JP2017220407A - 燃料電池システム - Google Patents

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淑夫 梅田
裕哲 ▲高▼口
裕哲 ▲高▼口
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正和 大橋
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正和 大橋
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Abstract

【課題】液体循環系で生じた気泡をタンクに留めることができる燃料電池システムを提供する。【解決手段】燃料電池システム10が備える冷却水循環系100は、冷却水を循環させる冷却水ポンプ34と、給水口40Aと、給水口40Aよりも低い位置に配された排水口40Bと、給水口40Aが設けられた側壁40Dと、側壁40Dと角部を共有する側壁40Cとを備え、冷却水ポンプ34によって循環される冷却水を貯留する冷却水リザーブタンク40と、冷却水リザーブタンク40の給水口40Aに接続された第4の配管48と、冷却水リザーブタンク40の排水口40Bに接続された第1の配管42とを備え、給水口40Aは、側壁40Dにおける側壁40C側の端部に配され、第4の配管48は、冷却水が給水口40Aから側壁40Cに沿って流入するように、給水口40Aに接続されている。【選択図】図3

Description

本発明は、燃料電池システムに関するものである。
燃料電池システムとして、冷却水等の液体の循環系において液体中に生じた空気(気泡)を取り除くための対策を施したものが知られている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開2005−166404号公報 特開2005−129387号公報 特開2003−123805号公報
液体循環系に設けられたタンクの容量が小さい場合には、タンク内に取り込まれ、あるいはタンク内で生じた気泡が、排水口に向かって下降し易くなり、タンク内に留まることなく、配管に流入し易くなる。これによって、例えば、冷却水の循環水量が不安定になる等の問題が生じるおそれがあった。
本発明が解決しようとする課題は、液体循環系で生じた気泡をタンクに留めることができる燃料電池システムを提供することである。
[1]本発明に係る燃料電池システムは、燃料電池と、液体を循環させる液体循環系とを備える燃料電池システムであって、前記液体循環系は、前記液体を循環させるポンプと、液体流入口と、前記液体流入口よりも低い位置に配された液体流出口と、前記液体流入口が設けられた第1の側壁と、前記第1の側壁と角部を共有する第2の側壁とを備え、前記ポンプによって循環される前記液体を貯留するタンクと、前記タンクの前記液体流入口に接続された液体流入管と、前記タンクの前記液体流出口に接続された液体流出管とを備え、前記液体流入口は、前記第1の側壁の前記第2の側壁の側の端部に配され、前記液体流入管は、前記液体が前記液体流入口から前記第2の側壁に沿って流入するように、前記液体流入口に接続されている。
[2]本発明に係る燃料電池システムは、燃料電池と、液体を循環させる液体循環系とを備える燃料電池システムであって、前記液体循環系は、前記液体を循環させるポンプと、液体流入口と、前記液体流入口よりも低い位置に配された液体流出口と、前記液体流入口が設けられた第1の側壁と、前記第1の側壁と角部を共有する第2の側壁とを備え、前記ポンプによって循環される前記液体を貯留するタンクと、前記タンクの前記液体流入口に接続された液体流入管と、前記タンクの前記液体流出口に接続された液体流出管とを備え、前記液体流入管は、前記液体が前記液体流入口から前記第2の側壁に向かって流入するように、前記液体流入口に接続されている。
[3]本発明に係る燃料電池システムは、燃料電池と、液体を循環させる液体循環系とを備える燃料電池システムであって、前記液体循環系は、前記液体を循環させるポンプと、液体流入口と、前記液体流入口よりも低い位置に配された液体流出口と、前記液体流入口が設けられた平断面が円弧状の側壁とを備え、前記ポンプによって循環される前記液体を貯留するタンクと、前記タンクの液体流入口に接続された液体流入管と、前記タンクの液体流出口に接続された液体流出管とを備え、前記液体流入管は、前記液体が前記液体流入口から前記側壁に沿って流入するように、前記液体流入口に接続されている。
[4]上記発明において、前記液体流入口は、前記タンク内に貯留された前記液体の液面よりも低い位置に配されてもよい。
[5]上記発明において、前記液体流出口は、前記タンクの底面に配されてもよい。
[6]上記発明において、前記液体流出口は、前記タンクの軸心に対して前記液体供給口の側に寄せて配されてもよい。
本発明によれば、タンク内で生じる旋回流によって、気泡が高さ方向よりも横方向に流され易くなることから、液体循環系で生じた気泡をタンクに留めることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る燃料電池システムの概略構成を示す図である。 図2は、冷却水循環系の概略構成を示す斜視図である。 図3(A)は、冷却水リザーブタンクを拡大して示す斜視図であり、図3(B)は、冷却水リザーブタンクを示す平断面図である。 図4(A)は、比較例に係る冷却水リザーブタンクを拡大して示す斜視図であり、図4(B)は、比較例に係る冷却水リザーブタンクを示す平断面図である。 図5(A)は、他の実施形態に係る冷却水リザーブタンクを拡大して示す斜視図であり、図5(B)は、本実施形態に係る冷却水リザーブタンクを示す平断面図である。 図6(A)は、他の実施形態に係る冷却水リザーブタンクを拡大して示す斜視図であり、図6(B)は、本実施形態に係る冷却水リザーブタンクを示す平断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る燃料電池システム10の概略構成を示す図である。この図に示すように、燃料電池システム10は、外部負荷(図示省略)に対して電力を供給するためのシステムであり、燃料電池12と、燃料タンク14と、燃料ポンプ16と、ブロワ18と、凝縮器20と、水タンク22と、水ポンプ23と、外部燃料タンク24と、外部燃料ポンプ26と、排気処理装置28と、ラジエータ30と、ラジエータ冷却ファン32と、冷却水循環系100とを備えている。この燃料電池システム10において、燃料電池12と、燃料タンク14と、燃料ポンプ16と、ブロワ18と、凝縮器20と、水タンク22と、水ポンプ23と、排気処理装置28と、ラジエータ30と、ラジエータ冷却ファン32と、冷却水循環系100とは装置筐体11に収容され、外部燃料タンク24と、外部燃料ポンプ26とは、装置筐体11外に設置されている。
燃料電池12は、ダイレクトメタノール型の燃料電池(DMFC:Direct Methanol Fuel Cell)である発電セル1が積層された発電装置であり、家庭・産業用の電源等として用いられ、外部負荷(図示省略)に対して電力を供給する。この燃料電池12は、積層された複数の発電セル121と、複数の発電セル121をその積層方向に挟む一対の集電体122と、発電セル121および一対の集電体122を発電セル121の積層方向に挟む一対のエンドプレート123とを備えている。
燃料電池12は、燃料供給口12Aと、空気供給口12Bと、燃料排出口12Cと、空気排出口12Dとを備えている。燃料供給口12Aは、燃料ポンプ16を介して燃料タンク14に連通されている。また、空気供給口12Bは、ブロワ18を介してシステム外部に連通されている。また、燃料排出口12Cは、燃料タンク14に連通されている。さらに、空気排出口12Dは、凝縮器20を介して水タンク22に連通されている。
燃料タンク14には、数重量%に希釈化されたメタノール水溶液(MeOH)が貯蔵されている。システムが起動されると、燃料ポンプ16により、メタノール水溶液が、燃料タンク14から燃料供給口12Aを通してアノード(燃料極)に供給され、ブロワ18により、外部の空気が空気供給口12Bを通してカソード(空気極)に供給される。
アノードでは、下記(1)式で示すように、触媒による酸化反応により二酸化炭素、水素イオン、及び電子が生成される。アノードで生成された電子が外部の回路を通ることで、ユーザ側の電子機器等の外部負荷に電力が供給される。一方、アノードで生成された水素イオンは、高分子電解質膜を経過してカソードに移動する。カソードでは、下記(2)式で示すように、触媒による酸素の還元反応により水が生成される。
CHOH+HO→CO+6H+6e・・・(1)
3/2O+6H+6e→3HO ・・・(2)
燃料電池12で生じた未反応のメタノール及び二酸化炭素は、燃料排出口12Cから排出されて燃料タンク14に戻される。燃料タンク14に戻されたメタノールは、燃料タンク14に留まり、一方、燃料タンク14に戻された二酸化炭素は、システム外部に放出される。燃料電池12で生じた水蒸気は、空気排出口12Dから排出され、凝縮器20において液化される。
凝縮器20は、ラジエータ30から冷却水が供給される熱交換器であり、空気排出口12Dから排出された水蒸気を冷却して液化させる。凝縮器20で生じた水は、水タンク22に供給される。
水タンク22は、水を収容しており、水ポンプ23を介して燃料タンク14に連通されている。また、外部燃料タンク24は、高濃度のメタノール水溶液を収容しており、外部燃料ポンプ26を介して燃料タンク14に連通されている。外部燃料タンク24内の高濃度のメタノール水溶液が、外部燃料ポンプ26により燃料タンク14に供給されると共に、水タンク22内の水が、水ポンプ23により燃料タンク14に供給されることにより、数重量%の濃度に希釈化されたメタノール水溶液が、燃料タンク14に収容される。
燃料排出口12Cからの排気は、燃料タンク14を経由して水タンク22に流れ、空気排出口12Dからの排気は、凝縮器20を経由して水タンク22に流れる。また、水タンク22は、排気経路27を介して外部に連通している。そして、排気経路27に排気処理装置28が設けられており、この排気処理装置28が燃料電池12からの排気を浄化する。
ラジエータ冷却ファン32は、ラジエータ30と装置筐体11の排気孔(図示省略)との間に配されており、この排気孔を通して装置筐体11の内側から外側へ送風することにより、ラジエータ30を冷却する。本実施形態のラジエータ冷却ファン104は、プロペラ型の軸流ファンであり、回転軸がラジエータ30のコア面に対して直交するように配されている。このようなラジエータ冷却ファン104の風量は、燃料電池12の温度や外気温等に応じて制御されている。
図2は、冷却水循環系100の概略構成を示す図である。この図に示すように、冷却水循環系100は、上述の凝縮器20及びラジエータ30と、冷却水ポンプ34と、冷却水リザーブタンク40と、第1〜第4の配管42、44、46、48とを備えている。本実施形態の冷却水ポンプ34は、羽根車をケーシング内で回転させるターボ型(非容積型)ポンプである。
第1の配管42は、冷却水リザーブタンク40の排水口40Bと冷却水ポンプ34の吸込口34Bとを接続している。第2の配管44は、冷却水ポンプ34の吐出口34Aとラジエータ30の給水口30Aとを接続している。第3の配管46は、ラジエータ30の排水口30Bと凝縮器20の給水口20Aとを接続している。第4の配管48は、凝縮器20の排水口20Bと冷却水リザーブタンク40の給水口40Aとを接続している。
冷却水ポンプ34の作動により、冷却水が、冷却水リザーブタンク40の排水口40Bからラジエータ30の給水口30Aへ送られ、ラジエータ30を通過して、ラジエータ30の排水口30Bから凝縮器20の給水口20Aへ送られ、凝縮器20を通過して、凝縮器20の排水口20Bから冷却水リザーブタンク40の給水口40Aへ送られ、冷却水リザーブタンク40に還流する。
ラジエータ30で冷却された冷却水は、燃料電池12の空気排出口12Dから凝縮器20に送られ、排気に直接供給して、当該排気を放熱することで、燃料電池12からの排気を冷却する。凝縮器20を通過した冷却水は、冷却水リザーブタンク40において貯留され、冷却水リザーブタンク40内の冷却水は、順次、ラジエータ30に送られる。
図3(A)は、冷却水リザーブタンク40を拡大して示す斜視図であり、図3(B)は、冷却水リザーブタンク40を示す平断面図である。これらの図に示すように、冷却水リザーブタンク40は、直方体形状に構成されている。ここで、冷却水リザーブタンク40は、縦長、即ち、高さが平断面の四辺の各長さよりも大きい直方体状に構成されている。この冷却水リザーブタンク40は、相互に対向した一対の幅広の側壁40C,40C´と、相互に対向した一対の幅狭の側壁40D,40D´とを備えている。一方の幅狭の側壁40Dに、給水口40Aが設けられており、この給水口40Aに第4の配管48の下流端部が水平に接続されている。また、冷却水リザーブタンク40の底面40Eに排水口40Bが設けられており、この排水口40Bに第1の配管42の上流端部が接続されている。即ち、給水口40Aは、冷却水リザーブタンク40の高さ方向に対して、排水口40Bよりも高い位置に配されている。
給水口40Aは、冷却水リザーブタンク40の高さ方向(以下、高さ方向と称する。)中央部よりも高く、冷却水リザーブタンク40内の冷却水の水面の高さよりも低い位置に配されている。なお、ここでの「冷却水の水面の高さ」は、冷却水系循環系100において冷却水の循環が開始されてから一定時間が経過し、冷却水リザーブタンク40内の冷却水が一定量に安定している時における冷却水の水面の高さに相当する。
ここで、給水口40Aは、一方の幅狭の側壁40Dの幅方向一端部に配されている。また、第4の配管48の下流端部(図示されている部分)と、一方の幅狭の側壁40Dとの平面視での角度は直角であり、第4の配管48の下流端部は、一方の幅広の側壁40Cに沿った方向に延びている。そのため、第4の配管48から冷却水リザーブタンク40に還流する冷却水は、給水口40Aから一方の幅広の側壁40Cに沿って吐出される。それにより、冷却水リザーブタンク40内において、側壁40C、40D´、40C´、40Dの順序で、これらに沿って上記高さ方向に対して垂直な方向(以下、横方向と称する。)に流れる水流、即ち、旋回流が生じる。
図4(A)は、比較例に係る冷却水リザーブタンク400を拡大して示す斜視図であり、図4(B)は、比較例に係る冷却水リザーブタンク400を示す平断面図である。以下、比較例の構成について説明するが、その際において本実施形態に係る冷却水リザーブタンク40と同様の構成については説明を省略し、上述の説明を援用する。図4(A)、(B)に示すように、比較例に係る冷却水リザーブタンク400では、給水口400Aが、一方の幅狭の側壁400Dの幅方向中央部に配されている。また、第4の配管48の下流端部は、一対の幅広の側壁400Cに沿った方向に対して平行に延びている。そのため、第4の配管48から冷却水リザーブタンク400に還流する冷却水は、給水口400Aから吐出されて冷却水リザーブタンク400の幅方向(図4(B)の上下方向)の中央部を通って他方(図4(B)の左側、即ち奥側)の幅狭の側壁400D´に衝突する。それにより、冷却水リザーブタンク400内において、奥側の幅狭の側壁400D´に沿って縦方向に流れる水流、即ち、下降流が生じる。
従って、比較例に係る冷却水リザーブタンク400では、冷却水リザーブタンク400内で生じ、あるいは冷却水リザーブタンク400内に取り込まれた気泡が、下降流により排水口400Bに流され易くなる。その結果、気泡が第1の配管42を通して冷却水ポンプ34に流れるので、ターボ型ポンプである冷却水ポンプ34において異音が生じたり、当該気泡によって冷却水の水流が阻害されることで冷却水の循環水量が不安定になったりする等の問題が生じる。
それに対して、本実施形態に係る冷却水リザーブタンク40では、冷却水リザーブタンク40内で生じ、あるいは冷却水リザーブタンク40内に取り込まれた気泡が、旋回流によって高さ方向よりも横方向に流され易くなり、比較例に係る冷却水リザーブタンク400と比較して、短時間で排水口40Bに到達しなくなることから、排水口40Bに流され難くなる。このため、気泡が冷却水リザーブタンク40内に滞留する時間が長くなることから、気泡が水蒸気となって、冷却水リザーブタンク40内の水面から冷却水リザーブタンク40の外部に向かって排出されることにより、気泡が消失することが起こり易くなる。その結果、気泡が第1の配管42に流れることを抑制できるので、冷却水ポンプ34の異音の発生を抑制できる。さらに、気泡による冷却水の水流阻害を抑制することができることにより、冷却水の循環水量を安定させることができる。
また、第4の配管48の下流端部が、幅広の側壁40Cに沿った方向に対して平行に延びており、幅狭の側壁40Dの法線に対して傾斜していないので、比較的簡素な構成によって、気泡が配管42に流れ出ることを抑制することができる。
また、側壁の長さを変更する際には、幅広の側壁40Cもしくは幅狭の側壁40Dの両方を変更する必要がなく、いずれかの長さを変更すれば実現できるようになる。このため、気泡が冷却水リザーブタンク40内に滞留する時間を増加することと省スペース化することとの両方を容易にバランスよく両立することが可能となる。
ここで、冷却水を冷却水リザーブタンク内に供給する際に、冷却水の水面にその上から冷却水を落下させる場合には、冷却水の水面において気泡が発生する可能性がある。それに対して、本実施形態に係る冷却水リザーブタンク40では、給水口40Aが冷却水リザーブタンク40内の冷却水の水面よりも低い位置に配され、水面下において、冷却水リザーブタンク40内に貯留された冷却水に対して、第4の配管48から冷却水が直接吐出されるので、冷却水リザーブタンク40内での気泡の発生を抑制できる。
また、冷却水を冷却水リザーブタンクの側壁に設けた排水口40Bから排水する場合には、冷却水リザーブタンクの底部において、循環せずに滞留する冷却水が生じることになる。それに対して、本実施形態に係る冷却水リザーブタンク40では、排水口40Bが冷却水リザーブタンク40の底面に設けられているので、冷却水リザーブタンク40の底部において、冷却水が重力で排水口40Bから排水される。従って、冷却水リザーブタンク40の底部において、冷却水が循環せずに滞留することを抑制できる。
また、本実施形態に係る冷却水リザーブタンク40では、排水口40Bが、底面の中心に対して給水口40A側に寄せて配されている。これによって、排水口40Bが、冷却水リザーブタンク40の底面の中心や底面の中心に対し給水口40Aとは反対側に配されている場合と比較して、冷却水の循環系路を短くすることが可能になり、また、冷却水リザーブタンク40の下方に生じるスペースを有効利用することが可能になる。
本実施形態における「燃料電池システム10」は、本発明における「燃料電池システム」の一例に相当し、本実施形態における「燃料電池12」は、本発明における「燃料電池」の一例に相当し、本実施形態における「冷却水循環系100」は、本発明における「液体循環系」の一例に相当する。本実施形態における「冷却水ポンプ34」は、本発明における「ポンプ」の一例に相当し、本実施形態における「冷却水リザーブタンク40」は、本発明における「タンク」の一例に相当し、本実施形態における「給水口40A」は、本実施形態における「液体流入口」の一例に相当し、本実施形態における「排水口40B」は、本実施形態における「液体流出口」の一例に相当し、本実施形態における「側壁40D」は、本発明における「第1の側壁」の一例に相当し、本実施形態における「側壁40C」は、本発明における「第2の側壁」の一例に相当し、本実施形態における「底面40E」は、本発明における「底面」の一例に相当する。本実施形態における「第4の配管48」は、本発明における「液体流入管」の一例に相当し、本実施形態における「第1の配管42」は、本発明における「液体流出管」の一例に相当する。
なお、冷却水リザーブタンク40の平断面が矩形状であることは必須ではなく、角部を共有する側壁40C、40Dが存在すればよく、冷却水リザーブタンク40の平断面は、例えば、三角形状や台形状や扇形状等であってもよい。また、側壁40Cと側壁40Dとが共有する角部が直角であることは必須ではなく、例えば、鋭角や鈍角であってもよい。また、第4の配管48が直線状であることは必須ではなく、側壁40Cに沿って冷却水が流入すればよく、例えば、第4の配管48は曲線状であってもよい。さらに、冷却水リザーブタンク40の角部はR形状であってもよい。
また、給水口40Aが設けられる側壁40Dの「端部」は、給水口40Aから流入した冷却水によって冷却水リザーブタンク40内で旋回流が生じる程度に、側壁40Dの端に寄った部分を指す。そのため、図3(B)に示すように、側壁40Dの端(側壁40Cと面一になる位置)と給水口40Aとの間に僅かな距離がある場合でも、給水口40Aは、側壁40Dの「端部」に設けられていることとなる。
図5(A)は、他の実施形態に係る冷却水リザーブタンク140を拡大して示す斜視図であり、図5(B)は、本実施形態に係る冷却水リザーブタンク140を示す平断面図である。以下、本実施形態の構成について説明するが、その際において、上記実施形態に係る冷却水リザーブタンク40と同様の構成については説明を省略し、上述の説明を援用する。図5(A)、(B)に示すように、本実施形態に係る冷却水リザーブタンク140では、給水口140Aが、一方の幅狭の側壁140Dの幅方向中央部に配されている。
ここで、平面視において、第4の配管48の下流端部は、一方の幅狭の側壁140Dの法線に対して傾斜している。そのため、第4の配管48から冷却水リザーブタンク140に還流する冷却水は、給水口140Aから一方の幅広の側壁140Cに向かって吐出され、この一方の幅広の側壁140Cに沿って流れる。具体的には、冷却水が、一方の幅狭の側壁140Cの法線に対して所定角度α(<90°)だけ傾斜した方向に吐出され、一方の幅広の側壁140Cに対して所定角度αだけ傾斜して衝突し、この一方の幅広の側壁140Cに沿って流れる。それにより、冷却水リザーブタンク140内において、側壁140C、140D´、140C´、140Dの順序で、これらに沿って横方向に流れる水流、即ち、旋回流が生じる。
従って、本実施形態に係る冷却水リザーブタンク140では、冷却水リザーブタンク140内で生じ、あるいは冷却水リザーブタンク140内に取り込まれた気泡が、旋回流により高さ方向よりも横方向に流され易くなり、比較例に係る冷却水リザーブタンク400と比較して、排水口140Bに流され難くなる。その結果、気泡が第1の配管42に流れることを抑制できるので、冷却水ポンプ34の異音の発生を抑制でき、冷却水の循環水量を安定させることができる。
また、冷却水リザーブタンク140の角部がR形状である場合、本実施形態の構造によれば、より一層冷却水の流れを側壁に沿って流すことが可能となるので、冷却水リザーブタンク140内での冷却水の滞留時間が一層長くなり、それによって、気泡が第1の配管42に流れ出ることをより一層抑制できる。
また、第4の配管48の下流端部が傾斜しているので、第4の配管48の下流端部から排出口140Bまでの距離が傾斜している分だけ長くなる。その結果、冷却水リザーブタンク140内での冷却水の滞留時間がより一層長くなり、それによって、気泡が配管42に流れ出ることをより一層抑制できる。
本実施形態における「冷却水リザーブタンク140」は、本発明における「タンク」の一例に相当し、本実施形態における「給水口140A」は、本実施形態における「液体流入口」の一例に相当し、本実施形態における「排水口140B」は、本実施形態における「液体流出口」の一例に相当し、本実施形態における「側壁140D」は、本発明における「第1の側壁」の一例に相当し、本実施形態における「側壁140C」は、本発明における「第2の側壁」の一例に相当する。
なお、第4の配管48の下流端部と一方の幅狭の側壁140Dとの角度α(<90°)は、給水口140Aの側壁140Dにおける位置や、循環水量等に応じて適宜設定すればよく、例えば、0°<α<80°が好ましく、0°<α<60°がより好ましい。また、給水口140Aの側壁140Dにおける位置は、幅方向中央部には限らず、幅方向の中央部から端側に寄せられていてもよい。
また、冷却水リザーブタンク140の平断面が矩形状であることは必須ではなく、角部を共有する側壁140C、140Dが存在すればよく、冷却水リザーブタンク140の平断面は、例えば、三角形状や台形状や扇形状等であってもよい。また、側壁140Cと側壁140Dとが共有する角部が直角であることは必須ではなく、鋭角や鈍角であってもよい。さらに、第4の配管48が直線状であることは必須ではなく、側壁140Cに向かって冷却水が流入すればよく、第4の配管48は曲線状であってもよい。
図6(A)は、他の実施形態に係る冷却水リザーブタンク240を拡大して示す斜視図であり、図6(B)は、本実施形態に係る冷却水リザーブタンク240を示す平断面図である。以下、本実施形態の構成について説明するが、その際において、上記実施形態に係る冷却水リザーブタンクと同様の構成については説明を省略し、上述の説明を援用する。図6(A)、(B)に示すように、本実施形態に係る冷却水リザーブタンク240は、縦向きの円筒形状に構成されており、平断面が円形状の側壁240Cを備えている。
ここで、平面視において、第4の配管48の下流端部は、側壁240Cの法線(接線に対して直角で中心に向かう線)に対して傾斜している。そのため、第4の配管48から冷却水リザーブタンク240に還流する冷却水は、給水口240Aから側壁240Cに沿って吐出され側壁240Cに沿って流れる。それにより、冷却水リザーブタンク240内において、側壁240Cに沿って横方向に流れる水流、即ち、旋回流が生じる。
従って、本実施形態に係る冷却水リザーブタンク240では、冷却水リザーブタンク240内で生じ、あるいは冷却水リザーブタンク240内に取り込まれた気泡が、旋回流により高さ方向よりも横方向に流され易くなり、比較例に係る冷却水リザーブタンク400と比較して、排水口240Bに流され難くなる。その結果、気泡が第1の配管42に流れることを抑制できるので、冷却水ポンプ34の異音の発生を抑制でき、冷却水の循環水量を安定させることができる。
なお、冷却水リザーブタンク240の平断面が円形状であることは必須ではなく、円弧状の側壁240Cが存在すればよく、冷却水リザーブタンク240の平断面は、例えば、扇形状や半円形状等であってもよい。さらに、第4の配管48が直線状であることは必須ではなく、側壁240Cに沿って冷却水が流入すればよく、第4の配管48は曲線状であってもよい。
なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、上述の実施形態に係る燃料電池システム10は、ダイレクトメタノール型の燃料電池12と、凝縮器20とラジエータ30とを含む冷却水循環系100とを備えるが、液体を循環させる液体循環系を備える燃料電池システムであれば、本発明を適用できる。即ち、燃料電池12は、ダイレクトメタノール型には限定されず、水素を燃料とする固体高分子型の燃料電池等の他の燃料電池としてもよい。また、液体循環系が凝縮器20とラジエータ30とを備えることは必須ではない。
10…燃料電池システム
12…燃料電池
12A…燃料供給口
12B…空気供給口
12C…燃料排出口
12D…空気排出口
121…発電セル
122…集電体
123…エンドプレート
14…燃料タンク
16…燃料ポンプ
18…ブロワ
22…水タンク
23…水ポンプ
24…外部燃料タンク
26…外部燃料ポンプ
27…排気経路
28…排気処理装置
32…ラジエータ冷却ファン
100…冷却水循環系
20…凝縮器
20A…給水口
20B…排水口
30…ラジエータ
30A…給水口
30B…排水口
34…冷却水ポンプ
34A…吐出口
34B…吸込口
40…冷却水リザーブタンク
40A…給水口
40B…排水口
40C…側壁
40C´…側壁
40D…側壁
40D´…側壁
40E…底面
140…冷却水リザーブタンク
140A…給水口
140B…排水口
140C…側壁
140C´…側壁
140D…側壁
140D´…側壁
240…冷却水リザーブタンク
240A…給水口
240B…排水口
240C…側壁
42…第1の配管
44…第2の配管
46…第3の配管
48…第4の配管
400…冷却水リザーブタンク
400A…給水口
400B…排水口
400C…側壁
400D…側壁
400D´…側壁

Claims (6)

  1. 燃料電池と、
    液体を循環させる液体循環系と
    を備える燃料電池システムであって、
    前記液体循環系は、
    前記液体を循環させるポンプと、
    液体流入口と、前記液体流入口よりも低い位置に配された液体流出口と、前記液体流入口が設けられた第1の側壁と、前記第1の側壁と角部を共有する第2の側壁とを備え、前記ポンプによって循環される前記液体を貯留するタンクと、
    前記タンクの前記液体流入口に接続された液体流入管と、
    前記タンクの前記液体流出口に接続された液体流出管と
    を備え、
    前記液体流入口は、前記第1の側壁における前記第2の側壁の側の端部に配され、
    前記液体流入管は、前記液体が前記液体流入口から前記第2の側壁に沿って流入するように、前記液体流入口に接続されている燃料電池システム。
  2. 燃料電池と、
    液体を循環させる液体循環系と
    を備える燃料電池システムであって、
    前記液体循環系は、
    前記液体を循環させるポンプと、
    液体流入口と、前記液体流入口よりも低い位置に配された液体流出口と、前記液体流入口が設けられた第1の側壁と、前記第1の側壁と角部を共有する第2の側壁とを備え、前記ポンプによって循環される前記液体を貯留するタンクと、
    前記タンクの前記液体流入口に接続された液体流入管と、
    前記タンクの前記液体流出口に接続された液体流出管と
    を備え、
    前記液体流入管は、前記液体が前記液体流入口から前記第2の側壁に向かって流入するように、前記液体流入口に接続されている燃料電池システム。
  3. 燃料電池と、
    液体を循環させる液体循環系と
    を備える燃料電池システムであって、
    前記液体循環系は、
    前記液体を循環させるポンプと、
    液体流入口と、前記液体流入口よりも低い位置に配された液体流出口と、前記液体流入口が設けられた平断面が円弧状の側壁とを備え、前記ポンプによって循環される前記液体を貯留するタンクと、
    前記タンクの液体流入口に接続された液体流入管と、
    前記タンクの液体流出口に接続された液体流出管と
    を備え、
    前記液体流入管は、前記液体が前記液体流入口から前記側壁に沿って流入するように、前記液体流入口に接続されている燃料電池システム。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の燃料電池システムであって、
    前記液体流入口は、前記タンク内に貯留された前記液体の液面よりも低い位置に配されている燃料電池システム。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の燃料電池システムであって、
    前記液体流出口は、前記タンクの底面に配されている燃料電池システム。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の燃料電池システムであって、
    前記液体流出口は、前記タンクの平面視での中心に対して前記液体供給口の側に寄せて配されている燃料電池システム。
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