JP7215290B2 - 定着装置 - Google Patents
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図1に示すように、本発明の定着装置1は、画像形成装置100に設けられる。以下、画像形成装置100の概略について説明する。
図1から図3に示すように、定着装置1は、ローラの一例としての加熱ローラ2と、ベルト3と、第1加圧パッド4と、第2加圧パッド5と、パッドホルダ6と、第1プレート66と、第2プレート67と、ステイ68と、押圧部材69と、フレーム7,8と、軸受け11,12と、サブフレーム9,10と、複数のねじ14と、を備える。
図1に示すように、加熱ローラ2は、トナー像が転写された用紙が加熱ローラ2とベルト3との間を通過するときに、その用紙を加熱する。加熱ローラ2は、用紙のトナー像が転写された面に接する。加熱ローラ2は、第1方向に延びる。加熱ローラ2は、第1方向に延びる回転軸線について回転可能である。加熱ローラ2は、回転駆動力が与えられることで用紙を搬送する。加熱ローラ2は、ローラ本体20と、ヒータ21とを備える。ローラ本体20は、第1方向に延びる円筒形状を有する。ヒータ21は、ローラ本体20を加熱する。ヒータ21は、ハロゲンヒータである。ヒータ21は、ローラ本体20の内部に位置する。ヒータ21は、第1方向に延びる。
図2に示すように、ベルト3は、第2方向において、加熱ローラ2と向かい合う。第2方向は、第1方向と直交する。第2方向は、加熱ローラ2の径方向のうち特定の方向である。ベルト3は、加熱ローラ2と接触する。第2方向は、加熱ローラ2とベルト3とが接触するニップ領域Nにおける用紙の搬送方向と交差する。ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向は、用紙が加熱ローラ2とベルト3との間を通過するときの搬送方向であり、ニップ領域Nにおける加熱ローラ2の回転方向と同じである。なお、ニップ領域Nについて、詳しくは後述する。ベルト3は、無端ベルトである。ベルト3は、第1方向に延びる。ベルト3は、円筒形状を有する。ベルト3は、耐熱性と可撓性とを有し、一例としてポリイミド樹脂で構成される。
図2に示すように、第1加圧パッド4は、トナー像が転写された用紙が加熱ローラ2とベルト3との間を通過するときに、その用紙を加圧する。第1加圧パッド4は、ベルト3を加熱ローラ2に向けて加圧する。第1加圧パッド4は、ベルト3の内部に位置する。第1加圧パッド4は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第2加圧パッド5よりも下流に配置される。第1加圧パッド4は、第2加圧パッド5よりも硬質である。第1加圧パッド4は、ゴムなどの弾性体からなる。第1加圧パッド4は、第1方向に延びる。第1加圧パッド4は、第1方向から見て矩形状を有する。第1加圧パッド4は、第1角部40と、第2角部41と、第3角部42と、第4角部43とを有する。第1角部40および第2角部41は、第2方向における加熱ローラ2側に位置する。第3角部42および第4角部43は、第1角部40および第2角部41に対して加熱ローラ2の反対側に位置する。
図2に示すように、第2加圧パッド5は、トナー像が転写された用紙が加熱ローラ2とベルト3との間を通過するときに、その用紙を加圧する。第2加圧パッド5は、ベルト3を加熱ローラ2に向けて加圧する。詳しくは、第1加圧パッド4の少なくとも一部および第2加圧パッド5の少なくとも一部は、ベルト3を加熱ローラ2に向けて加圧する。第2加圧パッド5は、第1加圧パッド4に対して第3方向に間隔を空けて配置される。第2加圧パッド5は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第1加圧パッド4から上流に間隔を空けて位置する。第2加圧パッド5は、第1加圧パッド4よりも軟質である。第2加圧パッド5は、ゴムなどの弾性体からなる。第2加圧パッド5は、第1方向に延びる。第2加圧パッド5は、第1方向から見て矩形状を有する。
図2および図3に示すように、パッドホルダ6は、第1加圧パッド4および第2加圧パッド5を保持する。パッドホルダ6は、ホルダ本体60と、ホルダ突出部61,62とを備える。
図2に示すように、第1プレート66は、第1凹部63の内部に位置する。第1プレート66は、第1方向に延びる。第1プレート66は、第1加圧パッド4よりも硬質な材料、例えば、金属または樹脂からなる。第1プレート66は、第1凹部63の底面と接触する。第1プレート66は、第2方向において、第1加圧パッド4に対して加熱ローラ2の反対側に位置する。第1加圧パッド4は、第1プレート66に接着固定されている。第1プレート66は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第1加圧パッド4の下流端面45に対して、上流側にずれている。第1プレート66は、第3方向において、一端部661と、一端部661から離れて位置する他端部662とを有する。一端部661は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、他端部662に対して下流側に位置する。一端部661は、第3方向において、規制面63Aと間隔を空けて向かい合う。一端部661は、第3方向において、下流端面45に対して規制面63Aの反対側に位置する。他端部662は、第3方向において、内側面63Bと向かい合う。
第2プレート67は、第2凹部64の内部に位置する。第2プレート67は、第1方向に延びる。第2プレート67は、例えば、第1プレート66と同じ材料からなる。第2プレート67は、第2凹部64の底面と接触する。第2プレート67は、第2方向において、第2加圧パッド5に対して加熱ローラ2の反対側に位置する。第2加圧パッド5は、第2プレート67に接着固定されている。第2プレート67は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第2加圧パッド5の上流端面52に対して、下流側にずれている。第2プレート67は、第3方向において、一端部671と、一端部671から離れて位置する他端部672とを有する。一端部671は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、他端部672に対して下流側に位置する。一端部671は、第3方向において、内側面64Bと向かい合う。他端部672は、第3方向において、規制面64Aと間隔を空けて向かい合う。他端部672は、第3方向において、上流端面52に対して規制面64Aの反対側に位置する。
図2に示すように、ステイ68は、パッドホルダ6を支持する。ステイ68は、第2方向において、パッドホルダ6に対して、加熱ローラ2の反対側に位置する。ステイ68は、パッドホルダ6と接触する。ステイ68は、第2方向に延びる。ステイ68は、第2方向において、一端面68Aと、一端面68Aから離れて位置する他端面68Bとを有する。一端面68Aは、第3方向に沿う。一端面68Aは、パッドホルダ6と接触する。ステイ68とパッドホルダ6との接触箇所Aは、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、ニップ領域Nの中央Bよりも下流、かつ、第1加圧パッド4の中央Cよりも上流に位置する。言い換えれば、接触箇所Aは、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、ニップ領域Nの中央Bと、第1加圧パッド4の中央Cとの間に位置する。接触箇所Aは、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第2加圧パッド5よりも第1加圧パッド4の近くに位置する。ステイ68は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第1加圧パッド4と重ならない位置に配置される。接触箇所Aは、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第1角部40よりも上流側に位置する。また、接触箇所Aは、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、上流端面44に対して上流側に間隔を空けて位置し、ニップ領域Nの中央Bに対して下流側に間隔を空けて位置する。
押圧部材69は、ステイ68に押圧力を付与する。押圧部材69は、第1方向に間隔を空けて2つ配置される。押圧部材69は、バネ691と、当接部692とを備える。つまり、定着装置1は、バネ691を備える。バネ691は、ステイ68を介して第1加圧パッド4および第2加圧パッド5を加熱ローラ2に向けて付勢する。バネ691は、線材が螺旋状に巻回される圧縮コイルばねである。当接部692は、押圧部材69の一端部に設けられる。当接部692は、第2方向において、ホルダ突出部61,62のそれぞれに対して、加熱ローラ2の反対側から当接する。押圧部材69の他端部は、フレーム7,8のそれぞれに支持される。これにより、押圧部材69は、パッドホルダ6を介して、ステイ68を、加熱ローラ2に向かって押圧する。
図3に示すように、フレーム7,8は、加熱ローラ2を支持する。フレーム7,8は、第1方向において互いに間隔を空けて位置する。なお、フレーム8の構造は、フレーム7の構造と同様であるため、フレーム8の構造についての説明を省略する。
図3および図4に示すように、サブフレーム9,10は、パッドホルダ6を支持する。サブフレーム9は、第1方向において、フレーム7に対してフレーム8の反対側に位置する。サブフレーム9は、第1方向において、フレーム7の平面部72と接触する。サブフレーム10は、第1方向において、フレーム8に対してフレーム7の反対側に位置する。サブフレーム10は、第1方向において、フレーム8の平面部72と接触する。なお、サブフレーム9の構造は、サブフレーム10の構造と同様であるため、サブフレーム10の構造についての説明を省略する。
図4に示すように、サブフレーム9は、ねじ14により、フレーム7に固定可能である。サブフレーム10は、ねじ14により、フレーム8に固定可能である(図3参照)。複数のねじ14は、第1ねじ14Aと、第2ねじ14Bとを含む。第1ねじ14Aは、フレーム7およびサブフレーム9を締結する。第2ねじ14Bは、サブフレーム9およびサブフレーム10を締結する(図3参照)。
次に、図5Aから図7を参照して、定着装置1の製造工程の一実施形態について説明する。
図2に示すように、ステイ68とパッドホルダ6との接触箇所Aは、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向においてニップ領域Nの中央Bよりも下流に位置する。そのため、バネ691の付勢力が、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において上流に位置する第2加圧パッド5よりも下流に位置する第1加圧パッド4に効率よく作用する。また、ステイ68とパッドホルダ6との接触箇所Aは、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において第1加圧パッド4の中央Cよりも上流に位置する。そのため、第2加圧パッド5が加熱ローラ2から離れるように、パッドホルダ6が回転することを抑制できる。
次に、図8を参照して、第1実施形態の変形例について説明する。変形例において、上記した実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、説明を省略する。
次に、図10から図15を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態において、上記した実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、説明を省略する。
第2加圧パッド205は、第2方向および第3方向の寸法を除いて、第1実施形態の第2加圧パッド5と同じ構造を有する。そのため、第2加圧パッド205の説明を省略する。第2加圧パッド205の第2方向の寸法は、第1加圧パッド4および第2加圧パッド5の第2方向の寸法よりも大きい。第2加圧パッド205の第3方向の寸法は、第1加圧パッド4および第2加圧パッド5の第3方向の寸法よりも大きい。
パッドホルダ206は、第1加圧パッド4および第2加圧パッド205を保持する。パッドホルダ206は、第3方向における第2凹部64の寸法を除いて、第1実施形態のホルダ本体60と同じ構造を有する。そのため、パッドホルダ206の説明を省略する。パッドホルダ206が備える第2凹部64の第3方向の寸法は、ホルダ本体60が備える第2凹部64の第3方向の寸法よりも大きい。また、第2凹部64の第3方向の寸法は、第1凹部63の第3方向の寸法よりも大きい。
摺動シート207は、ベルト3の第1加圧パッド4および第2加圧パッド205に対する摺動を円滑にする。摺動シート207は、ベルト3と、第1加圧パッド4および第2加圧パッド205との間を通過するように延びる。摺動シート207は、ニップ領域Nにおいて、ベルト3の内周面と第1加圧パッド4との間、および、ベルト3の内周面と第2加圧パッド205との間で挟まれる。摺動シート207は、第1端と、第1端から離れて位置する第2端とを有する。摺動シート207の第1端は、上流ガイド203に固定される。摺動シート207の第2端は、いずれの部材にも固定されていない。なお、摺動シート207の第2端は、下流ガイド204などに固定されてもよい。
ステイ201は、パッドホルダ206を支持する。ステイ201は、第2方向において、パッドホルダ206に対して、加熱ローラ2の反対側に位置する。ステイ201は、パッドホルダ206と接触する。ステイ201は、1枚の金属板からなり、ヘミング曲げ形状を有する。ステイ201は、第1端面201Aと、第1端面201Aから離れて位置する第2端面201Bとを有する。第1端面201Aおよび第2端面201Bのそれぞれは、第3方向に沿う。第1端面201Aは、パッドホルダ206と接触する。
サブステイ202は、第2方向において、パッドホルダ206に対して、加熱ローラ2の反対側に位置する。サブステイ202は、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、ステイ201に対して上流に間隔を空けて位置する。サブステイ202は、パッドホルダ206と接触可能である。サブステイ202は、1枚の金属板からなり、L字に屈曲されている。サブステイ202は、第1端面202Aと、第1端面202Aから離れて位置する第2端面202Bとを有する(図10参照)。第1端面202Aは、第3方向に沿う。第1端面202Aは、第2方向において、ステイ201の第2端面201Bと、パッドホルダ206との間に位置する。第2端面202Bは、第2方向に沿っており、第3方向において、ステイ201と間隔を空けて向かい合う(図10参照)。
図12に示すように、押圧部材212は、ステイ201を、加熱ローラ2に向かって押圧する。押圧部材212は、第1方向に間隔を空けて2つ配置される。押圧部材212は、バネ212Aと、当接部212Bとを備える。つまり、定着装置1は、バネ212Aを備える。バネ212Aは、ステイ201を介して第1加圧パッド4および第2加圧パッド205を加熱ローラ2に向けて付勢する。これにより、第1加圧パッド4および第2加圧パッド205は、摺動シート207を介して、ベルト3を加熱ローラ2に接触させる。バネ212Aは、線材が螺旋状に巻回される圧縮コイルばねである。当接部212Bは、押圧部材212の一端部に設けられる。当接部212Bは、第2方向において、第1方向におけるステイ201の端部に対して、加熱ローラ2の反対側から当接する。押圧部材212の他端部は、フレーム7,8のそれぞれに支持される。
図13に示すように、サブステイ202は、ステイ201に連結される。具体的には、サブステイ202は、連結部材208および第1ねじ209により、ステイ201に連結される。連結部材208は、サブステイ202に固定される。連結部材208は、ねじ固定部208Aと、ボス208Bとを備える。
図14および図15に示すように、上流ガイド203は、上流ガイド本体203Aと、ねじ固定部203Bとを備える。ねじ固定部203Bについては、後で説明する。上流ガイド本体203Aは、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第2加圧パッド205に対して上流に位置する。上流ガイド本体203Aは、摺動シート207を介してベルト3の回転を案内する。上流ガイド203は、サブステイ202に固定される。上流ガイド本体203Aは、ねじ穴203Cを有する。ねじ穴203Cは、第3方向において、サブステイ202が備える第2穴202Dと通じる。第2ねじ210は、上流ガイド203をサブステイ202に固定する。第2ねじ210は、サブステイ202に対して上流ガイド203の反対側から、ねじ穴203Aにねじ込まれる。
図15に示すように、下流ガイド204は、下流ガイド本体204Aと、固定部204Bとを備える。下流ガイド本体204Aは、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向において、第1加圧パッド4に対して下流に位置する。下流ガイド本体204Aは、摺動シート207を介してベルト3の回転を案内する。固定部204Bは、下流ガイド本体204Aから連続して延びる。固定部204Bは、ステイ201に接触する。固定部204Bは、穴204Cを有する。穴204Cは、第3方向において、ステイ201が備える第3穴201Eと通じる。
図11に示すように、ステイ201とパッドホルダ206との接触箇所Aは、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向においてニップ領域Nの中央Bよりも下流、かつ、第1加圧パッド4の中央Cよりも上流に位置する。そのため、第1加圧パッド4が形成する下流ニップ領域N1の圧力を、第2加圧パッド205が形成する上流ニップ領域N2の圧力よりも大きく確保でき、ニップ領域Nにおける用紙の搬送方向の圧力分布が不安定になることを抑制できる。つまり、第2実施形態によっても、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる。
第1実施形態および第2実施形態では、ローラの一例としての加熱ローラ2が、ローラ本体20の内側に配置されるヒータ21を備えるが、本発明は、これに限定されない。例えば、定着装置1は、ヒータ21がローラ本体20の外側に位置する外部加熱方式であってもよい。また、定着装置1は、ローラ本体20を誘導加熱するIH方式であってもよい。また、ヒータ21はローラ本体20の内側に配置されず、ベルト3の内側に配置されてもよい。この場合、ローラとベルトとの位置関係を逆にして配置するのが好ましい。すなわち、用紙のトナー像が転写された面にヒータを内蔵したベルト3の外周面が接触するように配置し、用紙のトナー像が転写された面とは反対の面に、ローラの一例としての加圧ローラが接触するように配置するのが好ましい。また、定着装置1は、複数の感光ドラム101を備える画像形成装置100に設けられてもよい。
2 加熱ローラ
3 ベルト
4 第1加圧パッド
5 第2加圧パッド
6 パッドホルダ
68 ステイ
691 バネ
201 ステイ
202 サブステイ
205 第2加圧パッド
206 パッドホルダ
A 接触箇所
B ニップ領域の中央
C 第1加圧パッドの中央
D 接触可能箇所
Claims (7)
- 第1方向に延びるローラと、
前記第1方向と直交する第2方向において、前記ローラと向かい合うベルトと、
前記ベルトを前記ローラに向けて加圧する第1加圧パッドと、
前記第1加圧パッドよりも軟質であって、前記ベルトを前記ローラに向けて加圧する第2加圧パッドと、
前記第1加圧パッドおよび前記第2加圧パッドを保持するパッドホルダと、
前記パッドホルダを支持するステイと、
前記ステイを介して前記第1加圧パッドおよび前記第2加圧パッドを前記ローラに向けて付勢するバネと、を備え、
前記第1加圧パッドは、前記ローラと前記ベルトとが接触するニップ領域における用紙の搬送方向において、前記第2加圧パッドよりも下流に配置されており、
前記ステイと前記パッドホルダとの接触箇所は、前記ニップ領域における用紙の搬送方向において、前記ニップ領域の中央よりも下流、かつ、前記第1加圧パッドの中央よりも上流に位置することを特徴とする、定着装置。 - 前記第2加圧パッドは、前記第1加圧パッドから間隔を空けて配置されており、
前記接触箇所は、前記ニップ領域における用紙の搬送方向において、前記第2加圧パッドよりも前記第1加圧パッドの近くに位置することを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。 - 前記ステイは、前記ニップ領域における用紙の搬送方向において、前記第1加圧パッドと重ならない位置に配置されることを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
- 前記第1加圧パッドは、前記第2方向における前記ローラ側において、前記ニップ領域における用紙の搬送方向の上流側に位置する第1角部と、前記ニップ領域における用紙の搬送方向の下流側に位置する第2角部と、を有し、
前記第1角部は、前記ベルトを前記ローラに圧接させ、前記第2角部は、前記ベルトを前記ローラに圧接させないことを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載の定着装置。 - 前記接触箇所は、前記ニップ領域における用紙の搬送方向において、前記第1角部よりも上流側に位置することを特徴とする、請求項4に記載の定着装置。
- 前記第2加圧パッドは、前記第2方向における前記ローラ側において、前記ニップ領域における用紙の搬送方向の上流側に位置する上流角部と、前記ニップ領域における用紙の搬送方向の下流側に位置する下流角部と、を有し、
前記下流角部は、前記ベルトを前記ローラに圧接させ、前記上流角部は、前記ベルトを前記ローラに圧接させないことを特徴とする、請求項1~5のいずれか一項に記載の定着装置。 - 前記ステイに連結され、前記パッドホルダと接触可能なサブステイをさらに備え、
前記サブステイが前記パッドホルダに接触可能な箇所は、前記ニップ領域における用紙の搬送方向において、前記ニップ領域よりも上流に位置することを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の定着装置。
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