JP2017223808A - 搬送装置、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
第1実施形態に係る搬送装置、定着装置及び画像形成装置の一例について説明する。
図1には、第1実施形態の画像形成装置10が示されている。なお、以下の説明では、図1に矢印Yで示す方向を装置高さ方向、矢印Xで示す方向を装置幅方向とする。また、装置高さ方向及び装置幅方向のそれぞれに直交する方向(Zで示す)を装置奥行き方向とする。そして、画像形成装置10を正面視して、装置高さ方向、装置幅方向、装置奥行き方向をY方向、X方向、Z方向と記載する。さらに、X方向、Y方向、Z方向のそれぞれ一方側と他方側を区別する必要がある場合は、画像形成装置10を正面視して、上側をY側、下側を−Y側、右側をX側、左側を−X側、奥側をZ側、前側を−Z側と記載する。
次に、定着装置30について説明する。
搬送部32は、定着ロール42と、定着ロール42と共に用紙Pを挟むベルト44と、ベルト44を内側から支持する支持部材46と、ベルト44の内側に挿入され支持部材46をベルト44に向けて加圧する加圧部材52とを有している。定着ロール42は、回転体及び定着回転体の一例である。なお、図2では、ベルト44の幅方向(Z方向)の中央(後述する位置H(図3参照))における各部材が示されている。
図3に示すように、定着装置30において、便宜上、Z方向の−Z側からZ側へ順番に並んだ位置A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、K、L、M、N、Oを用いて各部材の配置を説明する。なお、位置Hは、定着ロール42、ベルト44、支持部材46、加圧部材52、用紙PのZ方向中央の位置である。位置B及び位置Nは、後述するコイルバネ58により加圧部材52が付勢される位置である。
図2に示すように、定着ロール42は、一例として、アルミニウムからなる円筒状の芯金42Aの外周面にシリコンゴム製の弾性体層及びフッ素樹脂製の離型層を含む被覆部42Bが形成された構成とされている。また、定着ロール42は、用紙Pの搬送経路Aに対して、トナー像G側(X側)にZ方向を軸方向として、該軸周りに回転可能に配置されている。つまり、定着ロール42は、用紙Pの搬送方向と直交するZ方向を軸方向として回転するようになっている。芯金42Aの内側には、後述する加熱部34の一部であるハロゲンヒータ54が設けられている。
ベルト44は、一例として、ポリイミド製の基層と該基層に積層されたフッ素樹脂製の離型層とを有する無端状に形成されている。また、ベルト44は、用紙Pの搬送経路Aに対して、トナー像G側とは反対側(−X側)にZ方向を軸方向として、該軸周りに回転可能に配置されている。具体的には、後述する支持部材46がベルト44の内周面に接触して、ベルト44が定着ロール42の外周面に押し付けられる(加圧される)ことで、ベルト44が、定着ロール42の回転に同期して周回移動するようになっている。
支持部材46は、樹脂製であり、一例として、ポリイミド樹脂製の本体部と該本体部のベルト44側に形成されたフッ素樹脂製の離型層とを有している。なお、支持部材46は、後述する加圧部材52によってX方向に加圧されても圧縮され難い(潰れ難い)ように構成されている。
傾斜面47Cは、対向部47をY方向に見て、Z方向に対して交差する方向に延びかつ−Z側端がZ側端よりもX側に位置する(加圧部材52から離れる)傾斜とされ、加圧部材52のZ方向端部と対向する面である。また、傾斜面47Cは、支持部材46が加圧部材52によって加圧されている状態において、加圧部材52に対してX方向に離れている。つまり、傾斜面47Cは、加圧状態において、Y方向に見て、軸方向(Z方向)の支持部材46の中央側(位置G)から端部側(位置D)に向かって、加圧部材52との対向間隔が徐々に(連続的に)拡がるように形成された面である。
加圧部材52は、金属製(一例として、ステンレス鋼製)であり、Z方向に見た断面が矩形状でかつZ方向を軸方向とする長尺状の部材(四角柱状の部材)である。加圧部材52のY方向の幅は、一例として、支持部材46のY方向の幅とほぼ同じ長さとなっているが、支持部材46のY方向の幅以上の幅であってもよい。
図2に示す加熱部34は、一例として、ハロゲンヒータ54と、画像形成装置10(図1参照)の図示しない電源とを有している。ハロゲンヒータ54は、図示しない電源からの通電により発熱し、定着ロール42の芯金42Aを加熱することで、定着ロール42全体を加熱するようになっている。ハロゲンヒータ54への通電の有無は、定着ロール42の外周面の温度を検知する図示しない温度センサの検知結果に基づいて行われる。
次に、第1実施形態の作用について説明する。
次に、第2実施形態に係る搬送装置、定着装置及び画像形成装置の一例について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部材及び部位には、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
搬送部62は、定着ロール42と、ベルト44と、ベルト44を内側から支持する支持部材64と、ベルト44の内側に挿入され支持部材64をベルト44に向けて加圧する加圧部材66とを有している。
定着装置60において、便宜上、Z方向の−Z側からZ側へ順番に並んだ位置A、B、C、D、E、F、G、H、I、J、K、L、M、N、Oを用いて各部材の配置を説明する。定着ロール42、ベルト44及び最大サイズの用紙Pの位置は、定着装置30と同様であるため、説明を省略する。加圧部材66の−Z側端は位置Aに配置され、Z側端は位置Oに配置されている。加圧部材66のZ方向中央は、位置Hに配置されている。なお、位置Hは、定着ロール42、ベルト44、支持部材64、加圧部材66、用紙PのZ方向中央の位置である。位置B及び位置Nは、コイルバネ58により加圧部材66が付勢される位置である。支持部材64の−Z側端は位置Dに配置され、Z側端は位置Lに配置されている。
支持部材64は、樹脂製であり、一例として、ポリイミド樹脂製の本体部と該本体部のベルト44側に形成されたフッ素樹脂製の離型層とを有している。なお、支持部材64は、後述する加圧部材66によってX方向に加圧されても圧縮され難い(潰れ難い)ように構成されている。また、支持部材64は、Z方向に見た断面が四角形状でかつZ方向を軸方向とする(Z方向に長い)四角柱状の部材である。さらに、支持部材64は、全体がZ方向に沿った平坦部とされており、対向部は形成されていない。支持部材64のZ方向の幅は、最大サイズの用紙PのZ方向の幅よりも長い。
図6に示す加圧部材66は、金属製(一例として、ステンレス鋼製)であり、Z方向に見た断面が四角形状でかつZ方向を軸方向とする長尺状の部材である。加圧部材66のY方向の幅は、一例として、支持部材64のY方向の幅とほぼ同じ幅となっているが、支持部材64のY方向の幅以上の幅であってもよい。
傾斜面67Cは、対向部67をY方向に見て、Z方向に対して交差する方向に延びかつ−Z側端がZ側端よりも−X側に位置する(支持部材64から離れる)傾斜とされ、支持部材64のZ方向端部と対向する面である。また、傾斜面67Cは、支持部材64が加圧部材66によって加圧されている状態において、支持部材64に対して離れている。つまり、傾斜面67Cは、加圧状態において、Y方向に見て、軸方向(Z方向)の支持部材64の中央側(位置G)から端部側(位置A)に向かって、支持部材64との対向間隔が徐々に(連続的に)拡がるように形成された面である。
次に、第2実施形態の作用について説明する。
14 画像形成部(現像剤像形成手段の一例)
30 定着装置
32 搬送部(搬送装置の一例)
34 加熱部(加熱源の一例)
42 定着ロール(回転体及び定着回転体の一例)
44 ベルト
46 支持部材
47 対向部
47C 傾斜面(対向面の一例)
52 加圧部材
60 定着装置
62 搬送部(搬送装置の一例)
64 支持部材
66 加圧部材
67C 傾斜面(対向面の一例)
69 対向部
G トナー像(現像剤像の一例)
N ニップ部
Claims (7)
- 記録媒体の搬送方向と直交する方向を軸方向として回転する回転体と、
前記回転体と共に前記記録媒体を挟む無端状のベルトと、
前記軸方向の幅が記録媒体の前記軸方向の幅よりも長く、前記ベルトを内側から支持する支持部材と、
前記軸方向の幅が前記支持部材の前記軸方向の幅以上とされ、前記支持部材を前記ベルトに向けて加圧する加圧部材と、
前記支持部材及び前記加圧部材の一方における前記軸方向の端部に形成され、他方の前記軸方向の端部と対向する対向面であって、該他方との対向間隔が前記軸方向の中央側から端部側に向かって徐々に拡がる対向面と、
を有する搬送装置。 - 前記対向面は、前記搬送方向に見て、前記軸方向に前記記録媒体の端の位置を跨いでいる請求項1に記載の搬送装置。
- 前記支持部材は樹脂製で前記加圧部材は金属製であり、
前記対向面は、前記支持部材に形成されている請求項1又は請求項2に記載の搬送装置。 - 前記支持部材は樹脂製で前記加圧部材は金属製であり、
前記対向面は、前記加圧部材に形成されている請求項1又は請求項2に記載の搬送装置。 - 前記軸方向に見て、前記対向面と前記加圧部材又は前記支持部材との対向間隔は、前記搬送方向の下流側が上流側よりも狭くなっている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の搬送装置。
- 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の搬送装置と、
加熱源と、
前記加熱源により加熱され、前記ベルトとで記録媒体が挟まれるニップ部で現像剤を溶融すると共に加圧して記録媒体に定着する前記回転体としての定着回転体と、
を有する定着装置。 - 現像剤像を形成する現像剤像形成手段と、
前記現像剤像形成手段で形成された現像剤像を前記記録媒体に定着する請求項6に記載の定着装置と、
を有する画像形成装置。
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WO2019103059A1 (ja) | 2017-11-21 | 2019-05-31 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 直流バス制御システム |
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2016
- 2016-06-14 JP JP2016118288A patent/JP6780311B2/ja active Active
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