JPWO2018061668A1 - 教材共有システム、教材共有サーバ、教材共有方法 - Google Patents
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Abstract
Description
各種マスタテーブル24には、以下のマスタテーブル(以下単に「マスタ」という。)が記憶されている。
ユーザステータスマスタ:ユーザステータスマスタでは、登録済の状態を示す「登録」、管理者からのユーザ資格の承認を待っている状態を示す「承認待ち」、ユーザ資格が停止している状態を示す「停止」が、それらを表すユーザステータスIDに対応付けて記憶されている。
性別マスタ:性別マスタでは、「男性」、「女性」、「その他」が、それらを表す性別IDに対応付けて記憶されている。
都道府県マスタ:都道府県マスタとしては、日本国の47の都道府県と「海外」が、それらを表す都道府県IDに対応付けて記憶されている。
学校区分マスタ:学校区分マスタでは、「小学校」、「中学校」、「高校」、「特別支援学校」が、それらを表す学校区分IDに対応付けて記憶されている。
学年マスタ:、学年マスタでは、「1年」から「6年」の各学年及び「全学年」が、それらを表す学年IDに対応付けて記憶されている。
科目マスタ:科目マスタでは、国語、算数、理科、社会等の科目が、それらを表す科目IDに対応付けて記憶されている。
単元マスタ:単元マスタでは、各学校区分の各学年の各科目を細分化した指導区分が、それらを表す単元IDに対応付けて記憶されている。単元マスタでは、例えば、小学校4年生算数の単元の例である「1.折れ線グラフと表」、「2.角の大きさ」、「3.割算の筆算(1)」が記憶される。
教材カテゴリマスタ:教材カテゴリは、教材コンテンツの種類を示すものであり、教材カテゴリマスタでは、授業を進める計画例である「指導案」、授業を実際に行ったレポートである「実践例」、授業における黒板等の記載例である「板書」、テストやプリントの作成に用いられる図形や問題である「素材」、定期テスト例である「定期テスト」、ワークシート例である「ワークシート」、演習プリント例である「演習プリント」、及び種々の校務に用いられる材料例(例えば、成績管理用の表計算ソフトのファイル)である「校務テンプレート」が、それらを表す教材カテゴリIDに対応付けて記憶されている。
教材ステータスマスタ:教材ステータスは、教材共有システム1における教材コンテンツの状態を示しており、教材ステータスマスタでは、作成途中の状態を示す「下書き」、管理者による承認を待っている公開前の状態を示す「承認待ち」、他のユーザに公開されている状態を示す「公開」、自己利用をするために確保されている状態を示す「自己利用」、及び当該教材コンテンツがリクエストされていることを示す「リクエスト」が、それらを表す教材ステータスIDに対応付けて記憶されている。
評価アワードマスタ:評価アワードは、各ユーザについて、投稿したコンテンツに与えられた好評価の数に応じて決定される。評価アワードは、数量アワードが与えられたユーザに対してのみ与えられるものであり、数量アワードを示す「四角」、「丸」、又は「星」の形のバッジに付与される色で表現される。評価アワードマスタとしては、数量アワードが「なし」であるユーザに与えられる「なし」、得られた好評価の数が、49個以下であるユーザに付与される「青」、50〜99個であるユーザに付与される「緑」、100個以上であるユーザに付与される「赤」が、それらを表す評価アワードIDに対応付けて記憶されている。
ユーザテーブル21の各フィールドの情報は、ユーザごとに記憶されている。以下、フィールドの種類(フィールド名)とその内容を説明する。ユーザテーブル21の各フィールドは、ユーザが登録時に自ら指定する情報である基本情報、当該ユーザに関連付けられた教材コンテンツを示す情報である教材情報、当該ユーザや他のユーザが教材共有システム1の各種の機能を実行することで更新される情報である変動情報に大別できる。
ユーザID:ユーザIDフィールドには、ユーザに割り当てられた識別子が記憶されている。ユーザIDは、英数テキストからなり、他のいずれのユーザとも重複しないものとして、このユーザテーブル21にて与えられるものである。
パスワード:パスワードフィールドには、ユーザがパスワードとして指定した英数字が記憶される。
ユーザステータス:ユーザステータフィールドには、ユーザの状態を示すユーザステータスIDが記憶される。
顔:顔フィールドには、ユーザが顔写真なしい顔画像としてアップロードした画像ファイルのアドレスが記憶される。
ニックネーム(ユーザ名):ニックネーム(ユーザ名)フィールドには、ユーザが教材共有システム内の名前(ユーザ名)として指定したテキストが記憶される。
メールアドレス:メールアドレスフィールドには、ユーザが指定したユーザのメールアドレスが記憶される。
氏名:氏名フィールドには、ユーザの氏名(本名)とその公開フラグが記憶される。
性別:性別フィールドには、ユーザの性別の性別IDとその公開フラグが記憶される。
生年月日:生年月日フィールドには、ユーザの生年月日とその公開フラグが記憶される。
学校所在地:学校所在地フィールドには、ユーザの所属する学校の所在都道府県の都道府県IDとその公開フラグが記憶される。
教員期間:教員期間フィールドには、ユーザが教員であった期間とその公開フラグが記憶される。
所属先(学校名):所属先(学校名)フィールドには、ユーザの所属先の学校名とその公開フラグが記憶される。
役職:役職フィールドには、ユーザの所属先での役職とその公開フラグが記憶される。
学校区分:学校区分フィールドには、ユーザの所属先の学校区分を示す学校区分ID、及びその公開フラグが記憶される。
学年:学年フィールドには、ユーザの学年を示す学年IDとその公開フラグが記憶される。
自己紹介:自己紹介フィールドには、ユーザが入力したテキスト形式の自己紹介文が記憶されている。
部活:部活フィールドには、ユーザが所属先で担当している部活名とその公開フラグが記憶される。
HP:HPフィールドには、ユーザの個人的なWebサイトのURLとその公開フラグが記憶される。
上記のように、ユーザテーブル21において、基本情報の一部のフィールドについては、それ自体の内容を示す情報のほかに、公開フラグも記憶されており、ユーザが公開及び非公開を選択することができるようになっている。
教材コンテンツ:教材コンテンツフィールドには、ユーザに関連付けられた教材の教材IDと教材ステータスIDが記憶されており、該当するユーザに関連付けられた教材が複数ある場合には、それらの各々について、教材IDと教材ステータスIDが記憶されている。教材IDは、アップロードされた教材コンテンツを唯一に特定するIDである。
保管添付ファイル:保管添付ファイルフィールドには、ユーザが保管した他のユーザの添付ファイルのアドレスが記憶されている。
ファンになっている:ファンになっているフィールドには、当該ユーザがファンとなっている他のユーザのユーザID(複数可)が記憶されている。
ファンになってくれている:ファンになってくれているフィールドには、当該ユーザをファンとしている他のユーザのユーザID(複数可)が記憶されている。
好評価数:好評価数フィールドには、ユーザが投稿した教材コンテンツに対する好評価の総数が記憶されている。好評価は、ユーザに「実践したい」、「いいね」等の表現で提示されてよく、それに同意したユーザの数が好評価の数となる。
直近30日間好評価数:直近30日間好評価数フィールドには、ユーザが投稿した教材コンテンツに対する直近30日間の好評価の総数が記憶されている。
投稿数:投稿数フィールドには、ユーザが投稿した教材コンテンツの総数が記憶されている。
被閲覧数:被閲覧数フィールドには、ユーザが投稿した教材コンテンツが閲覧された総回数が記憶されている。
よく投稿する科目:よく投稿する科目フィールドには、ユーザが投稿した教材コンテンツのうちの最も多い科目の科目IDが記憶されている。
最新の投稿日:最新の投稿日フィールドには、ユーザが教材コンテンツを投稿した直近の日付が記憶されている。
最も実践させている教材:最も実践させている教材フィールドには、当該ユーザが投稿した教材コンテンツのうち最も好評価が多い教材コンテンツの教材IDが記憶されている。
最近の推薦教材:最近の推薦教材フィールドには、当該ユーザが投稿した教材コンテンツのうち直近30日で最も好評価が多い教材コンテンツの教材IDが記憶されている。
保存絞り込み条件:保存絞り込み条件フィールドには、ユーザが保存した絞り込み検索条件の保存名、学年ID、科目ID、単元ID、教材カテゴリID、及び当該絞り込み条件の保存順位(複数可)が記憶されている。
検索履歴:検索履歴フィールドには、ユーザが実行した検索の条件、及び当該条件の保存順位(複数可)が記憶されている。
アワード:アワードフィールドには、ユーザがアワードを受けている科目及び学年の科目ID、学年ID、並びにアワードの種類を示す数量アワードID、評価アワードID(複数可)が記憶されている。
スケジュール:スケジュールフィールドには、ユーザのスケジュールを示すスケジュールファイルのアドレスが記憶されている。
メッセージ:メッセージフィールドには、ユーザが送受信したメッセージを示すメッセージファイルのフォルダアドレスが記憶されている。
所属グループ:所属グループフィールドには、ユーザが所属しているグループのグループID(複数可)が記憶されている。
関心学校区分:ユーザは、後述するレコメンド機能のために、自らが興味を持つ学校区分を登録することができる。関心学校区分フィールドには、ユーザが興味を持つ学校区分の学校区分IDが記憶される。
関心学年:ユーザは、後述するレコメンド機能のために、自らが興味を持つ学年を登録することができる。関心学年フィールドには、ユーザが興味を持つ学年の学年IDが記憶される。
関心科目:ユーザは、後述するレコメンド機能のために、自らが興味を持つ科目を登録することができる。関心科目フィールドには、ユーザが興味を持つ科目の科目IDが記憶される。
関心教材カテゴリ:ユーザは、後述するレコメンド機能のために、自らが興味を持つ教材カテゴリを登録することができる。関心教材カテゴリフィールドには、ユーザが興味を持つ教材カテゴリの教材カテゴリIDが記憶される。
なお、ユーザ同士の関連付けを示す「ファンになっている」/「ファンになってくれている」は、「フォローしている」/「フォローされている」等によって表現されてもよい。
教材テーブル22の各フィールドの情報は、教材コンテンツごとに記憶されている。以下、フィールドの種類(フィールド名)とその内容を説明する。まず、教材テーブル22の各フィールドは、教材コンテンツを作成したときに指定される情報である基本情報と、当該教材が作成された後にユーザが教材共有システム1の各種の機能を実行することで更新される情報である変動情報に大別できる。
教材ID:教材IDフィールドには、教材コンテンツに割り当てられた識別子が記憶されている。
作成者:作成者フィールドには、教材コンテンツを作成したユーザのユーザIDが記憶されている。この作成者は、当該教材コンテンツが投稿された場合には、投稿者としても扱われることになる。
教材タイトル:教材タイトルフィールドには、作成者が指定した教材コンテンツのタイトルが記憶されている。
添付ファイル:添付ファイルフィールドには、作成者が教材コンテンツの一部としてアップロードしたファイルのアドレス(複数可)が記憶されている。
キャプション:キャプションフィールドには、作成者が添付ファイルに関連して指定したキャプション(各添付ファイルに1つ以下)が記憶されている。
教材の使い方:教材の使い方フィールドには、作成者が教材の使い方を説明した説明文が記憶されている。
学校区分:学校区分フィールドには、教材コンテンツが対象とする学校区分の学校区分IDが記憶されている。
学年:学年フィールドには、教材コンテンツが対象とする学年の学年IDが記憶されている。
科目:科目フィールドには、教材コンテンツが対象とする科目の科目IDが記憶されている。
単元:単元フィールドには、教材コンテンツが対象とする単元の単元IDが記憶されている。
教材カテゴリ:教材カテゴリフィールドには、教材コンテンツのカテゴリを示す教材カテゴリIDが記憶されている。
公開・非公開:公開・非公開フィールドには、教材コンテンツを公開するか否かを示す公開フラグが記憶されている。
タグ:タグフィールドには、教材コンテンツに付与されるタグのタグIDが記憶されている。
コメント要否:コメント要否フィールドには、教材コンテンツに対して他のユーザのコメントを求めるか否かを示すコメント要否フラグが記憶されている。
投稿日時:投稿日時フィールドには、教材コンテンツを投稿した場合の投稿日時が記憶されている。なお、いったんアップロードした教材コンテンツを更新して再アップロードした場合には、投稿日時フィールドには、その更新日が記憶される。
教材ステータス:教材ステータスフィールドには、教材コンテンツの状態を示す教材ステータスIDが記憶されている。
コメント:コメントフィールドには、教材コンテンツに対する他のユーザからのコメント、及びコメント投稿者のユーザIDが記憶されている。
コメント評価数:コメント評価数フィールドには、コメントに対する他のユーザからの好評価の総数が記憶されている。
閲覧者:閲覧者フィールドには、教材コンテンツを閲覧した他のユーザのユーザIDが記憶されている。
ダウンロード者:ダウンロード者フィールドには、教材コンテンツをダウンロードした他のユーザのユーザIDが記憶されている。
好評価者:好評価者フィールドには、教材コンテンツに対して好評価をしたユーザのユーザIDが記憶されている。
閲覧数:閲覧数フィールドには、教材コンテンツが閲覧された回数が記憶されている。
ダウンロード数:ダウンロード数フィールドには、教材コンテンツがダウンロードされた回数が記憶されている。
好評価数:好評価数フィールドには、教材コンテンツに対してされた好評価の数が記憶されている。
グループ名:グループ名フィールドには、グループの名称が記憶されている。
グループID:グループIDフィールドには、グループに割り当てられた識別子が記憶されている。
参加者:参加者フィールドには、グループに参加している複数のユーザの各々のユーザIDが記憶されている。
活動記録:活動記録フィールドには、活動記録ファイルのアドレスとその公開フラグが記憶されている。
授業案:授業案フィールドには、授業案ファイルのアドレスとその公開フラグが記憶されている。
公開ステータス:公開ステータスフィールドには、グループ自体を公開するか否かを示す公開フラグが記憶されている。
任意のユーザが教材共有システム1を利用するためには、まず、情報処理端末から教材共有サーバ10にアクセスをしてユーザ登録をする必要がある。ユーザ登録では、新規に登録しようとするユーザは、教材共有サーバ10から情報処理端末に提供されるユーザ登録フォームを通して、ユーザテーブル21の基本情報に相当する情報を入力する。新規登録ユーザのユーザ登録フォームの情報が教材共有サーバ10に送信されると、その情報は、ユーザテーブル21に新たなレコードとして記憶されるとともに、承認処理部17によって、教材共有サーバ10から管理者端末30に送信される。
ユーザは、情報処理端末を用いて教材共有サーバ10にアクセスをすると、まず、教材共有サーバ10から情報処理端末にログイン(ユーザ認証)画面が提供される。ユーザが情報処理端末の画面に表示されたログイン画面において、ユーザID及びパスワードを入力すると、その情報が教材共有サーバ10に送信される。教材共有サーバ10のユーザ管理部12は、送られてきたユーザID及びパスワードの組み合わせをユーザテーブル21と照合することで認証を行い、該当するユーザが存在し、かつ、そのユーザステータスが「登録」である場合には、当該ユーザのログインを許可して、そのユーザの情報処理端末にホーム画面を提供する。
図3は、教材共有サーバ10にログインした投稿者端末40又は利用者端末50の画面に表示されるホーム画面の例を示す図である。ホーム画面100では、教材共有システム1の各種機能を実行するための指示手段として、投稿者端末40又は利用者端末50にてユーザが指示可能なボタン、タブ等のコマンド指示表示が提供される。ここで、「指示」とは、当該コマンド指示表示に対するクリック、タップ等の入力操作を言う。
図5は、ホーム画面100において絞り込みボタン105を指示することで教材共有サーバ10から利用者端末50に提供される絞り込み検索画面200の例を示す図である。絞り込み検索画面200において、ホーム画面100と同じ要素については、説明を省略する(以下の画面例においても同様とする)。絞り込み検索画面200には、ホーム画面100に戻るためのホームボタン201が設けられている。また、絞り込み検索画面200には、絞り込みフィールド210、タグフィールド220、保存済条件フィールド230、及び履歴フィールド240が設けられている。
教材利用者Uは、絞り込みフィールド210を用いて任意の絞り込み検索条件による絞り込み検索を行うことができる。教材利用者Uは、各セレクトボックス211〜214においてプルダウンリストを展開することで、各種マスタテーブル24にあらかじめ用意された選択肢のいずれかを選択することができる。教材利用者Uがセレクトボックス211で選択をした後に、絞り込み実行ボタン215を指示すると、セレクトボックス211における選択内容が絞り込み検索条件として利用者端末50から教材共有サーバ10に送信される。教材共有サーバ10の利用処理部14は、この絞り込み検索条件を受信すると、教材テーブル22から当該絞り込み検索条件に合致する教材コンテンツの情報を取得し、後述する検索結果画面300(図6参照)を作成して、利用者端末50に返す。
教材利用者Uが、各セレクトボックス211〜214において絞り込み検索条件を指定した後に、保存名フィールド216に保存名をテキスト入力して保存実行ボタン217を指示すると、利用処理部14は、指定された絞り込み検索条件を、当該ユーザのユーザテーブル21の保存絞り込み条件フィールドに記憶させる。絞り込み検索画面200の保存済条件フィールド230には、この保存絞り込み条件フィールドに記憶された絞り込み検索条件の保存名231が表示される。このとき、新しく保存されるか実行された絞り込み検索条件が上位になるように、保存順位が付与され、保存済み条件フィールド230では、保存順位が上位の絞り込み検索条件の保存名231を上から順に表示する。
教材利用者Uが、タグフィールド220に表示されるいずれかのタグ221を指示すると、利用処理部14は、指示されたタグ221が付与された教材コンテンツを教材テーブル22から検索する。
教材利用者Uが、保存済条件フィールド230に示されたいずれかの保存名231を指示すると、利用処理部14は、当該保存名231で保存されている絞り込み検索条件をユーザテーブル21から読み出して、その絞り込み検索条件による絞り込み検索を行う。
利用処理部14は、教材利用者Uが絞り込み検索画面200を用いて絞り込み検索を行うと、その絞り込み検索条件を検索履歴として当該ユーザのユーザテーブル21の検索履歴フィールドに記憶させる。絞り込み検索画面200の履歴フィールド240には、ユーザテーブル21の検索履歴フィールドに記憶された検索履歴が表示される。このとき、新しく実行された巻絡履歴が上位になるように、保存順位が付与され、履歴フィールド240では、保存順位が上位の検索履歴241を上から順に表示する。
図6は、検索を行って絞り込まれた教材コンテンツを示すための検索結果画面の例を示す図である。教材利用者Uが絞り込み検索画面200において、絞り込み検索を指示すると、利用処理部14は、データベース20の教材テーブル22について検索を実行して、検索結果画面300には、検索結果フィールド310が設けられている。検索結果フィールド310には、検索条件に合致した教材コンテンツの数311と、教材コンテンツのパネル312が表示される。また、検索結果フィールド310には、検索結果フィールド310に表示しきれなかった教材コンテンツをさらに見るための展開指示ボタン313も設けられる。
画面100、200、300には、キーワード検索をするためのキーワード入力フィールド113と検索指示ボタン114が設けられている。利用者端末50において、このキーワード入力フィールドに任意のキーワードが入力されて検索指示ボタン114が指示されると、このキーワードが利用者端末50から教材共有サーバ10に送信され、教材共有サーバ10の利用処理部14は、このキーワードを用いて教材テーブル22を検索して、当該キーワードを含む教材コンテンツを抽出する。
利用者端末50において、画面100、300の教材コンテンツのパネル116、312を指示すると、その指示が利用要求として教材共有サーバ10に送信され、当該教材コンテンツの詳細を示す閲覧画面が教材共有サーバ10から利用者端末50に提供され、利用者端末50にて閲覧画面を閲覧することができる。また、このとき、教材共有サーバ10の利用処理部14は、閲覧の指示がされた教材コンテンツの教材テーブルの閲覧者フィールドに教材利用者UのユーザIDを追加して、閲覧数フィールドの閲覧数をカウントアップする。
教材利用者Uは、指示ボタン412を指示することで、この教材コンテンツの投稿者のファンになることができる。指示ボタン412が指示されると、利用者端末50からその旨の指示が教材共有サーバ10に送信される。教材共有サーバ10のユーザ管理部12は、この指示を受けると、教材利用者Uのユーザテーブル21の「ファンになっている」フィールドに当該教材コンテンツの教材投稿者PのユーザIDを追加し、かつ、当該教材投稿者Pのユーザテーブル21の「ファンになってくれている」のフィールドに、当該教材利用者UのユーザIDを追加する。
印刷指示ボタン414を指示すると、その指示が利用要求として利用者端末50から教材共有サーバ10に送信され、教材共有サーバ10の利用処理部14は、表示されている教材コンテンツを印刷して用いるための印刷用文書データを作成して、利用者端末50に提供する。また、利用処理部14は、この教材コンテンツの教材テーブル22のダウンロード者フィールドに教材利用者UのユーザIDを追加して、ダウンロード数フィールドのダウンロード回数をカウントアップする。
一括ダウンロードボタン415を指示すると、その指示が利用要求として利用者端末50から教材共有サーバ10に送信され、教材共有サーバ10は、表示されている教材コンテンツのすべての添付ファイルをファイル記憶部25から読み出して利用者端末50に送信する。これによって、利用者端末50では、教材共有サーバ10から添付ファイルをダウンロードすることができる。
教材コンテンツ保管ボタン416を指示すると、その指示が利用要求として利用者端末50から教材共有サーバ10に送信され、教材共有サーバ10のユーザ管理部12は、教材利用者Uのユーザテーブル21の教材コンテンツフィールドに、当該教材コンテンツの教材IDを追加する。このとき、教材ステータスは「自己利用」とする。
添付ファイル保管ボタン417を指示すると、その指示が利用要求として利用者端末50から教材共有サーバ10に送信され、教材共有サーバ10のユーザ管理部12は、教材利用者Uのユーザテーブル21の保管添付ファイルフィールドに、当該教材コンテンツの添付ファイルのファイル記憶部25におけるアドレスを追加する。
評価ボタン418を指示すると、その旨の指示が利用者端末50から教材共有サーバ10に送信され、教材共有サーバ10の利用処理部14は、この教材コンテンツの教材テーブル22の好評価者フィールドに教材利用者UのユーザIDを追加し、好評価数フィールドをカウントアップする。
教材利用者Uがコメント記入ボックス425に教材コンテンツに対するコメントをテキスト入力して送信ボタン426を指示(投稿)すると、利用者端末50から当該コメントが教材共有サーバ50に送信される。教材共有サーバ50の利用処理部14は、受信したコメントと当該教材利用者UのユーザIDを教材テーブル22のコメントフィールドに追加する。これによって、当該教材コンテンツの閲覧画面は更新されて、投稿されたコメントとそのコメントを投稿したユーザの顔が追加される。
図8及び図9は、ホーム画面100において投稿ボタン106を指示するとことで教材共有サーバ10から投稿者端末40に提供される投稿画面500の例を示す図である。図8の投稿画面と図9の投稿画面とはつながっており、投稿者端末40にてスクロールバーをスクロールすることで連続的に見ることができる。
投稿画面500には、添付ファイルをアップロードするための各種のボタン501〜503及びドロップボックス504が設けられている。教材投稿者Pが添付ファイルをフォルダから選択するためのフォルダ選択ボタン501を指示すると、投稿者端末40の任意のフォルダを選択するためのウィンドウが立ち上がり、教材投稿者Pが任意のフォルダを選択して、その中のファイルを選択して指示すると、当該ファイルが投稿者端末40から教材共有サーバ10にアップロードされて、投稿処理部13は、教材コンテンツに当該ファイルを添付する。
投稿画面500には、投稿ボタン519と保管箱に保存するための保管ボタン520が設けられている。図10は、教材投稿者Pが投稿ボタン519と保管ボタン520のいずれかを指示することで開始されるアップロードの処理のフローチャートである。教材投稿者Pが投稿ボタン519を指示すると(ステップS101にて「投稿」)、その指示とともに公開/非公開の指定情報が投稿者端末40から教材共有サーバ10に送信される。教材共有サーバ10の投稿処理部13は、この指示を受け、かつ、「公開」が指定されている場合には(ステップS102にて「公開」)、著作権及び肖像権に関する注意喚起のためのポップアップを投稿者端末40に返し、投稿者端末40ではこの注意喚起ポップアップが表示される(ステップS103)。
教材投稿者Pが、注意喚起ポップアップ521のボタン523を指示するか(ステップS104でYES)、あるいは、公開・非公開について「非公開」を選択して投稿ボタン519を指示すると(ステップS102で「非公開」)、添付されたファイル、各ボックスに入力されたテキスト、選択された学校区分等の投稿画面500にて添付、入力、選択された情報が投稿者端末40から教材共有サーバ10に送信(アップロード)され、投稿処理部13によって新たな教材コンテンツとして教材テーブル22に記憶される。
上記のアップロードをする前に、投稿者端末40にて編集ボタン506が指示されると、その指示が投稿者端末40から教材共有サーバ10に送信される。教材共有サーバ10の投稿処理部13は、ファイル編集用のWebアプリケーション(編集アプリ)を起動させる。本実施の形態では、画像ファイルを編集する場合を説明する。
教材投稿者Pは、添付ファイルにキャプションを付加することができる。図8に示すキャプションボックス507に添付ファイルに関するキャプションがテキスト入力され、後述する投稿ボタンが指示されると、入力されたキャプションが投稿者端末40から教材共有サーバ10に送信される。教材共有サーバ10の投稿処理部13は、この教材コンテンツの教材テーブル23のキャプションフィールドに受信したキャプションを追加する。
教材投稿者Pは、使い方記入ボックス509に入力したテキストの一部に発問指定をすることができる。図14は、発問箇所の指定を説明する図である。教材投稿者Pは、投稿者端末40において、使い方記入ボックス509に入力したテキストの発問箇所を選択し、発問ボタン510を指示すると、当該選択した部分に発問箇所であることを示すマーキングがされる。マーキングは、例えば網掛け、下線等であってよい。図14の例では、「同じことを三の段でやってみよう」という箇所が発問箇所として指定されている。
閲覧画面200(図7参照)には、投稿者の顔410及びニックネーム411が表示される。この顔410又はニックネーム411を指示することで、その投稿者(ユーザ)の情報を閲覧することができる。利用者端末50は、顔410又はニックネーム411が指示されると、その指示を教材共有サーバ10に送信する。教材共有サーバ10のユーザ管理部12は、指示されたユーザの情報をユーザテーブル21から読み出して、ユーザ情報画面を利用者端末50に提供する。
ユーザは、閲覧画面400(図7参照)のボタン412やユーザ情報画面600(図15参照)のボタン608を指示することで、他のユーザのファンになることができる。ユーザは、他のユーザのファンになることで、当該他のユーザが投稿したコンテンツに簡単にアクセスすることができ、また、当該他のユーザが新しくコンテンツを投稿したことを簡単に知ることができる。
各ユーザは他のユーザとの間でメッセージを送受信することができる。ファイル記憶部25には、ユーザごとにメッセージ用のフォルダが設けられている。各ユーザのフォルダにはさらに受信フォルダと送信フォルダを含み、受信フォルダには他のユーザから受信したメッセージが格納され、送信フォルダには他のユーザに送信したメッセージが格納される。ユーザは、ホーム画面100(図3参照)のメッセージボタン112を指示することで、自分の受信フォルダ及び送信フォルダにアクセスすることができる。
ユーザは、他のユーザの教材コンテンツやそこに含まれる添付ファイルを自己の保管箱に保存することができる。ファイル記憶部25には、ユーザごとに保管箱が設けられる。ユーザは、ホーム画面100(図3参照)の保管箱ボタン107を指示すると、端末には、自己の保管箱に保管されている教材コンテンツや添付ファイルがパネルで表示される。
ユーザは、他のユーザとともにグループを作成することができる。ユーザがホーム画面100(図3参照)のグループボタン110を指示すると、その指示が端末から教材共有サーバ10に送信される。教材共有サーバ10の交流処理部15は、当該ユーザのユーザテーブル21の所属グループフィールドを参照して、当該ユーザの所属グループを含むグループの一覧を示すグループ一覧画面を生成して、端末に返す。
グループに所属しているユーザは、自身が所属するグループでの活動内容を投稿することができる。ユーザが、グループ一覧画面800において、所属グループのいずれかのパネルを指示すると、その指示が端末から教材共有サーバ10に送信される。教材共有サーバ10の交流処理部15は、指示されたグループをグループテーブル23から抽出してグループ画面を生成して、端末に提供する。
グループ内では、参加者は、授業案を共同で作成することができる。この授業案は、教材コンテンツと同様の構成を有しており、作成した後には、教材コンテンツとして投稿することも可能である。すなわち、授業案新規投稿ボタン909を指示すると、図8及び図9に示した投稿画面500が表示され、この投稿画面500において教材コンテンツとしての授業案を作成することができる。
グループ内では、参加者は、グループ内の教材コンテンツを利用した授業の実践のレポートを投稿することができる。教材共有サーバ10の交流処理部15は、実践レポートの投稿を受け付けると、この実践レポートを関連する教材コンテンツに関連付けて記憶する。この実践レポートは、テキストデータであってもよいし、画像、音声等のメディアデータであってもよい。実践レポートは、グループの参加者が閲覧可能に記憶される。
ユーザは、ホーム画面100(図3参照)のマイページボタン109を指示することで、自分に関連する教材を確認することができる。ユーザの端末にてマイページボタン109が指示されると、その指示が教材共有サーバ10に送信される。教材共有サーバのユーザ管理部11は、当該端末に対してマイページ画面を提供する。
ユーザの端末にて統計ボタン1008が指示されると、その指示が教材共有サーバ10に送信される。教材共有サーバ10の統計処理部16は、統計画面を生成してユーザの端末に提供する。統計画面では、当該ユーザが投稿した教材コンテンツの投稿数、閲覧数、ダウンロード数、好評価数が時系列に沿ったグラフで表示される。また、当該ユーザの教材コンテンツに対する閲覧、ダウンロード、好評価を行ったユーザのプロフィール情報(学校区分、担当、学年、年齢、教員歴、地域)によってどのようなユーザが自分の教材コンテンツに興味があるかを分析することができる。統計処理部16は、これらの情報をユーザテーブル21及び教材テーブル22を参照して統計処理を行うことにより求めて、統計画面を生成する。
ユーザの端末にて、ユーザは、特定の属性(学校区分、学年、科目、単元、コンテンツの種類)を指定して、他のユーザによる教材コンテンツの投稿をリクエストすることができる。そのリクエスト数は複数のユーザがリクエストする度に蓄積されていき、当該属性のコンテンツが新規に投稿・公開された時点でリセットされる。このとき、利用処理部14は、利用者端末50から、学校区分、学年、科目、単元、及び教材カテゴリの少なくともいずれかを指定した教材コンテンツのリクエストを受け付けて、教材テーブルにこのリクエストを記憶する。
ユーザに関連する特定のイベントが発生すると、ユーザ管理部12は、当該ユーザの端末に対してプッシュ送信による通知を行う。具体的には、自分が投稿した教材コンテンツに対して好評価あるいはコメントがあったとき、自分がファンになっているユーザが新しく教材コンテンツを投稿したとき、他のユーザが自分のファンになったとき、自分が登録した絞り込み条件に合致する教材コンテンツが投稿されたとき、グループに招待されたとき、自分が所属するグループに投稿があったとき、スケジュールが共有されたときに、ユーザ管理部12は、当該ユーザの端末に対してプッシュ送信を行う。プッシュ送信の宛先は、ユーザが登録時に指定しているメールアドレスとするが、ホーム画面において通知を行ってもよい。
ユーザは、ユーザ管理部12に対して、学校区分、学年、科目、教材カテゴリを指定して、自らが興味のある教材コンテンツを登録することができる。ユーザ管理部12は、指定された学校区分、学年、科目、教材カテゴリを該当するユーザのユーザテーブル21の関心学校区分フィールド、関心学年フィールド、関心科目フィールド、関心教材カテゴリフィールドにそれぞれ記憶し、その登録された学校区分、学年、科目等とマッチする教材コンテンツを当該ユーザに対してレコメンド(推薦)する。
上記の実施の形態では、新規の教材コンテンツが投稿されたときに、承認処理部17が管理者端末30からの承認を得た後に当該教材コンテンツを公開したが、承認処理部17が自動的に著作権侵害の可能性のある教材コンテンツを抽出するようにしてよい。この場合には、データベース20に、すでに公開されている著作物のデータ(絵画、写真、文章(書籍)等)のデータを格納させておき、承認処理部17は、新規の教材コンテンツがアップロードされたときに、データベース20に格納されている文章や画像とアップロードされた教材コンテンツに含まれる文章、画像とをマッチングし、類似度(著作権侵害の可能性)を計算する。このマッチングには、機械学習の技術を用いることができる。
上記の実施の形態では、利用者にはユーザ登録をさせて、ユーザの認証(ログイン)をした後に、教材コンテンツの投稿及び閲覧を可能とするとともに、教材テーブル22に公開・非公開フィールドを設けて、各教材コンテンツについて公開又は非公開を指定可能とした。これにより、公開と指定された教材コンテンツはユーザに対して公開され、非公開と指定された教材コンテンツは他のすべての他人に公開されない状態とされた。また、グループには公開ステータスフィールドを設けて、グループについて公開又は非公開を指定可能とした。これにより、公開と指定されたグループはユーザに対して公開され、非公開と指定された教材コンテンツは他のすべての他人に公開されない状態とされた。
上記の教材共有システム1において、特定のテーマに沿った「特集」が組まれてもよい。この場合には、教材テーブル22に設けられるタグとして、特集タグが用意され、特集において投稿された教材コンテンツは、自動的に特集タグが付与される。特集ページでは、当該特集において投稿された教材コンテンツ(即ち、特集タグが付与された教材コンテンツ)の閲覧およびダウンロードが可能である。ホーム画面等において、特集ページに移行するバナー等で表示されてよい。
Claims (49)
- 第1の端末及び第2の端末とネットワークを介して接続される教材共有サーバを含む教材共有システムであって、
前記第1の端末から教材コンテンツのアップロードを受け付ける投稿処理部と、
前記投稿処理部にて受け付けた教材コンテンツを記憶する教材記憶部と、
前記第2の端末からの教材コンテンツの利用要求を受け付け、前記利用要求に係る教材コンテンツを前記教材記憶部から読み出して当該第2の端末にダウンロードする利用処理部と、
を備えた教材共有システム。 - ユーザの情報を受け付けてユーザの登録を行うユーザ管理部と、
前記ユーザ管理部で受け付けた前記ユーザの情報を記憶するユーザ記憶部と、
をさらに備え、
前記ユーザ管理部は、前記第1の端末及び前記第2の端末に対して、前記ユーザ記憶部に記憶されたユーザの情報に基づいてユーザの認証を行い、
前記投稿処理部は、前記ユーザ管理部にてユーザの認証がされた前記第1の端末について当該ユーザの情報と関連付けて前記アップロードを受け付け、
前記利用処理部は、前記ユーザ管理部にてユーザの認証がされた前記第2の端末に対して、当該ユーザの情報と関連付けて前記ダウンロードを行う、請求項1に記載の教材共有システム。 - 前記投稿処理部は、アップロードをされた前記教材コンテンツに対して編集を行い、
前記教材記憶部は、編集後の教材コンテンツを記憶する、請求項1又は2に記載の教材共有システム。 - 前記投稿処理部は、前記第1の端末からの指示に基づいて前記編集を行う、請求項3に記載の教材共有システム。
- 前記編集は、前記教材コンテンツの一部をマスクする編集である、請求項3又は4に記載の教材共有システム。
- 前記教材コンテンツは、画像を含み、前記編集は前記画像の一部をマスクする編集である、請求項5に記載の教材共有システム。
- 前記教材コンテンツは、動画を含み、前記編集は前記動画の一部の映像及び/又は音声をマスクする編集である、請求項5に記載の教材共有システム。
- 前記投稿処理部は、前記第1の端末から教材コンテンツのアップロードを受け付ける際に、他人の著作権及び/又は肖像権の侵害について注意喚起するメッセージ、前記第1の端末の利用者が著作権及び/又は肖像権について理解するためのコンテンツにアクセスするためのアクセス手段、及びアップロードの実行を指示するための投稿指示手段を含むポップアップを前記第1の端末に提示する、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の教材共有システム。
- 前記投稿処理部は、前記教材コンテンツについて、前記第1の端末から学校区分、学年、科目、単元、及びコンテンツの種類の少なくともいずれかの指定を受け、
前記教材記憶部は、前記教材コンテンツを、前記第1の端末から指定を受けた学校区分、学年、科目、単元、及びコンテンツの種類と関連付けて記憶し、
前記利用処理部は、前記第2の端末から、学校区分、学年、科目、単元、及びコンテンツの種類の少なくともいずれかを含む絞り込み条件を受け付けて、前記前記絞り込み条件に合致する学校区分、学年、科目、単元、及びコンテンツの種類が関連付けられた前記教材コンテンツを当該第2の端末に提示する、請求項2に記載の教材共有システム。 - 前記第1の端末から受け付けた前記絞り込み条件を、ユーザの情報に関連付けて記憶する絞り込み条件記憶部をさらに備え、
前記利用処理部は、前記ユーザ管理部にて認証されたユーザに関連付けられた絞り込み条件を前記絞り込み条件記憶部から読み出して前記第1の端末に提示する、請求項9に記載の教材共有システム。 - 前記利用処理部は、前記絞り込み条件を受け付けて前記教材コンテンツの絞り込みを行ったときに、当該絞り込み条件の履歴を、認証されたユーザに関連付けて前記絞り込み条件記憶部に記憶させ、当該ユーザによる後の絞り込みの際に前記絞り込み条件記憶部から前記履歴を読み出して前記第1の端末に提示する、請求項10に記載の教材共有システム。
- 前記利用処理部は、前記第1の端末から前記絞り込み条件とともに保存の指示を受け付けて、当該指示に係る前記絞り込み条件を、認証されたユーザに関連付けて前記絞り込み条件記憶部に保存させ、当該ユーザによる後の絞り込みの際に前記絞り込み条件から前記絞り込み条件記憶部から前記絞り込み条件を読み出して前記第1の端末に提示する、請求項10に記載の教材共有システム。
- 前記利用処理部は、前記第1の端末から絞り込みキーワードを受け付け、当該キーワードを含む前記教材コンテンツを、前記利用要求を受け付け可能な状態で当該第1の端末に提示する、請求項1ないし12のいずれかに記載の教材共有システム。
- 前記ユーザ管理部は、特定のユーザ間を関連付け、
前記利用処理部は、前記第2の端末に対して、当該第2の端末のユーザに関連付けられた他のユーザの情報を提示する、請求項2に記載の教材共有システム。 - 前記利用処理部は、前記第1の端末から新たな教材コンテンツのアップロードを受け付けた場合において、前記第2の端末のユーザが当該アップロードをしたユーザに関連付けられているときは、当該第2の端末に対して前記アップロードを通知する、請求項14に記載の教材共有システム。
- 複数の前記ユーザによるグループを作成する交流処理部をさらに備えた、請求項14又は15に記載の教材共有システム。
- 前記交流処理部は、前記グループのメンバの端末から当該グループのグループコンテンツのアップロードを受け付け、
前記教材共有システムは、前記交流処理部にて受け付けたグループコンテンツを、当該グループのメンバのみが閲覧可能に、または、前記ユーザのみが閲覧可能に、記憶する交流記憶部をさらに備えた、請求項16に記載の教材共有システム。 - 前記グループコンテンツは、前記グループの複数のメンバが編集可能な教材コンテンツである、請求項17に記載の教材共有システム。
- 前記交流処理部は、前記グループで編集された前記教材コンテンツを、前記教材記憶部に記憶する、請求項18に記載の教材共有システム。
- 前記グループコンテンツは、前記グループのスケジュールである、請求項17に記載の教材共有システム。
- 前記教材記憶部は、前記教材コンテンツごとに、当該教材コンテンツに対するユーザの反応を記憶し、
前記反応について統計処理を行う統計処理部をさらに備えた、請求項2に記載の教材共有システム。 - 前記反応は、前記教材コンテンツに対する好評価、前記教材コンテンツのダウンロード数、及び/又は前記教材コンテンツの閲覧数である、請求項21に記載の教材共有システム。
- 前記統計処理部は、前記ユーザごとに、前記反応の統計処理を行う、請求項21又は22に記載の教材共有システム。
- 前記統計処理部は、前記統計処理として、前記ユーザごとに、前記反応の統計処理を行い、前記統計処理の結果に基づいて、前記ユーザにアワードを付与する処理を行う、請求項23に記載の教材共有システム。
- 前記教材記憶部は、前記反応ごとに、前記反応をしたユーザの情報を記憶し、
前記統計処理部は、前記教材コンテンツごとに、前記反応と前記ユーザの情報との関係について統計処理を行う、請求項21ないし請求項24のいずれかに記載の教材共有システム。 - 前記ユーザ管理部は、前記ユーザの情報として、当該ユーザの所在地の情報を受け付け、
前記統計処理部は、前記ユーザの所在地ごとに統計処理を行う、請求項21ないし25のいずれかに記載の教材共有システム。 - 前記統計処理部は、前記統計処理の結果を前記所在地に基づいて地図上に表示する、請求項26に記載の教材共有システム。
- 前記ユーザの情報は、当該ユーザのメッセージ受信用の宛先の情報を含み、
前記ユーザ管理部は、前記ユーザに関連するイベントが発生したときに、当該ユーザの前記宛先に通知のメッセージを送信する、請求項2に記載の教材共有システム。 - 新たにアップロードされた教材コンテンツについて、承認の後に、当該教材コンテンツを、前記第2の端末によって読み出し可能な状態で前記教材記憶部に記憶させる承認処理部をさらに備えた、請求項1ないし28のいずれかに記載の教材共有システム。
- 前記承認処理部は、新たにアップロードされた教材コンテンツについて、第3の端末から前記承認を受け、当該承認を受けた教材コンテンツを、前記第2の端末によって読み出し可能な状態で前記教材記憶部に記憶させる、請求項29に記載の教材共有システム。
- 前記承認処理部は、新たにアップロードされた教材コンテンツに著作権で保護された内容を含むか否かを機械学習によって判断して、著作権で保護された内容を含まないと判断された教材コンテンツに対して前記承認をし、当該承認を受けた教材コンテンツを、前記第2の端末によって読み出し可能な状態で前記教材記憶部に記憶させる、請求項29に記載の教材共有システム。
- 前記教材記憶部は、アップロードされた教材コンテンツを、自分以外のユーザに公開しない非公開ステータス及び任意のユーザが閲覧可能な公開ステータスを含む複数のステータスのいずれかで記憶する、請求項2に記載の教材共有システム。
- 前記教材コンテンツのステータスは、当該教材コンテンツをアップロードしたユーザによって変更可能である、請求項32に記載の教材共有システム。
- 前記利用処理部は、前記第2の端末から教材コンテンツに対するコメントを受け付け、
前記教材記憶部は、前記コメントを該当する教材コンテンツに関連付けて記憶し、
前記利用処理部は、教材コンテンツを前記第2の端末に提示する際に、前記教材記憶部に記憶された当該教材コンテンツに対するコメントを表示する、請求項2に記載の教材共有システム。 - 前記利用処理部は、前記第2の端末から前記コメントに対する評価を受け付け、
前記教材記憶部は、前記評価を該当するコメントに関連付けて記憶し、
前記利用処理部は、コメントを前記第2の端末に表示する際に、前記教材記憶部に記憶された当該コメントに対する評価を表示する、請求項34に記載の教材共有システム。 - 前記ユーザ管理部は、前記第2の端末のユーザに対して、前記教材記憶部に記憶された教材コンテンツの中から選択した一部の教材コンテンツを勧めるレコメンド処理を行う、請求項2に記載の教材共有システム。
- 前記ユーザ管理部は、前記ユーザの情報として、ユーザの担当する学校区分、学年、科目の少なくともいずれかの情報を受け付け、
前記投稿処理部は、前記教材コンテンツについて、前記第1の端末から学校区分、学年、科目の少なくともいずれかの指定を受け、
前記教材記憶部は、前記教材コンテンツを、前記第1の端末から指定を受けた学校区分、学年、及び科目と関連付けて記憶し、
前記利用処理部は、前記レコメンド処理として、前記第2の端末のユーザに対して、当該ユーザの担当する前記学校区分、学年、及び/又は科目に合致する学校区分、学年、及び/又は科目が関連付けられた教材コンテンツを勧める、請求項36に記載の教材共有システム。 - 前記ユーザ管理部は、前記ユーザの情報として、ユーザの担当する学校区分、学年、科目の少なくともいずれかの情報を受け付け、
前記投稿処理部は、前記教材コンテンツについて、前記第1の端末から学校区分、学年、科目、及び単元の指定を受け、
前記教材記憶部は、前記教材コンテンツを、前記第1の端末から指定を受けた学校区分、学年、科目、及び単元と関連付けて記憶し、
前記利用処理部は、前記レコメンド処理として、前記第2の端末のユーザに対して、関連付けられた学校区分、学年、及び科目が、当該ユーザの担当する前記学校区分、学年、及び科目に合致し、かつ、関連付けられた単元が、当該ユーザの現在の単元に合致する教材コンテンツを勧める、請求項36に記載の教材共有システム。 - 前記現在の単元は、標準的な授業計画とその時点の日付に従って決定される、請求項38に記載の教材共有システム。
- 前記ユーザ管理部は、前記ユーザの授業計画を受け付け、
前記現在の単元は、当該ユーザの前記授業計画とその時点の日付に従って決定される、請求項38に記載の教材共有システム。 - 前記ユーザ管理部は、前記ユーザの情報として、ユーザが担当する学校区分、学年、科目の少なくともいずれかの情報を受け付け、
前記利用処理部は、前記レコメンド処理として、前記第2の端末のユーザに対して、当該ユーザの担当する前記学校区分、学年、及び/又は科目に合致する学校区分、学年、及び/又は科目を担当する他のユーザによってアップロードされた教材コンテンツを勧める、請求項36に記載の教材共有システム。 - 前記投稿処理部は、前記教材コンテンツについて、前記第1の端末から学校区分、学年、科目、単元、及びコンテンツの種類の少なくともいずれかの指定を受け、
前記教材記憶部は、前記教材コンテンツを、前記第1の端末から指定を受けた学校区分、学年、科目、単元、及びコンテンツの種類と関連付けて記憶し、
前記利用処理部は、前記第2の端末から、前記学校区分、担当、学年、科目、単元、及びコンテンツの種類の少なくともいずれかを指定した教材コンテンツのリクエストを受け付け、
前記教材記憶部は、前記リクエストを記憶し、
前記投稿処理部は、前記第1の端末に前記リクエストを提示する、請求項2に記載の教材共有システム。 - 前記投稿処理部は、同一の前記リクエストが複数された場合には、当該リクエストをリクエスト数とともに提示する、請求項42に記載の教材共有システム。
- 前記投稿処理部は、前記リクエストに合致する教材コンテンツがアップロードされたときに、前記リクエストの提示を停止する、請求項42又は43に記載の教材共有システム。
- 前記教材記憶部は、前記教材を特定のテーマごとに、当該テーマを示すタグをつけて記憶する、請求項1に記載の教材共有システム。
- 前記教材記憶部は、前記ユーザごとに、選択された前記教材コンテンツをコレクショングループとしてグループ化して記憶する、請求項2に記載の教材共有システム。
- 前記交流処理部は、前記教材コンテンツを利用した実践を前記グループのメンバの端末から受け付け、当該教材コンテンツに関連付けて、前記グループのメンバが閲覧可能に記憶する、請求項16に記載の教材共有システム。
- 第1の端末及び第2の端末とネットワークを介して接続される教材共有サーバであって、
前記第1の端末から教材コンテンツのアップロードを受け付ける投稿処理部と、
前記投稿処理部にて受け付けた教材コンテンツを記憶する教材記憶部と、
前記第2の端末からの教材コンテンツの利用要求を受け付け、前記利用要求に係る教材コンテンツを前記教材記憶部から読み出して当該第2の端末にダウンロードする利用処理部と、
を備えた教材共有サーバ。 - 第1の端末及び第2の端末とネットワークを介して接続される教材共有サーバにおける教材共有方法であって、
前記第1の端末から教材コンテンツのアップロードを受け付ける投稿処理ステップと、
前記投稿処理ステップにて受け付けた教材コンテンツを記憶する教材記憶ステップと、
前記第2の端末からの教材コンテンツの利用要求を受け付け、前記利用要求に係る教材コンテンツを前記教材記憶部から読み出して当該第2の端末にダウンロードする利用処理ステップと、
を備えた教材共有方法。
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