JP2017224849A - レーザ素子およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザチップによって放出されたレーザ光を、できる限り正確にレンズの光軸に入射するレーザー素子および製造方法を提供する。【解決手段】本レーザ素子は、レンズ支持表面と、レンズ支持表面に対して高くなっているチップ支持表面とを有するキャリアを備えている。レンズ支持表面には光学レンズが配置されている。チップ支持表面にはレーザチップが配置されている。チップ支持表面およびレンズ支持表面は、キャリアを構成している材料の連続的なセクションによって形成されている。キャリアがプラスチック材料を含む。チップキャリア表面が第1のメタライゼーションを備える。第1のメタライゼーションが、キャリアの第1のはんだ接触面に導電接続されている。レンズキャリア表面がメタライゼーションを備えており、メタライゼーションが第1のメタライゼーションに導電接続されている。【選択図】図4

Description

本発明は、特許請求項1に記載されているレーザ素子と、特許請求項9に記載されている、レーザ素子を製造する方法と、に関する。
端面発光レーザチップは、従来技術から公知である。このようなレーザチップは、放出方向に垂直に向いた空間方向(速軸)において比較的大きなビーム発散を有する。多くの用途においては、レーザチップによって放出されたレーザ放射をコリメートレンズによって集める必要がある。この場合、レーザチップによって放出されたレーザ光が、できる限り正確にレンズの光軸に入射する必要がある。したがって、一般的にはレンズの半径が端面発光レーザチップの高さよりも大きい。この理由のため、レーザチップはコリメートレンズに対して高い位置に配置しなければならない。レーザチップおよびコリメートレンズを備えた公知の統合型レーザ素子(レーザパッケージ)においては、この目的のため、個別に作製された基台(サブマウント)の上にレーザチップが配置される。しかしながら、基台の作製と、基台を取り付けるために必要な追加の工程ステップとによって、このようなレーザ素子の製造コストが増大する。
本発明の目的は、レーザ素子を提供することである。この目的は、請求項1の特徴を有するレーザ素子によって達成される。本発明のさらなる目的は、レーザ素子を製造する方法を提供することである。この目的は、請求項9の特徴を有する方法によって達成される。従属請求項には、さまざまな修正形態が開示されている。
本レーザ素子はキャリアを備えており、このキャリアは、レンズキャリア表面と、レンズキャリア表面に対して高くなっているチップキャリア表面とを有する。光学レンズは、レンズキャリア表面に配置されている。レーザチップは、チップキャリア表面に配置されている。チップキャリア表面およびレンズキャリア表面は、キャリアの均一な材料による連続的なセクションによって形成されている。キャリアは、プラスチック材料を含む。このレーザ素子においては、たとえ光学レンズの半径がレーザチップの高さよりも大きい場合にも、レーザチップによって放出されたレーザ光が光学レンズの光軸に入射することができるように、レーザチップは、光学レンズに対して高い位置に配置されており、これは有利である。キャリアは、均一な材料による連続した一体部材として形成されているため、経済的に作製することができる。レーザチップを高い位置に配置するための追加の基台が必要なく、これは有利である。したがって、このような基台による公差が発生することもなく、これは有利である。キャリアを一体的に形成することにより、さらに、レーザ素子の実装が単純化され、これは有利である。キャリアをプラスチック材料から形成することによって、MID(成形回路部品)技術法によってキャリアを作製することが可能になる。光学レンズは、市販されている標準的な部品とすることができ、これは有利である。
本レーザ素子の一実施形態においては、本レーザ素子は、表面実装可能なSMD素子として構成されている。これにより、例えばリフローはんだ付けを使用して、本レーザ素子を表面実装することができ、これは有利である。
本レーザ素子の一実施形態においては、チップキャリア表面とレンズキャリア表面は、互いに平行な向きにある。したがって、レーザチップと光学レンズの相互の位置合わせが特に単純になり、これは有利である。
本レーザ素子の一実施形態においては、チップキャリア表面とレンズキャリア表面は、チップキャリア表面に垂直な向きにある端面によって、互いに結合されている。したがって、本レーザ素子のキャリアは、特に単純な幾何学形状を有し、これは有利である。
本レーザ素子の一実施形態においては、光学レンズは、端面に当接している。したがって、本レーザ素子の実装時に、光学レンズの正確なパッシブアライメントのための基準係止縁部(reference stop edge)として端面を使用することができ、これは有利である。したがって、本レーザ素子の実装が単純化され、これは有利である。さらには、本レーザ素子の実装と、本レーザ素子の部分/部品の相互の位置合わせとが、特に高い精度で可能である。
本レーザ素子の一実施形態においては、光学レンズは、平凸シリンドリカルレンズとして構成されている。したがって、光学レンズを本レーザ素子の端面に特に簡単に位置合わせすることができ、これは有利である。さらに、平凸シリンドリカルレンズとして構成されている光学レンズは、コンパクトな外形寸法を有し、これは有利である。
本レーザ素子の一実施形態においては、光学レンズは、両凸シリンドリカルレンズとして構成されている。したがって、この光学レンズでは、レーザチップによって放出されるレーザ光の特に強い光コリメーション効果を得ることができ、したがって、レーザ光の大きな発散も補正することができる。
本レーザ素子の一実施形態においては、チップキャリア表面は第1のメタライゼーションを備えており、第1のメタライゼーションは、キャリアの第1のはんだ接触面に導電接続されている。したがって、レーザチップの電気コンタクトを第1のメタライゼーションに導電接続することができ、これは有利である。したがって、本レーザ素子のレーザチップに、第1のはんだ接触面を介して電気的に接触することができる。例えば、本レーザ素子は、表面実装可能なSMD素子として構成することができ、SMD素子には例えばリフローはんだ付けによって接触することができる。
本レーザ素子の一実施形態においては、レンズキャリア表面はメタライゼーションを備えており、このメタライゼーションは第1のメタライゼーションに導電接続されている。したがって、第1のメタライゼーションは、キャリアの外面上に延在するメタライゼーションを介して第1のはんだ接触面に導電接続されており、したがって、本レーザ素子は、特に簡単かつ経済的に製造することができる。
本レーザ素子の一実施形態においては、チップキャリア表面は、第2のメタライゼーションを備えており、第2のメタライゼーションは、キャリアの第2のはんだ接触面に導電接続されている。したがって、レーザチップの電気コンタクトを第2のメタライゼーションに導電接続することができ、これは有利である。したがって、本レーザ素子のレーザチップに、第2のはんだ接触面および第2のメタライゼーションを介して電気的に接触することができる。例えば、本レーザ素子は、表面実装可能なSMD素子として構成することができ、SMD素子には例えばリフローはんだ付けによって接触することができる。
本レーザ素子の一実施形態においては、本レーザ素子はカバーを備えている。この場合、レーザチップおよび光学レンズは、キャリアとカバーとの間に配置されている。レーザチップおよび光学レンズは、機械的な損傷に対してカバーによって保護されており、これは有利である。このようにすることで、本レーザ素子は、ピックアンドプレース法によって自動的な方法で簡単かつ経済的に実装することができ、これは有利である。
カバーは、少なくとも一部分が、レーザチップによって放出されるレーザ放射に対して透明である。したがって、レーザチップによって放出されるレーザ放射のうちの少量がカバーによって吸収されるのみであり、したがって発生する損失は小さく、これは有利である。
レーザ素子を製造する方法は、レンズキャリア表面と、レンズキャリア表面に対して高くなっているチップキャリア表面とを有するキャリアを、射出成形法によって形成するステップと、チップキャリア表面にレーザチップを配置するステップと、レンズキャリア表面に光学レンズを配置するステップと、を含む。この方法は、簡単かつ経済的に実施することができ、これは有利である。レンズキャリア表面およびチップキャリア表面を有するキャリアの一体的な構造によって、レーザチップを収容するための基台を配置する追加の作業ステップが不要である。レーザチップの配置および光学レンズの配置は、従来の標準的な工程によって行うことができ、これは有利である。本方法によって得ることのできるレーザ素子においては、たとえレンズがレーザチップの高さよりも大きい半径を有するように構成されている場合にも、レーザチップによって放出されたレーザ光が光学レンズの光軸に入射することができるように、レーザチップが光学レンズに対して高い位置に配置されており、これは有利である。
本方法の一実施形態においては、チップキャリア表面に垂直な向きにあり、かつチップキャリア表面をレンズキャリア表面に結合する端面、を有するように、キャリアを構成する。この場合、光学レンズは、この端面に当接した状態で配置する。このようにすることで、小さいコストで光学レンズをキャリアに対して高い精度で位置決めすることができ、これは有利である。このようにすることで、レーザチップに対する光学レンズの正確な向きも得ることができ、したがって、本方法によって得られるレーザ素子は、高い品質の光学特性を有することができ、これは有利である。
本方法の一実施形態においては、本方法は、チップキャリア表面にメタライゼーションを形成するさらなるステップ、を含む。このメタライゼーションを使用してレーザチップを電気的に接続することができ、したがって、レーザチップの電気的接続を特に簡単に構築することができ、これは有利である。
本方法の一実施形態においては、キャリアを形成するステップとメタライゼーションを形成するステップは、MID法によって実行する。このようなMID(成形回路部品)技術法では、簡単かつ経済的に大量生産を行うことができ、キャリアおよびメタライゼーションの幾何学形状も大きな自由度の中で選択することができ、これは有利である。
本方法の一実施形態においては、本方法は、キャリアの上にカバーを配置するさらなるステップ、を含む。この場合、レーザチップおよび光学レンズが、キャリアとカバーとの間に囲まれる。レーザチップおよび光学レンズは、カバーの下に囲まれていることによって、機械的な損傷に対して保護され、これは有利である。したがって、本方法によって得ることのできるレーザ素子は、ピックアンドプレース法による自動的な実装に適している。
以下では、例示的な実施形態について、概略的に表現した図面を参照しながら、さらに詳しく説明する。本発明の上述した特性、特徴、および利点と、これらが達成される方法は、以下の説明からより明確かつ包括的に理解されるであろう。
第1のレーザ素子の斜視図を示している。 第1のレーザ素子の部分的側断面図を示している。 第2のレーザ素子の斜視図を示している。 第2のレーザ素子の部分的側断面図を示している。 第3のレーザ素子の斜視図を示している。 第3のレーザ素子の部分的側断面図を示している。
図1は、第1のレーザ素子10のやや概略的な斜視図を示している。図2は、第1のレーザ素子10の概略的な部分的側断面図を示している。第1のレーザ素子10は、レーザパッケージとも称される。
第1のレーザ素子10は、キャリア100を備えている。キャリア100は、MID(成形回路部品)技術法によって作製することができる。キャリア100は、例えば射出成形法または別の成形法によって作製される電気的絶縁体(例えばプラスチック材料、特に、例えばポリフタルアミド(PPA)を含む)を備えている。キャリア100のボディは、複数のその外面において、例えば電解法によって金属化されている。メタライゼーションを形成するステップは、例えば、複数のサブステップを含む工程において実行することができる。この場合、第1のステップにおいて、キャリア100の電気的絶縁体を、その表面全体にわたり金属化する。次いで、キャリア100の表面の領域のうち、メタライゼーションを形成しないように意図された領域において、薄いメタライゼーションを除去する。第3のステップにおいて、メタライゼーションの残りの部分を、例えば電解法によって厚くする。
第1のレーザ素子10のキャリア100は、レンズキャリア表面110およびチップキャリア表面120を有する。レンズキャリア表面110およびチップキャリア表面120は、互いに平行な向きにある。チップキャリア表面120は、レンズキャリア表面110に対して高くなっている。第1のレーザ素子10のキャリア100のレンズキャリア表面110およびチップキャリア表面120は、均一な材料によって連続的に形成されている。
レンズキャリア表面110は、端面130を介して、チップキャリア表面120に結合されている。キャリア端面130は、レンズキャリア表面110およびチップキャリア表面120に対して垂直な向きにある。レンズキャリア表面110、チップキャリア表面120、および端面130は、それぞれ方形形状を有する。
キャリア100は、さらに、前側外面140および裏側外面150を有する。前側外面140は、端面130に平行な向きにあり、端面130とはレンズキャリア表面110の反対側の端部においてレンズキャリア表面110から下方に延在している。裏側外面150は、端面130とは反対側の端部においてチップキャリア表面120から下方に延在しており、チップキャリア表面120に垂直な向きにある。キャリア100は、さらに、下面160を有する。下面160は、チップキャリア表面120およびレンズキャリア表面110に平行に配置されているが、レンズキャリア表面110およびチップキャリア表面120が面している空間方向とは反対側の空間方向に面している。前側外面140は、下面160をレンズキャリア表面110に結合している。裏側外面150は、下面160をチップキャリア表面120に結合している。
キャリア100は、第1のメタライゼーション170を有する。第1のメタライゼーション170は、導電性材料を含む。第1のメタライゼーション170は、上述したMID(成形回路部品)技術法によって形成することができる。第1のメタライゼーション170は、レンズキャリア表面120に配置されている第1のセクション171と、端面130の上に延在している第2のセクション172と、レンズキャリア表面110に配置されている第3のセクション173と、前側外面140の上に延在している第4のセクション174と、キャリア100の下面160に配置されている第5のセクション175と、を備えている。第1のメタライゼーション170のこれらのセクション171,172,173,174,175は、連続的に構成されており、中断のない導電接続部を形成している。第1のメタライゼーション170の第5のセクション175は、第1のレーザ素子10の第1のはんだ接触面190を形成している。
第1のメタライゼーション170は、図1および図2の例に示した形態とは異なるように構成することも可能である。重要なことは、第1のメタライゼーション170が、チップキャリア表面120に配置されている第1のセクション171と、下面160に配置されており第1のはんだ接触面190を形成する第5のセクション175とを備えていればよい。第1のメタライゼーション170の第1のセクション171と第5のセクション175は、互いに導電接続されていなければならない。しかしながら、第1のメタライゼーション170の第1のセクション171と第5のセクション175との間の導電接続部は、必ずしもキャリア100の端面130、レンズキャリア表面110、および前側外面140の上に延在している必要はない。
キャリア100は、さらに、第2のメタライゼーション180を有する。第2のメタライゼーション180は、導電性材料を含む。第2のメタライゼーション180は、上述したMID(成形回路部品)技術法によって形成することができる。第2のメタライゼーション180は、キャリア100のチップキャリア表面120に配置されている第1のセクション181と、裏側外面150の上に延在している第2のセクション182と、キャリア100の下面160に配置されている第3のセクション183とを備えている。第2のメタライゼーション180のこれらのセクション181,182,183は、互いに導電接続されている。第2のメタライゼーション180の第3のセクション183は、第2のはんだ接触面195を形成している。第2のメタライゼーション180の第1のセクション181と第3のセクション183は、裏側外面150の上に延在している第2のセクション182を介する以外の方法で、互いに導電接続することもできる。第1のメタライゼーション170と第2のメタライゼーション180は、互いに電気的に絶縁されている。
第1のレーザ素子10のキャリア100の下面160における第1のはんだ接触面190および第2のはんだ接触面195は、表面実装技術の方法(SMT法)によって第1のレーザ素子10を電気的に接続するのに適している。例えば、リフローはんだ付けによって、第1のはんだ面190および第2のはんだ面195に電気的に接触することができる。したがって、第1のレーザ素子10は、表面実装可能なSMD(表面実装デバイス)素子を形成している。
第1のレーザ素子10のキャリア100のチップキャリア表面120の上の第1のメタライゼーション170の第1のセクション171の上には、レーザチップ200が配置されている。レーザチップ200は半導体レーザチップである。レーザチップ200は、上面201と、上面201とは反対側の下面202とを有する。
レーザチップ200の上面201および下面202には、レーザチップ200に電気的に接触するための電気コンタクトがそれぞれ配置されている。レーザチップ200の下面202は、チップキャリア表面120の側にあり、導電性の第1の固定材料210によって第1のメタライゼーション170の第1のセクション171に結合されている。第1の固定材料210は、第1のメタライゼーション170と、レーザチップ200の下面202に配置されている電気コンタクトとの間に導電接続部を形成する。第1の固定材料210は、例えば、導電性接着剤とすることができる。第1の固定材料210は、リフローはんだ付けによって第1のレーザ素子10を表面実装するときに発生する温度に損傷することなく耐えるような、高い熱的安定性であるように構成されていることが好ましい。レーザチップ200は、チップキャリア表面120の上の第1のメタライゼーション170の第1のセクション171の上に、従来のダイボンディング法によって固定することができる。
レーザチップ200の上面201に配置されている、レーザチップ200の電気コンタクトは、キャリア100のチップキャリア表面120の上の第2のメタライゼーション180の第1のセクション181に、複数のボンディングワイヤ220によって導電接続されている。ボンディングワイヤ220は、従来のワイヤボンディング法によって配置することができる。
レーザチップ200は放出面203を有し、この放出面203は、上面201を下面202に結合している、レーザチップ200の側面によって形成されている。レーザチップ200は、その放出面203においてレーザ光を放出する目的で構成されている。この場合、レーザチップ200は、端面発光型レーザとして構成されている。レーザ放射の放出は、レーザチップ200の上面201に近い放出面203において起こる。
第1のレーザ素子10は、さらに、両凸シリンドリカルレンズ300を有する。両凸シリンドリカルレンズ300は、結像光学レンズである。両凸シリンドリカルレンズ300は、レーザチップ200によって放出されるレーザ放射に対して透明である材料からなる。図示した例においては、両凸シリンドリカルレンズ300は、円盤形状の断面を有する円柱形状を有する。しかしながら、両凸シリンドリカルレンズ300は、異なる両凸断面を有することもできる。
両凸シリンドリカルレンズ300の縦軸線は、キャリア100の端面130とチップキャリア表面120との間の結合縁部に平行な向きにある。両凸シリンドリカルレンズ300は、レンズキャリア表面110に配置されており、第2の固定材料310によって固定されている。第2の固定材料310は、例えば、接着剤とすることができる。第2の固定材料310は、リフローはんだ付けによって第1のレーザ素子10を表面実装するときに発生する温度に損傷することなく耐えるような、高い熱的安定性であるように構成されていることが好ましい。両凸シリンドリカルレンズ300は、従来の方法によってレンズキャリア表面110に配置することができる。
レーザチップ200の放出面203は、両凸シリンドリカルレンズ300の方に面している。キャリア100のチップキャリア表面120とレンズキャリア表面110の間の高さの差と、レーザチップ200の下面202と上面201との間の厚さと、両凸シリンドリカルレンズ300の直径は、本レーザ素子10の動作時にレーザチップ200の放出面203において放出されるレーザ光が、両凸シリンドリカルレンズ300の光軸の高さにおいて両凸シリンドリカルレンズ300に入射するように、互いに構成されている。レーザチップ200によって放出されるレーザ光は、発散光230としてレーザチップ200から出射する。発散光230は、両凸シリンドリカルレンズ300に入射し、両凸シリンドリカルレンズ300の縦軸線に垂直な向きにある平面内で両凸シリンドリカルレンズ300によって集光されてコリメート光330が形成され、この光が両凸シリンドリカルレンズ300から平行光として出射する。
第1のレーザ素子10のキャリア100のレンズキャリア表面110に両凸シリンドリカルレンズ300を取り付けるとき、端面130、もしくは、端面130とチップキャリア表面120との間の縁部、またはその両方を、両凸シリンドリカルレンズ300を位置合わせするための基準として使用することができる。例えば、両凸シリンドリカルレンズ300を、端面130、または端面130とチップキャリア表面120との間の縁部に当接した状態で、レンズキャリア表面110に配置することができる。しかしながら、図1および図2に示した両凸シリンドリカルレンズ300を、端面130から離れた位置において、レンズキャリア表面110に配置することもできる。
第1のレーザ素子10のキャリア100は、その前側外面140と裏側外面150との間の長さとして例えば3.5mmを有することができる。この長さを横切る方向においては、キャリア100は、例えば2mmの幅を有することができる。レーザチップ200は、例えば600μmの辺長を有することができる。
図3は、第2のレーザ素子20の概略斜視図を示している。図4は、第2のレーザ素子20の概略的な部分的側断面図を示している。第2のレーザ素子20は、図1および図2の第1のレーザ素子10と基本的に同じである。図3および図4において、対応する部分/部品には、図1および図2と同じ参照符号を付してあり、以下では詳しい説明を繰り返さない。
第2のレーザ素子20は、第1のレーザ素子10とは異なり、両凸シリンドリカルレンズ300の代わりに平凸シリンドリカルレンズ400を有する。平凸シリンドリカルレンズ400は、円柱状に構成されており、平面410および凸面420を有する平凸状の断面を有する。平凸シリンドリカルレンズ400は、例えば、ほぼ半円の円盤状の断面を有することができる。
平凸シリンドリカルレンズ400は、第2のレーザ素子20のレンズキャリア表面110に、第2の固定材料310によって固定されている。キャリア100のレンズキャリア表面110に平凸シリンドリカルレンズ400を取り付けるステップは、従来の標準的な方法によって実行することができる。平凸シリンドリカルレンズ400の平面410は、キャリア100の端面130に当接している。端面130は、平凸シリンドリカルレンズ400を取り付けるときに平凸シリンドリカルレンズ400を調整するための機械的な係止部として使用される。しかしながら、平凸レンズ400を端面130から離れた位置においてキャリア100のレンズキャリア表面110に配置することも可能である。
第2のレーザ素子20の平凸シリンドリカルレンズ400は、第1のレーザ素子10の両凸シリンドリカルレンズ300と同様に、コリメート光330を形成する目的で、レーザチップ200によって放出された発散レーザ光230を集光するために使用されている。平凸シリンドリカルレンズ400の平面410に面している、レーザチップ200の放出面203から出射する発散光230は、平凸シリンドリカルレンズ400の平面410に入射し、平凸シリンドリカルレンズ400の凸面420において、コリメート光330として平凸シリンドリカルレンズ400から放出される。
図5は、第3のレーザ素子30の概略斜視図を示している。図6は、第3のレーザ素子30の概略的な部分的側断面図を示している。第3のレーザ素子30は、図1および図2の第1のレーザ素子10と基本的に同じである。図5および図6において、対応する部分/部品には、図1および図2と同じ参照符号を付してあり、以下では詳しい説明を繰り返さない。
第3のレーザ素子30は、第1のレーザ素子10とは異なり、キャリア100の代わりにキャリア500を有する。キャリア500は、キャリア100と同様に、レンズキャリア表面110と、レンズキャリア表面110に対して高くなっているチップキャリア表面120とを有する。
レンズキャリア表面110と、高くなっているチップキャリア表面120の周縁部にカバー支持表面520が形成されている。カバー支持表面520は、レンズキャリア表面110と同じ高さを有する。レンズキャリア表面110およびカバー支持表面520に対して高くなっている台座部510の上に、高いチップキャリア表面120が配置されている。台座部510の端面130は、レンズキャリア表面110およびチップキャリア表面120に垂直な向きにあり、レンズキャリア表面110をチップキャリア表面120に結合している。端面130は、台座部510の側面を形成している。台座部510は、キャリア500の残りの部分と一体に形成されている。このようにすることで、第3のレーザ素子30のキャリア500のレンズキャリア表面110およびチップキャリア表面120は、均一な材料によって連続的に形成されている。
この場合も、第1のメタライゼーション170のセクション171,172,173,174,175は、キャリア500のチップキャリア表面120から下面160まで延在している。第1のメタライゼーション170の第5のセクション175は、キャリア500の下面160の上の第1のはんだ接触面190を形成している。第2のメタライゼーション180は、キャリア500のチップキャリア表面120から下面160まで延在している。第2のメタライゼーション180の第3のセクション183は、キャリア500の下面160の上の第2のはんだ接触面195を形成している。第1のメタライゼーション170と第2のメタライゼーション180は、互いに電気的に絶縁されている。この場合も、メタライゼーション170,180の細かい形状は、図示した例とは異なっていてよい。
第1のはんだ接触面190および第2のはんだ接触面195は、表面実装法、例えばリフローはんだ付けによって、第3のレーザ素子30を電気的に接続するのに適している。したがって、第3のレーザ素子30は、表面実装可能なSMD(表面実装デバイス)素子を形成している。
第3のレーザ素子30においては、第1のレーザ素子10と同様に、レーザチップ200がチップキャリア表面120に配置されており、第1のメタライゼーション170および第2のメタライゼーション180に電気的に結合されている。さらに、両凸シリンドリカルレンズ300がレンズキャリア表面110に配置されている。
第3のレーザ素子30は、カバー600を備えている。カバー600は、キャリア500の上に配置されており、レーザチップ200および両凸シリンドリカルレンズ300をカバー600とキャリア500との間に囲んでいる。この場合、カバー600は、キャリア500のカバー支持表面520に当接している。
カバー600は、例えば、熱もしくは紫外線またはその両方によって硬化するエポキシド系接着剤によって、キャリア500のカバー支持表面520に固定することができる。この接着剤は、リフローはんだ付けによって第3のレーザ素子30を表面実装するときに発生する温度と、第3のレーザ素子30の動作時に発生する動作温度とに、損傷することなく耐えるような、高い熱的安定性であるように構成されていることが好ましい。接着剤は、−40℃〜125℃の間の温度サイクルに耐えることが好ましい。特に好ましくは、接着剤は、少なくとも260℃の温度まで熱的に安定的である。接着剤は、例えば、DELO社のAD762を含むことができる。
カバー600は、レーザチップ200によって放出されるレーザ放射に対して本質的に透明である透明セクション610を有する。透明セクション610は、両凸シリンドリカルレンズ300から出るコリメート光330がカバー600の透明セクション610を通過して第3のレーザ素子30から出射することができるように、配置されている。カバー600は、その全体を、レーザチップ200によって放出されるレーザ放射に対して透明である材料から形成することもできる。
カバー600の透明セクション610は、約800nm〜1000nmの範囲内の波長を有する近赤外領域における光に対して透明であることが好ましい。例えば、カバー600の透明セクション610は、850nmの波長において75%より高い透明度を有することができる。
カバー600の材料は、リフローはんだ付けによって第3のレーザ素子30を表面実装するときに発生する温度に損傷することなく耐えるような、高い熱的安定性であるように構成されていることが好ましい。この材料は、少なくとも260℃の温度まで熱的に安定的であることが好ましい。
カバー600の材料は、適切な方法によって成形可能であることが好ましい。カバー600は、例えば、Sabic社のExtem XH1015材料を含むことができる。
第3のレーザ素子30のレーザチップ200および両凸シリンドリカルレンズ300は、カバー600によって機械的損傷に対して保護されている。したがって、第3のレーザ素子30は、自動操作に適している。例えば、自動ピックアンドプレース法によって、回路キャリアの上に第3のレーザ素子30を配置することができる。
第3のレーザ素子30は、両凸シリンドリカルレンズ300の代わりに、第2のレーザ素子20のように平凸シリンドリカルレンズ400を有することもできる。すべてのレーザ素子10,20,30の両凸シリンドリカルレンズ300および平凸シリンドリカルレンズ400は、別の光学レンズに置き換えることもできる。
カバー600を設ける代替形態として、第3のレーザ素子30におけるレーザチップ200およびボンディングワイヤ220を、透明な封止部に埋め込むこともできる。この場合、封止部は、レーザチップ200と両凸シリンドリカルレンズ300との間の隙間も満たすことが好ましい。封止部は、例えば、透明なエポキシドまたは透明なシリコーンを含むことができる。
ここまで、本発明について好ましい例示的な実施形態に基づいて図示および詳しく説明してきた。しかしながら、本発明は、開示したこれらの例に限定されない。当業者には、本発明の保護範囲から逸脱することなく、開示した実施形態から別の変形形態を導くことができるであろう。
関連出願
本出願の開示内容の一部を明示的に形成している独国優先権基礎出願第102013205594.3号には、同様に、レーザ素子およびレーザ素子の製造方法が記載されている。
10 第1のレーザ素子
20 第2のレーザ素子
30 第3のレーザ素子
100 キャリア
110 レンズキャリア表面
120 チップキャリア表面
130 端面
140 前側外面
150 裏側外面
160 下面
170 第1のメタライゼーション
171 第1のセクション
172 第2のセクション
173 第3のセクション
174 第4のセクション
175 第5のセクション
180 第2のメタライゼーション
181 第1のセクション
182 第2のセクション
183 第3のセクション
190 第1のはんだ接触面
195 第2のはんだ接触面
200 レーザチップ
201 上面
202 下面
203 放出面
210 第1の固定材料
220 ボンディングワイヤ
230 発散光
300 両凸シリンドリカルレンズ
310 第2の固定材料
320 コリメート光
400 平凸シリンドリカルレンズ
410 平面
420 凸面
500 キャリア
510 台座
520 カバー支持表面
600 カバー
610 透明セクション

Claims (12)

  1. レーザ素子(10,20,30)であって、
    キャリア(100,500)を有し、前記キャリア(100,500)が、レンズキャリア表面(110)と、前記レンズキャリア表面(110)に対して高くなっているチップキャリア表面(120)とを有し、
    前記レンズキャリア表面(110)に光学レンズ(300,400)が配置されており、
    前記チップキャリア表面(120)にレーザチップ(200)が配置されており、
    前記チップキャリア表面(120)および前記レンズキャリア表面(110)が、前記キャリア(100,500)の均一な材料による連続的なセクションによって形成されており、
    前記キャリア(100,500)がプラスチック材料を含み、
    前記チップキャリア表面(120)が第1のメタライゼーション(170,171)を備えており、前記第1のメタライゼーション(170,171)が、前記キャリア(100,500)の第1のはんだ接触面(190)に導電接続されており、
    前記レンズキャリア表面(110)がメタライゼーション(170,173)を備えており、前記メタライゼーション(170,173)が前記第1のメタライゼーション(170,171)に導電接続されている、
    レーザ素子(10,20,30)。
  2. 前記レーザ素子(10,20,30)が、表面実装可能なSMD素子として構成されている、
    請求項1に記載のレーザ素子(10,20,30)。
  3. 前記チップキャリア表面(120)と前記レンズキャリア表面(110)とが、端面(130)によって互いに結合されており、前記端面(130)が、前記チップキャリア表面(120)に垂直な向きにある、
    請求項1または請求項2に記載のレーザ素子(10,20,30)。
  4. 前記光学レンズ(400)が前記端面(130)に当接している、
    請求項3に記載のレーザ素子(20)。
  5. 前記光学レンズ(400)が、平凸シリンドリカルレンズとして構成されている、
    請求項1から請求項4のいずれかに記載のレーザ素子(20)。
  6. 前記光学レンズ(300)が、両凸シリンドリカルレンズとして構成されている、
    請求項1から請求項4のいずれかに記載のレーザ素子(10,30)。
  7. 前記チップキャリア表面(120)が第2のメタライゼーション(180)を備えており、前記第2のメタライゼーション(180)が、前記キャリア(100,500)の第2のはんだ接触面(195)に導電接続されている、
    請求項1から請求項6のいずれかに記載のレーザ素子(10,20,30)。
  8. 前記レーザ素子(30)がカバー(600)を備えており、
    前記レーザチップ(200)および前記光学レンズ(300)が前記キャリア(500)と前記カバー(600)との間に配置されており、
    前記カバー(600)の少なくとも一部分が、前記レーザチップ(200)によって放出されるレーザ放射に対して透明である、
    請求項1から請求項7のいずれかに記載のレーザ素子(30)。
  9. レーザ素子(10,20,30)を製造する方法であって、
    − レンズキャリア表面(110)と、前記レンズキャリア表面(110)に対して高くなっているチップキャリア表面(120)とを有するキャリア(100,500)を、射出成形法によって形成するステップと、
    − 前記キャリア(100,500)の前記チップキャリア表面(120)、前記レンズキャリア表面(110)、および下面(160)に配置された、導電接続されたセクション(171,173,175)を備えるメタライゼーション(170)を形成するステップであって、前記キャリア(100,500)の前記下面(160)に配置された前記メタライゼーション(170)の前記セクション(175)は、前記キャリア(100,500)の第1のはんだ接触面(190)を形成する、ステップと、
    − 前記チップキャリア表面(120)にレーザチップ(200)を配置するステップと、
    − 前記レンズキャリア表面(110)に光学レンズ(300,400)を配置するステップと、
    を含む、方法。
  10. 前記キャリア(100)が端面(130)を有するように構成され、前記端面(130)が、前記チップキャリア表面(120)に垂直な向きにあり、かつ、前記チップキャリア表面(120)と前記レンズキャリア表面(110)とを互いに結合し、
    前記光学レンズ(400)が、前記端面(130)に当接した状態に配置される、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記キャリア(100,500)を形成するステップと、前記メタライゼーション(170)を形成するステップとが、MID法によって実施される、
    請求項9または10に記載の方法。
  12. − 前記キャリア(500)の上にカバー(600)を配置するさらなるステップ、
    を有し、
    前記レーザチップ(200)および前記光学レンズ(300)が、前記キャリア(500)と前記カバー(600)との間に囲まれている、
    請求項9から請求項11のいずれかに記載の方法。
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