JP2017221414A - 支持追従装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】支持追従装置において、作業の内容に応じて作業者の腕を適切に支持すること。【解決手段】支持追従装置は、載置部と、アームと、ブレーキと、モード設定部と、カウンタウェイトと、位置変更部と、制御部とを備えている。アームは、複数のリンクが1つ以上の関節を介して接続され、複数のリンクのうちの1つに載置部が接続されている。ブレーキは、関節の動作を制限する。モード設定部は、ブレーキの作動態様を設定する。カウンタウェイトは、アームに取り付けられ、載置部に反力を付与する。このカウンタウェイトは、アームに規定された基点との距離が長いほど大きな反力を付与する。位置変更部は、カウンタウェイトの位置を変更する。制御部は、モード設定部で設定されたブレーキの作動態様に従って、カウンタウェイトの位置を調整するように位置変更部を制御するS210〜S300。【選択図】図5

Description

本発明は、作業者の身体の一部分を支持する支持追従装置に関する。
特許文献1に記載されているように、作業者の腕が載置される載置部と、載置部を移動可能に支持するアームとを備えた支持追従装置が知られている。
特許文献1に記載された支持追従装置におけるアームは、複数の剛体が関節を介して接続された多関節アームである。このアームには、複数の剛体のうち1つの剛体の端部に、カウンタウェイトとしての錘が取り付けられる。カウンタウェイトは、載置部に上向きの力を付与し、載置部に載置された作業者の腕を支持する。
なお、特許文献1に記載された支持追従装置では、カウンタウェイトとしての錘の個数を変更したり、カウンタウェイトとしての錘の取り付け位置を変更したりすることで、載置部への上向きの力の大きさを変更可能としている。
特開2015−171482号公報
ところで、支持追従装置では、作業者が実施している作業の内容に応じて、載置部に付与される上向きの力を細かく調整し、作業の内容に応じて作業者の腕を適切に支持することが求められている。
しかしながら、特許文献1に記載された支持追従装置では、錘の個数の変更や錘の取り付け位置の変更は、一回一回、錘を取り外して手動で行う必要がある。このため、特許文献1に記載された支持追従装置では、載置部に付与される上向きの力の大きさを、作業者の作業中に変更することが困難であり、作業の内容に応じて細かく調整することが十分に実現できないという課題があった。
つまり、従来の技術では、作業者の作業中に、その作業の内容に応じて作業者の腕を適切に支持することが難しいという課題があった。
そこで、本発明は、支持追従装置において、作業の内容に応じて作業者の腕を適切に支持する技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様は、載置部(10)と、アーム(12)と、ブレーキ(31A,32A,33A)と、モード設定部(14,S110〜S160)と、カウンタウェイト(72)と、位置変更部(60)と、制御部(14,S210〜S300)とを備えた支持追従装置(1)に関する。
載置部は、作業者の身体の一部分が載置される。アームは、複数のリンク(41,42,43,44)が1つ以上の関節(31,32,33,34,35)を介して接続され、複数のリンクのうちの1つに載置部が接続されている。ブレーキは、関節の動作を制限する。モード設定部は、ブレーキの作動態様を設定する。
カウンタウェイトは、アームに取り付けられ、載置部に反力を付与する。カウンタウェイトは、アームに規定された基点との距離が長いほど大きな反力を付与する。
位置変更部は、カウンタウェイトの位置を変更する。制御部は、モード設定部で設定されたブレーキの作動態様に従って、カウンタウェイトの位置を調整するように位置変更部を制御する。
このような支持追従装置によれば、位置変更部を制御することで、カウンタウェイトの位置を調整できる。これにより、支持追従装置によれば、作業者が作業中であっても、載置部に付与する反力の大きさを変更できる。
しかも、支持追従装置によれば、カウンタウェイトの位置の調整、即ち、載置部に付与される反力の大きさの調整を、設定されたブレーキの作動態様に従って実行している。このブレーキの作動態様は、作業者の作業内容に応じて変更されることが多い。
したがって、支持追従装置によれば、載置部に付与される反力の大きさを、作業の内容に応じて細かく調整することを十分に実現できる。
換言すると、支持追従装置によれば、作業の内容に応じて作業者の腕を適切に支持することができる。
支持追従装置の外観を示す斜視図である。 支持追従装置におけるアームの構成を示す説明図である。 支持追従装置の制御系を示すブロック図である。 モード設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 反力調整処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
<1−1 支持追従装置>
図1に示す支持追従装置1は、医療行為を行う作業者としての医師の身体における一部分を支持し、その支持した身体の一部分を医療行為における動作に追従させる装置である。
医療行為とは、患者の傷病の治療、診断、または予防のために医学に基づいて実施される行為である。医療行為には、外科手術、脳神経外科手術を含む。また、医師とは、医療行為を実施する人物であり、例えば、外科医、脳神経外科医である。
また、身体の一部分とは、身体の全体における1つの箇所である。身体の一部分として、例えば、肘よりも掌側の部位、即ち前腕を想定する。作業者とは、作業を行う人物である。
支持追従装置1は、載置部10と、アーム12と、制御装置14とを備える。
載置部10は、作業者の身体の一部分が載置される台である。載置部10は、上方が開いた形状に構成されている。上方が開いた形状とは、例えば、断面U字形である。
図2に示すように、アーム12は、多自由度の多関節アームである。アーム12は、複数の関節31,32,33,34,35と、ブレーキ31A,32A,33Aと、エンコーダ31B,32B,33Bと、ベース部41と、肩部42と、第1腕部43と、第2腕部44と、力センサ50と、位置調整機構60と、カウンタウェイト70と、カウンタウェイト72とを備えている。
ベース部41は、床Fに配置され、アーム12全体を支持する。なお、ベース部41は、キャスタを有していてもよい。
肩部42、第1腕部43、及び第2腕部44は、それぞれ、リンク機構を構成するリンクである。各リンクは、棒状の剛体として形成されている。関節31,32,33,34,35は、それぞれ、回転軸を中心に回転する回転関節である。
ベース部41の上端には、関節31を介して肩部42が接続されている。この肩部42は、関節31により、ベース部41に対して鉛直軸回りに回転可能となる。肩部42の上端には、関節32を介して第1腕部43の一端が接続されている。第1腕部43は、関節32により、肩部42に対して水平軸回りに揺動可能となる。
第1腕部43の他端には、関節33を介して第2腕部44の一端が接続されている。第2腕部44は、関節33により、第1腕部43に対して水平軸回りに揺動可能になされている。第2腕部44の他端には、関節35を介して載置部10が接続されている。関節35は、関節34とは回転軸が直交するように配置されている。なお、関節34は、第2腕部44の先端において、水平軸回りに回転可能となるように設けられる。
ブレーキ31A,32A,33Aは、それぞれ、関節31,32,33の動作を制限する。関節の動作とは、軸周りの回転運動である。また、制限とは、回転運動に対して制動力を加えることであり、各関節31,32,33の回転を停止状態とすることを含む。制動力とは、運動を制動する力である。
本実施形態では、ブレーキ31A,32A,33Aとして、電磁ブレーキが用いられている。
支持追従装置1におけるブレーキの作動状態として、ホールドモードと、フリーモードとが実現される。ブレーキの作動状態とは、ブレーキ31A,32A,33Aにおいて、制動力を発生するブレーキと、制動力を非発生であるブレーキとの組み合わせによって決定される支持追従装置1の動作態様である。このブレーキの作動状態は、後述するモード設定処理によって設定される。また、以下では、ブレーキの作動状態を動作モードとも称す。
ホールドモードとは、載置部10の移動を制限する動作モードである。フリーモードとは、作業者の身体の一部分が載置部10に載置された状態で、載置部10の移動を許容する動作モードである。
ホールドモードは、作業者が医療行為における実作業を実施する状態を想定した動作モードである。ホールドモードでは、作業者の身体の一部分が載置部10に載置された状態で、ブレーキ31A,32A,33Aをオンとして制動力を発生させ、関節31,32,33,34,35の回転運動が停止される。これにより、ホールドモードでは、載置部10の位置が固定される。
フリーモードは、載置部10に載置された腕を支持し、その腕の動きにアーム12を追従させる状態を想定した動作モードである。フリーモードでは、ブレーキ31A,32A,33Aをオフとして制動力を非発生とし、関節31,32,33,34,35の回転運動を可能とする。これにより、フリーモードでは、載置部10を自由に動かすことができる。
エンコーダ31B,32B,33Bは、関節31,32,33,34,35各々の回転角度を検出する。
力センサ50は、載置部10に加わる鉛直方向の力、及び、載置部10とアーム12とを接続する軸に加わるトルクを検出する。なお、力センサ50にて検出する、載置部10に加わる鉛直方向の力とは、重力方向の力である。この載置部10に加わる鉛直方向の力には、重量、または質量を含む。
<1−2 位置調整機構>
位置調整機構60は、第1腕部43の関節32側の先端部に設けられている。位置調整機構60は、カウンタウェイト72の位置を調整する機構であり、モータ62と、直線運動機構64と、エンコーダ66とを備えている。
モータ62は、制御装置14からの信号に従って駆動力を発生する。モータ62の一例として、周知の電動機が考えられる。
直線運動機構64は、モータ62で発生された駆動力に従って直線運動する機構である。エンコーダ66は、モータ62の出力軸の回転角度を検出するセンサである。制御装置14は、エンコーダ66での検出結果に従って、カウンタウェイト72の位置を認識する。
カウンタウェイト70は、第1腕部43の関節32側の先端部に設けられた錘である。カウンタウェイト70は、載置部10に対して上向きの力を付与する。以下、載置部10に付与される上向きの力を反力と称す。
カウンタウェイト72は、直線運動機構64のモータ62の出力軸とは反対側の端部に設けられている。カウンタウェイト72は、基点との距離Lが長いほど大きな反力を付与する。ここで言う基点とは、アーム12に規定された基準となる位置であり、例えば、第1腕部43を構成するリンクのうち、カウンタウェイト72が接続されるリンクの回転中心(即ち、節)である。
このようなカウンタウェイト72は、載置部10に対して上向きの力、即ち、反力を付与する。
カウンタウェイト70、及び直線運動機構64が初期位置に設定されたカウンタウェイト72から載置部10に付与される反力は、アーム12の自重、載置部10の自重、及び載置部10に載置される腕の自重の和と釣り合うように設定されている。換言すると、カウンタウェイト70及び直線運動機構64が初期位置に設定されたカウンタウェイト72によって、載置部10に医師の腕が載置された場合に、載置部10及びアーム12に加わる力のバランスを保つ。
図3に示すように、制御装置14は、CPU15、ROM16及びRAM17を備えた電子制御回路を内蔵する。
ROM16には、ブレーキ31A,32A,33Aを制御することにより、動作モードを、フリーモード、及びホールドモードのうちのいずれかに切り替えるモード設定処理を、制御装置14が実行するための処理プログラムが格納されている。
さらに、ROM16には、位置調整機構60を制御することにより、載置部10に付与される反力を調整する反力調整処理を、制御装置14が実行するための処理プログラムが格納されている。
<1−3 モード設定処理>
モード設定処理が起動されると、図4に示すように、制御装置14は、まず、ブレーキ31A,32A,33Aをオンとし、制動力により関節31,32,33の回転運動を停止する(S110)。
続いて、制御装置14は、作業者の身体の一部分が載置部10に置かれたか否かを判定する(S120)。具体的にS120では、制御装置14は、規定された条件である第1規定条件を満たしていれば、作業者の身体の一部分が載置部10に置かれたものと判定する。
第1規定条件とは、次の条件1、または条件2である。
条件1は、力センサ50で検出したトルクが、予め規定されたトルク閾値Tt1以上であることを、所定時間以上継続していることである。トルク閾値Tt1は、身体の一部分が載置部10に置かれた状態で載置部10に加わる最小のトルクとして予め規定された閾値である。
条件2は、力センサ50で検出した力が、予め規定された荷重閾値Tw1以上であることを、所定時間以上継続していることである。荷重閾値Tw1は、身体の一部分が載置部10に置かれた状態で載置部10に加わる最小の力として予め規定された閾値である。なお、所定時間とは、予め定められた時間長である。
このS120での判定の結果、作業者の身体の一部分が載置部10に置かれていなければ(S120:NO)、制御装置14は、作業者の身体の一部分が載置部10に置かれるまで待機する。
そして、作業者の身体の一部分が載置部10に置かれると(S120:YES)、制御装置14は、動作モードをホールドモードに設定する(S130)。これにより、アーム12では、ブレーキ31A,32A,33Aがオンとなり、制動力により関節31,32,33の回転運動が停止される。
さらに、制御装置14は、作業者の身体の一部分が載置部10から離れたか否かを判定する(S140)。具体的にS140では、規定された条件である第2規定条件を充足していれば、身体の一部分が載置部10から離れたものと判定する。ここで言う第2規定条件とは、次の条件3、または条件4である。
条件3は、力センサ50で検出したトルクが、予め規定されたトルク閾値Tt2以下であることを、所定時間以上継続していることである。トルク閾値Tt2とは、身体の一部分が載置部10から離れた状態で載置部10に加わる最大のトルクとして予め規定された閾値であり、トルク閾値Tt1よりも小さいトルクである。
条件4は、力センサ50で検出した力が、予め規定された荷重閾値Tw2以下であることを、所定時間以上継続していることである。ただし、荷重閾値Tw2は、身体の一部分が載置部10に置かれた状態で載置部10に加わる最大の力として予め規定された閾値であり、荷重閾値Tw1よりも小さい力である。
すなわち、「身体の一部分が載置部10から離れた」には、身体の一部分によって載置部10を押圧する力、即ち、鉛直方向下向きの力を弱める抜重を含む。
S140での判定の結果、身体の一部分が載置部10から離れていなければ(S140:NO)、制御装置14は、身体の一部分が載置部10から離れるまで待機する。
そして、作業者の身体の一部分が載置部10から離れると(S140:YES)、制御装置14は、動作モードをフリーモードに設定する(S150)。これにより、アーム12では、ブレーキ31A,32A,33Aがオフとなり、関節31,32,33の回転運動が可能となる。
さらに、モード設定処理では、制御装置14は、載置部10に載置された医師の身体における一部分の移動が止められたか否かを判定する(S160)。具体的にS160では、制御装置14は、載置部10の移動速度v、ひいては、アーム12の先端の移動速度が、予め規定された速度閾値以下であることを、所定時間以上継続していれば、医師の身体における一部分の移動が止められているものと判定する。アーム12の先端の移動速度vは、エンコーダ31B,32B,33Bの検出結果に基づく周知の手法で特定したアーム先端の位置の推移に従って導出すればよい。
このS160での判定の結果、載置部10に載置された作業者の身体における一部分の移動が止められていなければ(S160:NO)、制御装置14は、その作業者の身体における一部分の移動が止められるまで待機する。
そして、載置部10に載置された作業者における身体の一部分の移動が止められると、(S160:YES)、制御装置14は、モード設定処理をS130へと戻す。そのS130では、制御装置14は、動作モードをホールドモードに設定する。
<1−3 反力調整処理>
反力調整処理が起動されると、図5に示すように、制御装置14は、まず、動作モードがホールドモードであるか否かを判定する(S210)。このS210での判定の結果、動作モードがホールドモードでなければ(S210:NO)、制御装置14は、詳しくは後述するS250へと反力調整処理を移行させる。
一方、動作モードがホールドモードであれば(S210:YES)、制御装置14は、動作モードがホールドモードに設定されてからの第1経過時間Tが、時間閾値T1以下であるか否かを判定する(S220)。時間閾値T1は、予め定められた時間長であり、例えば、0.1[s]であってもよい。
このS220での判定の結果、第1経過時間Tが時間閾値T1以下であれば(S220:YES)、制御装置14は、詳しくは後述するS240へと反力調整処理を移行させる。
S220での判定の結果、第1経過時間Tが時間閾値T1よりも長くなると(S220:NO)、制御装置14は、カウンタウェイト72の位置が第1規定位置L1に維持されるように、位置調整機構60を制御する(S230)。
第1規定位置L1とは、予め定められたカウンタウェイト72の配置位置である。第1規定位置L1は、作業者の身体の一部分が載置部10に載置されていない状態(即ち、非載置)で下向きに加わる力と、載置部10に付与される反力とが釣り合うように規定されている。すなわち、第1規定位置L1は、初期位置である。
制御装置14は、その後、反力調整処理をS210へと戻す。そして、動作モードがホールドモードであり、かつ、第1経過時間Tが時間閾値T1よりも長い場合には、カウンタウェイト72の位置を第1規定位置L1に維持される。
なお、第1経過時間Tが時間閾値T1以下である場合に移行するS230では、制御装置14は、予め定められた関数LL1(T)に従った位置にカウンタウェイト72が位置するように、位置調整機構60を制御する。
ここで言う関数LL1(T)は、経過時間Tの増加に応じて、載置部10に付与される反力が小さくなるように、カウンタウェイト72の位置を規定する関数である。具体的に関数LL1(T)では、第1経過時間Tが増加すると、カウンタウェイト72の位置が第1規定位置L1に近づくように規定されている。なお、関数LL1(T)においては、経過時間Tが時間閾値T1に達したタイミングで、カウンタウェイト72の位置が第1規定位置L1に達するように規定されている。
制御装置14は、その後、反力調整処理をS210へと戻す。そして、動作モードがホールドモードであり、かつ、第1経過時間Tが時間閾値T1以下である場合には、関数LL1(T)に従ってカウンタウェイト72の位置が制御される。
ところで、動作モードがホールドモードでない場合に移行するS250では、制御装置14は、動作モードがフリーモードであるか否かを判定する。このS250での判定の結果、動作モードがフリーモードでなければ(S250:NO)、制御装置14は、反力調整処理をS210へと戻す。
一方、S250での判定の結果、動作モードがフリーモードであれば(S250:YES)、制御装置14は、反力調整処理をS260へと移行させる。そのS260では、制御装置14は、動作モードがフリーモードに設定されてからの第2経過時間Tが、時間閾値T2以下であるか否かを判定する。時間閾値T2は、予め定められた時間長であり、例えば、0.5[s]であってもよい。
このS260での判定の結果、第2経過時間Tが時間閾値T2以下であれば(S260:YES)、制御装置14は、詳しくは後述するS300へと反力調整処理を移行させる。一方、S260での判定の結果、第2経過時間Tが時間閾値T2よりも長ければ(S260:NO)、制御装置14は、反力調整処理をS270へと移行させる。
そのS270では、制御装置14は、載置部10の移動速度vの絶対値が速度閾値v1以下であるか否かを判定する。
このS270での判定の結果、載置部10の移動速度vの絶対値が速度閾値v1よりも大きければ(S270:NO)、制御装置14は、詳しくは後述するS290へと反力調整処理を移行させる。一方、S270での判定の結果、載置部10の移動速度vの絶対値が速度閾値v1以下であれば(S270:YES)、制御装置14は、反力調整処理をS280へと移行させる。
そのS280では、制御装置14は、カウンタウェイト72の位置が第2規定位置L2に近づくように位置調整機構60を制御する。
第2規定位置L2とは、載置部10に付与される反力が規定荷重となるカウンタウェイト72の位置である。規定荷重とは、作業者の身体の一部分が載置部10に載置されてもたれかかった状態で下向きに加わる荷重と釣り合う荷重である。ここで言う下向きに加わる荷重とは、作業者の身体の一部分による荷重と、アーム12及び載置部10の自重との和である。
この第2規定位置L2は、予め規定された固定値であってもよいし、状況に応じて設定される可変値であってもよい。
可変値としての第2規定位置L2は、動作モードがホールドモードに設定されている期間に載置部10に加わる力の代表値を規定荷重としたカウンタウェイト72の位置を求めたものであってもよい。
動作モードがホールドモードに設定されている期間とは、今回設定されたフリーモードへと移行する直前のホールドモードの期間であってもよいし、今回設定されたフリーモードに移行される前に設定されていた複数回のホールドモードの期間であってもよい。
さらに、ホールドモードに設定されている期間に載置部10に加わる力は、ホールドモードに設定されている期間に力センサ50にて検出した結果を用いればよい。なお、代表値は、当該期間における、最頻値であってもよいし、中央値であってもよいし、平均値であってもよい。
制御装置14は、その後、反力調整処理をS210へと戻す。そして、動作モードがフリーモードに設定され、第2経過時間Tが時間閾値T2以下であり、かつ移動速度vの絶対値が速度閾値v1以下である間は、第2規定位置L2に近づくようにカウンタウェイト72の位置が制御される。
ところで、載置部10の移動速度vの絶対値が速度閾値v1よりも大きい場合に移行するS290では、制御装置14は、予め定められた関数La(T)に従った位置にカウンタウェイト72が位置するように、位置調整機構60を制御する。
ここで言う関数La(T)は、載置部10に加わる加速度aに応じた反力が載置部10に付与されるように、カウンタウェイト72の位置を規定する関数である。具体的に関数La(T)では、載置部10に加わる加速度aが大きいほど大きな荷重が反力として載置部10に付与されるように、カウンタウェイト72の位置が、加速度aが大きいほど、初期位置からカウンタウェイト72までの距離が長くなるように規定されている。なお、加速度aは、載置部10の移動速度vの時間変化を規定された時間長で除すことで求めてもよい。
制御装置14は、その後、反力調整処理をS250へと戻す。そして、動作モードがフリーモードに設定され、第2経過時間Tが時間閾値T2よりも長く、かつ載置部10の移動速度の絶対値が速度閾値v1よりも大きい場合には、関数La(T)に従って、カウンタウェイト72の位置が制御される。
ところで、第2経過時間Tが時間閾値T2以下である場合に移行するS300では、制御装置14は、予め定められた関数LL2(T)に従った位置にカウンタウェイト72が位置するように、位置調整機構60を制御する。
ここで言う関数LL2(T)は、第2経過時間Tの増加に応じて、載置部10に付与される反力が大きくなるように、カウンタウェイト72の位置を規定する関数である。具体的に関数LL2(T)では、初期位置からカウンタウェイト72までの距離が、第2経過時間Tの増加に応じて長くなるように規定されている。なお、関数LL2(T)においては、第2経過時間Tが時間閾値T2に達したタイミングで、カウンタウェイト72の位置が第2規定位置L1に達するように規定されている。
制御装置14は、その後、反力調整処理をS210へと戻す。そして、動作モードがフリーモードであり、かつ、第2経過時間Tが時間閾値T2以下である間は、関数LL2(T)に従って、カウンタウェイト72の位置が制御される。
[2.実施形態の効果]
(2a) 以上説明したように、支持追従装置1によれば、位置調整機構60を制御することで、カウンタウェイト72の位置を調整できる。これにより、支持追従装置1によれば、作業者が作業中であっても、載置部10に付与される反力の大きさを変更できる。
(2b) しかも、支持追従装置1によれば、カウンタウェイト72の位置の調整、即ち、載置部10に付与される反力の大きさの調整を、設定されている動作モードに従って実行している。この動作モードは、作業者の作業内容に応じて変更されるため、支持追従装置1によれば、載置部10に付与される反力の大きさを、作業の内容に応じて細かく調整できる。
換言すると、支持追従装置1によれば、作業の内容に応じて作業者の腕を適切に支持することができる。
(2c) ところで、反力調整処理では、動作モードがホールドモードに設定されると、載置部10に付与する反力の大きさを、アーム12及び載置部10の自重と釣り合う大きさとしている。
これにより、支持追従装置1によれば、動作モードがホールドモードからフリーモードへと変更された場合に、作業者の腕に対して載置部10が突き上げるように作動することを抑制できる。
(2d) また、反力調整処理では、動作モードがフリーモードに設定されると、載置部10に付与する反力の大きさを規定荷重としている。
規定荷重は、作業者の身体の一部分がホールドモード時に載置部10に載置された状態で下向きに加わる荷重と釣り合う荷重であり、作業者の身体の一部分がホールドモード時に載置部10に載置された場合に、作業者の身体の一部分が身体の一部分の弾性係数に従った沈み込みを低減可能な大きさの荷重である。
これにより、支持追従装置1によれば、動作モードがフリードモードからホールドモードへと変更された場合に、身体の一部分が沈み込むことを抑制できる。
(2e) また、反力調整処理では、載置部10の移動速度vの絶対値が速度閾値v1よりも大きいと、載置部10の加速度aに応じて、載置部10に付与される反力の大きさを調整している。
これにより、支持追従装置1によれば、載置部10に身体の一部分が載置された状態で、その身体の一部分を動かした場合であっても、載置部10に適切な大きさの反力を付与できる。
(2f) 反力調整処理では、載置部10の移動が停止へと向かっている場合に、載置部10に付与される反力の大きさを規定荷重とすることができる。この規定荷重は、載置部10にホールドモード時に身体の一部分が載置された場合に、身体の一部分が変位することを低減可能な大きさの荷重であると言える。
したがって、支持追従装置1によれば、動作モードがフリードモードからホールドモードへと変更された場合に、身体の一部分が変位することを抑制できる。
(2g) なお、反力調整処理において、動作モードがホールドモードに設定されている期間に載置部10に加わる力の代表値を規定荷重とした第2規定位置L2を求めた場合、第2規定位置L2をより適切な位置として設定できる。
[3.その他の実施形態]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な態様にて実施することが可能である。
(3a) 例えば、上記実施形態においては、可変値としての第2規定位置L2は、動作モードがホールドモードに設定されている期間に載置部10に加わる力の代表値が規定荷重となるように、カウンタウェイト72の位置を求めることを想定していたが、可変値としての第2規定位置L2の導出方法は、これに限るものではない。
(3b) また、反力調整処理の処理内容は、上記実施形態の内容に限るものではない。例えば、反力調整処理は、図5に示す処理内容から、S270及びS290が省略されていてもよい。
(3c) なお、上記実施形態の支持追従装置1として、医療行為を行う作業者としての医師の身体における一部分を支持し、その支持した身体の一部分を医療行為における動作に追従させる装置を想定したが、作業者は、医師に限るものではない。例えば、作業者は、精密機械の組み立てを行う作業員であってもよい。この場合、支持追従装置1によって支援される作業の内容は、精密機械の組み立てであってもよい。
(3d) 上記実施形態における制御装置14が実行する機能の一部または全部は、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成されていてもよい。
(3e) 上記実施形態においては、ROM16にプログラムが格納されていたが、プログラムを格納する記憶媒体は、これに限るものではなく、半導体メモリなどの非遷移的実体的記憶媒体に格納されていてもよい。
(3f) 上記実施形態の構成の一部を省略した態様も本発明の実施形態である。また、上記実施形態と変形例とを適宜組み合わせて構成される態様も本発明の実施形態である。また、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される発明の本質を逸脱しない限度において考え得るあらゆる態様も本発明の実施形態である。
(3g) なお、「特許請求の範囲」及び「課題を解決するための手段」の欄に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[4.対応関係の一例]
モード設定処理におけるS110〜S160を実行することで得られる機能が、モード設定部の一例に相当する。また、反力調整処理におけるS210〜S300を実行することで得られる機能が、制御部の一例に相当する。
1…支持追従装置 10…載置部 12…アーム 14…制御装置 15…CPU 16…ROM 17…RAM 31,32,33,34,35…関節 31A,32A,33A…ブレーキ 31B,32B,33B…エンコーダ 41…ベース部 42…肩部 43…第1腕部 44…第2腕部 50…力センサ 60…位置調整機構 62…モータ 64…直線運動機構 66…エンコーダ 70,72…カウンタウェイト

Claims (7)

  1. 作業者の身体の一部分が載置される載置部(10)と、
    複数のリンク(41,42,43,44)が1つ以上の関節(31,32,33,34,35)を介して接続され、前記複数のリンクのうちの1つに前記載置部が接続されたアーム(12)と、
    前記関節の動作を制限するブレーキ(31A,32A,33A)と、
    前記ブレーキの作動態様を設定するモード設定部(14,S110〜S160)と、
    前記アームに取り付けられ、前記載置部に反力を付与するカウンタウェイト(72)であって、前記アームに規定された基点との距離が長いほど大きな反力を付与するカウンタウェイトと、
    前記カウンタウェイトの位置を変更する位置変更部(60)と、
    前記モード設定部で設定されたブレーキの作動態様に従って、前記カウンタウェイトの位置を調整するように前記位置変更部を制御する制御部(14,S210〜S300)と
    を備える、支持追従装置(1)。
  2. 前記ブレーキが制動力を発生した前記ブレーキの作動状態をホールドモードとし、
    前記制御部は、
    前記モード設定部で前記ブレーキの作動態様がホールドモードに設定されると、前記載置部に付与される反力が前記アーム及び前記載置部の自重と釣り合うように予め規定された第1規定位置に前記カウンタウェイトが位置するように前記位置変更部を制御する、請求項1に記載の支持追従装置。
  3. 前記ブレーキが制動力を非発生とした前記ブレーキの作動態様をフリーモードとし、
    前記制御部は、
    前記モード設定部で前記ブレーキの作動態様がフリーモードに設定されると、前記載置部に付与される反力が規定荷重となるように規定された位置に、前記カウンタウェイトが位置するように前記位置変更部を制御する、請求項1または請求項2に記載の支持追従装置。
  4. 前記制御部は、
    前記載置部の移動速度が速度閾値よりも大きければ、前記載置部に加わる加速度に応じて前記カウンタウェイトの位置が変更されるように前記位置変更部を制御する、請求項3に記載の支持追従装置。
  5. 前記制御部は、
    前記載置部の移動速度が速度閾値未満であれば、前記載置部に付与される反力が規定荷重となるように規定された第2規定位置に前記カウンタウェイトが位置するように前記位置変更部を制御する、請求項4に記載の支持追従装置。
  6. 前記制御部は、
    前記第2規定位置を可変設定とする、請求項5に記載の支持追従装置。
  7. 前記制御部は、
    前記ホールドモードにおいて前記載置部に前記作業者の身体の一部から加わる力の代表値に対応する前記カウンタウェイトの位置を、前記第2規定位置として設定する、請求項6に記載の支持追従装置。
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