JP6801527B2 - 搬送装置、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

搬送装置、定着装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、搬送装置、定着装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1の像加熱装置は、加圧部材及び加熱部材によって内側面を支持された定着ベルトに昇降可能な加圧ローラを圧接させて、記録材の加熱ニップ部を形成している。加熱部材の下面には、中央部が両端部よりも定着ベルト側へ突出した円弧状の補正形状が形成されている。また、加圧部材の下面には、中央部が両端部よりも上方へ窪んだ円弧状の補正形状が形成されている。
特開2010−181840号公報
スリットが形成された加圧部材をベルトの内側に設けて、ベルトを回転体に向けて加圧してニップ部を形成する構成がある。この構成では、加圧部材のニップ部を形成する部位でかつスリットの周辺部となる部位において、ニップ部からの反力が作用することで、当該部位が変形する可能性がある。
本発明は、スリットが形成された加圧部材をベルトの内側に設けて、ベルトを回転体に向けて加圧してニップ部を形成する構成において、スリットの間隔が加圧部材の長手方向で同じ構成に比べて、加圧部材のニップ部を形成する部位が変形するのを抑制することを目的とする。
本発明の請求項1に係る搬送装置は、記録媒体の搬送方向と直交する方向を軸方向として回転する回転体と、前記回転体と共に前記記録媒体を挟むニップ部を形成する無端状のベルトと、前記ベルトの内側に設けられ、前記軸方向の両端部でかつ前記ニップ部を形成する部位に前記軸方向に窪んだスリットが形成され、前記ベルトを前記回転体に向けて加圧する加圧部材と、前記スリットを前記加圧部材が加圧する加圧方向から見た場合に、前記スリットの一対の対向面の間に設けられ、該対向面の間隔が狭くなることを制限する制限部と、を有する。
本発明の請求項2に係る搬送装置の前記加圧部材は、前記スリットに対する一方側が前記ニップ部を形成するニップ形成部とされ、前記スリットに対する他方側が本体部とされ、前記制限部は、前記他方側の前記対向面から突出されている。
本発明の請求項3に係る搬送装置の前記加圧部材は、前記スリットに対する一方側が前記ニップ部を形成するニップ形成部とされ、前記スリットに対する他方側が本体部とされ、前記ニップ形成部には、該ニップ形成部の前記軸方向の中央部における前記加圧方向の高さに比べて前記加圧方向の高さが低い低位部が形成されている。
本発明の請求項4に係る定着装置は、加熱源と、前記加熱源により加熱され、前記ニップ部で現像剤を溶融すると共に加圧して記録媒体に定着する前記回転体としての定着回転体を有する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の搬送装置と、を有する。
本発明の請求項5に係る画像形成装置は、現像剤像を形成する現像剤像形成手段と、前記現像剤像形成手段で形成された現像剤像を前記記録媒体に定着する請求項4に記載の定着装置と、を有する。
請求項1の発明は、スリットが形成された加圧部材をベルトの内側に設けて、ベルトを回転体に向けて加圧してニップ部を形成する構成において、スリットの間隔が加圧部材の長手方向で同じ構成に比べて、加圧部材のニップ部を形成する部位が変形するのを抑制することができる。
請求項2の発明は、ニップ形成部側に制限部を形成した構成に比べて、ニップ形成部の曲げ剛性が高くなるのを抑制することができる。
請求項3の発明は、ニップ形成部の中央部と端部とで加圧方向の高さが同じ構成に比べて、ニップ形成部の曲げ剛性が高くなるのを抑制することができる。
請求項4の発明は、スリットの間隔が加圧部材の長手方向で同じ構成に比べて、定着回転体への現像剤のオフセットを抑制できる。
請求項5の発明は、スリットの間隔が加圧部材の長手方向で同じ構成に比べて、定着後の出力画像の不良を抑制することができる。
本実施形態に係る画像形成装置を示す構成図である。 本実施形態に係る定着装置を定着ロールの軸方向に見た状態を示す縦断面図である。 本実施形態に係る加圧部材の斜視図である。 本実施形態に係る加圧部材のスリットが形成された部位の部分拡大図である。 本実施形態に係る加圧部材の縦断面図(図4の5−5線断面図)である。 本実施形態に係る加圧部材の低位部を示す部分拡大図である。 本実施形態に係る加圧部材の低位部及びスリットを示す部分拡大図である。 (A)本実施形態に係る加圧部材のスリットが形成された部位の部分拡大図であり、(B)本実施形態の第1変形例に係る加圧部材のスリットが形成された部位の部分拡大図である。 (A)本実施形態に係る加圧部材のスリットが形成された部位の非加圧状態を示す模式図であり、(B)本実施形態に係る加圧部材のスリットが形成された部位の加圧状態を示す模式図である。 本実施形態に係るベルトの軸方向位置と面圧との関係を示すグラフである。 (A)本実施形態の第2変形例に係る加圧部材のスリットが形成された部位の部分拡大図であり、(B)本実施形態の第3変形例に係る加圧部材のスリットが形成された部位の部分拡大図である。
本実施形態に係る搬送装置、定着装置及び画像形成装置の一例について説明する。
[全体構成]
図1には、本実施形態の画像形成装置10が示されている。なお、以下の説明では、図1に矢印Yで示す方向を装置高さ方向、矢印Xで示す方向を装置幅方向とする。また、装置高さ方向及び装置幅方向のそれぞれに直交する方向(Zで示す)を装置奥行き方向とする。そして、画像形成装置10を正面視して、装置高さ方向、装置幅方向、装置奥行き方向をY方向、X方向、Z方向と記載する。さらに、X方向、Y方向、Z方向のそれぞれ一方側と他方側を区別する必要がある場合は、画像形成装置10を正面視して、上側をY側、下側を−Y側、右側をX側、左側を−X側、奥側をZ側、前側を−Z側と記載する。
画像形成装置10は、用紙Pを搬送するロール対13を含む搬送ユニット12と、搬送ユニット12により搬送される用紙P上にトナーTを用いてトナー像Gを形成する画像形成部14と、トナー像Gを加熱及び加圧して用紙Pに定着する定着装置30と、を有する。図1に示す符号Kの線は、用紙Pの搬送経路を表している。用紙Pは、記録媒体の一例である。トナーTは、現像剤の一例である。トナー像Gは現像剤像の一例である。画像形成部14は、現像剤像形成手段の一例である。
画像形成部14は、画像形成ユニット20と、画像形成ユニット20の各部の動作を制御して用紙P上にトナー像Gを形成させる制御部22とを有している。画像形成ユニット20は、一例として、公知の電子写真方式である帯電、露光、現像、転写の各工程を行うように構成されている。
[要部構成]
次に、定着装置30について説明する。
図2に示す定着装置30は、搬送装置の一例としての搬送部32と、加熱源の一例としての加熱部34とを有する。搬送部32及び加熱部34は、定着装置30の装置本体となる直方体状の図示しない筐体内に収容されている。
〔搬送部〕
搬送部32は、定着ロール36と、定着ロール36と共に用紙Pを挟むベルト38と、ベルト38の内側に設けられベルト38を定着ロール36に向けて加圧する加圧部材42と、後述する対向面73、75の間隔が狭くなることを制限する制限部44とを有する。定着ロール36は、回転体及び定着回転体の一例である。また、搬送部32には、一例として、加圧部材42を支持する支持部材46、47と、支持部材46、47を加圧部材42側に加圧するコイルバネ48と、ベルト38を加圧する板バネ52と、ベルト38の内周面に接触するフェルト54とが設けられている。なお、図2では、ベルト38の幅方向(Z方向)の−Z側の端部における各部材が示されている。また、加圧部材42及び板バネ52と、ベルト38との間には、摩擦抵抗を減らすための図示しない摺動シートが設けられている。
<定着ロール>
定着ロール36は、一例として、アルミニウムからなる円筒状の芯金36Aの外周面にシリコンゴム製の弾性体層及びフッ素樹脂製の離型層を含む被覆部36Bが形成された構成とされている。また、定着ロール36は、用紙Pの搬送経路Kに対して、トナー像G側にZ方向を軸方向として、該軸周りに回転可能に配置されている。つまり、定着ロール36は、用紙Pの搬送方向と直交するZ方向を軸方向として回転するようになっている。芯金36Aの内側には、後述する加熱部34が設けられている。
さらに、定着ロール36の芯金36AのZ側端部には、図示しないギヤが設けられている。このギヤは、図示しない駆動手段であるモータにより回転されるようになっている。そして、定着ロール36は、加熱部34により加熱され、ベルト38と共に回転しながら後述するニップ部NでトナーT(図1参照)を溶融すると共に加圧して、用紙P上のトナー像Gを用紙Pに定着するようになっている。
<ベルト>
ベルト38は、一例として、ポリイミド製の基層と該基層に積層されたフッ素樹脂製の離型層とを有する無端状に形成されている。また、ベルト38は、用紙Pの搬送経路Kに対して、トナー像G側とは反対側にZ方向を軸方向として、該軸周りに回転(周回移動)可能に配置されている。具体的には、後述する加圧部材42及び板バネ52がベルト38の内周面に接触して、ベルト38が定着ロール36の外周面に押し付けられる(加圧される)ことで、ベルト38が、定着ロール36の回転に同期して周回移動するようになっている。
定着ロール36の外周面とベルト38の外周面とが用紙Pを挟む部位でありかつ用紙P上のトナー像Gが加熱及び加圧される部位をニップ部Nと称する。つまり、ベルト38は、定着ロール36と共に用紙Pを挟むニップ部Nを形成している。なお、ニップ部Nにおいて、非通紙時には定着ロール36とベルト38が接触する。
本実施形態では、用紙Pの搬送方向におけるニップ部Nよりも上流側の搬送経路KAが、Y側が−Y側よりも−X側(定着ロール36側)となるようにY方向に対して僅かに傾いた斜め方向に沿って配置されている。また、本実施形態では、用紙Pの搬送方向におけるニップ部Nよりも下流側の搬送経路KBが、Y側が−Y側よりも−X側(定着ロール36側)となるようにY方向に対して大きく傾いた斜め方向に沿って配置されている。搬送経路KA及び搬送経路KBは、搬送経路Kに含まれる。
<支持部材及びコイルバネ>
支持部材46、47は、金属製(一例として、ステンレス鋼製)であり、それぞれZ方向から見た場合の断面がL字状でかつZ方向を軸方向とする長尺状の部材である。また、支持部材46、47は、ベルト38の内側に、Z方向から見た場合にニップ部N側に向けて開口する逆U字状となるように配置されている。支持部材46、47のZ方向の幅は、後述する加圧部材42のZ方向の幅よりも長くなっている。
支持部材46、47のZ方向の両端部は、図示しないガイド部材によって、定着ロール36側に向けて案内されるようになっている。さらに、支持部材46、47のZ方向の両端部には、1本ずつ設けられたコイルバネ48の一端が接触している。2本のコイルバネ48は、図示しないプレートに接触することで圧縮されており、支持部材46、47及び加圧部材42を定着ロール36側に向けて付勢している。
なお、コイルバネ48と接触する図示しないプレートは、カムを用いた図示しないリトラクト機構部により移動可能とされている。つまり、加圧部材42は、図示しないリトラクト機構部が駆動されることにより、ベルト38を加圧する加圧状態と、ベルト38を加圧しない非加圧状態とに切り替えられるようになっている。
<フェルト>
フェルト54には、潤滑剤としてのオイルが染み込んでいる。また、フェルト54は、支持部材46の加圧部材42側とは反対側の面に固定されている。さらに、フェルト54は、ベルト38の内周面と接触しており、ベルト38の内周面にオイルを塗布している。
<加圧部材>
図3に示す加圧部材42は、一例として、ポリイミド樹脂製とされている。また、加圧部材42は、Z方向を軸方向として延びる長尺の部材とされている。さらに、加圧部材42は、Z方向の中央に対してZ側と−Z側とが対称な形状とされている。このため、以後の説明では、Z方向の端部について説明するときには−Z側について説明し、Z側の説明を省略する。
加圧部材42のZ方向の幅は、画像形成装置10(図1参照)で用いられる最大の用紙PのZ方向の幅よりも長くかつベルト38のZ方向の幅よりも長く設定されている。また、加圧部材42は、本体部56と、縦壁部58と、段差部62と、ニップ形成部64と、第1被取付部66及び第2被取付部68(図2参照)とを含んで一体的に形成された構成とされている。さらに、加圧部材42には、スリット72が形成されている。
以後の説明では、加圧部材42の長手方向をZ方向、Z方向と直交する方向でありかつ縦壁部58が延びる方向をA方向、A方向及びZ方向と直交する方向をB方向と称する。図2に示すように、A方向は、X方向と角度θをなす方向である。B方向は、Y方向と角度θをなす方向である。つまり、加圧部材42は、縦壁部58がY方向に対して角度θで傾く方向に沿うように、ベルト38の内側に配置されている。また、A方向は、加圧部材42がベルト38を定着ロール36に向けて加圧する加圧方向となっている。
図5には、A方向を図示の上下方向として、加圧部材42の縦断面が示されている。ここで、本体部56に対して、B方向における縦壁部58が配置された側をB側、ニップ形成部64が配置された側を−B側と称する。また、本体部56に対して、A方向における縦壁部58が延びる側を−A側、−A側とは反対側をA側と称する。
(本体部)
本体部56は、A方向から見た場合に、Z方向を長手方向としB方向を短手方向とする矩形状に形成されている。また、本体部56は、−B側がB側よりもA側に位置するように斜め方向に延びている。本体部56におけるA側(上側)の面には、Z方向から見た場合にA側に向けて板状に突出されたリブ56Aが形成されている。本体部56における−A側(下側)の面は、後述する板バネ52が取付けられる被取付面56Bとされている。
(縦壁部)
縦壁部58は、本体部56におけるB側の端部から−A側に向けて延びている。また、縦壁部58は、B方向から見た場合に、Z方向を長手方向としA方向を短手方向とする矩形状に形成されている。さらに、縦壁部58には、リブ58A、リブ58B、リブ58Cが形成されている。
(段差部)
図3に示すように、段差部62は、本体部56の被取付面56Bに対して後述するニップ形成部64の−A側の平面65Aの方が−A側に位置するように、本体部56とニップ形成部64とを繋いでいる。
(ニップ形成部)
図5に示すように、ニップ形成部64は、本体部56に対する−B側に配置され、本体部56の−B側の端部よりも−A側に位置している。また、ニップ形成部64は、Z方向から見た場合の断面形状がL字状に形成されている。具体的には、ニップ形成部64は、B方向に延びる底壁65と、底壁65の−B側からA方向に沿ってA側に延びる縦壁67とを有する。底壁65の−A側でかつB方向の中央よりもB側となる部位には、平面65Aが形成されている。底壁65と縦壁67との間の面は、外側に向けて凸状となる円弧状の曲面65Bとされている。曲面65Bは、ベルト38(図2参照)の内周面と接触してニップ部N(図2参照)を形成する面である。
ここで、図2に示すニップ部Nは、ベルト38が定着ロール36と共に用紙Pを挟む部位である。また、ニップ部Nは、用紙Pの進入位置から排出位置までの部位であり、ニップ形成部64がA方向に用紙Pを加圧する部位と、後述する板バネ52が用紙PをA方向とは異なる方向に加圧する部位とを含んでいる。さらに、ニップ部Nは、ベルト38のZ側端から−Z側端まで形成されている。
図6に示すように、縦壁67のZ方向の中央部では、A方向の高さがH1とされている。また、縦壁67のZ方向の両端部では、それぞれA方向の高さがH2(<H1)とされている。つまり、ニップ形成部64のZ方向の両端部には、Z方向の中央部のA方向の高さH1に比べて、A方向の高さH2が低い低位部74が形成されている。
低位部74は、縦壁67のZ方向の両端部において、B方向から見た場合にZ方向を長手方向としA方向を短手方向とする矩形状に切り欠かれた部位で構成されている。なお、低位部74のZ方向の長さをL2とする。長さL2は、一例として、後述するスリット72のZ方向の長さL1(図4参照)に合わせて設定されている。
(第1被取付部)
図5に示すように、第1被取付部66は、本体部56のA側の面からA側(上側)に向けて直立する壁66Aと、壁66Aに形成され壁66AのA側端部から−A側に向けて窪んだ凹部66Bとを有する。壁66Aは、Z方向を厚さ方向として、A−B面に沿って配置されている。凹部66Bの形状及び大きさは、支持部材47(図2参照)の−A側の端部がA方向に嵌められる(取付けられる)ように設定されている。
(第2被取付部)
第2被取付部68は、ニップ形成部64のA側の面からA側(上側)に向けて直立する壁68Aと、壁68Aに形成され壁68AのA側端部から−A側に向けて窪んだ凹部68Bとを有する。壁68Aは、Z方向を厚さ方向として、A−B面に沿って配置されている。凹部68Bの形状及び大きさは、支持部材46(図2参照)の−A側の端部がA方向に嵌められる(取付けられる)ように設定されている。
(スリット)
図4に示すスリット72は、加圧部材42におけるZ方向の両端部に、Z方向に沿って内側(中央側)に向けて窪んで形成されている。言い換えると、加圧部材42では、スリット72に対する一方側(−B側)がニップ形成部64とされ、スリット72に対する他方側(B側)が本体部56とされている。
また、スリット72は、A方向から見た場合にZ方向を長手方向としB方向を短手方向とする矩形状に形成されている。ここで、スリット72のZ方向の長さをL1とする。長さL1は、スリット72のZ側(奥側)の端面のZ方向における位置が、最大幅の用紙PのZ方向外側端のZ方向における位置よりも、Z方向の中央側となるように設定されている。
さらに、スリット72は、一例として、段差部62とZ方向に並んでいる。言い換えると、スリット72は、段差部62の−Z側端部に対する−Z側と、段差部62のZ側端部に対するZ側とに形成されている。また、スリット72は、B方向及びX方向(図2参照)において対向する一対の対向面73、75を有する。
図7に示すように、対向面73は、本体部56の−Z側端部でかつ−B側の端部に形成されている。また、対向面73は、−B側からB方向に見た場合にZ方向に長い矩形状に形成されている。さらに、対向面73は、A−Z面に沿っている。
図4に示すように、対向面75は、ニップ形成部64の−Z側端部でかつB側の端部に形成されている。また、対向面75は、B方向から見た場合にZ方向に長い矩形状に形成されている。さらに、対向面75は、A−Z面に沿っている。ここで、図5に示すように、対向面73と対向面75とのB方向の間隔をd1とする。
<制限部>
図8(A)に示すように、制限部44は、スリット72をA方向から見た場合に、対向面73と対向面75との間に設けられている。具体的には、制限部44は、対向面73から対向面75に向けて突出されている。また、制限部44は、一例として、対向面73におけるZ方向の中央よりも−Z側に形成された外側制限部44Aと、対向面73におけるZ方向の中央よりもZ側に形成された内側制限部44Bとを有する。外側制限部44Aの対向面73からのB方向の突出長さと、内側制限部44Bの対向面73からのB方向の突出長さとは、一例として、ほぼ同じ長さとされている。
図4及び図7に示すように、外側制限部44A及び内側制限部44Bは、一例として、B−Z面に沿った面の形状がそれぞれZ方向に長い矩形である直方体状に形成されている。言い換えると、外側制限部44A及び内側制限部44Bは、それぞれB方向を厚さ方向とする板状に形成されている。
また、外側制限部44A及び内側制限部44Bは、対向面73から対向面73の−A側の端点(下端)を越えて、それぞれ本体部56よりも−A側にA方向に沿って延びている。これにより、図5に示すように、制限部44は、B方向で対向面75と対向している。そして、制限部44は、ニップ形成部64がニップ部N(図2参照)からの反力によって本体部56側に変位した場合に、対向面75と接触して、対向面73と対向面75との間隔d1が狭くなることを制限するようになっている。
<板バネ>
図2に示す板バネ52は、ベルト38のニップ部Nにおける内側でかつベルト38と加圧部材42との間に配置され、Z方向に延びている。また、板バネ52は、一例として、ステンレス鋼板を曲げることで、Z方向から見た場合にU字状に形成されている。具体的には、板バネ52は、加圧部材42の被取付面56Bに接着により取付けられる取付部52Aと、取付部52Aに対して弾性変形する弾性部52Bとを有する。そして、板バネ52は、被取付面56Bに取付部52Aが取付けられた状態において、弾性部52Bがベルト38の内周面と接触することで、ベルト38を定着ロール36に向けて押し付けている。なお、板バネ52は、ベルト38の周方向におけるニップ部Nの中央位置よりも上流側(ニップ部Nの用紙Pの進入口側)において、ベルト38と接触している。
〔加熱部〕
図2に示す加熱部34は、一例として、ハロゲンヒータ34A、34Bと、画像形成装置10(図1参照)の図示しない電源とを有している。ハロゲンヒータ34A、34Bは、図示しない電源からの通電により発熱し、定着ロール36の芯金36Aを加熱することで、定着ロール36全体を加熱するようになっている。ハロゲンヒータ34A、34Bへの通電の有無は、定着ロール36の外周面の温度を検知する図示しない温度センサの検知結果に基づいて、制御部22(図1参照)により行われる。
[作用]
次に、本実施形態の作用について説明する。
図2に示す搬送部32及び定着装置30では、ニップ部Nを形成していない非加圧状態において、図9(A)に示すように、制限部44と対向面75とが離れている。この非加圧状態において、図示しないリトラクト機構部が駆動されることで、図2に示すように、コイルバネ48が圧縮される。そして、支持部材46、47を介してコイルバネ48の弾性力を受けた加圧部材42が、ベルト38を定着ロール36に向けてA方向に加圧する。なお、定着ロール36はA方向に移動しない。これにより、ニップ部Nが形成される。そして、ニップ部Nを通過する用紙Pに対して、加圧力が作用するようになる。搬送部32では、加圧部材42にスリット72が形成されている。このため、加圧部材42がニップ部Nからの反力を受けた場合に、ニップ形成部64が変形して反力を低減させる。
図10には、ニップ部N(図2参照)における軸方向(Z方向)位置とニップ部Nにおける面圧との関係がグラフG1、G2で示されている。グラフG1は、本実施形態の構成を用いた場合の軸方向位置と面圧との関係を表している。グラフG2は、比較例として、スリット72(図2参照)が形成されていない構成を用いた場合の軸方向位置と面圧との関係を表している。なお、定着ロール36(図2参照)のZ方向の中央位置をZcとし、用紙PのZ方向の両端となる位置をZa、Zeとし、スリット72のZ方向の内側端となる位置をZb、Zdとしている。グラフG1、G2を見比べると、グラフG1の方が、グラフG2よりも面圧が最大となる位置が軸方向の中央側となりかつ最大となる面圧が低くなることが分かる。これは、スリット72が形成されていることにより、用紙Pの両端部に作用する面圧が低くなるためである。
図2に示す搬送部32及び定着装置30では、加圧状態(ニップ部Nが形成された状態)において、定着ロール36が回転され、ベルト38が従動回転される。このとき、図9(B)に示すように、ニップ形成部64は、ニップ部N(図2参照)からの反力Fを受けて、対向面73側に変形する場合がある。
ここで、搬送部32では、ニップ形成部64が対向面73側に変形したときに、制限部44が対向面75と接触することで、スリット72の間隔が狭くなることが制限される。これにより、制限部44が無く、スリット72の間隔d1(図5参照)が加圧部材42の長手方向で同じ構成に比べて、ニップ形成部64が対向面73側へ変形することが抑制される。また、ニップ形成部64が対向面73側へ変形することが抑制されることから、用紙Pの搬送方向におけるニップ部Nの幅が、Z方向の中央部と両端部とで変わることが抑制される。
また、図2に示すように、搬送部32では、制限部44が本体部56側の対向面73から突出されている。このため、ニップ形成部64側の対向面75に制限部44を形成した構成(図8(B)参照)に比べて、ニップ部Nからの反力に対するニップ形成部64の曲げ剛性が高くなることが抑制される。
さらに、図6に示すように、搬送部32では、ニップ形成部64に低位部74が形成されている。このため、ニップ形成部64のZ方向の中央部のA方向の高さH1と、端部のA方向の高さH2とが同じ構成に比べて、ニップ部Nからの反力に対するニップ形成部64の曲げ剛性が高くなることが抑制される。
図2に示す定着装置30では、ニップ形成部64が対向面73側(B側)へ変形することが抑制されることにより、ベルト38の回転方向におけるニップ部Nの幅の変動が抑制される。これにより、制限部44が無く、スリット72の間隔d1が加圧部材42の長手方向で同じ構成に比べて、定着ロール36へのトナーT(図1参照)のオフセットが抑制される。
図1に示す画像形成装置10では、定着装置30における定着ロール36へのトナーTのオフセットが抑制されることにより、制限部44が無く、スリット72の間隔d1が加圧部材42の長手方向で同じ構成に比べて、定着後の出力画像の不良が抑制される。出力画像の不良は、例えば、用紙Pの画像以外の地肌部の汚れや、画像の色ムラ、画像の位置ずれなどがある。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されない。
以下、本実施形態の第1変形例、第2変形例、第3変形例及び他の変形例について説明する。なお、前述した本実施形態と基本的に同一の部材及び部位には、本実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
<第1変形例>
図8(B)には、第1変形例の搬送部80が示されている。搬送部80は、搬送部32(図2参照)において、制限部44が本体部56側の対向面73ではなく、ニップ形成部64側の対向面75に形成された構成とされている。制限部44の形成部位以外の構成は搬送部32と同様である。反力に対するニップ形成部64の曲げ剛性が過剰に高くなる虞が無い場合は、このように、対向面75に制限部44を形成してもよい。制限部44が対向面73と接触することで、ニップ形成部64の変形が抑制される。
<第2変形例>
図11(A)には、第2変形例の搬送部90が示されている。搬送部90は、搬送部32(図2参照)において、加圧部材42及び制限部44(図2参照)に換えて、加圧部材92及び制限部94が設けられている。加圧部材92は、加圧部材42において、スリット72(図8(A)参照)に換えて、スリット96が形成された構成とされている。なお、加圧部材92におけるスリット96以外の構成は、加圧部材42と同様の構成とされている。
スリット96は、加圧部材92におけるZ方向の両端部でかつニップ部N(図2参照)を形成する部位に、Z方向に沿って内側に向けて窪んで形成されている。言い換えると、加圧部材92では、スリット96に対する一方側がニップ形成部64とされ、スリット96に対する他方側が本体部56とされている。また、スリット96は、A方向から見た場合に、Z方向の端部におけるB方向の間隔が、Z方向の中央部側におけるB方向の間隔よりも広くなるように、三角形状に形成されている。
スリット96は、一例として、本体部56側の対向面97と、ニップ形成部64側の対向面98とを有する。対向面98は、A−Z面に沿った平面とされている。対向面97は、A方向から見た場合にZ方向に対して交差する方向に傾斜した傾斜面とされている。スリット96における三角形の頂点に相当する位置は、図示しない用紙PのZ方向の両端の位置よりもZ方向の内側に位置している。
制限部94は、角柱状に形成されている。また、制限部94は、Z方向の外側に配置された外側制限部94Aと、外側制限部94AよりもZ方向の内側に配置された内側制限部94Bとを有する。外側制限部94A及び内側制限部94Bは、対向面97からB方向に沿って、対向面98に向けて突出されている。また、外側制限部94Aの−B側の端面95A及び外側制限部94Aの−B側の端面95Bは、一例として、対向面98とほぼ平行に配置されている。このように、Z方向の中央側の間隔が短く、外側の間隔が長いスリット96において、制限部94を設けてもよい。制限部94が対向面98と接触することで、ニップ形成部64の変形が抑制される。
<第3変形例>
図11(B)には、第3変形例の搬送部100が示されている。搬送部100は、搬送部90(図11(A)参照)において、制限部94(図11(A)参照)に換えて制限部102が設けられた構成とされている。制限部102以外の構成は搬送部90と同様である。制限部102は、Z方向の外側に配置された外側制限部102Aと、外側制限部102Aよりも内側に配置された内側制限部102Bとを有する。また、制限部102は、スリット96の対向面98から、対向面97に向けて突出されている。
外側制限部102AのB側の端面は、対向面97とほぼ平行に配置される傾斜面103Aとされている。内側制限部102BのB側の端面は、対向面97とほぼ平行に配置される傾斜面103Bとされている。傾斜面103Aと対向面97とのB方向の間隔と、傾斜面103Bと対向面97とのB方向の間隔とは、ほぼ同じ大きさとされている。ニップ部Nにおける反力に対するニップ形成部64の曲げ剛性が、過剰に高くなる虞が無い場合は、このように、対向面98に制限部102を形成してもよい。制限部102が対向面97と接触することで、ニップ形成部64の変形が抑制される。
<他の変形例>
搬送部32において、反力に対するニップ形成部64の曲げ剛性が過剰に高くなる虞が無い場合は、低位部74を形成せずに、ニップ形成部64の高さをZ方向で揃えてもよい。また、第1変形例の搬送部80において、反力に対するニップ形成部64の曲げ剛性が過剰に高くなる虞が無い場合は、低位部74を形成せずに、ニップ形成部64の高さをZ方向で揃えてもよい。
制限部44、94は、加圧部材42と一体に形成されたものに限らず、加圧部材42とは別体で構成されていてもよい。例えば、定着装置30の図示しない筐体に固定され、スリット72の対向面73と対向面75との間に配置された制限部を用いてもよい。
回転体は、定着ロール36に限らず、加熱されない搬送ロールであってもよい。また、回転体は、中実の部材で構成されてもよい。さらに、回転体は、定着ベルトと該定着ベルトの内側に接触するパッドとの組合せで構成されてもよい。定着ロール36の外周面は、X方向から見た場合に、直線状、クラウン状、逆クラウン状のいずれであってもよい。
加圧部材42、92のZ方向の幅は、支持部材46、47のZ方向の幅と同じ大きさであってもよい。
一対の対向面は、ほぼ平行に並んだ対向面73、75や、一方が他方に対して斜め方向に傾いた対向面97、98に限らず、両方がB方向に対して傾いた構成(A方向から見た場合に台形状に配置される構成)であってもよい。また、一対の対向面は、平面状のものに限らず、湾曲した面であってもよい。
搬送装置は、搬送部32、80、90、100のように、定着装置30に設けられるものに限らず、画像形成装置10の定着装置30以外の搬送経路Kに設けられるものであってもよい。また、画像形成装置10以外で、用紙Pやフィルムなどの記録媒体を搬送するものであってもよい。
10 画像形成装置
14 画像形成部(現像剤像形成手段の一例)
30 定着装置
32 搬送部(搬送装置の一例)
34 加熱部(加熱源の一例)
36 定着ロール(回転体及び定着回転体の一例)
38 ベルト
42 加圧部材
44 制限部
56 本体部
64 ニップ形成部
72 スリット
73 対向面
74 低位部
75 対向面
80 搬送部
90 搬送部
92 加圧部材
94 制限部
96 スリット
97 対向面
98 対向面
100 搬送部
102 制限部
N ニップ部

Claims (5)

  1. 記録媒体の搬送方向と直交する方向を軸方向として回転する回転体と、
    前記回転体と共に前記記録媒体を挟むニップ部を形成する無端状のベルトと、
    前記ベルトの内側に設けられ、前記軸方向の両端部でかつ前記ニップ部を形成する部位に前記軸方向に窪んだスリットが形成され、前記ベルトを前記回転体に向けて加圧する加圧部材と、
    前記スリットを前記加圧部材が加圧する加圧方向から見た場合に、前記スリットの一対の対向面の間に設けられ、該対向面の間隔が狭くなることを制限する制限部と、
    を有する搬送装置。
  2. 前記加圧部材は、前記スリットに対する一方側が前記ニップ部を形成するニップ形成部とされ、前記スリットに対する他方側が本体部とされ、
    前記制限部は、前記他方側の前記対向面から突出されている請求項1に記載の搬送装置。
  3. 前記加圧部材は、前記スリットに対する一方側が前記ニップ部を形成するニップ形成部とされ、前記スリットに対する他方側が本体部とされ、
    前記ニップ形成部には、該ニップ形成部の前記軸方向の中央部における前記加圧方向の高さに比べて前記加圧方向の高さが低い低位部が形成されている請求項1又は請求項2に記載の搬送装置。
  4. 加熱源と、
    前記加熱源により加熱され、前記ニップ部で現像剤を溶融すると共に加圧して記録媒体に定着する前記回転体としての定着回転体を有する請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の搬送装置と、
    を有する定着装置。
  5. 現像剤像を形成する現像剤像形成手段と、
    前記現像剤像形成手段で形成された現像剤像を前記記録媒体に定着する請求項4に記載の定着装置と、
    を有する画像形成装置。
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