JP2017223574A - 産業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの荷重に起因するガイド部の変形量を簡易かつ高精度に求める。
【解決手段】ワークが載置される載置面11に対して相対移動可能なコラム22と、載置面11上に設けられ、コラム22をガイドするガイド部12と、ガイド部12の側面12aで支持されたリニアエンコーダ50のスケール52と、コラム22に設けられ、スケール52との相対変位を検出する検出器56、57と、を備える三次元測定装置1において、検出器56、57は、コラム22の移動方向及び鉛直方向における変位をそれぞれ検出し、検出器56、57の検出結果に基づいて、スケール52に対するガイド部12の相対的な変形量を取得する変形量算出部943を更に備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、産業機械に関する。
産業機械として、例えば直交する3軸方向に移動してワーク(被測定物)の座標等を測定する三次元測定装置が利用されている。三次元測定装置においては、ベースの載置面にワークが載置された状態で、プローブが支持された移動体をベースのガイド部に沿って移動させながら、プローブによってワークを測定する。
特開2012−2715号公報
ところで、載置面にワークが載置されている際に、ベースが変形することがある。例えば、ワークの荷重によって、ベースのガイド部が撓むように変形することがある。かかる場合には、移動体が撓んだ状態のガイド部上を移動することになるため、移動体に支持されたプローブによるワークの測定結果に誤差が発生してしまう。このような誤差を補正するために、ガイド部の変形量を適切に求めることが要請されている。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ワークの荷重に起因するガイド部の変形量を簡易かつ高精度に求めることを目的とする。
本発明の一の態様においては、ワークが載置される載置面に対して相対移動可能な移動体と、前記載置面上に設けられ、前記移動体をガイドするガイド部と、前記ガイド部の側面で支持されたリニアエンコーダのスケールと、前記移動体に設けられ、前記スケールとの相対変位を検出する検出器と、を備える産業機械において、前記検出器は、前記移動体の移動方向及び鉛直方向における変位をそれぞれ検出し、前記検出器の検出結果に基づいて、前記スケールに対する前記ガイド部の相対的な変形量を取得する変形量取得部を更に備える、産業機械を提供する。
また、前記検出器は、前記移動方向に沿って複数設けられており、前記変形量取得部は、前記複数の検出器の各々が検出した検出結果を比較して、前記ガイド部の変形量を求めることとしてもよい。
また、前記スケールには、前記鉛直方向に沿って所定間隔で形成された複数の第1目盛りが設けられており、前記変形量取得部は、前記複数の検出器の各々が検出した前記第1目盛りを比較して、前記ガイド部の変形量を求めることとしてもよい。
また、前記スケールには、前記移動方向に沿って所定間隔で形成され、前記移動体の前記移動方向における位置を特定するための複数の第2目盛りが形成されていることとしてもよい。
また、前記検出器は、前記スケールとの距離を検出する距離検出センサであり、前記変形量取得部は、複数の前記距離検出センサの各々が検出した距離を比較して、前記ガイド部の変形量を求めることとしてもよい。
また、前記ガイド部の前記側面には、前記スケールを前記移動方向において点支持する支持部が複数設けられていることとしてもよい。
また、前記スケールは、前記移動方向と平行な状態で鉛直方向に変位可能となるように前記ガイド部に支持されたケースに固定されていることとしてもよい。
また、前記産業機械は、前記変形量取得部が求めた前記ガイド部の変形量に基づいて、補正用の前記ガイド部の真直度誤差又は角度誤差を求める補正部を更に備えることとしてもよい。
本発明によれば、ワークの荷重に起因するガイド部の変形量を簡易かつ高精度に求めることができるという効果を奏する。
本発明の一の実施形態に係る三次元測定装置1の外観構成の一例を示す斜視図である。 リニアエンコーダ50の構成を説明するための図である。 スケール52を支持する支持部15a、15bの構成を説明するための図である。 支持部15b及び周辺部の詳細構成を説明するための模式図である。 図3Aのベース10が変形した状態を示す図である。 検出器56の構成を示す図である。 制御装置90の構成の一例を説明するためのブロック図である。 第1変形例に係る構成を説明するための図である。 第2変形例に係る構成を説明するための図である。 第3変形例に係る構成を説明するための図である。 第4変形例に係る構成を説明するための模式図である。
<三次元測定装置の構成>
図1を参照しながら、本発明の一の実施形態に係る産業機械の一例である三次元測定装置1の構成について説明する。
図1は、一の実施形態に係る三次元測定装置1の外観構成の一例を示す斜視図である。三次元測定装置1は、図1に示すように、ベース10と、移動機構20とを有する。
ベース10は、図1に示すように、矩形板状に形成されている。ベース10は、ここでは石材から成るが、これに限定されない。ベース10は、架台(図2に示す架台60)に支持されている。また、ベース10は、被測定物であるワークが載置される載置面11を有する。
ベース10のX軸方向の一端側には、載置面11上にY軸方向に沿ってガイド部12が設けられている。ガイド部12は、移動機構20(具体的には、移動機構20のコラム22)のY軸方向への移動をガイドする。また、ガイド部12の側面12aには、後述するリニアエンコーダ(図2)が設けられている。
移動機構20は、ラム25の先端に取り付けられたプローブ28(図6参照)を、X軸、Y軸及びZ軸方向に移動させる。移動機構20は、コラム22と、ビーム23と、スライダ24と、ラム25とを有する。また、移動機構20は、コラム22、スライダ24及びラム25を駆動する駆動部29(図6参照)を有する。
コラム22は、ガイド部12上に立設されている。コラム22は、駆動部29によって、ガイド部12上をY軸方向に沿って移動可能である。本実施形態では、コラム22が、ワークが載置される載置面11に対して相対移動可能な移動体に該当する。
ビーム23は、X軸方向に延びるように設けられている。ビーム23の長手方向の一端側は、コラム22に支持されており、ビーム23の長手方向の他端側は、支柱26に支持されている。ビーム23は、コラム22と共にY軸方向に移動する。
スライダ24は、ビーム23に支持されており、Z軸方向に沿って筒状に形成されている。スライダ24は、駆動部29によって、ビーム23上をX軸方向に沿って移動可能である。
ラム25は、スライダ24の内部に挿通されており、スライダ24と共にX軸方向に移動する。また、ラム25は、駆動部29によって、スライダ24内をZ軸方向に沿って移動可能である。
ところで、三次元測定装置1においては、ベース10が変形することがある。例えば、ベース10の載置面11に載置されたワークの荷重によって、ベース10が撓む。また、ベース10が石材ベースの場合には、温度変化に伴い石材の温度分布の偏りが発生するため、ベース10が曲がったり、膨らんだり、凹んだりする。また、石材の中には水分を吸う性質を有するものもあり、水分の出入りによって、ベース10が膨らんだり、凹んだりすることがある。
ベース10が変形すると、ベース10のガイド部12も変形することになる。ガイド部12が変形すると、コラム22が、変形した状態のガイド部12上を移動することになるため、コラム22を介して支持されたプローブ28によるワークの測定結果に誤差が発生してしまう。
これに対して、本実施形態では、後述するリニアエンコーダ50によって、ガイド部12を含むベース10の変形に起因するコラム22の変形量を求めている。そして、後述する制御装置90が、コラム22の変形量に基づいて、ガイド部12の変形量を取得し、真直度誤差や角度誤差を補正している。これにより、精度良く誤差を補正することが可能となる。
<リニアエンコーダの構成>
図2を参照しながら、ガイド部12の側面12aに設けられたリニアエンコーダ50の詳細構成について説明する。
図2は、リニアエンコーダ50の構成を説明するための図である。リニアエンコーダ50は、ガイド部12に支持されたコラム22の移動方向(Y軸方向)及び鉛直方向(Z軸方向)の変位を検出するためのものである。リニアエンコーダ50は、スケール52と、検出器56、57とを含む。
スケール52は、例えばガラス製であり、ガイド部12の側面12aで支持されている。スケール52は、側面12aに固定されておらず、側面12aに設けられた2つの支持部15a、15bによって支持されている。2つの支持部15a、15bは、Y軸方向において所定距離離れており、スケール52の底面を点支持している。
図3Aは、スケール52を支持する支持部15a、15bの構成を説明するための図である。2つの支持部15a、15bは、ここでは軸状のピンである。2つの支持部15a、15bのうちの支持部15aは、スケール52を拘束せずに支持しているのに対して、支持部15bは、スケール52を拘束するように支持している。
図3Bは、支持部15b及び周辺部の詳細構成を説明するための模式図である。図3Bに示すように、支持部15bは、スケール52のV字状の溝52aに挟まっている。ここで、支持部15bが溝52aに挟まるようにするため、支持部15bの直径が支持部15aの直径よりも大きい。なお、これに限定されず、例えば、直径が支持部15aと同じ大きさの支持部15bの中心が、Z軸方向において支持部15aの中心よりも上方に位置してもよい。そして、支持部15bは、バネ17との間でスケール52を挟持している。バネ17は、スケール52に対して支持部15bに向けて付勢している。
上記のように、スケール52が、側面12aに固定されずに支持部15a、15bに支持されていることで、ベース10が変形しても、スケール52は変形しない。
図4は、図3Aのベース10が変形した状態を示す図である。ここでは、ベース10の載置面11(図1)に載置されたワークによって、ベース10(ガイド部12)が撓んでいるものとする。図3Aと図4を対比すると分かるように、ベース10が変形すると、2つの支持部15a、15bがZ軸方向において変位する。
なお、上記では、スケール52が2つの支持部15a、15bによって支持されていることとしたが、スケール52を支持する構成は上記以外であってもよい。例えば、特許4722400号公報に記載の支承手段(例えば、図2等に示す支持装置300)を用いて、ガイド部12を支持してもよい。このような支承手段を用いる場合には、ガイド部12に変形が生じた際に、支承手段を介してガイド部12に支持されたスケール52において変形が生じた側の変形を他の側に伝えることなく許容できる。
図2に戻り、スケール52は、第1目盛り53と、第2目盛り54とを有する。
第1目盛り53は、スケール52の上半分に形成されている。第1目盛り53は、Z軸方向におけるガイド部12の変位を特定するためのものである。第1目盛り53は、Z軸方向に沿って所定間隔で複数形成されている。具体的には、第1目盛り53として、Y軸方向に平行な直線が、Z軸方向に所定間隔で複数形成されている。
第2目盛り54は、スケール52の下半分に形成されている。第2目盛り54は、コラム22のY軸方向における位置を特定するためのものである。第2目盛り54は、Y軸方向に沿って所定間隔で複数形成されている。具体的には、第2目盛り54として、Z軸方向に平行な直線が、Y軸方向に所定間隔で複数形成されている。
なお、上記では、第1目盛り53及び第2目盛り54とも直線として形成されているが、これに限定されず、他の形態で形成されていてもよい。また、上記では、第1目盛り53がスケール52の上半分に形成され、第2目盛り54がスケール52の下半分に形成されていることとしたが、これに限定されず、第1目盛り53がスケール52の下半分に形成され、第2目盛り54がスケール52の上半分に形成されてもよい。
検出器56、57は、Y軸方向において所定間隔離れている。検出器56、57は、それぞれ連結部58を介してコラム22に連結されている。このため、検出器56、57は、コラム22と連動して移動する。検出器56、57は、ガイド部12のY軸方向及びZ軸方向における変位をそれぞれ検出する。
図5は、検出器56の構成を示す図である。検出器56は、第1検出部56aと、第2検出部56bとを有する。
第1検出部56aは、第1目盛り53に対向するように上側に設けられ、第2検出部56bは、第2目盛り54に対向するように下側に設けられている。第1検出部56aが第1目盛り53を検出することで、スケール52に対するZ軸方向における変位を検出でき、第2検出部56bが第2目盛り54を検出することで、スケール52に対するY軸方向における変位を検出できる。
なお、上記では、第1検出部56a及び第2検出部56bが一つの部品に設けられているが、これに限定されず、第1検出部56aと第2検出部56bが、それぞれ独立した部品に設けられていてもよい。
検出器57も、検出器56と同様に、後述する図6に示すように、第1検出部57aと、第2検出部57bとを有する。第1検出部57a及び第2検出部57bは、検出器56の第1検出部56a及び第2検出部56bと同様な構成であるので、詳細な説明は省略する。
上述したスケール52及び検出器56、57を設けることによって、図4に示すようにベース10が変形した場合には、二つの検出器56、57の検出結果を比較することで、コラム22の変位量を検出することができる。具体的には、検出器56の第1検出部56aの検出結果と、検出器57の第1検出部57aの検出結果とを比較することで、コラム22のZ軸方向における変位量及びX軸周りの回転角度変位量を検出できる。
<制御装置の構成>
図6を参照しながら、制御装置90の構成について説明する。制御装置90は、検出器56、57の検出結果に基づいて、スケール52に対するガイド部12の相対的な変形量を取得して、補正する。
図6は、制御装置90の構成の一例を説明するためのブロック図である。制御装置90は、三次元測定装置1の動作全体を制御する。制御装置90は、モーションコントローラ91と、ホストコンピュータ92とを有する。
モーションコントローラ91は、三次元測定装置1の本体の制御を実行する。モーションコントローラ91は、駆動制御部91aと、カウンタ部91bとを有する。
駆動制御部91aは、移動機構20の駆動部29の駆動制御を実行する。
カウンタ部91bは、スケールセンサ96から出力されるパルス信号と、プローブ28のプローブセンサ97から出力されるパルス信号とを計数する。例えば、カウンタ部91bは、スケールセンサ96から出力されるパルス信号をカウントして移動機構20のX軸、Y軸及びZ軸方向の移動量を計測するスケールカウンタと、プローブセンサ97から出力されるパルス信号をカウントしてプローブ28のX軸、Y軸及びZ軸方向の移動量を計測するプローブカウンタとを含む。なお、図6に示すスケールセンサ96は、前述したリニアエンコーダ50の検出器56、57を含む。
ホストコンピュータ92は、モーションコントローラ91に所定の指令を与えると共に、ワークによるガイド部12の形状解析等の演算処理を実行する。例えば、ホストコンピュータ92は、モーションコントローラ91に指令を与えることで、三次元測定装置1の本体を制御する。ホストコンピュータ92は、記憶部93と、制御部94とを有する。
記憶部93は、例えばROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含む。記憶部93は、制御部94が実行するためのプログラムや各種データを記憶する。例えば、記憶部93は、検出器56、57の検出結果を記憶する。
制御部94は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部94は、記憶部93に記憶されたプログラムを実行することにより、三次元測定装置1の動作を制御する。制御部94は、検出結果取得部942、変形量算出部943、及び補正部944として機能する。
検出結果取得部942は、検出器56、57の検出結果を取得する。具体的には、検出結果取得部942は、検出器56の第1検出部56a及び第2検出部56bの検出結果と、検出器57の第1検出部57a及び第2検出部57bの検出結果とを取得する。
変形量算出部943は、検出器56、57の検出結果に基づいて、スケール52に対するガイド部12の相対的な変形量を取得する変形量取得部である。すなわち、変形量算出部943は、検出結果取得部942が取得した検出器56、57の検出結果に基づいて、ガイド部12の相対的な変形量を取得する。
変形量算出部943は、検出器56、57の各々が検出した検出結果を比較して、ガイド部12の変形量を求める。具体的には、変形量算出部943は、検出器56の第1検出部56aの検出結果と検出器57の第1検出部57aとが検出した検出結果とを比較して、ガイド部12の変形量を求める。
補正部944は、誤差を補正する機能を有する。本実施形態では、補正部944は、変形量算出部943が求めたガイド部12の変形量に基づいて、補正用のガイド部12の真直度誤差又は角度誤差を求める。補正部944は、求めた誤差を空間補正パラメータとして、補正計算する。
<本実施形態における効果>
上述した三次元測定装置1は、ガイド部12の側面12aで支持されたスケール52との相対変位を検出する検出器56、57を有する。検出器56、57は、コラム22に設けられており、コラム22のY軸方向及びZ軸方向における変位を検出する。そして、コラム22の変位の検出結果に基づいて、スケール52に対するガイド部12の相対的な変形量を取得している。
かかる場合には、仮にガイド部12が変形した場合には、スケール52及び検出器56、57によってコラム22の変位を検出することで、コラム22をガイドするガイド部12の変形量を簡易かつ高精度に求めることができる。
<変形例>
以下では、図7〜図9を参照しながら、上述した三次元測定装置1の変形例について説明する。
図7は、第1変形例に係る構成を説明するための図である。
上記では、スケール52が支持部15a、15bに支持されている(図3A参照)こととしたが、第1変形例においては、図7に示すように、スケール52が固定されたケース部材70が支持部15a、15bに支持されている。
ケース部材70は、Y軸方向と平行な状態でZ軸方向に変位可能となるように、支持部15a、15bに点支持されている。これにより、上述した実施形態と同様に、コラム22の変位量を適切に取得できる。また、ケース部材70は、ブロック状の形状を成している。ケース部材70は、剛性が高く、熱変形が小さい材料から成り、ここではセラミックス製である。かかる場合には、温度変化があっても、温度の偏りに起因する真直度変形が小さい。また、剛性も高いので、振動に起因する誤差も小さくなる。
図8は、第2変形例に係る構成を説明するための図である。
上記では、スケール52の第1目盛り53と第2目盛り54とが、離れて形成されている(図5参照)こととしたが、第2変形例においては、図8に示すように、目盛りが交差するように形成された目盛り55が設けられている。かかる場合には、検出器56、57の一つの検出部(図8に示す検出部56c)が、目盛り55を検出するので、検出器56、57の小型化が可能となる。
図9は、第3変形例に係る構成を説明するための図である。
上記では、検出器56の第1検出部56aと、検出器57の第1検出部57aとが、スケール52の第1目盛り53を検出することとしたが、第3変形例においては、第1検出部56a、57aの代わりに、近接センサ81、82が設けられている。近接センサ81、82は、コラム22に取り付けられており、スケール52から離れている。なお、検出器56、57は、第2検出部56b、57b(図6参照)を有する。
近接センサ81、82は、それぞれ、スケール52との距離(例えば、Z軸方向における距離)を検出する距離検出センサである。かかる場合には、変形量算出部943は、近接センサ81、82の検出結果を比較することで、ガイド部12のZ軸方向における変形量を求めることができる。また、近接センサ81、82を設けることで、スケール52に第1目盛り53を設ける必要がなくなる。
図10は、第4変形例に係る構成を説明するための模式図である。
上述した第1変形例においては、Z軸方向に沿って所定間隔で形成された第1目盛り53と、Y軸方向に沿って所定間隔で形成された第2目盛り54とを有するスケール52が、ケース部材70に固定されていることとした。
これに対して、第4変形例においては、図10に示すように、スケール52に加えて、X軸方向に沿って所定間隔で形成された第3目盛り85aを有する第2スケール85も、ケース部材70に固定されている。具体的には、スケール52は、ケース部材70の側面70aに固定されており、第2スケール85は、ケース部材70の上面70bに固定されている。なお、図10には示していないが、検出器56、57と同様な構成の検出器が、対面する第3目盛り85aを検出する。
スケール52に加えて第2スケール85を設けた場合には、ガイド部12がX軸方向に膨らむように変形した場合に、ガイド部12のX軸方向の膨らみも検出可能となる。これにより、ガイド部12の変形量をより高精度に求めることが可能となる。
なお、上記では、産業機械として三次元測定装置1を説明したが、これに限定されない。例えば、産業機械は、工作機械やロボット等であってもよい。
また、上記では、ガイド部12がY軸方向に沿って設けられていることとしたが、これに限定されず、ガイド部12がX軸方向に沿って設けられていてもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 三次元測定装置
10 ベース
11 載置面
12 ガイド部
12a 側面
15a、15b 支持部
22 コラム
52 スケール
53 第1目盛り
54 第2目盛り
56、57 検出器
70 ケース部材
81、82 近接センサ
943 変形量取得部
944 補正部

Claims (8)

  1. ワークが載置される載置面に対して相対移動可能な移動体と、
    前記載置面上に設けられ、前記移動体をガイドするガイド部と、
    前記ガイド部の側面で支持されたリニアエンコーダのスケールと、
    前記移動体に設けられ、前記スケールとの相対変位を検出する検出器と、を備える産業機械において、
    前記検出器は、前記移動体の移動方向及び鉛直方向における変位をそれぞれ検出し、
    前記検出器の検出結果に基づいて、前記スケールに対する前記ガイド部の相対的な変形量を取得する変形量取得部を更に備える、産業機械。
  2. 前記検出器は、前記移動方向に沿って複数設けられており、
    前記変形量取得部は、前記複数の検出器の各々が検出した検出結果を比較して、前記ガイド部の変形量を求める、
    請求項1に記載の産業機械。
  3. 前記スケールには、前記鉛直方向に沿って所定間隔で形成された複数の第1目盛りが設けられており、
    前記変形量取得部は、前記複数の検出器の各々が検出した前記第1目盛りを比較して、前記ガイド部の変形量を求める、
    請求項2に記載の産業機械。
  4. 前記スケールには、前記移動方向に沿って所定間隔で形成され、前記移動体の前記移動方向における位置を特定するための複数の第2目盛りが形成されている、
    請求項3に記載の産業機械。
  5. 前記検出器は、前記スケールとの距離を検出する距離検出センサであり、
    前記変形量取得部は、複数の前記距離検出センサの各々が検出した距離を比較して、前記ガイド部の変形量を求める、
    請求項2に記載の産業機械。
  6. 前記ガイド部の前記側面には、前記スケールを前記移動方向において点支持する支持部が複数設けられている、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の産業機械。
  7. 前記スケールは、前記移動方向と平行な状態で鉛直方向に変位可能となるように前記ガイド部に支持されたケースに固定されている、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の産業機械。
  8. 前記変形量取得部が求めた前記ガイド部の変形量に基づいて、補正用の前記ガイド部の真直度誤差又は角度誤差を求める補正部を更に備える、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の産業機械。
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