JP2017225805A - 臀部拭き取りアーム及びそれを用いた臀部拭き取り装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、拭き取り時に臀部にかかる圧力を調整することができる臀部拭き取り装置及びそれに用いられる臀部拭き取りアームを提供することを目的とする。【解決手段】。本発明は、拭き取り材で臀部を拭くための臀部拭き取り装置1によって動作が制御される拭き取りアーム4であって、アーム部44と、拭き取り材を臀部に押し当てるためのヘッド部41と、臀部に押し当てられている際の力を検出する力センサ42とを備える。力センサ42は、ひずみゲージ、ロードセル、又は半導体圧力センサある。【選択図】図1A

Description

本発明は、臀部を拭き取るための臀部拭き取り装置に用いられる臀部拭き取りアームに関し、より特定的には、適切な圧力で臀部を拭き取ることができる臀部拭き取りアームに関する。
従来、臀部の水分や汚れなどを機械的に拭き取る装置として、特許文献1〜41に記載されている装置が知られていた。特許文献1〜24に記載の装置は、トイレットペーパーを取り付けるための拭き取りアームと、拭き取りアームを駆動させる拭き取りアーム駆動部とを有しており、トイレットペーパーが取り付けられた拭き取りアームのヘッド部を臀部に押し当てて、臀部の水分等を拭き取ることができる装置となっている。特許文献29、40、及び41に記載の臀部拭き取り装置は、拭き取りアームとは別に駆動する紙載せガイドを用いて、臀部の下までトイレットペーパー等の拭き取り材を移動させて、その拭き取り材の下から拭き取りアームのヘッド部を上昇させて、拭き取り材を臀部に押し当てることで、臀部の水分等を拭き取ることができる装置となっている。
従来、特許文献6の段落0570には、拭き取りアームが臀部を押しつける圧力を使用者の指示に応じて変更できるようにしてもよい旨の記載があった。また、特許文献7の段落0069には、拭き取りの圧力を好みに応じて選択できるようなスイッチを設けてもよい旨の記載があった。
また、特許文献29、40、及び41には、ヘッド部(押し当て部)に圧力センサを設けておいて、臀部にかかっている圧力を計測して、モータを制御してもよい旨が記載されているが、優先日においては、特許文献29、40、及び41は公開されておらず、先行技術とはならない。なお、特許文献29、40、及び41には、一定以上の圧力で臀部に押し当て部が当たるようであれば、上下用モータが押し当てを緩めることで、押し当て圧力を調整することができる旨が記載されている。また、特許文献29、40、及び41には、モータのトルク検出のために、押し当て部に取り付けられた圧力センサが用いられてもよい旨が記載されている。
特開2009-061126号公報 特開2009-263859号公報 特開2011-062532号公報 特開2011-143233号公報 特開2011-144623号公報 特開2011-200627号公報 特開2012-172486号公報 特開2014-064885号公報 特開2014-094261号公報 特開2014-113508号公報 特開2014-131775号公報 特開2014-132155号公報 特開2014-207949号公報 特開2014-233309号公報 特開2015-006603号公報 特開2015-062712号公報 特開2015-062825号公報 特開2015-104617号公報 特開2015-192893号公報 特開2016-028750号公報 特開2016-028751号公報 特開2016-034565号公報 特開2016-040013号公報 特開2016-041894号公報 中国実用新案公告第2682113号明細書 中国特許出願公開第101368403号明細書 国際公開2005/087067号 独国特許発明第251031号明細書 国際公開2016/152881号公報 特開2016-104222号公報 特開2016-179002号公報 特開2016-179003号公報 特開2016-214924号公報 特開2016-202588号公報 特開2016-221116号公報 特開2017-006619号公報 特開2017-006622号公報 特開2017-008679号公報 特開2017-008701号公報 特開2017-006616号公報 特開2017-006617号公報
このように、従来の臀部拭き取り装置に用いられる拭き取りアームでは、臀部への押し当て圧力の調整について、示唆がなされているものの、具体的にどのような機構や構造、原理、機能によって、臀部への押し当て圧力の調整が行われるのか、詳細は明らかとなっていなかった。
特に、臀部の下がり具合には、個人差がある。たとえば、骨盤が小さいために肛門が便座から大きく下がっている者と、肛門が便座の高さと同じ位置に位置している者とを比べた場合、拭き取りアームの許容される上昇高さは、異なることとなる。後者の場合、前者に比べて、拭き取りアームを高く上昇させる必要がある。一方、前者の場合に、後者の高さまで拭き取りアームを上昇させると、必要以上に、前者の臀部を拭き取りアームが押し上げることとなる。拭き取りアームによって、過度に臀部に力が加えられてしまうと、肛門等の陰部を負傷する危険がある。また、モータに過負荷がかかってしまい、モータの破損につながる可能性もある。そのため、臀部拭き取り装置を実用化するに際しては、拭き取りアームによる拭き取り時の押し当て圧力の調整は不可欠な機能となる。
それゆえ、本発明は、拭き取り時に臀部にかかる圧力を調整することができる臀部拭き取り装置及びそれに用いられる臀部拭き取りアームを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような特徴を有する。本発明は、拭き取り材で臀部を拭くための臀部拭き取り装置によって動作が制御される臀部拭き取りアームであって、アーム部と、拭き取り材を臀部に押し当てるためのヘッド部と、臀部に押し当てられている際の力を検出する力検出部とを備えることを特徴とする。
好ましくは、力検出部は、ひずみゲージ、ロードセル、又は半導体圧力センサあるとよい。
好ましくは、臀部に押し当てられた際に、ヘッド部が力検出部に力を加えるように、力検出部が取り付けられているとよい。
好ましくは、ヘッド部は、拭き取り材を掴むための開閉部を含み、力検出部は、ヘッド部の開閉部に、取り付けられているとよい。
好ましくは、力検出部は、ヘッド部に取り付けられているとよい。
好ましくは、力検出部は、アーム部若しくはアーム部の近傍に取り付けられているとよい。
好ましくは、力検出部は、アーム部に取り付けられたひずみゲージであり、ひずみゲージは、アーム部が撓んだ際の歪みを検出することで、力を検出するとよい。
好ましくは、力検出部は、アーム部の根元部分に取り付けられたロードセルであり、ロードセルは、アーム部が撓んだ際にロードセルを押す力を検出することで、力を検出するとよい。
本発明は、上記いずれかに記載の臀部拭き取りアームを備える臀部拭き取り装置である。
本発明によれば、臀部拭き取りアームに力検出部を備えることで、ヘッド部を臀部に押し当てる力を制御することが可能となるので拭き取り時に臀部にかかる圧力を調整することができる臀部拭き取り装置及びそれに用いられる臀部拭き取りアームを提供することができる。
力検出部として、ひずみゲージ、ロードセル、又は半導体圧力センサを用いることで、精度よく圧力を検出することが可能となる。
ヘッド部が力検出部に圧力を加えるようにすることで、直接力検出部を臀部に当接させることがないので、ヘッド部を洗浄する際に、力検出部を洗浄しなくてもよくなる。よって、電気系統の防水が容易となる。
開閉部に力検出部を取り付けることで、開閉式のヘッド部においても、力の制御が可能となる。
ヘッド部に直接力検出部を取り付ける場合でも、圧力の検出が可能となる。
力検出部をアーム部若しくはアーム部の近傍に取り付けることで、ヘッド部に力検出部を取り付けなくてもよいので、ヘッド部を洗浄するなど、メンテナンス作業が容易となる。
たとえば、アーム部にひずみゲージを取り付けたり、根元にロードセルを取り付けたりすることで、簡易な構造で、力の検出が可能となるばかりか、ヘッド部の洗浄などのメンテナンス作業が容易となる。
本発明のこれら、及び他の目的、特徴、局面、効果は、添付図面と照合して、以下の詳細な説明から一層明らかになるであろう。
図1Aは、紙載せガイド7を利用した臀部拭き取り装置1の機能的構成を示すブロック図である。 図1Bは、ヘッド部41に開閉部43を用いたときの臀部拭き取り装置1の機能的構成を示すブロック図である。 図2Aは、図1Aに示す臀部拭き取り装置1の概略的な機構を示す平面図である。 図2Bは、図1Bに示す臀部拭き取り装置1の概略的な機構を示す平面図である。 図3は、便器11、便座12、温水洗浄装置10、及び補高部13の関係を示す側面図である。 図4Aは、実施例1に係る拭き取りアーム4の平面図である。 図4Bは、図4Aにおける拭き取りアーム4の正面図である。 図4Cは、図4Bにおけるヘッド部41の内部を示す断面図である。 図5Aは、実施例2に係る拭き取りアーム4の斜視図である。 図5Bは、図5Aにおけるヘッド部41を透明として内部を分かるようにした拭き取りアーム4の斜視図である。 図6は、実施例3に係る拭き取りアーム4のヘッド部41の断面図である。 図7Aは、アーム部44又はその近傍に、圧力センサ42を取り付ける場合の機能的構成を示すブロック図である。 図7Bは、アーム部44又はその近傍に、圧力センサ42を取り付ける場合の機能的構成を示すブロック図である。 図8Aは、アーム部44に、力センサ42として、ひずみゲージ45を取り付けたときの側面図である。 図8Bは、アーム部44に、力センサ42として、ロードセル46を取り付けたときの側面図である。 図9は、アーム部44に掴み部50を設けた場合の拭き取りアーム4の側面図である。 図10は、アーム部44に掴み部50を設けた場合の他の拭き取りアーム4の側面図である。
図1Aは、紙載せガイド7を利用した臀部拭き取り装置1の機能的構成を示すブロック図である。図2Aは、図1Aに示す臀部拭き取り装置1の概略的な機構を示す平面図である。図3は、便器11、便座12、温水洗浄装置10、及び補高部13の関係を示す側面図である。紙載せガイド7については、特許文献40及び41で提案している構造である。具体的には、紙載せガイド7は、伸縮可能な機構を有しており、たとえば、伸縮可能な二本のレール7aと拭き取り材を載せる板7bからなる。紙載せガイド7は、紙載せガイド駆動部6によって、便座の左から右側に伸びることができるようになっており、たとえば、紙載せガイド7の下部をラック構造として、紙載せガイド駆動部6をピニオンとモータによって構成して、モータによってピニオンを回転させて、ラックを移動させることで、紙載せガイド7を左右に伸縮させることができる。紙載せガイド7に載置された拭き取り材は、便座の下から移動して、肛門の下辺りまで露出することとなる。そして、図2Aに示すように、拭き取り材の下から、拭き取りアーム4のヘッド部41が上がるように移動して、拭き取り材を持ち上げて、臀部に当接させて、拭き取りが行われる。図3に示すように、拭き取りアーム4のヘッド部41は、補高部13に設けられた間隙13aを介して、便器側に露出できるようになっている。
なお、補高部13は、必須ではなく、便座12の厚みを増して、間隙13aを便座12に設け、拭き取りアーム2が当該間隙13aから便器側に露出するようにしてもよい。また、便座12若しくは温水洗浄装置7を少し嵩上げし、その嵩上げによってできた便器11と便座12との隙間から拭き取りアーム2が露出するようにしてもよい。
すなわち、本発明は、補高部を用いる場合に限られない。そのため、たとえば、便座昇降装置を用いて、便器と便座との間隙を生じさせて、その間隙から拭き取りアームを便器側に露出させるような構造にも用いることができる。また、便器に穴を開けて、その穴から、拭き取りアームを便器側に露出させるような構造にも用いることができる。
図1Aにおいて、臀部拭き取り装置1は、紙載せガイド7及び紙載せガイド駆動部6に加えて、制御部2、拭き取りアーム駆動部3、拭き取りアーム4、及び操作部5を備える。拭き取りアーム4は、ヘッド部41と、力センサ42と、アーム部44とを備える。アーム部44の先端に肛門付近の形状に合わせたヘッド部41が取り付けられている。使用者による操作部5の操作に応じて、制御部2は、紙載せガイド駆動部6の動作や拭き取りアーム駆動部3の動作を制御する。制御部2は、力センサ42が検出した力に応じて、拭き取りアーム駆動部3の制御を調整する。拭き取りアーム駆動部3は、複数のモータからなり、拭き取りアーム4を前後、上下、又は左右に移動させることができる。
拭き取りアーム4を移動させるための機構は、種々考えられるが、たとえば、図2Aに示すように、拭き取りアーム駆動部3は、前後駆動用モータ31と、レール32と、レール上に摺動可能に設けられた台の上に設置されている左右回転用モータ33と、左右回転用モータ33に取り付けられている上下用モータ34とを含む。前後駆動用モータ31が回転することで、台がレール32上を摺動して、前後に拭き取りアーム4を移動させることができる。拭き取りアーム4は、根元部分が上下用モータ34に取り付けられている。収納時の原点位置では、拭き取りアーム4は、レール32と平行になるように配置されている。拭き取り時には、前後駆動用モータ31が回転して、拭き取りアーム4を前方に移動させて、その後、左右回転用モータ33が回転して、拭き取りアームを図2Aに示すように、便器側に露出させる。その後、上下用モータ34が回転して、拭き取りアーム4を斜め上に傾けて、ヘッド部41を上昇させて、拭き取り材を介して、臀部にヘッド部41を当接させて、拭き取りを実行する。拭き取りが終わると、上下用モータ34は、拭き取りアーム4を斜め下に傾けて、ヘッド部41を下降させて、拭き取り材を落下させる。その後、拭き取りアーム駆動部3の各モータが駆動して、拭き取りアーム4を元の収納位置に戻す。なお、紙載せガイド駆動部6は、拭き取り後、紙載せガイド7を逆に戻して、元の位置に収納する。
以上が、紙載せガイド7を利用した臀部拭き取り装置1の概略構造である。次に、ヘッド部41が拭き取り材を掴む構造を有する臀部拭き取り装置1の概略構造を説明する。
図1Bは、ヘッド部41に開閉部43を用いたときの臀部拭き取り装置1の機能的構成を示すブロック図である。図2Bは、図1Bに示す臀部拭き取り装置1の概略的な機構を示す平面図である。なお、図1B及び図2Bの臀部拭き取り装置1についても、図3を流用する。
図1Bにおいて、臀部拭き取り装置1は、制御部2と、拭き取りアーム駆動部3と、拭き取りアーム4と、操作部5と、自動給紙制御部8と、給紙部9とを備える。拭き取りアーム4は、ヘッド部41と、力センサ42と、開閉部43と、アーム部44とを備える。ヘッド部41は、拭き取りアーム駆動部3の制御に応じて、開閉する開閉部43を有する。開閉部43の形状は、肛門付近の形状に合わせた形状となっている。使用者による操作部5の操作に応じて、制御部2は、拭き取りアーム駆動部3の動作を制御する。また、制御部2は、力センサ42が検出した力に応じて、拭き取りアーム駆動部3の制御を調整する。
拭き取りアーム駆動部3は、複数のモータからなり、拭き取りアーム4を前後、上下、又は左右に移動させることができる。拭き取りアーム駆動部3の概略機構は、図2Bに示す通り、図2Aに示す拭き取りアーム駆動部3の概略機構と同様であるが、一点、ワイヤ牽引用モータ35を拭き取りアーム駆動部3が有する点が異なる。
開閉部43は、ワイヤで、ワイヤ牽引用モータ35と連結している。ワイヤ牽引用モータ35が、当該ワイヤを引っ張ったり、緩めたりすることで、開閉部43が開閉する仕組みになっている。開閉部43の上に、拭き取り材が載置されて、開閉部43が閉じることで、拭き取り材がヘッド部41に取り付けられることとなる。
給紙部9は、拭き取り材を自動的に、ヘッド部41の上に供給する装置である。たとえば、給紙部9は、ロール状のトイレットペーパーを送り出して、折りたたみ、所定の長さで切断することができる装置である。なお、厚みのある拭き取り材を使用する場合は、折りたたむことなく、給紙部9は、所定の長さで切断して、ヘッド部41の上に、拭き取り材を供給するとよい。給紙部9の制御は、自動給紙制御部8によって、行われる。自動給紙制御部8は、制御部2によって制御されている。拭き取り動作の指示が操作部5によって行われると、制御部2は、自動給紙制御部8に対して、給紙を指示する。それに応じて、自動給紙制御部8は、給紙部9の動作を制御して、折りたたまれて切断された拭き取り材を製作し、ヘッド部41の上に載置する。ヘッド部41の開閉部43の開閉の隙間に、図示しない紙取付部が挿入されることで、ヘッド部41に拭き取り材が挿入される。その後、開閉部43が閉じられて、ヘッド部41に拭き取り材が取り付けられることとなる。なお、給紙部9としては、上記に限らず、予め切断されている拭き取り材を一枚ずつヘッド部41の上に載置する装置が用いられてもよい。
拭き取り材が取り付けられた後は、図2Bに示すように、拭き取りアーム4が収納位置から露出位置まで移動させられて、拭き取りが実行される。拭き取り完了後は、ワイヤ牽引用モータ35によって、開閉部43の牽引が緩められる。開閉部43には、常時開く方向にばねが取り付けられているため、ワイヤの牽引が緩められると拭き取り材が開閉部43から外れやすくなる。上下用モータ34によって、拭き取りアーム4を下に傾けることで、拭き取り材が落下し、その後、拭き取りアーム駆動部3によって、拭き取りアーム4が元の収納位置に戻される。なお、開閉部43の構造は、種々考えられ、本発明を限定するものではない。
以上が、拭き取り材をヘッド部41で掴む場合の臀部拭き取り装置1の機構の概略である。
本発明は、紙載せガイド7を用いる臀部拭き取り装置1にも、ヘッド部41で拭き取り材を掴む臀部拭き取り装置1にも用いることができるものである。いずれの場合でも、拭き取りアーム4に、力センサ42を備えておくこととする。力センサ42は、臀部にヘッド部41が押し当てられているときの力を検出して、制御部2に、検出した力に関する信号を送る。制御部2は、力センサ42からの信号を受け取って、拭き取り時に加えられている力が、所定の力を超えていないか、所定の力の範囲内に入っているかなどを判断して、適切な力で、ヘッド部41が臀部に当接するように、拭き取りアーム駆動部3の動作を制御する。
制御部2による制御方法として、たとえば、力センサ42からの信号によって、所定の力を超えている(拭き取りの力が強すぎる)と制御部2が判断した場合、制御部2は、拭き取りアーム駆動部3を制御して、ヘッド部42を下に下げる。また、逆に、力センサ42からの信号によって、所定の力以下になっている(拭き取りの力が弱すぎる)と制御部2が判断した場合、制御部2は、拭き取りアーム駆動部3を制御して、ヘッド部42を上に下げる。これにより、所定の力を超えている場合に、ヘッド部41の当接力を弱め、ヘッド部41を所定の力の範囲内で当接させることが可能となる。制御方法は、これらに限るものではないが、力センサ42が検出した力に応じて、制御部2は、拭き取りアーム駆動部3を制御して、拭き取りアーム4による拭き取りの力加減を調整する。
力センサ42としては、たとえば、ひずみゲージや、ロードセル、半導体圧力センサなどを用いることができるが、これらに限られるものではなく、ヘッド部41が押し当てらえている力を検出できるものであれば、どのような力センサであってもよい。なお、センサという用語を使用することによって、発明の範囲が狭く解釈されることがないよう、本発明では、力を検出できるものを総称して力検出部をいうこととする。
次に、拭き取りアーム4に具体的にどのようにして力センサ42を取り付けるかについて、複数の実施例を説明することとする。
図4Aは、実施例1に係る拭き取りアーム4の平面図である。図4Bは、図4Aにおける拭き取りアーム4の正面図である。図4Cは、図4Bにおけるヘッド部41の内部を示す断面図である。拭き取りアーム4のアーム部44は、撓みやすい金属板や樹脂板等で形成されている。アーム部44の先端に、T字状になるように、回転軸44aが取り付けられている。回転軸44aは、ヘッド部41に設けられた穴41aに挿入されている。これにより、アーム部44が上に傾いた際に、ヘッド部41が回動して、水平を保ち、肛門付近に適切に当接するようになる。
アーム部44の先端に、力センサ42が取り付けられている。力センサ42からの配線42aは、アーム部44の内部を通って、制御部2に電気的につながっている。なお、適宜、力センサ42の電気系統は防水加工を施しておくとよい。防水加工により、ヘッド部41の洗浄が可能となる。
ヘッド部41の内部には、突出部44bが設けられており、突出部44bは、力センサ42と接触する位置に設けられている。穴41aと回転軸44aとの間には、若干隙間が設けられている。そのため、ヘッド部41が臀部に当接する際に、突出部44bが力センサ42に加える力は、当接する力の強弱に応じて、増減することとなる。当接する力が強ければ、突出部44bが、力センサ42に加える圧力が強くなるので、制御部2は、ヘッド部41が強く当接していると認識することができる。一方、当接する力が弱ければ、突出部44bが力センサ42に加える圧力が弱くなるので、制御部2は、ヘッド部41が弱く当接していると認識することができる。
図5Aは、実施例2に係る拭き取りアーム4の斜視図である。図5Bは、図5Aにおけるヘッド部41を透明として内部を分かるようにした拭き取りアーム4の斜視図である。アーム部44の先端に、回転軸44aが取り付けられており、回転軸44aが穴41aに回動可能に挿入されている。図5Bに示すように、ヘッド部41の下部に、力センサ42が取り付けられている。図4A乃至図4Cでは、ヘッド部41全体が回転軸44aに対して、若干の隙間を設けて取り付けられていたが、それとは異なり、図5A及び図5Bでは、ヘッド部41の上部分41b(図5Bにおいて透明に表記した部分)が、ヘッド部41の下部分41c(図5Bにおいて不透明に表記した部分)に対して、若干の隙間を設けて、ゆるみがあるように、ヘッド部41に取り付けられている。そして、ヘッド部41の上部分41bと下部分41cとの間に、力センサ42を設けている。これにより、ヘッド部41が臀部に当接した際、上部分41bが力センサ42に接触して、当接している力を検出することができる。そして、制御部2は、力センサ42が検出した信号に応じて、拭き取りアーム駆動部3の動作を制御して、ヘッド部41が臀部に当接する力を制御することとする。
このように、図4A乃至図4C並びに図5A及び図5Bに示すように、ヘッド部41が力センサ42に力を加えるように力センサを取り付けることで、ヘッド部41が臀部に押し当てられた際の力を検出することが可能となる。
図6は、実施例3に係る拭き取りアーム4のヘッド部41の断面図である。図6では、開閉部43を有するヘッド部41の実施例について説明する。図6において、ヘッド部41の上部には、開閉部43a、43bが設けられている。図面上右側の開閉部43aは、アーム部44を貫通しているワイヤ43cによって、図面上左右に摺動可能な構造となっている。図示しないバネによって、開閉部43aは、常に、開く方向に力が加えられているものとする。ワイヤ43cを牽引すれば、開閉部43aは、左側の開閉部43b側に引き寄せられる。これにより、ヘッド部41に載置された拭き取り材を開閉部43が掴むことができる。ワイヤ部43cの牽引が緩められれば、バネによって、開閉部43aが図上右側に移動することとなるので、拭き取り材の掴みが解除される。ここでは、力センサ42は、開閉部43の内、摺動しない方の開閉部43bに取り付けられているとする。たとえば、ロードセルなどを力センサに用いて、開閉部43bの中に埋め込むことで、ヘッド部41が当接する際の力を検出することが可能となる。このように、力センサ42を開閉部43に取り付けることによっても、ヘッド部41が臀部に押し当てられた際の力を検出することが可能となる。
なお、ワイヤの牽引による開閉部の開閉以外に、ロッドを押し引きしたり、ロッドを回転させることによって、開閉部を開閉させるような機構が備わっていてもよい。ロッドを押し引きするために、電磁ソレノイドや直動式モータが用いられるとよい。その場合、ロッドの押し引きによって、ヘッドを回転させる歯車等の機構がヘッド部41内に備わっているとよい。ロッドを回転させるためには、モータが用いられるとよいが、その場合、ロッドの回転運動を開閉部の開閉運動に変換する歯車等の機構がヘッド部41内に備わっているとよい。
なお、図6では、開閉部43を用いることとしているが、開閉部43を用いない構造の場合、ヘッド部41の上面に、ロードセルなどの力センサを埋め込むことで、ヘッド部41に力センサを取り付け、ヘッド部41が臀部に押し当てられた際の力を検出するようにしてもよい。
(変形例)
力検出部の設置場所は、ヘッド部41内に限られるものではない。アーム部44やアーム部44の近傍に、力検出部が設けられてもよく、以下、その場合の変形例について説明する。
図7A及び図7Bは、アーム部44又はその近傍に、圧力センサ42を取り付ける場合の機能的構成を示すブロック図である。ここで、アーム部44の近傍とは、アーム部44に接触していないものの、アーム部44に力が加わることによって、撓むなどして変形した場合に、その変形によって、力を検出することが出来る程度の近さに、圧力センサ42が配置されているという意味である。図7A及び図7Bにおいて、図1A及び図1Bと異なるのは、力センサ42を、ヘッド部41外に表示した点であり、それ以外は、図1A及び図1Bと同様である。図7A及び図7Bに示すように、力センサ42は、ヘッド部41外に設けてもよく、その設置場所は、特に限定されない。たとえば、アーム部44に取り付けてもよいし、アーム部44からは少し離して取り付けてもよい。以下、具体的に例示しながら説明する。
図8Aは、アーム部44に、力センサ42として、ひずみゲージ45を取り付けたときの側面図である。図8Aにおいて、図4Bに示す部分と同様の機能を有する部分については、同一の参照符号を付し、説明を省略する。図8Aでは、ひずみゲージ45がアーム部44に取り付けられている。そのため、ヘッド部41が臀部に当接すると、当接の圧力に応じて、アーム部44が歪むこととなる。ひずみゲージ45は、そのひずみを検出することで、拭き取りアーム4が臀部に当接している際の力を検出することができる。このように、アーム部44にひずみゲージ45を取り付けることで、ヘッド部41に電気配線を配置しなくてもよくなり、ヘッド部41を洗浄するなど、メンテナンス作業が容易となる。
図8Bは、アーム部44に、力センサ42として、ロードセル46を取り付けたときの側面図である。図8Bにおいて、図4Bに示す部分と同様の機能を有する部分については、同一の参照符号を付し、説明を省略する。図8Cでは、ロードセル46がアーム部44の近傍に取り付けられている。ここでは、アーム部44の根元部分に、ロードセル46が固定されており、アーム部44が撓むと、アーム部44がロードセル46を押すことで、ロードセル46がその押す力を検出することができ、アーム部44に加わっている力を検出することができるようになっている。このように、アーム部44の根元にロードセル46を取り付けることで、ヘッド部41に電気配線を配置しなくてもよくなり、ヘッド部41を洗浄するなど、メンテナンス作業が容易となる。
したがって、図8A及び図8Bに示すように、力検出部は、アーム部44若しくはその近傍に設けられていてもよい。
なお、拭き取り材を拭き取りアームに取り付ける構造は、開閉部43による構造に限られない。たとえば、ヘッド部41は開閉せずに、アーム部44に、拭き取り材を掴むための掴み部を有するような拭き取りアームが用いられてもよい。そして、そのような拭き取りアームに対して、ヘッド部41に力検出部を備えるか、若しくは、アーム部44及びその近傍に力検出部を備えるとよい。以下、アーム部44に掴み部を設ける場合の構造の例について説明する。
図9は、アーム部44に掴み部50を設けた場合の拭き取りアーム4の側面図である。図9の上図に示すように、軸51を中心に回動可能な掴み部50をアーム部44に取り付けておく。そして、軸51及び根元側の軸53に、プーリーや歯車等を取り付けておき、それらに、タイミングベルト52をかける。軸53を図示しないモータ等で回転させることで、掴み部50を上下に揺動させることができる。図9の下図に示すように、タイミングベルト52の回転によって、掴み部50を下げることで、拭き取り材を掴み部50が掴むことができる。排紙時は、掴み部50を上げるようにタイミングベルト52を回転させて、拭き取りアーム4を根元側のモータで下方に傾けるか若しくは反転させるかして、拭き取り材を排紙する。図9に示すような拭き取りアーム4に対しても、ヘッド部41、アーム部44、又は、アーム部44の近傍に力検出部を設けることで、拭き取りアーム4が臀部を拭き取っている際の力を検出することが可能となる。
図10は、アーム部44に掴み部50を設けた場合の他の拭き取りアーム4の側面図である。図10の上図に示すように、軸51を中心に回動可能な掴み部50をアーム部44に取り付けておく。そして、掴み部50の下部をロッド54で押し引きすることで、掴み部50を上下に揺動させることができる。ロッド54の押し引きには、根元部分の電磁ソレノイドや直動式モータなどのロッド駆動部55が用いられる。ロッド54を引くことで、掴み部50を下げることができ、ロッド54を押すことで、掴み部50を上げることができる。排紙については、図9の場合と同様である。このように、図10に示すような拭き取りアーム4に対しても、ヘッド部41、アーム部44、又は、アーム部44の近傍に力検出部を設けることで、拭き取りアーム4が臀部を拭き取っている際の力を検出することが可能となる。
なお、図9及び図10では、ロードセル46を用いた場合を図示しているが、図4Bに示すように力センサ42を配置してもよいし、図8Aに示すようにひずみゲージ45を配置してもよいことは言うまでもない。
以上、本発明の実施形態において、拭き取りアームに力センサを備えることで、ヘッド部41を臀部に押し当てる力を制御することが可能となるので、拭き取り時に臀部にかかる圧力を調整することができる臀部拭き取り装置が提供可能となる。
以上、本発明を詳細に説明してきたが、前述の説明はあらゆる点において本発明の例示にすぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。本明細書に開示されている発明の構成要件は、それぞれ独立に単独した発明として成立するものとする。各構成要件をあらゆる組み合わせ方法で組み合わせた発明も、本発明に含まれることとする。
本発明は、臀部拭き取り装置であり、産業上利用可能である。
1 臀部拭き取り装置
2 制御部
3 拭き取りアーム駆動部
31 前後駆動用モータ
32 レール
33 左右回転用モータ
34 上下用モータ
35 ワイヤ牽引用モータ
4 拭き取りアーム
41 ヘッド部
41a 穴
41b ヘッド部の上部分
41c ヘッド部の下部分
42 力センサ(力検出部)
42a 配線
43,43a,43b 開閉部
43c ワイヤ
44 アーム部
44a 回転軸
44b 突出部
45 ひずみゲージ
46 ロードセル
5 操作部
50 掴み部
51,53 軸
52 タイミングベルト
54 ロッド
55 ロッド駆動部
6 紙載せガイド駆動部
7 紙載せガイド
7a 伸縮可能レール
7b 拭き取り材載せ板
8 自動給紙制御部
9 給紙部
10 温水洗浄装置
11 便器
12 便座
13 補高部
13a 間隙

Claims (9)

  1. 拭き取り材で臀部を拭くための臀部拭き取り装置によって動作が制御される臀部拭き取りアームであって、
    アーム部と、
    前記拭き取り材を前記臀部に押し当てるためのヘッド部と、
    前記臀部に押し当てられている際の力を検出する力検出部とを備えることを特徴とする、臀部拭き取りアーム。
  2. 前記力検出部は、ひずみゲージ、ロードセル、又は半導体圧力センサあることと特徴とする、請求項1に記載の臀部拭き取りアーム。
  3. 前記臀部に押し当てられた際に、前記ヘッド部が前記力検出部に力を加えるように、前記力検出部が取り付けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の臀部拭き取りアーム。
  4. 前記ヘッド部は、前記拭き取り材を掴むための開閉部を含み、
    前記力検出部は、前記ヘッド部の前記開閉部に、取り付けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の臀部拭き取りアーム。
  5. 前記力検出部は、前記ヘッド部に取り付けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の臀部拭き取りアーム。
  6. 前記力検出部は、前記アーム部若しくは前記アーム部の近傍に取り付けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の臀部拭き取りアーム。
  7. 前記力検出部は、前記アーム部に取り付けられたひずみゲージであり、
    前記ひずみゲージは、前記アーム部が撓んだ際の歪みを検出することで、前記力を検出することを特徴とする、請求項1に記載の臀部拭き取りアーム。
  8. 前記力検出部は、前記アーム部の根元部分に取り付けられたロードセルであり、
    前記ロードセルは、前記アーム部が撓んだ際に前記ロードセルを押す力を検出することで、前記力を検出することを特徴とする、請求項1に記載の臀部拭き取りアーム。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の臀部拭き取りアームを備えることを特徴とする、臀部拭き取り装置。
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