JP2017219572A - 情報端末および学習支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】生徒の学習記録を共有化するシステムを提供する。【解決手段】端末を有する学習支援システムである。端末は、第1表示部と、第2表示部と、第1フレームメモリと、第2フレームメモリと、入力部と、を有する。第1フレームメモリは第1画像を記憶する機能を有する。第2フレームメモリは第2画像を記憶する機能を有する。第1表示部は第1画像を表示する機能を有する。第2表示部は第2画像を表示する機能を有する。第2画像は、第1利用者が入力部に手書きで入力した情報であり、第1利用者の学習記録でもある。端末は、第2画像をサーバーに送信する機能を有する。第2利用者はサーバーから第2画像を受け取ることができる【選択図】図1

Description

本発明の一形態は、情報端末またはそれを使った学習支援システムに関する。
また、本発明の一形態は、半導体装置に関する。なお本発明の一形態は、上記の技術分野に限定されない。本明細書等で開示する発明の技術分野は、物、方法、または、製造方法に関するものである。または、本発明の一形態は、プロセス、マシン、マニュファクチャ、または、組成物(コンポジション・オブ・マター)に関するものである。
なお、本明細書等において半導体装置とは、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般を指す。表示装置、発光装置、記憶装置、電気光学装置、半導体回路及び電子機器は、半導体装置を有する場合がある。
昨今の教育現場では、タブレット型PCなどの情報端末を使った「ICT(Information and Communication Technology)教育」と呼ばれる教育を取り入れるケースが増えている。ICT教育は個人の興味に応じて、従来の教科書を超えた情報に接することができるため、学力や、やる気を高めると期待されている。
また、酸化物半導体トランジスタ(Oxide Semiconductorトランジスタ、以下、OSトランジスタと呼称する)を、液晶ディスプレイや有機EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイなどの表示装置に用いる技術が注目されている。OSトランジスタはオフ電流が非常に小さい。そのことを利用して、静止画像を表示する際のリフレッシュ頻度を少なくし、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイの消費電力を低減する技術が開示されている(特許文献1、特許文献2)。なお、本明細書において、上述の表示装置の消費電力を減らす技術を、アイドリングストップと呼称する。
また、オフ電流が小さいことを利用して、OSトランジスタを不揮発性の記憶装置に用いた例が開示されている(特許文献3)。
また、反射型素子と発光型素子を組み合わせた、表示装置が提案されている(特許文献4)。明るい環境では反射型素子、暗い環境では発光型素子を用いることで、外光環境に依存しない良好な表示品質と、消費電力が少ない表示装置、を提供することができる。
特開2011‐141522号公報 特開2011‐141524号公報 特開2011−151383号公報 特開2003−157026号公報
ICT教育において、生徒が授業に使うデータをダウンロードの際に、授業に参加する生徒が一斉にダウンロードを開始するために、アクセスポイントのサーバーに負荷がかかってしまいダウンロードに時間がかかる、また、学校の端末に書き込んだ内容を自宅に持ち帰ることができないなど、情報共有の面で課題がある。
本発明の一形態は、生徒の学習記録を共有化するシステムを提供することを課題の一とする。また、本発明の一形態は、上記システムに用いることが可能な情報端末を提供することを課題の一とする。また、本発明の一形態は、消費電力の小さい情報端末を提供することを課題の一とする。また、本発明の一形態は、新規な半導体装置を提供することを課題の一とする。
なお、複数の課題の記載は、互いの課題の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一形態は、これらの課題の全て解決する必要はない。また、列記した以外の課題が、明細書、図面、請求項などの記載から、自ずと明らかとなるものであり、これらの課題も、本発明の一形態の課題となり得る。
本発明の一形態は、端末を有する学習支援システムである。端末は、第1表示部と、第2表示部と、第1フレームメモリと、第2フレームメモリと、入力部と、を有する。第1フレームメモリは第1画像を記憶する機能を有する。第2フレームメモリは第2画像を記憶する機能を有する。第1表示部は第1画像を表示する機能を有する。第2表示部は第2画像を表示する機能を有する。第2画像は、第1利用者が入力部に手書きで入力した情報である。端末は、第2画像をサーバーに送信する機能を有する。第2利用者はサーバーから第2画像を受け取ることができる。
上記形態において、第2画像は、第1利用者の学習記録であることが好ましい。
上記形態において、第1表示部または第2表示部の一方は、有機EL素子を有し、第1表示部または第2表示部の他方は、反射型液晶素子を有することが好ましい。
上記形態において、第1表示部の画素および第2表示部の画素は、チャネル形成領域に酸化物半導体を有するトランジスタを含むことが好ましい。
上記形態において、第1フレームメモリおよび第2フレームメモリは、チャネル形成領域に酸化物半導体を有するトランジスタを含むことが好ましい。
本発明の一形態は、第1表示部と、第2表示部と、第1フレームメモリと、第2フレームメモリと、入力部と、を有する情報端末である。第1フレームメモリは第1画像を記憶する機能を有する。第2フレームメモリは第2画像を記憶する機能を有する。第1表示部は第1画像を表示する機能を有する。第2表示部は第2画像を表示する機能を有する。第2画像は、使用者が入力部に手書きで入力した情報である。上記形態の情報端末は第2画像をサーバーに送信する機能を有することが好ましい。
上記形態において、第2画像は、使用者の学習記録であることが好ましい。
上記形態において、第1表示部または第2表示部の一方は、有機EL素子を有し、第1表示部または第2表示部の他方は、反射型液晶素子を有することが好ましい。
上記形態において、第1表示部の画素および第2表示部の画素は、チャネル形成領域に酸化物半導体を有するトランジスタを含むことが好ましい。
上記形態において、第1フレームメモリおよび第2フレームメモリは、チャネル形成領域に酸化物半導体を有するトランジスタを含むことが好ましい。
本発明の一形態により、生徒の学習記録を共有化するシステムを提供することができる。また、本発明の一形態により、上記システムに用いることが可能な情報端末を提供することができる。また、本発明の一形態により、消費電力が小さい情報端末を提供することができる。また、本発明の一形態により、新規な半導体装置を提供することができる。
なお、これらの効果の記載は、他の効果の存在を妨げるものではない。なお、本発明の一形態は、これらの効果の全てを有する必要はない。なお、これら以外の効果は、明細書、図面、請求項などの記載から、自ずと明らかとなるものであり、明細書、図面、請求項などの記載から、これら以外の効果を抽出することが可能である。
端末の構成例を示すブロック図。 端末の形態および使用例を示す外観図。 表示領域71、表示領域72および入力領域73を示す模式図。 端末および充電器の例を示す斜視図。 学習支援システムの概念図。 学習支援システムの流れを示すフローチャート。 学習支援システムの流れを示すフローチャート。 表示部の構成例を示すブロック図。 画素の構成例を示す回路図。 表示部および画素の構成例を示す上面図。 表示部の構成例を示す断面図。 表示部の構成例を示す断面図。 反射膜の形状を説明する模式図。 画素の一部を説明する下面図。 入力部の構成例を示すブロック図。 入出力部を説明する上面図および入力部の一部を説明する模式図。 入出力部の構成例を示す断面図。 入出力部の構成例を示す断面図。 メモリセルの構成例を示す回路図。 端末の構成例を示すブロック図。
以下、実施の形態について図面を参照しながら説明する。但し、実施の形態は多くの異なる形態で実施することが可能であり、趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は、以下の実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
また、図面において、大きさ、層の厚さ、または領域は、明瞭化のために誇張されている場合がある。よって、必ずしもそのスケールに限定されない。なお図面は、理想的な例を模式的に示したものであり、図面に示す形状または値などに限定されない。
なお、本明細書中において、高電源電圧をHレベル(又はVDD)、低電源電圧をLレベル(又はGND)と呼ぶ場合がある。
また、本明細書は、以下の実施の形態を適宜組み合わせることが可能である。また、1つの実施の形態の中に、複数の構成例が示される場合は、互い構成例を適宜組み合わせることが可能である。
(実施の形態1)
本実施の形態は、本発明の一形態である学習支援システムについて説明を行う。
<端末の構成例>
図1は、学習支援システムに用いることが可能な端末103の構成例を示すブロック図である。
端末103は、表示部81と、表示部82と、入力部83と、コントローラ31と、コントローラ32と、コントローラ33と、フレームメモリ41と、フレームメモリ42と、アプリケーションプロセッサ51と、ストレージ61と、を有している。
表示部81は、ソースドライバ11と、ゲートドライバ21と、表示領域71を有している。
表示部82は、ソースドライバ12と、ゲートドライバ22と、表示領域72を有している。
入力部83は、ソースドライバ13と、ゲートドライバ23と、入力領域73を有している。
端末103はサーバー102と通信を行い、ストレージ61に保存されたデータをサーバー102にアップロードする機能を有する。また、サーバー102に保存されたデータをストレージ61にダウンロードする機能を有する。
アプリケーションプロセッサ51は、ストレージ61に保存されたデータに画像処理を施し、フレームメモリ41、42に供給する機能を有する。
フレームメモリ41は表示領域71に表示される画像データを記憶する機能を有する。同様に、フレームメモリ42は表示領域72に表示される画像データを記憶する機能を有する。
コントローラ31はフレームメモリ41から画像データを読み出し、ソースドライバ11に供給する機能を有する。また、ゲートドライバ21に、クロック信号やスタートパルス信号を供給する機能を有する。
同様に、コントローラ32はフレームメモリ42から画像データを読み出し、ソースドライバ12に供給する機能を有する。また、ゲートドライバ22に、クロック信号やスタートパルス信号を供給する機能を有する。
入力部83は、被検知体(例えば指やスタイラスなど)の入力領域73への接触、または近接を検知するタッチセンサである。入力部83に用いることが可能なセンシング方式としては、例えば静電容量方式のタッチセンサを適用できる。静電容量方式としては、表面型静電容量方式、投影型静電容量方式等がある。また投影型静電容量方式としては、自己容量方式、相互容量方式等がある。
なおこれに限られず、被検知体の近接または接触を検知することのできる様々なタッチセンサを入力部83に適用することもできる。例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、光学方式などのタッチセンサを用いることができる。
例えば、入力部83が静電容量方式のタッチセンサ場合、ゲートドライバ23は、矩形波、のこぎり波また三角波等の制御信号を入力領域73に供給する機能を有する。また、ソースドライバ13は、入力領域73から送られてくる検知信号を検出し、コントローラ33に供給する機能を有する。
コントローラ33は、入力部83が検知した被検知体の位置情報を、アプリケーションプロセッサ51に送信する機能を有する。
アプリケーションプロセッサ51は、入力部83から送られてきた情報をもとに、表示領域71または表示領域72の画像データを更新する機能を有する。
<端末の使用例>
次に図2を用いて端末103の形態および使用例を説明する。
図2は端末103の形態例および使用例を示す外観図である。端末103はタブレット型の端末であり、指やスタイラスなどを使って、文字や絵などを入力することができる。図2において、領域75は入力領域73であり、表示領域71および表示領域72も兼ねている。
図2は端末103の使用者が文字を学習する例を示している。端末103にイラスト91、枠92および枠93が表示されている。枠92には手本となる文字が表示されている。使用者は、スタイラス94を使って、枠92で表示されている文字を枠93の中に書き込む。端末103には、枠92の中の文字と関連したイラスト91が表示される。
図3は、図2の領域75を、表示領域71、表示領域72および入力領域73の3つに分けた場合の模式図である。表示領域72は表示領域71の表示を妨げることはなく、同様に、入力領域73は、表示領域71および表示領域72の表示を妨げることはない。
表示領域71は、ストレージ61に保存されているイラストや文字などの画像を表示する機能を有する。
入力領域73に入力された文字は、アプリケーションプロセッサ51およびフレームメモリ42を介して、表示領域72に表示される。
表示領域71で表示される画像と、表示領域72で表示される文字が重ね合わさり、端末103の使用者は、あたかも、教科書に文字を書き込んだときと同じ体験をすることができる。
フレームメモリ42には、入力領域73で入力された文字の画像データが保存されている。端末103は、フレームメモリ42に保存されたデータをサーバー102にアップロードする機能を有する。また、サーバー102に保存されたデータをフレームメモリ42にダウンロードする機能を有する。
このようにすることで、端末103は、使用者が手書きで入力した情報(文字、線または絵など)だけをサーバー102にアップロードすることができる。また、使用者が手書きで入力した情報だけを、サーバー102からダウンロードすることができる。
ここで、比較のために表示領域を1つだけ有する端末108について考える(図20参照)。
端末108は、入力部83とアプリケーションプロセッサ51との間に、コントローラ33およびフレームメモリ43を有する。この場合、入力部83に手書きで入力された情報は、フレームメモリ43に保存される。
端末108は、新たにフレームメモリ43を追加する必要があり、端末の回路構成が複雑になる。
また、端末108において、アプリケーションプロセッサ51は、入力領域73で入力された画像とストレージ61から供給された画像を1つの画像に合成し、表示領域71に表示させる必要がある。そのため、アプリケーションプロセッサ51は回路が複雑になり、消費電力も大きくなってしまう。
端末108と比較して、図1の端末103はタッチパネル用のフレームメモリを設ける必要がない。2つの画像を合成する回路をアプリケーションプロセッサ51に設ける必要もなく、消費電力も抑えることができる。
図1乃至図3の端末103において、表示領域71はフルカラーの画像を表示し、表示領域72は2色(例えば、白、黒)、3色(例えば、白、黒、赤)または4色(例えば、白、黒、赤、青)の画像を表示する機能を有することが好ましい。表示領域72は、主に文字などを表示するため、2色乃至4色しか表示できなくても問題ない。また、画像の階調も1ビットまたは2ビットで済むため、画像データのサイズを大幅に節約でき、フレームメモリ42の記憶容量も小さくて済む。また、画像データをサーバー102にアップロード(または、サーバー102からダウンロード)する際のネットワーク負荷を小さくすることができる。
表示領域71と表示領域72は、それぞれ異なる表示素子を用いることが好ましい。
例えば、表示領域71または表示領域72の一方に、光を射出する発光素子を用いることが好ましい。具体的には、有機EL素子、無機EL素子または発光ダイオードなどを用いることが好ましい。発光素子を用いることで、端末103は暗い環境下で画像を良好に表示することができる。
例えば、表示領域71または表示領域72の他方に、反射型の表示素子を用いることが好ましい。具体的には、反射型の液晶素子を用いることが好ましい。反射型の表示素子を用いることで、端末103は外光が明るい環境下において高いコントラストで画像を表示することができる。
例えば、表示領域71に有機EL素子を用い、表示領域72に反射型液晶を用いる場合を考える。反射型液晶にカラーフィルターを設けた場合、輝度が得られにくいという問題があるが、先述したように、表示領域72は白と黒の2色表示だけでも問題ないため、カラーフィルターを設ける必要がない。そのため、表示領域72は輝度を落とすことなく、画像を表示することができる。
表示部81および表示部82は、チャネル形成領域に酸化物半導体を有するトランジスタ(OSトランジスタ)を画素に用いることが好ましい。画素にOSトランジスタを用いることで、先述のアイドリングストップが可能になり、端末103の消費電力を抑えることができる。
例えば、図3において、使用者が文字を入力している間、表示領域71は変化のない静止画像を表示し続けている。このときにアイドリングストップを行うことで、ゲートドライバ21、ソースドライバ11、コントローラ31を停止することができる。その結果、端末103の消費電力を抑えることができる。
フレームメモリ41、42に不揮発性メモリを用いることが好ましい。特に、OSトランジスタを使った不揮発性メモリを用いることが好ましい。こうすることで、上記アイドリングストップを行っている間、フレームメモリ41、42をオフにすることができ、端末103の消費電力を抑えることができる。なお、OSトランジスタを使った不揮発性メモリの詳細は後述する実施の形態4で説明を行う。
端末103は、充電器107と接続することができる(図4参照)。充電器107から端末103が取り外されると、ブラウザなど端末103に内蔵されているソフトウェアが自動的に起動するようにしてもよい。
端末103は、この他に、スピーカ、LEDランプ、操作キー(電源スイッチ、又は操作スイッチを含む)、接続端子、センサ(力、変位、位置、速度、加速度、角速度、回転数、距離、光、液、磁気、温度、化学物質、音声、時間、硬度、電場、電流、電圧、電力、放射線、流量、湿度、傾度、振動、におい又は赤外線を測定する機能を含むもの)、マイクロフォン、赤外線ポート、等を有することができる。
<学習支援システム>
次に、上述の端末103を用いた学習支援システムについて、図5乃至図7を用いて説明を行う。
図5は、本発明の一形態の学習支援システムの構成を示す概念図である。本実施の形態では、生徒、教師および生徒の親の間で、生徒の学習記録を共有する例について説明を行う。なお、以下の説明において、生徒を利用者A、生徒の親を利用者B、教師を利用者Cと呼称する。
図5は、コンピュータネットワーク101と、サーバー102と、端末103と、端末104と、学校105と、自宅106を示している。
端末103および端末104は、コンピュータネットワーク101を介して、それぞれサーバー102と通信を行うことができる。
端末103は利用者Aが学校105で使用するための端末である。端末104は利用者Aが自宅で使用するための端末である。
端末104の詳細は、図1乃至図4の端末103の記載をそのまま適用することができる。
端末103、104には、サーバー102に接続するためのブラウザが設けられている。システムの利用者はブラウザからサーバー102にアクセスできる。サーバー102は、利用者がアクセスする際に、利用者の認証を行うことが好ましい。認証された利用者は、サーバー102から情報(例えば講義資料、宿題、出席情報など)をダウンロードすることができる。また、サーバー102へ上記情報をアップロードすることができる。
図6および図7は、図5の学習支援システムの具体的な流れを示すフローチャートである。まず、利用者Aが学校に登校してからの流れについて、図6を用いて説明を行う。
図6において、ステップ111乃至116は利用者Aの行動を示す。ステップ121乃至127は、端末103の動作を示す。ステップ131乃至136はサーバー102の動作を示す。ステップ141および142は、利用者Bの行動を示す。なお、ステップ122乃至126は端末103に内蔵されたソフトウェア(例えばブラウザなど)の動作ということもできる。
まず、利用者Aが学校に到着し充電器から端末103を取り外す(ステップ111)。端末103に内蔵されたブラウザが起動し(ステップ121)、利用者Aは認証作業を行う(ステップ112)。
認証作業の例として、ユーザーIDとパスワードを端末103に入力する、指紋、顔、掌紋または虹彩などの生体情報を端末103に読み取らせる、IDカードのバーコードを端末103に読み取らせる、IDカードのRFタグを端末103に読み取らせる、などが挙げられる。
端末103は、利用者Aが学校に到着したという情報(D1)を、サーバー102に送信する(ステップ122)。サーバー102は、情報D1を受け取ると(ステップ131)、情報D1を利用者Bに送信する(ステップ132)。利用者Bは情報D1を受け取り、利用者Aが学校に到着したことを知る(ステップ141)。
次に、利用者Aがその日の授業に使う教材(情報D2)を端末103のブラウザから選択する(ステップ113)。端末103はサーバー102へ情報D2の送信を要請する(ステップ123)。サーバー102は情報D2を送信する(ステップ133)。端末103は受信した情報D2を端末103のストレージに保存する(ステップ124)。利用者Aは情報D2を得ることができる(ステップ114)。
授業中に利用者Aが端末103に新たな情報(D3)を書き込むと(ステップ115)、端末103は情報D3をサーバー102に送信する(ステップ125)。サーバー102は情報D3を受け取り、サーバー102に保存する(ステップ134)。
授業終了後、利用者Aがブラウザを通じてログアウトを行い、端末103を充電器に接続する(ステップ116)。なお、端末103を充電器に接続することで、自動的にログアウトが実行されるようにしてもよい。端末103は、利用者Aが授業を終えこれから帰宅するという情報(D4)をサーバー102に送信する。サーバー102は情報D4を受け取り(ステップ135)、情報D4と既に保存されていた情報D3を利用者Bに送信する(ステップ136)。利用者Bは情報D3、D4を受け取り、利用者Aがまもなく帰宅すること及び利用者Aの一日の学習状況を知ることができる(ステップ142)。
端末103は情報D4を送信した後に、ブラウザを立ち下げる(ステップ127)。
次に、利用者Aが自宅に帰宅してからの、学習支援システムの流れについて、図7を用いて説明を行う。
図7において、ステップ311乃至316は利用者Aの行動を示す。ステップ321乃至327は、端末104の動作を示す。ステップ331乃至336はサーバー102の動作を示す。ステップ341および342は、利用者Cの行動を示す。なお、ステップ322乃至326は端末104に内蔵されたソフトウェア(例えばブラウザなど)の動作ということもできる。
まず、利用者Aが帰宅し充電器から端末104を取り外す(ステップ311)。端末104に内蔵されたブラウザが起動し、利用者Aは認証作業を行う(ステップ312)。認証作業の例として、図6のステップ112に記載の例が挙げられる。
端末104は、利用者Aが自宅に到着したという情報(D5)を、サーバー102に送信する(ステップ322)。サーバー102は、情報D5を受け取ると(ステップ331)、情報D5を利用者Cに送信する(ステップ332)。利用者Cは情報D5を受け取り、利用者Aが自宅に到着し、宿題をやり始めたことを知る(ステップ341)。
次に、利用者Aがその日の宿題(情報D6)を端末104のブラウザから選択する(ステップ313)。端末104はサーバー102へ情報D6の送信を要請する(ステップ323)。サーバー102は情報D6を送信する(ステップ333)。端末104は受信した情報D6を端末104のストレージに保存する(ステップ324)。利用者Aは情報D6を得ることができる(ステップ314)。
利用者Aが端末104に新たな情報(D7)を書き込むと(ステップ315)、端末104は情報D7をサーバー102に送信する(ステップ325)。サーバー102は情報D7を受け取り、サーバー102に保存する(ステップ334)。
利用者Aが宿題を終えたあと、利用者Aがブラウザを通じてログアウトを行い、端末104を充電器に接続する(ステップ316)。なお、端末104を充電器に接続することで、自動的にログアウトが実行されるようにしてもよい。端末104は、利用者Aが宿題を終えたという情報(D8)をサーバー102に送信する(ステップ326)。サーバー102は情報D8を受け取り(ステップ335)、情報D8と既に保存されていた情報D7を利用者Cに送信する(ステップ336)。利用者Cは情報D7、D8を受け取り、利用者Aが宿題を終えたこと及び利用者Aの学習状況を知ることができる(ステップ342)。
端末103、104は手書きで情報を入力できるため、利用者Aが、小学生や幼児など、キーボード操作に不慣れな場合であっても、容易に情報を入力することができる。また、端末103、104は手書きで入力された情報を画像データとしてサーバー102に送信するため、利用者Bと利用者Cは、利用者Aの学習達成度を容易に把握できる。
利用者Bと利用者Cが受け取る画像データは静止画とは限らず動画でもよい。例えば、文字の書き順などを動画として記録することで、利用者Bと利用者Cは利用者Aが正しい書き順で文字を書いているか確認することができる。
利用者Bと利用者Cが受け取るデータは音声を含んでいてもよい。例えば、利用者Aが文字や文章を音読し、その音声を記録することで、利用者Bと利用者Cは利用者Aが正しく文字や文章を発音できているか確認することができる。
また、端末103、104は、利用者Aが入力した情報のみをサーバー102に送信するので、コンピュータネットワーク101における通信量を低減し、サーバー102の負荷を減らすことができる。そのため、効率の良い学習支援システムを構築することができる。
以上、本発明の一形態の学習支援システムを用いることで、生徒の学習記録または学校生活の記録を効率的に共有化することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、実施の形態1に記載の表示部81および表示部82のより詳細な構成例について説明を行う。
<表示パネルの構成例>
図8は表示部84の構成例を説明するブロック図である。
表示部84は、表示領域74を有する。また、表示部84は、ゲートドライバ24またはソースドライバ14を備えることができる。
表示部84は、図1の表示部81および表示部82を1つの表示部として表したものである。同様に、表示領域74は、図1の表示領域71および表示領域72を1つの表示領域として表したものである。
《表示領域74》
表示領域74は、一群の複数の画素702(i,1)乃至画素702(i,n)と、他の一群の複数の画素702(1,j)乃至画素702(m,j)と、走査線G1(i)と、を有する。また、走査線G2(i)と、配線CSCOMと、配線ANOと、信号線S2(j)と、を有する。なお、iは1以上m以下の整数であり、jは1以上n以下の整数であり、mおよびnは1以上の整数である。
一群の複数の画素702(i,1)乃至画素702(i,n)は画素702(i,j)を含み、一群の複数の画素702(i,1)乃至画素702(i,n)は行方向(図中に矢印R1で示す方向)に配設される。
他の一群の複数の画素702(1,j)乃至画素702(m,j)は画素702(i,j)を含み、他の一群の複数の画素702(1,j)乃至画素702(m,j)は行方向と交差する列方向(図中に矢印C1で示す方向)に配設される。
走査線G1(i)および走査線G2(i)は、行方向に配設される一群の複数の画素702(i,1)乃至画素702(i,n)と電気的に接続される。
列方向に配設される他の一群の複数の画素702(1,j)乃至画素702(m,j)は、信号線S1(j)および信号線S2(j)と電気的に接続される。
《ゲートドライバ24》
ゲートドライバ24は、ゲートドライバ21およびゲートドライバ22を1つのゲートドライバとして表したものである。ゲートドライバ24は、制御情報に基づいて選択信号を供給する機能を有する。
一例を挙げれば、制御情報に基づいて、30Hz以上、好ましくは60Hz以上の頻度で一の走査線に選択信号を供給する機能を備える。これにより、動画像をなめらかに表示することができる。
例えば、制御情報に基づいて、30Hz未満、好ましくは1Hz未満より好ましくは一分に一回未満の頻度で一の走査線に選択信号を供給する機能を備える。これにより、フリッカーが抑制された状態で静止画像を表示することができる。
《ソースドライバ14》
ソースドライバ14は、ソースドライバ11およびソースドライバ12を有する。
ソースドライバ11は、一の表示素子と電気的に接続される画素回路に供給する画像信号を生成する機能を備える。ソースドライバ12は、一の表示素子とは異なる方法を用いて表示をする他の表示素子と電気的に接続される画素回路に供給する画像信号を生成する機能を備える。
例えば、シフトレジスタ等のさまざまな順序回路等をソースドライバ14に用いることができる。
例えば、ソースドライバ11およびソースドライバ12が集積された集積回路を、ソースドライバ14に用いることができる。具体的には、シリコン基板上に形成された集積回路をソースドライバ14に用いることができる。
例えば、COG(Chip on glass)法またはCOF(Chip on Film)法を用いて、上記集積回路を実装できる。具体的には、異方性導電膜を用いて、集積回路を実装することができる。
《画素回路》
図9は画素702の構成例を示す回路図である。画素702(i,j)は、表示素子750(i,j)および表示素子550(i,j)を駆動する機能を備える。これにより、例えば同一の工程を用いて形成することができる画素回路を用いて、第1の表示素子750と、表示素子750とは異なる方法を用いて表示をする表示素子550と、を駆動することができる。具体的には、反射型の表示素子を表示素子750に用いて、消費電力を低減することができる。または、外光が明るい環境下において高いコントラストで画像を良好に表示することができる。または、光を射出する表示素子550を用いて、暗い環境下で画像を良好に表示することができる。
画素702(i,j)は、信号線S1(j)、信号線S2(j)、走査線G1(i)、走査線G2(i)、配線CSCOMおよび配線ANOと電気的に接続される。
画素702(i,j)は、スイッチSW1、容量素子C11、スイッチSW2、トランジスタMおよび容量素子C12を含む。
走査線G1(i)と電気的に接続されるゲート電極と、信号線S1(j)と電気的に接続される第1の電極と、を有するトランジスタを、スイッチSW1に用いることができる。
容量素子C11は、スイッチSW1に用いるトランジスタの第2の電極と電気的に接続される第1の電極と、配線CSCOMと電気的に接続される第2の電極と、を有する。
走査線G2(i)と電気的に接続されるゲート電極と、信号線S2(j)と電気的に接続される第1の電極と、を有するトランジスタを、スイッチSW2に用いることができる。
トランジスタMは、スイッチSW2に用いるトランジスタの第2の電極と電気的に接続されるゲート電極と、配線ANOと電気的に接続される第1の電極と、を有する。
なお、トランジスタMは第1のゲート電極と第2のゲート電極を有していいてもよい。第1のゲート電極と第2のゲート電極は電気的に接続されていてもよい。第1のゲート電極と第2のゲート電極は半導体膜を間に介して、互いに重なる領域を有することが好ましい。
容量素子C12は、スイッチSW2に用いるトランジスタの第2の電極と電気的に接続される第1の電極と、トランジスタMの第1の電極と電気的に接続される第2の電極と、を有する。
表示素子750(i,j)の第1の電極を、スイッチSW1に用いるトランジスタの第2の電極と電気的に接続する。また、表示素子750(i,j)の第2の電極を、配線VCOM1と電気的に接続する。これにより、表示素子750を駆動することができる。
表示素子550(i,j)の第1の電極をトランジスタMの第2の電極と電気的に接続し、表示素子550(i,j)の第2の電極を配線VCOM2と電気的に接続する。これにより、表示素子550(i,j)を駆動することができる。
<表示パネル上面図>
図10は表示部84の構成を説明する図である。図10(A)は表示部84の上面図であり、図10(B)は図10(A)に示す表示部84の画素の一部を説明する上面図である。図10(C)は図10(B)に示す画素の構成を説明する模式図である。
図10(A)は、フレキシブルプリント基板FPC1上に、ソースドライバ14と端子519Bが配置されている。
図10(C)において、画素702(i,j)は、表示素子750(i,j)および表示素子550(i,j)を備える。
<表示パネル断面図>
図11および図12は表示部84の構成を説明する断面図である。図11(A)は図10(A)の切断線X1−X2、切断線X3−X4、切断線X5−X6における断面図であり、図11(B)は図11(A)の一部を説明する図である。
図12(A)は図10(B)の切断線X7−X8、切断線X9−X10における断面図であり、図12(B)は図12(A)の一部を説明する図である。
以下、図11および図12用いて、表示部84の各構成要素について説明を行う。
《基板570》
作製工程中の熱処理に耐えうる程度の耐熱性を有する材料を基板570等に用いることができる。例えば、厚さ0.7mm以下厚さ0.1mm以上の材料を基板570に用いることができる。具体的には、厚さ0.1mm程度まで研磨した材料を用いることができる。
例えば、第6世代(1500mm×1850mm)、第7世代(1870mm×2200mm)、第8世代(2200mm×2400mm)、第9世代(2400mm×2800mm)、第10世代(2950mm×3400mm)等の面積が大きなガラス基板を基板570等に用いることができる。これにより、大型の表示装置を作製することができる。
有機材料、無機材料または有機材料と無機材料等の複合材料等を基板570等に用いることができる。例えば、ガラス、セラミックス、金属等の無機材料を基板570等に用いることができる。
具体的には、無アルカリガラス、ソーダ石灰ガラス、カリガラス、クリスタルガラス、アルミノ珪酸ガラス、強化ガラス、化学強化ガラス、石英またはサファイア等を、基板570等に用いることができる。具体的には、無機酸化物膜、無機窒化物膜または無機酸窒化物膜等を、基板570等に用いることができる。例えば、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、酸化窒化シリコン膜、酸化アルミニウム膜等を、基板570等に用いることができる。ステンレス・スチールまたはアルミニウム等を、基板570等に用いることができる。
例えば、シリコンや炭化シリコンからなる単結晶半導体基板、多結晶半導体基板、シリコンゲルマニウム等の化合物半導体基板、SOI基板等を基板570等に用いることができる。これにより、半導体素子を基板570等に形成することができる。
例えば、樹脂、樹脂フィルムまたはプラスチック等の有機材料を基板570等に用いることができる。具体的には、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネートまたはアクリル樹脂等の樹脂フィルムまたは樹脂板を、基板570等に用いることができる。
例えば、金属板、薄板状のガラス板または無機材料等の膜を樹脂フィルム等に貼り合わせた複合材料を基板570等に用いることができる。例えば、繊維状または粒子状の金属、ガラスもしくは無機材料等を樹脂フィルムに分散した複合材料を、基板570等に用いることができる。例えば、繊維状または粒子状の樹脂もしくは有機材料等を無機材料に分散した複合材料を、基板570等に用いることができる。
また、単層の材料または複数の層が積層された材料を、基板570等に用いることができる。例えば、基材と基材に含まれる不純物の拡散を防ぐ絶縁膜等が積層された材料を、基板570等に用いることができる。具体的には、ガラスとガラスに含まれる不純物の拡散を防ぐ酸化シリコン層、窒化シリコン層または酸化窒化シリコン層等から選ばれた一または複数の膜が積層された材料を、基板570等に用いることができる。または、樹脂と樹脂を透過する不純物の拡散を防ぐ酸化シリコン膜、窒化シリコン膜または酸化窒化シリコン膜等が積層された材料を、基板570等に用いることができる。
具体的には、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート若しくはアクリル樹脂等の樹脂フィルム、樹脂板または積層材料等を基板570等に用いることができる。
具体的には、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド(ナイロン、アラミド等)、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリウレタン、アクリル樹脂、エポキシ樹脂もしくはシリコーン等のシロキサン結合を有する樹脂を含む材料を基板570等に用いることができる。
具体的には、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルサルフォン(PES)またはアクリル等を基板570等に用いることができる。または、シクロオレフィンポリマー(COP)、シクロオレフィンコポリマー(COC)等を用いることができる。
また、紙または木材などを基板570等に用いることができる。
例えば、可撓性を有する基板を基板570等に用いることができる。
なお、トランジスタまたは容量素子等を基板に直接形成する方法を用いることができる。また、例えば作製工程中に加わる熱に耐熱性を有する工程用の基板にトランジスタまたは容量素子等を形成し、形成されたトランジスタまたは容量素子等を基板570等に転置する方法を用いることができる。これにより、例えば可撓性を有する基板にトランジスタまたは容量素子等を形成できる。
《基板770》
例えば、透光性を備える材料を基板770に用いることができる。具体的には、基板570に用いることができる材料から選択された材料を基板770に用いることができる。
例えば、アルミノ珪酸ガラス、強化ガラス、化学強化ガラスまたはサファイア等を、表示パネルの使用者に近い側に配置される基板770に好適に用いることができる。これにより、使用に伴う表示パネルの破損や傷付きを防止することができる。
また、例えば、厚さ0.7mm以下厚さ0.1mm以上の材料を基板770に用いることができる。具体的には、厚さを薄くするために研磨した基板を用いることができる。これにより、機能膜770Dを表示素子750(i,j)に近づけて配置することができる。その結果、画像のボケを低減し、画像を鮮明に表示することができる。
《構造体KB1》
例えば、有機材料、無機材料または有機材料と無機材料の複合材料を構造体KB1等に用いることができる。これにより、所定の間隔を、構造体KB1等を挟む構成の間に設けることができる。
具体的には、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリシロキサン若しくはアクリル樹脂等またはこれらから選択された複数の樹脂の複合材料などを構造体KB1に用いることができる。また、感光性を有する材料を用いて形成してもよい。
《封止材705》
無機材料、有機材料または無機材料と有機材料の複合材料等を封止材705等に用いることができる。
例えば、熱溶融性の樹脂または硬化性の樹脂等の有機材料を、封止材705等に用いることができる。
例えば、反応硬化型接着剤、光硬化型接着剤、熱硬化型接着剤または/および嫌気型接着剤等の有機材料を封止材705等に用いることができる。
具体的には、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、イミド樹脂、PVC(ポリビニルクロライド)樹脂、PVB(ポリビニルブチラル)樹脂、EVA(エチレンビニルアセテート)樹脂等を含む接着剤を封止材705等に用いることができる。
《接合層505》
例えば、封止材705に用いることができる材料を接合層505に用いることができる。
《絶縁膜521、絶縁膜518》
例えば、絶縁性の無機材料、絶縁性の有機材料または無機材料と有機材料を含む絶縁性の複合材料を、絶縁膜521、518等に用いることができる。
具体的には、無機酸化物膜、無機窒化物膜または無機酸化窒化物膜等またはこれらから選ばれた複数を積層した積層材料を、絶縁膜521等に用いることができる。例えば、酸化シリコン膜、窒化シリコン膜、酸化窒化シリコン膜、酸化アルミニウム膜等またはこれらから選ばれた複数を積層した積層材料を含む膜を、絶縁膜521等に用いることができる。
具体的には、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリカーボネート、ポリシロキサン若しくはアクリル樹脂等またはこれらから選択された複数の樹脂の積層材料もしくは複合材料などを絶縁膜521等に用いることができる。また、感光性を有する材料を用いて形成してもよい。
これにより、例えば絶縁膜521と重なるさまざまな構造に由来する段差を平坦化することができる。
《絶縁膜528》
例えば、絶縁膜521に用いることができる材料を絶縁膜528等に用いることができる。具体的には、厚さ1μmのポリイミドを含む膜を絶縁膜528に用いることができる。
《絶縁膜501A》
例えば、絶縁膜521に用いることができる材料を絶縁膜501Aに用いることができる。また、例えば、水素を供給する機能を備える材料を絶縁膜501Aに用いることができる。
具体的には、シリコンおよび酸素を含む材料と、シリコンおよび窒素を含む材料と、を積層した材料を、絶縁膜501Aに用いることができる。例えば、加熱等により水素を放出し、放出した水素を他の構成に供給する機能を備える材料を、絶縁膜501Aに用いることができる。具体的には、作製工程中に取り込まれた水素を加熱等により放出し、他の構成に供給する機能を備える材料を絶縁膜501Aに用いることができる。
例えば、原料ガスにシラン等を用いる化学気相成長法により形成されたシリコンおよび酸素を含む膜を、絶縁膜501Aに用いることができる。
具体的には、シリコンおよび酸素を含む厚さ200nm以上600nm以下の材料と、シリコンおよび窒素を含む厚さ200nm程度の材料と、を積層した材料を絶縁膜501Aに用いることができる。
《絶縁膜501C》
例えば、絶縁膜521に用いることができる材料を絶縁膜501Cに用いることができる。具体的には、シリコンおよび酸素を含む材料を絶縁膜501Cに用いることができる。これにより、画素回路または第2の表示素子等への不純物の拡散を抑制することができる。
例えば、シリコン、酸素および窒素を含む厚さ200nmの膜を絶縁膜501Cに用いることができる。
《中間膜754A、中間膜754B、中間膜754C》
例えば、10nm以上500nm以下、好ましくは10nm以上100nm以下の厚さを有する膜を、中間膜754A、中間膜754Bまたは中間膜754Cに用いることができる。なお、本明細書において、中間膜754A、中間膜754Bまたは中間膜754Cを中間膜という。
例えば、水素を透過または供給する機能を備える材料を中間膜に用いることができる。
例えば、導電性を備える材料を中間膜に用いることができる。
例えば、透光性を備える材料を中間膜に用いることができる。
具体的には、インジウムおよび酸素を含む材料、インジウム、ガリウム、亜鉛および酸素を含む材料またはインジウム、スズおよび酸素を含む材料等を中間膜に用いることができる。なお、これらの材料は水素を透過する機能を備える。
具体的には、インジウム、ガリウム、亜鉛および酸素を含む厚さ50nmの膜または厚さ100nmの膜を中間膜に用いることができる。
なお、エッチングストッパーとして機能する膜が積層された材料を中間膜に用いることができる。具体的には、インジウム、ガリウム、亜鉛および酸素を含む厚さ50nmの膜と、インジウム、スズおよび酸素を含む厚さ20nmの膜と、をこの順で積層した積層材料を中間膜に用いることができる。
《配線、端子、導電膜》
導電性を備える材料を配線等に用いることができる。具体的には、導電性を備える材料を、信号線S1(j)、信号線S2(j)、走査線G1(i)、走査線G2(i)、配線CSCOM、配線ANO、端子519B、端子519C、導電膜511Bまたは導電膜511C等に用いることができる。
例えば、無機導電性材料、有機導電性材料、金属または導電性セラミックスなどを配線等に用いることができる。
具体的には、アルミニウム、金、白金、銀、銅、クロム、タンタル、チタン、モリブデン、タングステン、ニッケル、鉄、コバルト、パラジウムまたはマンガンから選ばれた金属元素などを、配線等に用いることができる。または、上述した金属元素を含む合金などを、配線等に用いることができる。特に、銅とマンガンの合金がウエットエッチング法を用いた微細加工に好適である。
具体的には、アルミニウム膜上にチタン膜を積層する二層構造、窒化チタン膜上にチタン膜を積層する二層構造、窒化チタン膜上にタングステン膜を積層する二層構造、窒化タンタル膜または窒化タングステン膜上にタングステン膜を積層する二層構造、チタン膜と、そのチタン膜上にアルミニウム膜を積層し、さらにその上にチタン膜を形成する三層構造等を配線等に用いることができる。
具体的には、酸化インジウム、インジウム錫酸化物、インジウム亜鉛酸化物、酸化亜鉛、ガリウムを添加した酸化亜鉛などの導電性酸化物を、配線等に用いることができる。
具体的には、グラフェンまたはグラファイトを含む膜を配線等に用いることができる。
例えば、酸化グラフェンを含む膜を形成し、酸化グラフェンを含む膜を還元することにより、グラフェンを含む膜を形成することができる。還元する方法としては、熱を加える方法や還元剤を用いる方法等を挙げることができる。
例えば、金属ナノワイヤーを含む膜を配線等に用いることができる。具体的には、銀を含むナノワイヤーを用いることができる。
具体的には、導電性高分子を配線等に用いることができる。
なお、例えば、導電材料ACF1を用いて、端子519Bとフレキシブルプリント基板FPC1を電気的に接続することができる。
《表示素子750(i,j)》
例えば、光の反射または透過を制御する機能を備える表示素子を、表示素子750(i,j)に用いることができる。例えば、液晶素子と偏光板を組み合わせた構成またはシャッター方式のMEMS表示素子等を用いることができる。具体的には、反射型の液晶表示素子を表示素子750(i,j)に用いることができる。反射型の表示素子を用いることにより、表示パネルの消費電力を抑制することができる。
例えば、IPS(In−Plane−Switching)モード、TN(Twisted Nematic)モード、FFS(Fringe Field Switching)モード、ASM(Axially Symmetric aligned Micro−cell)モード、OCB(Optically Compensated Birefringence)モード、FLC(Ferroelectric Liquid Crystal)モード、AFLC(AntiFerroelectric Liquid Crystal)モードなどの駆動方法を用いて駆動することができる液晶素子を用いることができる。
また、例えば垂直配向(VA)モード、具体的には、MVA(Multi−Domain Vertical Alignment)モード、PVA(Patterned Vertical Alignment)モード、ECB(Electrically Controlled Birefringence)モード、CPA(Continuous Pinwheel Alignment)モード、ASV(Advanced Super−View)モードなどの駆動方法を用いて駆動することができる液晶素子を用いることができる。
表示素子750(i,j)は、電極751(i,j)と、電極752と、液晶材料を含む層753と、を有する。層753は、電極751(i,j)および電極752の間の電圧を用いて配向を制御することができる液晶材料を含む。例えば、層753の厚さ方向(縦方向ともいう)、縦方向と交差する方向(横方向または斜め方向ともいう)の電界を、液晶材料の配向を制御する電界に用いることができる。
例えば、サーモトロピック液晶、低分子液晶、高分子液晶、高分子分散型液晶、強誘電性液晶、反強誘電性液晶等を、層753に用いることができる。または、コレステリック相、スメクチック相、キュービック相、カイラルネマチック相、等方相等を示す液晶材料を用いることができる。または、ブルー相を示す液晶材料を用いることができる。
例えば、配線等に用いる材料を電極751(i,j)に用いることができる。具体的には、反射膜を電極751(i,j)に用いることができる。例えば、透光性を備える導電膜と、開口部を備える反射膜と、を積層した材料を電極751(i,j)に用いることができる。
例えば、導電性を備える材料を、電極752に用いることができる。可視光について透光性を備える材料を、電極752に用いることができる。
例えば、導電性酸化物、光が透過する程度に薄い金属膜または金属ナノワイヤーを電極752に用いることができる。
具体的には、インジウムを含む導電性酸化物を電極752に用いることができる。または、厚さ1nm以上10nm以下の金属薄膜を電極752に用いることができる。また、銀を含む金属ナノワイヤーを電極752に用いることができる。
具体的には、酸化インジウム、インジウム錫酸化物、インジウム亜鉛酸化物、酸化亜鉛、ガリウムを添加した酸化亜鉛、アルミニウムを添加した酸化亜鉛などを、電極752に用いることができる。
《反射膜》
例えば、可視光を反射する材料を反射膜に用いることができる。具体的には、銀を含む材料を反射膜に用いることができる。例えば、銀およびパラジウム等を含む材料または銀および銅等を含む材料を反射膜に用いることができる。
反射膜は、例えば、層753を透過してくる光を反射する。これにより、表示素子750を反射型の液晶素子にすることができる。また、例えば、表面に凹凸を備える材料を、反射膜に用いることができる。これにより、入射する光をさまざまな方向に反射して、白色の表示をすることができる。
例えば、電極751(i,j)等を反射膜に用いることができる。
例えば、層753と電極751(i,j)の間に挟まれる領域を備える膜を、反射膜に用いることができる。または、電極751(i,j)透光性を有する場合、電極751(i,j)を間に介して、層753と重なる領域を有する膜を、反射膜に用いることができる。
反射膜は、例えば表示素子550(i,j)が射出する光を遮らない領域を有することが好ましい。例えば、単数または複数の開口部751Hを備える形状を反射膜に用いることが好ましい。
多角形、四角形、楕円形、円形または十字等の形状を開口部に用いることができる。また、細長い筋状、スリット状、市松模様状の形状を開口部751Hに用いることができる。
非開口部の総面積に対する開口部751Hの総面積の比の値が大きすぎると、表示素子750(i,j)を用いた表示が暗くなってしまう。
また、非開口部の総面積に対する開口部751Hの総面積の比の値が小さすぎると、表示素子550(i,j)を用いた表示が暗くなってしまう。
図13は表示部84の画素に用いることができる反射膜の形状を説明する模式図である。
例えば、画素702(i,j)に隣接する画素702(i,j+1)の開口部751Hは、画素702(i,j)の開口部751Hを通る行方向(図中に矢印R1で示す方向)に延びる直線上に配設されない(図13(A)参照)。または、例えば、画素702(i,j)に隣接する画素702(i+1,j)の開口部751Hは、画素702(i,j)の開口部751Hを通る、列方向(図中に矢印C1で示す方向)に延びる直線上に配設されない(図13(B)参照)。
例えば、画素702(i,j+2)の開口部751Hは、画素702(i,j)の開口部751Hを通る、行方向に延びる直線上に配設される(図13(A)参照)。また、画素702(i,j+1)の開口部751Hは、画素702(i,j)の開口部751Hおよび画素702(i,j+2)の開口部751Hの間において当該直線と直交する直線上に配設される。
または、例えば、画素702(i+2,j)の開口部751Hは、画素702(i,j)の開口部751Hを通る、列方向に延びる直線上に配設される(図13(B)参照)。また、例えば、画素702(i+1,j)の開口部751Hは、画素702(i,j)の開口部751Hおよび画素702(i+2,j)の開口部751Hの間において当該直線と直交する直線上に配設される。
これにより、一の画素に隣接する他の画素の開口部に重なる領域を備える第2の素子を、一の画素の開口部に重なる領域を備える第2の表示素子から遠ざけることができる。または、一の画素に隣接する他の画素の第2の表示素子に、一の画素の第2の表示素子が表示する色とは異なる色を表示する表示素子を配設することができる。または、異なる色を表示する複数の表示素子を、隣接して配設する難易度を軽減することができる。
なお、例えば、表示素子550(i,j)が射出する光を遮らない領域751Eが形成されるように、端部が切除されたような形状を備える材料を、反射膜に用いることができる(図13(C)参照)。具体的には、列方向(図中に矢印C1で示す方向)が短くなるように端部が切除された電極751(i.j)を反射膜に用いることができる。
《配向膜AF1、配向膜AF2》
例えば、ポリイミド等を含む材料を配向膜AF1または配向膜AF2に用いることができる。具体的には、液晶材料が所定の方向に配向するようにラビンング処理または光配向技術を用いて形成された材料を用いることができる。
例えば、可溶性のポリイミドを含む膜を配向膜AF1または配向膜AF2に用いることができる。これにより、配向膜AF1を形成する際に必要とされる温度を低くすることができる。その結果、配向膜AF1を形成する際に他の構成に与える損傷を軽減することができる。
《着色膜CF1、着色膜CF2》
所定の色の光を透過する材料を着色膜CF1または着色膜CF2に用いることができる。これにより、着色膜CF1または着色膜CF2を例えばカラーフィルターに用いることができる。例えば、青色、緑色または赤色の光を透過する材料を着色膜CF1または着色膜CF2に用いることができる。また、黄色の光または白色の光等を透過する材料を着色膜に用いることができる。
なお、照射された光を所定の色の光に変換する機能を備える材料を着色膜CF2に用いることができる。具体的には、量子ドットを着色膜CF2に用いることができる。これにより、色純度の高い表示をすることができる。
《遮光膜BM》
光の透過を妨げる材料を遮光膜BMに用いることができる。これにより、遮光膜BMを例えばブラックマトリクスに用いることができる。
《絶縁膜771》
例えば、ポリイミド、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等を絶縁膜771に用いることができる。
《機能膜770P、機能膜770D》
例えば、反射防止フィルム、偏光フィルム、位相差フィルム、光拡散フィルムまたは集光フィルム等を機能膜770Pまたは機能膜770Dに用いることができる。
具体的には、2色性色素を含む膜を機能膜770Pまたは機能膜770Dに用いることができる。または、基材の表面と交差する方向に沿った軸を備える柱状構造を有する材料を、機能膜770Pまたは機能膜770Dに用いることができる。これにより、光を軸に沿った方向に透過し易く、他の方向に散乱し易くすることができる。
また、ゴミの付着を抑制する帯電防止膜、汚れを付着しにくくする撥水性の膜、使用に伴う傷の発生を抑制するハードコート膜などを、機能膜770Pに用いることができる。
具体的には、円偏光フィルムを機能膜770Pに用いることができる。また、光拡散フィルムを機能膜770Dに用いることができる。
《表示素子550(i,j)》
例えば、発光素子を表示素子550(i,j)に用いることができる。具体的には、有機エレクトロルミネッセンス素子、無機エレクトロルミネッセンス素子または発光ダイオードなどを、表示素子550(i,j)に用いることができる。
表示素子550(i,j)は、電極551(i,j)と、電極552と、発光性の材料を含む層553(j)と、を備える。
例えば、発光性の有機化合物を層553(j)に用いることができる。
例えば、量子ドットを層553(j)に用いることができる。これにより、半値幅が狭く、鮮やかな色の光を発することができる。
例えば、青色の光を射出するように積層された積層材料、緑色の光を射出するように積層された積層材料または赤色の光を射出するように積層された積層材料等を、層553(j)に用いることができる。
例えば、信号線S2(j)に沿って列方向に長い帯状の積層材料を、層553(j)に用いることができる。
また、例えば、白色の光を射出するように積層された積層材料を、層553(j)に用いることができる。具体的には、青色の光を射出する蛍光材料を含む発光性の材料を含む層と、緑色および赤色の光を射出する蛍光材料以外の材料を含む層または黄色の光を射出する蛍光材料以外の材料を含む層と、を積層した積層材料を、層553(j)に用いることができる。
例えば、配線等に用いることができる材料を電極551(i,j)に用いることができる。
例えば、配線等に用いることができる材料から選択された、可視光について透光性を有する材料を、電極551(i,j)に用いることができる。
具体的には、導電性酸化物またはインジウムを含む導電性酸化物、酸化インジウム、インジウム錫酸化物、インジウム亜鉛酸化物、酸化亜鉛、ガリウムを添加した酸化亜鉛などを、電極551(i,j)に用いることができる。または、光が透過する程度に薄い金属膜を電極551(i,j)に用いることができる。または、光の一部を透過し、光の他の一部を反射する金属膜を電極551(i,j)に用いることができる。これにより、微小共振器構造を表示素子550(i,j)に設けることができる。その結果、所定の波長の光を他の光より効率よく取り出すことができる。
例えば、配線等に用いることができる材料を電極552に用いることができる。具体的には、可視光について反射性を有する材料を、電極552に用いることができる。
《ゲートドライバ24》
シフトレジスタ等のさまざまな順序回路等をゲートドライバ24に用いることができる。例えば、トランジスタMD、容量素子等をゲートドライバ24に用いることができる。具体的には、スイッチSW1に用いることができるトランジスタまたはトランジスタMと同一の工程で形成することができる半導体膜を備えるトランジスタを用いることができる。
例えば、スイッチSW1に用いることができるトランジスタと異なる構成をトランジスタMDに用いることができる。具体的には、導電膜524を有するトランジスタをトランジスタMDに用いることができる。
なお、トランジスタMと同一の構成を、トランジスタMDに用いることができる。
《トランジスタ》
例えば、同一の工程で形成することができる半導体膜を駆動回路および画素回路のトランジスタに用いることができる。
例えば、ボトムゲート型のトランジスタまたはトップゲート型のトランジスタなどを駆動回路のトランジスタまたは画素回路のトランジスタに用いることができる。
例えば、先述のOSトランジスタを利用することができる。これにより、先述のアイドリングストップが可能になる。
例えば、酸化物半導体膜508、導電膜504、導電膜512Aおよび導電膜512Bを備えるトランジスタをスイッチSW1に用いることができる(図12(B)参照)。なお、絶縁膜506は、酸化物半導体膜508および導電膜504の間に挟まれる領域を備える。
導電膜504は、酸化物半導体膜508と重なる領域を備える。導電膜504はゲート電極の機能を備える。絶縁膜506はゲート絶縁膜の機能を備える。
導電膜512Aおよび導電膜512Bは、酸化物半導体膜508と電気的に接続される。導電膜512Aはソース電極の機能またはドレイン電極の機能の一方を備え、導電膜512Bはソース電極の機能またはドレイン電極の機能の他方を備える。
また、導電膜524を有するトランジスタを、駆動回路または画素回路のトランジスタに用いることができる。導電膜524は、導電膜504との間に酸化物半導体膜508を挟む領域を備える。なお、絶縁膜516は、導電膜524および酸化物半導体膜508の間に挟まれる領域を備える。また、例えば、導電膜504と同じ電位を供給する配線に導電膜524を電気的に接続する。
例えば、タンタルおよび窒素を含む厚さ10nmの膜と、銅を含む厚さ300nmの膜と、を積層した導電膜を導電膜504に用いることができる。なお、銅を含む膜は、絶縁膜506との間に、タンタルおよび窒素を含む膜を挟む領域を備える。
例えば、シリコンおよび窒素を含む厚さ400nmの膜と、シリコン、酸素および窒素を含む厚さ200nmの膜と、を積層した材料を絶縁膜506に用いることができる。なお、シリコンおよび窒素を含む膜は、酸化物半導体膜508との間に、シリコン、酸素および窒素を含む膜を挟む領域を備える。
例えば、インジウム、ガリウムおよび亜鉛を含む厚さ25nmの膜を、酸化物半導体膜508に用いることができる。
また、酸化物半導体膜508としてCAC−OSを用いることが好ましい。なお、CAC−OSの詳細は後述する実施の形態5で説明を行う。
例えば、タングステンを含む厚さ50nmの膜と、アルミニウムを含む厚さ400nmの膜と、チタンを含む厚さ100nmの膜と、をこの順で積層した導電膜を、導電膜512Aまたは導電膜512Bに用いることができる。なお、タングステンを含む膜は、酸化物半導体膜508と接する領域を備える。
なお、本実施の形態は、本明細書で示す他の実施の形態と適宜組み合わせることができる。
図14(A)は図10(B)に示す表示パネルの画素の一部を説明する下面図であり、図14(B)は図14(A)に示す構成の一部を省略して説明する下面図である。
(実施の形態3)
本実施の形態では、実施の形態1に記載の入力部83の詳細について説明を行う。
図15は入力部83の構成を説明するブロック図である。図16(A)は入出力部85の上面図である。図16(B)は入出力部85の入力部の一部を説明する模式図である。なお、入出力部85とは、表示部81、表示部82および入力部83を1つの部分にまとめたものを示す。
入力部83は、入力領域73、ゲートドライバ23およびソースドライバ13を備える(図15)。
入力領域73は、表示部84の表示領域74と重なる領域を備える。入力領域73は、表示領域74と重なる領域に近接するものを検知する機能を備える。
入力領域73は、一群の検知素子775(g,1)乃至検知素子775(g,q)と、他の一群の検知素子775(1,h)乃至検知素子775(p,h)と、を有する。なお、gは1以上p以下の整数であり、hは1以上q以下の整数であり、pおよびqは1以上の整数である。
一群の検知素子775(g,1)乃至検知素子775(g,q)は、検知素子775(g,h)を含み、行方向(図中に矢印R2で示す方向)に配設される。
また、他の一群の検知素子775(1,h)乃至検知素子775(p,h)は、検知素子775(g,h)を含み、行方向と交差する列方向(図中に矢印C2で示す方向)に配設される。
行方向に配設される一群の検知素子775(g,1)乃至検知素子775(g,q)は、制御線SL(g)と電気的に接続される電極SE(g)を含む(図16(B)参照)。
列方向に配設される他の一群の検知素子775(1,h)乃至検知素子775(p,h)は、検知信号線ML(h)と電気的に接続される電極ME(h)を含む(図16(B)参照)。
電極SE(g)および電極ME(h)は、透光性を備えることが好ましい。
制御線SL(g)は、制御信号を供給する機能を備える。
検知信号線ML(h)は検知信号を供給される機能を備える。
電極ME(h)は電極SE(g)との間に電界を形成するように配置される。入力領域73に、指などの物体が近接すると上記電界が遮蔽され、検知素子775(g,h)は、検知信号を供給する。
ゲートドライバ23は、制御線SL(g)と電気的に接続され、制御信号を供給する機能を備える。例えば、矩形波、のこぎり波また三角波等を制御信号に用いることができる。
ソースドライバ13は、検知信号線ML(h)と電気的に接続され、検知信号線ML(h)の電位の変化に基づいて検知信号を供給する機能を備える。なお、検知信号は、例えば、位置情報を含む。
図17および図18は入出力部85の構成を説明する図である。図17(A)は図16(A)の切断線X1−X2、切断線X3−X4、切断線X5−X6における断面図であり、図17(B)は図17(A)の一部の構成を説明する断面図である。
図18は図16(A)の切断線X7−X8、X9−X10、X11−X12における断面図である。
入出力部85は、機能層720を備える点およびトップゲート型のトランジスタを有する点が、例えば、実施の形態2の表示部84とは異なる。ここでは、異なる部分について詳細に説明し、同様の構成を用いることができる部分について上記の説明を援用する。
機能層720は、例えば、基板770、絶縁膜501Cおよび封止材705に囲まれる領域を備える(図17参照)。
機能層720は、例えば、制御線SL(g)と、検知信号線ML(h)と、検知素子775(g,h)と、を備える。
なお、制御線SL(g)および第2の電極752の間または検知信号線ML(h)および第2の電極752の間に、0.2μm以上16μm以下、好ましくは1μm以上8μm以下、より好ましくは2.5μm以上4μm以下の間隔を備える。
また、入出力部85は、導電膜511Dを有する(図18参照)。
なお、制御線SL(g)および導電膜511Dの間に導電材料CP等を配設し、制御線SL(g)と導電膜511Dを電気的に接続することができる。または、検知信号線ML(h)および導電膜511Dの間に導電材料CP等を配設し、検知信号線ML(h)と導電膜511Dを、電気的に接続することができる。
例えば、配線等に用いることができる材料を導電膜511Dに用いることができる。
また、入出力部85は、端子519Dを有する(図18参照)。端子519Dは、導電膜511Dと電気的に接続する。
端子519Dは、導電膜511Dと、中間膜754Dと、を備え、中間膜754Dは、導電膜511Dと接する領域を備える。
例えば、配線等に用いることができる材料を端子519Dに用いることができる。具体的には、端子519Bまたは端子519Cと同じ構成を端子519Dに用いることができる。
なお、例えば、導電材料ACF2を用いて、端子519Dとフレキシブルプリント基板FPC2を電気的に接続することができる。これにより、例えば、端子519Dを用いて制御信号を制御線SL(g)に供給することができる。または、端子519Dを用いて検知信号を、検知信号線ML(h)から供給されることができる。
スイッチSW1に用いることができるトランジスタ、トランジスタMおよびトランジスタMDは、絶縁膜501Cと重なる領域を備える導電膜504と、絶縁膜501Cおよび導電膜504の間に挟まれる領域を備える酸化物半導体膜508と、を備える。なお、導電膜504はゲート電極の機能を備える(図17(B)参照)。
酸化物半導体膜508は、導電膜504と重ならない第1の領域508Aおよび第2の領域508Bと、第1の領域508Aおよび第2の領域508Bの間に導電膜504と重なる第3の領域508Cと、を備える。
トランジスタMDは、第3の領域508Cおよび導電膜504の間に絶縁膜506を備える。なお、絶縁膜506はゲート絶縁膜の機能を備える。
第1の領域508Aおよび第2の領域508Bは、第3の領域508Cに比べて抵抗率が低く、ソース領域の機能またはドレイン領域の機能を備える。
例えば、酸化物半導体膜に希ガスを含むガスを用いるプラズマ処理を施して、第1の領域508Aおよび第2の領域508Bを酸化物半導体膜508に形成することができる。
また、例えば、導電膜504をマスクに用いることができる。これにより、第3の領域508Cの一部の形状を、導電膜504の端部の形状に自己整合させることができる。
トランジスタMDは、第1の領域508Aと接する導電膜512Aと、第2の領域508Bと接する導電膜512Bと、を備える。導電膜512Aおよび導電膜512Bは、ソース電極またはドレイン電極の機能を備える。
例えば、トランジスタMDと同一の工程で形成することができるトランジスタをトランジスタMに用いることができる。
(実施の形態4)
本実施の形態は、実施の形態1に示したフレームメモリに用いることが可能な、OSトランジスタを用いた不揮発性メモリについて説明を行う。
図1のフレームメモリ41、42に用いることが可能なメモリセルの構成について、図19を用いて説明を行う。
フレームメモリ41、42は、画像データの書き込みと読み出しを同時に行えることが好ましい。フレームメモリ41、42に適用可能なメモリとして、デュアルポートメモリとシングルポートメモリの2つが考えられる。
本明細書においてデュアルポートメモリとは、複数のインターフェースでデータの入出力を行うメモリのことを言う。インターフェースの数は2つに限定されず、3つ以上であってもよい。デュアルポートメモリは、インターフェースが複数あるため、データの書き込みと読み出しを同時に行うことができる。
本明細書においてシングルポートメモリとは、単一のインターフェースでデータの入出力を行うメモリのことを言う。シングルポートメモリはデータの書き込みと読み出しを別々のタイミングで行う。なお、シングルポートメモリでも、ダブルバッファリング技術などを用いることで、データの書き込みと読み出しを同時に行うことができる。シングルポートメモリは、デュアルポートメモリに比べて、配線やトランジスタの数が少なくて済み、メモリセルの占有面積を小さくすることができる。
まず、OSトランジスタを用いたデュアルポートメモリについて説明を行う。
《メモリセルの構成例1》
図19(A)は、フレームメモリ41、42に適用可能なメモリセル431の回路図を示している。メモリセル431は、トランジスタM1と、トランジスタM2と、トランジスタM3と、容量素子Cs1と、を有する。また、メモリセル431は、配線WW、配線RW、配線BG、配線RB1、配線WB1、配線RB2に電気的に接続されている。
配線WWはデータを書き込む際のワード線としての機能を有し、配線RWはデータを読み出す際のワード線としての機能を有する。配線WB1はデータを書き込む際のビット線としての機能を有し、配線RB1、RB2はデータを読み出す際のビット線としての機能を有する。
トランジスタM1は第1ゲート及び第2ゲートを有する。第1ゲートは配線WWに電気的に接続され、第2ゲートは配線BGに電気的に接続されている。第1ゲートと第2ゲートは、チャネル形成領域を間に介して、互いに重なる領域を有することが好ましい。
トランジスタM1は、オフ状態においてソースとドレインとの間を流れる電流(オフ電流)が小さいトランジスタを用いることが好適である。ここでは、オフ電流が小さいとは、ソースとドレインとの間の電圧を1.8Vとし、チャネル幅1μmあたりの規格化されたオフ電流が、室温において1×10−20A以下、85℃において1×10−18A以下、又は125℃において1×10−16A以下、であることをいう。このようにオフ電流が低いトランジスタとしては、OSトランジスタが挙げられる。
上記OSトランジスタに用いることが可能な酸化物半導体は、In−Ga酸化物、In−Zn酸化物、In−M−Zn酸化物(Mは、Ti、Ga、Y、Zr、La、Ce、Nd、SnまたはHf)などが挙げられる。また、上記酸化物半導体は、Inを含む酸化物に限定されない。例えば、Zn酸化物、Zn−Sn酸化物、Ga−Sn酸化物であっても構わない。
また、上記OSトランジスタは、そのチャネル形成領域にCAC−OSを有することが好ましい。CAC−OSを有するOSトランジスタは、オン電流が大きく、信頼性が高い。なお、CAC−OSの詳細は後述する実施の形態5で説明を行う。
トランジスタM2、M3は、SiトランジスタまたはOSトランジスタで構成されることが好ましい。
次に、メモリセル431の動作について説明を行う。なお、配線RB2は、動作の期間中、Lレベルの電位が与えられるものとする。
まず、配線WWをHレベルにし、トランジスタM1をオン状態にする。配線WB1からトランジスタM1を介してノードFN1(トランジスタM2のゲート)にデータが書き込まれる。
次に、配線WWをLレベルにし、トランジスタM1をオフ状態にする。トランジスタM1のオフ電流は小さいため、ノードFN1に書き込まれたデータは長期間保持される。
次に、配線RB1をHレベルにした後、配線RB1を電気的に浮遊状態にする。
次に、配線RWにHレベルの電位を与えて、トランジスタM3をオン状態にする。このとき、ノードFN1に「1」が書き込まれている場合、トランジスタM2はオン状態となり、配線RB1と配線RB2との間に電流が流れる。ノードFN1に「0」が書き込まれている場合、トランジスタM2はオフ状態となり、配線RB1と配線RB2との間に電流は流れない。最終的に、配線RB1の電位変化を読み取ることで、ノードFNに書き込まれたデータを読み出すことができる。
配線BGには、一定の電位VBGが与えられることが好ましい。特に、電子VBGは負電位を与えられることが好ましい。トランジスタM1の第2ゲートに負電位が与えられることで、トランジスタM1はノーマリ・オンを防ぐことができる。なお、トランジスタM1の第2ゲート及び配線BGは場合によっては省略してもよい。
《メモリセルの構成例2》
図19(B)は、フレームメモリ41、42に適用可能なメモリセル432の回路図を示している。メモリセル432は、トランジスタM2、M3の代わりにpチャネル型トランジスタであるトランジスタM4、M5が設けられている点、また、容量素子Cs1は配線CLに電気的に接続されている点で、メモリセル432と異なる。配線CLには常時Lレベルの電位が与えられる。
メモリセル431、432は、データ書き込み用のビット線とデータ読み出し用のビット線を、それぞれ独立に有している。そのため、メモリセル431またはメモリセル432を用いたフレームメモリは、デュアルポートメモリである。
メモリセル431、432は不揮発であり、電源をオフにしてもデータが失われない。そのため、フレームメモリの電力を節約することができる。
次に、OSトランジスタを用いたシングルポートメモリについて説明を行う。
《メモリセルの構成例3》
図19(C)は、フレームメモリ41、42に適用可能なメモリセル433の回路図を示している。メモリセル433は、トランジスタM7および容量素子Cs2を有する。メモリセル433は配線WLおよび配線BLに電気的に接続されている。配線WLはワード線としての機能を有し、配線BLはビット線としての機能を有する。
トランジスタM7は、トランジスタM1と同様に、OSトランジスタを用いることが好ましい。トランジスタM7にOSトランジスタを用いることで、メモリセル433は、容量素子Cs2に書き込まれたデータを、長期間保持することができる。
トランジスタM7は第1ゲート及び第2ゲートを有する。第1ゲートは配線WLに電気的に接続され、第2ゲートは配線BGに電気的に接続されている。第1ゲートと第2ゲートは、チャネル形成領域を間に介して、互いに重なる領域を有することが好ましい。
配線BGには、一定の電位VBGが与えられることが好ましい。特に、電位VBGは負電位を与えることが好ましい。トランジスタM7の第2ゲートに負電位が与えられることで、トランジスタM7はノーマリ・オンを防ぐことができる。なお、トランジスタM7の第2ゲートおよび配線BGは場合によっては省略してもよい。
メモリセル433は不揮発であり、電源をオフにしてもデータが失われない。そのため、フレームメモリの電力を節約することができる。
メモリセル433は、メモリセル431、432と比べてトランジスタの数が少ない。そのため、メモリセルの占有面積を小さくすることができ、集積度の高いフレームメモリを構築することができる。
(実施の形態5)
本実施の形態では、上記実施の形態のOSトランジスタに用いることができるCAC(Cloud Aligned Complementary)−OSについて説明する。
CAC−OSとは、例えば、酸化物半導体を構成する元素が、0.5nm以上10nm以下、好ましくは、1nm以上2nm以下、またはその近傍のサイズで偏在した材料の一構成である。なお、以下では、酸化物半導体において、一つあるいはそれ以上の金属元素が偏在し、該金属元素を有する領域が、0.5nm以上10nm以下、好ましくは、1nm以上2nm以下、またはその近傍のサイズで混合した状態をモザイク状、またはパッチ状ともいう。
なお、酸化物半導体は、少なくともインジウムを含むことが好ましい。特にインジウムおよび亜鉛を含むことが好ましい。また、それらに加えて、アルミニウム、ガリウム、イットリウム、銅、バナジウム、ベリリウム、ホウ素、シリコン、チタン、鉄、ニッケル、ゲルマニウム、ジルコニウム、モリブデン、ランタン、セリウム、ネオジム、ハフニウム、タンタル、タングステン、またはマグネシウムなどから選ばれた一種、または複数種が含まれていてもよい。
例えば、In−Ga−Zn酸化物におけるCAC−OS(CAC−OSの中でもIn−Ga−Zn酸化物を、特にCAC−IGZOと呼称してもよい。)とは、インジウム酸化物(以下、InOX1(X1は0よりも大きい実数)とする。)、またはインジウム亜鉛酸化物(以下、InX2ZnY2Z2(X2、Y2、およびZ2は0よりも大きい実数)とする。)と、ガリウム酸化物(以下、GaOX3(X3は0よりも大きい実数)とする。)、またはガリウム亜鉛酸化物(以下、GaX4ZnY4Z4(X4、Y4、およびZ4は0よりも大きい実数)とする。)などと、に材料が分離することでモザイク状となり、モザイク状のInOX1、またはInX2ZnY2Z2が、膜中に均一に分布した構成(以下、クラウド状ともいう。)である。
つまり、CAC−OSは、GaOX3が主成分である領域と、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域とが、混合している構成を有する複合酸化物半導体である。なお、本明細書において、例えば、第1の領域の元素Mに対するInの原子数比が、第2の領域の元素Mに対するInの原子数比よりも大きいことを、第1の領域は、第2の領域と比較して、Inの濃度が高いとする。
なお、IGZOは通称であり、In、Ga、Zn、およびOによる1つの化合物をいう場合がある。代表例として、InGaO(ZnO)m1(m1は自然数)、またはIn(1+x0)Ga(1−x0)(ZnO)m0(−1≦x0≦1、m0は任意数)で表される結晶性の化合物が挙げられる。
上記結晶性の化合物は、単結晶構造、多結晶構造、またはCAAC構造を有する。なお、CAAC構造とは、複数のIGZOのナノ結晶がc軸配向を有し、かつa−b面においては配向せずに連結した結晶構造である。
一方、CAC−OSは、酸化物半導体の材料構成に関する。CAC−OSとは、In、Ga、Zn、およびOを含む材料構成において、一部にGaを主成分とするナノ粒子状に観察される領域と、一部にInを主成分とするナノ粒子状に観察される領域とが、それぞれモザイク状にランダムに分散している構成をいう。従って、CAC−OSにおいて、結晶構造は副次的な要素である。
なお、CAC−OSは、組成の異なる二種類以上の膜の積層構造は含まないものとする。例えば、Inを主成分とする膜と、Gaを主成分とする膜との2層からなる構造は、含まない。
なお、GaOX3が主成分である領域と、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域とは、明確な境界が観察できない場合がある。
なお、ガリウムの代わりに、アルミニウム、イットリウム、銅、バナジウム、ベリリウム、ホウ素、シリコン、チタン、鉄、ニッケル、ゲルマニウム、ジルコニウム、モリブデン、ランタン、セリウム、ネオジム、ハフニウム、タンタル、タングステン、またはマグネシウムなどから選ばれた一種、または複数種が含まれている場合、CAC−OSは、一部に該金属元素を主成分とするナノ粒子状に観察される領域と、一部にInを主成分とするナノ粒子状に観察される領域とが、それぞれモザイク状にランダムに分散している構成をいう。
CAC−OSは、例えば基板を意図的に加熱しない条件で、スパッタリング法により形成することができる。また、CAC−OSをスパッタリング法で形成する場合、成膜ガスとして、不活性ガス(代表的にはアルゴン)、酸素ガス、及び窒素ガスの中から選ばれたいずれか一つまたは複数を用いればよい。また、成膜時の成膜ガスの総流量に対する酸素ガスの流量比は低いほど好ましく、例えば酸素ガスの流量比を0%以上30%未満、好ましくは0%以上10%以下とすることが好ましい。
CAC−OSは、X線回折(XRD:X−ray diffraction)測定法のひとつであるOut−of−plane法によるθ/2θスキャンを用いて測定したときに、明確なピークが観察されないという特徴を有する。すなわち、X線回折から、測定領域のa−b面方向、およびc軸方向の配向は見られないことが分かる。
またCAC−OSは、プローブ径が1nmの電子線(ナノビーム電子線ともいう。)を照射することで得られる電子線回折パターンにおいて、リング状に輝度の高い領域と、該リング領域に複数の輝点が観測される。従って、電子線回折パターンから、CAC−OSの結晶構造が、平面方向、および断面方向において、配向性を有さないnc(nano−crystal)構造を有することがわかる。
また例えば、In−Ga−Zn酸化物におけるCAC−OSでは、エネルギー分散型X線分光法(EDX:Energy Dispersive X−ray spectroscopy)を用いて取得したEDXマッピングにより、GaOX3が主成分である領域と、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域とが、偏在し、混合している構造を有することが確認できる。
CAC−OSは、金属元素が均一に分布したIGZO化合物とは異なる構造であり、IGZO化合物と異なる性質を有する。つまり、CAC−OSは、GaOX3などが主成分である領域と、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域と、に互いに相分離し、各元素を主成分とする領域がモザイク状である構造を有する。
ここで、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域は、GaOX3などが主成分である領域と比較して、導電性が高い領域である。つまり、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域を、キャリアが流れることにより、酸化物半導体としての導電性が発現する。従って、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域が、酸化物半導体中にクラウド状に分布することで、高い電界効果移動度(μ)が実現できる。
一方、GaOX3などが主成分である領域は、InX2ZnY2Z2、またはInOX1が主成分である領域と比較して、絶縁性が高い領域である。つまり、GaOX3などが主成分である領域が、酸化物半導体中に分布することで、リーク電流を抑制し、良好なスイッチング動作を実現できる。
従って、CAC−OSを半導体素子に用いた場合、GaOX3などに起因する絶縁性と、InX2ZnY2Z2、またはInOX1に起因する導電性とが、相補的に作用することにより、高いオン電流(Ion)、および高い電界効果移動度(μ)を実現することができる。
また、CAC−OSを用いた半導体素子は、信頼性が高い。従って、CAC−OSは、ディスプレイをはじめとするさまざまな半導体装置に最適である。
本明細書において、特に断りがない場合、オン電流とは、トランジスタがオン状態にあるときのドレイン電流をいう。オン状態とは、特に断りがない場合、nチャネル型トランジスタでは、ゲートとソースの間の電圧(V)がしきい値電圧(Vth)以上の状態、pチャネル型トランジスタでは、VがVth以下の状態をいう。例えば、nチャネル型のトランジスタのオン電流とは、VがVth以上のときのドレイン電流を言う。また、トランジスタのオン電流は、ドレインとソースの間の電圧(V)に依存する場合がある。
本明細書において、特に断りがない場合、オフ電流とは、トランジスタがオフ状態にあるときのドレイン電流をいう。オフ状態とは、特に断りがない場合、nチャネル型トランジスタでは、VがVthよりも低い状態、pチャネル型トランジスタでは、VがVthよりも高い状態をいう。例えば、nチャネル型のトランジスタのオフ電流とは、VがVthよりも低いときのドレイン電流を言う。トランジスタのオフ電流は、Vに依存する場合がある。従って、トランジスタのオフ電流が10−21A未満である、とは、トランジスタのオフ電流が10−21A未満となるVの値が存在することを言う場合がある。
また、トランジスタのオフ電流は、Vに依存する場合がある。本明細書において、オフ電流は、特に記載がない場合、Vの絶対値が0.1V、0.8V、1V、1.2V、1.8V,2.5V,3V、3.3V、10V、12V、16V、または20Vにおけるオフ電流を表す場合がある。または、当該トランジスタが含まれる半導体装置等において使用されるVにおけるオフ電流を表す場合がある。
本明細書等において、トランジスタの接続関係を説明する際、ソースとドレインとの一方を、「ソースまたはドレインの一方」(又は第1電極、又は第1端子)と表記し、ソースとドレインとの他方を「ソースまたはドレインの他方」(又は第2電極、又は第2端子)と表記している。これは、トランジスタのソースとドレインは、トランジスタの構造又は動作条件等によって変わるためである。なおトランジスタのソースとドレインの呼称については、ソース(ドレイン)端子や、ソース(ドレイン)電極等、状況に応じて適切に言い換えることができる。
例えば、本明細書等において、XとYとが接続されている、と明示的に記載されている場合は、XとYとが電気的に接続されている場合と、XとYとが機能的に接続されている場合と、XとYとが直接接続されている場合とが、本明細書等に開示されているものとする。したがって、所定の接続関係、例えば、図または文章に示された接続関係に限定されず、図または文章に示された接続関係以外のものも、図または文章に記載されているものとする。
ここで、X、Yは、対象物(例えば、装置、素子、回路、配線、電極、端子、導電膜、層、など)であるとする。
XとYとが直接的に接続されている場合の一例としては、XとYとの電気的な接続を可能とする素子(例えば、スイッチ、トランジスタ、容量素子、インダクタ、抵抗素子、ダイオード、表示素子、発光素子、負荷など)が、XとYとの間に接続されていない場合であり、XとYとの電気的な接続を可能とする素子(例えば、スイッチ、トランジスタ、容量素子、インダクタ、抵抗素子、ダイオード、表示素子、発光素子、負荷など)を介さずに、XとYとが、接続されている場合である。
XとYとが電気的に接続されている場合の一例としては、XとYとの電気的な接続を可能とする素子(例えば、スイッチ、トランジスタ、容量素子、インダクタ、抵抗素子、ダイオード、表示素子、発光素子、負荷など)が、XとYとの間に1個以上接続されることが可能である。なお、スイッチは、オン・オフが制御される機能を有している。つまり、スイッチは、導通状態(オン状態)、または、非導通状態(オフ状態)になり、電流を流すか流さないかを制御する機能を有している。または、スイッチは、電流を流す経路を選択して切り替える機能を有している。なお、XとYとが電気的に接続されている場合は、XとYとが直接的に接続されている場合を含むものとする。
XとYとが機能的に接続されている場合の一例としては、XとYとの機能的な接続を可能とする回路(例えば、論理回路(インバータ、NAND回路、NOR回路など)、信号変換回路(DA変換回路、AD変換回路、ガンマ補正回路など)、電位レベル変換回路(電源回路(昇圧回路、降圧回路など)、信号の電位レベルを変えるレベルシフタ回路など)、電圧源、電流源、切り替え回路、増幅回路(信号振幅または電流量などを大きく出来る回路、オペアンプ、差動増幅回路、ソースフォロワ回路、バッファ回路など)、信号生成回路、記憶回路、制御回路など)が、XとYとの間に1個以上接続されることが可能である。なお、一例として、XとYとの間に別の回路を挟んでいても、Xから出力された信号がYへ伝達される場合は、XとYとは機能的に接続されているものとする。なお、XとYとが機能的に接続されている場合は、XとYとが直接的に接続されている場合と、XとYとが電気的に接続されている場合とを含むものとする。
なお、XとYとが電気的に接続されている、と明示的に記載されている場合は、XとYとが電気的に接続されている場合(つまり、XとYとの間に別の素子又は別の回路を挟んで接続されている場合)と、XとYとが機能的に接続されている場合(つまり、XとYとの間に別の回路を挟んで機能的に接続されている場合)と、XとYとが直接接続されている場合(つまり、XとYとの間に別の素子又は別の回路を挟まずに接続されている場合)とが、本明細書等に開示されているものとする。つまり、電気的に接続されている、と明示的に記載されている場合は、単に、接続されている、とのみ明示的に記載されている場合と同様な内容が、本明細書等に開示されているものとする。
なお、例えば、トランジスタのソース(又は第1の端子など)が、Z1を介して(又は介さず)、Xと電気的に接続され、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)が、Z2を介して(又は介さず)、Yと電気的に接続されている場合や、トランジスタのソース(又は第1の端子など)が、Z1の一部と直接的に接続され、Z1の別の一部がXと直接的に接続され、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)が、Z2の一部と直接的に接続され、Z2の別の一部がYと直接的に接続されている場合では、以下のように表現することが出来る。
例えば、「XとYとトランジスタのソース(又は第1の端子など)とドレイン(又は第2の端子など)とは、互いに電気的に接続されており、X、トランジスタのソース(又は第1の端子など)、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)、Yの順序で電気的に接続されている。」と表現することができる。または、「トランジスタのソース(又は第1の端子など)は、Xと電気的に接続され、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)はYと電気的に接続され、X、トランジスタのソース(又は第1の端子など)、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)、Yは、この順序で電気的に接続されている」と表現することができる。または、「Xは、トランジスタのソース(又は第1の端子など)とドレイン(又は第2の端子など)とを介して、Yと電気的に接続され、X、トランジスタのソース(又は第1の端子など)、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)、Yは、この接続順序で設けられている」と表現することができる。これらの例と同様な表現方法を用いて、回路構成における接続の順序について規定することにより、トランジスタのソース(又は第1の端子など)と、ドレイン(又は第2の端子など)とを、区別して、技術的範囲を決定することができる。
または、別の表現方法として、例えば、「トランジスタのソース(又は第1の端子など)は、少なくとも第1の接続経路を介して、Xと電気的に接続され、前記第1の接続経路は、第2の接続経路を有しておらず、前記第2の接続経路は、トランジスタを介した、トランジスタのソース(又は第1の端子など)とトランジスタのドレイン(又は第2の端子など)との間の経路であり、前記第1の接続経路は、Z1を介した経路であり、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)は、少なくとも第3の接続経路を介して、Yと電気的に接続され、前記第3の接続経路は、前記第2の接続経路を有しておらず、前記第3の接続経路は、Z2を介した経路である。」と表現することができる。または、「トランジスタのソース(又は第1の端子など)は、少なくとも第1の接続経路によって、Z1を介して、Xと電気的に接続され、前記第1の接続経路は、第2の接続経路を有しておらず、前記第2の接続経路は、トランジスタを介した接続経路を有し、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)は、少なくとも第3の接続経路によって、Z2を介して、Yと電気的に接続され、前記第3の接続経路は、前記第2の接続経路を有していない。」と表現することができる。または、「トランジスタのソース(又は第1の端子など)は、少なくとも第1の電気的パスによって、Z1を介して、Xと電気的に接続され、前記第1の電気的パスは、第2の電気的パスを有しておらず、前記第2の電気的パスは、トランジスタのソース(又は第1の端子など)からトランジスタのドレイン(又は第2の端子など)への電気的パスであり、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)は、少なくとも第3の電気的パスによって、Z2を介して、Yと電気的に接続され、前記第3の電気的パスは、第4の電気的パスを有しておらず、前記第4の電気的パスは、トランジスタのドレイン(又は第2の端子など)からトランジスタのソース(又は第1の端子など)への電気的パスである。」と表現することができる。これらの例と同様な表現方法を用いて、回路構成における接続経路について規定することにより、トランジスタのソース(又は第1の端子など)と、ドレイン(又は第2の端子など)とを、区別して、技術的範囲を決定することができる。
なお、これらの表現方法は、一例であり、これらの表現方法に限定されない。ここで、X、Y、Z1、Z2は、対象物(例えば、装置、素子、回路、配線、電極、端子、導電膜、層、など)であるとする。
なお、回路図上は独立している構成要素同士が電気的に接続しているように図示されている場合であっても、1つの構成要素が、複数の構成要素の機能を併せ持っている場合もある。例えば配線の一部が電極としても機能する場合は、一の導電膜が、配線の機能、及び電極の機能の両方の構成要素の機能を併せ持っている。したがって、本明細書における電気的に接続とは、このような、一の導電膜が、複数の構成要素の機能を併せ持っている場合も、その範疇に含める。
ACF1 導電材料
ACF2 導電材料
AF1 配向膜
AF2 配向膜
C1 矢印
C2 矢印
C11 容量素子
C12 容量素子
CF1 着色膜
CF2 着色膜
Cs1 容量素子
Cs2 容量素子
D1 情報
D2 情報
D3 情報
D4 情報
D5 情報
D6 情報
D7 情報
D8 情報
FN1 ノード
G1 走査線
G2 走査線
KB1 構造体
M1 トランジスタ
M2 トランジスタ
M3 トランジスタ
M4 トランジスタ
M7 トランジスタ
R1 矢印
R2 矢印
RB1 配線
RB2 配線
S1 信号線
S2 信号線
SW1 スイッチ
SW2 スイッチ
VCOM1 配線
VCOM2 配線
WB1 配線
11 ソースドライバ
12 ソースドライバ
13 ソースドライバ
14 ソースドライバ
21 ゲートドライバ
22 ゲートドライバ
23 ゲートドライバ
24 ゲートドライバ
31 コントローラ
32 コントローラ
33 コントローラ
41 フレームメモリ
42 フレームメモリ
43 フレームメモリ
51 アプリケーションプロセッサ
61 ストレージ
71 表示領域
72 表示領域
73 入力領域
74 表示領域
75 領域
81 表示部
82 表示部
83 入力部
84 表示部
85 入出力部
91 イラスト
92 枠
93 枠
94 スタイラス
101 コンピュータネットワーク
102 サーバー
103 端末
104 端末
105 学校
106 自宅
107 充電器
108 端末
431 メモリセル
432 メモリセル
433 メモリセル
501A 絶縁膜
501C 絶縁膜
504 導電膜
505 接合層
506 絶縁膜
508 酸化物半導体膜
508A 領域
508B 領域
508C 領域
511B 導電膜
511C 導電膜
511D 導電膜
512A 導電膜
512B 導電膜
516 絶縁膜
518 絶縁膜
519B 端子
519C 端子
519D 端子
521 絶縁膜
524 導電膜
528 絶縁膜
550 表示素子
551 電極
552 電極
553 層
570 基板
702 画素
705 封止材
720 機能層
750 表示素子
751 電極
751E 領域
751H 開口部
752 電極
753 層
754A 中間膜
754B 中間膜
754C 中間膜
754D 中間膜
770 基板
770D 機能膜
770P 機能膜
771 絶縁膜
775 検知素子

Claims (10)

  1. 端末を有し、
    前記端末は、
    第1表示部と、
    第2表示部と、
    第1フレームメモリと、
    第2フレームメモリと、
    入力部と、を有し、
    前記第1フレームメモリは第1画像を記憶する機能を有し、
    前記第2フレームメモリは第2画像を記憶する機能を有し、
    前記第1表示部は前記第1画像を表示する機能を有し、
    前記第2表示部は前記第2画像を表示する機能を有し、
    前記第2画像は、第1利用者が前記入力部に手書きで入力した情報であり、
    前記端末は、前記第2画像をサーバーに送信する機能を有し、
    第2利用者は前記サーバーから前記第2画像を受け取ることを特徴とする学習支援システム。
  2. 請求項1において、
    前記第2画像は、前記第1利用者の学習記録であることを特徴とする学習支援システム。
  3. 請求項1において、
    前記第1表示部または前記第2表示部の一方は、有機EL素子を有し、
    前記第1表示部または前記第2表示部の他方は、反射型液晶素子を有することを特徴とする学習支援システム。
  4. 請求項1において、
    前記第1表示部の画素および前記第2表示部の画素は、チャネル形成領域に酸化物半導体を有するトランジスタを含むことを特徴とする学習支援システム。
  5. 請求項1において、
    前記第1フレームメモリおよび前記第2フレームメモリは、チャネル形成領域に酸化物半導体を有するトランジスタを含むことを特徴とする学習支援システム。
  6. 第1表示部と、
    第2表示部と、
    第1フレームメモリと、
    第2フレームメモリと、
    入力部と、を有し、
    前記第1フレームメモリは第1画像を記憶する機能を有し、
    前記第2フレームメモリは第2画像を記憶する機能を有し、
    前記第1表示部は前記第1画像を表示する機能を有し、
    前記第2表示部は前記第2画像を表示する機能を有し、
    前記第2画像は、使用者が前記入力部に手書きで入力した情報であり、
    前記第2画像をサーバーに送信する機能を有することを特徴とする情報端末。
  7. 請求項6において、
    前記第2画像は、使用者の学習記録であることを特徴とする情報端末。
  8. 請求項6において、
    前記第1表示部または前記第2表示部の一方は、有機EL素子を有し、
    前記第1表示部または前記第2表示部の他方は、反射型液晶素子を有することを特徴とする情報端末。
  9. 請求項6において、
    前記第1表示部の画素および前記第2表示部の画素は、チャネル形成領域に酸化物半導体を有するトランジスタを含むことを特徴とする情報端末。
  10. 請求項6において、
    前記第1フレームメモリおよび前記第2フレームメモリは、チャネル形成領域に酸化物半導体を有するトランジスタを含むことを特徴とする情報端末。
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