JP2017221497A - 折り畳みテーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】収納性や携帯性の向上を図る。
【解決手段】折り畳みテーブルは、2つに折り曲げ可能な天板と、天板を支持する2枚の支持板と、天板の裏面側に設けられた操作部材と、を備える。各支持板は、天板曲げ部の両端部側に設けられ支持板を相互に接続する接続部と、接続部に沿って形成された第1曲げ部と、を有する。操作部材が天板側へ押し込まれる力を受けると天板が押し広げられて開くと共に2枚の支持板が第1曲げ部を支点に折り曲げられて2枚の支持板が相互に離間する方向へ開いた開状態となることにより天板が平坦なテーブル面を形成する。操作部材が天板側とは反対方向へ引っ張られる力を受けると天板が折り曲げられて閉じると共に2枚の支持板が第1曲げ部を支点にした折り曲げが解消されて相互に近接する方向へ閉じた閉状態となることにより天板が折り畳まれる。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、折り畳みテーブルに関する。
従来、折り畳みテーブルは、例えば金属製のパイプを折り曲げて形成されたフレームと、2つに折り畳み可能な天板と、を備えたものが公知である。例えば引用文献1に開示された折り畳みテーブルは、2つに折り畳み可能な天板の裏面側に、2つのフレームが接続されている。2つのフレームは、天板との接続部分において相互に離接する方向へ回動可能となっている。この2つのフレームを回動させて開くと、フレームの移動に伴って天板が開いてテーブル面が形成される。これにより、折り畳みテーブルは、テーブルとしての機能を発揮する。また、2つのフレームを回動させて閉じると、フレームの移動に伴って天板も折り畳まれる。
しかしながら、このような従来構成の折り畳みテーブルでは、折り畳んだ状態でもなお、フレーム自体の厚みは残る。そのため、このような折り畳みテーブルは、折り畳んで状態であっても収納したり携帯したりする際にかさばるため、収納性や携帯性に関して改善の余地があった。
特開2002−223861号公報
そこで、収納性や携帯性の向上を図った折り畳みテーブルを提供する。
実施形態の折り畳みテーブルは、板状に形成され直線状に形成された天板曲げ部を有し前記天板曲げ部を支点に2つに折り曲げ可能な天板と、板状に形成され相互に対向して配置されて前記天板を支持する2枚の支持板と、前記天板における前記天板曲げ部の裏面側に設けられた操作部材と、を備える。前記天板は、前記天板曲げ部に対して一方側の領域の縁部が2枚の前記支持板のうち一方の前記支持板の上端部に接続され、前記天板曲げ部に対して他方側の領域の端部が2つの前記支持板のうち他方の前記支持板の上端部に接続され、各前記支持板は、前記天板曲げ部の両端部側に設けられており前記支持板を相互に接続する接続部と、前記接続部に沿って形成された第1曲げ部と、を有する。前記操作部材が前記天板側へ押し込まれる力を受けると前記天板が押し広げられて開くと共に2枚の前記支持板が前記第1曲げ部を支点に折り曲げられて2枚の前記支持板が相互に離間する方向へ開いた開状態となることにより前記天板が平坦なテーブル面を形成する。前記操作部材が前記天板側とは反対方向へ引っ張られる力を受けると前記天板が折り曲げられて閉じると共に2枚の前記支持板が前記第1曲げ部を支点にした折り曲げが解消されて相互に近接する方向へ閉じた閉状態となることにより前記天板が折り畳まれる。
一実施形態による開状態の折り畳みテーブルについて、天板側から見た状態を示す斜視図 一実施形態による閉状態の折り畳みテーブルについて、天板側から見た状態を示す斜視図 一実施形態による開状態の折り畳みテーブルについて、底面部側から見た状態を示す斜視図 一実施形態による閉状態の折り畳みテーブルについて、底面部側から見た状態を示す斜視図 一実施形態による開状態の折り畳みテーブルについて、図1の紙面手前側の支持板を透過させて内部を示す斜視図 一実施形態による開状態の折り畳みテーブルについて、図3の紙面手前側の支持板を透過させて内部を示す斜視図 一実施形態による開状態の折り畳みテーブルを示す正面図 一実施形態による開状態の折り畳みテーブルを示す平面図 一実施形態による開状態の折り畳みテーブルを示す底面図 一実施形態による開状態の折り畳みテーブルを示す右側面図 一実施形態による閉状態の折り畳みテーブルを示す正面図 一実施形態による折り畳みテーブルについて、天板を示す平面図 一実施形態による折り畳みテーブルについて、支持板を示す正面図 一実施形態による折り畳みテーブルについて、操作部材を示す正面図 一実施形態による折り畳みテーブルについて、操作部材を示す右側面図
一実施形態による折り畳みテーブルについて、図面を参照しながら説明する。折り畳みテーブル10は、図1に示す開状態つまり使用状態と、図2に示す閉状態つまり折り畳み状態とに相互に切替可能に構成されている。折り畳みテーブル10は、図1等に示す開状態となることでテーブルとしての機能を発揮し、図2等に示す閉状態となることで全体として板状に折り畳まれる。なお、折り畳みテーブル10の開状態を示す左側面図は、図10に示す右側面図と同一であるため省略している。
また、以下の説明においては、折り畳みテーブル10を、単にテーブル10と称する。また、以下の説明において、テーブル10の前後、左右、及び上下は、必要に応じて各図に矢印で示している。使用者は、開状態のテーブル10の下端部を設置面である地面や床面に接触させて、テーブル10を使用する。なお、図3、図4、及び図6は、テーブル10を上下逆にして配置して示したものである。したがって、図3、図4、及び図6を参照する場合に限っては、他の図に対してテーブル10の上下を逆にして説明する。
また、以下の説明において、山折りとは、各部材に形成された溝状の曲げ部を挟んで両側に位置する2つの表面部が、互いに離間する方向へ折れ曲がることをいう。また、谷折りとは、曲げ部を挟んで両側に位置する2つの表面部が、互いに接近する方向へ折れ曲がることをいう。この場合、表面部とは、テーブル10の面のうち外側に露出している面をいう。
図1及び図2等に示すように、テーブル10は、1枚の天板20と、2枚の支持板30と、1つの操作部材40と、を備えている。天板20は、例えばポリプロピレン等の樹脂材料の成型品であって、図12に示すように1枚の板状に構成されている。天板20は、2つに折り曲げ可能に構成されている。天板20の上面つまり外側面は、図1に示すテーブル10の開状態において、平坦なテーブル面を形成する。使用者は、テーブル10を使用する際、図1に示すようにテーブル10を開状態にし、天板20上に物を載置する。
図1、図8、及び図12等に示すように、天板20は、全体として扁平した楕円形状、いわゆるラグビーボールの断面形状に形成されている。図12に示すように、天板20は、天板20の長辺A及び短辺Bに対して対称形に形成されている。天板20は、2つの天板曲げ部21を有している。2つの天板曲げ部21は、天板20の外側面又は内側面に形成された谷折りの溝部であり、天板20の長辺A方向に沿って平行な直線状に形成されている。2つの天板曲げ部21は、天板20の中心Oに対して所定の間隔すなわち幅Lを空けて配置されている。天板20は、天板曲げ部21を支点に谷折りに折れ曲がることで、2つに折り曲げ可能に構成されている。
この場合、天板20は、2つの第1天板領域201と、1つの第2天板領域202と、を有している。すなわち、天板曲げ部21は、第1天板領域201と第2天板領域202との境界を形成している。第1天板領域201は、天板曲げ部21に対し、短辺B方向における外側の領域である。第2天板領域202は、2つの天板曲げ部21によって挟まれた中心Oを含む領域である。
また、天板20は、複数の穴部221、222を有している。各穴部221、222は、天板20の厚み方向へ円形に貫通して形成されている。各穴部221、222には、図1等に示すように、リベット等の締結具50が挿入される。この場合、図12に示すように、天板20は、6個の第1天板穴部221と、4個の第2天板穴部222と、を有している。第1天板穴部221は、第1天板領域201において短辺Bの両端部側に設けられている。この場合、各第1天板領域201において3個の第1天板穴部221が、第1天板領域201の外形線に沿って円弧状に配置されている。また、第2天板穴部222は、第2天板領域202において長辺Aの両端部側に2個ずつ設けられている。
2枚の支持板30は、図1等に示すように、開状態で天板20を支持するものであり、図9等に示すように、相互に対向して配置されている。支持板30は、例えばポリプロピレン等の樹脂材料の成型品であって、図13等に示すように全体として左右方向に長い略矩形の板状に形成されている。支持板30は、左右対称に形成されている。支持板30は、1つの側面部31と、2つの接続部32と、1つの上面部33と、1つの底面部34と、を一体に有している。
側面部31は、図1等に示す開状態のテーブル10において、テーブル10の側面部分を構成する。本実施形態の場合、側面部31は、全体として下方へ向かって狭くなるような略台形状に形成されている。図13に示すように、側面部31は、1つの第1側面領域311と、2つの第2側面領域312と、を有している。第1側面領域311は、側面部31における左右方向の中央部分の領域である。第2側面領域312は、第1側面領域311に対して左右両側の領域である。図1等に示すように、テーブル10を開状態で使用する際、各第2側面領域312の下端部が地面と接触する。
接続部32は、支持板30の左右両端部分つまり長手方向の両端部分に設けられている。すなわち、接続部32は、側面部31に対して左右方向の外側つまり第2側面領域312の左右方向の外側に設けられている。接続部32は、上下方向に細長い略矩形状に形成されている。
上面部33は、側面部31における第1側面領域311の上側に設けられている。上面部33は、天板20の長辺Aに平行な線で短辺B方向における天板20の端部を切り取ったような扇状に形成されている。底面部34は、第1側面領域311の下側に設けられている。底面部34は、上側の辺つまり第1側面領域311との境界部分が円弧状に形成されており、下側の辺が直線状に形成されている。すなわち、底面部34は、第1側面領域311との境界部分が円弧状となる略扇状に形成されている。
支持板30は、複数の曲げ部、この場合、2つの第1曲げ部351と、2つの第2曲げ部352と、1つ第3曲げ部353と、1つの第4曲げ部354と、を有している。各曲げ部351〜354は、支持板30の外側面又は内側面に形成された溝部である。支持板30は、各曲げ部351〜354を支点にして山折り又は谷折り方向に折り曲げ可能となっている。
第1曲げ部351は、接続部32の長手方向に沿って直線状に形成された谷折りの溝部である。第1曲げ部351は、側面部31の第1側面領域311と接続部32との境界を形成している。第2側面領域312は、第1曲げ部351を支点にして、接続部32に対して谷折りに折り曲げ可能となっている。
第2曲げ部352は、S字又は逆向きのS字の曲線状に形成された山折りの溝部である。第2曲げ部352は、側面部31の第1側面領域311と第2側面領域312との境界を形成している。第2曲げ部352は、第3曲げ部353の両端部から第4曲げ部354の両端部に亘って、上下方向へ向かって延びている。
本実施形態において、第2曲げ部352は、上下方向の途中部分で曲率が変化している。すなわち、第2曲げ部352は、第1側面領域311の上端部この場合第3曲げ部353の端部から、第1側面領域311における上下方向の途中部分にかけて、側面部31の左右方向の内側へ向かってやや膨らむような円弧状に形成されている。その後、第2曲げ部352は、曲率が変化し、側面部31の上下方向の途中部分から、第1側面領域311の下端部この場合第4曲げ部354の端部にかけて、側面図31の左右方向の外側へ向かってやや膨らむような円弧状に形成されている。2つの第2曲げ部352間の距離は、上面部33側が最小となり、底面部34側が最大となっている。すなわち、2つの第2曲げ部352間の距離は、上側から下方へ行くにしたがって次第に広くなっている。
第3曲げ部353は、谷折りの溝部であって、天板20の長辺Aと平行となるような直線状に形成されている。第3曲げ部353は、側面部31の第1側面領域311と、上面部33との境界を形成している。上面部33は、第3曲げ部353を支点にして、第1側面領域311に対して谷折りに折り曲げ可能となっている。
第4曲げ部354は、山折りの溝部であって、上側つまり天板20側へ向かって突出するように湾曲した円弧状に形成されている。第4曲げ部354は、底面部34と、側面部31の第1側面領域311との境界を形成している。底面部34は、第4曲げ部354を支点にして、第1側面領域311に対して山折りに折り曲げ可能となっている。2枚の支持板30の底面部34は、第4曲げ部354が円弧状に形成されていることにより、図5等に示すように開状態の場合に上方へ突出した湾曲状つまりアーチ状となる。
また、支持板30は、複数の穴部361〜363を有している。各穴部361〜363は、支持板30を厚み方向に円形に貫いて形成されている。各穴部361〜363には、リベット等の締結具50が挿入される。この場合、支持板30は、10個の第1支持板穴部361と、3個の第2支持板穴部362と、4個の第3支持板穴部363と、を有している。
第1支持板穴部361は、接続部32に設けられている。この場合、各接続部32において5個の第1支持板穴部361が、接続部32の長手方向に沿って直線上に設けられている。第2支持板穴部362は、上面部33にあって、上面部33の円弧状の外形線に沿って設けられている。そして、第3支持板穴部363は、底面部34にあって、底面部34の下端部付近においてこの底面部34の下辺に沿って直線上に設けられている。
図1及び図2等に示すように、2枚の支持板30は、相互に重ね合わせた状態で接続部32の第1支持板穴部361に締結具50が通されることによって、相互に接続されている。これにより、支持板30の左右方向の両辺部が相互に接続されている。また、天板20と支持板30とは、天板20に形成された第1天板穴部221と上面部33に形成された第2支持板穴部362とに、締結具50が通されることによって、相互に接続されている。
本実施形態の場合、テーブル10は、図2及び図3等に示すように、連結部材37を備えている。連結部材37は、左右方向へ長いすなわち底面部34の下辺に沿って長い矩形状に形成されている。2枚の支持板30は、底面部34部分において、連結部材37を介して相互に接続されている。なお、2枚の支持板30は、連結部材37を介して一体に形成しても良い。すなわち、2枚の支持板30と連結部材37とを一体に形成しても良い。
連結部材37は、図3及び図9等に示すように、2つの第5曲げ部355と、連通穴371と、を有している。第5曲げ部355は、連結部材37の外側面又は内側面に形成された山折りの溝部である。2つの第5曲げ部355は、支持板30の底面部34の下辺部に沿って形成されている。2つの第5曲げ部355は、2つの天板曲げ部21間の幅Lと同程度の幅を空けて配置されている。連通穴371は、連結部材37の長手方向の中央部分に設けられた矩形の穴である。連通穴371には、操作部材40が通されている。
また、2つの支持板30は、図3及び図13等に示すように、それぞれ2つの足部38を有している。足部38は、支持板30と一体に形成されている。足部38は、図13等に示すように、第2側面領域312において、第2曲げ部352の下端部に設けられている。足部38は、テーブル10の閉状態において、左右方向の中央側へ延びている。そして、足部38は、図1及び図3に示すように、テーブル10の開状態において、前後方向つまり天板20の長辺A方向に交差する方向へ突出する。すなわち、足部38は、テーブル10の開状態において、第2曲げ部352の下端部よりも、テーブル10の中央側に対して水平方向の外側へ突出している。
操作部材40は、図5及び図6等に示すように、天板20における天板曲げ部21の裏面側、この場合、第2天板領域202の裏面側に設けられている。操作部材40は、例えばポリプロピレン等の樹脂材料の成形品であって、図14及び図15等に示すように、板状の部材を逆向きの略U字状すなわち下方側が開放されたコ字状に折り曲げて構成されている。操作部材40は、2つの主体部41と、1つの中間部42と、を一体に有している。2つの主体部41は、図15に示すように、相互に対向している。
主体部41は、第1主体部411と第2主体部412とから構成されている。第1主体部411は、底辺が上側に位置する略三角形状に形成されている。第1主体部411の底辺つまり主体部41の上辺部の長さ寸法は、天板20の第2天板領域202の長手方向の寸法すなわち長辺Aの寸法に略等しい。第2主体部412は、第1主体部411の左右方向の中心部から下方へ延びるように、上下方向へ長い矩形状に形成されている。
中間部42は、2つの主体部41間を接続している。中間部42の幅寸法は、天板20の第2天板領域202の幅Lに略等しい。そして、操作部材40の中間部42が天板20の第1天板領域201の裏側面に接した状態で、締結具50が操作部材40の中間部42及び天板20の第2天板穴部222に通されることによって、操作部材40は、天板20の裏面側に取り付けられている。
また、操作部材40は、図14等に示すように、係止部43及び取手部44を一体に有している。係止部43は、第1主体部411の左右両側部分から左右方向へ突出するように形成されている。係止部43は、図5及び図6等に示すように、テーブル10の内側において連通穴371の周囲に係止可能となっている。この場合、係止部43は、連結部材37を介して底面部34に係止している。
取手部44は、操作部材40の下端部つまり第2主体部412の下側に設けられている。取手部44は、操作部材40を略矩形状に貫いて形成された取手穴部441を有している。使用者は、取手穴部441に手を入れることで、取手として使用することができる。取手部44の外形は、連結部材37の連通穴371の内径よりも小さい。これにより、取手部44は、連通穴371に挿通可能となっている。この場合、使用者によって連結部材37が上下方向へ操作された際に、第2主体部412の周囲が連通穴371の周囲に当る。これにより、連結部材37の水平方向の移動つまり上下方向以外の方向への移動が規制される。このため、連通穴371は、操作部材40の水平方向の移動つまり上下方向以外の方向への移動を規制する規制手段として機能する。これにより、操作部材40の上下方向へのスムーズな押し引き操作が可能となっている。
この構成において、使用者は、次のようにして、図1に示す開状態のテーブル10を、図2に示す閉状態に折り畳むことができる。すなわち、まず、使用者は、例えば図3に示すように、操作部材40の取手部44が上向きとなるようにテーブル10の向きを上下逆に配置する。そして、使用者は、例えば一方の手で支持板30の側面部31付近を押えながら、他方の手で操作部材40を引き上げる。すると、操作部材40の上方への移動すなわち天板20から離れる方向への移動に伴って、天板20と操作部材40との接続部分つまり第2天板領域202付近が上方へ引っ張られ、これにより天板20が天板曲げ部21を支点に2つに折り畳まれる。
そして、天板20が折り畳まれる方向へ移動すると、天板20の移動に伴って、天板20と支持板30との接続部分つまり上面部33が天板20の中心O側へ引っ張られる。また、その際、操作部材40の係止部43がテーブル10の内側において連通穴371の周囲に係止しているため、操作部材40の上方への移動に伴って、連結部材37付近が上方へ引っ張られる。そして、側面部31に対する上面部33及び底面部34の折り曲げ状態が解消されると共に、連結部材37が第5曲げ部355を支点に山折りに折り曲げられる。その際、第1曲げ部351及び第2曲げ部352における曲げ状態も解消される。これにより、第5曲げ部355以外の各曲げ部351〜354における曲げ状態が解消され、2枚の支持板30は略板状となって相互に接近する。このようにして、テーブル10は折り畳まれる。
また、使用者は、上述した逆の手順で、図2に示す閉状態のテーブル10を図1に示す閉状態に展開することができる。すなわち、使用者は、テーブル10を展開する際、例えば図4の閉状態のテーブル10に対し、2枚の支持板30を相互に離間させつつ操作部材40を天板20側へ押し込む。すると、操作部材40の移動に伴って天板20が開き、これにより2枚の支持板30間の距離が更に広がって、図3に示すようにテーブル10が開状態に展開される。このように、テーブル10の開閉時において、操作部材40の上下方向の移動は、天板20の開閉方向への移動及び2枚の支持板30の離接方向への移動として、天板20及び支持板30に伝達される。
以上説明した実施形態によれば、テーブル10は、天板20と、2枚の支持板30と、操作部材40と、を備える。天板20は、板状に形成されている。また、天板20は、直線状に形成された天板曲げ部21を有し、天板曲げ部21を支点に2つに折り曲げ可能となっている。支持板30は、板状に形成されている。2枚の支持板30は、相互に対向して配置されて、天板20を支持している。操作部材40は、天板20における天板曲げ部21の裏面側に設けられている。
天板20は、天板曲げ部21に対して一方側の領域つまり第1天板領域201の縁部が、2枚の支持板のうち一方の支持板30の上端部つまり上面部33に接続されている。また、天板20は、天板曲げ部21に対して他方側の領域つまり第2天板領域202の端部が2つの支持板30のうち他方の支持板30の上端部つまり上面部33に接続されている。支持板30は、接続部32と第1曲げ部351とを有している。接続部32は、天板曲げ部21の両端部側つまり長辺Aの両端部側に設けられており2枚の支持板30を相互に接続している。第1曲げ部351は、接続部32に沿って直線状に形成されている。
そして、テーブル10は、操作部材40が天板20側へ押し込まれる力を受けると、天板20が押し広げられて開くと共に2枚の支持板30が第1曲げ部351を支点に谷折りに折り曲げられて、2枚の支持板30が相互に離間する方向へ開いた開状態となる。これにより、天板20が平坦なテーブル面を形成し、テーブル10は、テーブルとしての機能を発揮可能となる。一方、テーブル10は、操作部材40が天板20側とは反対方向へ引っ張られる力を受けると、天板20が折り曲げられて閉じると共に2枚の支持板30が第1曲げ部351を支点にした谷折りの折り曲げ状態が解消される。これにより、テーブル10は、2枚の支持板30が相互に近接する方向へ閉じた閉状態となる。
これによれば、テーブル10は、図2等に示すように、折り畳んだ状態において略板状となるため、折り畳んだ状態でのサイズを極力小さくすることができ、その結果、収納性や携帯性を向上が図られる。
また、支持板30は、折り曲げ可能に設けられた底面部34を一体に有している。2枚の支持板30において、各底面部34は、連結部材37を介して相互に折り曲げ可能に接続されると共に、2枚の支持板30が開状態の場合に上方へ突出した湾曲状すなわちアーチ状になるように形成されている。操作部材40は、底面部34を貫いて下方へ突出していると共に、係止部43を有している。係止部43は、連結部材37を介して実質的に底面部34の内側面に係止可能となっている。
これによれば、開状態のテーブル10において天板20の上面に物が載置された場合に、天板20の中央部分にかかる負荷は、まず、操作部材40に伝わる。その際、操作部材40の係止部43は、連結部材37を介して実質的に底面部34の内側面に係止されるため、天板20から操作部材40に伝達された負荷は、係止部43を介して連結部材37及び底面部34に伝わる。そして、操作部材40から底面部34に伝わった負荷は、湾曲状に形成された底面部34を介し、両側の側面部31へ向かって分散されて、各第2側面領域312の下端部に伝達される。このように、本実施形態によれば、天板20の中央部分にかかる負荷を効率良く分散させることができる。したがって、テーブル10の耐荷重性を向上させることができる。
2枚の支持板30は、それぞれ2つの第2曲げ部352を有している。第2曲げ部352は、支持板30の上端部から下端部に亘ってS字状に湾曲するように形成されている。テーブル10は、開状態となった場合に、第2曲げ部352を支点に山折りに折り曲げられている。これによれば、開状態のテーブル10の耐荷重を更に高めることができる。
すなわち、図9等に示すように、開状態の支持板30において、第1側面領域311と、第1側面領域311の左右両側にある第2側面領域312とは、それぞれ第2曲げ部352を支点に山折りに折り曲げられている。そのため、第1側面領域311は、テーブル10の水平方向の中央側に対して外側へ向かって膨らむように緩やかに湾曲している。一方、第2側面領域312と接続部32とは、第1曲げ部351を支点に山折りに折り曲げられている。そのため、第2側面領域312は、テーブル10の水平方向の中央側に向かって窪むように緩やかに湾曲している。このように、開状態のテーブル10において、第1側面領域311と第2側面領域312とは、テーブル10の水平方向の中央側に対して相互に異なった方向へ向かって緩やかに湾曲している。
ここで、例えば円柱と角柱とについて、垂直方向への耐荷重を比較した場合、角柱よりも円柱の方が、耐荷重が高いことが知られている。そのため、例えば側面部31全体を円弧状に湾曲させることで、垂直方向の耐荷重性を向上させることができる。しかしこの場合、側面部31全体を例えば単純な円弧形状にしただけでは、次のような問題がある。すなわち、単純な円弧形状の側面部のある点に対して、外側から水平方向への力が加わった場合、その水平方向の荷重の作用した部分が少しでも変形すると、その変形した部分に垂直方向の荷重が集中する。その結果、側面部は比較的簡単に座屈してしまう。
これに対し、本実施形態のテーブル10は、開状態にすると、第2曲げ部352の作用により、第1側面領域311と第2側面領域312とが、図9等に示すように、相互に異なった方向へ向かって緩やかに湾曲する。この構成によれば、天板20の周囲付近に作用した垂直方向への荷重は、第1側面領域311と第2側面領域312とに分散される。そのため、例えば第1側面領域311のある点に対して水平方向の荷重が作用しても、第2側面領域312で受けている垂直方向の荷重が、第1側面領域311における水平方向の荷重の作用点に集中し難くなる。同様に、例えば第2側面領域312のある点に対して水平方向の荷重が作用しても、第1側面領域311で受けている垂直方向の荷重が、第2側面領域312における水平方向の荷重の作用点に集中し難くなる。これにより、本実施形態によれば、側面部31全体を単純な円弧状に形成した場合に比べて、耐荷重を高いものとすることができる。
第2曲げ部352の下端部には、天板20を介して第1側面領域311に作用した負荷が集中し易い。そこで、各支持板30は、第2曲げ部352の下端部に足部38を有している。足部38は、第2側面領域312の下端部と連続するように形成されている。そして、足部38は、図5等に示すように、テーブル10の開状態において、第2側面領域312の下端部と共に地面に接触する。これによれば、天板20を介して第1側面領域311に作用した負荷を、足部38によって受けることができるため、開状態のテーブル10の安定性を向上させることができる。
この場合、足部38は、テーブル10の開状態において、第2曲げ部352の下端部よりも水平方向の外側へ突出している。これによれば、テーブル10が多少傾いた場合であっても、足部38によって支えることができる。その結果、開状態のテーブル10の安定性を更に向上させることができる。
操作部材40は、底面部34を貫いて下方へ突出している。そのため、操作部材40の下端部が、支持板30の下端部よりも優先して地面に接触してしまうと、支持板30の下端部が地面に接触し難くなり、テーブル10の安定性が損なわれる。そこで、本実施形態では、図7等に示すように、開状態のテーブル10において、操作部材40の下端部の高さ位置は、支持板30の下端部の高さ位置以下となるように設定されている。これによれば、支持板30の下端部は、操作部材40の下端部に比べて優先的に地面に接触する。したがって、開状態のテーブル10の安定性を確保することができる。
また、操作部材40は、取手部44を有している。これによれば、使用者は、例えば閉状態のテーブル10を、例えば図4に示す姿勢で取手部44を持って運ぶことができる。したがって、テーブル10の携帯性を更に向上させることができる。
また、操作部材40の上端部は、天板20の中央部分に接続されており、操作部材40の下端部は、底面部34を貫いて下方へ突出している。これによれば、この場合、操作部材40の下端部は、テーブル10の開状態において地面に接触可能となっている。これによれば、開状態のテーブル10において、天板20の周囲部分は支持板30によって支持され、天板20の中央部分は操作部材40によって支持される。したがって、天板20に作用する負荷を、支持板30及び操作部材40に分散して効率良く支持することができるため、テーブル10の耐荷重性を更に向上させることができる。
なお、以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
天板20、支持板30、及び操作部材40は、それぞれポリプロピレン等の樹脂材料に限られず、例えばアルミニウム等の軽量金属や木材等であっても良い。この場合、各曲げ部21、351〜355、例えばヒンジ等を設けることにより、板部材を折り曲げ可能に構成することができる。
また、各部材20、30、40の接続は、締結具50に限られず、例えば接着剤を用いた接着や、溶着等であっても良い。
図面中、10は折り畳みテーブル、20は天板、30は支持板、32は接続部、34は底面部、351は第1曲げ部、352は第2曲げ部、38は足部、40は操作部材、43は係止部を示す。

Claims (4)

  1. 板状に形成され直線状に形成された天板曲げ部を有し前記天板曲げ部を支点に2つに折り曲げ可能な天板と、
    板状に形成され相互に対向して配置されて前記天板を支持する2枚の支持板と、
    前記天板における前記天板曲げ部の裏面側に設けられた操作部材と、を備え、
    前記天板は、前記天板曲げ部に対して一方側の領域の縁部が2枚の前記支持板のうち一方の前記支持板の上端部に接続され、前記天板曲げ部に対して他方側の領域の端部が2つの前記支持板のうち他方の前記支持板の上端部に接続され、
    各前記支持板は、前記天板曲げ部の両端部側に設けられており前記支持板を相互に接続する接続部と、前記接続部に沿って形成された第1曲げ部と、を有し、
    前記操作部材が前記天板側へ押し込まれる力を受けると前記天板が押し広げられて開くと共に2枚の前記支持板が前記第1曲げ部を支点に折り曲げられて2枚の前記支持板が相互に離間する方向へ開いた開状態となることにより前記天板が平坦なテーブル面を形成し、前記操作部材が前記天板側とは反対方向へ引っ張られる力を受けると前記天板が折り曲げられて閉じると共に2枚の前記支持板が前記第1曲げ部を支点にした折り曲げが解消されて相互に近接する方向へ閉じた閉状態となることにより前記天板が折り畳まれる、
    折り畳みテーブル。
  2. 前記支持板は、折り曲げ可能に設けられた底面部を一体に有しており、
    2枚の前記支持板において、各底面部は相互に折り曲げ可能に接続されると共に、2枚の前記支持板が開状態の場合に上方へ突出した湾曲状になるように形成され、
    前記操作部材は、前記底面部を貫いて下方へ突出していると共に、前記底面部の内側面に係止する係止部を有している、
    請求項2に記載の折り畳みテーブル。
  3. 各前記支持板は、それぞれ前記支持板の上端部から下端部に亘ってS字状に湾曲するように形成された2つの第2曲げ部を有し、前記開状態となった場合に前記第2曲げ部を支点に折り曲げられる、
    請求項1又は2に記載の折り畳みテーブル。
  4. 各前記支持板は、前記第2曲げ部の下端部に設けられた足部を有している、
    請求項3に記載の折り畳みテーブル。
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