JP2017227006A - 小便器装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】小便器の外への洗浄水の飛び散りを抑制した小便器装置を提供することを目的とする。【解決手段】小便器に設けられ、略鉛直方向に延びた立面と、立面の左右から前方へ延びた縁面と、立面の下方の底面と、底面から上方へ延び縁面と接続された立壁面と、を含む表面を有するボウル部と、前記表面に洗浄水を噴霧する噴霧口を有する洗浄水噴霧手段と、を備え、立壁面は最上端部を有し、洗浄水噴霧手段から噴霧された洗浄水の前記表面における水量の分布は、第1水量中心点においてピークを有し、噴霧口と第1水量中心点とを通る第1水量中心ラインと、第1水量中心点と前記表面上の第2水量中心点とを通る第2水量中心ラインとは、第1水量中心点における前記表面の法線を対称軸として線対称であり、第2水量中心点は、鉛直方向において最上端部よりも下方に位置することを特徴とする小便器装置が提供される。【選択図】図1

Description

本発明の態様は、一般的に、小便器装置に関する。
小便器装置においては、小便器を洗浄するための種々の洗浄方式が提案されている。例えば、小便器のボウル部表面を洗浄するために、ボウル部表面に向かって水滴状の洗浄水を噴霧する技術が知られている(特許文献1)。水滴の噴霧においては、小便器の外への水滴の飛び散りが問題となることがある。例えば、飛び散った洗浄水の水滴を使用者が尿の飛び散りと誤解して不快に感じることがある。さらに、使用者は飛び散った洗浄水を踏まないようにして排尿行為を行おうとするため、尿の汚垂れが発生し、トイレの悪臭発生の原因となる可能性がある。また、そもそも小便器周りの床には菌が繁殖している場合がある。この場合には噴霧による洗浄水の飛び散りによって、菌が乾燥しなくなり、菌の繁殖が助長されることも考えられる。
特開2015−183505号公報
特許文献1に記載された技術では、噴霧した洗浄水の水滴が小便器の外へ直接飛び散ることを防止している。しかし、ボウル部表面に噴霧され、ボウル部表面で跳ね返った水滴が、結果として小便器の前方に飛び散ることを抑制する点においては、改善の余地がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、小便器の外への洗浄水の飛び散りを抑制した小便器装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、小便器に設けられたボウル部であって、略鉛直方向に延びた立面と、前記立面の左右から前方へ向かって延びた縁面と、前記立面の下方に接続され排出部が設けられた底面と、前記底面から上方へ向かって延び前記縁面と接続された立壁面と、を含む表面を有するボウル部と、前記ボウル部の前記表面に上方から洗浄水を噴霧する噴霧口を有する洗浄水噴霧手段と、を備え、前記立壁面は、前記底面の右側から延びる右立壁面と、前記底面の左側から延びる左立壁面と、が互いに当接した最上端部を有し、前記洗浄水噴霧手段から噴霧された洗浄水の前記表面における水量の分布は、前記表面上の第1水量中心点においてピークを有し、前記噴霧口と前記第1水量中心点とを通る第1水量中心ラインと、前記第1水量中心点と前記表面上の第2水量中心点とを通る第2水量中心ラインとは、前記第1水量中心点における前記表面の法線を対称軸として線対称であり、前記第2水量中心点は、鉛直方向において前記最上端部よりも下方に位置することを特徴とする小便器装置である。
この小便器装置によれば、洗浄水噴霧手段から噴霧された洗浄水が小便器のボウル部表面で跳ね返っても、小便器の外に飛び散ることを抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記噴霧口から噴霧され前記表面に飛着する洗浄水の前記分布の端は、前記表面上の第1水量端点に位置し、前記噴霧口と前記第1水量端点とを通る第1水量端ラインと、前記第1水量端点と前記表面上の第2水量端点とを通る第2水量端ラインとは、前記第1水量端点における前記表面の法線を対称軸として線対称であり、前記第2水量端点は、鉛直方向において前記最上端部よりも下方に位置することを特徴とする小便器装置である。
この小便器装置によれば、洗浄水噴霧手段から噴霧された洗浄水が小便器のボウル部表面で跳ね返っても、小便器の外に飛び散ることをさらに抑制することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記第2水量中心ラインと、前記第2水量中心点と前記表面上の第3水量中心点とを通る第3水量中心ラインとは、前記第2水量中心点における前記表面の法線を対称軸として線対称であり、前記第3水量中心点は、鉛直方向において前記最上端部よりも下方に位置することを特徴とする小便器装置である。
この小便器装置によれば、洗浄水噴霧手段から噴霧された洗浄水が小便器のボウル部表面で跳ね返っても、小便器の外に飛び散ることをさらに抑制することができる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、整流吐水を実行し前記立面と前記縁面とを上方から下方へ向かって洗浄する第1の洗浄手段をさらに備え、前記第1の洗浄手段は、前記小便器が使用された後に水の吐出を開始し、前記洗浄水噴霧手段は、前記第1の洗浄手段が水の吐出を開始した後に、洗浄水の噴霧を開始することを特徴とする小便器装置である。
この小便器装置によれば、洗浄水噴霧手段による噴霧が行われるときには、第1の洗浄手段による整流吐水によってボウル部表面には水膜が形成されている。これにより、洗浄水噴霧手段から噴霧された洗浄水が、ボウル部表面において飛び跳ねにくくなり、小便器の外に飛び散ることをさらに抑制することができる。
本発明の態様によれば、小便器の外への洗浄水の飛び散りを抑制した小便器装置が提供される。
実施形態に係る小便器装置の要部構成を表すブロック図である。 図2(a)〜図2(c)は、実施形態に係る小便器装置を表す図である。 実施形態に係る第2の洗浄手段の一部を例示する断面図である。 図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る第2の洗浄手段の特性を例示する図である。 図5(a)及び図5(b)は、実施形態に係る第2の洗浄手段が噴霧する水の形状を説明する図である。 図6(a)及び図6(b)は、第2の洗浄手段による洗浄水の噴霧を説明する小便器装置の断面図である。 図7(a)及び図7(b)は、実施形態に係る第2の洗浄手段による洗浄水の噴霧を説明する小便器装置の断面図である。 実施形態に係る第2の洗浄手段による洗浄水の噴霧を説明する小便器装置の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る小便器装置の要部構成を表すブロック図である。なお、図1は、水路系と電気系との要部構成を併せて表している。
本実施形態に係る小便器装置100は、小便器170と、洗浄水噴霧手段(第2の洗浄手段160)と、を備える。また、本実施形態に係る小便器装置100は、第1の洗浄手段140と、制御部110と、人体検知手段120と、バルブ131と、バルブ132と、機能水生成手段150と、を備えていてもよい。小便器170は、男子用小便器である。小便器170は、ボウル部171を有する。
バルブ131(例えば電磁弁)は、制御部110から送信された信号に基づいて、図示しない給水源(例えば水道あるいはタンクなど)から供給された水の、第1の洗浄手段140への通水を制御する。バルブ132(例えば電磁弁)は、制御部110から送信された信号に基づいて、給水源から供給された水の、機能水生成手段150への通水を制御する。なお、バルブ131及びバルブ132の代わりに、給水源から供給された水が第1の洗浄手段140へ導かれる状態と、給水源から供給された水が第2の洗浄手段160へ導かれる状態と、を切り替える流路切替弁を用いてもよい。
第1の洗浄手段140は、スプレッダ141を有し、バルブ131を介して給水源から供給された水を小便器170のボウル部171に供給する。第1の洗浄手段140は、整流吐水を実行し、ボウル部171を上方から下方へ向かって洗浄する。
第2の洗浄手段160には、洗浄水として、例えば機能水が供給される。この機能水は、バルブ132を介して給水源から供給された水から生成される。第2の洗浄手段160は、噴霧部161(散水ノズル)を有し、液滴化された機能水(霧状の機能水)を噴霧部161からボウル部171に噴霧する。第2の洗浄手段160が噴霧する液滴化された機能水の径は、例えば約10マイクロメートル(μm)以上1200μm以下である。
ここで、機能水(洗浄水)の径の数値の定義について述べる。第2の洗浄手段160から噴霧される機能水の径は、一般的に一定の範囲を持っている。粒径の積算%の分布曲線が50%の横軸と交差するポイントの粒子径を50%径(一般的にメディアン径と呼ばれる)を、機能水の径とする。
機能水生成手段150は、制御部110から送信された信号に基づいて、バルブ132を介して給水源から供給された水から機能水を生成することができる。
例えば、機能水生成手段150は、図示しない陽極板および図示しない陰極板を内部に有し、制御部110から送信される信号に基づいて、内部を流れる水道水や雑用水を電気分解できる。ここで、水道水は、塩化物イオンを含んでいる。塩化物イオンは、水源(例えば、地下水や、ダムの水や、河川などの水)に例えば食塩(NaCl)や塩化カルシウム(CaCl)などとして含まれている。そのため、塩化物イオンを電気分解することにより次亜塩素酸が生成される。その結果、機能水生成手段150において電気分解された水(電解水)は、次亜塩素酸を含む液(機能水)に変化する。
次亜塩素酸は、消臭成分あるいは除菌(殺菌)成分として機能する。次亜塩素酸を含む液は、アンモニアを溶解したり、分解したり、あるいは一般細菌などを除菌したりすることができる。
なお、本実施形態の機能水生成手段150は、次亜塩素酸を含む液を生成することに限定されるわけではない。機能水生成手段150において生成される機能水は、銀イオンや銅イオンなどの金属イオンを含む液であってもよい。あるいは、機能水生成手段150において生成される機能水は、電解塩素やオゾンなどを含む液であってもよい。あるいは、機能水生成手段150において生成される機能水は、酸性水やアルカリ水であってもよい。これらの中でも、次亜塩素酸を含む溶液は、アンモニアをより溶解および分解することができる。また、機能水生成手段150は、陽極板および陰極板を有する電解槽ユニットに限定されるわけではない。また、実施形態に係る小便器装置100は、必ずしも機能水生成手段150を有していなくてもよく、第2の洗浄手段160は、水道水を噴霧してもよい。以下では、第2の洗浄手段160が洗浄水として機能水を噴霧する場合を例に挙げて説明する。
人体検知手段120は、小便器170の前方にいる使用者、すなわち小便器170から前方へ離間した位置に存在する使用者を検知することができる。このような人体検知手段120としては、例えば、赤外線投受光式の測距センサや、焦電センサや、ドップラーセンサなどのマイクロ波センサなどを用いることができる。
例えば、制御部110は、人体検知手段120の検知結果に関する信号を受信し、受信した信号に基づいて、バルブ131、バルブ132、機能水生成手段150、第1の洗浄手段140、および第2の洗浄手段160の動作を制御することができる。
図2(a)〜図2(c)は、実施形態に係る小便器装置を表す図である。
図2(a)は、小便器装置100を正面からみた平面図である。図2(b)は、図2(a)に表した切断面A−Aにおける断面図である。図2(c)は、図2(a)に表した切断面B−Bにおける断面図である。
小便器170は、ボウル部171を有する。ボウル部171の表面(内側の表面)は、立面172と、縁面173と、底面174と、立壁面175と、を有する。立面172は、ボウル部171の後方部において略鉛直方向に延びている。なお、この例では、図2(b)に示すように立面172は湾曲しているが、本願明細書では、このような場合でも全体的にみて略鉛直方向に延びている場合には、立面172は略鉛直方向に延びているものとする。
縁面173は、右縁面173aと、左縁面173bと、を有し、立面172の左右から前方へ向かって延びている。
底面174は、立面172の下方部に接続されている。図2(b)に表したように、底面174には、排出部177が設けられている。排出部177は、ボウル部171の内側と、底面174の下方に設けられたトラップ部177aと、を接続する開口部である。トラップ部177aは、図示しない配管に接続されており、ボウル部171に排出された尿や洗浄水を配管へ排出する。また、排出部177には図示しない目皿が設けられる。目皿の下方には、トラップ部177aによって封水WS(溜水)が形成されている。これにより、図示しない配管などから悪臭や害虫類などがトイレ室に侵入することを防止する。
立壁面175は、右立壁面175aと、左立壁面175bと、を有する。立壁面175は、底面174から上方へ向かって延び、縁面173と接続されている。立壁面175は、最上端部176を有する。最上端部176は、右立壁面175aと左立壁面175bとが互いに当接した部分のうち上端の部分である。
本願明細書においては、通常使用状態で小便器170の方向を向いた使用者からみて上方を「上方」とし、通常使用状態で小便器170の方向を向いた使用者からみて下方を「下方」とする。また、通常使用状態で小便器170の方向を向いて小便器170の前に立った使用者からみて手前側を「前方」とし、通常使用状態で小便器170の方向を向いて小便器170の前に立った使用者からみて奥側を「後方」とする。また、通常使用状態で小便器170の方向を向いて小便器170の前に立った使用者からみて右側を「右側方」とし、通常使用状態で小便器170の方向を向いて小便器170の前に立った使用者からみて左側を「左側方」とする。
第1の洗浄手段140のスプレッダ141は、ボウル部171の上部において立面172に設けられている。スプレッダ141は、ボウル部171の表面のうち、立面172および縁面173に水を供給する。このように第1の洗浄手段140は、整流吐水を実行し、ボウル部171に付着した尿や体毛を洗い流すことができる。
第2の洗浄手段160の噴霧部161は、ボウル部171の上部において、立面172に設けられている。第2の洗浄手段160の噴霧部161は、下方に設けられた目皿やボウル部171の表面の少なくとも一部に、上方から霧状の機能水を噴霧する。これにより、ボウル部171の表面等を除菌することができる。また、機能水を霧状とすることで、機能水がボウル部171の表面に滞留(付着)しやすくなり、機能水が菌に作用する時間を確保しやすくなる。また、機能水を霧状とすることで、より少ない流量で、より確実にボウル部171の表面に機能水を供給できる。
なお、立面172および縁面173の一部(左側及び右側)や、立壁面175の一部には、スプレッダ141から水が供給されない不洗部箇所が存在することがある。第2の洗浄手段160は、例えば不洗部箇所を含む範囲(例えばボウル部171の表面の略全体)に機能水を噴霧できるように構成される。これにより、小便器170をよりきれいに洗浄することができる。
また、この例では、第1の洗浄手段140および第2の洗浄手段160は、互いに一体化されている。但し、本実施形態では、第1の洗浄手段140および第2の洗浄手段160は、互いに一体化されていることに限定されるわけではない。スプレッダ141や噴霧部161の設置形態は、図示した例に限定されるわけではない。
図3は、実施形態に係る第2の洗浄手段の一部を例示する断面図である。
図3は、第2の洗浄手段160(洗浄水噴霧手段)の噴霧部161うち、本体部202h(噴霧部161の先端部)の断面を例示している。
本体部202hの外面には、雄ネジ202n、凹部202bが形成されている。これにより、本体部202hは、小便器170の上部に着脱可能に保持される。また、本体部202hの先端には外側に広がるフランジ部202fが設けられている。
本体部202hは、流入口202cと、吐水口202aと、を有する。機能水生成手段150において生成された機能水は、流入口202cを通って本体部202h内に流入する。そして、流入した機能水は、吐水口202aから小便器170のボウル部171に向けて、略円錐状の広がりを持って噴霧される。
また、本体部202hは、直進流供給流路202dと、一対の旋回流供給流路202eと、を有する。直進流供給流路202dは、流入口202cと吐水口202aとの間を接続する。直進流供給流路202dは、例えば、流入口202cから吐水口202aに向かって直線状に延びる。直進流供給流路202dは、例えば、吐水口202a及び流入口202cの中心軸CAと平行に延びる。これにより、直進流供給流路202dは、流入口202cから流入した機能水の一部を、直進流として吐水口202aに供給する。直進流供給流路202dは、直線状に限ることなく、屈曲又は湾曲した形状などでもよい。直進流供給流路202dの形状は、吐水口202aに直進流を供給可能な任意の形状でよい。
各旋回流供給流路202eは、直進流供給流路202dと並行に設けられ、流入口202cと直進流供給流路202dの側方との間を接続する。各旋回流供給流路202eは、例えば、流入口202cから中心軸CAと平行に延び、略垂直に屈曲することにより、直進流供給流路202dの側方に接続される。また、各旋回流供給流路202eの一部は、中心軸CA周りの方向に延びる。各旋回流供給流路202eの一部は、例えば、中心軸CAに対して螺旋状に延びる。これにより、各旋回流供給流路202eは、流入口202cから流入した機能水の一部を、中心軸CA周りの旋回流として吐水口202aに供給する。換言すれば、各旋回流供給流路202eは、流入口202cから吐水口202aに流れる機能水に対して中心軸CA周りの旋回力を与える。各旋回流供給流路202eの形状は、上記に限ることなく、吐水口202aに旋回流を供給可能な任意の形状でよい。この例では、2つの旋回流供給流路202eが設けられている。旋回流供給流路202eの数は、2つに限ることなく、1つでもよいし、3つ以上でもよい。
直進流と旋回流との比率を調整することにより、吐水時の略円錐状の噴霧状態における機能水の粒子PT(水滴)の疎密を、中央部分CPと外側部分EPとで変化させることができる。例えば、直進流の比率を高くすることにより、中央部分CPにおける機能水の粒子PTの密度が高くなる。反対に、旋回流の比率を高くすることにより、外側部分EPにおける機能水の粒子PTの密度が高くなる。なお、密度とは、単位体積の空間中に存在する粒子PTの個数、又は、単位体積の空間中に存在する粒子PTの総体積である。
中央部分CPとは、より詳しくは、噴霧部161の機能水の噴霧エリアのうち、吐水口202aの中心軸CAと直交する面内において、中心軸CAに近い部分である。外側部分EPとは、より詳しくは、噴霧部161の機能水の噴霧エリアのうち、吐水口202aの中心軸CAと直交する面内において、中心軸CAから離間した部分である。
粒子PTの密度は、上述のように、直進流と旋回流との比率を調整することによって調整することができる。また、直進流と旋回流との比率は、例えば、各流路202d、202eの断面積などを変化させることによって調整することができる。
また、吐水時における機能水の略円錐状の広がり、及び、粒子PTの大きさは、流入口202cに流入する機能水の水圧や流量、吐水口202aの形状や径の大きさによって調整することができる。
図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る第2の洗浄手段の特性を例示する図である。
図4(a)は、噴霧部161から噴霧された機能水の分布(広がり)を表すグラフ図である。図4(b)は、図4(a)に示すデータの測定方法を例示する概念図である。
図4(a)の横軸は、機能水の広がり幅Wdミリメートル(mm)、すなわち、中心軸CAからの距離を示す。図4(b)に示すように、広がり幅Wd=0は、中心軸CA上の位置に対応する。
また、図4(b)に示すように、吐水方向において吐水口202aから所定距離Dh(mm)だけ離れた位置に、複数の部屋Rmを有する容器を設置し、機能水を噴霧する。各部屋Rmの底面積は同一とする。複数の部屋Rmは中心軸CAと略直交する平面内において並んでいる。なお、図4(b)では、複数の部屋Rmのうち中央と端部に位置する部屋Rmのみを図示している。そして、所定時間経過後に各部屋Rmに溜まった機能水の量として、各部屋Rmの機能水の高さ(水柱高さWh(mm))を測定する。図4(a)の縦軸は、この水柱高さWh(mm)を表す。
図4(a)には、所定距離Dhを400mmまたは600mmとし、散水ノズル(噴霧部)に供給される機能水の水圧Pを0.1メガパスカル(MPa)または0.03MPaとした場合のデータを示す。このように、噴霧部161の位置、水圧又は吐水方向などを調整することによって、小便器170のボウル部171に飛着する機能水の量の分布を調整することができる。
例えば、水圧P=0.1MPaの場合には、旋回流を用いた吐水(旋回吐水)によって、噴霧部161から噴霧された機能水の分布は、中心軸CAを中心とする環状のピーク(極大値)を有する。また、水圧P=0.03MPaの場合には、噴霧部161から散布された機能水の分布は、中心軸CA付近にピークを有する。
図5(a)及び図5(b)は、実施形態に係る第2の洗浄手段が噴霧する水の形状を説明する図である。
図5(a)は、本実施形態の小便器装置100を側方からみたときの断面図である。図5(b)は、噴霧部161が噴霧した機能水を中心軸CAと平行な方向(図5(a)に表した矢印A4の方向)に沿って眺めたときの平面図である。
図5(a)および図5(b)に表したように、噴霧部161から噴霧された機能水の形状は、円錐形169を有する。なお、図示する円錐形は、噴霧された機能水が小便器170によって遮られない場合を想定したときの形状である。
また、この例では、機能水の粒子(水滴)の密度は、中心軸CA近傍において相対的に低く、中心軸CA近傍の外周の領域において相対的に高くなるように、噴霧が行われている。つまり、図5(a)のような側方から見た断面においては、機能水の粒子の密度が高い領域(ライン)R1が形成される。領域R1は、図5(b)に表したように平面視においては、中心軸CAを中心とする環状である。なお、図5(b)のように中心軸CAに沿って眺めたときの噴霧範囲の平面形状は、円形でなくてもよく、例えば楕円や扁平円であってもよい。
また、実施形態においては、中心軸CA近傍において機能水の粒子の密度が相対的に高く、中心軸CAから離れるに従って機能水の粒子の密度が低くなるように、噴霧が行われてもよい。この場合、機能水の粒子の密度が高い領域R1は、中心軸CAに沿った領域であり、例えば、中心軸CAは領域R1と重なる。
このように、噴霧された略円錐状の機能水には疎密がある。これに対応して、噴霧部161から噴霧され小便器170の表面(及び目皿)に飛着する機能水の量は、小便器170の表面上において分布(以下、説明の便宜上、飛着量分布と称する)を有する。
この飛着量分布は、単位時間あたりに小便器170の各領域に飛着する機能水の量(リットル/秒)に対応する。飛着量分布は、噴霧部161から直接的にボウル部171に飛着する機能水の量に関するものであり、間接的に供給される機能水の量は含まない。すなわち、例えばボウル部171の上部に飛着した機能水は、ボウル部表面を伝って下方に向かって流れ得るが、ボウル部171の下方における飛着量分布は、上方からボウル部表面を伝って流れてきた機能水の量を含まないものとする。
飛着量分布は、ボウル部171の表面上(又は目皿上)において、ピークP1(極大値)を有する。このピークP1は、図5(a)に示すように、ボウル部171の表面と、領域R1と、の交点(交線)に位置する。ピークP1は、ボウル部171の表面上における1点であってもよいし、広がりを持っていてもよい。例えば、図5(b)のように機能水の粒子の密度が環状の分布を有する場合、これに対応してピークP1の位置は、広がりを有し、その環状に対応した形状となる。
以下の説明において、ボウル部171の表面上のピークP1の位置を第1水量中心点C1と称する。換言すると、飛着量分布は、ボウル部171の表面上の第1水量中心点C1においてピークP1を有する。なお、図5(b)のように領域R1が広がり(環状の分布)を有し、ピークP1の位置が広がりを有する場合には、ピークP1の位置が広がる範囲のうちのいずれか1点を第1水量中心点C1とする。この例では、第1水量中心点C1は、小便器170の左右方向における中央に位置する。
なお、本願明細書において、水量中心点(及び後述する水量中心ライン)に用いる「中心」とは、機能水の量のピーク(中心)を意味するものであり、必ずしも幾何学的な中心を意味しない。すなわち、第1水量中心点C1は、円錐形169の幾何学的な中心(中心軸CA)からずれていてもよい。
また、飛着量分布は、ボウル部171の表面上において、飛着量分布の端S1を有する。この飛着量分布の端S1は、図5(a)に示すように、円錐形169の最外周と、ボウル部171の表面と、の交点(交線)に位置する。この例では、飛着量分布の端S1の位置は、円錐形169の最前端の部分である。
飛着量分布の端S1における機能水の飛着量は、実質的にゼロである。例えば、飛着量分布の端S1における機能水の飛着量は、ピークP1における機能水の飛着量の0.05%以下である。機能水が略円錐形の広がりを持って噴霧される場合には、これに対応して、飛着量分布の端S1の位置も広がりを有することとなる。
以下の説明において、ボウル部171の表面上の飛着量分布の端S1の位置を第1水量端点E1と称する。なお、上述した通り、飛着量分布の端S1の位置は広がりを有するが、飛着量分布の端S1が広がる範囲のうちのいずれか1点を第1水量端点E1とする。
図6(a)及び図6(b)は、第2の洗浄手段による洗浄水の噴霧を説明する小便器装置の断面図である。これらは、図5(a)に関して説明した断面図に相当する。また、図6(a)は、本発明の実施例を表すものであり、図6(b)は、比較例を表している。
図6(a)に示すように、第1水量中心点C1と吐水口202a(噴霧口)とを通る直線を第1水量中心ライン(直線)Lc1とする。また、第1水量中心点C1と、ボウル部171の表面上の第2水量中心点C2と、を通る直線を第2水量中心ラインLc2とする。第2水量中心ラインLc2と第1水量中心ラインLc1とは、第1水量中心点C1におけるボウル部171の表面の法線N1を対称軸として、線対称である。なお、第1水量中心ラインLc1、第2水量中心ラインLc2及び法線N1は、同一平面内に位置する。
実施形態においては、第2水量中心点C2は、鉛直方向(上下方向)において、最上端部176よりも下方に位置する。これに対して、図6(b)に表した比較例においては、法線N1を対称軸として第1水量中心ラインLc1に対して線対称な直線Lc0は、最上端部176よりも上方に向かって延在している。
ここで、図6(a)に示す第2水量中心ラインLc2、及び、図6(b)に示す直線Lc0は、それぞれ、第1水量中心ラインLc1に沿って進行する機能水の水滴が、第1水量中心点C1において跳ね返る方向に対応する。図6(b)の直線Lc0のように、水滴が最上端部176よりも上方に向かって跳ねると、水滴は小便器170の外部に飛び散ることとなる。
小便器装置においては、このような水滴の飛び散りが問題となることがある。例えば、大便器とは異なり、小便器のボウル部の前方は開空間となっているため、洗浄水が比較的ボウル部の外へ飛び散りやすい。そして、飛び散った洗浄水の水滴を使用者が尿の飛び散りと誤解して不快に感じることがある。また、使用者は飛び散った洗浄水を踏まないようにして排尿行為を行おうとするため、尿の汚垂れが発生し、トイレの悪臭発生の原因となる可能性がある。また、洗浄水が飛び散ることで小便器の周りが乾燥しなくなると、小便器の周りの菌の繁殖が助長されることも考えられる。
これに対して、図6(a)のように、第2水量中心点C2の位置を鉛直方向において最上端部176よりも下方とする。これにより、第1水量中心点C1において跳ね返った水滴は、ボウル部171内に収まりやすい。重力の影響も考慮すると、第1水量中心ラインLc1に沿ってボウル部171の表面に到達した水滴は、第2水量中心ラインLc2よりも上方に向かって跳ね返ることはないと考えられる。このように、実施形態によれば、洗浄水噴霧手段から噴霧された洗浄水(機能水)が小便器170のボウル部171の表面で跳ね返っても、小便器170の外に飛び散ることを抑制できる。また、排尿中の使用者や小便器170の前を通過する人に洗浄水が掛かることを抑制することができる。
図7(a)及び図7(b)は、第2の洗浄手段による洗浄水の噴霧の別の例を説明する小便器装置の断面図である。これらは、図5(a)に関して説明した断面図に相当する。 図7(a)に示すように、第1水量端点E1と吐水口202a(噴霧口)とを通る直線を第1水量端ラインLe1とする。また、第1水量端点E1と、ボウル部171の表面上の第2水量端点E2と、を通る直線を第2水量端ラインLe2とする。第2水量端ラインLe2と第1水量端ラインLe1とは、第1水量端点E1におけるボウル部171の表面の法線N2を対称軸として、線対称である。なお、第1水量端ラインLe1、第2水量端ラインLe2及び法線N2は、同一平面内に位置する。
図7(a)の例では、第2水量端点E2は、鉛直方向(上下方向)において、最上端部176よりも下方に位置する。一方、図7(b)の例においては、法線N2を対称軸として第1水量端ラインLe1に対して線対称な直線Le0は、最上端部176よりも上方に向かって延在している。
ここで、図7(a)に示す第2水量端ラインLe2、及び、図7(b)に示す直線Le0は、それぞれ、第1水量端ラインLe1に沿って進行する機能水の水滴が、第1水量端点E1において跳ね返る方向に対応する。図7(b)の直線Le0のように、水滴が最上端部176よりも上方に向かって跳ねると、水滴は小便器170の外部に飛び散ることとなる。そこで、図7(a)のように、第2水量端点E2が鉛直方向において最上端部176よりも下方となるようにする。これにより、噴霧された水滴が広がる範囲(円錐形169)の最外周を通ってボウル部171に到達する水滴が、小便器170の外に飛び散ることを抑制できる。
図8は、第2の洗浄手段による洗浄水の噴霧の別の例を説明する小便器装置の断面図である。図8は、図5(a)に関して説明した断面図に相当する。
図8に示すように、第2水量中心点C2と、ボウル部171の表面上の第3水量中心点C3と、を通る直線を第3水量中心ラインLc3とする。第3水量中心ラインLc3と第2水量中心ラインLc2とは、第2水量中心点C2におけるボウル部171の表面の法線N3を対称軸として、線対称である。なお、第2水量中心ラインLc2、第3水量中心ラインLc3及び法線N3は、同一平面内に位置する。
第3水量中心点C3は、鉛直方向において最上端部176よりも下方に位置する。ここで、第3水量中心ラインLc3は、第1水量中心点C1で跳ね返り第2水量中心ラインLc2に沿って進行する機能水の水滴が、第2水量中心点C2において跳ね返って進行する方向に対応する。第3水量中心点C3の鉛直方向の位置が、最上端部176の鉛直方向の位置よりも下方であることにより、吐水口202aから噴霧された機能水がボウル部171の表面において2回跳ね返ったとしても、小便器170の外に飛び散ることを抑制することができる。
また、第1の洗浄手段140及び第2の洗浄手段160による小便器170の洗浄は、例えば、小便器170の使用毎に実施される。例えば、人体検知手段120は、小便器装置100の使用の終了(排尿行為の終了)を検知することができる。そして、その検知結果に基づいて、第1の洗浄手段140は、小便器170が使用された後に洗浄水の吐水を開始する。第2の洗浄手段160(洗浄水噴霧手段)は、第1の洗浄手段140が洗浄水の吐水を開始した後に、洗浄水(機能水)の噴霧を開始する。具体的には、第1の洗浄手段140が整流吐水を開始した後、第1の洗浄手段140によって吐水された洗浄水が水膜としてボウル部171の表面上に残っている期間内に、第2の洗浄手段160が洗浄水の噴霧を開始することが望ましい。
このような構成により、第2の洗浄手段160による洗浄水の噴霧が開始されるときには、第1の洗浄手段140による整流吐水によってボウル部171の表面上に水膜が形成されている。水膜は、第2の洗浄手段160から噴霧されてボウル部171の表面に到達する洗浄水にとって、緩衝材(クッション)のように機能する。これにより、洗浄水がボウル部171の表面において飛び跳ねにくくなり、小便器170の外に飛び散ることをさらに抑制できる。
なお、上述した第1〜第3水量中心点C1〜C3、第1〜第2水量端点E1〜E2、ピークP1及び飛着量分布の端S1などの位置や範囲は、図4(a)及び図4(b)に関して説明した噴霧部161の特性や、噴霧部161の小便器170に対する位置、噴霧部161の吐水方向(中心軸CAの延在方向)などを解析することで求められる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、小便器170、ボウル部171、第1の洗浄手段140、第2の洗浄手段160などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
100 小便器装置、 110 制御部、 120 人体検知手段、 131、132 バルブ、 140 第1の洗浄手段、 141 スプレッダ、 150 機能水生成手段、 160 第2の洗浄手段、 161 噴霧部、 169 円錐形、 170 小便器、 171 ボウル部、 172 立面、 173 縁面、 173a 右縁面、 173b 左縁面、 174 底面、 175 立壁面、 175a 右立壁面、 175b 左立壁面、 176 最上端部、 177 排出部、 177a トラップ部、 202a 吐水口、 202b 凹部、 202c 流入口、 202d 直進流供給流路、 202e 旋回流供給流路、 202f フランジ部、 202h 本体部、 202n 雄ネジ、 A4 矢印、 C1〜C3 第1〜第3水量中心点、 CA 中心軸、 CP 中央部分、 Dh 所定距離、 E1、E2 第1、第2水量端点、 EP 外側部分、 Lc0 直線、 Lc1〜Lc3 第1〜第3水量中心ライン、 Le0 直線、 Le1、Le2 第1、第2水量端ライン、 N1〜N3 法線、 P 水圧、 P1 ピーク、 PT 粒子、 R1 領域、 Rm 部屋、 S1 端、 WS 封水、 Wd 幅、 Wh 水柱高さ

Claims (4)

  1. 小便器に設けられたボウル部であって、
    略鉛直方向に延びた立面と、
    前記立面の左右から前方へ向かって延びた縁面と、
    前記立面の下方に接続され排出部が設けられた底面と、
    前記底面から上方へ向かって延び前記縁面と接続された立壁面と、
    を含む表面を有するボウル部と、
    前記ボウル部の前記表面に上方から洗浄水を噴霧する噴霧口を有する洗浄水噴霧手段と、
    を備え、
    前記立壁面は、前記底面の右側から延びる右立壁面と、前記底面の左側から延びる左立壁面と、が互いに当接した最上端部を有し、
    前記洗浄水噴霧手段から噴霧された洗浄水の前記表面における水量の分布は、前記表面上の第1水量中心点においてピークを有し、
    前記噴霧口と前記第1水量中心点とを通る第1水量中心ラインと、前記第1水量中心点と前記表面上の第2水量中心点とを通る第2水量中心ラインとは、前記第1水量中心点における前記表面の法線を対称軸として線対称であり、
    前記第2水量中心点は、鉛直方向において前記最上端部よりも下方に位置することを特徴とする小便器装置。
  2. 前記噴霧口から噴霧され前記表面に飛着する洗浄水の前記分布の端は、前記表面上の第1水量端点に位置し、
    前記噴霧口と前記第1水量端点とを通る第1水量端ラインと、前記第1水量端点と前記表面上の第2水量端点とを通る第2水量端ラインとは、前記第1水量端点における前記表面の法線を対称軸として線対称であり、
    前記第2水量端点は、鉛直方向において前記最上端部よりも下方に位置することを特徴とする請求項1記載の小便器装置。
  3. 前記第2水量中心ラインと、前記第2水量中心点と前記表面上の第3水量中心点とを通る第3水量中心ラインとは、前記第2水量中心点における前記表面の法線を対称軸として線対称であり、
    前記第3水量中心点は、鉛直方向において前記最上端部よりも下方に位置することを特徴とする請求項1または2に記載の小便器装置。
  4. 整流吐水を実行し前記立面と前記縁面とを上方から下方へ向かって洗浄する第1の洗浄手段をさらに備え、
    前記第1の洗浄手段は、前記小便器が使用された後に水の吐出を開始し、
    前記洗浄水噴霧手段は、前記第1の洗浄手段が水の吐出を開始した後に、洗浄水の噴霧を開始することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の小便器装置。
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