JP2004062071A - インターネットを利用した教育管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】生徒に対し、通学による学校教育に準じた管理(しばり)を行い、生徒に学習を継続させる根気や努力を持たせる。
【解決手段】管理センター1と、各学校2と、生徒4の各コンピュータと、学父母5のモバイルとが、コンピュータネットワークWEBに接続されている。管理センター1は、学校2に対するサーバであり、サーバーを各学校に提供する。学校2は管理センター1のユーザーであり、管理センター1から提供されたサーバーを用いて教育サービスを生徒4に提供する。生徒4は、学校2から学習支援を受け、学父母5は、学校2のクライアントとして参入し、管理センター1は生徒が属する学校2、学校の担当講師3とに対しアクセス権を行使し、管理センター1と、学校2と、学父母5とが共同して生徒の教育、管理を行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータネットワークシステムを利用して自宅での生徒、学生の学習の支援を含めた教育管理を行うシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
自宅での生徒、学生の学習を支援するシステムとして従来より通信教育、通信添削のシステムが知られている。通信教育はシステム上の作業として各生徒への問題用紙と答案用紙の送付、生徒から返送されてきた答案用紙の分類、講師への添削依頼、答案の集計、分析、情報の作成、各生徒への情報提供と、答案用紙の返送等を含めて膨大な作業が必要である。
【0003】
従来の通信教育、通信添削のシステムにおいては、教材や問題集の配布、答案用紙の提出など、生徒と学習塾との書面のやり取りは、専ら郵便や宅配便に托すことによって行われていたが、ファクシミリや電子メールの利用によって、通信に1〜数日を要していたものが、瞬時にやり取りが可能となって、生徒と学習塾間の通信に要する時間は大幅に短縮することが可能となった。
【0004】
しかし、生徒と学習塾間の通信時間の短縮は、作業のごく一部であり、答案の集計、分析など作業を能率よく行うには、問題や、生徒の答案作成、通信を含めて情報やデータをデジタル化することが必要である。あらゆる情報、データをデジタル化することによって教育の分野においても、インターネットのネットワークシステムを有効に活用することができる。
【0005】
特開2001−350400号(ネットワークを利用した教育システム)(先行例1)は、個々の学習者に合わせた授業を行うことが可能なネットワークを利用した教育システムとして、1以上の学習者端末と、教育サーバーとがネットワークを介して接続された教育システムであって、上記教育サーバーは、上記学習者端末の要求に応じて、教育情報を該要求した学習者端末に送信する動作と、上記教材情報を用いて学習した結果である学習結果情報を上記学習者端末から受信する動作と、該受信した学習結果情報に対する評価情報を該受信先の学習者端末に送信する動作とを含む動作を行うというシステムを提案している。
【0006】
先行例1のシステムによれば、デジタル化した教材は作成に融通が効くため、その教材を個々の学習者に合ったものとすることができる。その結果、個々の学習者に合わせた授業を行うことができ、サーバーと学習者端末間の通信だけでなく、問題の作成、答案の添削の作業から、学習者の成績の集計を含めて2次資料の作成作業を合理的に進めることができる。
【0007】
ところが、従来のインターネットを利用した教育システムにおいては、専らコンテンツである教材を配信するだけであって、生徒にとって、パソコン相手の学習ではいわゆる「厭き」がくるのであって、根気がつづかず、教材としてのコンテンツが如何に立派であっても必ずしも学習効果が上がるわけではない。通学による学校教育が優れているのは、学校には教師がいて、友人がいて共同生活がある。これを簡単にいうと、学校の校舎内での授業には、管理(しばり)があって、生徒の自分勝手な行動は許されないという事情があるからである。
【0008】
インターネットを利用した教育管理システムにおいても、通学による学校教育に準ずる管理が必要であり、生徒に学習を継続させる根気や努力を持たせる配慮が望まれる。
【0009】
本発明の目的は、生徒に対し、通学による学校教育に準じた管理(しばり)を行い、生徒に学習を継続させる根気や努力を持たせることを可能ならしめたインターネットを利用した教育管理システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明によるインターネットを利用した教育管理システムにおいては、管理センターと、各学校と、生徒との各コンピュータと、学父母のモバイルとが、経路制御装置、電話回線を経由してコンピュータネットワークに接続され、管理センターと、学校と、学父母とが共同して生徒の教育、管理を行うインターネットを利用した教育管理システムであって、
管理センターは、学校に対するコミュニケーションサーバー、カリキュラムサーバであり、そのサーバーを各学校に提供し、
学校はシステム管理センターのユーザーであり、管理センターから提供されたサーバーを用いて教育サービスを生徒に提供し、
生徒は、学校のクライアントとして学習支援を受け、
学父母は、学校のクライアントとして教育管理システムに参入し、学父母は、管理センターと生徒が属する学校、学校の担当講師とに対してアクセス権を有するものである。
【0011】
また、学父母のアクセス権は、前記コンピュータネットワークに接続されたモバイルから管理センター、学校、講師にアクセスして各種情報を入手し、管理センター、学校、講師に対して発言する権利を含むものである。
【0012】
また、生徒の指導は、オフラインで行われ、学父母のアクセス権は、学校あるいは講師から管理センターのサーバーにアップロードされた生徒向けの教材、問題を生徒と全く同じ条件でダウンロードできる権利を含むものである。
【0013】
また、生徒の指導は、オフラインで行われ、学父母のアクセス権は、生徒から提出された答案を学校、講師と同じ条件でダウンロードできる権利を含むものである。
【0014】
また、生徒の指導は、オフラインで行われ、学父母のアクセス権は、自分の子供が学校の生徒として課題(問題)に対する解答の提出状況とそれに対する評価を見る権利を含むものである。
【0015】
また、学父母のアクセス権は、掲示板を使って他の生徒の学父母とやりとりをしたり、学校や講師に生徒である自分の子供の学習に関する質問を行うこと、メールを使って、担当講師に自分の子供の学習についての質問することのうちの少なくとも1つを実行する権利を含むものである。
【0016】
また、生徒の指導は、オンラインで行われ、学父母のアクセス権は、講師と、コンピュータネットワーク上から呼び出された生徒と、オンライン双方向授業により、個別に行われる直接授業をモニタリングする権利を含むものである。
【0017】
また、生徒の指導は、オンラインで行われ、学父母のアクセス権は、講師からアップロードされたオンライン双方向授業により、講師と生徒間で個別に行われた直接授業の内容の報告を受ける権利を含むものである。
【0018】
また、生徒の指導は、オンラインで行われ、学父母のアクセス権は、担当講師と1:N(N=1,2,…n)オンラインで面接やカウンセリングを受けること、親同士でネット上のサロンでチャットやオンラインを使って話をすること、オンラインでネット上の同じ教室にアクセスしている生徒と講師を交え、意見交換をしたりしてネット上でPTAとしての学父母同士の交流を行うこと、インターネットオンライン一斉放送により、講師や校長の講演を受講し、必要に応じてチャットを使い、講演者に質問することの少なくとも1つを実行する権利を含むものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図によって説明する。図1において、本発明によるインターネットを利用した教育管理システムは、管理センター1のコンピュータ(6)と、各学校2のコンピュータ(7)と、講師3のコンピュータ(8)と、生徒4のコンピュータ(12)と、学父母5のモバイル(14)とが、経路制御装置、電話回線を経由してコンピュータネットワークWEBに接続され、管理センター1と、学校2と、学父母5とが共同して生徒4の教育、管理を行うインターネットを利用した教育管理システムである。
【0020】
図2において、管理センター1は、各学校2(2a、2b、2c)に対するコミュニケーションサーバー、カリキュラムサーバであり、システムを統括し、そのサーバーを各学校に提供する。図2において、管理センター1には、3校(2a、2b、2c)が所属し、各学校(2a、2b、2c)にはそれぞれ1校に3人の生徒(4a1、4a2、4a3)、(4b1、4b2、4b3)、(4c1、4c2、4c3)と、その生徒の学父母5(5b1、5b2、5b3)、(5c1、5c2、5c3)が所属している例を示しているが、勿論この例に限られるものではない。
以下の説明では、各学校、各生徒、各学父母を区別せず、学校2、生徒4、学父母5として説明する。
【0021】
学校2は、管理センター1のユーザーである。各学校2が管理センター1に所属し、管理センター1から提供されたサーバーを用いて教育サービスを自分の学校2に所属する生徒4に提供する。学校2は、正規の学校だけではなく、専門学校、学習塾、予備校などを含むものである。生徒4は、学校2のクライアントであり、自分の選んだ学校2に生徒4として所属し、それぞれの学校2から提供される教育サービスによる教育支援を受ける。
【0022】
本発明においては、それぞれの生徒4の学父母5が学校2のクライアントとして教育管理システムに参入させる点が特徴である。学父母5は、生徒4とともに学校2のクライアントとなるが、生徒のように学校2から提供される教育サービスによる教育支援を受けることが目的ではなく、主目的は、自分の子供である生徒4の学習の進捗や、学校2の行う学習の支援を監視或いは管理することであるが、いわゆる学校との交流を深めることをも含めて、管理センター1と、生徒4が属する学校、学校の担当講師3とに対して後述するようなアクセス権を有している。
【0023】
以下に本発明のシステムの概要を説明する。
(1)管理センター
管理センター1には、コミュニケーションサーバー、カリキュラムサーバとして教育管理システムを運営、管理してゆくために必要な一切の管理モジュールを保有し、そのサーバーを学校2に提供する。
【0024】
本発明において、コミュニケーションサーバーとは、各生徒・学父母のスケジュール管理・WEBメール・チャット・BBS機能を有するサーバーであり、カリキュラムサーバーとは、生徒に対する学習指導要領・教材の提供・添削結果の管理・解答、集計、学習成果の管理及びオンライン双方向授業等の機能を有するサーバーである。管理センター1はさらに、講師の登録を受けつけており、学校2からの要望に要望があれば、WEB上で担当講師を派遣する。
【0025】
(2)学校
学校2はシステム管理センターのユーザーとして管理センター1の有するコミュニケーションサーバー、カリキュラムサーバーの情報を利用する。コンピュータネットワークWEBを利用した教育管理システムを利用するために学校2は、教室などの施設の確保、教材の確保は一切不要である。
【0026】
学校2として原則的に自分の学校の担当講師を確保することは必要であるが、管理センター1に講師の派遣を依頼することもできる。しかし、講師3には、学校2まで通勤して貰う必要はない。学校2の仕事は、生徒4を募集し、自分の学校に所属する生徒を少なくとも1人以上確保することである。学校2は、入学した生徒一人一人に必要な教材を指定し、講師3による面接授業の時間帯の割り当てなどの業務を行う。
【0027】
(3)生徒
生徒4は、学校2の生徒募集に応募したその学校の生徒であって、入学時に、学校からサーバー上に専用のスペースが割り当てられる。学校2からIDと、パスワードの交付を受けとり、以後交付されたIDと、パスワードを用い、自分のパソコン12から管理センター1が運営するインターネットのサーバー内の専用スペースにアクセスし、カリキュラムサーバーを利用して指定された教材の交付、割り当てられた時間帯で担当講師の面接授業、テスト、質問に対する回答などを受ける。
【0028】
(4)学父母
学父母5は、学校2に入学した生徒4の親であり、生徒4が入学したことを条件として学校2からIDとパスワードの交付を受ける。学父母5は、学校2の生徒ではないので教材の交付や、担当講師の面接授業、テスト等を受ける利益はないが、後述するアクセス権を行使し、自分のモバイル14から管理センター1、学校2、講師3にアクセスし、カリキュラムサーバーを利用して各種のサービスを受けることができる。モバイルとは、主として携帯端末をいうが、勿論パソコンも含まれる。しかし、携帯端末を用いることによって、自分の子供に気づかれずに学校や講師などにアクセスすることができ、子供にとっては、自分の知らぬ間に親が学校や講師にアクセスしているかも知れないという気持ちが「しばり」となって学習に励み、又親にとっては、子供の学習支援に貢献できることになる。
【0029】
(5)管理センターと学校との関係
管理センター1は、傘下の学校2にWEBカリキュラム管理モジュール(カリキュラム、学習指導要領)を備えたカリキュラムサーバー及び教材等を貸し出す。学校2はカリキュラムサーバーを利用して自分の学校2の生徒4に教材・添削指導・オンライン指導・理解度状況等を提供する。
【0030】
(5−1)カリキュラム
管理センター1が学校2に提供するカリキュラムは、提携している出版社等のカリキュラム教材や自社で作ったカリキュラム教材である。
(5−2)生徒に対する学習指導要領
学校2は、学習指導要領のテンプレート等を使って学習指導要領を各生徒毎あるいはグループ(クラス)毎に作成する。
【0031】
(5−3)生徒に対する教材
学校2は、黒板の文字を時系列表示するとともに音声・動画とも同期をとった教材作成ソフト(商品名:サイバートレーナ CyberTrainner)などを使って説明用教材を作成し、サーバーにアップロードしたものを学習指導要領をもとに各生徒毎に教材を割り当てる。また、双方向手書添削システム(商品名:アイチャレンジャー i−Challenger)などを使い添削用課題(問題)を作り、サーバーにアップロードしたものを学習指導要領をもとに各生徒毎に教材を割り当てる。
【0032】
本発明において、「CyberTrainner」とは、独自のe−ラーニングコンテンツを、ビデオ録画のように誰でも手軽に作成できるオーサリングツールである。独自の圧縮技術により、今までのようにファイル容量を気にすることなく、テキストや画像はもちろん、音声、動画も駆使した効果的なe−ラーニングコンテンツの作成が可能となっている。
【0033】
また、既存の教材を有効活用できるよう、パワーポイントやエクセル・ワードデータ及び動画データなど、複数の異なるファイルを一括コンバートとして、「CyberTrainner」に取り込むことができ、図3に示すように管理センター1のスタジオ1a内、或いは学校2又は講師3の自宅にて教材作成ソフトとして、「CyberTrainner」を使用し、スタジオ1a内のパソコン6、学校のパソコン7または講師のパソコン8上に教材を作成する。教材の作成に際しては、適宜、カメラC、マイクMを使用し、文字、画像、写真、音声によって構成された教材を作成する。
【0034】
パソコン6、8で作成された教材は、スタジオ6内のカリキュラムサーバー9にアップロードする。教材は、ストリーミングサーバー10を経てWEBサーバー11からコンピュータネットワークWEBを通じて各生徒4(例えば4a1、4a2、4a3)の各パソコン12に配信される。
【0035】
生徒4は、インターネット上から自分のパソコン12にその教材を再生し、リアルタイム・オンデマンドでこの教材を学習する。この実施形態で使用するものは、約30分のコンテンツ(音声・動画・テキスト・ホワイトボード機能使用)でも8〜10MBまで圧縮可能であり、学習効果を随時確認できるスキルチェック機能を搭載している。オンライン授業では、音声・動画を共有して講師と生徒との双方にリアルタイム授業を実現する。本発明に利用できる教材作成ソフトは、勿論「CyberTrainner」に限られるものではない。
【0036】
「i−Challenger」とは、既存のファイルの上にペン入力デバイスを使って手書きで自由な書き込みをしていくことができる双方向手書き添削システムである。「i−Challenger」は、オフライン、オンラインの何れにも使用できるのは、言うまでもないが、図4に示したように生徒4は、パソコン12の画面に映し出された課題(問題)T0をプリントアウトし、プリントアウトした課題(問題)T1に「i−Challenger」のペン入力デバイス13を使って解答を書き込む。解答が終わったら、その答案T2をパソコン12に取り込み、その答案T2のデータをサーバーにアップロードする。講師3は、サーバーからその答案T2をダウンロードし、「i−Challenger」のペン入力デバイス13を使って添削し、添削答案T3をサーバーにアップロードし、生徒4はこれをサーバーからダウンロードする。
【0037】
(6)学校と講師と生徒との関係
講師3は、担当した生徒4を直接指導する者である。学校2は、経営者自らが講師3となり、または学校2が雇用した講師3によって、管理センター1から提供をうけたWEBカリキュラム管理モジュール(カリキュラム、学習指導要領及び教材等)を使用して生徒を指導する。生徒4は、学校2の指導のもとに、管理センター1が学校2に貸し出したサーバーにアクセスして教材・添削指導・オンライン指導・理解度状況等のサービスを受ける。講師3は、学校2に雇用されている者であっても、学校に通勤する必要はなく、コンピュータネットワークWEBに接続されたパソコン8を用いて自宅で指導できる。
【0038】
(7)解答、集計、学習成果の管理
講師3は、自分の受け持つ生徒(担当生徒)4の答案を、図4に示したようにカリキュラムサーバーからダウンロードし、手書き添削ソフト「i−Challenger」を使って、手書きで添削を行う。その添削データをカリキュラムサーバーにアップロードし、各生徒毎に指定され専用スペースに返却する。また、その結果を単元分野毎にカリキュラムサーバーに登録する。学習成果は、他の生徒との比較をするのではなく、その生徒自身の各単元分野毎の理解度状況を表示し、どこの単元分野でつまづいているのかが一目瞭然で分かるようになっている。
【0039】
(6)学習支援
学習支援は、非同期(オフライン学習)と、同期(オンライン学習(授業))との2段階構成である。
【0040】
(6−1)非同期(オフライン学習)
課題(問題)→解答→添削のスケジュールを講師側で自由に設定可能である。ワード・エクセル・パワーポイント等のソフトウェアを用いて作成された教材資料によって充実した課題(問題)を簡単に作成できる。したがって、生徒は、時間、場所を問わず、自己ペースでの学習の支援が可能である。
【0041】
(6−2)同期(オンライン学習(授業))
同期(オンライン学習(授業))は自宅に居ながらにして教室さながらの臨場感で学習を進められる。
質問→解答がリアルタイムで行われ、よりスピーディな学習環境を実現する。目に見える安心感が増し、細かな点まで行き届くのでより丁寧な指導が可能である。
講師の声・動画による指導で、自学での孤独感・閉塞感を軽減し、意欲の向上を図ることができる。
【0042】
(6−3)学習の実例
非同期(オフライン学習)
図1において、教材,問題は、管理センター1が提供するほか、学校2(あるいは講師3)が独自に作成される。作成された担当生徒向けの問題は、学校(あるいは講師)から管理センター1のサーバーにアップロードされ(ステップ▲1▼)、その教材、問題は生徒4によってダウンロードされる。また、その生徒4の学父母5も生徒2と全く同じ条件で教材,問題をダウンロードできる(ステップ▲2▼)。
【0043】
生徒4は、問題に解答し、その答案を管理センター1にアップロードする(ステップ▲3▼)。生徒4から,提出された答案は講師3や学校2が管理センター1からダウンロードするほか、その生徒の親も、学校、講師と同じ条件でダウンロードできる(ステップ▲4▼)。
【0044】
講師3は、ダウンロードした生徒の答案を添削し、採点し、その添削答案を管理センターにアップロードする(ステップ▲5▼)。アップロードされた添削答案は、答案を提出した生徒4がダウンロードするほか、資料として学校2がダウンロードする。またその生徒の学父母5も添削答案をダウンロードすることができる(ステップ▲6▼)。
【0045】
以上のステップにおいて、講師が担当生徒向けに教材、試験問題をアップロードしたとき(ステップ▲1▼)、生徒がサーバーからその問題をダウンロードしたとき(ステップ▲2▼)、生徒がその問題を解答し、答案をアップロードしたとき(ステップ▲3▼)、担当講師が、その答案を添削し、点数を付してサーバーにアップロードしたとき(ステップ▲5▼)の各ステップにおいては、学校、講師、学父母のメールアドレス或いは生徒のメールアドレスに問題がアップロードされた旨、あるいはダウンロードされた旨、答案がアップロードされた旨、添削答案がアップロード又はダウンロードされた旨の通知が出される。
【0046】
(B)(8−2)同期(オンライン学習)
オンライン学習(授業)は、決まった曜日時間帯で担当講師と生徒とが1:1又は1:N(N=1,2,3、・・・n)でのオンライン授業(同期型学習)を受講したり、オンラインでネット上の同じ教室にアクセスしている生徒4と講師3を交え、生徒4が相互に情報交換、議論することを通して自発的に行う学習(協調学習)である。
【0047】
管理センター1は、オンライン授業が始まる前に教材を担当講師3に配信し、管理センター1と、講師3との打ち合わせによって時間割を組む(ステップ▲7▼)。
生徒4は、管理センターのサーバーにアクセスし、希望の時間帯の授業を登録し、その時間帯になると、時間割ホームページから担当講師を呼び出す。講師は、コンピュータネットワーク上から呼び出された生徒と、オンライン双方向授業により、特定の生徒に対して個別に直接授業を行う。学父母は、講師と生徒間で行われる授業をモニタリング(参観)できる。(ステップ▲8▼)。
【0048】
オンライン学習終了後、講師3は、管理センター1のサーバーにアクセスし、オンライン学習のログ情報と、授業内容をアップロードする(ステップ▲9▼)。講師3からアップロードされた授業内容は、管理センター1より、その生徒4が所属する学校2と、その生徒4の学父母5とに報告される(ステップ(10))。
【0049】
オンライン学習においては、音声、画面(動画を含む)を用いて行い、説明や、解答は、画面に手書きで行うことができる。オンライン学習終了後、宿題や問題等に不明箇所や説明に分からない事項が生じたときに備えて指導員(CyberTutor)を置くことができる。生徒は、指導員にアクセスして1:1オンライン授業で分からない箇所の説明をうけることができる。
【0050】
(10)管理センターと学校と学父母との関係
学校2は、学父母5に対し、管理センター1のカリキュラムサーバーを使ってさらに以下のサービスを行う。学父母5は、前記コンピュータネットワークWEBに接続されたモバイル(パソコンを含む)14を用い、アクセス権を行使して管理センター1、学校2、講師3から前記各種情報を入手するとともに、コミュニケーションサーバーを利用して管理センター1、学校2、講師3に対して発言することができ、さらには学父母5同士の交流を図る。以下に生徒のオフライン学習、オンライン授業における学父母のアクセス権の内容を整理して以下に説明する。
【0051】
(10−1)オフライン学習
オフライン学習における学父母のアクセス権の内容
(A)CyberTrainnerで作成された教材(動画・音声・ホワイトボードの同期がとれている)で自分の子供が生徒4として受講している教材をネット上からストリーミングで見ること。
【0052】
(B)担当の講師3が生徒4である自分の子供の答案に添削した添削内容を見ること。
(C)自分の子供が学校2の生徒4として課題(問題)に対して答案を提出しているかどうか、その提出状況とそれに対する評価を見ること。
(D)掲示板を使って他の生徒の学父母とやりとりをしたり、自分の子供の学習に関する質問を行うこと。
(E)メールを使って、担当講師に自分の子供の学習についての質問をすること。
【0053】
(10−2)オンライン授業(学習)
(A)決まった曜日時間帯で担当講師と1:N(N=1,2,…n)でのオンライン授業(同期型学習)を受講している状況をモニタリングすること。
(B)担当講師とオンラインで面接やカウンセリングを受けること。
(C)生徒の学父母同士でネット上のサロンでチャットやオンラインを使って話をすること。
(D)オンラインでネット上の同じ教室にアクセスしている生徒と講師を交え、意見交換をしたりしてネット上でPTAとしての学父母同士の交流を行うこと。(E)インターネットオンライン一斉放送により、講師や学校の校長の講演を受講し、必要に応じてチャットを使い、講演者に質問すること。
【0054】
(11)学校又は生徒に対する課金
管理センター1は、各学校毎に毎月、そこに在籍している生徒数の分のシステム使用料として、学校が申し込んでいるコース(オフラインのみ・オンライン授業機能付加等)毎に課金を行う。また、学校は生徒に対して、WEBメール機能やチャット機能・スケジュール機能・WEB学習機能のシステム使用料として課金を行う。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発明によるときには、管理センターから提供されたカリキュラムに基づいてオフライン、オンラインにて学校が生徒の指導を行うインターネット教育管理システムに、さらにクライアントとして生徒の学父母を参入させることにより、生徒に対し、通学による学校教育に準じた管理(しばり)をかけることが可能となり、生徒に学習を継続させる意欲や根気、努力を持たせることができ、この種インターネット学習支援システムの有する欠陥を是正して教育成果を上げることが期待できる。
【0056】
また、生徒の学父母には、管理センター、学校、講師に対して発言することを通じて教育への関心、意識を高め、インターネット学習支援システムへの認識をたかめてその信頼性を向上でき、さらには生徒の学父母同士、或いは学校、講師との交流を図ることを通じて広い人間関係を作り上げ、ひいてはインターネットシステムに対する関心を高め、教育以外にもさらにその活用範囲を広げて行くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】管理センターに対する学校と、講師と、生徒と、親との関係を示す図である。
【図2】本発明によるシステムの構成図である。
【図3】教材作成ソフト(商品名:CyberTrainner)の利用形態を示す図である。
【図4】双方向手書添削システム(商品名:i−Challenger)の利用形態を示す図である。
【符号の説明】
1 管理センター
1a スタジオ
2 学校
3 講師
4 生徒
5 学父母
6 管理センターのパソコン
7 学校のパソコン
8 講師のパソコン
9 カリキュラムサーバー
10 ストリーミングサーバー
11 ウェブサーバー
12 生徒のパソコン
13 ペン入力デバイス
14 学父母のモバイル
C カメラ
M マイク

Claims (9)

  1. 管理センターと、各学校と、生徒との各コンピュータと、学父母のモバイルとが、経路制御装置、電話回線を経由してコンピュータネットワークに接続され、管理センターと、学校と、学父母とが共同して生徒の教育、管理を行うインターネットを利用した教育管理システムであって、
    管理センターは、学校に対するコミュニケーションサーバー、カリキュラムサーバであり、そのサーバーを各学校に提供し、
    学校はシステム管理センターのユーザーであり、管理センターから提供されたサーバーを用いて教育サービスを生徒に提供し、
    生徒は、学校のクライアントとして学習支援を受け、
    学父母は、学校のクライアントとして教育管理システムに参入し、学父母は、管理センターと生徒が属する学校、学校の担当講師とに対してアクセス権を有することを特徴とするインターネットを利用した教育管理システム。
  2. 学父母のアクセス権は、前記コンピュータネットワークに接続されたモバイルから管理センター、学校、講師にアクセスして各種情報を入手し、管理センター、学校、講師に対して発言する権利を含むものであることを特徴とする請求項1に記載のインターネットを利用した教育管理システム。
  3. 生徒の指導は、オフラインで行われ、学父母のアクセス権は、学校あるいは講師から管理センターのサーバーにアップロードされた生徒向けの教材、問題を生徒と全く同じ条件でダウンロードできる権利を含むものであることを特徴とする請求項1に記載のインターネットを利用した教育管理システム。
  4. 生徒の指導は、オフラインで行われ、学父母のアクセス権は、生徒から提出された答案を学校、講師と同じ条件でダウンロードできる権利を含むものであることを特徴とする請求項1に記載のインターネットを利用した教育管理システム。
  5. 生徒の指導は、オフラインで行われ、学父母のアクセス権は、自分の子供が学校の生徒として課題(問題)に対する解答の提出状況とそれに対する評価を見る権利を含むものであることを特徴とする請求項1に記載のインターネットを利用した教育管理システム。
  6. 学父母のアクセス権は、掲示板を使って他の生徒の学父母とやりとりをしたり、学校や講師に生徒である自分の子供の学習に関する質問を行うこと、メールを使って、担当講師に自分の子供の学習についての質問することのうちの少なくとも1つを実行する権利を含むものであることであることを特徴とする請求項2に記載のインターネットを利用した教育管理システム。
  7. 生徒の指導は、オンラインで行われ、学父母のアクセス権は、講師と、コンピュータネットワーク上から呼び出された生徒と、オンライン双方向授業により、個別に行われる直接授業をモニタリングする権利を含むものであることを特徴とする請求項1に記載のインターネットを利用した教育管理システム。
  8. 生徒の指導は、オンラインで行われ、学父母のアクセス権は、講師からアップロードされたオンライン双方向授業により、講師と生徒間で個別に行われた直接授業の内容の報告を受ける権利を含むものであることを特徴とする請求項1に記載のインターネットを利用した教育管理システム。
  9. 生徒の指導は、オンラインで行われ、学父母のアクセス権は、担当講師と1:N(N=1,2,…n)オンラインで面接やカウンセリングを受けること、親同士でネット上のサロンでチャットやオンラインを使って話をすること、オンラインでネット上の同じ教室にアクセスしている生徒と講師を交え、意見交換をしたりしてネット上でPTAとしての学父母同士の交流を行うこと、インターネットオンライン一斉放送により、講師や校長の講演を受講し、必要に応じてチャットを使い、講演者に質問することの少なくとも1つを実行する権利を含むものであることことを特徴とする請求項2に記載のインターネットを利用した教育管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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