケットの一例について、図4(a)(b)を参照して概説する。図4は、前記のような2部材200,300間に挟圧状態で介在されて、当該2部材200,300によって形成される内部空間400を外部空間500と遮断すべく密封する環状のガスケット100である。当該ガスケット100は、環状に打抜きされ、周方向に沿ってビード部(ハーフビード)111が形成された金属板(鋼板)110と、金属板110の両面に接着剤等を介して積層一体とされたビーターシート等の圧縮性を有する第1シート120及び第2シート130とからなる。本ガスケット100においては、金属板110と、第1シート120及び第2シート130との幅方向(周方向に直交する方向)の寸法が同じとされている。さらに、ガスケット100の幅方向寸法は、第1部材200及び第2部材300による挟圧部(合体面)201,301の幅方向寸法と略同じ若しくはやや小とされている。したがって、第1部材200及び第2部材300によるガスケット100の挟圧状態では、ガスケット100の外周縁101及び内周縁102は外部空間500及び内部空間400側にそれぞれ露出する。
また、特許文献3には、電子機器における筐体(ケース)と蓋体(カバー)との間隙に介在されて、外部からの水やダスト等の浸入の防止に加えて、電磁波ノイズを遮蔽する機能を有する電磁波シールドガスケットが記載されている。このガスケットは、金属からなる基板の両面に繊維集合体を配置し、少なくとも基板の外周側へオーバーハングした繊維集合体の端部同士を互いに接触させた状態で、未硬化の導電性ゴムを含浸させて架橋硬化させてなるものである。
ところで、図4(a)(b)に示されたガスケット100の場合、金属板110がビード部111を有しているため、第1部材200及び第2部材300の挟圧により、第1部材200の合体面201における外周縁側部分とガスケット100の外周縁側部分との間にくさび状の隙間cが生じる。そのため、この隙間cに水や塩水等が浸入して溜まり易くなり、第1部材200における合体面201の外周縁側部分から錆が進行して、当該合体面201におけるシール機能が低下する。また、前記隙間cに溜った水と金属板110の外周縁112に付着した水とがつながって、第1部材200の外周縁101と金属板110の外周縁112との間に水の溜まりが生じる。このような水の溜まりが生じると、例えば、第1部材200がアルミニウム製で、金属板110が鉄製の場合、アルミニウムと鉄とのイオン化傾向の差から、アルミニウム製の部材に電解腐食が生じる。さらに、このような水の溜まりがガスケット100の外周縁101の全面に及ぶと、第1部材200、金属板110及び第2部材300が通電状態となり、通電による第1部材200、第2部材300及び金属板110の腐食が生じ、ガスケット100のシール機能が低下したり、使用態様によっては、通電による障害が生じたりすることがある。さらに、ガスケット100の外周縁101及び内周縁102は、外部空間500及び内部空間400側にそれぞれ露出するので、特に、外部空間500が、水やダストさらには塩水等を含む環境である場合、金属板110の外周縁112もこの環境に晒されるために、この部分から錆が進行し易くなる。
また、特許文献3のガスケットは、基板全体が導電性シール層で覆われているため、基板が発錆する懸念がないが、基板が図4に示す例のようなビード部を有していない。そのため、基板に同様のビード部を形成した場合、図4に示すくさび状の隙間cが生じることが想定され、このような隙間cによる前記のような問題点が生じることがやはり予想される。
本発明は、前記実情に鑑みなされたもので、相互に合体されるシール対象の2部材の挟圧時に周縁側に隙間が生じず、挟圧部の発錆を抑えることができ、また、水の溜まりに起因した電解腐食や、2部材間の通電状態による不具合の発生を抑えるガスケットを提供することを目的としている。
本発明に係るガスケットは、相互に合体される第1部材及び第2部材間に挟圧状態で介在される環状のガスケットであって、ビード部を有する金属板と、前記金属板の両面に積層された圧縮性を有する第1シート及び第2シートとを備え、前記第1シート及び第2シートは、前記第1部材及び第2部材による挟圧部の外周縁側部分及び内周縁側部分の少なくとも一方の周縁側部分に厚さが他の部分の厚さより大とされた肉厚部を有していることを特徴とする。
本発明のガスケットは、相互に合体される第1部材及び第2部材間に挟圧状態で介在され、これによって、第1部材及び第2部材の合体部における流体の流通が遮断されて密封される。そして、基板としての金属板が周方向に沿ってビード部を有しているから、挟圧時には、ガスケットが、金属板のビード部を平坦化するような変形を伴って、第1部材及び第2部材の相互の合体面間に介在する。この変形に伴う反力によって、ガスケットの前記合体面に対する面圧が維持されて密封性が持続される。一方、金属板がビード部を有していることから、挟圧時には、ガスケットにおけるビード部の幅方向両側部分(外周縁側部分及び内周縁側部分)は、第1部材及び第2部材の合体面の一方面側に片寄り、他方面側に隙間が生じる傾向となる。しかし、第1シート及び第2シートは、前記のように周縁側部分に肉厚部を有しているため、この肉厚部を有する周縁側部分では、合体面の一方側面に第1シート(第2シート)が強く圧縮された状態で密接し、合体面の他方側面に第2シート(第1シート)が前記隙間を吸収した状態で密接する。したがって、当該肉厚部を有する周縁側部分で水等の溜まりが生じ難く、第1部材及び第2部材の水の溜まりに起因した発錆が抑制される。また、水の溜まりに起因した前記電解腐食や、第1部材及び第2部材間の通電状態による不具合を生じることが抑制される。
本発明のガスケットにおいて、前記第1シート及び第2シートは、前記第1部材及び第2部材による挟圧状態において、前記第1部材及び第2部材の外周縁及び内周縁の少なくとも一方の周縁からはみ出すように形成された延出部を有しているものとしてもよい。
これによれば、第1シート及び第2シートが、第1部材及び第2部材の周縁よりはみ出す延出部を有しているから、この延出部によって、第1部材、第2部材、金属板のそれぞれの周縁に付着した水が互いに遮断され、前記電解腐食や、第1部材及び第2部材間の通電状態による不具合を生じる懸念がより抑制される。
この場合において、前記第1シート及び第2シートの延出部は、前記金属板における当該延出部側の端部を覆う構造とされているものとしてもよい。
これによれば、金属板の端部が延出部で覆われるから、金属板の当該端部に対する水等の付着が阻止され、金属板における端部からの発錆の進行が防止される。
さらにこの場合において、前記第1シート及び第2シートの延出部は、相互に固着されているものとしてもよい。
これによれば、延出部によって、金属板の端部がより安定的且つ確実に覆われる。
これによれば、第1シート及び第2シートが、第1部材及び第2部材の周縁よりはみ出す延出部を有しているから、この延出部によって、第1部材、第2部材、金属板のそれぞれの周縁に付着した水が互いに遮断され、前記電解腐食や、第1部材及び第2部材間の通電状態による不具合を生じる懸念がより抑制される。
この場合において、前記第1シート及び第2シートの延出部は、前記金属板における当該延出部側の端部を覆う構造とされているものとしてもよい。
これによれば、金属板の端部が延出部で覆われるから、金属板の当該端部に対する水等の付着が阻止され、金属板における端部からの発錆の進行が防止される。
さらにこの場合において、前記第1シート及び第2シートの延出部は、相互に固着されているものとしてもよい。
これによれば、延出部によって、金属板の端部がより安定的且つ確実に覆われる。
本発明のガスケットにおいて、前記第1シート及び第2シートは、ビーターシート、ジョイントシート及び発泡ゴムシートのいずれかからなるものとしてもよい。
これらのシートは、いずれも圧縮性があり、簡易に入手し易いものであるので、求められる仕様に応じて適宜選択採用される。特に、ビーターシートは、圧縮永久歪が比較的大きいので、シートに肉厚部と肉薄部とを形成する場合、シートを所定の圧力で圧縮することにより簡易に形成することができる。
これらのシートは、いずれも圧縮性があり、簡易に入手し易いものであるので、求められる仕様に応じて適宜選択採用される。特に、ビーターシートは、圧縮永久歪が比較的大きいので、シートに肉厚部と肉薄部とを形成する場合、シートを所定の圧力で圧縮することにより簡易に形成することができる。
本発明のガスケットによれば、金属板がビード部を有しながらも相互に合体されるシール対象の2部材の挟圧時に周縁側に隙間が生じず、挟圧部の発錆を抑えることができ、また、水の溜まりに起因した電解腐食や、2部材間の通電状態による不具合の発生を抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を参照して説明する。図1及び図2に示すガスケット1は、相互に合体されるシリンダヘッド(第1部材)2及びシリンダヘッドカバー(第2部材)3間に挟圧状態で介在される環状のヘッドカバーガスケット(ガスケット)である。本実施形態のヘッドカバーガスケット1は、ビード部(図例では、ハーフビード)11aを有する金属板11と、金属板11の両面に接着によって積層一体とされた圧縮性を有する第1シート12及び第2シート13とを備え、第1シート12及び第2シート13は、シリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3による挟圧部の外周縁2a,3a側部分及び内周縁2b,3b側部分の少なくとも一方の周縁側部分(外周縁2a,3a側部分)に厚さが他の部分の厚さより大とされた肉厚部12a,13aを有している。さらに、本実施形態のヘッドカバーガスケット1の第1シート12及び第2シート13は、シリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3による挟圧状態において、シリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3の外周縁2a,3aからはみ出すように形成された延出部12b,13bを有している。この延出部12b,13bは、接着剤等により相互に固着一体とされ、これによって、金属板11の外周縁(延出部側の端部)11bが覆われている。シリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3は不図示のボルトを介した締結によって相互に合体されるが、この合体部にはフランジ部20,30を有している。フランジ部20,30を含む合体面20a,30aによって、ヘッドカバーガスケット1を挟圧する挟圧部が構成される。
第1シート12及び第2シート13としては、ビーターシート、ジョイントシート及び発泡ゴムシートのいずれかからなるものが好ましく採用される。これらシートは圧縮永久歪が比較的大きい特性を有し、特に、ビーターシートは、圧縮永久歪が大きいことで知られている。したがって、金属板11にビーターシート(ジョイントシート、発泡ゴムシート)を一体とする際、プレス面に肉厚部12a,13aに相当する部位と他の部位とに段差を設けた不図示のプレス機を用いることにより、シートの所定の位置に所定の肉厚部12a,13aを簡易に形成することができる。或いは、予め所定の位置に所定の肉厚部をプレス機によって形成したシートを金属板11に貼り合わせるようにしてもよい。ビーターシート等により、前記のようなプレス機を用いて第1シート12及び第2シート13を調製する場合、圧縮力の小さい肉厚部12a,13a(図例の場合、延出部12b,13bを含む)の密度が1.0g/cm3程度とされ、圧縮力の大きいその他の部分(肉薄部)の密度が1.55g/cm3程度とされる。金属板11は、SPCC等の鉄系鋼板の板金加工によって作製される。
前記のように構成されるヘッドカバーガスケット1は、図2(b)に示すように、シリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3の合体面20a,30a間に配置され、シリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3を締結することにより、合体面20a,30a間に挟圧状態で介在される。この挟圧状態では、ヘッドカバーガスケット1の被挟圧部分が、合体面20a,30aに倣い平坦化するよう変形する。特に、金属板11はビード部11aを有しており、この屈曲したビード部11aが押し広げられるように変形して、ヘッドカバーガスケット1が合体面20a,30a間に介在する。このような変形に伴う反力により、第1シート12及び第2シート13が合体面20a,30aに圧接され、これによって、合体面20a,30aと第1シート12及び第2シート13との面圧が維持され、シリンダヘッド2とシリンダヘッドカバー3とにより形成される内部空間4と、外部空間5とが遮断され、内部空間4が密封される。
そして、前記変形の際、第1シート12及び第2シート13は、合体面20a,30aの外周縁2a,3a側部分に肉厚部12a,13aを有しているから、前記挟圧状態では、肉厚部12a,13aが強く圧縮され、図4に示す例よりも広い面積に亘り合体面20a,30aに圧接される。そのため、肉厚部12a,13aと合体面20a,30aの外周縁2a,3a側部分との間に隙間が生じ難く、この部分に水や塩水等が溜まることによって、合体面20a,30aに錆が進行して、シール機能の低下を招来するような懸念が生じ難くなる。特に、ヘッドカバーガスケット1は、その形状的特性から、ビード部11aから外周側部分がはね上がるように変形するが、第2部材の合体面30aに対して肉厚部13aが強く圧縮された状態で密接し、一方、合体面20aに対し肉厚部12aが広い面積に亘り圧縮され、図4に示すような隙間を吸収するように合体面20aに密接する。したがって、ヘッドカバーガスケット1がシリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3の合体面20a,30a間に介在した状態においては、合体面20a,30aの外周縁2a,3a側部分に、図4に示すような水や塩水等が溜まり易いくさび状の隙間cが生じ難くなり、このような隙間に水や塩水等が溜まることによる合体面20a,30aの錆の進行が抑えられ、合体面20a,30aにおけるシール機能が低下する懸念が少なくなる。
また、本実施形態のヘッドカバーガスケット1では、第1シート12及び第2シート13がシリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3の外周縁2a,3aからはみ出すように形成された延出部12b,13bを有している。さらに、この延出部12b,13bは相互に固着されて、金属板11の外周縁11bが延出部12b,13bによって覆われている。したがって、金属板11の外周縁11bに対する水等の付着が阻止され、金属板11における外周縁11bからの発錆の進行が防止される。また、延出部12b,13bによって、シリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3の外周縁2a,3aに付着した水が金属板11の外周縁11bに及ぶことがなく、これにより、異種金属間に水等の溶媒が介在することによる電解腐食や、シリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3間の通電状態による不具合を生じる懸念がより的確に抑制される。
図3は、本発明に係るガスケットの別例を示している。この例のヘッドカバーガスケット1においては、第1シート12及び第2シート13が前記例のような金属板11の外周縁11bから突出するような延出部12b,13bを有しておらず肉厚部12a,13aの外周縁12aa,13aaが金属板11の外周縁11bと面一にされている。しかし、シリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3による挟圧状態において、肉厚部12a,13aの一部がシリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3の外周縁2a,3aからはみ出すように形成されている。即ち、肉厚部12a,13aの一部が延出部12b,13bを兼ねている。このような構造においても、シリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3の外周縁2a,3aと金属板11の外周縁11bとに付着した水が互いに遮断され、前記電解腐食や、シリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3間の通電状態による不具合を生じる懸念が抑制される。
その他の構成は、図2に示す例と同様であるから、共通部分に同一の符号を付し、その説明を割愛する。
その他の構成は、図2に示す例と同様であるから、共通部分に同一の符号を付し、その説明を割愛する。
なお、前記実施形態では、エンジンのシリンダヘッドとシリンダヘッドカバーとの間に介在されるガスケット(ヘッドカバーガスケット)について述べたが、チェーンカバーガスケット、或いはオイルパンガスケットや、他のケース用ガスケットのような、相互に合体される2部材間に挟圧状態で介在される環状のガスケットにも同様に適用される。また、肉厚部12a,13a及び延出部12b,13bが、シリンダヘッド2、シリンダヘッドカバー3の外周縁2a、3a側に設けられる例について述べたが、内周縁2b,3b側に設けられるものであってもよい。さらに、延出部12b,13bの形成態様としては、図例のものに限定されず、金属板11の外周縁11bより突出するも、両者が固着されていなくてもよい。金属板11のビード部11aとしてハーフビードを例示したが、フルビードであってもよく、形状も例示の形状に限定さるものではない。
1 シリンダヘッドガスケット(ガスケット)
2 シリンダヘッド(第1部材)
2a 外周縁(周縁)
2b 内周縁(周縁)
20a,30a 合体面(挟圧部)
3 シリンダヘッドカバー(第2部材)
3a 外周縁(周縁)
3b 内周縁(周縁)
11 金属板
11a ビード部
11b 外周縁(周縁)
12 第1シート
12a 肉厚部
12b 延出部
13 第2シート
13a 肉厚部
13b 延出部
2 シリンダヘッド(第1部材)
2a 外周縁(周縁)
2b 内周縁(周縁)
20a,30a 合体面(挟圧部)
3 シリンダヘッドカバー(第2部材)
3a 外周縁(周縁)
3b 内周縁(周縁)
11 金属板
11a ビード部
11b 外周縁(周縁)
12 第1シート
12a 肉厚部
12b 延出部
13 第2シート
13a 肉厚部
13b 延出部
Claims (5)
- 相互に合体される第1部材及び第2部材間に挟圧状態で介在される環状のガスケットであって、
ビード部を有する金属板と、
前記金属板の両面に積層された圧縮性を有する第1シート及び第2シートとを備え、
前記第1シート及び第2シートは、前記第1部材及び第2部材による挟圧部の外周縁側部分及び内周縁側部分の少なくとも一方の周縁側部分に厚さが他の部分の厚さより大とされた肉厚部を有していることを特徴とするガスケット。 - 請求項1に記載のガスケットにおいて、
前記第1シート及び第2シートは、前記第1部材及び第2部材による挟圧状態において、前記第1部材及び第2部材の外周縁及び内周縁の少なくとも一方の周縁からはみ出すように形成された延出部を有していることを特徴とするガスケット。 - 請求項2に記載のガスケットにおいて、
前記第1シート及び第2シートの延出部は、前記金属板における当該延出部側の端部を覆う構造とされていることを特徴とするガスケット。 - 請求項3に記載のガスケットにおいて、
前記第1シート及び第2シートの延出部は、相互に固着されていることを特徴とするガスケット。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のガスケットにおいて、
前記第1シート及び第2シートは、ビーターシート、ジョイントシート及び発泡ゴムシートのいずれかからなることを特徴とするガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016123163A JP2017227256A (ja) | 2016-06-22 | 2016-06-22 | ガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016123163A JP2017227256A (ja) | 2016-06-22 | 2016-06-22 | ガスケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017227256A true JP2017227256A (ja) | 2017-12-28 |
Family
ID=60891214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016123163A Pending JP2017227256A (ja) | 2016-06-22 | 2016-06-22 | ガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017227256A (ja) |
-
2016
- 2016-06-22 JP JP2016123163A patent/JP2017227256A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2358172C2 (ru) | Металлическая прокладка | |
US7938406B2 (en) | Gasket | |
US9726290B2 (en) | Seal structure using metal gasket | |
JP5507767B2 (ja) | シール構造 | |
CN100529481C (zh) | 密封垫 | |
JP5863258B2 (ja) | 三面合せ部の密封構造 | |
WO2017090702A1 (ja) | 金属ガスケット | |
JP6748111B2 (ja) | 金属ガスケット | |
US9068654B2 (en) | Gasket | |
KR950007632B1 (ko) | 금속 적층형 개스킷 | |
JP2013061002A (ja) | 金属ガスケットによるシール構造 | |
JPH0128216B2 (ja) | ||
JP2017227256A (ja) | ガスケット | |
JP6735730B2 (ja) | ガスケット | |
JPH0632836U (ja) | ヘッドガスケット | |
JP7313336B2 (ja) | ガスケット及び密封構造 | |
JP5729353B2 (ja) | シリンダヘッドガスケット | |
WO2017187978A1 (ja) | ガスケット | |
JP7421642B2 (ja) | ガスケット | |
JP6243647B2 (ja) | 金属基板ガスケット | |
JP6363351B2 (ja) | ガスケットによる密封構造 | |
JP7285753B2 (ja) | ガスケット | |
JP2019157784A (ja) | 電動圧縮機 | |
WO2021005995A1 (ja) | ガスケット | |
JPH0532872U (ja) | 伸縮部を有する金属ガスケツト |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20171011 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200526 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20201201 |